JP2008056199A - 車両用ブレーキ液圧制御ユニット - Google Patents

車両用ブレーキ液圧制御ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2008056199A
JP2008056199A JP2006238864A JP2006238864A JP2008056199A JP 2008056199 A JP2008056199 A JP 2008056199A JP 2006238864 A JP2006238864 A JP 2006238864A JP 2006238864 A JP2006238864 A JP 2006238864A JP 2008056199 A JP2008056199 A JP 2008056199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
control unit
motor
brake fluid
pressure control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006238864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4983162B2 (ja
Inventor
Moriharu Sakai
守治 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advics Co Ltd
Original Assignee
Advics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advics Co Ltd filed Critical Advics Co Ltd
Priority to JP2006238864A priority Critical patent/JP4983162B2/ja
Publication of JP2008056199A publication Critical patent/JP2008056199A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4983162B2 publication Critical patent/JP4983162B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

【課題】ポンプとモータを複数個備えさせ、さらに、各ポンプの吐出路に脈圧減衰用の緩衝室を付加したブレーキ液圧制御ユニットを改善の対象にしてそのブレーキ液圧制御ユニットの小型化を図って車両に対する搭載規制を緩和することを課題としている。
【解決手段】各々が並列配置のモータ3−1,3−2に駆動される第1、第2系統の各2つのポンプの吐出路をハウジング2aの内部に形成してそれぞれの吐出路に脈圧減衰用の緩衝室24−1〜24−4を設け、それらの緩衝室のうち、第1系統のポンプの吐出路に設ける緩衝室24−1,24−2を第1系統のポンプ組み付け部Iの上部と下部に、第2系統のポンプの吐出路に設ける緩衝室24−3,24−4を第2系統のポンプ組み付け部IIの上部と下部にそれぞれモータ軸と平行な向きにして配置した。
【選択図】図2

Description

この発明は、ポンプとそのポンプを駆動するモータをそれぞれ複数有し、前記ポンプで汲み上げたブレーキ液を必要時に車両の各車輪に付属したホイールシリンダに供給し、かつ、電子制御装置からの指令に基づいてホイールシリンダの液圧を制御する車両用ブレーキ液圧制御ユニットに関する。
アンチロック制御(ABS)や車両安定制御(ESC)などの機能を有する車両用液圧ブレーキ装置に採用される首記のブレーキ液圧制御ユニットは、ポンプと電磁弁をハウジングに組み付けた液圧ブロックと、前記ポンプを駆動するモータと、モータの駆動回路と電磁弁の制御回路を備えた電子制御ユニットとを組み合わせて構成されている。電磁弁は車両の各車輪に付属したホイールシリンダの液圧を制御するものなどが常用されている。液圧ブロックには、必要に応じて圧力センサやポンプ吐出圧の脈動を減衰させる緩衝装置(ダンパ)なども組み込まれる。
この種ブレーキ液圧制御ユニットを採用したブレーキ装置が、例えば、下記特許文献1に開示されている。
特許文献1が開示しているブレーキ装置は、2系統の液圧回路にそれぞれ付属させた2個のポンプを有しており、その2個のポンプが1個のモータによって駆動されるものになっている。また、上記緩衝装置は、液圧ブロックのハウジングに形成した緩衝室によって構成されており、各ポンプの吐出路にその緩衝室がそれぞれ設けられている。なお、特許文献1が図2、図3に開示しているABSアクチュエータは、2つの緩衝室をモータ軸と直交する向きにして同一軸線上に直列に配置し、その緩衝室を液圧ブロックのハウジングの上部に設けている。
また、下記特許文献2には、ポンプを各車輪に対応して1個ずつ設け(通常、計4個)
、それらのポンプを2系統の液圧回路に分散配置して2個のモータで個々に駆動するブレーキバイワイヤ方式のブレーキ装置が開示されている。
特開平11−321611号公報 特開平10−203338号公報
ポンプの脈圧減衰の効果を高めるには、ポンプの吐出路に設ける緩衝室の容積を大きくすることも有効な手法となるが、緩衝室を大きくするとブレーキ液圧制御ユニットの体格(外寸)増に結びつく。車両のエンジンルーム内に設置されるブレーキ液圧制御ユニットは、その体格が大きくなりすぎると、車両の種類によっては設置スペースの確保が難しくなって車両に搭載できなくなると言う問題が発生する。従って、体格をできるだけ小さくすることが重要になるが、前掲の特許文献1が開示しているように、2つの緩衝室を直列に配置すると、緩衝室の容積を大きくしようとしたときにハウジングのモータ軸と直角方向の寸法が大きくなったり、緩衝室の穴径が大きくなったりして体格増を招く。また、ハウジングの上部に緩衝室を設けると、電磁弁などの回路構成機器やモータなどを緩衝室設置部の下側に配置することになり、構成部品が縦に配列されて体格が大きくなる。
一般的なブレーキ液圧制御ユニットは、車両のエンジンルームへの組み付け後に上方から作業を行って外部配管を接続する。その接続作業を支障なく行うために、マスタシリンダ、ホイールシリンダ、リザーバなどとの接続ポートを液圧ブロックの上部に設けるので、構成部品が縦に配列されると、各部品を上部の接続ポートにつながらせるときに液圧ブロックのハウジング内に設けるブレーキ液通路の位置を大きくずらして通路相互の干渉を回避する必要が生じ、そのために、液圧ブロックの寸法が大きくなってしまう。
なお、前記特許文献2が開示しているものは特に、モータとポンプの数が従来品よりも増えるため、従来のブレーキ液圧制御ユニットに比べて体格が大きくなりがちであり、搭載規制を受け易くなる。
この発明は、ポンプとモータを複数個備えさせ、さらに、各ポンプの吐出路に脈圧減衰用の緩衝室を付加したブレーキ液圧制御ユニットを改善の対象にし、そのブレーキ液圧制御ユニットの小型化を図って車両に対する搭載規制を緩和することを課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、各々がブレーキ液を汲み上げて車両の各車輪に付属したホイールシリンダに供給する複数のポンプと、マスタシリンダからホイールシリンダに至るブレーキ液通路およびホイールシリンダからリザーバに至るブレーキ液通路を開閉し、かつ、各ホイールシリンダの液圧を個々に制御する複数の電磁弁を有する液圧ブロックと、
各ポンプを駆動する2個のモータと、
前記電磁弁の各々と前記モータの各々に動作指令を出す電子制御ユニットとを有し、
前記2個のモータの各々と、前記液圧ブロックのハウジングの内部に設けて一方のモータで駆動する2個のポンプと他方のモータで駆動する2個のポンプをそれぞれ横並びの状態に配置した車両用ブレーキ液圧制御ユニットにおいて、
一方のモータに駆動される第1系統のポンプの吐出路と、他方のモータに駆動される第2系統のポンプの吐出路を前記ハウジングの内部に形成してそれぞれの吐出路に脈圧減衰用の緩衝室を設け、それらの緩衝室のうち、第1系統のポンプの吐出路に設ける緩衝室(以下では第1系統の緩衝室という)を第1系統のポンプ組み付け部の上部と下部に、第2系統のポンプの吐出路に設ける緩衝室(以下では第2系統の緩衝室という)を第2系統のポンプ組み付け部の上部と下部にそれぞれモータ軸と平行な向きにして配置した。
この車両用ブレーキ液圧制御ユニットの好ましい形態を以下に列挙する。
(1)液圧ブロックの端面視において、第1、第2系統の各2つの緩衝室を、第1、第2系統の各ポンプ組み付け部を間に挟んでそれぞれのポンプ組み付け部の斜め上方と斜め下方にそれぞれ配置したもの。
(2)前記ポンプとして回転式ポンプを使用し、第1系統の2個のポンプと第2系統の2個のポンプをそれぞれモータ軸方向に間隔をあけて同一軸線上に配置し、第1系統の2個のポンプの吐出ポート及び第2系統の2個のポンプの吐出ポートを対応した系統のポンプ組み付け部の上側と下側に相反する向きにして設けたもの。
(3)前記モータとしてブラシレスモータを使用したもの。
(4)各ポンプの吐出路に、吐出液の逆流を阻止する逆止弁を設け、その逆止弁を前記ハウジングに設けた穴(緩衝室と平行配置の穴が好ましい)に組み付け、その穴の奥端側を空室してその空室を同一吐出路に設けられた緩衝室に連通させたもの。
この発明のブレーキ液圧制御ユニットは、第1系統の2個のポンプの吐出路と、第2系統の2個のポンプの吐出路にそれぞれ脈圧減衰用の緩衝室を設け、それらの緩衝室を各モータに対応して横並びになっている2箇所のポンプ組み付け部の上部と下部にそれぞれモータ軸と平行な向きにして配置しており、この配置により、体格増を抑えて緩衝室の容積を大きくすることが可能になる。
モータ軸と平行にした緩衝室は、その緩衝室を形成する穴を深く(長く)して穴の直径を大きくせずに容積を増大させることができる。また、第1、第2系統の各2つの緩衝室がそれぞれ並列配置になっているため、2つの緩衝室をモータ軸と直角向きにして直列に配置した前掲の特許文献1のユニットのように横幅が大きく増加することがない。さらに、同一系統の2つの緩衝室をポンプ組み付け部の上下に配置すると、液圧ブロックのハウジング内に設けるブレーキ液通路(油路)の干渉回避が容易になり、各緩衝室からのブレーキ液通路を狭いスペース内で互いに緩衝させずハウジングの上部に設けられるホイールシリンダへの接続ポートに導くことができる。このために、スペースの利用効率が向上し、デッドスペースとなる部分が少なくなってブレーキ液圧制御ユニットが小型化される。
なお、第1、第2系統の各2つの緩衝室を同一系統のポンプ組み付け部の斜め上方と斜め下方にそれぞれ配置したものは、各緩衝室からブレーキ液通路を真上に伸ばしてホイールシリンダへの接続ポートに導くことができ、デッドスペースとなる部分がさらに減少して小型化の効果がより高まる。
回転式ポンプを使用したものは、平面視でのポンプの投影面積が小さく抑えられる。また、第1系統の2個のポンプの吐出ポート及び第2系統の2個のポンプの吐出ポートを対応した系統のポンプ組み付け部の上側と下側に相反する向きにして設けることでスペースのさらなる有効利用が図れ、小型化の効果がさらに高まる。
このほか、ブラシレスモータを使用したものは、ブラシレスモータの特徴が生かされてブレーキ液圧制御ユニットの性能が向上する。ブラシレスモータは、ブラシ付きモータよりも作動の応答性に優れており、このブラシレスモータを用いることで、昇圧速度を速くして制動の応答性を向上させることができる。
また、各ポンプの吐出路に逆止弁を設け、その逆止弁を組み付ける穴の奥端側を空室にしてその空室を同一吐出路に設けられた緩衝室に連通させたものは、逆止弁を組み付けた穴の奥端側の空室が緩衝室の副室として機能し、緩衝室の大きさを変化させずに緩衝室の実質容積を増大させることができる。
以下、添付図面の図1〜図7に基づいて、この発明の実施の形態を説明する。ここでは、説明の便宜上、同じものが複数個設けられる要素に対しては、付号と合わせて区別のための付加記号(−1−4)を付す。図1〜図3は、第1実施形態のブレーキ液圧制御ユニットを示している。このブレーキ液圧制御ユニット1は、液圧ブロック2、モータ3−1,3−2および電子制御ユニット4を組み合わせて構成されている。
図4は、車両の各車輪に対応してポンプを1個ずつ設け、合計4個のポンプを2個のモータで個々に駆動するブレーキバイワイヤ方式のブレーキ装置の回路構成の一例を示している。図1〜図3のブレーキ液圧制御ユニット1は、図4のブレーキ装置用として構成されたものであるので、まず、図4のブレーキ装置について詳細に説明する。
図4の11は運転者が操作するブレーキ操作部材(図のそれはブレーキペダル)、12は、ブレーキ操作部材11の操作度合いを検出する踏力センサ(ストロークセンサで代替可)、13はリザーバ14を伴ったタンデム型のマスタシリンダ、15はストロークシミュレータ、16はストローク制御用の電磁弁、17−1,17−2は常開の電磁弁(開閉弁)、18−1〜18−4は、各ホイールシリンダに供給されるブレーキ液圧を制御電流の大きさに応じて制御する電磁弁(リニア制御弁)、19−1,19−2は常閉の電磁弁(開閉弁)である。また、20−1〜20−4は、各車輪(FRは右前輪、FLは左前輪、RRは右後輪、RLは左後輪を表す)に付属したホイールシリンダ、21−1〜21−4は、各ホイールシリンダに対応させて1個ずつ設けたポンプ、22−1,22−2および23−1〜23−4は圧力センサ、24−1〜24−4はポンプの脈圧を減衰させる緩衝室である。
このブレーキ装置は、2系統に分けられた液圧回路のうち、第1系統の液圧回路A−1に左前輪FLと右後輪RRのホイールシリンダ20−1,20−2を、第2系統の液圧回路A−2に右前輪FRと左後輪RLのホイールシリンダ20−4,20−3をそれぞれ配置した所謂X配管の回路構成を採用しており、アンチロック制御(ABS)、トラクションコントロール(TRC)、車両安定制御(ESC)などの制御を行えるものになっている。
ポンプ21−1,21−2は第1系統の液圧回路A−1に、また、ポンプ21−3,21−4は第2系統の液圧回路A−2にそれぞれ組み込まれている。ポンプ21−1と21−2はタンデムポンプになっており、モータ3−1によって駆動される。ポンプ21−3と21−4も同様であり、これらはモータ3−2によって駆動される。
第1、第2系統の液圧回路A−1,A−2は、マスタシリンダ13から各ホイールシリンダ20−1〜20−4に至るブレーキ液通路25−1,25−2と、各ホイールシリンダ20−1〜20−4からリザーバ14に至るブレーキ液通路26−1〜26−4を有しており、前者のブレーキ液通路25−1,25−2の途中に電磁弁17−1,17−2が組み込まれ、この電磁弁17−1,17−2よりも上流側、即ち、マスタシリンダ13側において液圧回路A−1のブレーキ液通路25−1にストローク制御弁16とストロークシミュレータ15が設けられている。また、電磁弁17−1,17−2よりも下流側、即ち、ホイールシリンダ側の液圧回路A−1,A−2に、ポンプ21−1〜21−4が配置され、各ポンプ21−1〜21−4が汲み上げたブレーキ液が吐出路27−1〜27−4を通って各ホイールシリンダ20−1〜20−4に供給されるようになっている。
電磁弁18−1〜18−4は、各ホイールシリンダ20−1〜20−4からリザーバ14に向かうブレーキ液通路26−1〜26−4に設けられている。ブレーキ液通路26−1と26−2、および26−3と26−4は、それぞれ途中で合流してリザーバ14に至っており、各ブレーキ液通路の合流点からリザーバ14に至るまでの部分に電磁弁19−1,19−2が配置されている。
このように構成された図4のブレーキ装置は、電気系統などに失陥がないとき(正常時)に運転者によってブレーキ操作がなされると、電子制御装置(これは後述する電磁弁制御基板に搭載されている)からの指令によって電磁弁17−1,17−2が閉弁し、電磁弁16と19−1,19−2が開弁する。また、モータ3−1,3−2が駆動されてポンプ21−1〜21−4によるリザーバ14内のブレーキ液の汲み上げがなされ、汲み上げたブレーキ液がホイールシリンダ20−1〜20−4に供給されて各車輪に制動力が発生する。運転者の操作なしで自動ブレーキが掛けられるときも同様の動作となる。
また、電子制御装置が、車輪の状態や車両の挙動を検出した各種センサ(図4に示した圧力センサや踏力センサ、さらには、図示していない車輪速センサ、ヨーレートセンサ、横Gセンサなど)からの情報に基づいて液圧制御の必要性を判断したら、制御が必要と判断された回路のリニア制御弁18が駆動されてホイールシリンダの液圧が制御される。
さらに、第1、第2系統の液圧回路A−1,A−2のどちらか一方に失陥が生じると図4の回路構成では他方の系統による対角位置の2輪の制動がなされ、第1、第2系統が共に失陥してポンプによる加圧がなされないときには、電磁弁17−1,17−2が開、電磁弁16が閉のままになってマスタシリンダ13で発生させた液圧による制動がなされる。
図1〜図3に示したブレーキ液圧制御ユニット1の液圧ブロック2は、図4のモータ3
−1,3−2を除く鎖線枠内の要素をハウジング2aに組み付けて構成されている。ハウジング2aは、図4のマスタシリンダ13への接続ポートP1(図1に第1系統の接続ポートのみを開示)、リザーバ14への接続ポートP2(図1参照)および各ホイールシリンダ20−1〜20−4への接続ポートP3−1〜P3−4(図3参照)を有しており、このハウジング2aの内部に、図4の鎖線枠内のブレーキ液通路が設けられ、また、図4のポンプ21−1〜21−4が並列配置の2組のタンデムポンプとして構成されて組み込まれている。
2個のモータ3−1,3−2は、ハウジング2aの一端側に横に並べて配置されており、そのために、ポンプ21−1,21−2を組み付ける第1系統のポンプ組み付け部Iと第2系統のポンプ組み付け部II(ここには図4のポンプ21−3,21−4が組み付けられる)も、図2、図3に示すように横並びの状態になっている。
第1系統のポンプ組み付け部Iには図1に示すようにポンプ21−1,21−2が組み付けられている。第2系統のポンプ組み付け部IIにも図4のポンプ21−3,21−4が組み付けられているが、第2系統のポンプ組み付け部IIは図1と同様の構造になるので図を省略した。これらのポンプは、いずれも回転式ポンプ(図のそれはギヤポンプ)である。回転式ポンプは、平面視での投影面積が小さく、ブレーキ液圧制御ユニットの小型化の効果を高める効果がある。
ポンプ21−1,21−2は、図1に示すように、軸方向に所要間隔をあけて同一軸線上に配置され、ひとつのモータによって一体に駆動されるタンデムポンプとして構成されている。また、ポンプ21−1の吐出ポートO1とポンプ21−2の吐出ポートO2は、ポンプ組み付け部Iの上側と下側に相反する向きにして設けられている。ポンプ21−3,2
−4も同様のタンデムポンプとして構成され、両ポンプの吐出ポート(図示せず)がポ
ンプ組み付け部IIの上側と下側に相反する向きにして設けられている。
上記緩衝室24−1〜24−4は、横並びになったポンプ組み付け部I,IIの上部と下部にそれぞれ配置されている。例示のブレーキ液圧制御ユニットにおいては、第1系統の2つの緩衝室24−1,24−2が第1系統のポンプ組み付け部Iを間に挟んだ斜め上方と斜め下方に設けられており、第2系統の2つの緩衝室24−3,24−4も同様に、第2系統のポンプ組み付け部IIを間に挟んだ斜め上方と斜め下方に設けられている。
これにより、各緩衝室をそれと組み合わせるポンプの吐出口により近いところに配置してブレーキ液通路を単純化し、かつ、各緩衝室からのブレーキ液通路をそれぞれ垂直に立ち上げて互いの干渉を起こさせずにホイールシリンダへの接続ポートに至らせることが可能になり、ハウジング2aの幅や奥行きを広げずに済む。この構造はスペースの利用効率が高く、デッドスペースが減少して小型化がさらに促進される。
緩衝室24−1〜24−4は、モータ軸と平行に設けられており、緩衝室を形成する穴を深く(長く)することで穴の直径を大きくせずに容積を増大させることができる。また、同一系統の2つの緩衝室は並列配置になっているので、2つの緩衝室を直列に配置する場合のハウジングの寸法増加も回避され、これによる体格抑制の効果も得られる。
モータ3−1,3−2は、ブラシレスモータが採用されている。このブラシレスモータは、ブラシ付きモータよりも作動の応答性に優れており、ブレーキ液圧の昇圧速度を速くして制動の応答性を向上させる。このブラシレスモータの駆動回路は、例えば、特許第3100834号公報などに開示されているので、回路図は省く。
電磁弁17−1,17−2、18−1〜18−4、19−1,19−2は、液圧ブロック2の反モータ設置側の特定領域に群れをなすように集約配置され、図1に示すように、横向きの姿勢にして、かつ、コイル部Cをハウジング2aの端面から外部に突出させて設けられている。この電磁弁群の設置領域よりも下側にモータ3−1,3−2と第1、第2系統のポンプ組み付け部I,IIが設けられている。
電子制御ユニット4は、モータの駆動回路と各電磁弁の制御回路を構成した回路基板(図示せず)をケース5に収納して構成されている。この電子制御ユニット4のケース5は、液圧ブロックのハウジング2aの反モータ側端面にねじで締め付けて液密に取り付けられる。6はケース5に設けたコネクタ部であり、ここに電源などとの間をつなぐ車両側のハーネスが接続される。
なお、電磁弁を含む回路構成用の各機器と電子制御ユニット4は、モータ3−1,3−2が設置される側に設けてもよい。また、第1、第2系統の各2つの緩衝室は、図2に示したように、ポンプ組み付け部I,IIの斜め上方と斜め下方に設けるとスペースの利用効率がより高まって好ましいが、各ポンプ組み付け部I,IIの真上と真下に設けても発明の目的は達成される。
図5は、ブレーキバイワイヤ方式のブレーキ装置の回路構成の他の例を示している。この図5のブレーキ装置は、図4のブレーキ装置の各ポンプの吐出路27−1〜27−4にポンプ吐出圧の逆流を阻止する逆止弁28−1〜28−4を設けたものである。その他の構成は図4のブレーキ装置と同じであるので、図4と同一要素に同一符号を付して同一部分の説明は省く。
図6は、図5のブレーキ装置に用いるブレーキ液圧制御ユニット1Aの電磁弁設置側を図2と同じ位置で切断した図である。各ポンプ組み付け部I,IIの斜め上方と斜め下方にそれぞれ設けた緩衝室24−1,24−2を結ぶ線及び緩衝室24−3,24−4を結ぶ線とクロスする線上、かつ、同一吐出路に組み込まれる緩衝室と隣り合わせになる位置に逆止弁28−1〜28−4を設けており、この点が図2と相違している。その他の構成は、2個のブラシレスモータを横並びにして設けた図1のブレーキ液圧制御ユニット1と変わるところがない。
図7に示すように、液圧ブロック2のハウジング2aにモータ軸方向に延びる非貫通の穴7を設けてあり、その穴7の入口側に逆止弁28−1が組み付けられている。穴7は、奥端側を空室8として形成したものになっており、その空室8が連絡路9を介して緩衝室
24−1につながれている。図には示していないが、緩衝室24−2〜24−4を設けた部分も同様の構成となっている。
例えば、図5のポンプ21−1に汲み上げられたブレーキ液は、逆止弁28−1の弁部を通過して空室8に流入し、そこから緩衝室24−1に流れ、その後、緩衝室24−1を出てホイールシリンダとの接続ポート側に移動する。他のポンプも同様である。このように、緩衝室24に連通する空室8を設けると緩衝室の直径を大きくせずに緩衝室の実質容積を増大させることができ、これも、ブレーキ液圧制御ユニットの小型化の効果をもたらす。
この発明のブレーキ液圧制御ユニットの一例を示す部分破断側面図 図1のX−X線に沿った断面図 図1のY−Y線に沿った断面図 ブレーキバイワイヤ方式のブレーキ装置の回路構成の一例を示す図 ブレーキバイワイヤ方式のブレーキ装置の回路構成の他の例を示す図 図5のブレーキ装置に用いるブレーキ液圧制御ユニットの電磁弁設置側を示す断面図 図6のZ−Z線に沿った断面図
符号の説明
1,1A ブレーキ液圧制御ユニット
2 液圧ブロック
2a ハウジング
−1,3−2 モータ
4 電子制御ユニット
5 ケース
6 コネクタ部
7 穴
8 空室
9 連絡路
11 ブレーキ操作部材
12 踏力センサ
13 マスタシリンダ
14 リザーバ
15 ストロークシミュレータ
16 ストローク用電磁弁
17−1,17−2 電磁弁(開閉弁)
18−1〜18−4 電磁弁(リニア制御弁)
19−1,19−2 電磁弁(開閉弁)
C コイル部
20−1〜20−4 ホイールシリンダ
21−1〜21−4 ポンプ
22−1,22−2、23−1〜23−4 圧力センサ
24−1〜24−4 緩衝室
25−1,25−2、26−1〜26−4 ブレーキ液通路
27−1〜27−4 吐出路
28−1〜28−4 逆止弁
−1 第1系統の液圧回路
−2 第2系統の液圧回路
I 第1系統のポンプ組み付け部
II 第2系統のポンプ組み付け部
P1〜P3 接続ポート
O1,O2 吐出ポート

Claims (6)

  1. 各々がブレーキ液を汲み上げて車両の各車輪に付属したホイールシリンダに供給する複数のポンプ(21−1〜21−4)と、マスタシリンダからホイールシリンダに至るブレーキ液通路およびホイールシリンダからリザーバに至るブレーキ液通路を開閉し、かつ、各ホイールシリンダの液圧を個々に制御する複数の電磁弁を有する液圧ブロック(2)と、
    各ポンプを駆動する2個のモータ(3−1,3−2)と、
    前記電磁弁の各々と前記モータ(3−1,3−2)に動作指令を出す電子制御ユニット(4)とを有し、
    前記2個のモータ(3−1,3−2)を横並びの状態に配置した車両用ブレーキ液圧制御ユニットにおいて、
    一方のモータ(3−1)に駆動される第1系統のポンプ(21−1,21−2)の吐出路(27−1,27−2)と、他方のモータ(3−2)に駆動される第2系統のポンプ(21−3,21−4)の吐出路(27−3,27−4)を前記ハウジング(2a)の内部に形成してそれぞれの吐出路に脈圧減衰用の緩衝室(24−1〜24−4)を設け、それらの緩衝室のうち、第1系統のポンプの吐出路に設ける緩衝室(24−1,24−2)を第1系統のポンプ組み付け部(I)の上部と下部に、第2系統のポンプの吐出路に設ける緩衝室(24−3,24−4)を第2系統のポンプ組み付け部(II)の上部と下部にそれぞれモータ軸と平行な向きにして配置したことを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御ユニット。
  2. 液圧ブロック(2)の端面視において、前記緩衝室(24−1,24−2)を第1系統のポンプ組み付け部(I)を間に挟んでそのポンプ組み付け部(I)の斜め上方と斜め下方に、前記緩衝室(24−3,24−4)を第2系統のポンプ組み付け部(II)を間に挟んでそのポンプ組み付け部(II)の斜め上方と斜め下方にそれぞれ配置したことを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ液圧制御ユニット。
  3. 前記ポンプ(21−1〜21−4)として回転式ポンプを用い、モータ(3−1)に駆動されるポンプ(21−1,21−2)とモータ(3−2)に駆動されるポンプ(21−3,21−4)をそれぞれモータ軸方向に間隔をあけて同一軸線上に配置し、ポンプ(21−1,21−3)の吐出ポートとポンプ(21−2,21−4)の吐出ポートを前記ポンプ組み付け部(I,II)の上側と下側に相反する向きにして設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ブレーキ液圧制御ユニット。
  4. 前記モータ(3−1,3−2)としてブラシレスモータを使用したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用ブレーキ液圧制御ユニット。
  5. 各ポンプの吐出路に、吐出液の逆流を阻止する逆止弁(28−1〜28−4)を設け、その逆止弁(28−1〜28−4)を前記ハウジング(2a)に設けた穴(7)に組み付け、その穴(7)の奥端側を空室(8)にしてその空室(8)を同一吐出路に設けられた緩衝室(24)に連通させたことを特徴とする請求項4に記載の車両用ブレーキ液圧制御ユニット。
  6. 穴(7)を緩衝室(24)と平行配置にしたことを特徴とする請求項5に記載の車両用ブレーキ液圧制御ユニット。
JP2006238864A 2006-09-04 2006-09-04 車両用ブレーキ液圧制御ユニット Expired - Fee Related JP4983162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006238864A JP4983162B2 (ja) 2006-09-04 2006-09-04 車両用ブレーキ液圧制御ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006238864A JP4983162B2 (ja) 2006-09-04 2006-09-04 車両用ブレーキ液圧制御ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008056199A true JP2008056199A (ja) 2008-03-13
JP4983162B2 JP4983162B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=39239427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006238864A Expired - Fee Related JP4983162B2 (ja) 2006-09-04 2006-09-04 車両用ブレーキ液圧制御ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4983162B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155605A (ja) * 2008-12-01 2010-07-15 Advics Co Ltd 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP2012017743A (ja) * 2011-10-07 2012-01-26 Hitachi Automotive Systems Ltd ギヤポンプ
JP2015160483A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 株式会社デンソー ブレーキ液圧制御用アクチュエータ

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0558260A (ja) * 1991-09-04 1993-03-09 Hitachi Ltd ブレーキ油圧ユニツト
JPH06122364A (ja) * 1992-08-28 1994-05-06 Nippondenso Co Ltd アンチスキッド装置
JPH06156261A (ja) * 1992-08-18 1994-06-03 Robert Bosch Gmbh 自動車の油圧ブレーキ系統用の集合ユニット
JPH09109857A (ja) * 1995-10-13 1997-04-28 Unisia Jecs Corp アンチロックブレ−キ装置のダンパ室構造
JPH10138899A (ja) * 1996-11-11 1998-05-26 Unisia Jecs Corp アンチロックブレ−キ装置
JPH11301435A (ja) * 1998-02-20 1999-11-02 Denso Corp ブレ―キ装置
JPH11304076A (ja) * 1998-04-20 1999-11-05 Aisin Seiki Co Ltd 液圧制御ユニット
JP2000009058A (ja) * 1998-06-23 2000-01-11 Denso Corp ポンプ及びブレーキ装置
JP2002053021A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Denso Corp Absアクチュエータ
JP2005096592A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Hitachi Unisia Automotive Ltd ブレーキ液圧制御装置
JP2005247227A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Hitachi Ltd 液圧制御装置
JP2008056205A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Advics:Kk 車両用ブレーキ液圧制御ユニット

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0558260A (ja) * 1991-09-04 1993-03-09 Hitachi Ltd ブレーキ油圧ユニツト
JPH06156261A (ja) * 1992-08-18 1994-06-03 Robert Bosch Gmbh 自動車の油圧ブレーキ系統用の集合ユニット
JPH06122364A (ja) * 1992-08-28 1994-05-06 Nippondenso Co Ltd アンチスキッド装置
JPH09109857A (ja) * 1995-10-13 1997-04-28 Unisia Jecs Corp アンチロックブレ−キ装置のダンパ室構造
JPH10138899A (ja) * 1996-11-11 1998-05-26 Unisia Jecs Corp アンチロックブレ−キ装置
JPH11301435A (ja) * 1998-02-20 1999-11-02 Denso Corp ブレ―キ装置
JPH11304076A (ja) * 1998-04-20 1999-11-05 Aisin Seiki Co Ltd 液圧制御ユニット
JP2000009058A (ja) * 1998-06-23 2000-01-11 Denso Corp ポンプ及びブレーキ装置
JP2002053021A (ja) * 2000-08-08 2002-02-19 Denso Corp Absアクチュエータ
JP2005096592A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Hitachi Unisia Automotive Ltd ブレーキ液圧制御装置
JP2005247227A (ja) * 2004-03-08 2005-09-15 Hitachi Ltd 液圧制御装置
JP2008056205A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Advics:Kk 車両用ブレーキ液圧制御ユニット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155605A (ja) * 2008-12-01 2010-07-15 Advics Co Ltd 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP2012017743A (ja) * 2011-10-07 2012-01-26 Hitachi Automotive Systems Ltd ギヤポンプ
JP2015160483A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 株式会社デンソー ブレーキ液圧制御用アクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4983162B2 (ja) 2012-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4923839B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御ユニット
KR101249368B1 (ko) 유압 브레이크 시스템
CN113924234B (zh) 制动系统的控制装置结构
WO2016125813A1 (ja) 液圧制御装置及びブレーキシステム
KR20120018416A (ko) 유압 브레이크 시스템
JP2009542513A (ja) 車両の駆動部の駆動のための電子液圧制御系
KR20120011930A (ko) 브레이크 시스템
WO2015016302A1 (ja) ブレーキ装置
KR20210080316A (ko) 차량용 전자제동장치의 리던던시용 유압블럭
JP4203044B2 (ja) ブレーキ制御ユニット
JP4983162B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御ユニット
JP5979752B2 (ja) ブレーキ液圧制御装置
JP2019018699A (ja) 液圧制御装置
JP2009536126A (ja) 液圧式のブレーキ装置
JP2005255168A6 (ja) ブレーキ制御ユニット
JP5269773B2 (ja) ブレーキ制御装置用ハウジング、及びブレーキ制御装置
JP4283756B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御装置
JP2012245855A (ja) ブレーキ液圧制御装置とそれを用いたブレーキ装置
JP4961911B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御ユニット
JP5617370B2 (ja) 車両用ブレーキ液圧制御ユニット
US10946844B2 (en) Brake hydraulic pressure control unit, brake system for motorcycle, and motorcycle
JP2005515934A (ja) スリップ制御付ブレーキシステム用液圧ユニット
KR101947063B1 (ko) 유압 브레이크 시스템
JP2012106642A (ja) 車両用ブレーキシステム及びその入力装置
US11958452B2 (en) Integrated braking device for vehicle and braking method therefor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees