JPWO2006027849A1 - 無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法 - Google Patents

無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法 Download PDF

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Abstract

無線基地局(2)と無線基地局(5)との間に予め無線回線(11)を確立しておき、基地局制御装置(3)は、移動機(1)から無線基地局(5)へのハンドオーバ要求メッセージを受けると、移動機(1)が無線基地局(5)にハンドオーバすることを通知する無線基地局(5)宛ての制御メッセージを有線回線を介して無線基地局(2)に送信し、無線基地局(2)は、受信した無線基地局(5)宛ての制御メッセージを無線回線(11)を使用して無線基地局(5)に送信し、無線基地局(2)と無線基地局(5)との間では、無線回線(11)を使用して基地局制御装置(3)が無線基地局(5)を制御するための制御メッセージ、基地局制御装置(3)が移動機(1)を制御するための制御メッセージ、および移動機(1)と通信相手とのユーザデータを送受信を行なう。

Description

この発明は、無線アクセスネットワークおけるハンドオーバ方法に関するものであり、特に、無線基地局間に無線リンクを有する無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法に関するものである。
移動体通信システムでは、移動機が通信中の無線基地局の通信エリアから他の無線基地局の通信エリアに移動することによってハンドオーバが発生する。従来からハンドオーバに関する種々の技術が考えられている。
たとえば、非特許文献1には、基地局制御装置に移動機が接続する複数の無線基地局を有線回線によって接続する移動体通信システムにおいて、無線基地局同士が直接シグナリング情報やユーザデータを通知することなく、基地局制御装置が各無線基地局を制御するハンドオーバ方法に関する技術が開示されている。
具体的には、移動機が通信中の無線基地局とは異なる無線基地局との無線回線の通信品質を測定し、測定した通信品質が通信中の無線基地局との無線回線の通信品質よりもよいと判断した場合、測定結果を基地局制御装置に通知する。
基地局制御装置は、測定結果のよい無線基地局と自装置との間の有線リンクを確立するとともに、有線リンクを確立した無線基地局(移動先の無線基地局)に対して移動機との無線リンクの確立を指示する。基地局制御装置は、移動先の無線基地局が自装置との有線リンクの確立、および移動機との無線リンクの確立準備の処理を終了した後に、移動機に対して移動先の無線基地局との無線リンクを確立する指示を、移動機が通信中の無線基地局を介して移動機に指示する。
移動機は、通信中の無線基地局から移動先の無線基地局への無線回線の切替え(ハンドオーバ)を行なった後に、移動先の無線基地局を介してハンドオーバが完了したことを基地局制御装置に通知する。
しかしながら、非特許文献1に記載のハンドオーバ方法では、移動機のハンドオーバが発生するたびに、移動機がハンドオーバする移動先の無線基地局と基地局制御装置との有線回線の切替えが発生するため、ハンドオーバ時の基地局制御装置の処理負荷が大きくなり、ハンドオーバに時間がかかってしまうという問題があった。
このような問題を改善するために、特許文献1に記載の従来技術では、公衆回線網(PSTN:Public Switched Telephone Networks)に接続された1つのマスタ基地局と複数のスレーブ基地局とを有線回線によって直列に接続し、マスタ無線基地局が複数のスレーブ無線基地局を統括的に管理し、無線基地局間の有線リンクの確立ならびに移動機の位置管理を行って、ハンドオーバを高速に実行するようにしている。
特開平10−271553号公報 3GPP TR25.931 V5.1.0(2002−06)
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術では、マスタ基地局とスレーブ基地局との間を有線回線によって接続しているため、無線基地局の配置場所に制約が生じるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、無線基地局の配置場所を制約することなく、基地局制御装置の処理負荷を軽減することができる無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法を得ることを目的としている。
本発明にかかる無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法にあっては基地局制御装置と、該基地局制御装置に有線回線によって接続される1〜複数の第1の無線基地局と、前記基地局制御装置と有線回線では接続されていない1〜複数の第2の無線基地局とを備え、移動機が前記第1または第2の無線基地局を介して前記基地局制御装置と接続される無線アクセスネットワークにおいて、前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局との間に、予め無線回線を確立するとともに、前記移動機が前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局にハンドオーバを行なう際に、前記基地局制御装置は、前記移動機が前記第2の無線基地局にハンドオーバすることを通知する第2の無線基地局宛ての制御メッセージを有線回線を介して前記第1の無線基地局に送信し、前記第1の無線基地局は、前記基地局制御装置から受信した前記第2の無線基地局宛ての制御メッセージを前記確立されている無線回線を使用して前記第2の無線基地局に送信し、前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局との間では、前記無線回線を使用して、前記基地局制御装置が前記第2の無線基地局を制御するための制御メッセージ、前記基地局制御装置が前記移動機を制御するための制御メッセージおよび前記移動機の通信相手とのユーザデータの送受信を行うこと、を特徴とする。
この発明によれば、基地局制御装置と有線回線で接続されている第1の無線基地局と、基地局制御装置と有線回線では接続されていない第2の無線基地局との間に、予め無線回線を確立しておき、移動機が第1の無線基地局から第2の無線基地局にハンドオーバを行なう際には、基地局制御装置が第2の無線基地局制御装置を制御するためのメッセージ、基地局制御装置が移動機を制御するための制御メッセージおよび移動機の通信相手とのユーザデータの送受信を第1の無線基地局を介して行い、第1の無線基地局と第2の無線基地局との間では、予め確立しておいた無線回線を使用するようにしているので、配置場所に制約を受けることのない無線インタフェースのみを有する無線基地局に対しても、基地局制御装置の処理負荷を増大させることなくハンドオーバを行なうことができる。
図1は、この発明にかかる実施の形態1の無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法が適用される移動体通信システムの構成の一例を示す図である。(実施の形態1) 図2は、移動機が無線基地局のセルを移動した時の移動体通信システムの構成を示す図である。(実施の形態1) 図3は、移動機が基地局制御装置と直接接続されている無線基地局に接続して通信を行なう際の信号パスの状態の一例を示す図である。(実施の形態1) 図4は、移動機が基地局制御装置と無線基地局を介して接続されている無線基地局に接続して通信を行なう際の信号パスの状態の一例を示す図である。(実施の形態1) 図5は、この発明にかかる実施の形態1の移動体通信システムのハンドオーバの動作を説明するためのシーケンス図である。(実施の形態1) 図6は、この発明にかかる実施の形態1の移動体通信システムのハンドオーバの動作を説明するためのシーケンス図である。(実施の形態1) 図7は、移動機が基地局制御装置と直接接続されている無線基地局に接続して通信を行なう際の信号パスの状態の一例を示す図である。(実施の形態1) 図8は、移動機が基地局制御装置と無線基地局を介して接続されている無線基地局に接続して通信を行なう際の信号パスの状態の一例を示す図である。(実施の形態1) 図9は、この発明にかかる実施の形態2の移動体通信システムのハンドオーバの動作を説明するためのシーケンス図である。(実施の形態2) 図10は、移動機が基地局制御装置と無線基地局を介して接続されている無線基地局に接続して通信を行なう際の信号パスの状態の一例を示す図である。(実施の形態2) 図11は、移動機が基地局制御装置と無線基地局を介して接続されている無線基地局に接続して通信を行なう際の信号パスの状態の一例を示す図である。(実施の形態2) 図12は、移動機が基地局制御装置と無線基地局を介して接続されている無線基地局に接続して通信を行なう際の信号パスの状態の一例を示す図である。(実施の形態2) 図13は、この発明にかかる実施の形態3の移動体通信システムのハンドオーバの動作を説明するためのシーケンス図である。(実施の形態3) 図14は、移動機が基地局制御装置と無線基地局を介して接続されている無線基地局に接続して通信を行なう際の信号パスの状態の一例を示す図である。(実施の形態3)
符号の説明
1 移動機
2,5 無線基地局
4 コアネットワーク
3 基地局制御装置
6 無線アクセスネットワーク
7,8 セル
10,11,12,13,14,15,16 無線回線
20,21,22 制御信号パス
30 ユーザデータパス
40 有線回線
以下に、本発明にかかる無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1〜図8を用いてこの発明の実施の形態1を説明する。図1は、この発明にかかる実施の形態1の無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法が適用される移動体通信システムの構成の一例を示す図である。この発明にかかる実施の形態1の無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法が適用される移動体通信システムは、無線基地局2,5と無線基地局2,5を制御する基地局制御装置3とを有する無線アクセスネットワーク6と、基地局制御装置3によって無線アクセスネットワーク6と接続されるコアネットワーク4と、無線回線によって無線基地局2,5に接続して基地局制御装置3、および図示していない有線固定端末や移動機との通信路を設定するコアネットワーク4を介して有線固定端末や移動機と通信する移動機1とを備えている。
無線基地局2は、無線回線および有線回線のインタフェースを備えており、有線回線40によって基地局制御装置3と接続され、無線回線によって移動機1や隣接する無線基地局5と接続する。無線基地局5は、無線回線のインタフェースのみを備えており、基地局制御装置3とは未接続で移動機1や隣接する無線基地局2と無線回線によって接続する。基地局制御装置3は、無線基地局2を制御するとともに、無線基地局2を介して無線基地局5を制御する。なお、図1では、無線アクセスネットワーク6に基地局制御装置3は1台としているが、実際には複数の基地局制御装置3が存在している。また、基地局制御装置3には有線回線によって複数の無線基地局2が接続されていてもかまわない。さらに、無線基地局2と無線回線によって接続する無線基地局5も複数台であってもかまわない。
図2は、無線基地局2の通信エリアであるセル7内に位置している移動機1が、セル7内であってかつ無線基地局5の通信エリアであるセル8内の位置に移動した時の移動体通信システムの構成を示している。セル7内に移動機1が位置するとき(移動前)には、移動機1と無線基地局2との間には無線回線10が設定されており、移動機1がセル7内であってかつセル8内の位置に移動して無線基地局2から無線基地局5にハンドオーバした後(移動後)には、移動機1と無線基地局5との間には無線回線12が設定される。なお、無線基地局2と無線基地局5との間には予め無線回線11が設定されており、無線回線11は、移動機1の有無に関わらず常時無線基地局2と無線基地局5の間に存在して無線基地局2を介して無線基地局5と基地局制御装置3との間の通信が可能となっているものとする。
図3は、移動機1が無線基地局2と接続して通信を行なう際の信号パスの状態を示す図である。制御信号パス21は、基地局制御装置3が無線基地局2を制御する制御メッセージの送受信に用いられ、有線回線40を使用する。
制御信号パス22は、基地局制御装置3が無線基地局5を制御する制御メッセージの送受信に用いられ、基地局制御装置3と無線基地局2との間は有線回線40を使用し、無線基地局2と無線基地局5との間は無線回線11を使用する。
制御信号パス20は、基地局制御装置3が移動機1を制御する制御メッセージの送受信に用いられ、基地局制御装置3と無線基地局2との間は有線回線40を使用し、無線基地局2と移動機1との間は無線回線10を使用する。
ユーザデータパス30は、移動機1と他の移動機や有線固定端末との通信のユーザデータの送受信に用いられ、基地局制御装置3と無線基地局2との間は有線回線40を使用し、無線基地局2と移動機1との間は無線回線10を使用する。
図4は、移動機1が無線基地局5と接続して通信を行なう際の通信パスの状態を示す図である。移動機1が無線基地局5と接続して通信を行なう際の通信パスの状態と図3に示した移動機1が無線基地局2と接続して通信を行なう際の通信パスの状態との違いは、移動機1が無線基地局2ではなく無線基地局5に接続しているため、無線基地局2との無線回線10が解放され、制御信号パス20およびユーザデータパス30が、移動機1と無線基地局5との間では無線回線12を使用し、無線基地局5と無線基地局2との間では無線回線11を使用していることである。
つぎに、図5および図6のシーケンス図を参照して、この発明にかかる実施の形態1の移動体通信システムの動作を説明する。まず、図4のシーケンス図を参照して、図3に示した信号パスの状態で無線基地局2と接続して通信を行なっている移動機1が無線基地局5にハンドオーバして図4に示した信号パスの状態する場合の移動体通信システムの動作を説明する。
移動機1は、無線回線10の通信品質および無線基地局2以外の無線基地局との無線回線(この場合は、無線基地局5との無線回線12)の通信品質を測定する。通信品質は、たとえば、受信電力対雑音電力比(SNR:Signal to Noise
Ratio)や誤り率などを用いる。
移動機1は、無線回線10の通信品質より無線回線12の通信品質の方が良い場合、制御信号パス20を用いて、無線基地局2から無線基地局5へのハンドオーバを要求するハンドオーバ要求メッセージを無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(001)。
基地局制御装置3は、ハンドオーバ要求メッセージから移動先が無線基地局5であることを判別して、制御信号パス22を用いて、無線基地局5と移動機1との間に無線回線12の確立を要求する無線回線設定要求メッセージを無線基地局2を介して無線基地局5に送信する(002)。無線基地局2は、制御信号パス22を用いて送信されるメッセージを無線基地局5または基地局制御装置3に送信する際に、送信するメッセージの内容を解析する。無線基地局2は、無線基地局5への無線回線設定要求メッセージを解析して、無線回線12が確立されること、すなわち移動機1が無線基地局5へハンドオーバすることを認識する。無線基地局2は、自局と無線基地局5との間の無線回線11に移動機1との制御信号パス20およびユーザデータパス30を設定する処理を行なう。
無線基地局5は、無線回線設定要求メッセージに基づいて、自局と移動機1との間に無線回線12を確立するための処理を行なう。具体的には、無線回線12に関するハードウエアおよびソフトウエアの起動など無線回線12を使用するための処理を行なう。また、無線基地局5は、無線回線11に制御信号パス20およびユーザデータパス30を設定する。これにより、制御信号パス20およびユーザデータパス30は無線回線11を使用して無線基地局2から無線基地局5まで設定される。なお、無線基地局2と移動機1との間の無線回線10も確立したままであるので、制御信号パス20およびユーザデータパス30は、無線回線10を使用して移動機1にも接続されている。
無線回線12を確立するための処理が終了すると、無線基地局5は、制御信号パス22を用いて、無線回線12を確立するための処理が終了したことを示す無線回線設定応答メッセージを無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(003)。
基地局制御装置3は、制御信号パス20を用いて、無線基地局5へのハンドオーバを許可するハンドオーバ開始要求メッセージを無線基地局2を介して移動機1に送信する(004)。
ハンドオーバ開始要求メッセージを受信すると、移動機1は、無線基地局2との無線回線10から無線基地局5との無線回線12への移行を開始する。無線回線12への移行が終了(無線回線12が確立)すると、移動機1は、無線回線12および無線回線11を使用している制御信号パス20を用いて、無線回線12が確立したことを示すハンドオーバ完了応答メッセージを無線基地局5および無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(005)。
ハンドオーバ完了応答メッセージを受信すると、基地局制御装置3は、制御信号パス21を用いて、無線回線10の解放を要求する無線回線解放要求メッセージを無線基地局2に送信する(006)。
無線回線解放要求メッセージを受信すると、無線基地局2は、移動機1との通信に用いていた無線回線10に関するリソースを解放する。無線基地局2は、制御信号パス21を用いて、無線回線10を解放したことを示す無線解放応答メッセージを基地局制御装置3に送信する(007)。
これにより、図4に示すように、移動機1と無線基地局5との間に無線回線12が確立し、制御信号パス20およびユーザデータパス30は、移動機1と無線基地局5との間では無線回線12を使用し、無線基地局5と無線基地局2との間では無線回線11を使用し、無線基地局2と基地局制御装置3との間では有線回線を使用する設定となり、無線基地局2から無線基地局5へのハンドオーバが完了する。
つぎに、図6のシーケンス図を用いて、図4に示した信号パスの状態で無線基地局5と接続して通信を行なっている移動機1が無線基地局2にハンドオーバして図3に示した信号パスの状態する場合の移動体通信システムの動作を説明する。
移動機1は、無線回線12の通信品質および無線基地局5以外の無線基地局との無線回線(この場合は、無線基地局2との無線回線10)の通信品質を測定する。無線回線12の通信品質より無線回線10の通信品質の方が良い場合、移動機1は、制御信号パス20を用いて、無線基地局5から無線基地局2へのハンドオーバを要求するハンドオーバ要求メッセージを無線基地局5および無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(101)。
基地局制御装置3は、ハンドオーバ要求メッセージから移動先が無線基地局2であることを判別して、制御信号パス21を用いて、無線基地局2と移動機1との間に無線回線10の確立を要求する無線回線設定要求メッセージを無線基地局2に送信する(102)。
無線基地局2は、無線回線設定要求メッセージに基づいて、自局と移動機1との間に無線回線10を確立するための処理を行った後に、制御信号パス21を用いて、無線回線10を確立するための処理が終了したことを示す無線回線設定応答メッセージを基地局制御装置3に送信する(103)。
基地局制御装置3は、制御信号パス20を用いて、ハンドオーバを許可するハンドオーバ開始要求メッセージを無線基地局5および無線基地局2を介して移動機1に送信する(104)。
ハンドオーバ開始要求メッセージを受信すると、移動機1は、無線基地局5との無線回線12から無線基地局2との無線回線10への移行を開始し、無線回線10への移行が終了(無線回線10が確立)した後に、無線回線10を使用している制御信号パス20を用いて、無線回線10が確立したことを示すハンドオーバ完了応答メッセージを無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(105)。
ハンドオーバ完了応答メッセージを受信すると、基地局制御装置3は、制御信号パス22を用いて、無線回線12の解放を要求する無線回線解放要求メッセージを無線基地局2を介して無線基地局5に送信する(106)。
無線回線解放要求メッセージを受信すると、無線基地局5は、移動機1との通信に用いていた無線回線12に関するリソースを解放する。無線基地局5は、制御信号パス22を用いて、無線回線12を解放したことを示す無線解放応答メッセージを無線基地局5を介して基地局制御装置3に送信する(107)。
一方、無線基地局2は、制御信号パス22を用いて送信された無線回線解放要求メッセージによって移動機1が無線基地局5から自局にハンドオーバして、無線回線12が解放されることを認識する。無線基地局2は、無線回線11に設定した制御信号パス20およびユーザデータパス30の設定を解除して、制御信号パス20およびユーザデータパス30を無線回線10のみを使用するようにする。
これにより、図3に示すように、移動機1と無線基地局2との間に無線回線10が設定され、制御信号パス20およびユーザデータパス30は、基地局制御装置3と無線基地局2との間では有線回線40を使用し、無線基地局2と移動機1との間では無線回線10を使用し、無縁回線12が解放されるとともに、無線回線11の制御信号パス20およびユーザデータパス30が解放されて、無線基地局5から無線基地局2へのハンドオーバが完了する。
つぎに、無線回線特有の再送制御に関する動作について説明する。無線回線では、反射、透過、回折などのマルチパスの影響によって通信品質が変化するため、再送制御を行なうことが多い。一般的に、再送制御は無線回線の両端で行なわれる。図2に示した移動体通信システムの場合は、無線回線10を用いる移動機1と無線基地局2との間、無線回線11を用いる無線基地局2と無線基地局5との間、または無線回線12を用いる移動機1と無線基地局5との間で再送制御が行なわれる。
しかしながら、移動機1がハンドオーバを行った場合、たとえば、ハンドオーバ前に接続していた無線基地局2と移動機1との間の無線回線10の再送制御を移動機1と無線基地局5との間、または無線基地局2と無線基地局5との間に適用するには再送制御に関する情報、たとえば、シーケンス番号や送達確認が取れていない情報を無線基地局2もしくは移動機1から無線基地局5に転送しなければならない。このような場合、無線基地局2は、無線回線10を用いて移動機1と通信を行なっていた時の再送制御を移動機1が無線基地局5にハンドオーバした場合でも維持しておき、無線基地局5は、移動機1と無線基地局2との間での通信に関する再送制御については管理せずに、移動機1からのデータを無線基地局2に送信するとともに、無線基地局2からのデータを移動機1に送信して、無線回線11と無線回線12との2ホップの無線回線の再送制御を無線基地局2と移動機1との間で実現して、ハンドオーバ前の再送制御を行なう。ただし、基地局制御装置3から無線基地局5に対する信号に関しては、無線基地局2と無線基地局5との間で再送制御を適用する。
なお、再送制御は、基地局制御装置3と移動機1との間で実現してもよいし、基地局制御装置3と無線基地局5との間で実検してもよい。
また、無線基地局2が、自局と移動機1との間の電力制御に関する情報を基地局制御装置3に送信し、基地局制御装置3が、無線基地局2と移動機1との間の電力制御に関する情報に基づいて電力制御に関する指示を無線基地局5に送信して早期に送信電力の安定化を図るようにしてもよい。また、無線基地局2から無線基地局5に無線回線11を用いてメッセージを送信するようにしてもよい。
このように無線回線ごとに電力制御を行なうようにすれば、無線回線の品質を維持することができ、適切な再送制御を行なうことができる。
以上説明したように、この実施の形態1では、基地局制御装置3と有線回線40で接続されている無線基地局2と、基地局制御装置3とは有線回線40では接続されていない無線基地局5との間に、予め無線回線11を確立しておき、移動機1が無線基地局2から無線基地局5にハンドオーバを行なう際には、基地局制御装置3が無線基地局5を制御するための制御メッセージ(無線回線設定要求メッセージおよび無線回線設定応答メッセージ)を有線回線40で接続されている無線基地局2を介して送受信を行い、無線基地局2と無線基地局5との間では、無線回線11を使用して基地局制御装置3が無線基地局5を制御するための制御メッセージを、基地局制御装置3が移動機1を制御するための制御メッセージ(ハンドオーバ開始要求メッセージ、ハンドオーバ完了応答メッセージ、およびハンドオーバ要求メッセージ)、および移動機1と通信相手とのユーザデータの送受信を行なうようにしているため、基地局制御装置の処理負荷を軽減するとともに、配置場所に制約のない無線インタフェースのみを有する無線基地局5に対してもハンドオーバを行なうことができる。
なお、この実施の形態1では、基地局制御装置3と無線基地局2との間の有線回線40に、基地局制御装置3が無線基地局2を制御するための制御信号パス21と、基地局制御装置3が無線基地局2を介して無線基地局5を制御するための制御信号パス22とを設定するようにしたが、無線基地局5を制御するメッセージを制御信号パス21を用いて無線基地局2に送信するようにしてもよい。すなわち、有線回線40には基地局制御装置3と無線基地局5との専用の論理チャネルである制御信号パス22を設定せずに、無線基地局2の論理チャネルである制御信号パス21を用いるようにしてもよい。この場合、無線基地局2は、制御信号パス21から受信するメッセージが自局宛てのメッセージであるのか、無線基地局5宛てのメッセージであるのかを判定し、無線基地局5宛てのメッセージであると判定した場合には、無線回線11に設定されている制御信号パス22を用いて無線基地局5に送信すればよい。
また、この実施の形態1では、移動機1がハンドオーバ要求メッセージによってハンドオーバの起動するようにしたが、移動機1が無線回線10,12の回線品質の測定結果を基地局制御装置3に通知し、基地局制御装置3が通知された測定結果に基づいてハンドオーバを起動するようにしてもよい。この場合、移動機1はハンドオーバ要求メッセージの代わりに回線品質の測定結果を含む回線品質測定結果メッセージを基地局制御装置3に送信し、基地局制御装置3がハンドオーバを行なうと判定した場合に、無線回線設定要求メッセージを送信してハンドオーバを起動すればよい。
また、この実施の形態1では無線基地局2と無線基地局5との間に予め無線回線11を設定しておき、移動機1が無線基地局5にハンドオーバした場合には、無線回線11に制御信号パス20およびユーザデータパス30を設定するようにしたが、図7に示すように、無線基地局2と無線基地局5との間に、制御信号パス22に用いる無線回線11と、移動機1への制御信号パス20およびユーザデータパス30に用いる無線回線13とを予め設定しておくようにしてもよい。この場合、図8に示すように、移動機1が無線基地局5にハンドオーバした際には、制御信号パス20およびユーザデータパス30を無線回線13に設定すればよい。すなわち、基地局制御装置3と移動機1との通信と、基地局制御装置3と無線基地局5との通信に異なる無線回線を用いるようにする。これにより、基地局制御装置3と移動機1と間のユーザトラヒックに影響を受けることなく、基地局制御装置3と無線基地局5との制御信号パス22の通信品質を維持することができる。
実施の形態2.
図9〜図12を用いてこの発明の実施の形態2を説明する。この発明にかかる実施の形態2のハンドオーバ方法が適用される移動体通信システムは、図1に示した移動体通信システムと同様のものとなるので、ここではその説明を省略する。
つぎに、図9のシーケンス図および図10の移動機1が無線基地局5に接続して通信を行う場合の信号パスの状態を示す図を参照して、先の図3に示した信号パスの状態で無線基地局2と接続して通信を行なっている移動機1が無線基地局5にハンドオーバして図10に示した信号パスの状態にする場合を例に挙げて、この発明にかかる実施の形態2の移動体通信システムの動作を説明する。
移動機1は、無線回線10の通信品質および無線基地局2以外の無線基地局との無線回線(この場合は、無線基地局5との無線回線12)の通信品質を測定する。無線回線10の通信品質より無線回線12の通信品質の方が良い場合、移動機1は、制御信号パス20を用いて、無線基地局2から無線基地局5へのハンドオーバを要求するハンドオーバ要求メッセージを無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(201)。
基地局制御装置3は、ハンドオーバ要求メッセージから移動先が無線基地局5であることを判別して、制御信号パス21を用いて、無線基地局2と無線基地局5との間に移動機1へのユーザデータパス30に使用する無線回線14の設定を要求する無線回線設定要求メッセージを無線基地局2に送信する(202)。
基地局制御装置3は、制御信号パス22を用いて、無線回線14の設定を要求する無線回線設定要求メッセージを無線基地局2を介して無線基地局5に送信する(203)。
無線回線設定要求メッセージを受けると、無線基地局2,5は、無線回線14を確立する。無線回線14を確立した後に、無線基地局2,5は、制御信号パス21,22を用いて、無線回線14を確立したことを示す無線回線設定応答メッセージを基地局制御装置3に送信する(204,205)。
無線基地局2,5から無線回線応答メッセージを受信すると、基地局制御装置3は、制御信号パス22を用いて、移動機1との間に無線回線12の設定を要求する無線回線設定要求メッセージを無線基地局2を介して無線基地局5に送信する(206)。
無線基地局5は、無線回線設定要求メッセージに基づいて、移動機1との間に無線回線12を確立するための処理を行った後に、制御信号パス22を用いて、無線回線12を確立するための処理が終了したことを示す無線回線設定応答メッセージを無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(207)。
基地局制御装置3は、制御信号パス20を用いて、ハンドオーバを許可するハンドオーバ開始要求メッセージを無線基地局2を介して移動機1に送信する(208)。
ハンドオーバ開始要求メッセージを受信すると、移動機1は、無線基地局2との無線回線10から無線基地局5との無線回線12への移行を開始し、無線回線12への移行が終了(無線回線12が確立)した後に、制御信号パス20を用いて、無線回線12が確立したことを示すハンドオーバ完了応答メッセージを無線基地局5および無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(209)。このとき、無線基地局5は、移動機1から受信したハンドオーバ完了応答メッセージを無線基地局5に送信する際には、制御信号パス20が設定されている無線回線11を使用し、無線基地局2は有線回線40を使用してハンドオーバ完了応答メッセージを送信する。また、移動機1とその通信相手とのユーザデータは、ユーザデータパス30によって送受信するので、基地局制御装置3と無線基地局2との間では有線回線40を使用し、無線基地局2と無線基地局5との間では無線回線14を使用し、無線基地局5と移動機1との間では無線回線12を使用する。
ハンドオーバ完了応答メッセージを受信すると、基地局制御装置3は、制御信号パス21を用いて、無線回線10の解放を要求する無線回線解放要求メッセージを無線基地局2に送信する(210)。
無線回線解放要求メッセージを受信すると、無線基地局2は、移動機1との通信に用いていた無線回線10に関するリソースを解放する。無線基地局2は、制御信号パス21を用いて、無線回線10を解放したことを示す無線解放応答メッセージを基地局制御装置3に送信する(211)。
これにより、図10に示すように、移動機1と無線基地局5との間に無線回線12が設定され、無線基地局2と無線基地局5との間に無線回線14が設定される。制御信号パス20は、基地局制御装置3と無線基地局2との間では有線回線40を使用し、無線基地局2と無線基地局5との間では無線回線11を使用し、無線基地局5と移動機1との間では無線回線12を使用し、ユーザデータパス30は、基地局制御装置3と無線基地局2との間では有線回線40を使用し、無線基地局2と無線基地局5との間では無線回線14を使用し、無線基地局5と移動機1との間では無線回線12を使用するように設定され、無線回線10の制御信号パス20およびユーザデータパス30が解放されて、無線基地局2から無線基地局5へのハンドオーバが完了する。
以上説明したように、この実施の形態2では、基地局制御装置3と有線回線40で接続されている無線基地局2と、基地局制御装置3とは有線回線40では接続されていない無線基地局5との間に、予め無線回線11を確立しておき、移動機1が無線基地局2から無線基地局5にハンドオーバを行なう際には、無線基地局2と無線基地局5との間に新たに無線回線14を確立して、無線基地局2と無線基地局5との間では、無線回線11を使用して基地局制御装置3が無線基地局5を制御するための制御メッセージおよび基地局制御装置3が移動機1を制御するための制御メッセージの送受信を行い、無線回線14を使用して移動機1と通信相手とのユーザデータの送受信を行なうようにしているため、基地局制御装置3の処理負荷を軽減するとともに、配置場所に制約のない無線インタフェースのみを有する無線基地局5に対してもハンドオーバを行なうことができる。
また、無線基地局2と無線基地局5との間では、基地局制御装置3が無線基地局5を制御するための制御メッセージおよび基地局制御装置3が移動機1を制御するための制御メッセージの送受信に用いる無線回線と、移動機1と通信相手とのユーザデータの送受信に用いる無線回線とを分離しているので、制御メッセージの送受信に用いる無線回線をユーザデータの送受信に用いる無線回線より高品質に設定することができ、制御メッセージの再送制御の発生を抑制することができる。
なお、この実施の形態2では、無線基地局2と無線基地局5との間の無線回線14の設定を要求する無線回線設定要求メッセージを無線基地局2に送信した後に無線基地局5に送信するようにしたが、無線基地局5に送信した後に無線基地局2に送信するようにしてもかまわない。
また、この実施の形態2では、無線基地局5と移動機1との間の無線回線12の設定を要求する無線回線設定要求メッセージと、無線基地局5と無線基地局2との間の無線回線14の設定を要求する無線回線設定要求メッセージとを個別に基地局制御装置3が無線基地局5に送信するようにしたが、無線回線12の設定の要求と無線回線14の設定の要求とを、1つの無線回線設定要求メッセージに含めるようにしてもよい。この場合、無線基地局5は、無線回線12および無線回線14が確立した後に、無線回線設定応答メッセージを基地局制御装置3に送信すればよい。
また、この実施の形態2では、基地局制御装置3と移動機1との制御信号パス20は、無線基地局2と無線基地局5との間では、基地局制御装置3と無線基地局との制御信号パス22が設定されている無線回線11を使用するようにしたが、図11に示すように、無線基地局2と無線基地局5との間に、無線回線15を設定して制御信号パス20に用いるようにしてもよい。無線回線15は、無線回線14を設定する無線回線設定要求メッセージ内に無線回線15を設定する要求を含めた無線回線設定要求メッセージを基地局制御装置3が無線基地局2と無線基地局5とに送信することで設定すればよい。もちろん、無線回線14の設定を要求する無線回線設定要求メッセージと、無線回線15の設定を要求する無線回線設定要求メッセージを個別に送信して、無線回線14,15を設定するようにしてもかまわない。
このように、無線基地局2と無線基地局5との間で、無線基地局5との制御信号パス22と移動機1の制御信号パス20とを個別の無線回線14,15を使用する構成にすることで、無線基地局5に対する無線回線11の使用リソースを削減することができる。
また、無線基地局2と無線基地局5との間で、無線基地局5との制御信号パス22と移動機1の制御信号パス20とを個別の無線回線14,15を使用するようにしているので、制御信号パス22が使用する無線回線11の通信品質を制御信号パス20が使用する無線回線15の通信品質よりも高品質にすることができ、制御信号パス22を用いて行なう基地局制御装置3が無線基地局5を制御するための制御メッセージの再送制御の発生を抑制して無線基地局5の制御を高品質に行うことができる。
また、図12に示すように、無線基地局2と無線基地局5との間に無線回線16を確立して制御信号パス20およびユーザデータパス30を設定するようにしてもよい。このように無線基地局2と無線基地局5との間の無線回線16に移動機1に対する制御信号パス20およびユーザデータパス30を設定するようにすれば、無線基地局2と無線基地局5との間の移動機1に対する無線回線16の確立を移動機1のハンドオーバ時、または呼設定時のみに限定することができ、無線基地局2と無線基地局5との間の無線回線を有効に活用することができる。
実施の形態3.
図13および図14を用いてこの発明の実施の形態3を説明する。この発明にかかる実施の形態3のハンドオーバ方法が適用される移動体通信システムは、図1に示した移動体通信システムと同様のものとなるので、ここではその説明を省略する。
つぎに、図13のシーケンス図、および図14の移動機1が無線基地局5に接続して通信を行う場合の信号パスの状態を示す図を参照して、先の図3に示した信号パスの状態で無線基地局2と接続して通信を行なっている移動機1が無線基地局5にハンドオーバして図14に示した信号パスの状態にする場合を例に挙げて、この発明にかかる実施の形態3の移動体通信システムの動作を説明する。
移動機1は、無線回線10の通信品質および無線基地局2以外の無線基地局との無線回線(この場合は、無線基地局5との無線回線12)の通信品質を測定する。無線回線10の通信品質より無線回線12の通信品質の方が良い場合、移動機1は、制御信号パス20を用いて、無線基地局2から無線基地局5へのハンドオーバを要求するハンドオーバ要求メッセージを無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(301)。
基地局制御装置3は、ハンドオーバ要求メッセージから移動先が無線基地局5であることを判別して、制御信号パス21を用いて、移動機1と無線基地局2との間で使用している無線回線10を無線基地局2と無線基地局5との間に使用するように無線回線10の転用を要求する無線回線設定要求メッセージを無線基地局2を介して無線基地局5に送信する(302)。
無線基地局5は、無線回線設定要求メッセージに基づいて、自局と無線基地局2との間に無線回線10を確立するための処理を行なった後に、制御信号パス21を用いて、無線回線10を確立するための処理が終了したことを示す無線回線設定応答メッセージを無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(303)。
基地局制御装置3は、制御信号パス22を用いて、移動機1との無線回線12の設定を要求する無線回線設定要求メッセージを無線基地局2を介して無線基地局5に送信する(304)。
無線基地局5は、無線回線設定要求メッセージに基づいて、移動機1との間に無線回線12を確立するための処理を行なった後に、制御信号パス22を用いて、無線回線12を確立するための処理が終了したことを示す無線回線設定応答メッセージを無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(305)。無線基地局5は、自局と無線基地局2との間に確立する無線回線10と、自局と移動機1との間に確立する無線回線12との関連づけ、すなわち無線回線10から受信したデータを無線回線12に送信するとともに無線回線12から受信したデータを無線回線10に送信することを記憶する。
基地局制御装置3は、制御信号パス20を用いて、ハンドオーバを許可するハンドオーバ開始要求メッセージを無線基地局2を介して移動機1に送信する(306)。
ハンドオーバ開始要求メッセージを受信すると、移動機1は、無線基地局2との無線回線10から無線基地局5との無線回線12への移行を開始し、無線回線12への移行が終了(無線回線12が確立)した後に、制御信号パス20を用いて、無線回線12が確立したことを示すハンドオーバ完了応答メッセージを無線基地局5および無線基地局2を介して基地局制御装置3に送信する(307)。
以上説明したように、この実施の形態3では、基地局制御装置3と有線回線40で接続されている無線基地局2と、基地局制御装置3とは有線回線40では接続されていない無線基地局5との間に、予め無線回線11を確立しておき、移動機1が無線基地局2から無線基地局5にハンドオーバを行なう際には、無線基地局2と無線基地局5との間に無線基地局2と移動機1との間で使用していた無線回線10を確立して、無線基地局2と無線基地局5との間では、無線回線11を使用して基地局制御装置3が無線基地局5を制御するための制御メッセージの送受信を行い、無線回線10を使用して基地局制御装置3が移動機1を制御するための制御メッセージおよび移動機1と通信相手とのユーザデータの送受信を行なうようにしているため、基地局制御装置3の処理負荷を軽減するとともに、配置場所に制約のない無線インタフェースのみを有する無線基地局5に対してもハンドオーバを行なうことができる。
また、無線基地局2と無線基地局5との間での基地局制御装置3が移動機1を制御するための制御メッセージの送受信に、移動機1と無線基地局2との間で使用していた無線回線10使用するようにしているので、無線基地局2が新たに無線回線を設定する必要が無く、ハンドオーバ処理のシーケンスを削減することができる。
以上のように、本発明にかかる無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法は、基地局制御装置がネットワーク内の無線基地局を統括的に管理して移動機のハンドオーバを行なう無線アクセスネットワークに有用であり、特に、無線回線のインタフェースのみを有し有線回線によって直接無線基地局制御装置に接続することができない無線基地局を備える無線アクセスネットワークに適している。

Claims (6)

  1. 基地局制御装置と、該基地局制御装置に有線回線によって接続される1〜複数の第1の無線基地局と、前記基地局制御装置と有線回線では接続されていない1〜複数の第2の無線基地局とを備え、移動機が前記第1または第2の無線基地局を介して前記基地局制御装置と接続される無線アクセスネットワークにおいて、
    前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局との間に、予め無線回線を確立するとともに、
    前記移動機が前記第1の無線基地局から前記第2の無線基地局にハンドオーバを行なう際に、前記基地局制御装置は、前記移動機が前記第2の無線基地局にハンドオーバすることを通知する第2の無線基地局宛ての制御メッセージを有線回線を介して前記第1の無線基地局に送信し、
    前記第1の無線基地局は、前記基地局制御装置から受信した前記第2の無線基地局宛ての制御メッセージを前記確立されている無線回線を使用して前記第2の無線基地局に送信し、
    前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局との間では、前記無線回線を使用して、前記基地局制御装置が前記第2の無線基地局を制御するための制御メッセージ、前記基地局制御装置が前記移動機を制御するための制御メッセージおよび前記移動機の通信相手とのユーザデータの送受信を行うこと、
    を特徴とする無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法。
  2. 前記無線回線を1つの無線回線とし、前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局との間では、同一回線を使用して前記基地局制御装置が前記第2の無線基地局を制御するための制御メッセージ、前記基地局制御装置が前記移動機を制御するための制御メッセージおよび前記移動機の通信相手とのユーザデータの送受信を行なうこと、
    を特徴とする請求項1に記載の無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法。
  3. 前記無線回線を第1および第2の無線回線とし、前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局との間では、前記第1の無線回線を使用して前記基地局制御装置が前記第2の無線基地局を制御するための制御メッセージの送受信を行い、前記第2の無線回線を使用して前記基地局制御装置が前記移動機を制御するための制御メッセージおよび前記移動機の通信相手とのユーザデータの送受信を行なうこと、
    を特徴とする請求項1に記載の無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法。
  4. 前記無線回線を第1の無線回線とし、前記第2の無線基地局は、前記移動機がハンドオーバすることを通知する制御メッセージを受信すると自局と前記第1の無線基地局との間に新たな第2の無線回線を確立し、前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局との間では、前記第1の無線回線を使用して前記基地局制御装置が前記第2の無線基地局を制御するための制御メッセージおよび前記基地局制御装置が前記移動機を制御するための制御メッセージの送受信を行い、前記第2の無線回線を使用して前記移動機の通信相手とのユーザデータの送受信を行なうこと、
    を特徴とする請求項1に記載の無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法。
  5. 前記無線回線を第1の無線回線とし、前記第2の無線基地局は、前記移動機がハンドオーバすることを通知する制御メッセージを受信すると自局と前記第1の無線基地局との間に新たな第2および第3の無線回線を確立し、前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局との間では、前記第1の無線回線を使用して前記基地局制御装置が前記第2の無線基地局を制御するための制御メッセージの送受信を行い、前記第2の無線回線を使用して前記基地局制御装置が前記移動機を制御するための制御メッセージの送受信を行い、前記第3の無線回線を使用して前記移動機の通信相手とのユーザデータの送受信を行なうこと、
    を特徴とする請求項1に記載の無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法。
  6. 前記無線回線を1つの無線回線とし、前記第2の無線基地局は、前記移動機がハンドオーバすることを通知する制御メッセージを受信すると自局と前記第1の無線基地局との間に前記移動機が前記移動機と前記第1の無線基地局との間で使用していた無線回線を確立し、前記第1の無線基地局と前記第2の無線基地局との間では、前記予め確立された無線回線を使用して前記基地局制御装置が前記第2の無線基地局を制御するための制御メッセージの送受信を行い、ハンドオーバ前に前記移動機と前記第1の無線基地局との間で使用していた無線回線を使用して前記基地局制御装置が前記移動機を制御するための制御メッセージおよび前記移動機の通信相手とのユーザデータの送受信を行なうこと、
    を特徴とする請求項1に記載の無線アクセスネットワークにおけるハンドオーバ方法。
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