JPWO2003036635A1 - ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
移動制御部材12の摺動方向に対して略直角の方向に移動制御部材12を付勢する付勢バネ15を設ける。
Description
技術分野
この発明は、再生又は記録対象のディスクを交換するディスク装置に関するものである。
背景技術
例えば、特開2001−101759号公報に示されている従来のディスク装置は、第1図及び第2図に示すように、上アーム101と下アーム102から構成された挟持手段103が回動軸104の回りを回動して、任意のディスクを挟持するが、その際、トグルバネ105が位置決めピン106をピックアップ昇降台107に押圧した状態を保持するので、即ち、挟持手段103の回動範囲に変曲点を有するトグルバネ105が、変曲点を超えない回動範囲において、その回動方向に反する付勢力を加えるので、ターンテーブル108やチャックプレート109が円周方向の軌跡上で高精度に位置決めされる。
従来のディスク装置は以上のように構成されているので、挟持手段103の部品精度や組付けガタ等によって回動停止位置がずれると、トグルバネ105から受ける付勢力が変化してしまうため、その停止位置での付勢力が不安定になる課題があった。
また、ディスクを交換する毎に挟持手段103を回動させるので、付勢力を受ける回動部材やトグルバネ105に負荷が加わり、耐久性が劣化する課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、耐久性の劣化を招くことなく、正確な位置決めを行うことができるディスク装置を得ることを目的とする。
発明の開示
この発明に係るディスク装置は、移動制御部材の摺動方向に対して略直角の方向に移動制御部材を付勢する付勢部材を設けたものである。
このことによって、耐久性の劣化を招くことなく、正確な位置決めを行うことができる効果がある。
この発明に係るディスク装置は、ベースに施された摺動溝に幅広部を設けたものである。
このことによって、必要時のみクランパアームに付勢力を加えることができる効果がある。
この発明に係るディスク装置は、付勢部材と当接する凸部をベースに設けたものである。
このことによって、必要時のみクランパアームに付勢力を加えることができる効果がある。
この発明に係るディスク装置は、付勢部材をベース上に固着するようにしたものである。
このことによって、移動制御部材のデッドスペースを小さくすることができる効果がある。
この発明に係るディスク装置は、付勢部材を移動制御部材に設けるようにしたものである。
このことによって、ベースの小型化を図ることができる効果がある。
この発明に係るディスク装置は、バネを用いて付勢部材を構成するようにしたものである。
このことによって、構成の複雑化を招くことなく、簡単に移動制御部材を付勢することができる効果がある。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
第3図はこの発明の実施の形態1によるディスク装置を示す分解図であり、第4図はこの発明の実施の形態1によるディスク装置を示す斜視図である。図において、1は支軸1a,1b,1c,1dが立設され、かつ、摺動溝1g,1hが施されたベース、2はベース1の支軸1aによってR−R’方向に回動自在に軸支され、回動制御部材13によって回動が制御されている再生ベースユニット、3は再生ベースユニット2に設けられたターンテーブル、4は再生ベースユニット2の内部を所定方向に往復駆動する光学式ピックアップである。
5はターンテーブル3に対向してディスクを挟持するクランパ、6はクランパホルダ7をネジによって固着するクランパアーム、7はクランパ5を保持するクランパホルダ、8はクランパベース10及びクランパプレート9のカム溝10b,9bと係合するピン8aを備え、ベース1の支軸1cによってT−T’方向に回動自在に軸支されているクランパ駆動部材、9はクランパベース10のカム溝10cに沿って摺動し、ローラ9aによってクランパアーム6のカム形状と当接しているクランパプレート、10はクランパアーム6を軸10aによって軸支する一方、底面部にはカム溝10b,10cが設けられ、垂直部にはピン17aが立設されたサブベース17をネジによって固着されたクランパベースであって、ベース1の支軸1bによってS−S’方向に回動自在に軸支されている。
11はクランパアーム6を軸10a回りにP方向に付勢するクランパバネ、12はベース1の摺動溝1g,1hと係合するピン12d,12eを裏面に備えた移動制御部材であり、サブベース17のピン17aと係合するカム溝12aと、クランパ駆動部材8のピン8b及びベース1の支軸1cと係合するL字のカム溝12bが設けられている。
13は再生ベースユニット2の回動を制御する回動制御部材、15はベース1の側面にネジによって固着されている付勢バネ(付勢部材)であり、付勢バネ15は移動制御部材12を摺動方向と略直角の方向(X’方向)に付勢している。16はベース1にネジによって固着されている位置決め部材であって、クランパベース10の底面部に設けた当接部10dと当接する。17はピン17aが立設されたサブベース、20はベース1とネジによって固着されているベーストップであり、ベーストップ20にはベース1に立設している支軸1a及び支軸1bと同軸位置に穴が設けられている。
なお、第5図及び第6図はクランパアーム6の待機位置を示し、第7図及び第8図はターンテーブル3とクランパ5が同軸上にあってチャッキング前の位置を示し、第9図及び第10図はディスクチャッキング後の再生位置を示している。
次に動作について説明する。
移動制御部材12は、裏面に設けられたピン12d,12eがベース1に設けられた摺動溝1g,1hに係合しているので、図示せぬ駆動源から伝えられた駆動力によって、図中Y方向に並進する。
これに伴って、移動制御部材12のカム溝12bと係合しているサブベース17のピン17aがL字のカム溝12bの水平部によって駆動され、クランパベース10がベース1の支軸1b回りに回動する。即ち、クランパベース10に軸支されているクランパアーム6、クランパホルダ7、クランパ5及びクランパベース10の底面部に係合しているクランパプレート9も支軸1b回りに回動する。
移動制御部材12がY方向に駆動するにしたがって、クランパベース10も支軸1b回りに回動を続け、所定の回動角を回動したところでクランパベース10の当接部10dがベース1に固着してある位置決め部材16と当接して回動が停止する。
このとき、サブベース17のピン17aは移動制御部材12のL字のカム溝12aの水平部から垂直部に切り替わる。
クランパベース10が位置決め部材16と当接すると、移動制御部材12の凸部12fと付勢バネ15が当接し、移動制御部材12はX’方向にバネ付勢を受ける。このとき、移動制御部材12の摺動ピン12dはベース1の摺動溝1gと係合しているので、X’方向に受けるバネ付勢力によって駆動することはない。
一方、摺動ピン12eは摺動溝1hの幅狭部1haから幅広部1hbに達しているので、ピン12dを回動軸として図中Bで示す方向に回動自在になる。また、移動制御部材12がピン12dを中心にB方向に回動することで、L字のカム溝12aと係合しているサブベース17のピン17aはカム溝12aからX’方向に付勢力を受ける。このときクランパベース10は、ベース1の支軸1bを中心にCで示す方向に付勢を受け、クランパベース10の当接部10dと位置決め部材16とが当接する方向の付勢力となる(第7図及び第8図を参照)。
よって、移動制御部材12の並進方向に対して付勢バネ15からの付勢力が略直角方向に加わるので、移動制御部材12の並進する距離に関わらず一定の付勢力をクランパベース10に負荷し続けられることになる。また、付勢力が移動制御部材12の並進に負荷を与えないため、移動制御部材12を駆動するための過大な駆動力が不要となる。さらに、外部からの衝撃などによって移動制御部材12に負荷が加わったとしても、所定の付勢力を保持し続けられることになる。
さらに、移動制御部材12がY方向に並進すると、カム溝12bと係合しているクランパ駆動部材8のピン8bがカム溝12bの斜面によって駆動され、ベース1の支軸1d回りに回動する。
これに伴って、クランパベース10の底面部に摺動自在に配置されたクランパプレート9がカム溝10cに沿って図中Aで示す方向に並進する。クランパプレート9のローラ9aはクランパアーム6のカム形状6aとクランパバネ11のバネ力によって当接しているので、クランパアーム6はクランパプレート9の並進動作に応じて軸10a回りにP方向にカム形状6aに当接しながら回動して、図示せぬターンテーブル3とクランパ5とによって図示せぬディスクを狭持する。
さらに、移動制御部材12はY方向に並進し、所定の位置にて駆動源からの駆動力が開放され停止する(第9図及び第10図を参照)。このとき、移動制御部材12の凸部12fと付勢バネ15とは押接し続けているので、上述した付勢バネ15からの付勢力はクランパベース10に変化することなく加わり続けることになる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、付勢バネ15をベース1上に固着するものについて示したが、付勢バネ15を移動制御部材12上に固着するようにしてもよく、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明に係るディスク装置は、複数枚のディスクが収納されているとき、任意のディスクを再生等する際、そのディスクを確実に交換する必要があるものに適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のディスク装置を示す要部斜視図である。
第2図は従来のディスク装置を示す要部平面図である。
第3図はこの発明の実施の形態1によるディスク装置を示す分解図である。
第4図はこの発明の実施の形態1によるディスク装置を示す斜視図である。
第5図はクランパアームの待機位置を示す要部平面図である。
第6図はクランパアームの待機位置を示す要部斜視図である。
第7図はターンテーブルとクランパが同軸上にあってチャッキング前の位置を示す要部平面図である。
第8図はターンテーブルとクランパが同軸上にあってチャッキング前の位置を示す要部斜視図である。
第9図はディスクチャッキング後の再生位置を示す要部平面図である。
第10図はディスクチャッキング後の再生位置を示す要部斜視図である。
この発明は、再生又は記録対象のディスクを交換するディスク装置に関するものである。
背景技術
例えば、特開2001−101759号公報に示されている従来のディスク装置は、第1図及び第2図に示すように、上アーム101と下アーム102から構成された挟持手段103が回動軸104の回りを回動して、任意のディスクを挟持するが、その際、トグルバネ105が位置決めピン106をピックアップ昇降台107に押圧した状態を保持するので、即ち、挟持手段103の回動範囲に変曲点を有するトグルバネ105が、変曲点を超えない回動範囲において、その回動方向に反する付勢力を加えるので、ターンテーブル108やチャックプレート109が円周方向の軌跡上で高精度に位置決めされる。
従来のディスク装置は以上のように構成されているので、挟持手段103の部品精度や組付けガタ等によって回動停止位置がずれると、トグルバネ105から受ける付勢力が変化してしまうため、その停止位置での付勢力が不安定になる課題があった。
また、ディスクを交換する毎に挟持手段103を回動させるので、付勢力を受ける回動部材やトグルバネ105に負荷が加わり、耐久性が劣化する課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、耐久性の劣化を招くことなく、正確な位置決めを行うことができるディスク装置を得ることを目的とする。
発明の開示
この発明に係るディスク装置は、移動制御部材の摺動方向に対して略直角の方向に移動制御部材を付勢する付勢部材を設けたものである。
このことによって、耐久性の劣化を招くことなく、正確な位置決めを行うことができる効果がある。
この発明に係るディスク装置は、ベースに施された摺動溝に幅広部を設けたものである。
このことによって、必要時のみクランパアームに付勢力を加えることができる効果がある。
この発明に係るディスク装置は、付勢部材と当接する凸部をベースに設けたものである。
このことによって、必要時のみクランパアームに付勢力を加えることができる効果がある。
この発明に係るディスク装置は、付勢部材をベース上に固着するようにしたものである。
このことによって、移動制御部材のデッドスペースを小さくすることができる効果がある。
この発明に係るディスク装置は、付勢部材を移動制御部材に設けるようにしたものである。
このことによって、ベースの小型化を図ることができる効果がある。
この発明に係るディスク装置は、バネを用いて付勢部材を構成するようにしたものである。
このことによって、構成の複雑化を招くことなく、簡単に移動制御部材を付勢することができる効果がある。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
第3図はこの発明の実施の形態1によるディスク装置を示す分解図であり、第4図はこの発明の実施の形態1によるディスク装置を示す斜視図である。図において、1は支軸1a,1b,1c,1dが立設され、かつ、摺動溝1g,1hが施されたベース、2はベース1の支軸1aによってR−R’方向に回動自在に軸支され、回動制御部材13によって回動が制御されている再生ベースユニット、3は再生ベースユニット2に設けられたターンテーブル、4は再生ベースユニット2の内部を所定方向に往復駆動する光学式ピックアップである。
5はターンテーブル3に対向してディスクを挟持するクランパ、6はクランパホルダ7をネジによって固着するクランパアーム、7はクランパ5を保持するクランパホルダ、8はクランパベース10及びクランパプレート9のカム溝10b,9bと係合するピン8aを備え、ベース1の支軸1cによってT−T’方向に回動自在に軸支されているクランパ駆動部材、9はクランパベース10のカム溝10cに沿って摺動し、ローラ9aによってクランパアーム6のカム形状と当接しているクランパプレート、10はクランパアーム6を軸10aによって軸支する一方、底面部にはカム溝10b,10cが設けられ、垂直部にはピン17aが立設されたサブベース17をネジによって固着されたクランパベースであって、ベース1の支軸1bによってS−S’方向に回動自在に軸支されている。
11はクランパアーム6を軸10a回りにP方向に付勢するクランパバネ、12はベース1の摺動溝1g,1hと係合するピン12d,12eを裏面に備えた移動制御部材であり、サブベース17のピン17aと係合するカム溝12aと、クランパ駆動部材8のピン8b及びベース1の支軸1cと係合するL字のカム溝12bが設けられている。
13は再生ベースユニット2の回動を制御する回動制御部材、15はベース1の側面にネジによって固着されている付勢バネ(付勢部材)であり、付勢バネ15は移動制御部材12を摺動方向と略直角の方向(X’方向)に付勢している。16はベース1にネジによって固着されている位置決め部材であって、クランパベース10の底面部に設けた当接部10dと当接する。17はピン17aが立設されたサブベース、20はベース1とネジによって固着されているベーストップであり、ベーストップ20にはベース1に立設している支軸1a及び支軸1bと同軸位置に穴が設けられている。
なお、第5図及び第6図はクランパアーム6の待機位置を示し、第7図及び第8図はターンテーブル3とクランパ5が同軸上にあってチャッキング前の位置を示し、第9図及び第10図はディスクチャッキング後の再生位置を示している。
次に動作について説明する。
移動制御部材12は、裏面に設けられたピン12d,12eがベース1に設けられた摺動溝1g,1hに係合しているので、図示せぬ駆動源から伝えられた駆動力によって、図中Y方向に並進する。
これに伴って、移動制御部材12のカム溝12bと係合しているサブベース17のピン17aがL字のカム溝12bの水平部によって駆動され、クランパベース10がベース1の支軸1b回りに回動する。即ち、クランパベース10に軸支されているクランパアーム6、クランパホルダ7、クランパ5及びクランパベース10の底面部に係合しているクランパプレート9も支軸1b回りに回動する。
移動制御部材12がY方向に駆動するにしたがって、クランパベース10も支軸1b回りに回動を続け、所定の回動角を回動したところでクランパベース10の当接部10dがベース1に固着してある位置決め部材16と当接して回動が停止する。
このとき、サブベース17のピン17aは移動制御部材12のL字のカム溝12aの水平部から垂直部に切り替わる。
クランパベース10が位置決め部材16と当接すると、移動制御部材12の凸部12fと付勢バネ15が当接し、移動制御部材12はX’方向にバネ付勢を受ける。このとき、移動制御部材12の摺動ピン12dはベース1の摺動溝1gと係合しているので、X’方向に受けるバネ付勢力によって駆動することはない。
一方、摺動ピン12eは摺動溝1hの幅狭部1haから幅広部1hbに達しているので、ピン12dを回動軸として図中Bで示す方向に回動自在になる。また、移動制御部材12がピン12dを中心にB方向に回動することで、L字のカム溝12aと係合しているサブベース17のピン17aはカム溝12aからX’方向に付勢力を受ける。このときクランパベース10は、ベース1の支軸1bを中心にCで示す方向に付勢を受け、クランパベース10の当接部10dと位置決め部材16とが当接する方向の付勢力となる(第7図及び第8図を参照)。
よって、移動制御部材12の並進方向に対して付勢バネ15からの付勢力が略直角方向に加わるので、移動制御部材12の並進する距離に関わらず一定の付勢力をクランパベース10に負荷し続けられることになる。また、付勢力が移動制御部材12の並進に負荷を与えないため、移動制御部材12を駆動するための過大な駆動力が不要となる。さらに、外部からの衝撃などによって移動制御部材12に負荷が加わったとしても、所定の付勢力を保持し続けられることになる。
さらに、移動制御部材12がY方向に並進すると、カム溝12bと係合しているクランパ駆動部材8のピン8bがカム溝12bの斜面によって駆動され、ベース1の支軸1d回りに回動する。
これに伴って、クランパベース10の底面部に摺動自在に配置されたクランパプレート9がカム溝10cに沿って図中Aで示す方向に並進する。クランパプレート9のローラ9aはクランパアーム6のカム形状6aとクランパバネ11のバネ力によって当接しているので、クランパアーム6はクランパプレート9の並進動作に応じて軸10a回りにP方向にカム形状6aに当接しながら回動して、図示せぬターンテーブル3とクランパ5とによって図示せぬディスクを狭持する。
さらに、移動制御部材12はY方向に並進し、所定の位置にて駆動源からの駆動力が開放され停止する(第9図及び第10図を参照)。このとき、移動制御部材12の凸部12fと付勢バネ15とは押接し続けているので、上述した付勢バネ15からの付勢力はクランパベース10に変化することなく加わり続けることになる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、付勢バネ15をベース1上に固着するものについて示したが、付勢バネ15を移動制御部材12上に固着するようにしてもよく、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明に係るディスク装置は、複数枚のディスクが収納されているとき、任意のディスクを再生等する際、そのディスクを確実に交換する必要があるものに適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のディスク装置を示す要部斜視図である。
第2図は従来のディスク装置を示す要部平面図である。
第3図はこの発明の実施の形態1によるディスク装置を示す分解図である。
第4図はこの発明の実施の形態1によるディスク装置を示す斜視図である。
第5図はクランパアームの待機位置を示す要部平面図である。
第6図はクランパアームの待機位置を示す要部斜視図である。
第7図はターンテーブルとクランパが同軸上にあってチャッキング前の位置を示す要部平面図である。
第8図はターンテーブルとクランパが同軸上にあってチャッキング前の位置を示す要部斜視図である。
第9図はディスクチャッキング後の再生位置を示す要部平面図である。
第10図はディスクチャッキング後の再生位置を示す要部斜視図である。
Claims (6)
- ベースに施された摺動溝に係合され、上記ベース上を摺動する移動制御部材と、上記移動制御部材に施されたカム溝に係合され、上記ベース上の回転支軸を中心に回動するクランパベースと、上記クランパベースに軸支され、ディスクをクランプするクランパを保持するクランパアームと、上記ベース上に設けられ、上記クランパベースが回動すると当該クランパベースと当接する位置決め部材と、上記移動制御部材の摺動方向に対して略直角の方向に当該移動制御部材を付勢する付勢部材とを備えたディスク装置。
- ベースに施された摺動溝に幅広部を設けたことを特徴とする請求の範囲第1項記載のディスク装置。
- 付勢部材と当接する凸部をベースに設けたことを特徴とする請求の範囲第1項記載のディスク装置。
- 付勢部材をベース上に固着することを特徴とする請求の範囲第1項記載のディスク装置。
- 付勢部材を移動制御部材に設けることを特徴とする請求の範囲第1項記載のディスク装置。
- バネを用いて付勢部材を構成することを特徴とする請求の範囲第1項記載のディスク装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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PCT/JP2001/009347 WO2003036635A1 (fr) | 2001-10-24 | 2001-10-24 | Unite de disque |
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