JPH03249691A - 自動交番システム - Google Patents

自動交番システム

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JPH03249691A
JPH03249691A JP2045604A JP4560490A JPH03249691A JP H03249691 A JPH03249691 A JP H03249691A JP 2045604 A JP2045604 A JP 2045604A JP 4560490 A JP4560490 A JP 4560490A JP H03249691 A JPH03249691 A JP H03249691A
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JP2045604A
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Takeshi Ishida
豪 石田
Tomio Kan
鑑 富雄
Hiroyuki Sugai
菅井 弘幸
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Toshiba Corp
Toshiba System Development Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Development Co Ltd
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば警察における交番および派出所等の業
務を補助および代行すべく交番に設けられる自動交番シ
ステムに関する。
(従来の技術) 警察の交番または派出所に駐在する警察官は、周辺地域
の警戒、パトロール、道案内、紛失物や落し物の問い合
わせ、拾い物の届出の受付、苦情処理、事件や事故等の
緊急事態発生時の対処、酔払いの取締り、警察自身が行
う各種情報の連絡、案内等の種々の業務を行い、住民が
安心して生活できるように管轄区内の住民の便宜を図る
重要な存在である。
交番または派出所の警察官は常に交番または派出所に居
るわけではなく、周辺地域のパトロールに行ったり、緊
急事態等により外出して、しばしば交番または派出所を
離れることがある。このような警察官の留守対策として
、従来は緊急電話等を設置し、警察官か不在の場合に来
訪者か交番または派出所に来た場合には、来訪者はこの
緊急電話を使用して本署と連絡するようにしている。
また、交番または派出所における道案内は、従来、複数
枚の大きな地図をめくりながら目的の場所を探して行っ
ている。
(発明が解決しようとする課題) 従来、交番または派出所においては、複数枚の大きな地
図をめくりながら目的の行き先を探しながら道案内を行
っているため、目的の行き先および道順を適確に探し難
く、非効率的であるとともに、また行き先までどの程度
の距離であるかも不明であるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、目的の行き先および道順を適確に探すこと
ができる自動交番システムを提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の自動交番システムは
、交番業務を補助および代行すべく交番に設けられる自
動交番システムであって、地図を表示する表示手段と、
該表示手段の初期画面に本自動交番システムが設置され
ている交番の管理エリアの地図を表示するように制御す
る初期画面表示制御手段とを有することを要旨とする。
本発明の自動交番システムは、交番に設けられた交番端
末と本署に設けられた本署端末とを通信回線を介して接
続し、交番業務を補助および代行する自動交番システム
であって、前記本署端末が地図を表示する本署側表示手
段と、該表示手段の画面の各部をタッチ形式で指示し得
るように前記画面を覆うように設けられたタッチパネル
と、前記表示手段の画面に表示された地図を前記タッチ
パネル上からタッチすることにより該地図上に道順を表
示する道順表示手段と、該道順表示手段で道順を表示さ
れた地図を前記通信回線を介して交番端末に送信する送
信手段とを有し、前記交番端末が前記送信手段によって
通信回線を介して送信されてくる道順を表示された地図
を受信する受信手段と、該受信手段で受信した道順付き
地図を表示する交番側表示手段とを有することを要旨と
する。
更に、本発明の自動交番システムは、前記本署端末およ
び交番端末か前記表示手段で表示された地図上に表示さ
れている道順の距離を算出する距離算出手段を有するこ
とを要旨とする。
また、本発明の自動交番システムは、交番業務を補助お
よび代行すべく交番に設けられる自動交番システムであ
って、地図を表示する表示手段と、目的の行き先を検索
する検索手段と、該検索手段で検索された行き先を前記
表示手段の画面の中央に表示するように制御する表示制
御手段と、前記表示手段に表示された前記行き先および
現在地を異なる記号および色の点滅信号で表示する地点
表示手段とを有することを要旨とする。
(作用) 本発明の自動交番システムでは、表示手段の初期画面に
本自動交番システムが設置されている交番の管理エリア
の地図を表示している。
また、本発明の自動交番システムでは、本署端末におい
てタッチパネルで覆われた表示手段の画面に表示された
地図をタッチパネル上からタッチすることにより該地図
上に道順を表示し、この道順付き地図を通信回線を介し
て交番端末に送信し、交番端末においてはこの送信され
てくる道順付き地図を受信して表示し、更にこの道順の
距離も算出している。
また、本発明の自動交番システムでは、交番業務を補助
および代行すべく交番に設けられる自動交番システムで
あって、目的の行き先を表示手段の画面の中央に表示す
るとともに、この行き先および現在地を異なる記号およ
び色の点滅信号で表示している。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる自動交番システムの
回路構成を示すブロック図である。同図に示す自動交番
システムは、各交番または派出所に設置される交番端末
1と、該交番端末1に通信回線25を介して接続され、
例えば県警本部または警察署等の本署に設置される本署
端末20とから構成される。なお、この1台の本署端末
20には最大8台までの交番端末1か通信回線25を介
して、接続し得るようになっている。
交番端末1は、第2図に示すような箱形の外観構造を有
し、例えば道案内の場合に地図を表示して警察官を補助
したり、または警察官がパトロール等で不在の場合に例
えば緊急連絡のための駆けつけた住民や道案内のために
交番に入った住民が操作し得るように構成され、これに
より該住民は交番端末1を介して前記本署端末20と通
信し、本署端末20を操作している本署の警察官と通信
し、緊急連絡を行ったり、道案内等を求めるというよう
に警察官の代行を務め得るように構成されているもので
ある。
具体的には、第2図に示す交番端末1は、その前面の上
部に例えば地図等を表示するタッチパネル付カラーデイ
スプレィ5が取り付けられ、このデイスプレィ5の横に
は交番内を撮影したり、または交番内に入ってくる住民
等を撮影するためのカメラ6が取り付けられている。こ
のカメラ6の下方には、本署端末20の警察官と通話す
るためのマイク7およびスピーカ8か取り付けられてい
る。更に、デイスプレィ5の下方にはデイスプレィ5に
表示された地図等を例えば道案内を求めてきた住民に渡
すためにプリントするプリンタ4が取り付けられ、この
プリンタ4の横で前記スピーカ8の下方には操作パネル
3が取り付けられている。この操作パネル3の更に下方
の少し凹んだ部分には、交番内に入ってくる住民等を感
知するためのセンサ2が取り付けられている。更に、交
番端末1の側部の中程には交番に警察官が存在している
かまたは不在であるかを設定するモード切替器26がカ
バー等に覆われて設けられている。このモード切替器2
6は警察官がパトロール等で外出する場合に不在モード
に設定し、また警察官が戻ってきた場合に存在モードに
設定するものである。前記タッチパネル付デイスプレィ
5はその画面上にはタッチパネルが全面的に覆うように
貼り付けられ、該タッチパネルを指等でタッチすると、
このタッチした部分のデイスプレィ5に表示されている
情報が表示されるようになっている。
前記操作パネル3は、第3図に示すように、警察官が不
在の時等に緊急連絡で交番に入ってきた住民が本署に緊
急連絡したい場合に操作して本署を呼び出す緊急スイッ
チ9と、交番端末1が本署と通話できる状態にあること
を示す通話可能表示ランプ10と、交番端末1が使用可
能状態になっていることを示す使用可能表示ランプ11
とを有する。前記緊急スイッチ9は警察官の不在/在室
に関係なく作動し得るようになっている。
本署端末20は、第4図に示すようなデスク形の外観構
造を有し、前述した交番端末1が設置されている交番の
警察官が不在の場合に、交番内または交番周辺の様子を
交番端末1を介して監視し、交番に入ってきた住民と交
番端末1を介して連絡を取り、これにより例えば住民に
道案内をしたり、緊急連絡を受けるように構成され、交
番に警察官が不在の場合においても交番の機能を維持し
得るようにしているものである。
具体的には、第4図に示す本署端末20は、机上に左か
ら交番モニタ用カラーデイスプレィ14、タッチパネル
付情報表示カラーデイスプレィ15、スピーカ21、プ
リンタ24が設けられるとともに、またデイスプレィ1
4の下側には操作パネル16が設けられ、スピーカ21
の前方にはマイク22が設けられている。
交番モニタ用デイスプレィ14は前記交番端末1から伝
送されてくる映像、具体的には前記カメラ6等で撮影し
た交番内の様子または交番内に入ってくる住民等の映像
を表示するものである。タッチパネル付情報表示デイス
プレィ15は例えば取扱案内文、地図、各種情報等を表
示するものであり、該デイスプレィ15の画面上にはタ
ッチパネルが全面的に覆うように貼り付けられ、該タッ
チパネルを指等でタッチすると、このタッチした部分の
デイスプレィ15に表示されている情報が表示されるよ
うになっている。スピーカ21およびマイク22は前記
交番端末1の来訪者等と通話するためのものであり、具
体的には交番端末1のマイク7からの音声が本署端末2
0のスピーカ21から出力され、本署端末20のマイク
22からの音声が交番端末1のスピーカ8から出力され
、これにより交番端末1の来訪者と本署端末20の本署
警察官とが通話し得るようになっている。プリンタ24
は日報、月報、その他の各種情報を印刷するものである
操作パネル16は、本署端末20の接続されている最大
8台までの交番端末1の状態を監視したり、所望の交番
端末1を指定して呼び出したりするものであり、具体的
には第5図にその詳細なパネル構成を示すように、その
パネルの最上部の少し左寄りの所に1から8の番号を付
して8台の交番端末1を示し、これらの交番端末1の番
号1〜8の下方に各交番端末1に対応して各交番端末1
の状態を示すLEDや各交番端末1を呼び出すためのス
イッチ等が設けられている。
この8台の各交番端末1に対応して設けられているLE
Dやスイッチとしては、交番端末1の番号1〜8のすぐ
下に、交番端末1の準備が完了していることを示す交番
側準備完了表示LED50が設けられ、この交番側準備
完了表示LED50の下側にモードスイッチ群51か設
けられている。
このモードスイッチ群51には通話スイッチ51−1と
携帯端末接続用スイッチ51−2とがある。
通話スイッチ51−1は通常オンにしておき、交番と本
署とが通話可能状態としておく。また、携帯端末接続用
スイッチ51−2をオンにすると、その対応する交番端
末1の後述する携帯用端末49と接続可能となり、本署
端末20に該携帯用端末49のデータが転送されたり、
タッチパネル付情報表示デイスプレィ15に該データが
表示されるようになっている。なお、この際には、音声
は不通になる。
モードスイッチ群51の下側には、交番の警察官が在室
かまたは不在かを示す在/不在表示LED52が設けら
れている。この在/不在表示LED52は各交番端末1
に設けられているモード切替器26の状態を検出して表
示するようになっている。更に、在/不在表示LED5
2の下側には交番に住民等の来訪者が入ってきたことを
示す入室表示LED53が設けられ、この入室表示LE
D53の下側にはカメラ選択スイッチ54が設けられて
いる。また、このカメラ選択スイッチ54の下側には、
選択される4つのカメラを示すLEDと拡大を示すLE
Dの5個のLEDか配列されているが、前記カメラ選択
スイッチ54を操作することにより下側のLEDが点灯
して、対応するカメラが選択されるとともに、選択され
たカメラによる表示画面の拡大か行われるようになって
いる。この4つのカメラは後述するように各交番端末1
に設けられているものであり、そのうちの1つが交番端
末1の前面の中程の少し凹んだ部分に取り付けられ、交
番内部や交番内に入ってくる来訪者等を撮影する前記カ
メラ6である。なお、本署端末20の交番モニタ用デイ
スプレィ14の画面は後述するように4分割し得るよう
に制御され、これにより最大4つの画面を表示し得るよ
うになっている。この4つの画面で4カ所の交番の映像
を表示し得るようになっているが、前記拡大が選択され
ると、その拡大選択された交番のみか交番モニタ用デイ
スプレィ14に表示されるようになっている。
カメラ選択スイッチ54に対応するLED群の下側には
、交番呼出スイッチ55および該スイッチの真上に交番
呼出表示LEDが設けられている。
この交番呼出スイッチ55を操作することにより、対応
する交番端末1が指定され、これにより該交番端末1が
通信回線25を介して本署端末20に接続されるととも
に、交番呼出スイッチ55の真上の対応する交番呼出表
示LEDが表示するようになっている。また、該交番呼
出表示LEDは交番に来訪者が来たことを交番端末1の
センサ2が感知すると、これにより該交番に対応する交
番呼出表示LEDが点灯し、本署端末20の警察官に通
報するようになっている。
更に、操作パネル16の右寄り部分には、すなわち上述
した各交番端末1に対応して配列されたLEDおよびス
イッチ群の右側には、緊急表示ランプ56、スピーカ音
量調整つまみ57、マイク接続端子58、音声機器接続
端子59およびビデオ機器接続端子60が設けられてい
る。緊急表示ランプ56はいずれかの交番から緊急接続
要求があった場合に、この交番に対応する入室表示LE
D5Bと該緊急表示ランプ56とが点灯するようになっ
ている。スピーカ音量調整つまみ57は前記スピーカ2
1の音量を調整するつまみであり、マイク接続端子58
は前記マイク22を接続する接続端子である。
再び第1図を参照すると、交番端末1は全体の動作を制
御する制御装置29を有し、該制御装置29には前記タ
ッチパネル付デイスプレィ5、該デイスプレィ5の画面
に取り付けられているタッチパネル17、プリンタ4が
直接接続され、また必要によってはキーボード等も接続
し得るようになっている。更に、制御装置29にはイン
タフェース回路13を介して前記緊急スイッチ9、ブザ
ー12、操作パネル3、センサ2が接続され、レベルコ
ンバータ43を介して携帯用端末49が接続されている
。また、インタフェース回路13には音声回路30およ
びモデムを内臓する通信プロセッサ35が接続され、音
声回路30には前記マイク7およびスピーカ8が接続さ
れている。制御装置29は具体的にはタッチパネル17
からの指令に基づき、各種案内をデイスプレィ5に表示
する制御、データ伝送制御、画像伝送制御、プリンタ制
御等を行う。また、携帯用端末49は警察官が携帯し、
盗難車の状況等を記憶し、これを制御装置29を介して
デイスプレィ5に表示したり、プリンタ4に印刷するこ
とができる。更に、制御装置29から携帯用端末49に
情報を書き込むこともできる。
交番端末1の通信プロセッサ35は、データ用通信回線
25−2を介して本署端末20の通信プロセッサ42に
接続され、更に通信プロセッサ42からインタフェース
回路19を介して本署端末20の制御装置41に接続さ
れ、これにより交番端末1と本署端末20との間でデー
タ伝送し得るようになっている。交番端末1の前記音声
回路30は、またアダプタ18を介して切替スイッチ3
6に接続され、該切替スイッチ36から音声用通信回線
25−3を介して本署端末20の切替スイッチ37に接
続され、更に該切替スイッチ37からアダプタ47を介
して本署端末20の音声回路39に接続され、これによ
り交番端末1と本署端末20とは音声通話を行うことが
できるようになっている。
交番端末工の制御装置29は更に画像伝送装置28に接
続され、該画像伝送装置28には交番の入口付近を撮影
するCCD小型カメラ46、および前記カメラ6が接続
されるとともに、更に2台のカメラが交番の内外の監視
等のために接続し得るようになっている。また、画像伝
送装置28には長時間VTR48が接続されている。こ
れらのカメラおよびVTR等が接続された交番端末1の
画像伝送装置28は映像用通信回線25−1を介して本
署端末20の画像伝送装置31に接続され、該画像伝送
装置31から4画面プロセッサ45を介して前記交番モ
ニタ用デイスプレィ14に接続され、これにより交番端
末1の各カメラで撮影した映像が本署端末20の交番モ
ニタ用デイスプレィ14に表示され、本署警察官が交番
の梯子をモニタし得るようになっている。
本署端末20は、全体の動作を制御する前記制御装置4
1および制御装置38を有し、制御装置41にはタッチ
パネル付情報表示デイスプレィ15、該デイスプレィ1
5の画面に取り付けられているタッチパネル44、キー
ボード23、プリンタ24が直接接続されるとともに、
インタフェース回路19を介してブザー94、操作パネ
ル16に接続されている。また、本署端末20の前記音
声回路39にはマイク22およびスピーカ21が接続さ
れ、これらのマイク22およびスピーカ21によって交
番端末1と通話できるようになっている。制御装置38
はレベルコンバータ95を介して携帯用端末93が接続
されている。この携帯用端末93は、交番端末工の携帯
用端末49と同様に、警察官が携帯し、盗難車の状況等
を記憶し、これをデイスプレィ15に表示したり、プリ
ンタ24に印刷することができる。更に、制御装置38
から携帯用端末93に情報を書き込むこともてきる。
更に、交番端末1の切替スイッチ36および本署端末2
0の切替スイ・ンチ37には、前記アダプタ18.47
が接続されている側と反対の接点側にそれぞれファクシ
ミリ91および92が接続され、これにより交番端末1
と本署端末20とはファクシミリ通信を行うことができ
るようになっている。このように切替スイッチ36.3
7か切り替わってファクシミリ通信を行っている場合に
は音声通信は不可能であるか、この場合にもデータ用通
信回線25−2は生きているので、ファクシミリ通信中
に交番に来訪者かあった場合には、ファクシミリ通信を
中断して音声用通信回線25−3を生かし、来訪者と本
署警察官との通話が可能になるようになっている。なお
、切替スイッチ36および37は通常アダプタ18.4
7を介した音声回路30.39側に接続されている。
交番端末1と本署端末20とは映像用通信回線25−1
、データ用通信回線25−2、音声用通信回線25−3
からなる通信回線25を介して接続されているが、交番
端末1と本署端末20とがデータ用通信回線25−2お
よび音声用通信回線25−3を介して接続されると、映
像用通信回線25−1を介して交番端末1から伝送され
る画像がカメラ46からカメラ6で撮影された画像に切
り換えられる。これは交番に来訪者が来ない時はカメラ
46の映像が映像用通信回線25−1を介して本署端末
20に伝送されるようにしているものである。また、長
時間VTR4gは映像用通信回線25−1に関係なく常
に録画できるようになっている。
第10図および第11図は、それぞれ本署端末20およ
び交番端末1がそれぞれ有するタッチパネル付デイスプ
レィ5およびタッチパネル付情報表示デイスプレィ15
に表示される表示例を示す図であるが、両図に示すよう
に、デイスプレィ5゜15の画面は周囲にウィンド枠が
設けられ、このウィンド枠の下側部分に「メニュー」、
「拡大j、「縮小」、「送信」 (送信の表示は本署端
末20のタッチパネル付情報表示デイスプレィ15にの
み行われる)、「印刷」、「終了」が表示され、上側部
分には例えば「希望の項目を下記から選び、指で指定し
てください」等という操作案内およびその下には「入力
エラー」を示す表示か行われ、更に4隅にはそれぞれ3
つの方向を示す「矢印」が表示されている。また、この
ような表示のあるウィンド枠の内側は、管轄区域の地図
を表示する地図表示部になっている。
このようなタッチパネル付デイスプレィの表示において
、ウィンド枠の表示情報を指等でタッチして指定するこ
とにより、その指定した動作が実行されるようになって
いる。例えば、「拡大」または「縮小」の表示をタッチ
した場合には、内部の地図表示部に表示された地図が拡
大または縮小するようになっている。この場合、「拡大
」または「縮小」の表示をタッチした後に地図表示部に
表示された地図の所望の場所を特徴とする特許により、
指定された所望の場所か地図表示部の中心になって拡大
または縮小するようになっている。
具体的には、「拡大」または「縮小」の表示が指定され
ると、「中心点を指定して下さい」というメツセージが
表示され、これに従って画面の地図上を指でタッチして
中心点を指定すると、この指定された中心点が地図の中
心として拡大または縮小か行われる。
また、拡大または縮小の倍率は予め設定され、例えば1
/48000→1/3000→1/1500→1150
0等が用意されているが、この倍率は拡大または縮小の
表示をタッチして拡大または縮小を行う毎に順次大きく
なるようになっている。なお、倍率の変更は後述するよ
うに情報変更処理で変更し得るようになっている。
また、ウィンド枠の矢印表示をタッチすると、このタッ
チされた矢印の方向に隣接する部分の地図が表示され、
これにより地図表示部に表示される地図をスクロールし
ながら、目的の位置を簡単かつ効率的に探すことができ
るようになっている。
更に、ウィンド枠の「印刷」の表示をタッチすると、地
図表示部に表示されている地図か前記プリンタ4,24
て印刷され、また本署端末20のタッチパネル付情報表
示デイスプレィ15にのみ表示されている「送信」の表
示をタッチすると、デイスプレィ15に表示されている
地図が交番端末1のデイスプレィ5に送信されるように
なっている。
更に、デイスプレィ5.15の地図表示部には、第13
図に示すように、地図の代わりに本自動交番システムが
実行し得る住所検索メニューが表示される。この住所検
索メニューには、住所検索、目標物検索、建物住所表示
、建物属性表示、道順案内表示、情報更新、道路情報表
示、全体図表示、実行、初期画面の表示があり、この場
合には、ウィンド枠の下側の表示は行われない。このよ
うなメニューの各表示をタッチすることにより、後述す
るように、各表示の内容が実行される。
次に、第6図〜第8図を参照して、本自動交番システム
の動作の流れを説明する。
第6図は本自動交番システムの交番端末1の作用を示す
フローチャートであり、警察官が在室している場合と不
在の場合の2通りの流れがある。
在室時には、左のフローで示すように、タッチパネル付
デイスプレィ5に表示されている表示に従ってタッチパ
ネル17をタッチすることにより、本署端末20とは無
関係にデイスプレィ5に情報提供や地図表示が行われる
場合と、緊急時において緊急スイッチ9が操作され、こ
れにより交番端末1が通信回線25を介して本署端末2
0と自動接続され、本署端末20の本署警察官に要件を
連絡する場合とがある。
また、不在時には、右のフローで示すように、交番に来
訪者が入ってくると、センサ2が感知し、これによりデ
イスプレィ5に操作案内文が表示されるとともに、交番
端末1は通信回線25を介して本署端末20と自動接続
され、来訪者は本署警察官と通話可能となり、また交番
端末1のカメラ6で撮影した交番内の画像も本署端末2
0に伝送されて本署端末20の交番モニタ用デイスプレ
ィ14に表示され、更に音声案内か行われる。そして、
通常の場合には、本署警察官に通話で訪問の用件が伝え
られ、各種情報提供ステップが行われ、更に他の要件が
ある場合には処理してから、来訪者が退場すると、退場
ステップとなって、交番端末1と本署端末20との間の
通信回線25は切断され、デイスプレィの表示は消えて
終了し、次の来訪者を待機することになる。一方、緊急
時てあって、来訪者が交番端末1の緊急スイッチ9を押
すと、本署端末20の緊急表示ランプ56が点灯すると
ともに、更にブサー94も鳴動し、本署警察官は緊急対
応を通話により行う。この結果、来訪者は緊急スイッチ
9を操作する以外は特に何も行うことなく本署警察官と
通話することができ、用件を済ますことができるのであ
る。用件が済んで、来訪者が退場すると、上述した退場
ステップになって、終了する。なお、この場合、音声通
話の切断は本署端末20からのみ行われ、来訪者検知で
無人が確認された時のみ有効となる。
第7図は本署端末20の作用を示すフローチャ−トであ
り、右側のフローが来訪者があった時の処理であり、左
側のフローが来訪者がない時の処理である。
まず、右側に示す来訪者かある時の処理においては、交
番端末1に来訪者が来ると(呼び出し有りの状態)、ま
ず交番端末1のセンサ2が感知し、これにより本署端末
20の操作パネル16の交番呼出スイッチ55に近接し
て設けられている交番呼出表示LEDが点滅しくステッ
プ220)、本署端末20のスピーカ21から呼び出し
ベルが鳴動しくステップ230)、更に操作パネル16
の入室表示LED53も点灯する(ステップ24o)。
それから、本署警察官が操作パネル16の交番呼出表示
LEDに対応する交番呼出スイッチ55を押すと(ステ
ップ250)、交番端末1と本署端末20との間の音座
用通信回線25〜3およびデータ用通信回線25−2が
接続され(ステップ260)、交番呼出表示LEDは点
滅から点灯に変化する。
この結果、交番端末1の来訪者と本署端末20の警察官
とは相互通話か可能となり(ステップ270)、また交
番端末1から伝送されてくる画像は本署端末20の交番
モニタ用デイスプレィ14に表示される(ステップ28
0,290)。
交番の来訪者と本署警察官との通話により、地理案内、
情報提供等の各種案内か行われ、同じ案内情報が交番端
末1のデイスプレィ5と本署端末20のデイスプレィ1
5の両方に同時に表示され、警察官はこの表示を見なが
ら来訪者に説明し、必要により印刷を行う(ステップ3
00)。他の用件もある場合には、同様に説明しくステ
ップ310)、用件が済んで、来訪者が帰ると、操作パ
ネル16の交番呼出スイッチ55をオフにして、両者間
の通信回線25を切断する(ステップ320)日付が変
更になると、その日の交番端末1と本署端末20とが対
応した内容が日報としてプリンタ24で自動的に印刷さ
れ(ステップ330.340)、処理が終了する。
一方、来訪者が来ない場合の左側の処理においては(呼
び出し無しの状態)、通常は自動監視処理に入っており
(ステップ410)、交番モニタ用デイスプレィ14に
交番端末1の監視カメラで撮影した映像が表示されてい
る(ステップ420)自動監視を停止したい場合には、
操作パネル16をオフにする(ステップ430,440
)。
このような自動監視状態において、必要に応じて交番を
呼び出したい場合には、操作パネル16の交番呼出スイ
ッチ55を押せば、交番呼び出し処理に入り(ステップ
450)、交番端末1を呼び出すことができる。この状
態でタッチパネル付情報表示デイスプレィ15のタッチ
パネル44を操作することにより、各種情報をデイスプ
レィ15に表示したり、印刷することができる(ステッ
プ460.470)。また、来訪者が来ない場合には、
タッチパネル付情報表示デイスプレィ15を使用して、
情報の検索を適宜行うこともできる(ステップ480)
第8図(a)は本自動交番システムのアプリケーション
メインの概略フローである。このフローにおいて、まず
初期設定および自己診断が行われてから(ステップ51
0,520)、テストモードか否かチエツクされる(ス
テップ530)。テストモードの場合には、システムの
テスト処理か行われる(ステップ540)。
また、テストモードでない場合には、メインメニューが
表示され(ステップ550)、このメインメニューから
次のステップ560〜590に示す地理案内、アプリケ
ーション2・・・n、および終了処理のいずれかが選択
され、対応する処理、すなわち地図検索モジュール、各
アプリケーションが実行される(ステップ610〜63
0)。終了処理が選択された場合および各処理が終了す
ると、終了処理が実行され(ステップ640)、処理は
終了する。
上述したように、地理案内が選択されて、地図検索モジ
ュールが起動されると、第8図(b)に示すフローに従
って処理が行われる。この地図検索モジュールは、第9
図に示すように、本署端末20用と交番端末1用とに分
けられ、また交番端末1用には不在モードと在室モード
とに分けられている。この地理案内は、本署端末20か
ら遠隔操作により交番端末1に本署端末20と同し地図
を表示することかできることを特長とし、これを実現す
るのか、不在モードである。在室モードとは、交番端末
1において単独で地図検索/情報案内を行うことができ
るモードである。
第8図(b)に示す地図検索処理においては、まず交番
端末工のタッチパネル付デイスプレィ5または本署端末
20のタッチパネル付情報表示デイスプレィ15に初期
画面が表示される(ステップ710)。この場合の本署
端末20の初期画面、交番端末1の在室モードの初期画
面および交番端末1の不在モードの初期画面は、それぞ
れ第10図、第11図および第12図に示されているが
、この初期画面の地図表示部には交番の管理エリアの地
図が常に表示されるようになっている。第10図および
第11図に示す画面の構成は前述した通りであるが、画
面の周囲のウィンド枠に「メニュー」、「拡大」、「縮
小」、「送信」 (本署端末20のデイスプレィ15に
のみ)、「印刷」、「終了」が表示され、4隅にはそれ
ぞれ3つの方向を示す「矢印」か表示されている。また
、ウィンド枠の内側は、地図表示部となり、地図が表示
されている。第12図に示す交番端末1の不在モードの
処理画面は、本署端末20により指示されたものを表示
するものであり、周囲のウィンド枠の表示は行われない
上述した初期画面において、まずウィンド枠の「メニュ
ー」の表示、すなわちメニュースイッチがタッチされる
と(ステップ720)、第13図に示すような地図メニ
ューが表示される(ステップ770)。この地図メニュ
ーには、住所検索、目標物検索、建物住所表示、建物属
性表示、道順案内表示、情報更新、道路情報表示、全体
図表示、実行、初期画面がある。
また、初期画面において、ウィンド枠の拡大スイッチが
タッチされると(ステップ730)、画面に表示されて
いる地図が拡大される(ステップ780)。同様に、ウ
ィンド枠の縮小スイッチがタッチされると(ステップ7
40)、縮小処理が行われる(ステップ790)。更に
、本署端末20の初期画面に表示されている送信スイッ
チがタッチされると(ステップ750)、本署端末2゜
のデイスプレィ15に表示されている地図が交番端末1
に伝送され、交番端末1のデイスプレィ5に表示される
(ステップ800)。また、印刷スイッチがタッチされ
ると(ステップ76o)、画面に表示されていた地図が
プリンタで印刷される。
終了スイッチがタッチされると(ステップ82o)、処
理は終了する。終了スイッチがタッチされない場合には
、保留か否かチエツクされ(ステップ830)、保留で
ない場合には、最初のステップ710に戻り、初期画面
が表示されるが、保留の場合には、画面がセーブされて
から終了する(ステップ840)。
第13図に示すように、住所検索メニューが表示された
場合に、この画面の住所検索という表示部分をタッチす
ると、第14図に示すような住所メニューが表示される
。このメニューでは、データベースに記憶されている町
名の一覧が住所−覧エリア62に表形式で表示され、こ
の表の上側には指定された検索住所61が表示され、上
部の枠内には簡単な操作案内、例えばスクロールロック
63等やメツセージが表示される。また、住所−覧エリ
ア62内の指定されたところは色が反転されて表示され
る。このエリア62の下方の数字0〜9は丁目、番地等
の数字の入力に使用される。
画面の最下部には、メニュー、次頁、次入力、訂正、実
行等の表示がある。
この画面で入力を終了し、実行の表示をタッチして指定
すると、指定された住所を中心とした検索地付近の地図
が表示される。また、交番端末1に地図を表示させるに
は、前記送信の表示をタッチして指定することにより、
この地図に関する情報が本署端末20から交番端末1に
伝送され、交番端末1のデイスプレィ5に同し地図が表
示される。
次に、第13図に示す目標物検索という表示をタッチし
て指定すると、デイスプレィ15には目標物の項目、例
えばA:駅、B:警察署、派出所、C:郵便局、D=病
院等が表示される。これの項目からいずれかを指定する
と、その詳細が第15図に示すようにデイスプレィ15
に表示される。
第15図は警察署、派出所を指定した例を示している。
この表示の中から検索したい項目を選択し、実行を指定
すると、指定した検索物を中心とした付近の詳細地図が
表示される。
更に、第13図に示す建物住所表示という表示を指定す
ると、第16図に示すように地図が表示され、この地図
上の建物を指でタッチすると、第17図に示すように星
印「★」の表示された画面に変化する。画面の下側の欄
の項目については、この画面の時のみ有効になる。ここ
で、「送信」の表示をタッチすると、交番のデイスプレ
ィ5に同じ地図が表示される。また、「項目終了」をタ
ッチして指定すると、建物住所表示は終了し、初期画面
に戻る。
次に、第13図に示す建物属性表示は地図上の任意の建
物の属性を表示するためのものであり、この建物属性表
示を指定すると、まず第18図に示すように地図が表示
され、この地図上の建物を選択すると、この選択された
建物に関する情報が第19図に示すように表示される。
なお、第18図において、4隅近くにある矢印63は属
性物の表示をスクロールするために使用されるものであ
る。
また、第13図に示す道順案内表示は道順の案内をビジ
ュアルに行うものであり、この道順案内表示を指定する
と、第20図のように地図が表示され、この画面で入力
したい地図を表示し、それから道順をデイスプレィ15
上の地図上に指でタッチしながら指定して入力すると、
この道順がレイヤに書き込まれ、第21図に示すように
地図上に道順が表示される。この画面で「送信」という
表示を指定すると、交番端末1にこの同し画面が伝送さ
れ表示される。また、「リトライ」という表示を指定す
ると、第20図の画面に戻り、再入力可能になる。この
とき、第20図の画面で「訂正」が指定されると、前の
状態に戻るので、前回入力した道順が表示される。但し
、第21図の「項目終了」が指定されると、レイヤに書
き込まれた情報は消去され、初期画面に戻る。この時、
道順の距離も計算され、表示されるようになっている。
なお、このような道順案内や、前述した住所検索や地図
検索等においては、例えば第12図に表示するように、
目的とする行先が画面の中央に表示されるとともに、行
先、現在地はよくわかるように異なる別のマークおよび
色で表示される。
第13図に示す情報更新は、地図の簡単な修正機能、拡
大縮小の倍率変更、地図情報の表示、環境設定等を行う
ために使用される。地図の簡単な修正機能とは、例えば
建物の所有者の変更、建物の新築等の入力を行う機能で
ある。但し、基のデータベースは変更せずに、変更およ
び追加を行うレイヤを設けて行われる。そして、本署端
末20で変更または追加したものは、データを交番端末
1に送信することによって交番端末1のレイヤに自動的
に更新され、これにより本署端末20と同じような地図
更新が交番端末1に行われる。このデータによって建物
の住人の履歴を蓄積しておき、そのデータを表示するこ
とかできる。地図情報の表示では地図作成日、地図の枚
数、サイズ、領域等の表示が行われる。環境設定ではス
ケール表示、文字の角度付表示、地図枠表示、初期画面
の設定、スクロール幅、XY座標表示等を変更すること
かできる。
また、第13図に示す全体図表示を指定すると、制御装
置38に記憶されている地図の全体図が表示される。こ
れを交番端末1に表示させるには、送信を指定する。
第13図に示す道路情報表示は地図上の工事中、通行止
め、検問、事故、交通規制等の表示を一目でわかるよう
に表示するものである。
更に、上述した各地図表示において、現在地(地図上の
交番と本署の位置)と目標地点は分かりやすいマークや
色で表示される。また、このマークを点滅させることも
可能である。
また、交番端末1と本署端末20とが地図案内をしてい
る途中において、別の交番端末1から緊急通報が入った
場合には、本署端末20はその緊急通報の交番端末1と
通話することになるか、この場合、今まで対応していた
交番端末1に対しては保留機能を起動させることになる
。これは緊急通話の割り込み指示により交番端末1のデ
イスプレィ5には、「他の交番と緊急対応しますのでし
ばらくお待ちくたさい」等の表示を行い、現在表示して
いる地図はそのままにしておき、本署端末20はこの地
図をハードディスク上にセーブし、他の緊急交番とやり
取りを行う。緊急通話が終了して解除されると、セーブ
されていた地図の表示と状態を元に戻し、保留していた
交番と対応する。
このため、本署端末20は各交番端末1用のセーブ領域
を確保している。
情報提供サービスは、来訪者に警察が取り扱っている業
務内容、例えば免許手続き、交通違反等の業務を記憶し
ておき、必要に応じて検索し、デイスプレィ5に表示す
るものである。
第22図(a)ないしくd)は本自動交番システムで扱
っている各種処理をデイスプレィに表示しているメニュ
ーを示す図であり、同図(a)は各種案内メニューを示
し、同図(b)は情報提供メニューを示し、同図(C)
は免許手続きメニューを示し、同図(d)は免許更新情
報を示しているものである。このようにデイスプレィに
表示される各メニュー情報はその表示上を指でタッチし
て指定することにより、その情報が表示されたり実行さ
れる。
なお、上記実施例においては、1台の本署端末20に対
して8台の交番端末1を接続する場合について説明した
が、これに限定されるものでなく、任意の台数接続し得
るものである。
また、他の実施例として、来訪者が来ない場合に、交番
端末1のデイスプレィ5に警察情報、例えば昨日の交通
事故件数のような情報を表示しておき、来訪者が乗室し
、交番端末1のセンサ2で検知されると、デイスプレィ
5に本自動交番システムの操作案内を表示することも可
能である。
更に、本署端末20と交番端末1の各制御装置にワープ
ロ機能を具備しておき、各ワープロで作成した文書また
は図を制御装置のメモリに記憶し、このデータに検索番
号を付し、システムとして検索表示することも可能であ
る。また、一方の端末のワープロで作成した文書等を他
方の端末の制御装置のメモリの指示エリアに伝送して記
憶し、このデータに同様に検索番号を付し、検索表示す
ることもてきる。
また、本署においては、通常、昼間も夜間も外勤を担当
する部門は同一の部屋で業務を行うため、本署端末20
をその部屋に設置しておけばよいが、場所によっては昼
間は多人数が収容できるセンタのような部屋で業務を行
い、夜間は少人数で別の部屋で業務を行うところもある
。このような場合に本署端末を2セツト設置することは
コストの面で問題があるとともに、昼間と夜間で使い分
けるために同時に使用することもないので、別の部屋に
は操作部、表示部、音声対応部のようなユニット部のみ
を設けるように構成すれば、このような使い分けも可能
となる。従って、このようなユニット部のみを一体化し
て子機として別の部屋に設置し、センタにある親機にス
イッチを設け、このスイッチで親機と子機を切り分ける
ように構成すれば、夜間は別の部屋で小規模システムで
各交番との音声と画像による対応が可能となる。
上記実施例は、本自動交番システムを有人の交番で警察
官がパトロール等により交番を留守にした場合の交番機
能を代行および補助するものとして説明したが、これに
限定するものでなく、例えば交番の外、道路、駅構内、
団地、公園等の要所に本自動交番システムを無人交番と
して設置し、同様の機能を発揮させることも可能である
この無人交番はボックス形とするとともに、ドアの開閉
により出入り可能とし、その内部に本発明の自動交番シ
ステムの交番端末を設置する。また、内部は外部から見
えるように構成し、交番端末の表示文字も外部から読み
取れるようなボックス形状に形成する。
そして、この無人交番の交番端末は、交番ボックスの入
口ドアとセンサとを連動させ、ドアが開くと、通信回線
25を介して本署端末20に自動ダイヤル通報する。ま
た、監視用のカメラ46はボックスの外側上部に設置し
て旋回するように構成しておけば無人交番周囲の映像も
常時本署で監視することができ、防犯にも非常に有効で
ある。
更に、無人交番のボックスの外側上部に拡声器を取り付
ければ、必要に応じて本署端末から音声用通信回線25
−3を介して各種情報を周囲の人に知らせることも可能
となる。
また、来訪者がない場合には、無人交番端末のデイスプ
レィに警察情報、例えば昨日の交通事故件数等の情報を
表示しておき、ドアが開いて来訪者があった場合にデイ
スプレィにシステムの操作案内文を表示するようにする
ことも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、表示手段の初期
画面に本自動交番システムが設置されている交番の管理
エリアの地図を表示しているので、交番への来訪者に対
する道案内を迅速かつ効率的に行うことができる。
また、本発明によれば、本署端末においてタッチパネル
で覆われた表示手段の画面に表示された地図をタッチパ
ネル上からタッチすることにより該地図上に道順を表示
し、この道順付き地図を通信回線を介して交番端末に送
信し、交番端末においてはこの送信されてくる道順付き
地図を受信して表示し、更にこの道順の距離も算出して
いるので、交番に警察官が不在の場合にも、交番端末を
介して本署端末から適確かつ効率的に道案内を行うこと
ができるとともに、また行き先までの距離も明確にわか
る。
また、本発明によれば、目的の行き先を表示手段の画面
の中央に表示するとともに、この行き先および現在地を
異なる記号および色の点滅信号で表示しているので、目
的の行き先および現在地を明確に識別することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる自動交番システムの
回路構成を示すブロック図、第2図は第1図の自動交番
システムに使用されている交番端末の外観構成を示す斜
視図、第3図は第2図の交番端末に使用されている操作
パネルの構成を示す平面図、第4図は第1図の自動交番
システムに使用されている本署端末の外観構成を示す斜
視図、第5図は第4図の本署端末に使用されている操作
パネルの構成を示す平面図、第6図は第1図の自動交番
システムの交番端末の処理内容を示すフローチャート、
第7図は第1図の自動交番システムの本署端末の処理内
容を示すフローチャート、第8図(a)は第1図の自動
交番システムのアプリケーションメインの概略フローチ
ャート、第8図(b)は第1図の自動交番システムの地
図検索モジュールのフローチャート、第9図は第1図の
自動交番システムの地図検索モジュールの構成を示す説
明図、第10図は本署端末の初期画面を示す図、第11
図は交番端末の初期画面を示す図、第12図は交番端末
の不在モード時の初期画面を示す図、第13図は住所検
索メニューを示す図、第14図は住所メニューを示す図
、第15図は目標物検索における個別メニューを示す図
、第16図は建物住所表示が指定された場合の表示画面
を示す図、第17図は建物住所表示で特定の建物が指定
された場合の表示画面を示す図、第18図は建物属性表
示が指定された場合の表示画面を示す図、第19図は建
物属性表示で特定の建物が指定された場合の表示画面を
示す図、第20図は道順案内表示が指定された場合の表
示画面を示す図、第21図は道順案内表示で道順を示す
表示画面を示す図、第22図(a)〜(d)は第1図の
自動交番システムで扱っている各種処理を表示している
メニューを示す図である。 1・ ・交番端末、 2・ ・センサ、 3・ ・操作パネル、 5・・・タッチパネル付デイスプレィ、6・・・カメラ
、 7轡  ・マイク、 8・・・スピーカ、 9・ ・緊急スイッチ、 14拳 −交番モニタ用デイスプレィ、15・ ・タッ
チパネル付情報表示デイスプレィ、16・・・操作パネ
ル、 20・ ・本署端末、 21・ ・スピーカ、 22・  ・マイク、 25−1・ ・映像用通信回線、 25−2・ ・データ用通信回線、 25−3・ ・音声用通信回線、 29.38.41・ ・制御装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交番業務を補助および代行すべく交番に設けられ
    る自動交番システムであって、地図を表示する表示手段
    と、該表示手段の初期画面に本自動交番システムが設置
    されている交番の管理エリアの地図を表示するように制
    御する初期画面表示制御手段とを有することを特徴とす
    る自動交番システム。
  2. (2)交番に設けられた交番端末と本署に設けられた本
    署端末とを通信回線を介して接続し、交番業務を補助お
    よび代行する自動交番システムであって、前記本署端末
    は地図を表示する本署側表示手段と、該表示手段の画面
    の各部をタッチ形式で指示し得るように前記画面を覆う
    ように設けられたタッチパネルと、前記表示手段の画面
    に表示された地図を前記タッチパネル上からタッチする
    ことにより該地図上に道順を表示する道順表示手段と、
    該道順表示手段で道順を表示された地図を前記通信回線
    を介して交番端末に送信する送信手段とを有し、前記交
    番端末は前記送信手段によって通信回線を介して送信さ
    れてくる道順を表示された地図を受信する受信手段と、
    該受信手段で受信した道順付き地図を表示する交番側表
    示手段とを有することを特徴とする自動交番システム。
  3. (3)前記本署端末および交番端末は前記表示手段で表
    示された地図上に表示されている道順の距離を算出する
    距離算出手段を有することを特徴とする請求項(2)記
    載の自動交番システム。
  4. (4)交番業務を補助および代行すべく交番に設けられ
    る自動交番システムであって、地図を表示する表示手段
    と、目的の行き先を前記表示手段の画面の中央に表示す
    るように制御する表示制御手段と、前記表示手段に表示
    された前記行き先および現在地を異なる記号および色の
    点滅信号で表示する地点表示手段とを有することを特徴
    とする自動交番システム。
JP2045604A 1990-02-28 1990-02-28 自動交番システム Pending JPH03249691A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001312264A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Gunze Ltd 画像処理装置およびプレゼンテーション支援装置
JP2006259506A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Seiko Epson Corp 画像表示装置

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JP2001312264A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Gunze Ltd 画像処理装置およびプレゼンテーション支援装置
JP2006259506A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Seiko Epson Corp 画像表示装置

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