JP2000005275A - 輸液用容器 - Google Patents
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Abstract
以上の薬剤を混合でき、さらに、容量が少なくても混合
し忘れる危険性が極めて少ない輸液用容器を提供する。 【解決手段】 輸液用容器1は、第1の薬剤室11と、
第1の薬剤室11と区画された少なくとも第2の薬剤室
12と、第1の薬剤室11と第2の薬剤室12間に形成
された連通可能部5と、第1の薬剤室11と連通する閉
塞された薬液流出口7と、容器1を吊り下げるための懸
垂孔4を備え、第2の薬剤室12は懸垂孔4内に侵入し
ている。
Description
を行うことができる複室の薬剤室を備えた輸液用容器に
関するものである。
入ったバイアル瓶やソフトバッグ等に、例えば、ビタミ
ン剤、抗生物質等の薬剤を混合、溶解させ、薬液を調整
することが行われている。このような薬液の調整は、液
体状の薬剤の場合はそのまま、個体状の薬剤の場合は注
射器で溶解液を加え溶解したのち、注射器に吸引し輸液
剤が充填されたバイアル瓶もしくは軟質バッグに注入混
合して行われている。しかし、このような薬液の調整
は、操作手順が煩雑であるという欠点があり、迅速な輸
液を必要とする場合等には特に不便である。また、上記
のような薬液の調整は、一旦輸液剤の一部を取り出し、
別の容器内で混合・溶解させるため汚染された雰囲気や
器具に接触する可能性があり、薬液の細菌による汚染や
異物混入のおそれがあった。
するために、例えば、特開平5ー192377公報に示
すものがある。このような容器によれば、薬液(溶解液
もしくは希釈液)への他の薬剤の添加作業が容易であ
り、薬液の細菌による汚染や異物混入のおそれもない。
しかし、添加作業を怠ってしまっていても薬液の投与作
業が行えるため、添加(混合)作業を忘れたまま薬液を
投与してしまう危険性がある。しかも、添加される薬剤
側の薬剤室部分が薬液側の薬剤室に比べて小さい場合、
この小容量の薬剤室が小さく目立ちにく、添加作業を忘
れる危険がある。本発明の目的は、必要時に簡単な操作
で容器内で無菌的に2種以上の薬剤を混合でき、さら
に、容量が少なくても混合し忘れる危険性が極めて少な
い輸液用容器を提供するものである。
は、使用時に連通可能に区画された複数の薬剤室を有す
る輸液用容器であって、該輸液用容器は、該容器を吊り
下げるための懸垂孔を備え、少なくとも1つの薬剤室は
該懸垂孔内に侵入している輸液用容器である。
薬剤室と、該第1の薬剤室と区画された少なくとも第2
の薬剤室と、前記第1の薬剤室と第2の薬剤室間に形成
された連通可能部と、第1の薬剤室と連通する閉塞され
た薬液流出口とを備えた輸液用容器であって、該輸液用
容器は、該容器を吊り下げるための懸垂孔を備え、前記
第2の薬剤室は該懸垂孔内に侵入している輸液用容器で
ある。
の薬剤室と、該第1の薬剤室と区画された第2の薬剤室
と、前記第1の薬剤室もしくは前記第2の薬剤室と区画
された第3の薬剤室と、前記第1の薬剤室と第2の薬剤
室間に形成された第1の連通可能部と、前記第1の薬剤
室もしくは前記第2の薬剤室と前記第3の薬剤室間に形
成された第2の連通可能部と、前記第1の薬剤室もしく
は第3の薬剤室と連通する閉塞された薬液流出口とを備
えた輸液用容器であって、該輸液用容器は、該容器を吊
り下げるための懸垂孔を備え、前記第2の薬剤室は該懸
垂孔内に侵入している輸液用容器である。
れていてもよい。また、前記連通可能部は、例えば、薬
剤室を区画する隔壁全体もしくは一部に形成された弱シ
ール部である。また、前記連通可能部は、例えば、薬剤
室を区画する隔壁に設けられた破断可能な流路閉塞体で
ある。また、前記第2の薬剤室は、前記懸垂孔に破断可
能に連結されていることが好ましい。さらに、前記連通
可能部は、該連通可能部と接触する薬剤室の一方を外部
より押圧することにより連通するものであることが好ま
しい。さらに、前記懸垂孔内に侵入している薬剤室は、
該懸垂孔を用いた輸液用容器の吊り下げの障害となって
いることが好ましい。
た実施例を用いて説明する。図1は、本発明の実施例の
輸液用器具の平面図である。図2は、図1のA−A線断
面図である。図3は、B−B線断面図である。本発明の
輸液用容器1は、使用時に連通可能に区画された複数の
薬剤室11,12と、容器1を輸液スタンドのフック
(図示せず)に吊り下げるための懸垂孔4を備え、少な
くとも1つの薬剤室12は懸垂孔4内に侵入している。
このため、懸垂孔4内に侵入した部分が、懸垂孔4を用
いた輸液用容器の吊り下げの障害となっており、この薬
剤室12内の薬剤に注意が惹かれ、薬剤の混合忘れを防
止する。
液用器具について説明する。この実施例の輸液用容器1
は、第1の薬剤室11と、第1の薬剤室11と区画され
た少なくとも第2の薬剤室12と、第1の薬剤室11と
第2の薬剤室12間に形成された連通可能部5と、第1
の薬剤室11と連通する閉塞された薬液流出口7と、容
器1を吊り下げるための懸垂孔4を備え、第2の薬剤室
12は懸垂孔4内に侵入している。
本体10と、その下端に取り付けられた薬液流出口7と
からなる。
のある軟質合成樹脂、例えば、ポリオレフィン(例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピ
レンコポリマー、ポリプロピレンとポリエチレンもしく
はポリブテンの混合物)さらにはこれらの部分架橋物、
エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリエステ
ル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート)、軟質塩化ビニル樹脂などにより袋状に形成
されたものが使用される。本体10は、上記樹脂を用い
てブロー成形することにより作製したもの、上記樹脂に
より形成された2枚のシートの周縁部を溶着して形成し
たもの、上記樹脂を用いて押し出し成形により筒状に形
成したものの開口周縁を溶着することにより作製したも
のなどのいずれでもよい。
のための輸液セットとの接続、さらにはシリンジ等他の
薬剤を注入するために用いられる。薬液流出口7は、筒
状部材71とその端部に固定され、瓶針により穿刺可能
な弾性部材72を備えている。筒状部材は、ポリプロピ
レン、ポリエチレンなどのポリオレフィン、ポリカーボ
ネート、ポリスチレンなどの半硬質材料により形成され
る。また、弾性部材72としては、ブチルゴム、イソプ
レンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、ブタジエン
ゴムなどの合成ゴム、ラテックスゴムなどの天然ゴム、
オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー
(例えば、スチレン−ブタジエン−スチレンコポリマ
ー、スチレン−イソプレン−スチレンコポリマー、スチ
レン−エチレンブチレン−スチレンコポリマー)などの
熱可塑性エラストマー等が使用される。
1の薬剤室11と区画され、上方に位置する第2の薬剤
室12を備えている。そして、第1の薬剤室11と第2
の薬剤室12間は、隔壁5により区画されており、この
隔壁が連通可能部5を形成している。なお、連通可能部
は隔壁全体ではなく、その一部であってもよい。また、
この実施例では、隔壁(連通可能部)5は、懸垂孔4に
近接する位置に設けられている。具体的には、第2の薬
剤室形成部は、第1の薬剤室11より幅の狭い部分であ
り、かつ懸垂孔4内に突出する部分となっており、この
幅の狭くなった部分の下部(懸垂孔4の下端付近)に隔
壁(連通可能部)5が形成されている。このように形成
された第2の薬剤室12は小容量となっているため、薬
剤室の膨らみ具合により、薬剤の有無を外部より容易に
視認可能である。
る一方の薬剤室を外部より押圧することにより、薬剤が
外気にふれることなく開封できるものとなっている。具
体的には、隔壁5は、懸垂孔4内に侵入している薬剤室
12もしくは第1の薬剤室11を外部より押圧すること
により部分的に剥離し、両薬剤室を連通する。
剤室11が第2の薬剤室12に比べて大容量となってい
る。このような輸液容器は、例えば、高カロリー輸液用
容器として用いることができ、第1の薬剤室11には、
高濃度のグルコース溶液、アミノ酸電解質溶液などが充
填される。また、第2の薬剤室12には、ビタミン類、
インスリン、抗生物質、抗ガン剤などが収納(充填)さ
れる。なお、それぞれの薬剤室に充填される薬剤は、液
体に限られるものではなく、乾燥粉体でもよい。なお、
すべての薬剤室に粉体状の薬剤を充填した場合には、薬
剤投与時には、薬液流出口7などより希釈液の注入を行
い液剤とした後に投与される。
剤の安定性上問題のない樹脂であればよく、比較的大容
量の薬剤室を形成する部分は、柔軟な熱可塑性樹脂、例
えば、軟質ポリプロピレンやそのコポリマー、ポリエチ
レン及びまたはそのコポリマー、酢酸ビニル、ポリビニ
ールアルコール部分ケン化物、ポリプロピレンとポリエ
チレンもしくはポリブテンの混合物、エチレン−プロピ
レンコポリマーのようなオレフィン系樹脂もしくはポリ
オレフィン部分架橋物、スチレン系エラストマー、また
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル
類、軟質塩化ビニル樹脂などまたそれらの内適当な樹脂
を混合した素材、またナイロンなど他の素材も含めて前
記素材を多層に成型したシートなどが利用可能である。
部材71は、容器本体の形成材料に熱融着により融着す
ることが好ましく、このため、両者は熱可塑性樹脂であ
ることが好ましい。
は、懸垂孔4を開ける必要から、変形に耐えうる程度の
強度と、内部の薬剤の流出後に屈曲できる程度の柔軟性
を備えることが好ましい。
分の形成材料にて例示したものが好適に使用できる。さ
らに、図2に明示するように、第1の薬剤室11および
第2の薬剤室12は一体物により形成してもよい。
部分と別部材としてもよく、この場合には、第1の薬剤
室部分は、第2の薬剤室部分を接続できればよく、硬質
体であってもよい。硬質体としては、熱可塑性硬質樹脂
である硬質ポリプロピレン、環状ポリオレフィンの射出
成型物、ポリエステル製ブローボトル、さらにはガラス
瓶などが考えられる。両者間の熱融着による接続が困難
であれば、接合できる筒状に両部材の接合部を成型し、
ステンレス製のかしめ具により接続したり、両部材の接
合部をネジ形状に成型し接続することができる。
り弱い圧力で、かつ、容器本体を形成するシートの破断
強度よりも弱い力で破壊もしくは剥離するように、シー
ル強度を調整された弱シールによって形成されている。
なお、この弱シールは隔壁5の一部に形成されていても
よく、また、全体であってもよい。
エチレンとポリプロピレンの混合物、エチレンビニール
アルコール部分ケン化物とポリ1ブテンの混合物、ポリ
プロピレンとスチレン系エラストマー、例えばスチレン
-エチレン-ブチレン−スチレンブロックコポリマー、水
素添加スチレン-ブタジエンコポリマー、水素添加スチ
レン-イソプレン−スチレンブロックコポリマー等の混
合物を隔壁シール面に用い、融点より低い温度で熱シー
ルする方法、隔壁シール面に熱融着を阻止するシリコー
ンをまだらに配列し熱シールする方法や、放射線架橋す
ることによって熱シールした際のシール強度を弱くする
方法などを利用することができる。
時や輸送、保存時にはふさがれているが、調剤時には第
2の薬剤室12あるいは第1の薬剤室11に手や指で圧
力を加えることにより、破壊され2つの薬剤室11と薬
剤室12を連通させ、充填されている薬剤を混合するこ
とができる。
り、複数の薬剤室を備える容器を熱シールのみで作製で
きるため、射出成型物を隔壁に用いる場合に比べて隔壁
用に別部品を作製する必要が無く、安価に製造すること
ができる。すなわち、弱シール可能な素材で作製したシ
ートや、インフレーション成型によってチューブ状に成
型したシートを、所望の袋状形態の容器に成型する際、
いわゆるヒートシールや高周波融着といった方法のみで
容器の成型ができるため、薬剤を注入する部分を除いて
各薬剤室を熱シールで作製し、薬剤注入後、注入に使用
した部分を熱シールすることにより容器を作製できる。
0の最上部に形成された懸垂孔4をほぼ閉塞している。
そして、懸垂孔4を実質的に塞ぐ第2の薬剤室形成部の
外縁部と懸垂孔4の内縁の一部が、指で破壊可能な連結
部14a,14bにより連結されている。このため、懸
垂孔4の内縁と第2の薬剤室形成部間には、断続するス
リットが形成されている。なお、連結部は、一つ(例え
ば中央部に)でも3つ以上でもよい。さらには、スリッ
トがミシン目状となるように小さな連結部を多数設けて
もよい。このような指で破壊可能な連結部を設けること
により、製造時、運搬時などに第2の薬剤室形成部の屈
曲による隔壁5の連通可能部の破断による薬剤の混合を
防止できるとともに、懸垂孔4の内縁に第2の薬剤室形
成部が安定して保持されているため、連通可能部の破断
時の操作が容易になる。また、破断時に連通可能部の連
通部における薬剤の流通が妨げられないので、薬剤の混
合が確実に行える。
着テープで第2の薬剤室形成部を懸垂孔4の内縁部に取
付けてもよく、この場合、テープの破断を容易にするた
めに、テープにスリット(例えば、ミシン目状のスリッ
トやドット状のスリット)を設けてもよい。この場合、
粘着テープのスリットは、懸垂孔内縁部と第2の薬剤室
形成部との間に位置するように設けることが好ましい。
このようにすることにより、粘着テープのスリット部分
による破断が容易となる。
15が設けられており、懸垂孔4を用いた吊り下げを容
易なものとしている。また、第1の薬剤室11の上部
(言い換えれば、隔壁5の少し下方)には、補強部16
が形成されている。よって、第2の薬剤室12は、補強
部材15および補強部16により囲まれており、薬剤入
り容器製造時、輸送時、保存時に、隔壁5が破壊するほ
どの変形や応力が隔壁5にかかることを防ぎ、薬剤が不
用意に混合されることを防止している。
設けることにより、この部分が硬く指で変形し難いた
め、第2の薬剤室12を指で押し出すように折り曲げる
際、支持し易くなり、薬剤混合作業における第2の薬剤
室12の指での押圧が容易となる。
16は、本体シートとは別に別部材を用意し、熱融着し
ても良いが、シール金型を工夫してシールの際溶けたシ
ート素材の樹脂を部分的に集まるようにして補強部を形
成することも可能である。
滴する際には、懸垂用架台(輸液用スタンド)に容器1
を吊り下げる必要から、第2の薬剤室12の部分を下方
向に指で折り曲げ、スリットを広げ、懸垂孔4にスタン
ドのフックを通す必要がある。この際に、隔壁5が破壊
され薬剤が混合されているかどうか目視で気がつきやす
いとともに、指で第2の薬剤室12をさわる必要がある
から指の感触でも気がつきやすい。さらに、指で破壊可
能な連結部を備えることにより、懸垂孔4を開口させる
には、連結部の破断が必要となり、連結部が無い場合に
比べて、第2の薬剤室により注意が向くことになるとと
もに、指の感触から第2の薬剤室12内の薬剤が混合さ
れているかどうか、より気づきやすくなる。連通可能部
の破断、第1の薬剤室と第2の薬剤室の連通、第2の薬
剤室の第1の薬剤室への排出と混合を確認した後、連結
部を外すようにすることができるので、第2の薬剤室の
薬剤の混合を忘れ、第1の薬剤室の薬液のみを投与して
しまうことを確実に防止できる。
用容器30について説明する。この輸液用容器30と上
述した輸液用容器1との相違は、輸液用容器30が第1
の薬剤室11と区画された第3の薬剤室13を備える点
のみであり、同じ部位については、同じ符号を付け説明
は上述のものを参照するものとする。
第1の薬剤室11と区画された第2の薬剤室12と、第
1の薬剤室11もしくは第2の薬剤室12(この実施例
では第1の薬剤室11)と区画された第3の薬剤室13
と、第1の薬剤室11と第2の薬剤室12間に形成され
た第1の連通可能部5と、第1の薬剤室11もしくは第
2の薬剤室12と第3の薬剤室13間(この実施例では
第1の薬剤室11と第3の薬剤室13間)に形成された
第2の連通可能部6と、第1の薬剤室11もしくは第3
の薬剤室13(この実施例では第3の薬剤室13)と連
通する閉塞された薬液流出口7と、輸液用容器を吊り下
げるための懸垂孔4を備え、第2の薬剤室12は懸垂孔
4内に侵入している。
具本体31と、その下端に取り付けられた薬液流出口7
とからなる。
のある軟質合成樹脂、例えば、ポリオレフィンもしくは
ポリオレフィン部分架橋物(例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−プロピレンコポリマー、ポリ
プロピレンとポリエチレンもしくはポリブテンの混合
物)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリ
エステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート)、軟質塩化ビニル樹脂などにより袋状
に形成されたものが使用される。本体31は、上記樹脂
を用いてブロー成形することにより作製したもの、上記
樹脂により形成された2枚のシートの周縁部を溶着して
形成したもの、上記樹脂を用いて押し出し成形により筒
状に形成したものの開口周縁を溶着することにより作製
したものなどのいずれでもよい。
薬剤室11、第1の薬剤室11と区画され、上方に位置
する第2の薬剤室12、第1の薬剤室11と区画され、
下方に位置する第3の薬剤室13に区画されている。
は、第2の隔壁6により区画されており、この隔壁6が
第2の連通可能部6を形成している。なお、連通可能部
は隔壁全体ではなく、その一部であってもよい。
の薬剤室を外部より押圧することにより、薬剤が外気に
ふれることなく開封できるものとなっている。具体的に
は、隔壁6は、第1の薬剤室11もしくは第3の薬剤室
を外部より押圧することにより部分的に剥離し両薬剤室
を連通する。なお、隔壁5および6は、両者と接触する
第1の薬剤室11を外部より押圧することにより一度に
連通するものとしてもよい。なお、隔壁6の形成形態と
しては、上述した隔壁5に例示した弱シールを有するも
のが好適に使用できる。
薬剤室11および第3の薬剤室13が第2の薬剤室12
に比べて大容量となっている。この輸液用器具30は高
カロリー輸液用容器として用いることができ、第1の薬
剤室11、第3の薬剤室13には、高濃度のグルコース
溶液、アミノ酸電解質溶液などが充填される。また、第
2の薬剤室12には、ビタミン類、インスリン、抗生物
質、抗ガン剤などが収納(充填)される。なお、それぞ
れの薬剤室に充填される薬剤は、液体に限られるもので
はなく、乾燥粉体でもよい。なお、すべての薬剤室に粉
体状の薬剤を充填した場合には、薬剤投与時には、薬液
流出口7などより希釈液の注入を行い液剤とした後に投
与される。
について説明する。この輸液用容器40と上述した輸液
用容器1との相違は、輸液用容器40は、上述した第2
の薬剤室12の代わりに、懸垂孔4内に侵入する2つの
小薬剤室12a,12bを備える点のみであり、同じ部
位については、同じ符号を付け説明は上述のものを参照
するものとする。
具本体41と、その下端に取り付けられた薬液流出口7
および希釈液などの注入口42とからなる。
小薬剤室12a,12bは、隔壁5a,5bにより区画
されており、この隔壁5a,5bが連通可能部5a,5
bを形成している。なお、連通可能部は隔壁全体ではな
く、その一部であってもよい。また、この実施例では、
隔壁5a,5bは、懸垂孔4に近接する位置に設けられ
ている。具体的には、2つの小薬剤室12a,12b形
成部は、第1の薬剤室11より幅の狭い部分であり、か
つ懸垂孔4内に突出する部分となっており、この幅の狭
くなった部分の下部(懸垂孔4の下端付近)に隔壁5
a,5bが形成されている。このように形成された2つ
の小薬剤室12a,12bは小容量となっているため、
薬剤室の膨らみ具合により、薬剤の有無を外部より容易
に視認可能である。
接触する一方の薬剤室を外部より押圧することにより、
薬剤が外気にふれることなく開封できるものとなってい
る。具体的には、隔壁5a,5bは、懸垂孔4内に侵入
している薬剤室12a,12bもしくは第1の薬剤室1
1を外部より押圧することにより部分的に剥離し、両薬
剤室を連通する。なお、隔壁5a,5bの形成形態とし
ては、上述した隔壁5に例示した弱シールを有するもの
が好適に使用できる。
することによって不安定になり長期間保存ができなくな
るため分離貯蔵する必要のある薬剤が充填される。具体
的には、ビタミン類、インスリン、抗生物質、抗ガン剤
などである。例えば、ビタミン剤でもビタミンAやビタ
ミンE、ビタミンDのような脂溶性ビタミンと、ビタミ
ンC等の水溶性ビタミンがあり、混合して長期間保存す
ることは困難であり、小薬剤室12aに脂溶性ビタミン
を小薬剤室12bに水溶性ビタミンを収納させることが
考えられる。
の形成材料としては、懸垂孔4を開ける必要から、変形
に耐えうる程度の強度と、内部の薬剤の流出後に屈曲で
きる程度の柔軟性を備えることが好ましい。このような
材料としては、上述した第1の薬剤室部分の形成材料に
て例示したものが好適に使用できる。また、第1の薬剤
室11および2つの小薬剤室12a,12bは一体物に
より形成してもよい。逆に、第1の薬剤室11部分は、
2つの小薬剤室12a,12b部分と別部材としてもよ
く、この場合には、第1の薬剤室部分は、2つの小薬剤
室12a,12b部分を接続できればよく、硬質体であ
ってもよい。硬質体としては、熱可塑性硬質樹脂である
硬質ポリプロピレン、環状ポリオレフィンの射出成型
物、ポリエステル製ブローボトル、さらにはガラス瓶な
どが考えられる。両者間の熱融着による接続が困難であ
れば、接合できる筒状に両部材の接合部を成型し、ステ
ンレス製のかしめ具により接続したり、両部材の接合部
をネジ形状に成型し接続することができる。
より本体41の最上部に形成された懸垂孔4はほぼ閉塞
されている。そして、懸垂孔4を実質的に塞ぐ2つの小
薬剤室12a,12b形成部の外縁部と懸垂孔4の内縁
の一部が、指で破壊可能な連結部14a,14bにより
連結されている。さらに、2つの小薬剤室12a,12
bは連結部14cにより連結されている。このような指
で破壊可能な連結部を設けることにより、製造時、運搬
時などに2つの小薬剤室形成部の屈曲による隔壁5の破
断による薬剤の混合を防止できる。2つの小薬剤室12
a,12bを接続する連結部14cは、指により破壊可
能なものでも、破壊不能なものでもよい。
bのかわりに粘着テープで2つの小薬剤室12a,12
bを懸垂孔4の内縁部に取付けてもよく、この場合、テ
ープの破断を容易にするために、テープにスリット(例
えば、ミシン目状のスリットやドット状のスリット)を
設けてもよい。この場合、粘着テープのスリットは、懸
垂孔内縁部と2つの小薬剤室形成部の外縁との間に位置
するように設けることが好ましい。このようにすること
により、粘着テープのスリット部分による破断が容易と
なる。
図8および図9に示す実施例の輸液用容器50のよう
に、一つの薬剤室内を区画することにより形成してもよ
い。この場合、区画壁12cは、連通不能なものでも連
通可能なものでもよい。好ましくは、連通不能のもので
ある。
て、図4に示すように、上述した補強部材15の代わり
に、懸垂孔4の内縁部より湾曲して延び、第2の薬剤室
12の厚さよりも幅が広く形成された補強部材17を設
けてもよい。このような補強部材17を設けることによ
り、移送時、使用前などに容器を台の上に落としたりし
たとき、補強部材17により衝撃や圧力を吸収すること
ができ、偶発的な圧力附加により隔壁破損を防止する。
さらに、第2の薬剤室12の周囲の少なくとも一部にお
いて、第2の薬剤室12の外面の巾より、補強部の向か
い合う内縁間の距離が小さい部分を作ることにより、よ
り衝撃を第2の薬剤室12に伝達しにくくすることがで
きる。
て、隔壁5、5a,5b、6に形成される連通可能部と
して弱シール部分の代わりに、図10に示すような破断
可能な流路閉塞体61を用いてもよい。流路閉塞体61
は、破断可能であり、破断により薬液の流出を可能とす
る。流路閉塞体61は、流路閉塞体61に直接接触する
ことなく、第2の薬剤室12もしくは小薬剤室12a,
12bの外側より折り曲げることにより破断可能であ
る。流路閉塞体61は、脆弱部(肉薄部)62を有して
おり、流路閉塞部63を押すことより、この脆弱部62
部分にて折れ、流路閉塞部63が、筒状部64より分離
する。これにより他の薬剤室と流通する。
はある程度の長さを有して、第2の薬剤室12の上方に
延びている。このため、第2の薬剤室形成部と懸垂孔4
とを接続する指で破壊可能な連結部の破断と、流路閉塞
部63の破断を同時に行うことができるようになってい
る。
吸着や、水分透過が少なく、適当な硬さ、破断伸び、さ
らには、近傍の薬剤室の素材と融着する場合には、それ
らの素材との接着強度や融着強度、接合部の耐久性を勘
案し、市販の各種素材から設定できる。例えば、伸びの
少ない比較的硬質のポリエチレンやポリプロピレン、環
状ポリオレフィン、ポリカーボネート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリエチレンナフタレートや、薬剤室素
材との融着性を考慮してこれらを多層化したもの等が好
適であるが、これに限られるものではない。
て、隔壁5、5a,5b、6に形成される連通可能部と
して弱シール部分の代わりに、図11ないし図16に示
すような破壊しやすい壁構造80で構成してもよい。こ
の隔壁80は、図11ないし図13に示すように、隔壁
の長手方向に直交するように形成された貫通しない切り
込み81を備える。この隔壁80では、隔壁80を破壊
し2つの薬剤室を連通させるために、第2の薬剤室形成
部を下方(第1の薬剤室11側)に折り曲げたとき、折
れ曲がりは隔壁部近傍のくびれ部81で生ずるように構
成されている。図14から図17に、くびれ部82が折
れ曲がる際の、隔壁80の変形の仕方を示してある。図
14は、変形前の隔壁80の部分のみの第1の薬剤室1
1側から見た斜視図であり、図15は正面図である。隔
壁80の一部には、壁厚の薄い部分(貫通しない切り込
み)81が形成されており、破線84は隔壁80と薬剤
室内壁との境界を示している。
り曲げた時一方の薬剤室11側に変形し易いよう、薬剤
室11側に若干凸状に成型されている。このようにする
ことが隔壁破壊の均一性を持たせる上で好ましい。
き、折れ曲がりの軸84に実質的に直交する方向に少な
くとも1本の線状に形成されている。このようにすれ
ば、折れ曲がった際の変形による応力集中と安定な隔壁
の破壊が達成できる。切り込み81の隔壁80上での位
置は、必ずしも隔壁80の中央付近である必要はなく、
例えば、隔壁の境界85の近傍にあっても良い。また、
隔壁80の表面で、折れ曲がりの軸と隔壁の境界85の
交点間の実質的な長さLは、隔壁の境界85の長さの半
分の長さEより小さいことが必要である。しかし、長さ
Lと長さEの差あるいは比は、くびれ82での折れ曲が
り易さに関係するため、隔壁を形成する素材の破壊伸び
の大きさや引き裂き強度などの素材物性や、切り込み8
1の立体形状、例えば鋭角のノッチ形状なのか、明確に
巾のある帯形状のスリットなのか、隔壁80,薬剤室、
くびれ部82の立体形状にも依存するため一律なもので
はない。
壁の変形後の、図14及び図15に対応する斜視図と正
面図である。くびれ部82で折り曲げた際、隔壁80の
境界85は折れ曲がりの軸84に収れんしようとする。
これは例えばプラスチックストローをストローの軸に垂
直に折り曲げた際、内面は折れ曲がりの軸にそって直線
状につぶれるという現象と同じである。折れ曲がった
際、隔壁80表面で、折れ曲がりの軸84と隔壁80の
境界85の交点間の距離Lは、隔壁80の境界85の長
さの半分の長さEより小さいため、交点間の距離Lを隔
壁80の境界85の長さの半分と同じ長さに引き延ばそ
うとする力が働き、この力は、切り込み81部分に集中
し、この隔壁の薄い部分81が集中的に引き延ばされ破
壊する結果、隔壁80に連通口86が開口し、薬剤室1
1と薬剤室12の両者が連通する。
は、図18に示すような形状および構造を有するもので
あってもよい。この実施例の輸液用器具90では、懸垂
孔部分および第2の薬剤室部分が一体に形成されてい
る。そして、第2の薬剤室形成部の下方はくびれてお
り、この部分の内部に、図10に示したものと同じよう
な流路閉塞体61が収納され、流路閉塞部は、第2の薬
剤室内の上方に延びている。
19に示されるプラスチック製の小容器体91を作成す
る。この小容器体91は、上部に薬剤を分注可能な開口
部92およびこの開口部と連通する薬剤室形成空間と、
下部に別の薬剤室と接続できる接続部93と、薬剤室形
成空間と接続部間の連通可能に遮断する隔壁(この実施
例では、流路閉塞体)を備えている。さらに、懸垂孔4
の一部および補強部を形成するフレーム部94と、2つ
のスリット95a,95bを備えている。このような形
状の成型物は、通常の射出成型や、プレス成形等で容易
に作製することができる。
薬剤が分注されたのち、融着密封され、さらに、懸垂孔
4より第2の薬剤室部分を破断しやすくするために、カ
ッターもしくは溶融切断により、2つのスリット95
a,95bを小容器体の中央上方に向かって延長させ、
スリット95a,95b間に指で破断可能な接続部を形
成させる。そして、このように、懸垂孔4および薬剤注
入が終了した小容器体91が、大容量薬剤室形成部材9
6に融着される。そして、第1の薬剤室11に薬剤が分
注され、融着等で通常通り薬液排出口をシールすること
により、図18に示した薬剤入り輸液用容器が製造され
る。
能に区画された複数の薬剤室を有する輸液用容器であっ
て、該輸液用容器は、該容器を吊り下げるための懸垂孔
を備え、少なくとも1つの薬剤室は該懸垂孔内に侵入し
ているので、投与準備時に複数の薬剤室内の薬剤を混合
し忘れていても、患者のベッドサイドで輸液用スタンド
に輸液用容器を懸垂する際、懸垂孔を押し開く必要があ
るため、懸垂孔内に侵入している第2の薬剤室に注意が
向き、混合し忘れに気づきやすく、混合し忘れたまま薬
剤を投与する危険性が極めて少ない。特に、目立たない
為に注意が向きにくく混合し忘れなどのミスにつながる
ような小容量の薬剤室を必要とする医薬品容器の場合
に、本発明がより一層効果的となる。
である。
垂孔付近の水平方向断面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
の懸垂孔付近の垂直方向断面図である。
の懸垂孔付近の垂直方向断面図である。
可能部を説明するための説明図である。
可能部を説明するための説明図である。
可能部を説明するための説明図である。
可能部を説明するための説明図である。
の懸垂孔付近の斜視図である。
孔付近の説明図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 使用時に連通可能に区画された複数の薬
剤室を有する輸液用容器であって、該輸液用容器は、該
容器を吊り下げるための懸垂孔を備え、少なくとも1つ
の薬剤室は該懸垂孔内に侵入していることを特徴とする
輸液用容器。 - 【請求項2】 第1の薬剤室と、該第1の薬剤室と区画
された少なくとも第2の薬剤室と、前記第1の薬剤室と
第2の薬剤室間に形成された連通可能部と、第1の薬剤
室と連通する閉塞された薬液流出口とを備えた輸液用容
器であって、該輸液用容器は、該容器を吊り下げるため
の懸垂孔を備え、前記第2の薬剤室は該懸垂孔内に侵入
していることを特徴とする輸液用容器。 - 【請求項3】 第1の薬剤室と、該第1の薬剤室と区画
された第2の薬剤室と、前記第1の薬剤室もしくは前記
第2の薬剤室と区画された第3の薬剤室と、前記第1の
薬剤室と第2の薬剤室間に形成された第1の連通可能部
と、前記第1の薬剤室もしくは前記第2の薬剤室と前記
第3の薬剤室間に形成された第2の連通可能部と、前記
第1の薬剤室もしくは第3の薬剤室と連通する閉塞され
た薬液流出口とを備えた輸液用容器であって、該輸液用
容器は、該容器を吊り下げるための懸垂孔を備え、前記
第2の薬剤室は該懸垂孔内に侵入していることを特徴と
する輸液用容器。 - 【請求項4】 前記各薬剤室には、薬剤が収納されてい
る請求項1ないし3のいずれかに記載の輸液用容器。 - 【請求項5】 前記連通可能部は、2つの薬剤室を区画
する隔壁全体もしくは一部に形成された弱シール部であ
る請求項1ないし4のいずれかに記載の輸液用容器。 - 【請求項6】 前記連通可能部は、2つの薬剤室を区画
する隔壁に設けられた破断可能な流路閉塞体である請求
項1ないし4のいずれかに記載の輸液用容器。 - 【請求項7】 前記第2の薬剤室は、前記懸垂孔に破断
可能に連結されている請求項1ないし6のいずれかに記
載の輸液用容器。 - 【請求項8】 前記連通可能部は、該連通可能部と接触
する薬剤室の一方を外部より押圧することにより連通す
るものである請求項1ないし7のいずれかに記載の輸液
用容器。 - 【請求項9】 前記懸垂孔内に侵入している薬剤室は、
該懸垂孔を用いた輸液用容器の吊り下げの障害となって
いる請求項1ないし8のいずれかに記載の輸液用容器。
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