JP2016213928A - ワニス供給路を有するステータ、およびモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】ワニスをステータのコイルに滴下して含浸させる際、コイルにワニスが十分に含浸されるステータの構造を提供する。【解決手段】ステータ1の内周部に複数のステータ歯部2が形成されている。ステータ歯部2の先端部2aからステータ歯部2の基部2cに向かって凹部2bが形成されている。そして、凹部2bの内側にコイル3が露出している。【選択図】図1B
Description
本発明は、ステータの歯部に巻回されたコイルにワニスを含浸させてなるステータ、および、該ステータを備えたモータに関する。
一般的な回転モータは、中心軸周りに回転するロータと、ロータに磁気回転力を与える円筒状のステータとを備える。ステータの内周部には、中心軸に向かって突出する複数の歯部がステータの周方向に順次形成されている。各歯部はステータの中心軸方向に沿って細長く延びている。さらに、各歯部の周囲にはワイヤ(導線)が巻回されている。そのような歯部は「ステータ歯部」もしくは「ステータコア」と呼ばれる。さらに、歯部の周りに巻回されたワイヤ全体は「コイル」、巻回されたワイヤは「巻線」と呼ばれている。
このような回転モータにおいては、ステータの絶縁性、耐熱性、および強度の向上を図るため、従前より、ステータ歯部に巻回されたコイルにワニスを滴下して巻線間にワニスを含浸させている。
例えば、特許文献1は、ステータ歯部の長手方向の両端(以降においては、単に「ステータ歯部の両端」と略記する。)付近に位置するコイルエンドにワニスを滴下することにより、ワニスをコイル全体に行渡らせる方法を開示している。
また、特許文献2は、ワニスをコイルに滴下して浸含させる際、ステータ歯部の両端付近のコイルエンドとともに、ステータ歯部の中央部にもワニスを滴下する方法を開示している。
なお、「コイルエンド」とは、ステータ歯部に巻回されたコイルのうち、ステータ歯部の両端より外側に出張った部分を指す。
しかし、特許文献1に開示されたワニス滴下方法においては、ステータの全長が長くなるほど、ステータ歯部の両端間の中間に位置するコイル部分にワニスが行渡りにくくなる。そのため、コイルにワニスが十分に含浸されていないステータが生産されてしまう問題が発生する。
ここで、図面を参照して上記の問題点を説明する。図5Aは上述した従来技術のステータの断面模式図であって、当該ステータにおいてワニスをコイルに滴下して含浸させる様子を示した図である。さらに、図5Bは図5Aに示されるA−A線に沿って切断したステータの断面図である。
これらの図に示されるように、円筒状のステータ100の内周部には、複数のステータ歯部101がステータ100の周方向に順次形成されている。各ステータ歯部101はステータ100の内周部から中空部100aに向かって突出する凸部であり、かつ、ステータ100の中心軸方向に沿って細長く延びている。そして、各ステータ歯部101の周囲にはコイル102が設けられている。
さらに、図5Aを参照すると、ステータ100の、中心軸Xの方向の両端にハウジング103、104がそれぞれ取付けられている。コイル102にワニスを滴下する際には、ステータ100の中心軸Xが水平方向を向くようにステータ100が設置されるとともに、ステータ100は中心軸X周りに回転自在に支持される。そして、図5Aに示されるように二本のノズル105をそれぞれハウジング103、104の開口部に通してステータ100の中空部100aに挿入して、ノズル105からコイル102にワニスを滴下する。そのようにワニスを滴下する間、ステータ100は中心軸Xを中心に回転している。このとき、ステータ歯部101の両端にそれぞれ位置する各コイルエンド102aにワニスが滴下される。しかし、ステータ100の中心軸Xの方向におけるステータ100の全長が長くなるほど、各コイルエンド102aから、ステータ歯部101の、中心軸Xの方向における両端間の中間に位置するコイル部分(図5Aの領域P)までワニスを到達させることが困難になる。
また、特許文献2に開示されたワニス滴下方法においては、次のような問題が発生する。すなわち、当該方法においては、図5Aに示されるようなステータ100の中空部100aに対面するステータ歯部101の先端部101aにワニスが滴下される。このとき、滴下されたワニスがコイル102に到達するための経路は、ステータ歯部101の先端部101aからステータ歯部101間の隙間Sに向かう経路しかない。しかし、図5Bから分かるように、ステータ歯部101間の隙間Sは非常に狭いため、当該隙間にワニスが入りにくい。また、ワニスがステータ歯部101間の隙間Sに浸入するワニスの量が少ないため、ステータ歯部101間の隙間の奥に在るコイル部分までワニスが到達しにくい。よって、特許文献2に開示されたワニス滴下方法もまた、コイルにワニスが十分に含浸されていないステータが生産されてしまうことがある。
さらに、各特許文献1、2に開示されたワニス滴下方法が有する上記の問題点を防ぐためにより多くのワニスをコイルに滴下すると、ワニスの含浸作業に必要な時間、および、ワニスの使用量が増えるといった別の問題が発生する。さらに、余剰となったワニスがステータ外部に流出し、それによりステータ周囲が汚染されるといった問題も発生する。
そこで本発明は、上述したような従来技術の問題点に鑑み、コイルにワニスが十分に含浸させることができるステータの構造、および該ステータを備えたモータを提供することを目的とする。
本発明の第一態様によれば、第一側部と、該第一側部の反対側に位置する第二側部とを有するモータのステータであって、第一側部において配列された複数の歯部と、歯部に巻回されたコイルと、を備えた、ステータが提供される。さらに、第一態様のステータには、歯部内部を通してワニスをコイルに供給する少なくとも一つのワニス供給路が形成されている。このような第一態様により上述の課題が解決される。しかし、本発明は、第一態様に限られず、以下の第二態様ないし第八態様のいずれかのステータを提供することもできる。
本発明の第二態様によれば、第一態様のステータであって、ワニス供給路は、歯部の先端部から歯部の基部に向かって形成された凹部からなり、該凹部の内側にコイルが露出している、ステータが提供される。
本発明の第三態様によれば、第一態様のステータであって、ワニス供給路は、第二側部に形成された凹部からなり、該凹部の内側にコイルが露出している、ステータが提供される。
本発明の第四態様によれば、第二態様または第三態様のステータであって、凹部は、歯部の長手方向の両端間の中間に位置する、ステータが提供される。
本発明の第五態様によれば、第一態様のステータであって、ワニス供給路は、第一側部または第二側部のいずれかに形成された凹部と、該凹部に接続され、歯部を貫通していてワニスを通流させる通流孔とを備え、通流孔の両端はコイルに隣接する位置に配置されている、ステータが提供される。
本発明の第六態様によれば、第五態様のステータであって、凹部および通流孔は、歯部の長手方向の両端間の中間に位置する、ステータが提供される。
本発明の第七態様によれば、第一態様から第六態様のいずれかのステータであって、ステータは筒状に形成されており、第一側部は筒状のステータの内周部あるいは外周部であり、複数の歯部が筒状のステータの周方向に順次設けられている、ステータが提供される。
本発明の第八態様によれば、第一態様から第七態様のいずれかのステータを備えたモータが提供される。
本発明の第一態様、第七態様および第八態様によれば、ワニスを滴下してコイルに含浸させる際にワニス供給路を使用することにより、ステータの歯部内部を通してワニスをコイルに直接的に供給することができる。このようなワニス供給路の使用とともに各コイルエンドにワニスを滴下すれば、ステータの全長が長くなっても、コイル全体にワニスを十分に含浸させることができる。その結果、従来技術と比べて、コイルにワニスが十分に含浸されていないステータの発生率を低減できる。さらに、従来技術と比べ、コイルに対するワニスの含浸処理にかかる時間やワニス使用量も削減できる。それにより、モータの生産性が向上する。
本発明の第二態様によれば、歯部の先端部から歯部の基部に向けて形成された凹部をワニス供給路とすることにより、該凹部内に滴下されたワニスは、歯部の基部付近に在るコイル部分まで到達しやすくなる。
本発明の第三態様によれば、上記第二態様と同じ効果が得られる。さらに、ステータを筒状に形成し、該ステータの内周部を歯部が在る第一側部とした場合、第三態様の凹部はステータの外周部側から形成される。それにより、ワニスを凹部に滴下するノズルはステータの外側に配置されることとなる。そのため、第二態様と比べて、ワニスを滴下する複数本のノズルをステータの中空部内に集中させないで済むという利点がある。
本発明の第四態様によれば、凹部を歯部の長手方向の両端間の中間に配置しているため、ワニスを各コイルエンドおよび凹部内に滴下した際に、歯部の長手方向においてコイルにワニスを均一にかつ効率的に含浸させることができる。
本発明の第五態様によれば、歯部内部にワニスを通流させる通流孔を形成し、ステータの第一側部または第二側部のいずれかに凹部を形成して通流孔を凹部に接続している。このため、第二態様または第三態様と比べて、ステータの表面に大きな凹部を形成しないで済むという利点がある。
本発明の第六態様によれば、流通孔を歯部の長手方向の両端間の中間に配置しているため、上記第四態様と同じ効果が得られる。
添付図面に示される本発明の典型的な実施形態の詳細な説明から、本発明のこれらの目的、特徴および利点ならびに他の目的、特徴および利点がさらに明確になるであろう。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の図面において、同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これらの図面は縮尺を適宜変更している。また、以下では、本発明のステータとして回転モータのステータを例にして説明するが、本発明はこれに限られない。
(第一実施形態)
図1Aは第一実施形態のステータの断面模式図であって、当該ステータにおいてワニスをコイルに滴下して含浸させる様子を示した図である。図1Bは、図1Aに示されるB−B線に沿って切断したステータの断面図である。さらに、図1Cは図1Bに示されるステータの内周部の一部分を示した模式図である。
図1Aは第一実施形態のステータの断面模式図であって、当該ステータにおいてワニスをコイルに滴下して含浸させる様子を示した図である。図1Bは、図1Aに示されるB−B線に沿って切断したステータの断面図である。さらに、図1Cは図1Bに示されるステータの内周部の一部分を示した模式図である。
図1Aから図1Cを参照すると、第一実施形態のステータ1は、ステータ歯部2と、ステータ歯部2に巻回されたコイル3とを備える。さらに、図1Aに示されるように、ステータ1の、中心軸Xの方向の両端にハウジング4、5がそれぞれ取付けられている。また、ステータ1は複数枚の電磁鋼板を中心軸Xの方向に積層してなる。
より具体的には、図1Aに示されるように、円筒状のステータ1の内周部には、複数のステータ歯部2が形成されている。各ステータ歯部2はステータ1の内周部から中空部1aに向かって突出する凸部である。さらに、各ステータ歯部2は、ステータ1の中心軸Xの方向に沿って細長く延びている。また、図1Bに示されるように、複数のステータ歯部2はステータ1の周方向に所定の間隔を置いて順次形成されている。このような各ステータ歯部2の周囲には、図1Cに示されるようにコイル3が巻回されている。なお、ステータ1の絶縁性、耐熱性および強度の向上を図るため、後述するようにコイル3にワニスが含浸される。
さらに、本願においては、図1Aから図1Cに示されるように、各ステータ歯部2の先端部2aに凹部2bが形成されている。ここでいう「ステータ歯部2の先端部2a」とは、ステータ1の中空部1aに対面するステータ歯部2の先端面を指す。
また、凹部2bは、図1Aに示されるように、ステータ歯部2の、中心軸Xの方向における両端間の中間に位置する。そして、凹部2bは、図1Bに示されるようにステータ1の内周部からステータ1の径方向外向きに掘込まれている。つまり、凹部2bは、ステータ歯部2の先端部2aからステータ歯部2の基部2cに向かって掘込まれている。特に、凹部2bは、図1Cに示されるようにコイル3が凹部2b内に露出するように形成されている。そのため、図1Aに示されるようにワニスをステータ歯部2の先端部2aの凹部2b内に滴下することにより、ステータ歯部2内部を通してワニスをコイル3に直接的に供給することができる。つまり、凹部2bはワニス供給路として形成されている。
次に、第一実施形態のステータ1のコイル3にワニスを含浸させる方法について説明する。
図1Aに示されるように、ステータ1の中心軸Xが水平方向を向くようにステータ1が設置されるとともに、ステータ1は中心軸X周りに回転自在に支持される。そして、ステータ歯部2の両端にそれぞれ位置する各コイルエンド3aにワニスを滴下できるように、二本のノズル6がそれぞれハウジング4、5の開口部を通してステータ1の中空部1a内に配置される。さらに、ステータ歯部2の先端部2aの凹部2b内にワニスを滴下できるように、追加ノズル7がステータ1の中空部1a内に配置される。そして、二本のノズル6および追加ノズル7からワニスを滴下する。なお、そのようにワニスを滴下する間、ステータ1は中心軸X周りに回転している。
図1Aに示されるように、ステータ1の中心軸Xが水平方向を向くようにステータ1が設置されるとともに、ステータ1は中心軸X周りに回転自在に支持される。そして、ステータ歯部2の両端にそれぞれ位置する各コイルエンド3aにワニスを滴下できるように、二本のノズル6がそれぞれハウジング4、5の開口部を通してステータ1の中空部1a内に配置される。さらに、ステータ歯部2の先端部2aの凹部2b内にワニスを滴下できるように、追加ノズル7がステータ1の中空部1a内に配置される。そして、二本のノズル6および追加ノズル7からワニスを滴下する。なお、そのようにワニスを滴下する間、ステータ1は中心軸X周りに回転している。
各コイルエンド3aに滴下されたワニスは、コイル3の巻線間の毛管力により、各コイルエンド3aから、ステータ歯部2の両端間の中間に位置するコイル部分へ移動する。さらに、凹部2b内に滴下されたワニスは、凹部2b内に留まりつつ、凹部2b内に露出するコイル3に直接的に含浸される。つまり、ステータ歯部2の先端部2aに妨げられることなく、ワニスをコイルエンド3a以外のコイル部分に直接的に供給することができる。これにより、ステータ1の中心軸Xの方向におけるステータ1の全長が長くなっても、コイル3全体にわたってワニスを十分に含浸させることができる。特に、図1Aに示されるように、凹部2bは、ステータ歯部2の両端間の中間に位置する。そのため、上述したようにワニスを各コイルエンド3aおよび凹部2b内に滴下した際に、ステータ1の中心軸Xの方向においてコイル3にワニスを均一にかつ効率的に含浸させることができる。
さらに、凹部2bは、ステータ歯部2の先端部2aからステータ歯部2の基部2cに向けて掘込まれている。このため、凹部2内のワニスは、ステータ歯部2の基部2c付近に在るコイル部分まで到達しやすい。
以上のことから、第一実施形態は、図5Aおよび図5Bに示される従来技術と比べて、コイル3にワニスが十分に含浸されていないステータ1の発生率を低減できる。さらに、従来技術と比べ、コイル3に対するワニスの含浸処理にかかる時間やワニス使用量も削減できる。その結果、モータの生産性が向上する。
なお、凹部2bは、ステータ歯部2の両端間の中間以外の位置にも追加的に形成されていてもよい。つまり、複数の凹部2bが各ステータ歯部2の末端部2aに形成されていてもよい。
また、本実施形態においては、図1Bに示されるように、ステータ1の内周部の全周にわたって複数の凹部2bが順次配列され、かつ、ステータ1の中心軸方向において各凹部2bは同じ位置にある。しかし、このような態様に本発明は限定されない。例えば、ステータ1の内周部の全周のうちの一部または複数の部分において、少なくとも一つの凹部2bがその他の凹部2bの位置と比べてステータ1の中心軸方向にずれて配置されていてもよい。
さらに、凹部2bの深さについては、全てのステータ歯部2において同じ深さでなくてもよい。また、各凹部2bの内側の寸法も適宜変更されてもよい。
次に、第一実施形態のステータ1を備えたモータについて説明する。
図2は、本発明を適用したモータの一例の構成を示す断面模式図である。特に、図2は、図1Aに示されるB−B線と同じ切断面で見たモータの断面図である。
図2は、本発明を適用したモータの一例の構成を示す断面模式図である。特に、図2は、図1Aに示されるB−B線と同じ切断面で見たモータの断面図である。
図2に示されるモータ10は回転モータである。そして、モータ10は、中心軸周りに回転するロータ11と、ロータ11に磁気回転力を与える円筒状のステータ1とを備える。図2に示されるモータ10においては、各ステータ歯部2の周囲のコイル3には、凹部2b内に供給されたワニスが含浸されている。
なお、本発明を適用可能な回転モータは、図1A〜図1Cに示される態様に限られない。例えば、円環状のロータと、該ロータの中空部に配置されたステータとを備え、該ステータの外周部に複数の歯部が周方向に順次形成された回転モータであってもよい。
また、図2においては回転モータを例示したが、本発明のステータを適用可能なモータは回転モータに限られない。本発明のステータはリニアモータにも適用可能である。例えば、リニアモータのステータ歯部にコイルが巻回されている場合、図1Cに示されるようにステータ歯部2の先端部2aにコイル3が露出するように凹部2aを形成することが好ましい。
(第二実施形態)
次に第二実施形態について説明する。但し、ここでは、第一実施形態と同じ構成要素については同一の符号を使用して説明を割愛する。よって、第一実施形態の構成要素に対して異なる点のみを以下に述べる。
次に第二実施形態について説明する。但し、ここでは、第一実施形態と同じ構成要素については同一の符号を使用して説明を割愛する。よって、第一実施形態の構成要素に対して異なる点のみを以下に述べる。
図3Aは第二実施形態のステータの断面模式図であって、当該ステータにおいてワニスをコイルに滴下して含浸させる様子を示した図である。図3Bは図3Aに示されるC−C線に沿って切断したステータの断面図である。さらに、図3Cは図3Bに示されるステータの外周部の一部分を示した模式図である。
第二実施形態においては、図3Aから図3Cに示されるように、ステータ1の外周部に溝状の凹部1bが周方向に形成されている。凹部1bは、図3Aに示されるように、ステータ歯部2の、中心軸Xの方向における両端間の中間に対応する位置に形成されている。さらに、凹部1bは、図3Bに示されるようにステータ1の外周部からステータ1の径方向内向きに掘込まれている。特に、凹部1bは、図3Cに示されるようにステータ1の外周部側のコイル3が凹部1b内に露出するように掘込まれている。そのため、図3Aに示されるようにワニスをステータ1の外周部の凹部1b内に滴下することにより、ステータ歯部2内部を通してワニスをコイル3に直接的に供給することができる。つまり、凹部1bはワニス供給路として形成されている。なお、その他の構成は第一実施形態と同じである。
次に、第二実施形態のステータ1のコイル3にワニスを含浸させる方法について説明する。
図3Aに示されるように、ステータ1の中心軸Xが水平方向を向くようにステータ1が設置されるとともに、ステータ1は中心軸X周りに回転自在に支持される。そして、ステータ歯部2の両端にそれぞれ位置する各コイルエンド3aにワニスを滴下できるように、二本のノズル6がそれぞれハウジング4、5の開口部を通してステータ1の中空部1a内に配置される。さらに、ステータ1の外周部の凹部1b内にワニスを滴下できるように、追加ノズル7がステータ1の外側に配置される。そして、二本のノズル6および追加ノズル7からワニスを滴下する。なお、そのようにワニスを滴下する間、ステータ1は中心軸X周りに回転している。
図3Aに示されるように、ステータ1の中心軸Xが水平方向を向くようにステータ1が設置されるとともに、ステータ1は中心軸X周りに回転自在に支持される。そして、ステータ歯部2の両端にそれぞれ位置する各コイルエンド3aにワニスを滴下できるように、二本のノズル6がそれぞれハウジング4、5の開口部を通してステータ1の中空部1a内に配置される。さらに、ステータ1の外周部の凹部1b内にワニスを滴下できるように、追加ノズル7がステータ1の外側に配置される。そして、二本のノズル6および追加ノズル7からワニスを滴下する。なお、そのようにワニスを滴下する間、ステータ1は中心軸X周りに回転している。
各コイルエンド3aに滴下されたワニスは、コイル3の巻線間の毛管力により、各コイルエンド3aから、ステータ歯部2の両端間の中間に位置するコイル部分へ移動する。さらに、凹部1b内に滴下されたワニスは、凹部1b内に留まりつつ、凹部1b内に露出するコイル3に直接的に含浸される。つまり、ワニスをコイルエンド3a以外のコイル部分に直接的に供給することができる。これにより、ステータ1の中心軸Xの方向におけるステータ1の全長が長くなっても、コイル3全体にワニスを十分に含浸させることができる。特に、図3Aに示されるように、凹部1bはステータ歯部2の、中心軸Xの方向における両端間の中間に位置する。そのため、上述したようにワニスを各コイルエンド3aおよび凹部1b内に滴下した際に、ステータ1の中心軸Xの方向においてコイル3にワニスを均一にかつ効率的に含浸させることができる。
以上のことから、第二実施形態もまた、図5Aおよび図5Bに示される従来技術と比べて、コイル3にワニスが十分に含浸されていないステータ1の発生率を低減できる。さらに、従来技術と比べ、コイル3に対するワニスの含浸処理にかかる時間やワニス使用量も削減できる。その結果、モータの生産性が向上する。
さらに、第二実施形態によれば、ステータ1の外周部に凹部1bを形成したことにより、第一実施形態と比べて、ワニスを滴下する二本のノズル6と追加ノズル7をステータ1の中空部1a内に集中させないで済むという利点がある。つまり、小型のステータ1であっても本発明を適用することができる。
なお、凹部1bは、ステータ歯部2の両端間の中間以外の位置にも追加的に形成されていてもよい。つまり、複数の凹部1bがステータ1の外周部に形成されていてもよい。
また、第二実施形態においては、図3Bに示されるように、ステータ1の外周部の全周にわたって溝状の凹部1bが形成され、かつ、ステータ1の中心軸方向において凹部1bは同じ位置にある。しかし、このような態様に本発明は限定されない。例えば、ステータ1の外周部の全周の一部または複数の部分において溝状の凹部1bが分割され、かつ、分割された凹部がステータ1の中心軸方向に互いにずれて配置されていてもよい。
また、凹部1bの深さについては、全てのステータ歯部2において同じ深さでなくてもよい。つまり、図3Bにおいては、各ステータ歯部2の基部2cから先端部2aに向かって一定の距離を置いた位置に凹部1bの底面が在るが、当該距離は適宜変更されてもよい。
(第三実施形態)
次に第三実施形態について説明する。但し、ここでは、第一実施形態と同じ構成要素については同一の符号を使用して説明を割愛する。よって、第一実施形態の構成要素に対して異なる点のみを以下に述べる。
次に第三実施形態について説明する。但し、ここでは、第一実施形態と同じ構成要素については同一の符号を使用して説明を割愛する。よって、第一実施形態の構成要素に対して異なる点のみを以下に述べる。
図4Aは第三実施形態のステータの断面模式図であって、当該ステータにおいてワニスをコイルに滴下して含浸させる様子を示した図である。図4Bは図4Aに示されるD−D線に沿って切断したステータの断面図である。さらに、図4Cは図4Bに示されるステータの内周部の一部分を示した模式図である。
第三実施形態においては、図4Aから図4Cに示されるように、ステータ歯部2ごとにワニスを通流させる通流孔2dが形成されている。さらに、ステータ1の外周部に少なくとも一つの凹部1cが形成されていて、凹部1cは任意のステータ歯部2の通流孔2dと接続されている。これにより、ワニスを凹部1cから通流孔2dに導入することができる。
より具体的には、通流孔2dは、図4Aに示されるようにステータ歯部2の、中心軸Xの方向における両端間の中間に位置している。また、図4Bに示されるように、ステータ1の周方向において複数の通流孔2dが順次配置されるように、各通流孔2dは各ステータ歯部2を貫通している。そして、各通流孔2dの両端は、図4Cに示されるようにコイル3に隣接する位置に配置されている。そのため、図4Aに示されるようにワニスをステータ1の外周部の凹部1c内に滴下することにより、ステータ歯部2内部の通流孔2dを通してワニスをコイル3に直接的に供給することができる。つまり、通流孔2dおよび凹部1cはワニス供給路として形成されている。なお、その他の構成は第一実施形態と同じである。
次に、第三実施形態のステータ1のコイル3にワニスを含浸させる方法について説明する。
図4Aに示されるように、ステータ1の中心軸Xが水平方向を向くようにステータ1が設置されるとともに、ステータ1は中心軸X周りに回転自在に支持される。そして、ステータ歯部2の両端にそれぞれ位置する各コイルエンド3aにワニスを滴下できるように、二本のノズル6がそれぞれハウジング4、5の開口部を通してステータ1の中空部1a内に配置される。さらに、ステータ1の外周部の凹部1c内にワニスを滴下できるように、追加ノズル7がステータ1の外側に配置される。そして、二本のノズル6および追加ノズル7からワニスを滴下する。なお、そのようにワニスを滴下する間、ステータ1は中心軸X周りに回転している。
図4Aに示されるように、ステータ1の中心軸Xが水平方向を向くようにステータ1が設置されるとともに、ステータ1は中心軸X周りに回転自在に支持される。そして、ステータ歯部2の両端にそれぞれ位置する各コイルエンド3aにワニスを滴下できるように、二本のノズル6がそれぞれハウジング4、5の開口部を通してステータ1の中空部1a内に配置される。さらに、ステータ1の外周部の凹部1c内にワニスを滴下できるように、追加ノズル7がステータ1の外側に配置される。そして、二本のノズル6および追加ノズル7からワニスを滴下する。なお、そのようにワニスを滴下する間、ステータ1は中心軸X周りに回転している。
各コイルエンド3aに滴下されたワニスは、コイル3の巻線間の毛管力により、各コイルエンド3aから、ステータ歯部2の両端間の中間に位置するコイル部分へ移動する。さらに、凹部1c内に滴下されたワニスは、通流孔2dを通流してコイル3に直接的に含浸される。つまり、ワニスをコイルエンド3a以外のコイル部分に直接的に供給することができる。これにより、ステータ1の中心軸Xの方向におけるステータ1の全長が長くなっても、コイル3全体にワニスを十分に含浸させることができる。特に、図4Aに示されるように、凹部1cおよび通流孔2dは、ステータ歯部2の、中心軸Xの方向における両端間の中間に位置する。そのため、上述したようにワニスを各コイルエンド3aおよび凹部1c内に滴下した際に、ステータ1の中心軸Xの方向においてコイル3にワニスを均一にかつ効率的に含浸させることができる。
以上のことから、第三実施形態もまた、図5Aおよび図5Bに示される従来技術と比べて、コイル3にワニスが十分に含浸されていないステータ1の発生率を低減できる。さらに、従来技術と比べ、コイル3に対するワニスの含浸処理にかかる時間やワニス使用量も削減できる。その結果、モータの生産性が向上する。
さらに、第三実施形態によれば、ステータ歯部2内部にワニスを通流させる通流孔2dを形成し、ステータ1の外周部に凹部1cを形成して通流孔2dを凹部1cに接続している。このため、第一実施形態または第二実施形態と比べて、ステータ1の内周部または外周部の全周にわたって凹部を形成しないで済むという利点がある。
なお、凹部1cおよび通流孔2dは、ステータ歯部2の中間以外の位置にも追加的に形成されていてもよい。さらに、凹部1cは複数の通流孔2dのうちの少なくとも一つに形成されていればよいので、複数の凹部1cがステータ1の外周部に形成されていてもよい。
また、第三実施形態においては、図4Bに示されるように、ステータ1の外周部に凹部1cが形成されているが、本発明はこのような態様に限定されない。例えば、ワニスが滴下される凹部1cをステータ1の内周部、より好ましくはステータ歯部2の先端部2aに形成し、該凹部1cを通流孔2dに接続した態様であってもよい。
さらに、第三実施形態においては、図4Bに示されるように、ステータ1の全周にわたって複数の流通孔2dが順次形成され、かつ、ステータ1の中心軸方向において流通孔2dは同じ位置にある。しかし、このような態様に本発明は限定されない。例えば、ステータ1の全周の一部または複数の部分において、少なくとも一つの流通孔2dがその他の流通孔2dの位置と比べてステータ1の中心軸方向にずれて配置されていてもよい。
さらに、図4Bにおいては、各ステータ歯部2の基部2cから先端部2aに向かって一定の距離を置いた位置に流通孔2dの中心が在るが、当該距離はステータ歯部2ごとに適宜変更されてもよい。また、各流通孔2dの内径も適宜変更されてもよい。
以上、回転モータのステータを例にして本発明の実施形態を説明したが、本発明のステータは回転モータに限定されず、リニアモータにも適用できる。
また、以上では典型的な実施形態を示したが、本発明は上述した各実施形態に限定されず、本発明の思想を逸脱しない範囲で上述した各実施形態を適宜組合せることや様々な形、構造や材料などに変更することができる。
また、以上では典型的な実施形態を示したが、本発明は上述した各実施形態に限定されず、本発明の思想を逸脱しない範囲で上述した各実施形態を適宜組合せることや様々な形、構造や材料などに変更することができる。
1 ステータ
1a 中空部
1b、1c 凹部
2 ステータ歯部
2a ステータ歯部の先端部
2b 凹部
2c ステータ歯部の基部
2d 通流孔
3 コイル
4、5 ハウジング
6 ノズル
7 追加ノズル
10 モータ
11 ロータ
1a 中空部
1b、1c 凹部
2 ステータ歯部
2a ステータ歯部の先端部
2b 凹部
2c ステータ歯部の基部
2d 通流孔
3 コイル
4、5 ハウジング
6 ノズル
7 追加ノズル
10 モータ
11 ロータ
Claims (8)
- 第一側部と、該第一側部の反対側に位置する第二側部とを有するモータのステータ(1)であって、
前記第一側部において配列された複数の歯部(2)と、
前記歯部(2)に巻回されたコイル(3)と、を備え、
前記ステータ(1)には、前記歯部(2)内部を通してワニスを前記コイル(3)に供給する少なくとも一つのワニス供給路が形成されている、ステータ。 - 前記ワニス供給路は、前記歯部(2)の先端部(2a)から前記歯部(2)の基部(2c)側に向かって形成された凹部(2b)からなり、前記凹部(2b)の内側に前記コイル(3)が露出している、請求項1に記載のステータ。
- 前記ワニス供給路は、前記第二側部に形成された凹部(1b)からなり、前記凹部(1b)の内側に前記コイル(3)が露出している、請求項1に記載のステータ。
- 前記凹部(2b、1b)は、前記歯部(2)の長手方向の両端間の中間に位置する、請求項2または3に記載のステータ。
- 前記ワニス供給路は、
前記第一側部または前記第二側部のいずれかに形成された凹部(1c)と、
前記凹部(1c)に接続され、前記歯部(2)を貫通していて前記ワニスを通流させる通流孔(2d)と、を備え、
前記通流孔(2d)の両端は前記コイル(3)に隣接する位置に配置されている、請求項1に記載のステータ。 - 前記凹部(1c)および前記通流孔(2d)は、前記歯部(2)の長手方向の両端間の中間に位置する、請求項5に記載のステータ。
- 前記ステータ(1)は筒状に形成されており、
前記第一側部は、前記筒状のステータ(1)の内周部あるいは外周部であり、
複数の前記歯部(2)が前記筒状のステータ(1)の周方向に順次設けられている、請求項1から6のいずれか一項に記載のステータ。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載のステータを備えたモータ。
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