JP2818234B2 - 交番システム - Google Patents

交番システム

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JP2818234B2
JP2818234B2 JP32965589A JP32965589A JP2818234B2 JP 2818234 B2 JP2818234 B2 JP 2818234B2 JP 32965589 A JP32965589 A JP 32965589A JP 32965589 A JP32965589 A JP 32965589A JP 2818234 B2 JP2818234 B2 JP 2818234B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば交番に駐在する警察官(係官)の
業務を代行するインデリジェントロボット機能を有する
交番システムに関する。
(従来の技術) たとえば警察の交番(派出所も含む)に駐在する係官
は、周辺地域のパトロール、来訪者および電話での道案
内、落し物、拾得物などの問い合せ、苦情、事件、事故
など緊急事態発生時の対処、および警察自身が行なう各
種情報の連絡、案内など、住民が安心して生活できるよ
うに管轄区内の住民に便宜を図る重要な存在である。
しかし、一般に交番の係官は、常に交番に居るわけで
はなく、周辺地域のパトロールに行ったり、緊急事態に
より外出する必要があるため、しばしば交番から離れる
ことがある。
そこで、従来は、係官の留守対応として、緊急電話な
どを設置して、来訪者が自らこの電話により本署に連絡
してもらうようになっていた。
(発明が解決しようとする課題) 従来は、前記したように、係官の留守対応として緊急
電話を設置しているが、たとえば受話器を扱えない身体
障害者や怪我人、および交番内のいたずら、機器の破
壊、持ち去り等への対応ができないという問題があっ
た。
そこで、本発明は、交番に係官が不在の場合の代行、
在室時でも来訪者への情報提供、更に緊急事態発生時で
の対応など、地域住民の安全サービスなどで手薄になっ
ていたことをロボット機能で代行することが可能な交番
システムを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の交番端末装置は、交番に設置される交番端末
装置と、前記交番を管轄する本署などに設置され、前記
交番端末装置と通信回線を介して接続される本署端末装
置とからなる交番システムであって、前記交番端末装置
は、交番に係員が在室するときで交番端末装置が単独で
使用できる在室モードと、交番に係員が不在のときで本
署端末装置と通信回線を介して接続されて使用できる不
在モードとを切換えるモード切換手段と、交番への来訪
者を検知する検知手段と、前記モード切換手段により在
室モードが選択されている場合で、前記検知手段により
来訪者が検知された場合、前記通信回線を介して前記本
署端末装置へ自動ダイアル通報を行なう通報手段と、こ
の通報手段にて回線接続された本署端末装置側の係員と
対話するための第1の対話手段と、前記モード切換手段
により不在モードが選択されている場合には、前記通報
手段にて回線接続された本署端末装置側の操作に基づき
地図などの案内情報を表示するとともに、前記モード切
換手段により在室モードが選択されている場合には、係
員あるいは来訪者の操作に基づき地図などの案内情報を
表示する第1の表示手段と、前記交番への来訪者が緊急
対応を望んでいる場合に操作される緊急スイッチとを具
備し、前記本署端末装置は、前記交番端末装置と対話す
るための第2の対話手段と、地図などの案内情報を指定
するための操作部と、前記交番端末装置が不在モードで
前記検知手段にて交番への来訪者が検知された場合に来
訪者の存在を知らせる第2の表示手段と、前記交番端末
装置の緊急スイッチが操作された場合に緊急対応を望ん
でいる来訪者の存在を知らせる第3の表示手段とを具備
したことを特徴とする。
また、本発明の交番端末装置は、複数の交番にそれぞ
れ設置される交番端末装置と、前記複数の交番を管轄す
る本署などに設置され、前記複数の交番端末装置と通信
回線を介して接続される本署端末装置とからなる交番シ
ステムであって、前記交番端末装置は、交番に係員が在
室するときで交番端末装置が単独で使用できる在室モー
ドと、交番に係員が不在のときで本署端末装置と通信回
線を介して接続されて使用できる不在モードとを切換え
るモード切換手段と、交番への来訪者を検知する検知手
段と、前記モード切換手段により在室モードが選択され
ている場合で、前記検知手段により来訪者が検知された
場合、前記通信回線を介して前記本署端末装置へ自動ダ
イアル通報を行ない回線接続を要求する通報手段と、こ
の通報手段にて回線接続された本署端末装置側の係員と
対話するための第1の対話手段と、前記モード切換手段
により不在モードが選択されている場合には、前記通報
手段にて回線接続された本署端末装置側の操作に基づき
地図などの案内情報を表示するとともに、前記モード切
換手段により在室モードが選択されている場合には、係
員あるいは来訪者の操作に基づき地図などの案内情報を
表示する第1の表示手段と、前記交番への来訪者が緊急
対応を望んでいる場合に操作される緊急スイッチとを具
備し、前記本署端末装置は、前記複数の交番端末装置か
らの回線接続の要求を受け、各交番からの回線接続要求
状態を表示する第2の表示手段と、この第2の表示手段
にて表示されている回線接続要求状態の交番端末装置の
うち対話を行なう1つの交番端末装置を指定する指定手
段と、この指定手段にて指定された交番端末装置と回線
を接続して前記交番端末装置と対話する第2の対話手段
と、地図などの案内情報を指定するための操作部と、前
記複数の交番端末装置のうち少なくとも1つの交番端末
装置において緊急スイッチが操作された場合に緊急対応
を望んでいる来訪者の存在を知らせる第3の表示手段と
を具備したことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、交番に係員が在室し交番端末装置が
単独で使用できる在室モードと、交番に係員が不在で本
署端末装置と通信回線を介して接続されて使用できる不
在モードとを有し、この2つのモードを切換えるモード
切換手段を有することにより、交番の係員が不在の際、
係員の業務を可能な限り代行させることができ、これに
より、地域により密接した警備の向上、情報の提供、お
よび、即応性の向上が実現できる。
また、本署端末装置側に、通常の来訪者の存在を知ら
せる第2の表示手段、および、緊急対応を望んでいる来
訪者の存在を知らせる第3の表示手段を設けることによ
り、本署端末装置側の係員は通常の来訪者と緊急の来訪
者とを容易に判別でき、緊急の来訪者に対する対応を優
先して行なうことが可能である。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第2図は、たとえば複数の交番にそれぞれ設置される
交番端末装置10を示すものである。すなわち、交番端末
装置10の前面には、来訪所が必要に応じて操作する操作
パネル11、取扱案内文や地図あるいは各種情報を表示す
るカラーCRT表示部12、来訪者を検知する近接センサ1
3、来訪者や交番内部を撮影するテレビジョンカメラ
(以下、TVカメラと略称する)14、来訪者などの音声を
電気信号に変換して後述する本署端末装置20に送信する
ためのマイクロフォン15、本署端末装置20から送信され
る音声信号などを出力するスピーカ16、必要な情報を印
刷するプリンタ17が設けられている。
さらに、交番端末装置10には、近接センサ13とともに
来訪者を検知するマットスイッチ18、およびモード設定
スイッチ19が設けられている。モード設定スイッチ19
は、交番の係官が外出する場合に交番端末装置10を在室
モードから不在モードに切換えるものである。
なお、第2図には図示されていないが、交番の入口付
近を撮影するもう1つのTVカメラ33が交番の入口近傍に
設置されている。
第3図は操作パネル11を示すものである。すなわち、
操作パネル11には、交番端末装置10が使用可能か否かを
示す表示部31、本署端末装置20と通話が可能か否かを示
す表示部32、来訪者が必要な情報を自身で操作し、表示
部12に表示させるスイッチ群34、プリンタ17を起動させ
るスイッチ35、来訪者が本署側に緊急対応してもらいた
いとき押下する緊急スイッチ36が設けられている。
第4図は、たとえば本署に設置される本署端末装置20
を示すものである。すなわち、本署端末装置20には、各
種スイッチなどが配設された操作パネル21、交番端末装
置10側から伝送された画像などを表示するカラーCRT表
示部22、取扱案内文や地図あるいは各種情報を表示する
カラーCRT表示部23、表示部23の表示を制御するマウス2
4、交番端末装置10と音声通話を行うためのマイクロフ
ォン25およびスピーカ26、日報あるいは月報その他各種
情報を印刷するプリンタ27、交番端末装置10が来訪者を
検知したとき点灯される入室表示器28、交番端末装置10
の緊急スイッチ36が押下されたとき点灯する緊急表示器
29などが設けられている。
第5図は操作パネル21を示すものである。すなわち、
操作パネル21には、各交番からの回線接続要求を表示す
る複数の交番要求表示器(たとえば発光ダイオード)4
1、これら交番要求表示器41にそれぞれ対応し、交番端
末装置10を指定し、交番端末装置10と画像および音声で
通話を可能とする複数の交番指定スイッチ42、交番端末
装置10からの接続要求がなくても本署端末装置20から交
番を指定し、交番端末装置10と画像および音声で通話を
可能とする交番呼出スイッチ43、TVカメラ33によってそ
の交番内部などを本署から監視するための自動監視スイ
ッチ44、表示部22に各種案内メニューなどを表示させる
ための各種案内スイッチ45、スピーカ26の音量を調整す
るための音量調節つまみ46が設けられている。
第1図は、本発明に係るインテリジェントロボット交
番システムのブロック図を示すものである。この交番シ
ステムは、交番の業務、もしくはそれに近い機能を有
し、係官が不在時でも交番に訪れた人に対応できるシス
テムであり、複数の交番にそれぞれ設置される交番端末
装置10と警察署や県警本部などの本署側に設置される本
署端末装置20とは電話回線などの通信回線51,52を介し
て接続されている。
交番端末装置10は、たとえば交番内に係官が不在の場
合、来訪者が建家に入ってきたときに、それを近接セン
サ13で検出し、本署端末装置20に自動ダイヤル通報を行
なうようになっており、係官が在室のときは、モード設
定スイッチ19によって在室モードに切換えることによ
り、交番端末装置10の単独での使用ができるようになっ
ている。
交番端末装置10の電気系統は、主に画像伝送部61、制
御部62および音声回路63を有する。画像伝送部61は、通
信回線51を介して本署端末装置20の画像伝送部71と接続
される。交番端末装置10側の画像伝送部61には、交番の
入口付近を監視するTVカメラ33と、交番端末装置10に内
蔵されたTVカメラ14が接続されており、その他2台、交
番建家内外の監視などに使用するためのTVカメラの接続
が可能である。
また、画像伝送部61は、長時間VTR(ビデオテープレ
コーダ)64および制御部62にも接続されており、通信回
線52が接続されると、通信回線51も接続されるよう制御
部62により制御される。なお、長時間VTR64は、通信回
線に関係なく常に録画できる状態にある。
制御部62には、画像伝送部61の他、カラーCRT表示部1
2、プリンタ17、本署端末装置20からの制御信号を受信
するモデム65、音声回路63および携帯用端末装置66が接
続されている。
通信回線52は、音声回線とデータ回線を共通に使用し
ており、音声回路63側とモデム65側を切換える回線切換
スイッチ67に接続されている。回線切換スイッチ67は、
通常、専用回線アダプタ68を介して音声回路63側に接続
されており、本署端末装置20からの切換信号によりモデ
ム65側に切換えられる。本署端末装置20の回線切換スイ
ッチ77も同様の動作を行なう。
音声回路63は、マイクロフォン15、スピーカ16、近接
センサ13、マットスイッチ18、操作パネル11、専用回線
アダプタ68、および制御部62と接続されている。マイク
ロフォン15とスピーカ16は本署側との相互通話に使用
し、近接センサ13は本署端末装置20に自動ダイヤル通報
を行なう手段に用いる。操作パネル11は、モード設定ス
イッチ19が係官在室側に設定されているとき、各スイッ
チ類の機能が生き、このスイッチ類を押下すことによ
り、それに見合った地図を表示したり、表示された地図
を印刷したりする。緊急スイッチ36は、係官の不在/在
室モードに関係なく、その機能を発揮させる。
ここに、モード設定スイッチ19は、交番に係官が在室
し、係官が利用できる状態と、係官が不在時に来訪者が
問い合せに使用する状態に切換えるスイッチである。
また、マットスイッチ18は2つの役割を有している。
1つは、来訪者が交番端末装置10の前にきたこと、およ
び本署側との用件が終了し、交番端末装置10から離れた
ことを確認するためであり、もう1つは、係官在室モー
ドで、マットスイッチ18上に載ることにより操作パネル
の受付けを可能とするためである。
制御部62は、音声回線とデータ回線の自動切換え制
御、各種案内をCRT表示部12に表示する制御、画像伝送
制御、プリンタ制御などを行なう。携帯用端末装置66は
係官が携帯し、盗難車などの状況が内部のメモリに蓄積
されており、これを制御部62を介してCRT表示部12に表
示したり、プリンタ17で印刷することができるようにな
っている。さらに、制御部62から携帯用端末装置66に情
報を書込むこともできる。
本署端末装置20の電気系統は、交番端末装置10と同
様、画像伝送部71、制御部72、音声回路73、長時間VTR7
4、モデム75、携帯用端末装置76、回線切換スイッチ7
7、専用回線アダプタ78を有する。
画像伝送部71は、通信回線51を介して交番端末装置10
側の画像伝送部61に接続されており、CRT表示部22に交
番端末装置10側で撮像した画像を表示し、交番の内部お
よび周辺を監視できるようになっている。なお、CRT表
示部22には、4分割表示または1画面表示ができ、画像
伝送部71によって切換えられる。
制御部72には、画像伝送部71の他、音声回路73、モデ
ム75、プリンタ27、CRT表示部23が接続されており、CRT
表示部23には本署端末装置20の簡単なオペレーション方
法が常時表示され、また各種案内を検索するときにもそ
の表示が行なわれる。プリンタ27は各種案内、日報、月
報などを印刷する。モデム75は、データ伝送に使用し、
音声回路73は音声回線の制御および各データの制御を行
なう。
音声回路73には、制御部72の他、マウス24、マイクロ
フォン25、スピーカ26、入室表示器28、緊急表示器29、
操作パネル21、専用回線アダプタ78、テープレコーダ79
が接続されている。マイクロフォン25およびスピーカ26
は、交番端末装置10との相互通話に使用され、テープレ
コーダ79は通話録音に使用する。
次に、第6図ないし第8図を用いて動作の流れを説明
する。まず、第6図は交番端末装置10のフローチャート
を示すもので、係官が在室時と不在時の2通りの流れが
ある。在室時は、係官あるいは来訪者が自分で操作パネ
ル11のスイッチを押し、本署端末装置20と無関係でCRT
表示部12への表示や、プリンタ17による印刷が可能であ
る。但し、緊急時は、緊急スイッチ36を押すことによ
り、本署端末装置20に自動接続される。不在時は、来訪
者が入ってくると、それを近接センサ13で検知し、CRT
表示部12に操作案内が表示され、回線も本署端末装置20
と自動接続され、通話可能となり、交番端末装置10内の
TVカメラ14の画像も本署端末装置20のCRT表示部22に表
示される。さらに、来訪者がマットスイッチ18を踏むと
音声案内が流れる。通常の場合は、本署端末装置20との
通話で訪問の用件を伝えられ、各種情報提供ステップに
入っていく。
来訪者が緊急スイッチ36を押すと、本署端末装置20の
緊急表示器29が点灯し、更にブザーも鳴り、本署側は緊
急対応を通話により行なう。すなわち、来訪者は何も操
作せず、本署側との通話で用件を済ますことができるわ
けである。用件が済むと、来訪者は帰るため、来訪者退
場ステップに入り、本署側で回線を切ると、CRT表示部1
2の表示も消えて終了し、次の来訪者を待つことにな
る。
第7図は本署端末装置20のフローチャートを示すもの
で、右側のステップが来訪者があったとき、左側のステ
ップが来訪者がないときである。まず、右側から説明す
る。交番端末装置10に来訪者がくると、近接センサ13が
検知し、本署端末装置20の操作パネル21の交番要求表示
器41が点灯し、スピーカ26により呼出しベルも鳴動し、
入室表示器28も点灯する。ここで、本署係官が操作パネ
ル21の交番指定スイッチ42を押すと、音声と画像の回線
が接続される。これにより、交番側から送られた画像は
CRT表示部22に表示され、音声で相互通話が可能とな
る。来訪者と本署係官との通話により、各種案内(地理
案内、情報提供)が、操作パネル21の各種案内スイッチ
45を押すと開始され、案内情報が交番側と本署側の各CR
T表示部12,23に表示され、係官が表示内容を説明し、来
訪者が表示内容の印刷が必要なら交番印刷の機能を作用
させる。他の用件であれば、通話により説明案内を係官
が行なう。用件が済み、来訪者が帰ると、操作パネル21
の交番指定スイッチ42を押し、回線を切る。日付が変わ
ると、その日の交番端末装置10と本署端末装置20とが対
応した内容を日報でプリンタ27に自動印刷される。
次に、交番に緊急な用件で来訪者がきた場合について
説明する。来訪者が交番端末装置10の操作パネル11にお
いて緊急スイッチ36を押下すると、本署端末装置20の操
作パネル21の交番要求表示器41が点灯し、同時に緊急表
示器29および入室表示器28も点灯する。さらに、スピー
カ26から呼出しベル音が通常の音色とは別の音色で鳴動
する。ここで、本署係官が操作パネル21の交番指定スイ
ッチ42を押下すると、既に通話中の他の交番端末装置10
は保留状態になり、緊急状態の交番の音声と画像の回線
が接続され、テープレコーダ79も動作を開始する。この
際、保留となった交番端末装置10には、その旨を音声と
表示で伝達し、待機してもらうことになる。そして、本
署係官は、画像を監視しつつ通話で来訪所と会話し、対
処することになる。その後の手順は通常と同様である。
一方、来訪者がない状態は左側のステップで、常時は
操作パネル21の自動監視スイッチ44が押されていて、自
動監視ステップに入っており、CRT表示部22に交番側のT
Vカメラ14(あるいはTVカメラ33)の映像が映し出され
る。必要に応じて、交番を呼出したいときは、交番呼出
スイッチ43を押せば交番呼出ステップに入り、交番指定
スイッチ42を押すことにより交番を呼出すことができ
る。この状態で、各種案内スイッチ45を押せば、各種情
報をCRT表示部12,23に表示できる。
第8図は各種案内ステップのフローチャートを示すも
ので、地理案内と情報提供がある。左側の地理案内は、
その交番の管内地図を表示するステップと、住所検索あ
るいは目標物検索により地図を表示するステップ、およ
び管内の複数の詳細図を表示するステップがある。住所
検索は、住所録メニューにより来訪者の行先と現在地の
地図を出し、更にその詳細地図を出す。目標物検索は、
来訪者の行先を聞き、目標物メニューにより現在地と行
先がわかる地図を出し、更に詳細地図を出す。詳細図検
索は、管内を複数に分割し、その詳細地図を来訪者の要
求により表示する。
右側の情報提供は、来訪者に警察が取扱っている業務
内容(免許手続、交通違反など)を本システム内に蓄積
させておき、必要に応じて検索し、CRT表示部23に表示
させるものである。
交番印刷ステップは、来訪者がCRT表示部12に表示し
た地図および情報が必要な際、それをプリントさせるた
めの流れである。
第9図(a)〜(d)は、本署端末装置20のCRT表示
部23に表示する各種案内メニューの具体例を示すもの
で、(a)図は各種案内のメニュー、(b)図は情報提
供メニュー、(c)図は免許手続メニュー、(d)図は
免許更新情報の例である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明の交番システムによれば、
交番の係員が不在の際、係員の業務を可能な限り代行さ
せることができ、これにより、地域により密接した警備
の向上、情報の提供、および、即応性の向上が実現でき
る。
また、本発明の交番システムによれば、本署端末装置
側の係員は通常の来訪者と緊急の来訪者とを容易に判別
でき、緊急の来訪者に対する対応を優先して行なうこと
が可能である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
はインテリジェントロボット交番システムのブロック
図、第2図は交番端末装置の外観を示す斜視図、第3図
は交番端末装置の操作パネルを示す平面図、第4図は本
署端末装置の外観を示す斜視図、第5図は本署端末装置
の操作パネルを示す平面図、第6図は交番端末装置のフ
ローチャート、第7図は本署端末装置のフローチャー
ト、第8図は各種案内のフローチャート、第9図(a)
〜(d)は各種検索のメニューと表示例である。 10……交番端末装置、11……操作パネル、12……CRT表
示部、13……近接センサ、14,33……TVカメラ、15……
マイクロフォン、16……スピーカ、17……プリンタ、20
……本署端末装置、21……操作パネル、22,23……CRT表
示部、25……マイクロフォン、26……スピーカ、27……
プリンタ、51,52……通信回線、61,71……画像伝送部、
62,72……制御部、63,73……音声回路、65,75……モデ
ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅井 弘幸 東京都港区芝浦1丁目1番1号 東芝シ ステム開発株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−220069(JP,A) 特開 昭64−86660(JP,A) 特開 昭62−114368(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/60 G06F 19/00 G06F 17/30 G08B 25/00 H04M 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交番に設置される交番端末装置と、前記交
    番を管轄する本署などに設置され、前記交番端末装置と
    通信回線を介して接続される本署端末装置とからなる交
    番システムであって、 前記交番端末装置は、 交番に係員が在室するときで交番端末装置が単独で使用
    できる在室モードと、交番に係員が不在のときで本署端
    末装置と通信回線を介して接続されて使用できる不在モ
    ードとを切換えるモード切換手段と、 交番への来訪者を検知する検知手段と、 前記モード切換手段により在室モードが選択されている
    場合で、前記検知手段により来訪者が検知された場合、
    前記通信回線を介して前記本署端末装置へ自動ダイアル
    通報を行なう通報手段と、 この通報手段にて回線接続された本署端末装置側の係員
    と対話するための第1の対話手段と、 前記モード切換手段により不在モードが選択されている
    場合には、前記通報手段にて回線接続された本署端末装
    置側の操作に基づき地図などの案内情報を表示するとと
    もに、前記モード切換手段により在室モードが選択され
    ている場合には、係員あるいは来訪者の操作に基づき地
    図などの案内情報を表示する第1の表示手段と、 前記交番への来訪者が緊急対応を望んでいる場合に操作
    される緊急スイッチと、 を具備し、 前記本署端末装置は、 前記交番端末装置と対話するための第2の対話手段と、 地図などの案内情報を指定するための操作部と、 前記交番端末装置が不在モードで前記検知手段にて交番
    への来訪者が検知された場合に来訪者の存在を知らせる
    第2の表示手段と、 前記交番端末装置の緊急スイッチが操作された場合に緊
    急対応を望んでいる来訪者の存在を知らせる第3の表示
    手段と、 を具備したことを特徴とする交番システム。
  2. 【請求項2】複数の交番にそれぞれ設置される交番端末
    装置と、前記複数の交番を管轄する本署などに設置さ
    れ、前記複数の交番端末装置と通信回線を介して接続さ
    れる本署端末装置とからなる交番システムであって、 前記交番端末装置は、 交番に係員が在室するときで交番端末装置が単独で使用
    できる在室モードと、交番に係員が不在のときで本署端
    末装置と通信回線を介して接続されて使用できる不在モ
    ードとを切換えるモード切換手段と、 交番への来訪者を検知する検知手段と、 前記モード切換手段により在室モードが選択されている
    場合で、前記検知手段により来訪者が検知された場合、
    前記通信回線を介して前記本署端末装置へ自動ダイアル
    通報を行ない回線接続を要求する通報手段と、 この通報手段にて回線接続された本署端末装置側の係員
    と対話するための第1の対話手段と、 前記モード切換手段により不在モードが選択されている
    場合には、前記通報手段にて回線接続された本署端末装
    置側の操作に基づき地図などの案内情報を表示するとと
    もに、前記モード切換手段により在室モードが選択され
    ている場合には、係員あるいは来訪者の操作に基づき地
    図などの案内情報を表示する第1の表示手段と、 前記交番への来訪者が緊急対応を望んでいる場合に操作
    される緊急スイッチと、 を具備し、 前記本署端末装置は、 前記複数の交番端末装置からの回線接続の要求を受け、
    各交番からの回線接続要求状態を表示する第2の表示手
    段と、 この第2の表示手段にて表示されている回線接続要求状
    態の交番端末装置のうち対話を行なう1つの交番端末装
    置を指定する指定手段と、 この指定手段にて指定された交番端末装置と回線を接続
    して前記交番端末装置と対話する第2の対話手段と、 地図などの案内情報を指定するための操作部と、 前記複数の交番端末装置のうち少なくとも1つの交番端
    末装置において緊急スイッチが操作された場合に緊急対
    応を望んでいる来訪者の存在を知らせる第3の表示手段
    と、 を具備したことを特徴とする交番システム。
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