JPWO2006134800A1 - ステッピングモータ - Google Patents

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    • H02K37/14Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures

Abstract

【課題】 薄型のステッピングモータを提供する。【解決手段】 ステッピングモータ1は、回転子10と、回転子10を取り囲む固定子20を有する。回転子10は、外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石11からなり、軸芯には回転軸13が貫通固定されている。固定子20は、回転子10を取り囲むように配列された複数の磁極をその内周に有するリング状の磁極片23、及び、磁極片23を磁化するコイル31を含む。磁極片23は、フランジ部と、及び、フランジ部の内周縁から軸方向に突設された極歯25を有し、磁極片23のフランジ部の外周域にコイル31が配置されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、PM型(永久磁石型)ステッピングモータに関する。特には、安価に製造できる薄型のPM型ステッピングモータに関する。
従来のPM型ステッピングモータ(2相、20ステップ/1回転の例)の構造を説明する。
図11は、従来のPM型ステッピングモータの全体図である。
図12は、図11のステッピングモータの側面断面図である。
図13は、図11のステッピングモータの分解斜視図である。
図12に示すように、PM型ステッピングモータ501は、回転軸を有する回転子510と、回転子510を取り囲むように配置された円筒状の固定子520と、から主に構成される。
回転子510はほぼ円筒状の永久磁石511であり、該磁石511の軸芯には、回転軸513が貫通固定されている。回転軸513の一端(図の右端)は軸受け515を介してヨーク543に支持されており、他方の端部(図の左端)も軸受け(図示されず)を介してフレーム(図示されず)等に支持されている。永久磁石511の外周面には、回転軸方向に延びるN極とS極が円周方向に交互に複数(この例では10個)着磁されている。
固定子520は、回転軸513の方向に配列されたA相ステータ521AとB相ステータ521Bを有する。A相ステータ521A、B相ステータ521Bは、2個のクローポール型磁極片523aと523b、523cと523dを組合わせて構成されている。クローポール型磁極片523は、リング状のフランジ部と、フランジ部の内周縁から回転軸方向に延びる複数(この例では5本)の三角形状の極歯525(図13参照)を有する。このようなクローポール型磁極片525は、通常、円板状の板をプレスで抜き曲げ、あるいは絞り加工することによって作製される。各ステータ521は、2個のクローポール型磁極片523を、極歯525が向かい合って交互に、かつ、非接触でかみ合うように配置されている。これにより、各磁極片のフランジ部と極歯との間に、断面がコの字状の凹部が形成される。そして、A相ステータ521AとB相ステータ521Bは、極歯525が1/2ピッチ円周方向にずれるように配置されている。このように配置された両ステータは、ボビン527によって一体に固定されている。ボビン527は、樹脂を、各ステータ521の外周面を覆うとともに極歯525の間に充填するように成形したものである。
ボビン527で覆われた、各磁極片のフランジ部と極歯との間に形成された凹部には、巻線が巻き回されてコイル531A、531Bが形成されている。各コイル531は、ボビン527によって各ステータ521から絶縁されている。ボビン527の凹部間には、外側に張り出した端子台528が形成されている。この端子台528には、各コイルに給電するための端子ピン551が立設されている(図11、図12参照)。
図12に示すように、回転子510の永久磁石511の外周面の着磁部と、固定子520の各磁極片523の極歯525の内周面は所定の隙間を開けて対向するように配置される。コイル531に通電しステータ521を励磁すると、同ステータ521の円周方向に交互に並んだ極歯525には、N極とS極が交互に発生する。これらの磁極と、永久磁石511に着磁されている磁極との間(具体的には、クローポール型磁極片523の極歯525の内周面と、回転軸方向に延びる永久磁石511の着磁部表面との間)に、磁界が発生する。そして、A相ステータ521AとB相ステータ521Bの各コイル531A、531Bへの通電を交互に行うことによって、磁極間に反発と吸引が発生し、回転子510は一方向に連続して回転する。
回転子510及び回転子510に接続する対象物を回転させるだけのトルクを発生させるには、回転子510と固定子520の磁極間に働く磁界が十分な強さを持つ必要がある。このためには、クローポール型磁極片523の極歯525の内周面と、永久磁石511外周面の着磁部とが、十分な磁束密度を備える必要がある。そこで、上述のように極歯525を三角形状とすることにより、固定子510側の磁極の面積をできるだけ多くして磁束密度を高めている。
上述のような構成とすることにより、ステッピングモータはある程度以上薄くすることができないという問題点がある。また、図11や図12に示すように、コイル給電用の端子台がモータの側面から突出しているため、モータ配置姿勢の自由度が低かった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、薄型のステッピングモータを提供することを目的とする。
本発明のステッピングモータは、 外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石からなる回転子と、 該回転子の回転軸と、 該回転子を取り囲むように配列された複数の磁極をその内周に有するリング状の磁極片、及び、該磁極片を磁化するコイルを含む固定子と、を備えるステッピングモータであって、 前記磁極片が、フランジ部、及び、該フランジ部の内周縁から軸方向に突設された極歯を有し、 該磁極片のフランジ部の外周域に前記コイルが配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、フランジ部を含めた磁極片全体をコイルの内周域に収容することができるため、モータの厚さを薄く(短く)できる。
本発明の他のステッピングモータは、 外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石からなる回転子と、 該回転子の回転軸と、 該回転子を取り囲むように配列された複数の磁極をその内周に有するリング状の磁極片、及び、該磁極片を磁化するコイルを含む固定子と、を備えるステッピングモータであって、 前記磁極片が、磁性体の板材からなり、前記磁極が該磁極片の内周に形成された内側にのみ突出する突起であるとともに、 該磁極片の外周域に前記コイルが配置されていることを特徴とする。
本発明のステッピングモータの成形工程は、鉄板の打ち抜き工程のみであり、金型費を含めた全体の成形費を低減できる。また簡単に成形できるため、突起の数を増やして分解能を高めることが容易になる
なお、磁極片の枚数を増やせば(1相を2枚ずつの1組(全4枚)とするなど)、トルクを高くできる。
本発明においては、 前記磁極片が電磁軟鉄板又はケイ素鋼板を打ち抜き加工したものであることが好ましい。
本発明においては、 前記コイルが軸方向に2個配置されているとともに、各コイルの内周に、前記磁極片が2枚各々の磁極の位置をずらして配置されており、 さらに、 各コイルの間(軸方向内側面間)に配置された、前記磁極片と接する円形状のセンターヨークと、 各コイルの軸方向の外側面と外周面を覆い、前記磁極片のうちの軸方向外側の磁極片及び前記センターヨークと接する外ヨークと、を具備することが好ましい。
本発明によれば、外ヨーク及びセンターヨークを設けることにより、コイルの周囲に形成される磁界の磁場の強さが強められ、磁極片が磁化されやすくなる。
本発明においては、 前記外ヨーク又はその接続部材(合わせてケーシングという)の外面に取り付けられる前記コイル給電用の集合配線部材をさらに備え、 この集合配線部材の給電線に前記巻線の始端及び終端を接続することが好ましい。
このようにすれば、各コイルに給電するための端子台を設ける必要がない。クローポール型の場合は、図5に示すように、ボビンに端子台を設けて、同台に端子ピンを立設するのが一般的であった。本発明においては、端末処理に自由度を持たせてモータの端面にフレキ基板を接続することができ、同基板にコイルの始端と終端をつなぎやすくできる。また、端子台が不要なため、設計(配線)の自由度が高く外径制約に対して有利である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、薄型のステッピングモータを提供できる。また、クローポール型に比べて安価に製造できるステッピングモータを提供できる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るステッピングモータ(2相、8ステップ/1回転の例)の構造を説明する側面断面図である。
図2は、図1のステッピングモータの分解斜視図である。
図3は、図1のステッピングモータの一部を組み立てた状態を示す分解斜視図である。
ステッピングモータ1は、回転軸を有する回転子10と、回転子10を取り囲むように配置された円筒状の固定子20と、から主に構成される。
図1に示すように、回転子10は、円筒状の永久磁石11を有し、同磁石11の軸芯には、回転軸13(例えばステンレス鋼製)が貫通固定されている。回転軸13の両端は樹脂軸受け15に回転可能に支持されている。永久磁石11の外周表面には、回転軸方向に延びるN極とS極が、円周方向に交互に複数(この例では4個)着磁されている。永久磁石11の両端面の中心は円錐状に抉り取られており、軽量化が図られている。また、両端面には、樹脂製のワッシャー17が固定されている。
固定子20は、回転子10の回転軸13の方向に配列されたA相ステータ21AとB相ステータ21Bを有する。A相ステータ21AとB相ステータ12Bは、2枚の同形状の磁極片23aと23b、23cと23dを組合わせて構成されている。図2(B)に示すように、磁極片23は、ほぼリング状の磁性体(例えば、電磁軟鉄やケイ素鋼板製)の板材であり、リング状のフランジ部24と、フランジ部24の内周縁から軸方向に突設された複数(この例では2個)の極歯25を有する。各極歯25は、磁極片23の中心に対して対角上に位置する。なお、ステップ数によっては極歯25の位置は対角ではない。極歯25は、先細の略台形状であり、軸方向の長さは、図13に示す従来のクローポール型磁極片423の極歯425に比べて短い。各極歯25の内周面は円弧状に湾曲しており、円周方向の長さは、この例では、中心角が90°の扇型の円弧の長さよりやや短い。
この例の各ステータ21では、2個のリング状磁極片23が、円周方向においては、極歯25が向かい合って交互に並ぶように、軸方向においては、極歯25が部分的に重なり、かつ、フランジ部24の間にやや隙間(図1(A)のYg)が開くように固定される。なお、極歯25の形状を先細の台形状とすることにより、軸方向において2枚の磁極片23の極歯25を部分的に重なるように配置することができる。
そして、A相ステータ21AとB相ステータ21Bは、磁極片23の極歯25が1/2ピッチ円周方向にずれるように配置されている。つまり、図3に示すように、磁極片23a、23b、23c、23dが円周方向に、極歯25の1/2ピッチ円周方向にずれるように配置されている。この際、2枚の磁極片の位置合わせや、各相ステータの位置合わせをしやすいように、各磁極片には位置合わせ部が形成されている。さらに、A相ステータ21AとB相ステータ21Bは、回転軸方向に、リング状のセンターヨーク(例えば電磁軟鉄製)41を挟んで配置されており、両ステータ間には隙間が開いている。このように配置された両ステータ21とセンターヨーク41は、ボビン27によって一体に固定されている。ボビン27は、樹脂を、各ステータ21の各磁極片23間や外周に充填するように成形したものである。
上述のように構成することにより、図1(A)に示すように、回転子10の永久磁石11の外周面の各着磁部には、固定子20の磁極片23の各突起25の内端面が対向する。
ここで、各ステータ21の磁極片23間の隙間の距離Ygは、モータの回転子10と固定子20との隙間の距離(永久磁石11の着磁部と磁極片23の内端面の間の距離)Agと等しい、もしくは、以上である。このように各隙間の距離を設定することにより、磁気ショートを回避でき、磁場の強さが強められトルク向上に寄与するという利点がある。
各ステータ21の磁極片23の外周面のボビン27の樹脂層の外側には、巻線29A、29B(この例では自己融着銅線)が巻き回されてコイル31A、31Bが形成されている。つまり、コイル31は、磁極片23(フランジ部含む)の外周域に配置されている。なお、図1にはコイル31が直接磁極片23の外周面に巻かれているように描かれているが、磁極片23の外周にも樹脂層を設けることが好ましい。この例では、コイル31は、ワニス等により、ステータ21と絶縁されている。
回転軸方向に並んでボビン27で固定されたA相ステータ21A、センターヨーク41及びB相ステータ21B(ステータ組立という)は、外ヨーク43(例えば電磁軟鉄製)内に同心筒上に嵌め込まれて、同ヨーク43に固定されている。ここで、ステータ組立は、図1に示すように、軸方向の両外側に位置する2枚の磁極片23a及び23dとセンターヨーク41が、外ヨーク43に接して固定されている。外ヨーク43は、モータの軸方向に分割される、カップ状の外ヨーク片からなる。外ヨーク43の外周面には窓45が形成されている。この窓45から各コイル31の巻線29の始端と終端が引き出される。また、外ヨーク43の端面には、軸受け15が固定される開口部が形成されている。
上述のような構成により、各コイル31の周囲の磁界の磁場の強さが強められ、磁極片23が磁化されやすくなる。
具体的に説明すると、図1(B)に分かりやすく示すように、ステータ21Bにおいて、コイル31Aの軸方向外側の端面(図の右側の面)と外周側面(図の下側の面)は外ヨーク43の端面と側面で覆われ、軸方向内側の端面(図の左側の面)はセンターヨーク41の端面に接している。さらに、2枚の磁極片23cと23dは、外ヨーク43の端面とセンターヨーク41の端面の間に位置する。外ヨーク43やセンターヨーク41によって、コイル31Aの周囲に形成される磁界Mの磁場の強さが強められる。これにより、外ヨーク43とセンターヨーク41の間の各磁極片23が磁化されやすくなる。
このステッピングモータにおいては、磁極片23をコイル31の内周域に配置したため、ステータ21の厚さを薄くでき、これによりモータ1の厚さを薄くできる。
図4は、図1のステッピングモータを取り付けた状態の一例を説明する図である。
この例では、モータ1の一端面をベースプレート60に固定し、他方の端面に、モータ通電用等のフレキ基板(集合配線部材)70を取り付ける。
モータ1の一方の外ヨーク端面は、ベースプレート60に接着等により固定される。フレキ基板70は、例えば、モータ1の端面形状の端末部71を有し、同部でモータ1の他方の外ヨーク端面に固定される。そして、各相のコイル巻線29A、29Bの始端と終端をフレキ基板70の端末部71の表面まで引き出し、各給電線にハンダ付け等により導通させる。このように、コイルの端末処理を施した後も、モータを薄型に維持できる。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るステッピングモータ(2相、20ステップ/1回転の例)の構造を説明する側面断面図である。
図6は、図5のステッピングモータの分解斜視図である。
図7は、図5のステッピングモータの一部を組み立てた状態を示す分解斜視図である。
この例のステッピングモータ101は、図1のステッピングモータ1とほぼ同様の構成を有する(ただし、2相、20ステップ/1回転の例)が、各ステータの磁極片の構造が異なる。図において、図1のステッピングモータと同様の構成・作用を有する部品・部材は図1と同じ符号を付し、説明を省略する。
この例のA相ステータ121AとB相ステータ121Bは、2枚の同形状の磁極片123aと123b、123cと123dを組合わせて構成されている。図6(B)に示すように、磁極片123は、所定の板厚(この例では0.3mm)の、ほぼリング状の磁性体(電磁軟鉄)の板材であり、内周端から径方向に突出する複数(この例では5個)の突起125が形成されている。各突起125は、磁極片123の中心に対して等間隔の角度(この例では中心角72°)に位置する。また、各突起125の内端面は円弧状で、円周方向の長さは、この例では、中心角が36°の扇型の円弧の長さである。このようなリング状磁極片123は、電磁軟鉄板又はケイ素鋼板を打ち抜き加工することによって作製される。
各ステータ21では、2個のリング状磁極片23が、突起25が円周方向に交互に並び、かつ、突起25が接触しないように回転軸方向にやや隙間(Yg)を開けて並んで固定される。そして、A相ステータ121AとB相ステータ121Bは、磁極片123の突起125が1/2ピッチ円周方向にずれるように配置されている。つまり、図7に分かりやすく示すように、磁極片123a、123c、123b、123dが円周方向に、突起125の1/2ピッチ円周方向にずれるように配置されている。
このステッピングモータにおいては、固定子10の磁極を、リング状の磁極片123の突起125の内端面としたため、ステータ121の厚さを磁極片123の板厚程度に薄くできる。また、リング状磁極片123は、例えば、電磁軟鉄板の打ち抜き加工のように簡単に成形できるため、突起125の数を増やして分解能を高めることが容易になる。
図8は、本発明の第3の実施の形態に係るステッピングモータ(2相、20ステップ/1回転の例)の構造を説明する側面断面図である。
図9は、図8のステッピングモータの分解斜視図である。
図10は、図8のステッピングモータの一部を組み立てた状態を示す分解斜視図である。
この例のステッピングモータ201は、図5のステッピングモータ101とほぼ同様の構成を有するが、各ステータの磁極片の構造が異なる。図において、図5のステッピングモータと同様の構成・作用を有する部品・部材は図5と同じ符号を付し、説明を省略する。
この例では、図5の各ステータの磁極片123をそれぞれ2枚重ねたものである。つまり、図9に分かりやすく示すように、A相ステータ221Aの一方の磁極片223aが、2枚の重ねられた磁極片123aからなり、他方の磁極片223bが、2枚の重ねられた磁極片123bからなる。同様に、B相ステータ221Bの一方の磁極片223cが、2枚の重ねられた磁極片123cからなり、他方の磁極片223dが、2枚の重ねられた磁極片123dからなる。
このように構成することにより、ステータの磁極の面積を、図5のステータに比べて広くすることができるので、回転トルクを高めることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るステッピングモータ(2相、8ステップ/1回転の例)の構造を説明する側面断面図である。 図1のステッピングモータの分解斜視図である。 図1のステッピングモータの一部を組み立てた状態を示す分解斜視図である。 図1のステッピングモータを取り付けた状態の一例を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係るステッピングモータ(2相、20ステップ/1回転の例)の構造を説明する側面断面図である。 図5のステッピングモータの分解斜視図である。 図5のステッピングモータの一部を組み立てた状態を示す分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係るステッピングモータ(2相、20ステップ/1回転の例)の構造を説明する側面断面図である。 図8のステッピングモータの分解斜視図である。 図8のステッピングモータの一部を組み立てた状態を示す分解斜視図である。 従来のPM型ステッピングモータの全体図である。 図11のステッピングモータの側面断面図である。 図11のステッピングモータの分解斜視図である。
符号の説明
1 ステッピングモータ
10 回転子 11 永久磁石
13 回転軸 15 樹脂軸受け
17 ワッシャー
20 固定子 21 ステータ
23 磁極片 24 フランジ部
25 極歯 27 ボビン
29 巻線 31 コイル
41 センターヨーク 43 外ヨーク
45 窓 60 ベースプレート
70 フレキ基板(集合配線部材) 71 端末部

Claims (5)

  1. 外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石からなる回転子と、
    該回転子の回転軸と、
    該回転子を取り囲むように配列された複数の磁極をその内周に有するリング状の磁極片、及び、該磁極片を磁化するコイルを含む固定子と、
    を備えるステッピングモータであって、
    前記磁極片が、フランジ部、及び、該フランジ部の内周縁から軸方向に突設された極歯を有し、
    該磁極片のフランジ部の外周域に前記コイルが配置されていることを特徴とするステッピングモータ。
  2. 外周にN極とS極が交互に複数着磁された永久磁石からなる回転子と、
    該回転子の回転軸と、
    該回転子を取り囲むように配列された複数の磁極をその内周に有するリング状の磁極片、及び、該磁極片を磁化するコイルを含む固定子と、
    を備えるステッピングモータであって、
    前記磁極片が、磁性体の板材からなり、前記磁極が該磁極片の内周に形成された内側にのみ突出する突起であるとともに、
    該磁極片の外周域に前記コイルが配置されていることを特徴とするステッピングモータ。
  3. 前記磁極片が電磁軟鉄板又はケイ素鋼板を打ち抜き加工したものであることを特徴とする請求項1又は2記載のステッピングモータ。
  4. 前記コイルが軸方向に2個配置されているとともに、各コイルの内周に、前記磁極片が2枚各々の磁極の位置をずらして配置されており、
    さらに、
    各コイルの間(軸方向内側面間)に配置された、前記磁極片と接する円形状のセンターヨークと、
    各コイルの軸方向の外側面と外周面を覆い、前記磁極片のうちの軸方向外側の磁極片及び前記センターヨークと接する外ヨークと、
    を具備することを特徴とする請求項1、2又は3記載のステッピングモータ。
  5. 前記外ヨーク又はその接続部材(合わせてケーシングという)の外面に取り付けられる前記コイル給電用の集合配線部材をさらに備え、
    この集合配線部材の給電線に、前記巻線の始端及び終端が接続されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のステッピングモータ。
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