JP4932950B1 - 逆止弁及び逆止弁付き袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
前シート13と、後シート15との間に弁通路12が形成された逆止弁である。前シート13と後シート15とは、厚み方向に前後に対向して配置され、互いの密着によって前記弁通路を閉止状態に保持する。前シート13と後シート15との間であって、弁通路12の順流における上流側に、流通シート14が配位される。流通シート14は、弁通路12の順流における上流側にて、順流の流れ方向を横切る左右方向に渡って配置されたものであり、且つ、流体が同シート内を、同シートの厚み方向と交わる方向に通過できる流通性を備える。順流の流体は、流通シート14の内部を通って、弁通路12へと流入して、前シート13と後シート15を剥離させることにより、弁を開く。
【選択図】図2
Description
前シートと、後シートと、前記前シートと前記後シートとの間に形成された弁通路とを備え、
前記前シートと前記後シートとは、厚み方向に前後に対向して配置され、互いの密着によって前記弁通路を閉止状態に保持して流体の逆流を止めると共に、流体の順流によって前記前シートと前記後シートを剥離させることにより、前記弁通路を開いて流体の前記順流を許す逆止弁において、
前記前シートと前記後シートとの間であって、前記弁通路の順流における上流側に、流通シートが配位されたものであり、
前記流通シートは、前記弁通路の順流における上流側にて、前記順流の流れ方向を横切る左右方向に渡って配置されたものであり、且つ、流体が同シート内を、同シートの厚み方向と交わる方向に通過できる流通性を備えたものであり、
順流の流体は、前記流通シートの内部を通って、前記流通シートの下流側端縁から流出し、前記弁通路へと流入して、前記前シートと前記後シートを剥離させることにより、前記弁通路を開いて流体の前記順流を許すことを特徴とする逆止弁を提供する。
本願発明は、
前面側から後面側に向けて、前記前シート、前記流通シート、前記後シート、硬質シートの順に重ねられたものであり、
前記硬質シートは、前記後シートよりも硬質のシートであり、
前記流通シートは、中央シールによって、前記前シートと前記後シートとの少なくとも何れか一方に接着固定され、前記中央シールは、前記順流の流れ方向を横切る方向になされたものであり、且つ、その接着固定箇所における前記流通シートの内部における前記流通性を残してなされたものであり、
前記後シートと前記硬質シートとは、前記中央シールから前記順流の下流側に伸びる部分を備えたものであり、
前記前シートは、前記中央シールから前記順流の上流側に伸びる部分と、前記順流の下流側に伸びる部分を備えたものであり、
前記後シートと前記硬質シートとは、前記中央シールから前記順流の下流側に伸びる部分を備えたものであり、
前記前シートの前記順流の下流側に伸びる部分と、前記後シートの前記順流の下流側に伸びる部分との間が、前記弁通路を構成するものであり、
前記前シートと前記流通シートとは、前記中央シールによって接着固定されず、
前記流通シートと前記後シートと前記硬質シートとは、前記中央シールにて接着固定されたものとして実施することができる。
本願発明は、
前記中央シールから上記順流の少なくとも下流側において、前記後シートと前記硬質シートとの少なくとも2枚のシートは、順流の流れに沿う左右両側に形成された側部シールによって接着されたものとして実施することができる。
本願発明は、
前記逆止弁の外周を密閉状態で接着する外周シールによって、前記逆止弁は袋に取り付けられるものであり、
前記袋に取り付けられる前には前記外周シールは形成されず、前記袋に取り付けられる際に前記外周シールが形成されるものであり、
前記外周シールによって前記逆止弁が前記袋に取り付けられる前に、前記逆止弁を構成する全てのシートがバラバラにならないように接着するシールを備えるものとして実施することができる。
本願発明は、
上記逆止弁と、袋を構成する袋シートとを備え、前記袋シートには前記流体を袋シートの内外に通過させる流路口を備え、前記流路口と位置合わせして前記逆止弁が袋シートに固定され、この袋シートへの固定が前記逆止弁の外周を前記袋シートに密閉状態で接着する外周シールによってなされたものであることを特徴とする逆止弁付き袋を提供する。
(袋71の概要)
この袋71は、開閉チャックを備えた開閉口72から内部へ被収納物を入れて開閉口72を閉じ、吸引ポンプ75で袋71内部の空気を吸引することによって、内部を減圧した状態で保管するための袋である。袋71を構成する袋シート73には、内部の空気を外部に排出するための流路口74が形成されている。この流路口74の内側(袋シート73の裏面側)には、逆止弁11が取り付けられている。この逆止弁11は、袋71の内部から流路口74を経て外部に排出する方向への空気の流れ(順流)のみを許し、外部から内部への空気の流れ(逆流)を許さないためのものであり、シート製の逆止弁11が用いられている。一般にシート製の逆止弁は種々の用いられかたをするが、この参考例における逆止弁11にあっては、特に、次の点を考慮して開発されたものである。即ち、電池等で駆動する比較的低出力の吸引ポンプ75を用い、その吸引口76を流路口74の上において吸引した際にも、良好に吸引することができるようにするもので、特に、吸引の開始時に、逆止弁11が、良好に閉止状態から開成状態に移行できるようにすることに開発の一つのポイントが置かれたものである。なお、以下の説明で上流下流は、特に断りがない限り、順流を基準としたものである。
この逆止弁11は、図2に示すように、前面側(図2(B)の左側)から後面側(図2(B)の右側)に向けて、前シート13、流通シート14、後シート15の順に重ねられた3枚のシートを備えたものである。逆止弁11の全周は、外周シール20によって、袋シート73の内面(後面)に固定されている。この外周シール20は、ヒートシールによって、逆止弁11の全てのシートと、袋シート73とを密閉状態に融着するものであるが、ヒートシールに代えて、接着剤による接着などの他の密閉性のある接着手段を用いることもできる。この例では、外周シール20は、図示下方の基端シール21と、図示上方の先端シール22と、基端シール21と先端シール22の両端間を結ぶ左右の側部シール23とによって囲まれた略矩形をなすが、その全体形状は、適宜変更でき、3角形や5角形等の多角形や、円形、楕円形、不定形等々、種々変更して実施することができる。
前シート13と後シート15とは、比較的柔軟な合成樹脂フィルムの単体又は積層体から構成されたシートであり、厚み方向に前後に対向して配置されている。特に好ましくは、ポリエチレン等の軟質合成樹脂フィルムを用いて、互いに対向する面(前シート13の後面と後シート15の前面)を密着性(若しくは粘着性)の高い平滑な表面とする。他方、互いに反対の面は、前記表面と同じ性状のものでもよいが、密着性は必ずしも必要とされず、ポリアミド製フィルムなどの積層させることによって、ガスバリア性を向上させてもよい。なお、前シート13は、流通シート14の位置する部分よりも上流側の部分(以下、前シート上流部32という)は、下流側の部分(以下、前シート弁部31という)とは異なり弁として機能しないため、上記の密着性は不要である。但し、通常は、前シート上流部32と前シート弁部31とは1枚の前シート13から構成されるため、両者の表面の形態を異なるものとする必要はない。前シート13の前シート弁部31と後シート15とが対向した区間が弁通路12であり、前シート弁部31と後シート15との密着によって閉止状態に保持して空気の逆流を止めると共に、空気の順流によって前シート弁部31と後シート15とが剥離させられ、弁通路12を開いて空気の順流を許すものである。
弁通路12の順流における上流側に、流通シート14が配位されている。この流通シート14は、空気が同シート内部を、同シートの厚み方向と交わる方向(図2(A)では上下方向)に通過できる流通性(通気性)を備えたシートであり、具体的には、不織布を例示できる他、例えば、発泡ポリエチレンや、多数の貫通孔を持ったハニカム構造や格子状などの多孔質体を用いることも可能である。
前述のように、この逆止弁11は、袋シート73の流路口74と位置合わせされて、外周シール20によって固定される。図示の例では、下流開口18と流路口74とが一致するように位置合わせされているが、流路口74が外周シール20によって規定された領域内に位置し、下流開口18からの空気が流路口74から流出できるものであれば、下流開口18と流路口74との位置はずれるものであってもよい。また、流路口74は一つに限らず、複数個設けても良い。
前述のように、この袋71は、開閉口72から内部へ被収納物を入れて開閉口72を閉じ、吸引ポンプ75で袋71内部の空気を吸引することによって、内部を減圧した状態で保管するための袋である。図3(A)に示すように、空気を吸引すると、袋71内部の空気は、流通シート14の内部をその厚み方向に通過して、弁通路12内に流入し、前シート弁部31と後シート15とを剥離させて弁が開く。その際、この例では、非加工部分24の前面と前シート13の後面との間が接着されていないため、両者間を通って、空気が流通することもある。ただし、同図では袋シート73と前シート13との間には十分な隙間があるように描かれているが、実際は、袋シート73、前シート13及び後シート15は互いに密着した状態にある。そのため、空気の吸引開始時に、袋シート73と前シート13との間から空気は通過し難い状態にある。特に、吸引ポンプ75を袋71の上に置いて使用する場合には、吸引口76によって、袋シート73と前シート13とが押しつけられた状態になる場合がある。このような場合にあっても、本願発明では、流通シート14の内部を厚み方向に空気が移動できるため、良好に弁を開くことができるものである。
次に図4を参照して本願の第1の実施の形態を説明する。この実施の形態に係る逆止弁は、上述の参考例の逆止弁における後シート15の後側に、硬質シート16が配置されたものであると共に、流通シート14を比較的大きなシート面積を持つものとしたものである。他の部分や実施の条件については、先の参考例と実質的に同じであり、同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に図5を参照して第2の実施の形態を説明する。この例では、前シート弁部31と後シート15とを接着する通路上シール25を形成したものである。この通路上シール25はヒートシールによって形成してもよく、接着剤等の他の接着手段を用いてよい。通路上シール25は、前シート弁部31と後シート15のみを接着すれば足りるが、硬質シート16も接着するようにしてもよい。また、通路上シール25によって、流通シート14(特に中央シール19よりも下流側部分)を接着してもよいが、必ずしも接着する必要はない。
上記の実施の形態の他、本願発明は種々変更して実施することができるものであり、例えば、図7(A)に示すように、前シート13の前に他の外装シート26を配置することもできる。言い換えれば、この外装シート26の役割を、先の各実施の形態では、袋シート73が果たしていたこととなる。この外装シート26にも、先の流路口74に相当する流路口27が形成される。なお、この流路口74及び流路口27は、外周シール20の内側であれば、どの位置に設けることも可能である。
12 弁通路
13 前シート
14 流通シート
15 後シート
16 硬質シート
17 上流開口
18 下流開口
19 中央シール
20 外周シール
21 基端シール
22 先端シール
23 側部シール
24 非加工部分
25 通路上シール
26 外装シート
27 流路口
31 前シート弁部
32 前シート上流部
41 上流側端縁
42 下流側端縁
71 袋
72 開閉口
73 袋シート
74 流路口
75 吸引ポンプ
76 吸引口
Claims (6)
- 前シートと、後シートと、前記前シートと前記後シートとの間に形成された弁通路とを備え、
前記前シートと前記後シートとは、厚み方向に前後に対向して配置され、互いの密着によって前記弁通路を閉止状態に保持して流体の逆流を止めると共に、流体の順流によって前記前シートと前記後シートを剥離させることにより、前記弁通路を開いて流体の前記順流を許す逆止弁において、
前記前シートと前記後シートとの間であって、前記弁通路の順流における上流側に、流通シートが配位されたものであり、
前記流通シートは、前記弁通路の順流における上流側にて、前記順流の流れ方向を横切る左右方向に渡って配置されたものであり、且つ、流体が同シート内を、同シートの厚み方向と交わる方向に通過できる流通性を備えたものであり、
順流の流体は、前記流通シートの内部を通って、前記流通シートの下流側端縁から流出し、前記弁通路へと流入して、前記前シートと前記後シートを剥離させることにより、前記弁通路を開いて流体の前記順流を許すものであり、
前記後シートの後面側に硬質シートが重ねられたものであり、
前記硬質シートは、前記後シートよりも硬質のシートであり、
前記後シートと前記硬質シートとは、前記流通シートから前記順流の下流側に伸びる部分を備えたものであり、且つ、その少なくとも一部分で互いに接着されたものであり、
前記後シートと前記硬質シートとは、前記中央シールから前記順流の下流側に伸びる部分を備えたものであり、
前記前シートは、前記中央シールから前記順流の上流側に伸びる部分と、前記順流の下流側に伸びる部分を備えたものであり、
前記前シートの前記順流の下流側に伸びる部分と、前記後シートの前記順流の下流側に伸びる部分との間が、前記弁通路を構成するものであり、
前記前シートと前記流通シートとは、前記中央シールによって接着固定されず、
前記流通シートと前記後シートと前記硬質シートとは、前記中央シールにて接着固定されたものであり、この中央シールの接着固定箇所の接着は、前記流通シートの内部における前記流通性を残してなされたものであることを特徴とする逆止弁。 - 前シートと、後シートと、前記前シートと前記後シートとの間に形成された弁通路とを備え、
前記前シートと前記後シートとは、厚み方向に前後に対向して配置され、互いの密着によって前記弁通路を閉止状態に保持して流体の逆流を止めると共に、流体の順流によって前記前シートと前記後シートを剥離させることにより、前記弁通路を開いて流体の前記順流を許す逆止弁において、
前記前シートと前記後シートとの間であって、前記弁通路の順流における上流側に、流通シートが配位されたものであり、
前記流通シートは、前記弁通路の順流における上流側にて、前記順流の流れ方向を横切る左右方向に渡って配置されたものであり、且つ、流体が同シート内を、同シートの厚み方向と交わる方向に通過できる流通性を備えたものであり、
順流の流体は、前記流通シートの内部を通って、前記流通シートの下流側端縁から流出し、前記弁通路へと流入して、前記前シートと前記後シートを剥離させることにより、前記弁通路を開いて流体の前記順流を許すものであり、
前記後シートの後面側に硬質シートが重ねられたものであり、
前記硬質シートは、前記後シートよりも硬質のシートであり、
前記後シートと前記硬質シートとは、前記流通シートから前記順流の下流側に伸びる部分を備えたものであり、且つ、その少なくとも一部分で互いに接着されたものであり、
前記逆止弁の外周を密閉状態で接着する外周シールによって、前記逆止弁は袋に取り付けられるものであり、
前記袋に取り付けられる前には前記外周シールは形成されず、前記袋に取り付けられる際に前記外周シールが形成されるものであり、
前記外周シールによって前記逆止弁が前記袋に取り付けられる前に、前記逆止弁を構成する全てのシートがバラバラにならないように接着するシールを備えたことを特徴とする逆止弁。 - 前記流通シートから上記順流の少なくとも下流側の前記弁通路において、前記前シートと前記後シートとの少なくとも2枚のシートを接着する通路上シールを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の逆止弁。
- 前記前シート及び前記後シートは、熱の影響によって収縮する傾向が、前記硬質シートより高いものであり、
前記通路上シールをヒートシールによって形成することにより、前記ヒートシールの熱影響で、前記逆止弁が、前記前シート及び前記後シート側に反っているものであり、
この反った状態の前記逆止弁を矯正して、袋に貼り付けることにより、前記前シート及び後シートが張力を受けた状態で前記袋に取り付けられることを特徴とする請求項3記載の逆止弁。 - 逆止弁と、袋を構成する袋シートとを備た逆止弁付き袋において、
前記逆止弁は、前シートと、後シートと、前記前シートと前記後シートとの間に形成された弁通路とを備え、
前記前シートと前記後シートとは、厚み方向に前後に対向して配置され、互いの密着によって前記弁通路を閉止状態に保持して流体の逆流を止めると共に、流体の順流によって前記前シートと前記後シートを剥離させることにより、前記弁通路を開いて流体の前記順流を許すものであり、
前記前シートと前記後シートとの間であって、前記弁通路の順流における上流側に、流通シートが配位されたものであり、
前記流通シートは、前記弁通路の順流における上流側にて、前記順流の流れ方向を横切る左右方向に渡って配置されたものであり、且つ、流体が同シート内を、同シートの厚み方向と交わる方向に通過できる流通性を備えたものであり、
順流の流体は、前記流通シートの内部を通って、前記流通シートの下流側端縁から流出し、前記弁通路へと流入して、前記前シートと前記後シートを剥離させることにより、前記弁通路を開いて流体の前記順流を許すものであり、
前記後シートの後面側に硬質シートが重ねられたものであり、
前記硬質シートは、前記後シートよりも硬質のシートであり、
前記後シートと前記硬質シートとは、前記流通シートから前記順流の下流側に伸びる部分を備えたものであり、且つ、その少なくとも一部分で互いに接着されたものであり、
前記袋シートには前記流体を袋シートの内外に通過させる流路口を備え、前記流路口と位置合わせして前記逆止弁が袋シートに固定され、この袋シートへの固定が前記逆止弁の外周を前記袋シートに密閉状態で接着する外周シールによってなされたものであることを特徴とする逆止弁付き袋。 - 請求項1〜4の何れかに記載の逆止弁と、袋を構成する袋シートとを備え、前記袋シートには前記流体を袋シートの内外に通過させる流路口を備え、前記流路口と位置合わせして前記逆止弁が袋シートに固定され、この袋シートへの固定が前記逆止弁の外周を前記袋シートに密閉状態で接着する外周シールによってなされたものであることを特徴とする逆止弁付き袋。
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JP7308662B2 (ja) | 2019-05-30 | 2023-07-14 | アイシン軽金属株式会社 | 金属の接合構造及びその接合方法 |
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