JPH1074356A - 光ディスク装置のディスク判別方法 - Google Patents

光ディスク装置のディスク判別方法

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JPH1074356A
JPH1074356A JP8293578A JP29357896A JPH1074356A JP H1074356 A JPH1074356 A JP H1074356A JP 8293578 A JP8293578 A JP 8293578A JP 29357896 A JP29357896 A JP 29357896A JP H1074356 A JPH1074356 A JP H1074356A
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JP
Japan
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disc
optical
discriminating
disk
signal
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Application number
JP8293578A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Minoda
博 箕田
Shigeki Inoue
茂樹 井上
Hiroyuki Tanaka
裕之 田中
Akio Fukushima
秋夫 福島
Kazuhiko Ono
和彦 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】CD、DVD(1層)、DVD(2層)に対応
しているDVD読み取り装置において、装置にセットさ
れているディスクの種類に合わせたディスク制御を行わ
ないと、そのディスクのデータを読み出すことができな
い。このため、装置にセットされているディスクの種類
を判別する処理が必要となるが、判別すべきディスクの
形態に明解に異なる点がないために、フォーカスサーチ
時の反射光の違いに注目して行う方法が挙げられるが、
ディスクやセットのばらつきを考慮すると、信頼性はそ
れほど高くはない。 【解決手段】本発明は上記課題を達成するため、ディス
ク判別を行う処理と、ディスク判別の処理を複数回行う
処理と、複数回のディスク判別結果から、連続2回一致
処理や多数決処理といった、信頼性の高い結果を得るた
めの処理を用意する。また、ディスク判別を誤ってしま
った場合の修復処理を用意する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置の
ディスク判別方法に係り、特に、ディスクを装置にセッ
トしたときに、ディスクの種類を自動判別できるように
した光ディスク装置のディスク判別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DVDを再生することができる光ディス
ク装置は現在製品化されておらず、各社共、製品化に向
けて仕様の決定、製品開発を行っている。
【0003】現在製品化されているものの一つとしてC
D、LDの両方に対応した光ディスク装置が広く普及し
ているが、一般にこの読み取り装置では、CDとLDと
でディスクの外径、寸法等の外観形状が異なるため、そ
の違いからCD、LDの判別を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の技術で
は、判別すべきディスクの外観形状が異なっていること
が前提にある。一方、例えばCD、DVD(1層)、D
VD(2層)等の光ディスクではディスクの形、寸法、
外径等の外観形状において明快に異なる点がなく、上記
従来技術と同様の方法ではディスクの判別をすることは
不可能である。
【0005】しかしながら、CDの再生とDVDの再生
では、再生回路を切り換える必要があり、ディスクの形
態からでは判別のできない複数種類のディスクをなんら
かの方法によって判断する必要がでてくる。
【0006】本発明の課題は、ディスク判別の方法とし
てフォーカスサーチ時の反射光の違いに注目して、精度
よくディスク判別を行う方法を提供することにある。ま
た、ディスク判別を誤った場合に適切なディスクタイプ
に修復する方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するため、複数の種類の光ディスクを再生することがで
きる光ディスク装置のディスク判別方法において、前記
光ディスク装置の対物レンズの焦点位置を光ディスクの
厚さ方向に移動させ、前記光ディスクから得られる信号
を使うことによってディスク判別を行うことを特徴とす
る光ディスク装置のディスク判別方法とする。
【0008】また、前記対物レンズの焦点位置の移動を
往復移動としたことを特徴とする光ディスク装置のディ
スク判別方法とする。
【0009】さらに、ディスク判別を複数回行い、連続
2回一致処理や多数決処理といった信頼性の高い結果を
得るための処理や、ディスク判別を誤った場合の修復処
理を用意する。
【0010】そして、複数の種類の光ディスクを再生す
ることができる光ディスク装置において、前記光ディス
ク装置の対物レンズの焦点位置を前記光ディスクの厚さ
方向に移動させる手段と、前記光ディスクから得られる
信号を読み取る手段と、前記信号によりディスク判別を
行う手段とを有することを特徴とする光ディスク装置と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した1実施例
によって説明する。図1は、本実施例に係る光ディスク
装置のディスク判別方法における対物レンズの動作を説
明する図である。尚、以下の説明において、「最上点」
及び「最下点」とは、それぞれ、ディスク判別をするた
めに対物レンズが移動する範囲の中で光ディスクに最も
近付く位置と、最も遠ざかる位置における焦点位置をい
うのであって、対物レンズが最大限移動可能な範囲の中
での端点をいうのではない。同図において、まず101
の対物レンズの上昇にて中立位置にある対物レンズを5
00ms間上昇させて焦点位置を最上点まで上げる。次
に102のスライス用データ取り込みにて対物レンズを
500ms間下降させながらRF信号とFE信号を取り
込んでディスク判別用データを取り込むためのスライス
レベルを作る。次に103の判別用データ取り込みにて
対物レンズを500ms間上昇させながら先に作ったス
ライスレベルを基にRF信号とFE信号から判別用のデ
ータの取り込みを行い、104のディスク判別にて取り
込んだデータからディスクの判別を行う。
【0012】更に2回目のディスク判別を行う時には、
105のディスクキックにて40ms間のディスクキッ
クを行ってディスクを回転方向に少し移動させ、対物レ
ンズとディスクの位置関係を変える。ここで対物レンズ
の位置は最上点にあるので、すぐに106のスライス用
データ取り込みにて102のスライス用データ取り込み
と同じ処理を行い、次に107の判別用データ取り込み
にて103の判別用データ取り込みと同じ処理を行う。
最後に108のディスク判別にて107の判別用データ
取り込みで得られたデータを基にディスクの判別を行
い、104のディスク判別と108のディスク判別の両
方の結果がエラーディスク以外で一致していれば、その
時点でディスク判別は終了し、一致していなければ10
5のディスクキックからやり直す。
【0013】図2は図1における対物レンズの動作を上
下逆にした場合の光ディスク装置のディスク判別方法に
おける対物レンズの動作を説明する図である。まず15
01の対物レンズの下降にて中立位置にある対物レンズ
を500ms間下降させて焦点位置を最下点まで下げ
る。次に1502のスライス用データ取り込みにて対物
レンズを500ms間上昇させながらRF信号とFE信
号を取り込んでディスク判別用データを取り込むための
スライスレベルを作る。次に1503の判別用データ取
り込みにて対物レンズを500ms間下降させながら先
に作ったスライスレベルを基にRF信号とFE信号から
判別用のデータの取り込みを行い、1504のディスク
判別にて取り込んだデータからディスクの判別を行う。
【0014】更に2回目のディスク判別を行う時には、
1505のディスクキックにて40ms間のディスクキ
ックを行ってディスクを回転方向に少し移動させ、対物
レンズとディスクの位置関係を変える。ここで対物レン
ズの位置は最下点にあるので、すぐに1506のスライ
ス用データ取り込みにて1502のスライス用データ取
り込みと同じ処理を行い、次に1507の判別用データ
取り込みにて1503の判別用データ取り込みと同じ処
理を行う。最後に1508のディスク判別にて1507
の判別用データ取り込みで得られたデータを基にディス
クの判別を行い、1504のディスク判別と1508の
ディスク判別の両方の結果がエラーディスク以外で一致
していれば、その時点でディスク判別は終了し、一致し
ていなければ1505のディスクキックからやり直す。
【0015】図3は、光ディスク装置を横置きにした時
と縦置きにした時における対物レンズの位置関係を表し
ている。同図において、対物レンズ201による透過光
202の焦点位置が光ディスク記録面203に位置する
ときの対物レンズ201の位置をニュートラル位置20
5とすると、光ディスク装置を横置きにした時は対物レ
ンズ201が自重によって206の対物レンズの位置に
移動すると、対物レンズ206による焦点位置が光ディ
スク記録面203に対して光ディスク表面204の側に
位置することになる。
【0016】次に光ディスク装置を縦置きにした時は対
物レンズ206には自重が働かないためニュートラル位
置205を超えて207の対物レンズの位置に移動する
ことが十分に考えられ、この時、対物レンズ207によ
る透過光208の焦点位置は光ディスク装置を横置きに
した時とは逆に光ディスク記録面203に対して光ディ
スク表面204の反対側に位置することになる。従っ
て、光ディスク装置の横置きと縦置きの両方の置き方に
おいて、対物レンズにより光ディスク記録面203から
取り込んだ情報でディスク判別を行うためには、対物レ
ンズをニュートラル位置205を必ず通過させるために
対物レンズを往復動作させる必要がある。
【0017】図4は、2焦点対物レンズにより光ディス
ク記録面から取り込んだ情報でディスク判別を行うため
の、対物レンズの必要最小移動距離を示している。同図
において、ディスク表面303を基準にしてCDの記録
面301とDVDの記録面302の相対距離をa(a=
0.6mm)とし、対物レンズ304の0次光305に
よる焦点と±1次回折光306による焦点との間の距離
をb(本実施例で使用しているピックアップではb=
0.2mm)とすると、光ディスク装置にセットされた
ディスクがCDとDVDのどちらであろうとも、それぞ
れの光ディスク記録面からディスク判別を行うための情
報を取り込むためには、0次光305による焦点と±1
次回折光306による焦点の両方の焦点をCDの記録面
301の時とDVDの記録面302の時の両方の記録面
を通過させる必要があり、その場合対物レンズ304の
移動距離は少なくともa+bのストロークが必要であ
る。本実施例においては、当該移動距離を2mmとし、
a+b=0.8mmよりも充分に大きなストロークとし
た。また、対物レンズ304の最大移動距離は通常、動
作基準位置に対して±1mmあれば十分である。
【0018】次に、図5により、2レンズのピックアッ
プを使用したときのディスク判別方法について説明す
る。同図において、CD、DVD(1層)に対して2焦
点レンズを最下点から最上点まで移動させた時のRF信
号とFE信号の大小関係は、CDのときには1発目の変
化点AにおけるFE信号の振幅は3発目の変化点Bにお
けるFE信号の振幅に対して大きく、DVDのときには
1発目の変化点CにおけるFE信号の振幅は3発目の変
化点DにおけるFE信号の振幅に対して小さくなってい
る。この関係とピックアップの対物レンズが2レンズの
ときに最下点から最上点まで移動させたときに得られる
FE信号の振幅の関係を対比させると、2レンズの中の
CD用のレンズの方を使用している場合にその焦点をC
Dの記録面に対して通過させた時は、変化点Aにおける
FE信号の振幅が得られ、DVDの記録面に対して通過
させた時は、変化点BにおけるFE信号の振幅が得られ
る。次に2レンズの中のDVD用のレンズの方を使用し
ている場合にその焦点をCDの記録面に対して通過させ
た時は、変化点CにおけるFE信号の振幅が得られ、D
VDの記録面に対して通過させた時は、変化点Dにおけ
るFE信号の振幅が得られる。この2レンズによるCD
とDVDの記録面から得られる情報の関係をまとめたも
のが表1である。
【0019】
【表1】
【0020】表1中の欄A,B,C,Dが、図5の変化
点A,B,C,Dに対応しており、CD用のレンズでの
FE信号の振幅とDVD用のレンズでのFE信号の振幅
とを比較して、CD用のレンズでのFE信号の振幅の方
が大きい時にはCDであると判別し、DVD用のレンズ
でのFE信号の振幅の方が大きい時にはDVDであると
判別する。
【0021】図6は図5における対物レンズの動作を上
下逆にした場合のディスク判別方法について示してい
る。同図において、CD、DVD(1層)に対して2焦
点レンズを最上点から最下点まで移動させた時のRF信
号とFE信号の大小関係は、CDのときには3発目の変
化点GにおけるFE信号の振幅は1発目の変化点Eにお
けるFE信号の振幅に対して大きく、DVDのときには
3発目の変化点HにおけるFE信号の振幅は1発目の変
化点FにおけるFE信号の振幅に対して小さくなってい
る。この関係とピックアップの対物レンズが2レンズの
ときに最上点から最下点まで移動させたときに得られる
FE信号の振幅の関係を対比させると、2レンズの中の
CD用のレンズの方を使用している場合にその焦点をC
Dの記録面に対して通過させた時は、変化点Gにおける
FE信号の振幅が得られ、DVDの記録面に対して通過
させた時は、変化点EにおけるFE信号の振幅が得られ
る。次に2レンズの中のDVD用のレンズの方を使用し
ている場合にその焦点をCDの記録面に対して通過させ
た時は、変化点HにおけるFE信号の振幅が得られ、D
VDの記録面に対して通過させた時は、変化点Fにおけ
るFE信号の振幅が得られる。この2レンズによるCD
とDVDの記録面から得られる情報の関係をまとめたも
のが以下に示す表2である。
【0022】
【表2】
【0023】表2中の欄E,F,G,Hが、図6の変化
点E,F,G,Hに対応しており、CD用のレンズでの
FE信号の振幅とDVD用のレンズでのFE信号の振幅
とを比較して、CD用のレンズでのFE信号の振幅の方
が大きい時にはCDであると判別し、DVD用のレンズ
でのFE信号の振幅の方が大きい時にはDVDであると
判別する。
【0024】本発明の一実施例の形態としての光ディス
ク装置の構成を図7を用いて説明する。図7は本発明の
光ディスク装置の構成図である。図7において発光素子
1は例えば半導体レーザ素子であり、その波長は2種類
のディスクの基板厚さd1,d2でd1<d2であると
したとき、記録密度が高くその基板厚さが薄い方のd1
のディスクを再生するに適した例えば650nmあるい
は635nmなどの波長とするのが望ましい。以下、基
板厚さがd1のディスクを高密度ディスク、基板厚さが
d2のディスクを低密度ディスクと呼ぶことにする。
【0025】発光素子1から発射した光束2はコリメー
トレンズ3によって平行光束4に変換される。光束分離
素子5は平行光束4を透過すると共に、高密度ディスク
8で反射された反射光束(図示せず)を平行光束4から
分離し収束レンズ11に導く。光束分離素子5は偏光ビ
ームスピリッタもしくはハーフミラーなどの光学素子を
用いて構成することができる。
【0026】6はホログラム素子であり、光束分離素子
5を透過した光束を透過光(0次回折光)と1次回折光
とに分離する。対物レンズ7は入射光をディスク8の基
板8aを通して記録面8bに光スポットとして集光す
る。対物レンズ7の開口率は前述の基板厚さがd1の高
密度ディスクを再生するのに適した例えば0.6となる
ように設定する。ここで、ディスク8は高密度ディスク
あるいは低密度ディスクのいずれかである。
【0027】ホログラム素子6の回折条件は次のように
設定する。ホログラム素子6の透過光束とホログラム素
子6よりも外側の光束とが対物レンズ7で集光される第
1の焦点9に対して、ホログラム素子6で1次回折光と
して分離された光束が対物レンズ7で集光される第2の
焦点10とが異なる位置となるようにホログラム素子6
での回折条件を設定する。また、ホログラム素子6の直
径を光束分離素子5を透過した光束の直径あるいは対物
レンズ7の直径よりも小さいように設定する。
【0028】このような設定とすることにより、発光素
子1を出射した光束2を対物レンズ7で集光した時に、
第1の焦点9と第2の焦点10との2つの焦点が存在
し、第1の焦点での光スポットは高密度ディスクを再生
するのに適した開口率0.6のレンズで集光された光ス
ポットとなり、第2の焦点での光スポットは低密度ディ
スクを再生するのに適した0.6より小なる開口率のレ
ンズで集光されたのと等価な光スポットとなる。
【0029】記録面8bで反射された光は対物レンズ
7、ホログラム素子6、光束分離素子5、収束レンズ1
1を経て光検出器12に入射する。光検出器12の出力
は電流電圧変換回路13により電圧信号14に変換さ
れ、フォーカスエラー検出回路15、トラッキングエラ
ー検出回路16、RFアンプ回路45にそれぞれに電圧
信号14を伝達する。フォーカスエラー検出回路15で
検出されたフォーカスエラー信号19は位相補償回路2
7、スイッチ28、駆動回路29を経て、フォーカスア
クチュエータ30に印加され対物レンズ7をフォーカス
方向に制御するフォーカスサーボループを形成する。サ
ーチ信号発生回路35はサーチ制御信号48に応じてサ
ーチ信号47を発生する回路である。サーチ信号47を
駆動回路29に伝達しフォーカスアクチュエータ30に
印加することにより、前記フォーカスサーボループとは
別に対物レンズ7をフォーカス方向に移動することがで
きる。スイッチ28はフォーカス切替信号36の状態に
応じて、サーチ信号47と位相補償回路27の出力を駆
動回路29に伝達するようにスイッチ28を切替えるこ
とによりフォーカスサーボループの動作を開始すること
ができる。
【0030】一方、トラッキングエラー検出回路16で
検出されたトラッキングエラー信号20はスイッチ3
1、位相補償回路32、駆動回路33を経て、トラッキ
ングアクチュエータ34に印加され対物レンズ7をトラ
ッキング方向に制御するトラッキングサーボループを形
成する。スイッチ31はトラッキング切替信号37の状
態に応じて、トラッキングエラー信号20を位相補償回
路32に伝達するかしないかを切替る。RFアンプ回路
45は電圧信号14からディスク8に記録されている情
報に対応した信号を再生RF信号46として出力する。
【0031】立下がり検出回路21はフォーカスエラー
信号19が所定のレベルをよぎった時の立下がりを検出
し立下がり検出信号38を出力する。立上り検出回路2
2はフォーカスエラー信号19が所定のレベルをよぎっ
た時の立上りを検出し立上り検出信号39を出力する。
制御回路26はディスク判別信号44、立下がり検出信
号38、立上り検出信号39、FOK信号24を入力と
し、トラッキング切替信号37、フォーカス切替信号3
6、サーチ制御信号48、スピンドル切替信号42、ス
ピンドルオン信号50、表示駆動信号62をそれぞれ出
力する。
【0032】表示手段63は装置の使用者がディスク8
が高密度ディスクであるか低密度ディスクであるかが解
かるようにするために表示する手段であり、ディスク判
別信号44をもとに制御回路26が出力する表示駆動信
号62により表示手段63は駆動される。表示手段63
はLEDの点灯あるいは点滅、あるいは蛍光表示管や液
晶素子などによるロゴの表示あるいは文字の表示などで
実現できる。
【0033】図8は、電源投入直後のセットアップ処理
におけるシステムコントローラによる処理の流れを示し
ている。ここで本実施例では、セットアップを開始する
と、601にてピックアップをディスクの半径方向の最
内周まで移動させ、602にて光ディスク装置にセット
されているディスクの種類を示すLED(緑)を消灯
し、603にて本発明によるディスク判別を行い、60
4にて603のディスク判別の結果を示すフラグがディ
スクなしであることを示していれば、605のエラー処
理へ移って光ディスク読み取り装置を停止させる。ま
た、同フラグがディスクなしであることを示していなけ
れば、606にて同フラグがDVDであることを示して
いれば、607にてディスクの種類を示すLEDを点灯
し、CDであることを示していればLEDの点灯はせず
に次の処理に移る。次に608にてDPD測定カウンタ
に初期値(=5)を設定し、609にてフォーカスON
カウンタに初期値(=3)を設定する。
【0034】次に610にてディスクを200ms間キ
ックし、611にてフォーカスONの処理を行い、61
2にてフォーカスONに成功したかどうかのフラグを参
照し、失敗したならば613にてフォーカスONカウン
タを減算して、614にてその減算結果をチェックして
0であれば615のエラー処理へ移って光ディスク装置
を停止させる。また減算結果が0でなければ、610の
ディスクをキックする処理からやり直す。次に612に
て参照したフラグがフォーカスONに成功したことを示
していれば、616にてDPD測定を行い、617にて
DPD測定が正常終了したかどうかを示すフラグを参照
し、正常終了しなかったことを示していれば618にて
DPD測定カウンタを減算して、619にてその減算結
果をチェックして0であれば620のエラー処理へ移っ
て光ディスク装置を停止させる。また減算結果が0でな
ければ、609のフォーカスONカウンタの初期値設定
からやり直す。次に、同フラグがDPD測定を正常終了
したことを示していれば、621のトラックピッチ、C
LV学習に処理を移す。
【0035】図9は、ディスク判別を誤ったときの修復
処理を含む場合の、電源投入直後のセットアップ処理に
おけるシステムコントローラによる処理の流れを示して
いる。ここで本実施例では、セットアップを開始する
と、1701にてピックアップをディスクの半径方向の
最内周まで移動させ、1702にて光ディスク装置にセ
ットされているディスクの種類を示すLED(緑)を消
灯し、1703にて本発明によるディスク判別を行い、
1704にて1703のディスク判別の結果を示すフラ
グがディスクなしであることを示していれば、1705
のエラー処理へ移って光ディスク読み取り装置を停止さ
せる。また、同フラグがディスクなしであることを示し
ていなければ、1706にて同フラグがDVDであるこ
とを示していれば、1707にてディスクの種類を示す
LEDを点灯し、CDであることを示していればLED
の点灯はせずに次の処理に移る。
【0036】次に1708にてDPD測定カウンタに初
期値(=5)を設定し、1709にてフォーカスONカ
ウンタに初期値(=3)を設定する。次に1710にて
ディスクを200ms間キックし、1711にてフォー
カスONの処理を行い、1712にてフォーカスONに
成功したかどうかのフラグを参照し、失敗したならば1
713にてフォーカスONカウンタを減算して、171
4にてその減算結果をチェックして0であれば1721
へ移ってまだ選択していないディスクタイプがあるかど
うかチェックして、あれば1722にてディスクタイプ
を変更し1723にてLEDを消灯して1706に戻
り、なければ1715のエラー処理へ移って光ディスク
装置を停止させる。また1714にて減算結果が0でな
ければ、1710のディスクをキックする処理からやり
直す。
【0037】次に1712にて参照したフラグがフォー
カスONに成功したことを示していれば、1716にて
DPD測定を行い、1717にてDPD測定が正常終了
したかどうかを示すフラグを参照し、正常終了しなかっ
たことを示していれば1718にてDPD測定カウンタ
を減算して、1719にてその減算結果をチェックして
0であれば1721へ移る。また1719にて減算結果
が0でなければ、1709のフォーカスONカウンタの
初期値設定からやり直す。次に、1717にて同フラグ
がDPD測定を正常終了したことを示していれば、17
24にてトラッキングONを行い、1725にてディス
クモータを回転させ、1726にてディスクモータ回転
サーボがロックするかどうかチェックし、ロックしなけ
れば1718へ移り、ロックすれば1727のトラック
ピッチ、CLV学習に処理を移す。
【0038】図10は、ディスク判別を行う際の、シス
テムコントローラによる処理の流れを示している。ここ
で本実施例では、701にてディスク判別カウンタに初
期値(=5)を設定し、702にてピックアップを最内
周から1mm外周側に移動させ、703にてレンズ位置
が現在、最上点にあるかどうか判断して、最上点にいな
ければ704のフォーカスUP(焦点位置を対物レンズ
が光ディスクに近付く方向を移動すること)を705で
の500ms経過監視を満たすまで繰り返し、706の
フォーカスDOWN(焦点位置を対物レンズが光ディス
クから遠ざかる方向へ移動すること)に移る。また70
3にてレンズ位置が最上点にいると判断した時は、70
6のフォーカスDOWNに移る。706のフォーカスD
OWNを708での500ms経過監視を満たすまで繰
り返し、その間707にてRF信号とFE信号のDCオ
フセット値と最大値の取り込みを行い、フォーカスDO
WN終了後に、709にてRF信号の直流オフセット電
圧と最大電圧の差が予め設定された値よりも小さいとき
は、ディスクは無いものと判定して721へ移ってディ
スク判別の処理を終了する。
【0039】また差が予め設定された値よりも大きいと
きは、710のフォーカスUPを712での500ms
経過監視を満たすまで繰り返し、その間711にてRF
信号とFE信号のDCオフセット値と最大値の取り込み
を行い、フォーカスUP終了後に、713のディスク判
定(連続2回一致処理)にて1回分のディスク判別を行
い、ディスク判定カウンタが初期値のままであればフラ
グにはディスク判別結果が連続2回一致はしていないと
示し、初期値でなければ、前回のディスク判別結果(エ
ラーディスクの判定結果であれば前前回のディスク判別
結果を使用する)と比較を行い、一致していればフラグ
にはディスク判別結果が連続2回一致したことを示し、
714にてそのディスク判別結果をチェックし、ディス
クなしであれば721へ移ってディスク判別の処理を終
了する。
【0040】またディスクがあれば、715にて713
のディスク判定におけるフラグをチェックしてそのフラ
グがエラーディスク以外で連続2回一致していることを
示していれば、721へ移ってディスク判別の処理を終
了する。また同フラグが連続2回一致していることを示
していなければ、716にてディスク判別カウンタの減
算を行い、717にてその減算結果をチェックして0で
なければ718にてピックアップを最内周へ移動し、7
19にて4ms間のディスクキックを行うことによりデ
ィスクの位置を回転方向に少し移動させ、702のピッ
クアップを外周側へ1mm移動させる処理からやり直
す。
【0041】717でのチェックで0であれば、720
のディスク判定(多数決処理)にてディスクの判別を行
い、ここでは5回分の判定結果の中でエラーディスク以
外の最も回数の多い判定結果のものがただひとつ存在す
る場合には、その判定結果を正しいものとし、また複数
存在するときには、優先順位をCD、DVD(1層)、
DVD(2層)として、その最も回数の多い判定結果の
中から最も優先順位の高いものを正しいものとして、7
21へ移ってディスク判別の処理を終了する。
【0042】図11は図10における対物レンズの動作
を上下逆にした場合の、ディスク判別を行う際のシステ
ムコントローラによる処理の流れを示している。ここで
本実施例では、1801にてディスク判別カウンタに初
期値(=5)を設定し、1802にてピックアップを最
内周から1mm外周側に移動させ、1803にてレンズ
位置が現在、最下点にあるかどうか判断して、最下点に
いなければ1804のフォーカスDOWNを1805で
の500ms経過監視を満たすまで繰り返し、1806
のフォーカスUPに移る。また1803にてレンズ位置
が最下点にいると判断した時は、1806のフォーカス
UPに移る。1806のフォーカスUPを1808での
500ms経過監視を満たすまで繰り返し、その間18
07にてRF信号のDCオフセット値と最大値、FE信
号のDCオフセット値と最大値と最小値の取り込みを行
い、フォーカスUP終了後に、1809にてRF信号の
直流オフセット電圧と最大電圧の差が予め設定された値
よりも小さいときは、ディスクは無いものと判定して1
821へ移ってディスク判別の処理を終了する。
【0043】また差が予め設定された値よりも大きいと
きは、1810のフォーカスDOWNを1812での5
00ms経過監視を満たすまで繰り返し、その間181
1にてRF信号とFE信号のDCオフセット値と最大値
の取り込みを行い、フォーカスUP終了後に、1813
のディスク判定(連続2回一致処理)にて1回分のディ
スク判別を行い、ディスク判定カウンタが初期値のまま
であればフラグにはディスク判別結果が連続2回一致は
していないと示し、初期値でなければ、前回のディスク
判別結果(エラーディスクの判定結果であれば前前回の
ディスク判別結果を使用する)と比較を行い、一致して
いればフラグにはディスク判別結果が連続2回一致した
ことを示し、1814にてそのディスク判別結果をチェ
ックし、ディスクなしであれば1821へ移ってディス
ク判別の処理を終了する。
【0044】またディスクがあれば、1815にて18
13のディスク判定におけるフラグをチェックしてその
フラグがエラーディスク以外で連続2回一致しているこ
とを示していれば、1821へ移ってディスク判別の処
理を終了する。また同フラグが連続2回一致しているこ
とを示していなければ、1816にてディスク判別カウ
ンタの減算を行い、1817にてその減算結果をチェッ
クして0でなければ1818にてピックアップを最内周
へ移動し、1819にて4ms間のディスクキックを行
うことによりディスクの位置を回転方向に少し移動さ
せ、1802のピックアップを外周側へ1mm移動させ
る処理からやり直す。
【0045】1817でのチェックで0であれば、18
20のディスク判定(多数決処理)にてディスクの判別
を行い、ここでは5回分の判定結果の中でエラーディス
ク以外の最も回数の多い判定結果のものがただひとつ存
在する場合には、その判定結果を正しいものとし、また
複数存在するときには、優先順位をCD、DVD(1
層)、DVD(2層)として、その最も回数の多い判定
結果の中から最も優先順位の高いものを正しいものとし
て、1821へ移ってディスク判別の処理を終了する。
【0046】図12は2焦点ピックアップの対物レンズ
を模式的に示している。DVD用の小さな光スポットで
CDを読み取ろうとすると、トラックピッチがDVDの
0.74μmに対してCDは1.6μmなので、トラッ
キング誤差信号の不感帯等が生じてしまうために、同図
に示すように本実施例のピックアップの対物レンズは、
レンズにホログラムを一体成形したものとなっており、
CD用の透過光とDVD用の透過光による2個の焦点
(光スポット)を有する2焦点レンズである。
【0047】本実施例では、ディスクが図13に示す構
造をしたCD、DVD(1層)の場合には、ピックアッ
プの対物レンズを最下点から最上点まで移動させていく
と、図14に示すように、まずCD用の光スポットが反
射面に到達したときにCD用の透過光による戻り光が現
れる。更に移動させていくと、迷光による戻り光が現
れ、また更に移動させていくと、DVD用の光スポット
が反射面に到達したときにDVD用の透過光による戻り
光が現れ、合計3つの戻り光が現れる。次に、ディスク
が図13の構造をしたDVD(2層)の場合には、ピッ
クアップの対物レンズによる2個の光スポット間距離
が、DVD(2層)の2層の反射面の層間距離に比べて
十分に長いため、ピックアップの対物レンズを最下点か
ら最上点まで移動させていくと、図15に示すように、
まずCD用の光スポットが1層目の反射面に到達したと
きにCD用の透過光による戻り光が現れ、2層目の反射
面に到達したときに、再度CD用の透過光による戻り光
が現れFE信号には2個のFZC(FOCUS ZER
O CROSS)部が現れる。更に、迷光によるものと
DVD用の透過光によるものについても同様の現象が発
生する。
【0048】次に対物レンズの動作を上下逆にした場合
について、ディスクが図13に示す構造をしたCD、D
VD(1層)の場合には、ピックアップの対物レンズを
最上点から最下点まで移動させていくと、図16に示す
ように、まずDVD用の光スポットが反射面に到達した
ときにDVD用の透過光による戻り光が現れる。更に移
動させていくと、迷光による戻り光が現れ、また更に移
動させていくと、CD用の光スポットが反射面に到達し
たときにCD用の透過光による戻り光が現れ、合計3つ
の戻り光が現れる。次に、ディスクが図13の構造をし
たDVD(2層)の場合には、ピックアップの対物レン
ズによる2個の光スポット間距離が、DVD(2層)の
2層の反射面の層間距離に比べて十分に長いため、ピッ
クアップの対物レンズを最上点から最下点まで移動させ
ていくと、図17に示すように、まずDVD用の光スポ
ットが2層目の反射面に到達したときにDVD用の透過
光による戻り光が現れ、1層目の反射面に到達したとき
に、再度DVD用の透過光による戻り光が現れFE信号
には2個のFZC(FOCUS ZERO CROS
S)部が現れる。更に、迷光によるものとCD用の透過
光によるものについても同様の現象が発生する。
【0049】図18はシステムコントローラで前記対物
レンズを用いてフォーカスDOWNさせたときのRF信
号、FE信号の変化の様子を示しており、本実施例で
は、ディスクがDVD読み取り装置にセットされたとき
に、ディスクの内周部に位置した光ピックアップの対物
レンズを最上点から最下点までフォーカスDOWNさせ
ながら、RF信号の直流オフセット電圧RF0とFE信
号の直流オフセット電圧FE0を取り込み、引き続き、
RF信号の最大値RFP0とFE信号の最大値FEP0
を取り込む。ここで、RFP0−RF0>0.23
(v)を満たさないときは、戻り光がほとんど無いの
で、ディスク無しと判定する。また前記条件を満たすと
きには、フォーカスUPさせて、ディスク判別用データ
を取り込む処理に移る。
【0050】図19はシステムコントローラで前記対物
レンズを用いてフォーカスUPさせたときのRF信号、
FE信号を示しており、本実施例では光ピックアップの
フォーカスレンズを最下点から最上点にフォーカスUP
させるときに、フォーカスUP開始から32msまでの
間で、RF信号の直流オフセット電圧RF1とFE信号
の直流オフセット電圧FE1を取り込み、スライスレベ
ル、RFA、FEA、FEBを次式により求める。 RFA=RF1+(RFP0−RF1)×0.3 FEA=FE1+(FEP0−FE1)×0.15 FEB=FE1−(FEP0−FE1)×0.15 引き続いてフォーカスUPさせながら、RF信号とFE
信号をシステムコントローラ1に取り込む。そして、R
F>RFAを満たしたときをRF信号の1個目の山の開
始とする。ここでRF信号の第二のスライスレベルRF
Bの測定を開始し、フォーカスUP終了までRFBの測
定を行うが、これは次式により求める。 RFB=RF1+[RF(max)−RF1]×0.5
5 RF(max):RFBの測定開始からのRFの最大値 そして、RF<RFAまたはRF<RFBを満たしたと
きをRF信号の1個目の山の終了とする。
【0051】次に、RF信号のn(n≧2とする)個目
の山の開始は、RF>RFAとRF>RFBを満たした
ときとする。ただし、前回の山の終了点から今回の山の
開始点までの時間が1msec以下のときは、前回の山
はまだ終了していなかったものとして、前回の山の区間
に処理を戻す。
【0052】次に、RF<RFAまたはRF<RFBを
満たしたときをRF信号のn個目の山の終了とする。以
降のRF信号の山の開始と終了の検出方法は、RF信号
のn個目の山の開始と終了の検出方法と同じである。
【0053】また、RF信号の山の検出と同時に、RF
信号の各山の区間におけるFE信号の最大値と、FZC
数を取り込む。ここでFZCは、FE<FEBとなった
後、FE>FEAとなったときとする。また、補正処理
として、RF信号中の表面反射波形のデータのキャンセ
ル機能を持っており、これは、図20に示すようにRF
信号の山の間隔をt(n)とすると、t(n−1)>t
(n)×2.25 かつ t(n−1)≧4msecの
両方を満たしたときはt(n−1)よりも前の山は表面
反射のものであると判断し、それらのデータは無効にす
る。
【0054】次に信号の取り込みが終了したら、予め定
めた分類条件を示す以下の表3に基づき、ディスクの判
別を行う。その結果、CD、DVD(1層)、DVD
(2層)、エラーディスク、ディスクなし、に判定され
る。
【0055】
【表3】
【0056】図21はシステムコントローラで前記対物
レンズを用いてフォーカスUPさせたときのRF信号、
FE信号の変化の様子を示しており、本実施例では、デ
ィスクがDVD読み取り装置にセットされたときに、デ
ィスクの内周部に位置した光ピックアップの対物レンズ
を最下点から最上点までフォーカスUPさせながら、R
F信号の直流オフセット電圧RF0とFE信号の直流オ
フセット電圧FE0を取り込み、引き続き、RF信号の
最大値RFP0とFE信号の最大値FEAP0とFE信
号の最小値FEBP0を取り込む。ここで、RFP0−
RF0>0.23(v)を満たさないときは、戻り光が
ほとんど無いので、ディスク無しと判定する。また前記
条件を満たすときには、フォーカスDOWNさせて、デ
ィスク判別用データを取り込む処理に移る。
【0057】図22はシステムコントローラで前記対物
レンズを用いてフォーカスDOWNさせたときのRF信
号、FE信号を示しており、本実施例では光ピックアッ
プのフォーカスレンズを最上点から最下点にフォーカス
DOWNさせるときに、フォーカスDOWN開始から3
2msまでの間で、RF信号の直流オフセット電圧RF
1とFE信号の直流オフセット電圧FE1を取り込み、
スライスレベル、RFA、FEA、FEBを次式により
求める。
【0058】 RFA=RF1+(RFP0−RF0)×0.5 FEA=FE1+(FEAP0−FE0)×0.4 FEB=FE1−(FE0−FEBP0)×0.4 引き続いてフォーカスDOWNさせながら、RF信号と
FE信号をシステムコントローラ1に取り込む。そし
て、RF>RFAを満たしたときをRF信号の1個目の
山の開始とする。ここでRF信号の第二のスライスレベ
ルRFBの測定を開始するが、これは次式により求め
る。 RFB=RF1+[RF(max)−RF1]×0.4 RF(max):RFBの測定開始からのRFの最大値 そして、RF<RFBを満たしたときをRF信号の1個
目の山の終了とする。
【0059】ここでRF信号の第三のスライスレベルR
FCの測定を開始するが、これは次式により求める。 RFC=RF1+[RF(min)−RF1]×1.2 RF(min):RFCの測定開始からのRFの最小値 そして、RF信号のn(n≧2とする)個目の山の開始
は、RF>RFCを満たしたときとする。このとき、R
FBの値を消去し、新たにRFBの測定を開始する。た
だし、前回の山の終了点から今回の山の開始点までの時
間が0.5msec以上かつ1msec以下かつ前回の
山区間でのFZC数が1のときかつ前回のFZCから次
に検出するFZCまでの時間が3.45msec以下の
とき、または、前回の山の終了点から今回の山の開始点
までの時間が0.5msec未満のときには前回の山は
まだ終了していなかったものとして、前回の山の区間に
処理を戻し取り込んだ情報も修正する。
【0060】次に、RF<RFBを満たしたときをRF
信号のn個目の山の終了とする。以降のRF信号の山の
開始と終了の検出方法は、RF信号のn個目の山の開始
と終了の検出方法と同じである。
【0061】また、RF信号の山の検出と同時に、RF
信号の各山の区間におけるFE信号の振幅値と、FZC
数を取り込む。ここでFZCは、FE>FEAとなった
後、FE<FEBとなったときとする。次に信号の取り
込みが終了したら、以下に示す表4において予め定めた
分類条件に基づき、ディスクの判別を行う。その結果、
CD、DVD(1層)、DVD(2層)に判定されるが
どれにも当てはまらない場合は、更に以下に示す表5に
おいて予め定めた分類条件に基づきディスクの判定を行
う。その結果、CD、DVD(1層)、エラーディスク
に判定される。
【0062】
【表4】
【0063】
【表5】
【0064】以上、ディスク判別を行うための情報の取
り込みをフォーカスUP時に行う方法と、フォーカスD
OWN時に行う方法とを述べた。なお、RF信号におい
て、CDの焦点がディスクの記録面に位置するときの振
幅よりも、DVDの焦点がディスクの記録面に位置する
ときの振幅の方が大きい場合は、図19に示すように、
ディスク判別を行うための情報の取り込みとしてフォー
カスDOWN時に行う方がRF信号の1発目の山がより
大きな振幅となるのでその山の検出においてノイズや波
形の乱れに対して影響を受けにくくなる。また、RF信
号の山の終了検出においても、その山の振幅が大きい方
が、より影響を受けにくくなるので、3発目の山に振幅
の小さなものが来るようにすれば、たとえ3発目の山の
終了検出ができなくても、その情報は取り込めているこ
とになるので、RFの山の分別をより確実に行うことが
でき、ディスク判別の制度をあげることができる。
【0065】なお、上記実施例においては、光ディスク
から得られるRF信号及びFE信号を用いて判別処理を
行う例を示したが、FE信号のみによって判別すること
も可能である。即ち、光ディスクから得られたFE信号
の最大値を取り込み、この最大値を利用して作ったスラ
イスレベルを用いて、FE信号の振動を識別し、そのと
きの振動数と各振動における振幅を取り込む。そしてこ
の振動数と振幅をもとに予め定めた判別条件に従ってデ
ィスク判別を行えばよい。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によりCDにも対
応しているDVD読み取り装置において、ディスクの種
類を的確に判別することができるので、高い信頼性を有
するディスク判別が実現できる、という顕著な効果を奏
する。また、万が一判別を誤った場合にも適切なディス
クタイプに修復できる、という顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るディスク判別方法を搭
載した光ディスク装置のディスク判別における装置の動
作を示す図である。
【図2】本発明の1実施例に係るディスク判別方法を搭
載した光ディスク装置のディスク判別における装置の動
作を示す図である。
【図3】本発明の1実施例における、光ディスク装置を
横置きにした時と縦置きにした時における対物レンズの
位置関係を表している図である。
【図4】本発明の1実施例における、2焦点対物レンズ
により光ディスク記録面から取り込んだ情報でディスク
判別を行うための、対物レンズの必要最小移動距離を示
している図である。
【図5】本発明の1実施例における、2レンズのピック
アップを使用したときのディスク判別方法について示し
ている図である。
【図6】本発明の1実施例における、2レンズのピック
アップを使用したときのディスク判別方法について示し
ている図である。
【図7】本発明の1実施例に係る、ディスク判別方法を
搭載した光ディスク装置の要部構成を示すブロック図で
ある。
【図8】本発明の1実施例による電源投入直後のセット
アップ処理におけるシステムコントローラによる処理の
流れを示すフロー図である。
【図9】本発明の1実施例による電源投入直後のセット
アップ処理におけるシステムコントローラによる処理の
流れを示すフロー図である。
【図10】本発明の1実施例によるディスク判別を行う
際のシステムコントローラによる処理の流れを示すフロ
ー図である。
【図11】本発明の1実施例によるディスク判別を行う
際のシステムコントローラによる処理の流れを示すフロ
ー図である。
【図12】本発明の1実施例で用いられるピックアップ
の対物レンズを模式的に示す図である。
【図13】本発明の1実施例で用いられるCD、DVD
(1層)、DVD(2層)の構造を模式的に示す図であ
る。
【図14】本発明の1実施例によるピックアップの対物
レンズをCD、DVD(1層)に対して最下点から最上
点まで移動させたときのRF信号とFE信号の変化の様
子を示す図である。
【図15】本発明の1実施例によるピックアップの対物
レンズをDVD(2層)に対して最下点から最上点まで
移動させたときのRF信号とFE信号の変化の様子を示
す図である。
【図16】本発明の1実施例によるピックアップの対物
レンズをCD、DVD(1層)に対して最上点から最下
点まで移動させたときのRF信号とFE信号の変化の様
子を示す図である。
【図17】本発明の1実施例によるピックアップの対物
レンズをDVD(2層)に対して最上点から最下点まで
移動させたときのRF信号とFE信号の変化の様子を示
す図である。
【図18】本発明の1実施例によるピックアップの対物
レンズを最上点から最下点まで移動させたときのRF信
号とFE信号からスライスレベル設定のためのデータを
取り出す処理を示す図である。
【図19】本発明の1実施例によるピックアップの対物
レンズを最下点から最上点まで移動させたときのRF信
号とFE信号からディスク判別のためのデータを取り出
す処理を示す図である。
【図20】本発明の1実施例で用いられるディスク判別
における補正処理を示す図である。
【図21】本発明の1実施例によるピックアップの対物
レンズを最下点から最上点まで移動させたときのRF信
号とFE信号からスライスレベル設定のためのデータを
取り出す処理を示す図である。
【図22】本発明の1実施例によるピックアップの対物
レンズを最上点から最下点まで移動させたときのRF信
号とFE信号からディスク判別のためのデータを取り出
す処理を示す図である。
【符号の説明】
1…発光素子、3…コリメートレンズ、5…光束分離素
子、6…ホログラム素子、7…対物レンズ、8…高密度
ディスク、9…第1の焦点、10…第2の焦点、201
…対物レンズ、202…透過光、203…光ディスク記
録面、204…光ディスク表面、206…対物レンズ、
207…対物レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福島 秋夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内 (72)発明者 小野 和彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の種類の光ディスクを再生することが
    できる光ディスク装置のディスク判別方法において、前
    記光ディスク装置の対物レンズの焦点位置を前記光ディ
    スクの厚さ方向に移動させ、前記光ディスクから得られ
    る信号を使うことによってディスク判別を行うことを特
    徴とする光ディスク装置のディスク判別方法。
  2. 【請求項2】光ディスクとして少なくともCDとDVD
    を再生することができる光ディスク装置のディスク判別
    方法において、前記光ディスク装置の対物レンズの焦点
    位置を前記光ディスクの厚さ方向に移動させ、前記光デ
    ィスクから得られる信号を使うことによってディスク判
    別を行うことを特徴とする光ディスク装置のディスク判
    別方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の光ディスク
    装置のディスク判別方法において、前記対物レンズの焦
    点位置の移動距離を、少なくとも、ディスクの表面を基
    準とした時のCDとDVDにおける記録面相対距離と、
    前記対物レンズの2焦点間距離の和としたことを特徴と
    する光ディスク装置のディスク判別方法。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3に記載の光ディスク装
    置のディスク判別方法において、 前記対物レンズの焦点位置の移動を往復移動としたこと
    を特徴とする光ディスク装置のディスク判別方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の光ディスク装置のディス
    ク判別方法において、前記対物レンズの往復移動は、往
    路移動が光ディスクに近付く移動であり、復路移動が光
    ディスクから遠ざかる移動であることを特徴とした光デ
    ィスク装置のディスク判別方法。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の光ディスク装置のディス
    ク判別方法において、前記対物レンズの往復移動は、往
    路移動が光ディスクから遠ざかる移動であり、復路移動
    が光ディスクに近付く移動であることを特徴とした光デ
    ィスク装置のディスク判別方法。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれかに記載の光ディ
    スク装置のディスク判別方法において、前記ディスク判
    別を行う前に、前記対物レンズの焦点位置を、前記ディ
    スク判別における対物レンズの焦点位置の移動開始位置
    まで移動させることを特徴とした光ディスク装置のディ
    スク判別方法。
  8. 【請求項8】請求項4から7のいずれかに記載の光ディ
    スク装置のディスク判別方法において、対物レンズの焦
    点位置の往復移動を複数回行うことによりディスク判別
    処理を複数回行い、その複数回の判別結果を用いること
    によって、より正確なディスクの種類を得ることができ
    るようにしたことを特徴とする光ディスク装置のディス
    ク判別方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の光ディスク装置のディス
    ク判別方法において、エラーディスクとディスクなしの
    判別結果を除き、同一結果が2回連続で得られるまでデ
    ィスク判別処理を繰り返し行い、2回連続で得られた同
    一結果をディスクの種類とする処理を行うようにしたこ
    とを特徴とする光ディスク装置のディスク判別方法。
  10. 【請求項10】請求項8に記載の光ディスク装置のディ
    スク判別方法において、前記複数回の判別結果を用い
    て、より正確なディスクの種類を得る第二の手段とし
    て、予め設定した回数分の判別結果の中から、エラーデ
    ィスクとディスクなしの結果を除いた、最も回数の多い
    判別結果をディスクの種類とする処理を行うようにした
    ことを特徴とする光ディスク装置のディスク判別方法。
  11. 【請求項11】請求項9に記載の光ディスク装置のディ
    スク判別方法において、比較する2回のディスク判別結
    果の間に、エラーディスクの判別結果が存在している場
    合は、そのエラーディスクの判別結果をまたいで比較を
    行い、結果が一致していればそれは2回連続で同一結果
    が得られたものと見なすようにしたことを特徴とする光
    ディスク装置のディスク判別方法。
  12. 【請求項12】請求項8に記載の光ディスク装置のディ
    スク判別方法において、ディスク判別処理でディスクな
    しの判別結果が1回でも得られたときには、即座にディ
    スクタイプはディスクなしとして処理を終了させるよう
    にしたことを特徴とする光ディスク装置のディスク判別
    方法。
  13. 【請求項13】請求項8に記載の光ディスク装置のディ
    スク判別方法において、ディスク判別処理の繰り返し回
    数に制限を設けたことを特徴とする光ディスク装置のデ
    ィスク判別方法。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の光ディスク装置のデ
    ィスク判別方法において、ディスク判別処理が予め設定
    された制限回数に達したときは、繰り返し処理を終了
    し、エラーディスク、ディスクなしの判別結果を除い
    た、最も回数の多い判別結果をディスクの種類とするよ
    うにしたことを特徴とする光ディスク装置のディスク判
    別方法。
  15. 【請求項15】請求項10又は請求項14に記載の光デ
    ィスク装置のディスク判別方法において、最も回数の多
    かった判別結果が複数存在するときは、判別すべきディ
    スクの種類に優先順位を持たせて、最も回数の多い判別
    結果の中から最も優先順位の高いものをディスクの種類
    とするようにしたことを特徴とする光ディスク装置のデ
    ィスク判別方法。
  16. 【請求項16】請求項15に記載の光ディスク装置のデ
    ィスク判別方法において、判別結果の全てがエラーディ
    スクのときは、ディスクの種類は予め持たせた優先順位
    の中から最も高いものとすることを特徴とする光ディス
    ク装置のディスク判別方法。
  17. 【請求項17】請求項8から16のいずれかに記載の光
    ディスクのディスク判別方法において、ディスク判別処
    理を繰り返す際に、ディスクを回転方向に移動させるこ
    とにより、ディスク上においてRF信号とFE信号の取
    り込み位置を変えるようにして、ディスク判別結果の信
    頼性を向上させるようにしたことを特徴とする光ディス
    ク装置のディスク判別方法。
  18. 【請求項18】請求項17に記載の光ディスクのディス
    ク判別方法において、ディスクを回転方向に移動させる
    替わりに、ピックアップの位置をディスクの半径方向に
    移動させることにより、ディスク上においてRF信号と
    FE信号の取り込み位置を変えるようにしたことを特徴
    とする光ディスク装置のディスク判別方法。
  19. 【請求項19】請求項17に記載の光ディスクのディス
    ク判別方法において、ディスクを回転方向に移動させる
    だけでなく、ピックアップの位置もディスクの半径方向
    に移動させることにより、ディスク上においてRF信号
    とFE信号の取り込み位置を変えるようにしたことを特
    徴とする光ディスク装置のディスク判別方法。
  20. 【請求項20】請求項8から16のいずれかに記載の光
    ディスク装置のディスク判別方法において、前記複数回
    のディスク判別処理は、前記光ディスク上における信号
    の取り込み位置を同一位置として行うことを特徴とした
    光ディスク装置のディスク判別方法。
  21. 【請求項21】請求項4から20のいずれかに記載の光
    ディスク装置のディスク判別方法において、 前記対物レンズの往復移動のうちの往路移動において、
    前記光ディスクから得られた信号の最大値を取り込み、
    該最大値を利用してスライスレベルを作ることにより、
    光ディスクごとの反射率のばらつきやレーザ出力のばら
    つき等による前記信号の出力ばらつきによらず、最適な
    スライスレベルを作ることができるようにしたことを特
    徴とする光ディスク装置のディスク判別方法。
  22. 【請求項22】請求項4から21のいずれかに記載の光
    ディスク装置のディスク判別方法において、 前記対物レンズの往復移動のうちの復路移動において、
    予め用意した、前記光ディスクから得られた信号のスラ
    イスレベルを利用して、前記信号の振幅と振動数でディ
    スク判別を行うようにしたことを特徴とする光ディスク
    装置のディスク判別方法。
  23. 【請求項23】請求項1から22のいずれかに記載の光
    ディスク装置のディスク判別方法において、前記光ディ
    スクから得られた情報は、FE信号であることを特徴と
    する光ディスク装置のディスク判別方法。
  24. 【請求項24】請求項1から22のいずれかに記載の光
    ディスク装置のディスク判別方法において、前記光ディ
    スクから得られた信号は、RF信号とFE信号であるこ
    とを特徴とする光ディスク装置のディスク判別方法。
  25. 【請求項25】ディスク判別結果に従ってディスクの情
    報を取り込む際に、予め設定された回数を繰り返しても
    フォーカスがかからない等によりディスクの情報が読め
    ないときには、光ディスク装置の動作を中止することを
    特徴とする光ディスク装置のディスク判別方法。
  26. 【請求項26】ディスク判別結果に従ってディスクの情
    報を取り込む際に、予め設定された回数を繰り返しても
    フォーカスがかからない等によりディスクの情報が読め
    ないときには、ディスク判別結果とは異なるディスクタ
    イプに変更することにより、ディスクの情報を読めるよ
    うにしたことを特徴とする光ディスク装置のディスク判
    別方法。
  27. 【請求項27】請求項26に記載の光ディスク装置のデ
    ィスク判別方法において、ディスク判別結果とは異なる
    ディスクタイプに変更する際に、前回にディスクタイプ
    を変更しているときには、以前に選択していないディス
    クタイプに変更するようにしたことを特徴とする光ディ
    スク装置のディスク判別方法。
  28. 【請求項28】請求項26に記載の光ディスクのディス
    ク判別方法において、ディスクタイプを変更する際に、
    以前に選択していないディスクタイプが存在しないとき
    には、装置に搭載されているディスクのタイプをエラー
    ディスクに変更し、即座に装置の動作を終了させるよう
    にしたことを特徴とする光ディスク装置のディスク判別
    方法。
  29. 【請求項29】複数の種類の光ディスクを再生すること
    ができる光ディスク装置において、前記光ディスク装置
    の対物レンズの焦点位置を前記光ディスクの厚さ方向に
    移動させる手段と、前記光ディスクから得られる信号を
    読み取る手段と、前記信号によりディスク判別を行う手
    段とを有することを特徴とする光ディスク装置。
  30. 【請求項30】請求項29に記載の光ディスク装置にお
    いて、さらにディスクの種類を表示する表示手段を有
    し、前記ディスク判別の結果を前記表示手段に表示させ
    ることを特徴とする光ディスク装置。
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