JPH11262043A - Ｃｄｍａ移動体通信方式 - Google Patents
Ｃｄｍａ移動体通信方式Info
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- JPH11262043A JPH11262043A JP10073478A JP7347898A JPH11262043A JP H11262043 A JPH11262043 A JP H11262043A JP 10073478 A JP10073478 A JP 10073478A JP 7347898 A JP7347898 A JP 7347898A JP H11262043 A JPH11262043 A JP H11262043A
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- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims abstract description 16
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/24—Reselection being triggered by specific parameters
- H04W36/30—Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
- H04B7/2628—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using code-division multiple access [CDMA] or spread spectrum multiple access [SSMA]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/24—Reselection being triggered by specific parameters
- H04W36/30—Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
- H04W36/304—Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data due to measured or perceived resources with higher communication quality
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】隣接セルの境界地域に所在する移動局と無線基
地局で使用する制御チャネル信号と音声チャネル移行直
後の音声チャネル信号の受信率を向上させ呼接続完了率
を上げるＣＤＭＡ移動体通信方式の提供。 【解決手段】交換制御局は移動局からの発信信号又は着
信応答信号を無線基地局経由で受信し隣接セル電界強度
情報より移動局が隣接セルの境界地域に在ると判断した
時無線基地局の使用制御チャネル情報を隣接セルの無線
基地局に送信し、隣接セルの無線基地局は制御チャネル
情報に従った制御チャネルを起動し、交換制御局は移動
局に下り制御チャネル信号を送信時無線基地局と隣接す
る無線基地局にそれぞれ送信し、無線基地局と隣接セル
の無線基地局にて移動局からの上り制御チャネル信号を
受信時信号品質を付加して交換制御局に送信し、交換制
御局は受信した上り制御チャネル信号とその信号品質に
より上り制御チャネル信号を選択する。
地局で使用する制御チャネル信号と音声チャネル移行直
後の音声チャネル信号の受信率を向上させ呼接続完了率
を上げるＣＤＭＡ移動体通信方式の提供。 【解決手段】交換制御局は移動局からの発信信号又は着
信応答信号を無線基地局経由で受信し隣接セル電界強度
情報より移動局が隣接セルの境界地域に在ると判断した
時無線基地局の使用制御チャネル情報を隣接セルの無線
基地局に送信し、隣接セルの無線基地局は制御チャネル
情報に従った制御チャネルを起動し、交換制御局は移動
局に下り制御チャネル信号を送信時無線基地局と隣接す
る無線基地局にそれぞれ送信し、無線基地局と隣接セル
の無線基地局にて移動局からの上り制御チャネル信号を
受信時信号品質を付加して交換制御局に送信し、交換制
御局は受信した上り制御チャネル信号とその信号品質に
より上り制御チャネル信号を選択する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＤＭＡ（符号分
割多元接続）移動体通信方式に関し、特に制御チャネル
でのハンドオーバ方式に関する。
割多元接続）移動体通信方式に関し、特に制御チャネル
でのハンドオーバ方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明の属する技術分野に関連する刊行
物として、文献（TIA(Telecommunications Industry
Association)、EIA(Electronic Industries Associat
ion)、IS-95-A、1995年5月刊）等が参照される。
物として、文献（TIA(Telecommunications Industry
Association)、EIA(Electronic Industries Associat
ion)、IS-95-A、1995年5月刊）等が参照される。
【０００３】セルラシステム(Cellular system)等の移
動体通信システムとして、種々の多元接続方式が採用さ
れている。その中の１つである符号分割多元接続（Code
Division Multiple Access；「ＣＤＭＡ」という）
移動体通信方式は、各無線基地局がカバーしているエリ
ア（セル）を識別するために、無線基地局毎に特有の拡
散符号を割り当て、全てのエリアで同一搬送周波数を使
用している方式である。
動体通信システムとして、種々の多元接続方式が採用さ
れている。その中の１つである符号分割多元接続（Code
Division Multiple Access；「ＣＤＭＡ」という）
移動体通信方式は、各無線基地局がカバーしているエリ
ア（セル）を識別するために、無線基地局毎に特有の拡
散符号を割り当て、全てのエリアで同一搬送周波数を使
用している方式である。
【０００４】このＣＤＭＡ移動体通信方式では、先ず、
移動局は無線基地局が送信しているセル識別信号をサー
チし、電界強度が最も強い無線基地局を選択する。
移動局は無線基地局が送信しているセル識別信号をサー
チし、電界強度が最も強い無線基地局を選択する。
【０００５】次に、移動局が通話する場合、選択した無
線基地局の制御チャネルで、発信信号又は着信応答信号
等の制御チャネル信号の送受信を行い、交換制御局に
て、前記移動局が自システムでサービスできることを確
認した後、通話するための音声チャネルを割り当て、通
話状態となる。
線基地局の制御チャネルで、発信信号又は着信応答信号
等の制御チャネル信号の送受信を行い、交換制御局に
て、前記移動局が自システムでサービスできることを確
認した後、通話するための音声チャネルを割り当て、通
話状態となる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方式では、移動局が隣接セルの境界地域に所在
した場合、隣接セルが送信しているチャネル(例えばセ
ル識別信号を送信しているパイロットチャネルや、制御
チャネルや、音声チャネル）が干渉となり、自セルの制
御チャネル信号や、音声チャネルが割り当てられた直後
の音声チャネル信号が受信できない、という問題点を有
している。
た従来の方式では、移動局が隣接セルの境界地域に所在
した場合、隣接セルが送信しているチャネル(例えばセ
ル識別信号を送信しているパイロットチャネルや、制御
チャネルや、音声チャネル）が干渉となり、自セルの制
御チャネル信号や、音声チャネルが割り当てられた直後
の音声チャネル信号が受信できない、という問題点を有
している。
【０００７】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、隣接セルの境界
地域に所在する移動局と無線基地局で使用する制御チャ
ネル信号と音声チャネル移行直後の音声チャネル信号の
受信率を向上させ、呼接続完了率を上げるＣＤＭＡ移動
体通信方式を提供することにある。
てなされたものであって、その目的は、隣接セルの境界
地域に所在する移動局と無線基地局で使用する制御チャ
ネル信号と音声チャネル移行直後の音声チャネル信号の
受信率を向上させ、呼接続完了率を上げるＣＤＭＡ移動
体通信方式を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、一つの交換制御局のもとに複数の無線基
地局を配置し、前記交換制御局からの制御チャネル信号
及び音声チャネル信号を前記無線基地局と移動局との間
で送受信するＣＤＭＡ移動通信方式において、前記交換
制御局が、前記移動局からの発信信号又は着信応答信号
を前記無線基地局経由で受信した際に、前記発信信号又
は着信応答信号に含まれる隣接セルの電界強度情報よ
り、前記移動局が前記隣接セルの境界地域に所在してい
るか否かを判断し、前記移動局が前記隣接セルの境界地
域に所在していると判断した場合に前記無線基地局で使
用している制御チャネル情報を隣接セルの無線基地局に
送信する手段を備え、前記隣接セルの無線基地局は、前
記交換制御局から前記制御チャネル情報を受信した際、
前記制御チャネル情報に従った制御チャネルの送受信を
開始する手段を備え、前記交換制御局は、前記移動局に
下り制御チャネル信号を送信する時、前記無線基地局と
前記隣接する無線基地局に対して、前記下り制御チャネ
ル信号を送信する手段を備え、前記無線基地局及び前記
隣接セルの無線基地局は、前記移動局からの上り制御チ
ャネル信号を受信した時、前記上り制御チャネル信号に
前記上り制御チャネル信号の信号品質を付加して前記交
換制御局に送信する手段を備え、前記交換制御局は、前
記無線基地局と前記隣接セルの無線基地局から受信した
前記上り制御チャネル信号を前記上り制御チャネル信号
の信号品質により前記上り制御チャネル信号を選択する
手段をさらに備える。
め、本発明は、一つの交換制御局のもとに複数の無線基
地局を配置し、前記交換制御局からの制御チャネル信号
及び音声チャネル信号を前記無線基地局と移動局との間
で送受信するＣＤＭＡ移動通信方式において、前記交換
制御局が、前記移動局からの発信信号又は着信応答信号
を前記無線基地局経由で受信した際に、前記発信信号又
は着信応答信号に含まれる隣接セルの電界強度情報よ
り、前記移動局が前記隣接セルの境界地域に所在してい
るか否かを判断し、前記移動局が前記隣接セルの境界地
域に所在していると判断した場合に前記無線基地局で使
用している制御チャネル情報を隣接セルの無線基地局に
送信する手段を備え、前記隣接セルの無線基地局は、前
記交換制御局から前記制御チャネル情報を受信した際、
前記制御チャネル情報に従った制御チャネルの送受信を
開始する手段を備え、前記交換制御局は、前記移動局に
下り制御チャネル信号を送信する時、前記無線基地局と
前記隣接する無線基地局に対して、前記下り制御チャネ
ル信号を送信する手段を備え、前記無線基地局及び前記
隣接セルの無線基地局は、前記移動局からの上り制御チ
ャネル信号を受信した時、前記上り制御チャネル信号に
前記上り制御チャネル信号の信号品質を付加して前記交
換制御局に送信する手段を備え、前記交換制御局は、前
記無線基地局と前記隣接セルの無線基地局から受信した
前記上り制御チャネル信号を前記上り制御チャネル信号
の信号品質により前記上り制御チャネル信号を選択する
手段をさらに備える。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明のＣＤＭＡ移動体通信方式は、その
好ましい実施の形態において、一つの交換制御局（図１
及び図２の１０）のもとに複数の無線基地局（図１及び
図２の１００−１，１００−２）を配置し、前記交換制
御局からの制御チャネル信号及び音声チャネル信号を前
記無線基地局と移動局（図１及び図２の２００）との間
で送受信するＣＤＭＡ移動通信システムにおいて、
（ａ）移動局（図２の２００）は、呼接続を行う際に、
隣接セルの電界強度情報を付加した発信信号又は着信応
答信号（図２の３０１）を、最も電界強度の強い無線基
地局（図２の１００−１）に送信し、（ｂ）交換制御局
（図２の１０）は、移動局からの発信信号又は着信応答
信号を前記無線基地局経由で受信した際に、前記発信信
号又は着信応答信号に含まれる隣接セルの電界強度情報
より、前記移動局が前記隣接セルの境界地域に所在して
いると判断した場合に、前記無線基地局（図２の１００
−１）で使用している制御チャネル情報（図２の３０
３）を隣接セルの無線基地局（図２の１００−２）に送
信し、（ｃ）隣接セルの無線基地局（図２の１００−
２）は、交換制御局（図２の１０）から制御チャネル情
報（図２の３０３）を受信した際、制御チャネル情報に
従った制御チャネルの送受信を開始し（図２の３０
４）、（ｄ）交換制御局（図２の１０）は、移動局（図
２の２００）に下り制御チャネル信号を送信する時、無
線基地局と隣接する無線基地局（図２の１００−１、１
００−２）に対して下り制御チャネル信号を送信し（図
２の３０５）、（ｅ）無線基地局と隣接セルの無線基地
局（図２の１００−１、１００−２）は、移動局（図２
の２００）からの上り制御チャネル信号を受信した時、
上り制御チャネル信号に上り制御チャネル信号の信号品
質（図２の３０７、３０８）を付加して交換制御局（図
２の１０）に送信し、（ｆ）交換制御局（図２の１０）
は、無線基地局と隣接セルの無線基地局（図２の１００
−１、１００−２）から受信した上り制御チャネル信号
と上り制御チャネル信号の信号品質により上り制御チャ
ネル信号を選択する。
に説明する。本発明のＣＤＭＡ移動体通信方式は、その
好ましい実施の形態において、一つの交換制御局（図１
及び図２の１０）のもとに複数の無線基地局（図１及び
図２の１００−１，１００−２）を配置し、前記交換制
御局からの制御チャネル信号及び音声チャネル信号を前
記無線基地局と移動局（図１及び図２の２００）との間
で送受信するＣＤＭＡ移動通信システムにおいて、
（ａ）移動局（図２の２００）は、呼接続を行う際に、
隣接セルの電界強度情報を付加した発信信号又は着信応
答信号（図２の３０１）を、最も電界強度の強い無線基
地局（図２の１００−１）に送信し、（ｂ）交換制御局
（図２の１０）は、移動局からの発信信号又は着信応答
信号を前記無線基地局経由で受信した際に、前記発信信
号又は着信応答信号に含まれる隣接セルの電界強度情報
より、前記移動局が前記隣接セルの境界地域に所在して
いると判断した場合に、前記無線基地局（図２の１００
−１）で使用している制御チャネル情報（図２の３０
３）を隣接セルの無線基地局（図２の１００−２）に送
信し、（ｃ）隣接セルの無線基地局（図２の１００−
２）は、交換制御局（図２の１０）から制御チャネル情
報（図２の３０３）を受信した際、制御チャネル情報に
従った制御チャネルの送受信を開始し（図２の３０
４）、（ｄ）交換制御局（図２の１０）は、移動局（図
２の２００）に下り制御チャネル信号を送信する時、無
線基地局と隣接する無線基地局（図２の１００−１、１
００−２）に対して下り制御チャネル信号を送信し（図
２の３０５）、（ｅ）無線基地局と隣接セルの無線基地
局（図２の１００−１、１００−２）は、移動局（図２
の２００）からの上り制御チャネル信号を受信した時、
上り制御チャネル信号に上り制御チャネル信号の信号品
質（図２の３０７、３０８）を付加して交換制御局（図
２の１０）に送信し、（ｆ）交換制御局（図２の１０）
は、無線基地局と隣接セルの無線基地局（図２の１００
−１、１００−２）から受信した上り制御チャネル信号
と上り制御チャネル信号の信号品質により上り制御チャ
ネル信号を選択する。
【００１０】そして、交換制御局（図２の１０）におい
て、無線基地局と隣接セルの無線基地局（図２の１００
−１、１００−２）との間で制御チャネル信号を送受信
している移動局（図２の２００）に対して、音声チャネ
ルを指定する場合、無線基地局と隣接セルの無線基地局
（図２の１００−１、１００−２）に音声チャネルを起
動させ（図２の３１１、３１２）、移動局（図２の２０
０）に、無線基地局と隣接セルの無線基地局の音声チャ
ネル指定信号（図２の３１３）を送信する。これを受け
て、移動局（図２の２００）では、音声チャネルを起動
する（図２の３１４）。
て、無線基地局と隣接セルの無線基地局（図２の１００
−１、１００−２）との間で制御チャネル信号を送受信
している移動局（図２の２００）に対して、音声チャネ
ルを指定する場合、無線基地局と隣接セルの無線基地局
（図２の１００−１、１００−２）に音声チャネルを起
動させ（図２の３１１、３１２）、移動局（図２の２０
０）に、無線基地局と隣接セルの無線基地局の音声チャ
ネル指定信号（図２の３１３）を送信する。これを受け
て、移動局（図２の２００）では、音声チャネルを起動
する（図２の３１４）。
【００１１】
【実施例】次に、上記した本発明の実施の形態について
更に詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を
参照して説明する。
更に詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を
参照して説明する。
【００１２】図１は、本発明のＣＤＭＡ移動体通信方式
の一実施例のシステム構成を示す図である。図１を参照
すると、交換制御局１０では、呼処理制御、無線／有線
回線制御及び加入者管理を行う。無線基地局１００−
１、１００−２は移動局２００と制御チャネル信号や音
声チャネル信号の無線送受信を行い、音声及び制御回線
５０−１、５０−２を介して制御チャネル信号や音声チ
ャネル信号を交換制御局１０に中継する。
の一実施例のシステム構成を示す図である。図１を参照
すると、交換制御局１０では、呼処理制御、無線／有線
回線制御及び加入者管理を行う。無線基地局１００−
１、１００−２は移動局２００と制御チャネル信号や音
声チャネル信号の無線送受信を行い、音声及び制御回線
５０−１、５０−２を介して制御チャネル信号や音声チ
ャネル信号を交換制御局１０に中継する。
【００１３】図２は、本発明のＣＤＭＡ移動体通信方式
の一実施例の動作シーケンスを示す図である。図１及び
図２を参照して、本発明の一実施例の動作について説明
する。
の一実施例の動作シーケンスを示す図である。図１及び
図２を参照して、本発明の一実施例の動作について説明
する。
【００１４】移動局２００は、無線基地局が送信してい
るセル識別信号をサーチし、電界強度の強い複数の無線
基地局を順番に記憶し、これを基に、隣接セルの電界強
度情報を作成する。
るセル識別信号をサーチし、電界強度の強い複数の無線
基地局を順番に記憶し、これを基に、隣接セルの電界強
度情報を作成する。
【００１５】そして、最も強い電界強度の無線基地局１
００−１を選択する。
００−１を選択する。
【００１６】呼接続を行うため、移動局２００から、隣
接セルの電界強度情報が付加された発信信号又は着信応
答信号３０１を、無線基地局１００−１に送信し、これ
を受信した無線基地局１００−１は交換制御局１０に中
継する。
接セルの電界強度情報が付加された発信信号又は着信応
答信号３０１を、無線基地局１００−１に送信し、これ
を受信した無線基地局１００−１は交換制御局１０に中
継する。
【００１７】交換制御局１０は、隣接セル電界強度情報
が付加された発信信号又は着信応答信号３０１の隣接セ
ル電界強度情報より、他の無線基地局との電界強度の差
を算出し、その差が所定のしきい値よりも小さければ、
移動局２００が隣接セルの境界地域に所在すると判断し
（３０２）、その隣接セルの無線基地局１００−２に対
して、無線基地局１００−１で使用している制御チャネ
ル情報（例えばセルを識別する拡散符号）３０３を送信
する。
が付加された発信信号又は着信応答信号３０１の隣接セ
ル電界強度情報より、他の無線基地局との電界強度の差
を算出し、その差が所定のしきい値よりも小さければ、
移動局２００が隣接セルの境界地域に所在すると判断し
（３０２）、その隣接セルの無線基地局１００−２に対
して、無線基地局１００−１で使用している制御チャネ
ル情報（例えばセルを識別する拡散符号）３０３を送信
する。
【００１８】制御チャネル情報３０３を受信した隣接セ
ルの無線基地局１００−２は、空きチャネルを割り当て
制御チャネル情報３０３に従った制御チャネルとして起
動する（３０４）。
ルの無線基地局１００−２は、空きチャネルを割り当て
制御チャネル情報３０３に従った制御チャネルとして起
動する（３０４）。
【００１９】これにより、移動局２００と無線基地局１
００−１及び無線基地局１００−２が制御チャネル上で
ソフトハンドオフ状態となる。ソフトハンドオフ状態と
は、異なる２つ以上の無線基地局から送信している制御
チャネル信号や音声チャネル信号を、移動局が受信して
いる状態をいう。また、移動局からの制御チャネル信号
や音声チャネル信号を２つ以上の無線基地局で受信して
いる状態をいう。
００−１及び無線基地局１００−２が制御チャネル上で
ソフトハンドオフ状態となる。ソフトハンドオフ状態と
は、異なる２つ以上の無線基地局から送信している制御
チャネル信号や音声チャネル信号を、移動局が受信して
いる状態をいう。また、移動局からの制御チャネル信号
や音声チャネル信号を２つ以上の無線基地局で受信して
いる状態をいう。
【００２０】次に、交換制御局１０は、移動局２００が
自システムでサービスできることを確かめるため、認証
要求信号３０５を、無線基地局１００−１と隣接セルの
無線基地局１００−２を介して移動局２００に送信す
る。
自システムでサービスできることを確かめるため、認証
要求信号３０５を、無線基地局１００−１と隣接セルの
無線基地局１００−２を介して移動局２００に送信す
る。
【００２１】移動局２００は、無線基地局１００−１と
隣接セルの無線基地局１００−２から同一の認証要求信
号３０５を受信し、合成することで受信率を向上するこ
とができる。
隣接セルの無線基地局１００−２から同一の認証要求信
号３０５を受信し、合成することで受信率を向上するこ
とができる。
【００２２】認証要求信号３０５を受信した移動局２０
０は、認証応答信号３０６を送信する。
０は、認証応答信号３０６を送信する。
【００２３】認証応答信号３０６は、無線基地局１００
−１と隣接セルの無線基地局１００−２の双方で受信さ
れ、無線基地局１００−１及び無線基地局１００−２で
は認証応答信号３０６を受信した時の信号品質情報（例
えばフレームエラーレート（ＦＥＲ）、ビットエラーレ
ート（ＢＥＲ）、シンボルエラーレート（ＳＥＲ）等）
をそれぞれ付加して認証応答信号３０７、３０８を、交
換制御局１０に送信する。
−１と隣接セルの無線基地局１００−２の双方で受信さ
れ、無線基地局１００−１及び無線基地局１００−２で
は認証応答信号３０６を受信した時の信号品質情報（例
えばフレームエラーレート（ＦＥＲ）、ビットエラーレ
ート（ＢＥＲ）、シンボルエラーレート（ＳＥＲ）等）
をそれぞれ付加して認証応答信号３０７、３０８を、交
換制御局１０に送信する。
【００２４】交換制御局１０は、信号品質情報が付加さ
れた認証応答信号３０７、３０８の信号品質情報を基
に、品質の良い認証応答信号を選択し（３０９）、認証
結果を比較し、認証結果が可であれば、移動局２００に
音声チャネルを割り当てるため、既に制御チャネルでの
ソフトハンドオフ状態で通信している無線基地局１００
−１と無線基地局１００−２の双方に、音声チャネルで
使用する拡散符号等を含む音声チャネル情報３１０を送
信する。
れた認証応答信号３０７、３０８の信号品質情報を基
に、品質の良い認証応答信号を選択し（３０９）、認証
結果を比較し、認証結果が可であれば、移動局２００に
音声チャネルを割り当てるため、既に制御チャネルでの
ソフトハンドオフ状態で通信している無線基地局１００
−１と無線基地局１００−２の双方に、音声チャネルで
使用する拡散符号等を含む音声チャネル情報３１０を送
信する。
【００２５】交換制御局１０から音声チャネル情報３１
０を受信した無線基地局１００−１と無線基地局１００
−２は、受信した音声チャネル情報に従った音声チャネ
ルをそれぞれ起動する（３１１、３１２）。
０を受信した無線基地局１００−１と無線基地局１００
−２は、受信した音声チャネル情報に従った音声チャネ
ルをそれぞれ起動する（３１１、３１２）。
【００２６】交換制御局１０は、移動局２００を音声チ
ャネルに移行させるため、音声チャネル指定信号３１３
を無線基地局１００−１と無線基地局１００−２の双方
に送信し、これを受信した移動局２００は音声チャネル
を起動する（３１４）。
ャネルに移行させるため、音声チャネル指定信号３１３
を無線基地局１００−１と無線基地局１００−２の双方
に送信し、これを受信した移動局２００は音声チャネル
を起動する（３１４）。
【００２７】これにより、移動局２００は制御チャネル
でソフトハンドオフ状態になり、そのソフトハンドオフ
状態のまま音声チャネルに移行し通話状態となる（３１
５）。
でソフトハンドオフ状態になり、そのソフトハンドオフ
状態のまま音声チャネルに移行し通話状態となる（３１
５）。
【００２８】上記実施例では、２つの無線基地局を例に
とって説明したが、これが３つ以上になっても支障な
く、また無線基地局がセクタ分割されていても、本発明
は適用可能である。
とって説明したが、これが３つ以上になっても支障な
く、また無線基地局がセクタ分割されていても、本発明
は適用可能である。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
隣接セルの境界地域に所在する移動局に対しても制御チ
ャネルからソフトハンドオフ状態とし、その状態のまま
通話状態に移行することで、隣接セルからの干渉があっ
ても、制御チャネル信号と音声チャネル移行直後の音声
チャネル信号の受信率を劣化されることなく、呼接続完
了率の向上させることができるという効果を奏する。
隣接セルの境界地域に所在する移動局に対しても制御チ
ャネルからソフトハンドオフ状態とし、その状態のまま
通話状態に移行することで、隣接セルからの干渉があっ
ても、制御チャネル信号と音声チャネル移行直後の音声
チャネル信号の受信率を劣化されることなく、呼接続完
了率の向上させることができるという効果を奏する。
【図１】本発明のＣＤＭＡ移動体通信方式の一実施例の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図２】本発明のＣＤＭＡ移動体通信方式の一実施例の
シーケンスを示す図である。
シーケンスを示す図である。
１０ 交換制御局 ５０−１ 音声及び制御回線 ５０−２ 音声及び制御回線 １００−１ 無線基地局 １００−２ 無線基地局 ２００ 移動局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯田 善久 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目16番８ 号 日本電気移動通信株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】一つの交換制御局のもとに複数の無線基地
局を配置し、前記交換制御局からの制御チャネル信号及
び音声チャネル信号を前記無線基地局と移動局との間で
送受信するＣＤＭＡ移動通信システムにおいて、 （ａ）前記移動局は、呼接続を行う際に、隣接セルの電
界強度情報を付加した発信信号又は着信応答信号を、最
も電界強度の強い無線基地局に送信し、 （ｂ）前記交換制御局は、前記移動局からの発信信号又
は着信応答信号を前記無線基地局経由で受信した際に、
前記発信信号又は着信応答信号に含まれる隣接セルの電
界強度情報より、前記移動局が前記隣接セルの境界地域
に所在していると判断した場合に、前記無線基地局で使
用している制御チャネル情報を隣接セルの無線基地局に
送信し、 （ｃ）前記隣接セルの無線基地局は、前記交換制御局か
ら前記制御チャネル情報を受信した際、前記制御チャネ
ル情報に従った制御チャネルの送受信を開始し、 （ｄ）前記交換制御局は、前記移動局に下り制御チャネ
ル信号を送信する時、前記無線基地局と前記隣接する無
線基地局に対して前記下り制御チャネル信号を送信し、 （ｅ）前記無線基地局と前記隣接セルの無線基地局は、
前記移動局からの上り制御チャネル信号を受信した時、
前記上り制御チャネル信号に前記上り制御チャネル信号
の信号品質を付加して前記交換制御局に送信し、 （ｆ）前記交換制御局は、前記無線基地局と前記隣接セ
ルの無線基地局から受信した前記上り制御チャネル信号
を前記上り制御チャネル信号の信号品質により前記上り
制御チャネル信号を選択する、 ように構成されてなることを特徴とするＣＤＭＡ移動体
通信方式。 - 【請求項２】前記交換制御局にて、前記無線基地局と前
記隣接セルの無線基地局との間で前記制御チャネル信号
を送受信している前記移動局に対して、音声チャネルを
指定する場合、前記無線基地局と前記隣接セルの無線基
地局に音声チャネルを起動させ、前記移動局に前記無線
基地局と前記隣接セルの無線基地局の音声チャネル指定
信号を送信する、ことを特徴とする請求項１記載のＣＤ
ＭＡ移動体通信方式。 - 【請求項３】一つの交換制御局のもとに、複数の無線基
地局を配置し、前記交換制御局からの制御チャネル信号
及び音声チャネル信号を前記無線基地局と移動局との間
で送受信するＣＤＭＡ移動通信方式において、 前記交換制御局が、前記移動局からの発信信号又は着信
応答信号を前記無線基地局経由で受信した際に、前記発
信信号又は着信応答信号に含まれる隣接セルの電界強度
情報より、前記移動局が前記隣接セルの境界地域に所在
しているか否かを判断し、前記移動局が前記隣接セルの
境界地域に所在していると判断した場合に前記無線基地
局で使用している制御チャネル情報を隣接セルの無線基
地局に送信する手段を備え、 前記隣接セルの無線基地局は、前記交換制御局から前記
制御チャネル情報を受信した際、前記制御チャネル情報
に従った制御チャネルの送受信を開始する手段を備え、 前記交換制御局は、前記移動局に下り制御チャネル信号
を送信する時、前記無線基地局と前記隣接する無線基地
局に対して、前記下り制御チャネル信号を送信する手段
をさらに備え、 前記無線基地局及び前記隣接セルの無線基地局は、前記
移動局からの上り制御チャネル信号を受信した時、前記
上り制御チャネル信号に前記上り制御チャネル信号の信
号品質を付加して前記交換制御局に送信する手段を備
え、 前記交換制御局は、前記無線基地局と前記隣接セルの無
線基地局から受信した前記上り制御チャネル信号を前記
上り制御チャネル信号の信号品質により前記上り制御チ
ャネル信号を選択する手段をさらに備えたことを特徴と
するＣＤＭＡ移動体通信方式。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10073478A JPH11262043A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | Ｃｄｍａ移動体通信方式 |
| DE69926025T DE69926025T2 (de) | 1998-03-06 | 1999-03-05 | CDMA mobiles Funkkommunikationssystem und Verfahren |
| EP99104471A EP0940938B1 (en) | 1998-03-06 | 1999-03-05 | CDMA mobile telecommunication method and system |
| KR1019990007271A KR100345973B1 (ko) | 1998-03-06 | 1999-03-05 | 부호 분할 다원 접속 이동 통신 방법 및 시스템 |
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| US09/262,826 US6535494B1 (en) | 1998-03-06 | 1999-03-05 | CDMA mobile telecommunication method and system |
| BR9900695-2A BR9900695A (pt) | 1998-03-06 | 1999-03-08 | Método e sistema de telecomunicação móvel de cdma. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10073478A JPH11262043A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | Ｃｄｍａ移動体通信方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11262043A true JPH11262043A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13519438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10073478A Pending JPH11262043A (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | Ｃｄｍａ移動体通信方式 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0940938B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11262043A (ja) |
| KR (1) | KR100345973B1 (ja) |
| CN (1) | CN1094300C (ja) |
| BR (1) | BR9900695A (ja) |
| DE (1) | DE69926025T2 (ja) |
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- 1998-03-06 JP JP10073478A patent/JPH11262043A/ja active Pending
-
1999
- 1999-03-05 US US09/262,826 patent/US6535494B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-05 EP EP99104471A patent/EP0940938B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-05 KR KR1019990007271A patent/KR100345973B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-03-05 CN CN991028295A patent/CN1094300C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-05 DE DE69926025T patent/DE69926025T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-08 BR BR9900695-2A patent/BR9900695A/pt not_active IP Right Cessation
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991005 |