JPWO2006109597A1 - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
回路構成体10は、スイッチング部材13が実装される回路基板11と、回路基板11に沿って配索したバスバー12とを備え、ケース20は、回路基板11に対しその周縁に沿うように配置されて固定されるフレーム21と、フレーム21に対し回路基板11を覆うように組み付けられるカバー24とを備えている。フレーム21には第2コネクタハウジングが設けられ、第2コネクタハウジングには、バスバー12の端部に形成した第2端子部15を収容する筒状嵌合部26aが設けられている。カバー24に設けた変形規制部32を筒状嵌合部26aの上壁部26c(外面)に当接させたので、筒状嵌合部26aの変形を規制することができる。
Description
本発明は、回路構成体をケースに収容した構成の電気接続箱に関する。
例えば、自動車に搭載される電気接続箱として、回路構成体をケースに収容した構造のものがある。回路構成体は、回路基板と、回路基板の裏面に沿って配索したバスバーと、回路基板の表面側に実装されるリレー等のスイッチング部材とを備えて構成され、バスバーには、その端部を略L字形に曲げ加工することで端子部が形成されている。ケースは、回路基板に対しその周縁に沿うように配置されて固定されるフレームと、フレームに対し回路基板を覆うように組み付けられるカバーとを備えて構成される。フレームにはコネクタハウジングが取り付けられ、コネクタハウジングの筒状嵌合部内には、バスバーの端子部が収容されている。筒状嵌合部にハーネス側コネクタが嵌合されると、ハーネス側コネクタの端子がバスバーの端子部に接続されるようになっている。 尚、この種の電気接続箱としては、特許文献1に開示されているもの等がある。
特開2003−164039公報
上記のような電気接続箱を自動車に搭載する場合、電気接続箱に接続される電線の配索経路によっては、電線がハーネス側コネクタから導出された直後で大きく屈曲されることがある。例えば、電気接続箱を更に大きな別のボックスに収容して自動車に搭載する場合には、そのような配索経路になり易い。このように電線がコネクタの直ぐ近くで大きく曲げられるときには、その電線の弾性復元力のためにハーネス側コネクタが筒状嵌合部内で姿勢を傾けようとし、その結果、コネクタハウジングの筒状嵌合部を構成する壁部が変形することが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ケースに設けられているコネクタハウジングの筒状嵌合部の変形を防止することを目的とする。
本発明の電気接続箱は、回路基板にスイッチング部材を実装すると共にその回路基板に沿ってバスバー配索した回路構成体と、この回路構成体を収容し、前記回路基板に対しその周縁に沿うように配置されて固定されるフレーム及びこのフレームに対し前記回路基板を覆うように組み付けられるカバーを備えたケースと、前記バスバーの端部に形成された端子部と、前記フレームに設けられ前記端子部を収容する筒状嵌合部を備えたコネクタハウジングと、前記カバーに設けられ前記筒状嵌合部の外面に当接することで前記筒状嵌合部の変形を規制する変形規制部とを備える。
この構成では、コネクタハウジングの筒状嵌合部に相手方のコネクタが嵌合されて、そのコネクタの電線と回路構成体のバスバーとが接続される。コネクタから導出された電線がコネクタの直ぐ近くで大きく曲げられる等して電線からコネクタにこれを傾けたり、押し込んだりする力が作用した場合、その力はコネクタハウジングの筒状嵌合部に受け止められてその変形に到ることが懸念される。ところが、その筒状嵌合部の外面には、カバーに設けた変形規制部が当接しているので、筒状嵌合部が変形することを防止できる。
本発明によれば、筒状嵌合部に嵌合されたコネクタを通して電線から力が作用しても、筒状嵌合部が変形することを防止できる。
10…回路構成体
11…回路基板
12…バスバー
13…スイッチング部材
15…第2端子部(端子部)
20…ケース
21…フレーム
24…カバー
26…第2ハウジング(コネクタハウジング)
26a…筒状嵌合部
30F…変位規制部(係止部)
30R…変位規制部(係止部)
32…変形規制部
33a…変位規制部(係止部)
33b…変位規制部(係止部)
33c…変位規制部(係止部)
34…後退規制部
11…回路基板
12…バスバー
13…スイッチング部材
15…第2端子部(端子部)
20…ケース
21…フレーム
24…カバー
26…第2ハウジング(コネクタハウジング)
26a…筒状嵌合部
30F…変位規制部(係止部)
30R…変位規制部(係止部)
32…変形規制部
33a…変位規制部(係止部)
33b…変位規制部(係止部)
33c…変位規制部(係止部)
34…後退規制部
以下、本発明を具体化した実施形態を図1乃至図4を参照して説明する。本実施形態の電気接続箱は、自動車に搭載され、バッテリ(図示せず)とランプ、オーディオ等の電装品(図示せず)との間に介設され、バッテリから供給される電力を各電装品に分配・供給するとともに、これら電力供給のオンオフ等の制御を行うものである。尚、図1〜3においては、電気接続箱を表面側が上向きとなるように描いているが、自動車に搭載されるときには、電気接続箱は、ヒューズブロック23が上側に位置し、ハウジング25,26,27,28が下向きに開口する向きでリレーボックス(図示せず)内に収容され、そのリレーボックスが車体(図示せず)に固定されるようになっている。
電気接続箱は、回路構成体10と、回路構成体10を収容するケース20とを備えて構成される。
回路構成体10は、回路基板11と、回路基板11の裏面(図3における下面)に沿って配索した複数のバスバー12と、回路基板11の表面側(図3における上面側)に実装されるリレーや半導体素子などのスイッチング部材13とを備えて構成されている。バスバー12は回路基板11の裏面に接着されており、バスバー12の端部に形成した第1端子部14が回路基板11の前端縁から突出されているとともに、同じくバスバー12の端部に形成した第2端子部15(本発明の構成要件である端子部)が回路基板11の後端縁から突出されている。
回路構成体10は、回路基板11と、回路基板11の裏面(図3における下面)に沿って配索した複数のバスバー12と、回路基板11の表面側(図3における上面側)に実装されるリレーや半導体素子などのスイッチング部材13とを備えて構成されている。バスバー12は回路基板11の裏面に接着されており、バスバー12の端部に形成した第1端子部14が回路基板11の前端縁から突出されているとともに、同じくバスバー12の端部に形成した第2端子部15(本発明の構成要件である端子部)が回路基板11の後端縁から突出されている。
第2端子部15は、回路基板11に対して略直角に表面側(上向き)に立ち上がる支持部15a(第2端子部15における第2コネクタハウジングの筒状嵌合部26aの背面側からの突出部分)と、この支持部15aの立ち上がり端から後方(回路基板11とは反対側)へ略直角に(回路基板11とほぼ平行に)延出する接続部15bとから構成され、側方から見て略L字形をなす。一方の第1端子部14も、第2端子部15と同様に略L字形に屈曲した形状をなしている。
ケース20は、合成樹脂等の絶縁材料からなる略方形の枠状をなすフレーム21と、フレーム21に対しその裏側の開口を塞ぐように固着される金属製の放熱板22と、フレーム21に対しその前端縁側から組み付けられる合成樹脂製のヒューズブロック23と、フレーム21に対しその表面側(放熱板22とは反対側)の開口を塞ぐように組み付けられる合成樹脂製のカバー24と、ヒューズブロック23に組み付けられる合成樹脂製の第1ハウジング25と、フレーム21の後縁部に組み付けられる合成樹脂製の第2〜第4コネクタハウジング,27,28とを備えて構成される。
フレーム21は、回路基板11の周縁に沿って回路構成体10を全周に亘って連続して包囲するように配置されているとともに、放熱板22の表面に接着剤(図示せず)により固定されている。上記した複数の第2端子部15は、フレーム21の後縁部に沿って横に並ぶように配置されている。
放熱板22は、回路基板11と概ね相似形であり、放熱板22の表面にはバスバー12の裏面が接着剤(図示せず)により固着されている。
ヒューズブロック23は、フレーム21の前縁部に沿って配される横長の本体部23aと、この本体部23aの左右両端部から後方へ片持ち状に延出する形態の一対のアーム部23bとからなる。本体部23a内には、第1端子部14の先端部と、端子金具29の略前半分領域と、第1端子部14と端子金具29を接続するヒューズ(図示せず)とが収容されるようになっている。
放熱板22は、回路基板11と概ね相似形であり、放熱板22の表面にはバスバー12の裏面が接着剤(図示せず)により固着されている。
ヒューズブロック23は、フレーム21の前縁部に沿って配される横長の本体部23aと、この本体部23aの左右両端部から後方へ片持ち状に延出する形態の一対のアーム部23bとからなる。本体部23a内には、第1端子部14の先端部と、端子金具29の略前半分領域と、第1端子部14と端子金具29を接続するヒューズ(図示せず)とが収容されるようになっている。
フレーム21の後縁部に取り付けられる第2〜第4コネクタハウジング,27,28のうち第2コネクタハウジング(本発明の構成要件であるコネクタハウジングに相当する)は、全体として左右方向に細長いブロック状をなし、後方へ開口する左右2つの横長の筒状嵌合部26aを有している。この第2コネクタハウジングは、その左右両端部の取付け片27をフレーム21の後縁部の表面にビス止めすることにより、フレーム21の表面に載置する形態で固定されている。上記した第2端子部15の接続部15bは、第2コネクタハウジングの背面壁26bを貫通して筒状嵌合部26aの内部に収容されている。また、第2端子部15の支持部15aは、背面壁26bの背面(前面であって、筒状嵌合部26aの開口方向とは反対側の面)に沿うように配されている。この第2コネクタハウジングの筒状嵌合部26aには、後方からハーネス側コネクタCが嵌合されるようになっている。尚、第3ハウジング27と第4ハウジング28も、第2コネクタハウジングと同様に、後方へ開口する筒状嵌合部を有し、ビス止めによりフレーム21に固定されている。
第2コネクタハウジングの筒状嵌合部26aは、上面壁26c、左右両側壁26d、及び下面壁26eによって構成されており、下面壁26eがフレーム21の後縁部の表面(上面)に当接されている。筒状嵌合部26aの上面壁26cの外面(上面)には、左右方向(フレーム21の後縁部の長さ方向)に直線状に延びる前後一対の変位規制部30F,30Rが形成されている。変位規制部30F,30Rは、リブ状に突出した形態であって、筒状嵌合部26aの全幅に亘って連続して形成されている。前側の変位規制部30Fは、筒状嵌合部26aの前縁(背面壁26bの上縁)に沿って形成され、後側の変位規制部30Rは、筒状嵌合部26aの後端よりも少し前方に配置されている。また、この変位規制部30F,30Rは、本発明の係止部を兼ねている。
カバー24は、全体として回路基板11とほぼ相似形であって、回路基板11よりも一回り大きい形状をなす。カバー24は、表面側からフレーム21に対して組み付けられ、組付け状態ではフレーム21内に収容されている回路基板11とスイッチング部材13がカバー24によって覆い隠される。
カバー24の後縁部のうち第2コネクタハウジングの筒状嵌合部26aと対応する部分は、筒状嵌合部26aに対してその上面側から覆い被さるように当接する変形規制部32となっている。変形規制部32は板状をなし、変形規制部32の下面(筒状嵌合部26aとの対向面)には、左右方向(フレーム21の後縁部の長さ方向及びカバー24の後縁部に沿った方向)に直線状に延びる前後3本の変位規制部33a,33b,33cが形成されている。この第1〜第3変位規制部33a,33b,33cは、リブ状に突出した形態であって、幅方向(左右方向)において筒状嵌合部26aと対応する領域に亘って連続して形成されている。最も後に位置する第1変位規制部33aは、カバー24の後端縁に沿って配置され、中央に位置する第2変位規制部33bは、第1変位規制部33aよりも少し前方に配置されている。これらの変位規制部33a,33b,33cは、本発明の係止部を兼ねている。
また、変形規制部32の下面には、第3変位規制部33cよりも更に前方の位置から下方へ延出する複数の後退規制部34が、カバー24の後縁部に沿って左右方向に並んで形成されている。各後退規制部34の前端縁部は、第2端子部15の支持部15aに対して前方(筒状嵌合部26aの開口部とは反対側)から当接するように配置されている。後退規制部34の前端縁部は段差状をなしており、この後退規制部34の前端縁部のうち支持部15aと非対応の上端側部分(変位規制部32に近い側の端部)は、筒状嵌合部26aの背面(前面)に対して前方から当接するように配置されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
もし、筒状嵌合部26aに嵌合されたハーネス側コネクタCが図3における上下方向に傾いた場合には、筒状嵌合部26aの上面壁26cが上方(外側)へ膨らむように変形させられることが懸念されるが、本実施形態では、変形規制部32に形成されている第1〜第3変位規制部33a,33b,33cが筒状嵌合部26aの上面壁26cに対して上から当接されているので、筒状嵌合部26aの上面壁26cが上方へ膨らむように変形することはない。
もし、筒状嵌合部26aに嵌合されたハーネス側コネクタCが図3における上下方向に傾いた場合には、筒状嵌合部26aの上面壁26cが上方(外側)へ膨らむように変形させられることが懸念されるが、本実施形態では、変形規制部32に形成されている第1〜第3変位規制部33a,33b,33cが筒状嵌合部26aの上面壁26cに対して上から当接されているので、筒状嵌合部26aの上面壁26cが上方へ膨らむように変形することはない。
しかも、カバー24の第1変位規制部33aと第2変位規制部33bが、筒状嵌合部26aの後側の変位規制部30Rに対して前後に挟むように嵌合(係止)されるとともに、カバー24の第3変位規制部33cと後退規制部34が筒状嵌合部26aの前側の変位規制部30Fを前後から挟むように嵌合(係止)されているので、これらの嵌合(係止)により、カバー24の後縁部がフレーム21及び第2コネクタハウジングに対して相対的に前後方向(筒状嵌合部26aの開口方向と平行な方向)へ相対変位することが規制されている。したがって、変形規制部32(第1〜第3変位規制部33a,33b,33c)が筒状嵌合部26aに対して位置ずれすることがなく、筒状嵌合部26aの変形を確実に防止することができる。
また、後退規制部34が第2端子部15の支持部15aに対して背面側から当接することにより、第2端子部15は、筒状嵌合部26a及びカバー24の後縁部に対して背面側(前方)へ相対変位することを規制されている。この場合も、カバー24が第2コネクタハウジングに対して相対的に前方(背面側)へ変位することを規制されているので、後退規制部34による第2端子部15の後退を確実に規制することができる。
また、本実施形態では第2コネクタハウジングがフレーム21とは別体部品であるため、第2コネクタハウジングがフレーム21に対しビス止め位置を支点として姿勢を前後(上下)に傾けることが懸念されるが、筒状嵌合部26a(第2コネクタハウジング)をカバー24の変形規制部32とフレーム21との間で上下に挟み付けているので、第2コネクタハウジングの傾きが防止されている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではハウジングをフレームとは別体の部品としたが、本発明によれば、ハウジングをフレームに一体に形成してもよい。
(2)上記実施形態では変位規制部は第2端子部の延長方向に沿った方向の変位を規制するように設けているが、これに限らず、その方向と直交する方向の変位が規制されるように設けてもよく、或いは、例えば筒状嵌合部の外面にピンを立て、カバーのうち上記筒状嵌合部の外面に当接する変形規制部に上記ピンが嵌合する嵌合孔を設けることで、あらゆる方向の変位が規制される構成としてもよい。
(2)上記実施形態では変位規制部は第2端子部の延長方向に沿った方向の変位を規制するように設けているが、これに限らず、その方向と直交する方向の変位が規制されるように設けてもよく、或いは、例えば筒状嵌合部の外面にピンを立て、カバーのうち上記筒状嵌合部の外面に当接する変形規制部に上記ピンが嵌合する嵌合孔を設けることで、あらゆる方向の変位が規制される構成としてもよい。
(3)上記実施形態では筒状嵌合部側の変位規制部をリブ状としたが、本発明によれば、筒状嵌合部側の変位規制部を溝状としてもよい。
Claims (8)
- 回路基板にスイッチング部材を実装すると共にその回路基板に沿ってバスバー配索した回路構成体と、
この回路構成体を収容し、前記回路基板に対しその周縁に沿うように配置されて固定されるフレーム及びこのフレームに対し前記回路基板を覆うように組み付けられるカバーを備えたケースと、
前記バスバーの端部に形成された端子部と、
前記フレームに設けられ前記端子部を収容する筒状嵌合部を備えたコネクタハウジングと、
前記カバーに設けられ前記筒状嵌合部の外面に当接することで前記筒状嵌合部の変形を規制する変形規制部とを備えてなる電気接続箱。 - 前記コネクタハウジングが、前記フレームとは別体の部品とされており、前記変形規制部が前記フレームとの間で前記筒状嵌合部を挟む形態とされていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の電気接続箱。
- 前記筒状嵌合部と前記変形規制部には、互いに係止することで、前記変形規制部が前記筒状嵌合部に対して当接方向と交差する方向に変位することを規制する変位規制部が設けられている請求の範囲第1項に記載の電気接続箱。
- 前記筒状嵌合部と前記変形規制部には、互いに係止することで、前記変形規制部が前記筒状嵌合部に対して当接方向と交差する方向に変位することを規制する変位規制部が設けられている請求の範囲第2項に記載の電気接続箱。
- 前記変位規制部は、前記筒状嵌合部の外面に前記端子部の延長方向と直交する方向に延びて突設された第1のリブと、前記カバーの変形規制部に前記第1のリブと同一方向に延びるように突設された第2のリブとからなる請求の範囲第3項に記載の電気接続箱。
- 前記変位規制部は、前記筒状嵌合部の外面に前記端子部の延長方向と直交する方向に延びて突設された第1のリブと、前記カバーの変形規制部に前記第1のリブと同一方向に延びるように突設された第2のリブとからなる請求の範囲第4項に記載の電気接続箱。
- 前記カバーには、前記端子部における前記筒状嵌合部の背面側からの突出部分に当接することで、前記端子部の背面側への後退変位を規制する後退規制部が設けられている請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の電気接続箱。
- 前記カバーと前記筒状嵌合部には、互いに係止することで、前記カバーが前記筒状嵌合部に対して背面側へ相対変位することを規制する係止部が形成されている請求の範囲第7項に記載の電気接続箱。
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