JP3158918U - 圧縮袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産時における歩留まりが高く、使用する際には空気を抜く動作が確実に、かつ迅速に行なうことができ、使用上便利な圧縮袋を提供する。
【解決手段】袋本体1を軟質の合成樹脂によって形成し、かつ該袋本体が粗い面と光沢面とを具え、該粗い面を形成する部分を袋本体とし、該光沢面は、該袋本体の開口部の内側の対向する両面に形成し、係る袋本体に該袋本体と同様の合成樹脂によってなり、かつ光沢面を形成した光沢層21と、同様に光沢面を形成した粘着層22とを、重ね合わせて空気抜き構造部を構成してなり、該袋本体に空気抜き孔を形成し、該光沢層上面は、該粘着層に粘着し、かつ該光沢層には、該袋本体の空気抽出孔112に対応する空気抽出孔212を別途形成し、該粘着層は、周囲が該袋本体に位置決めされ、かつ固定されるとともに、該光沢層に粘着し、該光沢層の空気抽出孔に対応する位置の周囲には少なくとも1以上の切り込みもしくは孔部を形成して、空気抽出部221とする。
【選択図】図3

Description

この考案は、布団、衣類などを収納し、内部の空気を抜くことで圧縮することのできる圧縮袋に関する。
従来の圧縮袋は、袋内部の空気を抜く場合、他の機械を必要とする。係る空気を抜く方式の収納袋は、バルブ構造を具える。該バルブ構造は、弁が単一方向に開く構造である。よって、収納袋内の空気を抜くことはできるが、空気が該バルブから収納袋内に進入することはない。
したがって、前記の空気抜き用バルブは、高い密閉性を具え、かつ精密でなければならなない。即ち、硬質の材質によってなるバルブを軟質の材質によってなる袋体上に設ける場合、圧縮に伴う空気漏れを防ぐための高い技術を必要とする。このため、実際には製品の歩留まりが高くない。
この考案は、生産時における歩留まりが高く、使用する際には空気を抜く動作が確実に、かつ迅速に行なうことができ、使用上便利な圧縮袋を提供することを課題とする。
そこで、本考案者は従来の技術による圧縮袋の欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果。袋本体を軟質の合成樹脂によって形成し、かつ該袋本体が粗い面と光沢面とを具え、該粗い面を形成する部分を袋本体とし、該光沢面は、該袋本体の開口部の内側の対向する両面に形成し、係る袋本体に該袋本体と同様の合成樹脂によってなり、かつ光沢面を形成した光沢層と、同様に光沢面を形成した粘着層とを、重ね合わせて空気抜き構造部を構成してなり、
さらに、該袋本体に空気抜き孔を形成し、該光沢層は、上面を押し圧することによって該袋本体上に位置決めされ、かつ該光沢層上面は、該粘着層に粘着し、かつ該光沢層には、該袋本体の空気抽出孔に対応する空気抽出孔を別途形成し、該粘着層は、上面を押し圧することによって周囲が該袋本体に位置決めされ、かつ固定されるとともに、該光沢層に粘着し、該光沢層の空気抽出孔に対応する位置の周囲には少なくとも1以上の切り込みもしくは孔部を形成して、負圧による吸引力で開放する空気抽出部とした圧縮袋によって課題を達成できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。
以下、この考案について詳述する。
請求項1に記載する圧縮袋は、袋本体に空気抜き構造部を設けてなる圧縮袋であって、
該袋本体は軟質の合成樹脂によってなり、粗い面と光沢面とを具え、該粗い面を形成する部分を袋本体とし、該光沢面は、該袋本体の開口部の内側の対向する両面に形成し、
該空気抜き構造部は、該袋本体と同様の合成樹脂によってなり、かつ光沢面を形成した光沢層と、同様に光沢面を形成した粘着層とを、該袋本体に重ね合わせて構成し、
該袋本体には、該光沢層に対して非粘着とし、かつ該袋本体に空気抽出孔を形成し、
該光沢層は、上面を押し圧することによって該袋本体上に位置決めされ、かつ該光沢層上面は、該粘着層に粘着し、かつ該光沢層には、該袋本体の空気抽出孔に対応する空気抽出孔を別途形成し、
該粘着層は、上面を押し圧することによって周囲が該袋本体に位置決めされ、かつ固定されるとともに、該光沢層に粘着し、該光沢層の空気抽出孔に対応する位置の周囲には少なくとも1以上の切り込みもしくは孔部を形成して、負圧による吸引力で開放する空気抽出部とする。
請求項2に記載する圧縮袋は、請求項1における袋本体が長手方向の一端を開口部とし、該開口部の外側には、該袋本体の短手方向に沿って、両方向にそれぞれ把持部を形成し、かつ該開口部から該袋本体の長手方向に沿って、外方向に延伸する保護シーを該袋本体の一方の面、もしくは両方の面に設ける。
請求項3に記載する圧縮袋は、請求項1における空気抜き構造部と、該袋本体との間に硬質シートを介在させる。
この考案による圧縮袋は、袋本体内の空気を確実に、かつ迅速に抜くことができ、かつ高い機密性を有するため、使用上便利であるとともに、生産時における歩留まりが高く、生産コストを節減でき、商品としての市場における競争能力を高めるという利点を有する。
この考案による圧縮袋の外観を示した斜視図である。 この考案による空気抜き構造部の外観を示した説明図である。 この考案における空気抜き構造部の構造を示した説明図である。 この考案における空気抜き構造部の構造を示した断面図るである。 この考案における空気抜き構造部の動作を示した説明図である。 他の実施の形態による空気抜き構造部の構造を示した断面図である。 別の実施の形態による空気抜き構造部の動作を示した説明図である。 別の実施の形態による空気抜き構造部の局部拡大説明図である。
この考案は、生産時における歩留まりが高く、使用する際には空気を抜く動作が確実に、かつ迅速に行なうことができ、使用上便利な圧縮袋を提供するものであって、袋本体を軟質の合成樹脂によって形成し、かつ該袋本体が粗い面と光沢面とを具え、該粗い面を形成する部分を袋本体とし、該光沢面は、該袋本体の開口部の内側の対向する両面に形成し、係る袋本体に該袋本体と同様の合成樹脂によってなり、かつ光沢面を形成した光沢層と、同様に光沢面を形成した粘着層とを、重ね合わせて空気抜き構造部を構成してなり、さらに、該袋本体に空気抜き孔を形成し、該光沢層は、上面を押し圧することによって該袋本体上に位置決めされ、かつ該光沢層上面は、該粘着層に粘着し、かつ該光沢層には、該袋本体の空気抽出孔に対応する空気抽出孔を別途形成し、該粘着層は、上面を押し圧することによって周囲が該袋本体に位置決めされ、かつ固定されるとともに、該光沢層に粘着し、該光沢層の空気抽出孔に対応する位置の周囲には少なくとも1以上の切り込みもしくは孔部を形成して、負圧による吸引力で開放する空気抽出部として圧縮袋を構成する。
係る圧縮袋について、その特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図面を参照にして以下に説明する。
図1に開示するように、この考案による圧縮袋は、軟質の合成樹脂によってなる袋体を具える。該合成樹脂は、実施例においてはポリ塩化ビニルを用いる。ポリ塩化ビニルによる袋体は、光沢面と粗い面とを有する。粗い面を形成する部分を袋本体1とする、袋本体1は長手方向の一端を開口部11とし、開口部11の内側の対向する両面に光沢面によってなる領域を形成する。開口部11は、袋本体1に物品を収納するための口部である。
開口部11の外側には、袋本体1の短手方向に沿って、両方向にそれぞれ迫り出した把持部111を形成する。それぞれの把持部111を引っ張ることによって、開口部11をまっすぐにして、かつ開口部の両面を揃える操作が容易になる。
開口部11から袋本体1の長手方向に沿って、外方向に延伸する保護シー12を袋本体1の一方の面、もしくは両方の面に設ける。保護シート12は、開口部11の内側に折り込むか、もしくは折って外部に一端を出して、開口部11の内側に形成した光沢面を保護する。
図2から図4に開示するように、この考案における空気抜き構造部2は、袋本体1と同様にポリ塩化ビニルによってなり、かつ光沢面を形成した光沢層21と、同様に光沢面を形成した粘着層22とを、袋本体1に重ね合わせて構成する。本体1には、光沢層22に粘着する作用を持たせない。
袋本体1には空気抽出孔112を形成する。空気抽出孔112の口径は、光沢層21によって覆われる範囲内の大きさにする。
光沢層21は、上面211を押し圧することによって袋本体1上に位置決めされる。上面211は、粘着層22に粘着する。また、光沢層21には、袋本体1の空気抽出孔112に対応する空気抽出孔212を形成する。
粘着層22も上面を押し圧することによって、光沢層21に粘着し、かつ周囲が袋本体に位置決めされ、固定される。また、空気抽出孔212に対応する位置の周囲には少なくとも1以上の切り込みもしくは孔部を形成して空気抽出部221とする。空気抽出部221には後述するように空気吸入管Bを押し当てて袋本体1内の空気を吹く場合に発生する、負圧による吸引力による負荷が発生する。
図5に、袋本体1に空気抽出構造部2を設けた状態を開示する。袋本体1に物品を収納しない状態、もしくは真空状態を呈する場合、光沢層21と、粘着層22の両者は、互いに粘着した状態になる。空気抽出孔212は閉鎖された状態となる。
例えば、掃除機などの空気を吸入することのできる機械に接続した空気吸入管Bを、袋本体1の空気抽出構造部2を設けた位置に押し当てて空気を抜く場合、負圧による吸引力が発生する。粘着層22には、少なくとも1以上の空気抽出部221が設けられているので、光沢層21が粘着層22から剥離して間に隙間が発生する。よって、袋本体1と光沢層21とに設けた空気抽出孔112、212から空気が抽出され、空気吸入管Bを介して外部に排出される。
図4に開示するように、掃除機などの空気を吸入することのできる機械を停止させて空気の抽出を中止すると、空気の抽出による負圧が開放されると、袋本体1内が真空になることによって吸引力が発生し、粘着層22と光沢層21が再度粘着して、吸気抽出構造部2が確実に閉鎖する。
また、図6に開示するように、硬質シート3を袋本体1と粘着層22との間に介在させた場合、空気吸入管Bを押し当てて袋本体1内の空気を抜く際に、袋本体1が軟質の材質であることから発生する空気抽出操作上の不便を解消することができる。
また、図7、8に開示するように、この考案における空気抽出構造部2の粘着層22に形成する空気抽出部221を、プレス加工で形成した開閉部を有し、空気を抜く際に該開閉部が捲くれ上がり、空気を抜く操作が修了すると本来の位置に復帰して、開閉の動作を行なう形式にしてもよい。
以上はこの考案の好ましい実施の形態であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、変更などであって、この初の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
1 袋本体
11 開口部
111 把持部
112 空気抽出孔
12 保護シート
2 空気抜き構造部
21 光沢層
211 上面
212 空気抽出孔
22 粘着層
221 空気抽出部
B 空気吸入管
3 硬質シート

Claims (3)

  1. 袋本体に空気抜き構造部を設けてなる圧縮袋において、
    該袋本体は軟質の合成樹脂によってなり、粗い面と光沢面とを具え、該粗い面を形成する部分を袋本体とし、該光沢面は、該袋本体の開口部の内側の対向する両面に形成し、
    該空気抜き構造部は、該袋本体と同様の合成樹脂によってなり、かつ光沢面を形成した光沢層と、同様に光沢面を形成した粘着層とを、該袋本体に重ね合わせて構成し、
    該袋本体には、該光沢層に対して非粘着とし、かつ該袋本体に空気抽出孔を形成し、
    該光沢層は、上面を押し圧することによって該袋本体上に位置決めされ、かつ該光沢層上面は、該粘着層に粘着し、かつ該光沢層には、該袋本体の空気抽出孔に対応する空気抽出孔を別途形成し、
    該粘着層は、上面を押し圧することによって周囲が該袋本体に位置決めされ、かつ固定されるとともに、該光沢層に粘着し、該光沢層の空気抽出孔に対応する位置の周囲には少なくとも1以上の切り込みもしくは孔部を形成して、負圧による吸引力で開放する空気抽出部とすることを特徴とする圧縮袋。
  2. 前記袋本体は長手方向の一端を開口部とし、該開口部の外側には、該袋本体の短手方向に沿って、両方向にそれぞれ把持部を形成し、かつ該開口部から該袋本体の長手方向に沿って、外方向に延伸する保護シーを該袋本体の一方の面、もしくは両方の面に設けることを特徴とする請求項1に記載の圧縮袋。
  3. 前記空気抜き構造部と、該袋本体との間に硬質シートを介在させることを特徴とする請求項1に記載の圧縮袋。
JP2010000757U 2010-02-09 圧縮袋 Expired - Lifetime JP3158918U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4932950B1 (ja) * 2011-05-11 2012-05-16 株式会社柏原製袋 逆止弁及び逆止弁付き袋
CN109592204A (zh) * 2019-01-10 2019-04-09 广东安格尔橡塑科技有限公司 一种可抽真空的保鲜盖

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