JP2005269778A - アキシャルギャップ回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転子鉄心や永久磁石に作用する吸引力や遠心力に耐え得るコンパクトかつ高強度な回転子構造を実現する。
【解決手段】アキシャルギャップ回転電機は、互いに分離した鉄心12と、それらを嵌め込み支持して回転軸10に連結する支持部材13と、磁極を回転子周方向に向けて、鉄心の間で支持部材に着接された永久磁石11とを有する回転子1と、該回転子に軸線方向の空隙を挟んで端面を対峙させた固定子2とを備える。支持部材に各鉄心と永久磁石にかかる遠心力による飛散を防止する環状部13bを形成し、鉄心に固定子への吸着を防ぐ支持部材への軸方向係合部12aを形成した。これによりコンパクトかつ耐遠心力、耐吸引力の高い回転子構造が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ、ジェネレータ等の回転電機に関し、特に円盤状の回転子と固定子を軸線方向に対向させたアキシャルギャップ回転電機に関する。
円盤型の回転子に対して、回転子の軸線方向の端面に空隙を挟んで固定子を対向させて配置したいわゆるアキシャルギャップモータは従来から知られている。このモータは、軸線方向で対向した回転子と固定子の表面間で作用する磁力により回転駆動力を得るものである。アキシャルギャップモータは、在来の円筒状の回転子とその周面を取巻く環状の固定子とで構成されるいわゆるラジアルタイプのモータに対して、軸線方向の厚みを小さくできるという長所がある。
従来知られているアキシャルギャップモータの形式には、回転子の固定子と対向する端面に磁性体部材により突極を形成したリラクタンス型や、固定子の回転駆動磁極に対応した回転子に軸線方向に磁極を向けて永久磁石を配置した永久磁石型がある。こうした永久磁石型を基本として、1つの固定子とそれを挟む一対の回転子で軸線方向に対称な薄型のダブルロータタイプのモータを構成した例として、特許文献1に記載のがある。この技術における回転子は、永久磁石を回転子鉄心の表面に張付けた構造のものである。
特開平10−80113号公報
ところで、出願人は、前記従来知られている形式とは異なるリラクタンス型と永久磁石型の組み合わせからなる回転電機を創案した。この創案に係る回転電機は、回転子の1つの面に鉄心と永久磁石を周方向に交互に配置し、永久磁石は、その磁極を回転子周方向に向けて配置する構成を採るものである。これによると、モータとしては、回転子の1つの面でリラクタンストルクと永久磁石トルクを発生可能とすることができる。したがって、この構成によると、1つの回転子面で発生できるトルクを大きくすることができ、従来例のアキシャルギャップモータより高トルク化が可能となる。
しかしながら、この構造は、従来の構造のように回転子の各極の鉄心がバックヨークでつながる一塊のものではなく、極ごとの分割構造となっているため、回転子鉄心と永久磁石を一塊にする支持部材が必要となる。しかもこの構造では、永久磁石の磁極を周方向に向けることによって、バックヨークがないコンパクト性が利点となるため、回転子鉄心と永久磁石の支持部材をいかにコンパクトにするかが課題となる。支持部材がバックヨークと同等の大きさでは、せっかくの利点が損なわれることになってしまう。
また、通常想起される取付け方法として、鉄心と永久磁石を支持部材に接着する方法があるが、この方法では、熱による接着力の低下によって、鉄心に作用する吸引力や、鉄心と永久磁石双方に作用する遠心力に対する耐久性の問題が予想される。こうした事情から、コンパクトかつ耐吸引力、耐遠心力に優れた支持構造が必要となる。
本発明は、前記出願人の創案に係るアキシャルギャップ回転電機において、この回転電機に特有のバックヨークを必要としないコンパクト特性を活かしつつ、独立した回転子鉄心や永久磁石に作用する吸引力や遠心力に耐え得るコンパクトかつ高強度な回転子構造を実現することを主たる目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、永久磁石(11)と鉄心(12)を配置した回転子(1)と、該回転子の端面に軸線方向の空隙(G)を挟んで端面を対峙させた固定子(2)とを備えるアキシャルギャップ回転電機において、前記回転子は、互いに分離した複数の前記鉄心を嵌め込み支持して回転軸(10)に連結する支持部材(13)を有し、前記永久磁石は、磁極を回転子周方向に向けて、回転子周方向に鉄心の間で支持部材に着接され、前記支持部材は、鉄心にかかる遠心力による飛散を防止すべく、外周を支持する環状部(13b)を有することを主要な特徴とする。
前記の構成において、前記支持部材は、前記回転軸に嵌め込むハブ部(13a)と前記環状部とをつなぐスポーク部(13c)を有し、該スポーク部は、隣り合う鉄心とそれら鉄心の間に配置された永久磁石とで囲われる回転子径方向の空間を径方向に延び、隣り合う鉄心を相互に非接触状態としている構成が有効である。
あるいは、前記支持部材は、前記回転軸に嵌め込むハブ部と前記環状部とをつなぐスポーク部を有し、前記永久磁石は、スポーク部に沿わせて配置され、前記鉄心は、ハブ部とスポーク部と環状部とで囲まれる空間に相互に離隔して配置された構成が有効である。
前記いずれかの構成において、前記鉄心は、該鉄心に作用する前記固定子の吸引力による前記空隙を減少する方向への抜け出しを阻止すべく、前記支持部材が前記固定子と対峙する面の裏側において支持部材と当接する係合部(12a)を備える構成とすることが望ましい。
この場合、前記永久磁石は、前記スポーク部が前記固定子と対峙する面側に着接された構成とすることが望ましい。
また、前記永久磁石は、前記スポーク部が前記固定子と対峙する面の裏側でスポーク部に着接され、前記鉄心は、該鉄心に作用する固定子の吸引力による前記空隙を減少する方向への抜け出しを阻止すべく、永久磁石のスポーク部に着接した面の裏側に当接する係合部(12b)を備える構成とするのも有効である。
前記いずれの構成を採る場合も、前記鉄心の係合部は、鉄心から回転子周方向、又は径方向に張出す突起で構成されていることが望ましい。
また、前記永久磁石は、前記回転子の径方向内側に向かって軸線方向の厚さを減じるものとされ、前記支持部材のスポーク部は、回転子の径方向内側に向かって軸線方向の厚さを増すものとされている構成が有効である。
本発明のアキシャルギャップ回転電機によれば、極数分に分割された回転子鉄心と永久磁石を支持部材によりバックヨークなしで一塊にして回転軸と繋ぐコンパクトな回転子構造を得ることができる。また、支持部材外周の環状部をスポーク部でハブ部と連結する形状により、軸線方向に鉄心の厚さに更なる厚さを加えることになるバックヨーク状の部品が不要となり、鉄心の厚さ以上に回転子を厚くすることなく、回転子鉄心と永久磁石が遠心力により飛散するのを防ぐことができる。
更に、鉄心に係合部を備える構成では、固定子の吸引力により回転子の鉄心が空隙を詰める方向に吸着されるのを防いで、鉄心の支持部材への着接手段に頼ることなく構造的に確実に空隙を保持することができる。
本発明における回転子の支持部材は、そのハブ部については、空隙に対峙する回転子端面の固定子端面に対する面ぶれを少なくすべく、回転子鉄心の軸線方向長さの範囲で回転軸との嵌め合い部長さを長くするように、可及的に長くされることが望ましい。またスポーク部については、鉄心と永久磁石の間に形成されるスペースを介してハブ部と環状部につながる配置とするのが有効である。こうしたスポーク部配置を採る理由は次のとおりである。
アキシャルギャップ回転電機においては、回転子鉄心は、磁気飽和を生じない程度に軸方向の厚さが必要であり、磁極を周方向に向けて磁石を配置した本発明の前提となる回転子構造では、永久磁石の回転子軸線方向厚さより鉄心の厚さが厚くなる傾向にある。そこで、鉄心が磁気飽和を起こさないようその厚さを決定すると、軸方向の厚さとしては、永久磁石より鉄心の方が厚くなる。このため、磁気特性だけを考慮すると回転子軸線方向に隣接する鉄心と磁石に囲まれた部分に空間が生じることになる。本発明は、この磁気特性から生じる空間に回転子の環状部を支えるスポーク部を配置することで、磁気特定的に余分な空間を回転子を強度的に支える構造に用いることを主要な特徴とする。
前記の構成を採ると、回転子支持部材は、回転子鉄心の軸方向厚さ内に収まる形状となるため、磁石埋込のコンパクト性を損なうことなく、耐吸引力、耐遠心力に優れた高強度は回転電機構成とすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。図1〜図3は実施例1を示す。図1は回転電機の模式化した断面を示す。また、図2は回転子の構造を分解して斜視状態で示す。更に、図3は回転子の一部断面を平面上に展開して回転子断面構造を示す。この実施例における回転電機は、図1に示すように、ダブルロータタイプとして構成されており、永久磁石11と鉄心12を配置した一対の回転子1と、それら回転子の対向する端面に軸線方向の空隙を挟んで背反する端面を対峙させた固定子2とを備える。
両回転子1は、互いに分離した複数の鉄心12を嵌め込み支持して回転軸10に連結する支持部材13を有する。永久磁石11は、磁極を回転子周方向(図1において紙面に垂直な方向)に向けて、回転子周方向に鉄心12の間で支持部材13に着接されている。支持部材13は、各鉄心12にかかる遠心力による飛散を防止すべく、外周を支持する環状部13bを有する。
支持部材13は、回転軸10に嵌め込むハブ部13aと環状部13bとをつなぐスポーク部13cを有し、該スポーク部は、図3に示すように、隣り合う鉄心12とそれら鉄心の間に配置された永久磁石11とで囲われる回転子径方向の空間を径方向に延び、隣り合う鉄心12を相互に非接触状態としている。
換言すれば、支持部材13は、回転軸10に嵌め込むハブ部13aと環状部13bとをつなぐスポーク部13cを有し、永久磁石11は、スポーク部13cに沿わせて配置され、鉄心12は、ハブ部13aとスポーク部13cと環状部13bとで囲まれる空間に相互に離隔して配置されている。
この実施例では、鉄心12は、該鉄心に作用する固定子2の吸引力による空隙Gを減少する方向への抜け出しを阻止すべく、支持部材13が固定子2と対峙する面の裏側において支持部材13と当接する係合部12aを備える。永久磁石11は、スポーク部13cが固定子2と対峙する面側に着接されている。
更に、各部分ごとに細部構成を説明する。図1を参照して、回転子1と固定子2を収容するケース3は、回転子1の支持部材13を嵌め込む回転軸10の両端をベアリング6を介して回転自在に支持するものとされている。
固定子2は、軸線方向にみて概ね扇形の鉄心21の周りにコイル22を巻付けたものを所期の極数分だけ周方向に並べて、全体として円環状とされ、板状の支持部材23を介してケース3に取付け支持した構成とされている。なお、図1において、固定子2の鉄心21は、薄板電磁鋼板を周方向又は径方向に積層するか、軟磁性複合材料の成型品で構成される。
一対の回転子1は、それぞれ図2に示すように、極数に応じた永久磁石11と、同数の鉄心12と、それらを支持する支持部材13とから構成されている。永久磁石11は、その形状を特に限定されるものではないが、この例では、矩形断面の棒状とされ、長手方向を放射方向(回転子径方向)に向けて、回転子支持部材13のスポーク部13cの前面、すなわち、スポーク部13cが固定子と対峙する面側に配置されている。永久磁石をこのように配置すると、スポーク部13cは固定子と回転子の間の空隙から永久磁石の厚さ分だけ軸線方向に離れた位置に配置できることになる。部材が配置される位置が空隙に近いほど、その部材内に渦電流が発生しやすくなり、モータの効率を低下させる原因となる。永久磁石は、分割することで内部に発生する渦電流を低く抑えることができるが、スポーク部13cは、ハブ部13aと環状部13bを連結するため分割することができない。そこで上記構成では、スポーク部13cを空隙から遠ざけることによってスポーク部13c内に発生する渦電流を小さくすることができ、モータの効率を低下させずにすむという効果がある。
鉄心12は、電磁鋼板を積層したもの又は軟磁性粉末材料を使用して形成されたもので構成される。その形状は、軸方向視で概ね扇形とされ、その軸線方向の厚さは、永久磁石11の厚さと、支持部材13のスポーク部13cの厚を合わせた厚さより更に厚みのあるものとされている。鉄心12が固定子2の鉄心21と対峙する面とは反対側(裏側)の端面側には、支持部材13と当接する係合部12aが設けられている。この係合部12aは、各鉄心12から張出す突起で構成されている。図1では構成を模式化しているため、他の図と異なり、この突起が径方向に張出すものとして描かれているが、この突起は、実際に回転子径方向に張出して支持部材の環状部13bとハブ部13aの端面に当接するものでもよいし、図2及び図3に示すように回転子周方向に張出して支持部材13のスポーク部13cに係合するものでもよい。更にこの突起は、図2に示すように連続するものでも、局部的又は間歇的のものでもよい。特に、係合部からの磁束短絡を少なくするには、模式断面図1のように、内径側と外径側で支持部材に軸方向で当接するように、鉄心から回転子径方向に張出す突起状の係合部を設けるのが有効である。
支持部材13は、非磁性金属材から構成され、回転軸10に嵌め込む部分を構成するハブ部13aと、永久磁石11及び鉄心12の外周側に接する環状部13bと、それらをつなぐスポーク部13cを一体的に備える構成とされている。ハブ部13aは、回転子の空隙に面する面の面ぶれを防止すべく、スポーク部13cとの連結部から軸線方向一方側に所定の長さ延びるものとされ、図示されていないが、回転軸10に対してスプライン係合等の回り止め手段で固定されている。環状部13bは、支持部材において最も薄肉部となるスポーク部より軸線方向に長い幅を持ち、径方向厚さは、強度保持上必要な肉厚とされている。
スポーク部13cは、ハブ部13aの外周から放射方向に延びるものとされ、それにより、ハブ部外周と、環状部内周と、隣り合うスポーク部周方向面との間に扇形の鉄心嵌め込みスペースを形成している。スポーク部13cの軸線方向位置は、環状部13bの軸線方向幅に対して固定子と対峙する面より遠い側に寄せられている。この位置のずれは、スポーク部13cの固定子2と対峙する側に永久磁石配置スペースを確保するためのものである。
こうした構成からなる永久磁石11、鉄心12及び支持部材13は、鉄心11を前記扇形スペースに嵌めて鉄心の係合部12aがスポーク部の背面に当接するまで押し込み、隣り合う鉄心12間とスポーク部13cの前面に形成されるスペースに永久磁石11を嵌めて、鉄心11又はスポーク部13c若しくはそれら両方に接着固定することで一体化された回転子1が構成される。
回転子鉄心12は、前記のように積層鋼板又は軟磁性複合材料の成型品とされる。この場合の軟磁性複合材料は、強度が劣るが渦電流を低減できる点で有効である。逆に積層鋼板は高強度であるが、アキシャルギャップモータにおいて、ラジアルギャップモータのように軸方向に積層していくと、渦電流低減の効果が無いため、積層方向は円周方向又は径方向にする必要がある。積層方法としては種々の方法を採り得る。
次に示す図4は、回転子鉄心12を積層構造とする場合の具体的構造例を模式化して示す。この構造の場合、図4(A)に示すように平板状の電磁鋼板Sを回転子の概ね周方向に積層したものでも、図4(B)に示すように同心円状状に湾曲した電磁鋼板Sを回転子半径方向に積層したもの、あるいは平板状の電磁鋼板を積層後に回転子周方向に湾曲させたものでも、また、図4(C)に示すように長さの異なる平板状の電磁鋼板Sを積層し、回転子径方向が積層方向となるように概ね扇形にしたものでもよい。
次に示す図5は、実施例1の構成を更に具体化した具体例を断面図で示す。この例では、ケース3は、2つのケース部分で構成され、一方のケース部分3Aは、その周壁から内径方向に張出し、固定子2を固定する取付け基準面を持つ取付け部31を有し、また、端壁の径方向内側に軸受収容部を有する。他方のケース部分3Bは、ケース部分3Aの開放端側を覆うものとされ、端壁の径方向内側でケース内に張出す筒状の軸受収容部を有する。
固定子2は、板状の支持部材23に取付け支持した構成とされている。支持部材23は、その外周側に複数のボルト通し孔を有するものとされ、ボルト締めにより一方のケース3Aの取付け部31に一対の回転子1に対する軸線方向位置を調整するシム4を挟んで取付け固定されている。
前記実施例1のように一体化された一対の回転子1は、軸線方向に延びるハブ部を向かい合わせにして回転軸10に嵌め込まれている。2つのハブ部13aを合わせた軸線方向長さは、埋め込み状態の回転子鉄心12の対向する端面と固定子鉄心21の背反する端面との間に所定の空隙が生じる長さとされている。したがって、この例では、ハブ部13aが一対の回転子1の間隔保持手段を構成する。
一対の回転子1を支持する回転軸10は、支持部材13のハブ部13aが嵌る周面部分をケース3への軸受支持部分より若干大径とした軸とされ、大径軸部の一端にカラー10aを備えている。このカラー10aは、その一方の端面にベアリング6のインナレースを当接させ、他方の端面に回転子1の支持部材13を当接させて位置決めするためのものである。大径軸部分の軸線方向長さは、2つのハブ部13aの軸線方向長さを合わせた長さより若干短く設定されている。なお、図示を省略しているが、大径軸部の外周面には、スプライン等からなる回り止め手段が設けられ、ハブ部13aの内周面に形成されたスプライン等の回り止め手段との係合により、一対の回転子1と回転軸10は、相対回転することなくトルクを伝達可能とされている。
回転軸10は、一対のアンギュラボールベアリング6を介してケース3に支持されている。この回転軸10は,前記のようにカラー10aを一方のベアリングのインナレースに当接させることでケース部分3Aに対して位置決めされている。
回転軸10は、更にベアリング嵌合部の外側にナット締め用のねじ部10bを備えている。更に、一方のケース部分3Aの端壁には、ボルト締結用のねじ孔が形成され、このねじ孔に、一方のベアリング6のアウタレースをケース3Aに固定する押え金具8がボルト止め固定される構成とされている。
この例の特徴として、永久磁石11は、回転子1の径方向内側に向かって軸線方向の厚さを減じるものとされ、支持部材13のスポーク部13cは、回転子1の径方向内側に向かって軸線方向の厚さを増すものとされている。
この構成によると、径方向内側に向かってスポーク部の断面係数を増すことができるため、スポーク部全体の剛性強度を増すことができ、回転子の空隙対峙面の面ブレを一層低減することができる利点が得られる。
しかも、この構成では、外径側より内径側で磁石量(体積)を少なくすることができる。内径側で磁石量を少なくすることができるのは2つの理由がある。ひとつは、回転軸からの半径が小さい位置ほど、永久磁石と固定子の間で生じる力がモータトルクに寄与する効果が少ないので、相対的に外径側の磁石量を多く、内径側の磁石量を少なくすることで、モータ全体の磁石量に対するトルク出力を大きくすることができるからである。もう一つの理由は、内径側ほど鉄心が磁気飽和に至る磁束量が小さいため、外径側より内径側の磁石量を減らす(すなわち磁石が生じる磁束を減らす)ことで、外径側、内径側ともに磁気飽和に至る磁束量の許容量以下でかつできるだけ大きい磁束を発生させることができるからである。ここで内径側で磁気飽和が生じやすいのは次の理由による。回転子及び固定子の鉄心は、軸方向からみると扇形をしており、内径側ほど、扇の円弧の長さが小さくなる。永久磁石からの磁束は、空隙を挟んで軸方向に回転子鉄心から固定子鉄心へ通る。すなわち扇状の面全体が磁路となるが、内径側ほど扇状の円弧の長さが小さくなるということは、径方向単位長さ当りの磁路断面積が小さくなるということになる。磁路断面積が小さければ磁気飽和に至る磁束量も小さくなるからである。
以上詳述した実施例1では、極数分に分割された回転子鉄心12と永久磁石11を支持部材13によりバックヨークなしで一塊にして回転軸10と繋ぐコンパクトな回転子構造を得ることができる。また、支持部材外周の環状部13bをスポーク部13cでハブ部13aと連結する形状により、軸線方向に鉄心12の厚さに更なる厚さを加えることになるバックヨーク状の部品が不要となり、鉄心12の厚さ以上に回転子1を厚くすることなく、回転子鉄心12と永久磁石11の回転子外周側を環状部13bが押さえ込むことで、回転子鉄心12と永久磁石11の支持部材13への接着力に依存することなく、遠心力により飛散するのを防ぐことができる。更に、鉄心12に係合部12aを備えるため、固定子2の吸引力により回転子1の鉄心12が空隙を詰める方向に吸着されるのを、同様に接着力に依存することなく構造的に防いで、確実に空隙を保持することができる。
次に図6〜図8を参照して示す実施例2は、前記実施例1とは逆に、永久磁石11は、スポーク部13cが固定子2と対峙する面の裏側でスポーク部13cに着接され、鉄心12は、該鉄心に作用する固定子2の吸引力による空隙を減少する方向への抜け出しを阻止すべく、永久磁石11のスポーク部13cに着接した面の裏側に当接する係合部12bを備える例である。この例においても、回転電機を構成する各構成要素は、支持部材13の細部構成を除き、全て実施例1と同様であるので、構成要素個々の説明は、対応する要素に同じ参照符号を付して説明に代え、以下、支持部材13の細部構成の違いと、配置関係の相違点のみ説明する。
この例における支持部材13は、図7を参照して、実施例1のものとは逆に、スポーク部13cの軸線方向位置は、環状部13bの軸線方向幅に対して固定子2と対峙する面より近い側に寄せられている。この配置は、スポーク部13cの固定子2と対峙する面の裏側に永久磁石配置スペースを確保すると共に永久磁石11の回転子放射方向への遠心力による飛び出しを防ぐための配置である。
この例の場合、永久磁石11、鉄心12及び支持部材13は、永久磁石11をスポーク部13cに着接又は接着し、鉄心12を先述の扇形スペースに係合部12bが永久磁石11に当接するまで嵌め込み、接着等の適宜の手段で支持部材13に固定することで、一体化された回転子1が構成される。
このとき、鉄心12の係合部12bは、回転子周方向に張出す突起状に形成される。係合部12bが周方向に張出す突起状となっていることで、この突起が鉄心12に対して周方向に隣接する永久磁石11に軸方向に当接する。更に、鉄心12を図4(B)又は図4(C)のように回転子径方向に積層する構造を採る場合、各電磁鋼板を回転子半径方向に見て凸状に成型し、積層することで、容易に回転子周方向に張出す突起状の係合部を有する鉄心を製造することができる。
この実施例2では、前記実施例1と同様の効果を達成することができる。そして、この実施例では、永久磁石11がスポーク部13cと鉄心12の係合部12bに挟み込まれる構造となるため、実施例1の構造に比べて、より強固かつ確実に永久磁石11を回転子支持部材13に固定できる利点が得られる。
本発明は、あらゆる用途のモータ、ジェネレータあるいはモータジェネレータに適用可能であるが、特に回転電機の軸線方向寸法が厳しく制約させる用途、例えば電機自動車においてホイールに内蔵されるホイルモータや、エンジン横置式のハイブリッド車用駆動装置におけるエンジンと同軸上又は平行軸上に配置されるモータ又はジェネレータに用いて特に有効なものである。
本発明の適用に係る実施例1のダブルロータタイプのアキシャルギャップ回転電機の模式断面図である。 前記回転電機の回転子の構成を示す分解斜視図である。 前記回転電機の回転子の構成を示す部分断面図である。 回転子鉄心の各種積層構造を示す模式正面図である。 実施例1の回転電機の変形例の構成を示す断面図である。 実施例2の回転電機の構成を示す模式断面図である。 前記回転電機の回転子の構成を示す分解斜視図である。 前記回転電機の回転子の構成を示す部分断面図である。
符号の説明
1 回転子
2 固定子
10 回転軸
11 永久磁石
12 鉄心
12a,12b 係合部
13 支持部材
13a ハブ部
13b 環状部
13c スポーク部
G 空隙

Claims (9)

  1. 永久磁石(11)と鉄心(12)を配置した回転子(1)と、該回転子の端面に軸線方向の空隙(G)を挟んで端面を対峙させた固定子(2)とを備えるアキシャルギャップ回転電機において、
    前記回転子は、互いに分離した複数の前記鉄心を嵌め込み支持して回転軸(10)に連結する支持部材(13)を有し、前記永久磁石は、磁極を回転子周方向に向けて、回転子周方向に鉄心の間で支持部材に着接され、前記支持部材は、鉄心にかかる遠心力による飛散を防止すべく、外周を支持する環状部(13b)を有することを特徴とするアキシャルギャップ回転電機。
  2. 前記支持部材は、前記回転軸に嵌め込むハブ部(13a)と前記環状部とをつなぐスポーク部(13c)を有し、該スポーク部は、隣り合う鉄心とそれら鉄心の間に配置された永久磁石とで囲われる回転子径方向の空間を径方向に延び、隣り合う鉄心を相互に非接触状態としていることを特徴とする、請求項1記載のアキシャルギャップ回転電機。
  3. 前記支持部材は、前記回転軸に嵌め込むハブ部と前記環状部とをつなぐスポーク部を有し、前記永久磁石は、スポーク部に沿わせて配置され、前記鉄心は、ハブ部とスポーク部と環状部とで囲まれる空間に相互に離隔して配置されたことを特徴とする、請求項1記載のアキシャルギャップ回転電機。
  4. 前記鉄心は、該鉄心に作用する前記固定子の吸引力による前記空隙を減少する方向への抜け出しを阻止すべく、前記支持部材が前記固定子と対峙する面の裏側において支持部材と当接する係合部(12a)を備えることを特徴とする請求項1、2又は3記載のアキシャルギャップ回転電機。
  5. 前記永久磁石は、前記スポーク部が前記固定子と対峙する面側に着接されたことを特徴とする、請求項3又は4記載のアキシャルギャップ回転電機。
  6. 前記永久磁石は、前記スポーク部が前記固定子と対峙する面の裏側でスポーク部に着接され、前記鉄心は、該鉄心に作用する前記固定子の吸引力による前記空隙を減少する方向への抜け出しを阻止すべく、前記永久磁石の前記スポーク部に着接した面の裏側に当接する係合部(12b)を備えることを特徴とする、請求項2又は3記載のアキシャルギャップ回転電機。
  7. 前記鉄心の係合部は、鉄心から回転子周方向に張出す突起で構成されていることを特徴とする、請求項4、5又は6記載のアキシャルギャップ回転電機。
  8. 前記鉄心の係合部は、鉄心から回転子径方向に張出す突起で構成されていることを特徴とする、請求項4又は5記載のアキシャルギャップ回転電機。
  9. 前記永久磁石は、前記回転子の径方向内側に向かって軸線方向の厚さを減じるものとされ、前記支持部材のスポーク部は、回転子の径方向内側に向かって軸線方向の厚さを増すものとされていることを特徴とする、請求項2〜7のいずれか1項記載のアキシャルギャップ回転電機。
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