JP3442439B2 - ショットブラスト装置 - Google Patents

ショットブラスト装置

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JP3442439B2
JP3442439B2 JP26992693A JP26992693A JP3442439B2 JP 3442439 B2 JP3442439 B2 JP 3442439B2 JP 26992693 A JP26992693 A JP 26992693A JP 26992693 A JP26992693 A JP 26992693A JP 3442439 B2 JP3442439 B2 JP 3442439B2
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倉地光也
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明のプラスチック成型品、ゴ
ム成型品、ダイカスト成型品等のバリを投射材の投射に
よって除去するショットブラスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、投射材の選別装置を備えたショッ
トブラスト装置は選別装置の作動スイッチと投射機の作
動スイッチとを別々に設置するとともに、選別装置で選
別された投射材を投射材貯槽に収納し、該投射材貯槽よ
り投射機へ供給できるように構成されている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来のショットブラ
スト装置は投射機の作動と選別装置の作動とを別々に行
なわなければならないため、その操作が面倒であるとと
もに、熟練者でないと選別装置のON、OFF作動を効
率よくできないという欠点があった。また、選別装置で
選別された投射材貯槽に全量の投射材を収納し、該投射
材貯槽より投射機へ供給しているため、大きな投射材貯
槽が必要で、全体形状が大型化するとともに、投射材貯
槽から投射機への投射材を均一に供給するための機構が
必要で、構成が複雑でコスト高になるという欠点があっ
た。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
投射機および選別装置の作動を楽に効率よく行なうこと
ができるとともに、小さな投射材チャンバ―を用いて、
投射材を均一にかつ効率よく、詰まりなく投射機へ吸引
供給することができ、小型化を図ることができるショッ
トブラスト装置を提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定する
ものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は機枠と、この機枠の上部に取付けられた底
面がホッパ―状のブラスト処理室を形成する開閉扉を有
するブラスト処理ケ―ス体と、このブラスト処理ケ―ス
体内に備えられたバリを除去する成型品を支持する支持
具と、前記ブラスト処理ケ―ス体の上部に取付けられた
前記支持具に支持されたバリを除去する成型品に投射材
を投射する投射機と、前記ブラスト処理ケ―ス体内に冷
媒を供給する冷媒供給装置と、前記ブラスト処理ケ―ス
体の下部位置の前記機枠に外部に開口しないように取付
けられた該ブラスト処理ケ―ス体より落下してくるバリ
等のダストを含む投射材を少なくともダストと投射材と
に選別する前記投射機と連動して作動する選別装置と、
この選別装置で選別された投射材が供給される密封状の
投射材チャンバ―と、この投射材チャンバ―にほぼ垂直
となるように取付けられた該投射材チャンバ―内の投射
材を吸引する吸引ノズルと、この吸引ノズルに一端が接
続され、他端が前記投射機の吸引口に接続された該投射
機の駆動によって前記投射材チャンバ―内の投射材を吸
引供給する投射材輸送管と、前記選別装置で選別された
バリ等が供給される密封状のバリ等の収納容器と、前記
吸引ノズルの開口端部より該吸引ノズル内に前記選別装
置からの空気を供給する空気供給具と、前記吸引ノズル
の上部寄りの部位に該吸引ノズルの詰まりを防止できる
ように前記選別装置からの空気を供給する詰まり防止用
空気供給具とでショットブラスト装置を構成している。
【0007】
【作用】上記のように構成されたショットブラスト装置
は投射機と選別装置とが連動して作動するため、投射機
が停止している場合には選別装置も停止している。この
ため、投射材チャンバ―内に必要以上の投射材が流入す
ることがない。また、吸引ノズルは投射機の吸引力によ
って投射材チャンバ―内の投射材を吸引するが、開口端
部より空気供給具によって空気が吸引されるとともに、
上部位置で詰まり防止用空気供給具によって空気が吸引
されるため、吸引ノズルが投射材によって詰まるのを阻
止できる。さらに、投射材は投射材チャンバ―、吸引ノ
ズル、投射材輸送管、投射機、ブラスト処理室、選別装
置を通過し、投射材チャンバ―と循環される。
【0008】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
【0009】図1ないし図6の本発明の第1の実施例に
おいて、1は機枠で、この機枠1の上部にはブラスト処
理ケ―ス体2が固定されている。
【0010】このブラスト処理ケ―ス体2は四角筒状で
前面に形成された開口部3を開閉する開閉扉3Aが取付
けられた周壁4と、この周壁4の上部を覆うように固定
された上部壁5と、前記周壁4の下部を覆うように固定
されたほぼ中央部に排出孔16が形成されたホッパ―状
の下部壁7とからなり、これらのブラスト処理ケ―ス体
2を構成する周壁4、上部壁5および下部壁7はステン
レス材の内側壁板と外側壁板との間に発泡スチレンやフ
ォ―ミング材等の断熱材が介装された断熱構造に形成さ
れたものが使用されている。
【0011】8は前記ブラスト処理ケ―ス体2のブラス
ト処理室9内へ冷媒を供給する冷媒供給装置で、この冷
媒供給装置8はブラスト処理室9内に、例えば液化窒
素、液化炭酸ガス等の液化不活性ガス等の冷媒を供給す
る電磁弁10が介装された冷媒供給管11と、前記ブラ
スト処理室9内の温度を測定する温度センサ―12と、
この温度センサ―12からの指令によって前記電磁弁1
0を開閉操作させ、冷媒の供給量を調整する制御器13
と、前記ブラスト処理ケ―ス体2の上部壁5に取付けら
れたブラスト処理室室9内で発生した気化ガスを大気中
に放出する排気筒14と、この排気筒14に設置された
大気が前記ブラスト処理室9内へ流入するのを阻止する
ダンパ―15とから構成されている。
【0012】16は前記ブラスト処理室9内に備えられ
たバリを除去する成型品を支持する支持具で、この支持
具16は前記ブラスト処理ケ―ス体2の下部壁7に回転
可能に取付けられた回転軸17と、この回転軸17を回
転駆動させる前記機枠1に固定されたモ―タ―18と、
前記回転軸17の先端部に取付けられたバリを除去する
成型品が収納される投射材の通過が可能な透孔19aが
形成された多孔板を用いて製造されたバスケット19を
着脱可能に取付けることができるバスケット支持部材2
0と、このバスケット支持部材20に取付けられた前記
バスケット19を着脱可能に取付ける複数個の取付け金
具21とから構成されている。
【0013】22は前記ブラスト処理ケ―ス体2の上部
壁5に前記バスケット19内に収納されたバリを除去す
る成型品に投射材23をモ―タ―24で回転されるイン
ペラ―25で吸引して投射する投射機で、この投射機2
2のケ―ス体26は断熱構造のものが使用されている。
【0014】27は前記ブラスト処理室9内より落下排
出されるバリ等のダストを含む投射材23を外気に触れ
ることなく選別する前記機枠1の下部位置の前面および
側面に開閉扉28、29、30を備える下部周壁31内
の下部処理室32内に取付けられた選別装置で、この選
別装置27は前記ブラスト処理ケ―ス体2の排出孔6の
直下に位置され、前記下部壁7に固定された断熱材製の
蛇腹33を介して取付けられたカバ―体34で覆われた
投射材23よりも大きなバリを選別する大バリ選別用振
動篩35と、この大バリ選別用振動篩35の下部位置に
備えられた投射材23を選別する投射材選別用振動篩3
6と、この投射材選別用振動篩36の下部位置に備えら
れた投射材23よりも小さなバリ等のダストを収納する
ダスト収納容器37と、このダスト収納容器37を支持
するように前記機枠1のベ―ス板38に取付けられた該
ダスト収納容器37、前記投射材選別用振動篩36およ
び前記大バリ選別用振動篩35を振動させる前記投射機
22と連動して作動する振動機39と、前記大バリ選別
用振動篩35で選別された大バリを排出管40を介して
収納する前記下部処理室32内に設置された大バリ収納
袋41と、前記投射材選別用振動篩36で選別された投
射材22を外部へ排出する排出管42と、前記ダスト収
納容器37に収納されたバリ等のダストを排出管43を
介して収納する前記下部処理室32内に設置されたダス
ト収納袋44とから構成されている。
【0015】45は前記下部処理室32内に前記排出管
42からの投射材22が導かれるように取付けられた小
容量の投射材チャンバ―で、この投射材チャンバ―45
は一方の下面が他方の下面へ投射材23を導くことがで
きるように傾斜面46に形成されたチャンバ―本体47
と、このチャンバ―本体47の上部開口部48を覆うキ
ャッチクリップ49、49で取付けられる開閉蓋50
と、前記チャンバ―本体47の一方の上部に位置する部
位の前記開閉蓋50に形成された導入口51と前記排出
管42とを接続する蛇腹管52と、前記チャンバ―本体
47の他方の上部に位置する部位の前記開閉蓋50に取
付けられた該チャンバ―本体47の下部位置の投射材2
3を吸引する吸引ノズル53と、前記チャンバ―本体4
7内に収納された前記導入口51より導かれた投射材2
3を前記吸引ノズル53の下部寄りの部位へ導くシュ―
ト54とから構成されている。
【0016】前記吸引ノズル53は下部の開口端部が拡
開状に形成された吸引ノズル本体55と、この吸引ノズ
ル本体55の上部寄りの部位に形成された該吸引ノズル
本体55のノズル孔55aの寸法よりも小さな空気導入
孔56が形成された空気導入パイプ57とから構成され
ている。
【0017】58は前記吸引ノズル53の開口端部より
該吸引ノズル53内に空気を供給する空気供給具で、こ
の空気供給具58は前記吸引ノズル53の開口端部寄り
の部位に円錐台形状の上下移動する先端部59が位置す
るように前記チャンバ―本体47の底面に取付けられた
空気供給ノズル60と、この空気供給ノズル60に一端
部が接続され、他端部が前記選別装置27の排出管43
に取付けられた空気導入管61に接続された空気供給ホ
―ス62とから構成されている。
【0018】63は前記吸引ノズル53の空気導入孔5
6より吸引ノズル53内に空気を吸引させて該吸引ノズ
ル53が詰まるのを阻止する詰まり防止用空気供給具
で、この詰まり防止用空気供給具63は一端が前記吸引
ノズル53の空気導入パイプ57に接続され、他端が前
記空気導入管61に接続された詰まり防止用空気供給ホ
―ス64で構成されている。
【0019】65は一端が前記吸引ノズル53の上端部
に接続され、他端が前記投射機22の吸引パイプ66に
接続された投射材輸送管で、この投射材輸送管65は断
熱構造のものが使用されている。
【0020】上記構成のシヨットブラスト装置67は、
ブラスト処理ケ―ス体2の開閉扉3Aを開放し、開口部
3よりバスケット19内にバリを除去する成型品を収納
し、開閉扉3Aを閉じる。この状態で作動釦68を操作
してON状態にすることにより、投射機22、選別装置
27の振動機29および支持具16のモ―タ―18が同
時に作動する。
【0021】したがって、投射機22のインペラ―25
の回転によって吸引力が働き、投射材チャンバ―45内
の投射材23を吸引ノズル53、投射材輸送管65を介
して吸引し、インペラ―25によって、バスケット19
内のバリを除去する成型品に投射材23を投射してバリ
を除去する。この時吸引ノズル53には開口端部および
上部より空気供給具58と詰まり防止用空気供給具63
によって空気が供給されるため詰まることなく、均一に
投射材23を吸引することができる。
【0022】この時、バリを除去する成型品が低温にす
ることにより、脆化するプラスチック成型品、ゴム成型
品等の場合には冷媒供給装置8を作動させて、ブラスト
処理室9内を冷却してバリを除去する。また、低温にし
ても脆化することのないダイカスト成型品等の場合は冷
媒供給装置8を停止あるいは常温となるように調整して
使用する。
【0023】バスケット19内に投射された投射材23
は除去したバリとともにバスケット19より落下し、ホ
ッパ―状の下部壁7の排出孔6より選別装置27内へ落
下され、大バリ、投射材23、バリ等のダストに選別
し、大バリは大バリ収納袋41内に、投射材23は投射
材チャンバ―45内に、バリ等のダストはダスト収納袋
44内に収納される。
【0024】投射材の投射によって、バリを除去する成
型品のバリが除去されたところで作動釦68を操作して
OFF状態にすると、投射機22、選別装置27の振動
機39および支持具16のモ―タ―18が同時に停止す
る。このため、投射機22で投射された投射材23はバ
リとともに選別装置27内で停止し、次の作動まで移動
することなく、投射材チャンバ―45内に投射材23が
必要以上に溜ることがない。
【0025】
【本発明の異なる実施例】次に、図7ないし図15に示
す本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これら
の本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の
第1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【0026】図7ないし図9の本発明の第2の実施例に
おいて、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点は、
ブラスト処理ケ―ス体2内にバリを除去する成型品を支
持する支持具としてL字状に配置したベルトコンベア―
69を用いた点で、このようにベルトコンベア―69を
用いたショットブラスト装置67Aにしても前記本発明
の第1の実施例と同様な作用効果が得られる。
【0027】前記支持具としてのベルトコンベア―69
はブラスト処理ケ―ス体2の開口部3の下部寄りの前方
部位、後方部位に取付けられた回転軸70、71、72
と、この回転軸70、71、72に掛渡された多数個の
透孔73を有するベルト74と、前記回転軸70、71
間に位置する前記ベルト74の両端部を押し圧するガイ
ドロ―ラ75、75と、前記回転軸72を正逆回転駆動
させる前記ブラスト処理ケ―ス体2に取付けられたモ―
タ―76とから構成されている。
【0028】図10ないし図12の本発明の第3の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、バスケット19を開口部3よりバリを除去した成型
品を排出できるように外方へ回動できるように回転軸1
7に介装されたクラッチ77および取付け具78を介し
て取付けた点で、このように構成したショットブラスト
装置67Bにすることにより、バリを除去する成型品の
出入れを容易に行なうことができる。
【0029】前記取付け具78はバスケット支持部材2
0に固定された回転軸17に回転可能に取付けられる支
持部79と、この支持部79に固定され、先端部がブラ
スト処理ケ―ス体2に蝶番80を介して回動可能に取付
けられたア―ム81とから構成されている。
【0030】図13および図14の本発明の第4の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、ブラスト処理ケ―ス体2内にバリを除去する成型品
を支持する支持具16Aとして、多数個の透孔82が形
成された回転盤83と、この回転盤83を回転させるモ
―タ―84とで構成したものを使用した点で、このよう
な支持具16Aを用いたショットブラスト装置67Cに
しても前記本発明の第1の実施例と同様な作用効果が得
られる。
【0031】図15の本発明の第5の実施例において、
前記本発明の第1の実施例と主に異なる点は、冷媒供給
装置と排気筒を設置しない構造のショットブラスト装置
67Dにした点で、このように構成したショットブラス
ト装置67Dは常温でバリが除去される成型品専用とし
て使用される。
【0032】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0033】(1)機枠と、この機枠の上部に取付けら
れた底面がホッパ―状のブラスト処理室を形成する開閉
扉を有するブラスト処理ケ―ス体と、このブラスト処理
ケ―ス体内に備えられたバリを除去する成型品を支持す
る支持具と、前記ブラスト処理ケ―ス体の上部に取付け
られた前記支持具に支持されたバリを除去する成型品に
投射材を投射する投射機と、前記ブラスト処理ケ―ス体
内に冷媒を供給する冷媒供給装置と、前記ブラスト処理
ケ―ス体の下部位置の前記機枠に外部に開口しないよう
に取付けられた該ブラスト処理ケ―ス体より落下してく
るバリ等のダストを含む投射材を少なくともダストと投
射材とに選別する前記投射機と連動して作動する選別装
置と、この選別装置で選別された投射材が供給される密
封状の投射材チャンバ―と、この投射材チャンバ―にほ
ぼ垂直となるように取付けられた該投射材チャンバ―内
の投射材を吸引する吸引ノズルと、この吸引ノズルに一
端が接続され、他端が前記投射機の吸引口に接続された
該投射機の駆動によって前記投射材チャンバ―内の投射
材を吸引供給する投射材輸送管と、前記選別装置で選別
されたバリ等が供給される密封状のバリ等の収納容器
と、前記吸引ノズルの開口端部より該吸引ノズル内に前
記選別装置からの空気を供給する空気供給具と、前記吸
引ノズルの上部寄りの部位に該吸引ノズルの詰まりを防
止できるように前記選別装置からの空気を供給する詰ま
り防止用空気供給具とで構成されているので、投射材を
循環させて使用できる。したがって、少量の投射材で効
率よく成型品のバリを除去することができる。
【0034】(2)前記(1)によって、吸引ノズルの
開口端部および該開口端部の上部位置より空気を吸引で
きるようにしているので、吸引ノズルが投射材で詰まっ
たり、不均一な状態で投射材が吸引されるのを阻止し
て、ほぼ均一な状態で投射機に吸引させて効率のよい投
射材の投射を行なうことができる。
【0035】(3)前記(1)によって、投射機と選別
装置とが同期して作動するので、停止時に選別装置に投
射材が位置したままとなり、投射材チャンバ―を小容量
のものを用いることができる。したがって、小型コンパ
クト化を図ることができるとともに、吸引ノズルの吸引
不良を確実に阻止することができる。
【0036】(4)前記(1)によって、ブラスト処理
室内に冷媒を供給してプラスチックやゴム等の成型品の
バリを脆化させて効率よく除去することができる。
【0037】(5)請求項2、3も前記(1)〜(3)
と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す横断面図。
【図2】本発明の第1の実施例を示す縦断面図。
【図3】本発明の第1の実施例を示す斜視図。
【図4】本発明の第1の実施例の要部説明図。
【図5】本発明の第1の実施例の概略回路図。
【図6】バスケットの説明図。
【図7ないし図9】本発明の第2の実施例を示す説明
図。
【図10ないし図12】本発明の第3の実施例を示す説
明図。
【図13ないし図14】本発明の第4の実施例を示す説
明図。
【図15】本発明の第5の実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1:機枠、 2:ブラスト処
理ケ―ス体、3:開口部、 3
A:開閉扉、4:周壁、
5:上部壁、6:排出孔、
7:下部壁、8:冷媒供給装置、
9:ブラスト処理室、10:電磁弁、
11:冷媒供給管、12:温度センサ―、
13:制御器、14:排気筒、
15:ダンパ―、16、16A:支持具、
17:回転軸、18:モ―タ―、
19:バスケット、20:バスケット支持
部材、 21:取付け金具、22:投射機、
23:投射材、24:モ―タ―、
25:インペラ―、26:ケ―ス
体、 27:選別装置、28、2
9、30:開閉扉、 31:下部周壁、32:
下部処理室、 33:蛇腹、34:カ
バ―体、 35:大バリ選別用振動
篩、36:投射材選別用振動篩、 37:ダス
ト収納容器、38:ベ―ス板、 3
9:振動機、40:排出管、 4
1:大バリ収納袋、42:排出管、
43:排出管、44:ダスト収納袋、
45:投射材チャンバ―、46:傾斜面、
47:チャンバ―本体、48:上部開口
部、 49:キャッチクリップ、5
0:開閉蓋、 51:導入口、5
2:蛇腹管、 53:吸引ノズ
ル、54:シュ―ト、 55:吸引
ノズル本体、56:空気導入孔、 5
7:空気導入パイプ、58:空気供給具、
59:先端部、60:空気供給ノズル、
61:空気導入管、62:空気供給ホ―ス、
63:詰まり防止用空気供給具、64:詰ま
り防止用空気供給ホ―ス、 65:投射材輸送管、6
6:吸引パイプ、67、67A〜67D:ショットブラ
スト装置、68:作動釦、 6
9:ベルトコンベア―、70、71、72:回転軸、
73:透孔、74:ベルト、
75:ガイドロ―ラ、76:モ―タ―、
77:クラッチ、78:取付け具、
79:支持部、80:蝶番
81:ア―ム、82:透孔、
83:回転盤、84:モ―タ―。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山明典 千葉県柏市高田1116番地50日本産業機械 販売株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−234470(JP,A) 実開 平1−170563(JP,U) 実開 昭51−11589(JP,U) 実開 昭51−48287(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠と、この機枠の上部に取付けられた
    底面がホッパ―状のブラスト処理室を形成する開閉扉を
    有するブラスト処理ケ―ス体と、このブラスト処理ケ―
    ス体内に備えられたバリを除去する成型品を支持する支
    持具と、前記ブラスト処理ケ―ス体の上部に取付けられ
    た前記支持具に支持されたバリを除去する成型品に投射
    材を投射する投射機と、前記ブラスト処理ケ―ス体内に
    冷媒を供給する冷媒供給装置と、前記ブラスト処理ケ―
    ス体の下部位置の前記機枠に外部に開口しないように取
    付けられた該ブラスト処理ケ―ス体より落下してくるバ
    リ等のダストを含む投射材を少なくともダストと投射材
    とに選別する前記投射機と連動して作動する選別装置
    と、この選別装置で選別された投射材が供給される密封
    状の投射材チャンバ―と、この投射材チャンバ―にほぼ
    垂直となるように取付けられた該投射材チャンバ―内の
    投射材を吸引する吸引ノズルと、この吸引ノズルに一端
    が接続され、他端が前記投射機の吸引口に接続された該
    投射機の駆動によって前記投射材チャンバ―内の投射材
    を吸引供給する投射材輸送管と、前記選別装置で選別さ
    れたバリ等が供給される密封状のバリ等の収納容器と、
    前記吸引ノズルの開口端部より該吸引ノズル内に前記選
    別装置からの空気を供給する空気供給具と、前記吸引ノ
    ズルの上部寄りの部位に該吸引ノズルの詰まりを防止で
    きるように前記選別装置からの空気を供給する詰まり防
    止用空気供給具とを備えることを特徴とするショットブ
    ラスト装置。
  2. 【請求項2】 機枠と、この機枠の上部に取付けられた
    底面がホッパ―状のブラスト処理室を形成する開閉扉を
    有するブラスト処理ケ―ス体と、このブラスト処理ケ―
    ス体内に備えられたバリを除去する成型品を支持する支
    持具と、前記ブラスト処理ケ―ス体の上部に取付けられ
    た前記支持具に支持されたバリを除去する成型品に投射
    材を投射する投射機と、前記ブラスト処理ケ―ス体内に
    冷媒を供給する冷媒供給装置と、前記ブラスト処理ケ―
    ス体の上部に形成されたエア―の流入を阻止するダンパ
    ―が備えられた排気筒と、前記ブラスト処理ケ―ス体の
    下部位置の前記機枠に外部に開口しないように取付けら
    れた該ブラスト処理ケ―ス体より落下してくるバリ等の
    ダストを含む投射材を少なくともダストと投射材とに選
    別する前記投射機と連動して作動する選別装置と、この
    選別装置で選別された投射材が供給される密封状の投射
    材チャンバ―と、この投射材チャンバ―にほぼ垂直とな
    るように取付けられた該投射材チャンバ―内の投射材を
    吸引する吸引ノズルと、この吸引ノズルに一端が接続さ
    れ、他端が前記投射機の吸引口に接続された該投射機の
    駆動によって前記投射材チャンバ―内の投射材を吸引供
    給する投射材輸送管と、前記選別装置で選別されたバリ
    等が供給される密封状のバリ等の収納容器と、前記吸引
    ノズルの開口端部より該吸引ノズル内に前記選別装置か
    らの空気を供給する空気供給具と、前記吸引ノズルの上
    部寄りの部位に該吸引ノズルの詰まりを防止できるよう
    に前記選別装置からの空気を供給する詰まり防止用空気
    供給具とを備えることを特徴とするショットブラスト装
    置。
  3. 【請求項3】 機枠と、この機枠の上部に取付けられた
    底面がホッパ―状のブラスト処理室を形成する開閉扉を
    有するブラスト処理ケ―ス体と、このブラスト処理ケ―
    ス体内に備えられたバリを除去する成型品を支持する支
    持具と、前記ブラスト処理ケ―ス体の上部に取付けられ
    た前記支持具に支持されたバリを除去する成型品に投射
    材を投射する投射機と、前記ブラスト処理ケ―ス体内に
    冷媒を供給する冷媒供給装置と、前記ブラスト処理ケ―
    ス体の下部位置の前記機枠に外部に開口しないように取
    付けられた該ブラスト処理ケ―ス体より落下してくるバ
    リ等のダストを含む投射材を少なくともダストと投射材
    とに選別する選別装置と、この選別装置で選別された投
    射材が供給される密封状の投射材チャンバ―と、この投
    射材チャンバ―にほぼ垂直となるように取付けられた該
    投射材チャンバ―内の投射材を吸引する吸引ノズルと、
    この吸引ノズルに一端が接続され、他端が前記投射機の
    吸引口に接続された該投射機の駆動によって前記投射材
    チャンバ―内の投射材を吸引供給する投射材輸送管と、
    前記選別装置で選別されたバリ等が供給される密封状の
    バリ等の収納容器と、前記吸引ノズルの開口端部より該
    吸引ノズル内に前記選別装置からの空気を供給する空気
    供給具と、前記吸引ノズルの上部寄りの部位に該吸引ノ
    ズルの詰まりを防止できるように前記選別装置からの空
    気を供給する詰まり防止用空気供給具とを備えることを
    特徴とするショットブラスト装置。
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