JPWO2002065723A1 - 多値変調方法、多値復調方法及び多値変復調方法 - Google Patents

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卓也 山崎
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Abstract

少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットになるようにデータのビット列をマッピングする。

Description

技術分野
この発明は、複数のシンボルから構成されたデータを変調又は復調する多値変調方法、多値復調方法及び多値変復調方法に関するものである。
背景技術
従来の多値変調方法では、第1図に示すように、複数のシンボルから構成されたデータを多値変調して送信するが(第1図では、1シンボルが4ビットの16QAMである例を示している)、第2図に示すように、そのデータのビット数が無線フレームのビット数に満たない場合、データを多値変調することができないので、そのデータにダミービットを付加してインターリーブを実施する。
これにより、データの多値変調が可能になるが、ダミービットは“0”又は“1”以外のDTXビットであり、また、各シンボルに対するダミービットの挿入位置はランダムに決定されるため、インターリーブ後の各シンボル(ダミービットを含むシンボル)の送信電力は小さくなることもあるが、大きくなることもある。
従来の多値変調方法は以上のように構成されているので、データを構成するシンボルの送信電力が必ずしも小さくならず、シンボルの送信電力が大きくなる場合には、他の信号との干渉が大きくなるなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、シンボルの送信電力を小さくして、他の信号との干渉を小さくすることができる多値変調方法及び多値変復調方法を得ることを目的とする。
また、この発明は、他の信号との干渉が小さいデータを受信して復調することができる多値復調方法及び多値変復調方法を得ることを目的とする。
発明の開示
この発明に係る多値変調方法は、少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットになるようにデータのビット列をマッピングするものである。
このことによって、シンボルの送信電力を小さくして、他の信号との干渉を小さくすることができる効果がある。
この発明に係る多値復調方法は、少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットであることを考慮してデータを多値復調するようにしたものである。
このことによって、他の信号との干渉が小さいデータを受信して復調することができる効果がある。
この発明に係る多値変復調方法は、複数のシンボルから構成されたデータのビット数が無線フレームのビット数に満たない場合、少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットになるようにデータのビット列をマッピングし、マッピング後のデータを多値変調して送信する一方、そのデータを受信すると、少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットであることを考慮してデータを多値復調するようにしたものである。
このことによって、シンボルの送信電力を小さくして、他の信号との干渉を小さくすることができる効果がある。
この発明に係る多値変復調方法は、1シンボルが4ビットの16QAMである場合、シンボルの下位2ビットに“0”のダミービットを配置するようにしたものである。
このことによって、シンボルの送信電力を小さくすることができる効果がある。
この発明に係る多値変復調方法は、1シンボルが4ビットの16QAMである場合、送信電力をOFFにするようにしたものである。
このことによって、シンボルの送信電力を小さくすることができる効果がある。
この発明に係る多値変復調方法は、1シンボルが6ビットの64QAMである場合、シンボルの真中2ビットに“0”のダミービットを配置するようにしたものである。
このことによって、シンボルの送信電力を小さくすることができる効果がある。
この発明に係る多値変復調方法は、1シンボルが6ビットの64QAMである場合、シンボルの真中2ビットに“0”のダミービットを配置するとともに、シンボルの下位2ビットに“1”のダミービットを配置するようにしたものである。
このことによって、シンボルの送信電力を小さくすることができる効果がある。
この発明に係る多値変復調方法は、1シンボルが6ビットの64QAMである場合、シンボルの全ビットに“0”のダミービットを配置するようにしたものである。
このことによって、シンボルの送信電力を小さくすることができる効果がある。
この発明に係る多値変復調方法は、データにダミービットを付加するに際して、複数のシンボルに分散してダミービットを配置するようにしたものである。
このことによって、フェージングの影響による誤りを防止することができる効果がある。
この発明に係る多値変復調方法は、1シンボル当たりダミービットを2ビット配置し、全シンボルにダミービットを配置しても、付加する必要のあるダミービットが余る場合、あるシンボルにダミービットを4ビット配置するようにしたものである。
このことによって、フェージングの影響による誤りを防止することができるとともに、データ全体の送信電力を小さくすることができる効果がある。
この発明に係る多値変復調方法は、データをマルチコードで送信する場合、各コードにおけるダミービットの配置位置が相互に重ならないようにマッピングするものである。
このことによって、フェージングの影響による誤りを防止することができる効果がある。
この発明に係る多値変復調方法は、データにダミービットを付加するに際して、シンボルの信号点配置ができる限り内側に位置するように“0”のダミービット又は“1”のダミービットを選択して配置するようにしたものである。
このことによって、シンボルの送信電力を小さくすることができる効果がある。
この発明に係る多値変復調方法は、シンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が定義されたテーブルを参照して“0”のダミービット又は“1”のダミービットを選択するようにしたものである。
このことによって、構成の複雑化を招くことなく、簡単にシンボルの送信電力を小さくすることができる効果がある。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
第3図はこの発明の実施の形態1による多値変復調方法が適用する多値変復調システムを示す構成図であり、図において、1は複数のシンボルから構成されたデータを多値変調して送信する多値変調装置、2は複数のシンボルから構成されたデータを受信して多値復調する多値復調装置である。
11は複数のシンボルから構成されたデータを生成する送信データ生成部、12は送信データ生成部11により生成されたデータのビット数が無線フレームのビット数に満たない場合、少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットになるように当該データのビット列をマッピングするチャネルコーディング部、13はチャネルコーディング部12から出力されたデータを多値変調する変調部、14は変調部13により多値変調されたデータをアンテナ15から無線送信させるRF部、15はアンテナである。
16はアンテナ、17は多値変調装置1から送信されたデータを受信するRF部、18はRF部17により受信されたデータを多値復調する復調部、19は復調部18により多値復調されたデータからダミービットを除去するチャネルデコーディング部である。
第4図はこの発明の実施の形態1による多値変調方法を示すフローチャート、第5図はこの発明の実施の形態1による多値復調方法を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
まず、多値変調装置1の送信データ生成部11は、第6図に示すように、複数のシンボルから構成されたデータを生成する(ステップST1)。ここでは、説明の便宜上、1シンボルが4ビットのデータを生成し、16QAMの多値変調を行うものとする。
チャネルコーディング部12は、送信データ生成部11により生成されたデータのビット数が無線フレームのビット数に満たない場合、データを多値変調することができないので、少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットになるように当該データのビット列をマッピングする(ステップST2,ST3)。
即ち、第7図に示すように、シンボルの下位2ビットに“0”のダミービットが配置されるようにデータのビット列をマッピングする。下位2ビットが“0”のシンボルの信号点は、IQ座標における原点(電力の振幅が零の点)に隣接する斜線領域に配置される。したがって、当該シンボルの送信電力が小さいものになる。
変調部13は、チャネルコーディング部12がデータのビット列をマッピングすると、第7図に示すように、マッピング後のデータを多値変調する(ステップST4)。
RF部14は、変調部13により多値変調されたデータをアンテナ15から無線送信させる(ステップST5)。
一方、多値復調装置2のRF部17は、多値変調装置1がデータを送信すると、そのデータを受信する(ステップST11)。
復調部18は、RF部17がデータを受信すると、そのデータを多値復調する(ステップST12)。
チャネルデコーディング部19は、復調部18がデータを多値復調すると、そのデータからダミービットを除去する(ステップST13)。即ち、どのシンボルのどのビットがダミービットであることを事前に多値変調装置1から通知を受けることにより、ダミービットの挿入位置を認識し、そのデータからダミービットを除去する。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットになるようにデータのビット列をマッピングするので、シンボルの送信電力を小さくして、他の信号との干渉を小さくすることができる効果を奏する。
なお、この実施の形態1では、シンボルの下位2ビットに“0”のダミービットを配置するものについて示したが、送信電力をOFFにするようにしてもよい。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、1シンボルが4ビットの16QAMを行うものについて示したが、第8図に示すように1シンボルが6ビットの64QAMを行う場合には、シンボルの真中2ビットに“0”のダミービットを配置するようにする。
この場合、第9図に示すように、真中2ビットが“0”のシンボルの信号点は、IQ座標における原点に近い斜線領域に配置される。
これにより、シンボルの送信電力が小さくなるが、更に小さくする必要がある場合には、シンボルの真中2ビットに“0”のダミービットを配置するとともに、シンボルの下位2ビットに“0”のダミービットを配置する。
この場合、第9図に示すように、シンボルの信号点はIQ座標における原点に隣接する網掛領域に配置される。
なお、1シンボルが6ビットの64QAMを行う場合でも、送信電力をOFFにするようにしてもよい。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2では、シンボルの所定のビットにダミービットを配置するものについて示したが、第10図に示すように、複数のシンボルに分散してダミービットを配置することにより、ダミービットを極力均一にマッピングする。
これにより、フェージングの影響による誤りを防止することができる効果を奏する。
実施の形態4.
上記実施の形態3では、複数のシンボルに分散してダミービットを配置するものについて示したが、第11図に示すように、1シンボル当たりダミービットを2ビット配置し、全シンボルにダミービットを配置しても、付加する必要のあるダミービットが余る場合、あるシンボルにダミービットを4ビット配置するようにする(第11図の例では、図中右側に位置するシンボルにダミービットを4ビット配置している)。
これにより、フェージングの影響による誤りを防止することができるとともに、データ全体の送信電力を小さくすることができる効果を奏する。
実施の形態5.
上記実施の形態1〜4では、特に言及していないが、第12図に示すように、多値変調装置1がデータをマルチコードで送信する場合、各コードにおけるダミービットの配置位置が相互に重ならないようにマッピングするようにする。
これにより、フェージングの影響による誤りを防止することができる効果を奏する。
実施の形態6.
上記実施の形態1では、シンボルの下位2ビットに“0”のダミービットを配置するものについて示したが、シンボルの配置が下位2ビットに限らない場合には、次のようにしてもよい。
即ち、1シンボルが4ビット{b0,b1,b2,b3}の16QAMの場合、“0”,“1”,“DTX(ダミービット)”の生起確率が等しいと仮定すると、3=81通りのビットの組み合わせが等確率で生起する。
そこで、1シンボルを構成する4ビット{b0,b1,b2,b3}の中に1以上のダミービットが存在する場合、そのシンボルの信号点配置ができる限り内側に位置するようにするため、即ち、そのシンボルの送信電力をできる限り小さくするため、それらのダミービットを“0”又は“1”のビットに置換する。
具体的には、1シンボルを構成する4ビット{b0,b1,b2,b3}の中に1以上のダミービットが存在する場合、第13図及び第14図のテーブル(シンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブル)を参照して“0”又は“1”のビットをダミービットとして配置する。例えば、{b0,b1,b2,b3}={D,D,1,0}の場合、{b0,b1,b2,b3}を{0,0,1,0}に置換する。
ここで、第15図は16QAMの信号点配置を示す説明図であり、第16図は各位相点の電力を説明する説明図である。
第16図に示すように、第15図におけるAの位相点の電力が最も小さく、次にBの位相点の電力が小さく、Cの位相点の電力が最も大きい。したがって、置換後のビット配列の位相点ができる限り、Aの位相点になるように上記テーブルが構築されている。ただし、Aの位相点にならない場合には、Bの位相点になるように上記テーブルが構築され、さらに、Bの位相点にならない場合には、Cの位相点になるように上記テーブルが構築されている。
実施の形態7.
上記実施の形態6では、1シンボルが4ビット{b0,b1,b2,b3}の16QAMの場合に適用するものについて示したが、これに限るものではなく、例えば、1シンボルが6ビット{b0,b1,b2,b3,b4,b5}の64QAMの場合に適用してもよい。
64QAMの場合、“0”,“1”,“DTX(ダミービット)”の生起確率が等しいと仮定すると、3=729通りのビットの組み合わせが等確率で生起する。
1シンボルを構成する6ビット{b0,b1,b2,b3,b4,b5}の中に1以上のダミービットが存在する場合、第17図〜第30図のテーブル(シンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブル)を参照して“0”又は“1”のビットをダミービットとして配置する。例えば、{b0,b1,b2,b3,b4,b5}={0,0,D,1,D,0}の場合、{b0,b1,b2,b3,b4,b5}を{0,0,0,1,1,0}に置換する。
ここで、第31図は64QAMの信号点配置を示す説明図であり、第32図は64QAMの各位相点の電力を説明する説明図である。
第32図は第31図における位相点のうち、A→Iの位相点の順に電力が大きくなることを示している。したがって、置換後のビット配列の位相点ができる限り、AやBの位相点になるように上記テーブルが構築されている。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明に係る多値変復調方法等は、データの送信電力を小さくして、他の信号との干渉を小さくする必要があるシステムに適している。
具体的には、基地局及び移動局の送信側において、多値変調するシステムに適している。
【図面の簡単な説明】
第1図はデータのビット列とシンボルの信号点配置を示す説明図である。
第2図はダミービットを挿入する状況を説明する説明図である。
第3図はこの発明の実施の形態1による多値変復調方法が適用する多値変復調システムを示す構成図である。
第4図はこの発明の実施の形態1による多値変調方法を示すフローチャートである。
第5図はこの発明の実施の形態1による多値復調方法を示すフローチャートである。
第6図はデータのビット列とシンボルの信号点配置を示す説明図である。
第7図はダミービットを挿入した場合のシンボルの信号点配置を説明する説明図である。
第8図はデータのビット列とシンボルの信号点配置を示す説明図である。
第9図はダミービットを挿入した場合のシンボルの信号点配置を説明する説明図である。
第10図はダミービットの分散配置を示す説明図である。
第11図はダミービットの配置例を示す説明図である。
第12図はデータをマルチコードで送信する場合のダミービットの配置例を示す説明図である。
第13図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第14図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第15図は16QAMの信号点配置を示す説明図である。
第16図は16QAMの各位相点の電力を説明する説明図である。
第17図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第18図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第19図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第20図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第21図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第22図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第23図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第24図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第25図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第26図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第27図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第28図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第29図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第30図はシンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が予め定義されたテーブルを示す説明図である。
第31図は64QAMの信号点配置を示す説明図である。
第32図は64QAMの各位相点の電力を説明する説明図である。

Claims (13)

  1. 複数のシンボルから構成されたデータを多値変調して送信する際、そのデータのビット数が無線フレームのビット数に満たない場合、そのデータにダミービットを付加して多値変調する多値変調方法において、少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットになるように上記データのビット列をマッピングすることを特徴とする多値変調方法。
  2. 複数のシンボルから構成されたデータを受信して多値復調する多値復調方法において、少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットであることを考慮して上記データを多値復調することを特徴とする多値復調方法。
  3. 複数のシンボルから構成されたデータのビット数が無線フレームのビット数に満たない場合、少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットになるように上記データのビット列をマッピングし、マッピング後のデータを多値変調して送信する一方、そのデータを受信すると、少なくとも1以上のシンボルの所定のビットがダミービットであることを考慮して上記データを多値復調することを特徴とする多値変復調方法。
  4. 1シンボルが4ビットの16QAMである場合、シンボルの下位2ビットに“0”のダミービットを配置することを特徴とする請求の範囲第3項記載の多値変復調方法。
  5. 1シンボルが4ビットの16QAMである場合、送信電力をOFFにすることを特徴とする請求の範囲第3項記載の多値変復調方法。
  6. 1シンボルが6ビットの64QAMである場合、シンボルの真中2ビットに“0”のダミービットを配置することを特徴とする請求の範囲第3項記載の多値変復調方法。
  7. 1シンボルが6ビットの64QAMである場合、シンボルの真中2ビットに“0”のダミービットを配置するとともに、シンボルの下位2ビットに“1”のダミービットを配置することを特徴とする請求の範囲第3項記載の多値変復調方法。
  8. 1シンボルが6ビットの64QAMである場合、送信電力をOFFにすることを特徴とする請求の範囲第3項記載の多値変復調方法。
  9. データにダミービットを付加するに際して、複数のシンボルに分散してダミービットを配置することを特徴とする請求の範囲第3項記載の多値変復調方法。
  10. 1シンボル当たりダミービットを2ビット配置し、全シンボルにダミービットを配置しても、付加する必要のあるダミービットが余る場合、あるシンボルにダミービットを4ビット配置することを特徴とする請求の範囲第3項記載の多値変復調方法。
  11. データをマルチコードで送信する場合、各コードにおけるダミービットの配置位置が相互に重ならないようにマッピングすることを特徴とする請求の範囲第3項記載の多値変復調方法。
  12. データにダミービットを付加するに際して、シンボルの信号点配置ができる限り内側に位置するように“0”のダミービット又は“1”のダミービットを選択して配置することを特徴とする請求の範囲第3項記載の多値変復調方法。
  13. シンボルの信号点配置をできる限り内側に位置させるダミービットのビット値が定義されたテーブルを参照して“0”のダミービット又は“1”のダミービットを選択することを特徴とする請求の範囲第12項記載の多値変復調方法。
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