JP4445879B2 - 逆止弁 - Google Patents
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Description
特に、特許文献1に記載の発明においては、この気体通路に不織布などからなる濾過用フィルムが配位されたものであって、この濾過用フィルムにより、収納袋内の気体のみを袋外に排出することができ、袋内に収納された固体である物品は気体通路を通らないものとできたものである。
また、この樹脂製シートは加熱接着性のものとされている。実施例1に係る逆止弁Vにおいては、鎖状低密度ポリエチレンフィルム(L−LDPE)が積層されたシートが用いられている。
一方、上記の両側辺(長辺)と直交する側の側辺(短辺)については、上記のような接着がなされていない。これにより、逆止弁Vの内部には、長手方向に気体を通すことのできる気体通路Pが形成される。そして、この気体通路Pの基端側が開口部P1、先端側が開口部P2となる。なお、ここで言う「基端側」とは通気時の気流F1を基準とした上流側のことであり、同「先端側」とは同下流側のことである。
なお、この実施例1においては弁体シート2を1枚だけ用いたものとしたが、図3(A)に示すように、弁体シート2を2枚用いて対向させたものとしても良い。
また、上記の接着はヒートシールによるものに限られるものではなく、超音波や高周波によるシールによるものであっても良い。
弁体シート2は、外装シート1の一部に取り付けられ固定された部分である固定部2aと、固定部2aの先端側に配位されたものであり、空気通路Pを閉鎖するために外装シート1に対して可動とされた部分である可動部2bとを有する。
図1(B)に示すように、弁体シート2において、一方側外装シート1aの内面、つまり気体通路P側の面に対して対向する側の面(図示下面)が取付面21とされる。一方側外装シート1aに対する弁体シート2の取り付けは、この取付面21のうち基端側の端部である接着部21aにおいてなされる。このように、弁体シート2において、接着部21aが一方側外装シート1aに対して接着された部分が固定部2aである。
一方、この弁体シート2は、上記の接着部21a以外においては各外装シート1a,1bに取り付けられておらず、取付面21とは反対側の面である通路側面22(図示上面)の一部が、この通路側面22と対向する他方側外装シート1bに対して接近及び離反が可能とされた可動部2bとされている。よって、通路側面22のうち先端側の端部である密着面22aは、他方側外装シート1bに対して密着可能、かつ、接近及び離反が可能となっている。
なお、一方側外装シート1aと弁体シート2との間には、サイドシール3と弁体シート2の接着部21aとにより、袋小路状の空間が形成される。この空間がポケット部P4である。
実施例1における圧縮袋6は、図2に示すように、柔軟性を有し、非通気性の素材からなる樹脂製シートである袋シート6a,6bから構成されたものである。実施例1においては、平面視長方形のシートが用いられている。そして、対向する袋シート6a,6bの、開口部62以外の辺について、袋シート6a,6b同士がヒートシール61が施されたことにより閉鎖されている。開口部62には凸条と凹条とを組み合わせたものなどからなる、チャックなどの閉鎖部材62aを有するものであり、これにより、閉鎖部材62aを閉鎖すると、袋内と外部との間での気体の流通を遮断することができ、内部を密閉することができる。
そして、実施例1においては、図2に示すように、逆止弁Vが圧縮袋6の底部に取り付けられる。この取り付けは、袋シート6a,6bの間に逆止弁Vが挟まれた状態で上記のヒートシール61が施されることによりなされる。よって、圧縮袋6の内部の空気は、開口部62及び逆止弁Vの気体通路Pを通じてのみ、外部へ通過可能となっている。
逆止弁Vは、図1(B)に示したように、弁体シート2が他方側外装シート1bに対して接近・離反可能であることにより、気体通路Pを通じて圧縮袋6の内部から外部へ向かう気流F1が通過可能であると共に、逆方向の気流F2が通過不可となっているため、圧縮袋6の内部の空気が効率的に排出され、排出後は逆流が阻止される。よって、圧縮袋6の内部の脱気状態を確実に保つことができる。
実施例1の逆止弁Vにおいては、図1(B)に示すように、他方側外装シート1bと弁体シート2との間に挟まれるようにして間隔保持シート4が設けられている。具体的には、上記のヒートシール61が施される部分Sと重なり合う部分であって、かつ、弁体シート2の密着面22aと他方側外装シート1bとが密着することによる、気体通路Pの閉鎖を阻害することのない位置、詳しくは、他方側外装シート1b上であり、かつ、弁体シート2の可動部2bにおける通路側面22のうちで、密着面22aよりも基端寄りの面である、基端側面22bに対向する位置に配位されている。
本例において設けられた間隔保持シート4の長手寸法は、図1(B)に示すように、弁体シート2の基端側面22b部分の長手寸法よりも小さく形成されているが、間隔保持シート4の基端側面22bに対する位置関係はこれに限られるものではなく、上記の気体通路Pの閉鎖を阻害することのない位置に配位されるという条件が満たされれば、例えば、弁体シート2よりも更に基端側にはみ出るような長手寸法を有するものであっても良く、種々に変更して実施できる。
この間隔保持シート4は、ヒートシール61を施す際の熱によって溶融しないシートを用いることが望ましい。間隔保持シート4の材質としては、紙やポリエステルフィルムからなるシートが例示できるが、他の材質であっても良い。また、本例では、この間隔保持シート4として、非通気性のシートが用いられたものであるが、これに限られず、不織布などの通気性のシートが用いられたものであっても良い。
この間隔保持シート4の厚さは、30μm〜300μmとすることが望ましい。本例においては厚さ100μmのシートが用いられている。なお、従来において、ヒートシール61を施す際の熱によってシートが溶融することを避けるために、塗料を塗布したものが存在したが、この場合の塗膜の厚さは2μm〜3μmであって、後述するように、他方側外装シート1bと弁体シート2との間に間隔を保持し、気体通路Pにおける気流F1の通過をスムーズにする作用は全く有しないものであった。
ここで、間隔保持シート4の存在している部分と存在していない部分との間において、間隔保持シート4の厚み分の段差が形成されることとなる。この段差を挟むようにして他方側外装シート1bと弁体シート2とが配位されるが、各シート1b,2の有する剛性により、この段差に完全に沿うようにはならないため、気体通路Pが閉鎖された際においても、図4(A)に示すように、底辺が間隔保持シート4の厚み寸法に一致する略三角形状の空間P3が形成される。つまり、間隔保持シート4の、気流の通過方向に沿う側の側辺(長辺)における端面よりも気体通路Pの外側方向においては、他方側外装シート1bと弁体シート2とが密着した場合であっても、各シート1b,2の間に、気流の通過方向に沿う方向である空間P3が常時確保される。これは仮に、間隔保持シート4がヒートシール61を施す際の熱によって溶融し、他方側外装シート1bとくっついてしまった場合であっても確保されるものである。
もちろん、この間隔保持シート4の存在により、密着面22aの他方側外装シート1bに対する密着が阻害されるものではないから、逆止弁Vの逆止作用が損なわれることはない。
このように、本願発明は、確実な逆止作用を有しつつ、上記のように気体通路Pの開放が容易である、従来にない優れた逆止弁Vを提供できたものである。
また、間隔保持シート4の表面にエンボス加工などにより凹溝を形成しておき、この凹溝が上記の空間P3の作用を果たすものとしても良い(図4(C)参照)。その他、間隔保持シート4の表面にエンボス加工などにより凹凸を設けておき、この凹凸と弁体シート2との間を空間P3の作用を果たすものとしても良く、種々に変更して実施し得る。
ここで、他方側外装シート1b上に、長手方向が気流の通過方向と一致する、短冊状の間隔保持シート4がまず接着される。なお、この接着は、間隔保持シート4の全面に対してなされるものでなくても良く、一部のみが接着され、他の部分は他方側外装シート1bに対して移動可能なものであっても良い。
この短冊状の間隔保持シート4は、連続して設けられる個々の逆止弁Vの間隔と同間隔に、他方側外装シート1b上に配位されて貼り付けられる。このように、間隔保持シート4が貼り付けられた他方側外装シート1bの上に、弁体シート2、そしてその更に上に一方側外装シート1aが重ね合わされる(図5参照)。なお、この他方側外装シート1b上への間隔保持シート4の貼り付け作業については、公知のラベル貼り付け装置(ラベラー)によって自動化が可能である。
このようにして重ね合わされた各シートが、サイドシール3の形成により接着された後、このサイドシール3の部分で切断され、図1(A)に示したような、個々の逆止弁Vが完成する。なお、サイドシール3の部分で個々に切断をすることなく、複数の逆止弁Vが並列したままの状態の連続弁として使用することも可能である。
よって、この実施例2の逆止弁Vは、図示右端に開口部P2を備えるが、他方側の開口部P1は、図示左上方における、通気性シート7からなる濾過面によって覆われたものとされている。気体通路Pは、この濾過面から、他方側外装シート1bと弁体シート2との間を通るようにして形成されている。また、一方側外装シート1aと弁体シート2との間には、実施例1と同様、ポケット部P4が形成されている。
この逆止弁Vを収納袋6に取り付けるに当たっては、逆止弁Vの開口部P2を袋外に突出させた状態とし、図8に示すように、通気性シート7が存在しない位置まで逆止弁Vを収納袋6内に挿入し、ヒートシールすることによりなされる。これにより、収納袋6の内外は逆止弁Vの気体通路Pのみで連通するものとなる。
例えば、逆止弁Vが取り付けられ、収納袋6内に収納されたコーヒー豆からは二酸化炭素などの気体が発生する。この気体が収納袋6の内部に充満し、袋内の圧力が高まった場合、収納袋6内の気体は、自然に通気性シート7からなる濾過面を経て気体通路Pに導かれ、開口部P2から外部に放出される(図8(A)参照)。この際、収納されたコーヒー豆は濾過面により阻止されるために袋外に放出されたり、気体通路Pに詰まることはない。なお、収納袋6を外部から押さえるなどして加圧したり、あるいは吸引ノズル(図示しない)を逆止弁Vの開口部P2から気体通路P内に挿入して吸引することによって、袋内の気体を強制的に放出させても良い。
なお、この実施例2において、通気性シート7は、図6(B)に示すように、逆止弁Vの一方側(図示上側)の面の一部を構成するものとしているが、この形態に限られるものではなく、気体通路Pを通る気体の全てが通過するようにして、気体通路Pに設けられたものであれば良い。
例えば、外装シート1の枚数について、実施例1では、図1に示したように2枚のシートから構成するものとしたが、1枚のシートを折り曲げたものとしても良いし、又、片側が2枚以上のシートを重ねられたものからなるものとしても良い。
また、実施例1では、逆止弁Vの平面視の形状を、長手方向が気流F1の方向に沿う長方形状のものととしたが、これに限定されず、横長の長方形や正方形、台形等、種々の形態で実施が可能である。
また、弁体シート2についても、図1(B)に示した、弁体シート2が1枚のみ取り付けられたものや、図3(A)に示した、対向する2枚の弁体シート2が1組取り付けられたもののように、気体通路Pの閉鎖が各シート1,2の1箇所の密着により行われるものに限られず、例えば図3(B)に示すように、弁体シート2を直列に2枚並べて配位し、気体通路Pの閉鎖が各シート1,2の2箇所以上の密着により行われるものとしても良い。
また、この逆止弁Vは、上記に説明した圧縮袋6とは逆に、袋内に気体を充填して使用する袋に対しても適用が可能である。この場合であっても、逆止弁Vが有効に流体通路Pを閉止するため、気体を充填した状態を確実に維持することができる。
1a 一方側外装シート
1b 他方側外装シート
2,2’ 弁体シート
2a 固定部
2b 可動部
21 取付面(弁体シート)
21a 接着部(弁体シート)
22 通路側面(弁体シート)
22a 密着面(弁体シート)
3 サイドシール
4 間隔保持シート
6 圧縮袋、収納袋
6a,6b 袋シート
61 ヒートシール
7 通気性シート
P 気体通路
V 逆止弁
Claims (5)
- 柔軟性を有する樹脂製シートからなる外装シート(1)と弁体シート(2)とを有し、
対向する外装シート(1a,1b)に少なくとも2本のサイドシール(3)が形成されたことにより、サイドシール(3)間に、基端側から先端側へと気体を通過させることが可能な気体通路(P)が設けられた逆止弁(V)であり、
対向する外装シート(1a,1b)に挟まれるようにして、少なくとも1枚の弁体シート(2)が設けられ、
この弁体シート(2)は、固定部(2a)と、固定部(2a)の先端側に配位された可動部(2b)とを有し、
上記の固定部(2a)は、弁体シート(2)の一方側の面である取付面(21)の一部である接着部(21a)が、一方側外装シート(1a)に対して接着された部分であり、
上記の可動部(2b)は、弁体シート(2)の他方側の面である通路側面(22)の一部が、この通路側面(22)と対向する他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)に対して接近及び離反が可能とされた部分であり、
上記の通路側面(22)と、通路側面(22)に対向する他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)との間が気体通路(P)とされたものであり、
通路側面(22)の先端側の一部である密着面(22a)が、通路側面(22)と対向する上記の各シート(1b,2’)に密着することにより気体通路(P)が閉鎖されるものであって、
上記の気体通路(P)には間隔保持シート(4)が設けられたものであり、
この間隔保持シート(4)は、弁体シート(2)の通路側面(22)と、この通路側面(22)と対向する他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)との間であって、
上記の密着面(22a)よりも基端寄りに配位されており、
上記間隔保持シート(4)の存在している部分で、この間隔保持シート(4)を挟むようにして配位された上記の弁体シート(2)と、他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)との間に、気流の通過方向に沿う方向である空間(P3)が常時確保されており、
上記間隔保持シート(4)として、通気性のシートが用いられたことを特徴とする逆止弁。 - 柔軟性を有する樹脂製シートからなる外装シート(1)と弁体シート(2)とを有し、
対向する外装シート(1a,1b)に少なくとも2本のサイドシール(3)が形成されたことにより、サイドシール(3)間に、基端側から先端側へと気体を通過させることが可能な気体通路(P)が設けられた逆止弁(V)であり、
対向する外装シート(1a,1b)に挟まれるようにして、少なくとも1枚の弁体シート(2)が設けられ、
この弁体シート(2)は、固定部(2a)と、固定部(2a)の先端側に配位された可動部(2b)とを有し、
上記の固定部(2a)は、弁体シート(2)の一方側の面である取付面(21)の一部である接着部(21a)が、一方側外装シート(1a)に対して接着された部分であり、
上記の可動部(2b)は、弁体シート(2)の他方側の面である通路側面(22)の一部が、この通路側面(22)と対向する他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)に対して接近及び離反が可能とされた部分であり、
上記の通路側面(22)と、通路側面(22)に対向する他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)との間が気体通路(P)とされたものであり、
通路側面(22)の先端側の一部である密着面(22a)が、通路側面(22)と対向する上記の各シート(1b,2’)に密着することにより気体通路(P)が閉鎖されるものであって、
上記の気体通路(P)には間隔保持シート(4)が設けられたものであり、
この間隔保持シート(4)は、弁体シート(2)の通路側面(22)と、この通路側面(22)と対向する他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)との間であって、
上記の密着面(22a)よりも基端寄りに配位されており、
上記間隔保持シート(4)の存在している部分で、この間隔保持シート(4)を挟むようにして配位された上記の弁体シート(2)と、他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)との間に、気流の通過方向に沿う方向である空間(P3)が常時確保されており、
上記間隔保持シート(4)として、非通気性のシートが用いられており、
上記間隔保持シート(4)の表面に凹溝が形成され、この凹溝により上記空間(P3)が形成された、
あるいは、上記間隔保持シート(4)の表面に凹凸が形成され、この凹凸により上記空間(P3)が形成されたことを特徴とする逆止弁。 - 柔軟性を有する樹脂製シートからなる外装シート(1)と弁体シート(2)とを有し、
対向する外装シート(1a,1b)に少なくとも2本のサイドシール(3)が形成されたことにより、サイドシール(3)間に、基端側から先端側へと気体を通過させることが可能な気体通路(P)が設けられた逆止弁(V)であり、
対向する外装シート(1a,1b)に挟まれるようにして、少なくとも1枚の弁体シート(2)が設けられ、
この弁体シート(2)は、固定部(2a)と、固定部(2a)の先端側に配位された可動部(2b)とを有し、
上記の固定部(2a)は、弁体シート(2)の一方側の面である取付面(21)の一部である接着部(21a)が、一方側外装シート(1a)に対して接着された部分であり、
上記の可動部(2b)は、弁体シート(2)の他方側の面である通路側面(22)の一部が、この通路側面(22)と対向する他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)に対して接近及び離反が可能とされた部分であり、
上記の通路側面(22)と、通路側面(22)に対向する他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)との間が気体通路(P)とされたものであり、
通路側面(22)の先端側の一部である密着面(22a)が、通路側面(22)と対向する上記の各シート(1b,2’)に密着することにより気体通路(P)が閉鎖されるものであって、
上記の気体通路(P)には間隔保持シート(4)が設けられたものであり、
この間隔保持シート(4)は、弁体シート(2)の通路側面(22)と、この通路側面(22)と対向する他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)との間であって、
上記の密着面(22a)よりも基端寄りに配位されており、
上記間隔保持シート(4)の存在している部分で、この間隔保持シート(4)を挟むようにして配位された上記の弁体シート(2)と、他方側外装シート(1b)あるいは他方側外装シート(1b)に接着された弁体シート(2’)との間に、気流の通過方向に沿う方向である空間(P3)が常時確保されており、
上記の間隔保持シート(4)の厚さが100μm〜300μmであることを特徴とする逆止弁。 - 内部を密閉可能とされた、柔軟性を有する樹脂製シート(6a,6b)からなる袋(6)に対し、ヒートシールにより取り付けられるものであり、
上記の間隔保持シート(4)は、少なくとも、上記の袋(6)と逆止弁(V)とを取り付けるためのヒートシール(61)の熱を受ける部分(S)に設けられたものであり、
上記の間隔保持シート(4)は、上記のヒートシール(61)の熱によって溶融しないものであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の逆止弁。 - 気体通路(P)を通る気体の全てが通過するように、通気性シート(7)が気体通路(P)に設けられたものであって、
この通気性シート(7)は、気体の通過を許容し、固体の通過を遮断することができるものであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の逆止弁。
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