JPWO2004031956A1 - 関連情報管理方法、プログラム及び装置 - Google Patents

関連情報管理方法、プログラム及び装置 Download PDF

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Abstract

計算機のオペレーティングシステムで実行される複数のプロセスを監視して各プロセスが処理する情報との対応関係をプロセス管理テーブルに登録し、プロセスの監視結果とプロセス管理テーブルを参照して、各プロセスの情報の間でどのよウな処理が行われたかを解析して情報間の関係を抽出する。抽出された情報間の関係は各プロセスの情報毎に生成した属性情報テーブルに登録される。プロセスが処理中にある情報の属性情報テーブルに基づいて関連情報一覧により複数の関連情報を表示し、その中から選択した関連情報へアクセスする。

Description

本発明は、文書や画像などの作成や編集の際に利用した関連情報を管理する関連情報管理方法、プログラム及び装置に関し、特に、文書や画像などの作成や編集の際にアクセスした関連の深い情報の管理情報を自動的生成して再利用できるように管理する関連情報管理方法、プログラム及び装置に関する。
近年、パーソナルコンピュータやPDAなどの情報機器に加え、インターネットなどネットワーク環境の普及が進んだ結果、ユーザは簡単に文書や画像などの作成や編集をしたり、その際に様々な情報へアクセスしたりすることができる。しかし、ユーザが簡単に多くの情報へアクセスできるようになった反面、ユーザが情報を管理する負担も大きくなりつつある。そのため、ユーザが情報の処理に専念できるように、情報管理の負担を軽減する仕組みが求められている。ユーザが情報を作成したり編集したりする場合、また情報へアクセスしたりする場合、同時に複数の情報を参照することが多い。例えば、ある情報を作成する時に、その情報に関連の深い資料なども同時に参照するようなケースである。このように、ある情報に関連の深い情報へアクセスするために、現状では次のような方法を用いることが多い。
(1)ユーザの直接探索
情報が階層構造となるディレクトリを備えたファイルシステムにファイルとして記憶されている場合、「あのディレクトリに記録したはず」といったユーザの記憶や、ユーザのディレクトリ作成ルール(情報配置ルール)などに基づいて、ユーザが関連情報(関連するファイル)を直接探す。
(2)検索機能の使用
情報に関するキーワードで記憶装置やネットワークを検索し、検索結果から関連情報を探す。
(3)特開平5−66986の方法
予め関連情報を登録しておき、ユーザは登録内容から適切な関連情報を選択する。例えば、関連情報をハイパーリンクの形式で登録しておき、ユーザは登録内容から選択する。
しかしながら、従来のユーザの直接検索や検索機能の使用にあっては、ユーザがディレクトリの構成を知っている必要があったり、関連の薄い情報も含む大量の検索結果から適切な情報を選択する必要があったりして、関連情報へ簡単にアクセスできない問題があった。また特開平5−66986の方法では、関連情報として登録する情報をユーザが選別する必要があったり、複数の関連情報から適切な情報を選択する必要があったりして、関連情報を簡単に登録したりアクセスしたりできない問題があった。
本発明は、ある情報に関連の深い関連情報を、情報の作成や編集といった処理を通じて自動的に登録し、後で同じ情報を処理する際にユーザが関連情報を簡単且つ適確に利用可能とする関連情報管理方法、プログラム及び装置を提供することを目的とする。
(単一情報のユーザ処理に基づく関連情報管理)
本発明の関連情報管理方法は、
処理監視部により、計算機のオペレーティングシステムで実行される複数のプロセスの処理を監視する処理監視ステップと、
プロセス管理生成部により、各プロセスが処理する情報との対応関係を登録するプロセス管理テーブルを生成するプロセス管理生成ステップと、
第1処理解析部により、プロセスの監視結果とプロセス管理テーブルを参照して、各プロセスの情報の間でどのような処理が行われたかを解析して情報間の関係を抽出する第1処理解析ステップと、
第2処理解析成部により、抽出された情報間の関係を登録した属性情報テーブルを各プロセスの情報毎に生成する第2処理解析(属性情報テーブル生成)ステップと、
を備えたことを特徴とする。このような本発明の関連情報管理方法によれば、ユーザが文書や画像の作成または編集の際に様々な情報へアクセスすると、アクセスした情報が処理中の情報に対する関連情報として自動的に抽出されて属性情報として登録され、ユーザは関連情報を選別する必要がく、また、ユーザの処理に基づいて関連情報を自動的に抽出するので、ユーザの視点から見て関連性が深い情報を適切に抽出できる。
ここでプロセスで処理する情報とは、ファイル又はWWWのホームページである。また属性情報テーブルに登録する情報間の関係とは、
各プロセスが同時期にアクセスしていた情報間、
各プロセスが同時期にアクセスしていた情報間の処理の遷移、
各プロセスが同時期にアクセスしていた情報間のデータコピー、
各プロセスが同時期にアクセスしていた情報間のデータ移動、
あるプロセスがアクセスしていた情報へ別の情報の読込み、又は
あるプロセスがアクセスしていた情報から別の情報へのハイパーリンクの設定の少なくともいずれかを含む。
本発明の関連情報管理方法は、更に、
関連情報表示部により、属性情報テーブルに基づいて、1又は複数の関連情報(関連情報一覧)を表示する関連情報表示ステップと、
関連情報アクセス部により、表示された複数の関連情報の中から選択した関連情報へアクセスする関連情報アクセスステップと、
を備える。このため現在処理中の情報に対する関連情報を属性情報法テーブルに基づいて表示することで、ユーザは、表示された関連情報からアクセスしたい情報を選択し、関連情報へ簡単にアクセスできる。
関連情報表示ステップは、プロセスが処理中の情報に対応した属性情報テーブルを参照して、複数の関連情報について関連性の深さを示す関連度を計算し、関連度の順に複数の関連情報を並べて表示する。このように過去に登録した関連情報も考慮して、現在処理中の情報との関連性の深さを求めることができるので、ユーザはより適確に関連の深い情報へアクセスできる。
本発明の関連情報管理方法は、更に、属性情報テーブルに、ユーザにより指定された関連情報を登録する属性情報登録ステップを備える。このため自動登録されない情報であっても、ユーザは、必要と判断した情報を直接関連情報として登録できる。
本発明の関連情報管理方法は、更に、属性情報テーブルから、ユーザにより指定された関連情報を削除する属性情報削除ステップとを備える。このためユーザは、現在処理中の情報に対する関連情報の中から必要に応じて特定の関連情報を直接削除することができる。
プロセス管理テーブル生成ステップは、マルチスレッドOSに対応し、
各プロセスで実行されている複数の表示スレッドを監視し、各表示スレッドが表示している情報との対応関係を登録した表示スレッド管理テーブルを生成するスレッド管理テーブル生成ステップと、
各プロセスが処理している情報との対応関係を登録した仮プロセス管理テーブルを生成する仮プロセス管理テーブル生成ステップと、
仮プロセス管理テーブルと表示スレッド管理テーブルをマージしてプロセス、スレッド及び情報との対応関係を登録したプロセス管理テーブルを生成するマージステップと、
を備えたことを特徴とする。これにより各プロセスのスレッド毎に、それぞれのスレッドが処理している情報を検知し、現在処理中の情報に対する関連情報を登録した属性情報テーブルが生成できる。
第2処理解析ステップは、属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込んで前記情報間の関係を登録した後に外部記憶装置に書き戻す。このように過去に登録した関連情報を保存して新たな処理で更新するため、過去に登録した関連情報を含めて関連性の高い情報を選択してアクセスできる。
本発明は、関連情報管理のためのプログラムを提供する。このプログラムは、コンピュータに、
オペレーティングシステムで実行される複数のプロセスの処理を監視する処理監視ステップと、
各プロセスが処理する情報との対応関係を登録するプロセス管理テーブルを生成するプロセス管理テーブル生成ステップと、
プロセスの監視結果とプロセス管理テーブルを参照して、各プロセスの情報の間でどのような処理が行われたかを解析して情報間の関係を抽出する第1処理解析ステップと、
抽出された情報間の関係を登録した属性情報テーブルを各プロセスの情報毎に生成する第2処理解析ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明は、関連情報管理装置を提供する。この関連情報管理装置は、
計算機のオペレーティングシステムで実行される複数のプロセスの処理を監視する処理監視部と、
各プロセスが処理する情報との対応関係を登録するプロセス管理テーブルを生成するプロセス管理テーブル生成部と、
プロセスの監視結果とプロセス管理テーブルを参照して、各プロセスの情報の間でどのような処理が行われたかを解析して情報間の関係を抽出する第1処理解析部と、
抽出された情報間の関係を登録した属性情報テーブルを各プロセスの情報毎に生成する第2処理解析部と、
属性情報テーブルに基づいて関連性の高い1又は複数の情報を表示する関連情報表示部と、
表示された関連性の高い情報の中から選択した情報へアクセスする関連情報アクセス部と、
を備えたことを特徴とする。なお、本発明のプログラム及び関連情報管理装置における詳細は、本発明の関連情報管理方法と基本的に同じになる。
(情報群のユーザ処理に基づく関連情報管理)
また本発明の別の形態によれば、複数の情報をまとめてユーザが一括処理を行った際に、処理した情報群の各情報に関連の深い関連情報を自動登録し、後に同じ情報を処理する際にユーザが関連情報を簡単且つ適確に利用可能とする関連情報管理方法、プログラム及び装置が提供される。
このため本発明による関連情報管理方法は、
処理監視部により、情報群に対するユーザの一括した処理を監視する処理監視ステップと、
第1解析処理部により、処理監視ステップの監視結果からユーザの処理対象となった情報群の各情報とその処理内容を登録する処理対象情報テーブルを生成する第1処理解析ステップと、
第2処理解析部により、処理対象情報テーブルに登録された各情報に対しどのような処理が行われたかを解析して各情報間の関係を抽出する第2処理解析ステップと、
第3処理解析部により、抽出された各情報間の関係を登録した属性情報テーブルを生成する第3処理解析ステップと、
関連情報表示部により、属性情報テーブルに基づいて1又は複数の関連情報を表示する関連情報表示ステップと、
関連情報アクセス部により、表示された関連情報の中から選択した情報へアクセスする関連情報アクセスステップと、
を備えたことを特徴とする。このためユーザが複数の情報群に対し一括して移動、コピー、削除といった処理が行われると、情報群の中の処理対象となった各情報の関連情報が自動抽出されて属性情報として登録され、後に同じ情報を処理する際に、抽出した関連情報へアクセスできる。このためユーザは情報群の一括処理において、関連情報を選別する必要がなく、また、ユーザの処理に基づいて関連情報を抽出するので、ユーザの視点から見て関連性が深い情報を自動的に抽出でき、ユーザが自分で関連する情報を探索する必要がなくなる。
本発明の関連情報管理方法は、更に、ユーザの処理対象となった処理元と処理先の情報群に含まれる処理対象とならなかった対象外情報を調べて処理対象情報テーブルに登録する処理対象情報収集ステップを設け、この場合、第3処理解析ステップは、処理対象情報テーブルに登録された処理元及び処理先の対象外情報とユーザが処理した情報群の各情報との関係を抽出して属性情報テーブルを更新する。例えばある情報群の中の特定の情報を他の情報群に移動した場合、移動元及び移動先の情報群を調べてユーザ処理対象とならなかった情報を処理情報テーブルに登録する。そして、属性情報テーブルを生成する際には、移動元の情報群の中の処理対象とならなかった情報は、移動によって関連が薄くなったことから、移動した処理対象となった各情報の属性情報テーブルから削除する。一方、移動先の情報群の中にある各情報は、移動してきた情報との関連が深くなったことから、新たな関連情報としてその属性情報テーブルに加える。
ここで第3処理解析ステップは、処理対象情報テーブルに登録された各情報に対応する属性情報テーブルを、ユーザの処理に応じてコピー、移動又は削除する。
また第3処理解析ステップは、ユーザの処理対象となった情報群の各情報の属性情報テーブルに登録されている関連情報の属性情報テーブルを調べ、関連情報の属性情報テーブルにユーザの処理対象となった各情報が登録されていた場合に、関連情報の属性情報テーブルに登録されている処理対象となった各情報の登録内容を処理内容(コピー、移動又は削除)に応じて変更する。このためユーザが情報群に対して行ったコピー、移動又は削除といった処理によって、各情報の場所が変わった場合も、処理内容に合わせて各情報が登録されている属性情報テーブルの内容が変更され、ユーザは処理が実行される前と同様に、その後に同じ情報を処理する際に、属性情報テーブルに基づき関連情報を参照できる。
処理監視ステップは、情報群に対するユーザの一括した処理であるかどうかを、情報群の各情報の処理先、又は情報群の各情報に対する処理の起動時間の差の少なくともいずれかから判断する。このため、ある情報群の個々の情報に対して実行された処理を解析することで、ある情報群に対して一括して行われた処理を判別し、併せて処理が実行された情報群に含まれる情報を認識することができる。
本発明でユーザの処理対象する情報は、ファイル、フォルダ、WWWページ又はファイルのリンクを含む。また属性情報テーブルに登録する解析結果とは、情報のコピー、移動、削除、リンク生成、リンク削除又はドラック・アンド・ドロップの少なくともいずれかを含む。
更に関連情報表示ステップは、属性情報テーブルを参照して、複数の関連情報について関連性の深さを示す関連度を計算し、関連度の順に複数の関連情報を並べて表示する。
本発明は、属性情報テーブルに、ユーザにより指定された関連情報を登録する属性情報登録ステップを備える。また本発明は、更に、属性情報テーブルから、ユーザにより指定された関連情報を削除する属性情報削除ステップを備える。
また第3処理解析ステップは、属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込んで情報間の関係を登録した後に外部記憶装置に書き出す。
本発明は、ユーザの情報群に対する一括処理を対象とした関連情報管理のためのプログラムを提供する。このプログラムは、コンピュータに、
情報群に対するユーザの一括した処理を監視する処理監視ステップと、
処理監視ステップの監視結果からユーザの処理対象となった情報群の各情報とその処理内容を登録する処理対象情報テーブルを生成する第1処理解析ステップと、
処理対象情報テーブルに登録された各情報に対しどのような処理が行われたかを解析して各情報間の関係を抽出する第2処理解析ステップと、
記抽出された各情報間の関係を登録した属性情報テーブルを生成する第3処理解析ステップと、
属性情報テーブルに基づいて1又は複数の関連情報を表示する関連情報表示ステップと、
表示された関連情報の中から選択した情報へアクセスする関連情報アクセスステップと、
を実行させることを特徴とする。
また本発明は、ユーザの情報群に対する一括処理を対象とした関連情報管理装置を提供する。この関連情報管理装置は、情報群に対するユーザの一括した処理を監視する処理監視部と、処理監視部の監視結果からユーザの処理対象となった情報群の各情報とその処理内容を登録する処理対象情報テーブルを生成する第1処理解析部と、処理対象情報テーブルに登録された各情報に対しどのような処理が行われたかを解析して各情報間の関係を抽出する第2処理解析部と、抽出された各情報間の関係を登録した属性情報テーブルを生成する第3処理解析部と、属性情報テーブルに基づいて1又は複数の関連情報を表示する関連情報表示部と、表示された関連情報の中から選択した情報へアクセスする関連情報アクセス部と、を実行させることを特徴とする。
なお、ユーザの情報群に対する一括処理を対象とした関連情報管理のためのプログラム及び装置の詳細は、本発明の関連情報管理方法と基本的に同じになる。
図1は本発明が適用されるホストコンピュータのハードウェアのブロック図;
図2は本発明による関連情報管理の第1実施形態の機能構成のブロック図;
図3は図2に続く第1実施形態の機能構成のブロック図;
図4は図3におけるプロセス管理テーブルの説明図;
図5は図3における属性情報テーブルの説明図;
図6は本発明による情報管理の基本的な処理手順のフローチャート;
図7は図6のステップS1〜S4に対応した本発明による関連情報自動登録処理のフローチャート;
図8は図7の続く関連情報自動登録処理のフローチャート;
図9は図7のステップS2におけるフック処理の仕組みの説明図;
図10は図7のステップS2におけるフック処理の他の仕組みの説明図;
図11は図7のステップS4におけるプロセス管理テーブル更新処理のフローチャート;
図12は図7のステップS5における関連情報表示処理のフローチャート;
図13は本発明による関連情報の表示選択を提供するアプリケーション実行時の処理画面の説明図;
図14は情報Aの属性情報テーブルの登録最新日時に基づいた関連情報一覧の説明図;
図15は図1の実施形態における関連情報管理処理のタイムチャート;
図16は図15に続く関連情報管理処理のタイムチャート;
図17は本発明における関連情報ユーザ登録処理のフローチャート;
図18は本発明における関連情報ユーザ削除処理のフローチャート;
図19は本発明による関連情報管理の第1実施形態の変形例となる機能ブロック図;
図20は図19に続くの第1実施形態の変形例となる機能ブロック図;
図21は図20における表示スレッド管理テーブル、仮プロセス管理テーブル及びプロセス管理テーブルの説明図;
図22は図20におけるプロセス管理テーブル更新処理の説明図;
図23はユーザ一括処理を対象とした本発明による関連情報管理の第2実施形態の機能構成のブロック図;
図24は図23に続く第2実施形態の機能構成のブロック図;
図25は図24における処理対象情報テーブルの説明図;
図26は図24における属性情報テーブルの説明図;
図27は図23、図24の関連情報管理の基本的な処理手順のフローチャート;
図28は図27のステップS1〜S4に対応した関連情報自動登録処理のフローチャート;
図29は図28に続く関連情報自動登録処理のフローチャート;
図30は図27のステップS3における処理対象情報処理のフローチャート;
図31は図27のステップS5における関連情報表示処理のフローチャート;
図32は情報Aの属性情報テーブルの登録最新日時に基づいた関連情報一覧の説明図;
図33は本発明における関連情報ユーザ登録処理のフローチャート;
図34は本発明における関連情報ユーザ削除処理のフローチャート;
図35は図23、図24の実施形態で情報を一括して処理する場合の処理対象情報テーブルの生成説明図;
図36は図23、図24の実施形態で情報毎に処理する場合の処理対象情報テーブルの生成説明図;
図37は図36の情報毎に処理する場合の処理対象情報テーブル生成処理のフローチャート;
図38は図23、図24の実施形態におけるファイルの一括処理に伴う属性情報テーブルの変更処理の説明図;
図39は図38における属性情報テーブルの更新処理のフローチャート;
図40は図38に続く更新処理のフローチャート;
図41は図23、図24の実施形態におけるファイルの一括処理に伴う関連情報の属性情報テーブルに対する変更処理の説明図;
図42は図41に続く属性情報テーブルに対する変更処理の説明図;
図43は図41、図42における関連情報の属性情報テーブル更新処理のフローチャート;
図44は図43に続く属性情報テーブル更新処理のフローチャート;
図45は本発明の関連情報管理をネットワークに適用した場合の説明図;
図46は本発明で監視対象とするユーザ処理がショートカットに対する操作として行われた場合の説明図;
(単一情報のユーザ処理に基づく関連情報管理)
図1は本発明による関連情報管理のプログラムが適用されるホストコンピュータのハードウェア構成のブロック図である。図1において、ホストコンピュータ10は、CPU12、バス14、ROM16、RAM18及び入出力ユニット20からなり、入出力ユニット20を介して、ユーザインタフェース入力部22、ユーザインタフェース出力部24及び外部記憶装置26を接続している。ユーザインタフェース入力部22としてはキーボード、マウスなどがあり、ユーザインタフェース出力部24としてはディスプレイ、プリンタ、更にはインターネットに対する通信回線などがある。外部記憶装置26としては、通常、ハードディスクドライブHDDを使用している。CPU12は、ROM16、RAM18、入出力ユニット20、ユーザインタフェース入力部22、ユーザインタフェース出力部24及び外部記憶装置26を制御する。ROM16とRAM18はプログラム実行のための内部記憶装置である。入出力ユニット20は、ユーザインタフェース入力部22、ユーザインタフェース出力部24及び外部記憶装置26、更には、その他の外部機器との間でデータの入出力を行う。CPU12は、ROM16に予め記憶されているプログラムもしくは外部記憶装置26からRAMに読み込まれたプログラムを実行することにより、本発明の関連情報管理のための処理を実行する。またホストコンピュータ10で実行されるプログラムは、マイクロソフト社のウィンドウズXP(R)やリナックスなどのオペレーティングシステムOSに加え、アプリケーションプログラムとして本発明による関連情報管理のためのプログラムを実行する。
図2、図3は、本発明による関連情報管理の第1実施形態の機能構成のブロック図である。図2、図3において、本発明により提供される関連情報管理部40に対してユーザインタフェース28が設けられており、ユーザインタフェース28にあってはユーザが文書や画像の作成または編集などの作業を行っている。具体的には、例えばマイクロソフト社のウィンドウズXP(R)を例に取ると、ワード(R)やエクセル(R)などのアプリケーションを使用してファイルのアクセスにより文書作成や編集を行っており、例えばワード(R)による文書作成中にエクセル(R)に切り替えて必要なデータを利用するような作業を行う。この例では、異なるアプリケーションで扱う情報A,B,Cを示しており、ユーザの操作により情報Aと情報Bの間で、処理の遷移30、データのコピー32、データの移動34、リンク36などの処理が必要に応じて行われている。本発明による関連情報管理部40には、処理監視部42、プロセス管理テーブル作成部44、プロセス管理テーブル46、処理解析部48、属性情報テーブル50、属性情報読込部52、属性情報書出部54、ユーザ属性情報登録部56、ユーザ属性情報削除部58、関連情報表示部60及び関連度計算部62が設けられている。処理監視部42は、ユーザインタフェース28においてユーザがある情報に対し予め定めた処理を実行すると、この処理を検知して処理解析部48に渡す。この処理監視部42で所定の処理を監視して検知する処理は、処理のフックとして知られており、この実施形態にあっては次に列挙する処理をフックする。
(1)情報へのアクセス開始・終了
(2)他の情報へのリンク
(3)他の情報の読み込み
(4)プロセスやスレッド間の処理の遷移
(5)プロセスやスレッド間のデータコピー
(6)プロセスやスレッド間のデータ移動
(7)新しいプロセスやスレッドの生成
また処理監視部42でフックする情報には、ファイルやWWWのホームページなどがある。処理解析部48は、第1処理解析部48−1としての機能により、処理監視部42からのフックした処理に関するデータを受領すると、処理を実行された情報が新しい情報か否かを判断する。例えば処理解析部48は、プロセス管理テーブル46を参照して、処理を実行された情報が登録済みかどうかで新しい情報かどうかを判断する。ここでプロセス管理テーブル46には、実行中のプロセスとプロセスがアクセスしている情報の対応関係が登録されている。このプロセス管理テーブル46の登録はプロセス管理テーブル生成部44により行われる。プロセス管理テーブル生成部44は、処理解析部48を介して実行中のプロセスや各プロセスがアクセスしている情報を知り、プロセスと情報との対応関係を登録したプロセス管理テーブル46を生成したり更新したりする。このプロセス管理テーブル46は、例えば図4の内容を持っている。図4において、プロセス管理テーブル46はプロセス70とプロセスがアクセスしている情報名72の項目を持ち、この例ではプロセス1に情報Aが登録され、プロセス2にBが登録され、プロセス3に情報Cが登録され、更にプロセス4に情報Dが登録されている。
処理解析部48がプロセス管理テーブル46の参照により、フックした処理が実行された情報が新しい情報であった場合には、プロセス管理テーブル生成部44にプロセス管理テーブル46の更新を指示する。これを受けてプロセス管理テーブル生成部44は、フックした処理に関するデータに基いてプロセスと新しい情報との対応関係をプロセス管理テーブル46に登録する。また処理解析部48は、第2処理解析装置48−2としての機能により、抽出された情報間の関係を登録した属性情報テーブルを各プロセスの情報毎に生成する。このため属性情報読込部52に対し処理が実行された新しい情報に対応した属性情報テーブルの読込みを指示する。図1の外部記憶装置26に新しい情報の属性情報テーブルが存在すれば、その属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込んで属性情報テーブル格納部50に展開する。もし新しい情報の属性情報テーブルが外部記憶装置26に存在しない場合には、処理解析部48が属性情報テーブル格納部50に新しい情報の属性情報テーブルを作成する。
ここで属性情報テーブル格納部50に情報Aの属性情報テーブル50−1が存在し、またプロセス管理テーブル46に図2のようなプロセスと情報の対応関係の登録が行われている状態を例に取ると、属性情報テーブル50−1は図5のテーブル内容を持っている。図5において、情報Aの属性情報テーブル50−1には、情報Aに関連する関連情報B,C,D,E,Fが登録されている。即ち、属性情報テーブル50−1における関連情報名74の項目に、関連情報として情報B〜Fが登録される。このような属性情報テーブルに対応するある情報に対する関連情報としては、次のような情報を登録する。
(1)ある情報と同時期にアクセスしていた他の情報
(2)ある情報と処理を遷移した他の情報
(3)ある情報とデータをコピーした他の情報
(4)ある情報とハイパーリンクを貼った他の情報
(5)ある情報へ読み込んだ他の情報
(6)ユーザが直接、属性情報テーブルに登録した情報
例えば属性情報テーブル50−1において、情報Bは情報Aとデータをコピーした情報である。情報Cは情報Aと同時期にアクセスしていた情報である。情報Dは情報Aとデータをコピーした情報であり且つデータを移動した情報である。情報Eは情報Aとハイパーリンクを貼った情報である。更に情報Fはユーザが直接登録した情報である。ここで属性情報テーブルに対する関連情報の登録は、処理元となる情報Aの属性情報テーブル50−1に登録すると同時に、処理先となる他の情報の属性情報テーブル50−2にも登録する。例えば情報Aから情報Bにデータをコピーした場合、情報Aの属性情報テーブル50−1の関連情報名74に情報Bを記録し、同時に情報Bの属性情報テーブル50−2の関連情報名74に情報Aを登録する。更にある情報の属性情報テーブルは、関連情報に加え、次のような属性情報を登録する。
(1)処理の遷移回数
(2)データをコピーした回数、コピーしたデータの量
(3)データを移動した回数、移動したデータの量
(4)ハイパーリンクの回数
(5)読み込んだ回数(必要な場合は読み込んだデータの量)
(6)ユーザが直接、属性情報テーブルに登録したことを示すフラグ
(7)属性情報を登録した最新日時
これに対応して図5の情報Aの属性情報テーブル50−1には、関連情報名74に続いて処理遷移回数76、データコピー回数78、データコピー量80、データ移動回数82、データ移動量84、ハイパーリンク回数86、読込み回数88、直接登録フラグ90、登録最新日時92が、属性項目として設けられている。ここで属性情報テーブルの登録項目である処理遷移回数76とは、マイクロソフト社のウィンドウズXP(R)やリナックスなどのウィンドウシステムを備えたOSの場合、ウィンドウを遷移した回数などを表わす。例えばウィンドウズXP(R)でワード(R)とエクセル(R)を使っていた場合、ワード(R)から浮くセル(R)へや、円セル(R)からワード(R)へのウィンドウを遷移した回数である。また属性情報テーブルに既に関連情報名が登録済みの場合、該当する情報に上書き登録を行う。
再び図3を参照するに、処理解析部48による属性情報テーブルの読込みもしくは作成時点で処理を実行された情報に対応する属性情報テーブルが属性情報テーブル格納部50に存在する場合、既に存在している属性情報テーブルを更新する。例えばユーザインタフェース28において、情報Bへのアクセスを開始した時点で既に情報Aへアクセスしていた場合などである。この場合には、情報Aの属性情報テーブル50−1は既に存在しており、情報Bの属性情報テーブルの読み込みもしくは作成後、情報Bの属性情報テーブル50−2に対する関連情報及び情報Aの属性情報テーブル50−1に対する関連情報を更新する。即ち、情報Bの属性情報テーブル50−2に関連情報Aに関する属性データを登録し、情報Aの属性情報テーブル50−1には関連情報Bに関する属性データを登録する。一方、処理解析部48で処理監視部42から受領したフックした処理に関するデータから、処理を実行された情報が新しい情報ではなく且つ情報のアクセス終了でもなかった場合には、処理解析部48は処理の実行された情報の属性情報テーブルと処理の実行された情報に関連する関連情報の属性情報テーブルを更新する。例えばユーザが情報Bから情報Aに処理を遷移させた場合、情報Bの属性情報テーブル50−2と情報Bに関連する情報Aの属性情報テーブル50−1を更新する。即ち、情報Bの属性情報テーブル50−2に関連情報Aに関する属性データを登録し、情報Aの属性情報テーブル50−1には関連情報Bに関する属性データを登録する。更に処理解析部48が、処理監視部42でフックした処理が情報へのアクセス終了を判断した場合には、プロセス管理テーブル生成部44にプロセス管理テーブル46から終了したプロセスとそのプロセスがアクセスしていた情報との対応関係を表していた登録データの削除を行わせる。更に処理解析部48は、属性情報書出部54にプロセス管理テーブル46から削除した情報の属性情報テーブルの外部記憶装置への書出しを指示する。
属性情報登録部56は、ユーザインタフェース28でアクセスしている情報の属性情報テーブルに対し、ユーザの操作により関連情報を直接登録する。また属性情報削除部58は、ユーザインタフェース28でアクセス中の情報の属性情報テーブルからユーザの操作により指定された関連情報を削除する。関連情報表示部60は、ユーザインタフェース28で現在アクセス中の情報の属性情報テーブルの内容に基づいて、アクセスしている情報の関連情報を例えばユーザインタフェース64のように関連情報一覧65として表示する。この関連情報一覧65には例えば情報B,Cが表示されている。関連情報一覧65における複数の関連情報の表示は、関連情報表示ルール66に従ってソートした順番に表示される。この関連情報表示ルール66としては次のものがある。
(1)関連度
属性情報テーブルの属性データを用いて関係性の深さを示す関連度を計算し、関連度の降順または昇順でソートして表示する。関連度は関連度計算部62で計算され、例えば図4の属性情報テーブルにおける各属性項目の値に重みを掛け合わせ、その総和で関連度を計算する。
(2)日時
属性情報テーブルに関連情報や属性データを登録した最新日時の降順または昇順でソートして表示する。
(3)関連情報名
属性情報テーブルの関連情報名の降順または昇順でソートして表示する。
図3のユーザインタフェース64上における関連情報一覧65にあっては、関連情報名の昇順でソートした順番で、情報Aに関連する情報として関連情報B,Cを表示している。
ユーザインタフェース64の関連情報一覧65に表示された関連情報に対しては、ユーザがいずれかの関連情報を選択してアクセスする関連情報アクセス68により、選択した関連情報を参照することができる。
図6は、図2、図3の実施形態による本発明の関連情報管理処理の基本的な処理手順のフローチャートである。図6において、まずステップS1でユーザの情報に対する処理の実行を監視する処理監視を行っており、ユーザが情報への処理を実行すると、処理をフックし、ステップS2でプロセス管理テーブルの生成を行う。このプロセス管理テーブルの生成は、図4のように、プロセス管理テーブル46にプロセスと情報の対応関係を登録する。続いてステップS3で、ステップS1の処理の監視結果とステップS2で生成したプロセス管理テーブル46を参照し、各プロセスの情報の間でどのような処理が行われたかを解析し、情報間の関係を抽出する。そしてステップS4で属性情報テーブルを生成し、抽出した情報間の関係を登録する。具体的には、処理元となる属性情報テーブルに関連情報を登録し、同時に処理先となる情報の属性情報テーブルに関連情報を登録する。続いてステップS5で、ユーザが現在アクセス中の情報に対応した属性情報テーブルに基づいて関連情報表示を行う。更にステップS6で、表示された関連情報の中から適宜の関連情報を選択することで関連情報にアクセスすることができる。
図7、図8は、図6のステップS1〜S4に対応した本発明による関連情報自動登録処理のフローチャートである。この関連情報自動登録処理は、ステップS1でユーザがある情報への処理を実行すると、ステップS2でユーザによる情報への処理をフックし、フックした処理に関するデータが処理監視部42より処理解析部48に引き渡される。これを受けて処理解析部48は、ステップS3で、処理が実行された情報は新しい情報か否か確認する。具体的には、プロセス管理テーブル46を参照し、未登録であれば新しい情報と判断し、ステップS4の処理に進む。ステップS4にあっては、プロセス管理テーブル生成部44に対する指示でプロセス管理テーブルの生成処理を実行し、プロセス管理テーブル46にプロセスと情報の組を追加登録する。続いてステップS5で処理の実行情報の属性情報テーブルの外部記憶装置26からの読込みを指示する。この読込指示に対し、ステップS6で処理の実行情報の属性情報テーブルが外部記憶装置に存在するか否かチェックし、存在していなければ、ステップS7で処理の実行情報の属性情報テーブルを新たに作成する。外部記憶装置に存在すれば、ステップS8で実行情報の属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込む。そしてステップS9で実行情報に関連する関連情報が既にある場合には、実行情報の属性情報テーブルと関連情報の属性情報テーブルをそれぞれ更新する。例えば実行情報がB、関連情報がAであった場合には、実行情報Bの属性情報テーブル50−1に情報Bに関する属性データを登録し、関連情報テーブルAの属性情報テーブル50−1には情報Bに関する属性データを登録する。一方、ステップS3で処理を実行された実行情報が新しい情報でなかった場合には、ステップS10に進み、実行情報へのアクセス終了の有無をチェックする。アクセス終了でなければステップS11に進み、実行情報の属性情報テーブルとその関連情報の属性情報テーブルをそれぞれ更新する。ステップS10で実行情報へのアクセス終了であった場合には、ステップS12に進み、プロセス管理テーブルからの実行情報の項目削除を行った後、ステップS13で実行情報の属性情報テーブルを外部記憶装置26に書き出して、一連の関連情報自動登録処理を終了する。
ここで図7のステップS2のフック処理の詳細を説明する。ウィンドウズ(R)等のOSで処理のフックを実現するためには、監視したい処理が呼び出された場合に処理を監視する関数である処理監視関数が呼び出されるようにする。この方法には、
(1)関数のアドレスを書き換える方法
(2)コールバック関数による方法
の2つがある。
図9は関数のアドレスを書き換えるフック処理の実現方法である。図9(A)はフック処理導入前のメモリマップであり、監視対象処理の呼出コマンド「CALL xxxx」によってアドレスxxxxの監視対象処理の関数116を呼び出すことができる。図9(B)は関数のアドレスを書き換える方法によりフック処理を導入した後のメモリマップである。即ち、アドレスzzzzに処理監視関数118を準備し、監視対象処理の呼出コマンド114のアドレスを処理監視関数118のアドレスzzzに変更した「CALL zzzz」とする。そして処理監視関数118に、監視対象処理の関数16に対する呼出コマンド120として「CALL xxxx」を設けておく。このような図9(B)による関数のアドレス書き換えにより監視対象処理の呼出コマンド114を実行すると、フック処理の導入前は監視対象処理の関数116が呼び出されるが、フック処理導入後にあっては処理監視関数118が呼び出される。この処理監視関数118は、監視対象処理の内容を図3の処理解析部48に引き渡した後、監視対象処理の関数116を呼び出す。
図10はフック処理を実現する他の方法としてコールバック関数を用いた方法である。このフック処理の方法は、イベントフラグ124とこれに対応付けられたコールバック関数122−1,122−2,…を用いる。イベントフラグ124は、ある処理が呼び出されたときに状態が変化するフラグである。本発明の場合には、監視対象処理の呼出コマンド114の「CALL xxxx」の実行により監視対象処理の関数116が呼び出されたときに、呼び出された監視対象処理の関数116がイベントフラグ124の状態を変更する。イベントフラグ124の状態はイベントフラグ監視プログラム122により監視されている。イベントフラグ監視プログラム122は、イベントフラグ124の状態が変化すると、これに対応している予め登録されているコールバック関数を呼び出す。この関係は、ちょうどハードウェアによる割込みがイベントフラグ124に相当し、また割込ベクターに登録された関数がコールバック関数に相当する。本発明のフック処理のためには、フックしたい監視対象処理が呼び出されたときにイベントフラグ124を変更するように、監視対象処理の関数116にフラグ変更機能を設けておく。また処理監視関数として、処理監視関数130,132をそれぞれアドレスxxxx,yyyyに持つ場合、イベントフラグ監視プログラム122に各処理監視関数130,132をコールバック関数122−1,122−2のようにアドレスを登録しておく。この仕組みにより、監視対象処理の呼出コマンド114の「CALL xxxx」の実行により監視対象処理の関数116が呼び出されると、イベントフラグ変更126の処理を受けてイベントフラグ124の状態が変化し、イベントフラグ監視プログラム122によってコールバック関数122−1を使用して処理監視関数130が呼ばれる。処理監視関数130は、監視対象処理の内容を調べ、図3の処理解析部48に引き渡す。
図11は、図6のステップS2におけるプロセス管理テーブル生成処理のフローチャートであり、プロセスとユーザがアクセスしている情報が1対1に対応している場合のプロセス管理テーブルの生成処理である。まずステップS1で、処理解析部48からプロセス管理テーブル生成部44がプロセス管理テーブル46の更新指示を受けると、ステップS2で、フックした処理に関するデータからプロセスがプロセス管理テーブル46に未登録のプロセスか否か確認する。ここで処理解析部48から与えられるフックした処理に関するデータとしては、フックした処理の対象プロセスを一意に決定する識別情報と、このプロセスがアクセスしている情報名を含んでいる。ステップS2でプロセス管理テーブル46に登録済みのプロセスであった場合には、プロセス管理テーブルの生成処理を終了する。未登録のプロセスであった場合にはステップS3に進み、プロセス管理テーブルにプロセスとこのプロセスがアクセスしている情報の組を登録することにより、プロセス管理テーブル46を更新する。
図12は、図6のステップS5における関連情報表示処理のフローチャートである。この関連情報表示処理は、ステップS1でユーザがある情報の関連情報の表示を選択して指示すると、ステップS2で、指示された情報の属性情報テーブルが存在するか否かチェックする。属性情報テーブルが存在すれば、ステップS3で属性情報テーブルの関連情報について関連度でソートして表示するか否かチェックする。関連度によるソート表示が指定されていた場合には、ステップS4に進み、指示情報の属性情報テーブルから各関連情報との関連の深さを示す関連度を計算する。最終的にステップS5で、指定されたソート条件と表示条件で関連情報を表示する。この指定ソート条件としては、図3の関連情報表示ルール66に示した関連度、日時または関連情報名の3つがある。ここで図12の関連情報表示処理において、関連情報を表示する対象となる情報は、例えば次のように指定する。現在ユーザが処理中の情報に対応する関連情報を表示する。例えばウィンドウズXP(R)でワード(R)とエクセル(R)を使っており、ワード(R)で編集中の場合、ワード(R)で編集しているファイルの関連情報を表示する。
関連情報を表示する際に、どの情報の関連情報を表示するかをユーザが直接指定する。例えばウィンドウズXP(R)のファイル参照ダイアログでファイルを指定し、そのファイルの関連情報を表示する。
図13は、現在ユーザが処理中の情報に対応した関連情報の表示の具体例である。図13において、作業画面94には、アプリケーション1の情報Aのウィンドウ96、アプリケーション2の情報Bのウィンドウ98、更にアプリケーション3の情報Cのウィンドウ100の3つが存在しており、現在、ユーザはアプリケーション1の情報Aのウィンドウ96で処理を実行中である。このような場合には、作業画面94の右下に本発明の関連情報管理を実現する実装アプリケーションの関連情報メニューウィンドウ102が表示される。この関連情報メニューウィンドウ102には、登録メニューボタン104、削除メニューボタン105、一覧メニューボタン106が設けられている。関連情報を表示したい場合には、一覧メニューボタン106をマウスなどによりクリックすると、関連情報一覧108が表示される。関連情報一覧108には「情報Aの関連情報を表示します」のメッセージが表示され、その下に情報Aの関連情報B,Cが表示され、更にアクセスのためのチェックボックス110,111が設けられている。このため、ユーザが関連情報一覧から例えば情報Cを参照した場合には、チェックボックス111をマウスでクリックすることで、作業画面94に情報Cを展開することができる。
図14は、図12の関連情報表示処理の対象となる情報Aの属性情報テーブル50−1と共に、これに基づいて表示された関連情報一覧188を表わしている。この関連情報一覧188は、情報Aの属性情報テーブル50−1の例えば登録最新日時を昇順にソートして表示している。即ち、登録最新日時の新しい情報F,E,D,C,Bの順に、関連情報一覧188にソートした表示が行われている。もちろん関連情報表示としては、これ以外に、関連情報名によるソートあるいは書類遷移回数から読込回数までの属性データに所定の重みを掛けて総和を求めた関連度のソートによる表示であってもよういことはいうまでもない。
図15、図16は、図6のフローチャートに従った関連情報管理処理の全体的な処理のタイムチャートである。図15、図16において、いま情報へのユーザ処理134として、処理136でユーザが情報Aへのアクセスを開始したとすると、処理監視部42が処理138として情報Aへのアクセスの開始をフックし、フックに伴うデータを処理解析部48に引き渡す。これを受けて処理解析部48は、プロセス管理テーブル生成部44に更新を指示し、プロセス管理テーブル46は処理140として、プロセス管理テーブル46に情報Aの項目、即ちプロセスと情報Aの組を追加する。また処理解析部48は、情報Aの属性情報テーブルの読込みを属性情報読込部52に指示し、処理142において情報Aの属性情報テーブルの読込みが行われる。この情報Aに対するユーザの処理中に情報へのユーザ処理134として、処理146でユーザが情報Bへのアクセスを開始したとすると、処理監視部42が処理148として情報Bへのアクセス開始をフックし、処理解析部48にフックに伴うデータを引き渡す。処理解析部48は、処理150によりプロセス管理テーブル生成部44にプロセス管理テーブルの更新を指示し、処理152でプロセス管理テーブル46に情報Bの項目、即ちプロセスと情報Bの組を追加登録する。更に処理解析部48は処理154により、属性情報読込部52に対し情報Bの属性情報テーブルの読込みを指示し、処理136として情報Bの属性情報テーブルの読込みが行われ、処理解析部48の処理158に引き渡す。処理158にあっては、読み込まれた情報Bの属性情報テーブルへの関連情報として同時にアクセスした情報Aを登録する。また処理160として、情報Aの属性情報テーブルへの関連情報として同時にアクセスした情報Bを登録する。更に、情報へのユーザ処理134として処理162において情報Bから情報Aへのユーザの処理対象変更(処理遷移)が行われると、処理監視部42が処理164で情報Bから情報Aへの処理遷移をフックし、処理解析部48にフックに伴うデータを引き渡し、処理166で情報Aの属性情報テーブルに情報Bから情報Aへの処理遷移を登録する。同時に、処理168で情報Bの属性情報テーブルへ情報Bから情報Aへの処理の遷移を登録する。この状態で、関連情報表示部60において処理170により情報Aの関連情報表示の指示が行われ、このときソート条件として関連度が設定されていたとすると、関連度計算部62が処理172で情報Aの各関連情報の関連度を計算し、この関連度に基づき関連情報表示部60が処理174で関連度でソートした情報Aの関連情報を一覧表示する。更に、情報へのユーザ処理134における処理176でユーザによる情報Aへのアクセス終了が行われると、処理監視部42が処理178で情報Aへのアクセスの終了をフックし、処理解析部48にフックしたデータを引き渡す。これを受けて処理解析部48は、処理180でプロセス管理テーブル生成部44に更新を指示し、処理182においてプロセス管理テーブル46から情報Aの項目削除が行われる。また処理解析部48は、処理184により属性情報書出部54に書込指示を行い、これを受けて処理186で属性情報Aの属性情報テーブルを外部記憶装置に書き出す。
図17は、図3の関連情報管理部40に設けているユーザ属性情報登録部56による関連情報ユーザ登録処理のフローチャートである。ステップS1において、ユーザがある情報の関連情報の登録を指示すると、ユーザ属性情報登録部56が指示対象となっている情報の属性情報テーブルが読込済みか否かをステップS2で判断する。属性情報テーブルが読み込まれていない場合には、ステップS3に進み、属性情報読込部52に対し指示された情報(以下「指示情報」という)の属性情報テーブルの読み込みを指示する。続いてステップS4で、指示情報の属性情報テーブルが外部記憶装置に存在するか否かチェックする。存在していなければ、ステップS5で指示情報の属性情報テーブルを新たに生成する。存在していれば、ステップS6で外部記憶装置から指示情報の属性情報テーブルを読み込む。ステップS2で属性情報テーブルが読込済み、もしくはステップS3〜S5により外部から読込みまたは新規生成された場合には、ステップS7で指示情報の属性情報テーブルにユーザが指定した関連情報を登録する。この場合の登録する関連情報は、例えばウィンドウズXP(R)のファイル参照ダイアログでファイルを指定し、そのファイルを関連情報として登録する。また関連情報を登録する際に、その属性データとして図5の情報Aの属性情報テーブル50−1の直接登録フラグ90の項目における情報Fのように、直接登録したことを示すフラグ「1」を立てる。最後にステップS8で、登録済みの属性情報テーブルを外部記憶装置26に書き出す。
図18は、図3の関連情報管理部40に設けたユーザ属性情報削除部58による関連情報ユーザ削除処理のフローチャートである。ステップS1でユーザがある情報(以下「指示情報」という)の関連情報の削除を指示すると、ユーザ属性情報削除部58はステップS2で指示情報の属性情報テーブルの読込済みか否か判断し、属性情報テーブルが存在しなければ、ステップS3で属性情報読込部52に対し指示情報の属性情報テーブルの読込みを指示する。続いてステップS4で指示情報の属性情報テーブルが外部記憶装置26に存在するか否かチェックし、存在しなければ処理を終了する。存在していた場合には、ステップS5で指示情報の属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込む。ステップS2で指示情報の属性情報テーブルが読込済みであるか、あるいはステップS3〜S5により外部記憶装置から読み込まれた後は、ステップS6で指示情報の属性情報テーブルから関連情報を一覧表示する。続いてステップS7で、削除する関連情報をユーザが指示し、ステップS8でユーザが確定操作を行うと、属性情報テーブルから指示された関連情報を削除する。最後にステップS9で、削除済みの属性情報テーブルを外部記憶装置26に書き出す。
図19、図20は、本発明による関連情報管理の第1実施形態の変形例の機能ブロック図である。この実施形態の関連情報管理は、マルチスレッドOSで実行される複数のスレッドを含むプロセス管理テーブルの生成により関連情報の管理を行うようにしたことを特徴とする。マルチスレッドOSにあっては、プログラム(プロセス)の中で複数のスレッドを実行することができる。スレッドとは、マルチスレッドOSでのプログラムの実行単位である。即ち、1つのプロセスで複数の情報にアクセスし、それぞれの情報を別のスレッドで処理することが可能である。この実施形態にあっては、表示スレッドを例に取っている。図19において、ユーザインタフェース190には、同時にアクセスする情報としてプロセス1による情報とプロセス2による情報が設けられ、プロセス1,プロセス2はそれぞれ2つの表示スレッドにより、情報A,情報B、及び情報C,情報Dをアクセスしている。図20の情報管理部40には、図3の実施形態と同様、処理監視部42、処理解析部48、属性情報テーブル格納部50、属性情報読込部52、属性情報書出部54、ユーザ属性情報登録部56、ユーザ属性情報削除部58、関連情報表示部60及び関連度計算部62が設けられている。これに加え図20の実施形態にあっては、マルチスレッドOSに対応してプロセス管理テーブル生成部194、プロセス管理テーブル196、表示スレッド管理テーブル生成部198及び表示スレッド管理テーブル200を設けている。
図21は、図20の情報管理部40で生成される表示スレッド管理テーブル200、仮プロセス管理テーブル202及びプロセス管理テーブル196の具体例である。表示スレッド管理テーブル生成部198は、処理解析部48を介して表示中のスレッドや各スレッドが表示している情報を認識し、スレッドと情報の関係をまとめた図21の表示スレッド管理テーブル200を生成したり更新する。図21の表示スレッド管理テーブル200は、図20のユーザインタフェース190のように、スレッド1が情報Aを表示中であり、スレッド3が情報Cを表示中であることが登録されている。プロセス管理テーブル生成部194は、処理解析部48を介して実行中のプロセスや各プロセスがアクセスしている情報を認識し、まず一時的にプロセスと情報との対応関係をまとめた図21の仮プロセス管理テーブル202を生成したり更新したりする。図21の仮プロセス管理テーブル202の例では、プロセス1が情報Aと情報Bを処理中であり、プロセス2が情報Cと情報Dを処理中であることが、仮プロセス管理テーブル202に登録されている。更にプロセス管理テーブル生成部194は、表示スレッド管理テーブル生成部198を介して表示スレッド管理テーブル200を参照し、仮プロセス管理テーブル202とマージすることによりプロセス管理テーブル196を生成する。即ちプロセス管理テーブル196には、表示スレッド管理テーブル200と仮プロセス管理テーブル202のマージによりプロセス1にスレッド1とスレッド2が登録され、且つスレッド1に情報Aが、スレッド2に情報Bが登録される。またプロセス2について、スレッド3とスレッド4が登録され、更にスレッド3に情報Cが、スレッド4に情報Dが登録される。このプロセス管理テーブル196によってプロセス、スレッド、情報との三者の対応関係が管理される。
図22は、図19、図20の実施形態におけるプロセス管理テーブル生成処理のフローチャートである。ウィンドウズXP(R)などのマルチスレッドOSでは、スレッドがプログラムの実行単位となっており、このとき1つのプロセス内で複数のスレッドが実行され、プロセスとユーザがアクセスしている情報が1対1に対応しないことがある。例えばウィンドウズXP(R)のワード(R)で複数のファイルにアクセスした場合、ワード(R)のプロセスは1つだけであるがスレッドは各ファイルの処理ごとに生成される。具体的には、ワード(R)のプロセスが生成したあるスレッドがファイルを開いても、別のスレッドが開いたファイルを画面に表示する。このようにプロセスと情報が1対1に対応していない場合、図22のプロセス管理テーブル生成処理が行われる。このフローチャートにあっては、表示スレッド管理テーブル生成部198に加え、プロセス管理テーブル作成部194を仮プロセス管理テーブル生成処理部194−1とテーブルマージ処理部194−2の機能に分けてフローチャートを示している。まず表示スレッド管理テーブル生成処理部178は、ステップS101で解析処理部48から渡されたフックした処理に関するデータに基づき、フックした処理が表示スレッド管理テーブル200に未登録のスレッドに対するものか否か、ステップS102で確認する。登録済みのスレッドであった場合には、表示スレッド管理テーブル200の生成処理を終了する。未登録のスレッドであった場合には、ステップS103に進み、表示スレッド管理テーブルにスレッドと情報の組を登録して更新する。例えば、ウィンドウズXP(R)のワード(R)で複数のファイルにアクセスを開始した場合を考えると、スレッドが各ファイルをウィンドウに表示すると、その処理を処理監視部42がフックして処理解析部48に渡す。処理解析部48は、各ウィンドウのスレッドを一意に表わす識別情報とウィンドウに表示しているファイルの名前(情報名)を表示スレッド管理テーブル生成部178に渡す。ウィンドウに表示しているファイルの名前は、タイトルバーの文字列などから取得する。このような解析処理部48からのスレッド識別情報とウィンドウ表示のファイル名から、表示スレッド管理テーブル200にスレッドと情報の組を登録する更新ができる。仮プロセス管理テーブル生成処理部194−1は、ステップS201で処理解析部48から渡されたフックした処理に関するデータ、具体的にはプロセスを一意に決定する識別情報と、このプロセスがアクセスしている情報名を含むデータに基づき、フックした処理が仮プロセス管理テーブル202に未登録のプロセスに対するものか否か、ステップS202で確認する。登録済みのプロセスであれば、仮プロセス管理テーブル202の更新処理を終了する。未登録のプロセスであれば、ステップS203で仮プロセス管理テーブルにプロセスと情報の組を登録する。例えばウィンドウズXP(R)のワード(R)で複数のファイルにアクセスを開始した場合、1つのワード(R)のプロセスに対しアクセスを開始した複数のファイル名を情報名として仮プロセス管理テーブル202に登録する。このようにして表示スレッド管理テーブル生成部198及び仮プロセス管理テーブル生成処理部194−1による表示スレッド管理テーブル200及び仮プロセス管理テーブル202の生成が済むと、テーブルマージ処理部194−2がステップS301における処理解析部48からのプロセス管理テーブル196の更新依頼に基づき、ステップS302で仮プロセス管理テーブル202と表示スレッド管理テーブル200を参照し、ステップS303で両者をマージしてプロセス管理テーブル196を更新する。このようなマルチスレッドOSを対象としたプロセス、スレッド、情報の対応関係を登録したプロセス管理テーブル196を生成した後の関連情報自動登録処理及び関連情報表示処理、更には関連情報参照のためのアクセスについては、図2、図3の実施形態におけるプロセスと情報が1対1に対応した場合と同様、プロセス単位に行われる情報のアクセスをフックして、処理元の情報の属性情報テーブル及び処理先の情報の属性情報テーブルのそれぞれの更新を行う。また、ユーザが実行中のスレッドに対応した情報の属性情報テーブルに基づく関連情報の表示、あるいはユーザが直接指定した情報についての属性情報テーブルに基づく関連情報の表示、更には表示された関連情報の選択による関連情報のアクセスも同様に行う。
(情報群に対するユーザ処理の関連情報管理)
図23、図24は、情報群に対するユーザ処理を対象とした本発明による関連情報管理の第2実施形態の機能構成のブロック図である。図23、図24において、本発明により提供される関連情報管理部240に対してはユーザインタフェース228が設けられており、ユーザインタフェース228にあっては、ユーザが文書や画像の作成または編集などのために複数の情報を格納した情報群に対し、移動、コピー、削除などの処理を行っている。この例では、情報群としてフォルダ230−1〜230−5を示している。例えばフォルダ230−1は、フォルダ内に情報A,情報B,情報Cを格納しており、ユーザ処理232としては例えば、フォルダ230−1の中の情報Aと情報Bを別のフォルダ230−2に移動する処理を行う。移動先のフォルダ230−2には既に情報Dと情報Eが格納されており、ここにフォルダ230−1から移動されてきた情報A,情報Bが追加される。またフォルダ230−5にはフォルダ230−3,230−4が格納されており、フォルダ230−3,230−4を1つの情報としてコピー、移動、削除などの処理を行うこともできる。本発明による関連情報管理部240には、監視処理部242、処理対象情報収集部244、処理対象情報テーブル246、解析処理部248、属性情報テーブル格納部250、属性情報読込部252、属性情報書出部254、属性情報削除部255、ユーザ属性情報登録部256、ユーザ属性情報削除部258、関連情報表示部260及び関連度計算部262が設けられている。監視処理部242は、ユーザインタフェース228においてユーザがある情報群に対し移動、コピー、削除などの処理を実行すると、この処理を検知して解析処理部248に渡す。ここでユーザの処理の対象となる情報群とは次のような情報である。
(1)ファイル
(2)フォルダ
(3)WWWページ
(4)ファイルのリンク
また監視処理部242で監視するユーザによる処理は次のような処理である。
(1)情報のコピー
(2)情報の移動
(3)情報の削除
(4)情報のリンク生成
(5)情報のリンク移動
(6)情報のリンク削除
(7)ドラック・アンド・ドロップ
解析処理部248は、処理監視部242の監視結果からユーザの一括処理の対象となった情報群中の各情報を登録した処理対象情報テーブル246を生成する第1処理解析部248−1の機能を備え、これにより作成される処理対象情報テーブル246は、ユーザによる処理ごとに生成される。次に処理解析部248は、生成した処理対象情報テーブル246を参照し、処理対象情報テーブルに登録された各情報に対し、どのような処理が行われたかを解析して、各情報間の関係を抽出する第2処理解析部248−2としての機能を備える。更に、処理解析部248は、抽出された各情報間の関係を登録した属性情報テーブル例えば属性情報テーブル250−1を作成して、属性情報テーブル格納部250に格納する第3処理解析部248−3としての機能を備える。この属性情報テーブルは処理対象情報テーブル246に登録された各情報ごとに生成する。ここで解析処理部248により作成される処理対象情報テーブル246は、例えば図25の処理対象情報テーブル246−1のようになる。この処理対象情報テーブル246−1は、図23のユーザインタフェース228において、フォルダ230−1の情報Aと情報Bをフォルダ230−2に一括して移動する処理についての監視処理部242より得られた監視結果に基づいて作成されている。即ち、処理対象情報テーブル246−1は、関連情報名270、情報種別272及び処理内容274で構成され、ユーザインタフェース228によるユーザによる一括した移動処理の監視結果に基づき、関連情報名270に「情報A」と「情報B」が登録され、情報種別272としてそれぞれについて「処理対象」が登録され、更に処理内容274として「移動」が登録される。このようなユーザ一括処理の監視結果に基づいて作成された処理対象情報テーブル246−1には、更に図24の処理対象情報収集部244によって、ユーザの処理対象となった処理元と処理先の情報群に含まれる処理対象とならなかった情報(対象外情報)を調べて登録する処理が行われる。
図23のユーザインタフェース228におけるフォルダ230−1から230−2に対する情報Aと情報Bの一括した移動処理にあっては、まず移動元のフォルダ230−1を調べることで、処理対象となっていない情報Cを検出し、これを図21の関連情報名270に「情報C」として登録し、情報種別272としては「移動元」を登録する。なお処理内容274は処理対象となっていないことから、空きである。次に図23の移動先のフォルダ230−2を調べ、「情報D」と「情報E」を収集し、図25の関連情報名270に移動先から収集した「情報D」と「情報E」を登録し、情報種別272はそれぞれ「移動先」とする。この場合も処理内容274は処理対象となっていないことから空きとしている。ここではファイルを対象としたユーザによる一括した移動処理を例にとっているが、処理対象情報収集部244により調べて収集する処理元や処理先にある情報としては、ファイルを含めて次のような情報である。
(1)ファイル(アーカイブファイルに記憶されているファイルを含む)
(2)フォルダ
(3)データベース中の情報
(4)アプリケーションが処理中の情報
図26は、図24の解析処理部248により処理対象情報テーブル246に登録された各情報に対し、どのような処理が行われたかを解析して抽出された各情報間の関係を登録した属性情報テーブルの具体例であり、属性情報テーブルには、ある情報の関連情報と、ある情報と関連情報に対して行われた処理の内容や回数などの属性情報が記録される。図26の属性情報テーブル250−1は、図25の処理対象情報テーブル246−1に登録された情報Aについて作成された属性情報テーブルの例である。属性情報テーブル250−1は、関連情報名275、コピー回数276、移動回数278、リンク生成回数280、リンク削除回数282、直接登録284及び登録最新日時286が設けられている。この場合、情報Aの属性情報テーブル250−1であることから、画像情報名275には関連情報として情報B、情報D、情報Eが記録されている。ここで属性情報テーブル250−1について情報Aと関連情報である情報Bとの関係を例に取ると、情報Aと情報Bとはコピーが10回、移動が6回、リンク生成が1回、一括処理として行われたことが記録され、更に情報Bに関する属性値情報を登録した最新日時は2001/12/21/10:00であることが記録されている。
更に処理解析部248は、処理対象となった情報群の各情報の属性情報テーブルに登録されている関連情報を調べ、調べた関連情報の属性情報テーブルに一括ユーザ処理対象となった情報群の各情報が登録されているかを調べる。これにより関連情報の属性情報テーブルに一括ユーザ処理対象となった情報群の各情報が登録されていた場合には、調べた関連情報の属性情報テーブルに登録されている一括ユーザ処理対象となった情報群の各情報の登録内容を、コピー、移動、削除などの処理内容に応じて変更する。更に図24の関連情報管理部240に設けた属性情報読込部252は、処理解析部248の指示に従って属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込む。また属性情報書出部254は、処理解析部248の指示に従って属性情報テーブルを外部記憶装置に書き出す。更に属性情報削除部255は、処理解析部248の指示に従って属性情報テーブルを外部記憶装置から削除する。関連情報表示部260は、関連度計算部262が求めた関連度や属性情報の登録日時、情報の名前などをソートして表示する。例えばユーザが情報Aを指定した場合には、関連情報表示部60はユーザインタフェース62のように、関連情報一覧265として例えば情報B、情報D、情報Eを表示する。この関連情報一覧265における複数の関連情報の表示は、関連情報表示ルール266に従ってソートした順番に表示される。この関連情報表示ルール266として定められた関連度、日時、関連情報名の詳細は、図2、図3の第1実施形態における関連情報表示ルール66と基本的に同じになる。更に図24の関連情報管理部240に設けたユーザ属性情報登録部256は、選択した情報の属性情報テーブルに関連情報とその属性情報をユーザの指示により直接登録する。またユーザ属性情報削除部258は、選択した情報の属性情報テーブルから関連情報とその属性情報をユーザの指示により直接削除する。
図27は、図23、図24の第2実施形態によるユーザの一括処理を対象とした関連情報管理処理の基本的な処理手順のフローチャートである。図27において、まずステップS1で複数の情報を含む情報群、例えばフォルダに対するユーザの処理を監視する。ステップS1でユーザ一括処理に対する監視結果が得られると、次のステップS2でユーザ一括処理の内容を解析し、処理対象情報テーブルに登録する。次にステップS3で、ユーザ一括処理の処理元と処理先にある情報を収集し、処理対象情報テーブルに登録する。続いてステップS4で、ステップS2,S3の処理解析及び処理対象情報収集により得られた処理対象情報テーブルの内容に基づいて、各情報について属性情報テーブルを更新する。次にステップS5で、ある情報について、その属性情報テーブルに登録されている関連情報を表示し、ステップS6で、表示された関連情報をユーザが選択すると、選択した関連情報にアクセスすることになる。
図28及び図29は、図23及び図24の第2実施形態における属性情報自動登録処理のフローチャートであり、このフローチャートは図27のステップS1〜S4の詳細を表わしている。図28、図29において、ステップS1でユーザが、ある情報群に対しある処理を実行したことが判別されると、ステップS2に進み、処理監視部242がユーザの処理を監視しており、監視結果を処理解析部248に通知する。ここでステップS1におけるユーザの処理としては、既に説明したように、情報のコピー、移動、削除などがある。またユーザが処理を行った情報群としては、既に説明したように、ファイル、フォルダ、WWWページ、ファイルのリンクなどがある。例えば、ユーザがファイルの集合やフォルダの集合、もしくはファイルとフォルダの集合などに対し、コピーや移動などの処理を行った場合、ステップS2で処理監視部242がこれらの処理を監視し、監視結果を処理解析部248に通知する。続いてステップS3で、処理解析部248は処理監視部424から通知された処理が実行された情報群を処理対象情報テーブル246に登録する。例えば19のユーザインタフェース228に示したように、フォルダ230−1の情報Aと情報Bを一括してフォルダ232に移動した場合、処理解析部248は図21の処理対象情報テーブル246の関連情報名270に対する「情報A」「情報B」の登録、情報種別272に対する「処理対象」の登録、更に処理内容274に対する「移動」の登録を行う。次にステップS4において、処理解析部248は処理対象収集部244を呼び出す。処理対象収集部244は、処理監視部242の監視結果として得られた処理元と処理先にある情報を収集し、処理対象情報テーブル246に登録する。このステップS4における処理対象情報処理の詳細は図30のフローチャートのようになる。
図30おいて、処理対象情報収集処理は、まずステップS1で、監視した処理が実行された情報群の処理元と処理先を取得し、ステップS2で処理元にある全ての情報の一覧を取得する。例えば図23の処理元となるフォルダ230−1の場合には、情報A、情報B、情報Cを取得する。次にステップS3で、取得した処理元の情報の一覧に処理対象となった情報群に含まれない情報があるか否か判別する。この場合には情報Cが、処理対象となった情報群に含まれない情報であることから、ステップS4に進み、処理元の情報の中で処理対象となった情報群に含まれない情報Cを図25の処理対象情報テーブル246−1に登録する。即ち、関連情報名270に「情報C」を登録し、また情報種別272に「移動元」を登録する。次にステップS5で、処理先にある全ての情報の一覧を取得する。例えば図23の移動先であるフォルダ230−2の情報Dと情報Eを取得する。続いてステップS6で、取得した処理先の情報の一覧に処理対象となった情報郡に含まれない情報があるか否かチェックする。この場合には、取得した情報D及び情報Eが移動処理の対象となった情報Aと情報Bに含まれないことから、ステップS7に進み、処理先の情報で処理対象となった情報郡に含まれない情報Dと情報Eを、例えば図25の処理対象情報テーブル246−1のように登録する。
再び図28を参照するに、ステップS4で処理対象情報テーブルに対する処理元及び処理先にある情報の収集登録が済むと、ステップS5に進んで、処理解析部248は処理対象情報テーブルの中の各情報に対応する属性情報テーブルの読込済みか否かをチェックする。読込済みでなければステップS6に進み、処理対象情報テーブルの中の各情報の属性情報テーブルが外部記憶装置に存在するか否かチェックし、存在すれば、ステップS7で属性情報読込部252に対し外部記憶装置からの読込みを行わせる。ステップS6で外部記憶装置に存在しなければ、ステップS8で、存在していない処理対象情報テーブル中の情報の属性情報テーブルを新たに作成する。続いてステップS9で処理対象情報テーブル246を参照し、その中の各情報の属性情報テーブルを更新する。例えば図23の処理対象情報テーブル246−1の場合、情報A、情報B、情報C、情報D、情報Eの属性情報テーブルを更新する。この処理対象情報テーブル246−1の登録内容は、情報Aと情報Bを一括して移動し、移動元に情報Cが存在しており、移動先に情報Dと情報Eが存在していた状況を表わしている。この場合には、図26のように、情報Aの属性情報テーブル250−1には一緒に移動した情報Bに加え、移動によって関連が深くなった移動先の情報Dと情報Eを登録し、一方、移動によって関連が薄くなった移動元の情報Cを削除した更新結果となっている。
ここで、属性情報テーブルに登録する関連情報に対する属性情報をまとめると次のような属性情報を登録する。
(1)一緒にコピーした回数
(2)一緒に移動した回数
(3)一緒に削除した回数
(4)一緒にリンクを生成した回数
(5)一緒にリンクを移動した回数
(6)一緒にリンクを削除した回数
(7)処理先にあった回数
(8)処理元にあった回数
(9)最新登録日時
ステップS9で属性情報テーブルの更新が済むと、ステップS10で処理解析部248は属性値情報書出し部254に対する指示によって、処理対象情報テーブル246中の各情報の更新済みの属性情報テーブルを外部記憶装置へ書き出す。
以上のように、図24の関連情報管理部240にあっては、ユーザが情報群に対して一括して行った処理を監視し、この監視結果を受けて解析し、解析結果を属性情報テーブルに登録する。これによって、ユーザが情報群に対し一括して行った処理に基づいて情報相互の関係を自動的に抽出し、ユーザが情報を探索すること無しに、ある情報に関連の深い関連情報を求めることができる。
また、処理対象となった情報だけでなく、ユーザが一括処理を行った情報群の処理元や処理先にある処理対象となっていない情報も調べ、、処理対象情報テーブル246に登録し、このテーブル登録内容に基づいてユーザの処理を解析する。
このため、ユーザが直接処理を行った情報群だけでなく、ユーザによる一括処理の結果、処理対象となった情報群との関係が深くなったり浅くなったりした情報を含めて、情報相互の関係を自動的に抽出して属性情報テーブルに登録し、ユーザが情報を探索すること無しに、ある情報に関係の深い関連情報を求めることができる。
更に、ユーザ一括処理の解析に基づく関連情報を登録した属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込んだり外部記憶装置へ書き込んだりすることにより、過去にユーザが情報群に対して行った処理を解析して抽出した関連情報が再利用され、ユーザが情報を探索すること無しに、ある情報に関係の深い情報を効率的に求めることができる。
図31は、図27のステップS5における関連情報表示処理のフローチャートである。この関連情報表示処理は、ステップS1でユーザがある情報の関連情報の表示を選択して指示すると、ステップS2で、指示された情報の属性情報テーブルが存在するか否かチェックする。属性情報テーブルが存在すれば、ステップS3で属性情報テーブルの関連情報について関連度でソートして表示するか否かチェックする。関連度によるソート表示が指定されていた場合には、ステップS4に進み、指示情報の属性情報テーブルから各関連情報との関連の深さを示す関連度を計算する。最終的にステップS5で、指定されたソート条件と表示条件で関連情報を表示する。この指定ソート条件としては、図24の関連情報表示ルール266に示した関連度、日時または関連情報名の3つがある。ここで図31の関連情報表示処理において、関連情報を表示する対象となる情報は、例えば次のように指定する。
(1)現在ユーザが処理中の情報に対応する関連情報を表示する。例えばウィンドウズXP(R)でワード(R)とエクセル(R)を使っており、ワード(R)で編集中の場合、ワード(R)で編集しているファイルの関連情報を表示する。
(2)関連情報を表示する際に、どの情報の関連情報を表示するかをユーザが直接指定する。例えばウィンドウズXP(R)のファイル参照ダイアログでファイルを指定し、そのファイルの関連情報を表示する。
図32は、図26の関連情報表示処理の対象となる情報Aの属性情報テーブル250−1と共に、これに基づいて表示された関連情報一覧288を表わしている。この関連情報一覧288は、情報Aの属性情報テーブル250−1の例えば登録最新日時を昇順にソートして表示している。即ち、登録最新日時の新しい情報E,D,Bの順に、関連情報一覧288にソートした表示が行われている。もちろん関連情報表示としては、これ以外に、関連情報名によるソートあるいは書類遷移回数から読込回数までの属性データに所定の重みを掛けて総和を求めた関連度のソートによる表示であっても良いことはいうまでもない。
図33は、図24の関連情報管理部240に設けているユーザ属性情報登録部256による関連情報ユーザ登録処理のフローチャートである。ステップS1において、ユーザがある情報の関連情報の登録を指示するとユーザ属性情報登録部256が指示対象となっている情報の属性情報テーブルが読込済みか否かをステップS2で判断する。属性情報テーブルが読み込まれていない場合には、ステップS3に進み、属性情報読込部252に対し指示された情報の属性情報テーブルの読込みを指示する。続いてステップS4で、指示情報の属性情報テーブルが外部記憶装置に存在するか否かチェックする。存在していなければ、ステップS6で指示情報の属性情報テーブルを新たに生成する。存在していれば、ステップS5で外部記憶装置から指示情報の属性情報テーブルを読み込む。ステップS2で属性情報テーブルが読込済み、もしくはステップS3〜S6により外部から読込みまたは新規生成された場合には、ステップS7で指示情報の属性情報テーブルにユーザが指定した関連情報を登録する。最後にステップS8で、登録済みの属性情報テーブルを外部記憶装置26に書き出す。
図34は、図24の関連情報管理部240に設けたユーザ属性情報削除部258による関連情報ユーザ削除処理のフローチャートである。ステップS1でユーザがある情報の関連情報の削除を指示すると、ユーザ属性情報削除部258はステップS2で指示情報の属性情報テーブルの読込済みか否か判断し、属性情報テーブルが存在しなければ、ステップS3でユーザ属性情報読込部252に対し指示情報の属性情報テーブルの読込みを指示する。続いてステップS4で指示情報の属性情報テーブルが外部記憶装置に存在するか否かチェックし、存在しなければ処理を終了する。存在していた場合には、ステップS5で指示情報の属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込む。ステップS2で指示情報の属性情報テーブルが読込済みであるか、あるいはステップS3〜S5により外部記憶装置から読み込まれた後は、ステップS6で指示情報の属性情報テーブルから関連情報を一覧表示する。続いてステップS7で、削除する関連情報をユーザが指示し、ステップS8でユーザが確定操作を行うと、属性情報テーブルから指示された関連情報を削除する。最後にステップS9で、削除済みの属性情報テーブルを外部記憶装置に書き出す。
次に図24の関連情報管理部240に設けている監視処理部242で監視した処理結果に基づいて、処理解析部248が処理対象情報テーブル246を生成する処理の詳細を説明する。図35のように情報A、情報B、情報C及び情報Dからなる情報群290に対し、コピー、移動、削除、リンク作成などのユーザ一括処理292を実行した場合、計算機の処理の実行方法によって処理対象情報テーブル246の生成処理は次の2つの場合に分けられる。
(1)計算機が各情報を一括して処理する場合
(2)計算機が情報ごとに処理する場合
図35は、計算機が各情報を一括して処理することにより、処理対象情報テーブル246を生成する場合の説明図である。図35において、計算機294が情報群290の各情報A〜Dを一括して処理する場合は、例えばあるプロセス296の中で処理を実行するひとつの関数を呼び出し、この関数の引数として情報群290の中の全ての情報A〜Dを指定するような処理298に相当する。この時、処理監視部242はプロセス296の中で処理を実行する関数呼出を監視しており、関数呼出の監視結果が得られるとこの関数の引数に指定された情報群290の全ての情報A〜Dを処理対象情報テーブル246に登録する登録処理302を行う。
図36は、情報A〜Dからなる情報群290に対し、計算機が情報毎に処理する場合の処理対象情報テーブル生成処理の説明図である。この場合に計算機294は、あるプロセス296の中で情報A〜Dごとにスレッド304−1〜304−4を起動し、そのスレッドの中で処理306−1〜306−4を実行する関数を呼び出し、この関数の引数として情報群290の中の各情報A〜Dを指定するような状況に相当する。この時、処理監視部242は各スレッド304−1〜304−4による個々の関数の呼出を監視する。このようにあるプロセス296で複数のスレッド304−1〜304−4を用いた関数呼出を行った時に、どの関数呼出までがある情報群290に対するひとまとめの処理であるかを判断する必要がある。
図37のフローチャートは、図36の計算機よる情報ごとの処理における処理対象情報テーブル生成処理のフローチャートである。尚、このフローチャートは、図28の関連情報自動登録処理におけるステップS1〜S4の具体的な処理内容を表すものでもある。図37において、ステップS1でユーザがある情報群に対する処理を実行すると、ステップS2で処理監視部242は監視結果として得られた処理に通し番号(1,2・・・・N)を付けて、処理解析部248に通知する。これは図36の例では各スレッド304−1〜304−4の関数呼出に対し通し番号(1,2・・・・N)を付けることに相当する。続いてステップS3で解析処理部248は処理対象情報テーブル246を作成し、処理番号1の処理対象である情報群中のある情報を登録する。次に処理解析部248は処理番号2から処理番号Nの各処理を解析し、各処理を処理対象情報テーブル246に登録するか否か判断する。即ちステップS4でi=2,3・・・・Nと変化する処理番号iの処理内容とすでに登録が済んだ処理番号1の処理先と同じかどうか調べる。
同じであればステップS5で処理番号iと処理番号1の実行開始の時間差が予め定めた時間内に収まっているかどうか調べる。もしステップS4,S5の両方の条件を満たしていた場合には、ステップS6で処理1の処理対象情報テーブルへ処理iの対象である情報群のある情報を登録する。もしステップS4,S5の条件の両方が満たされていない場合にはステップS7で別処理として処理iの処理対象である情報群のある情報を別の処理対象情報テーブルを生成して登録する。このステップS4〜S7の処理をステップS8で処理iが処理Nとなるまで繰り返す。
次に、情報群に対するコピー、移動、削除のユーザ処理の対象となった情報に対する関連情報の属性情報テーブルを変更する図19の処理解析部248処理の詳細を説明する。図38は、フォルダ310とフォルダ312の間で情報Aを情報A’にコピーし、情報Bを情報B’に移動し、更に情報Cを削除した場合の例である。このような各情報のコピー、移動または削除に伴い、各情報の属性情報テーブルも同様の処理を受ける。即ち情報Aの属性情報テーブル250−1は、情報A’として属性情報テーブル250−11にコピーされる。また情報Bの属性情報テーブル250−2は、情報B’の属性情報テーブル250−21に移動される。更に情報Cの属性情報テーブル250−3は削除される。
図39、図40は、図38のような情報のコピー、移動、削除に伴って各情報の属性情報テーブルを変更する更新処理のフローチャートである。図39、図40において、ステップS1でユーザがある情報群へある処理を実行すると、これがステップS2で監視処理部242により監視され、監視結果が処理解析部248に通知される。処理解析部248は処理内容がコピー、移動または削除のいずれかであるかを調べ、処理内容に応じて各情報の属性情報テーブルをどのように処理するか決定する。ステップS3で情報群への処理がコピーと判別された場合には、ステップS4で属性情報呼出部252を呼び出して、情報群の各情報の属性情報テーブルを読み込み、ステップS5で読み込んだ情報テーブルをコピーした情報群の各情報に対応するように変更して、属性情報書込手段255により外部記憶装置に記憶する。またステップS6で情報群への処理として移動が判別された場合には、ステップS7で属性情報呼出部252を呼び出して外部記憶装置から情報群の各情報の属性情報テーブルを読み込み、ステップS8で読み出した属性情報テーブルを移動した情報群の各情報に対応するように変更し、属性情報書出部254を読み出して外部記憶装置に書き出す。更にステップS9で移動処理を行う前の情報群の各情報の属性情報テーブルを削除する。更にステップS10で情報群の処理が削除と判別されば場合には、ステップS10で属性情報削除部258を呼び出し、情報群の各情報の属性情報テーブルを削除する。このようにユーザの情報群に対する処理を監視して解析し、情報の保管場所が変わる場合には、情報の保管場所の変更に応じて、その属性情報テーブルの保管場所も変更し、情報の変更場所が変わった場合にあってもユーザが自分で情報を探索することなしに保管場所が変わった情報についての関連情報を利用することができる。
図41、図42は、図38のように情報のコピー、移動、削除によって処理対象となった情報の各関連情報に対応する属性情報テーブルを変更する処理の説明図である。図41(A)は、図38においてコピーを行った情報A、移動を行った情報B及び削除を行った情報Cの属性情報テーブル250−1,250−2,250−3を示しており、各テーブルには関連情報として情報Zが存在している。この情報Zはフォルダ320に情報Yと共に格納されており、情報Yは属性情報テーブル250−5を持ち、また情報Zは属性情報テーブル250−6を持っている。このような場合に情報Aのコピー、情報Bの移動及び情報Cの削除が行われた場合には、情報A,B,Cのそれぞれに対する関連情報である情報Zの属性情報テーブル250−6についても、情報Zから見た関連情報である情報A、情報B及び情報Cに対する処理内容に応じた変更を行う。この情報Zの属性情報テーブル250−6の変更は、図42(B)のように、変更前の情報Zの属性情報テーブル250−6に対し、コピー314に応じてコピー先の情報A’を情報Zの更新後の属性情報テーブル250−61のように追加し、また移動316に伴って更新後の属性情報テーブル250−61に移動先の情報B’を登録し、更に元の属性情報テーブル250−6の情報Cは削除318に伴い更新後の属性情報テーブル250−61からは削除されることになる。
図43、図44は、図41、図42における関連情報の属性情報テーブルの更新処理のフローチャートである。図43、図44において、ステップS1でユーザがある情報群である処理を実行すると、ステップS2で処理監視部242が情報群への処理を監視して監視結果を処理解析部248に通知する。続いてステップS3で処理解析部248が属性情報読込部252を呼び出し、情報群の処理対象となった各情報の属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込むようにし、これを受けてステップS4で属性情報読込部252が外部記憶装置から情報群の各情報の属性情報テーブルを読み込む。これは図41の例では情報A,B,Cの属性情報テーブル250−1〜250−3の読込に相当する。次にステップS5において、処理解析部248は外部記憶装置から読み込んだ各情報に対応する属性情報テーブルの中の関連情報を調べ、各関連情報の属性情報テーブルを読み込むように属性情報読込部252に指示し、これを受けてステップS6で属性情報読込部252が外部記憶装置から関連情報の属性情報テーブルを読み込む。これは図42における関連情報Zを調べてその属性情報テーブル250−6を読み込むことに相当する。次にステップS7で処理解析部248は関連情報の属性情報テーブルに処理対象となった情報群の各情報が登録されているか否か調べる。図42の例では情報Zの属性情報テーブル250−6に処理対象となった情報群の情報A,B,Cが登録されており、これを調べることに相当する。関連情報の属性情報テーブルに処理対象となった各情報が登録されている場合には、ステップS8で情報群への処理がコピーか否かチェックし、コピーであればステップS9で関連情報の属性情報テーブルにコピーした情報群の各情報を追加登録する。これは42おける情報Zの新しい属性情報テーブル250−61におけるコピーによる情報A’の追加登録に相当する。続いてステップS10で情報群への処理が移動であることを判別すると、ステップS11で関連情報の属性情報テーブルの中に登録されていた処理対象となった情報群中の各情報を移動した情報群の各情報に対応するように変更する。これは図42の例における情報Zの新しい属性情報テーブル250−61における移動による情報B’の登録に相当する。更にステップS12で情報群への処理が削除であることが判別されると、ステップS13で関連情報の属性情報テーブルに登録されていた処理対象となった情報群中の各情報を削除する。これは図42の例における情報Zの属性情報テーブル250−6に対する情報Cの削除に相当する。このようなステップS7〜S13による処理対象となった情報群の各情報に対応した関連情報の属性情報テーブルに対する変更処理がすむと、ステップS14で処理解析部248は属性情報書込部254を呼び出し、変更された関連情報の属性情報テーブルの外部記憶装置への書込を指示し、これを行わせる。このようにユーザの情報群に対する処理を監視し、監視結果の解析から情報の保管場所が変わる場合には、処理対象となった情報の属性情報テーブルを参照してその関連情報を調べ、関連情報の属性情報テーブルに処理対象となった各情報が存在するときには処理対象となった情報の保管場所の変更状況に応じて関連情報の属性情報テーブルを変更しているため、ユーザ処理の対象となった情報の属性情報テーブルの変更に加えて、関連情報の属性情報テーブルについてもユーザ処理に対応した変更が自動的に行われ、処理対象となった処理元及び処理先には含まれてない関連情報についても、ユーザ処理に対応した変更結果を関連情報の属性情報テーブルに反映し、その後にユーザがある情報を処理する際の関連情報として適切にアクセスすることができる。
図45は、本発明の関連情報管理をネットワークに適応した場合の説明図である。このネットワークに適応した本発明の関連情報管理にあっては、インターネットなどのネットワーク326を介して、複数のユーザ装置324−1〜324−3を接続しており、更に本発明の関連情報管理をネットワーク上で実現するための関連情報管理サーバ328を設けている。関連情報管理サーバ328には、図2、図3の第1実施形態に示した関連情報管理部40或いは図23、図24の第2実施形態に示した関連情報管理部240のいずれか一方あるいは両方の機能が設けられており、ネットワーク326で接続されたユーザ324−1〜324−3のそれぞれにおける情報または情報群におけるユーザの処理を、図2、図3におけるユーザインターフェース28や23、図24におけるユーザインターフェース280のユーザ処理と同様に監視し、監視結果の解析により関連情報を抽出し、次に同じ情報を処理する際にはその関連情報を表示してユーザがアクセスできるようにしている。
図46は、本発明の関連情報管理における監視対象となるユーザ処理が仮想的な情報であるショートカットに対する操作として行われた場合の説明図である。
図46において、装置処理332側にはフォルダ334によりファイルAの実体336が設けられているが、ユーザ処理330側にはフォルダ338−1によりファイルAのショートカット340が設けられている。このような仮想的な情報であるショートカット340に対する例えばユーザ処理としてのアクセス、コピー、移動、削除などのユーザ操作342が行われると、このユーザ操作342による処理を図2、図3の処理監視部42あるいは図23,図24の処理監視部242が監視しており、監視結果に基づき関連情報管理処理344としてファイルAの実体の属性情報テーブルの変更処理を行う。また図2、図3の関連情報表示部60や図23、図24の関連情報表示部260によって表示されたある情報に関連する関連情報の表示を見て、ファイルAのショートカットの関連情報の参照操作346が行われると、右側のフォルダ338−2のように、ファイルAのショートカット340に対するアクセスを受けて、ファイルAの実体の関連情報を参照表示する処理348が行われる。即ち仮想的な情報の実体であるショートカットに対するユーザ処理や関連情報を参照するための参照処理についても、図2、図3及び図23、図24の実施形態と同様ひとつのユーザ処理として処理が監視され、監視結果に基づき属性情報の生成と属性情報を利用した関連情報の表示を行うことができる。
なお上記の実施形態は、ユーザがファイルをアクセスした場合の関連情報管理処理を例に取るものであったが、ユーザがWWWのホームページにアクセスする場合についても全く同様に適用できる。もちろん、ユーザがファイルとWWWのホームページの両方にアクセスする場合についても同様に適用できる。
また上記の実施形態は、ホストコンピュータに本発明による関連情報管理のプログラムをインストールして実行する場合を例に取っているが、パーソナルコンピュータやPADなどのCPUによるプログラムが実行される適宜の情報機器を含むことはもちろんである。
また本発明による関連情報管理を実現するプログラムは、例えばマイクロソフト社のワード(R)やエクセル(R)にリンクしたバックグラウンドのアプリケーションプログラムとして動作し、ユーザによるファイルアクセスやWWWのホームページのアクセスを通じて自動的に、ある情報に対する関連情報を属性情報テーブルの形態で生成し、必要に応じて関連情報の表示と関連情報に対するアクセスを可能とする。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
産業上の利用の可能性
(単一情報のユーザ処理に基づく関連情報登録)
以上説明してきたように本発明によれば、ユーザによる文書や画像の作成または編集におけるユーザの処理に基づいて、ある情報に関連する関連情報が自動的に抽出されて関連情報として登録され、ユーザが意識的に関連する情報を選別する必要がなく、またユーザの処理に基づいて関連情報が抽出されるため、ユーザの視点から見て関連性の深い情報を自動的に抽出できる。
また抽出された関連情報は例えば外部記憶装置に記録されて次のユーザ処理の際に再度更新され、これにより過去に登録した関連情報を含めて関連性の高い情報に簡単且つ適切にアクセスすることができる。
また自動抽出された関連情報の表示について、関連度、更新日、情報名などによるソートで複数の関連情報を表示するため、ユーザは表示された関連情報における関連度の深さを容易に認識し、より適確に関連の深い情報へアクセスすることができる。
またユーザにより関連情報の登録と削除が必要に応じて直接行うことができ、関連対象とする関連情報の使い勝手をより一層高めることができる。
更に、プロセスと情報が1対1に対応した場合のみならず、マルチスレッドOSのようにプロセスと情報とが1対1に対応していない場合にも、情報ごとに構築される属性情報テーブルにようって関連情報を適切に自動生成して、ユーザに関連情報を効率良く利用させることができる。
(情報群のユーザ処理に基づく関連情報登録)
また本発明にあってはユーザが複数の情報を含む情報群に対し、一括してコピー、移動、削除といったユーザ処理が行われると、情報群の中の処理対象となった各情報の関連情報が自動的に抽出されて属性情報として登録され、後に同じ情報を処理する際に抽出した関連情報を表示してユーザが選択的にアクセスでき、情報群の一括処理においてユーザは関連情報を選別する必要がなく、またユーザの処理に基づいて関連情報を抽出するためユーザの視点から見て関連の深い情報を自動的に抽出でき、ユーザは自分自身で関連情報を探索することなく自動的に抽出された関連情報を効率的に利用することができる。
またユーザによる情報群の一括した処理については、直接処理対象となった情報にのみならず、処理元及び処理先で処理対象となっていない情報についても抽出された後にユーザ処理との関連度の度合に応じて関連情報を利用しての追加或いは除去が行われ、次にユーザ処理に伴う関連性の高い情報の自動生成による利用が実現できる。
更に、ユーザが情報群に対し行ったコピー、移動または削除といった処理によって各情報の場所が変わった場合も、処理内容に合わせて各情報について登録されている属性情報の内容が変更され、ユーザは処理が実行される前と同様に、処理の実行後においても同じ情報を処理する際に属性情報に基づき関連情報を参照することができる。

Claims (41)

  1. 処理監視部により、計算機のオペレーティングシステムで実行される複数のプロセスの処理を監視する処理監視ステップと、
    プロセス管理情報生成部により、前記各プロセスが処理する情報との対応関係を登録するプロセス管理テーブルを生成するプロセス管理情報生成ステップと、
    第1処理解析部により、前記プロセスの監視結果とプロセス管理テーブルを参照して、各プロセスの情報の間でどのような処理が行われたかを解析して情報間の関係を抽出する第1処理解析ステップと、
    第2処理生成部により、前記抽出された情報間の関係を登録した属性情報テーブルを各プロセスの情報毎に生成する第2処理解析ステップと、
    を備えたことを特徴とする関連情報管理方法。
  2. 請求の範囲1記載の関連情報管理方法に於いて、前記プロセスで処理する情報とは、ファイル又はWWWのホームページであることを特徴とする関連情報管理方法。
  3. 請求の範囲1記載の関連情報管理方法に於いて、前記属性情報テーブルに登録する情報間の関係とは、各プロセスが同時期にアクセスしていた情報、各プロセスが同時期にアクセスしていた情報間の処理の遷移、各プロセスが同時期にアクセスしていた情報間のデータコピー、各プロセスが同時期にアクセスしていた情報間のデータ移動、あるプロセスがアクセスしていた情報へ別の情報の読込み、又はあるプロセスがアクセスしていた情報から別の情報へのハイパーリンクの設定の少なくともいずれかを含むことを特徴とする関連情報管理方法。
  4. 請求の範囲1記載の関連情報管理方法に於いて、更に、
    関連情報表示部により、前記属性情報テーブルに基づいて1又は複数の関連情報を表示する関連情報表示ステップと、
    関連情報アクセス部により、前記表示された関連情報の中から選択した情報へアクセスする関連情報アクセスステップと、
    を備えたことを特徴とする関連情報管理方法。
  5. 請求の範囲4記載の関連情報管理方法に於いて、前記関連情報表示ステップは、前記属性情報テーブルを参照して、複数の関連情報について関連性の深さを示す関連度を計算し、前記関連度の順に複数の関連情報を並べて表示することを特徴とする関連情報管理方法。
  6. 請求の範囲1記載の関連情報管理方法に於いて、更に、前記属性情報テーブルに、ユーザにより指定された関連情報を登録する属性情報登録ステップを備えたことを特徴とする関連情報管理方法。
  7. 請求の範囲1記載の関連情報管理方法に於いて、更に、前記属性情報テーブルから、ユーザにより指定された関連情報を削除する属性情報削除ステップとを備えたことを特徴とする関連情報管理方法。
  8. 請求の範囲1記載の関連情報管理方法に於いて、前記プロセス管理テーブル生成ステップは、
    各プロセスで実行されている複数の表示スレッドを監視し、各表示スレッドが表示している情報との対応関係を登録した表示スレッド管理テーブルを生成するスレッド管理テーブル生成ステップと、
    各プロセスが処理している情報との対応関係を登録した仮プロセス管理テーブルを生成する仮プロセス管理テーブル生成ステップと、
    前記仮プロセス管理テーブルと表示スレッド管理テーブルをマージしてプロセス、スレッド及び情報との対応関係を登録したプロセス管理テーブルを生成するマージステップと、
    を備えたことを特徴とする関連情報管理方法。
  9. 請求の範囲1記載の関連情報管理方法に於いて、前記第2処理解析ステップは、前記属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込んで前記情報間の関係を登録した後に前記外部記憶装置に書き出すことを特徴とする関連情報管理方法。
  10. コンピュータに、
    オペレーティングシステムで実行される複数のプロセスの処理を監視する処理監視ステップと、
    前記各プロセスが処理する情報との対応関係を登録するプロセス管理テーブルを生成するプロセス管理テーブル生成ステップと、
    前記プロセスの監視結果とプロセス管理テーブルを参照して、各プロセスの情報の間でどのような処理が行われたかを解析して情報間の関係を抽出する第1処理解析ステップと、
    前記抽出された情報間の関係を登録した属性情報テーブルを各プロセスの情報毎に生成する第2処理解析ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 請求の範囲10記載のプログラムに於いて、前記プロセスで処理する情報とは、ファイル又はWWWのホームページであることを特徴とするプログラム。
  12. 請求の範囲10記載のプログラムに於いて、前記属性情報テーブルに登録する情報間の関係とは、各プロセスが同時期にアクセスしていた情報、各プロセスが同時期にアクセスしていた情報間の処理の遷移、各プロセスが同時期にアクセスしていた情報間のデータコピー、各プロセスが同時期にアクセスしていた情報間のデータ移動、あるプロセスがアクセスしていた情報へ別の情報の読込み、又はあるプロセスがアクセスしていた情報から別の情報へのハイパーリンクの設定の少なくともいずれかを含むことを特徴とするプログラム。
  13. 請求の範囲10記載のプログラムに於いて、更に、
    前記属性情報テーブルに基づいて1又は複数の関連情報を表示する関連情報表示ステップと、
    前記表示された複数の関連情報の中から選択した情報へアクセスする関連情報アクセスステップと、
    を備えたことを特徴とするプログラム。
  14. 請求の範囲13記載のプログラムに於いて、前記関連情報表示ステップは、プロセスが処理中の情報に対応した属性情報テーブルを参照して、複数の関連情報について関連性の深さを示す関連度を計算し、前記関連度の順に複数の関連情報を並べて表示することを特徴とするプログラム。
  15. 請求の範囲10記載のプログラムに於いて、更に、前記属性情報テーブルに、ユーザにより指定された関連情報を登録する属性情報登録ステップを備えたことを特徴とするプログラム。
  16. 請求の範囲10記載のプログラムに於いて、更に、前記属性情報テーブルから、ユーザにより指定された関連情報を削除する属性情報削除ステップとを備えたことを特徴とするプログラム。
  17. 請求の範囲10記載のプログラムに於いて、前記プロセス管理テーブル生成ステップは、
    各プロセスで実行されている複数の表示スレッドを監視し、各表示スレッドが表示している情報との対応関係を登録した表示スレッド管理テーブルを生成するスレッド管理テーブル生成ステップと、
    各プロセスが処理している情報との対応関係を登録した仮プロセス管理テーブルを生成する仮プロセス管理テーブル生成ステップと、
    前記仮プロセス管理テーブルと表示スレッド管理テーブルをマージしてプロセス、スレッド及び情報との対応関係を登録したプロセス管理テーブルを生成するマージステップと、
    を備えたことを特徴とするプログラム。
  18. 計算機のオペレーティングシステムで実行される複数のプロセスを処理監視部と、
    前記各プロセスが処理する情報との対応関係を登録するプロセス管理テーブルを生成するプロセス管理テーブル生成部と、
    前記プロセスの監視結果とプロセス管理テーブルを参照して、各プロセスの情報の間でどのような処理が行われたかを解析して情報間の関係を抽出する第1処理解析部と、
    前記抽出された情報間の関係を登録した属性情報テーブルを各プロセスの情報毎に生成する第2処理解析部と、
    前記属性情報テーブルに基づいて関連性の高い1又は複数の情報を表示する関連情報表示部と、
    前記表示された関連性の高い複数の情報の中から選択した情報へアクセスする関連情報アクセス部と、
    を備えたことを特徴とする関連情報管理装置。
  19. 処理監視部により、情報群に対するユーザの一括した処理を監視する処理監視ステップと、
    第1処理解析部により、前記処理監視ステップの監視結果からユーザの処理対象となった情報群の情報とその処理内容を登録する処理対象情報テーブルを生成する第1処理解析ステップと、
    第2処理解析部により、前記処理対象情報テーブルに登録された情報に対しどのような処理が行われたかを解析して情報間の関係を抽出する第2処理解析ステップと、
    第3処理解析部により、前記抽出された情報間の関係を登録した属性情報テーブルを生成する第3処理解析ステップと、
    関連情報表示部により、前記属性情報テーブルに基づいて1又は複数の関連情報を表示する関連情報表示ステップと、
    関連情報アクセス部により、前記表示された関連情報の中から選択した情報へアクセスする関連情報アクセスステップと、
    を備えたことを特徴とする関連情報管理方法。
  20. 請求の範囲19記載の関連情報管理方法に於いて、
    更に、ユーザの処理対象となった処理元や処理先の情報群に含まれる処理対象とならなかった対象外情報を調べて処理対象情報テーブルに登録する処理対象情報収集ステップを設け、
    前記第3処理解析ステップは、前記処理対象情報テーブルに登録された処理元及び処理先の対象外情報とユーザが処理した情報群の情報との関係を抽出して属性情報テーブルを更新することを特徴とする関連情報管理方法。
  21. 請求の範囲19記載の関連情報管理方法に於いて、前記第3処理解析ステップは、前記処理対象情報テーブルに登録された情報に対応する属性情報テーブルを、ユーザの処理に応じてコピー、移動又は削除することを特徴とする関連情報管理方法。
  22. 請求の範囲19記載の関連情報管理方法に於いて、前記第3処理解析ステップは、ユーザの処理対象となった情報群の情報の属性情報テーブルに登録されている関連情報の属性情報テーブルを調べ、前記関連情報の属性情報テーブルにユーザの処理対象となった情報が登録されていた場合に、前記関連情報の属性情報テーブルに登録されている処理対象となった情報の登録内容を処理内容に応じて変更することを特徴とする関連情報管理方法。
  23. 請求の範囲19記載の関連情報管理方法に於いて、前記第2処理監視ステップは、前記情報群に対するユーザの一括した処理であるかどうかを、前記情報群の情報の処理先、又は前記情報群の情報に対する処理の起動時間の差の少なくともいずれかから判断することを特徴とする関連情報管理方法。
  24. 請求の範囲19記載の関連情報管理方法に於いて、前記ユーザの処理対象とする情報は、ファイル、フォルダ、WWWページ又はファイルのリンクを含むことを特徴とする関連情報管理方法。
  25. 請求の範囲19記載の関連情報管理方法に於いて、前記属性情報テーブルに登録する解析結果とは、情報のコピー、移動、削除、リンク生成、リンク削除又はドラッグ・アンド・ドロップの少なくともいずれかを含むことを特徴とする関連情報管理方法。
  26. 請求の範囲19記載の関連情報管理方法に於いて、前記関連情報表示ステップは、前記属性情報テーブルを参照して、複数の関連情報について関連性の深さを示す関連度を計算し、前記関連度の順に複数の関連情報を並べて表示することを特徴とする関連情報管理方法。
  27. 請求の範囲19記載の関連情報管理方法に於いて、更に、前記属性情報テーブルに、ユーザにより指定された関連情報を登録する属性情報登録ステップを備えたことを特徴とする関連情報管理方法。
  28. 請求の範囲19記載の関連情報管理方法に於いて、更に、前記属性情報テーブルから、ユーザにより指定された関連情報を削除する属性情報削除ステップとを備えたことを特徴とする関連情報管理方法。
  29. 請求の範囲19記載の関連情報管理方法に於いて、第3処理解析ステップは、前記属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込んで前記情報間の関係を登録した後に前記外部記憶装置に書き出すことを特徴とする関連情報管理方法。
  30. コンピュータに、
    情報群に対するユーザの一括した処理を監視する処理監視ステップと、
    前記処理監視ステップの監視結果からユーザの処理対象となった情報群の情報とその処理内容を登録する処理対象情報テーブルを生成する第1処理解析ステップと、
    前記処理対象情報テーブルに登録された情報に対しどのような処理が行われたかを解析して情報間の関係を抽出する第2処理解析ステップと、
    前記抽出された情報間の関係を登録した属性情報テーブルを生成する第3処理解析ステップと、
    前記属性情報テーブルに基づいて1又は複数の関連情報を表示する関連情報表示ステップと、
    前記表示された関連情報の中から選択した情報へアクセスする関連情報アクセスステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  31. 請求の範囲30記載のプログラムに於いて、前記コンピュータに、更に、ユーザの処理対象となった処理元と処理先の情報群に含まれる処理対象とならなかった対象外情報を調べて処理対象情報テーブルに登録する処理対象情報収集ステップを実行させ、
    前記第3処理解析ステップは、前記処理対象情報テーブルに登録された処理元及び処理先の対象外情報とユーザが処理した情報群の情報との関係を抽出して属性情報テーブルを更新することを特徴とするプログラム。
  32. 請求の範囲30記載のプログラムに於いて、前記第3処理解析ステップは、前記処理対象情報テーブルに登録された情報に対応する属性情報テーブルを、ユーザの処理に応じてコピー、移動又は削除することを特徴とするプログラム。
  33. 請求の範囲30記載のプログラムに於いて、前記第3処理解析ステップは、ユーザの処理対象となった情報群の情報の属性情報テーブルに登録されている関連情報の属性情報テーブルを調べ、前記関連情報の属性情報テーブルにユーザの処理対象となった情報が登録されていた場合に、前記関連情報の属性情報テーブルに登録されている処理対象となった核情報の登録内容を処理内容に応じて変更することを特徴とするプログラム。
  34. 請求の範囲30記載のプログラムに於いて、前記第2処理監視ステップは、前記情報群に対するユーザの一括した処理であるかどうかを、前記情報群の情報の処理先、又は前記情報群の情報に対する処理の起動時間の差の少なくともいずれかから判断することを特徴とするプログラム。
  35. 請求の範囲30記載のプログラムに於いて、前記ユーザの処理対象とする情報は、ファイル、フォルダ、WWWページ又はファイルのリンクを含むことを特徴とするプログラム。
  36. 請求の範囲30記載のプログラムに於いて、前記属性情報テーブルに登録する解析結果とは、情報のコピー、移動、削除、リンク生成、リンク削除又はドラック・アンド・ドロップの少なくともいずれかを含むことを特徴とするプログラム。
  37. 請求の範囲30記載のプログラムに於いて、前記関連情報表示ステップは、前記属性情報テーブルを参照して、複数の関連情報について関連性の深さを示す関連度を計算し、前記関連度の順に複数の関連情報を並べて表示することを特徴とするプログラム。
  38. 請求の範囲30記載のプログラムに於いて、更に、前記属性情報テーブルに、ユーザにより指定された関連情報を登録する属性情報登録ステップを備えたことを特徴とするプログラム。
  39. 請求の範囲30記載のプログラムに於いて、更に、前記属性情報テーブルから、ユーザにより指定された関連情報を削除する属性情報削除ステップとを備えたことを特徴とするプログラム。
  40. 請求の範囲30記載のプログラムに於いて、第3処理解析ステップは、前記属性情報テーブルを外部記憶装置から読み込んで前記情報間の関係を登録した後に前記外部記憶装置に書き出すことを特徴とするプログラム。
  41. 情報群に対するユーザの一括した処理を監視する処理監視部と、
    前記処理監視部の監視結果からユーザの処理対象となった情報群の情報とその処理内容を登録する処理対象情報テーブルを生成する第1処理解析生成部と、
    前記処理対象情報テーブルに登録された情報に対しどのような処理が行われたかを解析して情報間の関係を抽出する第2処理解析部と、
    前記抽出された情報間の関係を登録した属性情報テーブルを生成する第3処理解析部と、
    前記属性情報テーブルに基づいて1又は複数の関連情報を表示する関連情報表示部と、
    前記表示された関連情報の中から選択した情報へアクセスする関連情報アクセス部と、
    を実行させることを特徴とする関連情報管理装置。
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