JP7463920B2 - マスク用シート、マスク、マスク用シートの製造方法および使用方法 - Google Patents

マスク用シート、マスク、マスク用シートの製造方法および使用方法 Download PDF

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Description

本発明は、利用時における一時保管を容易に行うことが可能なマスクに関する。
従来、風邪対策や花粉症対策などとして、鼻と口を覆って顔に装着するマスクが用いられている。近年では、特に、不織布からなるマスク本体に、弾性を有する紐状の固定部を有する使い捨てマスクが広く利用されている。また、マスクの機能も益々向上しており、個人個人の顔に合わせたマスクも提案されている(特許文献1参照)。
特開2015-150317号公報
従来のマスクは、装着時には、その機能を発揮する。しかし、利用者が一時的に外した場合、装着面側が載置面に触れたり、外気にさらされ易い状態に置かれたりすると、マスクの装着面に、細菌やウイルスが付着し易くなる。細菌やウイルスがマスクの装着面に付着した状態で再びマスクを装着すると、装着面に付着した細菌やウイルスが利用者の顔に付着してしまうという問題がある。そのため、一時的に外した場合のマスクの保管状態が問題となる。
そこで、本発明は、利用時における一時保管を容易に行うことが可能なマスク、マスク用シート、このようなマスク用シートの製造方法および使用方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、
対向する第1不織布と第2不織布を有し、上縁部と、当該上縁部と対向する下縁部と、前記上縁部と前記下縁部との間に延びる第1側縁部と第2側縁部とを備えたマスク用シートであって、
前記上縁部に沿って形成された上縁部シール部と、
前記下縁部に沿って形成された下縁部シール部と、
前記第1側縁部に沿って形成された第1側縁部シール部と、
前記第2側縁部に沿って形成された第2側縁部シール部と、
前記上縁部寄りにおいて、前記上縁部に沿う方向に、前記第1側縁部から前記第2側縁部に向かって延びる嵌合具と、
前記上縁部シール部と前記嵌合具との間に形成された第1切取予定線と、
前記下縁部シール部と前記嵌合具との間であって、前記下縁部寄りの位置に形成された第2切取予定線と、
前記第1側縁部シール部と前記第2側縁部シール部との間であって、前記第2側縁部寄りの位置に形成された第3切取予定線と、を有するマスク用シートを提供する。
また、本発明のマスク用シートは、
前記嵌合具の上端と前記第1切取予定線の距離は10mm以下であってもよい。
また、本発明は、
上端部と、当該上端部と対向する下端部と、前記上端部と前記下端部との間に延びる第1側端部と第2側端部とを備えた第1不織布と第2不織布を有するマスクであって、
前記第1不織布と前記第2不織布の側縁部どうしを接合したシール部と、
前記第1不織布と前記第2不織布の両方の前記上端部寄りにおいて、前記上端部に沿う方向に、前記第1側端部から前記第2側端部に向かって延びる嵌合具と、を有し、
前記嵌合具は、前記第1不織布と前記第2不織布の互いに対向する面に形成されており、前記第1不織布と前記第2不織布の一方に雄型嵌合部、他方に雌型嵌合部を備えるマスクを提供する。
また、本発明は、
連続状の第1不織布と第2不織布を重ねて所定の搬送方向に搬送する工程と、
前記第1不織布と前記第2不織布の間において、前記搬送方向と交差する方向の両端から、それぞれ所定の距離内に嵌合具を挿入して重ねる工程と、
2つの前記嵌合具を前記第1不織布と前記第2不織布に接合し、2つの前記嵌合具の配置位置から等距離となる位置において、前記搬送方向に沿って延びるように下縁部シール部を形成する工程と、
前記搬送方向と交差する方向に沿って延びるように、側縁部シール部を形成する工程と、
前記連続状の第1不織布と第2不織布の両端と前記嵌合具との間に第1切取予定線、前記下縁部シール部と前記嵌合具との間であって前記下縁部寄りの位置に第2切取予定線、前記側縁部シール部の近傍に第3切取予定線、を任意の順序で形成する工程と、
前記搬送方向と交差する方向に沿って、前記側縁部シール部を第1側縁部シール部と、第2側縁部シール部に分離する工程と、を有するマスク用シートの製造方法を提供する。
また、本発明は、
対向する第1不織布と第2不織布を有し、上縁部に沿って形成された上縁部シール部と、下縁部に沿って形成された下縁部シール部と、第1側縁部に沿って形成された第1側縁部シール部と、第2側縁部に沿って形成された第2側縁部シール部と、前記上縁部に沿う方向に前記第1側縁部から前記第2側縁部に向かって延びる嵌合具と、前記上縁部シール部と前記嵌合具との間に形成された第1切取予定線と、前記下縁部シール部と前記嵌合具との間であって前記下縁部寄りの位置に形成された第2切取予定線と、前記第1側縁部シール部と前記第2側縁部シール部との間であって前記第2側縁部寄りの位置に形成された第3切取予定線と、を有するマスク用シートの使用方法であって、
前記第1切取予定線、前記第2切取予定線、前記第3切取予定線から、各前記縁部側を切り取って、前記第1切取予定線、前記第2切取予定線、前記第3切取予定線をそれぞれ上端部、下端部、側端部とするマスクを得た後、
両端にクリップを備えたクリップ付紐の一方のクリップで一方の側端部の近傍を挟み、他方のクリップでもう一方の側端部の近傍を挟むことにより、2本のクリップ付紐を固定し、
2本のクリップ付紐を用いて前記マスクを顔に装着し、
顔から外した際に、前記嵌合具を嵌合させて、前記第1不織布と第2不織布の内面どうしを対向させた状態で重ね合わせて保管する、マスク用シートの使用方法を提供する。
本発明によれば、利用時における一時保管を容易に行うことが可能なマスク、マスク用シート、このようなマスク用シートの製造方法および使用方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るマスク用シートを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るマスク用シートを構成する部材を示す分解図である。 図1に示したマスク用シートの断面図である。 本発明の一実施形態に係るマスク用シートの製造方法を示す図である。 マスク用シートからマスクを得た状態を示す斜視図である。 第1不織布と第2不織布を広げた状態のマスクの正面図である。 クリップ付紐を用いた、本実施形態に係るマスクの使用例を示す図である。 本実施形態に係るマスクを折り畳んで、嵌合具を嵌合させた状態を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るマスク用シートを示す正面図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係るマスク用シートを構成する部材を示す分解図である。図3は、図1に示したマスク用シートのA-A線に対応した断面図である。本実施形態のマスクは、正面視において長方形状である。本実施形態において、長方形とは、四隅が直角の長方形だけでなく、長方形の四隅が面取りされて、外に凸の円弧状となったものも含む概念である。したがって、図1に示した平面視において、マスクの4隅が曲線状であってもよい。
<<構成部材>>
本実施形態のマスク用シート10は、図2に示すように、略長方形状の第1不織布1と、第1不織布1と同一形状の第2不織布2と、平面視で帯状の嵌合具20の3つの部材で構成されている。本実施形態のマスクは、第1不織布1、第2不織布2、嵌合具20の3つの部材が所定の箇所においてヒートシール(熱融着)されることにより形成される。
図2に示すように、平面視で帯状の嵌合具20は、第1不織布1と同一形状の第2不織布2に挟まれている。第1不織布1と第2不織布2は、同一形状であるため、第1不織布1側から見ても第2不織布2側から見ても同様である。そのため、マスク用シートの背面図は省略しているが、図1に示した正面図と同様である。嵌合具20は、後述するように、雄部材21と雌部材22で構成されるが、図1の正面図に示す第1不織布1側からは雄部材21が見える状態となっている。
<<各シール部>>
本実施形態のマスク用シート10は、図1に示すように、上縁部シール部14と、下縁部シール部15と、第1側縁部シール部16と、第2側縁部シール部17を備えている。図1においては、各シール部を斜線のハッチングで示している。上縁部シール部14、下縁部シール部15、第1側縁部シール部16、第2側縁部シール部17は、第1不織布1と第2不織布2がシールされて接合されたものである。
上縁部シール部14は、上縁部4に沿うようにして、上縁部4(図1における上端)を含むように形成されている。下縁部シール部15は、下縁部5に沿うようにして、下縁部5(図1における下端)を含むように形成されている。第1側縁部シール部16は、第1側縁部6に沿うようにして、第1側縁部6(図1における左端)を含むように形成されており、第2側縁部シール部17は、第2側縁部7に沿うようにして、第2側縁部7(図1における右端)を含むように形成されている。上縁部シール部14、下縁部シール部15、第1側縁部シール部16、第2側縁部シール部17のシール幅は、任意に設定することができるが、5mm以上15mm以下とすることが好ましい。なお、シール幅は、シール部が延びる方向と直交する方向における幅である。上縁部シール部14、下縁部シール部15、第1側縁部シール部16、第2側縁部シール部17のいずれも各縁部の端まで形成されている。これにより、後述するように、効率的なマスクの製造を行うことが可能となる。
マスク用シート10の大きさについては、特に限定はないが、第1側縁部6と第2側縁部7の距離であるマスク用シート10の幅(図1における左右方向の幅)は65mm~115mm、上縁部4と下縁部5の距離であるマスク用シート10の高さ(図1における上下方向の長さ)は100mm~160mmであることが好ましい。この範囲において、大人用と子供用などの、いくつかのサイズを設定することができる。
<<切取予定線>>
本実施形態のマスク用シート10には、図1に示すように、切取予定線として、それぞれ破線で示す第1切取予定線Sa、第2切取予定線Sb、第3切取予定線Sc、の3つが形成されている。各切取予定線は各縁部に沿った方向に延びるように形成されている。本実施形態では、第1切取予定線Saは上縁部4に平行であり、第2切取予定線Sbは下縁部5に平行であり、第3切取予定線Scは第2側縁部7に平行である。本実施形態では、3つの切取予定線を、いずれもミシン目により実現しているが、ミシン目以外の易切取加工により実現してもよい。また、3つの切取予定線が全て異なる加工であってもよいし、2つ以上の切取予定線が同種の加工で実現されていてもよい。
第1切取予定線Saは、上縁部シール部14と嵌合具20との間に形成されている。第2切取予定線Sbは、下縁部シール部15と嵌合具20との間であって、下縁部5寄りの位置に形成されている。下縁部5寄りの位置とは、嵌合具20よりも下縁部5に近い位置を意味する。第3切取予定線Scは、第1側縁部シール部16と第2側縁部シール部17との間であって、第2側縁部7寄りの位置に形成されている。第2側縁部7寄りの位置とは、第1側縁部6よりも第2側縁部7に近い位置を意味する。
具体的には、図1に示すように、第1切取予定線Saは、上縁部4から距離Laとなる位置に形成されており、第2切取予定線Sbは、下縁部5から距離Lbとなる位置に形成されており、第3切取予定線Scは、第2側縁部7から距離Lcとなる位置に形成されている。距離La、距離Lb、距離Lcについては、近接する各縁部シール部(上縁部シール部14、下縁部シール部15、第2側縁部シール部17)を除去することができる位置であれば、特に制限はない。しかし、各シール幅が5mm~15mmであることを考慮すると、距離La、距離Lb、距離Lcはいずれも15mm以上30mm以下であることが好ましい。15mm未満であると、各縁部シール部と重なってしまう恐れがあり、30mmを超えると切除部分が無駄に増えて資源の浪費となるためである。もっとも、距離La、距離Lb、距離Lcは各縁部シール部のシール幅によっても異なる。第1切取予定線Sa、第2切取予定線Sb、第3切取予定線Scは、近接する各縁部シール部の内縁から5mm以上離れていることが好ましい。各縁部シール部の内縁から5mm以上離れていることにより、製造時に誤差が生じても、各切取予定線が、各縁部シール部と重なる可能性が低くなるためである。
<<不織布の詳細>>
マスク用シート10を構成する第1不織布1、第2不織布2としては、ヒートシールにより接合可能な不織布を用いることができる。通気性を有し、飛沫の通過を防ぐことの可能な大きさの間隙を有している不織布であれば、様々なものを用いることができる。
ヒートシールにより接合可能な不織布としては、例えば、二成分複合型スパンボンド不織布や高密度ポリエチレン不織布を好適に用いることができる。二成分複合型スパンボンド不織布とは、繊維の芯がポリエステル、鞘がポリエチレンの芯鞘構造を有する不織布である。また、高密度ポリエチレン不織布とは、0.5μm~10μmのポリエチレンの極細長繊維をランダムに積層して熱と圧力だけで結合した不織布である。二成分複合型スパンボンド不織布としては、例えば、ユニチカ社製「エルベス T0303WD0」を用いることができる。高密度ポリエチレン不織布としては、例えば、三井デュポン社製「タイベック 1059B」を用いることができる。第1不織布1、第2不織布2としては、異なるものを用いてもよいが、同一のものを用いる方が製造効率の観点から好ましい。
<<嵌合具>>
次に、嵌合具20について説明する。図1~図3に示すように、本実施形態のマスク用シート10では、上縁部4寄りの位置に、上縁部4に沿って、互いに嵌合させるための嵌合具20が形成されている。本実施形態では、嵌合具20は、平面視で帯状の形状となっている。図1に示すように、嵌合具20は、上縁部4寄りにおいて、上縁部4に沿う方向に、第1側縁部6から第2側縁部7に亘って設けられている。本実施形態では、平面視で帯状の嵌合具20の長手方向が、上縁部4に平行になるように設けられている。
図3は、図1に示すA-A線に対応する断面図である。図1、図3に示すように、本実施形態に係るマスク用シート10は、上縁部4寄りに、相互に嵌合する第1部材と第2部材とからなる開閉自在な嵌合具20を備える。この嵌合具20は、マスクを鼻に固定するための形状保持部材としても機能する。本実施形態では、雄部材21を第1部材、雌部材22を第2部材として説明していくが、雌部材22を第1部材、雄部材21を第2部材としてもよい。
図3に示すように、雄部材21は、第1基部21aと、第1基部21aの一方の側に雄型嵌合部21bを備え、第1基部21aの他方の側は第1不織布1の内面に接合されている。雌部材22は、帯状の第2基部22aと、第2基部22aの一方の側に雌型嵌合部22bを備え、第2基部22aの他方の側は第2不織布2の内面に接合されている。なお、図1において、嵌合具20が第1側縁部シール部16、第2側縁部シール部17と重なる部分においては、第1部材である雄部材21と第2部材である雌部材22は、第1側縁部シール部16、第2側縁部シール部17と一体に溶着されている。図1に示すように嵌合具20は、その上縁部4寄りの端部である上端20aが第1切取予定線Saから距離Ldだけ下縁部5寄りの位置に形成されている。すなわち、距離Ldは、第1切取予定線Saから嵌合具20の上端20aまでの距離である。距離Ldとしては、1mm以上10mm以下であることが好ましく、2mm以上8mm以下であることがより好ましい。例えば、Ld=5mmとすることができる。
このような上縁部4に沿って形成された嵌合具20は、いわゆるチャック(ジッパー)として用いることができ、後にマスク用シート10からマスク10A(図5参照)を作成した際に、マスク10Aの顔への接触面どうしを広げたり、閉じたりすることが可能となる。なお、嵌合具20の接合面は図3に限定されるものではなく、第1基部21aが第2不織布2の内面に接合され、第2基部22aが第1不織布1の内面に接合されていてもよい。
嵌合具20は、雄型嵌合部21bおよび雌型嵌合部22bの嵌合部と、第1基部21aおよび第2基部22aの基部で、素材が異なる。本実施形態では、形状保持部材としても機能する嵌合具20のうち、主に形状保持効果を有するのは、雄型嵌合部21bおよび雌型嵌合部22bの嵌合部である。形状保持効果を有する嵌合部の素材としては、鼻に固定することができる程度に形状保持効果を発揮できるものであれば、様々なものを用いることができる。例えば、高密度ポリエチレン樹脂100重量部に対して無機充填物0.1~40重量部を添加した樹脂組成物を用いることが好ましい。無機充填物としては、タルク、造核剤、マイカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウムからなる群の中から一又は二以上選択して用いることが好ましい。雄型嵌合部21bおよび雌型嵌合部22bの嵌合部が上記のような素材を含んでいることにより、延伸工程を介在させることなく、押出成形工程のみで嵌合部の形成が可能となる。
また、第1基部21aおよび第2基部22aの嵌合部基部の素材としては、第1不織布1、第2不織布2として用いられる不織布と相溶性を有する樹脂を用いることができる。具体的には、積層フィルムのシーラント層と相溶性を有するポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などのオレフィン系樹脂を用いることが好ましい。オレフィン系樹脂としては、低密度ポリエチレンまたは直鎖状低密度ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂が好ましい。ポリプロピレン系樹脂としては、ホモポリプロピレン、ブロックポリプロピレン、ランダムポリプロピレン(RPP)、プロピレン-エチレン-ブテン1ランダム三元共重合体などが利用できる。
嵌合具20は、図3に示すように雄部材21と雌部材22からなり、雄部材21は第1不織布1に、雌部材22は第2不織布2にヒートシールにより接合される。このとき、雄部材21と雌部材22の間に遮熱板(図示省略)を介在させることにより、雄部材21と雌部材22の熱融着を防止する。
図1に示すように嵌合具20は、その上縁部4寄りの端部である上端20aが第1切取予定線Saから距離Ldだけ下縁部5寄りの位置に形成されている。すなわち、距離Ldは、第1切取予定線Saから嵌合具20の上端20aまでの距離である。距離Ldとしては、1mm以上10mm以下であることが好ましく、2mm以上8mm以下であることがより好ましい。例えば、Ld=5mmとすることができる。距離Ldが小さ過ぎると、製造上の誤差により嵌合具20が第1切取予定線Saと重なってしまう恐れがある。距離Ldが大き過ぎると、嵌合具20を形状保持部材として用いて鼻に固定した際に、マスクの上端部となる第1切取予定線Saが目の下方に掛かってしまう恐れがある。
図面が煩雑になるのを避けるため、図3においては、嵌合具20は、第1基部21aの全体が第1不織布1に、第2基部22aの全体が第2不織布2に接合された状態で示している。しかし実際には、嵌合具20の上縁部4側の端部である上端20aと、下縁部5側の端部である下端20bの間の所定の範囲では接合されていないことが通常である。これは、雄型嵌合部21bと雌型嵌合部22bを互いに溶着してしまうのを防ぐためである。これについては、本実施形態の特徴となる部分ではないので詳細な説明は省略する。
図1に示すLeは、平面視で帯状となる嵌合具20の幅である。すなわち、Leは上縁部4と下縁部5を結ぶ方向における嵌合具20の幅であり、嵌合具20の上端20aと下端20bとの距離である。嵌合具20の幅Leとしては、特に制限はないが、2mm以上20mm以下であることが好ましく、5mm以上18mm以下であることがより好ましい。例えば、Le=13mmとすることができる。幅Leが小さ過ぎると、長時間の装着により、嵌合具20の当たる鼻の部分に痛みを与えてしまう恐れがある。また、幅Leが大き過ぎると、マスクを鼻に固定し難くなる恐れがある。
<<製造方法>>
次に、本実施形態に係るマスク用シート10の製造方法について説明する。図4は、本実施形態に係るマスク用シート10の製造装置の一部を上面から見た図である。まず、第1不織布1、第2不織布2となる連続状の2枚の不織布を用意する。そして、同一幅の連続状の2枚の不織布を、両端を揃えて重ね合わせた状態で搬送させる。後に、この両端が、それぞれマスク用シートの上縁部4となる。図4において、重ねられた連続状の2枚の第1不織布1、第2不織布2は、上から下に向かって搬送されている。そして、所定の位置において、両端(図4における左右端)から重ね合わせた2枚の第1不織布1、第2不織布2の間にそれぞれ嵌合具20を挟み込む。嵌合具20は、その上端20aが両端部それぞれから距離(La+Ld)となる位置に配置されて搬送される。
図4に示すように、嵌合具20の挿入位置より下流側(図4の下方側)には、上流から下流に向かう流れ方向を長手方向とする3つの熱加工部31a、31b、32が設置されている。このうち、熱加工部31a、31bは、嵌合具20を挟んだ位置において第1不織布1、第2不織布2に対して熱加工を行い、第1不織布1、嵌合具20、第2不織布2を接合する。熱加工部31a、31bにおいては、嵌合具20の雄部材21と雌部材22の間に遮熱板(図示省略)が配置されており、雄部材21と雌部材22が熱融着されないように構成されている。
そして、熱加工部32は、第1不織布1、第2不織布2に対して熱加工を行い、第1不織布1の内面と第2不織布2の内面を接合する。熱加工部32によりヒートシールされた部分は、後に下縁部シール部15となる。したがって、熱加工部32は、2つの嵌合具20の配置位置から等距離となる位置において、搬送方向に沿って延びるように下縁部シール部15を形成している。
熱加工部31a、31b、32よりさらに下流側(図4の下方側)には、搬送方向と交差する方向を長手方向とする熱加工部33が設置されている。熱加工部33は、第1不織布1、第2不織布2に対して熱加工を行い、第1不織布1の内面と第2不織布2の内面を接合する。これにより、第1側縁部シール部16、第2側縁部シール部17の元になる側縁部シール部が形成される。熱加工部33によりヒートシールされた部分である側縁部シール部は、後に第1側縁部シール部16、第2側縁部シール部17となる。
熱加工部33よりさらに下流側(図4の下方側)には、搬送方向に沿って、ミシン加工を行うミシン加工部36a~36dが設置されている。ミシン加工部36a~36dは、第1不織布1、第2不織布2が重ねられた連続シートに対して、搬送方向に延びるミシン目を形成する。このミシン目は、図1に示した第1切取予定線Sa、第2切取予定線Sbとなる。図4の例では、ミシン加工部36a、36dが、第1切取予定線Saを形成し、ミシン加工部36b、36cが、第2切取予定線Sbを形成する。
さらに、ミシン加工部36a~36dの下流側(図4の下方側)には、搬送方向と交差する方向に沿って、ミシン加工を行うミシン加工部37が設置されている。ミシン加工部37は、第1不織布1、第2不織布2が重ねられた連続シートに対して、搬送方向と交差する方向に延びるミシン目を形成する。このミシン目は、図1に示した第3切取予定線Scとなる。図4に示す例では、搬送方向に延びるミシン目を形成するミシン加工部36a~36dが、搬送方向と交差する方向に延びるミシン目を形成するミシン加工部37より上流側に設置された例を示したが、ミシン加工部37がミシン加工部36a~36dより上流側であってもよい。
ミシン加工部36a~36d、ミシン加工部37の下流側(図4の下方側)には、スリット加工を行うスリット加工部34が設置されている。スリット加工部34は、第1不織布1、第2不織布2が重ねられた連続シートを搬送方向に沿ってスリットする。スリット加工の位置は、連続シートの両端(後に上縁部4となる。)からそれそれ等距離となる位置である。これにより、第1不織布1、第2不織布2が重ねられた連続シートは、搬送方向に沿って2つに分離される。スリット加工された位置は、下縁部5となる。スリット加工部34は、熱加工部32によりヒートシールされた部分を分離し、隣接する個体それぞれの下縁部シール部15となるようにしたので、各個体においては、下縁部シール部15は、下縁部5を含むように形成されることになる。
図示は省略しているが、さらに下流側において、搬送方向と交差する方向に延びるカッターにより、熱加工部33でヒートシールされた部分を分離する。分離された端部は、それぞれのマスク用シート10の第1側縁部6、第2側縁部7となる。これにより、各個体に分離される。熱加工部33により形成された側縁部シール部において分離し、一方の個体の第1側縁部シール部16と隣接する個体の第2側縁部シール部17とするようにしたので、各個体においては、第1側縁部シール部16、第2側縁部シール部17は、それぞれ第1側縁部6、第2側縁部7を含むように形成されることになる。
さらに、分離された各個体のうち、上縁部4側に沿って熱加工機により熱加工を行い、第1不織布1と第2不織布2の内面どうしを接合した上縁部シール部14を形成する。この結果、図1に示したようなマスク用シート10が得られる。
以上のような製造方法によってマスク用シートを製造することにより、樹脂製の袋(パウチ)を構成する生産資源、生産手順により、効率的にマスク用シートを製造することができる。このため、感染症の急激な流行が生じ、マスクの需要が急激に高まった場合でも、迅速に製造してマスクを供給することが可能となる。
<<マスク用シートの使用方法>>
次に、本実施形態に係るマスク用シートおよびマスクの使用方法について説明する。図1に示したようなマスク用シート10は、販売等が行われて利用者の元に届けられる。利用者は、第1切取予定線Sa、第2切取予定線Sb、第3切取予定線Scから、各縁部側を任意の順序で切り取る。すると、第1側縁部6側のみが接合された状態で、第2側縁部7側が開いたマスク10Aが得られる。図5は、マスク用シート10からマスク10Aを得た状態を示す斜視図である。
図6は、第1不織布1と第2不織布2を広げた状態のマスク10Aの正面図である。上述のように、第1切取予定線Sa、第2切取予定線Sb、第3切取予定線Scから、各縁部側を切り取ってマスク10Aが得られている。そのため、図6に示すように、マスク10Aの上端部は第1切取予定線Sa、マスク10Aの下端部は第2切取予定線Sb、マスク10Aの左右の側端部は第3切取予定線Scとなる。対応関係を明確にするため、マスク10Aの上端部をSa、マスク10Aの下端部をSb、マスク10Aの左右の側端部をSc、Scとして示す。特にマスク10Aの左右の側端部は、それぞれ第1側端部、第2側端部と表現することもできる。マスク10Aにおいては、第1不織布1と第2不織布2の両方の上端部Sa寄りにおいて、上端部Saに沿う方向に、第1側端部Scから第2側端部Scに向かって延びるように嵌合具20が形成されている。
本実施形態に係るマスク10Aを顔に装着するためには、別途クリップ付紐などの固定用紐を用意する。クリップ付紐は、紐の両端にクリップが接続されたものであり、市販されている。クリップ付紐としては、紐がゴム製であって弾性を有するものや、樹脂製で弾性を有していないものがある。図7は、クリップ付紐を用いた、本実施形態に係るマスクの使用例を示す図である。
図7(a)は、頭部に固定する場合に適した使用例である。図7(a)の例では、両端にクリップ41a、41bを備えたクリップ付紐40を2本用意する。装着時には、マスク10Aにおける嵌合具20の嵌合を外し、第1側縁部6と対向する側を大きく広げる。そして、一方のクリップ41aで一方の側端部Sc近傍を挟み、他方のクリップ41bでもう一方の側端部Sc近傍を挟む。2本のクリップ付紐40で上端部Sa寄りと下端部Sb寄りの位置を固定することにより、図7(a)に示すような固定用紐付きのマスクが得られる。この2本のクリップ付紐40を頭に掛けることにより、マスク10Aを顔に装着することができる。
図7(b)は、耳に固定する場合に適した使用例である。図7(b)の例でも、両端にクリップ41a、41bを備えたクリップ付紐40を2本用意する。そして、一方のクリップ41aで側端部Sc近傍の上端部Sa寄りを挟み、他方のクリップ41bでもう一方の側端部Sc近傍の下端部Sb寄りを挟む。2本のクリップ付紐40をそれぞれ一方の側端部Sc近傍側と他方の側端部Sc近傍側に固定することにより、図7(b)に示すような固定用紐付きのマスクが得られる。この2本のクリップ付紐40を両耳にそれぞれ掛けることにより、マスクを装着することができる。
マスクを装着した後、例えば、食事の際には、マスクを一時的に外すことがある。この場合、従来のマスクであると、装着面側がテーブル等に触れないようにするために、一時保管に細心の注意を払う必要がある。本実施形態のマスクでは、第1不織布1と第2不織布2の内面どうしを対向させて嵌合具20を嵌合させる。図8は、マスク10Aを折り畳んで、嵌合具20を嵌合させた状態を示す図である。図8に示すように、折り畳んで嵌合具20を嵌合させておくことにより、装着面である第1不織布1と第2不織布2の内面が外部に露出することがない。このため、マスク10Aの外面をテーブル等において、内面の清潔性を保ったまま、一時保管することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、対向する第1不織布、第2不織布を、それぞれ1枚構成としたが、それぞれ不織布を複数枚重ねた構成としてもよい。不織布を複数枚重ねた構成であっても、第1側縁部シール部、第2側縁部シール部、上縁部シール部、下縁部シール部を形成し、嵌合具を接合することにより、複数枚の不織布が縁部において一体化されたマスク用シートを得ることができる。
1・・・第1不織布
2・・・第2不織布
4・・・上縁部
5・・・下縁部
6・・・第1側縁部
7・・・第2側縁部
10・・・マスク用シート
10A・・・マスク
14・・・上縁部シール部
15・・・下縁部シール部
16・・・第1側縁部シール部
17・・・第2側縁部シール部
20・・・嵌合具
20a・・・上端
20b・・・下端
La・・・上縁部4から第1切取予定線Saまでの距離
Lb・・・下縁部5から第2切取予定線Sbまでの距離
Lc・・・第2側縁部7から第3切取予定線Scまでの距離
Ld・・・第1切取予定線Saから嵌合具20の上端20aまでの距離
Le・・・上縁部4と下縁部5を結ぶ方向における嵌合具20の幅
Sa・・・第1切取予定線、マスク10Aの上端部
Sb・・・第2切取予定線、マスク10Aの下端部
Sc・・・第3切取予定線、マスク10Aの第1側端部、第2側端部

Claims (5)

  1. 対向する第1不織布と第2不織布を有し、上縁部と、当該上縁部と対向する下縁部と、前記上縁部と前記下縁部との間に延びる第1側縁部と第2側縁部とを備えたマスク用シートであって、
    前記上縁部に沿って形成された上縁部シール部と、
    前記下縁部に沿って形成された下縁部シール部と、
    前記第1側縁部に沿って形成された第1側縁部シール部と、
    前記第2側縁部に沿って形成された第2側縁部シール部と、
    前記上縁部寄りにおいて、前記上縁部に沿う方向に、前記第1側縁部から前記第2側縁部に向かって延びる嵌合具と、
    前記上縁部シール部と前記嵌合具との間に形成された第1切取予定線と、
    前記下縁部シール部と前記嵌合具との間であって、前記下縁部寄りの位置に形成された第2切取予定線と、
    前記第1側縁部シール部と前記第2側縁部シール部との間であって、前記第2側縁部寄りの位置に形成された第3切取予定線と、を有するマスク用シート。
  2. 前記嵌合具の上端と前記第1切取予定線の距離は10mm以下である、請求項1に記載のマスク用シート。
  3. 上端部と、当該上端部と対向する下端部と、前記上端部と前記下端部との間に延びる第1側端部と第2側端部とを備えた第1不織布と第2不織布を有するマスクであって、
    前記第1不織布と前記第2不織布の側縁部どうしを接合したシール部と、
    前記第1不織布と前記第2不織布の両方の前記上端部寄りにおいて、前記上端部に沿う方向に、前記第1側端部から前記第2側端部に向かって延びる嵌合具と、を有し、
    前記嵌合具は、前記第1不織布と前記第2不織布の互いに対向する面に形成されており、前記第1不織布と前記第2不織布の一方に雄型嵌合部、他方に雌型嵌合部を備えるマスク。
  4. 連続状の第1不織布と第2不織布を重ねて所定の搬送方向に搬送する工程と、
    前記第1不織布と前記第2不織布の間において、前記搬送方向と交差する方向の両端から、それぞれ所定の距離内に嵌合具を挿入して重ねる工程と、
    2つの前記嵌合具を前記第1不織布と前記第2不織布に接合し、2つの前記嵌合具の配置位置から等距離となる位置において、前記搬送方向に沿って延びるように下縁部シール部を形成する工程と、
    前記搬送方向と交差する方向に沿って延びるように、側縁部シール部を形成する工程と、
    前記連続状の第1不織布と第2不織布の両端と前記嵌合具との間に第1切取予定線、前記下縁部シール部と前記嵌合具との間であって前記下縁部寄りの位置に第2切取予定線、前記側縁部シール部の近傍に第3切取予定線、を任意の順序で形成する工程と、
    前記搬送方向と交差する方向に沿って、前記側縁部シール部を第1側縁部シール部と、第2側縁部シール部に分離する工程と、を有するマスク用シートの製造方法。
  5. 対向する第1不織布と第2不織布を有し、上縁部に沿って形成された上縁部シール部と、下縁部に沿って形成された下縁部シール部と、第1側縁部に沿って形成された第1側縁部シール部と、第2側縁部に沿って形成された第2側縁部シール部と、前記上縁部に沿う方向に前記第1側縁部から前記第2側縁部に向かって延びる嵌合具と、前記上縁部シール部と前記嵌合具との間に形成された第1切取予定線と、前記下縁部シール部と前記嵌合具との間であって前記下縁部寄りの位置に形成された第2切取予定線と、前記第1側縁部シール部と前記第2側縁部シール部との間であって前記第2側縁部寄りの位置に形成された第3切取予定線と、を有するマスク用シートの使用方法であって、
    前記第1切取予定線、前記第2切取予定線、前記第3切取予定線から、各前記縁部側を切り取って、前記第1切取予定線、前記第2切取予定線、前記第3切取予定線をそれぞれ上端部、下端部、側端部とするマスクを得た後、
    両端にクリップを備えたクリップ付紐の一方のクリップで一方の側端部の近傍を挟み、他方のクリップでもう一方の側端部の近傍を挟むことにより、2本のクリップ付紐を固定し、
    2本のクリップ付紐を用いて前記マスクを顔に装着し、
    顔から外した際に、前記嵌合具を嵌合させて、前記第1不織布と第2不織布の内面どうしを対向させた状態で重ね合わせて保管する、マスク用シートの使用方法。
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