JPWO2007010780A1 - 動力伝達機構 - Google Patents
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Abstract
Description
なお磁気円盤あるいは磁気円筒において、表面に表れる磁極を区画する曲線は幅を有してもよい。この場合、当該幅を有する曲線は面を形成することとなるが、この面は、磁極の切り替わり領域や、異なる極の磁石を配置する場合のギャップ領域等となる。また、磁気円盤においては、前記の幅は磁気円盤の径方向に一定の幅(磁気円盤中心から径方向に引いた直線が前記の幅を有する曲線に含まれる長さ、が角度によらず一定の長さとなる)であることが好ましい。磁気円盤と磁気円筒とが磁気的に噛合う部分における磁極の切り替わり領域の長さを回転角によらず一定にすることができるため、さらに安定した動力の伝達が可能となるためである。
磁気円盤において、磁極を区画する曲線を本発明の構成として、表面に表れる磁極形状を作製するためには、着磁により作製してもよいし、磁極を区画する曲線により囲まれる形状の磁石を作製してこれらを組み合わせて本発明の磁気円盤を作製してもよい。
磁気円盤1の磁石盤12の磁石面側に、所定の間隔gをあけて磁気円筒1が配置されている。磁気円筒1の軸線方向長さは、磁石盤12の半径方向の幅とほぼ同長になっている。磁気円筒1はその軸線が磁石盤12の磁石面(第1磁気面)にほぼ平行に配置されており、前記間隔gは該軸線方向に同じ間隔を保っている。
磁気円盤1は磁性材からなるヨーク円盤11と、その片面に固着させた前記永久磁石盤12、及びその中央部の穴に圧入等で固定した回転軸13から構成されている。尚、該永久磁石12には例えば後述する方法にて放射曲線状の形状の磁気歯(磁性帯)を回転方向に対して極性が交互になるように適宜手段にて着磁してある。
上記所定の距離c(シフト量)は、極数と参考線Lの回転角度により決定される。例えば、磁気円筒が18極、磁気円盤が18極の場合、変速比は1:1となり、20゜(360/18)毎にシフト量c(=a+b)ずらした曲線となる。
円筒2を図2に示す位置以外の他の位置に設定する場合も、軸心O’に沿って円筒2と円盤1の磁気歯長aと間隔bを合わせるように構成する。特に、外周側の磁気歯のトルクは大きいため、外周側においては磁気歯長aと間隔bを合わせるように構成することが望ましい。
図示のように極数を変えても、円筒2と円盤1の磁気歯長aと間隔bを合わせるように構成することが可能である。
その応用例を図7に示した。(1)は、磁気円盤1に磁気円筒3と磁気円筒4を同軸上に2つ設けて、伝達トルクを大幅に強くした例を示した。(2)は、磁気円盤1を駆動して、2個の磁気円筒3を2つの軸で各々独立して従動する例を示した。更に(3)は、磁気円筒3を3個従動に配置した例を示した。(4)は磁気円筒3を駆動して磁気円盤1と、該磁気円盤1と磁気歯が面対象形を有する磁気円盤31の2つの軸を従動にした他の応用例を示したもので(イ)はその側面図、(ロ)は斜視図を示す。又(5)は、軸で連結した2つの磁気円筒3を駆動して、2つの磁気円盤1を従動にした応用例である。このように、磁気円盤を放射曲線状に磁化することで、色々な伝達機構が可能になることが理解できる。
<実施例1>
円筒表面にp2の磁極を有する永久磁石円筒であって、円筒表面に現れる磁極が、θ2/360°回った際に長さh進む螺旋曲線を360°/p2の間隔でp2本配置した曲線群により区画される永久磁石円筒と噛み合い、動力伝達機構を構成するための磁気円盤(極数p1)を作製するには、少なくとも半径r11からr12の範囲において、表面の磁極を区画する曲線を、(式1) r1 = ( r12 - r11)・θ1/θ2 ・ p1 / p2 + r11 (ただし、h = r12-r11)を満たすr1およびθ1を満たす点をつなげていき、この曲線を360°/p1の間隔でp1本配置し、磁極を区画する領域がこれらの曲線群を含むように着磁あるいはそのような形状に加工した磁石を配置する等により得ることが可能である。この一例を図8と図11に示す。この例の場合の伝達機構の回転比は1:1である。
極数の比を変えることにより伝達機構の回転比を変える事が可能である。磁気円盤の極数と磁極を区画する曲線とを変えて、回転比を変える具体例を以下に示す。
極数が8であり、円筒表面に現れる磁極を区画する曲線が、90°/360°回った際に長さh(r12-r11=30-8=22mm)進む螺旋形状である図11に示す永久磁石円筒と噛み合い、動力伝達機構を構成するための磁気円盤(極数p1)の例を図8,図9、図10に示す。
図8は、磁気円盤の極数を8極とした場合の例であり、この場合は、回転比は1:1である。なお、磁気円盤の磁極を区画する曲線は、式1において、r11=8mm、r12=30mm、θ2=90°、p1=p2=8であり、磁極を区画する曲線は、
r1 = (30-8)・θ1/90・ 8 / 8 + 8 = θ1・22/90 + 8
で規定されている。
図9は、磁気円盤の極数を4極とした場合の例であり、この場合は、回転比が2:1の動力伝達機構を実現することが可能である。なお、磁気円盤の磁極を区画する曲線は、式1において、r11=8mm、r12=30mm、θ2=90°、p1=4、p2=8であり、磁極を区画する曲線は、
r1 = (30-8)・θ1/90・ 4 / 8 + 8 = θ1・11/90 + 8
で規定されている。
図10は、磁気円盤の極数を16極とした場合の例であり、この場合は、回転比が1:2の動力伝達機構を実現することが可能である。なお、磁気円盤の磁極を区画する曲線は、式1において、r11=8mm、r12=30mm、θ2=90°、p1=16、p2=8であり、磁極を区画する曲線は、
r1 = (30-8)・θ1/90・ 16 / 8 + 8 = θ1・44/90 + 8
で規定されている。
次に永久磁石円盤の極数と磁極を区画する螺旋曲線とを変えて、回転比を変える具体例を以下に示す。
図8は、前出の例と同様であり、磁気円盤の極数がp1=8極、内径r11=8mm、外形r12=30mm、θ2=90°、p1=p2=8とした場合の例であり、磁極を区画する曲線は、
r1 = (30-8)・θ1/90・ 8 / 8 + 8 = θ1・22/90 + 8
で規定されている。
永久磁石円筒は、図11に示すように極数が8であり、円筒表面に現れる磁極を区画する曲線が、90°/360°回った際に長さh(r12-r11=30-8=22mm)進む螺旋形状である永久磁石円筒である。この場合は、回転比は1:1の動力伝達機構を実現することが可能である。
上記と同じ磁気円盤を使用し、図12に示す永久磁石円筒の極数を4極とし円筒表面に現れる磁極を区画する曲線が、180°/360°回った際に長さh(22mm)進む螺旋形状である永久磁石円筒である場合の例であり、この場合は、回転比が1:2の動力伝達機構を実現することが可能である。
上記と同じ磁気円盤を使用し、図13に示す永久磁石円筒の極数を16極とし円筒表面に現れる磁極を区画する曲線が、45°/360°回った際に長さh(22mm)進む螺旋形状である永久磁石円筒である場合の例であり、この場合は、回転比が2:1の動力伝達機構を実現することが可能である。
11 ヨーク円盤
12、12′ 永久磁石筒
12s、12s′ 磁気歯
12n、12n′ 磁気歯
13 回転軸
2 磁気円筒
21 ヨーク筒
22 磁気筒
22s 磁気歯
22n 磁気歯
23 回転軸
3、4 磁気円筒
31 磁気円盤
101 第1の磁気歯車
102 第2磁気式歯車
103、106 回転軸
104、104 第2の磁気歯車の磁石
107a、107b、108a、108b 第2の磁気歯車の磁石
なお磁気円盤あるいは磁気円筒において、表面に表れる磁極を区画する曲線は幅を有してもよい。この場合、当該幅を有する曲線は面を形成することとなるが、この面は、磁極の切り替わり領域や、異なる極の磁石を配置する場合のギャップ領域等となる。また、磁気円盤においては、前記の幅は磁気円盤の径方向に一定の幅(磁気円盤中心から径方向に引いた直線が前記の幅を有する曲線に含まれる長さ、が角度によらず一定の長さとなる)であることが好ましい。磁気円盤と磁気円筒とが磁気的に噛合う部分における磁極の切り替わり領域の長さを回転角によらず一定にすることができるため、さらに安定した動力の伝達が可能となるためである。
磁気円盤において、磁極を区画する曲線を本発明の構成として、表面に表れる磁極形状を作製するためには、着磁により作製してもよいし、磁極を区画する曲線により囲まれる形状の磁石を作製してこれらを組み合わせて本発明の磁気円盤を作製してもよい。
磁気円盤1の永久磁石盤12の磁石面側に、所定の間隔gをあけて磁気円筒2が配置されている。磁気円筒2の軸線方向長さは、永久磁石盤12の半径方向の幅とほぼ同長になっている。磁気円筒2はその軸線が永久磁石盤12の磁石面(第1磁気面)にほぼ平行に配置されており、前記間隔gは軸線方向に同じ間隔を保っている。
磁気円盤1は磁性材からなるヨ−ク円盤11と、その片面に固着させた前記永久磁石盤12、及びその中央部の穴に圧入等で固定した回転軸13から構成されている。尚、該永久磁石盤12には例えば後述する方法にて放射曲線状の形状の磁気歯(磁性帯)を回転方向に対して極性が交互になるように適宜手段にて着磁してある。
上記所定の距離c(シフト量)は、極数と参考線Lの回転角度により決定される。例えば、磁気円筒が18極、磁気円盤が18極の場合、変速比は1:1となり、20゜(360/18)毎にシフト量c(=a+b)ずらした曲線となる。
磁気円筒2を図2に示す位置以外の他の位置に設定する場合も、軸心O′に沿って磁気円筒2と磁気円盤1の磁気歯長aと間隔bを合わせるように構成する。特に、外周側の磁気歯のトルクは大きいため、外周側においては磁気歯長aと間隔bを合わせるように構成することが望ましい。
図示のように極数を変えても、磁気円筒2と磁気円盤1の磁気歯長aと間隔bを合わせるように構成することが可能である。
その応用例を図7に示した。(1)は、磁気円盤1に磁気円筒3と磁気円筒4を同軸上に2つ設けて、伝達トルクを大幅に強くした例を示した。(2)は、磁気円盤1を駆動して、2個の磁気円筒3を2つの軸で各々独立して従動する例を示した。更に(3)は、磁気円筒3を3個従動に配置した例を示した。(4)は磁気円筒3を駆動して磁気円盤1と、該磁気円盤1と磁気歯が面対象形を有する磁気円盤31の2つの軸を従動にした他の応用例を示したもので(イ)はその側面図、(ロ)は斜視図を示す。又(5)は、軸で連結した2つの磁気円筒3を駆動して、2つの磁気円盤1を従動にした応用例である。このように、磁気円盤を放射曲線状に磁化することで、色々な伝達機構が可能になることが理解できる。
<実施例1>
円筒表面に極数p2本の磁極(磁性帯)を有する永久磁石円筒であって、円筒表面に現れる磁極が、θ2回った際に円筒軸心に沿って長さh進む螺旋曲線を360°/p2の間隔でp2本配置した曲線群により区画される永久磁石円筒と噛み合い、動力伝達機構を構成するための磁気円盤(極数p1)を作製するには、少なくとも内周半径r11から外周半径r12の範囲において、表面の磁極を区画する曲線を、(式1) r1=(r12−r11)・(θ1/θ2)・(p1/p2)+r11 (ただし、h=r12−r11)を満たすr1およびθ1を満たす点をつなげていき、この曲線を360°/p1の間隔でp1本配置し、磁極を区画する領域がこれらの曲線群を含むように着磁あるいはそのような形状に加工した磁石を配置する等により得ることが可能である。この一例を図8と図11に示す。この例の場合の伝達機構の回転比は1:1である。
極数の比を変えることにより伝達機構の回転比を変える事が可能である。磁気円盤の極数と磁極を区画する曲線とを変えて、回転比を変える具体例を以下に示す。
極数が8本であり、円筒表面に現れる磁極を区画する曲線が、90°回った際に円筒軸心に沿って長さh(r12−r11=30−8=22mm)進む螺旋形状である図11に示す永久磁石円筒と噛み合い、動力伝達機構を構成するための磁気円盤(極数p1)の例を図8,図9、図10に示す。
図8は、磁気円盤の極数を8極とした場合の例であり、この場合は、回転比は1:1である。なお、磁気円盤の磁極を区画する曲線は、式1において、r11=8mm、r12=30mm、θ2=90°、p1=p2=8であり、磁極を区画する曲線は、
r1=(30−8)・(θ1/90)・(8/8)+8=θ1・(22/90)+8
で規定されている。
図9は、磁気円盤の極数を4極とした場合の例であり、この場合は、回転比が2:1の動力伝達機構を実現することが可能である。なお、磁気円盤の磁極を区画する曲線は、式1において、r11=8mm、r12=30mm、θ2=90°、p1=4、p2=8であり、磁極を区画する曲線は、
r1=(30−8)・(θ1/90)・(4/8)+8=θ1・(11/90)+8
で規定されている。
図10は、磁気円盤の極数を16極とした場合の例であり、この場合は、回転比が1:2の動力伝達機構を実現することが可能である。なお、磁気円盤の磁極を区画する曲線は、式1において、r11=8mm、r12=30mm、θ2=90°、p1=16、p2=8であり、磁極を区画する曲線は、
r1=(30−8)・(θ1/90)・(16/8)+8=θ1・(44/90)+8
で規定されている。
次に永久磁石円盤の極数と磁極を区画する螺旋曲線とを変えて、回転比を変える具体例を以下に示す。
図8は、前出の例と同様であり、磁気円盤の極数がp1=8極、内周半径r11=8mm、外周半径r12=30mm、θ2=90°、p1=p2=8とした場合の例であり、磁極を区画する曲線は、
r1=(30−8)・(θ1/90)・(8/8)+8=θ1・(22/90)+8
で規定されている。
永久磁石円筒は、図11に示すように極数が8であり、円筒表面に現れる磁極を区画する曲線が、90°回った際に円筒軸心に沿って長さh(=r12−r11=30−8=22mm)進む螺旋形状である永久磁石円筒である。この場合は、回転比は1:1の動力伝達機構を実現することが可能である。
上記と同じ磁気円盤を使用し、図12に示す永久磁石円筒の極数を4極とし円筒表面に現れる磁極を区画する曲線が、180°回った際に円筒軸心に沿って長さh(22mm)進む螺旋形状である永久磁石円筒である場合の例であり、この場合は、回転比が1:2の動力伝達機構を実現することが可能である。
上記と同じ磁気円盤を使用し、図13に示す永久磁石円筒の極数を16極とし円筒表面に現れる磁極を区画する曲線が、45°回った際に円筒軸心に沿って長さh(22mm)進む螺旋形状である永久磁石円筒である場合の例であり、この場合は、回転比が2:1の動力伝達機構を実現することが可能である。
11 ヨ−ク円盤
12、12′ 永久磁石筒
12s、12s′ 磁気歯
12n、12n′ 磁気歯
13 回転軸
2 磁気円筒
21 ヨ−ク筒
22 永久磁石筒
22s 磁気歯
22n 磁気歯
23 回転軸
3、4 磁気円筒
31 磁気円盤
101 第1の磁気歯車
102 第2磁気式歯車
103、106 回転軸
104、104 第2の磁気歯車の磁石
107a、107b、108a、108b 第2の磁気歯車の磁石
Claims (10)
- 回転可能な円盤であって、その片面側に放射曲線状の帯状にN極とS極を交互に磁化させて磁性帯を形成した第1磁気面を有する磁気円盤と、
回転可能な円筒体であって、その外周に螺旋状の帯状にN極とS極を交互に磁化させて磁性帯を形成した第2磁気面を有する磁気円筒と、を備え、
前記磁気円筒が、該磁気円盤の磁気面に所定の空隙をあけ、且つ該円筒体軸心が該第1磁気面に略平行になるように設けられた、
ことを特徴とする動力伝達機構。 - 前記第1磁気面の磁性帯と前記第2磁気面の磁性帯の前記円筒軸心に沿った位置と幅がほぼ等しい、
請求項1の動力伝達機構。 - 前記円筒体軸心と前記磁気円盤の円盤軸心とが垂直に交わるように、前記磁気円盤と磁気円筒とを配置した、
請求項1の動力伝達機構。 - 前記第1磁気面の磁性帯と前記第2磁気面の磁性帯の数が同一である、
請求項1の動力伝達機構。 - 前記第1磁気面の磁性帯と前記第2磁気面の磁性帯の数が整数比である、
請求項1の動力伝達機構。 - 複数の前記磁気円盤と、単数の前記磁気円筒と、を有する、
請求項1の動力伝達機構。 - 単数の前記磁気円盤と、複数の前記磁気円筒と、を有する、
請求項1の動力伝達機構。 - 複数の前記磁気円盤と、複数の前記磁気円筒と、を有する、
請求項1の動力伝達機構。 - 複数の前記磁気円筒が同一の軸上に装着されている、
請求項7又は8の動力伝達機構。 - 円筒表面にp2の磁極を有する磁気円筒であって、円筒表面に現れる磁極が、θ2/360°回った際に長さh進む螺旋曲線を360°/p2の間隔でp2本配置した曲線群により区画される磁気円筒と、
円盤表面にp1の磁極を有する磁気円盤であって、半径r11からr12の範囲において円盤表面に現れる磁極が、(式1)で表されるr1およびθ1を満たす曲線を360°/p1の間隔でp1本配置した曲線群により区画される磁気円盤とを、
回転軸が略直交状態となるように所定の間隔を設けて対向させて配置した、
ことを特徴とする動力伝達機構。
(式1) r1 = ( r12 - r11)・θ1/θ2 ・ p1 / p2 + r11 (h = r12-r11)
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