JPH0947004A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

Info

Publication number
JPH0947004A
JPH0947004A JP21400695A JP21400695A JPH0947004A JP H0947004 A JPH0947004 A JP H0947004A JP 21400695 A JP21400695 A JP 21400695A JP 21400695 A JP21400695 A JP 21400695A JP H0947004 A JPH0947004 A JP H0947004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planar coil
rotor magnet
planar
coil group
pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21400695A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Kobayashi
寿政 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP21400695A priority Critical patent/JPH0947004A/ja
Publication of JPH0947004A publication Critical patent/JPH0947004A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータを簡易な構造によって、
出力トルクを低下させることなく小型化可能とする。 【解決手段】 円盤状のステータヨーク17の軸方向両
面に第1及び第2の平面型コイル群18,19を互いに
所定の角度をなして配置するとともに、これら第1及び
第2の平面型コイル群18,19の各々に対して、同一
の複数磁極を有する第1及び第2のロータマグネット1
4,15を、それぞれ軸方向に対向するように配置し、
上記両平面型コイル群21,22に対して所定のタイミ
ングで励磁電流を供給することによってロータマグネッ
ト14,15の回転駆動を行わせるように構成したもの
であって、両平面型コイル群21,22とロータマグネ
ット14,15とを、従来のような極歯等を介すること
なく軸方向に扁平状に対向して配置し、径方向及び軸方
向の双方の配置スペースを省略するように構成したも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータに永久磁石
を用いたステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロータに永久磁石を用いたPM型
のステッピングモータにおいては、例えば図10に示さ
れているように、略円筒状のモータカバー1のフレーム
2に設けられた軸受3によって回転軸4が回転自在に支
承されているとともに、この回転軸4のカバー内挿入部
分に固定されたロータマグネット5の外周に、軸方向2
段にわたってステータコイル6,6が配置されている。
そしてこれら両ステータコイル6,6に、例えば2相の
励磁電流が供給されることによって、ロータマグネット
5の回転駆動が行われる。
【0003】上記ロータマグネット5の外周面には、全
周にわたってN極及びS極が交互に着磁されているとと
もに、前記各ステータコイル6の内部には、ボビンに対
してリング状に巻回された励磁コイル6aが配置されて
おり、複数個の励磁コイル6aが、上記ロータマグネッ
ト5の外周磁極面に対して極歯(ティース)7を介して
対峙するように設けられている。上記極歯(ティース)
7は、板金材料を折り曲げることにより形成されてお
り、軸方向両側のステータコイル6,6の各極歯(ティ
ース)7,7が、周方向に交互に配置される構成になさ
れている。
【0004】このようなステッピングモータは、各励磁
相すなわち各ステータコイル6の各励磁コイル6aに供
給する励磁電流を順次切り替えることによって各極歯
(ティース)7に発生する磁極を切り替え、ロータマグ
ネット5のS極もしくはN極を上記各極歯(ティース)
7に順次引き付けてロータマグネット5の回転を行うよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
のステッピングモータにおいては、中心位置に配置され
たロータマグネットの外周囲部分を、極歯(ティース)
7及び励磁コイル6aが取り巻くようにして配置されて
いるとともに、ステータコイル6,6が軸方向2段にわ
たって配置されているため、径方向及び軸方向の双方に
おいて小型化することが難しいという問題がある。また
小型化できても、回転トルクの低下を招来している。
【0006】一方、特開平6−261530号公報に
は、複数の励磁コイルを同一平面内上に配置して偏平化
を図ったステッピングモータが提案されているが、この
ものにおいても、ロータマグネットの外周囲部分に極歯
が配置されているため、特に径方向において大型化は免
れ得ない。
【0007】そこで本発明は、回転トルクの低下を招来
することなく、軸方向及び径方向の双方において小型化
を行うことができるようにしたステッピングモータを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明にかかるステッピングモータは、回転軸に取り付
けられたロータマグネットと、このロータマグネットに
対向配置されたステータコイルと、を備えたステッピン
グモータにおいて、上記ステータコイルは、円盤状に形
成された非磁性板の両面に回転軸を中心として環状に配
置された第1及び第2の平面型コイル群から構成されて
いるとともに、前記ロータマグネットは、上記ステータ
コイルの第1及び第2の平面型コイル群に対して軸方向
にそれぞれ対向する第1及び第2のマグネット体からな
り、上記第1及び第2のマグネット体は、前記第1及び
第2の平面型コイル群に対向する面に磁極が周方向に並
設され、前記第1の平面型コイル群が、第2の平面型コ
イル群及び前記ロータマグネットの各磁極に対して、そ
れぞれ所定の角度を有するように配置されている。
【0009】このような本発明にかかる手段において
は、第1の平面型コイル群及び第2の平面型コイル群に
所定のタイミングで励磁電流を供給することによって、
ロータマグネットの磁極が一定の方向に回転するように
順次引き寄せられていき、ロータマグネットの回転駆動
が行われる。
【0010】そしてこのとき上記両平面型コイル群とロ
ータマグネットとは、従来のような極歯等を何ら介する
ことなく軸方向に扁平状に対向配置されているため、径
方向の対向配置スペースが省略されるとともに、軸方向
の配置スペースも圧縮されることとなり、径方向及び軸
方向双方に小型化が行われるようになっている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。まず図1に示されているよう
に、略円筒状のモータカバー11の軸方向(図示上下方
向)一端部には、メタル軸受12が固定されているとと
もに、このメタル軸受12によって、回転軸13が回転
自在に支承されている。また回転軸13のカバー内挿入
部分の先端部(図示下端部)は、図示を省略したボール
受けを介してモータカバー11の内壁面に対して回転自
在に突き当てられている。一方、上記回転軸13の他端
側の先端部(図示上端部)は、通常のように図示しない
ピボット軸受にて回転自在に保持されている。なお図示
下端部側を、上述したボール受けを設けることなくメタ
ル軸受により軸受保持させ、図示上端部側のピボット軸
受を省略するように構成することもできる。
【0012】さらに上記回転軸13のカバー内挿入部分
には、ロータマグネットMが固定されている。このロー
タマグネットMは、軸方向に所定間隔離して配置された
一対の円盤状マグネット体14,15から構成されてお
り、これら両第1及び第2のマグネット体14,15の
軸方向対向面には、図2に示されているように、N極及
びS極が交互に全周にわたって着磁されている。この第
1及び第2のマグネット体14,15に形成された各磁
極は、それぞれ計12個が略等間隔で環状に並設されて
おり、当該両マグネット体14,15における各磁極の
うち、軸方向に互いに対向する磁極どうしが同一極とな
るように設定されている。
【0013】さらにまた上記第1及び第2のマグネット
体14,15どうしの軸方向間隔部分には、ステータS
が配置されている。このステータSは、前記モータカバ
ー11の内周壁面に固定された円盤状の非磁性板17を
有しているとともに、この非磁性板17の軸方向両面
に、薄板状の磁性ヨーク18,19を介して第1及び第
2の平面型コイル群21,22がそれぞれ装着されてい
る。これら第1及び第2の平面型コイル群21,22
は、上記第1及び第2のマグネット体14,15に形成
された各磁極面の各々と軸方向に近接して対向するよう
にそれぞれ配置されている。
【0014】図3及び図4に示されているように、上記
第1及び第2の平面型コイル群21,22を構成してい
る各平面型コイル21a,22aは、導線を略台形状に
巻回して形成したものであって、シートコイルやFCC
等から構成されている。これらの各平面型コイル21
a,22aは、上記各群ごとに、それぞれ6体が周方向
に略60度間隔で環状に配置されているとともに、これ
らの各平面型コイル21a,22aの配置中心は、前記
回転軸13の中心と略一致するように設定されている。
そして上記第1の平面型コイル群21を構成している各
平面型コイル21aの配置位置は、第2の平面型コイル
群22における各平面型コイル22aの配置位置に対し
て、平面視において反時計周り方向に約15度ずらされ
ている。
【0015】ここで上記各平面型コイル21a,22a
は、特に図4に示されているように、円盤状の磁性ヨー
ク18,19上に形成された樹脂層18a,19aに埋
め込まれるようにして固定されている。そして上記各平
面型コイル21a,22aの巻回中心部分には、空心部
21b,22bが設けられているとともに、円盤状の磁
性ヨーク18,19には、軸方向に突出するように突極
18b,19bが設けられており、上記平面型コイル2
1a,22aの各空心部21b,22bが、磁性ヨーク
18,19の突極18a,19aに嵌着されるように構
成されている。
【0016】一方、上記樹脂層18a,19a上には、
回路パターン18c,19cが形成されており、この回
路パターン18c,19cにそれぞれ設けられた接続端
子端部18d,19dに、上記各平面型コイル21a,
22aの外周および空心部内周にそれぞれ設けられた半
田接続部21c,22cが接合されるように構成されて
いる。これにより上記第1及び第2の平面型コイル群2
1,22における各平面コイル21aどうし及び22a
どうしが、それぞれ直列に接続されるようになってい
る。
【0017】このようなステッピングモータは、2相バ
イポーラ駆動によって回転駆動される。すなわちまず第
1の平面型コイル群21の各平面型コイル21aに対し
て励磁電流が供給され、これによって第1の平面型コイ
ル群21がA相となり、当該第1の平面型コイル群21
の各突極18bがN極に励磁される。その結果、図2に
示されているようにロータマグネットM(14,15)
の各S極が、上記第1の平面型コイル群21の各突極1
8bに引き付けられる。
【0018】次に第2の平面型コイル群22の各平面型
コイル22aに対して励磁電流が供給され、これによっ
て第2の平面型コイル群22がB相となり、当該第2の
平面型コイル群22の各突極19bがS極に励磁され
る。その結果、ロータマグネットMの各N極が上記第2
の平面型コイル群22の各突極19bに引き付けられ
て、ロータマグネットMの各N極の中心が突極19bの
中心と一致するようにロータマグネットMが図3におい
て反時計周り方向に15度だけ回転する。
【0019】続いて、第1の平面型コイル群21の各平
面型コイル21aに対して前回とは逆向きの励磁電流が
供給され、これによって第1の平面型コイル群21がA
バー相となり、当該第1の平面型コイル群21の各突極
18bがS極に励磁される。その結果、ロータマグネッ
トMの各N極が、上記第1の平面型コイル群21の各突
極18bに引き付けられて、ロータマグネットMの各N
極の中心が突極18bの中心と一致するようにロータマ
グネットMが図3において反時計周り方向にさらに15
度だけ回転する。
【0020】次に第2の平面型コイル群22の各平面型
コイル22aに対して前回とは逆向きの励磁電流が供給
され、これによって第2の平面型コイル群22がBバー
相となり、当該第2の平面型コイル群22の各突極19
bがN極に励磁される。その結果、ロータマグネットM
の各S極が上記第2の平面型コイル群22の各突極19
bに引き付けられて、ロータマグネットMの各S極の中
心が突極19bの中心と一致するようにロータマグネッ
トMが図3において反時計周り方向に15度だけ回転す
る。
【0021】これ以降、上述と同様にA相からBバー相
までの励磁切り替えが繰り返して行われることによっ
て、ステッピングモータが反時計周り方向に連続的に回
転することとなる。
【0022】このように本実施形態にかかる手段におい
ては、第1の平面型コイル群21及び第2の平面型コイ
ル群22に対して所定のタイミングで励磁電流を供給す
ることによって、ロータマグネットM(14,15)の
磁極が一定の方向に回転するように引き寄せられて所定
の回転駆動が行われることとなるが、そのとき上記両平
面型コイル群21,22とロータマグネットMとは、従
来のような極歯等を介することなく、軸方向に扁平状に
対向配置されているため、径方向の対向配置スペースが
省略されるとともに、軸方向の配置スペースも圧縮され
ることとなり、径方向及び軸方向双方に小型化が行われ
るようになっている。
【0023】上述した実施形態では、ロータマグネット
Mの磁極数が12、ステータ側の突極数すなわち励磁相
数が2である場合を表しているが、磁極数及び励磁相数
は任意に設定することが可能である。例えば、図5及び
図6に示されている実施形態では、磁極数が8、励磁相
数が3である場合を表しており、第1及び第2の平面型
コイル群21及び22を構成している各6体の平面型コ
イルが、円周方向に互いに約30度ずらされて配置され
ている。そして第1の平面型コイル群21における符号
211で表した一対のコイルと、第2の平面型コイル群
22における符号221で表した一対のコイルとが直列
接続されて、A相もしくはAバー相を形成しているとと
もに、第1の平面型コイル群21における符号212で
表した一対のコイルと、第2の平面型コイル群22にお
ける符号222で表した一対のコイルとが直列接続され
て、B相もしくはBバー相を形成している。さらに第1
の平面型コイル群21における符号213で表した一対
のコイルと、第2の平面型コイル群22における符号2
23で表した一対のコイルとが直列接続されて、C相も
しくはCバー相を形成している。
【0024】またロータマグネットMを構成する両第1
及び第2のマグネット体には、各々計8個の磁極が略等
間隔で環状に並設されており、当該各両マグネット体に
おける各磁極のうち、軸方向に互いに対向する磁極どう
しが同一極となるように設定されている。
【0025】このようなステッピングモータにおいて
は、まず第1の平面型コイル群21の平面型コイル21
1及び第2の平面型コイル群22の平面型コイル符号2
21に対して励磁電流が供給され、これによって各平面
型コイル群21,22がA相となり、各平面型コイル2
11,221の各突極がS極に励磁される。その結果、
図7に示されているようにロータマグネットMの各N極
が、各平面型コイル211,221の各突極に引き付け
られる。
【0026】次に第1の平面型コイル群21の平面型コ
イル212及び第2の平面型コイル群22の平面型コイ
ル222に対して励磁電流が供給され、これによって各
平面型コイル群21,22がB相となり、各平面型コイ
ル212,222の各突極がN極に励磁される。その結
果、図8に示されているようにロータマグネットMの各
S極が、各平面型コイル212,222の各突極に引き
付けられて、ロータマグネットMの各S極の中心が突極
の中心と一致するようにロータマグネットMが図におい
て反時計周り方向に15度だけ回転する。
【0027】続いて第1の平面型コイル群21の平面型
コイル213及び第2の平面型コイル群22の平面型コ
イル223に対して励磁電流が供給され、これによって
各平面型コイル群21,22がC相となり、各平面型コ
イル212,222の各突極がS極に励磁される。その
結果、ロータマグネットMの各N極が、各平面型コイル
212,222の各突極に引き付けられて、ロータマグ
ネットMの各N極の中心が突極の中心と一致するように
ロータマグネットMが図において反時計周り方向にさら
に15度だけ回転する。
【0028】次に第1の平面型コイル群21の平面型コ
イル211及び第2の平面型コイル群22の平面型コイ
ル221に対して前回とは逆方向の励磁電流が供給さ
れ、これによって各平面型コイル群21,22がAバー
相となり、各平面型コイル211,221の各突極がN
極に励磁される。その結果、ロータマグネットMの各S
極が、各平面型コイル211,221の各突極に引き付
けられて、ロータマグネットMの各S極の中心が突極の
中心と一致するようにロータマグネットMが図において
反時計周り方向にさらに15度だけ回転する。
【0029】ついで第1の平面型コイル群21の平面型
コイル212及び第2の平面型コイル群22の平面型コ
イル222に対して前回とは逆方向の励磁電流が供給さ
れ、これによって各平面型コイル群21,22がBバー
相となり、各平面型コイル212,222の各突極がS
極に励磁される。その結果、ロータマグネットMの各N
極が、各平面型コイル212,222の各突極に引き付
けられて、ロータマグネットMの各N極の中心が突極の
中心と一致するようにロータマグネットMが図において
反時計周り方向に15度だけ回転する。
【0030】続いて第1の平面型コイル群21の平面型
コイル213及び第2の平面型コイル群22の平面型コ
イル223に対して前回とは逆方向の励磁電流が供給さ
れ、これによって各平面型コイル群21,22がCバー
相となり、各平面型コイル212,222の各突極がN
極に励磁される。その結果、ロータマグネットMの各S
極が、各平面型コイル212,222の各突極に引き付
けられて、ロータマグネットMの各S極の中心が突極の
中心と一致するようにロータマグネットMが図において
反時計周り方向にさらに15度だけ回転する。
【0031】これ以降、上述と同様にA相からCバー相
までの励磁切り替えが繰り返して行われることによっ
て、ステッピングモータが反時計周り方向に連続的に回
転することとなる。
【0032】以上本発明者によってなされた発明を各実
施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記各実
施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形可能であるというのはいうまでもな
い。例えば上述した実施形態においては、平面型コイル
群21,22の各コイル21a,22aを設置する部材
として、円盤状の磁性ヨーク18,19を用いている
が、図9に示されているように、放射状に延出する突極
25bを複数備えた形状のヨーク25等であっても同様
に採用することができる。
【0033】また上記実施形態においては、ロータマグ
ネットMを構成する両マグネット体における各磁極のう
ち、軸方向に互いに対向する磁極どうしを同一極とする
ように形成しているが、本発明はそのような実施形態に
限定されることなく、一方側の磁極とコイルとの対向関
係が、他方側の磁極とコイルとの対向関係と同じになる
ように設定されていればよく、両側の磁極及びコイルど
うしをずらした角度関係で配置することも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明にかかるステッ
ピングモータは、円盤状のステータヨークの軸方向両面
に第1及び第2の平面型コイル群を互いに所定の角度を
なして配置するとともに、これら第1及び第2の平面型
コイル群の各々に対して、同一の複数磁極を有する第1
及び第2のロータマグネットをそれぞれ軸方向に対向す
るように配置し、上記両平面型コイル群に対して所定の
タイミングで励磁電流を供給することによってロータマ
グネットの回転駆動を行わせるように構成したものであ
って、両平面型コイル群とロータマグネットとを、従来
のような極歯等を介することなく軸方向に扁平状に対向
して配置したものであるから、径方向及び軸方向の双方
の配置スペースを省略することができ、ステッピングモ
ータを簡易な構造によって大幅に小型化することができ
る。特に、直径6mm以下のステッピングモータについ
ては、出力トルクを低下させることなく小型化が実現可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるステッピングモー
タを表した縦断面説明図である。
【図2】図1に表されたステッピングモータに用いられ
ているロータマグネットの一実施形態を表した平面説明
図である。
【図3】図1に表されたステッピングモータに用いられ
ている平面型コイル群の配置関係を表した平面説明図で
ある。
【図4】平面型コイルの取付構造を表した部分拡大斜視
説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態におけるステッピングモ
ータのロータマグネットを表した平面説明図である。
【図6】図5に表されたステッピングモータに用いられ
ている平面型コイル群の配置関係を表した平面説明図で
ある。
【図7】図5及び図6に表されたステッピングモータの
回転動作を表した平面説明図である。
【図8】図7からの移動状態を表した平面説明図であ
る。
【図9】本発明の他の実施形態におけるヨークを表した
部分拡大斜視説明図である。
【図10】従来例としてのステッピングモータの構造を
表した縦断面説明図である。
【符号の説明】
11 モータカバー 13 回転軸 14 第1マグネット体 15 第2マグネット体 18,19 磁性ヨーク 18b,19b 突極 21 第1平面型コイル群 22 第2平面型コイル群 21b,22b 空心部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に取り付けられたロータマグネッ
    トと、このロータマグネットに対向配置されたステータ
    コイルと、を備えたステッピングモータにおいて、 上記ステータコイルは、円盤状に形成された非磁性板の
    両面に回転軸を中心として環状に配置された第1及び第
    2の平面型コイル群から構成されているとともに、 前記ロータマグネットは、上記ステータコイルの第1及
    び第2の平面型コイル群に対して軸方向にそれぞれ対向
    する第1及び第2のマグネット体からなり、 上記第1及び第2のマグネット体は、前記第1及び第2
    の平面型コイル群に対向する面に複数の磁極が周方向に
    並設され、 前記第1の平面型コイル群が、第2の平面型コイル群及
    び前記ロータマグネットの各磁極に対して、それぞれ所
    定の角度を有するように配置されていることを特徴とす
    るステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の第1の平面型コイル群及
    び第2の平面型コイル群を構成する各平面型コイルは、
    当該平面型コイルの中心に空心部を有するように巻回さ
    れたコイル体から構成されているとともに、 当該コイル体の空心部に、前記ロータマグネットの磁極
    と対向する突極が配設されていることを特徴とするステ
    ッピングモータ。
JP21400695A 1995-07-31 1995-07-31 ステッピングモータ Pending JPH0947004A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21400695A JPH0947004A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 ステッピングモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21400695A JPH0947004A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 ステッピングモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0947004A true JPH0947004A (ja) 1997-02-14

Family

ID=16648709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21400695A Pending JPH0947004A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 ステッピングモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0947004A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1445851B1 (en) Motor
JPH11206077A (ja) 扁平形ブラシレス直流モータ
EP1713166B1 (en) Stepping motor
JP2001231240A (ja) ステッピングモータ
JP4794555B2 (ja) ステッピングモータ
JP3414907B2 (ja) モータ
JPH0947004A (ja) ステッピングモータ
JPH0947005A (ja) ステッピングモータ
JPH10174407A (ja) モータ用電磁石部品および電動モータ
JP2004072917A (ja) ハイブリッド型ステッピングモータ及びその組立方法、並びに光学装置
JP4011727B2 (ja) モータ
JP3591660B2 (ja) 3相クローポール式永久磁石型回転電機
JP7543229B2 (ja) アキシャルギャップ型回転電機のステータコア、アキシャルギャップ型回転電機のステータ製造方法
JP3138628B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータの駆動方法
JP3109022B2 (ja) インダクター型電動機
JPH0837770A (ja) 二相モータ
JPH0731124A (ja) ステッピングモータの極歯ヨーク及びステッピングモータ
JPH07245930A (ja) Pm型ステッピングモータ
JP3138627B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータの駆動方法
JP3982873B2 (ja) 3相ステッピングモータ
JPH10229669A (ja) モータ
JP3990811B2 (ja) モータ
JPS60255053A (ja) ステツプ電動機
JP2000232766A (ja) モータ
JPH06105507A (ja) 2相モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001110