JPS61264056A - 水性媒体増粘用増粘剤 - Google Patents

水性媒体増粘用増粘剤

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JPS61264056A
JPS61264056A JP60276146A JP27614685A JPS61264056A JP S61264056 A JPS61264056 A JP S61264056A JP 60276146 A JP60276146 A JP 60276146A JP 27614685 A JP27614685 A JP 27614685A JP S61264056 A JPS61264056 A JP S61264056A
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water
oil
polymer
thickening
soluble
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JP60276146A
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アルシヤド―ウル―ハク チヤウドリー
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Scott Bader Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水性媒体を増粘するための増粘剤、そして増
粘方法に関す。本発明での水性媒体は、特に、高濃度の
電解質を含有するもの、例えば、掘削泥水、洗剤、クリ
ーナー、プラスチング剤のスラリー、そして特に捺染用
ペース1〜、殊に繊維材料を捺染するためのペーストで
ある。ががる捺集用ペーストは、染料、特に反応性、分
散、ピグメント、媒染及び直接染料を含有する。
〔発明の背景〕
英国特許出願(CB −A −2017159号)には
、反応性染料を含有する捺染ペーストを膨潤ビーズの形
をした(メタ)アクリルアミドポモポリマー及びコポリ
マーで増粘することが開示されている。
しかし、これらのビーズはスクリーン捺染装置のスクリ
ーンを閉塞する傾向を有し、そして特に平滑ではないペ
ース1〜を提供する。
英国特許出願(CB −A −2077750号)には
、水溶性(メタ)アクリルアミドポモポリマー又はコポ
リマーの油中水型エマルジョンであって前記ホモポリマ
ー又はコポリマーが油中水型エマルジョンの水相中に溶
解して存在するものを水性組成物に添加することによっ
てその組成物を増粘することが記載されている。この英
国出願の例3には、0.50%のアリルメタクリレート
と架橋結合したアクリルアミド/アンモニウムアクリレ
ートコーホリマーの油中水型エマルジョンを用いて不特
定の繊維ピグメント捺染ペーストを増粘することが記載
されている。これらの増粘剤を使用すると、常用の増粘
剤を使用した場合よりもより迅速に増粘を行なうことが
でき、そして改良された平滑性をもったペーストを提供
することができる。
しかしながら、学独の増粘剤として非イオン性であるか
もしくは主として非イオン性である増粘性ポリマーを使
用している例えば上記したもののようなペーストは乏し
いレオロジー特性を有する傾向にある。特に、これらの
ペーストの粘度は、そのペーストが通常の印捺プロセス
において与えられる剪断力にさらされる場合に変化を生
じる傾向にある。同様な粘度変化は公知なアクリル酸ポ
モポリマーを増粘剤として使用した場合にも発生ずる(
B P−A−0077297を参照されたい)。さらに
加えて、このようなアクリル酸ポリマーの場合、それを
その使用前に中和することが必要である。
田−ロソバ特許出願(E P −A−0077297)
では、アクリル酸及びアクリル酸とアクリルアミドのコ
ーポリマーの混合物を使用することが教示されており、
そしてかかるポリマーの混合物の油中水型エマルジョン
を使用することが推奨されている。
E P −A−0077297によると、このようなポ
リマーの混合物を含有する捺染ペース1〜は、それを常
用の捺染法により繊維材料に適用した場合に上記したよ
うな粘度の変化を生じることがない。
さらに、英国特許出願(CB −A −2007238
号)では、重合体の混合物であって、詳しくはどちらも
主としてアクリルアミドポリマーからなる水溶性及び水
膨潤性ポリマーの混合物を使用することも開示されてい
る。
上記したポリマーの一部はイオン性基を部分的に有して
いる。イオン性ポリマーが水溶液中で呈する特別の性質
のあるものはマクロイオン(高分子イオン)、すなわち
、高分子量の電荷部分の存在に基因していると、考える
ことができる。しかし、イオン性ポリマーの水溶液であ
っても、添加される単純な電解液の存在に対して感度を
有している。一般的に、高分子電解質の粘度を広い濃度
範囲にわたって低下させるものは塩類である。通常の分
散染料中の電解質であっても粘度の実質的な低下をひき
おこすことが可能である( ” TextilePri
nting”、 L、C,W、Mi1es+p、232
−264を参照されたい)。
したがって、反応性染料は、染色プロセスの間にそれら
の染料がセルロース及びその他の繊維と化学的に反応し
て繊維の一部となる点でその他の着色材料と相違する;
Kirk Othmer、Encyclopaedia
of Chemical Technology、19
79.Vol、8.p、374−392を参照されたい
。この反応は、例えば、セルロース繊維上のヒドロキシ
ル基を包含しており、また、判明したところによると、
特徴的にイオン性である。ヒドロキシル基のイオン化は
アルカリ性の増加とともに増大し、そして、pH=8を
一1=廻る時、通常の深さの色相を与えるのに十分な染
料分子の反応を可能ならしめる十分量のイオン化ヒドロ
キシル基が存在する。
反応性染料を含有する捺染ペース1〜を繊維材料に実際
に使用する場合、例えば炭酸水素ナトリウムのようなア
ルカリ性物質をペーストに添加することによって所望の
p Hを得ることができる。
このようなペーストは多量の電解質を含有する。
実際、反応性染料そのものが電解質である。I−記した
ような既知の増粘剤を含有するペーストに上述のように
電解質を添加した場合、それらのペーストの粘度の不所
望な低下がひきおこされる。
国際特許出願(w/ o −A −8310o337)
には、水溶性ポリマーの油中水型エマルジョンであって
、ポリマーがエマルジョンの水相中に溶解せしめられて
いるようなエマルジョンの調製が記載されている。この
方法では、水溶性の反転性界面活性剤の一部をポリマー
が誘導されるモノマーの油中水型エマルジョンに添加し
、そして、重合後、水溶性の反転性界面活性剤の別の部
分を得られたポリマーの油中水型エマルジョンに添加す
る。この方法は、反転時、多量のポリマーを水中に溶解
するのを可能ならしめ、よって、増粘後の水性媒体の粘
度を向上させることができる。このような油中水型のエ
マルジョンは、溶解した塩の存在において流体流動性調
節剤として有効であると言われている。但し、捺染ペー
ストの増粘に関しては全熱言及されていない。
例えばE P −A −0077297に記載のアクリ
ルアミドポリマーエマルジョンのような反転性エマルジ
ョンの形をした水溶性のポリマーを捺染ペーストの増粘
を目的として使用することには別の欠点もある。すなわ
ち、このようなポリマーエマルジョンの使用は粗い風合
をもったプリントを与えるということがそれであるCP
、Bajaj等、Colourage1982.29(
20)、7を参照されたい〕。この結果として、今まで
、仕上げの済んだプリントにおいて所望の風合を得るた
め、柔軟剤(ソフトナー)を捺染ペーストに含ませるこ
とが必要となっている。
予想外のことに、本発明者らは、水性媒体、とりわけ着
色物質(特に反応性染料、分散染料又はピグメント染料
あるいはその混合物)を含有する捺染ペーストを有利に
かつ経済的に増粘するのに用いることができ、しかもそ
の際に上記したような欠点がない増粘剤を見い出した。
本発明の第1の面によれば、油中水型エマルジョンの形
をしたポリマー、すなわち、水と混和し得ない連続した
有機媒体中にポリマー含有水相が含まれるエマルジョン
を有する増粘剤であって、前記ポリマーはエマルジョン
の水相中に溶液で存在し、このポリマーは、それぞれが
イオン化可能な、好ましくはアニオン基を含有する不飽
和のモノマー(単数又は複数)から誘導されたものであ
り、したがって、このポリマーは、実質」二本来イオン
性であり、ただし、少なくとも2個の不飽和基を含有し
かつ架橋結合可能である少なくとも1種の架橋性モノマ
ーの少量、好ましくは重合可能なモノマーの全量を基準
にして0.0005〜5%、から誘導されたところの少
量の架橋性部分を包含する、増粘剤が提供される。
本発明のその他の面によれば、上記した増粘剤を用いて
捺染ペーストを増粘する方法、その増粘剤を含有する捺
染ペースト、そしてこのようにして増粘された捺染ペー
ストを用いて繊維布帛を染色する方法が、それぞれ提供
される。
ポリマーの油中水型エマルジョンは、構成成分であると
ころのモノマーから直接的に、いわゆる反転エマルジョ
ン重合法によって調製することができる。この重合法で
は、重合を行なうため、触媒量のフリーラジカル生成性
開始剤の存在においてモノマーの水溶液の油中水型エマ
ルションを調製し、また、その際、ポリマー生成物が油
中水型エマルジョン生成物の水相において溶液で存在す
るようにモノマーを選択しかつプロセスを調節する。こ
の生成物は、この形のとき、本発明の増粘剤として有用
でありかつ使用に先がけて中和を行なうことが不必要で
ある。
好ましいイオン化可能な不飽和モノマーはアニオン性で
あり、そして適当なモノマーは、アクリル酸、メタクリ
ル酸、それらのアルカリ金属塩及びアンモニウム塩、2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルボン酸、2
−スルホエチルメタクリレート、スチレンホスホン酸、
スチレンポスホン酸ナトリウム、アクリレート及びメタ
クリレ一トのホスホン酸誘導体、並びにそれらの互いに
他との混合物である。得られるポリマーは、実質」−1
このようなモノマーの2種もしくはそれ以上を含有する
ポモポリマー又はコポリマーである。
使用することのできる架橋性モノマーは、アリルメタク
リレート、メチレンビスアクリルアミド、ジアリルフタ
レート、シアリル尿素、グリコールジアクリレート及び
メタクリレ−1〜、トリアリルシアヌレート、トリアリ
ルイソシアヌレート、多官能性アルキレンエーテル、並
びにそれらの互いに他との混合物を包含する。これらの
モノマーは、特に好ましくは、増粘されるべき捺染ペー
ス1〜の使用条件に依存して0.04〜2%の量で用い
られる。
架橋結合剤の量は屡々1%未満であるのが有利である。
本発明による増粘剤は、水性媒体、特に高濃度の電解質
を含有するもの、例えば掘削泥水、洗剤、クリーナー、
プラスチング剤のスラリーを増粘するのに適当である。
しかし、かかる増粘剤は、反応性、分散、ピグメント、
媒染又は直接の各染料あるいはこれらの互いに他との混
合物を含有するペーストを増粘するのにとりわけ適当で
ある。
捺染されるべき布帛の典型は、セルロース系繊維、例え
ば綿及び再生セルロース繊維、例えば酢酸セルロース、
合成繊維、例えばポリエステル及びアクリル、そしてセ
ルロースと合成繊維の混紡物、例えば綿/ポリエステル
繊維を包含する。
とりわけ好ましいポリマーは少なくとも主としてアクリ
ル酸から誘導されたものであり、但し、好ましい不飽和
モノマーの選択は以下に詳述するところの染料の選択と
ともに変化するであろう。
本発明の増粘剤には次のような利点がある:本発明の増
粘剤は、広範囲の染料および適用条件に完全に適合して
おり、更に後述のように不飽和の架橋性モノマーの選択
および架橋性モノマーの量は、選ばれた染料および/又
はその適用条件に適合するように変更することが可能で
ある。
改質成分の添加に対する要求は、予じめ、与えられた染
料と共に用いるための特定モノマーおよび/又はその適
用条件を特に選択することにより排除できる。従って、
ポリマーと他の増粘剤をブレンドすること又は増粘剤の
p Hを調整すること、例えば、中性化することの必要
性がなくなる。
本発明の増粘剤は、特に平滑なペーストを与え、これは
通常の捺染技術において受けるせん断力の結果、スクリ
ーン捺染機のスクリーンをふさくこともなく更に粘度を
減少することもない。
電解質の存在に対する増粘剤の耐性が特に高くかつ特定
のモノマーおよび架橋の程度を選択することによりより
高くすることができる。
従って、先に説明したように、反応性染料が比較的多量
の電解質の存在下約8〜9からのp Hで適用される。
このような条件に対し、本発明者らは、アクリル酸の如
き不飽和モノマーのイオン性基のナトリウム塩が特に高
電解質耐性を有すること;換言すればそれらの粘度がそ
のような多量の電解質の存在によっては減少しないこと
を見出している。
しかるに、無金属有機顔料(8〜9のpHでも適用)お
よび分散染料(一般に6〜7.5の11)Hで適用)を
含有するペーストの適用に対し、アクリル酸の如き不飽
和モノマーのアニオン性基のアンモニウム塩が好ましい
かくして、このような知識のもとで、使用者は染料並び
に直面する適用条件に応じて特定の不飽和モノマーを選
択できる。
前述のように、油中水型エマルジョンは、いわゆる逆乳
化重合法により調製できる。これは白色鉱油もしくはパ
ラフィン又はこれらの混合物の如き有機媒質中にモノマ
ーの水性溶液の油中水型エマルジョンを形成することに
より好ましく行なわれるが、ここにおいて有機媒質は界
面活性剤又は各々が9以下のHL Bを有する界面活性
剤混合物を含有する。
該プロセスによって得られる最終生産物(この生産物は
増粘剤として直接使用できる)中に存在するであろうこ
の界面活性剤に加えて、増粘剤中に又は増粘されるべき
捺染ペースト中のいずれかに別の界面活性剤を含有する
ことが好ましく、以下これを「増粘剤界面活性剤」と称
するが、これはポリマー溶液の分散小滴が捺染ペースl
−内に不均一に放出されることを助成するであろう。
水溶性増粘剤界面活性剤(更に木発明者らLま10以−
ヒのHL B値を有する該界面活性剤は水溶性であるこ
とを見出している)、好ましくは水溶性増粘剤界面活性
剤混合物を用いて良好な結果が得られる。更に好ましく
は、混合物中の各増粘剤は12以」二のHL Bを有す
る。このような増粘剤界面活性剤は増粘剤に添加される
と、分散小滴として存在する。
しかるに、増粘剤に添加する場合、油中水型エマルジ田
ンの連続相の溶液中に存する、油可溶性増粘剤界面活性
剤を用いても良好な結果を得ることができる。本発明者
らは、増粘剤としてナトリウムスルポスクシナート 用いると特に良好な結果が得られることを見出している
。これは、特に高電解質耐性を有する、特に安定な増粘
された捺染ペーストを与える。更に、これは同様の高粘
度を達成するため低量のポリマーの使用を可能とする。
本発明者らはまた驚くべきこ七に、多量の電解質を添加
したとき粘度の低下を受けず更に電解質の添加により粘
度の増加を示すことができるような組成物を増粘するた
めに用いることのできる増粘剤システムを見出した。こ
れは電解質の全ての公知の特性に対し独特でかつ相反す
るものである。
本発明の第二の面によれば、水性媒質、特に捺染ペース
トを増粘するための増粘剤システムが提供され、このシ
ステムは少なくとも次の第二種成分を含んでなる=1)
その少なくとも一部がイオン化可能な残部を含有するポ
リマーを含んでなる水溶性ポリマー成分、このポリマー
成分は油中水型エマルジョンの水相中に存する、および
ii)油溶性のイオン性界面活性剤、すなわち、水相中
よりも油水中型エマルジョンの油相中により可溶であり
更に少なくとも10重量%、特に50重量%の溶液の油
水中型エマルシコンの油相として使用可能な少なくとも
一種の有機液体中で好しい溶解性を有する。
二成分系は、ポリマー成分の固体ポリマーの重量基準で
油溶性界面活性剤の少なくとも約15%を含む。
電解質を増粘媒質を添加した場合、最低レベルで、わず
かの粘度減少がみられるが、一般に、この程度の減少ば
許容できる程度である。しかしなか゛ら、好ましくは、
固体界面活性剤/ポリマー重量比は少なくとも20%で
あり、一方幾つかの界面活性剤/ポリマー系に対しては
、割合は好ましくは少なくとも30%である。
油可溶のイオン性界面活性剤が、油水中型エマルジョン
中に存在する。あるいは又、油可溶のイオン性界面活性
剤が油水中型エマルジョンから分離でき、この場合、該
活性剤は油中水型エマルジョンの添加前、添加時あるい
は添加後のいずれかにおいて増粘化のため媒質に添加で
きる。
界面活性剤の混合物を用いると、特に急速な増粘が達成
される。
全体の固体の界面活性剤/固体ポリマーの割合、使用さ
れる特定の界面活性剤又は複数の界面活性剤並びに混合
物が用いられる場合、混合物中の界面活性剤の相対的量
が、電解質の添加の際生じる粘度の減少を伴うことなく
急速でかつ有効な増粘を達成できるように選択できる。
適当な、アニオン性界面活性剤には、アルキルアリール
スルホン酸のアルカリ金属塩、ナトリウムビストリデシ
ルスルホスクシナート、ナトリウムジオクチルスルポス
クシナートおよびそれらの混合物が含まれる。適当なカ
チオン性界面活性剤には第四アンモニウム化合物および
脂肪アミンおよびアミドの誘導体が含まれる。
好ましくは、ポリマー成分は油中水型ポリマーエマルジ
ョンの水相の溶液中に存在し、このエマルジョンは油中
水型モノマーエマルジョンの水相中の?容液中に存する
1種又はそれ以上のモノマーから現場重合法により好都
合に製造できる。
ポリマー成分は、存在する少量の多官能性モノマーは別
として、その残基の各々がイオン化可能であるポリマー
(全体的にイオン性ポリマー)、その残基の一部がイオ
ン化可能であり更にその一部が非イオン化可能であるポ
リマー(部分的にイオン性ポリマー)、又は全体的にイ
オン性もしくは部分的にイオン性ポリマーと非イオン性
ポリマーとの混合物例えば全体的にイオン性合成ポリマ
ーと非イオン性の合成もしくは天然の有機ポリマーとの
混合物とから成ることができる。
好ましくは油可溶性界面活性剤と特に適合し得る水溶性
ポリマーは、一部又は全部がイオン性モノマーから得ら
れたポリマー又はイオン性基から成るポリマーおよびイ
オン性を有さないポリマーのン昆合物である。
水溶性ポリマーが誘導される適当なアニオン性モノマー
には、アクリル酸、メタクリル酸、2−アクリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酸、2−スルホエチルメ
タクリレート、スチレンホスボン酸、それらのアルカリ
金属およびアンモニウム塩、ナトリウムスチレンスルホ
ナートおよびこれらのいずれかの互いの混合物が含まれ
る。
水溶性ポリマーが誘導され得る適当なカチオン性モノマ
ーには、ジメチル−アミノエチル(メチル)アクリレー
トおよび四級誘導体、ジアリルジメチルアンモニウムク
ロリド、ジアリルジエチルアンモニウムクロリドおよび
これらのいずれの互いの混合物が含まれる。
部分的にイオン性もしくは非イオン性の水溶性ポリマー
中に残基を与えるイオン特性を有しないモノマーには、
アクリルアミド、メタクリルアミドおよびビニルピロリ
ドンが含まれる。
少量の多官能性モノマーが水溶性ポリマーに配合でき特
性バランスを修正できる。適当な多官能性モノマーには
、二官能性モノマー、例えばジアリル尿素、メチレンビ
スアクリルアミド、アリルメタクリレート、ジアリル尿
素レ−1・、グリコールジ(メタ)アクリレート、およ
びトリアリルシアヌレート、トリアリルイソシナヌレー
トおよび多官能性ポリアルキレンエーテルが含まれる。
このようなモノマーは全モノマーの0.005〜2重量
%量で、通常は0.5%以下で好ましく用いられる。
水溶性ポリマーは、いかなる周知の技術を用いても製造
することができるが、最も好都合には反転乳化プロセス
により製造できる。これは次のa)〜C)により達成さ
れる: a)水性モノマー溶液の調製、 b)油可溶性界面活性剤又は各々がHL B値9以下を
有するかもしくは千ツマー協合性テする油可溶性界面活
性剤混合物中での水性相の乳化、および C)標準の遊離基生成開始剤を用いた分散水性相中での
モノマーの重合。
水溶性コポリマーは、このように、非水性連続相中コポ
リマーの水性溶液の微細分散体として得られる。
第三の態様によれば、本発明は、水溶性ポリマーの油中
水型エマルジョンを含む、捺染ペーストの増粘用増粘剤
であって、油相の少なくとも一部分がシリコーン油であ
る増粘前を提供するものである。
本発明者が見出したところによれば、連続(油)相が全
体的にまたは部分的にシリコーン油からなる、水溶性ポ
リマーの前記反転エマルジョンを使用することによって
増粘した捺染ペーストは、連続相が全体的に炭化水素ま
たはハロゲン化炭化水素であるものと比較して、より軟
質の捺染をもたらす。
得られる軟質性は、使用する与えられた粘度のシリコー
ン油の量および与えられた量に対して使用するシリコー
ン油の粘度の両者に比例する。
本発明において有用なシリコーン油としては、ジメチル
ポリシロキサンおよびメチル水素ポリシロキサンからの
ものが含まれる。これらのシリコーン油は、それぞれ、
ダウ・コーニング(1’lowCorning)からF
luid 200 レンジ(range) として、そ
してティー・エイチ・コールドスミス(TllGold
smi th)からTegiloxan レンジとして
市販されている。
シリコーン油が連続相の少量成分である場合には、重合
完了後に反転エマルジョン増粘剤ラテックスにそれを加
えることができるか、あるいは捺染ペースト配合物中に
直接に適当量を加えることができる。
本発明を適用する反転エマルジョン増粘剤は、標準的な
方法、例えば連続油相中に分散した千ツマー1種または
それ以上の水溶液の重合によって製造することができる
。前記の方法を使用して、分散水性相中に溶解したポリ
マーの油中水型エマルジョンを提供することができ、そ
してそのエマルジョンは優れた増粘性を提供し、捺染織
物に改善された風合を与える。
特に適した増粘剤系は、前記した本発明の第一および第
二の態様を提供するものである。必要なことは、炭化水
素油相を部分的または全体的にシリコーン油と置き換え
ることによって前記の系を変性することだけである。本
発明を具体化する増粘剤は、前記の本発明の第一および
第二の態様の系と同じ用途をもち、そして同じ利点をも
たらす。
〔好ましい態様の説明〕
本発明を具体化する増粘剤に関し、以下、実施例に基づ
いて更に詳細に説明する。
以下の実施例において、商品名は*印で示す。
粘度測定は、すべて、ブルックフィールドRVT、スピ
ンドル6、スピード5.25℃において実施した。
実施例で使用する着色剤のカラーインデックス番号反応
性染料のチバクロン(Cjbacron” )レンジ1
、 ブラック・ピー・シー(Black  BG)−2
00χ C,1,リアクティブ カラ、ジク2、 バイ
オレット・2アール(Violet2R)  C,1,
リアクティブ八イ才し・ント23、 ブラウン4シー・
アール(Brown4GR)  C,1,リアクティブ
ブラウン24、 ネイビー・ティー2アー+L (Na
vyT2R)  C,I 、リアクティブブト107、
 オレンジ2−アーB(Orange2−R)   C
,1,リアクティブオレンジ139、 レフト、ピー(
Red  B)          C,T、リアクテ
ィブレット2410、オレンジ 4アーIL(Oran
ge4R)    C01,リアクティブオレンジ35
11、ネイビー・シー(Navy  G)−150χ 
 C,1,リアクティブブラック3912、レット3ビ
ー(Red  3B)          C,1,リ
アクティブレ、)’4513、)+L″J6アーB(T
urquoise6R)   C,1,リアクティブブ
ト7214、イエn−5シー(Yel 1ow6G) 
     C,T 、リアクティブイzI+−95例1
〜例7は、本質的に完全なイオン性のポリマーを増粘剤
が含有している場合の木発明の第一の態様を説明するも
のである。但し、例5(2)、例6(B)および例6(
C)は、油溶性界面活性剤を増粘剤系中で使用する場合
の、本発明の第二の態様を更に説明するものである。例
6(E)は木発明の範囲外のものであり、比較のために
記載するものである。
以下余白 ラL−上 Δ、モノマー?容?夜          PBW水 
                   298.0ア
ンモニア溶液(S、G、0.88)    150.0
アクリル酸           200.02−スル
ホエチルメタクリレ−1−2,5メチレン−ビス−アク
リルアミド 0.1へルセネソクス(Versenex
 ” )80  0.5.11 5.Flに言周整 (*)へルセネソクス80はジエチレントリアミン五酢
酸すl・リウム塩の水溶液であり、ギレー1へ化剤とし
て使用して少量の不純物が重合工程に悪影響を与えない
ように作用する。
前記のモノマー溶液へを有機溶剤媒体B中に分1枚させ
た。
以下余白 B、有m熔剤 イソパール・エル(Isopar ” L)    1
0.0イソパール−Xム(Isopar ” M)  
  240.0得られた油中水型子ツマーエマルジョン
を窒素でパージし、周知のレドックス開始剤を使用して
重合した。
続いて、水溶性界面活性剤の混合物Cを加えた。
C3水溶性界面活性剤 最終生成物は、粘度700cpsの油中水型ポリマーエ
マルジョンであった。
例2 前記例1のポリマーエマルジョンを合成増粘剤として使
用して、分散染料の混合物を含む捺染ベーストを調製し
、合成織物(ポリエステル100%)の捺染に使用した
以下の方法で行った。
水                       9
2.5例1の合成増粘剤          4.0均
質化した捺染ペーストの粘度は32.0OOcpsであ
った。
捺染条件:ツインマー(Zimmer” )実験室用機
を使用 バーの直径      15鶴 織 物  ステソチドポリエステル 捺染した織物を100°Cで10分間乾燥し、ヘルナー
・マチス(Werner−Mathis ” )実験室
用スチーマ−中で8分間175°Cにおいて高温蒸気に
よって固定した。3%石けん、冷水および熱水で洗った
捺染性は良好であった。
例  3 A、モノマー溶液 水                    297.
0アンモニア熔液(S、G、0.88)    1.5
0.0アクリル酸           200.0メ
タクリル酸           2.55−スルホエ
チルメタクリレ−1−2,5ベルセネソクス(Vers
enex ” )80  0.5ジアリル尿素    
       0.5アリルメタクリレート     
  0.5p)+ 5.8に調整した。
前記のモノマー溶液Aを有機溶剤媒体B中に分散した。
B、有機溶剤 イソパール・エル(Isopar ” L)    1
0.0イソバール・エム(Isopar ” M)  
  240.0ウイ・ノトカミド(Witcamide
” )511  25.0スパン(Span ” )8
0          1.0クリル(Crill” 
)6         1.0得られた油中水型モノマ
ーエマルジョンを窒素でパージし、周知のレドックス開
始剤を使用して重合した。
次に、水溶性界面活性剤の混合物Cを加えた。
C1水溶性界面活性剤 エチラン・ティー・ニー(Ethylan” TU) 
 20.0トウイーン(Tween” )80    
     10.0トウイーン(Tween” )’2
0         10.0炎□↓ 前記例3のポリマーエマルジョンを合成増粘剤として使
用してピグメント捺染ペーストを増粘し、そのペースト
を67%ポリエステル/33%木綿混紡の捺染に使用し
た。
以下の方法で行った。
水                        
83.0例3の合成増粘剤          4.0
均質化した捺染ペーストの粘度は28.000cpsで
あった。
捺染条件:ツィンマ−(Zimmer” )実験室用機
を使用 バーの直径      6.I、I 捺染織物を100℃で10分間乾燥し、ヘルナー・マチ
人・(Werner−Mathis” )実験室用スチ
ーマ−中で4分間、150℃において乾燥加熱で固定し
た。
捺染性は良好であった。
以下余白 例5(1)〜5(3) A、モノマー溶液        PBW水酸化ナトリ
ウム        110.0水         
           385.0アクリル酸    
       200.0メタクリル酸       
   5゜0ベルセネソクス(Versenex ” 
)80  0.5ジアリル尿素           
0.075メチレン−ビス−アクリルアミド 0.02
5pH6,5に調整した。
前記のモノマー溶液Aを有機溶剤媒体B中に分散した。
B、有機溶剤 イソパール・エム(Isopar ” M)    2
25.0ウイツトカミド(1+Iitcamide” 
)511  25.0スパン(Span ” )80 
         1.0クリル(Crill” )6
         1.0得られた油中水型モノマーエ
マルジョンを窒素でパージし、周知のレドックス開始剤
を使用して重合し、油中水型ポリマーエマルジョンを得
た〔例5(1))。
別々の増粘剤界面活性剤Cを使用して、更に2種の油中
水型ポリマーエマルション〔例5(2)および例5(3
)〕を調製した。
C9増粘剤界面活性剤 例5(2)の増粘剤は、ポリマー固体含量26.7%お
よび界面活性剤固体含量4.2%(界面活性剤/ポリマ
ー固体比は15.7%)であった。
、pm■L 合成増粘剤及び反応性染料(シバクロン1
ゴールデンイエロー2 R−A) ヲ含有する増粘され
た処方物 これらの例は増粘剤界面活性剤が油溶性又は水溶性のい
ずれでよく、そして増粘剤又は増粘されるべきペースト
のいずれにも加えられ得ることを示す。
(八) 水                    
         66、。
尿素      10.0 炭酸水素ナトリウム       3.0染料還元阻害
剤        ]、00反応性染料       
  7.0均一化された捺染糊粘度13,0OOcps
 。
(B)水        66、。
尿素      10.0 炭酸水素ナトリウム      3.0染料還元圀害剤
        1.0反応性染料         
 7.0均一化された捺染糊粘度12,000cps 
以下余白 (3つ) (C)水         66.0 尿素      10.0 炭酸水素ナトリウJ、       3.0染利還元阻
害剤        1.0ランクロポール” KOス
ペシャル 6.0例5(1)の合成増粘剤      
10.0増粘剤界面活性剤を全(伴わない 反応性染料          7.0均一化された捺
染糊粘度12.000cps。
固体界面活性剤/固体ポリマーJ:L、 22%。
(D)水         66.0 尿素      川、O 炭酸水素ナトリウム       3.0染料還元阻害
剤        1.0エチラン” RCP(水溶性
) 例5(1)の合成増粘剤      15.0増粘剤界
面活性剤を全く伴わない 反応性染料          7.0均一化された捺
染糊粘度10,0OOcps 。
(E)アルギン酸塩増粘剤処方物 水                    78.0
尿素      10.0 炭酸水素ナトリウム      3.0染料還元阻害剤
        1.0均一化された捺染糊粘度6.0
00cps。
プリント条件 チンメル(Zimmar) ” ラボラトリ−機綿製室
内装備用生地 ロンド直径   10龍 プリント速度  5〉 機械設定値 圧力  3) 定着=100°Cにて10分間蒸気処理:100%R,
+(洗浄:冷すすぎ、次に0.3%石鹸フレークを含有
する沸騰水中5分間、次に冷 すすぎ。
結果: 浸 透−合成増粘剤により増粘されたペースはアルギン
酸塩増粘ペーストに卓越する。
鮮明度−合成増粘剤により増粘されたペース1〜はアル
ギン酸塩増粘ペーストに卓越す る。
着 色−合成増粘剤により増粘されたペーストはアルギ
ン酸塩増粘ペーストに卓越す る。
風合い一合成増粘剤により増粘されたペーストはアルギ
ン酸塩増粘ペーストと同じ。
例7゜ 例5(3)のポリマーエマルジョンを用いて反応性染料
及び分散染料の混合物の捺染糊を作り、そして67%ポ
リエステル/33%綿ブレンド生地のプリントに使用し
た。
方法は次の通りであった。
以下余白 水                      67
.5カルゴン9T(金属イオン封tfi 剤)   1
. 。
炭酸水素ナトリウム        3.0保湿剤(尿
素)10.0 均一化された捺染糊粘度6.0OOcps0プリント条
件は例2と同様。過熱蒸気を用いて180℃にて8分間
定着。すべてのプリント特性は良好であった。
例9及び11〜14は、増粘剤系において油溶性界面活
性剤が使用されるこの発明の第2の観点を例示し、例8
及び10は比較例である。例11及び13、並びに例1
2の実験60、及び実験14はさらに、この発明の第2
の観点を例示し、ここでは増粘剤が、本質上全体的にイ
オン性であるポリマーを含有する。
うL−影。
19モル%のアクリル酸ナトリウム及び81モル%のア
クリルアミド十合計0.02重量%のメチレンビスアク
リルアミドを好ましい逆相乳化法により調製した。生じ
たラテックスは26.2重量%のポリマー固体を有して
いた。
10%の尿素、3%の炭酸水素すl・リウム及び1%の
染料還元阻害剤(すべて重量)を含有する水性溶液から
成る反応性染料ベースを調製した。
染料ベース、水溶剤界面活性剤及びポリマーの種々の組
合わせを作り、そしてそれらの粘度を反応性染料及び塩
化ナトリウムの添加の前後において測定した。
これらの結果を第1図に示す。水溶性界面活性剤による
逆相エマルジョンの逆転に対する正常な挙動が起こるこ
と、及び(al電解質の添加後に粘度が低下し、fb)
ポリマー濃度が低くなるに従って電解質添加前の粘度が
低くなることがわかる。
以下余白 芽−二り一表 水溶性界面活性剤の存在下で逆相エマルジョンにより増
粘された染料ペーストの粘度に対する電解質の効果 すべての実験は、反応性染料基材の増粘されたペースト
81重量%を用いて行われた。
電解’ft : A  シバクロン9ゴールデンイエロ
ー2RB 塩化ナトリウム 以下余白 水溶性界面活性剤エチラン” BCPの、エチラン”T
U、トウィーン″ 20、トウィーン1′40(20モ
ル−オキシエチル化モノパルメチン酸−HL B 1.
5.6)、トウィーン60(20モル−オキシエチル化
モノステアリン酸−HL B 14.9)、トウィーン
80 (例1を参照のこと)、チキソフォール”D40
(グリセライド油由来のエトキシレート)、チキソフォ
ール” 65A30P、及びチキソフォー71/”T9
5(すべて非イオン性水溶剤界面活性剤)による置き換
えは、エチラン”BCPについて第1表に示したのと同
様の結果をもたらした。
例9 例8に記載したポリマーエマルジョンを用い、しかし水
溶性界面活性剤の代りに油溶性界面活性剤を用いて、異
る様子が得られた。第1に、ポリマーの量が減少しそし
て油溶性界面活性剤が増加した場合、ベース粘度に有意
な差が存在せず、そして第2に、反応性染料又は塩化ナ
トリウムの形で電解質を添加した後に粘度が増加する。
これを第2表に示す。
第3表に示すように、この効果は1つの染料に限定され
ない。
以下余白 第一ス□表 13  81    0.6   2.88 44.0
00  −   A7 29,00014    81
       1.2      2.62   .1
4,000   −    八 7   38.000
15  81     ]、、B8  2.36 43
.000−A7 55,00016  81    2
.4   2.10 43.000 −   A7 6
6.00017     gl        3.0
     1すl’!4   42,000   − 
  八 7   s4.oo。
18   81     3.0    1.134 
 42.000  −   R160,0001981
3,01,8442,000−B2 110,0002
0  81    3.0   1..84  42.
000  −  84 140.00022    8
0       3.0     1.84  42,
000   6    八 2  47,00023 
  80    3.0    1.84  41..
000  4.   A4  61,00024   
80    3.0    1.84  38.000
− 2   A6  73,00025    80 
     3.0     1.84  38.000
   0    八 8  89.00OA=シバクロ
ン”ゴールデンイエロー −2RB−塩化ナトリウム 第3表 染料ペーストの粘度に対する反応性染料の効果すべては
、増粘された捺染糊(プリントペースト)の重量に対し
て、82%の反応性染料基材、3.0%の固体ジオクチ
ルナトリウムスルホサクシネ−1・、及び1.84%の
固体ポリマー(例8のラテックスにより与えられる)を
含み、42.000cpsの基材粘度を与える。
例10 0.02%のジアリル尿素及び0.02%のメチレンビ
スアクリレート(いずれも全重合性材料に対する重量%
)の導入を伴うアクリル酸ナトリウムの逆相乳化重合に
よりイオン性ホモポリマーを作った。
得られたラテックスは27.3重量%のポリマー固体含
量を有していた。
例8と同様にして反応性染料ベースを調製し、そして染
料ベース、水溶性界面活性剤及びポリマーの種々の組合
わせを作り、そしてそれらの粘度を、反応性染料の添加
の前後において測定した。
結果を第4表に示す。例8の場合と同じ結果が認められ
た。すなわち、 (al  イオン性反応性染料の添加の後粘度が低下し
、又は (bl  ポリマー濃度が低くなるに従って、電解質の
添加前の濃度が低くなる。
前記の水溶性界面活性剤を例8のような他の界面活性剤
で置き換えた場合、類似の結果が与えられた。
第4表 水溶液性界面活性剤の存在下において、逆相エマルジョ
ンによって増粘された染料ペーストの粘度に対する反応
性染料の効果。
全実験は、増粘されたプリントペーストの82重量%の
反応性染料ベースを用いて行なわれた。
例11 例10に記載のポリマーを用い、但し、水溶性界面活性
剤の代わりに油溶性界面活性剤を使用して、第5表に見
ることができるように異なった状況を得る。
以下余白 第5表 第6表 染料ペーストの粘土に対する反応性染料の効果。
すべては、増結されたプリン1−ペーストの重量により
、82%の反応性染料ベース、3.0%の固形油溶性界
面活性剤、及び例10のラテックスによってもたらされ
た1、9]%のi固体ポリマーを含み、48、0OOc
psのベース粘度を与える。
例12 例8及び例10がらのポリマーエマルジョン(但し油溶
性界面活性剤を含む)を用い、重着色剤、すなわち(重
量%): 反応性染料−C4bacron”青色3−R45,5%
分散性染料−Terasjl ”青色X−2G 33.
3%分散性染料−Terasil ”紫色X−B   
16.4%の混合物を増結した。
着色剤ベースは、10%尿素、3%の炭酸水素ナトリウ
ム、及び1%のCalgon” ? (組成物中82.
5%である)の水溶液から成った。油溶性界面活性剤を
、3%で混入した。
第  7  表 増粘に対するポリマーの効果 59   例8  1.84 48,000 5.5 
58.00060   例1.0   1.91  /
16,000 5.5 60,000これらは、再び、
着色剤混合物の添加に対して粘度の増大を示す。
例13 この発明の有用性を実証するために調製された反応性染
料プリントペースト(第3表及び第4表。
実験26〜34及び48〜58)を、プリント綿室内装
備用布のために使用した。
プリント条件 Zimmer”実験機械 ロンド直径 15龍 プリン1〜速度 3)機械設定 圧力5) 定着:100℃で10分間蒸した;100%11.11
゜洗浄:冷水ずずぎの後、0.3%フレーク石けんを含
む沸胱水中で5分間、そして次に冷水ずずぎ。
結果:全プリント性質は、良好であった。
例14 この発明の有用性を実証するために調装された着色剤の
混合物を含むプリントペースト実験59及び60)を、
67%ポリエステル及び33%綿を含む混合布をプリン
1−するために使用した。
プリント条件は、例11に関するのと同じであった。
定着:150°Cで4分間乾燥加熱した。
洗浄二個11と同しようにして行なった。
結果:全プリント性質は良好であった。
例15〜17は、油中水型エマルジョンの油相部が、シ
リコン油である発明の第三面を例示している。これらの
例は、さらに、油溶性界面活性剤が増粘系に使用される
発明の第二面を例示している。これらの例は、着色染料
を用いるこの発明の使用を示しているけれども、この発
明は、そのよ・うな染料に限定されず、そして反応性染
料、分散性染料及びそれらの混合物が使用され得る。風
合を決定するだめの器具による技法がないので、最とも
粗い風合について1から最とも柔軟なプリントについて
10までの比較評価を用いることが必要であった。
例15 一連の逆相エマルジョンラテックスを調製した;これら
は次のものから成った:すなわち、a)ラテックスの7
1重量%から成りそしてラテックスの1000重量部当
り210重量部(2.36モル)のアクリル酸アンモニ
ウム、40重量部(0.56モル)のアクリルアミド及
び0.4重量部(すなわち0.04重量 %)のおのお
ののジアリル尿素及びメチレン−ヒス−アクリルアミド
を含む水相。
b)ラテックスの29重量%から成りそしてそのラテッ
クス67、8重量%を形成する油溶性界面活性剤の混合
物を含めそして16.8%の固体界面活性剤/固体ポリ
マーを与える油相。
A        100       0B    
     90      10C         
80      20D         70   
   30ラテックスB.  C,及びDについて使用
されたシリコン油は、200cpsの粘度を有した。ラ
テックスA,B,C及びDのための重合条件は同一であ
った。
例16 一連の逆相エマルジョンラテックスを調製した;これら
は次から成った:すなわち a)例15に記載の水相。
b)炭化水素90%及びシリコン油10%並びに例15
に記載の界面活性剤から成る油相。
E            1.、000F     
       5,000G           1
0,000H           12,500ラテ
ックスF.、’F, G及びHについての重合状性は、
同一であった。
例17 逆相エマルジョンA−Hを用いて、プリントペーストを
調製した。配合は次から成った:すなわち bw 水道水          82.5 八quarine”  Blue  3GW     
      3.0この発明の有用性を実証するために
、ラテックスA−1(により調製されたペーストを用い
て、プリントを行なった。
プリント条件: 布−65%ポリエステル/35%綿を配合した。
Zimmer ”実験機械 バー直径 6鰭 磁気圧力 5)機械設定 速度 4) プリントを、100℃で10分間乾燥せしめそして15
0°Cで乾熱にて4分間、Werner−Mathis
”中で固定した。
結果は、第8表に表示されている。
プリント配合物に添加前、ラテックスと同時に又はプリ
ントペーストにラテックスの添加後、ラテックスに水中
油型乳化剤又はそのような界面活性剤の混合物の添加は
、得られた軟化の大きさ又は程度を変えなかった。
以下余白 裏−jし一表 A   I 良好

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水溶性ポリマーの油中水型エマルジョンを含む水性
    媒体増粘用増粘剤であって、ポリマーはエマルジョンの
    水相中に溶液で存在し、このポリマーは、実質上全体と
    して本来イオン性であり、ただし少なくとも2個の不飽
    和基を含む少なくとも1種の架橋性モノマーから誘導さ
    れたものである少量の架橋性部分を含むように、イオン
    化可能な基を含む少なくとも1種の不飽和モノマーから
    誘導されたものである、水性媒体増粘用増粘剤。 2、イオン化可能な基を含む前記不飽和モノマーがアニ
    オン性である、特許請求の範囲第1項記載の増粘剤。 3、前記架橋性モノマーがモノマーの合計重量に対して
    約0.0005〜約5%の量でポリマー中に存在する、
    特許請求の範囲第1項記載の増粘剤。 4、アニオン型モノマーがアクリル酸及びメタクリル酸
    、それらのアルカリ金属塩及びアンモニウム塩、2−ア
    クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−ス
    ルホエチルメタクリレート、スチレンホスホン酸、スチ
    レンホスホン酸ナトリウム、アクリレート及びメタクリ
    レートのホスホン酸誘導体、並びにそれらの互いに他と
    の混合物から選ばれる、特許請求の範囲第2項記載の増
    粘剤。 5、架橋性モノマーがアリルメタクリレート、メチレン
    ビスアクリルアミド、ジアリルフタレート、ジアリル尿
    素、グリコールジアクリレート及びメタクリレート、ト
    リアリルシアヌレート及びイソシアヌレート、多官能性
    アルキレンエーテル、並びにそれらの互いに他との混合
    物から選ばれる、特許請求の範囲第2項記載の増粘剤。 6、更に界面活性剤を含む、特許請求の範囲第1項記載
    の増粘剤。 7、界面活性剤が水溶性であり、油中水型エマルジョン
    の水相中に存在する、特許請求の範囲第6項記載の増粘
    剤。 8、界面活性剤が油溶性であり、油中水型エマルジョン
    の油相中に存在している、特許請求の範囲第6項記載の
    増粘剤。 9、油相の少なくとも1部がシリコーン油である、特許
    請求の範囲第1項記載の増粘剤。 10、少なくとも2種の成分を含む水性媒体増粘用の増
    粘系であって、これらの成分はi)少なくとも1部がイ
    オン化可能であるような残基を含有するポリマーを含む
    水溶性ポリマー成分であって、油中水型エマルジョンの
    水相中に存在するポリマー成分、及びii)油中水型エ
    マルジョンの水相中よりもその油相中により多量に溶解
    するイオン型界面活性剤であり、前記増粘系がポリマー
    成分の固体ポリマーの少なくとも15重量%のイオン型
    界面活性剤を含む増粘系。 11、ポリマー成分の固体ポリマーの少なくとも30重
    量%のイオン型界面活性剤を含む、特許請求の範囲第1
    0項記載の増粘系。 12、ポリマー成分が油中水型エマルジョンの水相中に
    溶液で存在する、特許請求の範囲第10項記載の増粘系
    。 13、イオン型界面活性剤が油中水型エマルジョンの油
    相中に溶液で存在する、特許請求の範囲第10項記載の
    増粘系。 14、イオン型界面活性剤がアルキルアリールスルホン
    酸のアルカリ金属塩、ナトリウムビストリデシルスルホ
    スクシネート、ナトリウムジオクチルスルホスクシネー
    ト及びそれらの混合物から選ばれる特許請求の範囲第1
    0項記載の増粘系。 15、イオン型界面活性剤が第四級アンモニウム化合物
    及び脂肪アミン及びアミドの誘導体から選ばれるカチオ
    ン型界面活性剤である、特許請求の範囲第10項記載の
    増粘系。 16、水溶性ポリマーがアクリル酸、メタクリル酸、2
    −アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2
    −スルホエチルメタクリレート、スチレンホスホン酸、
    及びそれらのアルカリ金属塩、及びスチレンスルホン酸
    ナトリウム及びそれらの混合物から選ばれるモノマーか
    ら誘導されたアニオン性残基を含む、特許請求の範囲第
    10項記載の増粘系。 17、水溶性ポリマーがジメチルアミノエチルアクリレ
    ート及びメタクリレート、それらの第四級化誘導体、ジ
    アリルジメチルアンモニウムクロリド、ジアリルジエチ
    ルアンモニウムクロリド並びにそれらの混合物から選ば
    れるモノマーから誘導されたカチオン型残基を含む、特
    許請求の範囲第10項記載の増粘剤。 18、水溶性ポリマーがイオン性残基、及びアクリルア
    ミド、メタクリルアミド及びビニルピロリドンから誘導
    されたノニオン性残基を含む、特許請求の範囲第10項
    記載の増粘系。 19、水溶性ポリマーが実質上全体としてイオン性であ
    るけれども、少なくとも1種の多官能性モノマーから誘
    導された少量の残基を含む、特許請求の範囲第10項記
    載の増粘系。 20、水溶性ポリマーがイオン性及びノニオン性残基及
    び少なくとも1種の多官能性モノマーから誘導された少
    量の残基を含む、特許請求の範囲第10項記載の増粘系
    。 21、油相の少なくとも1部がシリコーン油である特許
    請求の範囲第10項記載の増粘系。 22、水溶性ポリマーの油中水型エマルジョンを含み、
    油相の少なくとも1部がシリコーン油である、水性媒体
    増粘用増粘剤。 23、シリコーン油がジメチルポリシロキサン及びメチ
    ル水素ポリシロキサンから選ばれる、特許請求の範囲第
    22項記載の増粘剤。 24、水溶性ポリマーの油中水型エマルジョンを含む増
    粘剤であって、ポリマーはエマルジョンの水相中に溶液
    で存在し、このポリマーは、実質上全体として本来イオ
    ン性であり、ただし少なくとも2個の不飽和基を含む少
    なくとも1種の架橋性モノマーから誘導されたものであ
    る少量の架橋性部分を含むように、イオン化可能な基を
    含む少なくとも1種の不飽和モノマーから誘導されたも
    のである増粘剤を、水性媒体に添加することを含む、水
    性媒体増粘方法。 25、i)少なくとも1部がイオン化可能であるような
    残基を含有するポリマーを含む水溶性ポリマー成分であ
    って、油中水型エマルジョンの水相中に存在するポリマ
    ー成分、及びii)油中水型エマルジョンの水相中より
    もその油相中により多量に溶解するイオン型界面活性剤
    を含む増粘系であって、ポリマー成分の固体ポリマーの
    少なくとも15重量%のイオン型界面活性剤を含む増粘
    系を、水性媒体に添加することを含む、水性媒体の増粘
    方法。 26、油中水型エマルジョンの油相の少なくとも1部が
    シリコーン油であるような、水溶性ポリマーの油中水型
    エマルジョンを、水性媒体に添加することを含む、水性
    媒体の増粘方法。
JP60276146A 1984-12-10 1985-12-10 水性媒体増粘用増粘剤 Pending JPS61264056A (ja)

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JP2003012444A (ja) * 2001-06-11 2003-01-15 L'oreal Sa 疎水性グラフトを含む2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ポリマー(コポリマー)で安定化された油中水型エマルション形態の化粧品および/または皮膚科学的組成物
JPWO2005121270A1 (ja) * 2004-06-08 2008-04-10 東亞合成株式会社 水溶性増粘剤及び漂白洗浄剤

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