JP4850773B2 - 円筒状磁気歯車 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動軸と従動軸の間で磁力により動力を伝達する磁気式トルク伝達装置に関し、さらに詳しくは、磁気式トルク伝達装置に好適に用いられる円筒状磁気歯車に関する。
例えば、モータで昇降装置、搬送用コンベヤ、シュレッダー等を駆動する場合、歯車やウォームギヤ等を用いたトルク伝達装置が広く用いられている。このような、従来のトルク伝達装置は、歯車同士を直接噛み合わせて動力を伝達させるため、歯車が摩耗して摩耗粉が飛散したり、歯車の噛み合いによる騒音が発生するという課題があった。
このような問題を解決するものとして、円筒表面上に磁極を軸方向にN極、S極交互に固着した円筒状磁気歯車を駆動軸又は従動軸の一方側に用い、円盤表面上に磁極を円周方向にN極、S極交互に配置した円盤状磁気歯車を従動軸又は駆動軸の他方側に用いて、非接触で回転トルクの伝達を行う磁気式トルク伝達装置が知られている。このような磁気式トルク伝達装置は、摩耗粉等の塵埃の発生がきわめて少ないため、半導体製造工場や食品製造工場など、クリーンな環境が要求される場所での使用が期待されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−139213号公報(第1図) 特許2648565号公報(第9図)
ところが、図19に示したような従来の磁気式トルク伝達装置に用いられている円筒状磁気歯車500は、円筒状の取付ベース510を有し、取付ベース510の外表面に、磁極がN極、S極交互に配置された磁極円筒部520が固着されていると共に、取付ベース510から軸方向に延設されて回転軸(駆動軸又は従動軸)600を固着するための取付部530を有している。そして、円筒状磁気歯車500と回転軸600との固定を取付部530に設けた止めねじ540によって行っていた。なお、図19において、参照符号700及び800を付した部材は、円筒状磁気歯車500と所定の空隙を介して対向して配備され円筒状磁気歯車500とともに磁気式トルク伝達装置を構成する円盤状磁気歯車と、それに連結される回転軸(従動軸又は駆動軸)を図示している。
しかしながら、図19に示したような止めねじ540による固定では、回転軸を点接触で固定しているので、締結力が弱く、緩みやすいという課題が指摘されていた。また、回転軸600が止めねじ540によってのみ固定されているので、回転軸600の軸芯と円筒状磁気歯車500の軸芯とが一致しないという課題が指摘されていた。さらに、取付ベース510がアルミニウムや樹脂などの非磁性材料によって形成されているため、伝達トルクが小さくなるという課題が指摘されていた。
しかも、取付ベース510と磁極円筒部520が直接固定されているため、取付ベース510と磁極円筒部520の軸芯のずれを吸収することができず、対向する他方の磁石と接触する恐れがあり、円筒状磁気歯車500の円滑な回転が損なわれるという課題も指摘されていた。さらに、円筒状磁気歯車500を機器の筐体板などに軸承する手段を有していないという課題も指摘されていた。
そこで、本発明の目的は、磁気式トルク伝達装置に用いられる円筒状磁気歯車であって回転軸(駆動軸又は従動軸)との締結力が強く、回転軸の軸芯のずれを抑制することができ、伝達トルクが大きく、機器の筐体板等への軸承も簡単に行える円筒状磁気歯車を提供することにある。
請求項1に係る発明は、磁極を円筒表面上又は円盤表面上にN極、S極交互に配置した2つの磁気歯車の一方を駆動軸に固着し、他方を従動軸に固着し、所定の空隙を介して一方の磁気歯車の磁極と他方の磁気歯車の磁極同士が対向するように配置し、対向する前記磁極間に作用する磁気的吸引力及び磁気的反発力を利用して前記駆動軸の回転トルクを従動軸に伝達する磁気式トルク伝達装置に用いられる円筒状磁気歯車であって、前記円筒状磁気歯車が、磁性材料からなる円筒状の取付ベースと、前記取付ベースの外周面に前記磁極が円周方向にN極、S極交互に配置された磁極円筒部と、前記磁極円筒部が固着された前記取付ベースの内側に前記駆動軸又は従動軸を案内支持するガイド部と、前記取付ベースの片端に前記駆動軸又は従動軸を締結するクランプ部とを有しており、前記取付ベースと前記クランプ部が、前記磁性材料により一体に形成され、前記クランプ部の外径が、前記磁極円筒部の外径よりも小さくされていることによって、前記の課題を解決するものである。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の構成に加えて、前記取付ベースと前記磁極円筒部との芯出しを行う2つのOリングが、前記取付ベースの軸方向に離れて、前記取付ベースと前記磁極円筒部の間に挟持されていることによって、前記の課題をさらに解決するものである。
さらに、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明の構成に加えて、前記取付ベースが、前記駆動軸又は従動軸との間に空間を形成するように、前記ガイド部での肉厚に比べて薄肉化されているヨーク部を有していることによって、前記の課題を解決するものである。
なお、本発明において「所定の空隙」の記載における「所定」とは、特定の値に限定されるわけではなく、磁気的相互作用する2つの磁気歯車の結合力を最も強くするための狭い間隔を意味しており、例えば、0.5〜1.5mm程度である。
請求項1に係る発明によれば、円筒状磁気歯車が、磁性材料からなる円筒状の取付ベースと、取付ベースの外周面に磁極が円周方向にN極、S極交互に配置された磁極円筒部と、磁極円筒部が固着された取付ベースの内側に駆動軸又は従動軸を案内支持するガイド部と、取付ベースの片端に駆動軸又は従動軸を締結するクランプ部とを有していると共に、取付ベースとクランプ部が、一体に構成されていることによって、磁性材料からなる取付ベースがヨークとして機能するので、伝達トルクが向上する。また、クランプ部が、回転軸(駆動軸又は従動軸)の外周面全体に亘って押圧するので、止めねじによって点接触で回転軸を固定していた従来のものと比べて、回転軸と円筒状磁気歯車との締結力が格段に向上する。さらに、取付ベースの内側に回転軸を案内支持するガイド部を有しているので取付ベースと回転軸との軸芯のずれを抑制することができる。しかも、取付ベースとクランプ部が一体に形成されているので、部品点数を削減できると共に、取付ベースとクランプ部の軸芯合わせの作業が不要になる。
また、請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、取付ベースと磁極円筒部の間にOリングが挟持されているので、Oリングの弾性により取付ベースと磁極円筒部の軸芯のずれを吸収でき、円筒状磁気歯車が円滑に回転する。
Oリングの弾性によって、取付ベースと磁極円筒部の芯出しが行われる。また、Oリングを磁極円筒部と対面する取付ベースの軸方向の両端に設けることによって、磁極円筒部が軸方向に傾くことを抑制することができる。
さらに、請求項3に係る発明によれば、請求項1又は請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、取付ベースが、駆動軸又は従動軸との間に空間を形成するように、ガイド部での肉厚に比べて薄肉化されているヨーク部を有しているので、取付ベースが、ヨークとして必要なヨーク部を残して、ガイド部に必要ない部分をなくして、軽量化されたことにより、慣性が低減され、回転トルクの伝達を迅速に遮断したいような用途に適した円筒状磁気歯車が得られる。
本発明の円筒状磁気歯車50は、図1に示したように円盤状磁気歯車70と組み合わせて回転軸60と回転軸80との間で直交方向に回転トルクの伝達を行う磁気式トルク伝達装置の構成部品として機能させることもできるし、図2に示したように本発明の円筒状磁気歯車50の2つを所定の空隙を介して直交方向に対向させて片方の円筒状磁気歯車50の回転トルクを他方の円筒状磁気歯車50に直交方向に伝達する磁気式トルク伝達装置の構成部品として機能させることもできる。さらに、図3に示したように、本発明の円筒状磁気歯車50を平行に配置して、平行に並んだ2つの回転軸60、60間で回転トルクの伝達を行う磁気式トルク伝達装置の構成部品として機能させることもできる。
本発明の一実施の形態を実施例1に基づき、図4を参照して説明する。
図4(a)は、図1に斜視図として示した磁気式トルク伝達装置の構成部品である円筒状磁気歯車50を矢視IV方向から見た時の側面図である。図4(b)は、図4(a)に示した円筒状磁気歯車50を矢視IVB方向から見た時の正面図である。図4(c)は、図4(b)に示した円筒状磁気歯車50をIVC−IVC線で切断した時の断面図である。
図4に示した円筒状磁気歯車50は、磁性材料からなる円筒状の取付ベース51を有しており、この取付ベース51の外周面には、磁極が円周方向にN極、S極交互にスパイラル状に配置された磁極円筒部52が固着されており、取付ベース51の片方の側面に駆動軸又は従動軸の回転軸を締結するクランプ部54が一体に形成されており、円筒状の取付ベース51の内周面は、回転軸と嵌合するガイド部53を有している。したがって、円筒状磁気歯車50の部品点数を削減することができ、取り扱いが簡便になる。また、ガイド部53の口径は、回転軸の直径と一致しており、回転軸がガイド部53に嵌合することにより、回転軸の軸芯と取付ベース51の軸芯の一致度を向上させている。
クランプ部54の形式は、特に限定されるわけではないが、実施例1においては、図2に示したように環状部材の一部にスリットを設けて、ねじを締めることによって、スリットの幅を狭めて回転軸の外周面全体に亘って押圧して回転軸を固定する、いわゆるスリ割式クランプを用いている。
クランプ部54の外径は、磁極円筒部52の外径よりも小さくされている。
次に本発明の別の実施の形態を実施例2に基づき、図5を参照して説明する。
図5(a)は、図4(a)と同様に図1に斜視図として示した磁気式トルク伝達装置の構成部品である円筒状磁気歯車50を矢視V方向から見た時の側面図である。図5(b)は、図5(a)に示した円筒状磁気歯車50を矢視VB方向から見た時の正面図である。図5(c)は、図5(b)に示した円筒状磁気歯車50をVC−VC線で切断した時の断面図である。
図5に示した円筒状磁気歯車50は、実施例1の円筒状磁気歯車50と対比させると、取付ベース51が、ヨークとして必要なヨーク部51aを残して、ガイド部53に必要ない部分をなくして、回転軸との間に空間を形成するように、ヨーク部51aにおいてガイド部53よりも薄肉化されて、軽量化を図っている。軽量化されたことにより、慣性が低減され、回転トルクの伝達を迅速に遮断したいような用途に適した円筒状磁気歯車50が得られる。その他の構成については、実施例1と同じなので、対応する部材は、同じ参照符号を付すと共に、説明については、割愛する。
次に本発明の別の実施の形態を実施例3に基づき、図6を参照して説明する。
図6(a)は、図4(a)と同様に図1に斜視図として示した磁気式トルク伝達装置の構成部品である円筒状磁気歯車50を矢視VI方向から見た時の側面図である。図6(b)は、図6(a)に示した円筒状磁気歯車50を矢視VIB方向から見た時の正面図である。図6(c)は、図6(b)に示した円筒状磁気歯車50をVIC−VIC線で切断した時の断面図である。
図6に示した円筒状磁気歯車50は、実施例1の円筒状磁気歯車50と対比させると、取付ベース51が磁極円筒部52の縁に沿った部分にのみガイド部53a、53bを残し、他の部分は、ヨークとして機能するヨーク部51aだけを残して、回転軸との間に空間を形成するように、ヨーク部51aにおいてガイド部53a、53bよりも薄肉化されている。その結果、軽量化されると共に、回転軸を軸方向に離れた2箇所でガイド部53a、53bが支持するため、回転軸の軸芯と取付ベース51の軸芯の一致度が向上し、円筒状永久磁石の回転が円滑になる。また、軽量化されたことによって、慣性が低減され回転トルクの伝達を速やかに遮断したい用途に適している。なお、図6(c)では、2箇所のガイド部53a、53bは、取付ベース51と一体に構成されているが、外側のガイド部53bは、環状の別部材として構成し、取付ベース51に圧入等によって、固着することもできる。その他の構成については、実施例1と同じなので、対応する部材は、同じ参照符号を付すと共に、説明については、割愛する。
次に本発明の別の実施の形態を実施例4に基づき、図7及び図8を参照して説明する。
図7は、磁気式トルク伝達装置の構成部品である円筒状磁気歯車50の側面図を示しており、図8は、図7に示した円筒状磁気歯車50を矢視VIII方向から見た時の正面図である。
本実施例における円筒状磁気歯車50は、実施例1乃至実施例3で説明した円筒状磁気歯車50の構成とクランプ部54を除いて同じ構成をしている。実施例4におけるクランプ部54は、円筒状磁気歯車50の取付ベース(図示はされていない)と一体に構成されたクランプ部54を構成する環状部材が1つの直径で所定の幅で切り取られ、半円環状部材54bを、2本のボルト54aにより取付ベースと一体化された半円環状部54cとの隙間を詰めていくことにより回転軸を締結する、いわゆる2分割式クランプを採用している。その他の構成については、実施例1乃至実施例3と同じなので、対応する部材は、同じ参照符号を付すと共に、説明については、割愛する。
次に本発明の別の実施の形態を実施例5に基づき、図9乃至図12を参照して説明する。
図9は、磁気式トルク伝達装置の構成部品である円筒状磁気歯車150の側面図を示しており、図10は、図9に示した円筒状磁気歯車150を矢視X方向から見た時の正面図であり、図11は、図10に示した円筒状磁気歯車150をXI−XI線で切断した時の断面図であり、図12は、図11のXII部の拡大図である。
実施例5の円筒状磁気歯車150は、図9及び図11に示したように、取付ベース151とクランプ154が一体に形成されている。図9に示したクランプ部154は、実施例4で説明した2分割式クランプを示しているが、実施例1で説明したスリ割式クランプであっても構わない。
そして、図11に示すように取付ベース151は、ガイド部153とヨーク部151aを残して、必要ない部分は軽量化のため無くして、ヨーク部151aにおいてガイド部153よりも薄肉化されている。そして、ヨーク部151aの2箇所に凹部151bを設けて、その中にOリング155を装填している。このOリングの弾性によって、取付ベース151と磁極円筒部152の芯出しを行っている。Oリング155を磁極円筒部152と対面する取付ベース151の軸方向の両端に離れて設けることによって、磁極円筒部152が軸方向に傾くことを抑制している。
クランプ部154の外径は、磁極円筒部152の外径よりも小さくされている。
次に本発明の別の実施の形態を実施例6に基づき、図13乃至図17を参照して説明する。
図13は、磁気式トルク伝達装置の構成部品であって、取付ベース251のクランプ部254と反対側に中空駆動軸256を取付ベース251と一体に有した円筒状磁気歯車250の斜視図である。図14は、図13に示した円筒状磁気歯車250の中空駆動軸256が筐体板300に埋設された軸受に軸承された時の側面図である。図15は、図14に示した軸承された円筒状磁気歯車250を矢視XV方向から見た時の正面図である。図16は、図14に示した軸承された円筒状磁気歯車250を矢視XVI方向から見た時の背面図である。図17は、図16に示した軸承された円筒状磁気歯車250をXVII−XVII線で切断した時の断面図である。
円筒状磁気歯車250は、図17に示したように、取付ベース251の一端にクランプ部254が取付ベース251と一体に設けられており、取付ベース251の軸方向の略中央部外周のヨーク部251aに磁極円筒部252が固設されており、取付ベース251の他端に中空駆動軸256が取付ベース251と一体に設けられている。
クランプ部254の外径は、磁極円筒部252の外径よりも小さくされている。
そして、中空駆動軸256の内側は、取付ベース251に穿孔されたガイド部253と同一の口径を有しており、クランプ部254から中空駆動軸256まで連通して一つの中空軸を構成している。また、図17に示した例では、中空駆動軸256の外周面は、筐体板300に装填された2つの軸受350によって軸承されている。2つの軸受350は、外輪350bが、筐体板300に両面側からそれぞれ圧入され、転動体350cを介して内輪350aに中空駆動軸256が圧入されている。さらに、この円筒状磁気歯車250が、軸受350から抜けないように止め輪257が筐体板300から突き出た中空駆動軸256に係合している。
なお、前述した各実施例において、円筒状磁気歯車の着磁パターンは、すべて、図18(a)に示したようなスパイラル状であるが、図18(b)に示したような扇状であっても構わない。
本発明の一実施の形態を示す斜視図。 本発明の別の実施の形態を示す斜視図。 本発明のさらに別の実施の形態を示す斜視図。 実施例1の円筒状磁気歯車の(a)側面図、(b)正面図、(c)断面図。 実施例2の円筒状磁気歯車の(a)側面図、(b)正面図、(c)断面図。 実施例3の円筒状磁気歯車の(a)側面図、(b)正面図、(c)断面図。 実施例4の円筒状磁気歯車の側面図。 図7に示した円筒状磁気歯車を矢視VIII方向から見た時の正面図。 実施例5の円筒状磁気歯車の側面図。 図9に示した円筒状磁気歯車を矢視X方向から見た時の正面図。 図10に示した円筒状磁気歯車をXI−XI線で切断した時の断面図。 図11に示した円筒状磁気歯車のXII部の拡大図。 実施例6の円筒状磁気歯車の斜視図。 図13に示した円筒状磁気歯車を筐体板に軸承した時の側面図。 図14に示した軸承された円筒状磁気歯車を矢視XV方向から見た時の正面図。 図14に示した軸承された円筒状磁気歯車を矢視XVI方向から見た時の背面図。 図16に示した軸承された円筒状磁気歯車をXVII−XVII線で切断した時の断面図。 本発明の円筒状磁気歯車に適用される着磁パターンを示した図。 従来の磁気式トルク伝達装置を示す斜視図。
50、150、250、500 ・・・ 円筒状磁気歯車
51、151、251、510 ・・・ 取付ベース
51a、151a、251a ・・・ ヨーク部
52、152、252、520 ・・・ 磁極円筒部
53、153、253 ・・・ ガイド部
54、154、254 ・・・ クランプ部
60、80、600、800 ・・・ 回転軸
70、700 ・・・ 円盤状磁気歯車
257 ・・・ 止め輪
300 ・・・ 筐体板
350 ・・・ 軸受
350a ・・・(軸受の)内輪
350b ・・・(軸受の)外輪
350c ・・・(軸受の)転動体
530 ・・・ 取付部
540 ・・・ 止めねじ

Claims (3)

  1. 磁極を円筒表面上又は円盤表面上にN極、S極交互に配置した2つの磁気歯車の一方を駆動軸に固着し、他方を従動軸に固着し、所定の空隙を介して一方の磁気歯車の磁極と他方の磁気歯車の磁極同士が対向するように配置し、対向する前記磁極間に作用する磁気的吸引力及び磁気的反発力を利用して前記駆動軸の回転トルクを従動軸に伝達する磁気式トルク伝達装置に用いられる円筒状磁気歯車であって、
    前記円筒状磁気歯車が、磁性材料からなる円筒状の取付ベースと、前記取付ベースの外周面に前記磁極が円周方向にN極、S極交互に配置された磁極円筒部と、前記磁極円筒部が固着された前記取付ベースの内側に前記駆動軸又は従動軸を案内支持するガイド部と、前記取付ベースの片端に前記駆動軸又は従動軸を締結するクランプ部とを有しており、
    前記取付ベースと前記クランプ部が、前記磁性材料により一体に形成され、
    前記クランプ部の外径が、前記磁極円筒部の外径よりも小さくされていることを特徴とする円筒状磁気歯車。
  2. 前記取付ベースと前記磁極円筒部との芯出しを行う2つのOリングが、前記取付ベースの軸方向に離れて、前記取付ベースと前記磁極円筒部の間に挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の円筒状磁気歯車。
  3. 前記取付ベースが、前記駆動軸又は従動軸との間に空間を形成するように、前記ガイド部での肉厚に比べて薄肉化されているヨーク部を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の円筒状磁気歯車。
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