JPWO2007066588A1 - 無線lan通信システム - Google Patents

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Abstract

無線LAN端末(AP)は、対向無線LAN端末(STA−j)にデータフレームを送信し、ACKフレームをSTA−jから受信する。APは、データフレームを送信してからACKフレームを受信するまでの応答時間を計測し、STA−jにデータフレームを前回送信してから今回送信するまでの送信間隔時間を計測する。APは、設定送信間隔時間と設定応答時間とが格納されたメモリを備えている。APは、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えず、応答時間が設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信し、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、応答時間を設定応答時間としてメモリに格納(更新)する。

Description

本発明は、無線LAN(Local Area Network)を用いて通信を行う無線LAN通信システムに関する。
無線LANを用いて通信を行う無線LAN通信システムが知られている。無線LAN通信システムは、無線LANに接続された無線LAN端末及び複数の対向無線LAN端末を具備している。無線LAN端末は、無線LANの基地局であるAP(Access Point)であり、複数の対向無線LAN端末の各々は、端末局であるSTA(Station)である。IEEE802.11では、APとSTA間の通信においては、APがSTAにデータフレームを送信し、STAは、そのデータフレームを受信したとき、それに対して、データフレームを受信したことを表すACK(Acknowledgment)フレームをAPに送信(返信)する。この場合、ACKフレームは、STAがAPからのデータフレームを受信してから、SIFS時間(16μsec)後にSTAから送信される。APは、データフレームを送信してから、予め決められた設定応答時間{SIFS時間(16μsec)+数μsec}以内にACKフレームを受信できない場合、データフレームを再送信する。
このような無線LAN通信システムでは、STAは、ユーザにより当初の設置場所に設置されても、ある時間が経過したときに、次の設置場所に移動され設置されることもある。このときに、APとSTAとの通信距離が当初のそれよりも延びてしまう場合がある。
この場合、伝搬遅延が発生し、APでは、ACKフレームの受信が遅延し、ACKフレームの受信失敗を判断してしまう。APが、すべてのSTAに対して、ACKフレームの受信失敗を判断するための時間をシステム上の最大時間に設定すると、再送に時間がかかりスループットの低下を引き起こしてしまう。
通信システムに関連する技術として、特開2000−236352号公報にデータ転送システムが開示されている。このデータ転送システムは、ネットワークのノードを構成するデータ転送装置間にデータパケットを伝送するシステムである。データ転送システムは、受信側に、データパケット受信時間を格納する第一のメモリー手段と、前記データパケット受信時間と応答パケット送信時間とを含む応答パケットを送信側に返送する応答パケット返送手段と、送信側に、データパケット送信時間と応答パケット受信時間と前記データパケット受信時間とを格納する第二のメモリー手段と、前記データパケット送信時間と前記応答パケット受信時間と前記データパケット受信時間と前記データパケット送出後前記応答パケット受信までの時間とを基に前記データパケット送信毎に応答監視時間及び前記データパケットの送信間隔時間を演算して更新する時間演算手段とを含むことを特徴としている。これにより、応答監視時間をパケット毎に最適化する。
特開2004−253934号公報に無線通信システムが開示されている。この無線通信システムは、送信データに対する受信確認応答を受信しない場合に、当該送信データの再送を行うための再送タイムアウト時間を決定するシステムである。
無線通信システムは、前記送信データと前記受信確認応答とを監視する監視手段と、予め設定された所定期間における前記監視手段の監視結果に基づいて前記再送タイムアウト時間を計算する計算手段とを有することを特徴としている。これにより、スループットの向上及び通信利用率の最適化を行なう。
特開2005−136506号公報にデータ配信システムが開示されている。このデータ配信システムは、中継装置と、データ配信装置とを備えたことを特徴としている。前記中継装置は、配信データを受信し、この受信時刻を、前記配信データの送信元へ返信される応答信号中に書き込む。前記データ配信装置は、前記中継装置から受信した応答信号に書き込まれた受信時刻と、これに対応する配信データの配信時刻との差から配信遅延時間を求め、この求められた複数の配信遅延時間の差を求め、この各配信遅延時間差をもとに各中継装置への配信データの配信時刻を求め、これらの配信時刻に応じて配信データを該当中継装置へ配信する。これにより、複数の中継ノードでのデータ受信タイミング差を無くすことによって、同報通信サービスを良好に行なう。
特開平10−32584号公報にデータ転送装置が開示されている。このデータ転送装置は、ATM網に接続し、データ通信を行う。データ転送装置は、VCごとに論理コネクションを設定するコネクション設定部と、論理コネクション上で選択再送手順を有するプロトコル処理を実行するプロトコル処理部と、プロトコル処理に必要なプロトコルパラメータを管理するパラメータ管理部とを備えたことを特徴としている。
これにより、ATM網に接続しデータ転送を行うデータ転送装置において、再送制御機能を用いても、ビデオデータなどのリアルタイム性の高いデータを転送するための十分なパフォーマンスを得られる。
特開平3−64225号公報にハイレベルデータリンク制御手順を用いた通信制御装置が開示されている。この通信制御装置は、あらかじめ定められた許容時間が設定され、データリンク制御を行う1次局がレスポンスを必要とするコマンドを送出した時に計時を開始し、前記1次局の指示に従って制御機能を実行する2次局から前記コマンドに対するレスポンスを受信した時に前記計時を停止してリセットされる受信確認タイマを備え、前記受信確認タイマがタイムアウトしたことを検出して誤り回復処理を実行するハイレベルデータリンク制御手順を用いたものである。通信制御装置は、前記受信確認タイマに設定される前記許容時間を輻輳状態に応じて変更するタイマ調整手段を設けたことを特徴としている。
特開平2−62145号公報にデータ通信装置が開示されている。
このデータ通信装置は、端末装置に接続され、該端末装置より受信した信号を所定のフレーム長に分割し、該分割したフレーム長を送信データとして所望の送信先である相手局に送り、該相手局から該送信データに対する応答信号が返送されるのを受信待ち時間の間監視するものである。データ通信装置は、前記相手局に送信データを送出してから該相手局より該送信データの応答信号が返って来るまでの回線遅延時間を測定する回線遅延測定手段と、前記端末装置より受信した信号を所定のフレーム長に分割するデータフレーム長選択手段と、前記回線遅延時間および該フレーム長により前記相手局からの応答信号を受信するまでの時間を応答予測時間として予測し、該予測した時間を前記受信待ち時間として設定する可変受信待ちタイマ手段とを有することを特徴としている。
本発明の目的は、対向無線LAN端末が当初の設置場所から次の設置場所に移動された場合、通信距離に対応する最適な通信を行なうことができる無線LAN通信システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、ACKフレームの受信失敗を判断するための最適な通信を行なうことができる無線LAN通信システムを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、スループットの低下を引き起こさない最適な通信を行なうことができる無線LAN通信システムを提供することにある。
この発明のこれらの目的とそれ以外の目的と利益とは以下の説明と添付図面とによって容易に確認することができる。
上記課題を解決するために本発明の無線LAN通信システムは、無線LAN(Local Area Network)に接続されたコンピュータである無線LAN端末及び対向無線LAN端末を具備している。無線LAN端末は、送信部と、受信部と、応答時間計測部と、送信間隔時間計測部と、制御部と、メモリとを具備している。送信部は、対向無線LAN端末にデータフレームを送信する。受信部は、データフレームに対するACK(Acknowledgment)フレームを対向無線LAN端末から受信する。応答時間計測部は、送信部が対向無線LAN端末にデータフレームを送信してから、受信部が対向無線LAN端末からACKフレームを受信するまでの応答時間を計測する。送信間隔時間計測部は、送信部が対向無線LAN端末に前回のデータフレームを送信してから、今回のデータフレームであるデータフレームを送信するまでの送信間隔時間を計測する。メモリには、予め決められた設定送信間隔時間と、対向無線LAN端末における設定応答時間とが格納されている。制御部は、データフレームが送信されたときにメモリを参照し、送信間隔時間と応答時間とを監視する。制御部は、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えず、応答時間が設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信するように送信部を制御する。制御部は、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、応答時間を設定応答時間としてメモリに格納(更新)する。
無線LAN通信システムでは、対向無線LAN端末は、ユーザにより当初の設置場所に設置されても、ある時間が経過したときに、次の設置場所に移動され設置されることもある。このときに、無線LAN端末と対向無線LAN端末との通信距離が当初のそれよりも延びてしまう場合がある。この場合、伝搬遅延が発生し、無線LAN端末では、ACKフレームの受信が遅延し、ACKフレームの受信失敗を判断してしまう。
本発明では、無線LAN端末は、対向無線LAN端末にデータフレームを送信したとき、送信間隔時間計測部により計測された送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えず、応答時間計測部により計測された応答時間が設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信する。また、本発明では、無線LAN端末は、対向無線LAN端末にデータフレームを送信したとき、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、対向無線LAN端末がユーザにより当初の設置場所から次の設置場所に移動された可能性があることを認識する。この場合、無線LAN端末は、応答時間計測部により計測された応答時間を、設定応答時間としてメモリに格納(更新)する。
このように、本発明の無線LAN通信システムでは、対向無線LAN端末が当初の設置場所から次の設置場所に移動された場合、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えているときに、設定応答時間を更新することにより、むやみにACKフレームの受信失敗を判断せず、通信距離に対応する最適な通信を行なうことができる。
本発明の無線LAN通信システムにおいて、メモリは、初期設定応答時間格納部と、設定応答時間格納部とを含んでいる。初期設定応答時間格納部には、予め決められた最大通信距離に対応する初期設定応答時間が格納されている。設定応答時間格納部には、対向無線LAN端末における設定応答時間が格納される。送信部が対向無線LAN端末に対して初めて通信する。このとき、制御部は、初期設定応答時間格納部を参照する。そこで、制御部は、応答時間が初期設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信するように送信部を制御する。一方、制御部は、応答時間が初期設定応答時間を超えない場合、応答時間を設定応答時間として設定応答時間格納部に格納する。
無線LAN端末は、対向無線LAN端末にデータフレームを初めて送信するとき、無線LAN端末と対向無線LAN端末との通信距離を把握していない。そこで、本発明では、無線LAN端末は、対向無線LAN端末にデータフレームを初めて送信したとき、ACKフレームの受信が成功したか失敗したかを判断するために、メモリを参照して、最大通信距離に対応する初期設定応答時間を認識する。無線LAN端末は、応答時間計測部により計測された応答時間が初期設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信する。これにより、本発明の無線LAN通信システムでは、ACKフレームの受信失敗を判断するための最適な通信を行なうことができる。
応答時間計測部により計測された応答時間が初期設定応答時間を超えない場合、無線LAN端末によるACKフレームの受信が成功した上に、無線LAN端末と対向無線LAN端末との通信距離が最大通信距離よりも短いことを表している。しかし、無線LAN端末は、対向無線LAN端末との次の通信でも初期設定応答時間を参照しては、データフレームを再送信する場合、その再送に時間がかかりスループットの低下を引き起こしてしまう。そこで、無線LAN端末は、対向無線LAN端末との次の通信では設定応答時間を参照するために、応答時間計測部により計測された応答時間を設定応答時間としてメモリに格納する。これにより、本発明の無線LAN通信システムでは、スループットの低下を引き起こさない最適な通信を行なうことができる。
本発明の無線LAN通信システムにおいて、メモリは、設定送信間隔時間格納部を更に含んでいる。設定送信間隔時間格納部には、設定送信間隔時間が格納されている。送信部が対向無線LAN端末に対して通信する。このとき、制御部は、設定送信間隔時間格納部と設定応答時間格納部とを参照する。そこで、制御部は、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えず、応答時間が設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信するように送信部を制御する。一方、制御部は、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、応答時間を設定応答時間として設定応答時間格納部に格納(更新)する。
無線LAN端末は、対向無線LAN端末にデータフレームを2回目以降に送信したとき、無線LAN端末と対向無線LAN端末との通信距離が最大通信距離よりも短いのに、初期設定応答時間により応答時間が超えるか否かを判断してしまっては、スループットの低下を引き起こしてしまう。そこで、本発明では、無線LAN端末は、対向無線LAN端末にデータフレームを2回目以降に送信したとき、メモリを参照して、設定応答時間と設定送信間隔時間とを認識する。無線LAN端末は、送信間隔時間計測部により計測された送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えず、応答時間計測部により計測された応答時間が設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信する。これにより、本発明の無線LAN通信システムでは、スループットの低下を引き起こさない最適な通信を行なうことができる。
また、本発明では、無線LAN端末は、対向無線LAN端末にデータフレームを2回目以降に送信したとき、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、対向無線LAN端末STA−jがユーザにより当初の設置場所から次の設置場所に移動された可能性があることを認識する。この場合、無線LAN端末は、応答時間計測部により計測された応答時間を、設定応答時間としてメモリに格納(更新)する。これにより、本発明の無線LAN通信システムでは、対向無線LAN端末が当初の設置場所から次の設置場所に移動された場合、むやみにACKフレームの受信失敗を判断せず、通信距離に対応する最適な通信を行なうことができる。
本発明の無線LAN通信システムにおいて、制御部は、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、更に初期設定応答時間格納部を参照する。そこで、制御部は、応答時間が初期設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信するように送信部を制御する。一方、制御部は、応答時間が初期設定応答時間を超えない場合、応答時間を設定応答時間として設定応答時間格納部に格納(更新)する。
本発明では、無線LAN端末は、対向無線LAN端末にデータフレームを2回目以降に送信したとき、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、無線LAN端末と対向無線LAN端末との通信距離を把握する必要がある。また、メモリに格納された設定応答時間により、応答時間が超えるか否かを判断してしまっては、ACKフレームの受信失敗を判断してしまう可能性がある。そこで、本発明では、無線LAN端末は、対向無線LAN端末にデータフレームを2回目以降に送信したとき、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、メモリを更に参照して、最大通信距離に対応する初期設定応答時間を認識する。無線LAN端末は、応答時間計測部により計測された応答時間が初期設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信する。これにより、本発明の無線LAN通信システムでは、対向無線LAN端末が当初の設置場所から次の設置場所に移動された場合、むやみにACKフレームの受信失敗を判断しない。
また、本発明では、無線LAN端末は、対向無線LAN端末にデータフレームを2回目以降に送信したとき、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、対向無線LAN端末がユーザにより当初の設置場所から次の設置場所に移動された可能性があることを認識する。更に、応答時間計測部により計測された応答時間が初期設定応答時間を超えない場合、無線LAN端末によるACKフレームの受信が成功した上に、無線LAN端末と対向無線LAN端末との通信距離が最大通信距離よりも短いことを表している。無線LAN端末は、対向無線LAN端末との次の通信では設定応答時間を参照するために、応答時間計測部により計測された応答時間を設定応答時間としてメモリに格納する。これにより、本発明の無線LAN通信システムでは、対向無線LAN端末が当初の設置場所から次の設置場所に移動された場合、むやみにACKフレームの受信失敗を判断せず、通信距離に対応する最適な通信を行なうことができる。
本発明の無線LAN端末は、上記の無線LAN端末である。
本発明の無線LAN通信方法は、上記の無線LAN端末であるコンピュータを用いる。そのコンピュータは、ハードウェア(例示;回路)又はソフトウェア(例示;コンピュータプログラム)により実現される。コンピュータには、コンピュータプログラムが備えられている。この場合、上記の送信部、受信部、応答時間計測部、送信間隔時間計測部、制御部、メモリは、ソフトウェア(コンピュータプログラム)により実現される。
無線LAN通信方法は、対向コンピュータにデータフレームを送信する送信ステップと、データフレームに対するACK(Acknowledgment)フレームを対向コンピュータから受信する受信ステップと、送信ステップが対向コンピュータにデータフレームを送信してから、受信ステップが対向コンピュータからACKフレームを受信するまでの応答時間を計測する応答時間計測ステップと、送信ステップが対向コンピュータに前回のデータフレームを送信してから、今回のデータフレームであるデータフレームを送信するまでの送信間隔時間を計測する送信間隔時間計測ステップと、データフレームが送信されたときに、予め決められた設定送信間隔時間と、対向コンピュータにおける設定応答時間とが格納されたメモリを参照し、送信間隔時間と応答時間とを監視する制御ステップとを具備する。制御ステップは、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えず、応答時間が設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信するように送信ステップを制御し、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、応答時間を設定応答時間としてメモリに格納する。
本発明の無線LAN通信方法において、メモリは、予め決められた最大通信距離に対応する初期設定応答時間が格納された初期設定応答時間格納部と、対向コンピュータにおける設定応答時間が格納される設定応答時間格納部とを含む。送信ステップが対向コンピュータに対して初めて通信するとき、制御ステップは、初期設定応答時間格納部を参照するステップと、応答時間が初期設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信するように送信ステップを制御するステップと、応答時間が初期設定応答時間を超えない場合、応答時間を設定応答時間として設定応答時間格納部に格納するステップとを更に含む。
本発明の無線LAN通信方法において、メモリは、設定送信間隔時間が格納された設定送信間隔時間格納部を更に含む。送信ステップが対向コンピュータに対して通信するとき、制御ステップは、設定送信間隔時間格納部と設定応答時間格納部とを参照するステップと、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えず、応答時間が設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信するように送信ステップを制御するステップと、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、応答時間を設定応答時間として設定応答時間格納部に格納する送信間隔時間判定ステップとを更に含む。
本発明の無線LAN通信方法において、送信間隔時間判定ステップは、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、更に初期設定応答時間格納部を参照するステップと、応答時間が初期設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信するように送信ステップを制御するステップと、応答時間が初期設定応答時間を超えない場合、応答時間を設定応答時間として設定応答時間格納部に格納するステップとを更に含む。
本発明のコンピュータプログラムは、上記各項のいずれかに記載の無線LAN通信方法の各ステップをコンピュータに実行させる。更に、本発明のコンピュータプログラム製品は、上記のプログラムを有する、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体に記憶されている。
図1は、本発明の無線LAN通信システムの構成を示している。 図2は、従来の無線LAN通信システムの不具合を説明するための図である。 図3は、本発明の無線LAN通信システムの無線LAN端末APの構成を示している。 図4は、本発明の無線LAN通信システムの無線LAN端末APのメモリ16のメモリ領域を示している。 図5は、本発明の無線LAN通信システムの無線LAN端末APの動作を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明の無線LAN通信システムについて詳細に説明する。
図1は、本発明の無線LAN通信システムの構成を示している。本発明の無線LAN通信システムは、無線LANに接続されたコンピュータである無線LAN端末及び複数の対向無線LAN端末を具備している。無線LAN端末は、無線LANの基地局であるAP(Access Point)であり、複数の対向無線LAN端末の各々は、端末局であるSTA(Station)である。複数の対向無線LAN端末をSTA−1、STA−2とする。この例では、IEEE802.11で定義するところのInfrastructure Networkであり、このような無線LANネットワークの最小単位をBSS(Basic Service Set)と言う。
IEEE802.11では、無線LAN端末APと対向無線LAN端末STA−j(j=1、2)間の通信においては、無線LAN端末APが対向無線LAN端末STA−jにデータフレームを送信し、対向無線LAN端末STA−jは、そのデータフレームを受信したとき、それに対して、データフレームを受信したことを表すACK(Acknowledgment)フレームをAPに送信(返信)する。この場合、ACKフレームは、対向無線LAN端末STA−jが無線LAN端末APからのデータフレームを受信してから、SIFS時間(16μsec)後に対向無線LAN端末STA−jから送信される。無線LAN端末APは、データフレームを送信してから、予め決められた設定応答時間{SIFS時間(16μsec)+数μsec}以内にACKフレームを受信できない場合、データフレームを再送信する。
このような無線LAN通信システムでは、対向無線LAN端末STA−jは、ユーザにより当初の設置場所に設置されても、ある時間が経過したときに、次の設置場所に移動され設置されることもある。このときに、無線LAN端末APと対向無線LAN端末STA−jとの通信距離が当初のそれよりも延びてしまう場合がある。この場合、伝搬遅延が発生し、無線LAN端末APでは、ACKフレームの受信が遅延し、ACKフレームの受信失敗を判断してしまう。これについて図1、図2を用いて説明する。
屋外無線LAN装置としての無線LAN端末APでは、カバーエリアが10km以上となる事がある。電波の速度は秒速約30万kmなので10kmでの伝送遅延は33.33μsecとなり往復の遅延は66.66μsecとなる。
図2に示されるように、無線LAN端末APは、100mの距離に設置された対向無線LAN端末STA−1に対してデータフレームDATA1を送信した場合、データフレームDATA1は333nsec遅延して対向無線LAN端末STA−1に届く。対向無線LAN端末STA−1は、無線LAN端末APからのデータフレームDATA1を受信してから、SIFS時間(16μsec)後に、ACKフレームとしてACK1を無線LAN端末APに送信する。無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−1がACK1を送信してから333nsec後に、そのACK1を受信する。
次に、無線LAN端末APは、10kmの距離に設置された対向無線LAN端末STA−2に対してデータフレームDATA2を送信した場合、データフレームDATA2は33.33μsec遅延して対向無線LAN端末STA−2に届く。対向無線LAN端末STA−2は、無線LAN端末APからのデータフレームDATA2を受信してから、SIFS時間(16μsec)後に、ACKフレームとしてACK2を無線LAN端末APに送信する。無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−2がACK2を送信してから33.33μsec後に、そのACK2を受信する。
例えば、上記の設定応答時間(図2のACK Time Out)がSIFS時間(16μsec)+1μsecであるものとする。
この場合、無線LAN端末APが、データフレームDATA1を対向無線LAN端末STA−1に送信してから、対向無線LAN端末STA−1からのACK1を受信するまでの応答時間は、333nsec+SIFS時間(16μsec)+333nsecであり、設定応答時間{16μsec+1μsec}以内である。即ち、無線LAN端末APは、データフレームDATA1を対向無線LAN端末STA−1に送信してから、対向無線LAN端末STA−1からのACK1を設定応答時間{16μsec+1μsec}以内に受信する。このため、無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−1がデータフレームDATA1を受信したことを認識する。
一方、無線LAN端末APが、データフレームDATA2を対向無線LAN端末STA−2に送信してから、対向無線LAN端末STA−2からのACK2を受信するまでの応答時間は、33.33μsec+SIFS時間(16μsec)+33.33μsecであり、設定応答時間{16μsec+1μsec}を超える。即ち、無線LAN端末APは、データフレームDATA2を対向無線LAN端末STA−2に送信してから、対向無線LAN端末STA−2からのACK2を設定応答時間{16μsec+1μsec}以内に受信できない。このため、無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−2がデータフレームDATA2を受信していないことを認識し、データフレームDATA2を再送信する。
このように、通信距離が延びた場合、伝搬遅延が発生してACK2の受信が遅れることにより、対向無線LAN端末STA−2がデータフレームDATA2を受信しているのにも関わらず、データフレームDATA2が再送信されてしまう不具合が発生してしまう。
そこで、本発明では、通信距離に対応するように、上記の設定応答時間を調整する。また、本発明では、無線LAN端末APが対向無線LAN端末STA−jに前回のデータフレームを送信してから、今回のデータフレームを送信するまでの送信間隔時間を管理し、この送信間隔時間も考慮して上記の設定応答時間を調整する。
(実施形態)
図3は、無線LAN端末APの構成を示している。無線LAN端末APは、送信部11と、受信部12と、応答時間計測部13と、送信間隔時間計測部14と、制御部15と、メモリ16とを具備している。送信部11、受信部12、応答時間計測部13、送信間隔時間計測部14、制御部15、メモリ16は、ハードウェア(例示;回路)又はソフトウェア(例示;コンピュータプログラム)により実現される。例えば、制御部15は、CPU(Central Processing Unit)であり、送信部11、受信部12を制御する。
送信部11は、対向無線LAN端末STA−j(j=1、2)にデータフレームを送信する。受信部12は、データフレームに対するACKフレームを対向無線LAN端末STA−jから受信する。
応答時間計測部13は、送信部11と受信部12とを監視しているタイマ部である。応答時間計測部13は、送信部11が対向無線LAN端末STA−jにデータフレームの最後を送信してから、受信部12が対向無線LAN端末STA−jからACKフレームの先頭を受信するまでの応答時間を計測する。
送信間隔時間計測部14は、送信部11を監視しているタイマ部である。送信間隔時間計測部14は、送信部11が対向無線LAN端末STA−jに前回のデータフレームの最後を送信してから、今回のデータフレームであるデータフレームの先頭を送信するまでの送信間隔時間を計測する。
メモリ16には、予め決められた設定送信間隔時間と、対向無線LAN端末STA−jにおける設定応答時間とが格納されている。制御部15は、データフレームが送信されたときにメモリ16を参照し、送信間隔時間計測部14により計測された送信間隔時間と、応答時間計測部13により計測された応答時間とを監視する。制御部15は、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えず、応答時間が設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信するように送信部11を制御する。制御部15は、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、応答時間計測部13により計測された応答時間を上記の設定応答時間としてメモリ16に格納(更新)する。
上述のように、無線LAN通信システムでは、対向無線LAN端末STA−jは、ユーザにより当初の設置場所に設置されても、ある時間が経過したときに、次の設置場所に移動され設置されることもある。このときに、無線LAN端末APと対向無線LAN端末STA−jとの通信距離が当初のそれよりも延びてしまう場合がある。この場合、伝搬遅延が発生し、無線LAN端末APでは、ACKフレームの受信が遅延し、ACKフレームの受信失敗を判断してしまう。
本発明では、無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jにデータフレームを送信したとき、送信間隔時間計測部14により計測された送信間隔時間が設定送信間隔時間TIMELAGを超えず、応答時間計測部13により計測された応答時間が設定応答時間を超えた場合、データフレームを再送信する。また、本発明では、無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jにデータフレームを送信したとき、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えている場合、対向無線LAN端末STA−jがユーザにより当初の設置場所から次の設置場所に移動された可能性があることを認識する。この場合、無線LAN端末APは、応答時間計測部13により計測された応答時間を、設定応答時間としてメモリ16に格納(更新)する。
このように、本発明の無線LAN通信システムでは、対向無線LAN端末STA−jが当初の設置場所から次の設置場所に移動された場合、送信間隔時間が設定送信間隔時間を超えているときに、設定応答時間を更新することにより、むやみにACKフレームの受信失敗を判断せず、通信距離に対応する最適な通信を行なうことができる。
本発明の実施形態による無線LAN通信システムについて詳細に説明する。
図4は、メモリ16のメモリ領域を示している。
メモリ16は、メモリ領域として、初期設定応答時間格納部17−0と、設定応答時間格納部17−1、17−2とを含んでいる。初期設定応答時間格納部17−0には、予め決められた最大通信距離に対応する初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0が格納されている。設定応答時間格納部17−1、17−2には、それぞれ、対向無線LAN端末STA−1、STA−2における設定応答時間ACK_TIME_OUT1、ACK_TIME_OUT2が格納される。
メモリ16は、メモリ領域として、設定送信間隔時間格納部18を更に含んでいる。設定送信間隔時間格納部18には、設定送信間隔時間TIMELAGが格納されている。
図5は、無線LAN端末APの動作を示すフローチャートである。
例えば、無線LAN端末AP(送信部11)が対向無線LAN端末STA−1に対して初めて通信する。
送信部11は、対向無線LAN端末STA−1にデータフレームを送信する(ステップS1)。このとき、応答時間計測部13は、送信部11が対向無線LAN端末STA−jにデータフレームの最後を送信してから、受信部12が対向無線LAN端末STA−jからACKフレームの先頭を受信するまでの応答時間を計測する。制御部15は、メモリ16の初期設定応答時間格納部17−0を参照する。即ち、初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を参照する(ステップS2−YES、S3)。
そこで、受信部12は、データフレームに対するACKフレームを対向無線LAN端末STA−1から受信する。このとき、応答時間計測部13により計測された応答時間が初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を超えている。あるいは、受信部12がACKフレームを対向無線LAN端末STA−1から受信しないまま、応答時間計測部13により計測された応答時間が初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を超える(ステップS4−YES)。この場合、制御部15は、データフレームを再送信するように送信部11を制御する(ステップS5)。
受信部12は、データフレームに対するACKフレームを対向無線LAN端末STA−1から受信する。このとき、応答時間計測部13により計測された応答時間が初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を超えない(ステップS4−NO)。この場合、制御部15は、対向無線LAN端末STA−1がデータフレームを受信したことを認識する。
制御部15は、応答時間計測部13により計測された応答時間を設定応答時間ACK_TIME_OUT1として設定応答時間格納部17−1に格納する(ステップS6)。
例えば、無線LAN端末AP(送信部11)が対向無線LAN端末STA−1に対して通信する。この通信は2回目以降である。
送信部11は、対向無線LAN端末STA−1にデータフレームを送信する(ステップS1)。このとき、応答時間計測部13は、送信部11が対向無線LAN端末STA−jにデータフレームの最後を送信してから、受信部12が対向無線LAN端末STA−jからACKフレームの先頭を受信するまでの応答時間を計測する。また、送信間隔時間計測部14は、送信部11が対向無線LAN端末STA−jに前回のデータフレームの最後を送信してから、今回のデータフレームであるデータフレームの先頭を送信するまでの送信間隔時間を計測している。制御部15は、メモリ16の設定送信間隔時間格納部18と設定応答時間格納部17−1とを参照する。即ち、設定送信間隔時間TIMELAGと初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0とを参照する(ステップS2−NO、S7)。
そこで、送信間隔時間計測部14により計測された送信間隔時間が設定送信間隔時間TIMELAGを超えていない(ステップS8−NO)。また、受信部12は、データフレームに対するACKフレームを対向無線LAN端末STA−1から受信する。このとき、応答時間計測部13により計測された応答時間が初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を超えている。あるいは、受信部12がACKフレームを対向無線LAN端末STA−1から受信しないまま、応答時間計測部13により計測された応答時間が設定応答時間ACK_TIME_OUT1を超える(ステップS9−YES)。この場合、制御部15は、データフレームを再送信するように送信部11を制御する(ステップS5)。
一方、送信間隔時間計測部14により計測された送信間隔時間が設定送信間隔時間TIMELAGを超えている(ステップS8−YES)。この場合、制御部15は、対向無線LAN端末STA−jがユーザにより当初の設置場所から次の設置場所に移動され、設定送信間隔時間TIMELAGが経過したことを認識する。制御部15は、更に初期設定応答時間格納部17−0を参照する。即ち、更に初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を参照する(ステップS3)。
受信部12は、データフレームに対するACKフレームを対向無線LAN端末STA−1から受信する。このとき、応答時間計測部13により計測された応答時間が初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を超えている。あるいは、受信部12がACKフレームを対向無線LAN端末STA−1から受信しないまま、応答時間計測部13により計測された応答時間が初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を超える(ステップS4−YES)。この場合、制御部15は、データフレームを再送信するように送信部11を制御する(ステップS5)。
受信部12は、データフレームに対するACKフレームを対向無線LAN端末STA−1から受信する。このとき、応答時間計測部13により計測された応答時間が初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を超えない(ステップS4−NO)。この場合、制御部15は、対向無線LAN端末STA−1がデータフレームを受信したことを認識する。
制御部15は、応答時間計測部13により計測された応答時間を設定応答時間ACK_TIME_OUT1として設定応答時間格納部17−1に格納する(ステップS6)。
無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jにデータフレームを初めて送信するとき、無線LAN端末APと対向無線LAN端末STA−jとの通信距離を把握していない。そこで、本発明では、無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jにデータフレームを初めて送信したとき、ACKフレームの受信が成功したか失敗したかを判断するために、メモリ16を参照して、最大通信距離に対応する初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を認識する。無線LAN端末APは、応答時間計測部13により計測された応答時間が初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を超えた場合、データフレームを再送信する。これにより、本発明の無線LAN通信システムでは、ACKフレームの受信失敗を判断するための最適な通信を行なうことができる。
無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jにデータフレームを初めて送信するとき、応答時間計測部13により計測された応答時間が初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を超えない。この場合、無線LAN端末APによるACKフレームの受信が成功した上に、無線LAN端末APと対向無線LAN端末STA−jとの通信距離が最大通信距離よりも短いことを表している。しかし、無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jとの次の通信でも初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を参照しては、データフレームを再送信する場合、その再送に時間がかかりスループットの低下を引き起こしてしまう。そこで、無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jとの次の通信では設定応答時間ACK_TIME_OUTjを参照するために、応答時間計測部13により計測された応答時間を設定応答時間ACK_TIME_OUTjとしてメモリ16に格納する。これにより、本発明の無線LAN通信システムでは、スループットの低下を引き起こさない最適な通信を行なうことができる。
無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jにデータフレームを2回目以降に送信したとき、無線LAN端末APと対向無線LAN端末STA−jとの通信距離が最大通信距離よりも短いのに、初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0により応答時間が超えるか否かを判断してしまっては、スループットの低下を引き起こしてしまう。そこで、本発明では、無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jにデータフレームを2回目以降に送信したとき、メモリ16を参照して、設定応答時間ACK_TIME_OUTjと設定送信間隔時間TIMELAGとを認識する。無線LAN端末APは、送信間隔時間計測部14により計測された送信間隔時間が設定送信間隔時間TIMELAGを超えず、応答時間計測部13により計測された応答時間が設定応答時間ACK_TIME_OUTjを超えた場合、データフレームを再送信する。これにより、本発明の無線LAN通信システムでは、スループットの低下を引き起こさない最適な通信を行なうことができる。
また、本発明では、無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jにデータフレームを2回目以降に送信したとき、送信間隔時間が設定送信間隔時間TIMELAGを超えている場合、無線LAN端末APと対向無線LAN端末STA−jとの通信距離を把握する必要がある。また、メモリ16に格納された設定応答時間ACK_TIME_OUTjにより、応答時間が超えるか否かを判断してしまっては、ACKフレームの受信失敗を判断してしまう可能性がある。そこで、本発明では、無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jにデータフレームを2回目以降に送信したとき、送信間隔時間が設定送信間隔時間TIMELAGを超えている場合、メモリ16を更に参照して、最大通信距離に対応する初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を認識する。無線LAN端末APは、応答時間計測部13により計測された応答時間が初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を超えた場合、データフレームを再送信する。これにより、本発明の無線LAN通信システムでは、対向無線LAN端末STA−jが当初の設置場所から次の設置場所に移動された場合、むやみにACKフレームの受信失敗を判断しない。
また、本発明では、無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jにデータフレームを2回目以降に送信したとき、送信間隔時間が設定送信間隔時間TIMELAGを超えている場合、対向無線LAN端末STA−jがユーザにより当初の設置場所から次の設置場所に移動された可能性があることを認識する。更に、応答時間計測部13により計測された応答時間が初期設定応答時間ACK_TIME_OUT0を超えない場合、無線LAN端末APによるACKフレームの受信が成功した上に、無線LAN端末APと対向無線LAN端末STA−jとの通信距離が最大通信距離よりも短いことを表している。無線LAN端末APは、対向無線LAN端末STA−jとの次の通信では設定応答時間ACK_TIME_OUTjを参照するために、応答時間計測部13により計測された応答時間を設定応答時間ACK_TIME_OUTjとしてメモリ16に格納する。これにより、本発明の無線LAN通信システムでは、対向無線LAN端末STA−jが当初の設置場所から次の設置場所に移動された場合、むやみにACKフレームの受信失敗を判断せず、通信距離に対応する最適な通信を行なうことができる。
本発明の無線LAN通信システムは、対向無線LAN端末が当初の設置場所から次の設置場所に移動された場合、通信距離に対応する最適な通信を行なうことができる。本発明の無線LAN通信システムは、ACKフレームの受信失敗を判断するための最適な通信を行なうことができる。本発明の無線LAN通信システムは、スループットの低下を引き起こさない最適な通信を行なうことができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の範囲及び精神を逸脱しない変形や変更が可能であることは明らかである。

Claims (14)

  1. 無線LAN(Local Area Network)に接続された無線LAN端末及び対向無線LAN端末を具備し、
    前記無線LAN端末は、
    前記対向無線LAN端末にデータフレームを送信する送信部と、
    前記データフレームに対するACK(Acknowledgment)フレームを前記対向無線LAN端末から受信する受信部と、
    前記送信部が前記対向無線LAN端末に前記データフレームを送信してから、前記受信部が前記対向無線LAN端末から前記ACKフレームを受信するまでの応答時間を計測する応答時間計測部と、
    前記送信部が前記対向無線LAN端末に前回のデータフレームを送信してから、今回のデータフレームである前記データフレームを送信するまでの送信間隔時間を計測する送信間隔時間計測部と、
    予め決められた設定送信間隔時間と、前記対向無線LAN端末における設定応答時間とが格納されたメモリと、
    前記データフレームが送信されたときに前記メモリを参照し、前記送信間隔時間と前記応答時間とを監視する制御部とを具備し、
    前記制御部は、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えず、前記応答時間が前記設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信部を制御し、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えている場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記メモリに格納する無線LAN通信システム。
  2. 請求の範囲1に記載の無線LAN通信システムにおいて、
    前記メモリは、
    予め決められた最大通信距離に対応する初期設定応答時間が格納された初期設定応答時間格納部と、
    前記対向無線LAN端末における前記設定応答時間が格納される設定応答時間格納部とを含み、
    前記送信部が前記対向無線LAN端末に対して初めて通信するとき、
    前記制御部は、
    前記初期設定応答時間格納部を参照し、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信部を制御し、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えない場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記設定応答時間格納部に格納する無線LAN通信システム。
  3. 請求の範囲2に記載の無線LAN通信システムにおいて、
    前記メモリは、
    前記設定送信間隔時間が格納された設定送信間隔時間格納部を更に含み、
    前記送信部が前記対向無線LAN端末に対して通信するとき、
    前記制御部は、
    設定送信間隔時間格納部と前記設定応答時間格納部とを参照し、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えず、前記応答時間が前記設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信部を制御し、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えている場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記設定応答時間格納部に格納する無線LAN通信システム。
  4. 請求の範囲3に記載の無線LAN通信システムにおいて、
    前記制御部は、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えている場合、更に前記初期設定応答時間格納部を参照し、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信部を制御し、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えない場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記設定応答時間格納部に格納する無線LAN通信システム。
  5. 無線LAN(Local Area Network)を介して対向無線LAN端末と接続された無線LAN端末であって、
    前記対向無線LAN端末にデータフレームを送信する送信部と、
    前記データフレームに対するACK(Acknowledgment)フレームを前記対向無線LAN端末から受信する受信部と、
    前記送信部が前記対向無線LAN端末に前記データフレームを送信してから、前記受信部が前記対向無線LAN端末から前記ACKフレームを受信するまでの応答時間を計測する応答時間計測部と、
    前記送信部が前記対向無線LAN端末に前回のデータフレームを送信してから、今回のデータフレームである前記データフレームを送信するまでの送信間隔時間を計測する送信間隔時間計測部と、
    予め決められた設定送信間隔時間と、前記対向無線LAN端末における設定応答時間とが格納されたメモリと、
    前記データフレームが送信されたときに前記メモリを参照し、前記送信間隔時間と前記応答時間とを監視する制御部とを具備し、
    前記制御部は、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えず、前記応答時間が前記設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信部を制御し、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えている場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記メモリに格納する無線LAN端末。
  6. 請求の範囲5に記載の無線LAN端末において、
    前記メモリは、
    予め決められた最大通信距離に対応する初期設定応答時間が格納された初期設定応答時間格納部と、
    前記対向無線LAN端末における前記設定応答時間が格納される設定応答時間格納部とを含み、
    前記送信部が前記対向無線LAN端末に対して初めて通信するとき、
    前記制御部は、
    前記初期設定応答時間格納部を参照し、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信部を制御し、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えない場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記設定応答時間格納部に格納する無線LAN端末。
  7. 請求の範囲6に記載の無線LAN端末において、
    前記メモリは、
    前記設定送信間隔時間が格納された設定送信間隔時間格納部を更に含み、
    前記送信部が前記対向無線LAN端末に対して通信するとき、
    前記制御部は、
    設定送信間隔時間格納部と前記設定応答時間格納部とを参照し、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えず、前記応答時間が前記設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信部を制御し、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えている場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記設定応答時間格納部に格納する無線LAN端末。
  8. 請求の範囲7に記載の無線LAN端末において、
    前記制御部は、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えている場合、更に前記初期設定応答時間格納部を参照し、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信部を制御し、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えない場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記設定応答時間格納部に格納する無線LAN端末。
  9. 無線LAN(Local Area Network)を介して対向コンピュータと接続されたコンピュータを用いる方法であって、
    前記対向コンピュータにデータフレームを送信する送信ステップと、
    前記データフレームに対するACK(Acknowledgment)フレームを前記対向コンピュータから受信する受信ステップと、
    前記送信ステップが前記対向コンピュータに前記データフレームを送信してから、前記受信ステップが前記対向コンピュータから前記ACKフレームを受信するまでの応答時間を計測する応答時間計測ステップと、
    前記送信ステップが前記対向コンピュータに前回のデータフレームを送信してから、今回のデータフレームである前記データフレームを送信するまでの送信間隔時間を計測する送信間隔時間計測ステップと、
    前記データフレームが送信されたときに、予め決められた設定送信間隔時間と、前記対向コンピュータにおける設定応答時間とが格納されたメモリを参照し、前記送信間隔時間と前記応答時間とを監視する制御ステップとを具備し、
    前記制御ステップは、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えず、前記応答時間が前記設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信ステップを制御し、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えている場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記メモリに格納する無線LAN通信方法。
  10. 請求の範囲9に記載の無線LAN通信方法において、
    前記メモリは、予め決められた最大通信距離に対応する初期設定応答時間が格納された初期設定応答時間格納部と、前記対向コンピュータにおける前記設定応答時間が格納される設定応答時間格納部とを含み、
    前記送信ステップが前記対向コンピュータに対して初めて通信するとき、
    前記制御ステップは、
    前記初期設定応答時間格納部を参照するステップと、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信ステップを制御するステップと、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えない場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記設定応答時間格納部に格納するステップとを更に含む無線LAN通信方法。
  11. 請求の範囲10に記載の無線LAN通信方法において、
    前記メモリは、前記設定送信間隔時間が格納された設定送信間隔時間格納部を更に含み、
    前記送信ステップが前記対向コンピュータに対して通信するとき、
    前記制御ステップは、
    設定送信間隔時間格納部と前記設定応答時間格納部とを参照するステップと、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えず、前記応答時間が前記設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信ステップを制御するステップと、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えている場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記設定応答時間格納部に格納する送信間隔時間判定ステップとを更に含む無線LAN通信方法。
  12. 請求の範囲11に記載の無線LAN通信方法において、
    前記送信間隔時間判定ステップは、
    前記送信間隔時間が前記設定送信間隔時間を超えている場合、更に前記初期設定応答時間格納部を参照するステップと、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えた場合、前記データフレームを再送信するように前記送信ステップを制御するステップと、
    前記応答時間が前記初期設定応答時間を超えない場合、前記応答時間を前記設定応答時間として前記設定応答時間格納部に格納するステップとを更に含む無線LAN通信方法。
  13. 請求の範囲9乃至12のいずれかに記載の無線LAN通信方法の各ステップを前記コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  14. 請求の範囲13に記載されたプログラムを有する、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラム製品。
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