JPWO2006016466A1 - テレビ電話交番システム - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、全国各地に存在する多数の「交番」に警察官を常時駐在させることは人員的にも困難であり、特に「交番」を管轄する警察官がパトロール中は無人とならざるを得ないため、「交番」に行けば警察官がいるという市民の信頼を確保することが困難になってきている。
かかる「ハイテク交番」では、「交番」に設置されたテレビ電話端末に「緊急」ボタンと「対話」ボタンが設けられ、「緊急」ボタンが押されると、警察署の係官に対して緊急通報され、係官とテレビ電話で面談しながら、必要に応じてパトロールカーを急行させるなどの緊急対応が行え、「対話」ボタンが押されると、警察署の係官とテレビ電話で面談でき、各種の届け出や相談を行うことができる。尚、地理案内や各種手続方法の案内は、テレビ電話によって警察署の係官と面談することなく行えるように、コンピュータによる自動対応機能を備えている。
このように、無人の交番にテレビ電話端末を設置することにより、市民はトラブル発生時に近くの「交番」に駆け込むことでテレビ電話を使用して警察官と面談できるため、地域の安全センターとしての役割を確保できるという効果を得ている。
また、特許文献1には、交番の端末と本署の端末とを通信回線を介して接続し、画像と音声によって遠隔で交番サービスを提供する「交番システム」が開示されており、交番に警察官がいないときに来訪者があった場合には、交番の端末が本署の端末と自動接続され、本署の係官が画像と音声により来訪者に対応できるようにしている。
しかしながら、調書の作成には係官が来訪者の話を聞きながら行うためかなりの時間を要し、従来のハイテク交番では、テレビ電話を介して面談しながら調書の作成を行なうため、1人の来訪者に対して1人の係官が長時間拘束され、多数の来訪者に対応できなかったり、緊急呼出に対応できなかったりするという問題があった。
この発明の自動調書生成手段は、調書項目毎に質問映像が記録された調書ファイルを備え、調書ファイルから調書項目に従って順次質問映像を取出して接続された交番端末に送信し、それに対する当該交番端末からの回答映像を取得して調書ファイルに調書項目に対応させて記録する機能を有するので、テレビ電話機能を有する交番端末を自動調書生成手段に接続することで、交番への来訪者に対して警官官が対応することなく自動的に調書が生成される。また、来訪者に対して映像と音声の両方を用いて質問する機能を有するので、目または耳のいずれかが不自由な来訪者にも対応できる。また、調書ファイルには、届出者の音声とともに表情も記録されるので、調書ファイルを利用する際に、音声だけでは判断が困難な場合でも映像を参照して判断でき、供述の信憑性を判断しやすくなる。
また、この発明の受付手段は、通常呼出と緊急呼出とが分離されており、交番端末から通常呼出を受付けた場合は、交番端末は自動調書生成手段に接続されるので、受付端末の警察官は対応する必要がなく、自動的に調書が生成される。一方、交番端末から緊急呼出を受付けた場合は、対応可能な交番端末に接続されるので、警察官による緊急対応が可能となる。これにより、小人数の係官で多数の来訪者に対して対応可能なテレビ電話交番システムを構成できる。
この発明によれば、調書ファイルには各調書項目について文字情報フィールドを備え、交番端末からの回答音声を音声認識して文字情報に変換して調書ファイルに記録する機能を有するので、変換された文字情報を用いてキーワード検索したり、他の調書ファイルや犯罪情報との類似性を判断することができる。
また、調書ファイルには各調書に関係する関係部署の情報が記録される関係部署フィールドを備え、新規の調書ファイルが生成されたときに、その調書ファイルに記録されている文字情報を既存の調書ファイルに記録されている文字情報と比較して、所定の一致条件を満たす調書ファイルが発見されたときに、発見された調書ファイルに設定されている関係部署情報に基いて関係部署の端末を呼出して接続する機能を有するので、届出のあった調書に関係する事件が記録された調書が登録されていた場合に、当該事件に関係する関係部署は届出者とテレビ電話により面談して内容を確認することができ、事件の迅速な解決に寄与することができる。
この発明によれば、交番端末において質問映像に対して文字情報を用いて回答することができ、話すことが不自由な人にも対応できる。また、文字による回答と映像による回答のいずれを用いることも可能であり、正確に入力すべき情報は文字で入力し、複雑な事象は音声で回答するなど、状況によって使い分けることができる。
この発明によれば、交番端末において来訪者が持参したデジタルカメラもしくは携帯電話等から取得された画像データの転送を受けて調書ファイルに記録する機能を有するので、届出者が持参した被害者や加害者の画像、現場の状況等の画像データを調書ファイルに記録することができ、極めて有効な調書が自動生成される。
尚、交番端末において起動される画像取得アプリケーションは、デジタルカメラや携帯電話を交番端末にケーブル接続させて画像データを取得するようにしてもよいが、Bluetooth(登録商標)などの無線通信機能や赤外線通信機能を備えたデジタルカメラや携帯電話を対象として交番端末とワイヤレス通信させることによって画像データを取得させるようにしてもよい。
また、この発明によれば、新規の調書ファイルが生成されたときに、その調書ファイルに記録されている画像を既存の調書ファイルに記録されている画像と比較して、所定の一致条件を満たす調書ファイルが発見されたときに、発見された調書ファイルに設定されている関係部署情報に基いて関係部署の端末を呼出して接続する機能を有するので、届出のあった調書に関係する事件が記録された調書が登録されていた場合に、当該事件に関係する関係部署は届出者とテレビ電話により面談して内容を確認することができ、事件の迅速な解決に寄与することができる。
尚、画像を比較する方法としては、例えば双方の顔画像からバイオメトリック情報を抽出し、抽出されたバイオメトリック情報を相互に比較する等の方法が使用できる。
また、比較する画像としては、来訪者が持参したデジタルカメラもしくは携帯電話等で撮像された画像データだけでなく、人相書きアプリケーションや作図アプリケーション等により作成した画像データを含めてもよく、調書ファイルに記録されたこれらの画像から形状や色彩等の特徴情報を抽出して比較するようにしてもよい。
この発明によれば、交番端末からのテレビ映像を静止画像としてキャプチャーして調書ファイルに記録する機能を有するので、届出者が交番端末のテレビカメラに提示した被害者や加害者の写真や現場のイラスト等を調書ファイルに記録することができ、極めて有効な調書が自動生成される。
また、この発明によれば、新規の調書ファイルが生成されたときに、その調書ファイルに記録されている画像を既存の調書ファイルに記録されている画像と比較して、所定の一致条件を満たす調書ファイルが発見されたときに、発見された調書ファイルに設定されている関係部署情報に基いて関係部署の端末を呼出して接続する機能を有するので、届出のあった調書に関係する事件が記録された調書が登録されていた場合に、当該事件に関係する関係部署は届出者とテレビ電話により面談して内容を確認することができ、事件の迅速な解決に寄与することができる。
この発明によれば、自動調書生成手段によって調書ファイルを生成中に、交番端末から対応可能な受付端末を呼出して接続する機能を有するので、来訪者は操作方法が判らない場合や警察官に相談したいときに、例えばヘルプボタン等を用いて呼出すことで受付センタの係官と面談でき、係官は受付端末から調書ファイルを開くことで来訪者の話を聞きながら調書を完成させることができる。
この発明によれば、交番端末の受付状態が登録される受付テーブルに受付中の交番端末の優先度を設定することができ、交番端末から呼出があった時に、すべての受付端末が対応中であっても、呼出を受けた交番端末の優先度より低い優先度が設定されている交番端末が存在する場合には、当該低い優先度が設定されている交番端末に接続中の受付端末に一時的に対応させることができるので、少ない係官でより多くの来訪者に対応可能なテレビ電話交番システムを構成できる。
交番端末からの呼出には、緊急呼出の他、自動調書生成手段によって調書ファイルを生成中の交番端末からの呼出を含めてもよい。この場合に、緊急呼出を受付けた交番端末には高い優先度を設定し、自動調書生成手段によって調書ファイルを生成中の交番端末には低い優先度を設定することで、呼出の緊急性に応じて適切に対応させることができる。
尚、呼出を受けた交番端末に対応する受付端末には、優先度が最も低く設定されている交番端末を選択させるようにしてもよい。
この発明によれば、自動調書生成手段によって被害届と事件情報届と捜索願と交通事故届の少なくともいずれかを自動生成でき、生成された調書ファイルが犯罪情報データベースに自動登録される。
また、この発明によれば、生成された調書ファイルを犯罪情報データベースに既に登録されている調書ファイルと比較して、所定の一致条件を満たす犯罪情報が発見されたときに、発見された犯罪情報に関係する関係部署の端末を呼出して接続する機能を有するので、届出のあった調書に関係する事件が記録された調書が登録されていた場合に、当該事件に関係する関係部署は届出者とテレビ電話により面談して内容を確認することができ、事件の迅速な解決に寄与することができる。
尚、自動調書生成手段によって自動生成された交通事故届は、運転免許情報データベースにも自動登録されるようにしてもよい。これにより、運転免許保有者の事故履歴が確実に把握でき、免許更新に反映させることができる。
この発明によれば、届出者から取得した検索情報に基いて犯罪情報データベースから該当する指名手配者を抽出して指名手配情報届を自動生成でき、生成された指名手配届が犯罪情報データベースに自動登録される。
また、この発明によれば、抽出された指名手配者が登録されている調書ファイルに設定されている関係部署の端末を呼出して接続する機能を有するので、当該指名手配者と関係する関係部署は届出のあった時に届出者と直接面談して内容を確認することができ、指名手配者の迅速な逮捕に寄与することができる。
この発明によれば、交番には届けられた拾得物を撮像する拾得物撮像手段が備えられ、拾得物撮像手段により撮像された拾得物の画像が調書ファイルに記録されるので、届出のあった拾得物を通信回線に接続されたどの端末からでも容易に確認できる。
また、この発明によれば、交番には届けられた拾得物を保管する拾得物保管庫が備えられ、届出者によって拾得物が当該拾得物保管庫に収容されたことを確認して保管情報が調書ファイルに記録されるので、無人の交番であっても確実な拾得物の引き取りが行える。
また、この発明によれば、生成された拾得物届を既に登録されている遺失物届と比較し、所定の一致条件を満たす遺失物届が抽出された場合に、当該遺失物届を受付けた交番端末または当該遺失物届を受付けた交番を管轄する警官の携帯端末または遺失物センタの端末に通知する機能を有するので、管轄警官は届出の内容を確認して遺失物届の届出者に迅速に連絡することができる。
また、この発明によれば、生成された遺失物届を既に登録されている拾得物届と比較し、所定の一致条件を満たす拾得物届が発見されたときに、発見された拾得物届の保管情報を参照して管轄端末を呼出して接続する機能を有するので、管轄警官が拾得物届を表示しながら遺失物届の届出者と面談して内容を確認したり、交番端末に拾得物を提示して遺失物届の届出者に確認させることができ、拾得物を遺失者に対して迅速に引渡すことが可能となる。
この発明によれば、遺失物を管理する遺失物センタには、交番から届けられた拾得物を保管する遺失物保管庫が備えられ、最終的な拾得物の保管は遺失物センタで行うことができるので、各交番には暫定的な拾得物の保管を行う拾得物保管庫を設ければよい。
また、交番の拾得物保管庫から遺失物センタの遺失物保管庫に移送されたときに拾得物届の保管情報が更新されるので、通信回線に接続された端末から拾得物が保管されている場所を簡便に確認でき、遺失者への引渡しがスムースに行える。
尚、交番の拾得物保管庫や遺失物センタの遺失物保管庫において、届けられた拾得物をそれぞれ分離して保管する保管区画を設け、拾得物届の保管情報には拾得物の保管場所とともに保管区画が記録されるようにしてもよい。これにより、遺失物届によって所定の一致条件を満たす拾得物届が発見されたときに、対象となる拾得物を迅速に取り出して相手方に提示することができる。
この発明によれば、自動調書生成手段には、来訪者の免許情報を取得するとともにテレビ映像から静止画像を取得して免許情報データベースと照合することで本人確認を行い、該当者には視力検査を行って、合格者に対して免許更新時の講習画像を提示する機能を有するので、無人の交番から免許の更新手続を行うことができる。
この発明によれば、自動調書生成手段によって本人確認できない場合に、運転免許センタの係官によって本人確認を行うことができるので、テレビ映像に基づいて自動的に本人確認することが困難な場合でも免許更新手続を行え、運転免許センタの係官に大きな負担をかけることなく多数の免許更新手続に対応することができる。
この発明によれば、自動調書生成手段によって地名や名称等の目的地情報を取得し、地図情報データベースから目的地までのルート検索を行い、検索されたルートを交番端末において地図上に明示する機能を有するので、受付センタの係官が対応しなくても適切に道案内をすることができる。
この発明によれば、選挙公示期間中には交番端末において候補者の演説情報を視聴することができ、投票日には交番端末において来訪者の選挙権を選挙情報データベースと照合して確認した上で投票を受付けることができるので、選挙人の地元の交番を利用して選挙の公示や投票を受付けることができ、選挙のたびに看板を設置したり、投票所を設置する必要がなくなり、選挙に要する公費を大幅に削減できる。
この発明によれば、受付端末が交番端末とテレビ電話接続中に、受付端末から調書ファイルを開いて交番端末からのテレビ映像を調書ファイルに記録する機能を有するので、緊急呼出を受けた場合や操作方法の判らない来訪者から面談を要求された場合でも、受付端末の係官が来訪者とテレビ電話で面談しながら調書を作成できる。
この発明によれば、交番端末において起動された画像取得アプリケーションにより来訪者が持参したデジタルカメラや携帯電話等から取得された画像データの転送を受けて調書ファイルに記録する機能を有するので、受付端末の係官が交番端末の来訪者とテレビ電話で面談しながら、届出者が持参した画像データを調書ファイルに記録することができる。
この発明によれば、交番端末からのテレビ映像を静止画像としてキャプチャーして調書ファイルに記録する機能を有するので、受付端末の係官が交番端末の来訪者とテレビ電話で面談しながら、届出者がテレビカメラに提示した写真やイラスト等を調書ファイルに記録することができる。
この発明によれば、受付端末と交番端末の共有アプリケーションとして起動された人相書きアプリケーションにより作成された画像を調書ファイルに記録する機能を有するので、受付端末の係官と交番端末の来訪者がテレビ電話で相談しながら人相書きを作成して調書ファイルに記録することができる。
この発明によれば、受付端末と交番端末の共有アプリケーションとして起動された作図アプリケーションにより作成された図面を調書ファイルに記録する機能を有するので、受付端末の係官と交番端末の来訪者がテレビ電話で相談しながら事件現場等の図面を作成して調書ファイルに記録することができる。
この発明によれば、受付端末が交番端末とテレビ電話接続中に、接続可能な端末を呼出して接続する機能を有するので、例えば、交番端末の接続を保留して関係部署の端末とテレビ電話接続してアドバイスを受けたり、交番端末の接続を事件に関係する関係部署の端末に転送してより具体的な供述を得たり、複数の関係部署をテレビ会議接続して捜査会議を設定することができ、事件のより迅速な解決に寄与できる。
この発明によれば、受付端末が交番端末とテレビ電話接続中に、当該交番の周辺地図にパトロール警官の現在位置を表示でき、地図上から選択されたパトロール警官の携帯端末を呼出して接続する機能を有するので、例えば、交番端末の接続を保留して最寄りのパトロール警官の携帯端末とテレビ電話接続して現場に急行させたり、交番端末の接続を最寄りのパトロール警官の携帯端末に転送して直接相談させたり、複数のパトロール警官の携帯端末をテレビ会議接続して相談させたりすることができ、事件のより迅速な解決に寄与できる。
この発明によれば、パトロール警官の携帯端末が自動調書生成手段と接続されるので、パトロール警官がテレビ映像を用いて現場で調書や日誌を簡便に作成できる。
この発明によれば、公衆電話ボックスに設置されたテレビ電話端末から受付手段を呼出すことで交番端末として機能させることができるので、事件が発生したときに最寄の公衆電話ボックスから迅速に調書を自動生成でき、必要に応じて受付端末の警察官を呼出して相談できる。
街灯に交番端末を設置することで、街なかで事件が発生したときに最寄の街灯から迅速に調書を生成でき、必要に応じて受付端末の警察官を呼出して相談できる。
また、この発明によれば、テレビカメラを脱着式としているので、事故現場にテレビカメラを向けることで、通常呼出の場合には現場の映像や画像を直接調書に記録することができ、緊急呼出の場合には現場の状況を警察官に見せて判断を仰ぐことができる。
道路の非常電話ボックスに交番端末を設置することで、路上で交通事故等が発生したときに最寄の非常電話ボックスから迅速に調書を自動生成でき、必要に応じて受付端末の警察官を呼出して相談できる。
また、この発明によれば、テレビカメラを脱着式としているので、事故現場にテレビカメラを向けることで、通常呼出の場合には現場の映像や画像を直接調書に記録することができ、緊急呼出の場合には現場の状況を警察官に見せて判断を仰ぐことができる。
12 交番設置交番端末
13 交番端末操作用リモコン
14 来訪者検知センサ
15 拾得物収容トレイ
16 拾得物撮像カメラ
17 拾得物保管庫
20 電話ボックス
22 電話ボックス設置交番端末
30 街灯
32 街灯設置交番端末
40 高速道路非常電話ボックス
42 高速道路設置交番端末
44 取外し式カメラ
50 パトロール警官用GPSテレビ電話携帯端末
52 携帯端末通信基地局
60 本署
61、62、63、… 本署各課設置テレビ電話端末
100 テレビ電話受付センタ
110 受付サーバ
120 自動応答サーバ
130 MCU
140 受付端末
200 犯罪情報センタ
210 犯罪情報管理サーバ
300 遺失物センタ
310 遺失物管理サーバ
320 遺失物センタ端末
330 遺失物保管庫
400 運転免許センタ
410 運転免許管理サーバ
420 運転免許センタ端末
500 選挙管理センタ
510 選挙管理サーバ
520 選挙管理センタ端末
600 通信回線
図において、10は交番であり、通信回線600に接続され、テレビ電話機能を有する交番端末12と、交番端末12の操作を行うためのリモコン13と、交番端末12に接続され、交番への来訪者を検知する来訪者検知センサ14と、来訪者が届け出た拾得物を収容する拾得物収容トレイ15と、交番端末12に接続され、拾得物収容トレイ15に収容された拾得物を撮像する拾得物撮像カメラ16と、交番端末12に接続され、来訪者が届け出た拾得物を拾得物収容トレイ15に収容された状態で保管する拾得物保管庫17とを備える。
ここでは、簡単のため、交番端末12には、対話相手の映像が表示されるテレビモニタと、テレビモニタ上に設置されてテレビ電話通信を行うセットトップボックスと、セットトップボックスから垂下させて使用者を撮像するテレビカメラのみが記載され、対話相手の音声を出力するスピーカや使用者の音声を入力するマイクは明示されていないが、マイクとスピーカとを備えたヘッドセットや受話器のようなものを使用してもよく、スピーカはモニタ画面に内蔵し、マイクはピンマイク等を使用してもよい。このことは、以下で述べるテレビ電話端末においても同様である。
30は街灯であり、通信回線600に接続されているテレビ電話端末32を備え、路上から後述の受付サーバを呼出すことで交番端末として機能する。
40は高速道路の非常電話であり、通信回線600に接続されているテレビ電話端末42を備え、高速道路から後述の受付サーバを呼出すことで交番端末として機能する。尚、高速道路設置の交番端末42では、カメラ44は着脱式となっており、通報者が取外して現場の状況を写して伝達することができるようになっている。このことは、街灯設置の交番端末32においても同様である。
尚、以下の記述では、交番端末は交番設置の交番端末12に限定して説明するが、緊急呼出、交通事故届、道案内等はその他の交番端末22、32、42からでも行えることはいうまでもない。
60は本署であり、本署の各部署には本署各部署設置テレビ電話端末61、62、…が備えられ、それぞれ通信回線600に接続されている。
受付サーバ110は、交番端末からの呼出に対して、対応する受付端末のアドレスや自動応答サーバ120のポート番号が登録される受付テーブルを備える。また、受付サーバ110は、受付データベースを備え、各種の調書ファイルの雛型、調書ファイルの各項目に対応した質問映像と地図情報等が登録されている。
300は各交番に届けられた遺失物を最終的に保管・管理する遺失物センタであり、通信回線600に接続され、遺失物を管理する遺失物管理サーバ310と、通信回線600に接続され、遺失物センタの係官が使用する遺失物センタ端末320と、遺失物管理サーバ310に接続され、交番から届けられた遺失物を保管する遺失物保管庫330とを備える。遺失物管理サーバ310は、遺失物データベースを備え、交番端末12や受付端末140等から生成された拾得物届や遺失物届の調書ファイルが登録される。
400は運転免許を集中的に管理する運転免許センタであり、通信回線600に接続され、運転免許情報を管理する運転免許サーバ410と、通信回線600に接続され、運転免許センタの係官が使用する運転免許センタ端末420とを備える。運転免許サーバ410は、運転免許情報データベースを備え、運転免許情報、交通事故届等が登録される。
500は選挙を管理する選挙管理センタであり、通信回線600に接続され、選挙情報を管理する選挙管理サーバ510と、通信回線600に接続され、選挙管理センタの係官が使用する選挙管理センタ端末520とを備える。選挙管理サーバ510は、選挙情報データベースを備え、選挙の候補者情報、選挙人情報、投票情報等が登録される。
通信回線600は、当該警察組織内の通信を行う通信回線であって、通常はセキュリティの観点からWAN(Wide Area Network)等の専用回線が用いられる。
図のように、緊急呼出を行う場合に使用する「緊急」ボタンと、通常受付時に使用する「受付」ボタンとを備える。また、通常受付による自動応答中に使用するボタンとして、受付センタの係官を呼出したいときに使用する「ヘルプ」ボタンと、操作を中止したいときに使用する「中止」ボタンと、メニューを選択するための選択ボタンと、選択されたものを決定する「決定」ボタンと、入力された情報を受付サーバに送信するための「送信」ボタンと、数字や文字を入力するために使用する数字ボタンと、質問に対してYES、NOで回答するための「YES」ボタン、「NO」ボタンと、音声により回答するときに使用する「トーク」ボタンとを備える。
尚、ここでは簡単のため、すべてのボタンを操作用リモコン13に設けているが、例えば、「緊急」ボタン、「受付」ボタン、「YES」ボタン、「NO」ボタン、「トーク」ボタン等は、デスク上に専用ボタンを備えるようにしてもよい。
図のように、来訪者センサ14により交番への来訪者が検知されると(S102)、受付サーバ110にログインし(S104)、「緊急」ボタンが押されたら(S106)、「緊急通知」を発し(S108)、「受付」ボタンが押されたら(S110)、「受付通知」を発し(S112)、「ヘルプ」ボタンが押されたら(S114)、「ヘルプ通知」を発し(S116)、「中止」ボタンが押されたら(S118)、「中止通知」を発し(S120)、文字入力/選択ボタンが押されたら(S122)、各ボタンに対応する文字入力や選択処理を行い(S124)、「送信」ボタンが押されたら(S126)、入力情報を送信し(S128)、「トーク」ボタンがONされたら(S130)、「トーク開始通知」を発し(S132),「トーク」ボタンがOFFされたら(S134)、「トーク終了通知」を発し(S136)、「YES」ボタンが押されたら(S138)、「YES通知」を発し(S140)、「NO」ボタンが押されたら(S142)、「NO通知」を発する(S144)。これを、受付サーバ110が受付処理を終了するまで繰返し(S146)、受付サーバ110が受付処理を終了したら、ログアウトしてS102に戻る。
図のように、最初に図32に示すような「ようこそ画面」を表示する(S202)。「ようこそ画面」では、文字による操作説明とともに、音声によっても操作説明を行うことで、目の不自由な人にも対応できるようにしている。
「ようこそ画面」において、「緊急通知」が受信されたら(S204)、受付テーブルに優先度5をセットし(S206)、緊急呼出を受付けた旨を示す「緊急呼出画面」(図示省略)を表示し(S208)、受付テーブルを参照して受付端末140のサービス状態を確認し、空端末がある場合は(S210)、当該受付端末を呼出し(S212)、応答する旨の通知があれば(S214)、当該受付端末を受付テーブルにセットし(S216)、当該受付端末に呼出を受付けた交番端末を接続する(S218)。当該受付端末から受付ける旨の通知がないときはS210に戻って、受付可能な他の受付端末を探索する。
受付端末との接続後、受付端末から終了通知が受信されたら(S220)、受付端末との接続を切断し(S222)、受付テーブルをリセットする(S224)。
S210において空端末がない場合には、受付テーブルを参照して受付端末が接続中であって優先度が所定の優先度より低い交番端末が有れば(S226)、当該交番端末に接続中の受付端末を呼出し(S228)、応答する旨の通知があれば(S230)、当該受付端末を受付テーブルにセットし(S232)、現接続中の交番端末の接続を保留とし、当該交番端末の接続を呼出を受付けた交番端末に付替える(S234)。当該受付端末から受付ける旨の通知がないときはS210に戻って受付可能な他の受付端末を探索する。
受付端末との接続後、受付端末から終了通知が受信されたら(S236)、保留中の交番端末の保留を解除して、当該受付端末との接続を復帰し(S238)、受付テーブルをリセットする(S240)。
優先度は、後述のように交番端末の呼出を受付けた受付端末から、呼出の緊急性を判断して任意に設定できる。尚、S226における所定の優先度より低い交番端末とは、ここでは呼出元の優先度(緊急呼出では5、通常受付では3)より低い交番端末とし、受付端末が接続中である交番端末のうち最も優先度の低い交番端末から順に選択してその交番端末に接続中の受付端末を呼出す。
回答取得処理により取得された回答が「被害届」の場合は(S260)、被害届生成処理(S1000)により被害届を自動生成し、「事件情報届」の場合は(S262)、事件情報届生成処理(S1100)により事件情報届を自動生成し、「指名手配情報届」の場合は(S264)、指名手配情報届生成処理(S1200)により指名手配情報届を自動生成し、捜索願の場合は(S266)、捜索願生成処理(S1300)により捜索願を自動生成し、拾得物届の場合は(S268)、拾得物届生成処理(S1400)により拾得物届を自動生成し、遺失物届の場合は(S270)、遺失物届生成処理(S1500)により遺失物届を自動生成し、交通事故届の場合は(S272)、交通事故届生成処理(S1600)により交通事故届を自動生成し、免許更新の場合は(S274)、免許更新処理(S1700)により自動で免許更新手続を行い、道案内の場合は(S276)、道案内処理(S1800)により自動で道案内を行い、選挙の場合は(S278)、選挙処理(S1900)により自動で選挙手続を行う。
尚、後述のように、自動応答サーバ120による自動応答中に「ヘルプ通知」が受信されたら、S210からの処理を行って対応可能な受付端末を探索して呼出す。
図のように、受付テーブルには、呼出を受付けられた交番端末のアドレスが設定される呼出元フィールドと、呼出を受付けられた交番端末の優先度が設定される優先度フィールドと、交番端末の呼出に対応する受付端末のアドレスや自動応答サーバのポート番号がセットされる受付先のフィールドと、呼出を受付けられた交番端末が受付先に設定された受付端末と接続中であるかまたは他の交番端末から呼出されて保留中であるかが設定されるステータスフィールドとを備える。
ここでは、簡単のため交番端末は5箇所に設置され、受付端末は3台であるものとして、受付テーブルに設定される内容の一例を時系列的に説明する。
受付テーブル(1)は、交番端末1からの緊急呼出を受付けて交番端末1に接続され、交番端末2からの通常受付を受付けて自動応答1に接続され、交番端末3からの通常受付を受付けて自動応答2に接続され、交番端末4からの緊急呼出を受付けて受付端末2に接続された状態を示す。
受付テーブル(2)は、交番端末2から面談要求を受け、非接続中の受付端末3が接続された状態を示す。
受付テーブル(3)は、受付端末1が交番端末1の緊急性を判断して優先度を4に下げた状態を示す。
受付テーブル(4)は、新たに交番端末5からの緊急呼出を受付け、受付端末が接続中であって最も優先度の低い交番端末1の接続が保留にされ、これまで交番端末1に対応していた受付端末1が交番端末5に接続された状態を示す。
受付テーブル(5)は、交番端末5の処理が終了し、交番端末1の保留が解除されて、再び受付端末1と接続された状態を示す。また、このとき、交番端末4に対応している受付端末2が交番端末4の優先度を2に引き下げている。
受付テーブル(6)は、交番端末3から面談要求を受け、受付端末が接続中であって最も優先度の低い交番端末4の接続が保留にされ、これまで交番端末4に対応していた受付端末2が交番端末3に接続された状態を示す。
このようにして、受付端末から交番端末の優先度の設定を適宜変更することで、すべての受付端末が接続中の場合に、呼出を受けた交番端末の緊急性と接続中の交番端末の緊急性とに応じて適切な受付端末が選択され、効率的に対応することが可能となる。
尚、この受付テーブルの設定内容に基づいて、MCU130において交番端末と受付端末との間のテレビ電話接続が行われる。
図25に被害者届ファイルの一例を、図26に事件情報届ファイルの一例を、図27に指名手配情報届ファイルの一例を、図28に捜索願ファイルの一例を、図29に拾得物届ファイルの一例を、図30に遺失物届ファイルの一例を、図31に交通事故届ファイルの一例を、それぞれ示す。
図のように、各調書ファイルは、質問の項目が設定される質問項目フィールド、各質問項目に対応する質問の映像が登録される質問映像フィールド、質問映像に対して映像で回答があった場合に回答映像が記録される回答映像フィールド、質問映像に対して文字情報で回答があった場合にその文字情報が記録される文字情報フィールドを備える。
受付データベースには、質問映像フィールドにあらかじめ所定の質問が記録された調書の雛型ファイルが登録されており、調書の生成はこれを用いて行う。
回答映像フィールドには、基本的にはテレビ電話の映像が記録されるが、画像情報の場合はスチル画像が記録される。但し、入力ソースが映像の場合は映像を記録してもよい。 後述のように、自動応答サーバ120は音声回答と文字入力のいずれか先に取得された情報を調書ファイルに記録するが、質問映像に対する回答として映像のみが記録された場合でも、文字情報フィールドには、回答映像の音声を音声認識した文字情報が記録されるので、後述のように調書ファイルの類似性チェックを自動的に行うことができる。
尚、受付端末において調書ファイルが開いた状態で質問映像や回答映像をクリックすることによりその映像が再生され、質問映像や回答映像の内容を確認でき、他の端末と接続中は映像表示共有アプリケーションを起動することで、再生映像を一緒に閲覧できる。
図のように、最初に被害届を作成する旨の「被害届作成メッセージ」(図示省略)を表示し(S1002)、被害届の質問項目別に質問映像が登録された被害届の雛型ファイルを受付データベースから取得し(S1004)、取得された被害届の雛型ファイルから質問項目を順次取出し(S1006)、質問項目が画像情報以外の場合には(S1008)、質問映像を交番端末に送信し(S1010)、その質問映像に対する回答を取得する後述の回答取得処理(S300)を行う(S1012)。回答取得処理により回答映像が取得された場合は取得された回答映像を被害届ファイルに記録し(S1014)、交番端末において入力された文字情報または回答映像の音声認識により生成された文字情報を被害届ファイルに記録する(S1016)。また、質問項目が画像情報の場合には(S1008)、後述の画像取得処理(S350)を行い(S1020)、交番端末において取得された画像の転送を受けて被害届ファイルに記録する(S1022)。
これを、被害届ファイルの各質問項目について繰返し(S1018)、全質問項目についての回答の取得を終了したら、生成された被害届ファイルを犯罪情報データベースに登録する(S1024)。
また、生成された被害届ファイルを犯罪情報データベースに既に登録されている犯罪情報ファイルと比較し(S1026)、類似データが有った場合には(S1028)、当該犯罪情報ファイルに設定されている関係部署情報を取得し、関係部署の端末を呼出す(S1030)。関係部署の端末から応答する旨の通知が受信されたら(S1032)、当該関係部署の端末を受付テーブルにセットし(S1034)、被害届を受付けた交番端末を当該関係部署の端末と接続する(S1036)。これにより、犯罪情報ファイルに設定された関係部署は被害届の届出者とテレビ電話で面談して事件に関する更に詳しい情報を聴取することができ、事件の迅速な解決に寄与できる。
関係部署の端末から終了通知が受信されたら(S1038)、関係部署の端末との接続を切断し(S1040)、受付テーブルをリセットして(S1042)、被害届生成処理を終了する。
S1028で類似データが存在しない場合や、S1032で関係部署の端末が応答しない場合には、関係部署の端末との接続を行わず、S1042に進んで被害届生成処理を終了する。
図のように、最初に事件情報届を作成する旨の「事件情報届作成メッセージ」(図示省略)を表示し(S1102)、事件情報届の質問項目別に質問映像が登録された事件情報届の雛型ファイルを受付データベースから取得し(S1104)、取得された事件情報届の雛型ファイルから質問項目を順次取出し(S1106)、質問項目が画像情報以外の場合には(S1008)、質問映像を交番端末に送信し(S1110)、その質問映像に対する回答を取得する後述の回答取得処理(S300)を行う(S1112)。回答取得処理により回答映像が取得された場合は取得された回答映像を事件情報届ファイルに記録し(S1114)、交番端末において入力された文字情報または回答映像の音声認識により生成された文字情報を事件情報届ファイルに記録する(S1116)。また、質問項目が画像情報の場合には(S1108)、後述の画像取得処理(S350)を行い(S1120)、交番端末において取得された画像の転送を受けて事件情報届ファイルに記録する(S1122)。
これを、事件情報届ファイルの各質問項目について繰返し(S1118)、全質問項目についての回答の取得を終了したら、生成された事件情報届ファイルを犯罪情報データベースに登録する(S1124)。
また、生成された事件情報届ファイルを犯罪情報データベースに既に登録されている犯罪情報ファイルと比較し(S1126)、類似データが有った場合には(S1128)、当該犯罪情報ファイルに設定されている関係部署情報を取得し、関係部署の端末を呼出す(S1130)。関係部署の端末から応答する旨の通知が受信されたら(S1132)、当該関係部署の端末を受付テーブルにセットし(S1134)、事件情報届を受付けた交番端末を当該関係部署の端末と接続する(S1136)。これにより、犯罪情報ファイルに設定された関係部署は事件情報届の届出者とテレビ電話で面談して事件に関する更に詳しい情報を聴取することができ、事件の迅速な解決に寄与できる。
関係部署の端末から終了通知が受信されたら(S1138)、関係部署の端末との接続を切断し(S1140)、受付テーブルをリセットして(S1142)、事件情報届生成処理を終了する。
S1128で類似データが存在しない場合や、S1132で関係部署の端末が応答しない場合には、関係部署の端末との接続を行わず、S1142に進んで事件情報届処理を終了する。
図のように、最初に指名手配情報届を作成する旨の「指名手配情報届作成メッセージ」(図示省略)を表示し(S1202)、指名手配情報届の質問項目別に質問映像が登録された指名手配情報届の雛型ファイルを受付データベースから取得し(S1204)、取得された指名手配情報届の雛型ファイルから質問項目を順次取出し(S1206)、質問項目が指名手配者情報の場合には(S1208)、指名手配者を検索するための検索情報を質問する質問映像を送信し(S1226)、その質問映像に対する回答を取得する後述の回答取得処理(S300)を行い(S1228)、取得された検索情報に基いて犯罪情報データベースから指名手配者を検索し(S1230)、検索された指名手配者の一覧映像を交番端末に送信する(S1232)。これに対して、交番端末から「YES通知」が受信されたら(S1234)、当該一覧映像から対象となる指名手配者を選択する回答を取得する後述の回答取得処理(S300)を行い(S1240)、選択された指名手配者の情報を指名手配情報届ファイルに記録する(S1236)。「NO通知」が受信された場合や(S1236)、一定時間が経過した場合は(S1238)、S1258に進んで指名手配情報届生成処理を終了する。
質問項目が指名手配者情報以外であって(S1210)、画像情報以外の場合には(S1210)、質問映像を交番端末に送信し(S1212)、その質問映像に対する回答を取得する後述の回答取得処理(S300)を行う(S1214)。回答取得処理により回答映像が取得された場合は取得された回答映像を指名手配情報届ファイルに記録し(S1216)、交番端末において入力された文字情報または回答映像の音声認識により生成された文字情報を指名手配情報届ファイルに記録する(S1218)。また、質問項目が画像情報の場合には(S1210)、後述の画像取得処理(S350)を行い(S1222)、交番端末において取得された画像の転送を受けて指名手配情報届ファイルに記録する(S1224)。
これを、指名手配情報届ファイルの各質問項目について繰返し(S1220)、全質問項目についての回答の取得を終了したら、生成された指名手配情報届ファイルを犯罪情報データベースに登録する(S1244)。
また、選択された指名手配者が登録されている調書ファイルから関係部署情報を取得して関係部署の端末を呼出し(S1246)、関係部署の端末から応答する旨の通知が受信されたら(S1248)、当該関係部署の端末を受付テーブルにセットし(S1250)、指名手配情報届を受付けた交番端末を当該関係部署の端末と接続する(S1252)。これにより、指名手配者情報ファイルに設定された関係部署は指名手配情報届の届出者とテレビ電話で面談して当該指名手配者に関する更に詳しい情報を聴取することができ、事件の迅速な解決に寄与できる。
関係部署の端末から終了通知が受信されたら(S1254)、関係部署の端末との接続を切断し(S1256)、受付テーブルをリセットして(S1258)、指名手配情報届生成処理を終了する。
S1248で関係部署の端末が応答しない場合や、S1232で送信された検索結果映像に該当者が存在しない場合には、関係部署の端末との接続を行わず、S1258に進んで指名手配情報届生成処理を終了する。
尚、上記実施形態では、検索された指名手配者の一覧映像を提示して届出者に選択させるものとして説明したが、検索された指名手配者の映像を順次提示して、該当する指名手配者を選択させるようにしてもよい。
図のように、最初に捜索願を作成する旨の「捜索願作成メッセージ」(図示省略)を表示し(S1302)、捜索願の質問項目別に質問映像が登録された捜索願の雛型ファイルを受付データベースから取得し(S1304)、取得された捜索願の雛型ファイルから質問項目を順次取出し(S1306)、質問項目が画像情報以外の場合には(S1308)、質問映像を交番端末に送信し(S1310)、その質問映像に対する回答を取得する後述の回答取得処理(S300)を行う(S1312)。回答取得処理により回答映像が取得された場合は取得された回答映像を捜索願ファイルに記録し(S1314)、交番端末において入力された文字情報または回答映像の音声認識により生成された文字情報を捜索願ファイルに記録する(S1316)。また、質問項目が画像情報の場合には(S1308)、後述の画像取得処理(S350)を行い(S1320)、交番端末において取得された画像の転送を受けて捜索願ファイルに記録する(S1322)。
これを、捜索願ファイルの各質問項目について繰返し(S1318)、全質問項目についての回答の取得を終了したら、生成された捜索願ファイルを犯罪情報データベースに登録する(S1324)。
また、生成された捜索願ファイルを犯罪情報データベースに既に登録されている犯罪情報ファイルと比較し(S1326)、類似データが有った場合には(S1328)、当該犯罪情報ファイルに設定されている関係部署情報を取得し、関係部署の端末を呼出す(S1330)。関係部署の端末から応答する旨の通知が受信されたら(S1332)、当該関係部署の端末を受付テーブルにセットし(S1334)、捜索願を受付けた交番端末を当該関係部署の端末と接続する(S1336)。これにより、犯罪情報ファイルに設定された関係部署は捜索願の届出者とテレビ電話で面談して事件に関する更に詳しい情報を聴取することができ、事件の迅速な解決に寄与できる。
関係部署の端末から終了通知が受信されたら(S1338)、関係部署の端末との接続を切断し(S1340)、受付テーブルをリセットして(S1342)、捜索願生成処理を終了する。
S1328で類似データが存在しない場合や、S1332で関係部署の端末が応答しない場合には、関係部署の端末との接続を行わず、S1342に進んで捜索願生成処理を終了する。
図のように、最初に拾得物届を作成する旨の「拾得物届作成メッセージ」(図示省略)を表示し(S1402)、拾得物届の質問項目別に質問映像が登録された拾得物届の雛型ファイルを受付データベースから取得し(S1404)、取得された拾得物届の雛型ファイルから質問項目を順次取出し(S1406)、質問項目が画像情報以外の場合には(S1408)、質問映像を交番端末に送信し(S1410)、その質問映像に対する回答を取得する後述の回答取得処理(S300)を行う(S1412)。回答取得処理により回答映像が取得された場合は取得された回答映像を拾得物届ファイルに記録し(S1414)、交番端末において入力された文字情報または回答映像の音声認識により生成された文字情報を拾得物届ファイルに記録する(S1416)。また、質問項目が画像情報の場合には(S1408)、後述の画像取得処理(S350)を行い(S1420)、交番端末において拾得物撮像カメラ16により撮像された画像の転送を受けて拾得物届ファイルに記録する(S1422)。
これを、拾得物届ファイルの各質問項目について繰返し(S1418)、全質問項目についての回答の取得を終了したら、交番端末において拾得物を収容した拾得物収容トレイ15が拾得物保管庫17に保管されたことを確認して(S1423)、拾得物届ファイルの保管情報フィールドに当該交番または当該交番を管轄するパトロール警官を登録し(S1424)、生成された拾得物届ファイルを遺失物データベースに登録する(S1426)。
また、生成された拾得物届ファイルを遺失物データベースに既に登録されている遺失物届ファイルと比較し(S1428)、類似データが有った場合には(S1430)、遺失物センタ端末320(または遺失物届が届出られた交番の交番端末または当該交番を管轄するパトロール警官の携帯端末)に通知して(S1432)、拾得物届生成処理を終了する。これにより、遺失物届の届出者に対して類似する拾得物の届出があったことを迅速に通知できる。
尚、類似データがあった場合に、単に通知するだけでなく遺失物センタ端末320を呼出して接続するようにしてもよい。これにより、拾得物の引渡しのアレンジ等を迅速に行える。
また、交番の拾得物保管庫17に保管された拾得物は、一定期間が経過すると遺失物センタ300に移送され、遺失物保管庫330に保管される。拾得物が遺失物センタの遺失物保管庫に収容されたら、遺失物センタの係官は、遺失物センタ端末320から受付サーバ110を呼出し、該当する拾得物届を開いて、保管情報フィールドを遺失物センタに更新する処理を行う(図示省略)。
図のように、最初に遺失物届を作成する旨の「遺失物届作成メッセージ」(図示省略)を表示し(S1502)、遺失物届の質問項目別に質問映像が登録された遺失物届の雛型ファイルを受付データベースから取得し(S1504)、取得された遺失物届の雛型ファイルから質問項目を順次取出し(S1506)、質問項目が画像情報以外の場合には(S1508)、質問映像を交番端末に送信し(S1510)、その質問映像に対する回答を取得する後述の回答取得処理(S300)を行う(S1512)。回答取得処理により回答映像が取得された場合は取得された回答映像を遺失物届ファイルに記録し(S1514)、交番端末において入力された文字情報または回答映像の音声認識により生成された文字情報を遺失物届ファイルに記録する(S1516)。また、質問項目が画像情報の場合には(S1508)、後述の画像取得処理(S350)を行い(S1520)、届出者がデジタルカメラや携帯電話等で撮影した画像や、作図アプリケーションにより作成したスケッチの転送を受けて遺失物届ファイルに記録する(S1522)。
これを、遺失物届ファイルの各質問項目について繰返し(S1518)、全質問項目についての回答の取得を終了したら、生成された遺失物届ファイルを遺失物データベースに登録する(S1524)。
また、生成された遺失物届ファイルを遺失物データベースに既に登録されている拾得物届ファイルと比較し(S1526)、類似データが有った場合には(S1528)、当該拾得物届ファイルの保管情報フィールドから保管場所情報を取得し、保管場所の管轄端末(交番の拾得物保管庫17に保管されている場合は当該交番の交番端末または当該交番を管轄するパトロール警官の携帯端末であり、遺失物センタの遺失物保管庫330に移送されているときは遺失物センタ端末320)を呼出す(S1530)。保管場所の管轄端末から応答する旨の通知が受信されたら(S1532)、当該管轄端末を受付テーブルにセットし(S1534)、遺失物届を受付けた交番端末を当該管轄端末と接続する(S1536)。これにより、遺失物届の届出者は拾得物を保管している保管場所の係官とテレビ電話で面談して当該拾得物の画像を確認したり、引渡しのアレンジ等を行うことができ、遺失物の迅速な引渡しに寄与できる。
保管場所の管轄端末から終了通知が受信されたら(S1538)、管轄端末との接続を切断し(S1540)、受付テーブルをリセットして(S1542)、遺失物届生成処理を終了する。
S1528で類似データが存在しない場合や、S1532で保管場所の管轄端末が応答しない場合には、管轄端末との接続を行わず、S1542に進んで遺失物届生成処理を終了する。
図のように、最初に交通事故届を作成する旨の「交通事故届作成メッセージ」(図示省略)を表示し(S1602)、交通事故届の質問項目別に質問映像が登録された交通事故届の雛型ファイルを受付データベースから取得し(S1604)、取得された交通事故届の雛型ファイルから質問項目を順次取出し(S1606)、質問項目が画像情報以外の場合には(S1608)、質問映像を交番端末に送信し(S1610)、その質問映像に対する回答を取得する後述の回答取得処理(S300)を行う(S1612)。回答取得処理により回答映像が取得された場合は取得された回答映像を交通事故届ファイルに記録し(S1614)、交番端末において入力された文字情報または回答映像の音声認識により生成された文字情報を交通事故届ファイルに記録する(S1616)。また、質問項目が画像情報の場合には(S1608)、後述の画像取得処理(S350)を行い(S1620)、交番端末において取得された画像の転送を受けて交通事故届ファイルに記録する(S1622)。
これを、交通事故届ファイルの各質問項目について繰返し(S1618)、全質問項目についての回答の取得を終了したら、生成された交通事故届ファイルを犯罪情報データベースと運転免許情報データベースに登録する(S1624)。
また、生成された交通事故届ファイルを犯罪情報データベースに既に登録されている犯罪情報ファイルと比較し(S1626)、類似データが有った場合には(S1628)、当該犯罪情報ファイルに設定されている関係部署情報を取得し、関係部署の端末を呼出す(S1630)。関係部署の端末から応答する旨の通知が受信されたら(S6032)、当該関係部署の端末を受付テーブルにセットし(S1634)、交通事故届を受付けた交番端末を当該関係部署の端末と接続する(S1636)。これにより、犯罪情報ファイルに設定された関係部署は交通事故届の届出者とテレビ電話で面談して事件に関する更に詳しい情報を聴取することができ、事件の迅速な解決に寄与できる。
関係部署の端末から終了通知が受信されたら(S1638)、関係部署の端末との接続を切断し(S1640)、受付テーブルをリセットして(S1642)、交通事故届生成処理を終了する。
S1028で類似データが存在しない場合や、S1032で関係部署の端末が応答しない場合は、関係部署の端末との接続を行わず、S1642に進んで交通事故届生成処理を終了する。
例えば、犯罪情報ファイルの比較であれば、被害届の届出者・加害者、事件情報届の届出者・被害者・加害者、指名手配者情報の指名手配者、捜索願の届出者・対象者、交通事故届の届出者・相手方等を相互に比較する。ここで、名前が一致すれば類似性有りと判断するが、名前が一致しない場合には年齢・性別・身長・体重・服装・その他の特徴の各情報に一定に類似性があれば類似性有りと判断する。また、被害内容についても各項目に一定の類似性があれば類似性有りと判断する。このように、文字情報フィールドからキーワードを抽出して相互比較をすることで類似性を判断するので、回答映像が音声によって文章回答されている場合に、音声認識によってすべての言葉が正確に変換されていなくても類似性の判断が可能である。また、双方の調書ファイルに顔画像が登録されている場合には、双方の顔画像のバイオメトリック情報を抽出し、それが類似していれば類似性有りと判断する。
また、遺失物届ファイルと拾得物届ファイルの比較は、物品名、外観寸法、重量、外観色、内容物の各情報に一定の類似性があれば類似性有りと判断する。また、遺失物について画像が登録されている場合には、双方の画像から特徴抽出を行い、それが類似していれば類似性有りと判断する。
また、上記実施形態では、類似する調書ファイルが発見されたときに、発見された調書ファイルに設定されている関係部署を呼出して接続するものとして説明したが、単に関係部署の端末に通知するだけでもよく、発見された調書ファイルに生成された調書ファイルの参照情報や要約を補足情報として登録するようにしてもよい。
図のように、最初に免許の更新手続を行う旨の「免許更新メッセージ」(図示省略)を表示し(S1702)、交番端末から免許証情報の取得処理を行う(S1704)。免許証情報の取得は、交番端末からリモコン13を用いて入力するようにしてもよいが、免許証の記載情報を読取る読取機を交番端末に接続し、来訪者が持参した免許証を読取機にセットすることで免許証情報が自動入力されるようにしてもよい。
取得された免許証情報は、運転免許情報データベースと照合し(S1706)、更新対象者であることが確認されたら(S1708)、テレビ映像から手続者の画像を取得し(S1710)、取得された手続者の画像を運転免許情報データベースと照合し(S1712)、本人であることが確認されたら(S1714)、テレビ映像を使用して手続者の視力確認を行う(S1730)。、視力検査結果が合格であった場合は(S1732)、運転免許情報データベースから違反歴を調べ(S1734)、前回の更新以降に違反がない場合には「簡易更新時講習映像」を交番端末に送信し(S1736)、前回の更新以降に違反がある場合には「通常更新時講習映像」を交番端末に送信する(S1738)。講習映像の送信を終了したら「視聴確認メッセージ」(図示省略)を表示し(S1740)、これに対して「YES通知」が受信されたら(S1742)、あらかじめ指定された口座から更新手数料の引落し処理を行い(S1746)、引落しが確認されたら免許証の発行処理を行って(S1748)、受付テーブルをリセットして(S1750)、免許更新処理を終了する。
S1714において本人確認が行えなかった場合には、運転免許センタ端末420を呼出し(S1716)、応答する旨の通知が受信されたら(S1718)、運転免許センタ端末420を受付テーブルにセットし(S1720)、免許更新を受付けた交番端末を運転免許センタ端末とテレビ電話接続して、運転免許センタの係官が本人確認を行い(S1724)、本人であることが確認されたら運転免許センタ端末の接続を切断し(S1726)、受付テーブルをリセットして(S1728)、S1730に進む。
S1708において更新対象外であることが判明したらその旨の「対象外メッセージ」(図示省略)を表示し(S1752)、S1718において応答がない場合やS1724において本人であることが確認できなかった場合にはその旨の「対応不可メッセージ」(図示省略)を表示し(S1754)、S1732において視力検査が不合格であった場合にはその旨の「更新不可メッセージ」(図示省略)を表示し(S1756)、S1744において一定時間内に更新時講習の視聴確認の応答がない場合にはその旨の「更新不可メッセージ」を表示し(S1758)、S1750に進んで免許更新処理を終了する。
図のように、最初に道案内を行う旨の「道案内メッセージ」(図示省略)を送信し(S1802)、名称質問映像を送信する(S1804)。これに対して「YES通知」が受信されたら(S1806)、後述の回答取得処理(S300)を行い(S1808)、目的地の名称を設定する(S1810)。「NO通知」が受信された場合や(S1812)、一定時間が経過した場合には(S1814)、次に進む。
また、住所質問映像を送信し(S1816)、これに対して「YES通知」が受信されたら(S1818)、後述の回答取得処理(S300)を行い(S1820)、目的地の住所を設定する(S1822)。「NO通知」が受信された場合や(S1823)、一定時間が経過した場合には(S1824)、次に進む。
次に、取得された目的地の名称や住所から受付データベースの地図情報を検索し(S1828)、交番から目的地までのルートが解明したら(S1830)、ルート表示画面を送信し(S1832)、ルートが解明されない場合は「回答不能メッセージ」(図示省略)を表示する(S1834)。
そして、来訪者に道案内の終了を確認する「終了確認メッセージ」(図示省略)を表示し(S1836)、「YES通知」が受信されたら(S1838)、受付テーブルをリセットして(S1840)、道案内処理を終了する。「NO通知」が受信されたら(S1842)、S1804に戻って処理を繰返し、一定時間が経過した場合には(S1844)、S1840に進んで道案内処理を終了する。
図のように、選挙の公示期間中である場合は(S1902)、候補者の演説映像を視聴できる旨の「候補者映像視聴メッセージ」(図示省略)を表示する(S1904)。次に、候補者リスト映像を選挙情報データベースの候補者情報から取得して交番端末に送信し(S1906)、後述の回答取得処理(S300)を行って映像を視聴する対象者を選択する(S1908)。選択された候補者の演説映像を選挙情報データベースの候補者情報から取得して交番端末に送信する(S1910)。そして、来訪者に対して候補者映像の視聴終了を確認する「視聴終了確認メッセージ」(図示省略)を表示し(S1912)、これに対して「YES通知」が受信されたら(S1914)、受付テーブルをリセットして(S1940)、選挙処理を終了する。「NO通知」が受信されたら(S1916)、S1906に戻って処理を繰返し、一定時間が経過した場合には(S1918)、S1940に進んで選挙処理を終了する。
また、投票日には(S1920)、投票を受付ける旨の「投票メッセージ」(図示省略)を表示し(S1922)、選挙人に対してあらかじめ配布された選挙人カードに基づいて交番端末から選挙人情報の取得処理を行う(S1924)。選挙人情報の取得は、交番端末からリモコン13を用いて選挙人カードに記載されたコードを入力するようにしてもよいが、選挙人カードやその他の身分証明書の情報を読取る読取機を交番端末に接続し、来訪者が持参した選挙人カードや身分証明書を読取機にセットすることで選挙人情報が自動入力されるようにしてもよい。
読取られた選挙人情報を選挙情報データベースと照合し(S1926)、投票権を有することが確認されたら(S1928)、候補者リスト映像を選挙情報データベースの候補者情報から取得して送信し(S1930)、これに対して後述の回答取得処理(S300)を行い(S1932)、有効な回答であれば(S1934)、選挙情報データベースの投票情報に登録する(S1936)。S1928において投票権を有しないと判断された場合や、S1934において回答が無効であると判断された場合には、交番端末での投票は不可である旨の「投票不可メッセージ」(図示省略)を表示し(S1938)、S1940に進んで選挙処理を終了する。
尚、S1928において投票権を有しないと判断された場合や、S1934において回答が無効であると判断された場合に、自動的に選挙管理センタ端末520を呼出して接続するようにしてもよい。これにより、交番端末で問題が生じても選挙管理センタが判断して適切に対処することが可能となる。
図のように、交番端末から「トーク開始通知」が受信されたら(S302)、回答映像を取得し(S304)、「トーク終了通知」が受信されたら(S306)、取得された回答映像の音声を音声認識し(S308)、音声認識できたときは(S310)、音声認識結果を文字情報にセットする(S311)。一方、文字情報が受信された場合は(S322)、S311に進んで受信された情報を文字情報にセットする。
そして、取得された文字情報を確認する「文字情報確認メッセージ」(図示省略)を表示し(S312)、これに対して「YES通知」が受信されたら(S314)、元の処理に戻る。「NO通知」が受信された場合や(S318)、一定時間が経過した場合には(S320)、S330に進んで質問映像を再送信して回答の取得をやり直す。
また、S310において音声認識できなかった場合にも、S330に進んで質問映像を再送信して回答の取得をやり直す。
「中止通知」が受信されたら(S324)、処理を終了する。「ヘルプ通知」が受信されたら(S326)、図4のS210に戻って、対応可能な受付端末を呼出して接続する。一定時間が経過してもいずれの通知も受信されない場合には(S328)、質問映像を再送信して回答の取得をやり直す。一定回数繰返してもいずれの通知も受信されない場合には(S330)、図4のS210に戻って、対応可能な受付端末を呼出して接続する。
図のように、最初に画像を取得するか否かを確認する「画像取得確認画面」(図示省略)を表示し(S352)、これに対して「YES通知」が受信されたら、来訪者が持参したデジタルカメラや携帯電話の画像データを赤外線通信やBluetooth(登録商標)等を介して取得して転送する画像取得アプリケーションを交番端末において起動し(S356)、画像データが受信されたら(S358)、画像を取得して(S360)、元の処理に戻る。一定時間が経過しても画像データが受信されない場合は(S362)、「画像受信不可メッセージ」(図示省略)を送信して(S364)、元の処理に戻る。
また、S352の質問映像に対して「NO通知」が受信された場合には(S366)、元の処理に戻り、一定時間が経過してもいずれの通知もない場合には(S368)、S352に戻り、一定回数が経過してもいずれの通知もない場合には(S370)、元の処理に戻る。
尚、ここでは、デジタルカメラや携帯電話の画像データを取得して調書ファイルに記録する場合について説明したが、自動応答サーバ120によって受信されるテレビ電話映像を静止画像としてキャプチャーして画像データとして記録する機能も備える。これにより、拾得物届を生成する際の拾得物の画像は、拾得物撮像カメラ16を通常のテレビ電話用のカメラと切替えることで、画像を取得できる。また、街灯設置交番端末32や高速道路設置交番端末42では、前述のようにテレビ電話用のカメラが着脱式になっているので、それを用いて現場の画像データを取得して調書ファイルに記録できる。また、パトロール警官の携帯端末のカメラで被害者の画像や現場の画像を取得することで、自動応答サーバ120を使用して調書や日誌に画像データを記録できる。
その他、交番端末にスキャナーを接続して、スチール画像をスキャンして読取る機能を備えるようにしてもよい。また、静止画像だけでなく動画像データを取得して調書ファイルに記録する機能を備えるようにしてもよい。
図のように、交番端末から呼出を受付けると、受付端末に呼出があったことを知らせる「呼出画面」(図示省略)を表示し(S402)、「呼出画面」において「応答」ボタンが選択されたら(S404)、「応答通知」を送信し(S408)、図34に示すような「受付画面」を表示する(S410)。また、「呼出画面」において「拒否」ボタンが選択されたら(S412)、「拒否通知」を送信し(S414)、処理を終了する。
「受付画面」には、接続先のテレビ映像が表示されるテレビ電話画面の他に、「調書作成」ボタン、「保留/復帰」ボタン、「優先度設定」ボタン、「終了」ボタンを備える。 「調書作成」ボタンが選択されると(S420)、後述の調書生成処理が実行され(S422)、交番端末とテレビ電話で面談しながら調書ファイルを作成したり、既存の調書ファイルを追加・修正することができる。
「保留」ボタンが選択されると(S424)、後述の端末呼出処理を実行し(S426)、呼出元の交番端末の接続を保留にして通信回線に接続された他の端末を呼出して接続する。
「復帰」ボタンが選択されると(S428)、保留にされた交番端末の接続を復帰して(S430)、前の接続状態に戻る。
「優先度設定」ボタンが選択されると(S432)、受付テーブルを表示し(S434)、「設定」ボタンが選択されると(SS436)、画面上で入力された優先度を受付テーブルに設定し(S438)、S442に進む。「終了」ボタンが選択されると(S440)、優先度を受付テーブルに設定することなくS442に進む。
「受付画面」において「終了」ボタンが選択されると(S442)、受付端末の接続を切断し(S444)、呼出元が保留の場合には(S446)、呼出元の保留を解除して(S448)、受付端末応答処理を終了する。
図のように、呼出元が調書を作成中の場合には(S502)、作成中の調書ファイルを取得し(S504)、呼出元が調書を未作成の場合には、調書種別を取得し(S506)、受付データベースから指定された調書の雛型ファイルを取得して(S508)、図35のような「調書作成画面」を表示する(S510)。
「調書作成画面」には、調書ファイルが表示され、登録日時・登録端末・関係部署への設定、回答映像フィールドへの映像や画像情報の記録、文字情報フィールドへの書込みが可能となっている。また、「録画/停止」ボタン、「画像転送」ボタン、「人相書き」ボタン、「作図」ボタン、「登録」ボタン、「終了」ボタンを備える。
「調書作成画面」において、「録画」ボタンが選択されると(S512)、呼出元からの映像を調書ファイルの選択されている回答映像フィールドに記録し(S514)、「停止」ボタンが選択されると記録を停止する(S516)。
「画像転送」ボタンが選択されると(S518)、画像取得アプリケーションを呼出元の端末において起動し(S520)、画像が受信されたら(S522)、受信された画像を調書ファイルの選択されている回答映像フィールドに記録する(S524)。
「人相書き」ボタンが選択されると(S526)、人相書きアプリケーションを呼出元の端末との共有アプリケーションとして起動する(S528)。人相書きアプリケーションは、目・鼻・口等の顔を構成する部品画像を選択して指定した大きさで配置することで人相書きを作成するもので、受付端末は呼出元とテレビ電話で面談しながら、共有画面で人相書きを作成でき、完成したら「記録」ボタンを選択することで作成された画像が調書ファイルの選択されている回答映像フィールドに記録される。
「作図」ボタンが選択されると(S530)、作図アプリケーションを呼出元の端末との共有アプリケーションとして起動する(S532)。作図アプリケーションは、いわゆるペイント系のソフトウェアであり、受付端末は呼出元とテレビ電話で面談しながら、共有画面で現場状況等を作図でき、完成したら「記録」ボタンを選択することで作成された画像が調書ファイルの選択されている回答映像フィールドに記録される。
「登録」ボタンが選択されると(S542)、生成された調書ファイルを調書データベースに登録する(S536)。
「終了」ボタンが選択されると(S538)、元の処理に戻る。
前述の調書ファイルの関係部署フィールドへの登録は、この処理において表示される調書作成画面において、関係部署のところに関係部署名を入力して「登録」ボタンを選択することによって設定する。
尚、上記実施形態では、調書ファイルに関係部署フィールドには関係部署名が設定され、アドレステーブルを参照して関係部署の端末を呼出すとしたが、関係部署フィールドに直接端末アドレスを設定するようにしてもよい。
図のように、呼出元の接続を保留し(S602)、図36に示すような「外部端末呼出画面」を表示する(S604)。
「外部端末呼出画面」には、本署やパトロール警官の呼出先リストが表示され、呼出先を指定して「呼出」ボタンを選択することで、指定された呼出先を呼出すことができる。また、「地図」ボタンを選択することで、図37に示すような「パトロール警官現在地確認画面」が表示され、パトロール警官の現在位置が確認できるので、最寄のパトロール警官を呼出して、呼出元に急行させることができる。
「外部端末呼出画面」において、「呼出」ボタンが選択されると(S606)、選択された呼出先の端末を呼出し(S608)、「応答通知」が受信されたら(S610)、呼出先の端末を接続して(S612)、元の処理に戻る。また、「拒否通知」が受信されたら(S614)、S606に戻って呼出先の選択をやり直す。
「地図」ボタンが選択されると(S616)、呼出元の周辺地図を「パトロール警官現在地確認画面」として表示し(S618)、パトロール警官の携帯端末からGPS情報を取得し(S620)、表示された地図上にパトロール警官の現在位置を表示する(S622)。
「終了」ボタンが選択されると(S624)、元の処理に戻る。
尚、「パトロール警官現在地確認画面」において、表示されたパトロール警官が選択されると、S608に進んで選択されたパトロール警官の携帯端末を呼出して接続できる。また、「更新」ボタンが選択されるとS620に戻ってパトロール警官の現在位置が更新され、「終了」ボタンが選択されると「パトロール警官現在地確認画面」を終了する。
図のように、最初に業務処理を行うための「業務処理画面」(図示省略)を表示する(S700)。「業務処理画面」には、「呼出」ボタン、「調書確認」ボタン、「調書作成」ボタン、「終了」ボタンを備える。
「業務処理画面」において、「呼出」ボタンが選択されると(S704)、端末呼出処理(S600)を行う(S706)。
「調書確認」ボタンが選択されると(S708)、調書データベースから調書リストを取出して表示し(S710)、いずれかの調書ファイルが選択されたら(S712)、選択された調書ファイルを表示する(S714)。これにより、他の端末と同一の調書ファイルを確認しながらテレビ会議を行うことができる。
「調書作成」ボタンが選択されると(S716)、調書種別を取得し(S718)、受付データベースから指定された調書の雛型ファイルを取得し(S720)、図35のような「調書作成画面」を表示する(S722)。「調書作成画面」において、「録画」ボタンが選択されたら(S724)、テレビ映像を調書ファイルの選択されている回答映像フィールドに記録し(S726)、「停止」ボタンが選択されたら記録を停止する(S728)。「画像転送」ボタンが選択されると(S730)、画像取得アプリケーションを起動し(S732)、画像が取得されたら(S734)、取得された画像を調書ファイルの選択されている回答映像フィールドに記録する(S736)。「人相書き」ボタンが選択されると(S738)、人相書きアプリケーションを起動し(S740)、「作図」ボタンが選択されると(S742)、作図アプリケーションを起動する(S744)。「登録」ボタンが選択されると(S746)、生成された調書ファイルを調書データベースに登録し(S748)、「終了」ボタンが選択されると(S750)、業務処理を終了する。
「業務処理画面」において「終了」ボタンが選択されると(S752)、業務処理を終了する。
以上の処理により、受付端末、本署各部署の端末、パトロール警官の携帯端末等から調書ファイルの内容を確認したり、調書ファイルの新規作成、追加・修正を行うことができる。また、この機能を利用して、口述式の日誌を作成することもできる。
また、関係部門の端末によりテレビ会議を行っているときに、この機能を起動することにより、調書ファイルを確認しながら捜査会議を行ったり、調書ファイルの作成・修正を行うことができる。この場合には、調書ファイルの表示アプリケーション、人相書きアプリケーション、作図アプリケーションは、テレビ会議を行っている端末の共有アプリケーションとして起動する。
また、通常受付におけるメニューの選択は、自動応答サーバを用いて行うものとしたが、受付サーバ110のWebサーバ機能を用い、交番端末からWebブラウザによって所定のWebページにアクセスすることでメニュー選択画面を表示し、そこで選択されたメニュー項目をWebサーバが取得するようにしてもよい。また、調書生成におけるメッセージ画面の表示やメニュー選択についても、テレビ電話画面とは別にWeb画面を表示してWebサーバ経由で取得するようにしてもよい。
尚、本願発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、本願発明の効果を奏する限り、各実施形態で述べた構成要素を適宜入れ替えたり、新たな構成要素を追加したり、一部の構成要素を削除したりしてもよいことはいうまでもない。
Claims (26)
- 交番に設置され、テレビ電話機能を有する交番端末と、本署等に設置され、テレビ電話機能を有する受付端末とを通信回線を介して接続し、交番への来訪者が遠隔で本署等の警察官と面談できるテレビ電話交番システムであって、
交番端末からの呼出を受付ける受付手段と、
警察官が作成する調書の調書項目毎に質問映像が記録された調書ファイルを備え、前記受付手段により受付けられた交番端末と接続され、前記調書ファイルから調書項目に従って順次質問映像を取出して前記接続された交番端末に送信する機能と、前記送信された映像に対する前記接続された交番端末からの回答映像を取得して前記調書ファイルに前記調書項目に対応させて記録する機能とを有する自動調書生成手段とを有し、
前記受付手段は、交番端末から通常呼出を受付けた場合には、前記呼出を受付けた交番端末を前記自動調書生成手段に接続して受付端末の警察官による対応を不要とし、交番端末から緊急呼出を受付けた場合には、前記呼出を受付けた交番端末を応答可能な受付端末に接続して警察官による緊急対応を可能としたことを特徴とする、テレビ電話交番システム。 - 前記調書ファイルは、各調書ファイルに関係する関係部署の情報が設定される関係部署フィールドと、各調書項目について文字情報が登録される文字情報フィールドとを有し、
前記受付手段は、受付端末または通信回線を介して接続された関係部署の端末から調書ファイルへのアクセスを受付け、当該調書ファイルに関係する関係部署の情報を関係部署フィールドに設定する機能を有し、
前記自動調書生成手段は、前記接続された交番端末からの回答映像の音声を音声認識して文字情報に変換する機能と、前記変換された文字情報を該当する調書項目の文字情報フィールドに記録する機能と、新規の調書ファイルが登録された際に、前記登録された新規の調書ファイルの文字情報フィールドに記録されている文字情報を既に登録されている調書ファイルの文字情報フィールドに記録されている文字情報と比較して所定の一致条件を満たす調書ファイルが抽出された場合に、前記抽出された調書ファイルの関係部署フィールドに設定されている情報に基づいて関係部署の端末を呼出して接続する機能とを有することを特徴とする、請求項1に記載のテレビ電話交番システム。 - 前記自動調書生成手段は、交番端末において入力された文字情報を取得する機能を有し、前記送信された質問映像に対して文字情報が取得された場合には、前記取得された文字情報を該当する調書項目の文字情報フィールドに記録する機能を有することを特徴とする、請求項2に記載のテレビ電話交番システム。
- 前記自動調書生成手段は、交番端末において来訪者が持参したデジタルカメラもしくは携帯電話等から画像を取得して転送する画像取得アプリケーションを起動する機能と、前記画像取得アプリケーションにより前記交番端末から転送を受けた画像を前記調書ファイルに記録する機能と、新規の調書ファイルが登録された際に、前記登録された新規の調書ファイルに記録されている画像を既に登録されている調書ファイルに記録されている画像と比較して所定の一致条件を満たす調書ファイルが抽出された場合に、前記抽出された調書ファイルの関係部署フィールドに設定されている情報に基づいて関係部署の端末を呼出して接続する機能とを有することを特徴とする、請求項2に記載のテレビ電話交番システム。
- 前記自動調書生成手段は、交番端末からのテレビ映像を静止画像としてキャプチャーする機能と、前記キャプチャーされた画像を前記調書ファイルに記録する機能と、新規の調書ファイルが登録された際に、前記登録された新規の調書ファイルに記録されている画像を既に登録されている調書ファイルに記録されている画像と比較して所定の一致条件を満たす調書ファイルが抽出された場合に、前記抽出された調書ファイルの関係部署フィールドに設定されている情報に基づいて関係部署の端末を呼出して接続する機能とを有することを特徴とする、請求項2に記載のテレビ電話交番システム。
- 前記受付手段は、前記自動調書生成手段により調書ファイルを生成中の交番端末からの呼出を受付け、対応可能な受付端末と接続する機能を有することを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。
- 前記受付手段は、呼出を受付けられた交番端末と当該交番端末に接続中の受付端末とが登録される受付テーブルを備え、交番端末から呼出を受けた際に、前記受付テーブルを参照し、未接続の受付端末がある場合には、前記呼出を受けた交番端末を前記未接続の受付端末のいずれかと接続する機能を有するものであって、
前記受付テーブルは、受付端末からの情報に基づき、登録されている交番端末の優先度が設定される優先度フィールドを有し、
前記受付手段は、交番端末から呼出を受けた際に、すべての受付端末が接続中であっても、前記受付テーブルの優先度フィールドを参照して、前記呼出を受けた交番端末の優先度より低い優先度が設定されている交番端末が存在する場合には、当該低い優先度が設定されている交番端末に接続中の受付端末を呼出し、前記呼出された受付端末から応答通知が受信された場合に、前記応答通知が受信された受付端末に接続中の交番端末の接続を保留して前記呼出を受けた交番端末に付替える機能と、前記応答通知が受信された受付端末から終了通知が受信されたときに、前記接続を保留された交番端末の保留を解除して当該受付端末との接続を復帰する機能とを有することを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。 - 前記自動調書生成手段は、前記調書ファイルとして被害届と事件情報届と捜索願と交通事故届の少なくともいずれかを自動生成する機能と、前記生成された調書ファイルを犯罪情報データベースに登録する機能とを有し、
前記生成された調書ファイルを前記犯罪情報データベースに登録されている他の調書ファイルと比較して所定の一致条件を満たす調書ファイルが抽出された場合に、当該調書ファイルの関係部署フィールドに設定されている情報に基づいて関係部署の端末を呼出して接続する機能とを有することを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。 - 前記自動調書生成手段は、指名手配者を検索する検索情報を取得する機能と、前記取得された検索情報に基いて犯罪情報データベースから指名手配者情報を抽出して提示する機能と、前記提示された指名手配者情報から対象となる指名手配者を選択する機能とを含み、前記調書ファイルとして指名手配情報届を自動生成する機能と、前記生成された指名手配情報届を犯罪情報データベースに登録する機能とを有し、
前記選択された指名手配者が登録されている調書ファイルの関係部署フィールドに設定されている情報に基づいて関係部署の端末を呼出して接続する機能とを有することを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。 - 前記交番端末には、届けられた拾得物を撮像する拾得物撮像手段と、前記届けられた拾得物を保管する拾得物保管庫が接続され、
前記自動調書生成手段は、前記拾得物撮像手段により撮像された拾得物の画像を取得して前記調書ファイルに記録する機能と、前記届けられた拾得物が前記拾得物保管庫に保管されたことを確認して保管情報を記録する機能とを含み、前記調書ファイルとして拾得物届を自動生成する機能と、前記生成された拾得物届を遺失物データベースに登録する機能とを有し、
前記調書ファイルとして遺失物届を自動生成する機能と、前記生成された遺失物届を遺失物データベースに登録する機能とを有し、
前記生成された拾得物届を前記遺失物データベースに登録されている遺失物届と比較して所定の一致条件を満たす遺失物届が抽出された場合に、当該遺失物届を受付けた交番端末または当該遺失物届を受付けた交番を管轄する警官の携帯端末または遺失物センタの端末に通知する機能と、
前記生成された遺失物届を前記遺失物データベースに登録されている拾得物届と比較して所定の一致条件を満たす拾得物届が抽出された場合に、当該拾得物届の保管情報を参照して管轄端末を呼出して接続する機能とを有することを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。 - 遺失物を管理する遺失物センタには、交番から届けられた拾得物を保管する遺失物保管庫が備えられ、
前記受付手段は、前記交番の拾得物保管庫に保管された拾得物が前記遺失物センタの遺失物保管庫に移送されたときに、前記遺失物データベースに登録されている当該拾得物届の保管情報を当該遺失物センタに更新する機能を有することを特徴とする、請求項10に記載のテレビ電話交番システム。 - 前記自動調書生成手段は、交番端末から来訪者の免許証情報を取得する機能と、前記取得された免許証情報を免許情報データベースと照合して更新対象者であることを確認する機能と、前記交番端末のテレビ映像を静止画像としてキャプチャーして来訪者の画像を取得する機能と、前記取得された来訪者の画像を前記免許情報データベースと照合して本人確認する機能と、視力検査チャートを前記交番端末に提示して視力検査を行う機能と、前記視力検査に合格したことが確認された場合に免許更新時の講習映像を前記交番端末に送信する機能と、前記送信された講習映像が視聴されたことを確認して免許証を発行する機能とを有し、
交番端末から免許の更新を行えるようにしたことを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。 - 前記本人確認する機能において、前記取得された来訪者の画像から本人確認できない場合に運転免許センタの端末を呼出して接続する機能を有し、運転免許センタの係官が本人確認できるようにしたことを特徴とする、請求項12に記載のテレビ電話交番システム。
- 前記自動調書生成手段は、交番端末から地名や名称等の目的地情報を取得する機能と、前記取得された目的地情報を地図情報データベースから検索し、当該交番から目的地までのルート情報を取得する機能と、前記取得されたルート情報を前記交番端末に提示する機能とを有し、
交番端末において道案内を行えるようにしたことを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。 - 前記自動調書生成手段は、交番端末に対して選挙の候補者リストを提示する機能と、前記提示された候補者リストから演説映像の視聴を希望する候補者を選択させる機能と、前記選択された候補者の演説映像を前記交番端末に送信する機能と、前記交番端末から選挙人情報を取得する機能と、前記取得された選挙人情報を選挙人情報データベースと照合して選挙権を確認する機能と、選挙権が確認された場合に前記交番端末から投票を受付ける機能と、前記受付けられた投票を投票情報データベースに登録する機能とを有し、
交番端末から選挙を行えるようにしたことを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。 - 前記受付手段は、受付端末が交番端末とテレビ電話接続されている状態において、前記受付端末から調書ファイルを開く機能と、前記交番端末から受信されたテレビ映像を前記開かれた調書ファイルに記録する機能とを有し、
受付端末の係官が交番端末の来訪者とテレビ電話で面談しながら調書ファイルを作成できるようにしたことを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。 - 前記受付手段は、交番端末において来訪者が持参したデジタルカメラもしくは携帯電話等から画像を取得して転送する画像取得アプリケーションを起動する機能と、前記起動された画像取得アプリケーションにより前記交番端末から転送を受けた画像を前記調書ファイルに記録する機能とを有し、
受付端末の係官が交番端末の来訪者とテレビ電話で面談しながら来訪者が提供する画像データを調書ファイルに記録できるようにしたことを特徴とする、請求項16に記載のテレビ電話交番システム。 - 前記受付手段は、交番端末からのテレビ映像を静止画像としてキャプチャーする機能と、前記キャプチャーされた画像を前記調書ファイルに記録する機能とを有し、
受付端末の係官が交番端末の来訪者とテレビ電話で面談しながら来訪者がテレビカメラに提示した画像を調書ファイルに記録できるようにしたことを特徴とする、請求項16に記載のテレビ電話交番システム。 - 前記受付手段は、端末からの操作により人相書きを作成する人相書きアプリケーションを前記受付端末と前記交番端末の共有アプリケーションとして起動する機能と、前記起動された人相書きアプリケーションにより作成された画像を前記調書ファイルに記録する機能とを有し、
受付端末の係官が交番端末の来訪者とテレビ電話で面談しながら人相書きを作成して調書ファイルに記録できるようにしたことを特徴とする、請求項16に記載のテレビ電話交番システム。 - 前記受付手段は、端末からの操作により図面を作成する作図アプリケーションを前記受付端末と前記交番端末の共有アプリケーションとして起動する機能と、前記起動された作図アプリケーションにより作成された図面を前記調書ファイルに記録する機能とを有し、
受付端末の係官が交番端末の来訪者とテレビ電話で面談しながら図面を作成して調書ファイルに記録できるようにしたことを特徴とする、請求項16に記載のテレビ電話交番システム。 - 前記受付手段は、受付端末が交番端末とテレビ電話接続されている状態において、接続可能な端末のリストを表示する機能と、前記表示されたリストから選択された端末を呼出して接続する機能とを有することを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。
- 前記受付端末は、前記呼出を受付けられた交番の周辺地図を表示する機能と、パトロール警官の携帯端末からGPS情報を取得する機能と、前記取得されたGPS情報からパトロール警官の現在位置を前記周辺地図に表示する機能と、前記パトロール警官の現在位置が表示された周辺地図から選択されたパトロール警官の携帯端末を呼出して接続する機能とを有することを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。
- 前記受付手段は、パトロール警官の携帯端末からの呼出を受付ける機能と、前記呼出を受付けられた携帯端末を前記自動調書生成手段と接続する機能とを有し、
パトロール警官が現場で調書ファイルを作成できるようにしたことを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。 - 公衆電話ボックスに設置されたテレビ電話端末に前記受付手段を呼出す機能を設け、前記公衆電話ボックスに設置されたテレビ電話端末を前記交番端末として機能させることを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。
- 前記交番端末を街灯に設置し、テレビカメラを着脱式としたことを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。
- 前記交番端末を道路の非常電話ボックスに設置し、テレビカメラを着脱式としたことを特徴とする、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のテレビ電話交番システム。
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