JPWO2004098028A1 - 回転電機の固定子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、従来の固定子のワニス処理方法では、エア発生装置が必要となり、ワニス処理工程が極めて大掛かりなものとなってしまうという不具合があった。
この発明は、ワニス塗布時の固定子温度におけるワニス粘度を所定範囲に調整することにより、ワニスをコイルエンドに簡易に、かつ、高充填率で含浸させることができる回転電機の固定子の製造方法を得ることを目的とする。
この発明による回転電機の固定子の製造方法では、固定子を予備加熱する予備加熱工程と、予備加熱された固定子を軸心周りに回転させながら、ワニス塗布時の固定子温度における粘度が16〜105mPa・sに調整されたワニスを固定子の径方向外側からコイルエンドに滴下するワニス塗布工程と、ワニスが塗布された固定子を加熱して硬化させるワニス加熱硬化工程とを有するワニス処理工程を備えている。
図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の製造方法におけるワニス塗布工程を説明する斜視図である。
図3はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の製造方法により製造された固定子を示す斜視図である。
図4はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の製造方法におけるコイルエンドのワニス含浸率と電磁音ピーク値との関係を示す図である。
図5はこの発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子の製造方法により製造された固定子を示す斜視図である。
図6はこの発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子の製造方法における固定子組立体の固定子巻線構造を説明する斜視図である。
図7はこの発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子の製造方法における固定子組立体を示す斜視図である。
図8はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の製造方法における巻線アッセンブリを示す平面図である。
図9は図8に示される巻線アッセンブリを構成する連続導体線の要部を示す斜視図である。
図10は図8に示される巻線アッセンブリを構成する連続導体線の配列状態を説明する図である。
図11はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の製造方法における仕切り板が装着された固定子組立体の要部を外径側から見た平面図である。
図12はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の製造方法における仕切り板が装着された固定子組立体の要部を示す断面図である。
図13はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の製造方法におけるワニス塗布工程を説明する斜視図である。
図14はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の製造方法により製造された固定子の要部を示す断面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の製造方法を説明する工程図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の製造方法におけるワニス塗布工程を説明する斜視図、図3はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の製造方法により製造された固定子を示す斜視図、図4はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の製造方法におけるコイルエンドのワニス含浸率と電磁音ピーク値との関係を示す図である。
まず、固定子組立工程100について説明する。
この固定子組立工程100では、まず磁性鋼板を積層して円筒状の固定子鉄心2を作製する。この固定子鉄心2には、溝方向を軸方向とする36個のスロット2aが径方向内方に開口するように周方向に所定ピッチで配列されている。そして、絶縁被覆された銅細線からなる導体線を所定回巻回して環状巻線ユニット(図示せず)を作製し、この環状巻線ユニットを星形に成形して星形巻線ユニット3aを作製する。ついで、複数個の星形巻線ユニット3aを固定子鉄心2に装着して、図2に示される固定子組立体1を得る。
なお、固定子巻線3は、固定子鉄心2に装着された複数個の星形巻線ユニット3aにより構成されている。そして、導体線は、1つのスロット2aから固定子鉄心2の軸方向一端側に延出し、固定子鉄心2の軸方向一端側で折り返されて3スロット離れた次のスロット2aに入り、ついで固定子鉄心2の軸方向他端側に延出し、固定子鉄心2の軸方向他端側で折り返されて3スロット離れたさらに次のスロット2aに入るように、3スロット毎のスロット2aに波巻きに巻装されている。また、固定子鉄心2の軸方向の各端面側において、3スロット離れたスロット2a間で折り返された導体線の部位がコイルエンド3f、3rとなる。
ついで、ワニス処理工程101について説明する。
このように組み立てられた固定子組立体1を乾燥炉(図示せず)内に配置し、所定温度に予備加熱する(予備加熱工程102)。
そして、所定温度まで加熱された固定子組立体1を乾燥炉から取り出し、図2に示されるように、固定子組立体1を軸心A周りに回転させつつ、ワニス供給装置(図示せず)から送り出されたワニス4を径方向外方からコイルエンド3f、3rに滴下する(ワニス塗布工程103)。
ついで、ワニス4が所定量塗布された固定子組立体1を乾燥炉内に配置し、乾燥炉内の温度をワニス4の加熱硬化温度まで上昇させ、その後ワニス硬化温度で所定時間保持してワニス4を硬化させる(ワニス加熱硬化工程104)。そして、固定子組立体1を室温まで冷却した後、乾燥炉から取り出し、図3に示される固定子5を得る。
なお、このワニス加熱硬化工程104では、ワニス4がゲル化する間、即ち乾燥炉内の温度上昇過程の数分間、固定子組立体1を軸心周りに回転させ、その後固定子組立体1の軸心周りの回転を停止している。
ここで、ワニス4には、不飽和ポリエステル樹脂を主成分とし、セイク(耐熱向上剤)、HOMA(反応性希釈剤)等を添加したセイク変性ポリエステルを用いている。そして、ワニス4は、室温での粘度が9000mPa・sであったものを、100℃での粘度が22mPa・sとなるように、HOMAの添加量を調整している。なお、セイク(THEIC)は、トリヒドロキシエチルイソシアヌレートであり、HOMAは2ヒドロキシエチルメタアクリレートである。また、予備加熱工程102では、固定子組立体1を150℃に予備加熱している。そして、ワニス塗布工程103では、乾燥炉から取り出された固定子組立体1に速やかにワニスの塗布を開始し、固定子組立体1の温度が約80℃まで下がるまでにワニス4の塗布を完了させている。このワニス塗布工程103では、固定子組立体1を36r/minで回転させている。さらに、ワニス加熱硬化工程104では、固定子組立体1を160℃、30分加熱硬化している。
この実施の形態1によれば、ワニス塗布工程103において、100℃でのワニス粘度が22mPa・sとなるようにワニス4を調整しているので、ワニス4はコイルエンド3f、3rの表面に塗布されるとコイルエンド3f、3rの温度まで上昇して適度な流動性を有するようになる。そして、ワニス塗布中、固定子組立体1を軸心周りに回転させているので、適度な流動性を有するワニス4は、コイルエンド3f、3rから垂れることなく、コイルエンド3f、3rを構成するコイル間の隙間の毛細管作用によりコイルエンド3f、3r内に浸透し、コイルエンド3f、3r内に充填される。従って、エア発生装置等を用いることなく、ワニス4をコイルエンド3f、3rに高充填率に充填させることができる。
また、ワニス加熱硬化工程104の温度上昇過程では、コイルエンド3f、3r内に充填されているワニス4の粘度が下がり、流動性を増すことになる。そこで、ワニス加熱硬化工程104の初期の数分間、固定子組立体1を軸心A周りに回転させている。これにより、流動性が増したワニス4は、コイルエンド3f、3rから垂れることなくコイルエンド3f、3r内に留まり、ゲル化する。そこで、ワニス4の垂れを防止するための治具が不要となるとともに、気泡の発生が抑えられ、高密度に充填できる。
このようにして作製された固定子5では、コイルエンド3f、3rを構成するコイルはワニス4により覆われている。そこで、固定子5のハンドリング時に、コイルエンド3f、3rを構成するコイル同士が接触して絶縁被膜を損傷させることが防止でき、さらに、固定子5を車両用交流発電機に組み込んだ際に、コイルエンド3f、3rがブラケットに接触して絶縁被膜を損傷させることが防止できるので、絶縁性を著しく向上させることができる。また、固定子5を搭載した車両用交流発電機において、外部から侵入した塩水などのコイルエンド3f、3rへの付着に起因するコイルの電食も防止できる。さらに、ワニス4がコイルエンド3f、3r内に高充填率で充填されているので、固定子5全体の剛性が大きくなる。そこで、固定子5を搭載した車両用交流発電機を動作させた際に、電磁音の発生が大幅に低減される。
さらに、ワニス4がコイルエンド3f、3r内に高充填率で充填されているので、ワニス4内での空気溜まりの発生が抑えられている。そこで、コイルエンド3f、3rで発生する熱はワニス4を介してコイルエンド3f、3rの外周面に伝達され、冷却風により効果的に冷却される。これにより、コイルエンド3f、3rの過度の温度上昇が抑えられ、固定子5の高出力化が図られる。
ここで、コイルエンドワニス含浸率を変えた作製した固定子を車両用交流発電機に組み込み、回転数を3000r/minまで上げたときの電磁音ピーク値を測定した結果を図4に示す。なお、コイルエンドワニス含浸率とは、コイルエンドの断面積に対するワニスおよび導体線の割合である。即ち、気泡が発生していると含浸率が低下することになる。
図4から、電磁音ピーク値は、ワニス含浸率に依存することが分かる。つまり、ワニス含浸率が高くなると、固定子自体の剛性が大きくなり、電磁音の発生が抑制されることになる。そして、ワニス含浸率が90%を超えると、電磁音ピーク値が63dB以下に安定しており、ワニス含浸率を90%以上とすることが望ましい。
そして、ワニス塗布時の固定子組立体温度でのワニス粘度が16mPa・s未満の領域では、流動性が大きくなりすぎ、コイルエンド3f、3rの表面に塗布されたワニス4は、コイルエンド3f、3r内に容易に浸透するが、コイルエンド3f、3r内に残留することなく、スロット2a内に浸透したり、コイルエンド3f、3rから垂れ落ちてしまう。その結果、ワニス4の充填率を90%以上とする固定子は得られなかった。一方、ワニス塗布時の固定子組立体温度でのワニス粘度が105mPa・sを超える領域では、流動性が小さくなりすぎ、コイルエンド3f、3rの表面に塗布されたワニス4は、コイルエンド3f、3r内に浸透しにくく、コイルエンド3f、3r内に十分充填されない。その結果、ワニス4の充填率を90%以上とする固定子は得られなかった。従って、ワニス塗布時の固定子組立体温度でのワニス粘度を16mPa・s〜105mPa・sの範囲内に調整することが望ましい。
つぎに、ワニス塗布工程103での固定子組立体1の回転速度について検討する。
粘度の低いワニスを用いる場合には、固定子組立体1の回転速度は速め、粘度の高いワニスを用いる場合には、固定子組立体1の回転速度を遅くすることが望ましい。そして、粘度が16mPa・sに調整されたワニスを塗布する場合、固定子組立体1の回転速度が50r/minを超えるあたりから、コイルエンド3f、3rの表面に塗布されたワニスの径方向外方への飛散が開始され、回転速度が速くにつれ、ワニスの飛散量が多くなる。その結果、所望のワニス含浸率が確保されなくなる。また、粘度が105mPa・sに調整されたワニスを塗布する場合、固定子組立体1の回転速度が5r/min未満では、コイルエンド3f、3rの表面に塗布されたワニスの垂れが発生する。その結果、所望のワニス含浸率が確保されなくなる。従って、ワニス塗布工程での固定子組立体1の回転速度は、5〜50r/minの範囲内に設定することが望ましい。
なお、上記実施の形態1では、ワニス4として、不飽和ポリエステル樹脂を主成分とし、セイク、HOMA等を添加したセイク変性ポリエステルを用いるものとしているが、ワニスとして、不飽和ポリエステル樹脂およびエポキシ樹脂を主成分とし、スチレンモノマー(反応性希釈剤)、BDMA(ベンジルジメチルアミン)等を添加したエポキシ・イミド変性ポリエステルを用いても同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態1では、ワニス加熱硬化工程の初期の数分間、固定子組立体1を回転させるものとしているが、固定子組立体1の回転時間は特に限定されないが、ワニス4がゲル化し、その流動性がほぼ失われればよい。さらに、ワニス加熱硬化工程中固定子組立体1を回転させるようにしてもよい。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子の製造方法により製造された固定子を示す斜視図、図6はこの発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子の製造方法における固定子組立体の固定子巻線を説明する斜視図、図7はこの発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子の製造方法における固定子組立体を示す斜視図である。
この実施の形態2では、絶縁被覆された短尺の銅材からなる導体セグメント13を用いて固定子巻線12を作製している。この導体セグメント13は、図6に示されるように、一対のスロット収納部13aをU字状のターン部13bで連結してなるU字状に成形されている。また、固定子鉄心11は、磁性鋼板を積層して円筒状に作製されている。そして、固定子鉄心11には、図7に示されるように、溝方向を軸方向とする96個のスロット11aが径方向内方に開口するように周方向に所定ピッチで配列されている。なお、説明の便宜上、スロット11a内におけるスロット収納部13aの収納位置をスロット深さ方向の最浅位置(最内周位置)から1番地、2番地・・・6番地とする。
まず、固定子組立工程では、導体セグメント13を固定子鉄心11の軸方向一端側から6スロット離れた各スロット11a対に3本ずつ挿入する。そして、固定子鉄心11の軸方向他端側から延出する導体セグメント13の開放端部13c同士を重ね合わせ、溶接により接合一体化して、図7に示される固定子組立体10を得る。なお、導体セグメント13の開放端部13c同士の溶接部が接合部14となる。
ここで、各スロット11aには、6本のスロット収納部13aがスロット深さ方向に1列に配列されている。固定子鉄心11の軸方向一端側では、スロット対の一方のスロット11a内の1番地、3番地、5番地のスロット収納部13aと他方のスロット11a内の2番地、4番地、6番地のスロット収納部13aとがそれぞれターン部13bにより連結されている。そして、固定子鉄心11の軸方向一端側において、ターン部13bが3列となって周方向に1スロットピッチで配列してコイルエンド12rを構成している。一方、固定子鉄心11の軸方向他端側では、スロット対の一方のスロット11a内の2番地、4番地、6番地のスロット収納部13aと他方のスロット11a内の1番地、3番地、5番地のスロット収納部13aとが、それぞれ接合部14により連結されている。そして、固定子鉄心11の軸方向他端側において、接合部14が3列となって周方向に1スロットピッチで配列されてコイルエンド12fを構成している。また、固定子巻線12は、6スロット毎のスロット11aに挿入されているスロット収納部13aをターン部13bおよび接合部14で交互に連結して構成された複数の波巻き巻線から構成されている。
ついで、ワニス処理工程では、上記実施の形態1と同様に、まず固定子組立体10を乾燥炉内で150℃に予備加熱する。そして、150℃に加熱された固定子組立体10を乾燥炉から取り出し、100℃での粘度が22mPa・sとなるように調整されたワニス4を固定子組立体10を軸心周りに36r/minで回転させつつ径方向外方からコイルエンド12f、12rに滴下・塗布する。ついで、ワニス4が塗布された固定子組立体10を乾燥炉内に配置し、160℃まで加熱する。この時、初期の数分間、固定子組立体1を軸心周りに36r/minで回転させる。その後、固定子組立体10を160℃、30分保持してワニス4を硬化させ、図5に示される固定子15を得る。
この実施の形態2においても、ワニス塗布工程において、100℃でのワニス粘度が22mPa・sとなるように調整され、固定子組立体10が軸心周りに回転されているので、上記実施の形態1と同様に、ワニス4がコイルエンド12f、12rに高充填率で充填される固定子15を製造できる。
そこで、この固定子組立体10においては、3列となって周方向に1スロットピッチで配列されている接合部14は溶接により銅材を露出しているが、このワニス処理工程を実施することにより、それらの接合部14はワニス4に確実に覆われ、絶縁性および耐電食性が向上される。
また、固定子巻線12がU字状の導体セグメント13により構成されているので、コイルエンド12f、12rはターン部13bおよび接合部14を周方向に整列させて構成される。そこで、ワニス4はターン部13b間の隙間、あるいは接合部14間の隙間からコイルエンド12f、12r内にスムーズに浸透し、空気溜まりの発生を低減できる。そこで、ターン部12bや接合部14で発生する熱はワニス4を介してコイルエンド12f、12rの外周面に伝達され、冷却風により効果的に冷却される。これにより、コイルエンド12f、12rの過度の温度上昇が抑えられ、固定子15の高出力化が図られる。
実施の形態3.
図8はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の製造方法における巻線アッセンブリを示す平面図、図9は図8に示される巻線アッセンブリを構成する連続導体線の要部を示す斜視図、図10は図8に示される巻線アッセンブリを構成する連続導体線の配列状態を説明する図、図11はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の製造方法における仕切り板が装着された固定子組立体の要部を外径側から見た平面図、図12はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の製造方法における仕切り板が装着された固定子組立体の要部を示す断面図、図13はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の製造方法におけるワニス塗布工程を説明する斜視図、図14はこの発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の製造方法により製造された固定子の要部を示す断面図である。
この実施の形態3では、図8に示される巻線アッセンブリ30を用いて固定子巻線22を構成している。この巻線アッセンブリ30は、絶縁被覆された銅線からなる12本の連続導体線31を同一平面上に1スロットピッチに配列させ、一括して折り畳んで作製されている。各連続導体線31は、図9に示されるように、ターン部31bで連結された直線部31aが6スロットピッチ(6P)で配列された平面状パターンに折り曲げ形成されている。そして、隣り合う直線部31aが、ターン部31bにより、連続導体線31の幅(W)分ずらされている。巻線アッセンブリ30は、このようなパターンに形成された2本の連続導体線31を6スロットピッチずらして直線部31aを重ねて配列された導体線対(図10に示される)が1スロットピッチずつずらされて6対配列されて構成されている。そして、連続導体線31の端部が巻線アッセンブリ30の両端の両側に6本ずつ延出されている。また、ターン部31bが巻線アセンブリ30の両側部に整列されて配列されている。
まず、固定子組立工程では、3つの巻線アッセンブリ30を直方体の鉄心(図示せず)に重ねて装着し、その後直方体の鉄心を丸め、丸められた鉄心の両端面を突き合わせて溶接一体化する。この曲げられた鉄心の両端部を溶接一体化して上記実施の形態2における固定子鉄心11と同等に構成された固定子鉄心21が得られる。そして、巻線アセンブリ30の両端の両側に延出している連続導体線31の端部同士を接合して、固定子巻線22が固定子鉄心21に巻装された固定子組立体20を得る。
ここで、各スロット21aには、6本の直線部31aがスロット深さ方向に1列に配列されている。固定子鉄心21の軸方向一端側では、スロット対の一方のスロット21a内の1番地、3番地、5番地のスロット収納部31aと他方のスロット21a内の2番地、4番地、6番地のスロット収納部31aとが、それぞれターン部31bにより連結されている。そして、固定子鉄心の軸方向一端側において、ターン部31bが3列となって周方向に1スロットピッチで配列してコイルエンド22rを構成している。同様に、固定子鉄心21の軸方向他端側では、スロット対の一方のスロット21a内の2番地、4番地、6番地のスロット収納部31aと他方のスロット21a内の1番地、3番地、5番地のスロット収納部31aとが、それぞれターン部31bにより連結されている。そして、固定子鉄心21の軸方向他端側において、ターン部31bが3列となって周方向に1スロットピッチで配列されてコイルエンド22fを構成している。また、連続導体線31の端部同士の接合部23がコイルエンド22f、22r上に延出している。
ついで、図11および図12に示されるように、仕切り板24が固定子組立体20のコイルエンド22f、22rに装着される。この仕切り板24は、絶縁性樹脂製であり、コイルエンド22f、22rの内周壁面および頂部を覆う断面J状の環状体に成形されている。また、接合部23は仕切り板24に形成されたキャップ部24a内に収納されている。
ついで、ワニス処理工程では、上記実施の形態1と同様に、固定子組立体20を乾燥炉内で150℃に予備加熱する。そして、予備加熱された固定子組立体20を乾燥炉から取り出し、図13に示されるように、100℃での粘度が22mPa・sとなるように調整されたワニス4を、固定子組立体20を軸心A周りに36r/minで回転させつつ径方向外方からコイルエンド22f、22rに滴下・塗布する。さらに、固定子組立体20を乾燥炉内に配置し、160℃まで加熱する。この時、初期の数分間、固定子組立体20を軸心A周りに36r/minで回転させる。その後、固定子組立体20の回転を止め、160℃、30分加熱してワニス4を硬化させて、固定子25を得る。この固定子25は、図14に示されるように、ワニス4がコイルエンド22f、22r内に十分に含浸されている。
この実施の形態3においても、100℃でのワニス粘度が22mPa・sとなるように調整されているので、上記実施の形態1と同様に、ワニス4がコイルエンド22f、22rに高充填率で充填される固定子25を製造できる。
そこで、この固定子組立体20においては、接合部23は溶接により銅材を露出しているが、本ワニス処理工程を施すことにより、それらの接合部23はワニス4に確実に覆われ、絶縁性および耐電食性が向上される。
さらに、この実施の形態3によれば、ワニス処理工程に先立って、断面J状の仕切り板24を固定子組立体20に装着しているので、ワニス塗布工程において、ワニス4の垂れが確実に防止される。そこで、ワニス4の内径側へのはみ出しがないので、固定子25を車両用交流発電機に搭載した際に、ワニス4が回転子やファンと干渉することがない。また、コイルエンド22f、22rの径方向内周面および軸方向外周面が仕切り板24の平滑面で構成されるので、固定子25を車両用交流発電機に搭載した際に、ファンによる冷却風がコイルエンド22f、22rの内壁面に衝突して発生する風騒音を低減できる。
また、固定子巻線22が巻線アッセンブリ30により構成されているので、コイルエンド22f、22rはターン部31bを周方向に整列させて構成される。そこで、ワニス4はターン部31b間の隙間からコイルエンド22f、22r内にスムーズに浸透し、空気溜まりの発生を低減できる。そこで、ターン部31bで発生する熱はワニス4を介してコイルエンド22f、22rの外周面に伝達され、冷却風により効果的に冷却される。これにより、コイルエンド22f、22rの過度の温度上昇が抑えられ、固定子25の高出力化が図られる。
なお、仕切り板24は、電気絶縁性および耐熱性を有していればよく、例えばガラスエポキシ樹脂やナイロンを用いることができる。
Claims (5)
- スロットが内径側に開口するようにして周方向に配列してなる円筒状の固定子鉄心と、上記固定子鉄心に装着された固定子巻線とを備え、ワニスが上記固定子巻線のコイルエンドに含浸されている回転電機の固定子の製造方法であって、
上記固定子を予備加熱する予備加熱工程と、予備加熱された上記固定子を軸心周りに回転させながら、ワニス塗布時の固定子温度における粘度が16〜105mPa・sに調整された上記ワニスを該固定子の径方向外側から上記コイルエンドに滴下するワニス塗布工程と、上記ワニスが塗布された上記固定子を加熱して硬化させるワニス加熱硬化工程とを有するワニス処理工程を備えていることを特徴とする回転電機の固定子の製造方法。 - 上記ワニス処理工程に先立って、少なくとも上記コイルエンドの径方向内周面を覆うように絶縁樹脂製の環状の仕切り板を上記固定子に装着する工程を備えたことを特徴とする請求項1記載の回転電機の固定子の製造方法。
- 上記仕切り板が、上記コイルエンドの径方向内周面および軸方向外周面を覆う断面J状に成形されていることを特徴とする請求項2記載の回転電機の固定子の製造方法。
- 上記ワニス塗布工程において、上記固定子の回転速度が5〜50r/minに設定されていることを特徴とする請求項1記載の回転電機の固定子の製造方法。
- 上記ワニス加熱硬化工程において、少なくとも初期の所定時間、上記固定子を軸心周りに回転させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の回転電機の固定子の製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
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