JP2005136506A - データ配信システム、データ配信装置及びデータ配信方法 - Google Patents

データ配信システム、データ配信装置及びデータ配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の中継ノードでのデータ受信タイミング差を無くすことによって、同報通信サービスを良好に行うこと。
【解決手段】 データ配信装置56において、データ配信を行った時刻を記憶し、この時刻と、中継ノードであるサーバ74aから返信される応答信号に受信時刻書込制御部75で書かれたデータ受信時刻との差からデータ配信遅延時間を計算する。この計算された各配信遅延時間の差を計算し、この各配信遅延時間差から宛先毎のデータの配信時刻を決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配信データタイミング差を抑止する必要がある多地点TV電話や、チャットなどのポイント・ツウ・マルチポイントサービスに適用されるデータ配信システム、データ配信装置及びデータ配信方法に関する。
図9に従来のデータ配信システムの構成をブロック図で示し、その説明を行う。
この図9に示すデータ配信システム10は、PDC−P{PDC(PersonalDigital Cellular) mobile Packet data communication system}向けLAN(Local Area Network)による第1の通信ネットワーク12と、IMT(InternationalMobile Telecommunications)向けLANによる第2の通信ネットワーク14との双方にデータ配信装置16が接続されて構成されている。
第1の通信ネットワーク12は、配信データ中継装置18,19と、PDC−P網22と、配信データ中継装置18,19とPDC−P網22との間に接続されたルータ24,25,26,27と、PDC−P網22とデータ配信装置16との間に接続されたルータ28,29とを備えて構成されている。
第2の通信ネットワーク14は、携帯電話機31,32と、複数のサーバ34a(図には1つのみ記載)を有するIMT網34と、IMT網34とデータ配信装置16との間に接続されたルータ36,37とを備えて構成されている。
このような第1の通信ネットワーク12において、各配信データ中継装置18,19からのデータD1,D2は、各ルータ24〜27を経由してPDC−P網22からUDP(User Datagram Protocol)/IP(InternetProtocol)にもとづき、ルータ28,29を経由してデータ配信装置16へ送信される。
また、第2の通信ネットワーク14において、携帯電話機31からのデータD3は、IMT網34からTCP/IPにもとづき、ルータ36,37を経由してデータ配信装置16へ送信される。
これら送信された各データD1〜D3は、データ配信装置16に蓄積された後、D4で示すように受信要求などに応じて、中継ノードであるサーバ34aを介して携帯電話機32へ送信される。
なお、中継ノードには、IMT網34に備えられる図示せぬ交換機や、他のルータ24〜29,36,37及び配信データ中継装置18,19が該当する。
また、データ配信装置16は、図10に示すように、通信制御部40と、信号分析部42と、回線管理部44と、呼処理制御部46と、配信データ書込制御部48と、データ管理テーブル48aとを備えて構成されている。
上記で説明したデータ配信装置16で受信された各データD1〜D3は、通信制御部40において、UDP/IP及びTCP/IPの各プロトコル終端処理が行われ、信号分析部42において、受信データD1〜D3の内容が仕様書の規定条件と合っているか否かがチェックされ、回線管理部44及び呼処理制御部46への振り分けが行われる。
回線管理部44では、対向ノードとの回線状態の管理が行われる。呼処理制御部46では、対向ノードからのデータ受信及び対向ノード向けのデータ送信が行われる。配信データ書込制御部48では、呼処理制御部46からの要求に応じて、受信データD1〜D3が、半導体記憶装置、磁気記憶装置、光記憶装置などのデータ記憶装置によるデータ管理テーブル48abに書き込まれて記憶される。
この呼処理制御部46及び配信データ書込制御部48と、第1の通信ネットワーク12又は第2の通信ネットワーク14内の隣接ノード(配信データ中継装置18,19又は携帯電話機31)とのデータ配信時の信号処理の動作を、図11に示すシーケンス図を参照して説明する。
呼処理制御部46は、ステップS1において、発信者Aからデータ(例えばD1)を受信すると、ステップS2において、配信データ書込制御部48に対して、データ書込みを要求し、配信データ書込制御部48は、ステップS3において、データ管理テーブル48aにデータ格納場所(B_idx)を書き込む。
次に、配信データ書込制御部48が、ステップS4において、その書込みが正常に行われたことを確認すると、ステップS5において、正常応答を呼処理制御部46へ通知し、これによって、呼処理制御部46が、ステップS6において、発信者Aに対してデータ受信応答を送信する。
この後、呼処理制御部46は、ステップS7において、配信データD1を配信データ書込制御部48から読み出しにいく。配信データ書込制御部48は、その読み出し処理に対して、ステップS8において、先頭idxを返却するが、呼処理制御部46は、その返却信号を受信すると、ステップS9において、配信データ書込制御部48から読み出したデータD1を発信者Aに対して配信する。
このデータ配信後、呼処理制御部46は、ステップS10において、データ配信応答を受信すると、ステップS11において、配信データ書込制御部48に対してデータ削除要求を行う。この要求によって配信データ書込制御部48は、ステップS12でデータ管理テーブル48aからデータを削除し、この削除が完了すると、ステップS13において削除が完了したことを配信データ書込制御部48へ通知し、この通知は更にステップS14において、呼処理制御部46へ通知される。
この種の従来のデータ配信システムとして、例えば特許文献1に記載のものがある。
特許文献1の内容は、特定の端末装置において送信要求が行われた時刻を取得する。また、送信要求に応答してサーバが送信した情報が特定の端末装置に到着した時刻を取得する。そして、送信要求時刻及び情報到着時刻に基づいて、サーバと特定の端末との間の対話時間を計算する。これによって、ユーザが情報の送信要求をしてから、要求された情報が通信路を経由して要求元のユーザに到着するまでの時間(対話時間)を定量的に測定する。また、測定した対話時間を、サーバ側における対話時間の集計、ネットワークなどの通信路の状況の調査、より安定した情報供給などのために利用する。
特開2000−151601号公報(要約、特許請求の範囲及び発明の効果)
ところで、従来のデータ配信システムにおいては、図9に示したように、データ配信装置16と発信者との間には、第1及び第2の通信ネットワーク12,13に示した構成要素のように、幾つかの中継ノードが介在するのが通常である。
しかし、データ配信装置16において、配信先に依存した配信遅延時間を知ることができないため、経路に依存する配信遅延時間を考慮することなく、データ配信装置16自体のタイミングで複数の中継ノードへデータを配信するようになっている。このため、各中継ノードにおいてデータ受信タイミングに差が生じるので、ポイント・ツウ・マルチポイントサービスのように、同報配信を行う場合に各端末機へのデータ時間が異なり良好な通信サービスを行うことができなくなるという問題がある。
例えば、ポイント・ツウ・マルチポイントサービスによって、チャットやTV会議といった代表的なサービスを行う場合、同報先の複数のメンバや装置間では、同報データ同士の受信タイミング差を抑止することでサービス性は向上するが、このような制御を行う場合、発信者単位の配信遅延時間を把握し、各配信遅延時間に応じて配信時刻を決定するなどの処理が必要になる。このような処理は、上記のようなデータ配信システムでは実現不可能である。
ところで、上記特許文献1の技術によれば、ユーザ端末機が情報の送信要求をしてから、要求された情報がサーバを介した通信路を経由して要求元のユーザ端末機に到着するまでの時間(対話時間)を定量的に測定することによって、送信元装置から送信先装置へ、そして送信元装置へ至る往復時間を測定するようになっているので、その往復時間の1/2から送信元装置から送信先装置への片道通信時間を計算することが可能である。
しかし、実際に計測されるのは往復時間であるため、往路と復路の通信条件が、異なる通信経路や処理差などの要因で異なった場合、往復時間を単純に1/2としたのでは、送信元装置から送信先装置へ向かう通信時間と、この逆の通信時間とを正確に計算することができない。この場合、上記同様、各中継ノードにおいてデータ受信タイミングに差が生じ、同報配信を行う場合に各端末機へのデータ時間が異なり適正な通信サービスを行うことができなくなるという問題が生じる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、複数の中継ノードでのデータ受信タイミング差を無くすことによって、同報通信サービスを良好に行うことができるデータ配信システム、データ配信装置及びデータ配信方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1によるデータ配信システムは、配信データを受信し、この受信時刻を、前記配信データの送信元へ返信される応答信号中に書き込む中継装置と、前記中継装置から受信した応答信号に書き込まれた受信時刻と、これに対応する配信データの配信時刻との差から配信遅延時間を求め、この求められた複数の配信遅延時間の差を求め、この各配信遅延時間差をもとに各中継装置への配信データの配信時刻を求め、これらの配信時刻に応じて配信データを該当中継装置へ配信するデータ配信装置とを備えたことを特徴としている。
この構成によれば、配信遅延時間を昇順(又は降順)にソートし、データ間の配信遅延時間の差分だけタイミング差(=配信時刻)を与え、配信遅延時間の大きい中継装置から降順(又は昇順)にデータ配信を行うことができるので、複数の中継装置でのデータ受信タイミング差を無くすことができる。
また、本発明の請求項2によるデータ配信装置は、配信データの中継を行う中継装置において前記配信データの送信元へ返信される応答信号に書き込まれた配信データの受信時刻と、これに対応する配信データの配信時刻との差から配信遅延時間を求める第1の計算手段と、前記記憶手段に記憶された各配信遅延時間の差を求め、この各配信遅延時間差をもとに各中継装置への配信データの配信時刻を求める第2の計算手段と、前記第2の計算手段で求められた配信時刻に応じて配信データを該当中継装置へ配信する配信手段とを備えたことを特徴としている。
この構成によれば、配信遅延時間を昇順(又は降順)にソートし、データ間の配信遅延時間の差分だけタイミング差(=配信時刻)を与え、配信遅延時間の大きい中継装置から降順(又は昇順)にデータ配信を行うことができるので、複数の中継装置でのデータ受信タイミング差を無くすことができる。
また、本発明の請求項3によるデータ配信装置は、請求項2において、前記第1の計算手段で求められた各配信遅延時間及び前記第2の計算手段で求められた各配信時刻の少なくとも一方を、中継装置毎に記憶する記憶手段を更に備えたことを特徴としている。
この構成によれば、一旦計算した中継装置毎の配信時刻を記憶しておくので、以降計算なしに、その記憶された配信時刻を用いてデータ配信を行うことができる。
また、本発明の請求項4によるデータ配信装置は、請求項2または3において、前記第2の計算手段は、前記応答信号の受信が最後まで完了しなかった場合に、当該応答信号を返信した中継装置の配信時刻を、正常に応答信号が受信されて配信時刻が計算された他の中継装置の配信時刻を用いて推定計算することを特徴としている。
この構成によれば、ある中継装置(一部宛先)の配信タイムアウトによって、そのデータ配信応答がシステムで定められたタイマ満了前に受信できなかった場合でも、複数の中継装置でのデータ受信タイミング差を無くすことができる。
また、本発明の請求項5によるデータ配信方法は、中継装置において、データ配信装置からの配信データを受信し、この受信時刻を、データ配信装置へ返信される応答信号中に書き込む第1のステップと、前記データ配信装置において、前記第1のステップで応答信号に書き込まれた受信時刻と、これに対応する配信データの配信時刻との差から配信遅延時間を求める第2のステップと、前記データ配信装置において、前記第2のステップで求められた複数の配信遅延時間の差を求め、この各配信遅延時間差をもとに各中継装置への配信データの配信時刻を求める第3のステップと、前記データ配信装置において、前記第3のステップで求められた配信時刻を中継装置毎に記憶する第4のステップと、前記第4のステップで記憶された各配信時刻に応じて配信データを該当中継装置へ配信する第5のステップとを含むことを特徴としている。
この方法によれば、配信遅延時間を昇順(又は降順)にソートし、データ間の配信遅延時間の差分だけタイミング差(=配信時刻)を与え、配信遅延時間の大きい中継装置から降順(又は昇順)にデータ配信を行うことができるので、複数の中継装置でのデータ受信タイミング差を無くすことができる。
以上説明したように本発明によれば、複数の中継ノードでのデータ受信タイミング差を無くすことによって、同報通信サービスを良好に行うことができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係るデータ配信システムの構成を示す図である。
図1に示すデータ配信システム50は、PDC−P向けLANによる第1の通信ネットワーク52と、IMT向けLANによる第2の通信ネットワーク54との双方にデータ配信装置56が接続されて構成されている。
第1の通信ネットワーク52は、配信データ中継装置58,59と、PDC−P網62と、配信データ中継装置58,59とPDC−P網62との間に接続されたルータ64,65,66,67と、PDC−P網62とデータ配信装置56との間に接続されたルータ68,69とを備えて構成されている。
第2の通信ネットワーク54は、携帯電話機71,72,73と、複数のサーバ74a(図には1つのみ記載)を有するIMT網74と、IMT網74とデータ配信装置56との間に接続されたルータ76,77とを備えて構成されている。
このような第1の通信ネットワーク52において、各配信データ中継装置58,59からのデータD11,D12は、各ルータ64〜67を経由してPDC−P網62からUDP/IPにもとづき、ルータ68,69を経由してデータ配信装置56へ送信される。
また、第2の通信ネットワーク14において、携帯電話機71からのデータD13は、IMT網74からTCP/IPにもとづき、ルータ76,77を経由してデータ配信装置56へ送信される。
これら送信された各データD11〜D13は、データ配信装置56に蓄積された後、D14で示すように受信要求などに応じて、中継ノードであるサーバ74aを介して各携帯電話72,74へ同報送信される。
なお、中継ノードには、IMT網74に備えられる図示せぬ交換機や、他のルータ24〜29,36,37及び配信データ中継装置18,19が該当する。
データ配信装置56は、図2に示すように、通信制御部80と、信号分析部82と、回線管理部84と、時刻管理部85と、呼処理制御部(第1の計算手段)86と、配信データ書込制御部(第2の計算手段)88と、データ管理テーブル(記憶手段)88aとを備えて構成されている。また、中継ノードには、サーバ74aに代表して示すように受信時刻書込制御部75が設けられている。
本実施の形態のデータ配信システム50の特徴は、複数のサーバ74aの受信時刻書込制御部75が、データ配信装置56からの配信データの受信時刻を応答信号中に書込み、この応答信号を受信したデータ配信装置56が、予め蓄積されたデータを同報データとして送信する際に、応答信号に書かれた受信時刻と、これに対応する配信データの配信時刻との差から配信遅延時間を決定し、この配信遅延時間を昇順(又は降順)にソートし、データ間の配信遅延時間の差分だけタイミング差を与え、配信遅延時間の大きいものから降順にデータ配信を行うようにした点にある。
通信制御部80では、上記で説明したデータ配信装置56で受信された各データD11〜D13が、UDP/IP及びTCP/IPの各プロトコルで終端処理され、信号分析部82において、受信データD11〜D13の内容が仕様書の規定条件と合っているか否かがチェックされ、回線管理部84及び呼処理制御部86への振り分けが行われる。
回線管理部84では、対向ノードとの回線状態の管理が行われる。呼処理制御部86では、対向ノードからのデータ受信及び対向ノード向けのデータ送信が行われる。配信データ書込制御部88では、呼処理制御部86からの要求に応じて、受信データD11〜D13が、半導体記憶装置、磁気記憶装置、光記憶装置などのデータ記憶装置であるデータ管理テーブル88aに書き込まれて記憶される。また、呼処理制御部86及び配信データ書込制御部88は、次に説明する配信時刻決定処理を行う。
次に、このような構成のデータ配信システム50におけるデータ配信時刻決定処理の動作を、図3に示すシーケンス図を参照して説明する。
まず、ステップS21において、データ配信装置56はデータ受信に先立ち、時刻管理部85と中継ノードとの間で予め取り決めたインタフェース仕様に従い、時刻同期補正信号の送受信を行う。時刻補正は、UNIX(登録商標)サーバ上で動作するNTPなどの汎用アプリケーションソフトを使ってもよいし、独自にインプリメンテーションしてもよい。
データ配信装置56は、ステップS22において、例えば携帯電話機71の発信者から配信すべきデータD13を受信すると、ステップS23において、呼処理制御部86が配信データ書込制御部88に対してデータ書き込み要求を行う。この要求に応じて配信データ書込制御部88が、ステップS24において、データ管理テーブル88aにデータ格納場所(B−idx)を書き込む。
配信データ書込制御部88がステップS25において、その書込みが正常に行われたことを確認すると、ステップS26において、正常応答を呼処理制御部86へ通知し、これによって、呼処理制御部86が、ステップS27において、発信者の携帯電話機71に対してデータ受信応答を送信する。
この後、ステップS28において、呼処理制御部86が、配信データD13を配信データ書込制御部88から読み出し、この読み出しが完了すると、ステップS29において、先頭idxを呼処理制御部86に返却する。この後、呼処理制御部86は、ステップS30において、先に読み出したデータを配信する。
このデータ配信後、呼処理制御部86は、ステップS31において、中継ノードであるサーバ74aからデータ配信応答を受信する。この時、時刻管理部85によって当該データフレームに書かれたサーバ74aにおける受信時刻を読み出し、当該データを配信してからサーバ74aで受信されるまでの時間、即ち配信遅延時間を計算する。この計算結果は、ステップS32において、呼処理制御部86からのデータ削除要求時に、配信データ書込制御部88に通知される。
配信データ書込制御部88は、ステップS33において、データ管理テーブル88aの全宛先データの配信遅延時間から各データ間の配信遅延時間差を計算し、その配信遅延時間差をもとに配信時刻t1〜tnを計算し、データ管理テーブル88aに書き込む。
データ管理テーブル88aへの配信時刻書き込み契機は、配信データ書込制御部88が、全宛先データの配信遅延時間を受信した時点でもよいし、配信データ書込制御部88にデータ配信応答待ちタイマを用意し、タイムアウトしたものは最前発と最後発の中間で送信するなどの送信方法をとってもよい。
この配信時刻の書込みが完了すると、ステップS34において削除並びに書込みが正常に完了したことを配信データ書込制御部88へ通知し、この通知が更にステップS35において、呼処理制御部86へ通知される。
このように本実施の形態のデータ配信システム50においては、図4のフローチャートに示すように、ステップF1において、中継ノードである例えば複数のサーバ74aで、データ配信装置56からの配信データを受信し、受信時刻書込制御部75で、その受信時刻を、データ配信装置56へ返信される応答信号中に書き込む。
次に、ステップF2において、データ配信装置56の呼処理制御部86で、サーバ74aからの応答信号を受信し、この応答信号に書き込まれた受信時刻と、これに対応する配信データの配信時刻との差から配信遅延時間を求める。
次に、ステップF3において、データ配信装置56の配信データ書込制御部88で、呼処理制御部86で求められた複数の配信遅延時間の差を求め、この各配信遅延時間差をもとに各サーバ74aへの配信データの配信時刻を求める。
更に、ステップF4において、配信データ書込制御部88の制御によって、先に求められた配信時刻を中継装置毎にデータ管理テーブル88aに記憶する。
そして、ステップF5において、データ管理テーブル88aに記憶された各配信時刻に応じて配信データを該当サーバ74aへ配信するようにした。
但し、中継ノードにおける配信データの受信タイミングを極力同時刻にするため、本処理を行う前に、時刻管理部85によって時刻同期補正を行うことで、中継ノードとデータ配信装置56の時刻ずれをなるべく小さい値に補正しておく必要がある。
従って、複数の中継ノードでのデータ受信タイミング差を無くすことができるので、同報通信サービスを良好に行うことができる。このデータ配信システム50を例えばポイント・ツウ・マルチポイントサービスに用いれば、チャットやTV会議といった代表的なサービスを行う場合、同報先の複数のメンバや装置間で、同報データ同士の受信タイミング差を抑止することができるので、サービス性を向上させることができる。
このような実施の形態のデータ配信システム50を、更に具体的に次の実施例で説明する。
(第1の実施例)
図5は、本発明の第1の実施例に係る同報宛のデータ配信システムにおいて、一部宛先の配信タイムアウトを考慮した際の同報データの配信時刻決定処理の動作を説明するためのシーケンス図である。
まず、ステップS41において、データ配信装置56はデータ受信に先立ち、時刻管理部85と中継ノードとの間で予め取り決めたインタフェース仕様に従い、時刻同期補正信号の送受信を行う。
データ配信装置56は、ステップS42において、発信者から配信すべきデータDLを受信すると、ステップS43において、呼処理制御部86がデータDLから実宛先B,C,Dを展開し、それぞれの宛先にデータ書き込み行うように、配信データ書込制御部88に対して要求を行う。
この要求に応じて配信データ書込制御部88が、ステップS44において、データ管理テーブル88aに、B宛、C宛、D宛毎にデータ格納場所(B−idx)を書き込む。
配信データ書込制御部88がステップS45において、それらの書込みが正常に行われたことを確認すると、ステップS46において、正常応答を呼処理制御部46へ通知し、これによって、呼処理制御部46が、ステップS47において、発信者に対してデータ受信応答Aを送信する。
この後、ステップS48において、呼処理制御部86が、配信データB,C,Dを配信データ書込制御部88から読み出し、この読み出しが完了すると、ステップS49において、B,C,Dの先頭idxを呼処理制御部86に返却する。この後、呼処理制御部86は、ステップS50において、先に読み出したデータB,C,Dを配信する。
このデータ配信後、呼処理制御部86は、ステップS51において、中継ノードからデータ配信応答を受信する。この時、呼処理制御部86によって当該データフレームに書かれた中継ノードにおける受信時刻を読み出し、当該データを配信してから中継ノードで受信されるまでの時間、即ち配信遅延時間TRB0,TRC0,TRD0を計算する。
この計算結果は、ステップS52において、呼処理制御部86からのデータ削除要求時に、配信データ書込制御部88に通知される。配信データ書込制御部88は、ステップS53において、データ管理テーブル88aの全宛先データの配信遅延時間から各データ間の配信遅延時間差を計算し、その配信遅延時間差をもとにデータ配信時刻を次のように計算して求める。
即ち、C宛のデータ配信時刻はT0+(TRB0−TRC0)、D宛のデータ配信時刻はT0+(TRB0−TRD0)、B宛のデータ配信時刻はT0のように求め、これらをデータ管理テーブル88aに書き込む。
このデータ配信時刻の書込みが完了すると、ステップS54において削除並びに書込みが正常に完了したことを配信データ書込制御部88へ通知し、この通知が更にステップS55において、呼処理制御部86へ通知される。
次に、このように決定されたデータ配信時刻にもとづきデータを配信する場合の動作を、図6に示すシーケンス図を参照して説明する。
まず、ステップS61において、データ配信装置56はデータ受信に先立ち、時刻管理部85と中継ノードとの間で時刻同期補正信号の送受信を行う。
データ配信装置56は、ステップS62において、発信者から配信すべきデータDLを受信すると、ステップS63において、呼処理制御部86がデータDLから実宛先B,C,Dを展開し、それぞれの宛先にデータ書き込み行うように、配信データ書込制御部88に対して要求を行う。
この要求に応じて配信データ書込制御部88が、ステップS64において、データ管理テーブル88aに、B宛、C宛、D宛毎にデータ格納場所(B−idx)を書き込む。
配信データ書込制御部88がステップS65において、それらの書込みが正常に行われたことを確認すると、ステップS66において、正常応答を呼処理制御部46へ通知し、これによって、呼処理制御部46が、ステップS67において、発信者に対してデータ受信応答B,C,Dを送信する。
この後、ステップS68において、呼処理制御部86が、配信データB,C,Dを配信データ書込制御部88から読み出し、この読み出しが完了すると、ステップS69において、B,C,Dの先頭idxを呼処理制御部86に返却する。この後、呼処理制御部86は、ステップS70において、先に読み出したデータB,C,Dを、データ管理テーブル88aに書き込まれたデータ配信時刻に応じて中継ノードへ配信する。
即ち、全宛先のうち最も配信遅延の大きいB宛のデータを先頭に、次にC宛、この次にD宛の順に配信される。
このデータ配信後、呼処理制御部86は、ステップS71において、中継ノードからデータ配信応答を受信する。この時、呼処理制御部86によって当該データフレームに書かれた中継ノードにおける受信時刻を読み出し、当該データを配信してから中継ノードで受信されるまでの時間、即ち配信遅延時間TRB1,TRC1,TRD1を計算する。
この計算結果は、ステップS72において、呼処理制御部86からのデータ削除要求時に、配信データ書込制御部88に通知される。配信データ書込制御部88は、ステップS73において、データ管理テーブル88aの全宛先データの配信遅延時間から各データ間の配信遅延時間差を計算し、その配信遅延時間差をもとにデータ配信時刻を次のように計算して求める。
即ち、B宛のデータ配信時刻はT1、C宛のデータ配信時刻はT1+(TRB1−TRC1)、D宛のデータ配信時刻はT1+(TRB1−TRD1)のように求め、これらをデータ管理テーブル88aに上書きする。
このデータ配信時刻の上書きが完了すると、ステップS74において削除並びに書込みが正常に完了したことを配信データ書込制御部88へ通知し、この通知が更にステップS75において、呼処理制御部86へ通知される。
このように第1の実施例によれば、複数の中継ノードでのデータ受信タイミング差を無くすことができるので、同報通信サービスを良好に行うことができる。
(第2の実施例)
図7は、本発明の第2の実施例に係る同報宛のデータ配信システムにおいて、一部宛先の配信タイムアウトを考慮した際の同報データの配信時刻決定処理の動作を説明するためのシーケンス図である。
第1の実施例では、全宛先についてのデータ配信時刻が配信遅延時間差から受信できる場合を想定していたが、第2の実施例のように一部宛先の配信タイムアウトを考慮した場合、データ配信応答がシステムが定めるタイマ満了前に受信できないと上記論理では配信時刻が決定できないため、データ配信応答が失敗したデータ向けの配信時刻決定ルールを定義しておく必要がある。
一部の宛先についてのデータ配信応答が受信できない場合を考慮した際の同報宛データ配信システムにおける配信時刻決定までの信号シーケンスを説明する。
まず、ステップS81において、データ配信装置56はデータ受信に先立ち、時刻管理部85と中継ノードとの間で時刻同期補正信号の送受信を行う。
データ配信装置56は、ステップS82において、発信者から配信すべきデータDLを受信すると、ステップS83において、呼処理制御部86がデータDLから実宛先B,C,Dを展開し、それぞれの宛先にデータ書き込み行うように、配信データ書込制御部88に対して要求を行う。
この要求に応じて配信データ書込制御部88が、ステップS84において、データ管理テーブル88aに、B宛、C宛、D宛毎にデータ格納場所(B−idx)を書き込む。
配信データ書込制御部88がステップS85において、それらの書込みが正常に行われたことを確認すると、ステップS86において、正常応答を呼処理制御部86へ通知し、これによって、呼処理制御部86が、ステップS87において、発信者に対してデータ受信応答Aを送信する。
この後、ステップS88において、呼処理制御部86が、配信データB,C,Dを配信データ書込制御部88から読み出し、この読み出しが完了すると、ステップS89において、B,C,Dの先頭idxを呼処理制御部86に返却する。この後、呼処理制御部86は、ステップS80において、先に読み出したデータB,C,Dを配信する。
このデータ配信後、呼処理制御部86は、ステップS91において、中継ノードからデータ配信応答C,D,Bを受信する。呼処理制御部86によって当該データフレームに書かれた中継ノードにおける受信時刻を読み出し、当該データを配信してから中継ノードで受信されるまでの時間、即ち配信遅延時間TRB0,TRC0,TRD0を計算し、この計算結果を、ステップS92において、呼処理制御部86からのデータ削除要求時に、配信データ書込制御部88に通知する。
しかし、ステップS91,S92において、データ配信応答Bの受信がステップS92aに示すようにタイムオーバとなり、ステップS92における配信データ書込制御部88へ、配信遅延時間TRC0,TRD0しか通知されなかったとする。
この場合、配信データ書込制御部88は、ステップS93において、データ管理テーブル88aの全宛先データの配信遅延時間から各データ間の配信遅延時間差を計算し、その配信遅延時間差をもとにデータ配信時刻を次のように計算して求める。この場合、データ配信応答Bが途中でタイムオーバのため受信できなかったので、最も配信遅延時間が長い。
そこで、C宛のデータ配信時刻はT0、D宛のデータ配信時刻はT0+(TRC0−TRD0)、B宛のデータ配信時刻はT0+1/2(TRC0−TRD0)のように求め、これらをデータ管理テーブル88aに書き込む。
このデータ配信時刻の書込みが完了すると、ステップS94において削除並びに書込みが正常に完了したことを配信データ書込制御部88へ通知し、この通知が更にステップS95において、呼処理制御部86へ通知される。
次に、このように決定されたデータ配信時刻にもとづきデータを配信する場合の動作を、図8に示すシーケンス図を参照して説明する。
まず、ステップS101において、データ配信装置56はデータ受信に先立ち、時刻管理部85と中継ノードとの間で時刻同期補正信号の送受信を行う。
データ配信装置56は、ステップS102において、発信者から配信すべきデータDLを受信すると、ステップS103において、呼処理制御部86がデータDLから実宛先B,C,Dを展開し、それぞれの宛先にデータ書き込み行うように、配信データ書込制御部88に対して要求を行う。
この要求に応じて配信データ書込制御部88が、ステップS104において、データ管理テーブル88aに、B宛、C宛、D宛毎にデータ格納場所(B−idx)を書き込む。
配信データ書込制御部88がステップS105において、それらの書込みが正常に行われたことを確認すると、ステップS106において、正常応答を呼処理制御部86へ通知し、これによって、呼処理制御部86が、ステップS107において、発信者に対してデータ受信応答B,C,Dを送信する。
この後、ステップS108において、呼処理制御部86が、配信データB,C,Dを配信データ書込制御部88から読み出し、この読み出しが完了すると、ステップS109において、B,C,Dの先頭idxを呼処理制御部86に返却する。この後、呼処理制御部86は、ステップS110において、先に読み出したデータB,C,Dを、データ管理テーブル88aに書き込まれたデータ配信時刻に応じて中継ノードへ配信する。
即ち、全宛先のうち最も配信遅延の大きいB宛のデータを先頭に、次にC宛、この次にD宛の順に配信される。
このデータ配信後、呼処理制御部86は、ステップS111において、中継ノードからデータ配信応答を受信する。この時、配信データ書込制御部88が当該データフレームに書かれた中継ノードにおける受信時刻を読み出し、対応する配信データの配信時刻とから当該データを配信してから中継ノードで受信されるまでの時間、即ち配信遅延時間TRB1,TRC1,TRD1を計算する。
この計算結果は、ステップS112において、呼処理制御部86からのデータ削除要求時に、配信データ書込制御部88に通知される。配信データ書込制御部88は、ステップS113において、データ管理テーブル88aの全宛先データの配信遅延時間から各データ間の配信遅延時間差を計算し、その配信遅延時間差をもとにデータ配信時刻を次のように計算して求める。
即ち、B宛のデータ配信時刻はT1、C宛のデータ配信時刻はT1+(TRB1−TRC1)、D宛のデータ配信時刻はT1+(TRB1−TRD1)のように求め、これらをデータ管理テーブル88aに上書きする。
このデータ配信時刻の上書きが完了すると、ステップS114において削除並びに書込みが正常に完了したことを配信データ書込制御部88へ通知し、この通知が更にステップS115において、呼処理制御部86へ通知される。
このように第2の実施例によれば、一部宛先の配信タイムアウトによって、そのデータ配信応答がシステムが定めるタイマ満了前に受信できなかった場合でも、複数の中継ノードでのデータ受信タイミング差を無くすことができるので、同報通信サービスを良好に行うことができる。
本発明の実施の形態に係るデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 上記実施の形態に係るデータ配信システムにおけるデータ配信装置の構成を示すブロック図である。 上記実施の形態に係るデータ配信システムにおけるデータ配信時刻決定処理の動作を説明するためのシーケンス図である。 上記実施の形態に係るデータ配信システムにおけるデータ配信処理の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施例に係る同報宛のデータ配信システムにおいて、一部宛先の配信タイムアウトを考慮した際の同報データの配信時刻決定処理の動作を説明するためのシーケンス図である。 上記第1の実施例に係る同報宛のデータ配信システムにおいて、一部宛先の配信タイムアウトを考慮した際の同報データの配信時刻決定処理で決定されたデータ配信時刻にもとづきデータを配信する場合の動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施例に係る同報宛のデータ配信システムにおいて、一部宛先の配信タイムアウトを考慮した際の同報データの配信時刻決定処理の動作を説明するためのシーケンス図である。 上記第2の実施例に係る同報宛のデータ配信システムにおいて、一部宛先の配信タイムアウトを考慮した際の同報データの配信時刻決定処理で決定されたデータ配信時刻にもとづきデータを配信する場合の動作を示すシーケンス図である。 従来のデータ配信システムの構成を示すブロック図である。 従来のデータ配信システムにおけるデータ配信装置の構成を示すブロック図である。 従来のデータ配信システムにおけるデータ配信時刻決定処理の動作を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
50 データ配信システム
52 第1の通信ネットワーク
54 第2の通信ネットワーク
56 データ配信装置
58,59 配信データ中継装置
62 PDC−P網
64,65,66,67,68,69,76,77 ルータ
71,72,73 携帯電話機
74 IMT網
74a サーバ
75 受信時刻書込制御部
80 通信制御部
82 信号分析部
84 回線管理部
85 時刻管理部
86 呼処理制御部
88 配信データ書込制御部
88a データ管理テーブル
D11〜D13 蓄積されるデータ
D14 同報データ

Claims (5)

  1. 配信データを受信し、この受信時刻を、前記配信データの送信元へ返信される応答信号中に書き込む中継装置と、
    前記中継装置から受信した応答信号に書き込まれた受信時刻と、これに対応する配信データの配信時刻との差から配信遅延時間を求め、この求められた複数の配信遅延時間の差を求め、この各配信遅延時間差をもとに各中継装置への配信データの配信時刻を求め、これらの配信時刻に応じて配信データを該当中継装置へ配信するデータ配信装置と
    を備えたことを特徴とするデータ配信システム。
  2. 配信データの中継を行う中継装置において前記配信データの送信元へ返信される応答信号に書き込まれた配信データの受信時刻と、これに対応する配信データの配信時刻との差から配信遅延時間を求める第1の計算手段と、
    前記記憶手段に記憶された各配信遅延時間の差を求め、この各配信遅延時間差をもとに各中継装置への配信データの配信時刻を求める第2の計算手段と、
    前記第2の計算手段で求められた配信時刻に応じて配信データを該当中継装置へ配信する配信手段と
    を備えたことを特徴とするデータ配信装置。
  3. 前記第1の計算手段で求められた各配信遅延時間及び前記第2の計算手段で求められた各配信時刻の少なくとも一方を、中継装置毎に記憶する記憶手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載のデータ配信装置。
  4. 前記第2の計算手段は、前記応答信号の受信が最後まで完了しなかった場合に、当該応答信号を返信した中継装置の配信時刻を、正常に応答信号が受信されて配信時刻が計算された他の中継装置の配信時刻を用いて推定計算する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のデータ配信装置。
  5. 中継装置において、データ配信装置からの配信データを受信し、この受信時刻を、データ配信装置へ返信される応答信号中に書き込む第1のステップと、
    前記データ配信装置において、前記第1のステップで応答信号に書き込まれた受信時刻と、これに対応する配信データの配信時刻との差から配信遅延時間を求める第2のステップと、
    前記データ配信装置において、前記第2のステップで求められた複数の配信遅延時間の差を求め、この各配信遅延時間差をもとに各中継装置への配信データの配信時刻を求める第3のステップと、
    前記データ配信装置において、前記第3のステップで求められた配信時刻を中継装置毎に記憶する第4のステップと、
    前記第4のステップで記憶された各配信時刻に応じて配信データを該当中継装置へ配信する第5のステップと
    を含むことを特徴とするデータ配信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011071576A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Brother Industries Ltd 通信端末装置、通信端末装置の通信制御方法及び通信制御プログラム

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