JP5117813B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転トルクの増大を目的とした回転電機に関するものである。
従来、回転電機において、径方向に突出するティース部にコイルが巻回されてなるステータと、そのティース部先端と径方向に対向するように配置された磁石を有するロータとを備えたものがあり、コイルに発生する回転磁界がティース部先端を介して磁石に作用することで、ロータが回転するようになっている。このような回転電機において、ステータの軸線方向両端部を有効利用して、回転トルク増大を図っているものが、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1の回転電機では、コイルはその軸線方向両端部(コイルエンド部)が直角に屈曲されてコ字状をなし、コイルエンド部がティース部に軸線方向に延出形成された延出部に係止するように巻回されている。また、ロータはステータを覆うようにコ字状に形成され、そのロータにはステータと径方向及び軸方向に対向する磁石が固定されている。このように、コイルと磁石とが径方向及び軸線方向に対向配置されるため、回転トルクを向上させることができる。また、特許文献1のような回転電機では、ステータの軸線方向両端においてコイルが径方向に延出するように屈曲されているため、単に、コイルエンド部を屈曲させずに磁石を軸線方向両端にも配置した場合と比べて、ステータの軸線方向両端部においても回転磁界を有効的に磁石に作用させることができる。
特開2005−168245号公報
しかしながら、上記のような回転電機では、コイルエンド部をティース部の延出部に係止させるようにコイルを巻回しなければいけないため、このようなコ字状をなすコイルの組み付けは非常に困難であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ステータとロータとを径方向及び軸線方向に対向させることによりコイルに発生する回転磁界を有効的に作用させてトルクを増大させつつも、コイルを容易に組み付けることができる回転電機を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コイルが巻回されたステータコアにより環状に構成されてなるステータと、該ステータの内周側に配置された回転軸を有するロータとを備え、前記コイルに発生する回転磁界の作用により前記ロータが回転可能に構成され、前記ロータには、前記ステータの内周側及び外周側において該ステータと径方向及び軸線方向に対向するように第1及び第2磁石が設けられ前記第1及び第2磁石は、前記ステータに対して径方向及び軸線方向という四方で対向するように配置され、前記回転軸と一体回転可能に設けられ、前記ステータのステータコアには、その内周側及び外周側にそれぞれ設けられ、前記第1及び第2磁石と径方向及び軸線方向に対向する第1及び第2対向部と、その第1及び第2対向部間に設けられ、前記コイルの巻回中心線が前記回転軸の軸線に対し傾斜するように該コイルが巻回されたコイル巻回部とが形成されたことをその要旨とする。
この発明では、ステータコアのコイル巻回部には、コイルの巻回中心線が回転軸の軸線に対し傾斜するようにコイルが巻回され、ステータコアの内周側及び外周側の対向部は、ロータの第1及び第2磁石と径方向及び軸線方向においてそれぞれ対向している。これにより、コイルにて発生する回転磁界が各対向部を介して径方向だけでなく軸線方向においても有効的に磁石に作用するため、回転トルクを向上させることができる。それとともに、コイルエンド部分が回転軸と直交する方向に屈曲するようにコイルを巻回する必要がないため、コイルを容易に組み付けることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転電機において、前記第1磁石は前記ステータの内周側であって軸線方向の一方側において該ステータと径方向及び軸線方向に対向するように配置されるともに、前記第2磁石は前記ステータの外周側であって軸線方向の他方側において該ステータと径方向及び軸線方向に対向するように配置され、前記第1磁石は前記コイルの前記巻回中心線の一方側に配置されるとともに前記第2磁石は該コイルの巻回中心線の他方側に配置され、該第1磁石と第2磁石は対向していることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の回転電機において、前記ステータは、前記第1磁石が設けられる軸線方向の一方側における該ステータの外周側において固定部により回転電機のハウジングに固定されていることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機において、前記ステータコアは周方向に複数並設されるものであり、その各々に前記コイルが組み付けられたことをその要旨とする。
この発明では、ステータコアは、周方向に複数並設されるものであり、その各々にコイルが組み付けられるため、ステータコア毎に個別にコイルを組み付けることができ、その組み付けがより容易となる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転電機において、前記ステータは、前記ステータコア及び前記コイルが樹脂材料でモールドされてなり、該ステータをハウジングに固定するための固定部は前記樹脂材料にて形成されたことをその要旨とする。
この発明では、ステータはステータコア及びコイルが樹脂材料でモールドされてなり、ステータをハウジングに固定するための固定部がその樹脂材料にて形成されるので、固定部を容易に形成することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の回転電機において、前記コイル巻回部は、前記ステータコアに凹設されてなることをその要旨とする。
この発明では、コイル巻回部はステータコアに凹設されてなる。そのため、コイル組み付け時においてズレが生じないので、コイルを容易に組み付けることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の回転電機において、前記ステータコアの周方向両端におけるコイル巻回部は、前記コイルの傾斜に対応して傾斜していることをその要旨とする。
この発明では、ステータコアの周方向両端におけるコイル巻回部は、コイルの傾斜に対応して傾斜しているため、コイルを容易に斜めに巻回することができる。
従って、上記記載の発明によれば、ステータとロータとを径方向及び軸線方向に対向させることによりコイルに発生する回転磁界を有効的に作用させてトルクを増大させつつも、コイルを容易に組み付けることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の回転電機としてのモータ10において、下方に開口する有底円筒状のハウジング11の下端には、その開口を覆う円盤状のエンドフレーム12が固定されている。ハウジング11の中央部及びエンドフレーム12の上底中心部にはそれぞれ軸受13が固定されるとともに、該軸受13には回転軸14が回転可能に支持されている。
ハウジング11内部において、その角部11aには回転軸14の軸線Lを中心とする環状をなすステータ15が、その外周側に突出形成された環状の固定部15aにてハウジング11に支持固定されている。ステータ15の内周側には、回転軸14に底部21aの中心が固定された有底円筒状の第1ヨーク21が配置されている。第1ヨーク21の側部21bは軸線L方向に沿って延びるとともに、その上端が直角に屈曲されて鍔部21cが形成されている。第1ヨーク21の側部21b及び鍔部21cにおけるステータ15との対向面には、断面L字状の環状をなす第1磁石22が固着されている。
一方、ステータ15の下側には、上記第1ヨーク21と同じく底部23aの中心が回転軸14に固定された有底円筒状の第2ヨーク23が配置されている。第2ヨーク23の側部23bは、ステータ15の外周側において軸線L方向に延びるとともに、その底部23a及び側部23bにおけるステータ15との対向面には、断面L字状の環状をなす第2磁石24が固着されている。
第1及び第2磁石22,24はそれぞれN極、S極が周方向に交互に着磁されるとともに、その極数がそれぞれ12極となるように着磁されている。また、第1磁石22と第2磁石24とは、周方向同位置において互いの極が反対になるように設けられている。尚、第1及び第2磁石22,24は射出成形によって形成されるとともに、第1磁石22の磁力よりも第2磁石24の磁力のほうが強くなるように形成されている。上記したような回転軸14、第1ヨーク21、第1磁石22、第2ヨーク23及び第2磁石24がロータを構成している。
ステータ15には、図2及び図3に示すように、磁性粉体を圧縮焼結してなるステータコア31が周方向等間隔に9つ配置されている。尚、図2及び図3では、ステータ15の周方向における1/3を部分的に示している。各ステータコア31には、U,V,W相にそれぞれ対応するコイル32が巻回されており、そのコイル32が巻回されたステータコア31が、樹脂材料よりなるモールド材33にてモールドされることによりステータ15が環状に形成されている(図2参照)。尚、ステータ15の前記固定部15aはモールド材33よりなり、ステータ15のモールド時において形成されるものである。
ステータコア31の内周部には、平面視で略扇状をなす第1対向部41が軸線L方向に延びるように形成されている。第1対向部41の周方向中央下部には、外周側に向けて若干下方に傾斜するように延びる中間部42が形成されるとともに、その中間部42の外周側には下方に延びる第2対向部43が形成されている。尚、第1及び第2対向部41,43はその軸線L方向長さが互いに等しく形成されている。
これら第1対向部41、中間部42及び第2対向部43によって、ステータコア31における周方向中央の断面は略クランク状をなしている(図1及び図2参照)。また、第1及び第2対向部41,43にはそれぞれ、中間部42の周方向両側位置において、内側に向かうにつれて下方に傾斜する傾斜部41a,43aが形成されている。この傾斜部41a,43aによって、第1対向部41の下端両側、及び第2対向部43の上端両側は先細り形状に形成されている(図2参照)。尚、第1対向部41の傾斜部41a下端にはそれぞれ、第1対向部41の周方向両角部が先細り形状になるように形成された切り欠き部41bが設けられており、コイル32を巻回し易くなっている。
ステータコア31の中間部42周りにおいて、第1及び第2対向部41,43と中間部42とにより凹部となるように構成されたコイル巻回部に前記コイル32が巻回されている。即ち、コイル32は第2対向部43の上部から第1対向部41の下部にかけて第1及び第2対向部41,43の各傾斜部41a,43a間を通るように斜めに巻回されている。このようにコイル32が巻回されているため、そのコイル32の巻回中心線CLは、図1に示すように、回転軸14の軸線Lに対し傾斜し、軸線Lと交差している。
このようなステータコア31において、第1対向部41の内周面及び上端面、及び第2対向部43の外周面及び下端面はそれぞれモールド材33から露出するように形成されている。そして、第1対向部41はその内周面が第1磁石22と径方向に対向するとともに、上端面が同第1磁石22と軸線L方向に対向している。一方、第2対向部43は、その外周面が第2磁石24と径方向に対向するとともに、下端面が同第2磁石24と軸線L方向に対向している。
このような構成のモータ10において、U,V,W相にそれぞれ対応した位相の駆動電流がステータ15の各コイル32に供給されると、同コイル32に回転磁界が発生する。図4は、図1のステータ15及びロータの断面図における磁束の通過経路(磁気回路)を示している。この図4では、説明の便宜上、隣り合うステータコア31の断面を展開して示すとともに、ハウジング11、エンドフレーム12及び回転軸14を省略している。
図4に示すように、ステータコア31内において、第1対向部41から第2対向部43にかけて、若しくは第2対向部43から第1対向部41にかけて斜めに磁束が通過するようになっている。特に、中間部42においては巻回中心線CLと略平行に磁束が通過する。そして、このような磁気回路が形成されることにより、コイル32にて発生する回転磁界は第1及び第2磁石22,24に対して径方向及び軸線L方向にそれぞれ作用し、ロータが回転する。このようなモータ10では、コイル32を傾斜させて設けたことで、コイル32にて発生する回転磁界が径方向だけでなく軸線L方向にも有効的に作用し、回転トルクが効率的に向上するようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)ステータコア31には、コイル32の巻回中心線CLが回転軸14の軸線Lに対し傾斜するようにコイル32が巻回されたコイル巻回部と、ステータコア31の内周側及び外周側に設けられた第1及び第2対向部41,43とが形成される。そして、ステータコア31は、その内周側及び外周側において、ロータの第1及び第2ヨーク21,23にそれぞれ固定された第1及び第2磁石22,24と径方向及び軸線L方向にそれぞれ対向している。これにより、コイル32にて発生する磁束が第1及び第2対向部41,43を介して径方向だけでなく軸線L方向においても有効的に第1及び第2磁石22,24に作用するため、回転トルクを向上させることができる。それとともに、従来技術のようにコイルエンド部分が回転軸14と直交する方向に屈曲するようにコイル32を巻回する必要がないため、コイル32を容易に組み付けることができる。
(2)コイル巻回部は、第1及び第2対向部41,43と中間部42とにより凹設されてなるため、コイル組み付け時においてズレが生じず、コイル32を容易に組み付けることができる。
(3)ステータコア31は周方向に複数並設されるものであり、それらは各々分離して構成されているため、ステータコア31毎に個別にコイル32を組み付けることができ、その組み付けがより容易となる。
(4)ステータ15は複数のステータコア31が樹脂材料からなるモールド材33でモールドされることにより一体に構成され、該モールド材33にてステータ15をハウジング11に固定するための固定部15aが形成される。そのため、固定部15aを容易に形成することができる。
(5)ステータコア31の周方向両端において、コイル巻回部はコイル32の傾斜に対応して傾斜しているため、コイル32を容易に斜めに巻回することができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。
本実施形態のモータ50は、前記第1実施形態のモータ10と比べて、ロータ(回転軸)を2分割して2軸の出力を得られるように構成された点で異なる。従って、以下には、ロータを中心に説明し、前記第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5に示すように、ハウジング11側の軸受13に軸支された第1回転軸51の下端には、下方に開口する有底円筒状の保持凹部51aが形成されるとともに、その保持凹部51aには中間軸受52が固定されている。この中間軸受52とエンドフレーム12側の軸受13には、第1回転軸51と同軸に設けられた第2回転軸53が軸支されている。即ち、これら第1及び第2回転軸51,53はそれぞれ個別に回転可能に設けられている。
第1回転軸51には第1ヨーク21が固定されるとともに、第2回転軸53には第2ヨーク23が固定されている。そして、第1及び第2ヨーク21,23にはそれぞれ断面L字状の環状なす第1及び第2磁石54,55が固着されている。第1回転軸51、第1ヨーク21及び第1磁石54が、図6の模式図に示す内側ロータR1を構成し、第2回転軸53、第2ヨーク23及び第2磁石55が外側ロータR2を構成している。また、第1及び第2磁石54,55間には、第1実施形態と略同構成のステータ60が配置されている(図5参照)。図6に示すように、第1磁石54は6極、第2磁石55は12極にそれぞれ形成されるとともに、ステータ60には第1実施形態と略同構成のステータコア31及びコイル32が周方向等間隔に18個設けられている。
次に、本実施形態のモータ50の回転駆動について図6〜図8に従って説明する。尚、図6〜図8において、説明の便宜のため、ステータコア31を周方向120°毎の6つずつに分け、その各々に1〜6の番号(ブロック1〜6)を付している。また、図7(a)(b)において、内側ロータR1、外側ロータR2及びステータ60の極性(N,S極)を一部(120°分)のみ図示し、その他の部分については極性の図示を省略している。
まず、外側ロータR2のみを回転させる場合では、図7(a)に示すように、ブロック1,4、ブロック2,5、ブロック3,6のステータコア31にそれぞれU、V、W相に対応する駆動電流(外側ロータ駆動電流)が供給される。このような外側ロータ駆動電流のみが供給された場合では、外側ロータR2はステータ60に発生する回転磁界に伴って回転する。一方、内側ロータR1とステータ60に発生する回転磁界とは磁気バランスが保たれており、内側ロータR1は回転しないようになっている。
内側ロータR1のみを回転させる場合では、図7(b)に示すように、ブロック1,2、ブロック3,4、ブロック5,6のステータコア31にそれぞれU、V、W相に対応する駆動電流(内側ロータ駆動電流)が供給される。この内側ロータ駆動電流はその周波数が外側ロータ駆動電流の周波数の1/2に設定されている。このような内側ロータ駆動電流のみが供給された場合では、内側ロータR1はステータ60に発生する回転磁界に伴って回転する。一方、外側ロータR2とステータ60に発生する回転磁界とは磁気バランスが保たれており、外側ロータR2は回転しないようになっている。
そして、図8に示すように、上記したような外側ロータ駆動電流と内側ロータ駆動電流とを合成した複合駆動電流がステータ60に供給されると、外側ロータR2及び内側ロータR1が同時に回転駆動するようになっている。
本実施形態のモータ50は、前記第1実施形態のモータ10と比べて若干の変更点はあるが、前記第1実施形態で記載した作用効果を有している。それに加え、本実施形態のモータ50では、内側ロータR1の第1回転軸51と外側ロータR2の第2回転軸53とから個別の出力が得られるようになっている。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第1実施形態では、第1及び第2磁石22,24の極数がそれぞれ12極となるように着磁され、コイル32が巻回されたステータコア31が9つ設けられたが、特にこれに限定されるものではなく、第1及び第2磁石22,24を他の極数としてもよく、また、ステータコア31を9つよりも少なく又は多く設けてもよい。また、上記第2実施形態では、第1及び第2磁石54,55がそれぞれ6極、12極に着磁され、ステータコア31が18個設けられたが、第1及び第2磁石54,55を他の極数としてもよく、また、ステータコア31を18つよりも少なく又は多く設けてもよい。
・上記第2実施形態における第1及び第2回転軸51,53の軸支構成は、本実施形態の構成に限定されるものではなく、他の形態としてもよい。
・上記各実施形態では、射出成形によって形成された第1及び第2磁石22,24を用いたが、これ以外に例えば、焼結磁石でもよい。
・上記各実施形態では、第1磁石22,54及び第2磁石24,55はそれぞれ断面L字状に一体形成されたが、ステータ15,60と軸線Lに対向するものと径方向に対向するものとで別の磁石を用いてもよい。
・上記各実施形態では、磁性粉体を圧縮焼結してなるステータコア31を用いたが、これ以外に例えば、複数の電磁鋼板をプレス加工にて積層してなるステータコアを用いてもよい。
・上記各実施形態において、第1及び第2対向部41,43と、コイル32が斜めに巻回されたコイル巻回部とからなるステータコア31の形状は、本実施形態に限定されるものではなく、他の形状としてもよい。
・上記各実施形態におけるモータ内部構成(ロータ及びステータ)を上下反対とした構成としてもよい。
・上記各実施形態では、ブラシレスモータを例にとって説明したが、これ以外に例えばブラシ付モータ等でもよい。
第1実施形態におけるモータを示す断面図。 ステータを部分的に示す斜視図。 ステータコアを部分的に示す平面図。 モータの磁気回路を示す模式図。 第2実施形態におけるモータを示す断面図。 第2実施形態におけるステータ及びロータを示す模式図。 (a)(b)第2実施形態におけるモータの駆動制御を説明するための模式図。 第2実施形態における駆動電流を説明するための説明図。
符号の説明
L…回転軸の軸線、CL…巻回中心線、10,50…回転電機としてのモータ、11…ハウジング、14…回転軸、15,60…ステータ、15a…固定部、21…ロータを構成する第1ヨーク、22,54…第1磁石、23…ロータを構成する第2ヨーク、24,55…第2磁石、31…ステータコア、32…コイル、33…樹脂材料よりなるモールド材、41…第1対向部、42…コイル巻回部を構成する中間部、43…第2対向部、51…第1回転軸、53…第2回転軸。

Claims (7)

  1. コイルが巻回されたステータコアにより環状に構成されてなるステータと、該ステータの内周側に配置された回転軸を有するロータとを備え、前記コイルに発生する回転磁界の作用により前記ロータが回転可能に構成され、
    前記ロータには、前記ステータの内周側及び外周側において該ステータと径方向及び軸線方向に対向するように第1及び第2磁石が設けられ前記第1及び第2磁石は、前記ステータに対して径方向及び軸線方向という四方で対向するように配置され、前記回転軸と一体回転可能に設けられ、
    前記ステータのステータコアには、その内周側及び外周側にそれぞれ設けられ、前記第1及び第2磁石と径方向及び軸線方向に対向する第1及び第2対向部と、その第1及び第2対向部間に設けられ、前記コイルの巻回中心線が前記回転軸の軸線に対し傾斜するように該コイルが巻回されたコイル巻回部とが形成されたことを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記第1磁石は前記ステータの内周側であって軸線方向の一方側において該ステータと径方向及び軸線方向に対向するように配置されるともに、前記第2磁石は前記ステータの外周側であって軸線方向の他方側において該ステータと径方向及び軸線方向に対向するように配置され、
    前記第1磁石は前記コイルの前記巻回中心線の一方側に配置されるとともに前記第2磁石は該コイルの巻回中心線の他方側に配置され、該第1磁石と第2磁石は対向していることを特徴とする回転電機。
  3. 請求項2に記載の回転電機において、
    前記ステータは、前記第1磁石が設けられる軸線方向の一方側における該ステータの外周側において固定部により回転電機のハウジングに固定されていることを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機において、
    前記ステータコアは周方向に複数並設されるものであり、その各々に前記コイルが組み付けられたことを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転電機において、
    前記ステータは、前記ステータコア及び前記コイルが樹脂材料でモールドされてなり、該ステータをハウジングに固定するための固定部は前記樹脂材料にて形成されたことを特徴とする回転電機。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の回転電機において、
    前記コイル巻回部は、前記ステータコアに凹設されてなることを特徴とする回転電機。
  7. 請求項に記載の回転電機において、
    前記ステータコアの周方向両端におけるコイル巻回部は、前記コイルの傾斜に対応して傾斜していることを特徴とする回転電機。
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