JPWO2005121270A1 - 水溶性増粘剤及び漂白洗浄剤 - Google Patents
水溶性増粘剤及び漂白洗浄剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2005121270A1 JPWO2005121270A1 JP2006514458A JP2006514458A JPWO2005121270A1 JP WO2005121270 A1 JPWO2005121270 A1 JP WO2005121270A1 JP 2006514458 A JP2006514458 A JP 2006514458A JP 2006514458 A JP2006514458 A JP 2006514458A JP WO2005121270 A1 JPWO2005121270 A1 JP WO2005121270A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- monomer
- group
- water
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/37—Polymers
- C11D3/3746—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C11D3/378—(Co)polymerised monomers containing sulfur, e.g. sulfonate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/39—Organic or inorganic per-compounds
- C11D3/3947—Liquid compositions
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
Description
また、酸化効果及び漂白効果を奏する過酸化水素が配合されたブリーチ剤、頭髪脱色用酸化剤、染毛剤、衣料用漂白剤等にも、適度な増粘性の付与を目的に増粘剤が配合されている。
同様に、過酸化物を含有する弱酸性の水溶液に、ポリアクリル酸(塩)を増粘剤として用いた発明(特許文献5)も開示されている。ポリアクリル酸(塩)は、pH3以下の強酸性下ではカルボキシル基がアニオンに解離しない等の理由で増粘効果が得られ難く、さらに過酸化物による酸化分解を受け易いので長期間保存した場合、凝集や分解が起り増粘性が安定しない。また、過酸化物の分解を招き漂白効果や洗浄効果も減衰してしまう可能性がある。
同様に、安定化を目的として、架橋性単量体とアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸と共に、ジアルキルアクリルアミド、アクリロイルモルホリン又はビニルピロリドンからなる架橋型共重合体(特許文献9〜11)が開示されている。これらの架橋型共重合体では、架橋剤として使用されているメチレンビスアクリルアミドが、過酸化物を含有する酸性条件下では酸加水分解を受け易く、経時的に安定な増粘性が得られない。
[a]一般式(1)で示されるスルホン酸基含有単量体
本発明の水溶性増粘剤を構成する各単量体及び調製方法等について、以下に詳述する。
[a]一般式(1)で示されるスルホン酸基含有単量体
水溶性増粘剤を構成する一般式(1)で示されるスルホン酸基含有単量体は、得られる共重合体が過酸化物、酸やアルカリにより分解されるのを防止し、安定した増粘性を付与するために用いられる。
本発明の水溶性増粘剤は、前記の単量体[a]と、さらに(メタ)アクリル酸及び/又はその塩を必須成分として含有する。(メタ)アクリル酸及び/又はその塩の使用量としては、全単量体の合計モル数を基準に、後記の単量体[c]を構成成分としない場合は99.5モル%以下であるが、好ましくは20〜80モル%であり、より好ましくは20〜60モル%である。20モル%未満であると重合体の溶解性を悪化させたり増粘性を低下させる場合がある。
(メタ)アクリル酸の塩としては、例えば、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、又は、トリエチルアミン、トリエタノールアミン等の有機アミン塩等が挙げられる。
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及び/又はその塩は、過酸化物を含有する水溶液、特に酸性水溶液に対する重合体の溶解性及び粘性を付与するために用いるが、その使用量は全単量体の合計モル数を基準として、単量体[b]を構成成分としない場合は97.5モル%以下であるが、好ましくは80モル%以下、特に好ましくは60モル%以下である。97.5モル%を超えると重合体の経時安定性を悪化させる場合があり、後記の単量体[d]を構成成分とするとき、その効果が十分でなくなり増粘性が得られなくなる。
本発明の水溶性増粘剤は、過酸化物を含有する水溶液に対する増粘性、安定性及び得られる共重合体の水溶性を大きく阻害しない範囲で、上記[a]〜[c]のほかに共重合可能なその他の単量体を用いることができる。
共重合可能なその他の単量体としては、アルキルアミノ基及び/又はアルキルアミド基含有ビニル単量体、アニオン性単量体及びノニオン性単量体等の単量体などがあり、それらの具体例として以下のものが挙げられる。
一般的に、重合体の分子量を上げることで増粘性を向上させることができるが、熱力学的には不安定となるので分子鎖が切断され易くなる。アルキルアミノ基及び/又はアルキルアミド基含有ビニル単量体は、経時安定性を保つために分子量を特定の範囲に制御し、同時にカルボキシル基やスルホン酸基等の酸性基との酸塩基反応により増粘性を付与することを目的に使用される。また、上記の単量体は酸と反応してカチオンを形成することができ、それがカルボキシル基やスルホン酸基等のアニオンとイオンコンプレックスを形成することによっても増粘性が向上する。
さらに具体的に例示するならば、例えば、ジメチル(メタ)アクリルアミド、ジエチル(メタ)アクリルアミド、ジブチル(メタ)アクリルアミド、N−メチル−N−ペンチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、アクリロイルモルホリン、ビニルピロリドン等が挙げられる。これらのうち、特に安定性が高いジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、アクリロイルモルホリン、ビニルピロリドンが好ましい。
アクリルアミドメタンスルホン酸、アクリルアミドエタンスルホン酸、アクリルアミドブタンスルホン酸等の2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸以外の(メタ)アクリルアミドアルキルアルカンスルホン酸及びそのアルカリ金属塩又はアンモニウム塩;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等及びそれらのアルカリ金属塩;ならびにビニルスルホン酸及びそのアルカリ金属塩又はアンモニウム塩等。
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、単官能性の炭素数2〜18のアルキレンオキシドを1〜300モル付加した(アルコキシ)ポリアルキレングリコール類と(メタ)アクリル酸とのエステル化物[例えば、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート;ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート等のポリアルキレングリコールモノエステル系単量体やメトキシポリエチレングリコールモノメタクリレート;ブトキシポリプロピレングリコールモノメタクリレート等の(アルコキシ)ポリアルキレングリコールモノエステル系単量体]、スチレン、(メタ)アクリロニトリル、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸アルキル、ビニルピリジン及びビニルイミダゾール等。
加えて、目的とする水溶性共重合体の高分子量化や液性の改良などの理由で、過酸化物を含有する水溶液に対する増粘性、安定性及び得られる共重合体の水溶性を大きく阻害しない範囲で、必要に応じて、上記構成成分のほかに架橋性単量体を用いることもできる。
共重合体の合成には、ゲル重合法、水溶液重合法、逆相懸濁重合法、逆相乳化重合法、析出重合法及び分散重合法などの通常重合反応で用いられる方法が採用できるが、重合体を高分子量化しやすいこと及び重合操作や分子量の調整が容易なことから、水溶液重合法が好ましい。重合操作はバッチ式でも連続式でもよく、連続式の具体例としては単量体水溶液を可動式ベルト上で連続的に重合させる連続ベルト重合法が挙げられる。
重合開始剤の具体例としては、過硫酸ナトリウムや過硫酸カリウム等の過硫酸アルカリ金属塩、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩、過酸化水素、クメンヒドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキシド、t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルヒドロキシパーオキシド、過酸化ベンゾイル等の有機過酸化物等が挙げられる。これらの酸化剤と、亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸水素塩、L−アスコルビン酸(塩)、エリソルビン酸(塩)、アミン化合物、ハイドロサルファイトナトリウムや鉄塩、銅塩、コバルト塩等の遷移金属塩等の還元剤を併用したレドックス系重合開始剤を使用することが望ましい。
その他熱重合開始剤として、2,2’−アゾビス(4−シアノ吉草酸)、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−プロピオンアミド]、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−4−アミジノプロパン塩酸塩、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ化合物等が挙げられる。
尚、重合体の分子量は、ポリエチレンオキサイドを基準物質とする水系ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下GPCと略す)で測定した重量平均分子量である。過酸化物を含有する水溶液、特に酸性を示す水溶液においても増粘効果を得るために、重量平均分子量は80万以上、特に望ましくは100万以上必要である。重量平均分子量80万未満の重合体では十分な増粘効果が得られなくなる。一方、重量平均分子量300万を超えると増粘性は良好、すなわち洗浄剤等として適切な粘度に調製するために増粘剤の添加量が少なくて済む。しかし、そのために重合体の分子数が減少し、過酸化物により酸化分解を受けた場合、分子鎖切断による粘度低下への影響が大きくなり保存安定性が悪くなる。
本発明の水溶性増粘剤は種々な用途に使用可能である。
例えば、医薬品、皮膚化粧料や毛髪化粧料などの化粧品や、紙コート、繊維バインダーなどの建材、繊維・紙処理剤、塗料および農薬の展着剤等の領域でも、中性又は酸性の水溶液や酸性エマルションにおいて増粘剤として用いることができる。
特に、過酸化水素などの過酸化物を含有する水溶液において増粘効果及び安定性に優れることから、ブリーチ剤、頭髪脱色用酸化剤、パーマネントウェーブ用剤、染色剤、各種洗浄剤、衣料用漂白剤などの、過酸化物を用いる各種組成物に有効に使用することができる。以下に詳述するが、過酸化物などの漂白成分ならびに塩酸、クエン酸等の酸を洗浄成分とする漂白洗浄剤として浴室内のタイルや洗面台、トイレの便器や室内タイルなどの陶器等の汚れを除去するのに有用である。
本発明の漂白洗浄剤は、前記の水溶性増粘剤を配合した、過酸化物を含有する水溶液、特に鉱酸又は有機酸などの酸を含有する酸性水溶液である。
本発明の漂白洗浄剤に配合する前記水溶性増粘剤の量は、使用する増粘剤の種類と漂白洗浄剤に用いる過酸化物及び酸の種類や量によって異なるため一概には言えないが、実際の漂白洗浄剤の配合において所望とする粘度となるように増粘剤の量を調整する必要があるが、概ね0.1〜10質量%の範囲が好ましく、0.1〜5質量%の範囲がより好ましい。0.1質量%未満であると増粘効果が不十分であり、10質量%を超えると粘性が過度に強くなるために流動性が悪く容器から吐出し難くなることや、洗浄後に水で流した際に洗浄剤が残存し易くなる等の問題が生じる。
本発明の漂白洗浄剤に含まれる過酸化物としては、過酸化水素、過炭酸塩、過ホウ酸塩及び過硫酸塩などが挙げられる。過酸化水素以外の過酸化物である、過炭酸塩(2M2CO3・3H2O2)、過ホウ酸塩(MBO2・H2O2・3H2O)過硫酸塩(M2S2O8)[但し、Mはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、アンモニウム、アルカノールアミン等が挙げられる。]は加水分解により過酸化水素を放出する化合物である。これらの過酸化物は単独又は2種以上を選択して組み合わせて使用することができる。
漂白洗浄剤に含まれる過酸化物の量は、過酸化物の種類によって漂白力、洗浄力や安全性が異なるために一概には言えないが、0.1〜10質量%の範囲が好ましく、0.1〜5質量%の範囲がより好ましい。0.1質量%未満であると、漂白力が不十分であり、10質量%を超えると、使用者の安全性や使用する場所の周辺を腐食させるなどの問題が生じる場合がある。
本発明の漂白洗浄剤は、普通の水溶液として上記の水溶性増粘剤及び過酸化物を含有させても漂白効果及び洗浄効果を有するが、特に洗浄効果を増すために、通常の酸性洗浄剤で使用される無機酸又は有機酸を配合することができる。無機酸又は有機酸としては、塩酸、硫酸、硝酸及びリン酸などの無機酸や、酢酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、コハク酸、スルファミン酸及びグリコール酸などの有機酸が挙げられる。また、これらの酸は単独又は2種以上を選択して組み合わせて使用することができる。
漂白洗浄剤に含まれる酸の量は、酸の種類によって漂白力、洗浄力や安全性が異なるために一概には言えないが、3〜30質量%の範囲が好ましく、5〜20質量%の範囲がより好ましい。3質量%未満であると、洗浄力が不十分であり、30質量%を超えると、使用者の安全性や使用する場所の周辺を腐食させるなどの問題が生じる場合がある。
本発明の漂白洗浄剤は、前記の水溶性増粘剤、過酸化物及び酸以外に、界面活性剤を添加することもできる。界面活性剤としては、脂肪酸塩類、高級アルコール硫酸エステル塩類、液体脂肪油硫酸エステル塩類、アルキルアリルスルホン酸塩類等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエステル類、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル類、アセチレンアルコール、アセチレングリコール等の非イオン性界面活性剤などが挙げられる。また、過酸化水素等の漂白成分の分解を抑制するベンゼンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸ナトリウム等の芳香族スルホン酸(塩)等の漂白安定化剤も添加できる。さらに、上記過酸化物の漂白性を上げるため、芳香族スルホン酸(塩)の脂肪族カルボン酸エステル、芳香族カルボン酸(塩)の脂肪族カルボン酸エステル等の漂白活性化剤も添加できる。その他、消泡剤、防腐剤、研磨剤、沈降防止剤、キレート剤、防食剤、香料等を併用することもできる。
本発明の漂白洗浄剤は、前記の水溶性増粘剤、過酸化物及び酸を水に溶解させることで容易に得られる。また、水はアルカリ土類金属イオンを含まないような軟水であれば使用できるがイオン交換水(脱イオン水)であることがさらに好ましい。一例を挙げると、所定の濃度となるように調整した過酸化物と、所定の濃度に調整した酸成分を含有する酸性水溶液に、あらかじめ所定濃度に調整した重合体溶液を混合することで調製できる。
また、漂白洗浄剤の漂白効果、洗浄効果、取り扱い易さ(使用感)及び安定性を得るために、25℃における漂白洗浄剤の粘度は40〜100mPa・s、特に40〜60mPa・sに調整することが好ましい。
尚、以下において、特に記載していない場合、「%」は「質量%」を、「ppm」は「質量ppm」を意味する。
○実施例1(重合体Aの製造)
81.2%スチレンスルホン酸ナトリウム99.1g(10モル%相当)、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム50%水溶液715.2g(40モル%相当)、アクリル酸ナトリウム36%水溶液254.8g(25モル%相当)、アクリル酸70.3g(25モル%相当)及び脱イオン水1861gを3L容量のセパラブルフラスコに混合して単量体混合水溶液を調製した。セパラブルフラスコの内容物を300rpm(回転/分)の撹拌速度で撹拌しながら、溶存酸素濃度が十分に小さくなるまで4L/分の流量で1時間窒素置換した。40℃に外温制御して温度が安定したら、t−ブチルヒドロキシパーオキシドの3%水溶液1g、10%過硫酸ナトリウム水溶液3g、次いで5%エルビットN水溶液1.2gを添加して重合を開始した。
その後40℃から55℃まで30分間、55℃から70℃まで2時間、次いで70℃から85℃まで30分間で段階的に85℃まで昇温してから85℃で3時間維持して重合を終了した。途中80℃になった時に10%過硫酸ナトリウム水溶液3.6gを添加した。その後60℃まで冷却して重合体を取出した。このようにして固形分濃度20.5%の水溶液共重合体A(以下、単に重合体Aという)を得た。
重合体B〜I及び重合体a〜gは、表1に示す単量体組成[mol%]で仕込んで、実施例1と同様に操作して、各々の重合体を製造した。
81.2%スチレンスルホン酸ナトリウム28.8g(3モル%相当)、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム50%水溶液813.6g(47モル%相当)、アクリル酸ナトリウム36%水溶液246.7g(25モル%相当)、アクリル酸54.4g(20モル%相当)、アクリロイルモルホリン26.7g(5モル%相当)及び脱イオン水1830gを3L容量のセパラブルフラスコに混合して単量体混合水溶液を調製した。セパラブルフラスコの内容物を300rpm(回転/分)の撹拌速度で撹拌しながら、溶存酸素濃度が十分に小さくなるまで4L/分の流量で1時間窒素置換した。40℃に外温制御して温度が安定したら、t−ブチルヒドロキシパーオキシドの3%水溶液1g、10%過硫酸ナトリウム水溶液3g、次いで5%エルビットN水溶液1.2gを添加して重合を開始した。
その後40℃から55℃まで30分間、55℃から70℃まで2時間、次いで70℃から85℃まで30分間で段階的に85℃まで昇温してから85℃で3時間維持して重合を終了した。途中80℃になった時に10%過硫酸ナトリウム水溶液3.6gを添加した。その後60℃まで冷却して重合体を取出した。このようにして固形分濃度20.8%の水溶液共重合体を得た(重合体J)。
重合体K〜Tは、表2に示す単量体組成[mol%]で仕込んで、実施例10と同様に操作して、各々の重合体を製造した。
81.2%スチレンスルホン酸ナトリウム21.3g(3モル%相当)、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム50%水溶液602.3g(47モル%相当)、アクリル酸ナトリウム36%水溶液182.6g(25モル%相当)、アクリル酸40.3g(20モル%相当)、ビニルピロリドン15.5g(5モル%相当)及び脱イオン水138gを混合して単量体濃度44質量%の単量体水溶液1kgを調製した。この単量体水溶液をステンレス製デュアー瓶に仕込み、反応容器内の温度を5℃に温調しながら30分間窒素バブリングを行った。次いで、重合開始剤として、t−ブチルヒドロキシパーオキシド10ppm(全単量体の合計量に対しての質量基準に換算、以下同様)、過硫酸ナトリウム200ppm及びエルビットN 20ppmを添加し、そのまま8時間放置して断熱静置レドックス重合を行った。8時間の反応終了後、生成した含水ゲル状重合体を反応容器から取り出し、チョッパーに投入して挽肉状に細断した。細断された含水ゲルを熱風乾燥機で乾燥し、更に粉砕機で粉砕して目的とする粉末状の重合体を得た(重合体h)。
粉末状の重合体iは表2に示す単量体組成[mol%]となるように仕込んで比較例8と同様に製造した。
重合体j〜p及びrは、表2に示す単量体組成[mol%]で仕込んで、実施例10と同様に操作して、各々の重合体を製造した。
表2に示す単量体組成[mol%]となるように仕込んで、重合開始剤を添加する直前に連鎖移動剤として亜硫酸水素ナトリウム100ppm(全単量体の合計量に対しての質量基準に換算)を添加する以外は実施例10と同様に製造した。
実施例1〜20で得られた重合体A〜Tおよび比較例1〜18で得られた重合体a〜rの物性を以下に示す方法に従って試験した。その結果を表1及び表2に示す。
実施例1〜20で得られた重合体A〜Tおよび比較例1〜18で得られた重合体
a〜rの各々を、10質量%となるように脱イオン水と混合してから3時間攪拌
し、10質量%濃度の重合体水溶液を調製した。この重合体水溶液を25℃の恒温
槽中に2時間静置した後、粘度をB型粘度計(東京計器(株)製、形式:BM型)によ
り、25℃、6rpmのローター回転数で測定した。
但し、比較例8及び比較例9で得られた重合体h及び重合体iについては、上
記条件では水溶液が調製できず、0.2%質量%濃度の重合体について粘度を測
定した。
上記で調製した重合体A〜T、重合体a〜g及び重合体j〜rの10質量%濃度の
重合体水溶液、ならびに重合体h及び重合体iの0.2%質量%濃度水溶液のpHを
pH計で測定した。
3)不溶解分
上記で調製した重合体A〜T、重合体a〜g及び重合体j〜rの10質量%濃度水
溶液、ならびに重合体h及び重合体iの0.2%質量%濃度水溶液の400mlを
83meshのステンレス製標準篩(JIS Z 8801、内径200mm)で、
濾過し、篩上に残った不溶解物の容量を測定した。
実施例1〜20で得られた重合体A〜Tおよび比較例1〜18で得られた重合体a
〜rの分子量は0.2mol/L硫酸ナトリウム水溶液:アセトニトリル=9:1
(体積比)混合溶剤を溶離液として用いた水系GPCにより測定した。重量平均分
子量は、ポリエチレンオキサイドを基準物質として検量線を作成し算出した。
NaSS:スチレンスルホン酸ナトリウム
SAS:アリルスルホン酸ナトリウム
ATBS-Na:2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム
ANa:アクリル酸ナトリウム
AA:アクリル酸
MLA:マレイン酸
AM:アクリルアミド
尚、ATBSは東亞合成株式会社の登録商標である。
NaSS:スチレンスルホン酸ナトリウム
ATBS-Na:2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム
ANa:アクリル酸ナトリウム
AA:アクリル酸
ACMO:アクリロイルモルホリン
DMAA:ジメチルアクリルアミド
VP:ビニルピロリドン
DMAPAA:ジメチルアミノプロピルアクリルアミド
MLA:マレイン酸
MA:アクリル酸メチル
MEA:アクリル酸(2−メトキシエチル)
MAA:メタクリル酸
AM:アクリルアミド
DA:アクリル酸ジメチルアミノエチル
尚、ATBSは東亞合成株式会社の登録商標である。
○実施例21〜32及び比較例19〜28
表3に示す増粘剤(重合体)、酸としてクエン酸、過酸化物として過酸化水素を用い、かつ試験液の初期粘度が50〜60mPa・sとなるように重合体A〜I及び重合体a〜gの各々を添加して試験液を調製した。
得られた各々の試験液(漂白洗浄剤)について、下記の項目について評価を行った。その結果を表3に示す。
度計(東京計器(株)製、形式:BM型)により、25℃、30rpmのロー
ター回転数で測定した。得られた値を初期粘度[mPa・s]とした。
2)溶解性:調製した試験液について、含有する増粘剤の溶解状態を目視で観察し
て評価した。
○:無色透明で滑らかな液状に溶解している。
×:白色または透明の不溶解物がある。
××:白色または透明の不溶解物が多い。
(1)粘度;調製した試験液を硼珪酸ガラス製の耐熱ねじ口瓶(SCHOTT社製
DURANTM)に密閉し、温度40℃、湿度60%の条件に設定した恒温恒湿
器内で保存した。3日、1週間、2週間及び1カ月保存後の粘度を測定し、初
期粘度に対する割合を表3中に%で示した。
(2)過酸化物濃度;上記(1)の試験液について、上記と同様に保存期間の各時
点で、過酸化物の濃度を測定し、調製直後の添加濃度に対する割合を算出し
た。表3には、下記に示す評価を最終測定点である1カ月後の判定を示した。
◎:添加濃度に対し90%以上の残存率を示す。
○:添加濃度に対して80〜90%の残存率を示す。
△:添加濃度に対して60〜80%の残存率を示す。
×:添加濃度に対して60%以下の残存率を示す。
○実施例33〜46、参考例1〜6及び比較例29〜39
酸としてクエン酸、過酸化物として過酸化水素を用い、表4に示すとおり、重合体J〜T及び重合体h〜rの各々の試験液を調製した。また、参考例として、重合体A、重合体E及び重合体Gを用いて同様に行った。
得られた各々の試験液(漂白洗浄剤)について、下記の項目について評価を行った。その結果を表4に示す。
2)溶解性:前記と同条件で観察して評価した。
3)増粘性:初期粘度58〜60mPa・sのほぼ同じ試験液粘度にするのに必要なポリ
マー濃度(wt%)が小さいほど良好な増粘性であるとして評価した。
◎:必要なポリマー濃度が2.3質量%以下
○:必要なポリマー濃度が2.4〜2.6質量%
△:必要なポリマー濃度が2.7〜2.9質量%
×:必要なポリマー濃度が3.0質量%以上
(1)粘度;初期粘度が50〜60mPa・sとなるように重合体J〜T及び重合体h〜
rを添加した試験液を、硼珪酸ガラス製の耐熱ねじ口瓶(SCHOTT社製
DURANTM)に密閉し、温度40℃、湿度60%の条件に設定した恒温恒
湿器内で保存した。3日、1週間、2週間及び1カ月保存後の粘度を測定し、
初期粘度に対する割合を表4中に%で示した。
(2)過酸化物濃度;上記(1)の試験液について、上記と同様に保存期間の各時
点で、過酸化物の濃度を測定し、調製直後の添加濃度に対する割合を算出し
た。表4には、下記に示す評価を最終測定点である1カ月後の判定を示した。
◎:添加濃度に対し90%以上の残存率を示す。
○:添加濃度に対して80〜90%の残存率を示す。
△:添加濃度に対して60〜80%の残存率を示す。
×:添加濃度に対して60%以下の残存率を示す。
また、参考例1〜6に示されるように、重合体A、E及びG(重合体の構成成分として単量体[d]を含まないもの)で調製したものは、単量体[a]を適量含むので良好な経時安定性を示したが、酸塩基反応が生じないために増粘性が不十分であった。
最後に、比較例36及び37に示されるように、重合体o(重合体Lの構成成分から単量体[a]を除いたもの)及び重合体p(重合体Nの構成成分から単量体[a]を除いたもの)で調製したものは、調製直後は非常に良好な増粘性を示しているが、経時的に粘度が減少しほとんど増粘性を示さなくなり、さらに過酸化水素の消失が認められた。
Claims (5)
- 下記単量体[a]及び[b]を必須成分とし、これに[c]及び/又は[d]からなる単量体を所望により加えた単量体混合物を重合して得られる重量平均分子量80万〜300万の水溶性共重合体からなる水溶性増粘剤。
[a]一般式(1)で示されるスルホン酸基含有単量体
[b](メタ)アクリル酸及び/又はその塩
[c]2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及び/又はその塩
[d]共重合可能なその他の単量体 - 前記単量体混合物における単量体[a]の割合が、全単量体の合計モル数を基準にして0.5〜20モル%であることを特徴とする請求項1に記載の水溶性増粘剤。
- 前記単量体混合物における単量体[d]の割合が、全単量体のモル数を基準に2〜20モル%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の水溶性増粘剤。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の水溶性増粘剤及び過酸化物からなることを特徴とする漂白洗浄剤。
- 無機酸又は有機酸を含有する請求項4に記載の漂白洗浄剤。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004169898 | 2004-06-08 | ||
JP2004169898 | 2004-06-08 | ||
JP2004345155 | 2004-11-30 | ||
JP2004345155 | 2004-11-30 | ||
PCT/JP2005/009919 WO2005121270A1 (ja) | 2004-06-08 | 2005-05-31 | 水溶性増粘剤及び漂白洗浄剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2005121270A1 true JPWO2005121270A1 (ja) | 2008-04-10 |
JP4577308B2 JP4577308B2 (ja) | 2010-11-10 |
Family
ID=35503047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006514458A Active JP4577308B2 (ja) | 2004-06-08 | 2005-05-31 | 水溶性増粘剤及び漂白洗浄剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4577308B2 (ja) |
WO (1) | WO2005121270A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4534981B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2010-09-01 | 東亞合成株式会社 | アクリル酸系共重合体及びその製造方法並びにその用途 |
CN104109219B (zh) * | 2013-10-18 | 2016-08-17 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种耐高温稠化剂及其制备方法和应用 |
KR102510227B1 (ko) * | 2015-09-25 | 2023-03-15 | 주식회사 케이씨아이 | 유중 수형 에멀젼 중합 조성물 및 유중 수형 에멀젼 중합 조성물 제조방법 |
EP3719107A1 (en) * | 2016-05-23 | 2020-10-07 | Ecolab USA Inc. | Reduced misting acidic cleaning, sanitizing, and disinfecting compositions via the use of high molecular weight water-in-oil emulsion polymers |
ES2808999T3 (es) * | 2016-05-23 | 2021-03-02 | Ecolab Usa Inc | Composiciones de limpieza antisépticas y desinfectantes alcalinas y neutras con reducción de la formación de neblina a través del uso de polímeros de emulsión de agua en aceite de alto peso molecular |
JP7024355B2 (ja) * | 2017-11-28 | 2022-02-24 | Dic株式会社 | ランダム共重合体及びこれを含有する負極 |
CN111269760B (zh) * | 2020-03-31 | 2021-07-02 | 广州立白企业集团有限公司 | 赋予洗涤后织物长效抗菌和抑制异味效能的洗涤剂组合物及异味评价方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5823811A (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-12 | Japan Exlan Co Ltd | 安定性良好な水溶性重合体の製造法 |
JPS61264056A (ja) * | 1984-12-10 | 1986-11-21 | スコツト ベイダ− カンパニ− リミテツド | 水性媒体増粘用増粘剤 |
JPS62262735A (ja) * | 1986-05-06 | 1987-11-14 | Wako Pure Chem Ind Ltd | 新規油系増粘剤 |
JPH0391597A (ja) * | 1989-09-01 | 1991-04-17 | Kao Corp | 液体漂白剤組成物 |
JP2001040325A (ja) * | 1999-08-04 | 2001-02-13 | Tosoh Corp | 増粘剤及びその用途 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11236593A (ja) * | 1997-12-17 | 1999-08-31 | Kao Corp | 洗浄剤組成物 |
-
2005
- 2005-05-31 JP JP2006514458A patent/JP4577308B2/ja active Active
- 2005-05-31 WO PCT/JP2005/009919 patent/WO2005121270A1/ja active Application Filing
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5823811A (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-12 | Japan Exlan Co Ltd | 安定性良好な水溶性重合体の製造法 |
JPS61264056A (ja) * | 1984-12-10 | 1986-11-21 | スコツト ベイダ− カンパニ− リミテツド | 水性媒体増粘用増粘剤 |
JPS62262735A (ja) * | 1986-05-06 | 1987-11-14 | Wako Pure Chem Ind Ltd | 新規油系増粘剤 |
JPH0391597A (ja) * | 1989-09-01 | 1991-04-17 | Kao Corp | 液体漂白剤組成物 |
JP2001040325A (ja) * | 1999-08-04 | 2001-02-13 | Tosoh Corp | 増粘剤及びその用途 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2005121270A1 (ja) | 2005-12-22 |
JP4577308B2 (ja) | 2010-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4577308B2 (ja) | 水溶性増粘剤及び漂白洗浄剤 | |
JP5221958B2 (ja) | アルキル変性カルボキシル基含有水溶性共重合体 | |
KR101548939B1 (ko) | 자극 완화 폴리머 및 이의 용도 | |
JP5149626B2 (ja) | アルキル変性カルボキシル基含有水溶性共重合体 | |
JP2002327102A (ja) | アクリロイルジメチルタウリン酸をベースとするコポリマーおよび相乗作用添加物を含有する組成物 | |
JP2002201233A (ja) | アクリロイルジメチルタウリン酸をベースとする弗素変性くし形コポリマー | |
EP2852622B1 (en) | Inverse dispersion comprising a cationic polymer and a stabilizing agent | |
JP5235615B2 (ja) | スルホン酸基含有共重合体およびその製造方法 | |
WO2006064940A1 (en) | Amino group-containing water-soluble copolymer | |
JP2009007584A (ja) | ポリマーの製造法 | |
JP2015504455A (ja) | 会合性モノマーに基づく少なくとも1種のポリマーを含有する増粘剤 | |
KR20090018643A (ko) | 분산제 | |
JP2015518059A (ja) | 広い極性分布を有するグラフトポリマーを含む洗剤組成物 | |
EP2716664A1 (en) | (meth)acrylic acid-based copolymer | |
JP4192892B2 (ja) | 水溶性増粘剤及び液状酸性洗浄剤 | |
KR20180104298A (ko) | 적어도 바이모달 분자량 분포를 갖는 양이온성 중합체를 수득하기 위한 방법 | |
EP3692096B1 (en) | Inverse emulsion thickeners | |
JP2015517599A (ja) | アニオン性または非イオン性ポリマーおよび安定化剤を含む逆分散体 | |
KR20180103920A (ko) | 적어도 바이모달 분자량 분포를 갖는 양이온성 중합체 | |
WO2007023862A1 (ja) | 染料移行防止剤、洗濯用洗剤組成物 | |
FR2794034A1 (fr) | Utilisation d'alkylpolyglycosides comme inverseur d'emulsions de polymeres, procede d'inversion d'emulsions, latex inverse auto inversible et leurs utilisations industrielles | |
JP5646676B2 (ja) | スルホン酸基含有共重合体およびその製造方法 | |
JP2010241880A (ja) | ラクタム環含有共重合体およびその製造方法 | |
JP2012072278A (ja) | ポリカルボン酸系系重合体およびその製造方法 | |
JP5661741B2 (ja) | 2−メチレングルタル酸系共重合体およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100309 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100507 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100727 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100809 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4577308 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |