JP2640546B2 - ショットブラスト装置および投射材選別装置 - Google Patents

ショットブラスト装置および投射材選別装置

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JP2640546B2
JP2640546B2 JP2026925A JP2692590A JP2640546B2 JP 2640546 B2 JP2640546 B2 JP 2640546B2 JP 2026925 A JP2026925 A JP 2026925A JP 2692590 A JP2692590 A JP 2692590A JP 2640546 B2 JP2640546 B2 JP 2640546B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えばプラスチック成型品、ゴム成型品等
に有するバリを低温で脆化させて除去するショットブラ
スト装置および該ショットブラスト装置で使用されバリ
等のダストを含む投射材をバリ等のダストと投射材とに
選別する投射材選別装置に関する。
「従来の技術」 一般に、プラスチック成形品やダイカスト成形品に残
存するバリを低温下で投射材を投射して除去するショッ
トブラスト装置は、例えば特公昭37−3125号公報に記載
された考案のように、樽の頭にエンドレスとエプロン型
コンベヤを支持させ、被処理品に噴射媒体を投射させて
摩擦媒体によってバリを取り、廃棄物と摩擦媒体をエレ
ベーターによって高所に設置された回転篩で再使用可能
な摩擦剤を分離させてバリ取りを行なう装置や、大阪酸
素カタログに記載されているキャビネットA内にバリ取
り製品を収納する収納バスケットを斜設させ、投射材投
射ホイールと冷媒スプレイノズルが設けられ、バリ取り
終了後のバリと投射材を移送管を通して、高所に設置さ
れた丸型振動篩に落下供給し、振動篩の直下に設置され
た貯蔵ホッパーから分離された投射材を輸送管を通して
再び投射装置へ移送されるように構成している。
「本発明が解決しようとする課題」 従来の低温下で投射材を投射してバリを除去するショ
ットブラスト装置は、投射材とほぼ同じ大きさのバリ等
のダストは除去することができず、順次投射材中に含ま
れるバリ等のダストの含有量が多くなり、投射効率が悪
くなるという欠点があった。
また、投射材中に含まれるバリ等のダストを選別して
除去することも考えられるが、低温下で投射材を投射し
ているため、選別時に投射材とバリ等のダストがからみ
付いて選別できなかったり、水中に投入して選別する場
合には、選別された投射材を乾燥させてから使用しなけ
ればならず、手数と費用がかかるため、ほとんど破棄さ
れているのが現状であった。
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、投射材にバ
リ等の等のダストの含有量が多くなると、バスケット支
持装置に投射材選別バスケットを取付けることにより、
投射材とバリ等のダストとを選別して投射効率の良い状
態で使用することのできるショットブラスト装置を提供
することを目的としている。
また、本発明はバリ等のダストを多量に含む投射材を
使用されていた状態にして、効率良く投射材とバリ等の
ダストとに選別することのできる投射材選別装置を提供
することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明は機枠と、この機
枠の上部に取付けられた底面がホッパー状のブラスト処
理室を形成する開閉扉を有する断熱構造のブラスト処理
ケース体と、このブラスト処理ケース体内に冷媒を供給
する冷媒供給装置と、前記ブラスト処理ケース体の上部
に取付けられ該ブラスト処理ケース体内に収納されたバ
リ取り製品に投射材を投射する投射機あるいは断熱ケー
ス体を備える投射機と、前記ブラスト処理室内にバリ取
り製品を収納するバスケットあるいは投射材とバリ等の
ダストとを選別する投射材の直径よりも小径の孔が多数
個形成された投射材選別バスケットとを選択的に取付け
ることのできるバスケット支持装置と、前記ブラスト処
理ケース体の下部位置の前記機枠に取付けられた該ブラ
スト処理ケース体より落下するバリ等のダストを含む投
射材を少なくともダストと投射材とに選別する断熱材で
覆われた選別装置と、この選別装置で選別された投射材
を収納する前記機枠に取付けられた断熱構造の投射材収
納室と、前記選別装置で選別されたダストを収納する前
記機枠に取付けられたダスト収納室と、前記投射材収納
室内の投射材を前記投射機の駆動によって該投射機へ吸
引供給する断熱構造の投射材輸送管と、一端が前記ブラ
スト処理ケース体の下部に選択的に連通され、他端が前
記投射材収納室内に接続されたダストを捕集するダスト
捕集器を介装したダスト除去通路とでショットブラスト
装置を構成している。
また、本発明は、機枠と、この機枠の上部に取付けら
れた底面がホッパー状の投射材選別室を形成する開閉扉
を有する投射材選別ケース体と、この投射材選別ケース
体内に冷媒を供給する冷媒供給装置と、前記投射材選別
室内に選別するバリ等のダストを含む投射材を収納する
回転駆動される投射材選別バスケットと、前記投射材選
別ケース体に取付けられた前記バスケット内に収納され
た軽量のバリ等のダストを該バスケット内より外部へ吹
き飛ばすブロアーと、一端が前記投射材選別ケース体に
接続され、他端が前記ブロアーの吸引側に接続されたエ
アー循環通路と、このエアー循環通路に介装されたダス
ト等を捕集するダスト捕集器とで投射材選別装置を構成
している。
「作 用」 上記のように構成されたショットブラスト装置は、ブ
ラスト処理室内のバスケット支持装置に取付けたバスケ
ット内にバリ取り製品を収納し、冷媒供給装置より冷媒
を供給して低温にし、投射機を駆動させることにより、
投射材収納室内の投射材が投射材輸送管を介して投射機
へ吸引され投射される。
投射された投射材は、バリ取り製品よりバリを除去
し、選別装置へ落下し、該選別装置で選別された投射材
は投射材収納室内へ導かれて順次循環される。
また、投射材中にバリ等のダストが多く含まれると、
ブラスト処理室内のバスケット支持装置に投射材選別バ
スケットを取付けるとともに、ダスト除去通路を連通さ
せて投射機を駆動させると、投射機によって投射された
投射材は投射材選別バスケット内に投射されるととも
に、該投射材の投射の空気流によって軽量のバリ等のダ
ストは投射材選別バスケット内より飛出し、ダスト捕集
器で捕集される。
上記のように構成された投射材選別装置は、投射材選
別バスケット内にバリ等のダストを多量に含む投射材を
収納し、冷媒供給装置で投射材を低温にした後、投射材
選別バスケットを回転させるとともにブアローを作動さ
せることにより、投射材選別バスケット内の軽量のバリ
等のダストはブロアーの送風によって吹き飛ばされ、エ
アー循環通路に介装されたダスト捕集器によってバリ等
のダストが捕集される。
「本発明の実施例」 以下、図面に示す実施例により、実施例を詳細に説明
する。
第1図ないし第8図の実施例において、1は機枠で、
この機枠1の上部にはブラスト処理ケース体2が固定さ
れている。
このブラスト処理ケース体2は四角筒状で、前面に開
閉扉3が取付けられた周壁4と、この周壁4の上部を覆
うように固定された上部壁5と、前記周壁4の下部を覆
うように固定されたほぼ中央部に排出孔6が形成された
ホッパー状の下部壁7とからなり、これらのブラスト処
理ケース体2を構成する開閉扉3を備える周壁4、上部
壁5および下部壁7はそれぞれ第4図に示すようにステ
ンレス材の内側壁板8と外側壁板9との間に発泡スチレ
ンやフォーミング剤等の断熱材10が介装された断熱構造
に形成されたものが使用されている。
11は前記ブラスト処理ケース体2内のブラスト処理室
12へ冷媒を供給する冷媒供給装置で、この冷媒供給装
置11はブラスト処理室12内に、例えば液化窒素、液化炭
酸ガス等の液化不活性ガス等の冷媒を供給する電磁弁13
が介装された冷媒供給管14と、前記ブラスト処理室12内
の温度を測定する温度センサー15と、この温度センサー
15からの指令によって前記電磁弁13を開閉操作させ、冷
媒の供給量を調整する制御器16と、前記ブラスト処理ケ
ース体2の上部壁5に取付けられたブラスト処理室12で
発生した気化ガスを大気中に放出する排気筒17とから構
成されている。
18は前記ブラスト処理室12内に回転可能にバスケット
19あるいは投射材選別バスケット19Aを取付けるバスケ
ット支持装置で、このバスケット支持装置18は前記ブラ
スト処理ケース体2の下部壁7に回動可能に取付けられ
た回転軸20と、この回転軸20を回転駆動させる前記機枠
1に固定されたモーター21と、前記回転軸20の先端部に
取付けられた前記バスケット19あるいは投射材選別バス
ケット19Aを着脱可能に取付けることのできるバスケッ
ト支持部材22と、このバスケット支持部材22に取付けら
れた複数個の取付け金具54とから構成されている。
23は前記ブラスト処理ケース体2の上部に前記バスケ
ット19に収納されたバリ取り製品に投射材24をインペラ
ー25で投射する投射機で、この投射機23のケース体26は
断熱材10で覆われ、断熱処理されている。
なお、この投射機23のケース体26は断熱構造でないも
のを用いても、それほど保冷効果が損われることがな
い。
27は前記ブラスト処理室12より落下排出されるバリ等
のダストを含む投射材24を選別する前記機枠1に取付け
られた選別装置で、この選別装置27は前記ブラスト処理
ケース体2の排出孔6の直下に位置され、前記下部壁7
に固定された断熱材製の蛇腹28Aを介して取付けられた
カバー体28で覆われた投射材24よりも大きなバリを選別
する大バリ選別用篩振動29と、この大バリ選別用振動篩
29の下部位置に備えられた投射材24を選別する投射材選
別用振動篩30と、この投射材選別用振動篩30の下部位置
に備えられた投射材24よりも小さいバリ等のダストを収
納するダスト収納容器31と、このダスト収納容器31を支
持するように前記機枠1に取付けられた前記ダスト収納
容器31、投射材選別用振動篩30および大バリ選別用振動
篩29を振動させる振動機32と、前記大バリ選別用振動篩
29で選別された大バリを排出管33を介して収納する前記
機枠1に設置された大バリ収納タンク34と、前記投射材
選別用振動篩30で選別された投射材24を前記機枠1に設
置された投射材貯槽35へ導く排出管36と、前記ダスト収
納容器31に収納されたバリ等のダストを排出管37を介し
て収納する前記機枠1に設置されたダスト収納タンク38
と、前記大バリ選別用振動篩29、投射材選別用振動篩3
0、ダスト収納容器31および排出管36の外周部を断熱可
能に覆った断熱材39とから構成されている。
なお、前記排出管33、大バリ収納タンク34、排出管37
およびダスト収納タンク38も断熱材で断熱可能に覆い、
さらに効率の良い断熱を図っても良く、また、選別装置
27の各部品を断熱構造に形成したものを用いても良い。
前記投射材貯槽35は外周部を断熱材39で覆って断熱し
たり、あるいは断熱構造の材料を用いて形成されてい
る。
また、この投射材貯槽35には投射材収納室40内に収納
された投射材24が吸引される先端部が拡開状の排出管41
と、この排出管41の拡開状の開口部42を開閉するダンパ
ー43と、このダンパー43を開閉する電磁ソレノイド44が
備えられている。
45は前記投射材貯槽35の排出管41と前記投射機23の吸
引パイプ46とを接続して前記投射材収納室40内の投射材
24を投射機23のインペラー25の回転駆動によって、該投
射機23へ吸引供給させる投射材輸送管で、この投射材輸
送管45は断熱構造のものが使用されている。
55は一端が前記ブラスト処理ケース体2の下端に連通
され、他端が前記投射材貯槽35内に連通されたダスト除
去通路で、このダスト除去通路55にはダストを除去する
フィルター56が備えられたダスト捕集器が介装されてい
る。
また、このダスト除去通路55の上流部および前記下部
壁7の排出孔6には電磁開閉弁58、59が取付けられてい
る。
この電磁開閉弁58、59は排出孔6を開口状態の場合に
はダスト除去通路55を閉塞し、排出孔6が閉塞状態の場
合にはダスト除去通路55を開口状態になるように設定さ
れている。
47は前記ブラスト処理ケース体2の下部を覆うように
前記機枠1に取付けられた開閉扉48、49、50を有するカ
バー体である。
51、52は前記ブラスト処理ケース体2の一側面および
上面を覆うカバー体で、一側面のカバー体51の前面には
操作パネル53が取付けられている。
前記バスケット19はバリ取り製品よりも小さく、投射
材24よりも大きな孔60が多数個形成された内底面が傾斜
面61のバスケット本体62と、このバスケット本体62の下
部外周部に固定された前記複数個の取付け金具54と着脱
可能に係止される複数個の係止片63と、前記バスケット
本体62内に固定された撹拌バー64とから構成されてい
る。
前記投射材選別バスケット19Aは投射材24の直径より
も小さな孔65が形成された内底面が傾斜面66のバスケッ
ト本体67と、このバスケット本体67の下部外周部に固定
された前記複数個の取付け金具54と着脱可能に係止され
る複数個の係止片63と、前記バスケット本体67内に固定
された撹拌バー64とから構成されている。
上記構成のショットブラスト装置68はバリ取り製品よ
りバリを除去する場合、バスケット支持部材22にバスケ
ット19を取付けるとともに、排出孔6を開口させる。
この状態でブラスト処理ケース体2の開閉扉3を開放
し、バスケット19内にバリ取り製品を収納して開閉扉3
を閉じる。
しかる後、冷媒供給装置11によって、ブラスト処理室
12内に冷媒を供給して、所定の低温0℃〜100℃に冷却
する。
バリ取り製品が所定の低温になった所で、投射機23や
選別装置27を駆動させ、電磁ソレノイド44でダンパー43
を開放することにより、投射材収納室40内の投射材24は
投射機23のインペラー25の駆動によって投射材輸送管45
を通って投射機23へ吸引され、投射機23のインペラー25
によってバスケット19内に投射材24が投射され、バスケ
ット19内の低温で脆化したバリ取り製品のバリを除去す
る。
投射された投射材24や除去されたバリ等のダストはバ
スケット19の多数個の孔60より落下し、ホッパー状の下
部壁7を伝わって排出孔6より選別装置27へ落下する。
この選別装置27へ落下した大きなバリ、投射材、小さ
なバリ等のダストは大バリ選別用振動篩29および投射材
選別用振動篩30によってそれぞれに選別される。
選別された投射材24は投射材収納室40へ供給されるた
め、投射材収納室40→投射材輸送管45→投射機23→ブラ
スト処理室12→選別装置27→投射材処理室40の循環通路
が形成される。
この循環通路はすべて断熱構造になっているため、効
率良く温度上昇を防止することができる。
所定時間の投射材の投射で脆化されたバリが除去され
ると、電磁ソレノイド44を作動させてダンパー43を閉じ
る。
この状態でブラスト処理ケース体2の開閉扉3を開放
し、バスケット19よりバリが除去された製品を取出すと
ともに、次のバリ取り製品をバスケット19内に収納し、
開閉扉3を閉じる。
この作業時には投射機23が駆動していても投射材が供
給されないので、安全に作業できるとともに、作業終
了、冷却後にはダンパー43の開放によって容易に放射材
24を投射させることができる。
放射材24に該投射材とほぼ同じ大きさのバリ等のダス
トが多く含まれ、投射効率が悪くなった場合、バスケッ
ト支持部材22に投射材選別用バスケット19Aを取付ける
とともに、排出孔6を閉塞し、ダスト除去通路55を開口
する。
この状態で投射機23を駆動させ、電磁ソレノイド44で
ダンパー43を開放することにより、投射材収納室40内の
投射材24は投射機23のインペラー25の駆動によって投射
材輸送管45を通って投射機23へ吸引され、投射機23のイ
ンペラー25によってバスケット19A内に投射材24が投射
される。
このバスケット19A内に投射された投射材に含まれて
いる軽いバリ等のダストは投射機23からの投射の送風に
よってバスケット19Aの開口部から吹き飛ばされて排出
される。
この時、バスケット19Aをバスケット支持装置18によ
って回転させることにより、効率良くバリ等のダストを
排出することができる。
バスケット19Aより排出されたバリ等のダストはダス
ト除去通路55へ吸引され、ダスト捕集器57で捕集され
る。
このダスト除去作業時には必要に応じて、ブラスト処
理室12内に冷媒を冷媒供給装置11より供給して冷却して
行なう。
なお、前記本発明の実施例では発泡スチレンやフォー
ミング剤等の断熱材で断熱構造にするものについて説明
したが、本発明はこれに限らず、内部を二重密閉構造に
し、内部を真空にした断熱構造にしても良い。
また、バスケット支持部材22に投射材選別用バスケッ
ト19Aを取付けた後、投射材収納室40→投射材輸送管45
→投射機23→ブラスト処理室12→選別装置27→投射材処
理室40と循環させて、投射材選別用バスケット19A内に
すべての投射材を収納させ。しかる後、排出孔6を閉塞
し、ダスト除去通路55を開口させて駆動させ、ダストを
ダスト捕集器57で捕集してもよい。
「本発明の異なる実施例」 次に第9図ないし第18図に示す本発明の異なる実施例
について説明する。なお、これらの実施例の説明に当っ
て、前記本発明の実施例と同一構成部分には同一符号を
付して重複する説明を省略する。
第9図ないし第12図の実施例において、前記本発明考
案発明の実施例と主に異なる点は、ダスト除去通路55A
を投射材選別用振動篩30と投射材収納室40とを連通する
ように接続した点で、このように構成したショットブラ
スト装置68Aにしても同様な作用効果が得られる。
第13図ないし第15図の実施例において、前記本発明の
実施例と主に異なる点は、ダスト除去通路を設けない
で、投射材24を選別する場合にブラスト処理室12の下部
壁7に排出孔6を覆えるようにフィルター56を取付けら
れるように構成した点で、このように構成したショット
ブラスト装置68Bにしても同様な作用効果が得られる。
なお、フィルター56上にたまってバリ等のダストは掃
除機を用いて吸引除去したり、かきあつめて除去しても
良い。
第16図ないし第18図の実施例において、前記本発明の
実施例と主に異なる点は、バリ等のダストを含む投射材
から投射材を選別する専用の投射材選別装置69にした点
で、この投射材選別装置69は機枠1と、この機枠1の上
部に取付けられた底面がホッパー状の投射材選別室70を
形成する開閉扉3を有する投射材選別ケース体71と、こ
の投射材選別ケース体71内に冷媒を供給する冷媒供給装
置11と、前記投射材選別室70内に着脱可能に収納される
投射材選別バスケット19Aを回転駆動させるバスケット
支持装置18と、前記投射材選別ケース体71に取付けられ
た、前記投射材選別バスケット19A内に収容された選別
される投射材に含まれている軽量のバリ等のダストを該
投射材選別バスケット19Aより吹き飛ばすブロアー72
と、一端が前記投射材選別ケース体71の下部に接続さ
れ、他端が前記ブロアー72の吸引側に接続されたエアー
循環通路73と、このエアー循環通路73に介装されたバリ
の等ダストを捕集するダスト捕集器57とから構成されて
いる。
このように構成された投射材選別装置69は投射材選別
バスケット19Aにバリ等のダストが多量に含まれた投射
材を収納し、冷媒供給装置11で冷媒を供給して冷却し、
放射材選別バスケット19Aを回転させるとともに、ブロ
アー72で送風することにより、効率よく投射材選別バス
ケット19Aより軽量のバリ等のダストを吹き飛ばして除
去することができる。
「本発明の効果」 以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次
に列挙する効果が得られる。
(1)機枠と、この機枠の上部に取付けられた底面がホ
ッパー状のブラスト処理室を形成する開閉扉を有する断
熱構造のブラスト処理ケース体と、このブラスト処理ケ
ース体内に冷媒を供給する冷媒供給装置と、前記ブラス
ト処理ケース体の上部に取付けられ該ブラスト処理ケー
ス体内に収納されたバリ取り製品に投射材を投射する投
射機あるいは断熱ケース体を備える投射機と、前記ブラ
スト処理室内にバリ取り製品を収納するバスケットある
いは投射材とバリ等のダストとを選別する投射材の直径
よりも小径の孔が多数個形成された投射材選別バスケッ
トとを選択的に取付けることのできるバスケット支持装
置と、前記ブラスト処理ケース体の下部位置の前記機枠
に取付けられた該ブラスト処理ケース体より落下するバ
リ等のダストを含む投射材を少なくともダストと投射材
とに選別する断熱材で覆われた選別装置と、この選別装
置で選別された投射材を収納する前記機枠に取付けられ
た断熱構造の投射材収納室と、前記選別装置で選別され
たダストを収納する前記機枠に取付けられたダスト収納
室と、前記投射材収納室内の投射材を前記投射機の駆動
によって該投射機へ吸引供給する断熱構造の投射材輸送
管と、一端が前記ブラスト処理ケース体の下部に選択的
に連通され、他端が前記投射材収納室内に接続されたダ
ストを捕集するダスト捕集器を介装したダスト除去通路
とで構成されているので、投射材を投射材収納室→投射
材輸送管→投射機→ブラスト処理室→選別装置→投射材
収納室と循環させることができるとともに、各部品は断
熱構造になっているため、温度の上昇を効率良く防止す
ることができる。したがって、冷媒の使用量の低減を図
ることができ、ランニングコストの低減を図ることがで
きる。
(2)前記(1)によって、循環通路が断熱構造になっ
ているので、投射材の循環は低温で流動しやすい状態で
行なうことができる。したがって、投射材の詰まり事故
を効率良く防止できる。
(3)前記(1)によって、投射機で投射される投射材
や循環する空気は冷却状態であるため、バリの脆化を悪
化させないので、バリ取り効果の向上を図ることができ
る。
(4)投射材にバリ等のダストが含まれて投射効果が低
下すると、ブラスト処理室内に投射材選別バスケットを
取付け、ダスト除去通路を開通させて作動させることに
より、投射機で放射される投射材やバリ等のダストは投
射材選別バスケット内に投入されるが、軽量のバリ等の
ダストは投射機の送風によって投射材選別バスケットよ
り吹き飛ばされ、ダスト捕集器で捕集され選別される。
したがって、選別作業が容易で、冷却されている状態で
投射材の選別が行なえるので、安価に選別作業を行なう
ことができる。
(5)前記(4)によって、気軽にバリ等のダストを含
む投射材を選別することができるので、投射効率の良い
投射材にしてバリ取り作業を行なうことができ、投射効
率の向上を図ることができる。
(6)前記(4)によって、従来のようにバリ等のダス
トを含む投射材を捨てることなく、効率良く使用できる
ので、経済的に投射材を使用することができる。
(7)請求項2、3も前記(1)〜(6)と同様な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のバリ取り作業を示す説明
図、第2図は本発明の一実施例のバリ等のダストの除去
作業を示す説明図、第3図は本発明の一実施例を示す斜
視図、第4図は断熱構造を示す説明図、第5図および第
6図はバスケットの説明図、第7図および第8図は投射
材選別バスケットの説明図、第9図ないし第12図、第13
図ないし第15図、第16図ないし第18図はそれぞれ本発明
の異なる実施例を示す説明図である。 1:機枠、 2:ブラスト処理ケース体、 3:開閉扉、4:周壁、 5:上部壁、6:排出孔、 7:下部壁、8:内側壁板、 9:外側壁板、10:断熱材、 11:冷媒供給装置、12:ブラスト処理室、 13:電磁弁、14:冷媒供給管、 15:温度センサー、16:制御器、 17:排気筒、18:バスケット支持装置、 19:バスケット、 19A:投射材選別バスケット、 20:回転軸、21:モーター、 22:バスケット支持部材、 23:投射機、24:投射材、 25:インペラー、26:ケース体、 27:選別装置、28:カバー体、 29:大バリ選別用振動篩、 30:投射材選別用振動篩、 31:ダスト収納容器、32:振動機、 33:排出管、34:大バリ収納タンク、 35:投射材貯槽、36:排出管、 37:排出管、38:ダスト収納タンク、 39:断熱材、40:投射材収納室、 41:排出管、42:開口部、 43:ダンパー、44:電磁ソレノイド、 45:投射材輸送管、46:吸引パイプ、 47:カバー体、48、49、50:開閉扉、 51、52:カバー体、53:操作パネル、 54:取付け金具、 55、55A:ダスト除去通路、 56:フィルター、57:ダスト捕集器、 58、59:電磁開閉弁、60:孔、 61:傾斜面、62:バスケット本体、 63:係止片、64:撹拌バー、 65:孔、66:傾斜面、 67:バスケット本体、 68、68A、68B:ショットブラスト装置、 69:投射材選別装置、70:投射材選別室、 71:投射材選別ケース体、 72:ブロアー、73:エアー循環通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−197060(JP,U) 実開 平1−170561(JP,U) 実開 平1−170563(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠と、この機枠の上部に取付けられた底
    面がホッパー状のブラスト処理室を形成する開閉扉を有
    する断熱構造のブラスト処理ケース体と、このブラスト
    処理ケース体内に冷媒を供給する冷媒供給装置と、前記
    ブラスト処理ケース体の上部に取付けられ該ブラスト処
    理ケース体内に収納されたバリ取り製品に投射材を投射
    する投射機あるいは断熱ケース体を備える投射機と、前
    記ブラスト処理室内にバリ取り製品を収納するバスケッ
    トあるいは投射材とバリ等のダストとを選別する投射材
    の直径よりも小径の孔が多数個形成された投射材選別バ
    スケットとを選択的に取付けることのできるバスケット
    支持装置と、前記ブラスト処理ケース体の下部位置の前
    記機枠に取付けられた該ブラスト処理ケース体より落下
    するバリ等のダストを含む投射材を少なくともダストと
    投射材とに選別する断熱材で覆われた選別装置と、この
    選別装置で選別された投射材を収納する前記機枠に取付
    けられた断熱構造の投射材収納室と、前記選別装置で選
    別されたダストを収納する前記機枠に取付けられたダス
    ト収納室と、前記投射材収納室内の投射材を前記投射機
    の駆動によって該投射機へ吸引供給する断熱構造の投射
    材輸送管と、一端が前記ブラスト処理ケース体の下部に
    選択的に連通され、他端が前記投射材収納室内に接続さ
    れたダストを捕集するダスト捕集器を介装したダスト除
    去通路とからなることを特徴とするショットブラスト装
    置。
  2. 【請求項2】機枠と、この機枠の上部に取付けられた底
    面がホッパー状のブラスト処理室を形成する開閉扉を有
    するブラスト処理ケース体と、このブラスト処理ケース
    体内に冷媒を供給する冷媒供給装置と、前記ブラスト処
    理ケース体の上部に取付けられ該ブラスト処理ケース体
    内に収納されたバリ取り製品に投射材を投射する投射機
    と、前記ブラスト処理室内にバリ取り製品を収納するバ
    スケットあるいは投射材とバリ等のダストとを選別する
    投射材の直径よりも小径の孔が多数個形成された投射材
    選別バスケットとを選択的に取付けることのできるバス
    ケット支持装置と、前記ブラスト処理ケース体の下部位
    置の前記機枠に取付けられた該ブラスト処理ケース体よ
    り落下するバリ等のダストを含む投射材を少なくともダ
    ストと投射材とに選別する選別装置と、この選別装置で
    選別された投射材を収納する前記機枠に取付けられた投
    射材収納室と、前記選別装置で選別されたダストを収納
    する前記機枠に取付けられたダスト収納室と、前記投射
    材収納室内の投射材を前記投射機の駆動によって該投射
    機へ吸引供給する投射材輸送管と、一端が前記ブラスト
    処理ケース体の下部に選択的に連通され、他端が前記投
    射材収納室内に接続されたダストを捕集するダスト捕集
    器を介装したダスト除去通路とからなることを特徴とす
    るショットブラスト装置。
  3. 【請求項3】機枠と、この機枠の上部に取付けられた底
    面がホッパー状の投射材選別室を形成する開閉扉を有す
    る投射材選別ケース体と、この投射材選別ケース体内に
    冷媒を供給する冷媒供給装置と、前記投射材選別室内に
    選別するバリ等のダストを含む投射材を収納する回転駆
    動される投射材選別バスケットと、前記投射材選別ケー
    ス体に取付けられた前記バスケット内に収納された軽量
    のバリ等のダストを該バスケット内より外部へ吹き飛ば
    すブロアーと、一端が前記投射材選別ケース体に接続さ
    れ、他端が前記ブロアーの吸引側に接続されたエアー循
    環通路と、このエアー循環通路に介装されたダスト等を
    捕集するダスト捕集器とからなることを特徴とする投射
    材選別装置。
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