JPH10174407A - モータ用電磁石部品および電動モータ - Google Patents

モータ用電磁石部品および電動モータ

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JPH10174407A
JPH10174407A JP32956096A JP32956096A JPH10174407A JP H10174407 A JPH10174407 A JP H10174407A JP 32956096 A JP32956096 A JP 32956096A JP 32956096 A JP32956096 A JP 32956096A JP H10174407 A JPH10174407 A JP H10174407A
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motor
arc
annular member
poles
rotor
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Nobuyuki Matsui
信行 松井
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励磁コイルの抜止めが必要ないとともにモー
タ外径に対して大きなトルクを発生できる電動モータを
提供する。励磁コイルによる磁化効率をできるだけ損な
うことなく、ステータコアなどの環状部材の材料歩留り
を向上させる。 【解決手段】 多数の金属板を板厚方向に重ね合わせて
構成される円環形状のステータコア(環状部材)22
を、中心線Oまわりにおいて凸極20の中央部分で分割
した複数の円弧部材22u,22v,22wにて構成す
るとともに、それ等の円弧部材22u,22v,22w
の中間部分に励磁コイルu,v,wをトロイダル状に巻
回した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円環形状を成して
いるとともに周方向に離間して複数の凸極が径方向へ突
き出すように設けられている環状部材と、その凸極をそ
れぞれ電磁気的に磁化させる複数の励磁コイルとを有す
るステータなどのモータ用電磁石部品、およびその電磁
石部品を有する電動モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(a) 円環形状を成しているとともに周方向に離間して複
数の凸極が径方向へ突き出すように設けられている環状
部材と、(b) 前記凸極をそれぞれ電磁気的に磁化させる
複数の励磁コイルとを有するモータ用電磁石部品が、例
えばブラシレスDCモータやステッピングモータのステ
ータとして用いられている。上記環状部材は、一般に多
数の金属板、例えば透磁率の高いケイ素鋼板を板厚方向
に重ね合わせたもので、その凸極部分に励磁コイルが巻
回されている。
【0003】図8は、ブラシレスDCモータの一例を示
す断面図で、モータ用電磁石部品としてのステータ10
0およびロータ102を備えており、ステータ100
は、環状部材としてのステータコア104および励磁コ
イル106を備えている。ステータコア104は、図9
に示す円環形状のケイ素鋼板108を所定枚数だけ板厚
方向に重ね合わせたもので、図示しないハウジングに一
体的に固定されているとともに、中心線Oまわりにおい
て等角度間隔で内周側へ突き出すように一体に設けられ
ている3つの凸極110にはそれぞれ上記励磁コイル1
06が巻回されている。一方、ロータ102は、鉄等の
透磁率の高いロータ軸112と、その外周面に一体的に
固設された永久磁石114とから成り、軸心(中心線O
と略一致)まわりにN極およびS極が等角度間隔で交互
に4つ設けられている。そして、上記3つの励磁コイル
106の通電状態が順次切り換えられ、3つの凸極11
0の磁極が順次変化させられることにより、永久磁石1
14との引き合いや反発によってロータ102が回転駆
動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにステータコア104の凸極110に励磁コイル10
6を巻回する場合、凸極110からの励磁コイル106
の抜止めが必要であるばかりでなく、比較的大きな凸極
110を設ける必要があるため、モータ外径(ステータ
100の外径)に比べてロータ102の径寸法が小さく
なり、トルク的に不利である。
【0005】一方、ステータコア104を構成している
ケイ素鋼板108は一般にプレスによる打ち抜き加工に
よって製造されるため、中央部分をスクラップとして廃
棄することになり、材料の歩留りが悪くてコスト高にな
る。これに対し、例えば図8に点線Cで示すように複数
の凸極110の間の円弧形状の中間位置で分割すれば、
スクラップが少なくなって歩留りが向上するが、その分
割部分(突合せ部分)を通って磁気回路が形成されるた
め、磁気抵抗が高くなって励磁コイル106による磁化
効率が悪くなる。
【0006】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、励磁コイルの抜止め
が必要ないとともにモータ外径に対して大きなトルクを
発生できる電動モータを提供することにある。また、別
の目的は、励磁コイルによる磁化効率をできるだけ損な
うことなく、ステータコアなどの環状部材の材料歩留り
を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、(a) 円環形状を成しているとともに
周方向に離間して複数の凸極が径方向へ突き出すように
設けられている環状部材と、(b) 前記凸極をそれぞれ電
磁気的に磁化させる複数の励磁コイルとを有するモータ
用電磁石部品であって、(c) 前記複数の励磁コイルが、
それぞれ前記環状部材のうち前記複数の凸極の間に位置
する円弧形状の部分にトロイダル状に巻回されているこ
とを特徴とする。
【0008】第2発明は、第1発明において、前記環状
部材は、中心線まわりにおいて前記凸極の中央部分で分
割された複数の円弧部材から構成されているとともに、
その円弧部材は、それぞれ多数の金属板を板厚方向に重
ね合わせたものであることを特徴とする。
【0009】第3発明は、(a) 円環形状を成していると
ともに周方向に離間して複数の凸極が径方向へ突き出す
ように設けられている環状部材と、(b) 前記凸極をそれ
ぞれ電磁気的に磁化させる複数の励磁コイルとを有する
モータ用電磁石部品であって、(c) 前記環状部材は、中
心線まわりにおいて前記凸極の中央部分で分割された複
数の円弧部材から構成されているとともに、その円弧部
材は、それぞれ多数の金属板を板厚方向に重ね合わせた
ものであることを特徴とする。
【0010】第4発明は、第1発明〜第3発明の何れか
において、前記モータ用電磁石部品は、前記励磁コイル
の通電状態が順次切り換えられることによってロータを
回転させるモータ用ステータであることを特徴とする。
【0011】第5発明の電動モータは、第1発明〜第4
発明の何れかに記載のモータ用電磁石部品を有すること
を特徴とする。
【0012】
【発明の効果】第1発明のモータ用電磁石部品は、複数
の励磁コイルが凸極の間に位置する円弧形状の部分にト
ロイダル状(ドーナツ状)に巻回されているため、励磁
コイルの抜止めが不要になるとともに、凸極寸法を小さ
くすることが可能で、その分だけ電動モータの外径を小
さくしたり、外径を同じとすればロータの径を大きくし
て大きなトルクを発生させたりできるようになる。
【0013】第2発明および第3発明では、環状部材が
複数の円弧部材から構成されているとともに、その円弧
部材は、それぞれ多数の金属板を板厚方向に重ね合わせ
たものであるため、例えばその金属板を打抜き加工によ
って形成する場合、従来のように円環形状に打ち抜く場
合に比較して材料の歩留りが高く、材料コストが低減さ
れる。また、複数の円弧部材は凸極の中央部分で分割さ
れており、その両端が電磁石の磁極となるため、使用に
際して分割部分(突合せ部分)を通って磁気回路が形成
されることが無いか、あっても少なく、凸極の間の円弧
形状の部分で分割する場合に比較して磁気抵抗の増加に
よる悪影響(エネルギー効率の低下など)が少ない。
【0014】第2発明ではまた、分割された円弧部材の
中間部分、すなわち両端の凸極となる部分の間に励磁コ
イルが巻回されるため、各円弧部材毎に励磁コイルを巻
回し、その後で複数の円弧部材を円環形状に組み付けて
環状部材を構成することが可能で、励磁コイルの巻回作
業が容易になる利点がある。
【0015】
【発明の実施の形態】ここで、本発明のモータ用電磁石
部品は、第4発明のようにモータ用ステータに好適に適
用されるが、電動モータのロータに適用することも可能
である。その場合は、ブラシや回転トランスなどを用い
て励磁コイルに電流を通電すれば良い。モータ用ステー
タは、一般にロータの外周側に配設され、複数の凸極は
内周側へ突き出すように設けられるが、円筒状のロータ
の内側にステータが配設される場合であっても良く、そ
の場合は複数の凸極は外周側へ突き出すように設けられ
る。ロータに適用する場合も、凸極は内周側または外周
側へ突き出すように設けられる。
【0016】また、本発明は、ブラシレスDCモータ
(ACサーボモータ)のステータに好適に適用される
が、PM型ステッピングモータなど他の電動モータにも
適用され得る。複数の凸極(磁極)の数は、例えばブラ
シレスDCモータでは3個(3相モータ)の場合が多い
が、モータの種類等により適宜設定される。
【0017】第2発明のモータ用電磁石部品は、複数の
円弧部材にそれぞれ励磁コイルを巻回し、その後でそれ
等の円弧部材を円環形状に組み付けて環状部材とするこ
とが望ましいが、複数の円弧部材を円環形状に組み付け
てから励磁コイルを巻回することも可能である。
【0018】第3発明では、第1発明や第2発明のよう
に励磁コイルを凸極の間の円弧形状の部分にトロイダル
状に巻回することが望ましいが、複数の円弧部材を円環
形状に組み付けた後、その突合せ部分に形成される凸極
に励磁コイルを巻回するようにしても良い。
【0019】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明の一実施例であるトロイ
ダルコイルモータ10(以下、単にモータ10という)
の基本構成を説明する中心線Oを含む断面図で、図2は
図1におけるII−II断面に相当する図である。このモー
タ10はブラシレスDCモータとして使用されるもの
で、ハウジング12内に中心線Oと同心に一体的に固設
されたステータ14と、そのステータ14の内側に中心
線Oと同心に配設されるとともに、一対のベアリング1
6を介して軸心(中心線O)まわりの回転可能にハウジ
ング12によって支持されているロータ18とを備えて
いる。
【0020】ステータ14はモータ用電磁石部品に相当
するもので、円環形状を成しているとともに周方向に離
間して等角度間隔で複数(実施例では3個)の凸極20
が径方向の内周側へ突き出すように設けられているステ
ータコア22と、凸極20をそれぞれ電磁気的に磁化さ
せる複数(実施例では3個)の励磁コイルu,v,wと
を備えており、それ等の励磁コイルu,v,wは、それ
ぞれステータコア22のうち凸極20の間に位置する円
弧形状の部分にトロイダル状に巻回されている。ステー
タコア22は環状部材に相当し、中心線Oまわりにおい
て凸極20の中央部分で分割された複数(実施例では3
個)の円弧部材22u,22v,22wから構成されて
いるとともに、それ等の円弧部材22u,22v,22
wは、それぞれ図3に示す金属板24を板厚方向に多数
重ね合わせたものである。上記励磁コイルu,v,w
は、円弧部材22u,22v,22wが円環形状に組み
付けられる前に、それぞれ円弧部材22u,22v,2
2wの中央部分にトロイダル状に巻回される。金属板2
4は透磁率の高いケイ素鋼板にて構成されており、帯板
(ロール材)を打抜き加工することによって形成されて
いる。
【0021】ロータ18は、ヨークとして機能する鉄等
の透磁率の高いロータ軸26と、その外周面に一体的に
固設された永久磁石28とから成り、中心線Oまわりに
N極およびS極が等角度間隔で交互に4つ設けられてい
る。ロータ軸26には、一端部にシャフト30が一体的
に突設されているとともに、他端にはレゾルバ等の回転
検出器32が設けられ、ロータ18の回転速度が検出さ
れるようになっている。そして、かかるロータ18は、
前記3個の励磁コイルu,v,wの通電状態が順次切り
換えられ、3個の凸極20の磁極が順次変化させられる
ことにより、永久磁石28との引き合いや反発によって
回転駆動される。
【0022】励磁コイルu,v,wは、例えば図4の
(a) のデルタ結線や(b) のスター結線にように接続さ
れ、図5に示す通電切換回路34によって通電状態が切
り換えられる。図4および図5のU,V,Wは結線の接
続端子を表しているとともに、通電切換回路34は一対
の切換スイッチ34aおよび34bを含んで構成されて
おり、それ等の切換スイッチ34aおよび34bがコン
トローラ36によってそれぞれ切り換えられることによ
り、直流電源38と端子U,V,Wとの接続状態が切り
換えられる。直流電源38は、例えば商用の交流電源を
所定電圧の直流に変換するアダプタなどであり、その電
圧値もモータ10の回転速度等に応じてコントローラ3
6によって制御される。コントローラ36は、所謂マイ
クロコンピュータ等を含んで構成されており、例えば速
度指令信号SSが表す回転速度でモータ10が回転する
ように、回転検出器32から回転速度信号を読み込みな
がら直流電源38の電圧値を制御するとともに、各励磁
コイルu,v,wに対応して配設されたホール素子HE
−u,HE−v,HE−w(図2参照)によりロータ1
8の位相を検出して、通電切換回路34の切換スイッチ
34a,34bをそれぞれ切り換える。
【0023】なお、図2の端子U,V,Wはデルタ結線
の場合である。また、ホール素子HE−u,HE−v,
HE−wによってロータ18の回転速度を検出すること
により、回転検出器32を省略することができるし、逆
に、回転検出器32によってロータ18の位相を検出す
ることにより、ホール素子HE−u,HE−v,HE−
wを省略することもできる。
【0024】図6は、励磁コイルu,v,wをデルタ結
線で接続した場合の端子U,V,Wに対する通電状態の
変化や、ホール素子HE−u,HE−v,HE−wによ
って検出されるロータ18の回転位相の変化の一例を示
すタイムチャートである。図6の(a) 〜(f) は、それぞ
れロータ18の位相が0°,60°,120°,180
°,240°,300°の時の励磁コイルu,v,wに
対する通電状態を視覚的に示したもので、図7の(a) 〜
(f) は、それぞれ図6の(a) 〜(f) の時におけるロータ
18および凸極20の磁極の状態を視覚的に示した図で
ある。これ等の図において、励磁コイルu,v,wの軸
方向の一端に付けてある「・」は互いに対応しており、
これにより図7における各励磁コイルu,v,wの電流
の方向が分かる。また、図6の端子U,V,Wの欄の網
目部分、および(a) 〜(f) の結線図の「●」端子は、そ
れぞれ開放端子を表している。
【0025】ここで、本実施例のモータ10は、複数の
励磁コイルu,v,wがステータコア22のうち凸極2
0の間に位置する円弧形状の部分にトロイダル状に巻回
されているため、それ等の励磁コイルu,v,wの抜止
めが不要であるとともに、凸極20の突出寸法を小さく
することが可能で、その分だけモータ10の外径を小さ
くしたり、外径を同じとすればロータ18の径を大きく
して大きなトルクを発生させたりすることができる。
【0026】また、ステータコア22は複数の円弧部材
22u,22v,22wから構成されているとともに、
その円弧部材22u,22v,22wは、それぞれ多数
の金属板24を板厚方向に重ね合わせたもので、且つそ
の金属板24は打抜き加工によって形成されているが、
図9の従来例のように円環形状に打ち抜く場合に比較し
て材料の歩留りが高く、材料コストが低減される。ま
た、複数の円弧部材22u,22v,22wは凸極20
の中央部分で分割されており、その両端が電磁石の磁極
となるため、使用に際して分割部分(突合せ部分)を通
って磁気回路が形成されることが無いか、あっても少な
く、凸極20の間の円弧形状の部分で分割する場合に比
較して磁気抵抗の増加による悪影響(エネルギー効率の
低下など)が少ない。
【0027】更に、励磁コイルu,v,wは、上記円弧
部材22u,22v,22wが円環形状に組み付けられ
る前に、それぞれ円弧部材22u,22v,22wの中
央部分にトロイダル状に巻回されるため、それ等の励磁
コイルu,v,wの巻回作業を容易に行うことができ
る。
【0028】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
【0029】例えば、ステータ14の磁極(凸極20)
の数やロータ18の磁極の数は、モータの種類等に応じ
て適宜設定される。
【0030】また、図6に示す複数の励磁コイルに対す
る通電切換制御はあくまでも一例であり、励磁コイルの
結線方法も含めて適宜変更され得る。
【0031】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるトロイダルコイルモー
タの一例を示す断面図である。
【図2】図1におけるII−II断面に相当する図である。
【図3】図1のモータのステータコアを構成している金
属板を示す図である。
【図4】図1のモータの3個の励磁コイルu,v,wの
結線方法の2つの例を示す図である。
【図5】図1のモータを回転駆動する駆動制御回路の一
例を説明する図である。
【図6】図1のモータの回転駆動時におけるロータの回
転位相変化および励磁コイルu,v,wに対する通電状
態の変化の一例を示すタイムチャートである。
【図7】図1のモータの回転駆動時におけるステータの
磁極変化およびロータの回転位相変化を示す図である。
【図8】従来のブラシレスDCモータの基本構成を説明
する断面図である。
【図9】図8のモータのステータコアを構成している金
属板を示す図である。
【符号の説明】
10:トロイダルコイルモータ(電動モータ) 14:ステータ(モータ用電磁石部品) 20:凸極 22:ステータコア(環状部材) 22u,22v,22w:円弧部材 24:金属板 O:中心線 u,v,w:励磁コイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円環形状を成しているとともに周方向に
    離間して複数の凸極が径方向へ突き出すように設けられ
    ている環状部材と、前記凸極をそれぞれ電磁気的に磁化
    させる複数の励磁コイルとを有するモータ用電磁石部品
    であって、 前記複数の励磁コイルが、それぞれ前記環状部材のうち
    前記複数の凸極の間に位置する円弧形状の部分にトロイ
    ダル状に巻回されていることを特徴とするモータ用電磁
    石部品
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記環状部材は、中心線まわりにおいて前記凸極の中央
    部分で分割された複数の円弧部材から構成されていると
    ともに、該円弧部材は、それぞれ多数の金属板を板厚方
    向に重ね合わせたものであることを特徴とするモータ用
    電磁石部品
  3. 【請求項3】 円環形状を成しているとともに周方向に
    離間して複数の凸極が径方向へ突き出すように設けられ
    ている環状部材と、前記凸極をそれぞれ電磁気的に磁化
    させる複数の励磁コイルとを有するモータ用電磁石部品
    であって、 前記環状部材は、中心線まわりにおいて前記凸極の中央
    部分で分割された複数の円弧部材から構成されていると
    ともに、該円弧部材は、それぞれ多数の金属板を板厚方
    向に重ね合わせたものであることを特徴とするモータ用
    電磁石部品
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項において、 前記モータ用電磁石部品は、前記励磁コイルの通電状態
    が順次切り換えられることによってロータを回転させる
    モータ用ステータであることを特徴とするモータ用電磁
    石部品。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項に記載のモー
    タ用電磁石部品を有することを特徴とする電動モータ。
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