JPWO2003103356A1 - 内蔵ユニット用緩衝装置 - Google Patents

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Abstract

緩衝装置(24)に衝撃(G)が加わると、衝撃(G)の反動で内蔵ユニットは第3および第4スライド領域(36、37)に向かって変位しようとする。弾性変形領域(38、39、42、43)は押し潰される。第3および第4スライド領域(36、37)は互いに遠ざかる。第3および第4スライド領域(36、37)の変位は第1および第2連結領域(45、55)を経て第1および第2スライド領域(27、28)に伝達される。第1および第2スライド領域(27、28)は相互に接近する。弾性変形領域(29、31、33、34)で弾性変形が引き起こされる。接触領域(25a、25b)は内蔵ユニット(22)に押し付けられる。緩衝装置(24)全体で衝撃(G)の運動エネルギは消費される。内蔵ユニット(22)に伝達される衝撃は著しく減少する。

Description

技術分野
本発明は、内蔵ユニットに装着されて、内蔵ユニットの耐衝撃性を向上させる内蔵ユニット用緩衝装置に関し、特に、例えばノートブックパーソナルコンピュータ(ノートパソコン)といった電子機器にハードディスク駆動装置(HDD)ユニットといった内蔵ユニットを組み込む際に用いられる緩衝装置に関する。
背景技術
例えばノートパソコンでは所定の収容空間にHDDユニットは収納される。このとき、収容空間の壁面とHDDユニットとの間に緩衝部材が挿入される。緩衝部材は例えばゴムやスポンジといった弾性素材から形成される。落下などに起因して大きな衝撃がノートパソコンの筐体に加えられると、緩衝部材はその衝撃を吸収する。HDDユニットは衝撃から保護されることができる。
収容空間の容積はできる限り縮小されることが望まれる。収容空間が縮小されれば、ノートパソコンの一層の小型化は実現されると考えられる。しかしながら、こうして収容空間が縮小されると、収容空間の壁面とHDDユニットとの間隔は狭められる。緩衝部材の厚みは減少しなければならない。こういった厚みの減少は緩衝部材の衝撃吸収力を低下させてしまう。
発明の開示
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、限られた空間内で十分な衝撃吸収力を発揮することができる内蔵ユニット用緩衝装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1発明によれば、内蔵ユニットを挟む第1および第2接触部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置に配置され、第1弾性変形部材で第1接触部材に連結される第1スライド部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置に配置され、第2弾性変形部材で第2接触部材に連結される第2スライド部材と、第1および第2スライド部材を相互に連結する連結部材とを備えることを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置が提供される。
使用にあたって緩衝装置は内蔵ユニットに装着される。内蔵ユニットは第1および第2接触部材に挟み込まれる。内蔵ユニットおよび緩衝装置は任意の収容空間に収納される。このとき、第1スライド部材は収容空間の内面に受け止められる。第1弾性変形部材は収容空間の内面から内蔵ユニットを遠ざける弾発力を発揮する。その一方で、内蔵ユニットの反対側では第2スライド部材は収容空間の内面に受け止められる。第2弾性変形部材は収容空間の内面から内蔵ユニットを遠ざける弾発力を発揮する。こうして内蔵ユニットは収容空間の内面に接触することなく収容空間内で保持される。
いま、例えば第2スライド部材側から緩衝装置に衝撃が加わる場面を想定する。衝撃の反動で内蔵ユニットは第2スライド部材に向かって変位しようとする。したがって、内蔵ユニットの外面と収容空間の内面との間隔は狭められる。第2弾性変形部材には弾発力に逆らって弾性変形が引き起こされる。この弾性変形に基づき衝撃の運動エネルギは消費される。第2接触部材は内蔵ユニットとの接触を維持しつつ第2スライド部材に向かって変位する。
このとき、第2弾性変形部材の弾性変形に起因して第2スライド部材は収容空間の内面に沿って移動する。こういった移動や移動に伴う摩擦で衝撃の運動エネルギは消費される。第2スライド部材の変位は連結部材を経て第1スライド部材に伝達される。第1スライド部材は収容空間の内面に沿って移動する。こういった移動や移動に伴う摩擦で衝撃の運動エネルギは消費される。
第1スライド部材の変位に基づき第1弾性変形部材では弾性変形が引き起こされる。第1弾性変形部材は、収容空間の内面から第1接触部材を遠ざける駆動力を生み出す。その結果、第1接触部材は内蔵ユニットに追随する。第1接触部材は内蔵ユニットの移動にも拘わらず内蔵ユニットに接触し続ける。第1弾性変形部材の弾性変形に基づき衝撃の運動エネルギは消費される。こうして緩衝装置全体で衝撃の運動エネルギが消費される結果、内蔵ユニットに伝達される衝撃は著しく減衰される。内蔵ユニットは衝撃から十分に保護される。
反対に、第1スライド部材側から緩衝装置に衝撃が加わると、衝撃の反動で内蔵ユニットは第1スライド部材に向かって変位しようとする。内蔵ユニットの外面と収容空間の内面との間隔は狭められる。第1弾性変形部材には弾発力に逆らって弾性変形が引き起こされる。第1弾性変形部材の弾性変形に起因して第1スライド部材は収容空間の内面に沿って移動する。第1スライド部材の変位は連結部材を経て第2スライド部材に伝達される。第2スライド部材は収容空間の内面に沿って移動する。第2スライド部材の変位に基づき第2弾性変形部材では弾性変形が引き起こされる。こうして緩衝装置全体で衝撃の運動エネルギは消費される。前述と同様に、内蔵ユニットに伝達される衝撃は著しく減少する。
以上のような内蔵ユニット用緩衝装置では、第1および第2接触部材、第1および第2弾性変形部材、第1および第2スライド部材並びに連結部材は共通の素材から構成されてもよい。すなわち、第1および第2接触部材、第1および第2弾性変形部材、第1および第2スライド部材並びに連結部材は継ぎ目なく連続する金属板から構成されればよい。緩衝装置では、第1および第2接触部材、第1および第2弾性変形部材、第1および第2スライド部材並びに連結部材は協働して内蔵ユニットを取り囲むことが望まれる。このとき、第1および第2接触部材、第1および第2弾性変形部材、第1および第2スライド部材並びに連結部材は継ぎ目なく連続する金属板から構成されればよい。
第2発明によれば、内蔵ユニットを挟む第1および第2接触部材と、内蔵ユニットの表面から離隔した位置に配置され、第1接触部材から任意の第1方向に沿って延びる第1弾性変形部材に接続される第1スライド部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置に配置され、第1方向に反対向きの第2方向に沿って第1接触部材から延びる第2弾性変形部材に接続される第2スライド部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置に配置され、第2接触部材から第1方向に沿って延びる第3弾性変形部材に接続される第3スライド部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置に配置され、第2方向に沿って第2接触部材から延びる第4弾性変形部材に接続される第4スライド部材と、第1スライド部材および第3スライド部材を相互に連結する第1連結部材と、第2スライド部材および第4スライド部材を相互に連結する第2連結部材とを備えることを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置が提供される。
使用にあたって緩衝装置は内蔵ユニットに装着される。内蔵ユニットは第1および第2接触部材に挟み込まれる。内蔵ユニットおよび緩衝装置は任意の収容空間に収納される。このとき、第1および第2スライド部材は収容空間の内面に受け止められる。第1および第2弾性変形部材は収容空間の内面から内蔵ユニットを遠ざける弾発力を発揮する。その一方で、内蔵ユニットの反対側では第3および第4スライド部材は収容空間の内面に受け止められる。第3および第4弾性変形部材は収容空間の内面から内蔵ユニットを遠ざける弾発力を発揮する。こうして内蔵ユニットは収容空間の内面に接触することなく収容空間内で保持される。
いま、例えば第3および第4スライド部材側から緩衝装置に衝撃が加わる場面を想定する。衝撃の反動で内蔵ユニットは第3および第4スライド部材に向かって変位しようとする。したがって、内蔵ユニットの外面と収容空間の内面との間隔は狭められる。第3および第4弾性変形部材には弾発力に逆らって弾性変形が引き起こされる。この弾性変形に基づき衝撃の運動エネルギは消費される。第2接触部材は内蔵ユニットとの接触を維持しつつ第3および第4スライド部材に向かって変位する。
このとき、第3および第4弾性変形部材の弾性変形に起因して第3および第4スライド部材は収容空間の内面に沿って移動する。第3および第4弾性変形部材は互いに遠ざかる。こういった移動や移動に伴う摩擦で衝撃の運動エネルギは消費される。第3スライド部材の変位は第1連結部材を経て第1スライド部材に伝達される。第1スライド部材は収容空間の内面に沿って移動する。同様に、第4スライド部材の変位は第2連結部材を経て第2スライド部材に伝達される。第2スライド部材は収容空間の内面に沿って移動する。こういった移動や移動に伴う摩擦で衝撃の運動エネルギは消費される。
第1および第2スライド部材は相互に接近する。第1および第2スライド部材の変位に基づき第1および第2弾性変形部材では弾性変形が引き起こされる。第1および第2弾性変形部材は、協働で、収容空間の内面から第1接触部材を遠ざける駆動力を生み出す。その結果、第1接触部材は内蔵ユニットに追随する。第1接触部材は内蔵ユニットの移動にも拘わらず内蔵ユニットに接触し続ける。第1および第2弾性変形部材の弾性変形に基づき衝撃の運動エネルギは消費される。こうして緩衝装置全体で衝撃の運動エネルギが消費される結果、内蔵ユニットに伝達される衝撃は著しく減衰される。内蔵ユニットは衝撃から十分に保護される。
反対に、第1および第2スライド部材側から緩衝装置に衝撃が加わると、衝撃の反動で内蔵ユニットは第1および第2スライド部材に向かって変位しようとする。内蔵ユニットの外面と収容空間の内面との間隔は狭められる。第1および第2弾性変形部材には弾発力に逆らって弾性変形が引き起こされる。第1および第2弾性変形部材の弾性変形に基づき第1および第2スライド部材は収容空間の内面に沿って移動する。第1および第2スライド部材は互いに遠ざかる。第1および第2スライド部材の変位は第1および第2連結部材を経て第3および第4スライド部材に伝達される。第3および第4スライド部材は収容空間の内面に沿って移動する。第3および第4スライド部材は相互に接近する。第3および第4スライド部材の変位に基づき第3および第4弾性変形部材では弾性変形が引き起こされる。こうして緩衝装置全体で衝撃の運動エネルギは消費される。前述と同様に、内蔵ユニットに伝達される衝撃は著しく減少する。
以上のような内蔵ユニット用緩衝装置では、第1および第2接触部材、第1、第2、第3および第4弾性変形部材、第1、第2、第3および第4スライド部材並びに第1および第2連結部材は共通の素材から構成されてもよい。すなわち、第1および第2接触部材、第1、第2、第3および第4弾性変形部材、第1、第2、第3および第4スライド部材並びに第1および第2連結部材は継ぎ目なく連続する金属板から構成されればよい。緩衝装置では、第1および第2接触部材、第1、第2、第3および第4弾性変形部材、第1、第2、第3および第4スライド部材並びに第1および第2連結部材は協働して内蔵ユニットを取り囲むことが望まれる。このとき、第1および第2接触部材、第1、第2、第3および第4弾性変形部材、第1、第2、第3および第4スライド部材並びに第1および第2連結部材は継ぎ目なく連続する金属板から構成されればよい。
前述の収容空間は、例えば内蔵ユニットが組み込まれるべき機器本体の筐体内に区画されてもよく、内蔵ユニットおよび緩衝装置を受け入れる緩衝装置に固有の筐体内に区画されてもよい。後者の筐体によれば、緩衝装置および内蔵ユニットはアセンブリとして簡単に取り扱われることができる。
なお、以上のような内蔵ユニット用緩衝装置は、例えばノートブックパーソナルコンピュータ(ノートパソコン)やPDA(携帯情報端末)といった電子機器に組み込まれるハードディスク駆動装置(HDD)ユニットといった内蔵ユニットに装着されることができる。その他、緩衝装置は電子機器以外の機器に利用されてもよい。
発明を実施するための最良の形態
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
図1は電子機器すなわちノートブックパーソナルコンピュータ(いわゆるノートパソコン)11の外観を概略的に示す。このノートパソコン11は、機器本体12と、所定の回転軸13回りで揺動自在に機器本体12に連結されるディスプレイパネル14とを備える。機器本体12の筐体内にはいわゆるマザーボード(図示されず)が組み込まれる。周知の通り、マザーボードには例えばCPU(中央演算処理装置)やメモリが実装される。CPUは、例えばメモリに一時的に取り込まれるOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションソフトウェアに基づき演算処理を実施する。CPUの演算処理にあたって、使用者は、機器本体12に搭載されるキーボード15やポインティングデバイス16といった入力装置から様々なデータや指令を入力することができる。ディスプレイパネル14には例えば液晶ディスプレイ(LCD)ユニット17が組み込まれる。LCDユニット17の画面上にはCPUの演算処理に基づきグラフィックスやテキストが表示されることができる。
図2に示されるように、機器本体12の筐体は、収容空間18を区画する筐体本体19と、筐体本体19に取り付けられて、収容空間18の開口を閉鎖する蓋体21とを備える。収容空間18は機器本体12の背面(底面)で開口すればよい。こういった筐体によれば、ノートパソコン11の使用時に機器本体12が机上に設置されると、収容空間18の開口は机の表面に向き合う。筐体本体19や蓋体21は、例えばアルミニウムやマグネシウムといった金属材料や、例えばFRP(繊維強化プラスチック)といったプラスチック材料から成型されればよい。蓋体21は筐体本体19に例えばねじ留めされればよい。
筐体本体19には内蔵ユニットすなわちハードディスク駆動装置(HDD)ユニット22が収容される。HDDユニット22は収容空間18に受け入れられる。HDDユニット22には、長手方向(前後方向)LDRの前端で所定のコネクタ23が組み込まれる。こういったコネクタ23は、HDDユニット22の表側(上側)に固定されるプリント基板(図示されず)上に実装されればよい。コネクタ23は、例えば機器本体12内のマザーボードから延びるフレキシブルケーブル(図示されず)に接続される。
HDDユニット22には緩衝装置24が装着される。緩衝装置24は切れ目なくHDDユニット22の周囲を取り囲む。ここでは、緩衝装置24は例えば継ぎ目なく連続するステンレス鋼板から構成される。例えば80〜100g程度のHDDユニット22が組み込まれる場合には、ステンレス鋼板の板厚は0.2〜0.4mm程度に設定されればよい。ただし、緩衝装置24の素材には、アルミニウム板その他の金属板材が用いられてもよく、樹脂製の板材が用いられてもよい。緩衝装置24には、後述されるように、所定の厚みで所定の弾性力を発揮する板材が用いられればよい。その他、緩衝装置24には金属板材に代えて金属製の線材(ワイヤ材)が用いられてもよい。緩衝装置24はこのように単一の素材から構成される必要は必ずしもない。
図3からも明らかなように、緩衝装置24はHDDユニット22とともに収容空間18に受け入れられる。収容空間18の開口が蓋体21で閉鎖されると、HDDユニット22および緩衝装置24は筐体本体19および蓋体21で完全に取り囲まれる。HDDユニット22には、周知の通り、例えば水平方向HRに沿って広がる記録媒体すなわち磁気ディスク(図示されず)や、こういった磁気ディスクの表裏面に対向する磁気ヘッド(図示されず)、その他の様々な機能部品が内蔵される。
緩衝装置24には、例えばHDDユニット22の表側(上側)でHDDユニット22の外面に相対変位自在に接触する1対の表側接触領域25a、25bが区画される。同様に、緩衝装置24には、HDDユニット22の裏側(下側)でHDDユニット22の外面に相対変位自在に接触する1対の裏側接触領域26a、26bが区画される。HDDユニット22は表側接触領域25a、25bおよび裏側接触領域26a、26bに挟み込まれる。これらの接触領域25a、25b、26a、26bは本発明の接触部材として機能する。表側接触領域25a、25bおよび裏側接触領域26a、26bはHDDユニット22の長手方向LDRに満遍なくHDDユニット22に接触すればよい(図2参照)。
緩衝装置24には、表側接触領域25a、25bよりもHDDユニット22の外周側で、HDDユニット22の表側外面から離隔した位置に配置される第1および第2スライド領域27、28が区画される。第1および第2スライド領域27、28は筐体本体19の内面にスライド自在に接触する。第1スライド領域27は、一方の表側接触領域25aから第1方向DR1に沿って延びる第1弾性変形領域29で当該表側接触領域25aに連結される。第2スライド領域28は、第1方向DR1に反対向きの第2方向DR2に沿って他方の表側接触領域25bから延びる第2弾性変形領域31で当該表側接触領域25bに連結される。スライド領域27、28は本発明に係るスライド部材として機能する。その一方で、弾性変形領域29、31は本発明に係る弾性変形部材として機能する。第1および第2スライド領域27、28はHDDユニット22の長手方向LDRに満遍なく筐体本体19に接触すればよい。
1対の表側接触領域25a、25bの間には、HDDユニット22の外面から離隔した位置に配置される第1補助スライド領域32が区画される。この第1補助スライド領域32は筐体本体19の内面にスライド自在に接触する。第1補助スライド領域32は、一方の表側接触領域25aから第2方向DR2に沿って延びる第1補助弾性変形領域33で当該表側接触領域25aに連結される。同時に、第1補助スライド領域32は、他方の表側接触領域25bから第1方向DR1に沿って延びる第2補助弾性変形領域34で当該表側接触領域25bに連結される。
第1弾性変形領域29および第1補助弾性変形領域33は、筐体本体19の内面から表側接触領域25aを遠ざける縦方向弾発力を発揮する。したがって、表側接触領域25aはHDDユニット22の外面に向かって押し付けられる。しかも、第1弾性変形領域29は表側接触領域25aに向かって第1スライド領域27を近づける横方向弾発力を発揮すると同時に、第1補助弾性変形領域33は表側接触領域25aに向かって第1補助スライド領域32を近づける横方向弾発力を発揮する。こういった縦方向弾発力および横方向弾発力の実現にあたって、第1弾性変形領域29および第1補助弾性変形領域33は、例えば筐体本体19の内面からHDDユニット22に向かって膨らむ湾曲形の断面形状に成形されればよい。こういった断面形状はHDDユニット22の長手方向LDRに維持されればよい。
同様に、第2弾性変形領域31および第2補助弾性変形領域34は、筐体本体19の内面から表側接触領域25bを遠ざける縦方向弾発力を発揮する。表側接触領域25bはHDDユニット22の外面に向かって押し付けられる。しかも、第2弾性変形領域31は表側接触領域25bに向かって第2スライド領域28を近づける横方向弾発力を発揮すると同時に、第2補助弾性変形領域34は表側接触領域25bに向かって第1補助スライド領域32を近づける横方向弾発力を発揮する。こういった縦方向弾発力および横方向弾発力の実現にあたって、第2弾性変形領域31および第2補助弾性変形領域34は、例えば筐体本体19の内面からHDDユニット22に向かって膨らむ湾曲形の断面形状に成形されればよい。こういった断面形状はHDDユニット22の長手方向LDRに維持されればよい。
さらに、緩衝装置24には、裏側接触領域26a、26bよりもHDDユニット22の外周側で、HDDユニット22の裏側外面から離隔した位置に配置される第3および第4スライド領域36、37が区画される。第3および第4スライド領域36、37は蓋体21の内面にスライド自在に接触する。第3スライド領域36は、一方の裏側接触領域26aから第1方向DR1に沿って延びる第3弾性変形領域38で当該裏側接触領域26aに連結される。第4スライド領域37は、他方の裏側接触領域26bから第2方向DR2に沿って延びる第4弾性変形領域39で当該裏側接触領域26bに連結される。スライド領域36、37は本発明に係るスライド部材として機能する。その一方で、弾性変形領域38、39は本発明に係る弾性変形部材として機能する。第3および第4スライド領域36、37はHDDユニット22の長手方向LDRに満遍なく蓋体21に接触すればよい。
1対の裏側接触領域26a、26bの間には、HDDユニット22の外面から離隔した位置に配置される第2補助スライド領域41が区画される。この第2補助スライド領域41は蓋体21の内面にスライド自在に接触する。第2補助スライド領域41は、一方の裏側接触領域26aから第2方向DR2に沿って延びる第3補助弾性変形領域42で当該裏側接触領域26aに連結される。同時に、第2補助スライド領域41は、他方の裏側接触領域26bから第1方向DR1に沿って延びる第4補助弾性変形領域43で当該裏側接触領域26bに連結される。
第3弾性変形領域38および第3補助弾性変形領域42は、蓋体21の内面から裏側接触領域26aを遠ざける縦方向弾発力を発揮する。したがって、裏側接触領域26aはHDDユニット22の外面に向かって押し付けられる。しかも、第3弾性変形領域38は裏側接触領域26aに向かって第3スライド領域36を近づける横方向弾発力を発揮すると同時に、第3補助弾性変形領域42は裏側接触領域26aに向かって第2補助スライド領域41を近づける横方向弾発力を発揮する。こういった縦方向弾発力および横方向弾発力の実現にあたって、第3弾性変形領域38および第3補助弾性変形領域42は、例えば蓋体21の内面からHDDユニット22に向かって膨らむ湾曲形の断面形状に成形されればよい。こういった断面形状はHDDユニット22の長手方向LDRに維持されればよい。
同様に、第4弾性変形領域39および第4補助弾性変形領域43は、蓋体21の内面から裏側接触領域26bを遠ざける縦方向弾発力を発揮する。裏側接触領域26bはHDDユニット22の外面に向かって押し付けられる。しかも、第4弾性変形領域39は裏側接触領域26bに向かって第4スライド領域37を近づける横方向弾発力を発揮すると同時に、第4補助弾性変形領域43は裏側接触領域26bに向かって第2補助スライド領域41を近づける横方向弾発力を発揮する。こういった縦方向弾発力および横方向弾発力の実現にあたって、第4弾性変形領域39および第4補助弾性変形領域43は、例えば蓋体21の内面からHDDユニット22に向かって膨らむ湾曲形の断面形状に成形されればよい。こういった断面形状はHDDユニット22の長手方向LDRに維持されればよい。
さらにまた、緩衝装置24には、第1スライド領域27および第3スライド領域36を相互に連結する第1連結領域45が区画される。この第1連結領域45には、例えばHDDユニット22の1側面に相対変位自在に接触する第1側面接触領域46が区画される。HDDユニット22の側面は、例えば上側外面や下側外面に直交する1垂直面に沿って広がればよい。第1側面接触領域46は本発明に係る接触部材として機能することができる。第1側面接触領域46は、HDDユニット22の長手方向LDRに満遍なくHDDユニット22に接触すればよい。
第1連結領域45には、第1側面接触領域46と第1スライド領域27との間で、HDDユニット22の側面から離隔した位置に配置される第5スライド領域47が区画される。同様に、第1連結領域45には、第1側面接触領域46と第3スライド領域36との間で、HDDユニット22の側面から離隔した位置に配置される第6スライド領域48が区画される。第5および第6スライド領域47、48は筐体本体19の内面にスライド自在に接触する。第5スライド領域47は、第1側面接触領域46から第3方向DR3に沿って延びる弾性変形領域49で第1側面接触領域46に連結される。第6スライド領域48は、第3方向DR3に反対向きの第4方向DR4に沿って第1側面接触領域46から延びる弾性変形領域51で第1側面接触領域46に連結される。第3および第4方向DR3、DR4は第1および第2方向DR1、DR2を含む平面に直交する1平面に沿って規定されればよい。スライド領域47、48は本発明に係るスライド部材として機能することができる。その一方で、弾性変形領域49、51は本発明に係る弾性変形部材として機能することができる。第5および第6スライド領域47、48はHDDユニット22の長手方向LDRに満遍なく筐体本体19に接触すればよい。
弾性変形領域49、51は、筐体本体19の内面から第1側面接触領域46を遠ざける水平方向弾発力を発揮する。したがって、第1側面接触領域46はHDDユニット22の外面に向かって押し付けられる。しかも、弾性変形部材49、51は第5および第6スライド領域47、48同士を互いに近づける垂直方向弾発力を発揮する。これらの水平方向弾発力および垂直方向弾発力の実現にあたって、弾性変形領域49、51は、例えば筐体本体19の内面からHDDユニット22に向かって膨らむ湾曲形の断面形状に成形されればよい。こういった断面形状はHDDユニット22の長手方向LDRに維持されればよい。
この第1連結領域45では、第1および第5スライド領域27、47は駆動力伝達領域52で相互に接続される。同様に、第3および第6スライド領域36、48は駆動力伝達領域53で相互に接続される。駆動力伝達領域52、53には例えば比較的に高い剛性が与えられてもよい。
同様に、緩衝装置24には、第2スライド領域28および第4スライド領域37を相互に連結する第2連結領域55が区画される。この第2連結領域55には、例えばHDDユニット22の他側面に相対変位自在に接触する第2側面接触領域56が区画される。HDDユニット22の側面は、前述の第1側面接触領域46を受け止める側面に平行な1垂直面に沿って広がればよい。したがって、この第2側面接触領域56は前述の第1側面接触領域46との間にHDDユニット22を挟み込む。第2側面接触領域56は本発明に係る接触部材として機能することができる。第2側面接触領域56は、HDDユニット22の長手方向LDRに満遍なくHDDユニット22に接触すればよい。
第2連結領域55には、第2側面接触領域56と第2スライド領域28との間で、HDDユニット22の側面から離隔した位置に配置される第7スライド領域57が区画される。同様に、第2連結領域55には、第2側面接触領域56と第4スライド領域37との間で、HDDユニット22の側面から離隔した位置に配置される第8スライド領域58が区画される。第7および第8スライド領域57、58は筐体本体19の内面にスライド自在に接触する。第7スライド領域57は、第2側面接触領域56から第3方向DR3に沿って延びる弾性変形領域59で第2側面接触領域56に連結される。第8スライド領域58は、第2側面接触領域56から第4方向DR4に沿って延びる弾性変形領域61で第2側面接触領域56に連結される。スライド領域57、58は本発明に係るスライド部材として機能することができる。その一方で、弾性変形領域59、61は本発明に係る弾性変形部材として機能することができる。第7および第8スライド領域57、58はHDDユニット22の長手方向LDRに満遍なく筐体本体19に接触すればよい。
弾性変形領域59、61は、筐体本体19の内面から第2側面接触領域56を遠ざける水平方向弾発力を発揮する。したがって、第2側面接触領域56はHDDユニット22の外面に向かって押し付けられる。しかも、弾性変形部材59、61は第7および第8スライド領域57、58同士を互いに近づける垂直方向弾発力を発揮する。これらの水平方向弾発力および垂直方向弾発力の実現にあたって、弾性変形領域59、61は、例えば筐体本体19の内面からHDDユニット22に向かって膨らむ湾曲形の断面形状に成形されればよい。こういった断面形状はHDDユニット22の長手方向LDRに維持されればよい。
この第2連結領域55では、第2および第7スライド領域28、57は駆動力伝達領域62で相互に接続される。同様に、第4および第8スライド領域37、58は駆動力伝達領域63で相互に接続される。駆動力伝達領域62、63には例えば比較的に高い剛性が与えられてもよい。
以上のような緩衝装置24によれば、HDDユニット22の上側外面と、この上側外面に向き合わせられる筐体本体19の内面との間に表側接触領域25a、25bや第1および第2弾性変形領域29、31並びに第1および第2補助弾性変形領域33、34は配置される。同様に、HDDユニット22の下側外面と、この下側外面に向き合わせられる蓋体21の内面との間に第3および第4弾性変形領域38、39並びに第3および第4補助弾性変形領域42、43は配置される。HDDユニット22は上側外面や下側外面で筐体本体19や蓋体21に接触せずに収容空間18内に保持される。第1および第2弾性変形領域29、31並びに第1および第2補助弾性変形領域33、34の縦方向弾発力と、第3および第4弾性変形領域38、39並びに第3および第4補助弾性変形領域42、43の縦方向弾発力とのバランスに基づき上下方向(垂直方向)にHDDユニット22の位置は設定される。
同様に、HDDユニット22の1側面と、この側面に向き合わせられる筐体本体19の内面との間に第1側面接触領域46や弾性変形領域49、51は配置される。HDDユニット22の他側面と、この他側面に向き合わせられる筐体本体19の内面との間に第2側面接触領域56や弾性変形領域59、61は配置される。HDDユニット22は2つの側面で筐体本体19に接触せずに収容空間18内に保持される。弾性変形領域49、51の水平方向弾発力と弾性変形領域59、61の水平方向弾発力とのバランスに基づき横方向(水平方向)にHDDユニット22の位置は設定される。こうしてHDDユニット22には四方から緩衝装置24の弾発力が作用する。
いま、例えば図4に示されるように、1.0〜3.0km/s程度の衝撃Gが機器本体12の底面側から加えられる場面を想定する。この衝撃Gの反動でHDDユニット22は蓋体21の内面に向かって変位しようとする。すなわち、HDDユニット22の下側外面と蓋体21との間隔は狭められる。第3弾性変形領域38および第3補助弾性変形領域42で構成される板ばねは押し潰される。同様に、第4弾性変形領域39および第4補助弾性変形領域43で構成される板ばねは押し潰される。弾性変形領域38、39、42、43の弾性変形で衝撃Gの運動エネルギは消費される。裏側接触領域26a、26bはHDDユニット22との接触を維持しつつ蓋体21に向かって変位する。
このとき、第3弾性変形領域38および第3補助弾性変形領域42の弾性変形に基づき第3スライド領域36は蓋体21の内面に沿ってスライドする。第3スライド領域36は第2補助スライド領域41から遠ざかる。同様に、第4弾性変形領域39および第4補助弾性変形領域43の弾性変形に基づき第4スライド領域37は蓋体21の内面に沿ってスライドする。第4スライド領域43は第2補助スライド領域41から遠ざかる。こういった第3および第4スライド領域36、37の移動や移動に伴う摩擦で衝撃Gの運動エネルギは消費される。
第3スライド領域36の変位は第1連結領域45を経て第1スライド領域27に伝達される。このとき、第1連結領域45では、第1側面接触領域46や第5および第6スライド領域47、48の移動や移動に伴う摩擦で衝撃Gの運動エネルギは消費される。同時に、弾性変形領域49、51の変形に基づき衝撃Gの運動エネルギは消費される。同様に、第4スライド領域37の変位は第2連結領域55を経て第2スライド領域28に伝達される。このとき、第2連結領域55では、第2側面接触領域56や第7および第8スライド領域57、58の移動や移動に伴う摩擦で衝撃Gの運動エネルギは消費される。同時に、弾性変形領域59、61の変形に基づき衝撃Gの運動エネルギは消費される。
第1スライド領域27は第1連結領域45から第3スライド領域36の変位を受け取る。第1スライド領域27は筐体本体19の内面に沿ってスライドする。第1スライド領域27は第1補助スライド領域32に向かって近づく。同様に、第2スライド領域28は第2連結領域55から第4スライド領域37の変位を受け取る。第2スライド領域28は筐体本体19の内面に沿ってスライドする。第2スライド領域28は第1補助スライド領域32に向かって近づく。こういった第1および第2スライド領域27、28の移動や移動に伴う摩擦に基づき衝撃Gの運動エネルギは消費される。
第1および第2スライド領域27、28が相互に接近する結果、第1弾性変形領域29および第1補助弾性変形領域33の弾性変形は引き起こされる。第1弾性変形領域29および第1補助弾性変形領域33は、筐体本体19の内面から表側接触領域25aを遠ざける駆動力を生み出す。同様に、第2弾性変形領域31および第2補助弾性変形領域34の弾性変形は引き起こされる。第2弾性変形領域31および第2補助弾性変形領域34は、筐体本体19の内面から表側接触領域25bを遠ざける駆動力を生み出す。その結果、表側接触領域25a、25bはHDDユニット22の移動に追随する。表側接触領域25a、25bは、HDDユニット22の移動にも拘わらずHDDユニット22に接触し続ける。弾性変形領域29、31、33、34の弾性変形に基づき衝撃Gの運動エネルギは消費される。こうして緩衝装置24全体で衝撃Gの運動エネルギが消費される結果、HDDユニット22に伝達される衝撃は短時間に著しく減衰されることができる。HDDユニット22は大きな衝撃Gから十分に保護されることができる。
反対に、大きな衝撃Gが機器本体12の上面側から加えられると、この衝撃GでHDDユニット22は収容空間18の天井面すなわち筐体本体19に向かって変位しようとする。第1弾性変形領域29および第1補助弾性変形領域33で構成される板ばねは押し潰される。第1スライド領域27の変位は第1連結領域45を経て第3スライド領域36に伝達される。同様に、第2弾性変形領域31および第2補助弾性変形領域34で構成される板ばねは押し潰される。第2スライド領域28の変位は第2連結領域55を経て第4スライド領域37に伝達される。こうして第3および第4スライド領域36、37同士は相互に接近する。第3および第4弾性変形領域38、39や第3および第4補助弾性変形領域42、43の弾性変形は引き起こされる。こうして緩衝装置24全体で衝撃Gの運動エネルギが消費される。前述と同様に、HDDユニット22に伝達される衝撃は著しく減少する。
その他、大きな衝撃Gが機器本体12の側面から加えられると、この衝撃GでHDDユニット22は水平方向HRに変位する。この変位で、弾性変形領域49、51の弾性変形や弾性変形領域59、61の弾性変形は引き起こされる。第5スライド領域47や第7スライド領域57の変位は、表側接触領域25a、25bやスライド領域27、28、32の移動と、弾性変形領域29、31、33、34の弾性変形とに基づき相互に受け渡される。同様に、第6スライド領域48や第8スライド領域58の変位は、裏側接触領域26a、26bやスライド領域36、37、41の移動と、弾性変形領域38、39、42、43の弾性変形とに基づき相互に受け渡される。こうして前述と同様に緩衝装置24全体で衝撃Gの運動エネルギは消費される。前述と同様に、HDDユニット22に伝達される衝撃は著しく減少する。
本発明者はコンピュータシミュレーションに基づき緩衝装置24の有効性を検証した。検証にあたって本発明者は、例えば図5に示されるように、垂直対称面71で等分割される1/2検証モデル72を作成した。この検証モデル72では、筐体本体19の内面と蓋体21の内面との間隔が12.0mmに設定された。こうして形成される収容空間18に緩衝装置24は組み込まれた。このとき、無負荷状態で緩衝装置24の表側接触領域25bと筐体本体19の内面との距離は2.0mmに設定された。同様に、裏側接触領域26bと蓋体21の内面との距離は2.0mmに設定された。こうした緩衝装置24内に高さH=8.4mmのHDDユニット22は挿入された。したがって、表側接触領域25bと筐体本体19の内面との距離や、裏側接触領域26bと蓋体21の内面との距離は1.8mmに縮小した。弾性変形領域31、34、39、43には弾発力が維持された。
この検証では機器本体12の底面側から垂直方向に衝撃Gが加えられた。このとき、垂直対称面71上の観測点73でHDDユニット22の加速度は算出された。図6から明らかなように、振幅6.0km/sの正弦波に基づき衝撃Gは再現された。正弦波の周期は2msに設定された。図6から明らかなように、観測点73すなわちHDDユニット22では加速度の振幅は著しく低減されることが確認された。したがって、緩衝装置24の働きでHDDユニット22は大きな衝撃Gから十分に保護されることが証明された。
以上のような検証にあたって本発明者は第1比較例に係る解析モデルを作成した。この第1比較例モデルでは、収容空間18に前述の検証モデル72と同一形状の緩衝装置24およびHDDユニット22が組み込まれた。ただし、この第1比較例モデルでは、緩衝装置24のスライド領域28、32、37、41、57、58は筐体本体19や蓋体21に固定された。これらスライド領域28、32、37、41、57、58の動きは拘束された。この第1比較例モデルで前述と同様に振幅6.0km/sの正弦波に基づき衝撃Gは再現された。図7に示されるように、この第1比較例モデルでは加速度の振幅は全く低減されなかった。
同様に、本発明者は第2比較例に係る解析モデルを作成した。この第2比較例モデルでは、収容空間18に前述の検証モデル72と同一形状の緩衝装置24およびHDDユニット22が組み込まれた。ただし、この第2比較例モデルでは緩衝装置24の駆動力伝達領域62、63は切断された。すなわち、第2スライド領域28と第7スライド領域57との連結や第4スライド領域37と第8スライド領域58との連結は解除された。この第2比較例モデルで前述と同様に振幅6.0km/sの正弦波に基づき衝撃Gは再現された。図8に示されるように、この第2比較例モデルでは加速度の振幅は全く低減されなかった。
同時に、本発明者はコンピュータシミュレーションの精度を検証した。この検証では任意の条件下でHDDユニット22の加速度は実測された。HDDユニット22の外面には厚み2.0mm程度のゴム製緩衝部材が貼り付けられた。こうしたHDDユニット22が収容空間18に収納された。その一方で、コンピュータシミュレーションには、実測と同一の条件でHDDユニット22の解析モデルは構築された。この解析モデルに対して実測と同一の条件で衝撃Gが再現された。その結果、図9から明らかなように、コンピュータシミュレーションでは比較的に高い精度でHDDユニット22の加速度が再現されることが確認された。
さらに、本発明者はコンピュータシミュレーションに基づき緩衝装置24の振動特性を検証した。検証にあたって本発明者は前述の1/2検証モデル72および第1比較例モデルを用いた。振幅5m/sの正弦波に基づき垂直方向に振動は加えられた。図10から明らかなように、実用的な500〜1000Hzの周波数帯域で第1比較例モデルに比べて検証モデル72では著しく振動は抑制されることが確認された。
以上のような緩衝装置24には様々な変形例が提案される。例えば図11に示されるように、緩衝装置24は、HDDユニット22の表側外面および裏側外面並びに前端および後端を取り囲んでもよい。この場合、HDDユニット22の側面は開放される。この開放される側面に所定のコネクタ23は搭載されればよい。また、例えば図12に示されるように、1対の緩衝装置24が同時にHDDユニット22に装着されてもよい。緩衝装置24同士の間でHDDユニット22の前端は露出する。この露出する前端にコネクタ23は搭載されればよい。その他、例えば図13に示されるように、緩衝装置24には固有の筐体74が装着されてもよい。こういった筐体74によれば、緩衝装置24およびHDDユニット22は1アセンブリとして簡単に取り扱われることができる。筐体74は、例えば、上半体74aと、この上半体74aに結合される下半体74bとで構成されればよい。
なお、前述のように任意の対称面で対称形状に緩衝装置24が形成される場合には、対称面上に位置する第1および第2補助スライド領域32、41は筐体本体19や蓋体21に固定されてもよい。また、例えば図14に示されるように、緩衝装置24には単一の表側接触領域25aおよび単一の裏側接触領域26aが組み込まれてもよい。この場合には、例えば対称面上に位置する表側接触領域25aや裏側接触領域26aはHDDユニット22に固定されてもよい。
以上のような緩衝装置24は、前述のようにノートパソコン11に組み込まれるHDDユニット22に装着されることができるだけでなく、任意の電子機器に組み込まれる内蔵ユニットに装着されることができる。その他、緩衝装置24は電子機器以外の機器に利用されてもよい。
【図面の簡単な説明】
図1は、電子機器の一具体例すなわち携帯用ノートブックパーソナルコンピュータ(ノートパソコン)の外観を示す斜視図である。
図2は、機器本体に組み込まれるハードディスク駆動装置(HDD)ユニットの様子を概略的に示す拡大部分斜視図である。
図3は、図2の3−3線に沿った拡大垂直断面図である。
図4は、緩衝装置の動作を概略的に示す拡大垂直断面図である。
図5は、検証モデルの構造を概略的に示す模式図である。
図6は、検証モデルに基づき算出された衝撃シミュレーションの結果を示すグラフである。
図7は、第1比較例モデルに基づき算出された衝撃シミュレーションの結果を示すグラフである。
図8は、第2比較例モデルに基づき算出された衝撃シミュレーションの結果を示すグラフである。
図9は、実測値とシミュレーションの結果との相対関係を示すグラフである。
図10は、検証モデルおよび第1比較例モデルの振動特性を示すグラフである。
図11は、1変形例に係る緩衝装置を概略的に示す斜視図である。
図12は、他の変形例に係る緩衝装置を概略的に示す斜視図である。
図13は、さらに他の変形例に係る緩衝装置を概略的に示す斜視図である。
図14は、さらに他の変形例に係る緩衝装置を概略的に示す斜視図である。

Claims (12)

  1. 内蔵ユニットを挟む第1および第2接触部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置に配置され、第1弾性変形部材で第1接触部材に連結される第1スライド部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置に配置され、第2弾性変形部材で第2接触部材に連結される第2スライド部材と、第1および第2スライド部材を相互に連結する連結部材とを備えることを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
  2. 請求の範囲第1項に記載の内蔵ユニット用緩衝装置において、前記第1および第2接触部材、第1および第2弾性変形部材、第1および第2スライド部材並びに連結部材は共通の素材から構成されることを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
  3. 請求の範囲第1項または第2項に記載の内蔵ユニット用緩衝装置において、前記第1および第2接触部材、第1および第2弾性変形部材、第1および第2スライド部材並びに連結部材は協働して前記内蔵ユニットを取り囲むことを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
  4. 請求の範囲第3項に記載の内蔵ユニット用緩衝装置において、前記第1および第2接触部材、第1および第2弾性変形部材、第1および第2スライド部材並びに連結部材は継ぎ目なく連続する金属板から構成されることを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
  5. 内蔵ユニットを収容する筐体と、筐体内で内蔵ユニットを挟む第1および第2接触部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置で筐体の内面にスライド自在に接触し、第1弾性変形部材で第1接触部材に連結される第1スライド部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置で筐体の内面にスライド自在に接触し、第2弾性変形部材で第2接触部材に連結される第2スライド部材と、第1および第2スライド部材を相互に連結する連結部材とを備えることを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
  6. 請求の範囲第5項に記載の内蔵ユニット用緩衝装置において、前記第1および第2接触部材、第1および第2弾性変形部材、第1および第2スライド部材並びに連結部材は共通の素材から構成されることを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
  7. 請求の範囲第5項または第6項に記載の内蔵ユニット用緩衝装置において、前記第1および第2接触部材、第1および第2弾性変形部材、第1および第2スライド部材並びに連結部材は協働して前記内蔵ユニットを取り囲むことを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
  8. 請求の範囲第7項に記載の内蔵ユニット用緩衝装置において、前記第1および第2接触部材、第1および第2弾性変形部材、第1および第2スライド部材並びに連結部材は継ぎ目なく連続する金属板から構成されることを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
  9. 内蔵ユニットを挟む第1および第2接触部材と、内蔵ユニットの表面から離隔した位置に配置され、第1接触部材から任意の第1方向に沿って延びる第1弾性変形部材に接続される第1スライド部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置に配置され、第1方向に反対向きの第2方向に沿って第1接触部材から延びる第2弾性変形部材に接続される第2スライド部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置に配置され、第2接触部材から第1方向に沿って延びる第3弾性変形部材に接続される第3スライド部材と、内蔵ユニットの外面から離隔した位置に配置され、第2方向に沿って第2接触部材から延びる第4弾性変形部材に接続される第4スライド部材と、第1スライド部材および第3スライド部材を相互に連結する第1連結部材と、第2スライド部材および第4スライド部材を相互に連結する第2連結部材とを備えることを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
  10. 請求の範囲第9項に記載の内蔵ユニット用緩衝装置において、前記第1および第2接触部材、第1、第2、第3および第4弾性変形部材、第1、第2、第3および第4スライド部材並びに第1および第2連結部材は共通の素材から構成されることを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
  11. 請求の範囲第9項または第10項に記載の内蔵ユニット用緩衝装置において、前記第1および第2接触部材、第1、第2、第3および第4弾性変形部材、第1、第2、第3および第4スライド部材並びに第1および第2連結部材は協働して前記内蔵ユニットを取り囲むことを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
  12. 請求の範囲第11項に記載の内蔵ユニット用緩衝装置において、前記第1および第2接触部材、第1、第2、第3および第4弾性変形部材、第1、第2、第3および第4スライド部材並びに第1および第2連結部材は継ぎ目なく連続する金属板から構成されることを特徴とする内蔵ユニット用緩衝装置。
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