JP2015076064A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザがドラッグするファイルと類似するファイルが格納されているフォルダを容易に見つけて、移動もしくはコピーを行うことを可能とする。【解決手段】ファイルの選択を受け付けるファイル選択手段と、前記ファイル選択手段により選択を受け付けたファイルと類似するファイルを有するフォルダを検索する検索手段と、前記検索手段により検索されたフォルダを他のフォルダと区別可能に表示する検索結果フォルダ表示手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図2
Description
本発明は、検索結果を表現するためのユーザーインターフェースに関し、特に、検索結果に応じて、ファイルの保存すべき場所を区別可能に表示する技術に関する。
現状、ユーザの入力に応じて、いくつかのリソース又アイテムをそれ以外のものから見分けがつくように表示する技術が存在する。
特許文献1のシステムでは、ユーザが入力した検索語に一致するリソース又はアイテムの場所を容易に特定できるようにするための技術が開示されている。
ユーザは、後日検索する際に便利なように、一連のファイルを一つのフォルダにまとめて保存するルールがある場合がある。例として、図1のフォルダ構成図を参照して説明する。
図1の100は、情報処理装置のフォルダ構造を示すデータであり、100のように「Folder Device」以下が例えばツリー構造に表現されている。このフォルダ構造において、101で示される「File 201301.txt」、「File 201302.txt」、「File 201303.txt」のファイルは、毎月ごとに「Folder 2013」のフォルダにテキストデータを入力する処理を行っており、各月ごとのミーティング内容が保存されているとする。
しかし、ユーザがそのフォルダ構成のルールを忘れた場合、ユーザは検索に手間取ったり、フォルダが作成されていることを忘れて、似たような名前の新たなフォルダを作成したりするなどの不都合が生じる。
また、特許文献1の技術を利用すれば、検索語に一致するファイルの場所を特定できるかもしれないが、検索語に適切な言葉を入力出来るか不明であり、そもそも、そのフォルダを作成したことを忘れていた場合(たとえば、図1の場合に2013年4月のミーティングがキャンセルされ、5月から別の担当者がミーティングを再開した場合など)には、フォルダ自体が作成されていることを忘れて、別のフォルダを作成して管理することになる可能性もある。
さらに、特許文献1では、フォルダの下位層まで検索することは無く、あくまで上位の層(たとえば、図1の「Folder Device」層)の直下の層(「Folder Desktop(Home)」と「Folder 2012」、「Folder 2011」)に該当するファイルがあるかどうかを判断しているが、通常のツリー構造では、直下の層にファイルがあることはほぼない。また、直下の層以下に該当するファイルを検索可能の場合でも、類似したファイル名を検索すると、類似したファイル名が羅列して表示され(たとえば、「File 201304.txt」が検索対象の場合、ファイル名が類似した「File 201301.txt」、「File 201302.txt」、「File 201303.txt」の他に「File 201201.txt」〜「File 201112.txt」のファイル)、全ての検索結果を見て、本来格納すべきフォルダを判断しなければならず、煩雑となる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明は、情報処理装置上でのファイルの保存すべき場所(フォルダ)を容易に提示できることを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するためになされた発明であり、ファイルの選択を受け付けるファイル選択手段と、前記ファイル選択手段により選択を受け付けたファイルと類似するファイルを有するフォルダを検索する検索手段と、前記検索手段により検索されたフォルダを他のフォルダと区別可能に表示する検索結果フォルダ表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明により、情報処理装置上でのファイルの保存すべき場所(フォルダ)を容易に提示できるという効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を示す情報処理装置について説明する。
図2は、情報処理装置200に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、ディスプレイ210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
図3は、本願発明で示す情報処理装置200に適用可能な情報処理装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置200は、ユーザからのマウス操作等によるファイルの選択を受け付けるファイル選択部303を有しており、選択されたファイルの類似するファイルを有するフォルダを検索する検索部304を有している。また、選択されたファイルと類似するファイルを有するフォルダを他のフォルダと区別可能に強調表示する検索結果フォルダ表示部305を有し、検索結果フォルダ表示部305により情報処理装置200のディスプレイ210に表示し、ユーザがファイルを移動させる際にフォルダ選択を容易にさせる。
また、情報処理装置200は、フォルダ類似度算出部(フォルダ関連度算出部)301を有し、複数存在するフォルダから、ファイル選択部303により選択されたファイルに類似するファイルを有するフォルダを、選択されたファイルと類似しているファイルの数に基づき、フォルダ類似度(フォルダ関連度)として算出し、フォルダ関連度データ302に記憶しておく。このフォルダ関連度データ302のフォルダ類似度(フォルダ関連度)の違いにより、検索結果フォルダ表示部305は、フォルダ類似度に応じて、強調度を変えてフォルダを表示する。選択されたファイルと類似するファイルを有するフォルダを強調度を変えて表示することにより、ユーザはファイルを移動/コピーするフォルダを適切に検索できる効果を有する。
以下、図4〜図19を参照して、本発明の実施形態における一連の処理を説明する。
まず、図7を参照して、本発明のフォルダ検索処理の前に作成されるフォルダ関連度データの生成手順について説明する。
図7は、本発明の実施形態における情報処理装置200の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、図3に示したフォルダ関連度算出部301により実行される。即ち、図2に示したCPU201がROM202あるいは外部メモリ211内のプログラム領域に格納されるプログラムを実行することにより実現される。また、図中、S701〜S709は各ステップを示す。
まず、情報処理装置200のCPU201は、ステップS701において、作成されるファイル名もしくは、情報処理装置200の外部メモリ211にコピーされるファイル名をキーワードファイル名として取得する。取得するキーワードファイル名は、通常のソフトウェアの「名前を付けて保存」で指定されたタイミングで決められたファイル名か、新規作成した際に命名されたファイル名等である。
次に、ステップS702において、情報処理装置200のCPU201は、ファイル名の形式が数値情報を含むか含まないかによって処理を分ける。数値情報を含む場合は、ステップS703へと処理を移行し、数値情報を含まない場合は、ステップS706へと処理を移行する。
例えば、「File 201304.txt」ファイルはファイル名に数値情報を含むため、ステップS703へと処理を移行し、「File BBB−Check.doc」は数値情報を含まないため、ステップS706へと処理を移行する。
ステップS703へと処理を移行すると、情報処理装置200のCPU201は、ステップS701で取得したファイル名(キーワードファイル名)の数値部分以外が一致しているファイルが情報処理装置200の外部メモリ211に存在するかを判断する。ファイル名の数値部分以外が一致しているファイルが存在する場合は、ステップS704へと処理を移行し、ファイル名の数値部分以外が一致しているファイルがない場合は、ステップS706へと処理を移行する。ステップS704とステップS706へと処理を分ける効果は後述する。
次に、ステップS704では、情報処理装置200のCPU201は、ステップS703でファイル名の数値部分以外が一致しているファイルの数値の差を算出し、RAM203などに記憶する。具体例を図9を参照して説明する。
図9は、本発明の実施形態におけるフォルダ関連度算出の際に参照するデータの一例を示す模式図である。
図9の900は、図1のフォルダ構成と同じ構造を有するファイルシステムの例である。すなわち900のフォルダ構成は、「Folder Desktop(Home)」フォルダ901と、それ以外のフォルダ「Folder 2012」、「Folder 2011」を有する。
900のフォルダ構造を有するファイルシステムにおいて、「Folder Desktop(Home)」の下に、ファイル「File 201304.txt」902を新たに生成した場合を考える。
「File 201304.txt」というファイル名のファイル902が生成されると、ステップS701でファイル名「File 201304.txt」を取得する。そのファイル名には数字情報「201304」が含まれているので、ステップS703の処理へと移行する。次に、ステップS703において、ファイル名の数値以外の部分「File 」と「.txt」が一致しているファイルとして904や905のファイルが存在するため、次のステップS704へと処理を進める。
次に、ステップS704において、ステップS703でファイル名の数値部分以外が一致しているファイル(900の場合は、904や905のファイル)の数値部分を抽出し、キーワードファイル名902の数値部分との差を算出する。たとえば、904のファイルの「File 201301.txt」というファイル名の数値部分は「201301」であり、一方キーワードファイル名902の数値部分は「201304」であるため、それらの差として「3」という値が算出される。これらの計算により、それぞれのファイル904または905と、キーワードファイル名902との差を算出した結果が906や907の値である。図7のフローチャートの説明に戻る。
次に、図7のステップS705において、情報処理装置200のCPU201は、ファイル名の数値部分以外が一致しているファイルの全てで数値部分の差を算出したかの判断をする。ファイル名の数値部分以外が一致しているファイルの全てで数値部分の差を算出していれば、ステップS708へと処理を移行し、ファイル名の数値部分以外が一致しているファイルの全てで数値部分の差を算出していなければ、ステップS704へと処理を戻し、残っているファイル名の数値部分以外が一致しているファイルの数値部分の差を算出する。
ステップS708へ処理が移行されると、情報処理装置200のCPU201は、ファイル名の数値部分以外が一致しているファイルが存在するフォルダ(ターゲットフォルダ)の数値部分の平均値(フォルダ関連度)を算出する。具体例を図9を参照して説明する。
図9の900において、「Folder 2013」フォルダに存在する904のファイル群の数値部分の差として、906のように「3」、「2」、「1」という結果が算出された場合、これらの3つのファイルの数値部分の差の平均は「2」となり、「Folder 2013」の数値部分の差の平均値(フォルダ関連度)は909のように「2」となる。
一方、「Folder 2012」フォルダや「Folder 2011」フォルダの数値部分の差の平均値(フォルダ関連度)は907から算出され、それぞれ「97.5」、「193」となる。
これらの結果からもわかるように、フォルダ関連度が小さいフォルダの方が類似しているファイルを有している、すなわち類似度が高いフォルダであることを示す。
続いて、ステップS709において、ステップS708で算出したターゲットフォルダのフォルダ関連度をRAM203や外部メモリ211などに記憶して、一連の処理を終える。
一方、ファイル名の形式が数値情報を含まない場合の処理を図7のステップS706以降の処理で説明する。
ステップS702において、ファイル名の形式が数値情報を含まない場合、ステップS706へと処理を移行する。
例えば、「File BBB−Check.doc」ファイルはファイル名に数値情報を含まないため、ステップS706へと処理を移行する。
ステップS706へと処理を移行すると、情報処理装置200のCPU201は、ステップS701で取得したファイル名(キーワードファイル名)と、情報処理装置200に存在するファイル(後述する除外ファイルは除く)のファイル名との間のレーベンシュタイン距離を算出し、RAM203などに記憶する。
ここで、レーベンシュタイン距離とは、文字列と文字列間の類似度を測る数値であり、文字の挿入・削除・置換により文字列を最小回数で変更出来る回数を示す数値である。具体例を図10を参照して説明する。
図10は、本発明の実施形態におけるフォルダ関連度算出の際に参照するデータの一例を示す模式図である。
図10の1000は、図1のフォルダ構成と同じ構造を有するファイルシステムの例である。すなわち1000のフォルダ構成は、「Folder Desktop(Home)」フォルダ1001と、それ以外のフォルダ「Folder 2012」、「Folder 2011」を有する。
1000のフォルダ構造を有するファイルシステムにおいて、「Folder Desktop(Home)」の下に、ファイル「File BBB−Check.doc」1002を新たに生成した場合を考える。
「File BBB−Check.doc」というファイル名のファイル1002が生成されると、ステップS701でファイル名「File BBB−Check.doc」をキーワードファイル名として取得する。
次に、ステップS706において、キーワードファイル名と、情報処理装置200に存在するファイルのファイル名との間のレーベンシュタイン距離を算出する。たとえば、キーワードファイル名の「File BBB−Check.doc」と、1003のファイルの「File 201301.txt」との間のレーベンシュタイン距離は「201301」という文字列を「BBB−Check」という文字列で9文字分置換、挿入しており、また「txt」という3文字を「doc」に置換しているので、これらの文字列間のレーベンシュタイン距離は9+3で「12」となる。このような算出方法で、各ファイルとのレーベンシュタイン距離を求めた結果が、1006,1007,1009などに記載されている数値である。図7のフローチャートの説明に戻る。
次に、図7のステップS707において、情報処理装置200のCPU201は、後述する除外されたファイル以外のファイルの全てでレーベンシュタイン距離を算出したかの判断をする。除外されたファイル以外のすべてのファイルでレーベンシュタイン距離を算出していれば、ステップS708へと処理を移行し、除外されたファイル以外のすべてのファイルでレーベンシュタイン距離を算出していなければ、ステップS706へと処理を戻し、残っているファイルのファイル名とのレーベンシュタイン距離を算出する。
ステップS708へ処理が移行されると、情報処理装置200のCPU201は、後述する除外されたファイル以外のファイルが存在するフォルダ(ターゲットフォルダ)のレーベンシュタイン距離の平均値(フォルダ関連度)を算出する。具体例を図10を参照して説明する。
図10の1000において、「Folder 2013」フォルダに存在する1003のファイル群のレーベンシュタイン距離は、1009のように「12」、「12」、「12」という結果が算出される。これらの3つのファイルのレーベンシュタイン距離の平均は「12」となり、「Folder 2013」のレーベンシュタイン距離の平均値(フォルダ関連度)は1012のように「12」となる。
また、「Folder Project」フォルダ以下にある「Folder Project−AAA」のフォルダのファイル1004のレーベンシュタイン距離の平均値は、各ファイル名とレーベンシュタイン距離である1006から算出され、「6」、「9」、「3」の3つの平均値である「6」と算出される。
さらに、「Folder Project」フォルダ以下にある「Folder Project−BBB」のフォルダ1008のファイル1005のレーベンシュタイン距離の平均値は、各ファイル名とレーベンシュタイン距離である1007から算出され、「3」、「6」の2つの平均値である「4.5」と算出される。
同様に、「Folder 2012」と「Folder 2011」のレーベンシュタイン距離の平均値(フォルダ関連度)を求め、それぞれ「12」、「12」となる。
続いて、ステップS709において、ステップS708で算出したターゲットフォルダのフォルダ関連度をRAM203や外部メモリ211などに記憶する。キーワードファイル名毎のターゲットフォルダ別フォルダ関連度を記憶したデータの例を、図8を参照して説明する。
図8は、本発明の実施形態におけるフォルダ関連度データ302の一例を示す模式図である。
図8の801はファイルの名称、すなわちキーワードファイル名であり、802にはそのファイルの所在(フォルダ名)が登録されている。803以降にはターゲットフォルダ毎のフォルダの名称803やターゲットフォルダの所在804、ターゲットフォルダの関連度805などが登録されている。たとえば、ファイル名称801が「File 201304.txt」のターゲットフォルダ803毎のフォルダ関連度805として、「Folder 2013」は、図9の909のように「2」であり、「Folder 2012」は図9の910のように「97.5」、「Folder 2011」は図9の911のように「193」である。「Folder Project−AAA」や「Folder Project−BBB」は数字部分以外が一致しているファイルが無いため、適応無しの「N/A」が登録されている。
なお、ステップS704とステップS706とに処理を分けた理由を以下に述べる。
通常のレーベンシュタイン距離の平均値による関連フォルダの検索のみだと、たとえば、「File 201304.txt」ファイルの適切な保存フォルダを選べない(レーベンシュタイン距離による算出だと、「Folder 2012」、「Folder 2011」も「Folder 2013」と同じ平均値になってしまうため)。日付のような数字が羅列しているようなファイル名であっても適切な保存フォルダを提供するために、ファイル名に数字情報がある場合はレーベンシュタイン距離による算出だけでなく、数字情報を比較することにより、適切な保存フォルダを検索することを可能とする。
以上で、キーワードファイル名とターゲットフォルダとの関連度を算出する処理の説明を終える。
なお、図7では、ファイル名をキーワードとしてフォルダ関連度データを生成する処理について記載したが、ファイル名だけではなく、ファイル内容やファイル属性などをキーワードとしてフォルダ関連度データを生成しても良い。ファイル内容の場合は、ファイル内部の文章に対するレーベンシュタイン距離による測定で関連度を決定可能であり、ファイル属性の場合は、レーベンシュタイン距離と数字情報の差とを組み合わせた関連度を決定することができる。
次に、ファイルを移動させる際に、そのファイルが保存されるべきフォルダを示す処理について、図4を参照して説明する。
図4は、本発明の実施形態における情報処理装置200の制御処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。なお、このシーケンスチャートのシステム側の処理は、図3に示したファイル選択部303、検索部304、検索結果フォルダ表示部305により実行される。即ち、図2に示したCPU201がROM202あるいは外部メモリ211内のプログラム領域に格納されるプログラムを実行することにより実現される。また、図中、S401〜S409は各ステップを示す。
まずステップS401において、ユーザは、たとえば情報処理装置200のデスクトップ上で移動させたいファイルを移動させるために移動させたいファイルをマウスポインタでドラッグ開始する動作をする。
次に、ドラッグの開始を受けて情報処理装置200のCPU201は、ステップS402において、ドラッグされたファイルを検索対象ファイルとしてRAM203などに記憶する。
次に、ステップS403において、ドラッグされた検索対象ファイルが、ユーザが指定した検索フィルタ(ファイル形式)かどうかを判断する。予めユーザが指定している検索フィルタの例を図11を参照して説明する。
図11は、本発明の実施形態におけるユーザにより入力を受け付ける設定画面の一例を示す模式図である。
図11の1100の設定画面の検索フィルタ欄1105に記載されている文字「*.txt;*.doc」は、拡張子が「txt」か「doc」のファイルがフォルダ関連度毎に分けるファイルであることをユーザが指定している例である。
また、1106に記載されている文字「*.exe;*.bin」は、拡張子が「exe」か「bin」のファイルがフォルダ関連度を算出する際に参照されない検索除外フィルタであることをユーザが指定されている例である。(ステップS706で記載した除外ファイル)図4のフローチャートの説明に戻る。
図4のステップS403において、ステップS402で取得したファイル名が図11の1105で指定されているような検索ファイルの種類かどうかを判断する処理を行い、指定された検索ファイルの種類であれば、ステップS404へと処理を移行する。一方、ステップS402で取得したファイル名が指定された検索ファイルの種類ではない場合は、ファイルの移動に関してルールがあるファイルではないので、一連の処理を終える、もしくは通常のドラッグアンドドロップ操作を実行する。
ステップS404へと処理を移行すると、情報処理装置200のCPU201は、図7の処理であるフォルダ関連度算出部で算出し生成したフォルダ関連度データ302から、検索対象ファイルと一致しているファイルを検索する。具体的には、フォルダ関連度データ800のファイル名称801とステップS402で取得した検索対象ファイル名が同じデータを検索する。
次に、ステップS405において、情報処理装置200のCPU201は、検索対象ファイルに移動対象候補のフォルダがあるかを判断する。具体的には、フォルダ関連度データ800のファイル名称801とステップS402で取得した検索対象ファイル名とが一致しているデータの内、フォルダ関連度805が「N/A」でないフォルダ803があるかを判断する。
フォルダ関連度805が「N/A」ではないフォルダ803が存在する場合は、移動対象候補のフォルダが存在することを示しており、次のステップS406へと処理を移行する。また、フォルダ関連度805が「N/A」しかない検索対象ファイルの場合は、移動対象候補のフォルダが無いことを示しており、次のステップS407へと処理を移行する。
移動対象候補のフォルダが無い場合、ステップS407において、情報処理装置200のCPU201は、移動対象候補のフォルダが無いことを示すための画面をディスプレイ部210に表示する。移動対象候補のフォルダが無い場合の画面表示イメージを図19を参照して説明する。
図19は、本発明の実施形態における、移動対象候補のフォルダが無い場合の画面表示イメージの一例を示した模式図
図19の画面イメージ1900において、たとえば1901のような移動対象候補のフォルダが無い「Address2013.txt」というファイルの場合を考える。マウスポインタ1902を1901の上に移動してドラッグしようとすると、ステップS401からの処理を実行される。1901のファイル「Address2013.txt」が検索対象ファイルであり、その移動対象候補のフォルダは無いため、ドラッグすると、ステップS405において、候補情報無しの処理に移行し、ステップS407において、1903のような「類似ファイルを格納しているフォルダは見つかりませんでした」という警告バルーンを表示する。図4のフローチャートの処理の説明に戻る。
図4のステップS405において、検索対象ファイルに移動対象候補のフォルダある場合は、ステップS406へと処理を移行する。
ステップS406において、情報処理装置200のCPU201は、移動対象候補のフォルダの検出結果の表示候補を選定する。具体的な処理手順を図5を参照して説明する。
図5は、本発明に実施形態における情報処理装置の第2の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、このフローチャートの処理は、図3に示した検索部304により実行される。即ち、図2に示したCPU201がROM202あるいは外部メモリ211内のプログラム領域に格納されるプログラムを実行することにより実現される。また、図中、S501〜S505は各ステップを示す。
ステップS501は、図4のフローチャートのステップS406の処理に移行した際に開始される。ステップS501において、情報処理装置200のCPU201は、フォルダ関連度データ302から、ステップS404で検索した検索対象ファイルと同じファイル名称のフォルダ関連度を取得し、関連度(関連距離)が小さい順、すなわち類似度が高い順にソートする。具体例を図8を参照して説明する。
図8のようなフォルダ関連度データを有するファイルシステムにおいて、たとえば、「File 201304.txt」というファイルが検索対象ファイルである場合、情報処理装置200が有するフォルダ803欄のフォルダの内、ステップS404において取得するフォルダ名としては、フォルダ関連度805が有限値を有する「Folder 2013」、「Folder 2012」、「Folder 2011」である。それらのフォルダ名のフォルダ関連度805を小さい順にソートする。図8の場合は、フォルダ関連度805が一番小さい値を有するフォルダは、フォルダ名称が「Folder 2013」の「2」であり、次に小さい値は、フォルダ名称が「Folder 2012」の「97.5」、次に小さい値が、フォルダ名称が「Folder 2011」の「193」である。このように、フォルダ関連度が小さい、すなわち類似度が高い順にソートすることにより、移動対象候補フォルダの表示結果にも順位を付けることができ、ユーザがどのフォルダに移動させるべきかを容易に判断させることを助けることができる。図5のフローチャートの説明に戻る。
図5のステップS501でフォルダの検索結果をフォルダ関連度でソートした後、ステップS502において、情報処理装置200のCPU201は、ソートした検索結果の上位の1件を取得し、RAM203などに記憶する。
次に、ステップS503において、情報処理装置200のCPU201は、取得した1件分のフォルダ関連度がユーザにより事前に設定された閾値以上かどうかを判断する。この閾値以上であれば、フォルダ関連度がユーザの想定よりも離れていると判断され、以降のフォルダについては、検索結果のフォルダとして取得しない。一方、この閾値未満であれば、フォルダ関連度はユーザの想定の範囲内だと判断され、ステップS504へと処理を移行する。この事前にユーザにより設定される閾値について、図11を参照して説明する。
図11の1100の設定画面の類似度閾値設定欄1104に記載されている「10」という数字が、類似しているファイル名の異なる文字の数、あるいは異なる数字部分の差のユーザが許容している範囲であることを示す。すなわち、検索対象ファイル名と、移動対象候補フォルダ内のファイル名称が平均で10文字以上異なる場合、もしくは検索対象ファイル名の異なる数字部分の平均が10以上離れている場合には、それらのフォルダは検索結果としては表示しない。図5のフローチャートの説明に戻る。
次に、図5のステップS504において、情報処理装置200のCPU201は、取得した1件分でユーザにより事前に設定された検索結果フォルダ表示件数を越えていないかを判断する。ピックアップした件数が検索結果フォルダ表示件数より大きければ、図5のフローチャートの処理を終了する。一方、ピックアップした件数が検索結果フォルダ表示件数以下であれば、検索結果フォルダ表示件数の範囲内であると判断し、移動対象候補フォルダを取得する。この事前にユーザにより設定される検索結果フォルダ表示件数について、図11を参照して説明する。
図11の1100の設定画面の検索結果フォルダ表示件数欄1103に記載されている「3」という数字が、類似している移動対象候補フォルダを何件まで表示するかをユーザが指定している状況を示す。
なお、ステップS503及びステップS504の処理は必須の処理ではなく、どちらか一方だけを行っても良いし、この2つの処理のどちらも行わなくても良いが、強調表示するフォルダを限定する意味ではどちらか、もしくは他の処理によって表示するフォルダを制限した方が良い。強調表示するフォルダを限定する他の処理として、たとえば、フォルダ関連度を算出するフォルダを限定することにより、強調表示するフォルダを限定する例を、図11を参照して説明する。
図11の1100の設定画面のインデックス化領域欄1107に記載されている「¥¥Folder Device」というフォルダ名は、そのフォルダ以下のフォルダのみを移動対象候補フォルダとして検索することをユーザにより指定されていることを示す。この指定により情報処理装置200内の全てのフォルダを移動対象候補フォルダとして検索する必要が無く、検索対象のフォルダを限定することができる。
また、1100の設定画面のインデックス化除外領域欄1108にフォルダ名が記載されていれば、記載されているフォルダ名以下のフォルダは移動対象候補フォルダとしないことをユーザにより指定されていることを示す。この指定により情報処理装置200内でも移動対象候補フォルダが明らかに含まれていないフォルダを検索する必要が無くなり、検索対象のフォルダを限定することができる。図5のフローチャートの説明に戻る。
次に、図5のステップS505において、情報処理装置200のCPU201は、ステップS502で取得した結果を抽出結果リストに追加する。その後、ステップS502に処理を戻し、ステップS503とステップS504の判断を満たす範囲で処理を続ける。抽出結果リストの具体例として、図8を参照して説明する。
図8の太枠で囲まれた領域806は、800のファイル構造の際にファイル名称「File 201304.txt」のファイルが検索対象ファイルとして指定された際の表示対象の抽出結果リストである。この抽出結果リストは、関連度が小さい順、すなわち類似度が高い順に806のようにソートされている。この抽出結果リストをRAM203に記憶して、図5のフローチャートの処理を終了する。図4のフローチャートの説明に戻る。
図4のステップS406において、移動対象候補フォルダの抽出結果の表示候補を選定すると、次に、ステップS407において、情報処理装置200のCPU201は、抽出結果を表示する処理を行う。抽出結果を表示する処理を図6のフローチャートを参照して説明する。
図6は、本発明の実施形態における情報処理装置200の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、図3に示した検索結果フォルダ表示部305により実行される。即ち、図2に示したCPU201がROM202あるいは外部メモリ211内のプログラム領域に格納されるプログラムを実行することにより実現される。また、図中、S601〜S607は各ステップを示す。
ステップS601は、図4のフローチャートのステップS407の処理に移行した際に開始される。ステップS601において、情報処理装置200のCPU201は、ユーザにより事前に指定される領域表示方法を取得し、表示方法により条件分岐を行う。この事前にユーザにより設定される領域表示方法の設定値について、図11を参照して説明する。
図11の1100の設定画面の仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目から、ユーザが選択することにより、ステップS602以降の移動対象候補フォルダ表示画面が変更される。
1101のドロップダウン項目としては、「表示なし」、「フォルダ表示」、「ツリー表示」がある。それぞれの表示方法を図12、図15〜図18を参照して説明する。
図12は、本発明の実施形態における情報処理装置上でのユーザに表示されるファイル管理アプリケーションの画面イメージの一例を示す模式図である。
図12の1200では、画面上にファイル1201やフォルダ1203、フォルダのショートカット1204、マウスポインタ1202が表示されている。ユーザのマウスポインタ操作であるドラッグ操作により、ファイル1201を適切なフォルダに保存する操作において、仮想領域表示方法欄のドロップダウン項目別に、図15〜図18を参照して説明する。
図15は、本発明の実施形態における情報処理装置上でのユーザに表示されるファイル管理アプリケーションの画面イメージの一例を示す模式図であり、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目で「表示なし」を選択した際の画面イメージの一例である。
図15の1500は、画面上のファイル1501にマウスポインタ1502が移動され、ドラッグ操作を開始する際の画面イメージである。
特に1500は、ファイル「File 201304.txt」1501が保存されるフォルダとして最も関連度が小さい、すなわち類似度が高いフォルダが「Folder 2013」フォルダ1503の場合の画面イメージの例である。
1500では、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目で「表示なし」と選択されているので、「Folder Device」以下のフォルダの検索結果は表示していない。なお、「Folder 2012のショートカット」1504や「Folder 2011のショートカット」1505の表示に関しては後述する。
次に、図16を参照して、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目で「フォルダ表示」が選択された場合の例を説明する。
図16は、本発明の実施形態における情報処理装置上でのユーザに表示されるファイル管理アプリケーションの画面イメージの一例を示す模式図であり、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目で「フォルダ表示」を選択した際の画面イメージの一例である。
図16の1600は、画面上のファイル1601にマウスポインタ1602が移動され、ドラッグ操作を開始する際の画面イメージである。
特に1600は、ファイル「File 201304.txt」1501が保存されるフォルダとして最も関連度が小さい、すなわち類似度が高いフォルダが「Folder 2013」フォルダ1603の場合の画面イメージの例である。
1600では、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目で「フォルダ表示」と選択されているので、「Folder Device」以下のフォルダの検索結果も1604や1605のように仮想フォルダ1606として、たとえばポップアップ画面として画面上に表示している。ユーザは1601のファイルを移動させるフォルダを、1600のようにフォルダの強調表示によって容易に判断できる。また、検索の結果、類似度の高いフォルダから順に強調度を変えて表示することにより、ユーザが適切にファイルを移動する補助ができる。
次に、図17、図18を参照して、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目で「ツリー表示」が選択された場合の例を説明する。
図17は、本発明の実施形態における情報処理装置上でのユーザに表示されるファイル管理アプリケーションの画面イメージの一例を示す模式図であり、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目で「ツリー表示」を選択した際の画面イメージの一例である。
図17の1700は、画面上のファイル1701にマウスポインタ1702が移動され、ドラッグ操作を開始する際の画面イメージである。
特に1700は、ファイル「File 201304.txt」1701が保存されるフォルダとして最も関連度が小さい、すなわち類似度が高いフォルダが「Folder 2013」フォルダ1703であり、次に類似度が高いフォルダが「Folder 2012」フォルダ1705、次が「Folder 2011」フォルダ1706の場合の画面イメージの例である。
1700では、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目で「ツリー表示」と選択されているので、「Folder Device」以下のフォルダの検索結果も仮想ツリー構造1704のようにポップアップ画面として、1705や1706のように画面上に表示している。ユーザは1701のファイルを移動させるフォルダを、1704のようにツリー構造を見ながら、フォルダの強調表示によって容易に判断できる。また、検索の結果、類似度の高いフォルダから順に強調度を変えて表示することにより、ユーザが適切にファイルを移動する補助することができる。
次に、図18を参照して、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目で「ツリー表示」が選択された場合で、表示画面上に類似度の高いフォルダが存在しない場合の例を説明する。
図18は、本発明の実施形態における情報処理装置上でのユーザに表示されるファイル管理アプリケーションの画面イメージの一例を示す模式図であり、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目で「ツリー表示」を選択した際の画面イメージの一例である。
図18の1800は、画面上のファイル1801にマウスポインタ1802が移動され、ドラッグ操作を開始する際の画面イメージである。
特に1800は、ファイル「File 201304.txt」1801が保存されるフォルダとして最も関連度が小さい、すなわち類似度が高いフォルダが「Folder 2013」フォルダ1804であり、次に類似度が高いフォルダが「Folder 2012」フォルダ1805、次が「Folder 2011」フォルダ1806の場合の画面イメージの例である。
1800では、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目で「ツリー表示」と選択されており、画面上には類似度の高いフォルダが配置されていないので、仮想ツリー構造1803として、たとえばポップアップ画面に、「Folder 2013」フォルダ1804、「Folder 2012」フォルダ1805、「Folder 2011」フォルダ1806の3つのフォルダをツリー構造上で強調表示する。ユーザは1801のファイルを移動させるフォルダを、1803のようにツリー構造を見ながら、フォルダの強調表示によって容易に判断できる。また、検索の結果、類似度の高いフォルダから順に強調度を変えて表示することにより、ユーザが適切にファイルを移動する補助することができる。以上、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目を変更した際の情報処理装置200の画面に表示する画面イメージの例である。図6のフローチャートの説明に戻る。
図6のステップS601において、仮想領域表示方法欄1101のドロップダウン項目へのユーザの選択値により、3つに処理を分ける。
ユーザの選択値が「ツリー表示」の場合、ステップS602へと処理を移行し、ステップS602において、情報処理装置200のCPU201は、図17の1704や図18の1803のような、たとえばポップアップ画面を生成し、類似度の高い順に1103で設定された表示件数分だけツリー形式で表示する。その後、ステップS604へと処理を移行する。
また、ステップS601において、ユーザの選択値が「フォルダ表示」の場合、ステップS603へと処理を移行し、ステップS603において、情報処理装置200のCPU201は、図16の1606のような、たとえばポップアップ画面を生成し、類似度の高い順に1103で設定された表示件数分だけフォルダ形式で表示する。その後、ステップS604へと処理を移行する。
また、ステップS601において、ユーザの選択値が「表示なし」の場合、ステップS604へ処理を移行し、図15のようにポップアップ画面などは生成せず、ファイル管理アプリケーションの画面イメージのままとする。
次に、ステップS604において、情報処理装置200のCPU201は、ユーザにより事前に指定される強調表現方法を取得し、表示方法により条件分岐を行う。この事前にユーザにより設定される強調表現方法の設定値について、図11を参照して説明する。
図11の1100の設定画面の強調表現方法欄1102のドロップダウン項目から、ユーザが選択することにより、ステップS605以降の移動対象候補フォルダ表示画面が変更される。
1102のドロップダウン項目としては、「拡大表示」、「点滅表示」、「濃淡表示」などがある。なお、濃淡表示は「色分け表示」であっても良い。それぞれの表示方法を図12〜図15を参照して説明する。
図12は、本発明の実施形態における情報処理装置上でのユーザに表示されるファイル管理アプリケーションの画面イメージの一例を示す模式図である。
図12の1200では、画面上にファイル1201やフォルダ1203、フォルダのショートカット1204、マウスポインタ1202が表示されている。図12のファイル構成は、図1及び、図9、図10と同じファイル構成とする。ユーザのマウスポインタ操作であるドラッグ操作により、ファイル1201を適切なフォルダに移動する操作において、強調表現方法欄のドロップダウン項目別に、図13〜図15を参照して説明する。
図13は、本発明の実施形態における情報処理装置上でのユーザに表示されるファイル管理アプリケーションの画面イメージの一例を示す模式図であり、強調表現方法欄1102のドロップダウン項目で「濃淡表示」を選択した際の画面イメージの一例である。
図13の1300は、画面上のファイル1301にマウスポインタ1302が移動され、ドラッグ操作を開始する際の画面イメージである。
1300は、ファイル「File 201304.txt」1301が保存されるフォルダとして最も関連度が小さい、すなわち類似度が高いフォルダとして「Folder 2013」フォルダ1303が指定されている場合の画面イメージの例である。
1300では、強調表現方法欄1102のドロップダウン項目で「濃淡表示」と選択されているので、最も類似度が高い「Folder 2013」フォルダ1303は最も色が濃い色で表示される。また、2番目に類似度が高い「Folder 2012」フォルダ(図9の910より)や3番目に類似度が高い「Folder 2011」フォルダ(図9の911より)などは、「Folder Device」以下にあるため、仮想領域表示方法欄1101が「フォルダ表示」か「ツリー表示」の場合にはポップアップ画面として表示することができる。1300のファイル管理アプリケーションでは、「Folder 2012」フォルダのショートカット1304、「Folder 2011」フォルダのショートカット1305を画面上で表示しているので、「Folder Device」以下にあるフォルダの代わりにショートカットの色の濃淡を付けて表示している。すなわち類似度が最も高いフォルダ「Folder 2013」1303の濃淡が最も濃く、次に類似度が高いフォルダ「Folder 2012」1304の色が次に濃く、次に類似度が高いフォルダ「Folder 2011」1305の色が次に濃くして表示する。このように、ユーザがファイルをドラッグしようとすると、類似のファイルが入っているフォルダの色を変えることにより、ユーザがファイルを移動させる際に、一つ一つフォルダの中身を確認して移動することなく移動させるべきフォルダを示すことができる。
次に、図14を参照して、強調表現方法欄1102のドロップダウン項目で「点滅表示」が選択された場合の例を説明する。
図14は、本発明の実施形態における情報処理装置上でのユーザに表示されるファイル管理アプリケーションの画面イメージの一例を示す模式図であり、強調表現方法欄1102のドロップダウン項目で「点滅表示」が選択された際の画面イメージの一例である。
図14の1400は、画面上のファイル1401にマウスポインタ1402が移動され、ドラッグ操作を開始する際の画面イメージである。
1400は、ファイル「File 201304.txt」1401が保存されるフォルダとして最も関連度が小さい、すなわち類似度が高いフォルダが「Folder 2013」フォルダ1403の場合の画面イメージの例である。
1400では、強調表現方法欄1102のドロップダウン項目で「点滅表示」と選択されているので、最も類似度が高い「Folder 2013」フォルダ1403は最も点滅が頻繁に表示される。また、2番目に類似度が高い「Folder 2012」フォルダ(図9の910より)や3番目に類似度が高い「Folder 2011」フォルダ(図9の911)などは、図13の1300と同じように「Folder Device」以下にあるため、仮想領域表示方法欄1101が「フォルダ表示」か「ツリー表示」の場合にはポップアップ画面として表示することができる。1400のファイル管理アプリケーションでは、図12の1200と同じように、「Folder 2012」フォルダのショートカット1404、「Folder 2011」フォルダのショートカット1405を画面上で表示しているので、「Folder Device」以下にあるフォルダの代わりにショートカットの表示を点滅させることにより表示している。すなわち類似度が最も高いフォルダ「Folder 2013」1403の点滅の間隔が最も短く、次に類似度が高いフォルダ「Folder 2012」1404の点滅の間隔が次に短く、次に類似度が高いフォルダ「Folder 2011」1405の点滅の間隔が長く表示する。このように、ユーザがファイルをドラッグしようとすると、類似のファイルが入っているフォルダの点滅速度を変えることにより、ユーザがファイルを移動させる際に、容易に移動させるべきフォルダを示すことができる。
次に、図15を参照して、強調表現方法欄1102のドロップダウン項目で「拡大表示」が選択された場合の例を説明する。
図15は、本発明の実施形態における情報処理装置上でのユーザに表示されるファイル管理アプリケーションの画面イメージの一例を示す模式図であり、強調表現方法欄1102のドロップダウン項目で「拡大表示」が選択された際の画面イメージの一例である。
図15の1500は、画面上のファイル1501にマウスポインタ1502が移動され、ドラッグ操作を開始する際の画面イメージである。
1500は、ファイル「File 201304.txt」1501が保存されるフォルダとして最も関連度が小さい、すなわち類似度が高いフォルダが「Folder 2013」フォルダ1503の場合の画面イメージの例である。
1500では、強調表現方法欄1102のドロップダウン項目で「拡大表示」と選択されているので、最も類似度が高い「Folder 2013」フォルダ1503を最も拡大して表示している。また、2番目に類似度が高い「Folder 2012」フォルダ(図9の910より)や3番目に類似度が高い「Folder 2011」フォルダ(図9の911)などは、図13の1300と同じように「Folder Device」以下にあるため、仮想領域表示方法欄1101が「フォルダ表示」か「ツリー表示」の場合にはポップアップ画面として表示することができる。1500のファイル管理アプリケーションでは、図12の1200と同じように、「Folder 2012」フォルダのショートカット1504、「Folder 2011」フォルダのショートカット1505を画面上で表示しているので、「Folder Device」以下にあるフォルダの代わりにショートカットの表示を拡大させることにより表示している。すなわち類似度が最も高いフォルダ「Folder 2013」1503の拡大率を最も大きくし、次に類似度が高いフォルダ「Folder 2012」1504の拡大率を次に大きくし、次に類似度が高いフォルダ「Folder 2011」1505の拡大率を大きく表示する。このように、ユーザがファイルをドラッグしようとすると、類似のファイルが入っているフォルダの大きさを変えることにより、ユーザがファイルを移動させる際に、容易に移動させるべきフォルダを示すことができる。
以上のように、いずれの強調表現方法であっても、検索対象ファイルと類似するファイルが入っている移動対象候補フォルダをユーザに分かり易く表示させることができる。図6のフローチャートの説明に戻る。
図6のステップS604において、強調表現方法欄1102のドロップダウン項目へのユーザの選択値により、3つに処理を分ける。
ユーザの選択値が「濃淡表示」の場合、ステップS605へと処理を移行し、ステップS605において、情報処理装置200のCPU201は、図13の1303〜1305のように移動対象候補フォルダを類似度の高い順に濃淡を付けて表示する。その後、図6の一連の処理を終える。
また、ステップS604において、ユーザの選択値が「点滅表示」の場合、ステップS606へと処理を移行し、ステップS606において、情報処理装置200のCPU201は、図14の1403〜1405のように移動対象候補フォルダを類似度の高い順に点滅速度を変えて表示する。その後、図6の一連の処理を終える。
また、ステップS604において、ユーザの選択値が「拡大表示」の場合、ステップS607へ処理を移行し、ステップS607において、情報処理装置200のCPU201は、図15の1503〜1505のように移動対象候補フォルダを類似度の高い順に拡大して表示する。その後、図6の一連の処理を終える。
図6の一連の処理を終えると、図4のステップS407の処理が終了し、次のステップS408へと処理を移行する。
次に、ステップS408において、ユーザは、ドラッグしているファイルを情報処理装置200が強調表示しているフォルダか、もしくは他のフォルダへのドロップを行う。
ファイルのドロップを受け付けた情報処理装置200は、次のステップS409において、ドラッグされたファイルをユーザが指定したフォルダに移動もしくはコピーを行い、一連の処理を終える。
以上の処理により、ユーザはドラッグするファイルと類似するファイルが格納されているフォルダを容易に見つけて、移動もしくはコピーを行うことを可能とする効果を有する。すなわち、ファイルを格納する前にフォルダの中身を一つ一つ確認しなくても、類似のファイルが存在するフォルダを優先順位を付けて示すことができるので、ユーザはファイルを移動もしくはコピーする際に、ファイルのドラッグアンドドロップ操作のみで対応することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図4、図5、図6、図7に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
200 情報処理装置
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/F(インタフェース)コントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/F(インタフェース)コントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ
Claims (15)
- ファイルの選択を受け付けるファイル選択手段と、
前記ファイル選択手段により選択を受け付けたファイルと類似するファイルを有するフォルダを検索する検索手段と、
前記検索手段により検索されたフォルダを他のフォルダと区別可能に表示する検索結果フォルダ表示手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記検索手段により検索されたフォルダの中から、該フォルダ内の前記ファイル選択手段により選択を受け付けたファイルと類似するファイルの数に基づいてフォルダの類似度を算出するフォルダ類似度算出手段と、
前記検索結果フォルダ表示手段は、前記検索されたフォルダを前記フォルダ類似度算出手段により算出された類似度順に強調度を変えて区別可能に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記ファイル選択手段は、ファイルのドラッグが開始されることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記検索結果フォルダ表示手段は、前記検索されたフォルダを点滅させて表示することを特徴とする請求項1乃至3に記載の情報処理装置。
- 前記検索結果フォルダ表示手段は、前記検索されたフォルダを他のフォルダより大きく表示することを特徴とする請求項1乃至4に記載の情報処理装置。
- 前記検索結果フォルダ表示手段は、前記検索されたフォルダを他のフォルダと異なる色で表示することを特徴とする請求項1乃至5に記載の情報処理装置。
- 前記検索手段は、前記ファイル選択手段により選択を受け付けたファイルとファイル名が類似するファイルを有するフォルダを検索することを特徴とする請求項1乃至6に記載の情報処理装置。
- 前記検索手段は、前記ファイル選択手段により選択を受け付けたファイルとファイルの内容が類似するファイルを有するフォルダを検索することを特徴とする請求項1乃至7に記載の情報処理装置。
- 前記検索結果フォルダ表示手段は、前記検索されたフォルダのフォルダ構造を表示することを特徴とする請求項1乃至8に記載の情報処理装置。
- 前記検索手段は、前記ファイル選択手段により選択を受け付けたファイルのファイル名と類似するファイル名のファイルを有するフォルダを検索することを特徴とする請求項1乃至9に記載の情報処理装置。
- 前記検索手段は、前記ファイル選択手段により選択を受け付けたファイルの内容と類似する内容のファイルを有するフォルダを検索することを特徴とする請求項1乃至10に記載の情報処理装置。
- 前記フォルダ類似度算出手段は、作成またはコピーしたファイルと類似するファイルを有するフォルダを類似するファイルの数に基づいてフォルダ毎に類似度を算出し、
前記検索結果フォルダ表示手段は、前記フォルダ類似度算出手段により算出されたフォルダの類似度から、類似度の高いフォルダを他のフォルダと区別可能に表示することを特徴とする請求項2乃至11に記載の情報処理装置。 - ファイルの選択を受け付けるファイル選択工程と、
前記ファイル選択工程により選択を受け付けたファイルと類似するファイルを有するフォルダを検索する検索工程と、
前記検索工程により検索されたフォルダを他のフォルダと区別可能に表示する検索結果フォルダ表示工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 請求項13に記載された情報処理方法をコンピュータが実行するためのプログラム。
- 請求項13に記載された情報処理方法をコンピュータが実行するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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- 2013-10-11 JP JP2013214045A patent/JP2015076064A/ja active Pending
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