JPWO2007072553A1 - 投射機およびブラスト装置 - Google Patents
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Abstract
本発明の投射機およびブラスト装置は、高速回転駆動装置で高速回転されるインペラーと、このインペラーの外周部を覆う投射材吸引口および投射材排出口を有するカバーとからなる投射機において、前記インペラーの全体あるいはインペラーの投射材が衝突する部位を高耐磨耗ゴムとで構成され、インペラーや投射材を損傷させることなく、耐久性の向上を図ることができるとともに、研削性の高い投射材や粒子の細かい比重の軽い投射材でも使用することができ、かつ軽量であるため、直接モータで高速回転させることができ、超低温、常温および湿式等のどのような状態でも使用することができる。
Description
本発明は成型品のバリ取りや表面処理、ワークの表面についた汚れ等を除去するブラスト装置に使用される投射機およびブラスト装置に関する。
従来のブラスト装置は金属材製のインペラーを使用した投射機を用いている。
このため、投射材が投射時のインペラーとの衝突で、投射材が損傷してしまうという欠点があるとともに、研削性の高い投射材を用いるとインペラーが損傷してしまうため、使用することができないという欠点があった。
また、金属材製のインペラーを用いているため、重く、大きなモータで駆動させなければならず、コスト高になるとともに、インペラーを高速回転させずらいという欠点があった。
特開平3−234470
また、金属材製のインペラーを用いているため、重く、大きなモータで駆動させなければならず、コスト高になるとともに、インペラーを高速回転させずらいという欠点があった。
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、インペラーや投射材を損傷させることなく、耐久性の向上を図ることができるとともに、研削性の高い投射材や粒子の細かい比重の軽い投射材でも使用することができ、かつ軽量であるため、直接モータで高速回転させることができ、超低温、常温および湿式等のどのような状態でも使用することができる投射機およびブラスト装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は高速回転駆動装置で高速回転されるインペラーと、このインペラーの外周部を覆う投射材吸引口および投射材排出口を有するカバーとからなる投射機において、前記インペラーの全体あるいはインペラーの投射材が衝突する部位を高耐磨耗ゴムとで投射機を構成している。
本発明は高速回転駆動装置で高速回転されるインペラー、このインペラーの外周部を覆う投射材吸引口および投射材排出口を有するカバーとからなる投射機を備えるブラスト装置において、前記投射機のインペラーの全体あるいはインペラーの投射材が衝突する部位を高耐摩耗ゴムで形成したものを用いてブラスト装置を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)高速回転駆動装置で高速回転されるインペラーと、このインペラーの外周部を覆う投射材吸引口および投射材排出口を有するカバーとからなる投射機において、前記インペラーの全体あるいはインペラーの投射材が衝突する部位を高耐磨耗ゴムにしたので、投射材が投射時にインペラーと衝突しても、損傷するのを効率よく防止することができる。
したがって、投射材の耐久性が向上し、コストの低減を図ることができる。
したがって、投射材の耐久性が向上し、コストの低減を図ることができる。
(2)前記(1)によって、投射材がインペラーと衝突して発生する騒音の低減を図ることができる。
(3)前記(1)によって、研削性の高い投射材を使用しても、インペラーを損傷なく使用することができる。
したがって、投射材の選択範囲が広がり、各種の作業に幅広く使用することができる。
したがって、投射材の選択範囲が広がり、各種の作業に幅広く使用することができる。
(4)前記(1)によって、インペラーを軽量にできるため、高速回転が可能にできる。
したがって、効率よく投射材を投射することができるとともに、粒子の細かい比重の軽い投射材の使用ができる。
したがって、効率よく投射材を投射することができるとともに、粒子の細かい比重の軽い投射材の使用ができる。
(5)請求項2も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られるとともに、インペラーを直接小型の高速モータで回転駆動させることができる。
したがって、小型コンパクト化が図れるとともに、安価に製造することができる。
したがって、小型コンパクト化が図れるとともに、安価に製造することができる。
(6)請求項3も前記(1)〜(5)と同様な効果が得られるとともに、より投射材の耐久性の向上および低騒音化を図ることができる。
(7)請求項4も前記(1)〜(5)と同様な効果が得られるとともに、温度変化が生じてもインペラー本体の変形をサポート板、ディスクフランジおよび複数個の間隔保持部材で確実に阻止することができる。
(8)請求項5も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
(9)請求項6も前記(1)〜(5)と同様な効果が得られる。
(10)請求項7も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られるとともに、投射材を混合した液体をインペラーを用いた投射機で広角に投射して、成型品のバリ取りや表面処理あるいはワークの表面についた汚れを除去することができる。
(11)前記(10)によって、インペラーを用いた投射機に投射材を混合した液体をポンプで供給するため、構造が簡単で、スムーズに投射材を混合した液体の輸送を行なうことができる。
(12)前記(10)によって、ポンプで投射材を混合した液体をインペラーを用いた投射機へ供給して、該投射機でワークへ成型品のバリ等を除去できるように投射するので、投射機への投射材を混合した液体の輸送はスピードや圧力を上げた状態で行なう必要がなく、構造が簡単で、確実に輸送するものを使用することができる。
(13)請求項8も前記(1)〜(5)と同様な効果が得られるとともに、投射機の構造が簡単で、容易に製造することができ、かつスラリーポンプを用いることにより、効率よく耐久性に優れた投射材を混合した液体の供給を行なうことができる。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F:ブラスト装置、
2:ケース体、 3:ワーク、
4:支持具としてのテーブル、 5:開閉扉、
6:ホッパー、 7:選別装置、
8:液体タンク、 9:投射材タンク、
10:小ゴミタンク、 11:大ゴミタンク、
12:ミキサー、 13:ミキシングタンク、
14、14A:インペラー、 15、15A、15B:投射機、
16:ノズル、 17:スラリーポンプ、
18:供給通路、 19:ポンプ、
20:シャワーノズル、 21:シャワー装置、
22:開口、 23、23A:ホイールカバー、
24:ノズル挿入孔、 25:高速モータ、
26:駆動軸、 27:一方の側板、
28:羽根板、 29:ノズル挿入孔、
30:他方の側板、
31:支持具としてのベルトコンベアー、
32、33、34:回転軸、 35:ベルト、
36:透孔、 37:ガイドローラ、
38:正・逆回転モータ、 39:高耐摩耗ゴムシート、
40:インペラー本体、 41:高耐摩耗ゴム、
42:投射材貯槽、 43:吸引ホース、
44:投射材吸引口、 45:ディスクフランジ取付孔、
46:サポート板、 47:ディスクフランジ、
48:軸孔、 49:間隔保持部材、
50:カバー本体、 51、52:高耐摩耗ゴム、
53:皿ビス、 54:ナット、
55:ブラスト処理室、 56:投射材処理室、
57:仕切壁、 58:モータ、
59:透孔、 60:バスケット、
61:バリ取り製品支持具、 62:投射材収納容器、
63:吸引ホース、 64:電磁弁、
65:冷媒供給管、 66:冷媒供給装置、
67:ダンパー、 68:排気筒。
2:ケース体、 3:ワーク、
4:支持具としてのテーブル、 5:開閉扉、
6:ホッパー、 7:選別装置、
8:液体タンク、 9:投射材タンク、
10:小ゴミタンク、 11:大ゴミタンク、
12:ミキサー、 13:ミキシングタンク、
14、14A:インペラー、 15、15A、15B:投射機、
16:ノズル、 17:スラリーポンプ、
18:供給通路、 19:ポンプ、
20:シャワーノズル、 21:シャワー装置、
22:開口、 23、23A:ホイールカバー、
24:ノズル挿入孔、 25:高速モータ、
26:駆動軸、 27:一方の側板、
28:羽根板、 29:ノズル挿入孔、
30:他方の側板、
31:支持具としてのベルトコンベアー、
32、33、34:回転軸、 35:ベルト、
36:透孔、 37:ガイドローラ、
38:正・逆回転モータ、 39:高耐摩耗ゴムシート、
40:インペラー本体、 41:高耐摩耗ゴム、
42:投射材貯槽、 43:吸引ホース、
44:投射材吸引口、 45:ディスクフランジ取付孔、
46:サポート板、 47:ディスクフランジ、
48:軸孔、 49:間隔保持部材、
50:カバー本体、 51、52:高耐摩耗ゴム、
53:皿ビス、 54:ナット、
55:ブラスト処理室、 56:投射材処理室、
57:仕切壁、 58:モータ、
59:透孔、 60:バスケット、
61:バリ取り製品支持具、 62:投射材収納容器、
63:吸引ホース、 64:電磁弁、
65:冷媒供給管、 66:冷媒供給装置、
67:ダンパー、 68:排気筒。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図7に示す本発明を実施するための最良の第1の形態において、1は成型品のバリ取りや表面処理、ワークの表面についた汚れ等を除去する本発明のブラスト装置で、このブラスト装置1はケース体2と、このケース体2の上部内に設けたワーク3を支持する支持具としての多孔板や網体で形成されたテーブル4と、このテーブル4へのワーク3の出し入れを行なえるように、前記ケース体2に取付けられた開閉扉5と、前記テーブル4の下部の前記ケース体2内にホッパー6を介して設けられた、振動ふるいを用いた選別装置7と、この選別装置7で選別された水や洗浄液等の液体を収納する液体タンク8、投射材を収納する投射材タンク9、小さなゴミを収納する小ゴミタンク10、大きなゴミを収納する大ゴミタンク11と、前記液体タンク8からの液体と前記投射材タンク9からの投射材が導かれて混合するミキサー12を備えるミキシングタンク13と、前記ケース体2の上部に前記テーブル4へ投射材を混合した液体を投射できるように取付けられた高耐磨耗ゴムで形成されたインペラー14を用いた投射機15と、前記ミキシングタンク13の投射材が混合された液体を吸引し、前記投射機15内に位置するノズル16へ導くスラリーポンプ17が介装された供給通路18と、前記液体タンク8の液体を前記テーブル4に支持されたワーク3へシャワーするポンプ19と、シャワーノズル20を備えるシャワー装置21とで構成されている。
前記投射機15は下面が開口22され、吸引側の壁面23aに前記ノズル16が挿入固定されるノズル挿入孔24が形成されたホイールカバー23と、このホイールカバー23内に回転可能に取付けられた高耐磨耗ゴムで形成されたインペラー14と、このインペラー14を高速で回転駆動させるように、前記ホイールカバー23に取付けられた高速モータ25とからなり、前記インペラー14は前記高速モータ25の駆動軸26に取付けられる円盤状の一方の側板27と、この一方の側板27の中央部を除く部位に、放射状に固定された複数枚の羽根板28と、この複数枚の羽根板28を覆うように固定された、前記ホイールカバー23のノズル挿入孔24と対応する部位にノズル挿入孔29を有する他方の側板30とで構成されている。
上記構成のブラスト装置1は、成型品のバリを除去する場合には、液体として水を用いる。また、ワーク表面についた汚れを除去する場合には、洗浄水を用いる。
ブラスト処理する場合は、テーブル4上にワーク3を支持させ、投射機15、ポンプ19、スラリーポンプ17および選別装置7を駆動させることにより、ミキシングタンク13内の投射材を混合した液体をスラリーポンプ17で供給通路18を通過させ、ノズル16より噴出させる。このノズル16より噴出された投射材を含む液体は、投射機15の高速で回転する高耐磨耗ゴムで形成されたインペラー14によって、テーブル4上のワーク3に向けて投射してブラスト処理を行なう。
このため、高速で回転するインペラー14に衝突する投射材を含む液体の投射材は、高耐磨耗ゴムのインペラー14に衝突するため、従来の金属材製のインペラーのように損傷するのを効率よく阻止することができるとともに、インペラー14からの投射は金属材製のインペラーと同様に行なうことができる。
投射機15で投射された投射材を混合した液体は、ワークで除去したものと一緒になってホッパー6を介して選別装置7へ供給され、大きなゴミ、投射材、小さなゴミ、液体に選別されて大ゴミタンク11、投射材タンク9、小ゴミタンク10および液体タンク8へ供給される。
液体タンク8へ供給された液体は、ミキシングタンク13とシャワー装置21のポンプ19でシャワーノズル20へ供給され、テーブル4上のワーク3へシャワーされる。
このようにして投射材を混合した液体やシャワーされる液体は、循環されてブラスト処理に使用される。
[発明を実施するための異なる形態]
ブラスト処理する場合は、テーブル4上にワーク3を支持させ、投射機15、ポンプ19、スラリーポンプ17および選別装置7を駆動させることにより、ミキシングタンク13内の投射材を混合した液体をスラリーポンプ17で供給通路18を通過させ、ノズル16より噴出させる。このノズル16より噴出された投射材を含む液体は、投射機15の高速で回転する高耐磨耗ゴムで形成されたインペラー14によって、テーブル4上のワーク3に向けて投射してブラスト処理を行なう。
このため、高速で回転するインペラー14に衝突する投射材を含む液体の投射材は、高耐磨耗ゴムのインペラー14に衝突するため、従来の金属材製のインペラーのように損傷するのを効率よく阻止することができるとともに、インペラー14からの投射は金属材製のインペラーと同様に行なうことができる。
投射機15で投射された投射材を混合した液体は、ワークで除去したものと一緒になってホッパー6を介して選別装置7へ供給され、大きなゴミ、投射材、小さなゴミ、液体に選別されて大ゴミタンク11、投射材タンク9、小ゴミタンク10および液体タンク8へ供給される。
液体タンク8へ供給された液体は、ミキシングタンク13とシャワー装置21のポンプ19でシャワーノズル20へ供給され、テーブル4上のワーク3へシャワーされる。
このようにして投射材を混合した液体やシャワーされる液体は、循環されてブラスト処理に使用される。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図8ないし図26に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図8および図9に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、ケース体2の上部および側面から投射材を混合した液体をテーブル4に支持されたワーク3へ投射できるように、ホイールカバー23の内壁面に高耐磨耗ゴムシート39を接着あるいはコーティング等によって固定するとともに、金属材製のインペラー本体40の表面に高耐磨耗ゴム41をコーティング、あるいは接着固定した2個の投射機15A、15Aを取付けた点で、このように構成したブラスト装置1Aにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図10ないし図12に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、ワーク3を支持しながら撹拌することができる、支持具としてのL字状のベルトコンベアー31を用いた点で、このようなベルトコンベアー31を用いて構成したブラスト装置1Bにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、32、33、34はL字状となるように前記ケース体2に配置した回転軸、35はこの回転軸32、33、34にL字状となるように掛け渡された多数個の透孔36を有するベルト、37、37は前記回転軸32、34間に位置するベルト35の両端部を押し圧する前記ケース体2に取付けられたガイドローラ、38は前記回転軸33を正・逆回転させるケース体2に取付けられた正・逆回転モータである。
なお、32、33、34はL字状となるように前記ケース体2に配置した回転軸、35はこの回転軸32、33、34にL字状となるように掛け渡された多数個の透孔36を有するベルト、37、37は前記回転軸32、34間に位置するベルト35の両端部を押し圧する前記ケース体2に取付けられたガイドローラ、38は前記回転軸33を正・逆回転させるケース体2に取付けられた正・逆回転モータである。
図13および図14に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、選別装置7で選別された投射材と液体とをミキサー12が設けられたミキシングタンク13に自重によって自動的に収納し、該ミキシングタンク13よりオーバーフローする液体をシャワー装置21へ供給できるようにした点で、このように構成したブラスト装置1Cにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図15および図16に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、選別装置7で選別された投射材を投射材貯槽42に収納し、該投射材貯槽42より吸引ホース43で投射機15へ投射材を吸引供給できるようにした点で、このように構成したブラスト装置1Dにしてもよい。
図17ないし図23に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は投射機15Bで、この投射機15Bは高耐摩耗ゴムで形成された中央部に投射材吸引口44が形成された円板状の一方の側板27、この一方の側板27の内側面の投射材吸引口44と外周部との間に放射状に一体形成された複数枚の羽根板28、この複数枚の羽根板28と一体形成された中央部にディスクフランジ取付孔45が形成された他方の側板30とからなるインペラー本体40と、このインペラー本体40の一方の側板27の外側面に接触するように取付けられた金属材製のサポート板46と、前記インペラー本体40の他方の側板30の外側面に接触し、高速モータ25の駆動軸26に取付けられるディスクフランジ47と、このディスクフランジ47の外周部と前記サポート板46との間隔を一定に保つように、前記一方の側板27と他方の側板30に形成された複数個の軸孔48、48を介して所定間隔で取付けられた複数個の金属材製の間隔保持部材49とで構成されたインペラー14Aを用いるとともに、投射材が衝突する部位のカバー本体50の内壁面に高耐摩耗ゴム51、51、52を固定したホイールカバー23Aを用いた点で、このような投射機15B、ホイールカバー23Aを用いて構成したブラスト装置1Eにしても、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明を実施する形態ではカバー本体50の内壁面である両側壁外周壁に高耐摩耗ゴム51、51、52を配置し、両側壁に位置する高耐摩耗ゴム51、51を複数本の皿ビス53とナット54とでカバー本体50に固定したものを用いたが、本発明はこれに限らず、カバー本体50の内壁面に収納することができるように一体形成した高耐摩耗ゴムを用いてもよい。
なお、本発明を実施する形態ではカバー本体50の内壁面である両側壁外周壁に高耐摩耗ゴム51、51、52を配置し、両側壁に位置する高耐摩耗ゴム51、51を複数本の皿ビス53とナット54とでカバー本体50に固定したものを用いたが、本発明はこれに限らず、カバー本体50の内壁面に収納することができるように一体形成した高耐摩耗ゴムを用いてもよい。
図24ないし図26に示す本発明を実施するための第7の形態において、前記本発明を実施するための第6の形態と主に異なる点は、ケース体2の上部がブラスト処理室55となり、下部が投射材処理室56となるように仕切るホッパー状の仕切壁57と、前記ブラスト処理室56内にバリ取り製品を支持して回転できるように、前記ケース体2に取付けられたモータ58および投射材の通過が可能な透孔59が多数形成された多孔板を用いて形成されたバケット60とからなるバリ取り製品支持具61と、前記投射材処理室56に設けられた選別装置7で選別された投射材を収納する投射材収納容器62と、この投射材収納容器62内の投射材を投射機15Bのインペラー14Aの高速回転によって、該インペラー14Aへ吸引できるように取付けられた吸引ホース63と、前記ブラスト処理室55内へ、例えば液化窒素、液化炭酸ガス等の液化不活性ガス等の冷媒を供給する電磁弁64が介装された冷媒供給管65を用いた冷媒供給装置66と、ブラスト処理室55の上部に取付けられたダンパー67を設けた排気筒68とを用いた点で、このように構成したブラスト装置1Fにしても、前記本発明を実施するための第6の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明は前記本発明を実施する各形態以外の投射材を、インペラーで投射するブラスト装置であれば、どんな形式のものであっても使用することができる。
本発明は投射機およびブラスト装置を製造する産業で利用される。
Claims (8)
- 高速回転駆動装置で高速回転されるインペラーと、このインペラーの外周部を覆う投射材吸引口および投射材排出口を有するカバーとからなる投射機において、前記インペラーの全体あるいはインペラーの投射材が衝突する部位を高耐磨耗ゴムで形成したことを特徴とする投射機。
- 高速回転されるインペラーはディスクフランジを介して高速モータの駆動軸に取付けられていることを特徴とする請求項1記載の投射機。
- カバーの投射材が衝突する部位に高耐摩耗ゴムを固定したことを特徴とする請求項1あるいは請求項2いずれかに記載の投射機。
- インペラーは高耐摩耗ゴムで形成された中央部に投射材吸引口が形成された円板状の一方の側板、この一方の側板の内側面の投射材吸引口と外周部との間に放射状に一体形成された複数枚の羽根板、この複数枚の羽根板と一体形成された中央部にディスクフランジ取付孔が形成された他方の側板とからなるインペラー本体と、このインペラー本体の一方の側板の外側面に接触するように取付けられるサポート板と、前記インペラー本体の他方の側板の外側面に接触し、高速モータの駆動軸に取付けられるディスクフランジと、このディスクフランジの外周部と前記サポート板との間隔を一定に保つように、前記一方の側板と他方の側板に形成された軸孔を介して所定間隔で取付けられた複数個の間隔保持部材とで構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれかに記載の投射機。
- 高速回転駆動装置で高速回転されるインペラー、このインペラーの外周部を覆う投射材吸引口および投射材排出口を有するカバーとからなる投射機を備えるブラスト装置において、前記投射機のインペラーの全体あるいはインペラーの投射材が衝突する部位を高耐摩耗ゴムで形成したものを用いたことを特徴とするブラスト装置。
- 高速回転されるインペラーはディスクフランジを介して高速モータの駆動軸に取付けられていることを特徴とする請求項5記載のブラスト装置。
- ケース体と、このケース体内に設けたワークを支持する支持具と、この支持具に支持されたワークに投射材が混合された液体を投射することができる高耐摩耗ゴム製のインペラーあるいは投射材が衝突する部位に、高耐摩耗ゴムを固定したインペラーを用いた投射機と、この投射機へ投射材が混合された液体を供給するポンプとからなることを特徴とするブラスト装置。
- ケース体と、このケース体内に設けられたワークを支持する支持具と、この支持具に支持されたワークに投射材が混合された液体を投射することができる下面が開口され、吸引側の壁面にノズル挿入孔が形成されたホイールカバー、このホイールカバー内に回転可能に取付けられた、該ホイールカバーのノズル挿入孔と対応する部位の側面板に対応するノズル挿入孔が形成された複数個の放射状の高耐摩耗ゴム製の羽根板、あるいは投射材が衝突する部位に高耐摩耗ゴムを固定した羽根板を有するインペラー、このインペラーを高速で回転駆動させる高速モータとからなる投射機と、この投射機へ投射材が混合された液体を供給するスラリーポンプとからなることを特徴とするブラスト装置。
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