JPWO2006109551A1 - 放射線画像撮影システム - Google Patents
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Abstract
複数のコンソールと放射線画像検出装置とを組み合わせて使うシステムにおいて、画像確認の効率を向上させることができる放射線画像撮影システムを提供する。照射された放射線を検出する放射線画像検出装置6と、外部機器と通信を行う通信部19を備え、放射線画像検出装置6を操作する複数のコンソール7と、放射線画像検出装置6と撮影の際に放射線画像検出装置6を操作するコンソール7との対応付けを行う対応付け手段としての制御部14と、放射線画像検出装置6による検出結果に基づいて得られた放射線画像情報を少なくとも制御部14によって対応付けられたコンソール7に送信する画像情報送信手段としての制御部21とを備え、コンソール7は放射線画像情報を表示する表示部17を備えた。
Description
本発明は、放射線画像撮影システムに係り、特に、複数のコンソール及び放射線画像検出装置を用いて放射線画像撮影を行う放射線画像撮影システムに関するものである。
従来より、医療診断にあっては、被写体にX線等の放射線を照射し、当該被写体を透過した放射線の強度分布を検出して得られた放射線画像が広く利用されており、近年では、撮影に際し放射線を検出して電気信号に変換し、放射線画像情報として検出する放射線画像検出装置としてFPD(Flat Panel Detector)を用いた放射線画像撮影システムが開発されている。
この放射線画像撮影システムにあっては、システム構成の自由度を向上させる上で、撮影室に配設されたFPDを所定の通信回線を介して操作するためのPC(Personal Computer)等の所定のコンソールと接続して使用するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、FPDの運搬性・取扱い性の向上を目的としたカセッテ型FPDも提案されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、カセッテ型FPDとコンソールとが無線方式により放射線画像の画像データ等の各種情報を通信可能にシステム構成されたものも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
このようなFPDを用いた放射線画像撮影システムにおいて、従来は、FPD及びコンソールがそれぞれ一対一に対応付けされて使用されており、通常、対応付けられたコンソールがFPDの画像処理等を行っている。しかしながら、近年の通信ネットワークの発達に伴い、また、スペース等様々な都合によりコンソール1台に対し複数のFPDが接続されることがある。さらには、放射線画像撮影室が複数ある場合に、各放射線画像撮影室ごとにコンソールが設けられ、これら複数のコンソールが同一ネットワーク上に接続されて使用されるシステムが提案されている。
この点、放射線像蓄積シートに蓄積された放射線像を放射線画像読取装置によって読み取ることによりデジタル画像を得るCR(Computed Radiography)を用いたシステムの場合には、複数の放射線画像読取装置とコンソールとがネットワークで接続されたシステムにおいて、読み取った画像を所定のコンソールに送信させるシステムが提案されている(例えば、特許文献4及び5参照)。
すなわち、CRでは、例えば、カセッテに収納された放射線像蓄積シートを用いて撮影を行う場合に、撮影に用いられるカセッテが撮影前にコンソールで撮影オーダ情報とカセッテを識別するIDとが対応付けられることで登録され、読み取った画像は、この登録したコンソールに返信されるのが一般的である。例えば、一人の患者が複数枚の撮影を行う場合、複数のカセッテがある一箇所のコンソールから登録される。この場合、撮影後、各撮影室の前にある放射線画像読取装置等それぞれ異なる放射線画像読取装置によって読み取りを行っても、登録を行った一つのコンソールに全ての画像データが集まりサムネイル画像等の表示用画像も表示することができるので、読み取りに時間がかかるCRシステムにおいては便利である。
特開2003−199736号公報
特開平6−342099号公報
特開2003−210444号公報
特開2002−311524号公報
特開2002−159476号公報
ところで、FPD等の放射線画像検出装置による撮影は、CRと異なり読取時間が極めて短いとの特徴がある。このため、FPD等の放射線画像検出装置を用いた放射線画像撮影システムは、撮影後すぐに画像を確認することができる点でCRを用いたシステムよりも即時性、利便性に優れている。
通常、撮影を行う際には、放射線画像検出装置は撮影を行う撮影室に最も近いコンソールによって操作されるのが一般的である。一方、可搬型のカセッテ型FPDのような放射線画像検出装置の場合には、一旦あるコンソールから撮影する患者と当該撮影に使用する放射線画像検出装置との対応付けを行った後に、当該対応付けを行った放射線画像検出装置を別の撮影室に移動して撮影が行われることがある。この場合には、撮影の際に放射線画像検出装置を操作したコンソールと、患者と放射線画像検出装置の対応付けを行ったコンソールとが別のコンソールとなる。
このため、特に可搬型のカセッテ型FPDのような放射線画像検出装置を用いたシステムにおいては、前記のCRシステムの場合と同様に、どの撮影室で撮影されたものであっても全ての画像データが登録(対応付け)を行った一つのコンソールに表示されるようにすると、即時性や利便性が十分に生かせないものとなる。例えば、登録を行ったコンソールと撮影の際に放射線画像検出装置を操作したコンソールとが離れた位置にある場合には、撮影を行った後に操作者が登録を行ったコンソールまで移動しなければ画像を確認することができない。この場合、撮影後画像の読み取りまでに時間を要さず、すぐに画像を確認できるという放射線画像検出装置の利点を十分に活かすことができず、不都合であるとの問題があった。
さらに、患者情報の入力は1ヶ所のコンソールで一括して行うのが一般的である。そのため、特開2002−311524号公報や特開2002−159476号公報記載の如く、患者の登録を行ったコンソールに撮影された画像のサムネイル画像等が表示されるとすると、どの撮影室で撮影を行ってもサムネイル画像等の画像情報の全ては登録を行ったコンソールのみに表示される。そのため、この場合には、いずれの撮影室で撮影した場合でもその都度はじめに患者登録を行ったコンソールにサムネイル画像等を確認しに行かなければならないため、不都合であるとの問題がある。
さらに、患者情報の入力は1ヶ所のコンソールで一括して行うのが一般的である。そのため、特開2002−311524号公報や特開2002−159476号公報記載の如く、患者の登録を行ったコンソールに撮影された画像のサムネイル画像等が表示されるとすると、どの撮影室で撮影を行ってもサムネイル画像等の画像情報の全ては登録を行ったコンソールのみに表示される。そのため、この場合には、いずれの撮影室で撮影した場合でもその都度はじめに患者登録を行ったコンソールにサムネイル画像等を確認しに行かなければならないため、不都合であるとの問題がある。
FPDによる撮影は、撮影後画像の読み取りまでに時間を要さず、すぐに画像を確認することができる点でCRを用いたシステムよりも即時性、利便性に優れているが、前記のように、同一人について撮影された複数枚の画像情報を撮影後すぐに一箇所でまとめて確認することができないとすると、FPDの利点を十分に活かすことができず、不都合であるとの問題があった。
そこで、本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、複数のコンソールとFPD等の放射線画像検出装置とを組み合わせて使うシステムにおいて、放射線技師のワークフローを改善し、画像確認の効率を向上させることができる放射線画像撮影システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求の範囲第1項に記載の発明は、照射された放射線を検出する放射線画像検出装置と、
外部機器と通信を行う通信部を備え、前記放射線画像検出装置を操作する複数のコンソールと、
前記放射線画像検出装置と撮影の際に前記放射線画像検出装置を操作する前記コンソールとの対応付けを行う対応付け手段と、
前記放射線画像検出装置による検出結果に基づいて得られた放射線画像情報を少なくとも前記対応付け手段によって対応付けられた前記コンソールに送信する画像情報送信手段とを備え、
前記コンソールは、前記放射線画像情報を表示する表示部を備えたことを特徴とする。
外部機器と通信を行う通信部を備え、前記放射線画像検出装置を操作する複数のコンソールと、
前記放射線画像検出装置と撮影の際に前記放射線画像検出装置を操作する前記コンソールとの対応付けを行う対応付け手段と、
前記放射線画像検出装置による検出結果に基づいて得られた放射線画像情報を少なくとも前記対応付け手段によって対応付けられた前記コンソールに送信する画像情報送信手段とを備え、
前記コンソールは、前記放射線画像情報を表示する表示部を備えたことを特徴とする。
請求の範囲第2項に記載の発明は、請求の範囲第1項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記放射線画像検出装置による検出結果に基づいて表示用の放射線画像を生成する表示用画像生成手段を備え、
前記画像情報送信手段によって前記コンソールに送信される放射線画像情報は、表示用画像生成手段によって生成された表示用の放射線画像情報であることを特徴とする。
前記画像情報送信手段によって前記コンソールに送信される放射線画像情報は、表示用画像生成手段によって生成された表示用の放射線画像情報であることを特徴とする。
請求の範囲第3項に記載の発明は、請求の範囲第2項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記表示用画像生成手段によって生成される前記表示用の放射線画像情報は、原画像情報よりも情報量の少ない縮小画像情報であることを特徴とする。
請求の範囲第4項に記載の発明は、請求の範囲第1項から請求の範囲第3項のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記放射線画像検出装置は、照射された放射線を検出し、当該放射線を電気信号に変換して蓄積し、蓄積された電気信号を読み出して放射線画像情報を取得するカセッテ型フラットパネルディテクタ(FPD)であることを特徴とする。
請求の範囲第5項に記載の発明は、請求の範囲第1項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、 被写体である患者を特定する患者情報を入力する患者情報入力手段と、
前記患者情報と前記放射線画像検出装置による検出結果とを対応付ける患者情報対応付け手段と、
を有し、
同一の前記患者情報が対応付けられた前記検出結果に基づいて得られた放射線画像情報を少なくとも同一の前記患者について最後に撮影を行った前記放射線画像検出装置を撮影の際に操作するものとして対応付けられた前記コンソールに送信する画像情報送信手段とを備えたことを特徴とする。
前記患者情報と前記放射線画像検出装置による検出結果とを対応付ける患者情報対応付け手段と、
を有し、
同一の前記患者情報が対応付けられた前記検出結果に基づいて得られた放射線画像情報を少なくとも同一の前記患者について最後に撮影を行った前記放射線画像検出装置を撮影の際に操作するものとして対応付けられた前記コンソールに送信する画像情報送信手段とを備えたことを特徴とする。
請求の範囲第6項に記載の発明は、請求の範囲第5項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、少なくとも前記患者情報入力手段によって入力された前記患者情報に基づいて患者リストを作成する患者リスト生成手段を備え、
前記コンソールは、前記患者リストの中から患者を選択する患者選択手段を有し、
前記患者情報対応付け手段は撮影に際して患者選択手段によって選択された患者の患者情報を当該撮影により得られた検出結果と対応付けるものであることを特徴とする。
前記コンソールは、前記患者リストの中から患者を選択する患者選択手段を有し、
前記患者情報対応付け手段は撮影に際して患者選択手段によって選択された患者の患者情報を当該撮影により得られた検出結果と対応付けるものであることを特徴とする。
請求の範囲第7項に記載の発明は、請求の範囲第5項又は請求の範囲第6項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記放射線画像検出装置による検出結果に基づいて表示用の放射線画像情報を生成する表示用画像生成手段を備え、
前記画像情報送信手段によって前記コンソールに送信される放射線画像情報は、表示用画像生成手段によって生成された表示用の放射線画像情報であることを特徴とする。
前記画像情報送信手段によって前記コンソールに送信される放射線画像情報は、表示用画像生成手段によって生成された表示用の放射線画像情報であることを特徴とする。
請求の範囲第8項に記載の発明は、請求の範囲第7項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記表示用画像生成手段によって生成される前記表示用の放射線画像情報は、原画像情報よりも情報量の少ない縮小画像情報であることを特徴とする。
請求の範囲第9項に記載の発明は、請求の範囲第5項から請求の範囲第8項のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、前記放射線画像検出装置は、照射された放射線を検出し、当該放射線を電気信号に変換して蓄積し、蓄積された電気信号を読み出して放射線画像情報を取得するカセッテ型フラットパネルディテクタ(FPD)であることを特徴とする。
請求の範囲第1項に記載の発明によれば、放射線画像検出装置を撮影の際に操作するコンソールは、通常、操作の便宜等のため当該撮影を行う撮影室の近傍に位置し当該撮影室を管理するコンソールである。すなわち、撮影を行う撮影室の近くに位置し、撮影を行う放射線技師にとって最も操作しやすいコンソールによって放射線画像検出装置と患者との対応付けを行い、当該対応付けを行ったコンソールにおいて放射線画像情報を得ることができる。また、コンソールに送信された放射線画像情報はコンソールの表示部に表示されるので、放射線技師は撮影後すぐに撮影の適否、再撮影の要否を判断することができ、画像確認の効率が向上する。このため、撮影後画像の読み取りまでに時間を要さない放射線画像検出装置の利点を十分に活かすことができるという効果を奏する。
請求の範囲第2項に記載の発明によれば、コンソールに対して表示用の放射線画像情報が送信されるので、放射線技師は、コンソールの表示部に表示される表示用の放射線画像情報を確認することによって撮影後すぐに撮影の適否、再撮影の要否を判断することができ、画像確認の効率が向上するという効果を奏する。
請求の範囲第3項に記載の発明によれば、表示用の放射線画像情報は原画像情報よりも情報量の少ない縮小画像情報であるため、このような縮小画像情報のみをコンソールに送信させることにより、表示用の放射線画像情報の転送時間を短くし、放射線撮影後において、コンソールにおける放射線画像情報の表示を迅速に行うことができる。このため、撮影後すぐに撮影の適否、再撮影の要否を判断することができ、画像確認の効率が向上するという効果を奏する。
請求の範囲第4項に記載の発明によれば、放射線画像検出装置がカセッテ型FPDであるため、撮影場所を選ばず容易に持ち運ぶことが可能であるという効果を奏する。
請求の範囲第5項に記載の発明によれば、同一の患者情報が対応付けられた検出結果に基づいて得られた放射線画像情報を、当該患者について最後に撮影を行った放射線画像検出装置と対応付けられたコンソールに送信するので、例えば、一人の患者について撮影室を移動しながら複数回の撮影を行うような場合でも全ての撮影における放射線画像情報を、最後に撮影を行った撮影室に最も近い一箇所のコンソールで得ることができる。また、コンソールに送信された放射線画像情報はコンソールの表示部に表示されるので、複数のコンソールが同一ネットワーク上に配置され患者一人について撮影室を移動しながら複数回の撮影を行ったような場合でも、放射線技師は、上述する最後に撮影を行ったコンソールから移動することなく撮影の適否、再撮影の要否を判断することができ、画像確認の効率が向上するという効果を奏する。
請求の範囲第6項に記載の発明によれば、患者リストの中から患者を選択することにより、その患者を選択したコンソールで、その患者情報と対応付けられた検出結果に基づく放射線画像情報を得ることができる。また、コンソールに送信された放射線画像情報はコンソールの表示部に表示されるので、複数のコンソールが同一ネットワーク上に配置され一人について撮影室を移動しながら複数回の撮影を行ったような場合でも、放射線技師は簡易な手段によって当該患者についての全ての撮影の適否、再撮影の要否を判断することができ、画像確認の効率が向上するという効果を奏する。
請求の範囲第7項に記載の発明によれば、コンソールに対して表示用の放射線画像情報が送信されるので、放射線技師は、コンソールの表示部に表示される表示用の放射線画像情報を確認することによって撮影後すぐに撮影の適否、再撮影の要否を判断することができ、画像確認の効率が向上するという効果を奏する。
請求の範囲第8項に記載の発明によれば、表示用の放射線画像情報は原画像情報よりも情報量の少ない縮小画像情報であるため、このような縮小画像情報のみをコンソールに送信させることにより、表示用の放射線画像情報の転送時間を短くし、放射線撮影後において、コンソールにおける放射線画像情報の表示を迅速に行うことができる。このため、撮影後すぐに撮影の適否、再撮影の要否を判断することができ、画像確認の効率が向上するという効果を奏する。
請求の範囲第9項に記載の発明によれば、FPDがカセッテ型FPDであるため、撮影場所を選ばず容易に持ち運ぶことが可能であるという効果を奏する。
1 放射線画像撮影システム
2 サーバ
3 放射線画像撮影装置
4 放射線照射操作装置
6 放射線画像検出装置
7 コンソール
18 入力操作部
19 通信部
21 制御部
25 画像メモリ
26 通信部
28 入力操作部
2 サーバ
3 放射線画像撮影装置
4 放射線照射操作装置
6 放射線画像検出装置
7 コンソール
18 入力操作部
19 通信部
21 制御部
25 画像メモリ
26 通信部
28 入力操作部
以下、本発明の実施の形態を、図1から図5を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態を図1から図4を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態を図1から図4を参照して説明する。
図1は、本発明による放射線画像検出装置を適用した放射線画像撮影システム1の一実施形態の概略構成を示す図である。
本実施形態による放射線画像撮影システム1は、X線等の放射線を用いて画像撮影を行うシステムであり、図1に示すように、放射線画像撮影に関する情報を管理するサーバ2と、放射線照射に関する操作を行う放射線照射操作装置4と、例えば無線LAN(Local Area Network)等の無線通信方式による通信を行うための基地局5と、撮影室50を管理し撮影室50内に設置された放射線画像検出装置6を操作するコンソール7a,7b,7cとがネットワーク8を通じて接続され相互に情報の送受信が可能となるように構成されている。放射線照射操作装置4にはケーブル40を介して、被写体である患者11に放射線を照射する放射線管球9が接続されている。なお、撮影に用いられる放射線はX線に限定されないが、X線が最も好適に用いられる。撮影にX線を用いる場合には、前記放射線管球9としてX線を照射するX線管球が用いられ、放射線画像検出装置6としてX線画像検出装置が用いられる。なお、コンソール7a,7b,7cはそれぞれ同様の構成を有しており、以下の説明において、コンソール7a,7b,7cのうち任意のコンソールをコンソール7と表記する。
なお、ネットワーク8に接続されるコンソールの数は3つに限定されず、さらに複数のコンソールが接続されていてもよい。また、撮影室50の数は図示したものに限定されず、複数の撮影室50が設けられていてもよい。撮影室50とコンソール7とは、それぞれ1対1で対応付けられていてもよいし、複数の撮影室50に1つのコンソール7が対応付けられ1つのコンソール7によって複数の撮影室50の管理が行われてもよい。また1つの撮影室50に複数のコンソール7が対応付けられていてもよい。
ここで、ネットワーク8は、当該システム専用の通信回線であっても良いが、システム構成の自由度が低くなってしまう等の理由のため、イーサネット(登録商標)等の既存の回線である方が好ましい。
サーバ2は、図2に示すように、コンピュータで構成されており、サーバ2には、サーバ2を構成する各部を制御する制御部31、各種情報を記憶する外部記憶装置32、各種情報や操作者の指示を入力する入力操作部33、入力された情報等を表示する表示部34等が設けられ、各部はバス35により接続されている。
入力操作部33は、例えば、キーボードやマウス等から構成されており、キーボードで押下操作されたキーの押下信号やマウスによる操作信号を入力信号として制御部31に対して出力する。
特に、本実施形態に係る放射線画像撮影システム1においては、入力操作部33は、患者情報入力手段として、前記患者情報や撮影情報等の入力を行うようになっており、これにより撮影を行う予定となっている患者11の登録が行われる。なお、入力操作部33によって入力される情報はここに例示したものに限定されない。
制御部31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶装置32等に格納される各種のプログラムを読み出し、これに従って各種処理を実行するように構成されている。
特に、本実施形態において、制御部31は、入力操作部33によって入力された情報及び/又は図示しないHIS(病院情報システム)/RIS(放射線科情報システム)等の外部装置によって入力されネットワーク8を通じて送られた患者情報や撮影情報等をそれぞれ対応付けたリスト(以下「患者リスト」と称する。)を生成し、外部記憶装置32等に記憶させる。サーバ2の制御部31で生成された患者リストはネットワーク8を介して各コンソール7により共有される。なお、一旦患者リストが生成された後に入力操作部33等から新たな情報が入力されると、患者リストが順次更新され、更新された患者リストがサーバ2及び各コンソール7の間で共有される。
患者情報とは、例えば、患者11の氏名、年齢、性別、生年月日、患者11を特定するための患者ID番号等の患者11に関する情報である。また、撮影情報とは、撮影部位(患者11の身体上の撮影する部分)、管電圧や照射線量(mAs値)等の撮影条件、撮影する方向や方法等の撮影を行うために必要な情報である。また、例えば、一人の患者11について複数回の撮影を行う場合には、撮影予定回数等も撮影情報として入力される。
なお、患者情報及び撮影情報は、前記のように、サーバ2の入力操作部33によって入力されたものであってもよいし、コンソール7から入力されサーバ2に送信されたものであってもよい。また、例えば、医師の診察室等に設置されネットワーク8に接続された図示しないHIS(病院情報システム)/RIS(放射線科情報システム)等に接続された他のパーソナルコンピュータ(personal computer)等の端末装置から入力されたものをサーバ2が受信するようにしてもよい。さらに、IDカード等に予め書き込まれた患者情報や撮影情報を読み取るカードリーダ等の情報読取装置を設け、このような情報読取装置によって患者情報や撮影情報を読み取ることにより入力を行うようにしてもよい。これらの場合には、これらの各入力手段、情報読取装置等によって患者情報入力手段が構成される。
また、サーバ2には、各放射線画像検出装置6によって検出されコンソール7に送信された放射線画像情報が、撮影された患者の患者情報や、当該放射線画像情報が当該患者について撮影された何枚目の画像であるかを識別するための情報その他の撮影に関する撮影情報等と対応付けられて送られる。なお、放射線画像検出装置6からサーバ2に送られる放射線画像情報には、これらの情報の他、例えば、撮影を行った放射線画像検出装置6を当該撮影の際にどのコンソール7が操作したのかを識別するための識別情報等がそれぞれ対応付けられていてもよい。制御部31は、送られたこれらの情報を放射線画像情報とともに前記患者リストと対応付けて外部記憶装置32等に記憶させ、管理する。
制御部31は、患者情報や撮影情報と対応付けられた放射線画像情報が送られると、外部記憶装置32に記憶されている放射線画像情報の中に同じ患者情報等と対応付けられた過去の放射線画像情報がないかどうかの検索を行う。ここで、過去の放射線画像情報とは、同じ患者情報と対応付けられた既撮影の放射線画像情報の全てであってもよいし、例えば、同一患者について複数回の撮影予定があり一連の撮影予定が患者リストに対応付けられているような場合には、当該患者についての撮影予定のうち既撮影の放射線画像情報であってもよい。
また、制御部31は、画像情報送信手段として、放射線画像検出装置6による検出結果に基づく放射線画像情報のうち、同一の患者情報と対応付けられているものを、その患者について最後に撮影を行った放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7として対応付けられているコンソール7に送信する。
ここで最後に行った撮影とは、ある患者について予定されている一連の撮影のうち最後に行われたものをいう。すなわち、例えば、ある患者について一連の撮影として2回の撮影が予定されている場合、2回目の撮影が終了した時点では、当該2回目の撮影が最後に行われた撮影となる。したがって、この場合には、当該2回目の撮影に用いた放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7として対応付けられているコンソール7に1回目の撮影によって得られた放射線画像情報が送られることとなる。同様に、4回の撮影が予定されている場合、4回目の撮影が終了した時点では、当該4回目の撮影が最後に行われた撮影となるため、当該4回目の撮影に用いた放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7として対応付けられているコンソール7に1回目〜3回目の撮影によって得られた放射線画像情報が送られることとなる。
したがって、例えば、前記のようにある患者につき4回の撮影予定があり、4回目の撮影が行われて、その放射線画像情報が患者情報や撮影情報と対応付けられた状態で制御部31に送られると、制御部31は、この患者情報等に基づいて外部記憶装置32内を検索する。そして、この検索の結果、当該患者についての1回目〜3回目の撮影によって得られた放射線画像情報を選び出し、これらの放射線画像情報を4回目の撮影に用いた放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7として対応付けられているコンソール7に送信する。
なお、コンソール7に送信する放射線画像情報は、例えば、同一患者について撮影部位の異なる複数の撮影予定があり一連の撮影予定が患者リストに対応付けられているような場合には、当該患者についての撮影予定のうち既に撮影されたものである。すなわち、例えば、腹部正面、腹部側面、胸部正面、胸部側面という4回分の撮影予定が患者リストに対応付けられている場合、腹部正面、腹部側面、胸部正面の撮影が終了し、さらに胸部側面が撮影された場合には、胸部側面の撮影の際に放射線画像検出装置6を操作するコンソール7として対応付けられているコンソール7に対して、既に撮影の終了している腹部正面、腹部側面、胸部正面の放射線画像情報を送信する。
また、例えば、同一部位についての経時的な変化を観察する等のため、腹部1回、2回、3回、胸部1回、2回、3回というように同じ患者の同一部位について複数回の撮影予定がある場合であって、腹部2回目及び胸部2回目までの撮影が行われている場合に、患者の胸部3回目の撮影が行われ、その放射線画像情報が患者情報等とともに放射線画像検出装置6から送信された場合には、当該患者についての撮影予定のうち同一部位に関するものであって既に撮影されたものである胸部1回、2回の放射線画像情報のみを前記所定のコンソール7に送信してもよい。さらに、制御部31に送られた放射線画像情報と対応付けられた患者情報等と合致する放射線画像情報全てであってもよいし、例えば、患者情報が合致するもののうち、撮影日時等の新しいものから順に数えて任意の回数分のみとしてもよい。
また、この際、制御部31からコンソール7に送信される放射線画像情報は、原画像情報、表示用画像の両方であってもよいが、情報の転送を円滑に行い、コンソール7における画像の確認を速やかに行うために、情報量の少ない表示用画像のみを送信するようにすることが好ましい。
図1に戻り、放射線画像撮影装置3は、放射線を照射する放射線管球9を有しており、この放射線管球9より放射線照射操作装置4で設定された管電圧や照射線量で放射線を照射するようになっている。放射線管球9の下方であって放射線照射範囲には、患者11を載置させる寝台12が設けられており、また、寝台12の上であって患者11を載置したときに患者11の撮影部位に対応する位置には、放射線を読み取って放射線画像を検出する放射線画像検出装置6が配置されている。なお、放射線画像検出装置6を配する位置は、患者11と寝台12の間に限定されず、例えば、寝台12の下方に放射線画像検出装置6を装着する検出装置装着口(図示しない)を設けて、放射線画像検出装置6がこの検出装置装着口に装着される構成としてもよい。
放射線照射操作装置4は、情報を表示する表示部や操作者である放射線技師からの指示を入力する入力操作部(いずれも図示せず)等を備えるコンピュータで構成されており、入力された撮影条件に対応する管電圧値、放射線の照射線量により撮影が行われるように、放射線画像撮影装置3の放射線管球9等を制御するように構成されている。
コンソール7は、図3に示すように、制御部14、RAM(Random Access Memory)15、ROM(Read Only Memory)16、表示部17、入力操作部18、通信部19等を備えて構成されており、各部はバス20により接続されている。本実施形態においては、前記のように複数のコンソール7a,7b,7cがネットワーク8に接続されており、各コンソール7a,7b,7cには、例えばコンソール7a,7b,7cを識別するための識別情報としてコンソールIDが付されている。
表示部17は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等を備えて構成され、制御部14から送られる表示信号の指示に従って、前記患者リスト、各種のメッセージや画像等、各種画面を表示するものである。
入力操作部18は、例えば、キーボードやマウス等から構成されており、キーボードで押下操作されたキーの押下信号やマウスによる操作信号を入力信号として制御部14に対して出力するものである。なお、入力操作部18は、前記表示部17の表示画面を覆う透明なシートパネルに、指又は専用のスタイラスペンで触れることにより入力される位置情報を入力信号として制御部14に出力する、いわゆる、タッチパネルにより構成されていてもよい。
特に、本実施形態に係る放射線画像撮影システム1においては、入力操作部18は、前記患者情報や撮影情報等の入力及び放射線画像検出装置6の検出装置ID等の入力等を行うことができる。ここで検出装置IDとは、放射線画像検出装置6を識別するために各放射線画像検出装置6に付される放射線画像検出装置6の識別情報である。
放射線画像検出装置6の識別情報を入力するコンソール7は、例えば、当該放射線画像検出装置6が設置された撮影室50を管理するコンソール7である。撮影室50を管理するコンソール7が設置される位置は特に限定されないが、当該撮影室50や放射線照射操作装置4に最も近い位置に設置されているコンソール7であることが好ましい。このようにすることにより、撮影を行う際、撮影室50や放射線照射操作装置4に近い位置から撮影室50内の放射線画像検出装置6の操作等を行うことが可能となる。
これにより、患者をどの放射線画像検出装置6によって撮影するかの撮影前の設定が行われる。なお、前記設定が行われると、他のコンソール7では患者リスト上で当該患者を選択することができなくなるようにしてもよい。
また、前記表示部17には、前記入力操作部18から入力された患者情報、撮影情報等に基づいて作成された患者リストが表示され、入力操作部18は、この患者リストの中から撮影を行う患者やその撮影部位等を選択可能となっている。また、コンソール7に対応付けられている放射線画像検出装置6が複数ある場合には、入力操作部18は、そのうちいずれの放射線画像検出装置6によって撮影を行うかを選択可能となっている。これにより、患者をどの放射線画像検出装置6によって撮影するかの設定が行われる。なお、前記設定が行われると、他のコンソール7では患者リスト上で当該患者を選択することができなくなるようにしてもよい。
また、入力操作部18は、所定操作に基づいて放射線画像検出装置6による検出結果に基づいて得られた放射線画像情報の転送指示に係る信号を制御部14に対して出力する。本実施形態においては、撮影によって得られた放射線画像情報は、撮影に使用された放射線画像検出装置6と対応付けられ撮影の際に放射線画像検出装置6を操作したコンソール7に転送され、コンソール7の制御部14において、前記撮影前の設定の際に患者リストから選択された患者の患者情報や撮影情報等と対応付けられる。患者情報や撮影情報等と対応付けられた放射線画像情報は、必要に応じて図示しない記憶装置等に保存され、又はサーバ2等の外部装置に転送される。
また、入力操作部18は、所定操作に基づいて放射線画像検出装置6に記憶されている放射線画像情報の削除指示に係る信号を制御部14に対して出力する。
また、入力操作部18は、放射線技師が放射線画像検出装置6による被写体像が適正に検出されているか否か及び再撮影の要否の判断を行った場合に、その判断結果を入力する。入力された結果は、電気信号として制御部14に出力される。
通信部19は、無線LAN等の無線通信方式により、基地局5を介して、放射線画像検出装置6との間で各種情報の通信を行うものである。
制御部14は、例えば、サーバ2の制御部31と同様に、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、ROM(Read Only Memory)16に格納される所定のプログラムを読み出してRAM(Random Access Memory)15の作業領域に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行するように構成されている。
特に、本実施形態において、前記入力操作部18から放射線画像検出装置6の識別情報として検出装置IDが入力されると、入力された検出装置IDが信号として制御部14に送られる。制御部14は、この検出装置IDを取得すると、検出装置IDと前記コンソールIDとを対応付けることにより、対応付け手段として放射線画像検出装置6とコンソール7との対応付けを行うように構成されている。
具体的には、例えば、コンソール7aの入力操作部18から放射線画像検出装置6の検出装置IDが入力されると、制御部14は、この検出装置IDを有する放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7として当該コンソール7aを対応付ける。
なお、制御部14がコンソール7と対応付ける放射線画像検出装置6を識別するための入力方式はここに示したものに限定されず、例えば、放射線画像検出装置6に放射線画像検出装置6を識別するための識別情報としてICタグやバーコードを付しておき、これを所定の読取装置等によって読み取ることにより放射線画像検出装置6の識別情報が入力されて、制御部14がこの識別情報を取得するようにしてもよい。
また、入力操作部18からの検出装置IDの入力等により制御部14が放射線画像検出装置6の識別情報を取得し、放射線画像検出装置6とコンソール7との対応付けを行うタイミングは、例えば、放射線画像検出装置6が撮影室50内に搬入される際に行われるのが好ましいが、対応付けを行うタイミングはこれに限定されない。
なお、放射線画像検出装置6が一旦あるコンソール7と対応付けられた後に当初設置された撮影室50から移動して別の撮影室50に移動したような場合には、移動した先の撮影室50を管理するコンソール7の入力操作部18から放射線画像検出装置6の検出装置IDが入力される等によって、移動先の撮影室50を管理するコンソール7の制御部14により改めて放射線画像検出装置6とコンソール7との対応付けが行われる。なお、移動先の撮影室50を管理するコンソール7と放射線画像検出装置6との間に新たな対応関係が形成されると、前に対応付けを行ったコンソール7との対応関係は解除される。
具体的には、例えば、ある撮影室50に放射線画像検出装置6が搬入され、当該撮影室50を管理するコンソール7aの入力操作部18から検出装置IDが入力されると、制御部14は、当該放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7としてコンソール7aを対応付ける。その後、放射線画像検出装置6が別の撮影室50に移動し、コンソール7bが当該撮影室50を管理しているときは、コンソール7bの入力操作部18から放射線画像検出装置6の検出装置IDが入力され、制御部14は、当該放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7として当該コンソール7bを対応付けるようになっている。当該コンソール7bと放射線画像検出装置6との間に新たな対応関係が形成されると、前に対応付けを行ったコンソール7aと放射線画像検出装置6との対応関係は解除される。
また、制御部14は、患者情報対応付け手段として、撮影された患者の患者情報及び放射線画像情報が当該患者について撮影された何枚目の画像であるか等を含めた撮影情報と放射線画像検出装置6による検出結果に基づく放射線画像情報との対応付けを行う。なお、制御部14によって放射線画像情報と対応付けられる情報はこれらの情報に限定されない。例えば、撮影を行った放射線画像検出装置6を当該撮影の際にどのコンソール7が操作したのかを識別するための識別情報等がそれぞれ対応付けられてもよい。
制御部14は、患者情報等が対応付けられた放射線画像情報をネットワーク8を介してサーバ2に送るようになっている。
また、制御部14は、撮影部位に関する情報等撮影に必要な情報を基地局5を介して無線で放射線画像検出装置6に対して送信することも可能となっている。
制御部14には、放射線画像検出装置6によって取得された放射線画像情報が送られるようになっており、制御部14は、放射線画像情報を受け取ると、表示用画像生成手段として、送られた放射線画像情報に基づいていわゆるサムネイル画像等、原画像情報よりも情報量の少ない縮小画像情報である表示用画像を生成する。この縮小画像の縮小率は、例えば、原画像に対して各辺の長さが1/2〜1/100倍となる程度(画素数が1/4〜1/10000倍となる程度)が好ましく、画素数が1/4〜1/2500倍となる程度がより好ましい。
また、制御部14は、入力操作部18等から入力された指示等に基づき、適宜表示部17に各種情報や画像を表示させる。なお、入力操作部18より再撮影を行わない旨の入力がなされたときには、次に行われる撮影に係る患者情報及び撮影情報を表示部17に表示させるようにするとよい。
さらに、制御部14は、前記入力操作部18からの入力された削除指示に係る信号に基づいて、放射線画像検出装置6に記憶されている検出結果の削除を指示する信号を放射線画像検出装置6に送るようになっており、検出結果の削除を行わせる。このとき、以前のコンソール7との対応付けはリセットされるようにしてもよい。
放射線画像検出装置6は、例えば可搬型のカセッテ型FPDである。放射線画像検出装置6は、図4に示すように、制御部21、RAM22、ROM23、放射線検出部である平面検出部24、記憶手段である画像メモリ25、通信部26、電源部27、入力操作部28等を備えて構成されており、各部はバス29により接続されている。
放射線画像検出装置6には、それぞれ放射線画像検出装置6を識別するための識別情報として検出装置IDが付されている。なお、放射線画像検出装置6を識別するための識別情報は、前記のように検出装置IDに限定されず、例えばICタグやバーコードでもよい。
平面検出部24は、例えば、ガラス基板等を有しており、基板上の所定位置には、放射線管球9から照射されて少なくとも被写体を透過した放射線をその強度に応じて検出し、検出した放射線を電気信号に変換して蓄積する複数の画素がマトリックス状に配列されている。
ここで、平面検出部24としては、図示は省略するが、例えば、放射線を蛍光(光)に変換する放射線光変換層と、放射線光変換層により変換された蛍光を検出して電気信号に変換する光電変換層とを備える間接型のもの、また、放射線光変換層及び光電変換層に替えて、放射線を直接電荷に変換する放射線受部を有する放射線電気信号変換層を備える直接型のもの等が挙げられる。なお、間接型のものは直接型のもので用いる高圧電源が不要であるため好ましい。
画像メモリ25は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリやRAMから構成され、平面検出部24に蓄積された電気信号が読み取られることにより取得された、複数回分の撮影に相当する放射線画像情報を記憶可能となっている。
通信部26は、無線LAN等の無線通信方式により、基地局5を介して、コンソール7との間で各種情報の通信を行うものである。例えば、通信部26は、コンソール7の通信部19から送信された患者情報、撮影情報及び放射線画像検出装置6との間で対応付けされたコンソール7のコンソールID等の各種情報を受信する。また、通信部26は、当該放射線画像検出装置6の検出装置IDをコンソール7に送信する。そして、画像メモリ25に記憶された放射線画像情報を放射線画像検出装置6との間で対応付けされたコンソール7に対して送信するようになっている。さらに、通信部26は、コンソール7の通信部19を介して送信された放射線画像の撮影状態が適正であるか否かに係る撮影適否信号及び放射線画像検出装置6に記憶されている検出結果の削除を指示する削除指示信号等を受信する。
電源部27は、放射線画像検出装置6を構成する各部に電源を供給する充電池30を有し、当該放射線画像検出装置6の所定位置に設けられた充電用端子(図示略)を介して充電可能に構成されている。
制御部21は、例えばCPU等から構成され、ROM23に格納される所定のプログラムを読み出してRAM22の作業領域に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行する。
具体的には、例えば、制御部21は、平面検出部24の各画素を構成する例えばTFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング部を制御して、当該各画素に蓄積された電気信号の読み取りをスイッチングしていき、平面検出部24に蓄積された電気信号を読み取ることにより、平面検出部24から検出結果を取得する。
さらに、制御部21は、放射線画像検出装置6の検出装置IDをコンソール7に対して送信するように通信部26を制御する。また、制御部21は、画像情報送信手段として、放射線画像検出装置6によって検出された検出結果に基づく放射線画像情報をコンソール7に対して送信するよう通信部26を制御する。
本実施形態において、制御部21が通信部26を介して放射線画像情報を送信する先は、撮影の際に当該放射線画像検出装置6を操作するコンソール7として対応付けられているコンソール7である。コンソール7に送信される放射線画像情報には、患者リストに対応付けられた患者情報及び撮影情報、撮影を行った放射線画像検出装置6の検出装置ID等の識別情報、撮影の際に放射線画像検出装置6を操作するコンソール7として対応付けられたコンソール7のコンソールID等の付帯情報が付与される。なお、当該放射線画像情報を放射線画像検出装置6より転送させるタイミングを入力操作部28より入力できるようにしてもよい。なお、放射線画像情報を放射線画像検出装置6より転送させるタイミングは、可能な範囲で早い方が好ましい。
次に、放射線画像撮影システム1の作用について説明する。
新たに放射線画像検出装置6を撮影室50に設置する際のコンソール7及びサーバ2の動作を、図5を用いて説明する。放射線技師により当該撮影室50を管理するコンソール7の入力操作部18等から放射線画像検出装置6の検出装置ID等の識別情報が入力される(ステップS101)。検出装置ID等の識別情報が入力されると、制御部14によってコンソール7と放射線画像検出装置6との対応付けが行われる(ステップS102)。対応付けが行われると、コンソール7のコンソールIDと放射線画像検出装置6の検出装置IDとが対応付けられた状態で、ネットワーク8を介してサーバ2に送られ(ステップS103)、サーバ2の外部記憶装置32等に記憶され(ステップS104)、動作を終了する。
次に、本発明に係る放射線画像撮影システムにおける撮影時の動作の第1の形態について図6を用いて説明する。
患者情報、撮影情報等がいずれかのコンソール7から入力されると(ステップS201)、入力された各情報がネットワーク8を介してサーバ2に送られる。患者情報、撮影情報等が送られると、サーバ2の制御部31により各情報を対応付けた患者リストが生成される(ステップS202)。なお、ステップS201において、患者情報、撮影情報等は、コンソール7から入力される他、サーバ2の入力操作部33や、IDカードリーダ等の各種情報読取装置、診察室等に設置されネットワーク8に接続されたHIS/RISに接続された端末装置等から送信されてもよい。
放射線画像の撮影を行う際には、放射線技師は、まず撮影を行う撮影室50に予め対応付けられたコンソール7aに行き、サーバ2に記憶されている患者リストをネットワーク8を介して参照し(ステップS301)、サーバ2からコンソール7aに対して患者リストを送信させ(ステップS315)、コンソール7aの表示部17に患者リストを表示させる(ステップS302)。そして、放射線技師はその中から撮影を行う患者11及び必要に応じてその撮影部位等を選択(撮影オーダ選択)する(ステップS303)。撮影室50内に複数の放射線画像検出装置6が設置されているときは(ステップS304;YES)、放射線技師は、さらに、撮影室50内に設置された放射線画像検出装置6のうち撮影に使用する放射線画像検出装置6を入力操作部18によって選択、入力する(ステップS305)。
次に、ステップS303乃至ステップS305で選択された撮影オーダに対応する撮影オーダIDがコンソール7aからサーバ2に送信される(ステップS306)。ステップS306の処理に対応して、サーバ2からコンソール7aや放射線照射操作装置4に対して、ステップS306で送信された撮影オーダIDに対応付けられた患者情報や撮影情報が送信される(ステップS316)。患者情報や撮影情報は適宜コンソール7の表示部17に表示され(ステップS307)、放射線技師はこれらの情報を確認しながら放射線画像の撮影を行う(ステップS308)。
放射線照射操作装置4は、受信した撮影情報に含まれる管電圧値、放射線量等に基づいて、放射線画像撮影装置3の放射線管球9を制御し、放射線画像撮影装置3は、これらの条件下で放射線を患者11に対して照射する。
このとき、放射線画像検出装置6が寝台12上であって患者11の下に差しこまれており、患者11を透過する放射線量を検出し(ステップS319)、検出した放射線を電気信号に変換して所定の検出結果を取得し、この検出結果を画像メモリ25に記憶する(ステップS320)。
また、放射線画像検出装置6によって検出された検出結果は、制御部21により、撮影に使用された放射線画像検出装置6の検出装置IDと対応付けられた状態で、放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7として放射線画像検出装置6と対応付けられているコンソール7aに送信される(ステップS321)。
コンソール7aの制御部14は、表示用画像生成手段として、送られた検出結果に基づいて原画像情報よりも情報量の少ないいわゆるサムネイル画像等の表示用画像を生成し、生成した表示用画像を表示部17に表示させる(ステップS309)。放射線技師は、表示用画像を確認することにより、放射線画像検出装置6によって被写体像が適正に検出されているか否か及び再撮影の要否の判断を行う(ステップS310)。
被写体像が適正に検出されており再撮影の必要がない場合には(ステップS310;NO)、コンソール7aの制御部14は、通信部19を介して原画像情報と患者情報等とを関連付けて、サーバ2に対して送信する(ステップS311)。その後、原画像情報は、サーバ2より画像処理がなされた後(ステップS317)、適宜プリンタやモニタなどの出力機から出力され、放射線画像として医師による診断に供される(ステップS318)。一方、表示用画像は、制御部14により消去される(ステップS312)。
また、コンソール7aの制御部14は、放射線画像検出装置6に対して放射線画像の撮影状態が適正である旨の信号及び放射線画像検出装置6に記憶されている検出結果の削除を指示する削除指示信号を送信する(ステップS313)。放射線画像検出装置6の制御部21は、これらの信号を受けて画像メモリ25から検出結果を消去し(ステップS322)、放射線画像検出装置6による撮影を終了する。そして、この場合には、コンソール7aの表示部17には次の撮影の患者情報、撮影情報等が適宜表示される。
これに対して、被写体像が適正に検出されておらず再撮影の必要があるとの信号が入力操作部18から入力された場合には(ステップS310;YES)、原画像情報及び表示用画像を消去するとともに(ステップS314)、放射線照射操作装置4に対して再撮影を行うよう指示を送信する(ステップS308)。これにより再撮影が行われ、放射線画像検出装置6によって検出された検出結果は、再度コンソール7aに送信される(ステップS321)。コンソール7aの制御部14は、送られた検出結果に基づいて原画像情報よりも情報量の少ない表示用画像を生成し、生成した表示用画像を表示部17に表示させて、被写体像が適正に検出されており再撮影の必要がない場合には、コンソール7aの制御部14は、通信部19を介して原画像情報と患者情報等とを関連付けてサーバ2に送信する。また、コンソール7aの制御部14は、前記同様、表示用画像を消去するとともに放射線画像検出装置6に対して放射線画像の撮影状態が適正である旨の信号及び放射線画像検出装置6に記憶されている検出結果の削除を指示する削除指示信号を送信し、一連の撮影動作を終了する。
なお、その後、放射線画像検出装置6が他の撮影室50に移動された場合には、例えば移動先の撮影室50に搬入される際に、当該撮影室50を管理するコンソール7bの入力操作部18等から放射線画像検出装置6の検出装置ID等の識別情報が入力され、図5に示したものと同様の処理がコンソール7及びサーバ2において実行される。すなわち、放射線画像検出装置6の識別情報が入力されるとコンソール7bの制御部14によってコンソール7bと放射線画像検出装置6との対応付けが行なわれ、他方で、先に対応付けられていたコンソール7aと放射線画像検出装置6との対応付けが解除される。コンソール7bと放射線画像検出装置6との対応付けが行われると、コンソール7bのコンソールIDと放射線画像検出装置6の検出装置IDとが対応付けられた状態で、ネットワーク8を介してサーバ2に送られ、この新たな対応付けがサーバ2の外部記憶装置32等に記憶される。
そして、当該移動先の撮影室50で次の撮影が行われるときには、撮影の際、コンソール7bによって放射線画像検出装置6が操作され、放射線画像検出装置6によって検出された検出結果がコンソール7bに送信される。さらに、コンソール7bの制御部14により表示用画像が生成されてコンソール7bの表示部17に表示される。
なお、撮影は、撮影室50を移動しながら複数回行われるようにしてもよい。この場合、各撮影ごとに撮影を行う前に、撮影に使用する放射線画像検出装置6と、これを操作するコンソール7との対応付けを行うようにし、放射線画像検出装置6によって得られた検出結果は、それぞれの撮影に際して対応付けられたコンソール7に送られる。
以上より、本実施形態に係る放射線画像撮影システム1によれば、放射線画像検出装置6によって検出された検出結果が撮影の際に、予め対応付けられた撮影室50の前のコンソール7に送信され、コンソール7で表示用画像が生成されてコンソール7の表示部に表示される。このため、どのコンソール7で患者情報や撮影情報の入力、放射線画像検出装置6とコンソール7との対応付けを行っても、撮影した画像は、当該撮影に使用した撮影室50の近くに位置するコンソール7で確認することができ、放射線技師が撮影場所から離れたところに移動することなく、即時かつ確実に被写体像が適正に検出されているかを確認し、放射線画像の適否を判断することができる。
また、本実施形態においては、放射線画像検出装置6によって検出された検出結果を対応するコンソール7に送信した後、コンソール7の制御部14で表示用画像を生成するものとしたが、表示用画像を生成する表示用画像生成手段は、コンソール7の制御部14である場合に限定されない。
例えば、本実施形態のように、放射線画像検出装置6がカセッテ型のFPDである場合には、放射線画像検出装置6の制御部21によって表示用画像を生成するようにしてもよい。この場合、放射線画像検出装置6の制御部21で生成された原画像情報及び表示用画像は、無線等の通信手段によって、ともにコンソール7に送られるようにしてもよいし、サーバ2に送られるようにしてもよい。さらに、表示用画像のみがコンソール7に送られ、原画像情報はサーバ2に送られるようにしてもよい。また、原画像情報は放射線画像検出装置6の画像メモリ25に記憶され、表示用画像のみがコンソール7に送られるようにしてもよい。この場合、コンソール7から放射線画像の撮影状態が適正である旨の信号が放射線画像検出装置6に送られると、原画像情報がコンソール7又はサーバ2に送信されるようにしてもよい。また、放射線画像検出装置6による検出結果が直接サーバ2に送られ、サーバ2において原画像情報のほかに表示用画像が生成されるようにしてもよい。
本実施形態においては、放射線画像検出装置6の制御部21が画像情報送信手段として通信部26を介して放射線画像情報を所定のコンソール7に送信するようにしたが、画像情報送信手段はこれに限定されない。例えば、前記のように放射線画像検出装置6による検出結果が直接サーバ2に送られ、サーバ2において原画像情報のほかに表示用画像が生成される場合には、サーバ2の制御部31が画像情報送信手段として、原画像情報及び表示用画像、又は表示用画像のみをコンソール7に送るようにする。
なお、この場合、放射線画像検出装置6による検出結果は、例えば、当該撮影に使用した放射線画像検出装置6の検出装置IDが対応付けられた状態でサーバ2に送られる。サーバ2の制御部31は、送られた検出装置IDと外部記憶装置32に記憶されている検出装置IDとを照合し、合致する検出装置IDと対応付けられたコンソールIDを有するコンソール7に対して放射線画像情報を送信する。なお、放射線画像検出装置6からサーバ2に送られる検出結果に、当該撮影に使用した放射線画像検出装置6の検出装置IDのみならず当該放射線画像検出装置6を撮影の際に操作したコンソール7のコンソールIDも対応付けられるようにしてもよい。この場合には、当該コンソールIDに対応するコンソール7に対して放射線画像情報が送信される。
なお、本実施形態においては、患者リストをサーバ2の制御部31において生成するものとしたが、患者リストの生成手段はこれに限定されない。例えば、コンソール7の制御部14で患者リストが生成されて、コンソール7からサーバ2に送られ、サーバ2の外部記憶装置32等に記憶されるとともに、サーバ2から患者リストが各コンソール7に送信されて共有されるようになっていてもよい。
なお、本実施形態においては、放射線画像検出装置6が一旦あるコンソール7との間で対応付けがなされた後、撮影室50を移動する等により別のコンソール7との間に新たな対応付けがなされると、前に対応付けを行ったコンソール7と放射線画像検出装置6との対応付けは解除されるものとしたが、撮影室50を移動する等により放射線画像検出装置6と別のコンソール7との間に新たな対応付けがなされる場合、前にされた対応付けも解除されず、複数の対応付けが重複するものとしてもよい。この場合には、例えば、放射線画像検出装置6によって得られた放射線画像を当該撮影の際に放射線画像検出装置6を操作したコンソール7のコンソールIDと対応付けることにより、このコンソールIDを有するコンソール7にのみ当該放射線画像を送信するようにする。これにより、当該撮影の際に放射線画像検出装置6を操作したコンソール7だけに当該画像を送信することができ、撮影後、撮影室50の傍ですぐに画像を確認することができるため、便宜である。
本発明に係る放射線画像撮影システムにおける撮影時の動作の第2の形態について図7を用いて説明する。第2の形態において、第1の形態と相違する点は、撮影が行われる毎にサーバ2において、同一患者の撮影画像を検索し、撮影指示を行ったコンソール7a、7b、7cの何れかに対して、同一患者に係る全ての撮影における表示用画像データを送信し、撮影指示を行ったコンソール7a、7b、7cにおいてそれら全ての画像を表示する点である。
患者情報、撮影情報等がいずれかのコンソール7から入力されると(ステップS401)、入力された各情報がネットワーク8を介してサーバ2に送られる。この際、撮影予定回数についても撮影情報として入力され、例えば、一人の患者につき4回の放射線画像の撮影を行う場合には、4回と登録される。なお、撮影回数等は、後から入力操作部18やサーバ2等から追加、修正の入力を行うことにより適宜変更可能である。
患者情報、撮影情報等がサーバ2に送られると、サーバ2の制御部31により各情報を対応付けた患者リストが生成され(ステップS402)、サーバ2の外部記憶装置32等に記憶される(ステップS403)。なお、患者情報、撮影情報等は、ステップS401の如くコンソール7から入力される他、サーバ2の入力操作部33や、IDカードリーダ等の各種情報読取装置、診察室等に設置されネットワーク8に接続されたHIS/RISに接続された端末装置等から送信されてもよい。
放射線画像の撮影を行う際には、放射線技師は、まず撮影を行う撮影室50に設置された、図5に示した対応付け処理により予め対応付けられたコンソール7aに行き、サーバ2に記憶されている患者リストをネットワーク8を介して参照し(ステップS501)、サーバ2からコンソール7aに対して患者リストを送信させ(ステップS518)、コンソール7aの表示部17に患者リストを表示させる(ステップS502)。そして、放射線技師はその中から撮影を行う患者11及び必要に応じてその撮影部位等を選択(撮影オーダ選択)する(ステップS503)。撮影室50内に複数の放射線画像検出装置6が設置されているときは(ステップS504;YES)、放射線技師は、さらに、撮影室50内に設置された放射線画像検出装置6のうち撮影に使用する放射線画像検出装置6を入力操作部18によって選択、入力する(ステップS505)。
次に、ステップS503乃至ステップS505で選択された撮影オーダに対応する撮影オーダIDがコンソール7aからサーバ2に送信される(ステップS506)。ステップS506の処理に対応して、サーバ2からコンソール7aや放射線照射操作装置4に対して、ステップS506で送信された撮影オーダIDに対応付けられた患者情報や撮影情報が送信される(ステップS519)。患者情報や撮影情報は適宜コンソール7aの表示部17に表示され(ステップS507)、放射線技師はこれらの情報を確認しながら放射線画像の撮影を行う(ステップS508)。
放射線照射操作装置4は、受信した撮影情報に含まれる管電圧値、放射線量等に基づいて、放射線画像撮影装置3の放射線管球9を制御し、放射線画像撮影装置3は、これらの条件下で放射線を患者11に対して照射する。
このとき、放射線画像検出装置6が寝台12上であって患者11の下に差しこまれており、患者11を透過する放射線量を検出し(ステップS524)、検出した放射線を電気信号に変換して所定の検出結果に基づく放射線画像情報を取得し、この放射線画像情報を画像メモリ25に記憶する(ステップS525)。
また、放射線画像検出装置6によって得られた放射線画像情報は、制御部21により、撮影に使用された放射線画像検出装置6の検出装置IDと対応付けられた状態で、放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7として放射線画像検出装置6と対応付けられているコンソール7aに送信される(ステップS526)。
コンソール7aの制御部14は、表示用画像生成手段として、送られた検出結果に基づいて原画像情報よりも情報量の少ないいわゆるサムネイル画像等の表示用画像を生成するとともに(ステップS509)、患者情報と放射線画像検出装置6による放射線画像情報との対応付けを行い、表示用画像を含めた放射線画像情報を患者情報と対応付けた状態でネットワーク8を介してサーバ2に送信する(ステップS510)。
サーバ2は、送られた放射線画像情報を患者情報と対応付けて外部記憶装置32に記憶する(ステップS520)。
また、コンソール7aの制御部14は、生成した表示用画像を表示部17に表示させる(ステップS511)。放射線技師は、表示用画像を確認することにより、放射線画像検出装置6によって被写体像が適正に検出されているか否か及び再撮影の要否の判断を行う(ステップS512)。
同一患者について、同じ撮影室50においてさらに別の部位等を撮影する場合には(ステップS513;YES)、ステップS502に戻って、再度放射線技師がコンソール7aの表示部17に患者リストを表示させる。そして、放射線技師はその中から2回目の撮影における撮影部位等を選択する(ステップS503)。
1回目と同様に撮影が行われると、放射線画像情報が画像メモリ25に記憶されるとともに、制御部21により、撮影に使用された放射線画像検出装置6の検出装置IDと対応付けられた状態で、放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7として放射線画像検出装置6と対応付けられているコンソール7aに送信される(ステップS524乃至S526)。
コンソール7aの制御部14は、患者情報と放射線画像検出装置6による放射線画像情報との対応付けを行うとともに、表示用画像生成手段として、送られた検出結果に基づいて原画像情報よりも情報量の少ないいわゆるサムネイル画像等の表示用画像を生成する(ステップS509)。そして、患者情報と対応付けられた放射線画像情報をサーバ2に送信する(ステップS510)。サーバ2は送られた放射線画像情報を患者情報と対応付けて外部記憶装置32に記憶するとともに(ステップS520)、送られた放射線画像情報と対応付けられた患者情報と合致する放射線画像情報が外部記憶装置32に記憶されていないかを検索する(ステップS521)。本実施形態の場合には、検索の結果、患者についての1回目の撮影によって得られた放射線画像情報のうち表示用画像が患者情報と合致するものとして(ステップS521;YES)、コンソール7aに送信される(ステップS522)。
なお、サーバ2の制御部31が外部記憶装置32に記憶されている放射線画像情報の中にコンソール7aの操作の元で撮影される患者情報と合致するものがないかを検索するタイミングは、コンソール7aから放射線画像情報が送られたときに限定されず、例えば、放射線技師が患者リストの中から撮影を行う同じ患者11やその撮影部位等を選択したときに、この選択信号がサーバ2に送られて検索が行われ、検索の結果選び出された表示用画像がコンソール7aに送られるようにしてもよい。
コンソール7aの制御部14は、2回目の撮影の放射線画像情報に基づいて生成した表示用画像を表示部17に表示させる(ステップS511)。この際、1回目の撮影によって得られた表示用画像が表示部17に並んで表示され、放射線技師は、2つの表示用画像を確認することにより、放射線画像検出装置6によって被写体像が適正に検出されているか否か及び再撮影の要否の判断を行う(ステップS512)。
また、異なる撮影室50に放射線画像検出装置6を移動して、同一患者についてさらに別の部位等を撮影する場合には(ステップS513;YES)、まず撮影室50に放射線画像検出装置6を設置する際に撮影室50を管理するコンソール7bに放射線画像検出装置6の検出装置IDを登録し、対応付けを行う(ステップS517)。そして、ステップS502に戻って、当該コンソール7bの表示部17に患者リストを表示させて、放射線技師がその中から当該患者11の3回目の撮影における撮影部位等を選択する(ステップS503)。
1回目、2回目と同様に撮影が行われると、放射線画像情報が画像メモリ25に記憶されるとともに、制御部21により、撮影に使用された放射線画像検出装置6の検出装置IDと対応付けられた状態で、放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7として放射線画像検出装置6と対応付けられているコンソール7bに送信される(ステップS524乃至S526)。
コンソール7bの制御部14は、患者情報と放射線画像検出装置6による放射線画像情報との対応付けを行うとともに、表示用画像生成手段として、送られた検出結果に基づいて原画像情報よりも情報量の少ないいわゆるサムネイル画像等の表示用画像を生成し(ステップS509)、患者情報と対応付けられた放射線画像情報をサーバ2に送信する(ステップS510)。サーバ2は送られた放射線画像情報を患者情報と対応付けて外部記憶装置32に記憶する(ステップS520)。また、サーバ2の制御部31は、外部記憶装置32に記憶されている放射線画像情報の中にコンソール7bから送られた放射線画像情報と対応付けられた患者情報と合致するものがないかを検索し(ステップS521)、合致するものがあると(ステップS521;YES)、その表示用画像をコンソール7bに送信する(ステップS522)。本実施形態においては、検索の結果、患者についての1回目、2回目の撮影によって得られた放射線画像情報が患者情報と合致するものとされ、これらについての表示用画像がコンソール7bに送信される。
コンソール7bの制御部14は、3回目の撮影によって得られた放射線画像情報から生成した表示用画像を表示部17に表示させる(ステップS511)。また、表示部17にはサーバ2から送られた1回目、2回目の撮影の表示用画像が3回目の撮影の表示用画像と並んで表示される。放射線技師は、3つの表示用画像を確認することにより、放射線画像検出装置6によって被写体像が適正に検出されているか否か及び再撮影の要否の判断を行う(ステップS512)。
さらに、異なる撮影室50に患者と放射線技師だけが移動して、1回目〜3回目とは異なる放射線画像検出装置6であって移動先の撮影室50を管理するコンソール7cに対応付けられた放射線画像検出装置6により別の部位等を撮影する場合には、コンソール7cの表示部17に患者リストを表示させて(ステップS502)、放射線技師がその中から撮影を行う当該患者11の4回目の撮影における撮影部位等を選択する(ステップS503)。
1回目〜3回目と同様に撮影が行われると、放射線画像情報が画像メモリ25に記憶されるとともに、制御部21により、撮影に使用された放射線画像検出装置6の検出装置IDと対応付けられた状態で、放射線画像検出装置6を撮影の際に操作するコンソール7として放射線画像検出装置6と対応付けられているコンソール7cに送信される(ステップS524乃至S526)。
コンソール7cの制御部14は、患者情報と放射線画像検出装置6による放射線画像情報との対応付けを行うとともに、表示用画像生成手段として、送られた検出結果に基づいて原画像情報よりも情報量の少ないいわゆるサムネイル画像等の表示用画像を生成し(ステップS509)、患者情報と対応付けられた放射線画像情報をサーバ2に送信する(ステップS510)。サーバ2は送られた放射線画像情報を患者情報と対応付けて外部記憶装置32に記憶する(ステップS520)。また、サーバ2の制御部31は、外部記憶装置32に記憶されている放射線画像情報の中にコンソール7cから送られた放射線画像情報と対応付けられた患者情報と合致するものがないかを検索し、合致するものがあると(ステップS521;YES)、その表示用画像をコンソール7cに送信する(ステップS522)。本実施形態においては、検索の結果、患者についての1回目〜3回目の撮影によって得られた放射線画像情報が患者情報と合致するものとされ、これらについての表示用画像がコンソール7cに送信される。
コンソール7cの制御部14は、4回目の撮影によって得られた放射線画像情報から生成した表示用画像を表示部17に表示させる(ステップS511)。また、表示部17にはサーバ2から送られた1回目〜3回目の撮影の表示用画像が4回目の撮影の表示用画像と並んで表示される。放射線技師は、4つの表示用画像を確認することにより、放射線画像検出装置6によって被写体像が適正に検出されているか否か及び再撮影の要否の判断を行う(ステップS512)。
被写体像が適正に検出されているか否か及び再撮影の要否の判断を行った結果、被写体像が適正に検出されており再撮影の必要がない場合には、放射線技師が入力操作部18から撮影が適正に行われた旨を入力する。撮影が適正であるとの入力がされると、コンソール7の制御部14は、撮影適正との信号をサーバ2に対して送信する(ステップS514)。その後、原画像情報は、サーバ2より画像処理がなされた後、適宜プリンタやモニタなどの出力機から出力され、放射線画像として医師による診断に供される(ステップS523)。一方、表示用画像は、制御部14により消去される(ステップS515)。
また、制御部14は、放射線画像検出装置6に対して放射線画像の撮影状態が適正である旨の信号及び放射線画像検出装置6に記憶されている放射線画像情報の削除を指示する削除指示信号を送信する(ステップS516)。放射線画像検出装置6の制御部21は、これらの信号を受けて画像メモリ25から放射線画像情報を消去し(ステップS322)、放射線画像検出装置6による撮影を終了する。そして、この場合には、ステップS501の処理に戻り、コンソール7の表示部17には次の撮影の患者情報、撮影情報等が適宜表示される。
これに対して、被写体像が適正に検出されておらず再撮影の必要があるとの信号が入力操作部18から入力された場合には、原画像情報及び表示用画像を消去するとともに、放射線照射操作装置4に対して再撮影を行うよう指示を送信する。これにより再撮影が行われ、放射線画像検出装置6によって得られた放射線画像情報は、前記と同様、撮影の際に放射線画像検出装置6を操作したコンソール7に送信される。これらの処理は、図6に示したステップS310及びステップS314の処理と同じであり、図7においてはステップS512としてその詳細を省略している。
コンソール7の制御部14は、放射線画像情報と患者情報等とを対応付けてサーバ2に送信するとともに、放射線画像情報に基づいて原画像情報よりも情報量の少ない表示用画像を生成し、生成した表示用画像を表示部17に表示させる。
被写体像が適正に検出されており再撮影の必要がないとの入力が入力操作部18からなされた場合には、コンソール7の制御部14は、前記同様、表示用画像を消去するとともに放射線画像検出装置6に対して放射線画像の撮影状態が適正である旨の信号及び放射線画像検出装置6に記憶されている放射線画像情報の削除を指示する削除指示信号を送信し、一連の撮影動作を終了する。
以上より、本実施形態に係る放射線画像撮影システム1によれば、当該患者について撮影された全ての放射線画像情報が、当該患者について最後に行った撮影の際に、放射線画像検出装置6を操作するものとして対応付けられたコンソール7に送信され、表示用画像がコンソール7の表示部に表示される。このため、どのコンソール7で患者情報や撮影情報の入力、放射線画像検出装置6とコンソール7との対応付けを行っても、撮影した画像は、放射線技師が現に撮影作業を行っている撮影室50の近くに位置するコンソール7で全ての撮影の適否を確認することができ、放射線技師が撮影場所から離れたところに移動することなく、即時かつ確実に被写体像が適正に検出されているかを比較検討し、放射線画像の適否を判断することができる。
なお、本実施形態においては、サーバ2の制御部31が同じ患者情報の対応付けられた放射線画像情報が外部記憶装置33を検索するタイミングは、コンソール7から患者情報の対応付けられた放射線画像情報が送られたときとしたが、検索のタイミングはこれに限定されない。例えば、撮影前の設定として患者リストから撮影する患者等を選択すると、その情報がサーバ2に送信されて制御部31が検索を行うようにしてもよい。
また、本実施形態においては、コンソール7に送られた複数の表示用画像は、コンソール7の表示部17に並べて表示されるようにしたが、表示のさせ方はこれに限定されない。例えば、各表示用画像を適宜切り替えて表示部17に表示されるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、放射線画像検出装置6による検出結果に基づく放射線画像情報を、放射線画像検出装置6に対応するコンソール7に送信した後、コンソール7の制御部14で表示用画像を生成するものとしたが、表示用画像を生成する表示用画像生成手段は、コンソール7の制御部14である場合に限定されない。
例えば、本実施形態のように、放射線画像検出装置6がカセッテ型のFPDである場合には、放射線画像検出装置6の制御部21によって表示用画像を生成するようにしてもよい。この場合、放射線画像検出装置6の制御部21で生成された原画像情報及び表示用画像は、無線等の通信手段によって、ともにコンソール7に送られるようにしてもよいし、サーバ2に送られるようにしてもよい。さらに、表示用画像のみがコンソール7に送られ、原画像情報はサーバ2に送られるようにしてもよい。また、原画像情報は放射線画像検出装置6の画像メモリ25に記憶され、表示用画像のみがコンソール7に送られるようにしてもよい。この場合、コンソール7から放射線画像の撮影状態が適正である旨の信号が放射線画像検出装置6に送られると、原画像情報がコンソール7又はサーバ2に送信されるようにしてもよい。また、放射線画像検出装置6によって得られた放射線画像情報が直接サーバ2に送られ、サーバ2において原画像情報のほかに表示用画像が生成されるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、放射線画像検出装置6によって検出された検出結果は、すべてコンソール7に送られた後、サーバ2に送信するようにしたが、放射線画像検出装置6から直接サーバ2に送られるようにしてもよい。また、放射線画像検出装置6において検出結果から表示用画像を生成する場合には、表示用画像のみをコンソール7に送信し、原画像情報は放射線画像検出装置6の画像メモリ25に記憶させておくようにしてもよいし、表示用画像のみをコンソール7に送信し、原画像情報をサーバ2に送信するようにしてもよい。原画像情報を放射線画像検出装置6の画像メモリ25に記憶させておく場合には、後に、再撮影の必要がなくなったとき、コンソール7の制御部14は、通信部19を介して放射線画像検出装置6に記憶されている当該撮影に関する検出結果を適宜サーバ2又はコンソール7に転送した後消去するように信号を送信するようにする。
なお、本実施形態においては、患者リストをサーバ2の制御部31において生成するものとしたが、患者リストの生成手段はこれに限定されない。例えば、コンソール7の制御部14で患者リストが生成されて、コンソール7からサーバ2に送られ、サーバ2の外部記憶装置32等に記憶されるとともに、サーバ2から患者リストが各コンソール7に送信されて共有されるようになっていてもよい。
なお、本実施形態においては、放射線画像検出装置6が一旦あるコンソール7との間で対応付けがなされた後、撮影室50を移動する等により別のコンソール7との間に新たな対応付けがなされると、前に対応付けを行ったコンソール7と放射線画像検出装置6との対応付けは解除されるものとしたが、撮影室50を移動する等により放射線画像検出装置6と別のコンソール7との間に新たな対応付けがなされる場合、前にされた対応付けも解除されず、複数の対応付けが重複するものとしてもよい。
この場合には、例えば、放射線画像検出装置6によって得られた放射線画像を当該撮影の際に放射線画像検出装置6を操作したコンソール7のコンソールIDと対応付けることにより、このコンソールIDを有するコンソール7にのみ当該放射線画像を送信するようにする。これにより、当該撮影の際に放射線画像検出装置6を操作したコンソール7だけに当該画像を送信することができ、撮影後、撮影室50の傍ですぐに画像を確認することができるため、便宜である。
また、本実施形態においては、放射線画像撮影装置3を放射線照射操作装置4によって操作するものとしたが、放射線画像撮影装置30をコンソール7等によって操作するように構成してもよい。この場合には、放射線照射操作装置4を設ける必要がなく、システム構成を簡易化することができる。
図8は、第3の形態におけるコンソールと放射線画像検出装置との対応付け及び撮影の処理の流れを示すフローチャートである。なお、ステップS601乃至ステップS609の処理はコンソール7において実行されるものであり、ステップS610乃至ステップS612の処理はサーバ2において実行されるものであり、ステップS613乃至ステップS616の処理は放射線画像検出装置6において実行されるものである。
撮影を行うに先立って、放射線技師により当該撮影室50を管理するコンソール7の入力操作部18等から放射線画像検出装置6の検出装置ID等の識別情報が入力される(ステップS601)。なお、ステップS601の処理は、撮影が実行される毎に行われるようにするのが、好ましい。
ステップS602では、コンソール7の制御部14によってコンソール7と放射線画像検出装置6との対応付けが行われる。対応付けは、例えばコンソール7のROM16に放射線画像検出装置6の検出装置ID等の識別情報が記憶されることによって実行される。
ステップS603では、コンソール7の識別情報であるコンソールIDが対応付け情報として、ステップS602で対応付けられた放射線画像検出装置6に送信される。コンソールIDを受信した放射線画像検出装置6は、放射線画像検出装置6のROM23の所定領域にコンソールIDを記憶する。
コンソール7と放射線画像検出装置6の対応付けが終了すると、放射線技師は、対応付けを行ったコンソール7においてサーバ2に予め記憶されている患者リストをネットワーク8を介して参照し(ステップS604)、サーバ2からコンソール7aに対して患者リストを送信させ(ステップS611)、コンソール7の表示部17に患者リストを表示させる(ステップS605)。そして、放射線技師はその中から撮影を行う患者11及び必要に応じてその撮影部位等を選択(撮影オーダ選択)する(ステップS606)。
コンソール7と放射線画像検出装置6の対応付けが終了すると、放射線技師は、対応付けを行ったコンソール7においてサーバ2に予め記憶されている患者リストをネットワーク8を介して参照し(ステップS604)、サーバ2からコンソール7aに対して患者リストを送信させ(ステップS611)、コンソール7の表示部17に患者リストを表示させる(ステップS605)。そして、放射線技師はその中から撮影を行う患者11及び必要に応じてその撮影部位等を選択(撮影オーダ選択)する(ステップS606)。
ステップS606で選択された撮影オーダに対応する撮影オーダIDの送信に対応して、サーバ2からコンソール7に対して、ステップS606で送信された撮影オーダIDに対応付けられた患者情報や撮影情報が送信される(ステップS612)。このとき、サーバ2から送信される患者情報には予定撮影回数が含まれている。
患者情報や撮影情報は適宜コンソール7aの表示部17に表示され(ステップS607)、予定撮影回数を含む患者情報及び撮影情報が、対応付けられた放射線画像検出装置6に送信され(ステップS608)、放射線画像検出装置6のROM23の所定領域に記憶される(ステップS614)。ステップS609では、放射線技師がステップS607で表示された情報を確認しながら放射線画像の撮影を行う。
患者情報や撮影情報は適宜コンソール7aの表示部17に表示され(ステップS607)、予定撮影回数を含む患者情報及び撮影情報が、対応付けられた放射線画像検出装置6に送信され(ステップS608)、放射線画像検出装置6のROM23の所定領域に記憶される(ステップS614)。ステップS609では、放射線技師がステップS607で表示された情報を確認しながら放射線画像の撮影を行う。
ステップS609において、ステップS612でサーバ2から送信された撮影情報が放射線照射操作装置4に送信され、放射線照射操作装置4は、受信した撮影情報に含まれる管電圧値、放射線量等に基づいて、放射線画像撮影装置3の放射線管球9を制御し、放射線画像撮影装置3は、これらの条件下で放射線を患者11に対して照射する。
このとき、放射線画像検出装置6が寝台12上であって患者11の下に差しこまれており、患者11を透過する放射線量を検出し(ステップS615)、検出した放射線を電気信号に変換して所定の検出結果に基づく放射線画像情報を取得し、この放射線画像情報を画像メモリ25に記憶する(ステップS616)。
ステップS617では、撮影が行われる毎に、患者情報に含まれる予定撮影回数に基づいて画像データの転送処理が行われ、処理を終了する。
図9は、図8のステップS617で実行される画像データの転送処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップS701では、図8のステップS614で記憶された患者情報に含まれる予定撮影回数が1減らされる。ステップS702では、ステップS701で減らされた予定撮影回数が0であるか否か、すなわち、図8のステップS609で撮影された患者の撮影が全て終了したか否かが判断される。予定撮影回数が0である場合(ステップS702;YES)、ステップS703の処理が実行され、予定撮影回数が0でない場合(ステップS702;NO)、続いて当該患者の撮影が行われるものとしてステップS704の処理が実行される。
ステップS703では、画像メモリ25に記憶された画像データのうち、図8のステップS609で撮影された患者に係る全ての画像が、ROM23に記憶されたコンソールIDを有するコンソール7に送信される。ROM23に記憶されたコンソールIDを有するコンソール7は、撮影に先立って図8のステップS602で対応付けられたものであり、当該患者を最後に撮影したときに使用されたコンソールである。
コンソール7の制御部14は、表示用画像生成手段として、送られた検出結果に基づいて原画像情報よりも情報量の少ないいわゆるサムネイル画像等の表示用画像を生成し(ステップS706)、生成した表示用画像を表示部17に表示させる(ステップS707)。放射線技師は、表示用画像を確認することにより、放射線画像検出装置6によって被写体像が適正に検出されているか否か及び再撮影の要否の判断を行う(ステップS708)。
被写体像が適正に検出されており再撮影の必要がない場合には、コンソール7の制御部14は、通信部19を介して原画像情報と患者情報等とを関連付けて、サーバ2に対して送信する(ステップS709)。その後、原画像情報は、サーバ2より画像処理がなされた後、適宜プリンタやモニタなどの出力機から出力され、放射線画像として医師による診断に供される(ステップS710)。一方、表示用画像は、制御部14により消去される(ステップS711)。
また、コンソール7の制御部14は、放射線画像検出装置6に対して放射線画像の撮影状態が適正である旨の信号及び放射線画像検出装置6に記憶されている検出結果の削除を指示する削除指示信号を送信する(ステップS712)。放射線画像検出装置6の制御部21は、これらの信号を受けて画像メモリ25からステップS703で送信された画像データを消去し(ステップS713)、画像転送処理を終了する。
ステップS704では、ステップS701で減算された予定撮影回数をコンソール7を経由してサーバ2に送信する。サーバ2では、図8のステップS609で撮影された患者の患者情報に含まれる予定撮影回数を、ステップS704で送信された予定撮影回数に更新する。このようにすることで、最新の患者情報がサーバ2に記憶されることになり、どのコンソール7からでも最新の患者情報を取得し、計画的に撮影を実行することができる。なお、ステップS704が実行される場合、ステップS703の処理が実行されないため、コンソール7におけるステップS706以降の処理並びにサーバ2におけるステップS710の処理は実行されずに、図8に示した処理に戻る。
以上より、本実施形態に係る放射線画像撮影システム1によれば、当該患者について撮影された全ての放射線画像情報が、当該患者について最後に行った撮影の際に、放射線画像検出装置6を操作するものとして対応付けられたコンソール7に送信され、表示用画像がコンソール7の表示部に表示される。このため、どのコンソール7で患者情報や撮影情報の入力、放射線画像検出装置6とコンソール7との対応付けを行っても、撮影した画像は、放射線技師が現に撮影作業を行っている撮影室50の近くに位置するコンソール7で全ての撮影の適否を確認することができ、放射線技師が撮影場所から離れたところに移動することなく、即時かつ確実に被写体像が適正に検出されているかを比較検討し、放射線画像の適否を判断することができる。
また、本実施形態においては、コンソール7に送られた複数の表示用画像は、コンソール7の表示部17に並べて表示されるようにしたが、表示のさせ方はこれに限定されない。例えば、各表示用画像を適宜切り替えて表示部17に表示されるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、放射線画像検出装置6による検出結果に基づく放射線画像情報を、放射線画像検出装置6に対応するコンソール7に送信した後、コンソール7の制御部14で表示用画像を生成するものとしたが、表示用画像を生成する表示用画像生成手段は、コンソール7の制御部14である場合に限定されない。
例えば、本実施形態のように、放射線画像検出装置6がカセッテ型のFPDである場合には、放射線画像検出装置6の制御部21によって表示用画像を生成するようにしてもよい。この場合、放射線画像検出装置6の制御部21で生成された原画像情報及び表示用画像は、無線等の通信手段によって、ともにコンソール7に送られるようにしてもよいし、サーバ2に送られるようにしてもよい。さらに、表示用画像のみがコンソール7に送られ、原画像情報はサーバ2に送られるようにしてもよい。また、原画像情報は放射線画像検出装置6の画像メモリ25に記憶され、表示用画像のみがコンソール7に送られるようにしてもよい。この場合、コンソール7から放射線画像の撮影状態が適正である旨の信号が放射線画像検出装置6に送られると、原画像情報がコンソール7又はサーバ2に送信されるようにしてもよい。また、放射線画像検出装置6によって得られた放射線画像情報が直接サーバ2に送られ、サーバ2において原画像情報のほかに表示用画像が生成されるようにしてもよい。
なお、本実施形態においては、患者リストをサーバ2の制御部31において生成するものとしたが、患者リストの生成手段はこれに限定されない。例えば、コンソール7の制御部14で患者リストが生成されて、コンソール7からサーバ2に送られ、サーバ2の外部記憶装置32等に記憶されるとともに、サーバ2から患者リストが各コンソール7に送信されて共有されるようになっていてもよい。
本実施形態においては、予定撮影回数の減算ならびに判定は、放射線画像検出装置6で行うようにしたが、コンソール7、サーバ2のいずれにおいても実行可能である。その場合、予定撮影回数を含む患者情報がコンソール7又はサーバ2に記憶されていることが好ましい。
また、放射線画像検出装置6からコンソール7への、同一患者に係る撮影画像データの送信は、予定撮影回数の判定に代えて、又は加えて、放射線画像検出装置6に撮影終了ボタンを設け、放射線技師が撮影終了ボタンを押すことで、最後に対応付けられたコンソール7に全ての画像データを送信するようにしてもよい。この場合、再撮影の要否判定を任意のタイミングで行うことができ、患者を一時的に若しくは早期に撮影から解放することができ、体調の急変などに対応することが可能である。
その他、放射線画像撮影システムを構成する各構成の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
Claims (9)
- 照射された放射線を検出する放射線画像検出装置と、
外部機器と通信を行う通信部を備え、前記放射線画像検出装置を操作する複数のコンソールと、
前記放射線画像検出装置と撮影の際に前記放射線画像検出装置を操作する前記コンソールとの対応付けを行う対応付け手段と、
前記放射線画像検出装置による検出結果に基づいて得られた放射線画像情報を少なくとも前記対応付け手段によって対応付けられた前記コンソールに送信する画像情報送信手段とを備え、
前記コンソールは、前記放射線画像情報を表示する表示部を備えたことを特徴とする放射線画像撮影システム。 - 前記放射線画像検出装置による検出結果に基づいて表示用の放射線画像を生成する表示用画像生成手段を備え、
前記画像情報送信手段によって前記コンソールに送信される放射線画像情報は、表示用画像生成手段によって生成された表示用の放射線画像情報であることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の放射線画像撮影システム。 - 前記表示用画像生成手段によって生成される前記表示用の放射線画像情報は、原画像情報よりも情報量の少ない縮小画像情報であることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の放射線画像撮影システム。
- 前記放射線画像検出装置は、照射された放射線を検出し、当該放射線を電気信号に変換して蓄積し、蓄積された電気信号を読み出して放射線画像情報を取得するカセッテ型フラットパネルディテクタ(FPD)であることを特徴とする請求の範囲第1項から請求の範囲第3項のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
- 被写体である患者を特定する患者情報を入力する患者情報入力手段と、
前記患者情報と前記放射線画像検出装置による検出結果とを対応付ける患者情報対応付け手段と、
を有し、
同一の前記患者情報が対応付けられた前記検出結果に基づいて得られた放射線画像情報を少なくとも同一の前記患者について最後に撮影を行った前記放射線画像検出装置を撮影の際に操作するものとして対応付けられた前記コンソールに送信する画像情報送信手段とを備えたことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の放射線画像撮影システム。 - 少なくとも前記患者情報入力手段によって入力された前記患者情報に基づいて患者リストを作成する患者リスト生成手段を備え、
前記コンソールは、前記患者リストの中から患者を選択する患者選択手段を有し、
前記患者情報対応付け手段は撮影に際して患者選択手段によって選択された患者の患者情報を当該撮影により得られた検出結果と対応付けるものであることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の放射線画像撮影システム。 - 前記放射線画像検出装置による検出結果に基づいて表示用の放射線画像情報を生成する表示用画像生成手段を備え、
前記画像情報送信手段によって前記コンソールに送信される放射線画像情報は、表示用画像生成手段によって生成された表示用の放射線画像情報であることを特徴とする請求の範囲第5項又は請求の範囲第6項に記載の放射線画像撮影システム。 - 前記表示用画像生成手段によって生成される前記表示用の放射線画像情報は、原画像情報よりも情報量の少ない縮小画像情報であることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の放射線画像撮影システム。
- 前記放射線画像検出装置は、照射された放射線を検出し、当該放射線を電気信号に変換して蓄積し、蓄積された電気信号を読み出して放射線画像情報を取得するカセッテ型フラットパネルディテクタ(FPD)であることを特徴とする請求の範囲第5項から請求の範囲第8項のいずれか一項に記載の放射線画像撮影システム。
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