JPH0552748A - 光沢度・白色度測定装置 - Google Patents

光沢度・白色度測定装置

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Publication number
JPH0552748A
JPH0552748A JP21576591A JP21576591A JPH0552748A JP H0552748 A JPH0552748 A JP H0552748A JP 21576591 A JP21576591 A JP 21576591A JP 21576591 A JP21576591 A JP 21576591A JP H0552748 A JPH0552748 A JP H0552748A
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JP
Japan
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light
chopper
light receiving
receiving element
data
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Pending
Application number
JP21576591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Tanabe
正敏 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋼板等の生産ラインにおいて被測定物の光沢
度・白色度を複数の光源の反射光分布からリアルタイム
に判定する光沢度・白色度測定装置において、温度ドリ
フトと外乱光補正をオンライン・リアルタイムで行う光
沢度・白色度測定装置を提供するのを目的とする。 【構成】 反射光分布を測定する受光素子3面を校正周
期毎に自動的にチョッパー2で遮へいし、遮へい状態で
流れる暗電流による出力電圧を温度ドリフト補正基準値
としてデータ読出し手段4によりデータ処理手段5へ伝
送する。データ処理手段5では、通常のチョッパー開放
状態での反射光分布測定データを定周期で読込み、温度
ドリフト補正基準値分を減算する。又、チョッパーが開
放状態では、反射光の他に外乱光が含まれる事があるた
め、外乱光補正用の受光素子8を設け、不意の外乱光に
より、出力電圧が飽和する事を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被測定物の光沢度・白色
度をオンライン、リアルタイムで判定する光沢度・白色
度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光沢度計とは照明光源から被測定物であ
る試料面に入射され、正反射方向において試料面からの
光源像の光強度を測定し基準面からの光強度との相対値
を出力するものである。また白色度計とは物体色の測定
を行う測定装置を用いて、測定された色彩値L(明度指
数)、a,b(色彩指数)からハンターの白色度式を用
いて白色度を計算するものである。
【0003】このような従来の光沢度計、白色度計の受
光器の外乱光補正、またこの受光素子に接続された増幅
回路の温度ドリフト補正は、増幅回路による零調整によ
り行なわれていた。この増幅回路による零調整とは、常
温25℃で受光器の受光素子部を遮へいし、増幅回路入力
を零状態とした時、出力が零となるように回路上のボリ
ューム(抵抗)で調整する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の零調整方式で
は、定時間毎に測定を中断し、校正を行う必要が有り、
オンライン化した測定をすることができないという問題
があった。
【0005】受光素子が多素子になると、受光素子間の
感度差により、1点の零調整では正確な校正が行えず、
各受光素子毎に零調整機能を付加すると回路が複雑にな
るという問題があった。
【0006】そこで本発明の目的は、温度ドリフトおよ
び外乱光補正をオンライン・リアルタイムで行うことの
できる光沢度・白色度測定装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、第1の発明においては、被測定物に異なる角度か
ら光を照射する複数の光源と、被測定物からの反射光の
光量を感知し、反射光分布の測定データを出力する受光
素子と、この受光素子の受光面を遮へいするチョッパー
と、このチョッパーを開閉動作させるチョッパー開閉手
段と、受光素子が出力した被測定物からの反射光分布の
測定データとチョッパーに遮へいされた受光素子が出力
する補正データを読出すデータ読出し手段と、チョッパ
ー開放状態での反射光分布の測定データからチョッパー
遮へい状態での補正データを減算した補正済測定データ
から被測定物の光沢度・白色度を判定するデータ処理部
とを有することを特徴とするものである。さらに第2の
発明においては、第1の発明に加えて外乱光成分を測定
する受光素子を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の作用を図1により説明する。
【0009】図1において、チョッパー開閉手段1はチ
ョッパー2を遮へい状態とする。この時、遮へい状態で
受光素子3に流れる暗電流による出力電圧をデータ読出
し手段4により読み出し、データ処理手段5へ伝送す
る。データ処理手段5では読込んだデータを温度ドリフ
ト補正基準値として、次の校正時迄保持する。同様の校
正を複数個有る受光素子について各々行う。次にチョッ
パー開閉手段1により、チョッパー2を開放状態とし、
一定の測定周期で光沢度・白色度を判定するため光源6
から照射され、被測定物7から反射した光量を受光素子
3により測定し、この複数の受光素子3から得られる反
射光分布測定データを順次データ処理手段5へ伝送し、
各受光素子3に対応する温度ドリフト補正基準値を、反
射光分布測定データから減算し補正する。さらに、チョ
ッパー2が開放状態では、反射光の他に外乱光が含まれ
る事があるため、外乱光成分を受光素子8により測定
し、外乱光補正を行う。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面によって説明する。
【0011】図2は、複数の受光素子で構成される光沢
度・白色度測定装置において、1つの受光素子の構成に
注目したもので、校正周期(周期は、データ処理装置9
に任意に設定可能)毎にデータ処理装置9からチョッパ
ー駆動回路のコントローラ10へスタート信号を出力す
る。コントローラ10は、ドライバ11へチョッパー回路分
のパルス列を出力し、ステッピングモータ12を駆動さ
せ、チョッパー13を遮へい状態とする。複数の光源から
被測定物に光を照射し、被測定物2からの反射光分布を
測定する受光素子14は多素子で構成されているので、チ
ョッパー遮へい、開放時のデータ読出し時には、フォト
センサ15でチョッパー遮へい状態を検出し、データ処理
装置9からデータ読込みスタート信号を制御回路16に出
力し、制御回路16は、発振器17からの同期クロックのタ
イミングで、マルチプレクサ18を順次切換え、m素子分
のデータをI/V変換器19、増幅器20を介し、A/D変
換器21でA/D変換し、データ処理装置9へ伝送する。
【0012】又、外乱光補正用の受光素子22からのデー
タをm+1素子目として同時に伝送する。マルチプレク
サ18がm+1素子迄切換わった時点でスキャン終了信号
をデータ処理装置9へ出力し、1つの光源の反射光分布
データの読込みが完了する。
【0013】光源が複数個有る為、図3のタイムチャー
トに示す様にデータ処理装置9は、データ読込スタート
指令により順次データの読込みを行う。データ処理装置
9では読込んだデータを温度ドリフト補正基準値とし
て、次の校正時迄保持する。
【0014】次にステッピングモータ12により、チョッ
パー13を開放状態とし、一定の測定周期で光沢度・白色
度を判定する為の複数の受光素子から得られる反射光分
布測定データを、順次データ処理装置9へ伝送し、各受
光素子14に反応する温度ドリフト補正基準値を反射光分
布測定データから減算し補正する。
【0015】又、チョッパー13が開放状態では、反射光
の他に外乱光が含まれる事がある為、外乱光補正用の受
光素子22を設け、不意の外乱光により、出力電圧が飽和
する事を防止する。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば温度ドリフトおよび外乱
光補正をオンライン・リアルタイムで自動的に行うこと
ができ、鋼板等の生産ラインにおいて、移動する被測定
物の光沢度・白色度をリアルタイムで測定可能な光沢度
・白色度測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光沢度・白色度測定装置の構成図であ
る。
【図2】本発明による実施例を示す光沢度・白色度測定
装置の1つの受光素子に対する構成図である。
【図3】本発明による実施例を示す光沢度・白色度測定
装置の1つの受光素子に対するデータ収集のタイムチャ
ート図である。
【符号の説明】
1…チョッパー開閉手段、2…チョッパー、3…受光素
子、4…データ読出し手段、5…データ処理手段、6…
光源、7…被測定物、8…受光素子、9…データ処理装
置、10…コントローラ、11…ドライバ、12…ステッピン
モータ、13…チョッパー、14…受光素子、15…フォトセ
ンサ、16…制御回路、17…発振器、18…マルチプレク
サ、19…I/V変換器、20…増幅器、21…A/D変換
器、22…受光素子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物に異なる角度から光を照射する
    複数の光源と、 被測定物からの反射光の光量を感知し、反射光分布の測
    定データを出力する受光素子と、 この受光素子の受光面を遮へいするチョッパーと、 このチョッパーを開閉動作させるチョッパー開閉手段
    と、 受光素子が出力した被測定物からの反射光分布の測定デ
    ータとチョッパーに遮へいされた受光素子が出力する補
    正データを読出すデータ読出し回路と、 チョッパー開放状態での反射光分布の測定データからチ
    ョッパー遮へい状態での補正データを減算した補正済測
    定データから被測定物の光沢度・白色度を判定するデー
    タ処理部とを有する光沢度・白色度測定装置。
  2. 【請求項2】 外乱光成分を測定する受光素子を設け外
    乱光補正を行う請求項1記載の光沢度・白色度測定装
    置。
JP21576591A 1991-08-28 1991-08-28 光沢度・白色度測定装置 Pending JPH0552748A (ja)

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JP21576591A JPH0552748A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 光沢度・白色度測定装置

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JPH0552748A true JPH0552748A (ja) 1993-03-02

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ID=16677861

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JP21576591A Pending JPH0552748A (ja) 1991-08-28 1991-08-28 光沢度・白色度測定装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8226628B2 (en) 2004-08-04 2012-07-24 Ajinomoto Co., Inc. Communicating needle for connecting two or more containers to communicate
JP2013024746A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
JP2018189498A (ja) * 2017-05-08 2018-11-29 キヤノン株式会社 計測装置、および物品製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8226628B2 (en) 2004-08-04 2012-07-24 Ajinomoto Co., Inc. Communicating needle for connecting two or more containers to communicate
JP2013024746A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Hitachi High-Technologies Corp 自動分析装置
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