JPWO2006013934A1 - 2以上の容器を連通させるために使用する連通針 - Google Patents

2以上の容器を連通させるために使用する連通針 Download PDF

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Abstract

医療用輸液バッグ等に装着され、2以上の容器を連通させるために使用する、簡便な連通針を提供することであり、2以上の容器を連通させるために使用する連通針において、当該連通針の先端部に注出口を開口させると共に、当該注出口を封止する封止部材を連通針と一体的に設け、当該封止部材が外力により容易に連通針から脱離し、それにより連通針に注出口が開口されるように構成したことを特徴とする連通針であり、さらに封止体で被覆されている連通針である。

Description

本発明は、2以上の容器を連通させ内容物を混注させるために使用する連通針に関し、さらに製剤バッグ、各種薬液製剤バッグ等の医療用バッグの製造における、当該連通針を備えたポートに関する。
従来から、高カロリー輸液基本液に高張アミノ酸製剤を混注する際は、連結管あるいはシリンジによる混注操作が行われていた。また、バイアル瓶に封入された粉末状の抗生物質等を溶解して注射剤とする際には、注射用蒸留水、生理用食塩液等をシリンジで吸引し、バイアル瓶に注入し、溶解する混注操作が行われていた。
さらには、点滴により人体に供給される輸液成分のうち、アミノ酸液あるいはブドウ糖液等は混合すると変質するため、剥離可能な隔離手段により仕切られた輸液バッグ内の複数の個室にそれぞれ収納され、使用時に輸液バッグを外部から押圧して隔離手段を剥離させ、混合する手段が採用されている。
また、点滴により患者に輸液を投与する場合、患者の病態により、アミノ酸液、ブドウ糖液等の基本液に少量の各種薬剤、たとえばトレースミネラル(微量金属)、ビタミン類、鎮痛剤、鎮痛剤、脂肪輸液、抗生物質、ミネラル、強心剤等を混合することが必要となる。通常、基本液に少量の薬剤を混合する作業(混注)は、病院内のクリーンブースで行われ、混合すべき薬剤を、連通管、シリンジあるいは注射器を用いて輸液バッグ内の輸液へ注入する。この場合、薬液に細菌感染をおこさせないよう注意深く行われている。
さらにまた、少量の各種薬剤を輸液に混合する場合、予め輸液に混合し投与するまで長時間置くことは好ましくないことが多い。例えば、ビタミンBは、高カロリー基本液中のアミノ酸の酸化剤として用いられている亜硫酸塩によって分解が促進される。また少量の各種薬剤同士も混合によって汚濁が生じたり、分解が促進されたりするものがあり、各種薬剤の投与を、時間差をおいて行なうことが好ましいとされるものもある。輸液は通常1L程度であるため、細かい作業を行なうことは困難であり、一度に混注作業が可能な薬剤の数も限定されている。
しかし、これらの混注および溶解操作においては、連結管、シリンジまたは注射器を用いて実施するために、作業が煩雑になるばかりでなく、連結管やシリンジの連結、各種溶液等への穿刺等数多くの操作を必要とし、その結果、作業中に雑菌の入る可能性も多い。さらにこれらの操作の終了後、シリンジなどの内部に薬剤が残留するので、薬剤損失も少ないものではない。
かかる不都合を改良する方法として、これまで各種の混注用輸液バッグが提案されてきている。例えば、特許文献1には、可撓性輸液バッグ本体と、該バッグ本体の少なくとも1箇所に直接設けた瓶針と、該瓶針に設けた該バッグ本体内部との連通を可能とする流路と、該瓶針に該流路を介して設けた該瓶針と該バッグ本体内部との連通を阻止する封止部と、該流路に設けた破断により該瓶針と該バッグ本体内部との連通を可能とする破断部からなり、該封止部がバッグ本体内部に位置し、該破談部が該バッグ本体内縁部と該封止部との間に位置する混注用輸液バッグが開示されている。
また、特許文献2には、可撓性樹脂フィルムより包囲されそれぞれ薬液を封入可能な第1室、第2室および1つの副室を備え、各第1室と第2室および副室の間にそれぞれ異なる圧力により剥離されるイージーピールシールを設け、投与時に第1室または第2室の薬液が副室および副室から伸張される注出口を介し薬液が混合される医療用輸液バッグが開示されている。
特公平5−52748号公報 特開2000−316951号公報
これらの特許文献に開示される医療用輸液バッグは、可撓性プラスチックバッグ本体を複数の輸液の封入室を設けた構造とし、投与時に外部圧力等により各室を連通させ、輸液を混合するものであり、したがって、医療用バッグに封入する薬剤等は必然的に限定され、応用性のあるものとはいい難い。そのため、普遍的に医療用輸液バッグに使用し得る、2以上の容器を連通させるために使用でき、容器内部に薬液の残留が生じない、また投与薬液中に破断部材が混在しない、簡便な連通針の開発が求められているのが現状である。
したがって本発明は、上記の現状を鑑み、医療用輸液バッグ等に装着され、2以上の容器を連通させるために使用する、簡便な連通針を提供することを課題とする。
すなわち、従来は、複数の輸液セット等で使用される混注針(連通針)としては金属製の両頭針等が用時連通用として使用されているが、金属製のため医療用廃棄物の分別処理に問題があり、また、部品点数の多さ等種々問題点があったが、本発明は、かかる点を解消させた簡便な連通針を提供することを課題とする。
かかる課題を解決するべく、本発明者らは鋭意検討した結果、複数の容器を連通させる連通針として、当該連通針の先端部に薬液等の注出口を開口させると共に、当該注出口を予め封止する封止部材を連通針と一体的に設けてやり、当該封止部材を外力により容易に連通針から脱離させてやれば、それにより連通針に薬液の注出口が開口され、複数の容器内に収納される薬剤を、例えば基本液等により容易に溶解させることができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、その基本的なひとつの態様として、
(1)2以上の容器を連通させるために使用する連通針において、当該連通針の先端部に注出口を開口させると共に、当該注出口を封止する封止部材を連通針と一体的に設け、当該封止部材が外力により容易に連通針から脱離し、それにより連通針に注出口が開口されるように構成したことを特徴とする連通針;
である。
より具体的には、本発明は、
(2)封止体で被覆されていることを特徴とする上記1に記載の連通針;
(3)封止部材が一体的に設けられた連通針の先端部を少なくとも被覆する封止体を備え、封止体内部における連通針の動きにより封止部材が混注針より離脱し、離脱した封止部材が封止体内部に残留するように構成されたことを特徴とする上記2に記載の連通針;
(4)封止体内部における連通針の動きが、被覆した封止体を貫通する動きである上記3に記載の連通針;
(5)封止体内部における連通針の動きが、封止体の回転による動きである上記3に記載の連通針;
(6)封止部材を挟持する縦溝を供えた封止体により連通針が被覆されており、該封止体を回転させることにより封止部材を離脱させることを特徴とする上記1に記載の連通針;
(7)被覆する封止体が弾性体であることを特徴とする上記2ないし6のいずれかに記載の連通針;
(8)弾性体が、ゴム、発泡ゴム、プラスチックまたは硬質プラスチックから選択されるものであることを特徴とする上記7に記載の連通針;
(9)連通針が硬質プラスチックからなることを特徴とする上記1ないし8のいずれかに記載の連通針;
である。
さらに具体的な態様としての本発明は、
(10)医療用容器の開口部に取り付けられる、内容薬剤混注用の針であることを特徴とする上記1ないし9のいずれかに記載の連通針;
(11)連通針が取り付けられる医療用容器がプラスチック製フィルムからなる混注容器であって、可撓性輸液バッグへ連通して混注することを特徴とする上記10に記載の連通針;
(12)医療用容器が1室もしくは2室以上の複室容器であることを特徴とする上記10に記載の連通針;
である。
また本発明は、別の態様として、
(13)上記の1〜9に記載の連通針を備えたことを特徴とする、可撓性バッグに溶着されるポート;
(14)ポートの形状が、丸型ポート、菱型ポートまたは楕円平型ポートである上記13に記載のポート;
でもある。
本発明により提供される2以上の容器を連通するために使用される連通針は、従来の輸液セットで使用されている混注用の金属製の両頭針と異なり、輸液混注の注入口を連通針に開口させると共に、当該注入口を封止する封止部材を連通針と一体的に形成させ、当該封止部材を外力により容易に連通針から脱離されることにより、2以上の容器が簡便に連通されることとなり、両頭針に比較してその部品点数がきわめて少ないものとなる。
また、当該連通針を、注入口を封止する封止部材と共にゴム等の封止体で被覆させ、当該封止体内部で連通針を回転させるか、あるいは封止体を連通針自体により貫通させる動きによる外力で、容易に注入口を封止する封止部材が連通針より脱離し、脱離した封止部材は封止体内に残留する。したがって、容器内に異物としての破片が混入することがなく、きわめて安全に2容器の薬剤、薬液当を混注することができる利点を有している。
さらに、連通針と封止体を一体化することで連通針外部と封止体内部の空間が密閉空間となり、予め、電子線またはガンマ線滅菌を行なうことにより、該部材の無菌状態を確立することができ、したがって、混注操作をする際の衛生性を容易に保つことができる利点を有している。
また、連通針は、適度の硬度を有するプラスチックから構成されているため、金属製の両頭針と異なり、その廃棄に危険性がない利点を有する。更に、連通針の材質を選択することにより容器内に充填されたビタミン、その他の成分吸着を抑制する利点を有する。
さらに本発明の連通針を備えた可撓性バッグに溶着されるポートは、あらゆる形状の可撓性バッグに溶着させることができるものであり、きわめて応用性の高いものである利点を有している。
本発明が提供する、2以上の容器を連通させるために使用する連通針は、硬質プラスチック製であることが好ましい。そのような硬質プラスチックとしては、ABS(アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体)、PP(ポリプロピレン樹脂)、PE(ポリエチレン樹脂)、硬質PVC(硬質塩化ビニル樹脂)、PC(ポリカーボネート樹脂)、COP(環状ポリオレフィン樹脂)等をあげることができ、成形性および破断特性の面からPVCまたはPCが好ましく使用される。
一方、本発明の連通針が取り付けられる医療用容器としては、プラスチック製フィルムからなるものであり、そのようなバッグを構成するプラスチック製フィルムは、チューブ状でもシート状でもよく、またフィルム自体が単層フィルムであっても、積層フィルムであってもよい。加熱、押圧により溶着しうる材質のものであれば特に制限されるものではない。そのようなフィルム素材として、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィンなどのポリオレフィン、ポリスチレン、アクリロニトリル・スチレン共重合体樹脂(AS樹脂)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体樹脂(ABS樹脂)、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ナイロンなどの熱可塑性樹脂を挙げることができる。そのなかでも、単層フィルムによる医療用バッグの製造に好ましく使用される。
また、上記バッグに本発明の連通針を取り付けるには、連通針を備えたバッグに溶着されるポートとしてバッグ本体に溶着される。そのようなポートとしては、丸型ポート、菱型ポート、楕円平型ポート等の各種ポート、あるいは各種チューブをあげることができる。これらの各種ポートあるいはチューブも基本的には硬質プラスチックで構成されたものであり、所望の医療用バッグに溶融装着され、所望の機能を発揮するものから選択することができる。
連通針を被覆する封止体は、フィルム状でもチューブ状でも成形品でもよく、特に限定されるものではない。また,材質についても限定されるものではないが、弾性体であることが好ましく、例えば、ブチルゴム、イソプレンゴム、天然ゴム等のゴム製のものから、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ナイロン系エラストマー等の高分子エラストマーを用いてもよい。さらに、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン等の熱可塑性樹脂を使用することも可能であり、これらを1種または2種以上組み合わせ使用することも可能である。
また、連通針もしくは連通針付きバッグと封止体を一体化する場合は、熱溶着、超音波溶着等により固着されてもよく、嵌合により一体化されてもよい。これらを構成する材料についても、所望の機能を発揮するものから選択することができる。
本発明が提供する連通針にあっては、当該連通針の太さ、長さ等は特に限定されない。通常の2以上の容器を連通させて、内容物を混注させるために使用する混注針として機能する連通針であればよい。その先端も、鋭角を有する鋭針を採用する必要はない。特に、最近では鋭針による医療事故をなくすために先が鈍角となった鈍針を使用し、連通針が穿刺される対象の穿刺体(すなわち、ゴム栓)に予めスリットを入れておき、穿刺を容易ならしめる技術のもとでは、連通針の先端を鋭角としておく必要はない。
本発明が提供する連通針においては、その製造方法について特に限定されるものではない。例えば、インジェクション成形,切削加工等により製造するのが一般的であるが大量生産、工業化に適した製造方法として、インジェクション成形が好ましい。また、封止部材については、連通針と一体成型若しくは、別途成型した封止部材を、連通針と加工による固着、若しくは嵌合等の手段で一体化させることができる。好ましくは、連通針と封止部材を一体成型するのがよい。
また、本発明の連通針は、輸液バッグ等の本体と溶着することも可能である。そのような輸液バッグ等への溶着は、連通針を備えたポートを介して行なわれる。したがって本発明は、また、連通針を備えたポートに関するものでもある。
バッグ等に溶着されるポートとしては、丸型ポート、菱型ポート、楕円平型ポート等の各種ポート、あるいは各種チューブをあげることができる。これらポートと連通針との一体化は、一体成型もしくは、両者をそれぞれ別途成型し、その後加工により固着若しくは嵌合してもよいが、好ましくは一体成型されるのがよい。
一方、本発明の連通針が装着される輸液バッグ等のバッグにあっては、その製造方法は特に限定されるものではない。例えば、Tダイ成形,インフレーション成形によるフィルム成形を行い、熱溶着により容器形状に溶着するブロー成形により容器形状とすることも可能である。
また、連通針を被覆する封止体の製造方法について特に限定されるものではない。例えば、Tダイ成形、インフレーション成形によるフィルム成形、押出し成形によるチューブ成形、インジェクション成形、ブロー成形による成形品、連通針との2成形、インサート成形等により製造するのが一般的である。また、連通針若しくは連通針付きバッグと封止体を一体化する場合の固着方法としては、熱溶着,超音波溶着若しくは嵌合等により行なうことが可能である。
以下に本発明を、図面に基づく実施例により詳細に説明する。
図1は、本発明の連通針1の基本的な形態に基づく一実施例を模式的に示した説明図である。この連通針1にあっては、その最先端部10は、たとえば別の容器のゴム栓等に穿刺・挿入が可能となるある程度の鋭角のテーパー面をもった針としての形状・構造を有し、その連通針内部には連通溝11が形成されている。
また、本実施例においては、連通針1は、通常丸型の針であり、その最先端部10の鋭角な針状の形状部分より、先端部12、中間部16および末端部17までは、3段階による太さで構成されているが、その形状は、連通針としての機能を発揮する限り自由に変形することができる。
本発明の連通針1にあっては、その先端部12に連通溝11と連通する開口部である注出口13が設けられており、その注出口13を封止する状態で封止部材14、15が連通針と一体的に設けられている。かかる封止部材14、15は、外力によって容易に連通針から脱離するように構成されており、例えば図中においては封止部材14、15は、連通針と一体的に設けられた翼状の形状を有している。なお、この封止部材の形状は、本実施例においては翼状の形状有しているが、このものの形状は、翼上に限定されず、棒状あるいは板状の形態をとることもでき、要は所望の機能を発揮するものから選択することができる。
また、図に示した実施例にあっては、注出口13は、連通針1の先端部12において連通針の中心を基準に左右対称の位置に2個備えられているが、注出口13はひとつであっても、また、2つ以上であっても差し支えない。
以上の構成による本発明が提供する連通針1は、混注用輸液バッグ等(図中、図示せず)に備え付けられるものであり、使用の実際にあたっては、連通針1の先端部12に設けられた封止部材14、15を外力により連通針から容易に離脱させることにより注出口13が開口し、その状態で別の容器におけるゴム栓等に穿刺・挿入され、2つの容器が本発明の連通針により連通され、内容物の混注が行われるのである。
なお、注出口13を封止する封止部材(図中においては翼状の封止部材)は、連通針と一体的に構成されているが、その構成は、連通針1の一部として一体的に構成されていてもよく、また、連通針1と封止部材14、15を別々に成型し、熱処理、超音波処理等により接合させる一体化であってもよいことはいうまでもない。
この図1に示した実施例1に基づく連通針1を横からみた説明図を図2として示す。図中の符号は図1と同一である。すなわち、本発明の連通針1は、その先端部12において連通溝11と連通する開口部となる注出口13が形成されているのである。
図3に、本発明の別の実施例による本発明の連通針を示す。図中の符号は図1と同一である。本実施例においては、連通針1全体は、連通針1に一体的に取り付けられた注出口13を封止する封止部材14、15を含め封止体20、いわゆるキャップにより、連通針1の最先端部10から末端部17までを一体的に被覆されている。ただし、連通針1の中間部16においては、封止体20は連通針1との間に空隙部21を設けられている。この空隙部21を設けることにより、連通針1は、封止体20(キャップ)内部での動きがよりスムースに行なえることとなる。
かかる実施例に基づく本発明の連通針1は、混注用輸液バッグ等(図中、図示せず)に備え付けられるものであり、使用の実際にあたっては、連通針1に被覆された封止体内20で連通針1を回転させるか、あるいは封止体20を連通針1が貫通させる動きをとることにより、封止体20に一体的に固定されている注出口13を封止する封止部材14、15に外力が加わり、その結果、封止部材14、15は連通針1から容易に離脱し、注出口13が開口する。その状態で別の容器におけるゴム栓等に穿刺・挿入され、2つの容器が本発明の連通針により連通され、内容物の混注が行われる。
そのとき、連通針1から脱離した封止部材14、15は、封止体内部に留まることにより、その残片の処理の手間を省くことができる。
なお、本実施例においては連通針1を含め被覆した封止体20、いわゆるキャップは、連通針1の最先端部10から末端部17までを被覆するものであるが、その被覆は、少なくとも連通針1の最先端部10から注出口13を封止する封止部材14、15まで被覆するものであれば十分である。
本実施例においては、連通針1を含め被覆した封止体20は、ゴムまたは発泡ゴム等の弾性体で構成されているが、封止体の材質は、前記した如く種々の材質により構成することができる。
本実施例においては、注出口13を封止する封止部材14、15の連通針1からの脱離を、封止体20(キャップ)内部における連通針1の回転運動あるいは貫通運動により行なっている例である。例えば、連通針1全体を、連通針1に一体的に取り付けられた注出口13を封止する封止部材14、15を含め、封止体20により袋状に被覆した本発明の連通針1にあっては、単に連通針1を輸液バッグの混注口(ゴム栓)に穿刺、挿入する一連の動作により封止体20は、バッグの混注口に当接し、その結果、連通針に一体的に固定されている注出口13を封止する封止部材14、15に外力が加わり、封止部材14、15は連通針1から容易に離脱し、注出口13が開口すると共に輸液バッグの混注口(ゴム栓)に穿刺し、そのまま混注作業が行われる。
その他の変形として、例えば、翼状の封止部材14、15を挟持する縦溝を供えた被覆部材30により連通針が当接されており、該被覆部材を回転させることにより封止部材を離脱させることにより行なうことも可能である。この場合にあっては、被覆部材30は、実施例3における封止体20(キャップ)と異なり、連通針1のすべてを被覆する必要はなく、開放状態で封止部材14、15を挟持する縦溝を有する被覆部材30であれば、当該被覆部材を回転することにより、封止部材14、15を連通針1から脱離させると共に、脱離した封止部材14、15の残片は、被覆部材中に残存し、その残片の処理の手間を省くことができる。
その変形に基づく実施例を、実施例3として図4に示した。なお、図中の符号は図1と同一である。すなわち、図4中において連通針1を、封止部材14、15を挟持する縦溝を有する被覆部材30は、連通針1と当接すると共に、被覆部材に設けられ縦溝(図中図示せず)中に封止部材14、15を挟持すること、さらに連通針の最先端を含んで被覆部材30が連通針をカバーしない点を除いては実施例2と同様である。なお、被覆体30は、連通針1全体を被覆するものではなく、中間部までを被覆する点で異なっている
また、別の変形に基づく実施例を、実施例4として図5に示した。なお、この場合においても図中の符号は図1と同一である。すなわち、本実施例4においては連通針1を、開口部である注出口13を封止部材14で封止しているが、該封止部材14は連通針を可撓性輸液バッグへ連通した際に、連通針1の穿刺の動きにより穿刺体(すなわち、ゴム栓)で封止部材14に設けた係止部材18により外力がかかり、その結果、封止部材14が脱離し、注出口13が開口する構成となっている。
なお、この場合において、封止部材14の連通針1からの脱離にあたって、その脱離をガイドするガイド部材を連通針と一体に設けることも可能であり、さらに、係止部材15を連通針1と一体化させておくことも可能である。
さらにまた、別の変形の基づく実施例5として図6に示した。図6にあっても図中の符号は図1と同一である。本実施例5は、上記の実施例4においても、開口部である注出口13を封止部材14で封止しているが、連通針1の穿刺の動きにより穿刺体(すなわち、ゴム栓)で封止部材14に外力がかかり、連通針1からの脱離に伴って生じる封止部材14を連通針1と繋止部材19で接続させ、脱離した封止部材14をゴミとならないよう構成したものである。
一方、本発明は、以上の構成に基づく連通針を備えた、可撓性バッグに溶着されるポートでもある。かかる連通針を備えるポートとしては、医療用バッグに使用される各種ポートが使用され、そのようなポートしては、丸型ポート、菱型ポートまたは楕円平型ポートが挙げられる。
図7に、本発明の実施例2に基づく連通針を備えた菱型ポートの一例を図示した。
すなわち、本発明が提供するポート100は、本発明の連通針1を備え連通針の下部において医療用バッグ本体に溶着されるポート(図中では菱型ポート)に溶着される溶着部35を備えたポートである。
かかるポートは、医療用バッグを製造する工程において、バッグ本体と一体的に溶着されるものである。
なお、参考までに図8に図7に示したポート100を横から見た説明図を示した。図中の符号はこれまでの符号と同一の意味を有する。
また、図9に、ポートを溶着した一液タイプの医療用バッグ40において、連通針1の最先端部10から末端部17までを一体的に被覆する封止体20、すなわち、いわゆるキャップの変形例として、蛇腹タイプのキャップ20による例を示した。なお、この場合のキャップ20は、例えば、プラスチック材料で構成されており、キャップ20の上面25は、連通針の穿刺の動きにより容易に穿刺し得る程度の厚みを有していればよい。
以上説明したように、本発明が提供する2以上の容器を連通させるために使用する連通針は、その先端部に薬液等の注出口を開口させると共に、当該注出口を予め封止する封止部材を連通針と一体的に設けており、当該封止部材を外力により容易に連通針から脱離させてやれば、それにより連通針に薬液の注出口が容易に開口され、複数の容器内に収納される薬剤を、例えば基本液等により容易に溶解させることができる。
また、注入口を封止する封止部材と共に封止体で被覆させ、封止体内で連通針を回転あるいは封止体を含め混注すべき容器の混注口(ゴム栓)に穿刺、貫通させる動きによる外力で、容易に注入口を封止する封止部材が脱離し、脱離した封止部材はゴム封止体内に残留する。したがって、容器内に異物としての破片が混入することがなく、きわめて安全に2容器の薬剤、薬液当を混注することができる。
本発明の連通針の実施例1を示す模式的説明図である。 本発明の実施例1の連通針を横から見た説明図である。 本発明の連通針の実施例2を示す模式的説明図である。 本発明の連通針の実施例3を示す模式的説明図である。 本発明の連通針の実施例4を示す模式的説明図である。 本発明の連通針の実施例5を示す模式的説明図である。 本発明の実施例2の連通針を備えた菱形ポートを示す説明図である。 本発明の連通針を備えた菱形ポートを横から見た説明図である。 本発明のポートを備え、連通針を封止するキャップとして蛇腹タイプのカップを設けた一液タイプの医療用バッグの一部欠損した説明図である。
符号の説明
1 連通針
10 最先端部
11 連通溝
12 先端部
13 注出口
14 封止部材
15 封止部材
18 係止部材
19 繋止部材
20 封止体(キャップ)
21 空隙部
30 被覆部材
35 溶着部
40 医療用バッグ
100 ポート

Claims (14)

  1. 2以上の容器を連通させるために使用する連通針において、当該連通針の先端部に注出口を開口させると共に、当該注出口を封止する封止部材を連通針と一体的に設け、当該封止部材が外力により容易に連通針から脱離し、それにより連通針に注出口が開口されるように構成したことを特徴とする連通針。
  2. 封止体で被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の連通針。
  3. 封止部材が一体的に設けられた連通針の先端部を少なくとも被覆する封止体を備え、封止体内部における連通針の動きにより封止部材が混注針より離脱し、離脱した封止部材が封止体内部に残留するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の連通針。
  4. 封止体内部における連通針の動きが、被覆した封止体を貫通する動きである請求項3に記載の連通針。
  5. 封止体内部における連通針の動きが、封止体の回転による動きである請求項3に記載の連通針。
  6. 封止部材を挟持する縦溝を供えた被覆体により連通針が被覆されており、該被覆体を回転させることにより封止部材を離脱させることを特徴とする請求項1に記載の連通針。
  7. 被覆する封止体または被覆体が弾性体であることを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の連通針。
  8. 弾性体が、ゴム、発泡ゴム、プラスチックまたは硬質プラスチックから選択されるものであることを特徴とする請求項7に記載の連通針。
  9. 連通針が硬質プラスチックからなることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の連通針。
  10. 医療用容器の開口部に取り付けられる、内容薬剤混注用の針であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の連通針。
  11. 連通針が取り付けられる医療用容器がプラスチック製フィルムからなる混注容器であって、可撓性輸液バッグへ連通して混注することを特徴とする請求項10に記載の連通針。
  12. 医療用容器が1室もしくは2室以上の複室容器であることを特徴とする請求項10に記載の連通針。
  13. 請求項1〜9に記載の連通針を備えたことを特徴とする、可撓性バッグに溶着されるポート。
  14. ポートの形状が、丸型ポート、菱型ポートまたは楕円平型ポートである請求項13に記載のポート。
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