JPWO2007029292A1 - 脱気弁及びこの脱気弁を備えた圧縮袋 - Google Patents

脱気弁及びこの脱気弁を備えた圧縮袋

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Abstract

合成樹脂製である2枚の弁フィルム11,12が重ね合わされて、一部が接着されたことにより形成された、2つのシール部21,22によって規定された空気通路2を有し、空気通路2の入口2aは、各シール部21,22の上流側端部21a,221a間を結ぶ線分により規定され、同出口2bは、各シール部21,22の下流側端部21b,223b間を結ぶ線分により規定されたものであり、上記シール部21,22のうち、少なくとも一方側における、下流側端部21b,223bよりも下流側の、シール部21,22の延長線21c,223cにおいては、弁フィルム11,12同士が接着されていないことを特徴とする脱気弁を提供する。

Description

本願発明は、合成樹脂製である2枚の弁フィルムが用いられたものであって、一方向に気流を通過させることのできる脱気弁、及びこの脱気弁を備えた圧縮袋に関するものである。
実公平6−697号公報
従来より、衣服や布団等の、空気を含むことにより嵩高となる収納物を収納し、内部の空気を排出することにより圧縮して、コンパクトに収納することができる圧縮袋が存在している。
この圧縮袋は、上記収納物を出し入れするためのものであって、チャック等により、袋内を気密状態に閉鎖可能である開口部を備えたものである。そして、多くの圧縮袋には、袋内部の空気を排出するための空気通路を有する脱気弁が取り付けられている。
この脱気弁として、合成樹脂製である2枚の弁フィルムが重ね合わされた構成のものがある。これは、弁フィルムとして長方形のものが用いられ、その長辺側端辺が接着されたことにより形成されたシール部によって、弁フィルム同士の間を入口から出口へと通気可能であり、かつ、この弁フィルム同士が密着することにより閉鎖可能な空気通路が形成されたものである。
この脱気弁は、構造が簡易であるものの、弁フィルムに弛みが発生し、空気が逆流してしまう場合という不都合があった。この弛みは、上記シール部によって弁フィルム同士の位置関係が固定されていることにより、弁フィルムの張力が部分的に不安定になることが原因の一つではないかと考えられる。
一方、上記構成の脱気弁の逆流防止を図ったものの一例として、特許文献1に記載の考案では、空気通路を屈曲させたものが提案されている。しかしながら、この脱気弁についても逆流が起こりにくくはなっているものの、依然、シール部によって弁フィルム同士が固定され、弁フィルムの張力が部分的に不安定になるという、上記問題点が解決されたものではなかった。
上記の問題に鑑み、本願発明は、簡易な構造でありながら、弁フィルムの張力を安定させることができ、空気の逆流を効果的に防止することができる、脱気弁、及びこの脱気弁を備えた圧縮袋を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、合成樹脂製である、2枚の弁フィルム11,12が重ね合わされ、これらの一部が接着されたことにより、当該弁フィルム同士の間を入口2aから出口2bへと通気可能であり、かつ、この弁フィルム11,12同士が密着することにより閉鎖可能な空気通路2が形成された脱気弁1において、上記の空気通路2が、弁フィルム11,12同士が接着されることにより形成された、2つのシール部21,22によって規定されたものであり、空気通路2の入口2aは、各シール部21,22の上流側端部21a,221a間を結ぶ線分により規定され、同出口2bは、各シール部21,22の下流側端部21b,223b間を結ぶ線分により規定されたものであり、上記シール部21,22のうち、少なくとも一方の下流側端部21b,223bと弁フィルム11,12の下流側端辺11b,12bとの間は離されており、空気通路2の下流側に通路延長部31を有し、この通路延長部31は、空気通路2の出口2bと、シール部21,22のうち少なくとも一方側における、下流側端部21b,223bよりも下流側の、シール部21,22の延長線21c,223cと、弁フィルム11,12の下流側端辺11b,12bと、によって規定されたものであり、上記の延長線21c,223cにおいては、弁フィルム11,12同士が接着されていないことを特徴とする脱気弁を提供する。
また、本願の請求項2に記載の発明は、上記の通路延長部31と自由部32とからなる非シール部3を有するものであり、自由部32は、通路延長部31または、空気通路2と通路延長部31とに隣接する部分であって、通路延長部31と自由部32とは、上記の通路延長部31を規定する延長線21c,223cを境界とするものであり、上記通路延長部31と自由部32とを構成する弁フィルム11,12が一体のものであることを特徴とする、請求項1に記載の脱気弁を提供する。
また、本願の請求項3に記載の発明は、上記一方側シール部21と他方側シール部22との、空気通路2の入口における各端部間の寸法L2aよりも出口における各端部間の寸法L2bの方が小さいことを特徴とする、請求項1または2に記載の脱気弁を提供する。
また、本願の請求項4に記載の発明は、上記の一方側シール部21が直線状とされ、かつ、他方側シール部22が、導入部221、中間部222、導出部223の3つの部分からなり、上記導入部221の上流側端部221aと、一方側シール部21の上流側端部21aとにより、空気通路2の入口2aが規定されたものであり、上記導出部223の下流側端部223bと、一方側シール部21の下流側端部21bとにより、空気通路2の出口2bが構成されたものであり、中間部222は、導入部221と導出部223との間を連結するものであって、上記の他方側シール22は、導入部221よりも中間部222が、そして、中間部222よりも導出部223が、各々、一方側シール部21に対して接近して形成されたものであり、一方側シール部21の下流側端部21bよりも他方側シール部22の下流側端部223bの方が、より上流寄りに形成されたものであり、上記の自由部32を有し、この自由部32は、空気通路2と通路延長部31とに隣接して形成されたことを特徴とする、請求項3に記載の脱気弁を提供する。
また、本願の請求項5に記載の発明は、少なくとも上記の空気通路2における、重ね合わされた一方側の弁フィルム11,12の上流側端辺11a,12aと他方側の弁フィルム12,11の上流側端辺12a,11aとが、それぞれ上流側と下流側とにずれて配位されたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の脱気弁を提供する。
また、本願の請求項6に記載の発明は、上記の空気通路2における、弁フィルム11,12の内側表面のうち少なくとも一部に、シリコンオイルなどの不活性の液体4が配位されたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の脱気弁を提供する。
また、本願の請求項7に記載の発明は、合成樹脂製である、少なくとも2枚の袋側フィルム51,52が重ね合わされたものであり、これらの一部が接着されたことにより、物品を収納可能である、開口部61を備えた収納部62と、開口部61以外において、収納部62に存在する空気を脱気することのできる脱気口63とを備えた圧縮袋5であって、各袋側フィルム51,52は、平面視が長方形とされており、上記の開口部61は、圧縮袋5の上方に設けられ、閉鎖手段61aにより密閉可能とされたものであり、上記の脱気口63は、圧縮袋5の下方に設けられたものであり、上記の収納部62と脱気口63との間に、請求項1〜6のいずれかに記載の脱気弁1が、空気通路2の入口側を上方とし、出口側を下方として取り付けられたものであって、上記の脱気弁1の取り付けは、上記の弁フィルム11,12と袋側フィルム51,52とが接着された、一体シール部64の形成によりなされ、収納部62と脱気口63との間において、上記空気通路2以外では気流が通過しないようにされたものであり、空気通路2における弁フィルム11,12の内側表面であって、上記一体シール部64と一致する部分のうち少なくとも一部には、耐熱性塗料7が配位されたことを特徴とする、脱気弁を備えた圧縮袋を提供する。
また、本願の請求項8に記載の発明は、上記の弁フィルム11,12として長尺のものが用いられ、この弁フィルム11,12の長手方向に、上記の脱気弁1が、空気通路2と自由部32とがそれぞれ隣り合うようにして複数並列されたことを特徴とする、請求項7に記載の、脱気弁を備えた圧縮袋を提供する。
また、本願の請求項9に記載の発明は、上記の収納部62が、物品収納領域62aと空気導入領域62bとからなるものであり、上記の各領域62a,62bの境界に、弁保護シール67が形成されたものであり、この弁保護シール67は、袋側フィルム51,52が接着されたことにより形成されたものであって、上記の物品収納領域62aと空気導入領域62bとの間を空気が通過可能とされたことを特徴とする、請求項7または8に記載の、脱気弁を備えた圧縮袋を提供する。
(A)は本願発明の実施の一例に係る脱気弁を示す平面図であり、(B)は(A)のA−A端面視の概略図で空気通路の開放時におけるもの、(C)は(A)のA−A端面視の概略図で空気通路の閉鎖時におけるものである。 脱気中の、本願発明の実施の一例に係る脱気弁を示し、(A)は要部平面図、(B)は(A)のB−B端面視の概略図で圧縮袋に取り付けた状態を示すもの、(C)は(A)のC−C端面視の概略図、(D)は(A)のD−D端面視の概略図である。 脱気が終了した瞬間の、本願発明の実施の一例に係る脱気弁を示し、(A)は要部平面図、(B)は(A)のE−E端面視の概略図で圧縮袋に取り付けた状態を示すものである。 脱気終了後の、本願発明の実施の一例に係る脱気弁を示し、(A)は要部平面図、(B)は(A)のF−F端面視の概略図で圧縮袋に取り付けた状態を示すもの、(C)は(A)のG−G端面視の概略図、(D)は(A)のH−H端面視の概略図である。 (A)は本願発明の実施の他の一例に係る脱気弁を示す平面図であり、(B)は(A)のI−I端面視の概略図で空気通路の開放時におけるもの、(C)は(A)のI−I端面視の概略図で空気通路の閉鎖時におけるものである。 本願発明の実施の一例に係る脱気弁を取り付けた圧縮袋を示す平面図である。 (A)〜(H)とも、本願発明に係る脱気弁の他の実施の形態を示す、平面視の概略図である。
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態の一例をとりあげて説明する。図1は本例の脱気弁を示す平面図であり、図6は、本例の脱気弁を取り付けた圧縮袋を示す平面図である。なお、以下の説明における「上流」「下流」の表現は、図1(B)に示す、空気通路の開放時における気流の方向を基準としたものであり、上下左右の表現は、図1(A)及び図6に示したように配位した場合のものである。また、表裏の表現は、図1(B)(C)に示した状態において図示上側を表、図示下側を裏としたものである。
本例の脱気弁1は、図1(A)に示すように、図示上方から下方への一方向の気流f1に対しては開放され(図1(B)参照)、図示下方から上方への他方向の気流f2に対しては閉鎖されるものである(図1(C)参照)。この脱気弁1は主に、図6に示すような圧縮袋5に取り付けられ、圧縮袋5の収納部62に存在する空気を脱気するために用いられる。なお、この脱気弁1の用途は本例のような圧縮袋に限定されるものではなく、例えば、空気などの気体を充填して用いる袋に対して適用しても良い。また、この脱気弁1は空気以外の気体や、水などの液体など、流体全般についての逆止弁としての使用も可能である。
本例の脱気弁1は、合成樹脂製である、2枚の弁フィルム11,12が重ね合わされたものとされている。この弁フィルム11,12のうち、少なくとも空気通路2における内側表面となる面は、弱粘着性を有することにより、弁フィルム11,12同士が密着しやすいものとすることが望ましい。また、本例で用いられた弁フィルム11,12は、図1に示すような長方形のものであるが、他の形状のものであっても良い。
これらの弁フィルム11,12の一部が、ヒートシールなどの手段によって接着されたことにより、弁フィルム11,12同士の間を入口2aから出口2bへと通気可能であり、かつ、この弁フィルム11,12同士が密着することにより閉鎖可能な空気通路2が形成される。この空気通路2は、弁フィルム11,12同士が接着されることにより形成された、2つのシール部21,22によって規定されたものである。
この空気通路2は、上記一方向の気流f1が通過する際には、図1(B)に示すように、この気流f1によって弁フィルム11,12同士の間が強制的に押し広げられて開放される。しかし、それ以外の場合は、図1(C)に示すように、弁フィルム11,12同士が密着している。よって、上記他方向の気流f2は通過できずに閉鎖された状態を保つ。この、空気通路2の閉鎖時における弁フィルム11,12の挙動についての詳細は後述する。
本例では、空気通路2が、2枚の弁フィルム11,12から構成されたものとされているが、図5に示すように、2枚の弁フィルム11,12の間に中間フィルム13を、例えば図5(B)に示したように、基端側が裏側の弁フィルム12に接着され、先端側が空気通路2の内部を移動可能であって、かつ、図5(C)に示したように、表側の弁フィルム11に密着可能なように配位しておき、上記の弁フィルム11,12同士の密着に加え、更に、この中間フィルム13と表側の弁フィルム11との間の密着によっても、空気通路2が閉鎖される構造としても良い。この図示した例では、中間フィルム13の下流側端辺13bを弁フィルム11,12の下流側端辺11b,12bよりも上流側に配位したが、各端辺11b,12b,13bの位置をすべて一致させても良い。
なお、図示した構成にあっては、空気通路2の閉鎖時に基端側を除き離反することとなる、裏側の弁フィルム12と中間フィルム13との対向する側の面について、弱粘着性を有さず、フィルム12,13同士が密着しにくいものとすることが望ましい。
本例の脱気弁1において、上記シール部21,22は、図1に示すように、弁フィルム11,12の図示左端に沿って、図示上下方向に延びる直線状の一方側シール部21と、一方側シール部21よりも図示右寄りにおいて、図示上下方向に延びるものではあるが、屈曲して形成された他方側シール部22とからなる。
本例における他方側シール22は、図示上方より、導入部221、中間部222、導出部223の3つの部分からなる。導入部221は空気通路2の入口側寄りに配位されたものであり、導出部223は空気通路2の出口側寄りに配位されたものである。
ここで、導入部221の上流側端部221aと、一方側シール部21の上流側端部21aとにより、空気通路の入口2aが構成される。具体的には、各端部221a,21aを結ぶ線分によって入口2aが規定される。そして、導出部223の下流側端部223bと、一方側シール部21の下流側端部21bとにより、空気通路の出口2bが構成される。具体的には、各端部223b,21bを結ぶ線分によって出口2bが規定される。そして、中間部222は、導入部221と導出部223との間を連結するものである。
他方側シール22は、導入部221よりも中間部222が、そして、中間部222よりも導出部223が、各々一方側シール部21に対して接近して形成されている。これにより、一方側シール部21と他方側シール部22との、空気通路2の入口側における各端部間の寸法L2aよりも出口側における各端部間の寸法L2bの方が小さい。つまり、本例における空気通路2の幅は、下流側に向かうにつれ絞られている。
本例では、導入部221、中間部222、導出部223のいずれも、直線状に形成されており、図1に示すように、導入部221及び導出部223は一方側シール部21と平行に形成されている。
なお、各シール部21,22の形態については、本例のものに限定されるものではなく、種々に変更して実施が可能である。例えば、各シール部21,22をともに直線状としたもので、図7(A)(B)(H)に示すように、各シール部21,22を平行に配位して、空気通路2を絞らないものとしたり、図7(E)に示すように、他方側シール部22を斜め方向に延びる直線状として、空気通路2を絞ったものとしても良い。また、図7(F)に示すように、他方側シール部22を連続した曲線状のものとしても良い。また、本例の場合では、一方側シール部21を直線状とし、他方側シール部22を屈曲させているが、図7(D)に示すように、各シール部21,22とも屈曲したものとしたり、左右対称に形成しても良い。
そして脱気弁1において、図1(A)に示すように、空気通路2以外に非シール部3が形成される。この非シール部3は、通路延長部31と自由部32とからなる。ここで、通路延長部31は、空気通路2の出口2bよりも下流側に存在する部分であって、空気通路2を通過した空気が続いて通過する部分である。一方、自由部32は、例えば図6に示すように、圧縮袋5への取り付けの際に形成される一体シール64により、弁フィルム11,12間が閉ざされ、空気通路2のようには空気が通過することのない部分とされている。ただし、図2(A)(D)に示すように、空気通路2から通路延長部31に流れこんだ気流の一部が自由部32を通過することはあり得る。
ここで、本例では、一方側シール部21の下流側端部21bよりも他方側シール部22の導出部223の下流側端部223bの方が、より上流寄り(図示上方)に形成されている。よって、本例の脱気弁1における通路延長部31は、出口2b、つまり、一方側シール部21の下流側端部21aと他方側シール部22の導出部223の下流側端部223bとを結ぶ線、弁フィルム11,12の下流側端辺11b,12b、他方側シール22の導出部223の下流側の延長線223c(破線により図示)の3つの線分によって規定された三角形状の領域である。図1(C)に示す空気通路2の閉鎖時において、この通路延長部31における弁フィルム11,12同士も、空気通路2における弁フィルム11,12同士と同様に密着可能とされている。
なお、本例では、上記のように、一方側シール部21の方が他方側シール部22よりも図示下方寄りに形成されたことにより、一方側シール21が弁フィルム11,12の骨のような役割を果たし、通路延長部31において弁フィルム11,12がカールしてしまい、通路延長部31において弁フィルム11,12が密着することが阻害されないようになされている。
ただし、図7(A)(C)(H)に示すように、一方側シール部21の下流側端部21aと弁フィルム11,12の下流側端辺11b,12bとの間とを離し、各シール部21,22と弁フィルム11,12の下流側端辺11b,12bとが全く接していない状態とすることも可能である。
自由部32は、空気通路2と通路延長部21とにそれぞれ隣接する部分である。つまり、非シール部3は、図1に示すように、他方側シール22の導出部223の下流側の延長線223cを基準として、図示左側が通路延長部31、図示右側が自由部32となる。
上記の通路延長部31と自由部32とは連続しており、通路延長部31における弁フィルム11,12のひずみを自由部32において吸収可能である。よって、少なくともこの通路延長部31においては、弁フィルムの張力を安定させ、弛みや皺を発生させずに、弁フィルム11,12同士を確実に密着させることができる。このように確実に弁フィルム11,12同士が密着した領域が、空気通路2の下流側に隣接して存在することから、空気通路2に空気が逆流することを有効に防止できる。
なお、上記のように、自由部32のうちで弁フィルム11,12のひずみを吸収可能な領域を確保するため、図6に示すように、圧縮袋5への取り付けの際に形成される一体シール64、あるいはそれとは別に自由部32において、弁フィルム11,12間を通気不能とするために形成されるシールは、自由部32における弁フィルム11,12の上流側端辺11a,12aから、他方側シール22の導出部223の下流側端部223bまでの間に形成され、当該シールから弁フィルム11,12の下流側端辺11b,12bまでの間には間隔を有することが必要である。
また、自由部32の形成は必須ではなく、場合によっては、図7(H)に示すように、非シール部3が通路延長部31のみからなるものであっても良い。この場合における通路延長部31は、出口2b、つまり、一方側シール部21の下流側端部21aと他方側シール部22の下流側端部223bとを結ぶ線、弁フィルム11,12の下流側端辺11b,12b、一方側シール21の下流側の延長線21c、他方側シール22の導出部223の下流側の延長線223cの4つの線分によって規定された四角形状の領域である。
この場合にあっても、通路延長部31における弁フィルム11,12のひずみを、通路延長部31の弁フィルム11,12が図示左右方向にずれることによって解消させることができ、上記と同様、弁フィルムの張力を安定させ、弛みや皺を発生させずに、弁フィルム11,12同士を確実に密着させることができる。
上記のことに加え、本例では、空気通路2の幅が下流側に向かうにつれ絞られていることもあって、図1(A)における通路延長部31の図示横寸法に比べ、自由部32の図示横寸法の方が大きくなる。具体的に、本例では、通路延長部31の図示横寸法が10mmであるのに対し、自由部32の図示横寸法が70mmとされている。このように通路延長部31よりも自由部32の方が大きく形成されたことにより、上記に説明した、自由部32におけるひずみの吸収がより効果的になされる。
ここで、空気通路2の閉鎖時における弁フィルム11,12の挙動について更に詳しく説明する。なお、図6に示したように、後述する圧縮袋5に対して脱気弁1が取り付けられた状態について説明する。なお、図2〜図4中の断面図は、説明のために図示上下方向を実際よりも大きく誇張して描いている。
まず、図6に示す、圧縮袋5の収納部62の内部に存在する空気を脱気する際には、閉鎖手段61aによって開口部61が閉鎖された状態とし、収納部62を巻き込むなどして袋外部から圧迫する。これにより、収納部62の内部に存在する空気は気流f1となり、脱気弁1の空気通路2を通って、袋外部へと排出される。この際、B−B端面視である図2(B)に示すように、弁フィルム11,12同士の間が強制的に押し広げられる。ここで、上記のように、通路延長部31においては他方側シール部22が途切れているため、気流f1は、図2(A)に矢印で示したように、自由部32の側へも流れる。この際の、脱気弁1の空気通路2における幅方向のC−C端面視を示すものが図2(C)であり、同じく、脱気弁1の通路延長部31と自由部32における幅方向のD−D端面視を示すものが図2(D)である。
次に、上記の脱気が終了し、空気通路2を気流f1が通過しなくなった瞬間の様子を図3各図に示す。この際において、圧縮袋5の収納部62の内部は、空気が排出されたことによって負圧状態となっている。よって、E−E端面視である図3(B)に示すように、空気通路2における弁フィルム11,12には、収納部62側へと引き付けられる力Xが働き、弁フィルム11,12同士が密着しようとする。
なお、上記の弁フィルム11,12同士の密着動作はきわめて短時間でなされるため、弁フィルム11,12の移動中に空気通路2を空気が逆流することはほとんどない。
次に、上記の弁フィルム11,12同士の密着がなされ、空気通路2が閉鎖された場合を図4各図に示す。この際においては、F−F端面視である図4(B)に示すように、通常は弁フィルム11,12同士が密着し、完全に閉鎖されるものであるが、空気通路2においては、時に、脱気弁1の空気通路2における幅方向のG−G端面視である図4(C)に示すように、弁フィルム11,12が弛んで弁フィルム11,12同士の間に隙間Yが発生してしまうことがある。これは、一方側シール部21と他方側シール部22とによって固定され、弁フィルム11,12同士の間のずれが制限されるためである。これに対し、通路延長部31においては他方側シール部22が存在しないため、脱気弁1の空気通路2における幅方向のH−H端面視である図4(D)に示すように、弁フィルム11,12が移動Zできる。よって、各弁フィルム11,12同士の間のずれを自由部32で吸収することが可能であり、図4(C)に示すような隙間Yが発生せず、通路延長部31においては弁フィルム11,12同士を確実に密着させることができる。
なお、図5に示した3枚のフィルム11〜13により構成された脱気弁1にあっても、上記と同様に、収納部62側へと引き付けられる力Xにより、弁フィルム11,12同士が密着するが、これに加え、上記の力Xにより、図5(C)に示したように、中間フィルム13と表側の弁フィルム11とが密着する(なお、図5(C)は理解を容易にするために、弁フィルム11,12同士を離して描いている)。この際、各弁フィルム11,12と中間フィルム13との間に、袋小路状の空間2cが発生することがあるが、この際にあっても、空気通路2の出口2bから入口2aへと逆流しようとする気流f2は、この袋小路状の空間2cで停滞し、空気通路2を通過してしまうことがない。
ここで、空気通路2の入口2aの寸法は大きい方が、空気通路2への空気の導入がスムーズになされるため望ましい。逆に、空気通路2の出口2bの寸法は小さい方が、弁フィルム11,12にひずみを発生させにくいため望ましい。そして、空気通路2の入口2aから出口2bに至るまでの寸法は、弁フィルム11,12同士を確実に密着させるために大きい方が望ましい。しかしながら、適用する圧縮袋5の大きさとの兼ね合い、そして、圧縮袋5の収納部62を大きく確保することが機能上要求されるため、これらの事情を勘案の上、脱気弁1の各部の寸法が決定される。
上記の寸法について、図1(A)に示された、空気通路2の入口2a付近での、導入部221と一方側シール部21との間の横寸法については20mm〜60mmとすることが望ましい。本例では30mmとされている。そして、空気通路2の出口2b付近での、導出部223と一方側シール部21との間の横寸法については5mm〜30mmとすることが望ましい。本例では10mmとされている。また、脱気弁1の図示上下方向の寸法は、30mm〜100mmとすることが望ましい。本例では、裏側の弁フィルムの上流側端辺12aと下流側端辺12bの寸法で45mmとされている。
上記のように、一方側シール部21と他方側シール部22との間の距離を自由に設定可能であることから、脱気弁1を取り付ける圧縮袋5の大きさに応じ、最適な空気量を空気通路2を通過させることのできる脱気弁1を容易に設計可能である。
なお本例では、脱気弁1の図示横方向の寸法が80mmとされており、自由部32が、通路延長部31に比べて十分に大きな寸法を有するものとされているが、場合によっては、図7(G)に示すように、弁フィルム11,12の図示右端を他方側シール部22の導入部221と一致させ、他方側シール部22の導出部223と弁フィルム11,12の図示右端との間のみを自由部32としたものであっても良い。
ここで、図1(A)〜(C)に示すように、重ね合わされた表側の弁フィルム11の上流側端辺11aと裏側の弁フィルム12の上流側端辺12aとが、それぞれ上流側と下流側とにずれて配位される。本例では、表側の弁フィルム11の上流側端辺11aの方が下流側に配位されている。上記のずれは1mm〜10mmの範囲で実施することが望ましいが、3mm〜5mmとすることがより望ましい。なお、このずれは本願発明において必須のものではないが、設けることが望ましい。また、このずれを「段差」と称することもある。
この端辺11a,12aのずれは、脱気弁1が、後述するように袋側フィルム51,52に対して接着された際に、脱気弁1と袋側フィルム51,52との間に形成されたヒートシールである一体シール部64の位置の誤差により、空気通路2の入口2aが塞がれてしまわないようにするためのものである。また、脱気時において、各弁フィルム11,12間が容易に開き、脱気時の気流f1がスムーズに空気通路2に導入されるようにする作用も果たす。
なお、本例では、図1(A)に示すように、各弁フィルム11,12の図示上下方向の寸法が、空気通路2の形成された部分でもそれ以外の部分でも一定とされているが、少なくとも空気通路2の形成された部分において、上記のずれが存在していれば良い。
また、本例における、弁フィルム11,12の内側表面のうち少なくとも一部には、シリコンオイルなどの不活性の液体4が配位されている。この液体4は、その粘性により、空気通路2の閉鎖時における弁フィルム11,12同士の密着をより強化する作用を有する。なお、この液体4の粘性は、高すぎると空気通路2を開放するのが困難となるため、低粘性のものが望ましい。ただし、低粘性であっても、空気通路2から漏れ出ない程度の粘性は要求される。
次に、上記の脱気弁1を備えた圧縮袋5について説明する。この圧縮袋5は、合成樹脂製である、少なくとも2枚の袋側フィルム51,52が重ね合わされ、これらの一部が接着されたことにより形成される。この圧縮袋5は、図6に示すようなものであり、衣類などの物品を収納可能である、開口部61を備えた収納部62と、開口部61以外において、収納部62に存在する空気を脱気するための脱気口63とを備えたものである。本例の圧縮袋5では、開口部61が図示上方に設けられ、凹条と凸条との嵌合により閉鎖されるチャック61aなどの閉鎖手段により密閉可能とされている。また、脱気口63は、圧縮袋5の図示下方に設けられている。ただし、これら開口部61や脱気口63は、後述のように、脱気弁1を取り付けた状態で支障にならない範囲において自由な位置に設けることができる。脱気口63の数量についても、本例の圧縮袋5では3箇所に設けられているが、種々に変更し得る。また、本例の各袋側フィルム51,52は、平面視が長方形とされたものであるが、円形や多角形などの種々の形態で実施可能である。
上記の脱気弁1は、収納部62と脱気口63との間に、空気通路2の入口側を上方とし、出口側を下方として取り付けられる。本例では、圧縮袋5の下方から60mmの範囲内に設けられる。この脱気弁1の取り付けは、上記の弁フィルム11,12と袋側フィルム51,52とが接着された、一体シール部64の形成によりなされる。この一体シール部64の形成により、収納部62と脱気口63との間において、空気通路2以外では気流が通過しないようにされている。
本例では、弁フィルム11,12として長尺のものが用いられており、この弁フィルムの長手方向に脱気弁1が、図6に示すように、空気通路2と自由部32とがそれぞれ隣り合うようにして複数並列されたものである。これにより、同じく長尺である袋側フィルム51,52と組み合わせることにより、次々と圧縮袋2を製造することができるため、製造上大変能率が良い。また、このように脱気弁1を複数並列したものとすると、圧縮袋5の大きさ、特に幅寸法が大きくなるに従い、圧縮袋5の1つ当たりの空気通路2の数量を容易に増加させることができるため、大きい圧縮袋5の場合であっても脱気が困難になることがない。
なお、上記の一体シール部64はヒートシールにより形成される。よって、脱気弁1の空気通路2における弁フィルム11,12の内側表面であって、一体シール部と一致する部分のうち少なくとも一部、具体的には空気通路2の入口2a付近には、図1(B)に示すように、耐熱性塗料7が配位されており、ヒートシールの際の熱の影響で、弁フィルム11,12が溶着してしまい、空気通路2が塞がれることのないようにされている。ここで、「耐熱性」とは、ヒートシールの熱により溶融などの変性が起こり、弁フィルム11,12などの周囲に影響を与えることのない程度の性質を指す。
図5に示した3枚のフィルム11〜13により構成された脱気弁1にあっては、開放時に形成される、気流f1の通過する空間に面する弁フィルム11あるいは中間フィルム13の表面、具体的には空気通路2の入口2a付近における表面に、図5(B)に示したように、耐熱性塗料7が配位される。
また、本例の圧縮袋5では、収納部62が、実際に物品が収納される領域である物品収納領域62aと、物品収納領域62aと脱気弁1との間の領域である空気導入領域62bとからなっており、各領域62a,62bの境界に、弁保護シール67が形成されている。この弁保護シール67は、袋側フィルム51,52が断続的に接着されたことにより形成されたものである。この弁保護シール67の形成される間隔は、各領域62a,62b間を空気が通過可能であって、空気通路2への空気の導入に支障が発生しない程度であれば良い。本例では、個々の弁保護シール67の図示左右方向の寸法が10mmであって、各弁保護シール67間の空間寸法が25mmとされている。また、この弁保護シール67の形態については、種々に変更可能であるが、例えば円形など、上記の各領域62a,62b間を空気が通過する際の抵抗がより小さな形態であることが望ましい。
このように弁保護シール67が形成されたことにより、物品収納領域62aに収納された衣類などの物品が、気流f1に乗って空気通路2に吸い込まれてしまうことを防止できる。また、物品収納領域62aに物品が詰め込まれたことにより、袋側フィルム51,52間が膨らんだ場合であっても、袋側フィルム51,52の一部であって、空気導入領域62bに配位された下流側フィルム51a,52aが、これにつられて膨らむことなく、変形しない状態を維持できる。よって、収納された物品の影響を受けずに、脱気弁1を平坦な状態で維持でき、空気通路2の開放及び閉鎖を確実になすことができる。なお、この弁保護シール67の形成は必須ではなく、省略しても良い。
次に、図1に示した脱気弁1及び図6に示した圧縮袋5の製造方法について、具体的に説明する。
本例の弁フィルム11,12としては、ロール状に巻き取られた状態の長尺フィルムが使用される。具体的には、幅45mm、長さ1000mのものが用いられている。
まず、裏側の弁フィルム12において、表側の弁フィルム11と対向する側の表面の一部、、具体的には空気通路2の入口2aとなり得る付近には、耐熱性塗料7がグラビア印刷の手法などによって塗布される。そして、表の弁フィルム11について、幅寸法で約5mmがカットされる。この寸法差がすなわち、上記で説明した端辺11a,12aのずれとなる。
そして、いずれかの弁フィルム11,12の、空気通路2が形成される部分の表面にシリコンオイル4が塗布される。この塗布は、刷毛などによる塗布であっても良いし、噴霧によるものであっても良い。
そして、上記2枚の弁フィルム11,12が表裏に重ね合わされ、ヒートシールされることにより、図1(A)に示すように、一方側シール部21と他方側シール部22とが形成される。なお、この際、一方側シール部21は、弁フィルム11,12の全幅にわたって形成される。一方、他方側シール部22の下流側となる端部223bは弁フィルム11,12の下流側となる端辺11b,12bには一致せずに、隙間が設けられる。この隙間が、上記の通路延長部31と自由部32との境界であるシール部22の延長線223cとなる。
このようにして、図1(A)に示すように形成された脱気弁1は、袋側フィルム51,52に挟まれ、一体シール部64の形成がなされて一体とされる。そして、袋側フィルム51,52において、開口部61と脱気口63が形成される部分以外の周縁にサイドシール部65が形成される。また、開口部61には閉鎖手段であるチャック61aが取り付けられる。また、必要により、チャック61aの開閉を補助するための部材であるスライダー8が取り付けられる。これらにより、圧縮袋5が完成する。
なお、袋側フィルム51,52と、脱気弁1のうち耐熱性塗料7が配位された位置との関係によっては、耐熱性塗料7に重なる部分でヒートシールが効かないことにより、サイドシール部65が形成されず、そこから空気が漏れてしまう場合がある。このような不都合を防止するため、本例では、圧縮袋5の図示左右両端辺に形成されたサイドシール部65よりも内側寄りに、内側シール部66が更に形成されている。つまり、脱気弁1は、自由部32などの耐熱性塗料7が配位された以外の位置で、サイドシール部65あるいは内側シール部66によって、袋側フィルム51,52に必ず接着がなされることとなる。
なお、脱気弁1は、一体シール部64、サイドシール部65、内側シール部66以外では袋側フィルム51,52に固定されない。そのため、上記に説明したように、通路延長部31における弁フィルム11,12のひずみを自由部32において吸収することが阻害されることが極力ないようにされている。
本願発明は、下記の優れた効果を有するものである。
本願の請求項1に記載の発明は、通路延長部31における弁フィルム11,12のひずみを解消可能であることから、少なくともこの通路延長部31においては、弁フィルムの張力を安定させ、弛みや皺を発生させずに、弁フィルム11,12同士を確実に密着させることができる。そして、このように確実に弁フィルム11,12同士が密着した領域が、空気通路2の出口2bに隣接して存在することから、空気通路2に空気が逆流することを有効に防止できたものである。よって、簡易な構造でありながらも空気の逆流を効果的に防止することができる脱気弁を提供できたものである。
また、請求項2に記載の発明は、上記の効果に加え、通路延長部31または、空気通路2と通路延長部31とに隣接する部分である自由部32が形成され、かつ、通路延長部31と自由部32とを構成する弁フィルム11,12が一体のものであることから、通路延長部31における弁フィルム11,12のひずみを自由部32において吸収可能であって、これにより、少なくともこの通路延長部31においては、弁フィルムの張力を安定させ、弛みや皺を発生させずに、弁フィルム11,12同士を確実に密着させることができたものである。
また、請求項3または4に記載の発明は、上記請求項1または2に記載された発明の効果に加え、一方側シール部21と他方側シール部22との、空気通路2の入口側における各端部間の寸法L2aよりも出口側における各端部間の寸法L2bの方が小さくされたことから、通路延長部31よりも自由部32の方が大きく形成されたものとでき、上記自由部32におけるひずみの吸収がより効果的になされる脱気弁を提供できたものである。
また、請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜4のいずれかに記載された発明の効果に加え、弁フィルム11,12の上流側端辺11a,12aと他方側の弁フィルム12,11の上流側端辺12a,11aとが、それぞれ上流側と下流側とにずれて配位されたことにより、脱気弁1が、脱気袋5を構成する袋側フィルム51,52に対して接着された際に、空気通路2の入口2aが接着されて塞がれてしまわないようにすることができたものである。また、脱気時において、各弁フィルム11,12間が容易に開き、脱気時の気流f1がスムーズに空気通路2に導入されるようにする作用も果たすものである。
また、請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜5のいずれかに記載された発明の効果に加え、空気通路2における、弁フィルム11,12の内側表面のうち少なくとも一部に、シリコンオイルなどの不活性の液体4が配位されたことから、この液体4の粘性により、空気通路2の閉鎖時における弁フィルム11,12同士の密着をより強化することができたものである。
また、請求項7に記載の発明は、簡易な構造でありながら、弁フィルム11,12の張力を安定させることができ、空気の逆流を効果的に防止することができる、脱気弁を備えた圧縮袋を提供できたものであり、かつ、脱気弁1の空気通路2における弁フィルム11,12の内側表面の少なくとも一部に、耐熱性塗料7が配位されたことにより、圧縮袋1の形成時におけるヒートシールの際の熱の影響で、弁フィルム11,12が溶着し、空気通路2が塞がれることのない、脱気弁を備えた圧縮袋を提供できたものである。
また、請求項8に記載の発明は、上記請求項7に記載された発明の効果に加え、弁フィルム11,12として長尺のものが用いられ、この弁フィルム11,12の長手方向に、上記の脱気弁1が、空気通路2と自由部32とがそれぞれ隣り合うようにして複数並列されたことにより、同じく長尺である袋側フィルム51,52と組み合わせることにより、次々と圧縮袋2を製造することができるため、製造効率を向上させることができたものである。加えて、このように脱気弁1を複数並列したことにより、圧縮袋5の大きさ、特に幅寸法が大きくなるにつれ、圧縮袋5の1つ当たりの空気通路2の数量を容易に増加させることができるため、大きい圧縮袋5の場合であっても脱気が困難になることがない、脱気弁を備えた圧縮袋を提供できたものである。
また、請求項9に記載の発明は、上記請求項7または8に記載された発明の効果に加え、物品収納領域62aと空気導入領域62bとの境界に、弁保護シール67が形成されたことにより、物品収納領域62aに収納された衣類などの物品が空気通路2に吸い込まれてしまうことを防止できる、脱気弁を備えた圧縮袋を提供できたものである。また、物品収納領域62aに物品が詰め込まれたことにより、袋側フィルム51,52間が膨らんだ場合であっても、空気導入領域62bに配位された袋側フィルム51,52の一部が、これにつられて膨らむことなく、変形しない状態を維持できる。よって、収納された物品の影響を受けずに脱気弁1を平坦な状態で維持でき、空気通路2の開放及び閉鎖を確実になすことができる、脱気弁を備えた圧縮袋を提供できたものである。

Claims (9)

  1. 合成樹脂製である、2枚の弁フィルム(11,12)が重ね合わされ、これらの一部が接着されたことにより、当該弁フィルム同士の間を入口(2a)から出口(2b)へと通気可能であり、かつ、この弁フィルム(11,12)同士が密着することにより閉鎖可能な空気通路(2)が形成された脱気弁(1)において、
    上記の空気通路(2)が、弁フィルム(11,12)同士が接着されることにより形成された、2つのシール部(21,22)によって規定されたものであり、
    空気通路(2)の入口(2a)は、各シール部(21,22)の上流側端部(21a,221a)間を結ぶ線分により規定され、同出口(2b)は、各シール部(21,22)の下流側端部(21b,223b)間を結ぶ線分により規定されたものであり、
    上記シール部(21,22)のうち、少なくとも一方の下流側端部(21b,223b)と弁フィルム(11,12)の下流側端辺(11b,12b)との間は離されており、
    空気通路(2)の下流側に通路延長部(31)を有し、
    この通路延長部(31)は、空気通路(2)の出口(2b)と、シール部(21,22)のうち少なくとも一方側における、下流側端部(21b,223b)よりも下流側の、シール部(21,22)の延長線(21c,223c)と、弁フィルム(11,12)の下流側端辺(11b,12b)と、によって規定されたものであり、
    上記の延長線(21c,223c)においては、弁フィルム(11,12)同士が接着されていないことを特徴とする脱気弁。
  2. 上記の通路延長部(31)と自由部(32)とからなる非シール部(3)を有するものであり、
    自由部(32)は、通路延長部(31)または、空気通路(2)と通路延長部(31)とに隣接する部分であって、
    通路延長部(31)と自由部(32)とは、上記の通路延長部(31)を規定する延長線(21c,223c)を境界とするものであり、
    上記通路延長部(31)と自由部(32)とを構成する弁フィルム(11,12)が一体のものであることを特徴とする、請求項1に記載の脱気弁。
  3. 上記一方側シール部(21)と他方側シール部(22)との、空気通路(2)の入口における各端部間の寸法(L2a)よりも出口における各端部間の寸法(L2b)の方が小さいことを特徴とする、請求項1または2に記載の脱気弁。
  4. 上記の一方側シール部(21)が直線状とされ、
    かつ、他方側シール部(22)が、導入部(221)、中間部(222)、導出部(223)の3つの部分からなり、
    上記導入部(221)の上流側端部(221a)と、一方側シール部(21)の上流側端部(21a)とにより、空気通路(2)の入口(2a)が規定されたものであり、
    上記導出部(223)の下流側端部(223b)と、一方側シール部(21)の下流側端部(21b)とにより、空気通路(2)の出口(2b)が構成されたものであり、
    中間部(222)は、導入部(221)と導出部(223)との間を連結するものであって、
    上記の他方側シール(22)は、導入部(221)よりも中間部(222)が、そして、中間部(222)よりも導出部(223)が、各々、一方側シール部(21)に対して接近して形成されたものであり、
    一方側シール部(21)の下流側端部(21b)よりも他方側シール部(22)の下流側端部(223b)の方が、より上流寄りに形成されたものであり、
    上記の自由部(32)を有し、この自由部(32)は、空気通路(2)と通路延長部(31)とに隣接して形成されたことを特徴とする、請求項3に記載の脱気弁。
  5. 少なくとも上記の空気通路(2)における、重ね合わされた一方側の弁フィルム(11,12)の上流側端辺(11a,12a)と他方側の弁フィルム(12,11)の上流側端辺(12a,11a)とが、それぞれ上流側と下流側とにずれて配位されたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の脱気弁。
  6. 上記の空気通路(2)における、弁フィルム(11,12)の内側表面のうち少なくとも一部に、シリコンオイルなどの不活性の液体(4)が配位されたことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の脱気弁。
  7. 合成樹脂製である、少なくとも2枚の袋側フィルム(51,52)が重ね合わされたものであり、
    これらの一部が接着されたことにより、物品を収納可能である、開口部(61)を備えた収納部(62)と、開口部(61)以外において、収納部(62)に存在する空気を脱気することのできる脱気口(63)とを備えた圧縮袋(5)であって、
    各袋側フィルム(51,52)は、平面視が長方形とされており、
    上記の開口部(61)は、圧縮袋(5)の上方に設けられ、閉鎖手段(61a)により密閉可能とされたものであり、
    上記の脱気口(63)は、圧縮袋(5)の下方に設けられたものであり、
    上記の収納部(62)と脱気口(63)との間に、請求項1〜6のいずれかに記載の脱気弁(1)が、空気通路(2)の入口側を上方とし、出口側を下方として取り付けられたものであって、
    上記の脱気弁(1)の取り付けは、上記の弁フィルム(11,12)と袋側フィルム(51,52)とが接着された、一体シール部(64)の形成によりなされ、
    収納部(62)と脱気口(63)との間において、上記空気通路(2)以外では気流が通過しないようにされたものであり、
    空気通路(2)における弁フィルム(11,12)の内側表面であって、上記一体シール部(64)と一致する部分のうち少なくとも一部には、耐熱性塗料(7)が配位されたことを特徴とする、脱気弁を備えた圧縮袋。
  8. 上記の弁フィルム(11,12)として長尺のものが用いられ、
    この弁フィルム(11,12)の長手方向に、上記の脱気弁(1)が、空気通路(2)と自由部(32)とがそれぞれ隣り合うようにして複数並列されたことを特徴とする、請求項7に記載の、脱気弁を備えた圧縮袋。
  9. 上記の収納部(62)が、物品収納領域(62a)と空気導入領域(62b)とからなるものであり、
    上記の各領域(62a,62b)の境界に、弁保護シール(67)が形成されたものであり、
    この弁保護シール(67)は、袋側フィルム(51,52)が接着されたことにより形成されたものであって、
    上記の物品収納領域(62a)と空気導入領域(62b)との間を空気が通過可能とされたことを特徴とする、請求項7または8に記載の、脱気弁を備えた圧縮袋。
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