JPWO2005096944A1 - 放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影プログラム - Google Patents

放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影プログラム Download PDF

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Abstract

操作者がコンソール間を移動しても、その操作者が現在使用しているコンソールで放射線画像を確認でき、放射線撮影の撮影効率を高めることのできる放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影プログラムを提供する。このために、放射線画像データを取得して、得た放射線画像データを送信する1又は複数のX線画像検出装置1と、コンソール2の操作者の操作者IDを得ると共に、X線画像検出装置1から放射線画像データを受信したら、受信した放射線画像データに対応する確認用画像を表示できる複数のコンソール2とを有する放射線画像撮影システムであって、コンソール2が得た操作者IDから、コンソール2と当該コンソール2を現在使用している操作者の操作者IDとの対応関係を保持し、放射線画像に対応する操作者IDが、現在使用している操作者の操作者IDであるコンソール2で当該放射線画像の確認用画像を表示できるようにした。

Description

本発明は、放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影プログラムに関するものである。
従来より、X線画像に代表される放射線画像が病気診断用などに広く用いられており、放射線画像を撮影する装置として放射線画像撮影装置が知られている。この放射線画像撮影装置としては、被写体を透過した放射線を検出する手段として、放射線フィルムを用いるものや、照射された放射線エネルギーを蓄積する蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して可視画像を得る輝尽性蛍光体シートを用いるものが知られている。
また、最近では、大規模な医療機関等における使用に対応するため、複数のコンソールを備えるシステムの導入が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、近年では、二次元状に配設された複数の固体光検出素子により、検出した放射線画像を表す放射線画像データを出力するためのFPD(フラットパネルディテクタ:Flat Panel Detector)と呼ばれる平面検出器の一種を有する放射線画像検出装置が販売されている。
このFPD(Flat Panel Detector)は、前記放射線フィルムや輝尽性蛍光体シートと異なり、放射線画像データを得るために別途読取装置等を用いる必要がなく、放射線画像データを撮影後すぐに取得できる。この点、特に医療の現場等においては、撮影後即時に画像を確認したいという要請があり、FPD(Flat Panel Detector)はこのような要請に応えるものとして期待されている。
また、最近では、複数の撮影室を備え、各撮影室に放射線源及び撮影用の設備を備える大規模な医療施設も増加している。そして、このように撮影室が複数ある場合には、撮影した画像を各撮影室内で即時に表示させ確認できるようにするために、各撮影室に放射線源や撮影用の設備とともに放射線画像を表示させるコンソールを設置することが広まっている。
一方、FPDを内蔵したカセッテに無線通信部と充電池等の内部電源を設け、無線(無線通信のこと)を介してコンソール等の外部機器と通信することが開示されている(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)。
特開2002−159476号公報 特開2004−180931号公報 特開2004−173907号公報
ところで、原則として1回ずつしか撮影することのできない放射線フィルムや輝尽性蛍光体シートと異なり、FPD(Flat Panel Detector)の場合には一つのFPD(Flat Panel Detector)によって複数回の撮影を行うことが可能であることから、1回撮影が行われた後に撮影者がFPD(Flat Panel Detector)とともに撮影室を移動し、次の撮影に臨むということが考えられる。
しかしながら、撮影した画像は、撮影を行った撮影室のコンソールでなければ表示させることができず、操作者は撮影した画像を確認するためには画像が表示されるまで撮影を行った撮影室で待つことが必要であった。このため、複数の撮影室を移動しながら撮影を行うような場合、短時間で次々に撮影室を移動することができず、撮影効率が落ちるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題を解消し、操作者がコンソール間を移動しても、その操作者が現在使用しているコンソールで放射線画像を確認でき、放射線撮影の撮影効率を高めることのできる放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影プログラムを提供することを目的とするものである。
本発明の第1の側面によれば、放射線撮影により放射線画像を表す放射線画像データを得て、得た放射線画像データを送信する1又は複数の放射線画像検出装置と、当該コンソールの操作者の操作者IDを得ると共に、前記放射線画像検出装置から放射線画像を表す放射線画像データを受信したら、受信した放射線画像データを用いて当該放射線画像に対応する確認用画像を表示できる前記複数のコンソールと、を有する放射線画像撮影システムであって、前記コンソールが得た操作者IDから、当該コンソールと当該コンソールを現在使用している操作者の操作者IDとの対応関係を保持し、放射線画像に対応する操作者IDが、現在使用している操作者の操作者IDであるコンソールで当該放射線画像の確認用画像を表示できる。
これにより、撮影者が複数のコンソール間を移動しながら繰り返し撮影を行うような場合でも、放射線撮影により得た放射線画像データの確認用画像を移動した先のコンソールである、その操作者が現在使用しているコンソールで放射線画像を確認できるため、操作者は元のコンソールで確認用画像が表示されるまで待って画像を確認してから移動する必要がなく、放射線撮影の撮影効率を高められる。
特に、放射線撮影により得た放射線画像に対応する操作者IDとコンソールとの対応関係を保持し、放射線画像検出装置が、放射線撮影により得た放射線画像に対応する操作者IDとコンソールとの対応関係を保持することにより、特別なシステム構築をしなくても、放射線撮影の撮影効率を高められる。
更に、放射線画像撮影システムが、放射線画像IDと放射線画像検出装置IDと操作者IDとの画像対応関係を保持し、放射線画像検出装置は、この画像対応関係により当該放射線画像検出装置に関わる放射線画像IDと操作者IDとの対応を得て、放射線画像の放射線画像IDに対応する操作者IDが、現在使用している操作者の操作者IDであるコンソールに、当該放射線画像の放射線画像データを送信するので、複数の放射線画像検出装置を有していても、特別なシステム構築をしなくても、放射線撮影の撮影効率を高められる。
また、サーバが、コンソールと、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDとの対応関係を保持することにより、円滑なシステム構築を可能にしつつ、放射線撮影の撮影効率を高められる。
また、コンソールが、各々、当該コンソールとの間に対応関係を有する操作者IDを保持することにより、特別なシステム構築をしなくても、放射線撮影の撮影効率を高められる。
特に、前記放射線画像検出装置は、放射線画像IDと操作者IDとの対応関係を保持し、この対応関係を用いて、前記複数のコンソールに対して放射線画像の操作者IDを送信し、前記コンソールは、受信した放射線画像の操作者IDが当該コンソールを現在使用している操作者の操作者IDと一致するか判断し、一致すると判断した場合に、操作者ID一致信号を前記放射線画像検出装置に送信し、前記放射線画像検出装置は操作者ID一致信号を受信したら、操作者ID一致信号を送信した前記コンソールに当該放射線画像の放射線画像データを送信し、前記コンソールは受信した当該放射線画像の放射線画像データを用いて当該放射線画像に対応する確認用画像を表示できる。これにより、特別なシステム構築をしなくとも、ネットワーク通信量が少なくて済み、より迅速な画像の確認が可能にしつつ、放射線撮影の撮影効率を高められる。
また、すでに一の操作者IDとの間に対応関係を有しているコンソールと、他の操作者IDとの間に対応関係を形成しないことにより、一つのコンソールに対して誤って複数の操作者IDが登録されるのを抑え、放射線画像データをより適切に受信でき、放射線撮影の撮影効率を高められる。
また、一の操作者IDが新たに一のコンソールとの間に対応関係を形成したときは、このコンソール以外との間に形成されていた操作者対応関係を解除することにより、一の操作者IDが複数のコンソールに登録されるのを抑え、放射線画像データをより適切に受信でき、放射線撮影の撮影効率を高められる。
また、前記コンソールが操作者により操作入力する操作入力手段を有し、前記操作入力手段が所定の入力をされない期間が所定条件を満たすと、当該コンソールの前記操作者対応関係を解除することにより、操作者が長期間操作を行わない場合に、操作者対応関係を解除する。このため、他の操作者がそのコンソールを使用することができ、コンソールを効率よく使用することができ、放射線撮影の撮影効率を高められる。
また、操作者の前記コンソールヘの操作により、当該コンソールの前記操作者対応関係を解除することにより、操作者の前記コンソールヘの操作により、他の操作者がそのコンソールを使用することができ、コンソールを効率よく使用することができ、放射線撮影の撮影効率を高められる。
また、前記放射線画像検出装置の少なくとも1つは、可搬のカセッテ型FPDであることにより、持ち運びや取扱いの自由度が高くなり、放射線撮影の撮影効率を高められる。
また、放射線画像検出装置は、無線通信により通信することにより、運搬や設置の自由度がより高く、容易であり、放射線撮影の撮影効率をより高められる。
また、この無線通信が、マイクロ波又は光による通信であることにより、大容量の放射線画像データを高速に効率的に送信でき、トータルとしての撮影効率が向上する。
また、無線通信を中継する無線中継器を備えたことにより、別室にあることが多いコンソールに対して直接無線通信をしなくても、無線中継器を介するので、大容量の放射線画像データをより高速に効率的に送信でき、トータルとしての撮影効率がより向上する。
また、放射線画像検出装置及び前記無線中継器を配置した撮影室を複数備え、前記複数の無線中継器と前記複数のコンソールとをネットワークを介して接続したことにより、放射線画像検出装置を他の撮影室に移動させても、無線中継器を介して無線通信できる。このため、大容量の放射線画像データをより高速に効率的に送信でき、トータルとしての撮影効率がより向上する。
また、本発明の第2の側面によれば、放射線撮影により、放射線画像を表す放射線画像データを得ると共に、コンソールから受信した当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDに基づき、放射線撮影により得た放射線画像に対応する操作者IDとコンソールとの対応関係を保持し、前記対応関係に基づき、得た放射線画像に対応する操作者IDに対応するコンソールに、前記放射線画像の放射線画像データを送信する1又は複数の放射線画像検出装置と、操作者の操作者IDを得る操作者ID取得手段と、前記放射線画像検出装置と通信する通信手段と、確認用画像を表示する表示手段と、コンピュータとを有する前記複教のコンソールと、を有する放射線画像撮影システムの前記コンソールの前記コンピュータを、前記操作者ID取得手段が得た操作者IDから、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDを、前記放射線画像検出装置に前記通信手段が送信するように制御する対応関係送信制御手段と、現在使用している操作者の操作者IDに対応する放射線画像を表す放射線画像データを前記通信手段が受信したら、操作入カ手段への操作入力に応じて、受信した放射線画像データを用いて前記表示手段に当該放射線画像に対応する確認用画像を表示させる表示制御手段として機能させる。
これにより、撮影者が複数のコンソール間を移動しながら繰り返し撮影を行うような場合でも、操作者は、元のコンソールで確認用画像が表示されるまで待ってその画像を確認してから移動する必要がなく、放射線撮影により得た放射線画像データの確認用画像を移動した先のコンソールである、その操作者が現在使用しているコンソールで放射線画像を確認できるため、放射線撮影の撮影効率を高められる。
本発明の第3の側面によれば、放射線撮影により、放射線画像を表す放射線画像データを得ると共に、当該放射線画像の放射線画像データを送信する先のコンソールをサーバに問い合わせ、問い合わせ結果のコンソールに当該放射線画像の放射線画像データを送信する1又は複数の放射線画像検出装置と、前記1又は複数の放射線画像検出装置と複数のコンソールと通信すると共に、前記コンソールと、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDとの対応関係を保持し、前記放射線画像検出装置からの前記問い合わせに対して、前記対応関係に基づいて応答するサーバと、操作者による操作入カ手段と、操作者の操作者IDを得る操作者ID取得手段と、前記サーバと前記1又は複数の放射線画像検出装置と通信する通信手段と、確認用画像を表示する表示手段と、コンピュータとを有する前記複数のコンソールと、を有する放射線画像撮影システムの前記コンソールの前記コンピュータを、前記コンソールの前記操作者ID取得手段が得た操作者IDから、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDを前記サーバに前記通信手段が送信するように制御する対応関係送信制御手段と、現在使用している操作者の操作者IDに対応する放射線画像を表す放射線画像データを前記通信手段が受信したら、操作入カ手段への操作入力に応じて、受信した放射線画像データを用いて前記表示手段に当該放射線画像に対応する確認用画像を表示させる表示制御手段として機能させる。
これにより、撮影者が複数のコンソール間を移動しながら繰り返し撮影を行うような場合でも、操作者は、元のコンソールで確認用画像が表示され、確認してから移動する必要がなく、放射線撮影により得た放射線画像データの確認用画像を移動した先のコンソールである、その操作者が現在使用しているコンソールで放射線画像を確認できるため、放射線撮影の撮影効率を高められる。
本発明の第4の側面によれば、放射線撮影により、放射線画像を表す放射線画像データを得ると共に、当該放射線画像に対応する操作者IDを得て、得た前記放射線画像に対応する操作者IDを複数のコンソール全てに対して送信し、前記コンソールから操作者ID一致信号を受信し、操作者ID一致信号を送信した前記コンソールに当該放射線画像の放射線画像データを送信する複数の放射線画像検出装置と、操作者による操作入カ手段と、操作者の操作者IDを得る操作者ID取得手段と、前記複数の放射線画像検出装置と通信する通信手段と、確認用画像を表示する表示手段と、コンピュータとを有する前記複数のコンソールと、を有する放射線画像撮影システムの前記コンソールの前記コンピュータを、前記操作者ID取得手段が得た操作者IDから、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDを保持する操作者ID保持手段と、前記通信手段が、前記放射線画像検出装置から操作者IDを受信したら、受信した操作者IDが現在使用している操作者の操作者IDと一致するか判断する操作者ID一致判断手段と、前記操作者ID一致判断手段が一致すると判断した場合、操作者ID一致信号を前記放射線画像検出装置に送信する操作者ID一致信号通信手段と、操作入力手段への操作入力に応じて、受信した放射線画像データを用いて前記表示手段に当該放射線画像に対応する確認用画像を表示させる表示制御手段として機能させる。
これにより、操作者は、元のコンソールで確認用画像が表示されるまで待ってその画像を確認してから移動する必要がなく、放射線撮影により得た放射線画像データの確認用画像を移動した先のコンソールである、その操作者が現在使用しているコンソールで放射線画像を確認できるため、放射線撮影の撮影効率を高められる。
放射線撮影により、放射線画像を表す放射線画像データを得ると共に、当該放射線画像に対応する操作者IDを得て、得た前記放射線画像の放射線画像データと操作者IDとを複数のコンソール全てに対して送信する複数の放射線画像検出装置と、操作者による操作入力手段と、操作者の操作者IDを得る操作者ID取得手段と、前記複数の放射線画像検出装置と通信する通信手段と、確認用画像を表示する表示手段と、コンピュータとを有する前記複数のコンソールと、を有する放射線画像撮影システムの前記コンソールの前記コンピュータを、前記操作者ID取得手段が得た操作者IDから、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDを保持する操作者ID保持手段と、前記通信手段が、前記放射線画像検出装置から放射線画像を表す放射線画像データと操作者IDを受信したら、受信した操作者IDが現在使用している操作者の操作者IDと一致した場合、操作入力手段への操作入力に応じて、受信した放射線画像データを用いて前記表示手段に当該放射線画像に対応する確認用画像を表示させる表示制御手段として機能させる。
これにより、操作者は、元のコンソールで確認用画像が表示されるまで待ってその画像を確認してから移動する必要がなく、放射線撮影により得た放射線画像データの確認用画像を移動した先のコンソールである、その操作者が現在使用しているコンソールで放射線画像を確認できるため、放射線撮影の撮影効率を高められる。
以下、用語について説明する。
放射線は、強い電離作用や蛍光作用を有する電磁波や粒子線のことで、X線、γ線、β線、α線、重陽子線、陽子線その他の重荷電粒子線及び中性子線が挙げられる。本発明においては、放射線として、電子線、X線、γ線が好ましく、特にX線が好ましい。
コンソールとは、操作者がカセッテと交信を行うための装置で、別体の表示装置や操作装置が接続可能であってもよいし、表示装置や操作装置が一体であってもよい。
放射線画像検出装置は、放射線撮影により放射線画像を表す放射線画像データを得る装置であり、カセッテ、立位撮影用機、臥位撮影用機などがあるが、これらに限られない。 また、カセッテは、電力を供給する内部電源を有する場合と電力を外部電源から供給される場合がある。そして、カセッテが電力を供給する内部電源を有する場合には、カセッテは、電力の供給状態が異なる複数の電力供給の状態を有し、適切なタイミングでカセッテの電力供給の状態を変えることが好ましい。このような電力の供給状態としては、例えば、撮影可能状態と、撮影可能状態より電力消費の低い状態を有することが好ましく、特に、撮影可能状態より電力消費の低い状態として、1又は複数の撮影待機モード制御下の状態と、更に消費電力の低いスリープモード制御下の状態を有することが好ましい。
なお、撮影動作とは、放射線撮影により放射線画像データを得るのに必要な動作のことで、例えば、実施形態で示すパネルであれば、パネルの初期化、放射線照射によって生成された電気エネルギーの蓄積、電気信号の読み取り、及び、画像データ化の各動作が撮影動作に該当する。
そして、撮影可能状態とは、直ちにこの撮影動作により放射線画像データを得ることができる状態のことである。
コンソールと放射線画像検出装置との間の通信は、電線や光ファイバーなどによる有線通信であっても良いし、超音波や電波や光などによる無線通信であってもよい。また、無線通信は、コンソールと放射線画像検出装置とが直接、無線通信する形態であっても良いし、途中に無線中継器を設けて、無線中継器を介して無線通信する形態であってもよい。また、通信は、アナログ通信であっても、デジタル通信であってもよい。
本実施形態における放射線画像撮影システムの概略構成を示す図である。 本実施形態における放射線画像撮影システムとして、撮影用寝台を用いた場合の撮影用寝台とその周辺の構成を示した図である。 本実施形態における放射線画像検出装置の要部構成示すブロック図である。 本実施形態におけるコンソールの要部構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるコンソールの操作者対応関係形成のフローを示すフローチャートである。 本実施形態における操作者対応関係経時解除のフローを示すフローチャートである。 本発明による放射線画像撮影システムの第五の実施形態の概略構成を示す図である。
この「発明を実施するための最良の形態」欄は、本発明の最良と思われる実施の形態を特定し説明するための欄であり、発明の範囲や、特許請求の範囲に用いられている用語を一見、断定又は定義するような表現もあるが、これらは、あくまで、発明者が最良と認識している形態を特定するための表現であり、発明の範囲や、特許請求の範囲に用いられている用語を特定又は限定するものではない。
以下、図1から図6を参照しつつ、放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影プログラムの一実施形態について説明する。
<実施形態1>
本実施形態において、放射線画像撮影システムは、図1に示すように、複数のX線画像検出装置1と複数のコンソール2とサーバ3とがネットワーク4を介して接続されている。また、ネットワーク4には、X線を照射するX線源10と接続されたX線照射制御装置11が接続されている。複数のX線画像検出装置1は、本発明の放射線画像検出装置に相当し、二次元状に配設された複数の固体光検出素子により放射線の強弱を読み取って、X線画像を表すX線画像データを出力する。複数のコンソール2は、X線画像検出装置1にその検出条件を送信する。複数のコンソール2は、X線照射制御装置11からX線照射開始タイミングを示す撮影開始信号を受信し、X線画像検出装置1に転送する。複数のコンソール2は、X線画像検出装置1から送信されたX線画像データを受信する。複数のコンソール2は、受信した放射線画像データを用いて当該放射線画像に対応する確認用画像を表示する。また、複数のコンソール2は、受信した放射線画像データを画像処理する。サーバ3は、被写体である患者6に関する患者情報と撮影条件等の放射線画像撮影に関する撮影情報とX線画像検出装置1毎に固有の検出装置IDと撮影条件と画像処理条件などの検出装置情報を管理する。
X線照射制御装置11は、操作者の操作に応じてX線源10によるX線照射を制御する。即ち、X線照射制御装置11は、操作者の操作に応じて、X線源10のX線照射条件を設定し、また、図示しない操作ボタンの操作によりX線照射開始タイミングを示す撮影開始信号をX線源10とコンソール2に送信する。
X線源10は、撮影開始信号を受信すると、X線照射する。なお、X線源10は図示しないX線源用電源に接続されている。X線源用電源は、X線源10にX線照射に必要な電力を提供する。複数のコンソール2は撮影開始信号を受信すると、撮影開始信号を送信したX線源制御装置11が制御するX線源10に対応するX線画像検出装置1に撮影開始信号を送信する。X線画像検出装置1は、撮影開始信号を受信すると、X線照射に対応した動作をする。
通常、X線源10は、X線照射制御装置11から照射準備信号を受信して、照射準備をしてから、撮影開始信号を受信してX線を発生させる。そして、X線照射制御装置11は、複数のコンソール2に照射準備信号を送信するようにしてもよい。複数のコンソール2は照射準備信号を受信すると、照射準備信号を送信したX線源制御装置が制御するX線源10に対応するX線画像検出装置1に撮影準備信号を送信する。X線画像検出装置1は、撮影準備信号を受信すると、X線照射に対する準備をする。
そして、複数のコンソール2は、DICOMネットワーク5に接続されている。このDICOMネットワーク5には、レーザイメージャなどの画像出力装置7やCRTモニタ又はFPD(Flat Panel Display)モニタ等の医用画像診断用モニタを有する画像診断装置8や放射線画像データを書き換え不能に電子保存する画像ファイリング装置9などを接続することができる。画像出力装置7は、コンソール2が出力する放射線画像データをフィルム上に出力することで医者に可視化した診断画像を提供する。また、画像診断装置8は、コンソール2が出力する放射線画像データをモニタ上に表示することで、医師等に可視化した診断画像を提供する、また、画像ファイリング装置9は、コンソール2から出力する放射線画像データを保存する。画像ファイリング装置9に保存されている放射線画像データは、必要に応じて画像出力装置7や画像診断装置8に出力することができる。なお、ネットワーク4は、当該システム專用の通信回線であってもよいが、システム構成の自由度が低くなってしまう等の理由のため、イーサネット(Ethernet;登録商標)等の既存の回線である方が好ましい。
図2に、実施形態の放射線画像撮影システムとして、撮影用寝台50を用いた場合のその周辺の構成を示す。撮影用寝台50は、X線撮影の被写体である患者6を載せる寝台でおる。X線源10が撮影用寝台50の上方に設けられている。撮影用寝台50には、X線画像検出装置1をセットするためのカセッテ挿入部51が設けられている。X線画像検出装置1には、後述するように、平画検出器12を内蔵している。カセッテ挿入部51にX線画像検出装置1をセットすると、平面検出器12がX線源10から照射されるX線の照射範囲内に配置される。また、X線画像検出装置1には、後述するように、無線通信によりコンソール等と通信する無線通信部19を内蔵している。そして、無線通信部19からの送信は指向性を持っていることが好ましい。この場合、この指向方向42の先にネットワーク4の無線通信部41が設けられている。この無線通信部41を介して、X線画像検出装置1は、ネットワーク4と接続されている。なお、図2においては、例として、患者を台の上に寝かせた状態で撮影を行う臥位撮影用の撮影用寝台50の周辺の装置構成を示したが、患者を立たせた状態で撮影を行う立位撮影用の装置構成や、X線画像検出装置1単体の装置構成や、これらを組み合わせたものなどにも適用可能である。
まず、本実施形態のX線画像検出装置1について説明する。
X線画像検出装置1は、平面検出器12としてFPD(Flat Panel Detector)を収容したカセッテ型FPD(Flat Panel Detector)である。なお、本実施形態においては、X線画像検出装置1がカセッテ型FPD(Flat Panel Detector)である例で説明するが、X線画像検出装置1は、平面検出器としてFPD(Flat Panel Detector)を有するものに限定されないし、カセッテ型にも限定されない。
図3は、本実施形態のX線画像検出装置1の要部構成を示すブロック図である。図3に示すように、X線画像検出装置1は、平面検出器12を備えている。平面検出器12は、二次元状に配設された複数の固体光検出素子により、前記放射線画像データを出力する画像データ取得手段であるX線画像検出装置1は、撮影時には、平面検出部が、X線源10の照射野内に患者の撮影部位と対向するように配置され、X線源10から照射されたX線を検出する。
ここで、平面検出器12としては、例えば、ガラス基板等の所定の基板上に、X線を蛍光に変換するX線光変換層と、X線光変換層により変換された蛍光を検出して電気信号に変換する光電変換層とを有する間接型のもの、また、X線光変換層及び光電変換層に替えて、X線を直接電荷に変換するX線電荷変換層を有する直接型のもの等が挙げられるが、これらに限られない。
そして、平画検出器12の各固体光検出素子は、X線源10から照射されて患者6を透過したX線の強度に応じて、電荷に変換して蓄積し、読取信号により読み出され、放射線画像データを出力する。これにより、X線撮影により放射線画像を表す放射線画像データを得る。この放射線画像データは、患者6を透過したX線の強度分布である放射線画像を表すものである。
また、X線画像検出装置1は、複数のコンソール2のいずれのコンソール2に対しても前記放射線画像データを送信できる通信部13を備えている。通信部13は、電波又は光などの電磁波による送信および受信をする無線通信部19を内蔵している。無線通信部19による無線送信は、電波通信の場合、患者6に強い無線電波が当たらないように、指向方向42へ指向性のある無線送信であることが好ましい。そして、この無線通信部19とネットワーク4の無線通信部41との無線通信により、コンソール2等との間で各種情報の送受信を行う。なお、1または複数のX線画像検出装置1と複数のコンソール2とが無線通信部19と無線通信部41を介して無線LANを形成してもよい。
さらに、X線画像検出装置1には、複数の放射線画像に対応する放射線画像データを保存できる画像メモリ14が設けられている。画像メモリ14は、平面検出器12によって検出された放射線画像データを一時的に記憶するものであり、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成されている。なお、画像メモリ14は、複数の放射線画像に対応する放射線画像データを保存できるので、放射線画像データをコンソール2に送信する間に、別の放射線撮影により別の放射線画像データを保存することができる。また、このように容量の大きなメモリであると、撮影毎に放射線画像データをコンソール2に送る必要がなく、複数回の撮影を連続して行える。
また、X線画像検出装置1は、平面検出器12と通信部13と画像メモリ14と検出装置制御部17と表示部20に電力を供給する電源部15を備えている。電源部15は、充電池16を有しており、当該X線画像検出装置1の所定位置に設けられた充電用端子(図示せず)を介して充電可能に構成されている。このようにX線画像検出装置1が電源部15を備えることにより、常時ケーブル等により外部電源と接続されていなくても、連続的に撮影で放射線画像データを出力し、放射線画像データを送信できる。
そして、X線画像検出装置1には、上述の平面検出器12と通信部13と画像メモリ14と電源部15と表示部20を制御する検出装置制御部17が設けられている。検出装置制御部17は、コンピュータであり、例えばCPU(Central Processing Unit)と、各種のプログラムやデータを格納する記憶部18とを有する。そして、記憶部18に格納されたプログラムがコンピュータに以下説明する制御部17として機能させている。そして、制御部17は、放射線撮影により得た放射線画像データを通信部13が送信するように制御する。
なお、検出装置制御部17、平面検出部12、通信部13、画像メモリ14、及び電源部15の各部はバス30により接続されている。
通信部13の無線通信部19による無線通信としては、超音波、電波または光による通信が挙げられるが、これらに限られない。そして、画像データ等の大容量のデータを高速で転送可能とするためには、例えば、3×102MHz以上3×102GHz以下の周波数の電磁波であるマイクロ波(すなわち、極超短波、センチ波、ミリ波又はサブミリ波)や、光(すなわち、3×102GHz以上のテラ波以上の周波数の電磁波)が好ましい。
また、一般に、電波通信には、例えば7×10MHz帯や4×102MHz帯を利用した特定小電力無線による方法、PHSによる方法、8×102MHz帯や9×102MHz帯を利用した携帯電話による方法、1.4GHz帯や2GHz帯や2.1GHz帯などを利用した次世代携帯電話による方法、IEEE802.11a、802.11b、802.11g等の規格に適合した2.4GHz帯や5.2GHz帯などを用いた無線LANによる方法や、18GHz帯や19GHz帯などを利用したFWA(Fixed Wireless Access、固定無線アクセス)を用いた方法や、2.45GHz帯を利用したBluetoothや2.4GHz帯を利用したHomeRF(Home Radio Frequency)を用いた方法などの無線通信規格に基づく方法や、UWB(Ultra Wide Band)すなわち超広帯域の電波を利用した通信方法や、2.4GHz帯や5.8GHz帯などを利用した産業科学医療用周波数帯(ISM:Industrial, Scientific and Medical band)を利用する方法などが挙げられるが、高速通信とアンテナの小型化の観点から、3×102MHz以上(特に、1GHz以上)の周波数の電波が好ましい。
また、光や周波数の高い電波は、直進性、指向性が強く、これらを用いた通信は、通信経路上に障害物があると、障害物によって信号が遮断され障害物の陰には届き難い「シャドウイング(Shadowing)」や、様々な反射が合成されることにより信号が弱められる「マルチパスフェージング(Multi Pass Fading)」や、電波状態、電波干渉等によって通信不良が発生し、データ転送速度が低下したり、全く通信できない無線通信不能な状態になるので、「シャドウイング(Shadowing)」や「マルチパスフェージング(Multi Pass Fading)」等の問題の少ない電波の回り込みと通信回路の小型化・低コスト化の観点から、3×10GHz以下(特に、3GHz以下)の周波数の電波が好ましい。
また、通信部31は、異なる周波数の電磁波又は光を送受信する複数の無線回線とアンテナ(いずれも図示せず)、又は、受光器および発光器を備え、複数の周波数の電磁波または光に対応可能な構成としてもよい。この場合、X線を照射するタイミングを知らせる信号、画像データの読取タイミングを指示する指示信号等、確実に送受信する必要のある各種の信号については、3GHz以下(特に1GHz以下)の周波数の電磁波を送受信可能な無線回線により通信し、画像データ等の大容量のデータについては、前述の周波数以上のマイクロ波又は光で送受信可能な無線回線により通信する等、信号の種類により使い分けるようにしてもよい。なお、通信部31を送受信する電磁波の周波数を切り替え可能に構成し、送受信する信号の種類により適宜周波数を変更して通信できるようにしてもよい。
なお、これらの無線通信は、アナログ通信であっても、デジタル通信であってもよい。
次に、本実施形態に適用されるコンソール2について説明する。
図4は、本実施形態のコンソールの要部構成を示すブロック図である。
図4に示すように、コンソール2には、当該コンソールの操作者の操作者IDを得る操作者ID取得手段に相当する操作者ID入力部26が設けられている。操作者ID入力部26は、例えば、指紋や声紋など操作者自身の身体的特徴に基づく識別情報を識別できる指紋検出器や声紋検出器などの身体的特徴検出器や、操作者が携帯する携帯物を読み取る読取装置や、キーボードやタッチパネルなどにより、コンソール2を操作中の操作者のIDを入力できる。操作者ID入力部26としては、IDカードを読み取るIDカードリーダや、バーコードラベルを読み取るバーコードリーダや、携帯発信器を受信する携帯発信信号受信器などの操作者が携帯する携帯物を読み取る読取装置であることが、安価で正確な情報が得られやすく好ましい。
なお、操作者ID入力部26を別途設けることなく、後述する操作入力部27が操作者ID入力部26を兼ねるように構成し、操作入力部27から入力操作する前に、入力するようにしてもよい。また、毎回の入力の面倒を省くために、通常、1台のコンソール2を1人で扱う場合は、操作者IDを一度入力したら、これをデフォルトとして設定するのが便利である。また、予め、使用する操作者の操作者ID等をコンソール2に登録しておき、これをキーボードやタッチパネルなどを介して選択できるようにしてもよい。
また、コンソール2は、患者情報や撮影情報等を入力する操作入力部27を備えている。操作入力部27としては、例えば、操作パネルやマウス、キーボード、タッチパネル、音声入力装置等が挙げられるが、これらに限られない。また、これらの1つ又は複数から構成されてもよい。そして、操作パネルやマウスによる操作信号や、キーボードで押下操作されたキーの押下信号等を入力信号として制御部22に対して出力する。
また、コンソール2は、各種の指示や事前情報等を入力する操作入力部27を備えている。操作入力部27は、例えば、操作パネルやマウス、キーボード、タッチパネル、音声入力装置等から構成されており、操作パネルやマウスによる操作信号や、キーボードで押下操作されたキーの押下信号等を入力信号として制御部22に対して出力する。なお、操作入力部27の構成は各種処理内容を設定することができるものであればこれに限られない。また、操作入力部27から入力できる指示、情報についてもここに例示したものに限定されない。
操作入力部27からは、例えば、X線撮影する前に、X線画像検出装置1によって撮影する患者の患者情報や、その患者を撮影する際の撮影情報を入力する。ここで、患者情報とは、患者の氏名、年齢、性別、生年月目、患者を特定するための患者IDなどである。また、撮影情報とは、撮影部位(患者の身体のどの部分かという情報)や撮影方法(後前方向撮影、前後方向撮影、側方向撮影、斜位撮影などの撮影の方向や擬影技法を特定する情報)などの情報である。これらの情報は、患者の撮影記録として使用するばかりでなく、読み取られた放射線画像データの画像処理条件、特に階調変換処理条件を決定するための画像処理パラメータとしても使用される。
なお、撮影部位は、人体の主要構成部分に基づいた大まかな大分類と、さらに細かな小分類の2段階で選択できるようにしてもよい。この場合の大分類の例としては、例えば、「頭部」、「胸部」、「腹部」、「上肢」、「下肢」、「脊椎」、「骨盤」というような分類である。また、小分類とは、大分類で示された部位をさらに細かな部位に分類したもので、例えば大分類が「上肢」の場合は、「肩関節」、「肩甲骨」、「肩鎖関節」、「上腕骨」、「肘関節」、「前腕骨」、「手関節」、「手根骨」、「手指骨」などが小分類に当たる。また、撮影方向は、人体に対する撮影方向であることが一般的であるが、これに限らない。このような撮影方向の代表的なものとして、「後前方向撮影(PA:Posteroanterior Projection)」、「前後方向撮影(AP:Anteroposterrior Projection)」、「測方向撮影(LAT:Lateral Radiography)」、「斜位撮影(Oblique Radiography)」などが挙げられる。
また、コンソール2は、様々な情報だけでなく、受信した放射線画像データを用いて当該放射線画像に対応する確認用画像を表示する表示部21を備えている。表示部21は、例えば、CRTディスプレイ又はFPD(Flat Panel Display)モニタで、文字情報や放射線画像データを表示できる。また、表示する内容としては、送信された放射線画像データを取得したX線画像検出装置1や撮影を行った撮影室等を特定する番号や、操作者ID、患者情報、撮影情報、読取条件、X線源10の管電圧や線量等のX線撮影条件、放射線画像データの画素数やマトリクスサイズ、放射線画像データの1画素当たりのビット数、画像処理の種類、画像処理パラメータ、補正処理の内容等の情報、及び放射線画像データの映像などが挙げられるがこれらに限られない。
また、コンソール2は、X線画像検出装置1等の外部機器との間で情報を送受信する通信部22を備えており、通信部22は、X線画像検出装置1から送られた放射線画像データを受信する。また、通信部22は、事前にコンソール2に登録された患者情報、撮影情報等の各種の情報や、各コンソール2を操作する操作者の操作者ID等をX線画像検出装置1等に送信する。
また、コンソール2は、通信部22が受信した放射線画像データやこの放射線画像データを画像処理した放射線画像データや確認用画像を表示するための確認用画像データを保存する画像メモリ25を備えている。
また、コンソール2は、以上の操作者ID入力部26、操作入力部27、表示部21、通信部22、画像メモリ25のような各部を制御する制御部23を備えている。制御部23は、各種のプログラムやデータ等を格納するとともに、操作者ID入力部26から入カされた操作者IDと操作入力部27から入力された患者情報や撮影情報等を対応付けて、一時的に記憶する記憶部24を備えている。そして、記憶部24に格納されたプログラムがコンピュータに以下説明する制御部23として機能させている。
また、操作者ID入力部26、操作入力部27、表示部21、通信部22、画像メモリ25及び制御部23等の各部はバス40により接続されている。
なお、コンソール2やサーバ3は、病院情報システム(HIS)や放射線情報システム(RIS)と接続することができる。この場合、これらHISやRISからオンラインで患者情報や撮影情報などを取り込むようにすることが好ましい。また、患者にこれらの情報を記憶した可搬性記憶媒体を持たせ、コンソール2にはこの可搬性記録媒体に記憶された情報を読み取る記憶媒体読取装置を設け、患者が持ってきた可搬性記憶媒体から患者情報や撮影情報などの情報を読み取るようにしてもよい。このような可搬性記憶媒体及び記憶媒体読取装置としては、バーコード及びバーコードリーダや、磁気カード及び磁気カードリーダや、IC力一ド及びIC力一ドリーダなどが挙げられるが、これらに限られない。
また、患者IDによって、HIS、RISから一致する情報を検索するようにしてもよい。この場合、患者に患者IDを記憶した可搬性記憶媒体を持たせ、記憶媒体読取装置を設け、患者が持ってきた可搬性記憶媒体からこれらの情報を読み取るようにしてもよいが、これに限らず、操作入力部27からの入力しても良いし、HIS、RISに指紋や声紋など患者固有の情報を記憶させ、指紋検出装置や声紋検出装置などをコンソール2に設けることにより、検出した指紋や声紋により一致する情報をHIS、RISから検索するようにしてもよい。
そして、制御部23の記憶部24に格納されている放射線画像撮影プログラムは、制御部23を、後述するように、操作者ID入力部26が得た操作者IDから、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDを保持する操作者ID保持手段と、放射線画像に関する放射線画像検出装置IDを得る検出装置ID取得手段と、放射線画像IDと前記検出装置ID取得手段が得た放射線画像検出装置IDと操作者IDとの画像対応関係を形成する画像対応関係形成手段と、前記画像対応関係に基づき、X線画像検出装置1に当該X線画像検出装置1に関わる放射線画像IDと操作者IDとの対応を通信部22に送信させる画像対応関係送信制御手段と、X線画像検出装置1に、現在使用している操作者の操作者IDを通信部22に送信させる操作者ID送信制御手段と、通信部22が、X線画像検出装置1から放射線画像を表す放射線画像データを受信したら、操作入力手段への操作入力に応じて、受信した放射線画像データを用いて表示部21に当該放射線画像に対応する確認用画像を表示させる表示制御手段として機能させるプログラムである。
次に、この本実施形態のコンソール2における放射線画像撮影プログラムのフローについて説明する。
制御部23は、コンソール2の操作者ID入力部26から操作者IDが入力されると、放射線画像撮影プログラムにより、操作者ID入力部26が得た操作者IDから、当該コンソール2の現在使用している操作者の操作者IDを保持する操作者ID保持手段として機能する。
具体的には、制御部23は、図5に示す操作者対応関係形成フローを実施する。即ち、ID操作者ID入力部26から操作者IDが入力されると(ステップS1)、先ず、コンソール2にすでに登録され操作者対応関係が形成されている操作者IDが存在するか否かを判断する(ステップS2)。そして、操作者対応関係が形成されている他の操作者IDが存在しない場合には、入力された操作者IDを登録し、コンソール2との操作者対応関係を形成し、他のコンソール2に、入力された操作者IDとの操作者対応関係を解除する指示である特定操作者対応関係解除信号を送信するように、通信部22を制御し(ステップS3)、操作者対応関係形成フローを終了する。なお、他のコンソール2は、特定操作者対応関係解除信号を受信すると、その操作者IDとの操作者対応関係を保持している場合、その操作者対応関係を解除する。他方、すでに操作者対応関係が形成されている他の操作者IDがある場合には、他の操作者がこのコンソール2を使用中である旨の表示を表示部21に表示させる制御をし(ステップS4)、操作者対応関係形成フローを終了する。
また、制御部23は、通信部22が他のコンソール2から特定操作者対応関係解除信号を受信すると、その特定操作者対応関係解除信号が示す操作者IDが、現在、保持している操作者IDと一致するか否か判断する、そして、制御部23は、一致すると判断した場合、操作者IDの保持を解除する。即ち、操作者対応関係を解除する。一方、制御部23は、一致すると判断しなかった場合、特に変更しない。
また、制御部23は、操作入力部27が所定の入力をすると、図6に示す操作者対応関係経時解除フローを実施する。即ち、操作入力部27が所定の入力がされてからの経過時間を計測開始し(ステップS11)、この経過時間が所定時間経過したか否か判断する(ステップS12)。そして、所定時間経過したと判断した場合以外は、ステップS12に戻り、所定時間経過したと判断した場合、操作者IDと本コントローラ2との操作者対応関係を解除し、経過時間の計測を停止して(ステップS13)、操作者対応関係経時解除フローを終了する。なお、この所定の入力としては、全ての操作入力であってもよいし、フォーカスの移動やボタンクリックなど特定の操作入力であってもよい。これは、制御部23の性能に応じて目的機能の達成度と応答性の低下とのバランスを取って決めればよい。また、この所定時間は、予め定められた一定時間であってもよいし、コンソール2の状況やシステム全体の状況などにより変動する時間であってもよい。また、所定時間経過したか否かで判断するのではなく、経過時間が所定条件を満たしたか否かで判断するようにしてもよい。例えば、下記式のように経過時間と他の要素の関数値が所定範囲内または範囲外になったか否かで判断するようにしてもよい。
α1<F(T,U)<α2 … (式)
F():関数、T:経過時間、U:他の要素、α1:解除下限値、α2:解除上限値
また、制御部23は、所定の入力操作を操作入力部27にされたか否か判断し、所定の入力操作がされたと判断した場合、操作者IDとコンソール2との操作者対応関係を解除する。なお、この場合、所定の入力操作の後、操作者ID入力部26に入力された操作者IDが現在保持している操作者IDと一致するか否か判断し、一致すると判断した場合に操作者対応関係を解除するようにすることが、他の操作者による解除を防ぎ好ましい。さらに、所定の入力操作の後、操作者ID入力部26に入力された操作者IDが当該コンソール2についての管理者権限を有する操作者IDと一致するか否か判断し、一致すると判断した場合に操作者対応関係を解除するようにすることが、緊急時での対応と他の操作者による解除の防止を両立でき好ましい。
コンソール2の制御部23は、上述のように、操作者ID入力部26が得た操作者IDから、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDを保持することにより、当該コンソールと、当該コンソールを現在使用している操作者の操作者IDとの操作者対応関係を保持する。そして、複数のコンソール2の各々のコンソールが当該コンソールと操作者IDとの操作者対応関係を保持することにより、放射線撮影システム全体として、各コンソールと、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDとの対応関係を保持している。
また、コンソール2の制御部23は、上述の操作者対応関係を保持している場合、コンソール2の操作入力部27への操作入力により、コンソール2の制御部23は、放射線撮影による放射線画像データを出力するX線画像検出装置1を特定し、その放射線画像検出装置IDを得る。そして、コンソール2の制御部23は、現在、保持している操作者IDと、得た放射線画像検出装置IDとを自動的に一意に発行する放射線画像IDとの対応である画像対応関係を形成し、一旦記憶する。
また、この際に、コンソール2の制御部23は、操作入力部27ヘの操作入力により、放射線撮影に関する前述の撮影情報と患者情報を画像対応関係に対応付けて、これらの情報からX線画像検出装置1での検出条件を設定する。そして、コンソール2の制御部23は、画像対応関係により放射線画像検出装置IDに対応するX線画像検出装置1に、放射線撮影前に、操作者IDと放射線画像IDと検出条件を送信するように通信部22を制御する。
また、コンソール2の制御部23は、上述の検出条件の設定と同時に、放射線画像検出装置IDに対応するX線画像検出装置1に関する検出装置情報と、撮影情報と患者情報から、X線画像検出装置1から送信される放射線画像データに対する画像処理条件と、X線源10を制御するためのX線源制御情報を設定し、放射線撮影前に、X線源10を制御するX線照射制御装置11にX線源制御情報を送信するように通信部22を制御する。
なお、操作入力部27から入力された情報の内、再利用可能な情報は、そのままデフォルト値として保存させるようにし、次回以降の入力を簡素化しても良い。また、撮影情報や患者情報が予め登録されている場合は、表示部21にこれらの情報をリスト表示し、操作者が表示されたリストの中から必要な情報を選択する様に構成してもよい。
X線画像検出装置1の検出装置制御部17は、通信部13がコンソール2から操作者IDと放射線画像IDと検出条件を受信すると、その記憶部18に受信した操作者IDと放射線画像IDと検出条件を記憶させる。そして、検出装置制御部17は、受信した検出条件に基づいて平面検出器12の条件を設定する。そして、検出装置制御部17は、通信部13がコンソール2またはX線照射制御装置11から送信されたX線照射信号を受信すると、放射線撮影の際には、その検出条件に基づいてその平面検出器12が検出し放射線画像データを出力するように制御する。そして、検出装置制御部17は、出力された放射線画像データをその画像メモリ14に一旦記憶させつつ、放射線画像IDと操作者IDと画像メモリ14上の画像データの記憶アドレスを記憶する。
画像メモリ14が放射線画像データを全画面分記憶すると、検出装置制御部17は、この放射線画像データに対応する操作者IDを保持しているコンソール2を探索すべく、全コンソール2に保持している操作者IDを問い合わせる。
コンソール2の制御部23は、通信部22がX線画像検出装置1からの操作者ID問い合わせ信号を受信すると、通信部22が保持している操作者IDと当該コンソールのコンソールIDとの操作者対応関係を問い合わせたX線画像検出装置1に送信するように制御する。
X線画像検出装置1は、操作者ID問い合わせ信号に対する各コンソール2からの操作者IDとコンソールIDとの操作者対応関係の応答結果に基づき、この放射線画像データに対応する操作者を保持しているコンソール2を判断し、この放射線画像データに対応する操作者IDを保持しているコンソール2に、放射線画像データを放射線画像IDと共に送信する。
なお、いずれのコンソール2も放射線画像データに対応する操作者IDを保持していない場合は、図示しない表示部(例えばLEDなど)で送信先不明である旨を表示する。操作者がこのこの表示を見た場合、何れかのコンソール2で操作者IDを登録した後、そのコンソール2から当該X線画像検出装置1に放射線画像データを送信するように指示する。即ち、コンソール2の制御部23は、操作者ID入力部26から操作者IDを入力されて操作者IDを保持する状態であるときに、入力操作部17からの入力に応じて、特定のX線画像検出装置1に再送信するように指示する再送信指示信号を受信すると、全コンソール2に保持している操作者IDを問い合わせるところから、上述の処理を再スタートする。
そして、コンソール2の制御部23は、通信部22が放射線画像データを受信すると、通信部22によって受信された放射線画像データについて、前述のように設定された画像処理条件に基づいて画像処理し、画像メモリ25に記憶させる。この際に、制御部が行う画像処理の種類としては放射線画像データの持つ階調を変換する階調変換処理や、放射線画像データの周波特性を変換する周波数処理や、放射線画像データのダイナミックレンジを圧縮するダイナミックレンジ圧縮処理などが挙げられるが、これらに限定されない。
そして、コンソール2の制御部23は、確認用画像を表示するために、放射線画像データを画像処理して確認用画像用画像データを生成して、コンソール2の表示部21に確認用画像を表示するように制御する。これにより、操作者は撮影された放射線画像を表示部21で確認できる。なお、この説明では、放射線画像データを設定された画像処理条件で画像処理した後に、確認用画像用画像データを生成するが、より迅速に放射線画像を確認するために、放射線画像データを受信すると、先ず、放射線画像データを設定された画像処理条件に応じて確認用画像用画像データを生成してから、放射線画像データを設定された画像処理条件で画像処理するようにしてもよい。
また、コンソール2の制御部23は、X線画像検出装置1から放射線画像データを受信することを正常に完了すると、送信したX線画像検出装置1に放射線画像データ受信完了信号を送信する。そして、X線画像検出装置1が放射線画像データ受信完了信号を受信すると、X線画像検出装置1の検出装置制御部17は、画像メモリ14に記憶された放射線画像データのうち送信済みのものについて放射線画像データを消去する。なお、放射線画像データは一撮影ごとにコンソール2に送信し、送信を完了したものから画像メモリ14に記憶されている放射線画像データを順次消去するようにしてもよいし、複数の放射線画像データを記憶することのできる容量の大きなメモリを備える場合には、一患者6につき全撮影が終了するごと又は一定の回数の撮影が終了するごとに放射線画像データをコンソール2に送信し、送信を完了したものから画像メモリ14に記憶されている放射線画像データを順次消去するようにしてもよい。
<実施形態2>
本実施形態は、実施形態1の変形例である。以下、実施形態1と相違する点を説明する。なお、以下で説明していない点は実施形態1と同じである。
実施形態1では、X線画像検出装置1が放射線画像データを送信する前に、全コンソール2に保持している操作者IDを問い合わせたが、本実施形態では、コンソール2が保持している操作者IDに変動があった時、全X線画像検出装置1に、操作者対応関係の変動を送信する。即ち、コンソール2の制御部23が、実施形態1で説明したように前述の操作者対応関係を形成したときに、全X線画像検出装置1に、コンソールIDと操作者IDとの操作者対応関係情報を送信するように通信部22を制御し、また、実施形態1で説明したように前述の操作者対応関係を解除したときに、全X線画像検出装置1に、操作者対応関係を解除したことを示すコンソールIDを含む操作者対応関係解除情報を送信するように通信部22を制御する。
そして、全X線画像検出装置1は、検出装置制御部17の記憶部18が、コンソールIDと操作者IDとの操作者対応関係を記憶しており、各コンソール2から操作者対応関係情報や操作者対応関係解除情報を受信する毎に、検出装置制御部17の記憶部18に記憶されているコンソールIDと操作者IDとの操作者対応関係を書き換える。そして、X線画像検出装置1は、放射線画像データを送信する際に、当該放射線画像データに対応する操作者IDから、検出装置制御部17の記憶部18に記憶している操作者対応関係に基づいて送信先を選択し、選択したコンソール2に放射線画像データを放射線画像IDとともに送信する。
なお、本実施形態は、検出装置制御部17の記憶部18が不揮発性の記憶手段であり、X線画像検出装置1がネットワーク4と常時接続されている場合に有用である。これに対して実施形態1は、X線画像検出装置1が電源オフしたり無線通信が切断したりしてネットワーク4との接続が途中で切れる場合であっても、放射線撮影前と放射線画像データ送信前後にネットワーク4と接続されればよいシステムであり、システムの自由度が高い。
<実施形態3>
本実施形態は、実施形態1の変形例である。以下、実施形態1と相違する点を説明する。なお、以下で説明していない点は実施形態1と同じである。
本実施形態では、実施形態1のようにX線画像検出装置1が放射線画像データを送信する前に、各コンソール2に保持している操作者IDを問い合わせるのではなく、すべてのコンソール2に対して放射線画像データを放射線画像IDと操作者IDとともに送信する。コンソール2の制御部23は、通信部22が放射線画像データを放射線画像IDと操作者IDとともに受信すると、保持している操作者IDと一致するか否か判断する。そして、コンソール2の制御部23は、保持している操作者IDと一致すると判断すると受信した放射線画像データを画像メモリ25に記憶させ、実施形態1と同様に画像処理するとともに確認用画像を表示部21に表示させる。このようにして、一致する操作者IDが登録されているコンソール2のみが表示部21に確認用画像を表示させる。なお、このように、操作者IDが一致すると判断した場合のみ画像メモリ25に記憶するようにしてもよいが、送信された放射線画像データを全て画像メモリ25に記憶し、操作者IDが一致する場合のみ確認用画像を得るための画像処理をして、確認用画像を表示部21に表示させるようにできるようにしてもよい。この場合、放射線撮影により得た全ての放射線画像を確認できる権限を有する操作者を設定でき、その操作者IDに対応するコンソール2は、全ての放射線画像の確認用画像を表示部21に表示させることができる。
なお、本実施形態は、1回の送信を複数の装置が同時に受信できるネットワークで有用である。これに対して実施形態1は、ネットワークが1つの装置と1つの装置との間での通信関係を確立して通信するネットワークで有用である。このようなネットワークでは、全コンソール2に送信するには逐次通信する必要があり、比較的容量の大きな放射線画像データを何度もネットワークに流すことになりネットワーク負荷が大きくなるためである。
<実施形態4>
本実施形態は、実施形態1の変形例である。以下、実施形態1と相違する点を説明する。なお、以下で説明していない点は実施形態1と同じである。
本実施形態では、実施形態1のように各コンソール2が操作者IDを保持するのではなく、サーバ3がコンソール2と操作者IDとの操作者対応関係を保持するものである。そして、コンソール2が保持している操作者IDに変動があった時、サーバ3に、操作者対応関係の変動を送信する、即ち、コンソール2の制御部23が、実施形態1で説明したように前述の操作者対応関係を形成したときに、サーバ3に、コンソールIDと操作者IDとの操作者対応関係情報を送信するように通信部22を制御し、また、実施形態1で説明したように前述の操作者対応関係を解除した時に、サーバ3に、操作者対応関係を解除したことを示すコンソールIDを含む操作者対応関係解除情報を送信するように通信部22を制御する。
そして、サーバ3は、各コンソール2から受信した操作者対応関係情報と操作者対応関係解除情報に基づき、コンソール2の操作者ID入力部26が得た操作者IDから、当該コンソール2と、当該コンソール2の現在使用している操作者の操作者IDとの対応関係を形成する対応関係形成手段として機能する。
また、本実施形態では、実施形態1のように各コンソール2が放射線画像IDとコンソール2の前記検出装置ID取得手段が得た放射線画像検出装置IDと操作者IDとの画像対応関係を保持するものではなく、各コンソール2が取得した画像対応関係を全てサーバ3に集約して保持するものである。即ち、コンソール2の制御部23が、実施形態1で説明したように前述の画像対応関係を形成した時に、サーバ3に、コンソール1と操作者IDとの画像対応関係情報を送信するように通信部22を制御する。
そして、サーバ3は、各コンソール2から受信した放射線画像IDとコンソール2の前記検出装置ID取得手段が得た放射線画像検出装置IDと操作者IDとの画像対応関係から、システム全体の画像対応関係を形成する画像対応関係形成手段として機能する。
また、X線画像検出装置1は、放射線画像データを送信する際に、その放射線画像データに対応する操作者IDを含む対応コンソール問い合わせ信号をサーバ3に送信し、サーバ3は、対応コンソール問い合わせ信号を受信すると、受信した操作者IDに対応するコンソールIDを含む対応コンソール返信信号をX線画像検出装置1に送信する、即ち、X線画像検出装置1から問い合わせに対して、前述の画像対応関係と操作者対応関係に基づき、当該放射線画像の放射線画像IDに対応する操作者IDが、現在使用している操作者の操作者IDであるコンソール2のコンソールIDを含む対応コンソール返信信号を送信する。
そして、X線画像検出装置1は、受信した対応コンソール返信信号に基づいて、送信するコンソールを選択し、選択したコンソール2に放射線画像データを放射線画像IDとともに送信する。また、X線画像検出装置1は、放射線画像データを送信する際に、その放射線画像データに対応する操作者IDを含む対応コンソール問い合わせ信号をサーバ3に送信し、サーバ3は、対応コンソール問い合わせ信号を受信すると、受信した操作者IDに対応するコンソールIDを含む対応コンソール返信信号をX線画像検出装置1に送信する。そして、X線画像検出装置1は、受信した対応コンソール返信信号に基づいて、送信するコンソール2を選択し、選択したコンソール2に放射線画像データを放射線画像IDとともに送信する。なお、本実施形態は、サーバ3により操作者対応関係を一括管理できる。これに対して実施形態1〜3は、サーバ3が無くてもよい。
その他、本発明が上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
以上の実施形態の放射線画像撮影システムで、X線画像検出装置1が可搬型のFPDカセッテであると特に有用で、放射線画像の放射線画像データが一致する操作者IDが登録されたコンソール2に送信され、表示部に確認用画像を表示させるので、コンソール2を各々備えた撮影室が複数あり、撮影者が各撮影室を可搬型のFPDカセッテを持って移動しながら撮影を行うような場合でも、操作者は、撮影を行ったのとは別の撮影室のコンソール2においてX線画像検出装置1から送信された放射線画像の確認用画像を表示させて、可搬型のFPDカセッテによって取得された放射線画像データを即座に確認することができる。
また、以上の実施形態においては、操作者対応関係や検出条件やX線照射制御条件などをネットワーク4を介してコンソール2からX線照射制御装置11やX線画像検出装置1に直接送信するのに限定されず、ネットワーク4を介して一旦サーバ3に送信された後に、サーバ3からX線照射制御装置11、X線画像検出装置1に送信されるようにしてもよい。
また、X線画像検出装置1には、画像メモリ14とは別に、着脱自在に設けられ平面検出部13によって検出された放射線画像データを記憶する記憶手段としての可搬性のあるメモリを備え、X線画像検出装置1側にこれを装着するためのカードスロット等を設けるようにしてもよい。可搬性のあるメモリは、例えば、メモリーカード等の記憶媒体であり、放射線画像検出器3に設けられたカードスロット(図示せず)等に装着される。なお、可搬性のあるメモリは、1画像を記憶できる程度の容量の小さいものであってもよいし、複数の画像を記憶できる容量の大きなものであってもよい。容量の大きなメモリを備えることによって、1画像を撮影するごとに放射線画像データをコンソール2に送る必要がなく、複数回の撮影を連続して行うことが可能となる。
なお、画像メモリ14のほかに可搬性のあるメモリを設ける場合、平面検出部13によって検出された放射線画像の画像データは、画像メモリ14に記憶されてもよいし、可搬性のあるメモリに記憶されてもよい。また、画像メモリ14と可搬性のあるメモリの双方に記憶されるようにしてもよい。
また、放射線画像データを可搬性のあるメモリに記憶させる場合、コンソール2による放射線画像データの取得は、操作者が可搬性のあるメモリをコンソール2まで運び所定の装着位置に装着することによって行われるようにしてもよい。
その他、本発明が本実施の形態に限られないことは、勿論である。
<実施形態5〜8>
図7を参照しながら本発明に係る放射線画像撮影システムの実施形態5〜8について説明する。実施形態5〜8は、それぞれ実施形態1〜4の変形例である。以下、実施形態5〜8が実施形態1〜4と相違する点を説明する。なお、以下で説明していない点は実施形態1〜4とそれぞれ同じである。
まず、実施形態5に係るX線画像撮影システムは、図7に示すように、本実施形態病院内で行われるX線画像撮影を想定したシステムであり、例えば、被写体にX線を照射するX線撮影室R1,R2と、X線技師が被写体に照射するX線の制御や、X線を照射して取得したX線画像の画像処理等を行うX線制御室R3,R4とに配置されるものである。なお、図7においては、X線撮影室とX線制御室とがそれぞれ2つずつある構成としたが、X線撮影室とX線制御室の数はこれに限定されず、さらに複数ある構成としてもよいし、それぞれ1つずつある構成としてもよい。
X線制御室R3,R4には、コンソール2が設けられている。本実施形態において、コンソール2は、後述するX線画像検出装置1その他の外部機器との間で各種の情報を送受信可能となっており、このコンソール2によってX線画像撮影システム全体が制御され、X線画像撮影の制御や取得したX線画像の画像処理が行われる。
コンソール2は、実施形態1と同様、操作者ID入力部26、入力操作部27、画像メモリ25、表示部21、及び通信部22を備えており、記憶部24を備える制御部23によって、これらコンソール2の各部の動作が制御される。
通信部22は、例えば、図示しないX線源及び後述する無線中継器32とそれぞれネットワーク4を介して接続されており、通信部22は、無線中継器32を介してX線画像検出装置1と通信可能である。すなわち、通信部22は、前記無線中継器32を介して指示内容に基づいた制御信号をアナログ通信又はデジタル通信により無線方式でX線源4及びX線画像検出装置1に送信可能であるとともに、カセッテからの動作状態を伝える信号等、画像データその他の各種情報を無線方式で受信可能である。
なお、上記では、コンソール2はX線制御室R3,R4に設置されている旨記載したが、コンソール2は無線通信可能な携帯端末であってもよい。この場合、X線制御室R3,R4にも無線中継器を設置し、通信部22は、X線撮影室R1,R2内の無線中継器32ともX線制御室R3,R4内の無線中継器とも無線通信可能で、その結果、X線撮影室R1,R2内でもX線制御室R3,R4内でもX線画像検出装置1と通信できることが好ましい。これにより、撮影者は、従来のようにX線制御室R3,R4内だけでなく、X線撮影室R1,R2内で撮影者に撮影位置等について指示をしながら当該コンソール2でX線画像を確認したり、X線画像データの画像処理を開始させたりすることができ、また、X線撮影室R1,R2とX線制御室R3,R4の間の移動時間でX線画像を確認したり、X線画像データの画像処理を開始させたりすることもでき、X線撮影からX線画像を確認するサイクルを繰り返すX線撮影全体のトータルの撮影効率を向上させることができる。
次に、X線撮影室R1,R2には、被写体にX線を照射するX線源(図示せず)と、被写体に照射されたX線を検出して画像データを取得するX線画像検出装置1と、X線画像検出装置1と前記コンソール2との間での通信を中継する無線中継器32とが設置されている。
本実施形態において、X線画像検出装置1は、例えば、アルミニウム、マグネシウムのような軽量金属によって形成された筐体(図示せず)を有し、この筐体より内部が保護されて携帯可能なものである。筐体に軽量金属を用いたことにより、筐体の強度を保持することができるようになっている。X線画像検出装置1は、X線撮影前に、被写体の所望の位置にX線が透過するように操作者により位置を調整される。これにより、X線画像検出装置1には、X線源4から被写体を透過したX線が入射する。なお、X線画像検出装置1の構成はここに例示したものに限定されない。
実施形態1と同様、X線画像検出装置1には、例えば、記憶部18を有する検出装置制御部17、平面検出部12、通信部31、画像メモリ14、充電池16を備える電源部15及び表示部20が配設されている。記憶部18を有する検出装置制御部17、平面検出部12、通信部31、画像メモリ14、電源部15及び表示部20は、それぞれX線画像検出装置1内のバス30に接続されている。
通信部31は、実施形態1と同様、検出装置通信手段を構成するものであり、無線中継器32を介してネットワーク4に接続されている。通信部31は、無線中継器32及びネットワーク4を介してコンソール2等の外部機器との間で各種の信号を無線通信により送受信することが可能な無線通信部であり、通信部31は、複数のコンソール2のいずれのコンソール2に対してもX線画像データを送信できる。
無線中継器32は、X線画像検出装置1との間で前記のように無線方式にて無線通信をする。また、無線中継器32は、例えば通信ケーブルを介してネットワーク4に接続されており、ネットワーク4に接続された複数のコンソール2その他の外部機器との間で通信可能となっている。そして、無線中継器32を介して、コンソール2から送信された制御信号がX線画像検出装置1に受信され、又、X線画像検出装置1から各種の信号がコンソール2に送信される。このように、ケーブルによりネットワーク4に接続された無線中継器32をX線撮影室R1,R2に配置することにより、コンソール2等の外部機器と放射線遮蔽部材で隔てられたX線撮影室R1,R2でX線画像検出装置1が用いられても、X線画像検出装置1とコンソール2等の外部機器との間で良好な無線通信をすることができる。
なお、無線中継器32とネットワーク4とを接続している通信ケーブルは、着脱可能である。
また、本実施形態において、無線中継器32は、X線画像検出装置1の電源部15の充電池16を充電する充電器の機能を具備していてもよい。この場合、無線中継器32には図示しないコネクタが備えられており、このコネクタとX線画像検出装置1とが接続されるとX線画像検出装置1の充電池16が充電される。このとき、無線中継器32は、X線画像検出装置1の着脱が容易なように形成されていることが好ましい。また、無線中継器32は、X線画像検出装置1の充電器としての機能の他に、X線画像検出装置1が未使用時におけるホルダとしての機能を具備してもよい。
その他の構成は、実施形態1と同様であるため、同一箇所には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本実施形態における処理について説明する。
制御部23の記憶部24には、実施形態1と同様の放射線画像撮影プログラムが格納されており、制御部23は、実施形態1と同様にコンソール2と、当該コンソール2を現在使用している操作者の操作者IDとの操作者対応関係を形成する。また、制御部23は、放射線撮影による放射線画像データを出力するX線画像検出装置1を特定し、ネットワーク4及び無線中継器32を介してX線画像検出装置1の通信部31に操作者IDと放射線画像IDと検出条件等を送信する。放射線撮影が終了すると、検出条件に基づいてX線画像検出装置1の平面検出器12が放射線を検出し放射線画像データを出力する。検出装置制御部17は、この放射線画像データに対応する操作者IDを保持しているコンソール2で確認できるように、通信部31から無線中継器32及びネットワーク4を介して、対応するコンソール2に放射線画像データを放射線画像IDと共に送信する。
以上より、本実施形態によれば、X線撮影室R1,R2に無線中継器32を設け、X線画像検出装置1とコンソール2等の外部機器とが無線中継器32を介して通信するので、放射線遮蔽部材で隔てられたX線撮影室R1,R2でX線画像検出装置1が用いられても、X線画像検出装置1とコンソール2等の外部機器との間で良好な無線通信をすることができる。また、直進性、指向性の強いマイクロ波や光を通信に用いた場合でも、無線中継器32を介して通信することにより、通信障害を生じることなく良好な無線通信をすることができる。このため、大容量の放射線画像データをより高速に効率的に送信でき、撮影効率をより向上させることができる。
なお、無線中継器32、コンソール2の通信部22等を図示しないハブを介してネットワークに接続するように構成してもよい。また、ネットワーク4には、システム全体を管理する図示しないサーバが接続されていてもよい。
次に、実施形態6は、全体としてのシステム構成は実施形態5と同様に図7に示すものであり、実施形態2と同様に、コンソール2が保持している操作者IDに変動があった時、全X線画像検出装置1に、操作者対応関係の変動を送信する。即ち、コンソール2の制御部23が、実施形態1及び実施形態5で説明したように前述の操作者対応関係を形成したときに、全X線画像検出装置1に、コンソールIDと操作者IDとの操作者対応関係情報を送信するように通信部22を制御し、また、実施形態1及び実施形態5で説明したように前述の操作者対応関係を解除したときに、全X線画像検出装置1に、操作者対応関係を解除したことを示すコンソールIDを含む操作者対応関係解除情報を送信するように通信部22を制御する。
そして、全X線画像検出装置1は、検出装置制御部17の記憶部18が、コンソールIDと操作者IDとの操作者対応関係を記憶しており、各コンソール2から操作者対応関係情報や操作者対応関係解除情報を受信する毎に、検出装置制御部17の記憶部18に記憶されているコンソールIDと操作者IDとの操作者対応関係を書き換える。そして、X線画像検出装置1は、放射線画像データを送信する際に、当該放射線画像データに対応する操作者IDから、検出装置制御部17の記憶部18に記憶している操作者対応関係に基づいて送信先を選択し、選択したコンソール2に放射線画像データを放射線画像IDとともに送信する。なお、その他の点は、実施形態2と同様である。
また、実施形態7は、全体としてのシステム構成は実施形態5及び実施形態6と同様に図7に示すものであり、実施形態3と同様に、すべてのコンソール2に対して放射線画像データを放射線画像IDと操作者IDとともに送信する。コンソール2の制御部23は、通信部22が放射線画像データを放射線画像IDと操作者IDとともに受信すると、保持している操作者IDと一致するか否か判断する。そして、コンソール2の制御部23は、保持している操作者IDと一致すると判断すると受信した放射線画像データを画像メモリ25に記憶させ、実施形態1と同様に画像処理するとともに確認用画像を表示部21に表示させる。このようにして、一致する操作者IDが登録されているコンソール2のみが表示部21に確認用画像を表示させる。なお、その他の点は、実施形態3と同様である。
さらに、実施形態8は、全体としてのシステム構成は実施形態5から実施形態7と同様に図7に示すものであり、実施形態4と同様に、ネットワーク4に接続されたサーバ(図示せず)を備え、サーバがコンソール2と操作者IDとの操作者対応関係を保持するものである。そして、コンソール2が保持している操作者IDに変動があった時、サーバに、操作者対応関係の変動を送信する、即ち、コンソール2の制御部23が、実施形態1で説明したように前述の操作者対応関係を形成したときに、サーバに、コンソールIDと操作者IDとの操作者対応関係情報を送信するように通信部22を制御し、また、実施形態1で説明したように前述の操作者対応関係を解除した時に、サーバに、操作者対応関係を解除したことを示すコンソールIDを含む操作者対応関係解除情報を送信するように通信部22を制御する。
そして、サーバは、各コンソール2から受信した操作者対応関係情報と操作者対応関係解除情報に基づき、コンソール2の操作者ID入力部26が得た操作者IDから、当該コンソール2と、当該コンソール2の現在使用している操作者の操作者IDとの対応関係を形成する対応関係形成手段として機能する。なお、その他の点は、実施形態4と同様である。
なお、本発明は、適宜変更可能であり、実施形態1〜8に限られないことは言うまでもない。
なお、明細書、請求の範囲、図面および要約を含む2004年4月7日に出願された日本特許出願No.2004−113549号の全ての開示は、そのまま本出願の一部に組み込まれる。
複数のコンソールと1又は複数の放射線画像検出装置とを備えた放射線画像撮影システムにおいて、操作者がコンソール間を移動しても、その操作者が現在使用しているコンソールで放射線画像を確認でき、放射線撮影の撮影効率を高めることができるので、病院・画像診断センター等で行われる放射線画像撮影において利用可能性がある。
符号の説明
1 放射線画像検出装置
2 コンソール
3 サーバ
4 ネットワーク
5 DICOMネットワーク
6 患者
12 平面検出器
17 検出装置制御部
21 表示部
22 通信部
23 制御部
25 画像メモリ
26 操作者ID入力部
27 入力操作部

Claims (20)

  1. 放射線撮影により放射線画像を表す放射線画像データを得て、得た放射線画像データを送信する1又は複数の放射線画像検出装置と、
    当該コンソールの操作者の操作者IDを得ると共に、前記放射線画像検出装置から放射線画像を表す放射線画像データを受信したら、受信した放射線画像データを用いて当該放射線画像に対応する確認用画像を表示できる前記複数のコンソールと、
    を有する放射線画像撮影システムであって、
    前記コンソールが得た操作者IDから、当該コンソールと、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDとの対応関係を保持し、
    放射線画像に対応する操作者IDが、現在使用している操作者の操作者IDであるコンソールで当該放射線画像の確認用画像を表示できることを特徴とする放射線画像撮影システム。
  2. 前記放射線画像検出装置が、放射線撮影により得た放射線画像に対応する操作者IDとコンソールとの対応関係を保持し、前記放射線画像検出装置から放射線画像を表す放射線画像データを、当該放射線画像に対応する操作者IDが、現在使用している操作者の操作者IDであるコンソールに送信することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の放射線画像撮影システム。
  3. 前記放射線画像検出装置が、前記対応関係に基づいて、得た放射線画像に対応する操作者IDが、現在使用している操作者の操作者IDであるコンソールに送信することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記放射線画像検出装置を複数有し、
    前記複数のコンソールは放射線画像に関する放射線画像検出装置IDを得て、
    放射線画像IDと前記コンソールが得た放射線画像検出装置IDと操作者IDとの画像対応関係を保持し、
    前記放射線画像検出装置は、前記画像対応関係により当該放射線画像検出装置に関わる放射線画像IDと操作者IDとの対応を得て、放射線画像の放射線画像IDに対応する操作者IDが、現在使用している操作者の操作者IDであるコンソールに、当該放射線画像の放射線画像データを送信することを特徴とする請求の範囲第2項または請求の範囲第3項に記載の放射線画像撮影システム。
  5. 前記コンソール及び前記放射線画像検出装置と接続されたサーバを備え、
    前記サーバが、前記コンソールと、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDとの対応関係を保持することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の放射線画像撮影システム。
  6. 前記コンソールが、各々、前記コンソールとの間に対応関係を有する操作者IDを保持することにより、前記複数のコンソールが前記対応関係を保持することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の放射線画像撮影システム。
  7. 前記放射線画像検出装置は、放射線画像IDと操作者IDとの対応関係を保持し、この対応関係を用いて、前記複数のコンソールに対して放射線画像の操作者IDを送信し、前記コンソールは、受信した放射線画像の操作者IDが当該コンソールを現在使用している操作者の操作者IDと一致するか判断し、一致すると判断した場合に、操作者ID一致信号を前記放射線画像検出装置に送信し、前記放射線画像検出装置は操作者ID一致信号を受信したら、操作者ID一致信号を送信した前記コンソールに当該放射線画像の放射線画像データを送信し、前記コンソールは受信した当該放射線画像の放射線画像データを用いて当該放射線画像に対応する確認用画像を表示できることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の放射線画像撮影システム。
  8. すでに一の操作者IDとの間に対応関係を有しているコンソールと、他の操作者IDとの間に対応関係を形成しないことを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第7項のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  9. 一の操作者IDが新たに前記一のコンソールとの間に対応関係を形成したときは、この一の操作者IDについて前記一のコンソール以外との間に形成されていた対応関係を解除することを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第8項のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  10. 前記コンソールが操作者により操作入力する操作入力手段を有し、前記操作入力手段が所定の入力をされない期間が所定条件を満たすと、当該コンソールの前記操作者対応関係を解除することを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第9項のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  11. 操作者の前記コンソールヘの操作により、当該コンソールの前記操作者対応関係を解除することを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第10項のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  12. 前記放射線画像検出装置の少なくとも1つは、可搬のカセッテ型FPDであることを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第11項のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  13. 前記放射線画像検出装置は、無線通信により通信することを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第12項のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
  14. 前記無線通信は、マイクロ波又は光による通信であることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の放射線画像撮影システム。
  15. 前記無線通信を中継する無線中継器を備えたことを特徴とする請求の範囲第13項または請求の範囲第14項に記載の放射線画像撮影システム。
  16. 前記放射線画像検出装置及び前記無線中継器を配置した撮影室を複数備え、前記複数の無線中継器と前記複数のコンソールとをネットワークを介して接続したことを特徴とする請求の範囲第15項に記載の放射線画像撮影システム。
  17. 放射線撮影により、放射線画像を表す放射線画像データを得ると共に、コンソールから受信した当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDに基づき、放射線撮影により得た放射線画像に対応する操作者IDとコンソールとの対応関係を保持し、前記対応関係に基づき、得た放射線画像に対応する操作者IDに対応するコンソールに、前記放射線画像の放射線画像データを送信する1又は複数の放射線画像検出装置と、
    操作者の操作者IDを得る操作者ID取得手段と、前記放射線画像検出装置と通信する通信手段と、確認用画像を表示する表示手段と、コンピュータとを有する前記複教のコンソールと、
    を有する放射線画像撮影システムの前記コンソールの前記コンピュータを、
    前記操作者ID取得手段が得た操作者IDから、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDを、前記放射線画像検出装置に前記通信手段が送信するように制御する対応関係送信制御手段と、
    現在使用している操作者の操作者IDに対応する放射線画像を表す放射線画像データを前記通信手段が受信したら、操作入カ手段への操作入力に応じて、受信した放射線画像データを用いて前記表示手段に当該放射線画像に対応する確認用画像を表示させる表示制御手段として機能させることを特徴とする放射線画像撮影プログラム。
  18. 放射線撮影により、放射線画像を表す放射線画像データを得ると共に、当該放射線画像の放射線画像データを送信する先のコンソールをサーバに問い合わせ、問い合わせ結果のコンソールに当該放射線画像の放射線画像データを送信する1又は複数の放射線画像検出装置と、
    前記1又は複数の放射線画像検出装置と複数のコンソールと通信すると共に、前記コンソールと、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDとの対応関係を保持し、前記放射線画像検出装置からの前記問い合わせに対して、前記対応関係に基づいて応答するサーバと、
    操作者による操作入カ手段と、操作者の操作者IDを得る操作者ID取得手段と、前記サーバと前記1又は複数の放射線画像検出装置と通信する通信手段と、確認用画像を表示する表示手段と、コンピュータとを有する前記複数のコンソールと、
    を有する放射線画像撮影システムの前記コンソールの前記コンピュータを、
    前記コンソールの前記操作者ID取得手段が得た操作者IDから、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDを前記サーバに前記通信手段が送信するように制御する対応関係送信制御手段と、
    現在使用している操作者の操作者IDに対応する放射線画像を表す放射線画像データを前記通信手段が受信したら、操作入カ手段への操作入力に応じて、受信した放射線画像データを用いて前記表示手段に当該放射線画像に対応する確認用画像を表示させる表示制御手段として機能させることを特徴とする放射線画像撮影プログラム。
  19. 放射線撮影により、放射線画像を表す放射線画像データを得ると共に、当該放射線画像に対応する操作者IDを得て、得た前記放射線画像に対応する操作者IDを複数のコンソール全てに対して送信し、前記コンソールから操作者ID一致信号を受信し、操作者ID一致信号を送信した前記コンソールに当該放射線画像の放射線画像データを送信する複数の放射線画像検出装置と、
    操作者による操作入カ手段と、操作者の操作者IDを得る操作者ID取得手段と、前記複数の放射線画像検出装置と通信する通信手段と、確認用画像を表示する表示手段と、コンピュータとを有する前記複数のコンソールと、
    を有する放射線画像撮影システムの前記コンソールの前記コンピュータを、
    前記操作者ID取得手段が得た操作者IDから、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDを保持する操作者ID保持手段と、
    前記通信手段が、前記放射線画像検出装置から操作者IDを受信したら、受信した操作者IDが現在使用している操作者の操作者IDと一致するか判断する操作者ID一致判断手段と、
    前記操作者ID一致判断手段が一致すると判断した場合、操作者ID一致信号を前記放射線画像検出装置に送信する操作者ID一致信号通信手段と、
    操作入力手段への操作入力に応じて、受信した放射線画像データを用いて前記表示手段に当該放射線画像に対応する確認用画像を表示させる表示制御手段として機能させる放射線画像撮影プログラム。
  20. 放射線撮影により、放射線画像を表す放射線画像データを得ると共に、当該放射線画像に対応する操作者IDを得て、得た前記放射線画像の放射線画像データと操作者IDとを複数のコンソール全てに対して送信する複数の放射線画像検出装置と、
    操作者による操作入力手段と、操作者の操作者IDを得る操作者ID取得手段と、前記複数の放射線画像検出装置と通信する通信手段と、確認用画像を表示する表示手段と、コンピュータとを有する前記複数のコンソールと、
    を有する放射線画像撮影システムの前記コンソールの前記コンピュータを、
    前記操作者ID取得手段が得た操作者IDから、当該コンソールの現在使用している操作者の操作者IDを保持する操作者ID保持手段と、
    前記通信手段が、前記放射線画像検出装置から放射線画像を表す放射線画像データと操作者IDを受信したら、受信した操作者IDが現在使用している操作者の操作者IDと一致した場合、操作入力手段への操作入力に応じて、受信した放射線画像データを用いて前記表示手段に当該放射線画像に対応する確認用画像を表示させる表示制御手段として機能させる放射線画像撮影プログラム。
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