JPH0947005A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JPH0947005A
JPH0947005A JP21400795A JP21400795A JPH0947005A JP H0947005 A JPH0947005 A JP H0947005A JP 21400795 A JP21400795 A JP 21400795A JP 21400795 A JP21400795 A JP 21400795A JP H0947005 A JPH0947005 A JP H0947005A
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JP
Japan
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rotor magnet
planar coil
planar
coil group
stepping motor
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JP21400795A
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English (en)
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Toshimasa Kobayashi
寿政 小林
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータを簡易な構造によって、
出力トルクを低下させることなく小型化を可能とする。 【解決手段】 円盤状のロータマグネット14における軸
方向両面に形成された同一の複数磁極に対向するように
して、第1及び第2の平面型コイル群15,16を所定の角
度をなして配置し、上記両平面型コイル群15,16に対し
て所定のタイミングで励磁電流を供給することによって
ロータマグネット14の回転駆動を行わせるように構成し
たものであって、上記両平面型コイル群15,16とロータ
マグネット14とを、従来のような極歯等を介することな
く軸方向に扁平状に対向して配置し、径方向及び軸方向
の双方の配置スペースを省略するように構成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータに永久磁石
を用いたステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータに永久磁石を用いたPM型
のステッピングモータにおいては、例えば図6に示され
ているように、略円筒状のモータカバー1のフレーム2
に設けられた軸受3によって回転軸4が回転自在に支承
されているとともに、この回転軸4のカバー内挿入部分
に固定されたロータマグネット5の外周に、軸方向2段
にわたってステータコイル6,6が配置されている。そ
してこれら両ステータコイル6,6に、例えば2相の励
磁電流が供給されることによって、ロータマグネット5
の回転駆動が行われる。
【0003】上記ロータマグネット5の外周面には、全
周にわたってN極及びS極が交互に着磁されているとと
もに、前記各ステータコイル6の内部には、ボビンにリ
ング状に巻回された励磁コイル6aが配置されており、
複数個の励磁コイル6aが、上記ロータマグネット5の
外周磁極面に対して極歯(ティース)7を介して対峙す
るように設けられている。上記極歯(ティース)7は、
板金材料を折り曲げることにより形成されており、軸方
向両側のステータコイル6,6の各極歯(ティース)
7,7が、周方向に交互に配置される構成になされてい
る。
【0004】このようなステッピングモータは、各励磁
相すなわち各ステータコイル6の各励磁コイル6aに供
給する励磁電流を順次切り替えることによって各極歯
(ティース)7に発生する磁極を切り替え、ロータマグ
ネット5のS極もしくはN極を上記各極歯(ティース)
7に順次引き付けてロータマグネット5の回転を行うよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
のステッピングモータにおいては、中心位置に配置され
たロータマグネットの外周囲部分を、極歯(ティース)
7及び励磁コイル6aが取り巻くようにして配置されて
いるとともに、ステータコイル6,6が軸方向2段にわ
たって配置されているため、径方向及び軸方向の双方に
おいて小型化することが難しいという問題がある。また
小型化できても、回転トルクの低下を招来している。
【0006】一方、特開平6−261530号公報に
は、複数の励磁コイルを同一平面内上に配置して偏平化
を図ったステッピングモータが提案されているが、この
ものにおいても、ロータマグネットの外周囲部分に極歯
が配置されているため、特に径方向において大型化は免
れ得ない。
【0007】そこで本発明は、回転トルクの低下を招来
することなく、軸方向及び径方向の双方において小型化
を行うことができるようにしたステッピングモータを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明にかかるステッピングモータは、回転軸に取り付
けられたロータマグネットと、このロータマグネットに
対向配置されたステータコイルと、を備えたステッピン
グモータにおいて、上記ロータマグネットは、軸方向両
面に同一の磁極が周方向に複数着磁された円盤状体から
形成されているとともに、前記ステータコイルは、上記
ロータマグネットの両側磁極形成面に対してそれぞれ軸
方向に対向するように配置された第1及び第2の平面型
コイル群から構成され、これら第1及び第2の平面型コ
イル群は、前記回転軸の周囲に環状に配置され、かつ第
1の平面型コイル群が、第2の平面型コイル群及び前記
ロータマグネットの各磁極に対して、それぞれ所定の角
度を有するように配置されている。
【0009】このような本発明にかかる手段において
は、第1の平面型コイル群及び第2の平面型コイル群に
所定のタイミングで励磁電流を供給することによって、
ロータマグネットの磁極が一定の方向に回転するように
順次引き寄せられていき、ロータマグネットの回転駆動
が行われる。
【0010】そしてこのとき上記両平面型コイル群とロ
ータマグネットとは、従来のような極歯等を何ら介する
ことなく軸方向に扁平状に対向配置されているため、径
方向の対向配置スペースが省略されるとともに、軸方向
の配置スペースも圧縮されることとなり、径方向及び軸
方向双方に小型化が行われるようになっている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。まず図1に示されているよう
に、略円筒状のモータカバー11の軸方向(図示上下方
向)一端部には、メタル軸受12が固定されているとと
もに、このメタル軸受12によって、回転軸13が回転
自在に支承されている。また回転軸13のカバー内挿入
部分の先端部(図示下端部)は、図示を省略したボール
受けを介してモータカバー11の内壁面に対して回転自
在に突き当てられている。一方、上記回転軸13の他端
側の先端部(図示上端部)は、通常のように図示しない
ピボット軸受にて回転自在に保持されている。なお図示
下端部側を、上述したボール受けを設けることなくメタ
ル軸受により軸受保持させ、図示上端部側のピボット軸
受を省略するように構成することもできる。
【0012】また上記回転軸13のカバー内挿入部分に
は、円盤状のロータマグネット14が固定されている。
このロータマグネット14の軸方向の両面には、図2に
示されているように、N極及びS極が交互に全周にわた
って環状に着磁されており、計12個の磁極が略等間隔
で形成されている。これらの各磁極は、ロータマグネッ
ト14の軸方向両面において同一の磁極に設定されてい
る。
【0013】さらに前記モータカバー11の軸方向両端
の各内壁面には、第1及び第2の平面型コイル群15,
16がそれぞれ装着されている。これらの各第1及び第
2の平面型コイル群15,16は、上記ロータマグネッ
ト14に両面に形成された各磁極面の各々と軸方向に近
接して対向するように配置されており、このうち第1の
平面型コイル群15は、前記モータカバー11の軸方向
一端(図示上端)の内壁面に絶縁層17を介して装着さ
れ、第2の平面型コイル群16は、前記モータカバー1
1の軸方向他端(図示下端)の内壁面に絶縁層18を介
して装着されている。
【0014】図3及び図4に示されているように、上記
第1及び第2の平面型コイル群15,16を構成してい
る各平面型コイル15a,16aは、銅箔または導線を
略台形状に巻回して形成したものであって、シートコイ
ルやFCC等から構成されている。これらの各平面型コ
イル15a,16aは、上記各群ごとに、それぞれ6体
が周方向に略60度間隔で環状に配置されているととも
に、これらの各平面型コイル15a,16aの配置中心
は、前記回転軸13の中心と略一致するように設定され
ている。そして上記第1の平面型コイル群15を構成し
ている各平面型コイル15aの配置位置は、第2の平面
型コイル群16における各平面型コイル16aの配置位
置に対して、平面視において反時計周り方向に約15度
ずらされている。
【0015】ここで上記各平面型コイル15a,16a
は、特に図4に示されているように、円盤状のヨーク1
5b,16b上に形成された樹脂層15c,16cに埋
め込まれるようにして固定されている。そして上記各平
面型コイル15a,16aの巻回中心部分には、空心部
15d,16dが設けられているとともに、円盤状のヨ
ーク15b,16bには、軸方向に突出するように突極
15e,16eが設けられており、上記平面型コイル1
5a,16aの各空心部15d,16dが、ヨーク15
b,16bの突極15e,16eに嵌着されるように構
成されている。
【0016】一方、上記樹脂層15c,16c上には、
回路パターン15f,16fが形成されており、この回
路パターン15f,16fにそれぞれ設けられた接続端
子端部15g,16gに、上記各平面型コイル15a,
16aの外周および空心部内周にそれぞれ設けられた半
田接続部15h,16hが接合されるように構成されて
いる。これにより上記第1及び第2の平面型コイル群1
5,16における各平面コイル15aどうし及び16a
どうしが、それぞれ直列に接続されるようになってい
る。
【0017】このようなステッピングモータは、2相バ
イポーラ駆動によって回転駆動される。すなわちまず第
1の平面型コイル群15の各平面型コイル15aに対し
て励磁電流が供給され、これによって第1の平面型コイ
ル群15がA相となり、当該第1の平面型コイル群15
の各突極15eがN極に励磁される。その結果、図2に
示されているようにロータマグネット14の各S極が、
上記第1の平面型コイル群15の各突極15eに引き付
けられる。
【0018】次に第2の平面型コイル群16の各平面型
コイル16aに対して励磁電流が供給され、これによっ
て第2の平面型コイル群16がB相となり、当該第2の
平面型コイル群16の各突極16eがS極に励磁され
る。その結果、ロータマグネット14の各N極が上記第
2の平面型コイル群16の各突極16eに引き付けられ
て、ロータマグネット14の各N極の中心が突極16e
の中心と一致するようにロータマグネット14が図3に
おいて反時計周り方向に15度だけ回転する。
【0019】続いて、第1の平面型コイル群15の各平
面型コイル15aに対して前回とは逆向きの励磁電流が
供給され、これによって第1の平面型コイル群15がA
バー相となり、当該第1の平面型コイル群15の各突極
15eがS極に励磁される。その結果、ロータマグネッ
ト14の各N極が、上記第1の平面型コイル群15の各
突極15eに引き付けられて、ロータマグネット14の
各N極の中心が突極15eの中心と一致するようにロー
タマグネット14が図3において反時計周り方向にさら
に15度だけ回転する。
【0020】次に第2の平面型コイル群16の各平面型
コイル16aに対して前回とは逆向きの励磁電流が供給
され、これによって第2の平面型コイル群16がBバー
相となり、当該第2の平面型コイル群16の各突極16
eがN極に励磁される。その結果、ロータマグネット1
4の各S極が上記第2の平面型コイル群16の各突極1
6eに引き付けられて、ロータマグネット14の各S極
の中心が突極16eの中心と一致するようにロータマグ
ネット14が図3において反時計周り方向に15度だけ
回転する。
【0021】これ以降、上述と同様にA相からBバー相
までの励磁切り替えが繰り返して行われることによっ
て、ステッピングモータが反時計周り方向に連続的に回
転することとなる。
【0022】このように本実施形態にかかる手段におい
ては、第1の平面型コイル群15及び第2の平面型コイ
ル群16に対して所定のタイミングで励磁電流を供給す
ることによって、ロータマグネット14の磁極が一定の
方向に回転するように引き寄せられて所定の回転駆動が
行われることとなるが、そのとき上記両平面型コイル群
15,16とロータマグネット14とは、従来のような
極歯等を介することなく、軸方向に扁平状に対向配置さ
れているため、径方向の対向配置スペースが省略される
とともに、軸方向の配置スペースも圧縮されることとな
り、径方向及び軸方向双方に小型化が行われるようにな
っている。
【0023】上述した実施形態では、ロータマグネット
14の磁極数が12、ステータ側の突極数すなわち励磁
相数が2である場合を表しているが、磁極数及び励磁相
数は任意に設定することが可能である。例えば、図5及
び図6に示されている実施形態では、磁極数が8、励磁
相数が3である場合を表しており、第1及び第2の平面
型コイル群15及び16を構成している各6体の平面型
コイルが、円周方向に互いに約30度ずらされて配置さ
れている。そして第1の平面型コイル群15における符
号151で表した一対のコイルと、第2の平面型コイル
群16における符号161で表した一対のコイルとが直
列接続されて、A相もしくはAバー相を形成していると
ともに、第1の平面型コイル群15における符号152
で表した一対のコイルと、第2の平面型コイル群16に
おける符号162で表した一対のコイルとが直列接続さ
れて、B相もしくはBバー相を形成している。さらに第
1の平面型コイル群15における符号153で表した一
対のコイルと、第2の平面型コイル群16における符号
163で表した一対のコイルとが直列接続されて、C相
もしくはCバー相を形成している。
【0024】またロータマグネット14には、各々計8
個の磁極が略等間隔で環状に並設されており、当該ロー
タマグネット14における各磁極のうち、軸方向に互い
に対向する磁極どうしが同一極となるように設定されて
いる。
【0025】このようなステッピングモータにおいて
は、まず第1の平面型コイル群15の平面型コイル15
1及び第2の平面型コイル群16の平面型コイル符号1
61に対して励磁電流が供給され、これによって各平面
型コイル群15,16がA相となり、各平面型コイル1
51,161の各突極がS極に励磁される。その結果、
図7に示されているようにロータマグネット14の各N
極が、各平面型コイル151,161の各突極に引き付
けられる。
【0026】次に第1の平面型コイル群15の平面型コ
イル152及び第2の平面型コイル群16の平面型コイ
ル162に対して励磁電流が供給され、これによって各
平面型コイル群15,16がB相となり、各平面型コイ
ル152,162の各突極がN極に励磁される。その結
果、図8に示されているようにロータマグネット14の
各S極が、各平面型コイル152,162の各突極に引
き付けられて、ロータマグネット14の各S極の中心が
突極の中心と一致するようにロータマグネット14が図
において反時計周り方向に15度だけ回転する。
【0027】続いて第1の平面型コイル群15の平面型
コイル153及び第2の平面型コイル群16の平面型コ
イル163に対して励磁電流が供給され、これによって
各平面型コイル群15,16がC相となり、各平面型コ
イル152,162の各突極がS極に励磁される。その
結果、ロータマグネット14の各N極が、各平面型コイ
ル152,162の各突極に引き付けられて、ロータマ
グネット14の各N極の中心が突極の中心と一致するよ
うにロータマグネット14が図において反時計周り方向
にさらに15度だけ回転する。
【0028】次に第1の平面型コイル群15の平面型コ
イル151及び第2の平面型コイル群16の平面型コイ
ル161に対して前回とは逆方向の励磁電流が供給さ
れ、これによって各平面型コイル群15,16がAバー
相となり、各平面型コイル151,161の各突極がN
極に励磁される。その結果、ロータマグネット14の各
S極が、各平面型コイル151,161の各突極に引き
付けられて、ロータマグネット14の各S極の中心が突
極の中心と一致するようにロータマグネット14が図に
おいて反時計周り方向にさらに15度だけ回転する。
【0029】ついで第1の平面型コイル群15の平面型
コイル152及び第2の平面型コイル群16の平面型コ
イル162に対して前回とは逆方向の励磁電流が供給さ
れ、これによって各平面型コイル群15,16がBバー
相となり、各平面型コイル152,162の各突極がS
極に励磁される。その結果、ロータマグネット14の各
N極が、各平面型コイル152,162の各突極に引き
付けられて、ロータマグネット14の各N極の中心が突
極の中心と一致するようにロータマグネット14が図に
おいて反時計周り方向に15度だけ回転する。
【0030】続いて第1の平面型コイル群15の平面型
コイル153及び第2の平面型コイル群16の平面型コ
イル163に対して前回とは逆方向の励磁電流が供給さ
れ、これによって各平面型コイル群15,16がCバー
相となり、各平面型コイル152,162の各突極がN
極に励磁される。その結果、ロータマグネット14の各
S極が、各平面型コイル152,162の各突極に引き
付けられて、ロータマグネット14の各S極の中心が突
極の中心と一致するようにロータマグネット14が図に
おいて反時計周り方向にさらに15度だけ回転する。
【0031】これ以降、上述と同様にA相からCバー相
までの励磁切り替えが繰り返して行われることによっ
て、ステッピングモータが反時計周り方向に連続的に回
転することとなる。
【0032】以上本発明者によってなされた発明を各実
施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記各実
施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもな
い。例えば上述した実施形態においては、平面型コイル
群15,16の各コイルを設置する部材として、円盤状
の磁性ヨークを用いているが、図9に示されているよう
に、放射状に延出する突極25bを複数備えた形状のヨ
ーク25等であっても同様に採用することができる。
【0033】以上本発明者によってなされた発明を各実
施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記各実
施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもな
い。例えば上記実施形態においては、平面型コイル群1
5,16の各コイル15a,16aを設置する部材とし
て、円盤状のヨーク15b,16bを用いているが、図
5に示されているように、放射状に延出する突極25e
を複数備えた形状のヨーク25等をであっても同様に採
用することができる。
【0034】また上述した実施形態では、ロータマグネ
ット14の磁極数が12、ステータ側の突極数すなわち
励磁相数が2である場合を表しているが、磁極数及び励
磁相数は任意に設定することが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明にかかるステッ
ピングモータは、円盤状のロータマグネットにおける軸
方向両面に形成された同一の複数磁極に対向するように
して、第1及び第2の平面型コイル群を所定の角度をな
して配置し、上記両平面型コイル群に対して所定のタイ
ミングで励磁電流を供給することによってロータマグネ
ットの回転駆動を行わせるように構成したものであっ
て、上記両平面型コイル群とロータマグネットとを、従
来のような極歯等を介することなく軸方向に扁平状に対
向して配置したものであるから、径方向及び軸方向の双
方の配置スペースを省略することができ、ステッピング
モータを簡易な構造によって大幅に小型化することがで
きる。特に、直径6mm以下のステッピングモータにつ
いては、出力トルクを低下させることなく小型化が実現
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるステッピングモー
タを表した縦断面説明図である。
【図2】図1に表されたステッピングモータに用いられ
ているロータマグネットの一実施形態を表した平面説明
図である。
【図3】図1に表されたステッピングモータに用いられ
ている平面型コイル群の配置関係を表した平面説明図で
ある。
【図4】平面型コイルの取付構造を表した部分拡大斜視
説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態におけるステッピングモ
ータのロータマグネットを表した平面説明図である。
【図6】図5に表されたステッピングモータに用いられ
ている平面型コイル群の配置関係を表した平面説明図で
ある。
【図7】図5及び図6に表されたステッピングモータの
回転動作を表した平面説明図である。
【図8】図7からの移動状態を表した平面説明図であ
る。
【図9】本発明の他の実施形態におけるヨークを表した
部分拡大斜視説明図である。
【図10】従来例としてのステッピングモータの構造を
表した縦断面説明図である。
【符号の説明】
11 モータカバー 13 回転軸 14 ロータマグネット 15 第1平面型コイル群 16 第2平面型コイル群 15d,16d 空心部 15e,16e 突極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に取り付けられたロータマグネッ
    トと、このロータマグネットに対向配置されたステータ
    コイルと、を備えたステッピングモータにおいて、 上記ロータマグネットは、軸方向両面に同一の磁極が周
    方向に複数着磁された円盤状体から形成されているとと
    もに、 前記ステータコイルは、上記ロータマグネットの両側磁
    極形成面に対してそれぞれ軸方向に対向するように配置
    された第1及び第2の平面型コイル群から構成され、 これら第1及び第2の平面型コイル群は、前記回転軸の
    周囲に環状に配置され、かつ第1の平面型コイル群が、
    第2の平面型コイル群及び前記ロータマグネットの各磁
    極に対して、それぞれ所定の角度を有するように配置さ
    れていることを特徴とするステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の第1の平面型コイル群及
    び第2の平面型コイル群を構成する各平面型コイルは、
    当該平面型コイルの中心に空心部を有するように巻回さ
    れたコイル体から構成されているとともに、 当該コイル体の空心部に、前記ロータマグネットの磁極
    と対向する突極が配設されていることを特徴とするステ
    ッピングモータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101697296B1 (ko) * 2016-10-18 2017-01-17 김광옥 브러쉬리스 서보 모터

Cited By (1)

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KR101697296B1 (ko) * 2016-10-18 2017-01-17 김광옥 브러쉬리스 서보 모터

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