JPH0690555A - 超薄型ステッピングモータ - Google Patents
超薄型ステッピングモータInfo
- Publication number
- JPH0690555A JPH0690555A JP4236799A JP23679992A JPH0690555A JP H0690555 A JPH0690555 A JP H0690555A JP 4236799 A JP4236799 A JP 4236799A JP 23679992 A JP23679992 A JP 23679992A JP H0690555 A JPH0690555 A JP H0690555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stepping motor
- yoke
- coil
- superthin
- ultra
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高効率高性能の超薄型ステッピングモータを
提供する。 【構成】 PM型ステッピングモータにおいて、ステー
タ部ヨーク3の板厚寸法Aより薄く段加工して、コイル
1の収納に必要なスペースを確保することで超薄型ステ
ッピングモータを構成する。
提供する。 【構成】 PM型ステッピングモータにおいて、ステー
タ部ヨーク3の板厚寸法Aより薄く段加工して、コイル
1の収納に必要なスペースを確保することで超薄型ステ
ッピングモータを構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラ等に用いる
レンズ駆動装置や、フロッピーディスクのヘッド駆動装
置,各種OA機器駆動装置に関するものである。
レンズ駆動装置や、フロッピーディスクのヘッド駆動装
置,各種OA機器駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、機器の軽薄短小化に伴いその駆動
用ステッピングモータも同様に小型化となり、モータと
しての体積効率向上が求められている。
用ステッピングモータも同様に小型化となり、モータと
しての体積効率向上が求められている。
【0003】以下、従来のPM型ステッピングモータに
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0004】図3は従来のステッピングモータの平面断
面図であり、第一のコイルボビン2にリング状のコイル
1が巻かれ、その外周を一対のヨーク3によりおおわ
れ、ヨーク3の内周面には櫛歯状のヨーク極歯3aが配
列されてなる第一のステータ部と、第一のステータ部と
同様にしてなる第二のステータ部とから構成されるステ
ータを重ね合わせてモータフレーム4内に挿入,上記2
組のステータの内側に、モータシャフト6に固定され、
オイルレスメタル7により回転自在な外周に複数の着磁
をほどこした1つの円筒状永久磁石(以下マグネットと
いう)5を備えた回転子を有した構成となっている。
面図であり、第一のコイルボビン2にリング状のコイル
1が巻かれ、その外周を一対のヨーク3によりおおわ
れ、ヨーク3の内周面には櫛歯状のヨーク極歯3aが配
列されてなる第一のステータ部と、第一のステータ部と
同様にしてなる第二のステータ部とから構成されるステ
ータを重ね合わせてモータフレーム4内に挿入,上記2
組のステータの内側に、モータシャフト6に固定され、
オイルレスメタル7により回転自在な外周に複数の着磁
をほどこした1つの円筒状永久磁石(以下マグネットと
いう)5を備えた回転子を有した構成となっている。
【0005】上記構成において、各ステータ部のコイル
に逐次通電することによりヨークの櫛歯状極歯が励磁さ
れ、これと対向する複数の着磁をほどこしたマグネット
を有する回転子の吸引または反発により回転子が回転す
る。
に逐次通電することによりヨークの櫛歯状極歯が励磁さ
れ、これと対向する複数の着磁をほどこしたマグネット
を有する回転子の吸引または反発により回転子が回転す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のPM
型ステッピングモータでは、ステータ部ヨークの厚板を
曲げての櫛歯構造上、どうしてもモータの高さ寸法が高
くなる構造となってしまう。ヨークの板厚を低減しても
限度があり(板厚0.3mm下限)、また、コイルのスペ
ース分が寸法として高くなるのでステッピングモータの
超薄型化が困難であった。
型ステッピングモータでは、ステータ部ヨークの厚板を
曲げての櫛歯構造上、どうしてもモータの高さ寸法が高
くなる構造となってしまう。ヨークの板厚を低減しても
限度があり(板厚0.3mm下限)、また、コイルのスペ
ース分が寸法として高くなるのでステッピングモータの
超薄型化が困難であった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、超薄
型ステッピングモータを提供することを目的としてい
る。
型ステッピングモータを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ステータ部ヨークの板厚に対し、その板厚
以下の段押し加工を施しコイルのスペース部を設けた構
成とする。
するために、ステータ部ヨークの板厚に対し、その板厚
以下の段押し加工を施しコイルのスペース部を設けた構
成とする。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、PM型ステッピ
ングモータの超薄型構造が可能となるとともに、構成が
簡単なため安価なモータができる。
ングモータの超薄型構造が可能となるとともに、構成が
簡単なため安価なモータができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1,図2
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の超薄型ステッピングモータ
の平面断面図を示すものである。図1において、1はリ
ング状で絶縁体からなるコイルボビン2に導電体を巻い
た環状コイル、3は極歯3aをロータ用マグネット5側
に有するステータ部内ヨークおよび外ヨークであり、こ
れらのヨーク3はその板厚Aに対し、コイル1を収納す
るに必要なスペースをプレス加工による段押しで設けて
いる。また、4はコイル1およびヨーク3を挿入するモ
ータフレームである。
の平面断面図を示すものである。図1において、1はリ
ング状で絶縁体からなるコイルボビン2に導電体を巻い
た環状コイル、3は極歯3aをロータ用マグネット5側
に有するステータ部内ヨークおよび外ヨークであり、こ
れらのヨーク3はその板厚Aに対し、コイル1を収納す
るに必要なスペースをプレス加工による段押しで設けて
いる。また、4はコイル1およびヨーク3を挿入するモ
ータフレームである。
【0012】このように本発明の一実施例におけるPM
型ステッピングモータによれば、ヨーク極歯3aとロー
タマグネット5との対向面積を多く取ることができ、高
効率な磁気特性と、単純な構造による安価な超薄型ステ
ッピングモータが提供できる。
型ステッピングモータによれば、ヨーク極歯3aとロー
タマグネット5との対向面積を多く取ることができ、高
効率な磁気特性と、単純な構造による安価な超薄型ステ
ッピングモータが提供できる。
【0013】図2は本発明の実施モータの全体図である
とともに、モータシャフト6とオイルレスメタル7によ
る超薄型構造の実施例である。
とともに、モータシャフト6とオイルレスメタル7によ
る超薄型構造の実施例である。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば高効率高性能で且つ、超薄型ステッピングモ
ータを提供できる。
明によれば高効率高性能で且つ、超薄型ステッピングモ
ータを提供できる。
【図1】本発明の一実施例における超薄型ステッピング
モータのステータ部ヨークの詳細な平面断面図
モータのステータ部ヨークの詳細な平面断面図
【図2】本発明の一実施例における超薄型ステッピング
モータの全体平面断面図
モータの全体平面断面図
【図3】従来のPM型ステッピングモータの平面断面図
1 コイル 2 コイルボビン 3 ヨーク 3a ヨーク極歯 5 マグネット A ヨーク板厚寸法
Claims (1)
- 【請求項1】リング状で絶縁体からなるコイルボビンに
導電体を巻いてなる環状コイルと、この環状コイルの周
方向に交互に等間隔に配置された複数の極歯を持つ内ヨ
ークと外ヨーク一対からなるステータを積み重ねてなる
ステータ構造と、一定のギャップを有して同軸に配置さ
れた回転子からなるPM型ステッピングモータで、内ヨ
ークと外ヨークに段を設けた加工により環状コイルのス
ペースを設けたことを特徴とする超薄型ステッピングモ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4236799A JPH0690555A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 超薄型ステッピングモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4236799A JPH0690555A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 超薄型ステッピングモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0690555A true JPH0690555A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17005966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4236799A Pending JPH0690555A (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 超薄型ステッピングモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0690555A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006134800A1 (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-21 | Tokyo Micro Inc. | ステッピングモータ |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP4236799A patent/JPH0690555A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006134800A1 (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-21 | Tokyo Micro Inc. | ステッピングモータ |
JP4794555B2 (ja) * | 2005-06-17 | 2011-10-19 | 株式会社東京マイクロ | ステッピングモータ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070320 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070717 |