JPWO2006106614A1 - 種類判別装置、種類判別方法及び判別用プログラム - Google Patents

種類判別装置、種類判別方法及び判別用プログラム Download PDF

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Abstract

不測の情報記録や情報消去を防止しつつ迅速且つ安全に光ディスクの種類を判別することが可能な種類判別装置を提供する。記録トラックが形成されている光ディスクDKに対して、平行光とされた光ビームB3を円偏光状態で照射し、その反射光Rにおける偏光特性を検出し、その検出された偏光特性に基づいて、相隣接する記録トラックの間隔に応じた光ディスクDKの種類を判別する。

Description

本願は、種類判別装置、種類判別方法及び判別用プログラムの技術分野に属し、より詳細には、複数種類の記録媒体の当該種類を光学的に判別する種類判別装置及び種類判別方法並びに当該種類判別に用いられる判別用プログラムの技術分野に属する。
近年、例えばDVD(Digital Versatile Disc)に代表される高記録密度の光ディスクに関連する研究開発が盛んに行われているが、これと並行して従来から一般的であるCD(Compact Disc)も依然として広く流通している。
そこで、これら記録密度が異なる複数種類の光ディスクに対して、一台の情報記録再生装置により情報の記録再生が可能とされた、いわゆるコンパチブルレコーダ/プレーヤに関する研究開発も行われている。
ここで、上述した各種類の光ディスクにおいては、情報の記録再生方式(記録再生規格)や光ディスク自体の物理的な構造(特に光ビームの入射側の表面から情報記録面までの距離)が相互に異なっているものがある。そこで、上述したようなコンパチブルレコーダ/プレーヤにおいては、各種類毎に正確且つ確実に情報の記録再生を行うべく、情報の記録再生を行う前にその対象となる光ディスクの種類を自動的に判別し、その判別結果を用いて実際の記録再生時における諸パラメータ等の設定を行う必要がある。
このとき、光ディスクの種類を判別するための従来の技術としては、例えば、
(ア)再生信号におけるRF(Radio Frequency)レベルを用いるもの(下記特許文献1及び2参照)
特開平9−270167号公報 特開平9−320180号公報
(イ)ディスクの表面と光ビームを反射する反射層との間のフォーカスサーボ上の位置関係を用いるもの(下記特許文献3及び4参照)
特開平10−074356号公報 特開平10−188458号公報
(ウ)プッシュプル法を用いたトラッキングエラー信号の振幅を用いるもの(下記特許文献5参照)
特開平10―302381号公報
等、様々な手法式が提案されている。
しかしながら、上述した従来の手法では、いずれの場合も光ディスク上に光ビームを集光することが必須の前提となっており、このため、以下のような問題点があった。
(ア)光ビームを集光するために少なくともフォーカスサーボ制御が必要であり、結果として判別結果が得られるまでに相当の時間を要する。
(イ)光ビームが集光することにより光ディスク上の一点にエネルギーが集中して温度が上昇するため、追記型や書換型の光ディスクでは、意図しないうちに情報の記録や記録済みの情報の消去を行ってしまう可能性がある。
(ウ)光ビームを集光する必要があるため、当該集光用の対物レンズが光ディスクの表面に接近することとなり、この結果として当該対物レンズと光ディスクとが衝突し、両者に傷がつく可能性がある。特に、異なる種類の光ディスクを装填した直後にこの衝突が起こり易い。
そこで、本願は上記の各問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、不測の情報記録や情報消去を防止しつつ迅速且つ安全に光ディスクの種類を判別することが可能な種類判別装置及び種類判別方法並びに当該種類判別に用いられる判別用プログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、記録トラックが形成されている光学式の記録媒体に対して、平行光とされた光ビームを円偏光状態で照射する半導体レーザ等の照射手段と、前記照射された光ビームの前記記録媒体からの反射光における偏光特性を検出する検出器等の検出手段と、前記検出された偏光特性に基づいて、相隣接する前記記録トラックの間隔に応じた前記記録媒体の種類を判別する判別部等の判別手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項13に記載の発明は、記録トラックが形成されている光学式の記録媒体に対して、平行光とされた光ビームを円偏光状態で照射する照射工程と、前記照射された光ビームの前記記録媒体からの反射光における偏光特性を検出する検出工程と、前記検出された偏光特性に基づいて、相隣接する前記記録トラックの間隔に応じた前記記録媒体の種類を判別する判別工程と、を含む。
上記の課題を解決するために、請求項14に記載の発明は、コンピュータを、請求項1から12のいずれか一項に記載の種類判別装置における前記判別手段として機能させる。
本願の原理を説明する図であり、(a)はCDからの反射光の偏光特性を例示する図であり、(b)はDVDからの反射光の偏光特性を例示する図であり、(c)はBDからの反射光の偏光特性を例示する図である。 本願の原理を説明する図であり、(a)は偏光フィルタの透過軸の回転角と受光強度との関係を光ディスクの種類毎にグラフ化した図であり、(b)は閾値との関係で光ディスクの種類を判別することを示す図である。 実施形態に係る種類判別装置の概要構成を示す図である。 実施形態に係る分割偏光フィルタ及び検出器の細部構成を示す図である。 実施形態に係る判別部の細部構成を示すブロック図である。 偏光フィルタ等の分割数と強度比との関係を例示する図である。 偏光フィルタの変形形態を示す図であり、(a)は第一例を示す図であり、(b)は第二例を示す図である。
符号の説明
1 半導体レーザ
2 コリメータレンズ
3 1/4波長板
4 ハーフミラー
5、50、51 偏光フィルタ
5A、5B、5C、5D、5E、5F、50A、50B、50C、50D、50E、50F、51A、51B、51C、51D、51E、51F 分割偏光フィルタ
6 検出器
6A、6B、6C、6D、6E、6F 受光部
10 最小値検出部
11 最大値検出部
12 除算部
13 比較部
S 種類判別装置
B、B 光ビーム
平行光ビーム
円偏光光ビーム
R 反射光 DK 光ディスク
次に、本願を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、CD、DVD又は当該DVDよりも高密度に情報の記録が可能な高密度光ディスク(以下、当該高密度光ディスクをBDと称する)に対する情報の記録再生がいずれも可能な情報記録再生装置に搭載される種類判別装置であって、当該CD等の各光ディスク夫々の種類を判別する種類判別装置に対して本願を適用した場合の実施の形態である。
(I)本願の原理
始めに、本願の実施形態について具体的に説明する前に、本願の原理について図1及び図2を用いて説明する。なお、図1及び図2は本願の原理を説明する図である。
一般に、レーザ光等の光ビームの波長と同程度若しくはそれ以下の格子周期(格子ピッチ)を有する回折格子に対して当該光レーザを照射すると、当該光ビームの当該回折格子からの反射光における偏光特性(より具体的には、光ビームの光軸を回転中心とした偏光フィルタにおける透過光強度の回転角度依存性を言う。以下、同じ。)が当該格子周期に応じて変化することが知られている(より具体的には、例えば以下の非特許文献1参照)。
「Zero-reflectivity high spatial-frequency rectangular-groove dielectric surface-relief gratings」, APPLIED OPTICS, (1986年), vol.25, no.24 (pp4562-pp4567)
一方、上記した三種類の光ディスクにおいては、位相ピットが連続して形成されている記録トラック(再生専用光ディスクの場合)又は記録可能光ディスクにおいて予め形成されているグルーブトラックは、それ自体光ビームの照射側から見た場合は凹凸となっていることになり、これは、そのトラックピッチ(相隣接する記録トラック間の距離)を格子周期とする回折格子と看做すことができる。なお、この点は、位相ピットが複数個周方向に並ぶことで形成されるが故に実際は周方向に連続する記録トラックが形成されることにはならない再生専用光ディスクの場合であっても、当該位相ピットの密度が高いため、近似的に連続する記録トラックと看做せる点において同様である。
そこで、本願では、上記各光ディスクを、そのトラックピッチを格子周期とする回折格子と看做す。そして、当該トラックピッチに対して充分に大きなビーム径を有し且つ円偏光状態の平行光である光ビームをこの光ディスクに対して照射しその反射光の偏光特性を検出する。
このとき、例えば上記三種類の光ディスクの種類を区別する場合に、当該光ビームの波長を780nmとすれば、これに対して十分にトラックピッチが広いCD(トラックピッチ=1600nm)、それらが同程度であるDVD(トラックピッチ=740nm)、又は当該波長に対してトラックピッチの方が狭いBD(例えばトラックピッチ=320nm)では、夫々の場合に相互に偏光特性が大きく異なる。
すなわち、図1(a)に波長780nmの光ビーム(平行光且つ円偏光状態)をCDに対して照射して得られる反射光の偏光特性を示し、図1(b)に当該光ビームをDVDに対して照射して得られる反射光の偏光特性を示し、更に図1(c)に当該光ビームをBDに対して照射して得られる反射光の偏光特性を示すように、夫々の偏光特性は、光ディスクの種類に応じて明らかに相違するのである。なお、図1(a)に示すように、光ビームの波長より長いトラックピッチを有するCDに対して当該光ビームを照射した場合の反射光については、当該トラックピッチがその波長より十分に長いため、いわゆる素通り状態となって偏光特性に大きな変化は現れない。
また、図1(a)乃至(c)において、透過軸の回転角及び記録トラックの方向は全て共通である。そして、図1に夫々示すような偏光特性の光ディスクの種類による違いを検出することで、各々の光ディスクの種類を相互に判別することが可能となるのである。
より具体的には、いずれかの光ディスクに照射した上記光ビームの反射光を、透過させる反射光の透過軸の回転角度が相互に異なる複数の偏光フィルタを同時に通過させて受光し、各偏光フィルタ夫々の受光強度を検出すると、各光ディスクの種類毎に図2(a)に示すような変化が検出できる。
なお、当該回転角度については、いずれの光ディスクにおいても図1に示すように偏光特性が点対称であるので、各光ディスク相互間で偏光特性を比較する場合には、偏光フィルタの透過軸の回転角度が0度から180度の範囲の受光強度を比較すれば足りることになる。
そして、各種類毎にその最低強度を最高強度で除した強度比を求めると、図2(b)に示すように各種類毎に比較することが可能となる。そこで、各強度比を区別することが可能な値の閾値(図2(b)閾値TH1及びTH2参照)予め定めておき、これらの閾値TH1及びTH2とそのときに求められた強度比との大小関係を検出することで、その強度比が得られた光ディスクの種類を、CD、DVD又はBDとして明確に区分して判別することができるのである。
なお、各光ディスクの種類検出に最低強度と最高強度を用いるため、光ディスク上の記録トラックの方向と偏光フィルタにおける透過軸の回転角度0°の方向との関係も任意に設定でき、当該記録トラックの方向と当該回転角度0°の方向との関係がどのような角度関係であっても図2(b)の状態は変わらない。
(II)実施形態
次に、上述した原理に基づく本願に係る実施形態について、具体的に図3乃至図5を用いて説明する。
なお、図3は実施形態に係る種類判別装置の概要構成を示すブロック図であり、図4は当該種類判別装置における偏光フィルタ及び検出部の概要構成を示すブロック図であり、図5は当該種類判別装置における判別部の概要構成を示すブロック図である。
図3に示すように、実施形態に係る種類判別装置Sは、照射手段としての半導体レーザ1と、コリメータレンズ2と、1/4波長板3と、ハーフミラー4と、偏光手段としての偏光フィルタ5と、検出手段及び受光手段としてのとしての検出器6と、判別手段としての判別部7と、により構成されている。
また、偏光フィルタ5は、図4に示すように、後述する光ディスクDKからの反射光Rに対して、それが照射される領域を円周方向に六分割する六つの分割偏光フィルタ5A乃至5Fに分割されている。そして、当該各分割偏光フィルタ5A乃至5Fは、透過させる反射光Rに対する透過軸の回転角度が相互に異なっている。より具体的には、分割偏光フィルタ5Aは反射光Rのうち透過軸の回転角度が0°の反射光Rの成分のみを透過させる特性を有しており、分割偏光フィルタ5Bは反射光Rのうち透過軸の回転角度が30°の反射光Rの成分のみを透過させる特性を有しており、分割偏光フィルタ5Cは反射光Rのうち透過軸の回転角度が60°の反射光Rの成分のみを透過させる特性を有しており、分割偏光フィルタ5Dは反射光Rのうち透過軸の回転角度が90°の反射光Rの成分のみを透過させる特性を有しており、分割偏光フィルタ5Eは反射光Rのうち透過軸の回転角度が120°の反射光Rの成分のみを透過させる特性を有しており、分割偏光フィルタ5Fは反射光Rのうち透過軸の回転角度が150°の反射光Rの成分のみを透過させる特性を有している。
更に、検出器6は、図4に示すように、上記各分割偏光フィルタ5A乃至5Fを夫々通過した反射光Rを、当該各分割偏光フィルタ5A乃至5F毎に独立して受光すべく、分割偏光フィルタ5A乃至5F夫々に対応した形状を有する受光部6A乃至6Fを備えている。そして、各受光部6A乃至6Fは、夫々が受光した反射光R(すなわち、各部分偏光フィルタ5A乃至5F夫々の透過軸に対応する偏光成分のみを含む反射光R)を夫々別個に受光し、その受光強度に対応する受光信号Sdta乃至Sdtfを夫々出力する。なお、偏光フィルタ5と検出器6とは、実際には図3に示すように重ね合わされているものでも良いが、理解の容易化のため、図4においては夫々を離隔して図示している。
次に、判別部7は、図5に示すように、上記受光信号Sdta乃至Sdtfが夫々入力される最小値検出部10と、同様に上記受光信号Sdta乃至Sdtfが夫々入力される最大値検出部11と、除算部12と、比較部13と、により構成されている。そして、当該比較部13には、図2(b)に示した閾値TH1及びTH2が夫々不揮発性に記憶されている。
次に、実施形態に係る種類判別装置Sの動作を説明する。
実施形態に係る種類判別装置Sが備えられた例えば光ディスク再生装置に対して、種類判別の対象となる光ディスク(上記CD、DVD又はBDのいずれか)が装填されたとき等の予め設定されたタイミングにおいて、半導体レーザ1は予め設定されている記録又は再生用の波長(例えばCDに対する記録再生用の波長である780nm)を有する光ビームBを出射し、この光ビームBは拡散光の状態でコリメータレンズ2に入力される。
そして、コリメータレンズ2は、当該光ビームBを平行光ビームBに変換し、1/4波長板3に入射させる。
次に、1/4波長板3は、当該平行光ビームBを直線偏光状態から円偏光状態に変換し、円偏光光ビームBとしてハーフミラー4へ照射する。
これにより、ハーフミラー4は、当該円偏光光ビームBの一部を光ディスクDK側に反射し、当該反射した円偏光光ビームBを光ディスクDKにそのまま(集光することなく)照射する。
そして、当該光ディスクDKに照射された円偏光光ビームBは、当該光ディスクDKにより反射され、この反射により光ディスクDKにおける円偏光光ビームBに対する偏光特性が含まれた状態の反射光Rとして再度ハーフミラー4に照射される。
次に、当該ハーフミラー4を透過した反射光Rは偏光フィルタ5内の各分割偏光フィルタ5A乃至5Fに照射される(図4参照)。
そして、図4に示すように、反射光Rのうち分割偏光フィルタ5Aを透過した(透過軸の回転角度が0°の成分である)反射光Rは受光部6Aにおいて受光され、その受光強度に対応する受光信号Sdtaが生成されて最小値検出部10及び最大値検出部11へ出力される(図5参照)。また、反射光Rのうち分割偏光フィルタ5Bを透過した(透過軸の回転角度が30°の成分である)反射光R30は受光部6Bにおいて受光され、その受光強度に対応する受光信号Sdtbが生成されて最小値検出部10及び最大値検出部11へ出力される。更に、反射光Rのうち分割偏光フィルタ5Cを透過した(透過軸の回転角度が60°の成分である)反射光R60は受光部6Cにおいて受光され、その受光強度に対応する受光信号Sdtcが生成されて最小値検出部10及び最大値検出部11へ出力される。更にまた、反射光Rのうち分割偏光フィルタ5Dを透過した(透過軸の回転角度が90°の成分である)反射光R90は受光部6Dにおいて受光され、その受光強度に対応する受光信号Sdtdが生成されて最小値検出部10及び最大値検出部11へ出力される。また、反射光Rのうち分割偏光フィルタ5Eを透過した(透過軸の回転角度が120°の成分である)反射光R120は受光部6Eにおいて受光され、その受光強度に対応する受光信号Sdteが生成されて最小値検出部10及び最大値検出部11へ出力される。最後に、反射光Rのうち分割偏光フィルタ5Fを透過した(透過軸の回転角度が150°の成分である)反射光R150は受光部6Fにおいて受光され、その受光強度に対応する受光信号Sdtfが生成されて最小値検出部10及び最大値検出部11へ出力される。
これらにより、最小値検出部10は、受光信号Sdta乃至Sdtfのうち、最も受光強度の弱い受光信号を検出し、検出された受光信号を最小受光信号Sminとして除算部12へ出力する。
これと平行して、最大値検出部11は、受光信号Sdta乃至Sdtfのうち、最も受光強度の強い受光信号を検出し、検出された受光信号を最大受光信号Smaxとして除算部12へ出力する。
そして、除算部12は、上記最小受光信号Sminにより示される受光強度を最大受光信号Smaxで示される受光強度を除し、その結果を除算信号Sdvとして比較部13へ出力する。
最後に比較部13は、当該除算信号Sdvにより示される除算結果(強度比)を図2(b)に例示する閾値TH1及び閾値TH2と比較する。そして、その除算結果が閾値TH1より大きいときは、その時に反射光Rが得られた光ディスクがCDである旨を示す判定信号Sjgを生成して図示しない再生制御部等に出力する。また同様に、当該除算結果が閾値TH1より小さく且つ閾値TH2より大きいときは、その時に反射光Rが得られた光ディスクがDVDである旨を示す判定信号Sjgを生成して図示しない再生制御部等に出力し、当該除算結果が閾値TH2より小さいときは、その時に反射光Rが得られた光ディスクがBDである旨を示す判定信号Sjgを生成して図示しない再生制御部等に出力する。
そしてこの後は、当該判定信号Sjgの内容に応じて各種パラメータ等が設定され、その時に種類が判別された光ディスクに対して光学的に情報の記録又は再生が実行されることとなる。
なお、上述した実施形態における偏光フィルタ5における分割数(すなわち、分割偏光フィルタの数)は、当該偏光フィルタ5の製造容易性並びにコスト等と、光ディスクの種類の判別精度に基づいて実験的に定められるものである。
すなわち、図6に示すように、当該分割数が小さいと、各光ディスクに対応した上記除算結果にバラツキDが発生するため、比較部13において上記閾値TH1及びTH2との関係により種類を判別する際の精度の点からは分割数は多い(すなわち、バラツキDが小さい)方が良い。しかしながら一方で、当該分割数を多くすると偏光フィルタ5としての製造容易性並びにコスト等が低下することになる。
そこで、上記実施形態では、上述した二つの要素間のバランスを考慮し、偏光フィルタ5の分割数を「6」としている。
なお、図6に示すように、偏光フィルタ5の分割数を4以上とすれば、ある程度の判別精度を維持しつつ分割数を設定することができる。
また、半導体レーザ1を光ディスクDKに対する情報の記録再生用にも用いる場合には、当該半導体レーザ1からコリメータレンズ2及び1/4波長板3を介して得られた円偏光光ビームBのうちハーフミラー4を透過する部分を用いてこれを図示しない偏光ビームスプリッタ(図3中「PBS」と称する)等に導光し、これを用いて当該記録再生に供させることができる。このとき、当該記録再生を実行するタイミングでは光ディスクDKの種類判別は既に終了しているので、上記判別部7は機能していないことになる。
以上説明したように、実施形態の種類判別装置Sによれば、円偏光状態の平行光である円偏光光ビームBを集光しないで光ディスクDKに照射し、その反射光Rの偏光特性に基づいて記録トラックの間隔に応じた光ディスクDKの種類を判別するので、円偏光光ビームBを集光する工程を経ずに迅速に光ディスクDKの種類を判別することができる。
また、円偏光光ビームBを集光することなく光ディスクDKに照射するので、光ディスクDK上の照射位置の温度が上昇等することがなく、光ディスクDKが記録可能なものである場合における、不要な情報の記録又は記録済み情報の不測消去等の発生を防止することができる。
更に、円偏光光ビームBを集光することなく光ディスクDKに照射するので、当該集光用の対物レンズを光ディスクDKに接近させる必要がなく、当該光ディスクDKと対物レンズとが衝突して破損する事態を防止できる。
更にまた、透過軸の回転角度が相互に異なる複数の分割偏光フィルタを通過してきた反射光を受光し、各部分領域を通過した反射光のうち最も強度の強い反射光と最も強度の弱い反射光との強度比に基づいて光ディスクDKの種類を判別するので、複雑な機構を設けることなく迅速に光ディスクDKの種類を判別することができる。
また、予め設定されている閾値TH1又はTH2と各強度比との関係により光ディスクDKの種類を判別するので、簡易且つ確実に当該種類を判別することができる。
更に、偏光フィルタ5における分割偏光フィルタ5A乃至5Fが、反射光Rの光軸を中心として反射光Rが通過する領域を放射状に分割したものであるので、簡易な製造工程で偏光フィルタ5を製造することができる。
更にまた、偏光フィルタ5が4以上の分割偏光フィルタに分割されるので、当該偏光フィルタ5の製造の容易性と種類判別の精度とをバランスさせて当該種類を判別することができる。
また、情報の記録再生用の円偏光光ビームBを兼用して光ディスクDKの種類を判別するので、当該種類判別装置Sを用いる情報記録装置又は情報再生装置における構成を簡略化することができる。
更に、グルーブトラックが予め形成された記録可能光ディスクであっても、位相ピットの列により記録トラックが予め形成されている再生専用光ディスクであっても、それらの種類を的確に判別することができる。
更に、光ディスクDKの種類としてCD、DVD又は高密度光ディスクのいずれか一つとすれば、記録密度が異なる複数種類の光ディスクDKの種類を、その記録トラックの間隔に応じて判別することができる。
なお、上述した実施形態では、偏光フィルタ5における分割偏光フィルタ5A乃至5Fが放射状に分割されている場合について説明したが、これ以外に偏光フィルタ5における反射光Rが通過する領域が同じ面積であれば他の形状で分割フィルタが形成されていても良い。例えば、図7(a)に示すような矩形の形状を有する分割偏光フィルタ50A乃至50Fを含んで偏光フィルタ50を形成しても良いし、或いは図7(b)に示すような矩形の形状を有する分割偏光フィルタ51A乃至51Fを円状に配置して偏光フィルタ51を形成しても良い。
また、上記図7(a)又は(b)いずれの場合においても、夫々に対応した形状を有する受光部を有する検出部を備えていることは言うまでもない。
(III)変形形態
次に、本願に係る変形形態について説明する。
上述した実施形態では、図4に示すように分割偏光フィルタ5A乃至5Fが固定された偏光フィルタ5を用いる場合について説明したが、これ以外に、透過軸が一通りのみである偏光フィルタを回転させ、予め設定されている回転角度毎にそのときの反射光Rの強度を検出することで、時分割的に上記受光信号Sdta乃至Sdtfを得るように構成することもできる。その後は、上記実施形態と同様に最も強度の強い受光信号と最も強度の弱い受光信号との強度比を用いて光ディスクDKの種類を判別する。
この場合は、偏光フィルタを回転させつつそれを通過した反射光Rを受光し、当該受光した反射光Rのうち偏光フィルタの回転に伴って最も強度の強い反射光Rと最も強度の弱い反射光Rとの強度比に基づいて光ディスクDKの種類を判別するので、領域分割された偏光フィルタを使用することなく光ディスクDKの種類を判別することができる。
また、偏光特性の検出による種類判別方法として、上記実施形態では各分割偏光フィルタ5A乃至5F間の最大強度と最小強度の強度比と閾値TH1及びTH2との比較による方法を用いたが、これ以外に、反射光Rに含まれている図1に夫々示す偏光特性自体を直接検出してその差異により当該種類を判別するように構成することも可能である。すなわち、例えば以下の非特許文献2に示されているように、図1に夫々示した偏光特性(楕円偏光特性)におけるx,y成分を
x=Ax×exp(iδx),y=Ay×exp(iδy)
としたとき、
tanα=Ay/Ax,δ=δy−δx
により与えられるα及びδを求め、この値より当該種類を判別することも可能である。
但し、この方法を用いる場合には、(x,y)を座標としていずれの方向に定めるかが重要になる。すなわち、円偏光光ビームBを光ディスクDKに照射したときに記録トラックが当該座標におけるいずれの方向を向いているかが、種類の判別結果に影響を与える点を考慮することが必要となる。
また、上記判別部7における判別信号Sjgの出力処理をコンピュータプログラムを用いて実行させることもできる。そして、当該コンピュータプログラムを、フレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又はインターネット等を介して取得して記録しておき、これらを汎用のコンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータを判別部7として機能させることもできる。

Claims (14)

  1. 記録トラックが形成されている光学式の記録媒体に対して、平行光とされた光ビームを円偏光状態で照射する照射手段と、
    前記照射された光ビームの前記記録媒体からの反射光における偏光特性を検出する検出手段と、
    前記検出された偏光特性に基づいて、相隣接する前記記録トラックの間隔に応じた前記記録媒体の種類を判別する判別手段と、
    を備えることを特徴とする種類判別装置。
  2. 請求項1に記載の種類判別装置において、
    前記検出手段は、
    前記反射光が通過する領域が、偏光特性が異なる複数の部分領域に分割された偏光手段と、
    前記部分領域に夫々対応した受光手段であって、当該各部分領域を通過した前記反射光を当該部分領域毎に夫々受光する受光手段と、
    を備え、
    前記判別手段は、各前記受光手段により夫々受光された前記反射光のうち、最も強度が高い当該反射光と最も強度が低い前記反射光との強度比に基づいて前記間隔に応じた前記種類を判別することを特徴とする種類判別装置。
  3. 請求項2に記載の種類判別装置において、
    前記判別手段は、前記強度比の値と予め設定された閾値とを比較することにより前記間隔に応じた前記種類を判別することを特徴とする種類判別装置。
  4. 請求項2又は3に記載の種類判別装置において、
    各前記部分領域は相互に同一の面積であることを特徴とする種類判別装置。
  5. 請求項2から4のいずれか一項に記載の種類判別装置において、
    前記部分領域は、前記反射光に対する透過軸の回転角度が相互に異なる部分領域であることを特徴とする種類判別装置。
  6. 請求項2から5のいずれか一項に記載の種類判別装置において、
    前記偏光手段における前記部分領域は、前記反射光の光軸を中心として前記反射光が通過する領域を放射状に分割した部分領域であることを特徴とする種類判別装置。
  7. 請求項2から6のいずれか一項に記載の種類判別装置において、
    前記反射光が通過する領域が、4以上の前記部分領域に分割されていることを特徴とする種類判別装置。
  8. 請求項2から6のいずれか一項に記載の種類判別装置において、
    前記偏光手段における前記部分領域は、前記反射光が通過する領域に夫々配置された矩形の部分領域であることを特徴とする種類判別装置。
  9. 請求項1に記載の種類判別装置において、
    前記検出手段は、
    直線偏光特性を有する偏光手段を前記反射光が通過する領域内を回転させる回転手段と、
    前記偏光手段の回転における予め設定された回転角度毎に当該偏光手段を通過した前記反射光を受光手段と、
    を備え、
    前記判別手段は、各前記回転角度毎に前記受光手段により夫々受光された前記反射光のうち、最も強度が高い当該反射光と最も強度が低い前記反射光との強度比に基づいて前記間隔に応じた前記種類を判別することを特徴とする種類判別装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の種類判別装置において、
    前記光ビームは、いずれか一の前記種類の前記記録媒体に対して情報を記録再生するために用いられる光ビームと同一の波長を有する光ビームであることを特徴とする種類判別装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の種類判別装置において、
    前記記録媒体は光ディスクであり、
    前記記録トラックは、複数の位相ピットが前記光ディスクの周方向に並んで形成されている記録トラック又はグルーブトラックのいずれか一方であることを特徴とする種類判別装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の種類判別装置において、
    前記種類は、CD(Compact Disc)、前記間隔が前記CDよりも狭いDVD(Digital Versatile Disc)又は前記間隔が前記DVDよりも狭い高密度光ディスクのいずれか一つであることを特徴とする種類判別装置。
  13. 記録トラックが形成されている光学式の記録媒体に対して、平行光とされた光ビームを円偏光状態で照射する照射工程と、
    前記照射された光ビームの前記記録媒体からの反射光における偏光特性を検出する検出工程と、
    前記検出された偏光特性に基づいて、相隣接する前記記録トラックの間隔に応じた前記記録媒体の種類を判別する判別工程と、
    を含むことを特徴とする種類判別方法。
  14. コンピュータを、請求項1から12のいずれか一項に記載の種類判別装置における前記判別手段として機能させることを特徴とする判別用プログラム。
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