JPH1013404A - 送信情報生成方法、情報送受信システム、携帯型送信機及び受信機 - Google Patents
送信情報生成方法、情報送受信システム、携帯型送信機及び受信機Info
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- JPH1013404A JPH1013404A JP16486996A JP16486996A JPH1013404A JP H1013404 A JPH1013404 A JP H1013404A JP 16486996 A JP16486996 A JP 16486996A JP 16486996 A JP16486996 A JP 16486996A JP H1013404 A JPH1013404 A JP H1013404A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少ないビット数で良好な耐盗難性を得ること
ができる送信情報生成方法、情報送受信システム、携帯
型送信機及び受信機を提供する。 【解決手段】 制御情報(40A)を、各々が複数のビ
ットからなる複数の区分(42a、42b、42c)に
分割するとともに、該分割した区分(42a、42b、
42c)にダミービット(DB1、DB2、DB3)を
挿入し、かつ前記各区分(42a、42b、42c)に
挿入した前記ダミービット(DB1、DB2、DB3)
の挿入位置を示す挿入位置情報(43)を前記制御情報
(40A)に付加する。
ができる送信情報生成方法、情報送受信システム、携帯
型送信機及び受信機を提供する。 【解決手段】 制御情報(40A)を、各々が複数のビ
ットからなる複数の区分(42a、42b、42c)に
分割するとともに、該分割した区分(42a、42b、
42c)にダミービット(DB1、DB2、DB3)を
挿入し、かつ前記各区分(42a、42b、42c)に
挿入した前記ダミービット(DB1、DB2、DB3)
の挿入位置を示す挿入位置情報(43)を前記制御情報
(40A)に付加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車に
おけるエンジン始動システムやキーレスエントリ装置に
代表されるような情報送受信システム、この情報送受信
システムに用いられる携帯型送信機及び受信機、また情
報送受信システムに適用される送信情報生成方法に関す
る。
おけるエンジン始動システムやキーレスエントリ装置に
代表されるような情報送受信システム、この情報送受信
システムに用いられる携帯型送信機及び受信機、また情
報送受信システムに適用される送信情報生成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に設けられた機器を送信機か
ら遠隔制御する情報送受信システムとしては、エンジン
の始動を行うエンジン始動システム、あるいは、ドアの
ロック及びアンロックを行うキーレスエントリシステム
などが知られている。そして、このキーレスエントリシ
ステムとしては、例えば特開平4−81344号にて開
示されたシステム(以下、従来装置という)があった。
ら遠隔制御する情報送受信システムとしては、エンジン
の始動を行うエンジン始動システム、あるいは、ドアの
ロック及びアンロックを行うキーレスエントリシステム
などが知られている。そして、このキーレスエントリシ
ステムとしては、例えば特開平4−81344号にて開
示されたシステム(以下、従来装置という)があった。
【0003】この従来装置は、キーなどと一体化された
携帯型送信機と車両に設けられた車載受信機とから概略
構成され、携帯型送信機に設けられたスイッチの操作に
より、携帯型送信機から送信されたコード信号群を車両
に搭載された受信機により受信し、受信したコード信号
群に基づいてドアのロック及びアンロックを行うもので
ある。この従来装置におけるコード信号群は、動作を行
わせる車両を特定するために車両固有に設定された認識
コード信号と、ドアのロックあるいはアンロックを指定
する操作コード信号と、キーの抜き取り時あるいはデー
タ送受周期毎に内容が変更される可変コード信号とから
構成され、それぞれが独立して設けられているとともに
所定の順序とされている。そして、この従来装置におい
ては、可変コード信号を適宜変更することにより、携帯
型送信機から送信されるコード信号群の解読を防止し、
耐盗難性の向上を図っていた。
携帯型送信機と車両に設けられた車載受信機とから概略
構成され、携帯型送信機に設けられたスイッチの操作に
より、携帯型送信機から送信されたコード信号群を車両
に搭載された受信機により受信し、受信したコード信号
群に基づいてドアのロック及びアンロックを行うもので
ある。この従来装置におけるコード信号群は、動作を行
わせる車両を特定するために車両固有に設定された認識
コード信号と、ドアのロックあるいはアンロックを指定
する操作コード信号と、キーの抜き取り時あるいはデー
タ送受周期毎に内容が変更される可変コード信号とから
構成され、それぞれが独立して設けられているとともに
所定の順序とされている。そして、この従来装置におい
ては、可変コード信号を適宜変更することにより、携帯
型送信機から送信されるコード信号群の解読を防止し、
耐盗難性の向上を図っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来装
置において送受されるコード信号群は、上述したよう
に、それぞれが独立して設けられているとともに所定の
順序とされた認識コード信号、操作コード信号及び可変
コード信号から構成されているので、充分な耐盗難性を
得るためには、可変コード信号をある程度長いビット数
としなければならない。例えば、この可変コード信号を
20ビット、認識コード信号を20ビット、操作コード
信号を4ビットとした場合には、44ビット必要となる
ので、8ビット単位で送受を行う場合には、合計48ビ
ットの信号を送受しなければならない。そして、送受す
るコード信号群のビット数が多くなることにより、コー
ド信号群の送受時におけるエラーが生じる確率が高くな
ってしまう。
置において送受されるコード信号群は、上述したよう
に、それぞれが独立して設けられているとともに所定の
順序とされた認識コード信号、操作コード信号及び可変
コード信号から構成されているので、充分な耐盗難性を
得るためには、可変コード信号をある程度長いビット数
としなければならない。例えば、この可変コード信号を
20ビット、認識コード信号を20ビット、操作コード
信号を4ビットとした場合には、44ビット必要となる
ので、8ビット単位で送受を行う場合には、合計48ビ
ットの信号を送受しなければならない。そして、送受す
るコード信号群のビット数が多くなることにより、コー
ド信号群の送受時におけるエラーが生じる確率が高くな
ってしまう。
【0005】また、携帯型送信機からの送信毎に可変コ
ードが変化する装置において、携帯型送信機と受信機と
が受信不能な程度離間した状態で携帯型送信機からコー
ド信号群が送信された場合には、携帯型送信機で送出す
る可変コードと受信機が期待する可変コードとが一致せ
ず、コード信号群の送受ができなくなってしまう。この
場合、何らかの方法で、両者の可変コードを一致させな
ければならない。
ードが変化する装置において、携帯型送信機と受信機と
が受信不能な程度離間した状態で携帯型送信機からコー
ド信号群が送信された場合には、携帯型送信機で送出す
る可変コードと受信機が期待する可変コードとが一致せ
ず、コード信号群の送受ができなくなってしまう。この
場合、何らかの方法で、両者の可変コードを一致させな
ければならない。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、少ないビット数の追加で送信情報の解読を
困難にすることができる情報送受信システム、この情報
送受信システムに用いられる携帯型送信機及び受信機、
また情報送受信システムに適用される送信情報生成方法
を提供することを課題としている。
ものであり、少ないビット数の追加で送信情報の解読を
困難にすることができる情報送受信システム、この情報
送受信システムに用いられる携帯型送信機及び受信機、
また情報送受信システムに適用される送信情報生成方法
を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明によりなされた送信情報生成方法は、被制御
装置に固有の所定ビット長の固有情報(42)を含む制
御情報(40A)を有する送信情報(40)を生成する
送信情報生成方法において、前記制御情報(40A)
を、各々が複数のビットからなる複数の区分(42a、
42b、42c)に分割するとともに、該分割した区分
(42a、42b、42c)にダミービット(DB1、
DB2、DB3)を挿入し、かつ前記各区分(42a、
42b、42c)に挿入した前記ダミービット(DB
1、DB2、DB3)の挿入位置を示す挿入位置情報
(43)を前記制御情報(40A)に付加することを特
徴としている。(請求項1)
め、本発明によりなされた送信情報生成方法は、被制御
装置に固有の所定ビット長の固有情報(42)を含む制
御情報(40A)を有する送信情報(40)を生成する
送信情報生成方法において、前記制御情報(40A)
を、各々が複数のビットからなる複数の区分(42a、
42b、42c)に分割するとともに、該分割した区分
(42a、42b、42c)にダミービット(DB1、
DB2、DB3)を挿入し、かつ前記各区分(42a、
42b、42c)に挿入した前記ダミービット(DB
1、DB2、DB3)の挿入位置を示す挿入位置情報
(43)を前記制御情報(40A)に付加することを特
徴としている。(請求項1)
【0008】上記請求項1の方法において、送信情報
は、各々が複数のビットからなる複数の区分に分割さ
れ、装置に固有の所定ビット長の固有情報を含む制御情
報の各分割区分に対してダミービットを挿入するととも
に、制御情報に対してダミービットの挿入位置を示す挿
入位置情報を付加することにより生成される。
は、各々が複数のビットからなる複数の区分に分割さ
れ、装置に固有の所定ビット長の固有情報を含む制御情
報の各分割区分に対してダミービットを挿入するととも
に、制御情報に対してダミービットの挿入位置を示す挿
入位置情報を付加することにより生成される。
【0009】よって、この請求項1の方法によれば、ダ
ミービットが、装置に固有の所定ビット長の固有情報を
含む制御情報内に分散して挿入され、この挿入位置が各
区分内にて選択可能であるので、ダミービットを少ない
ビット数としてもダミービットの挿入位置を変えること
により多くの組み合わせが得られ、送信情報の解読を困
難にすることができる。また、送信情報は、ダミービッ
トの挿入位置を示す挿入位置情報を有しているので、こ
の挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入位置を知
ることができ、送信情報単独で制御情報の解読を行うこ
とができる。
ミービットが、装置に固有の所定ビット長の固有情報を
含む制御情報内に分散して挿入され、この挿入位置が各
区分内にて選択可能であるので、ダミービットを少ない
ビット数としてもダミービットの挿入位置を変えること
により多くの組み合わせが得られ、送信情報の解読を困
難にすることができる。また、送信情報は、ダミービッ
トの挿入位置を示す挿入位置情報を有しているので、こ
の挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入位置を知
ることができ、送信情報単独で制御情報の解読を行うこ
とができる。
【0010】また、本発明によりなされた情報送受信シ
ステムは、図1の基本構成図に示すように、制御情報
(40A)を有する送信情報(40)を送信する携帯型
送信機(10)と、被制御装置に設けられ、前記送信情
報(40)を受信する受信機(20)とからなり、前記
被制御装置が、前記受信した送信情報(40)中の制御
情報(40A)に基づく制御を行うように構成され、前
記送信情報(40)が、前記被制御装置に固有の所定ビ
ット長の固定情報(42)を含む情報送受信システムに
おいて、前記携帯型送信機(10)は、前記制御情報
(40A)を各々が複数のビットからなる複数の区分
(42a、42b、42c)に分割するとともに、該分
割した区分(42a、42b、42c)にダミービット
(DB1、DB2、DB3)を挿入し、かつ前記制御情
報(40A)に対して各区分に挿入した前記ダミービッ
ト(DB1、DB2、DB3)の挿入位置を示す挿入位
置情報(43)を付加してなる送信情報(40)を生成
する送信情報生成手段(11a)を有し、前記被制御装
置は、前記送信情報(40)中の挿入位置情報(43)
に基づいて前記ダミービット(DB1、DB2、DB
3)を抜き取った前記固有情報(41)を含む制御情報
(40A)により制御を行う手段を有することを特徴と
している。(請求項2)
ステムは、図1の基本構成図に示すように、制御情報
(40A)を有する送信情報(40)を送信する携帯型
送信機(10)と、被制御装置に設けられ、前記送信情
報(40)を受信する受信機(20)とからなり、前記
被制御装置が、前記受信した送信情報(40)中の制御
情報(40A)に基づく制御を行うように構成され、前
記送信情報(40)が、前記被制御装置に固有の所定ビ
ット長の固定情報(42)を含む情報送受信システムに
おいて、前記携帯型送信機(10)は、前記制御情報
(40A)を各々が複数のビットからなる複数の区分
(42a、42b、42c)に分割するとともに、該分
割した区分(42a、42b、42c)にダミービット
(DB1、DB2、DB3)を挿入し、かつ前記制御情
報(40A)に対して各区分に挿入した前記ダミービッ
ト(DB1、DB2、DB3)の挿入位置を示す挿入位
置情報(43)を付加してなる送信情報(40)を生成
する送信情報生成手段(11a)を有し、前記被制御装
置は、前記送信情報(40)中の挿入位置情報(43)
に基づいて前記ダミービット(DB1、DB2、DB
3)を抜き取った前記固有情報(41)を含む制御情報
(40A)により制御を行う手段を有することを特徴と
している。(請求項2)
【0011】上記請求項2の構成において、送信情報生
成手段は、装置に固有の所定ビット長の固有情報を含む
制御情報を複数ビットの区分に分割するとともに各区分
にダミービットを挿入し、さらに制御情報に対してダミ
ービットの挿入位置を示す挿入位置情報を追加して送信
情報を生成する。送信機は、送信情報生成手段が生成し
た送信情報を送信する。受信機は、送信機から送信され
た送信情報を受信し、この受信機が設けられた被制御装
置は、受信した送信情報中の挿入位置情報に基づいてダ
ミービットが抜き取られた固有情報を含む制御情報によ
り制御を行う。
成手段は、装置に固有の所定ビット長の固有情報を含む
制御情報を複数ビットの区分に分割するとともに各区分
にダミービットを挿入し、さらに制御情報に対してダミ
ービットの挿入位置を示す挿入位置情報を追加して送信
情報を生成する。送信機は、送信情報生成手段が生成し
た送信情報を送信する。受信機は、送信機から送信され
た送信情報を受信し、この受信機が設けられた被制御装
置は、受信した送信情報中の挿入位置情報に基づいてダ
ミービットが抜き取られた固有情報を含む制御情報によ
り制御を行う。
【0012】よって、この請求項2の構成によれば、送
信機から送信され受信機にて受信される送信情報に関
し、この送信情報を構成する制御情報の各区分内にダミ
ービットを挿入するとともに、この挿入位置を各区分内
にて選択可能としたので、ダミービットの挿入位置を変
えることにより、ダミービットを少ないビット数として
も、このダミービットの挿入位置の組み合わせが多数得
られ、送信情報の解読を困難にすることができる。
信機から送信され受信機にて受信される送信情報に関
し、この送信情報を構成する制御情報の各区分内にダミ
ービットを挿入するとともに、この挿入位置を各区分内
にて選択可能としたので、ダミービットの挿入位置を変
えることにより、ダミービットを少ないビット数として
も、このダミービットの挿入位置の組み合わせが多数得
られ、送信情報の解読を困難にすることができる。
【0013】また、送信情報は、ダミービットの挿入位
置を示す挿入位置情報を有しているので、被制御装置側
にて、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入
位置を知ることができ、送信機と被制御装置(すなわち
受信機)との間でダミービットの挿入位置を一致させる
ことができる。
置を示す挿入位置情報を有しているので、被制御装置側
にて、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入
位置を知ることができ、送信機と被制御装置(すなわち
受信機)との間でダミービットの挿入位置を一致させる
ことができる。
【0014】また、前記制御情報(40A)は、制御の
内容を示す機能情報(41)を更に含むことを特徴とし
ている。(請求項3)
内容を示す機能情報(41)を更に含むことを特徴とし
ている。(請求項3)
【0015】上記請求項3の構成において、制御情報が
装置に固有の所定ビット長の固有情報に加えて被制御装
置にてなされる制御の内容を示す機能情報を含んでいる
ので、被制御装置にて異なる複数の制御を実行すること
ができる。
装置に固有の所定ビット長の固有情報に加えて被制御装
置にてなされる制御の内容を示す機能情報を含んでいる
ので、被制御装置にて異なる複数の制御を実行すること
ができる。
【0016】また、前記被制御装置が車両であることを
特徴としている。(請求項4)
特徴としている。(請求項4)
【0017】上記請求項4の構成において、被制御装置
が車両であるので、車両内に入ることなく車両の遠隔制
御を行うことができるとともに遠隔制御時における送信
情報のビット数を少なくしても送信情報の解読が困難に
なり、第三者が車両の操作をすることを防ぐことができ
る。また、送信情報のビット数を少なくすることによ
り、屋外などの悪環境下において送受信時のエラーを少
なくすることができる。
が車両であるので、車両内に入ることなく車両の遠隔制
御を行うことができるとともに遠隔制御時における送信
情報のビット数を少なくしても送信情報の解読が困難に
なり、第三者が車両の操作をすることを防ぐことができ
る。また、送信情報のビット数を少なくすることによ
り、屋外などの悪環境下において送受信時のエラーを少
なくすることができる。
【0018】また、前記車両が行う制御が、前記車両の
ドアのロックあるいはアンロックの制御であることをを
特徴としている。(請求項5)
ドアのロックあるいはアンロックの制御であることをを
特徴としている。(請求項5)
【0019】上記請求項5の構成において、被制御装置
としての車両は、送信機からの送信情報により、ドアの
ロックあるいはアンロックの制御を行うので、運転者の
便益性が図れるともに、少ないビット数の追加で、この
ロック、アンロックの情報の解読を困難にすることがで
きる。
としての車両は、送信機からの送信情報により、ドアの
ロックあるいはアンロックの制御を行うので、運転者の
便益性が図れるともに、少ないビット数の追加で、この
ロック、アンロックの情報の解読を困難にすることがで
きる。
【0020】また、本発明によりなされた携帯型送信機
は、図1の基本構成図に示すように、受信機(20)を
備える被制御装置とともに情報送受信システムを構成
し、前記受信機(20)が受信して制御を行う前記被制
御装置に固有の所定ビットの固定情報(42)を含む制
御情報(40A)を有する送信情報(40)を送信する
携帯型送信機において、前記制御情報(40A)を各々
が複数のビットからなる複数の区分に分割するととも
に、該分割した区分にダミービット(DB1、DB2、
DB3)を挿入し、かつ、前記制御情報(40A)に前
記ダミービット(DB1、DB2、DB3)の挿入位置
を示す位置情報(40)を付加してなる送信情報(4
0)を生成する信号生成手段(11a)を有することを
特徴としている。(請求項6)
は、図1の基本構成図に示すように、受信機(20)を
備える被制御装置とともに情報送受信システムを構成
し、前記受信機(20)が受信して制御を行う前記被制
御装置に固有の所定ビットの固定情報(42)を含む制
御情報(40A)を有する送信情報(40)を送信する
携帯型送信機において、前記制御情報(40A)を各々
が複数のビットからなる複数の区分に分割するととも
に、該分割した区分にダミービット(DB1、DB2、
DB3)を挿入し、かつ、前記制御情報(40A)に前
記ダミービット(DB1、DB2、DB3)の挿入位置
を示す位置情報(40)を付加してなる送信情報(4
0)を生成する信号生成手段(11a)を有することを
特徴としている。(請求項6)
【0021】上記請求項6の構成において、送信情報生
成手段は、装置に固有の所定ビット長の固有情報を含む
制御情報を複数ビットの区分に分割するとともに各区分
にダミービットを挿入し、さらに制御情報に対してダミ
ービットの挿入位置を示す挿入位置情報を追加して送信
情報を生成し、生成した送信情報の送信を行う。
成手段は、装置に固有の所定ビット長の固有情報を含む
制御情報を複数ビットの区分に分割するとともに各区分
にダミービットを挿入し、さらに制御情報に対してダミ
ービットの挿入位置を示す挿入位置情報を追加して送信
情報を生成し、生成した送信情報の送信を行う。
【0022】よって、この請求項6の構成によれば、送
信される送信情報に関し、この送信情報を構成する制御
情報の各区分内にダミービットを挿入するとともに、こ
の挿入位置を各区分内にて選択可能としたので、ダミー
ビットの挿入位置を変えることにより、ダミービットを
少ないビット数としても、このダミービットの挿入位置
の組み合わせが多数得られ、送信情報の解読を困難にす
ることができる。
信される送信情報に関し、この送信情報を構成する制御
情報の各区分内にダミービットを挿入するとともに、こ
の挿入位置を各区分内にて選択可能としたので、ダミー
ビットの挿入位置を変えることにより、ダミービットを
少ないビット数としても、このダミービットの挿入位置
の組み合わせが多数得られ、送信情報の解読を困難にす
ることができる。
【0023】また、送信情報は、ダミービットの挿入位
置を示す挿入位置情報を有しているので、被制御装置側
にて、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入
位置を知ることができ、送信機と被制御装置(すなわち
受信機)との間でダミービットの挿入位置を一致させる
ことができる。
置を示す挿入位置情報を有しているので、被制御装置側
にて、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入
位置を知ることができ、送信機と被制御装置(すなわち
受信機)との間でダミービットの挿入位置を一致させる
ことができる。
【0024】また、本発明によりなされた受信機は、被
制御装置に設けられ、携帯型送信機(10)とともに情
報送受信システムを構成し、前記携帯型送信機(10)
が送信する前記被制御装置に固有の所定ビットの固定情
報(42)を含む制御情報(40A)を有する送信情報
(40)を受信し、かつ前記被制御装置により前記受信
した送信情報(40)中の制御情報(40A)に基づく
制御を行わせる受信機において、各々が複数のビットか
らなる複数の区分(42a、42b、42c)に分割さ
れるとともに、該分割された区分(42a、42b、4
2c)にダミービット(DB1、DB2、DB3)が挿
入された制御情報(40A)に、前記各区分(42a、
42b、42c)に挿入された前記ダミービット(DB
1、DB2、DB3)の挿入位置を示す挿入位置情報
(43)が付加された送信情報(40)中の挿入位置情
報(43)に基づき、前記ダミービット(DB1、DB
2、DB3)を抜き取った前記固定情報(42)を含む
制御情報(40A)を生成する手段を有することを特徴
としている。(請求項7)
制御装置に設けられ、携帯型送信機(10)とともに情
報送受信システムを構成し、前記携帯型送信機(10)
が送信する前記被制御装置に固有の所定ビットの固定情
報(42)を含む制御情報(40A)を有する送信情報
(40)を受信し、かつ前記被制御装置により前記受信
した送信情報(40)中の制御情報(40A)に基づく
制御を行わせる受信機において、各々が複数のビットか
らなる複数の区分(42a、42b、42c)に分割さ
れるとともに、該分割された区分(42a、42b、4
2c)にダミービット(DB1、DB2、DB3)が挿
入された制御情報(40A)に、前記各区分(42a、
42b、42c)に挿入された前記ダミービット(DB
1、DB2、DB3)の挿入位置を示す挿入位置情報
(43)が付加された送信情報(40)中の挿入位置情
報(43)に基づき、前記ダミービット(DB1、DB
2、DB3)を抜き取った前記固定情報(42)を含む
制御情報(40A)を生成する手段を有することを特徴
としている。(請求項7)
【0025】上記請求項7の構成において、被制御装置
に固有の所定ビットの固定情報を含み、各々が複数のビ
ットからなる複数の区分に分割されるとともに、該分割
された区分にダミービットが挿入された制御情報に、各
区分に挿入されたダミービットの挿入位置を示す挿入位
置情報が付加されることにより生成された送信情報を受
信し、受信した送信情報中の挿入位置情報に基づいてダ
ミービットが抜き取られた固有情報を含む制御情報によ
り制御を行う。
に固有の所定ビットの固定情報を含み、各々が複数のビ
ットからなる複数の区分に分割されるとともに、該分割
された区分にダミービットが挿入された制御情報に、各
区分に挿入されたダミービットの挿入位置を示す挿入位
置情報が付加されることにより生成された送信情報を受
信し、受信した送信情報中の挿入位置情報に基づいてダ
ミービットが抜き取られた固有情報を含む制御情報によ
り制御を行う。
【0026】よって、この請求項7の構成によれば、送
信機から送信され受信される送信情報に関し、この送信
情報を構成する制御情報の各区分内にダミービットを挿
入するとともに、この挿入位置を各区分内にて選択可能
としたので、ダミービットの挿入位置を変えることによ
り、ダミービットを少ないビット数としても、このダミ
ービットの挿入位置の組み合わせが多数得られ、送信情
報の解読を困難にすることができる。
信機から送信され受信される送信情報に関し、この送信
情報を構成する制御情報の各区分内にダミービットを挿
入するとともに、この挿入位置を各区分内にて選択可能
としたので、ダミービットの挿入位置を変えることによ
り、ダミービットを少ないビット数としても、このダミ
ービットの挿入位置の組み合わせが多数得られ、送信情
報の解読を困難にすることができる。
【0027】また、送信情報は、ダミービットの挿入位
置を示す挿入位置情報を有しているので、被制御装置側
にて、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入
位置を知ることができ、送信機と被制御装置(すなわち
受信機)との間でダミービットの挿入位置を一致させる
ことができる。
置を示す挿入位置情報を有しているので、被制御装置側
にて、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入
位置を知ることができ、送信機と被制御装置(すなわち
受信機)との間でダミービットの挿入位置を一致させる
ことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を図面を参照して説明する。図2は、本発明が適用され
る車両用情報送受システムとしてのキーレスエントリ装
置の構成を説明するブロック図で、同図において、10
は携帯型送信機、20は不図示の車両に搭載された車載
受信機、30はドアロック機構、40は送信信号であ
る。
を図面を参照して説明する。図2は、本発明が適用され
る車両用情報送受システムとしてのキーレスエントリ装
置の構成を説明するブロック図で、同図において、10
は携帯型送信機、20は不図示の車両に搭載された車載
受信機、30はドアロック機構、40は送信信号であ
る。
【0029】携帯型送信機10は、CPU11、ROM
12及びRAM13からなるワンチップマイコン(以
下、マイコンという)10Aと、NVM(不揮発性メモ
リ:EEPROM,フラッシュメモリ)14と、スイッ
チ群15と、送信回路16と、アンテナ17とからな
り、図示しないイグニッションキーに内蔵されている。
12及びRAM13からなるワンチップマイコン(以
下、マイコンという)10Aと、NVM(不揮発性メモ
リ:EEPROM,フラッシュメモリ)14と、スイッ
チ群15と、送信回路16と、アンテナ17とからな
り、図示しないイグニッションキーに内蔵されている。
【0030】マイコン10Aは、動作プログラムに従っ
て所定の動作を実行する制御手段として構成されてい
る。マイコン10A内のROM12は、上述した動作プ
ログラムや、後述する操作コード及び識別コードなどの
情報が予め格納される。マイコン10A内のRAM13
は、。マイコン10Aの動作時において、必要なデータ
などを一時的に蓄える。NVM14は、後述する解読コ
ードとダミービットの追加位置の関係がテーブル情報と
して格納された記憶手段として構成されている。なお、
このNVM14は、マイコン10Aに内蔵されていても
よい。
て所定の動作を実行する制御手段として構成されてい
る。マイコン10A内のROM12は、上述した動作プ
ログラムや、後述する操作コード及び識別コードなどの
情報が予め格納される。マイコン10A内のRAM13
は、。マイコン10Aの動作時において、必要なデータ
などを一時的に蓄える。NVM14は、後述する解読コ
ードとダミービットの追加位置の関係がテーブル情報と
して格納された記憶手段として構成されている。なお、
このNVM14は、マイコン10Aに内蔵されていても
よい。
【0031】スイッチ群15は、車両のドアのロックあ
るいはアンロックを制御する際に操作者が操作するエン
トリスイッチ15aや、他の機能、例えばエンジン始動
を行わせる際に操作するスイッチ(不図示)など、車両
にて実行させる制御に応じて複数設けられている。この
スイッチ15群はマイコン10Aに接続されており、マ
イコン10Aは、スイッチ群15からの信号に基づいて
送出する信号の内容を可変する。送信回路16は、所定
の電波を送信する回路として構成され、マイコン10A
から供給された信号でキャリア信号を変調し、アンテナ
17にこの信号を送出する。そして、アンテナ17は、
外部すなわち車載受信機20に向けて、送信回路16が
生成した信号を送信信号40として送信する。
るいはアンロックを制御する際に操作者が操作するエン
トリスイッチ15aや、他の機能、例えばエンジン始動
を行わせる際に操作するスイッチ(不図示)など、車両
にて実行させる制御に応じて複数設けられている。この
スイッチ15群はマイコン10Aに接続されており、マ
イコン10Aは、スイッチ群15からの信号に基づいて
送出する信号の内容を可変する。送信回路16は、所定
の電波を送信する回路として構成され、マイコン10A
から供給された信号でキャリア信号を変調し、アンテナ
17にこの信号を送出する。そして、アンテナ17は、
外部すなわち車載受信機20に向けて、送信回路16が
生成した信号を送信信号40として送信する。
【0032】車載受信機20は、CPU21、ROM2
2及びRAM23からなるワンチップマイコン(以下、
マイコンという)20Aと、NVM24と、スイッチ群
25と、受信回路26と、アンテナ27とからなる機構
で、車両に搭載されている。マイコン20A及びNVM
24は、携帯型送信機10におけるマイコン10A及び
NVM14と同等な機構として構成されている。すなわ
ち、マイコン20Aは、動作プログラムに従って所定の
動作を実行する制御手段として構成されている。マイコ
ン20A内のROM22は、動作プログラム、操作コー
ド及び識別コードなどの情報が格納される。マイコン2
0A内のRAM23は、マイコン20Aの動作時におい
て、必要なデータなどを一時的に蓄える。NVM24
は、解読コードとダミービットの追加位置との関係がテ
ーブル情報として格納された記憶手段として構成されて
いる。なお、NVM24の格納内容は上述したNVM1
4と同内容とされている。このNVM24もまた、マイ
コン20Aに内蔵されていてもよい。
2及びRAM23からなるワンチップマイコン(以下、
マイコンという)20Aと、NVM24と、スイッチ群
25と、受信回路26と、アンテナ27とからなる機構
で、車両に搭載されている。マイコン20A及びNVM
24は、携帯型送信機10におけるマイコン10A及び
NVM14と同等な機構として構成されている。すなわ
ち、マイコン20Aは、動作プログラムに従って所定の
動作を実行する制御手段として構成されている。マイコ
ン20A内のROM22は、動作プログラム、操作コー
ド及び識別コードなどの情報が格納される。マイコン2
0A内のRAM23は、マイコン20Aの動作時におい
て、必要なデータなどを一時的に蓄える。NVM24
は、解読コードとダミービットの追加位置との関係がテ
ーブル情報として格納された記憶手段として構成されて
いる。なお、NVM24の格納内容は上述したNVM1
4と同内容とされている。このNVM24もまた、マイ
コン20Aに内蔵されていてもよい。
【0033】スイッチ群25は、車両内から操作するス
イッチとして構成され、車両に搭載された機構を動作さ
せる際に使用する。このスイッチ群25としては、例え
ばエンジンを始動する際に使用する始動スイッチなどが
ある。受信回路26は、アンテナ27を介して入力され
た携帯型送信機10からの送信信号40をデジタル信号
に復調することにより、携帯型送信機10のマイコン1
0Aが出力した信号を生成する。そして、この受信回路
26が生成した信号はマイコン20Aに入力される。マ
イコン20Aは、この信号に基づいてドアロック機構3
0に対してスイッチ群15の操作に応じた制御信号を出
力する。アンテナ27は、上述したように、携帯型送信
機10からの送信信号40を受信する機構として構成さ
れている。そして、このアンテナ27は専用であった
り、ラジオのアンテナなどと共用されたりし、例えばリ
アウインドに貼設されている。
イッチとして構成され、車両に搭載された機構を動作さ
せる際に使用する。このスイッチ群25としては、例え
ばエンジンを始動する際に使用する始動スイッチなどが
ある。受信回路26は、アンテナ27を介して入力され
た携帯型送信機10からの送信信号40をデジタル信号
に復調することにより、携帯型送信機10のマイコン1
0Aが出力した信号を生成する。そして、この受信回路
26が生成した信号はマイコン20Aに入力される。マ
イコン20Aは、この信号に基づいてドアロック機構3
0に対してスイッチ群15の操作に応じた制御信号を出
力する。アンテナ27は、上述したように、携帯型送信
機10からの送信信号40を受信する機構として構成さ
れている。そして、このアンテナ27は専用であった
り、ラジオのアンテナなどと共用されたりし、例えばリ
アウインドに貼設されている。
【0034】ドアロック機構30は、スイッチ群31
と、ドアロックドライバ32と、アクチュエータ33と
から構成されている。スイッチ31は、車両内にて操作
されるマニュアルスイッチとして構成され、車両内より
ドアのロックあるいはアンロックを行う際に操作され
る。ドアロックドライバ32は、ドアロックスイッチ3
1あるいは車載受信機20のマイコン20Aからの制御
信号に基づいて駆動信号を生成し、この駆動信号をドア
ロックアクチュエータ33に送出する。ドアロックアク
チュエータ33は、ドアロックドライバ32からの駆動
信号に基づいてドアのロックあるいはアンロックを実行
する。
と、ドアロックドライバ32と、アクチュエータ33と
から構成されている。スイッチ31は、車両内にて操作
されるマニュアルスイッチとして構成され、車両内より
ドアのロックあるいはアンロックを行う際に操作され
る。ドアロックドライバ32は、ドアロックスイッチ3
1あるいは車載受信機20のマイコン20Aからの制御
信号に基づいて駆動信号を生成し、この駆動信号をドア
ロックアクチュエータ33に送出する。ドアロックアク
チュエータ33は、ドアロックドライバ32からの駆動
信号に基づいてドアのロックあるいはアンロックを実行
する。
【0035】送信信号40は、図3に示すように、操作
コード信号41と、認識コード信号42と、解読コード
信号43とから構成されている。操作コード信号41
は、車両にて実行される動作、すなわちドアのロック、
アンロックの動作を示すコードとされている。認識コー
ド信号42は、動作を行わせる車両を特定するために車
両固有に設定された所定ビット長のコード信号とされ、
メーカ、車種、製造番号などの情報に基づいて作成され
ている。そして、これらの操作コード信号41及び認識
コード信号42は、携帯型送信機10と車載受信機20
との間で送受される制御情報40Aを構成している。
コード信号41と、認識コード信号42と、解読コード
信号43とから構成されている。操作コード信号41
は、車両にて実行される動作、すなわちドアのロック、
アンロックの動作を示すコードとされている。認識コー
ド信号42は、動作を行わせる車両を特定するために車
両固有に設定された所定ビット長のコード信号とされ、
メーカ、車種、製造番号などの情報に基づいて作成され
ている。そして、これらの操作コード信号41及び認識
コード信号42は、携帯型送信機10と車載受信機20
との間で送受される制御情報40Aを構成している。
【0036】解読コード43は、第三者による制御情報
40Aの解読をし難くするため、制御情報40Aに分散
した状態で挿入されたダミービットDB1〜DB3(後
述)の位置を示す情報となっており、制御情報40Aに
付加されている。なお、同図においては、この解読コー
ド43は、操作コード信号41と認識コード信号42の
間の位置に付加され、ダミービットDB1〜DB3は、
認識コード信号42内に挿入されている。また、操作コ
ード信号41及び解読コード43は、ともに4ビットで
構成されており、16通りの情報が選択可能となってい
る。
40Aの解読をし難くするため、制御情報40Aに分散
した状態で挿入されたダミービットDB1〜DB3(後
述)の位置を示す情報となっており、制御情報40Aに
付加されている。なお、同図においては、この解読コー
ド43は、操作コード信号41と認識コード信号42の
間の位置に付加され、ダミービットDB1〜DB3は、
認識コード信号42内に挿入されている。また、操作コ
ード信号41及び解読コード43は、ともに4ビットで
構成されており、16通りの情報が選択可能となってい
る。
【0037】また、認識コード信号42は、図4に示す
ように、第1区分42a、第2区分42b及び第3区分
42cに分割されている。これらの第1区分42a、第
2区分42b及び第3区分42cのそれぞれには、各区
分毎に1ビットのダミービットDB1〜DB3が挿入さ
れており、各区分42a〜42cは、ダミービットDB
1〜DB3が挿入された状態で、8ビットの区分となっ
ている。そして、同図の例においては、第1区分43a
における1ビットに第1のダミービットDB1が、第2
区分43bにおける4ビットに第2のダミービットDB
2が、また第3区分43cにおける5ビットに第3のダ
ミービットDB3が挿入されている。また、これらのダ
ミービットDB1〜DB3の挿入位置を示すコード情報
が解読コード43に設定される。
ように、第1区分42a、第2区分42b及び第3区分
42cに分割されている。これらの第1区分42a、第
2区分42b及び第3区分42cのそれぞれには、各区
分毎に1ビットのダミービットDB1〜DB3が挿入さ
れており、各区分42a〜42cは、ダミービットDB
1〜DB3が挿入された状態で、8ビットの区分となっ
ている。そして、同図の例においては、第1区分43a
における1ビットに第1のダミービットDB1が、第2
区分43bにおける4ビットに第2のダミービットDB
2が、また第3区分43cにおける5ビットに第3のダ
ミービットDB3が挿入されている。また、これらのダ
ミービットDB1〜DB3の挿入位置を示すコード情報
が解読コード43に設定される。
【0038】そして、車載受信機20では、解読コード
43に基づいてダミービットDB1〜DB3の位置を認
識し、ダミービットDB1〜DB3を抜き取った正規の
認識コードを42を取得し、この取得した認識コード4
2に基づいた制御すなわちドアのロック、アンロック制
御を行う。
43に基づいてダミービットDB1〜DB3の位置を認
識し、ダミービットDB1〜DB3を抜き取った正規の
認識コードを42を取得し、この取得した認識コード4
2に基づいた制御すなわちドアのロック、アンロック制
御を行う。
【0039】次に、以上の構成を有するキーレスエント
リ装置の動作を説明する。最初に、図5のフローチャー
トを参照して携帯型送信機10の動作について説明す
る。この携帯型送信機10では、まず、ステップS11
0にてエントリスイッチに対する操作があったか否かを
判定する。より詳細には、このステップS110では、
スイッチ群15を構成するエントリスイッチ15aに対
する操作の有無を判定する。そして、エントリスイッチ
15aに対する操作がなされた場合(Y)には、ステッ
プS120に移行する。また、操作がなされていない場
合(N)には、再度このステップS110にて、エント
リスイッチ15aに対する操作の有無を判定する。
リ装置の動作を説明する。最初に、図5のフローチャー
トを参照して携帯型送信機10の動作について説明す
る。この携帯型送信機10では、まず、ステップS11
0にてエントリスイッチに対する操作があったか否かを
判定する。より詳細には、このステップS110では、
スイッチ群15を構成するエントリスイッチ15aに対
する操作の有無を判定する。そして、エントリスイッチ
15aに対する操作がなされた場合(Y)には、ステッ
プS120に移行する。また、操作がなされていない場
合(N)には、再度このステップS110にて、エント
リスイッチ15aに対する操作の有無を判定する。
【0040】ステップS120では、操作コード信号4
1の読み込みを行う。すなわち、このステップS120
では、スイッチ群15のエントリスイッチ15aの操作
に応じて、ROM12からキーレスエントリ制御を示す
操作コード信号41を読み出す。なお、スイッチ群15
の操作により、キーレスエントリ以外の制御が指定され
た場合には、この指定された制御に相当する操作コード
信号が読み出される。ステップS130では、認識コー
ド信号42の読み込みを行う。すなわち、このステップ
S130では、ROM12から認識コード信号42を読
み込む。
1の読み込みを行う。すなわち、このステップS120
では、スイッチ群15のエントリスイッチ15aの操作
に応じて、ROM12からキーレスエントリ制御を示す
操作コード信号41を読み出す。なお、スイッチ群15
の操作により、キーレスエントリ以外の制御が指定され
た場合には、この指定された制御に相当する操作コード
信号が読み出される。ステップS130では、認識コー
ド信号42の読み込みを行う。すなわち、このステップ
S130では、ROM12から認識コード信号42を読
み込む。
【0041】引き続くステップS140では、ダミービ
ットの挿入位置の情報を読み込む。すなわち、このステ
ップS140では、ROM12に予め格納された16通
り(4ビット)の解読コード43を、乱数を用いて選択
するなどして取得し、この取得した解読コード43に基
づき、NVM14からダミービットDB1〜DB3の挿
入位置の情報を読み込む。
ットの挿入位置の情報を読み込む。すなわち、このステ
ップS140では、ROM12に予め格納された16通
り(4ビット)の解読コード43を、乱数を用いて選択
するなどして取得し、この取得した解読コード43に基
づき、NVM14からダミービットDB1〜DB3の挿
入位置の情報を読み込む。
【0042】ステップS150では、識別コード42を
区分42a〜42cに分割するとともに、上記ステップ
S140で取得したダミービットDB1〜DB3の挿入
位置の情報に基づいて各区分42a〜42c内における
ダミービットDB1〜DB3の追加位置を確定する。
区分42a〜42cに分割するとともに、上記ステップ
S140で取得したダミービットDB1〜DB3の挿入
位置の情報に基づいて各区分42a〜42c内における
ダミービットDB1〜DB3の追加位置を確定する。
【0043】ステップS160では、上記ステップS1
50にて確定したダミービットDB1〜DB3の挿入位
置に基づいて、各区分42a〜42cにダミービットD
B1〜DB3を挿入し、さらにこの追加したダミービッ
トDB1〜DB3の位置を示す解読コード43を追加し
て、送信信号40を生成する。(図3、図4参照)
50にて確定したダミービットDB1〜DB3の挿入位
置に基づいて、各区分42a〜42cにダミービットD
B1〜DB3を挿入し、さらにこの追加したダミービッ
トDB1〜DB3の位置を示す解読コード43を追加し
て、送信信号40を生成する。(図3、図4参照)
【0044】引き続くステップS170では、上記ステ
ップS160にて生成した送信信号40を送信回路16
及びアンテナ17を介して車載受信機20に送信する。
そして、再度ステップS110に移行し、上述した一連
の処理を実行する。
ップS160にて生成した送信信号40を送信回路16
及びアンテナ17を介して車載受信機20に送信する。
そして、再度ステップS110に移行し、上述した一連
の処理を実行する。
【0045】次に、図6のフローチャートを参照し、車
載受信機20の動作について説明する。この車載受信機
20では、まずステップS210にて携帯型送信機10
からの送信信号40を受信したか否かを判定する。そし
て、このステップS210にて、送信信号40を受信し
た場合(Y)には、引き続くステップS220に移行
し、受信していない場合(N)には、このステップS2
10の処理を繰り返し実行する。
載受信機20の動作について説明する。この車載受信機
20では、まずステップS210にて携帯型送信機10
からの送信信号40を受信したか否かを判定する。そし
て、このステップS210にて、送信信号40を受信し
た場合(Y)には、引き続くステップS220に移行
し、受信していない場合(N)には、このステップS2
10の処理を繰り返し実行する。
【0046】ステップS220では、受信した送信デー
タ40中の解読コード43と、NVM24の保持内容と
に基づいて、認識コード42中におけるダミービットD
B1〜DB3の位置を認識する。そして、ステップS2
30に移行する。ステップS230では、上記ステップ
S220にて認識したダミービットDB1〜DB3を抜
き取ることにより正規の認識コード42を取得するとと
もに操作コード41を取得する。
タ40中の解読コード43と、NVM24の保持内容と
に基づいて、認識コード42中におけるダミービットD
B1〜DB3の位置を認識する。そして、ステップS2
30に移行する。ステップS230では、上記ステップ
S220にて認識したダミービットDB1〜DB3を抜
き取ることにより正規の認識コード42を取得するとと
もに操作コード41を取得する。
【0047】引き続くステップS240では、上記ステ
ップS240にて取得した認識コード42に基づき、こ
の認識コード42が自らを指定するものであるか否かを
判定する。そして、認識コード42が自らを指定するも
のであった場合(Y)にはステップS250に移行し、
また自らを指定するものでなかった場合(N)にはステ
ップS210に移行して上述した処理を再度実行する。
ップS240にて取得した認識コード42に基づき、こ
の認識コード42が自らを指定するものであるか否かを
判定する。そして、認識コード42が自らを指定するも
のであった場合(Y)にはステップS250に移行し、
また自らを指定するものでなかった場合(N)にはステ
ップS210に移行して上述した処理を再度実行する。
【0048】ステップS250では、操作コード41に
基づき、ドアロック機構30のドアロックドライバ32
に対して制御信号を送出し、ドアのロックあるいはアン
ロックの制御を実行する。
基づき、ドアロック機構30のドアロックドライバ32
に対して制御信号を送出し、ドアのロックあるいはアン
ロックの制御を実行する。
【0049】このように、本実施形態においては、送信
信号40における認識コード信号42を8ビットの区分
42a〜42cに分割し、各区分42a〜42cのそれ
ぞれにダミービットDB1〜DB3を挿入している。そ
して、認識コード信号42は、車両の識別を行うもので
あるので、一般的に規定長さであって送信信号40にお
ける所定位置に存在するものである。従って、ダミービ
ットDB1〜DB3の車載受信機20における識別を容
易にできる利点がある。また、ダミービットDB1〜D
B3を、分割された区分42a〜42bに1ビットずつ
分散して設定したことにより、ダミービットの挿入位置
が各区分42a〜42b内にて選択可能となるので、ダ
ミービットを少ないビット数としてもダミービットDB
1〜DB3の挿入位置を変えることにより多くの組み合
わせが得られ、送信信号40の解読を困難にすることが
できる。
信号40における認識コード信号42を8ビットの区分
42a〜42cに分割し、各区分42a〜42cのそれ
ぞれにダミービットDB1〜DB3を挿入している。そ
して、認識コード信号42は、車両の識別を行うもので
あるので、一般的に規定長さであって送信信号40にお
ける所定位置に存在するものである。従って、ダミービ
ットDB1〜DB3の車載受信機20における識別を容
易にできる利点がある。また、ダミービットDB1〜D
B3を、分割された区分42a〜42bに1ビットずつ
分散して設定したことにより、ダミービットの挿入位置
が各区分42a〜42b内にて選択可能となるので、ダ
ミービットを少ないビット数としてもダミービットDB
1〜DB3の挿入位置を変えることにより多くの組み合
わせが得られ、送信信号40の解読を困難にすることが
できる。
【0050】また、本実施形態における解読コード43
は4ビットであり、合計16パターンのダミービットD
B1〜DB3の挿入位置しか規定することができない。
しかしながら、ダミービットDB1〜DB3の挿入位置
の組み合わせは、各区分43a〜43cにおいて8通り
ずつの合計512通りあり、第三者がこのダミービット
DB1〜DB3の解読を試みた場合には、この512通
りの組み合わせを調べなければならず、少ないビット数
の追加により、実質的に512通りの組み合わせと同等
の耐盗難性を得ることができる。なお、NVM14及び
NVM24のそれぞれに格納される解読コード43とダ
ミービットDB1〜DB3の位置の組み合わせを示すテ
ーブル情報は、車両毎に異ならせている。
は4ビットであり、合計16パターンのダミービットD
B1〜DB3の挿入位置しか規定することができない。
しかしながら、ダミービットDB1〜DB3の挿入位置
の組み合わせは、各区分43a〜43cにおいて8通り
ずつの合計512通りあり、第三者がこのダミービット
DB1〜DB3の解読を試みた場合には、この512通
りの組み合わせを調べなければならず、少ないビット数
の追加により、実質的に512通りの組み合わせと同等
の耐盗難性を得ることができる。なお、NVM14及び
NVM24のそれぞれに格納される解読コード43とダ
ミービットDB1〜DB3の位置の組み合わせを示すテ
ーブル情報は、車両毎に異ならせている。
【0051】また、解読コード43とダミービットDB
1〜DB3の位置の組み合わせとを示すテーブル情報
を、NVM14(携帯型送信機10)及びNVM24
(車載受信機20)に格納したので、解読コード43の
送受によりダミービットDB1〜DB3の組み合わせを
認識することができる。これにより、送受する情報の長
さを短くすることができるとともにダミービットの位置
の認識を容易にかつ高速に行うことができる。
1〜DB3の位置の組み合わせとを示すテーブル情報
を、NVM14(携帯型送信機10)及びNVM24
(車載受信機20)に格納したので、解読コード43の
送受によりダミービットDB1〜DB3の組み合わせを
認識することができる。これにより、送受する情報の長
さを短くすることができるとともにダミービットの位置
の認識を容易にかつ高速に行うことができる。
【0052】また、ダミービットDB1〜DB3の位置
と解読コード43との関係に関し、この関係は、上述し
た実施形態のごとく画一的としなくてもよい。例えば、
ダミービットDB1が区分42a内における7ビットに
設定され、ダミービットDB2及びDB3が区分42b
及び42c内における2ビット及び4ビットに設定され
た場合に、解読コード43を「1111」とするといっ
たように、解読コード43は任意に設定することができ
る。
と解読コード43との関係に関し、この関係は、上述し
た実施形態のごとく画一的としなくてもよい。例えば、
ダミービットDB1が区分42a内における7ビットに
設定され、ダミービットDB2及びDB3が区分42b
及び42c内における2ビット及び4ビットに設定され
た場合に、解読コード43を「1111」とするといっ
たように、解読コード43は任意に設定することができ
る。
【0053】また、ダミービットDB1〜DB3の組み
合わせに関し、これらのダミービットDB1〜DB3の
組み合わせは、各区分43a〜42cにおいて8通りず
つの合計512パターンあるので、解読コード43を9
ビットとし、各組み合わせ毎に対応付けしてもよい。こ
の場合、追加ビットが13ビットになるが、良好な耐盗
難性を得ることができる。
合わせに関し、これらのダミービットDB1〜DB3の
組み合わせは、各区分43a〜42cにおいて8通りず
つの合計512パターンあるので、解読コード43を9
ビットとし、各組み合わせ毎に対応付けしてもよい。こ
の場合、追加ビットが13ビットになるが、良好な耐盗
難性を得ることができる。
【0054】また、この解読コード43が送信信号40
中に含まれているので、携帯型送信機10と車載受信機
20との間で、ダミービットDB1〜DB3の認識がず
れることがない。
中に含まれているので、携帯型送信機10と車載受信機
20との間で、ダミービットDB1〜DB3の認識がず
れることがない。
【0055】なお、上述した実施形態においては、解読
コード43をキーとして、NVM14、NVM24に保
持されたテーブル情報を参照することにより、ダミービ
ットDB1〜DB3の挿入位置を認識していたが、解読
コード43のみでダミービットDB1〜DB3の挿入位
置を認識することもできる。
コード43をキーとして、NVM14、NVM24に保
持されたテーブル情報を参照することにより、ダミービ
ットDB1〜DB3の挿入位置を認識していたが、解読
コード43のみでダミービットDB1〜DB3の挿入位
置を認識することもできる。
【0056】以下、図7を参照して手順を説明する。同
図は、解読コード43の内容と、携帯型送信機10及び
受信機20におけるRAM13及び23の保持内容(一
部)を示す図である。携帯型送信機10及び受信機20
におけるマイコン10A、20Aは、まず、解読コード
43における0ビットの内容「1」、1ビットの内容
「0」、2ビットの内容「0」を読み込み、3ビットの
コード「001」を生成し、RAM12、23の領域1
3a、23aに記憶する。
図は、解読コード43の内容と、携帯型送信機10及び
受信機20におけるRAM13及び23の保持内容(一
部)を示す図である。携帯型送信機10及び受信機20
におけるマイコン10A、20Aは、まず、解読コード
43における0ビットの内容「1」、1ビットの内容
「0」、2ビットの内容「0」を読み込み、3ビットの
コード「001」を生成し、RAM12、23の領域1
3a、23aに記憶する。
【0057】次に、マイコン10A、20Aは、解読コ
ード43における1ビットの内容「0」、2ビットの内
容「0」、3ビットの内容「1」を読み込み、3ビット
のコード「100」を生成してRAM12、23の領域
13b、23bに記憶する。同様に、0ビットの内容
「1」、2ビットの内容「0」、3ビットの内容「1」
を読み込み、3ビットのコード「101」を生成してR
AM12、23の領域13c、23cに記憶する。
ード43における1ビットの内容「0」、2ビットの内
容「0」、3ビットの内容「1」を読み込み、3ビット
のコード「100」を生成してRAM12、23の領域
13b、23bに記憶する。同様に、0ビットの内容
「1」、2ビットの内容「0」、3ビットの内容「1」
を読み込み、3ビットのコード「101」を生成してR
AM12、23の領域13c、23cに記憶する。
【0058】そして、マイコン10A、20Aは、RA
M12、23の領域13a、23aに記憶した3ビット
のコードをダミービットDB1の位置情報、領域13
b、23bに記憶した3ビットのコードをダミービット
DB2の位置情報、領域13c、23cに記憶した3ビ
ットのコードをダミービットDB3の位置情報とする。
これにより、テーブル情報すなわちNVM14、24が
不要となり、装置構成を簡単にすることができる。
M12、23の領域13a、23aに記憶した3ビット
のコードをダミービットDB1の位置情報、領域13
b、23bに記憶した3ビットのコードをダミービット
DB2の位置情報、領域13c、23cに記憶した3ビ
ットのコードをダミービットDB3の位置情報とする。
これにより、テーブル情報すなわちNVM14、24が
不要となり、装置構成を簡単にすることができる。
【0059】また、本発明が適用される装置としてキー
レスエントリ装置を例に挙げて説明したが、本発明は、
携帯型送信機により車両の外部からエンジンなどの車両
の構成機器の動作を遠隔制御する装置にも適用すること
ができる。
レスエントリ装置を例に挙げて説明したが、本発明は、
携帯型送信機により車両の外部からエンジンなどの車両
の構成機器の動作を遠隔制御する装置にも適用すること
ができる。
【0060】また、上述したステップS150の処理に
おいて設定されるダミービットDB1〜DB3に関し、
このダミービットDB1〜DB3が設定される位置を、
送受データ40の送信毎に変えるように構成してもよ
い。このように構成することにより、ダミービットDB
1〜DB3の第三者による解読がより困難になり、耐盗
難性を一層高めることができる。
おいて設定されるダミービットDB1〜DB3に関し、
このダミービットDB1〜DB3が設定される位置を、
送受データ40の送信毎に変えるように構成してもよ
い。このように構成することにより、ダミービットDB
1〜DB3の第三者による解読がより困難になり、耐盗
難性を一層高めることができる。
【0061】また、携帯型送信機10と車載受信機20
間にて送受される送信信号40に関し、この送信信号4
0を電波に代えて赤外線や超音波としてもよい。また、
この送信信号40におけるダミービットDB1〜DB3
は、上述した認識コード信号42に限らず、例えば操作
コード信号41を含めて設定することができる。これに
より、ダミービットDB1〜DB3を追加する位置の範
囲が広がり、耐盗難性を一層高めることができる。
間にて送受される送信信号40に関し、この送信信号4
0を電波に代えて赤外線や超音波としてもよい。また、
この送信信号40におけるダミービットDB1〜DB3
は、上述した認識コード信号42に限らず、例えば操作
コード信号41を含めて設定することができる。これに
より、ダミービットDB1〜DB3を追加する位置の範
囲が広がり、耐盗難性を一層高めることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果を奏する。すなわち、ダミービットが、装置に固
有の所定ビット長の固有情報を含む制御情報内に分散し
て挿入され、この挿入位置が各区分内にて選択可能であ
るので、ダミービットを少ないビット数としてもダミー
ビットの挿入位置を変えることにより多くの組み合わせ
が得られ、送信情報の解読を困難にすることができる送
信情報生成方法が得られる。また、送信情報は、ダミー
ビットの挿入位置を示す挿入位置情報を有しているの
で、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入位
置を知ることができ、送信情報単独で制御情報の解読を
行うことができる送信情報生成方法が得られる。
の効果を奏する。すなわち、ダミービットが、装置に固
有の所定ビット長の固有情報を含む制御情報内に分散し
て挿入され、この挿入位置が各区分内にて選択可能であ
るので、ダミービットを少ないビット数としてもダミー
ビットの挿入位置を変えることにより多くの組み合わせ
が得られ、送信情報の解読を困難にすることができる送
信情報生成方法が得られる。また、送信情報は、ダミー
ビットの挿入位置を示す挿入位置情報を有しているの
で、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入位
置を知ることができ、送信情報単独で制御情報の解読を
行うことができる送信情報生成方法が得られる。
【0063】また、送信機から送信され受信機にて受信
される送信情報に関し、この送信情報を構成する制御情
報の各区分内にダミービットを挿入するとともに、この
挿入位置を各区分内にて選択可能としたので、ダミービ
ットの挿入位置を変えることにより、ダミービットを少
ないビット数としても、このダミービットの挿入位置の
組み合わせが多数得られ、送信情報の解読を困難にする
ことができる情報送受信システムが提供できる。
される送信情報に関し、この送信情報を構成する制御情
報の各区分内にダミービットを挿入するとともに、この
挿入位置を各区分内にて選択可能としたので、ダミービ
ットの挿入位置を変えることにより、ダミービットを少
ないビット数としても、このダミービットの挿入位置の
組み合わせが多数得られ、送信情報の解読を困難にする
ことができる情報送受信システムが提供できる。
【0064】また、制御情報が装置に固有の所定ビット
長の固有情報に加えて被制御装置にてなされる制御の内
容を示す機能情報を含んでいるので、被制御装置にて異
なる複数の制御を実行することができる情報送受信シス
テムが提供できる。
長の固有情報に加えて被制御装置にてなされる制御の内
容を示す機能情報を含んでいるので、被制御装置にて異
なる複数の制御を実行することができる情報送受信シス
テムが提供できる。
【0065】また、被制御装置が車両であるので、車両
内に入ることなく車両の遠隔制御を行うことができると
ともに遠隔制御時における送信情報のビット数を少なく
しても送信情報の解読が困難になり、第三者が車両の操
作をすることを防ぐことができる情報送受信システムが
提供できる。また、送信情報のビット数を少なくするこ
とにより、屋外などの悪環境下において送受信時のエラ
ーを少なくすることができる情報送受信システムが提供
できる。
内に入ることなく車両の遠隔制御を行うことができると
ともに遠隔制御時における送信情報のビット数を少なく
しても送信情報の解読が困難になり、第三者が車両の操
作をすることを防ぐことができる情報送受信システムが
提供できる。また、送信情報のビット数を少なくするこ
とにより、屋外などの悪環境下において送受信時のエラ
ーを少なくすることができる情報送受信システムが提供
できる。
【0066】また、被制御装置としての車両は、送信機
からの送信情報により、ドアのロックあるいはアンロッ
クの制御を行うので、運転者の便益性が図れるともに、
少ないビット数の追加で、このロック、アンロックの情
報の解読を困難にすることができる情報送受信システム
が提供できる。
からの送信情報により、ドアのロックあるいはアンロッ
クの制御を行うので、運転者の便益性が図れるともに、
少ないビット数の追加で、このロック、アンロックの情
報の解読を困難にすることができる情報送受信システム
が提供できる。
【0067】また、送信される送信情報に関し、この送
信情報を構成する制御情報の各区分内にダミービットを
挿入するとともに、この挿入位置を各区分内にて選択可
能としたので、ダミービットの挿入位置を変えることに
より、ダミービットを少ないビット数としても、このダ
ミービットの挿入位置の組み合わせが多数得られ、送信
情報の解読を困難にすることができる携帯型送信機が提
供できる。
信情報を構成する制御情報の各区分内にダミービットを
挿入するとともに、この挿入位置を各区分内にて選択可
能としたので、ダミービットの挿入位置を変えることに
より、ダミービットを少ないビット数としても、このダ
ミービットの挿入位置の組み合わせが多数得られ、送信
情報の解読を困難にすることができる携帯型送信機が提
供できる。
【0068】また、送信情報は、ダミービットの挿入位
置を示す挿入位置情報を有しているので、被制御装置側
にて、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入
位置を知ることができ、送信機と被制御装置との間でダ
ミービットの挿入位置を一致させることができる携帯型
送信機が提供できる。
置を示す挿入位置情報を有しているので、被制御装置側
にて、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入
位置を知ることができ、送信機と被制御装置との間でダ
ミービットの挿入位置を一致させることができる携帯型
送信機が提供できる。
【0069】また、送信機から送信され受信される送信
情報に関し、この送信情報を構成する制御情報の各区分
内にダミービットを挿入するとともに、この挿入位置を
各区分内にて選択可能としたので、ダミービットの挿入
位置を変えることにより、ダミービットを少ないビット
数としても、このダミービットの挿入位置の組み合わせ
が多数得られ、送信情報の解読を困難にすることができ
る受信機が提供できる。
情報に関し、この送信情報を構成する制御情報の各区分
内にダミービットを挿入するとともに、この挿入位置を
各区分内にて選択可能としたので、ダミービットの挿入
位置を変えることにより、ダミービットを少ないビット
数としても、このダミービットの挿入位置の組み合わせ
が多数得られ、送信情報の解読を困難にすることができ
る受信機が提供できる。
【0070】また、送信情報は、ダミービットの挿入位
置を示す挿入位置情報を有しているので、被制御装置側
にて、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入
位置を知ることができ、送信機と被制御装置(すなわち
受信機)との間でダミービットの挿入位置を一致させる
ことができる受信機が提供できる。
置を示す挿入位置情報を有しているので、被制御装置側
にて、この挿入位置情報に基づいてダミービットの挿入
位置を知ることができ、送信機と被制御装置(すなわち
受信機)との間でダミービットの挿入位置を一致させる
ことができる受信機が提供できる。
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明が適用される車両用としてのキーレスエ
ントリ装置の構成を説明するブロック図である。
ントリ装置の構成を説明するブロック図である。
【図3】送信信号40を説明する図である。
【図4】認識コード信号42及びこの認識コード信号4
2中に挿入されるダミービットDB1〜DB3を説明す
る図である。
2中に挿入されるダミービットDB1〜DB3を説明す
る図である。
【図5】携帯型送信機10の動作を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】車載受信機20の動作を説明するフローチャー
トである。
トである。
【図7】解読コード43より、ダミービットDB1〜D
B3の挿入位置を取得する手順を説明する図である。
B3の挿入位置を取得する手順を説明する図である。
10 携帯型送信機 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 NVM 15 スイッチ群 15a エントリスイッチ 20 車載受信機 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 NVM 30 ドアロック機構 40 送信信号 40A 制御情報(操作コード信号41、認識コ
ード信号42) 41 操作コード信号 42 解読コード信号 43 認識コード信号 43a 第1領域 43b 第2領域 43c 第3領域 DB1〜DB3 ダミービット
ード信号42) 41 操作コード信号 42 解読コード信号 43 認識コード信号 43a 第1領域 43b 第2領域 43c 第3領域 DB1〜DB3 ダミービット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/14 B60R 25/00 606 // B60R 25/00 606 H04L 9/00 685
Claims (7)
- 【請求項1】 被制御装置に固有の所定ビット長の固有
情報を含む制御情報を有する送信情報を生成する送信情
報生成方法において、 前記制御情報を、各々が複数のビットからなる複数の区
分に分割するとともに、該分割した区分にダミービット
を挿入し、かつ前記各区分に挿入した前記ダミービット
の挿入位置を示す挿入位置情報を前記制御情報に付加す
ることを特徴とする送信情報生成方法。 - 【請求項2】 制御情報を有する送信情報を送信する携
帯型送信機と、被制御装置に設けられ、前記送信情報を
受信する受信機とからなり、前記被制御装置が、前記受
信した送信情報中の制御情報に基づく制御を行うように
構成され、前記送信情報が、前記被制御装置に固有の所
定ビット長の固定情報を含む情報送受信システムにおい
て、 前記携帯型送信機は、前記制御情報を各々が複数のビッ
トからなる複数の区分に分割するとともに、該分割した
区分にダミービットを挿入し、かつ前記制御情報に対し
て各区分に挿入した前記ダミービットの挿入位置を示す
挿入位置情報を付加してなる送信情報を生成する送信情
報生成手段を有し、 前記被制御装置は、前記送信情報中の挿入位置情報に基
づいて前記ダミービットを抜き取った前記固有情報を含
む制御情報により制御を行う手段を有することを特徴と
する情報送受信システム。 - 【請求項3】 前記制御情報は、制御の内容を示す機能
情報を更に含むことを特徴とする請求項2記載の情報送
受信システム。 - 【請求項4】 前記被制御装置が車両であることを特徴
とする請求項2または3記載の情報送受信システム。 - 【請求項5】 前記車両が行う制御が、前記車両のドア
のロックあるいはアンロックの制御であることを特徴と
する請求項4記載の情報送受信システム。 - 【請求項6】 受信機を備える被制御装置とともに情報
送受信システムを構成し、前記受信機が受信して制御を
行う前記被制御装置に固有の所定ビットの固定情報を含
む制御情報を有する送信情報を送信する携帯型送信機に
おいて、 前記制御情報を各々が複数のビットからなる複数の区分
に分割するとともに、該分割した区分にダミービットを
挿入し、かつ、前記制御情報に前記ダミービットの挿入
位置を示す位置情報を付加してなる送信情報を生成する
信号生成手段を有することを特徴とする携帯型送信機。 - 【請求項7】 被制御装置に設けられ、携帯型送信機と
ともに情報送受信システムを構成し、前記携帯型送信機
が送信する前記被制御装置に固有の所定ビットの固定情
報を含む制御情報を有する送信情報を受信し、かつ前記
被制御装置により前記受信した送信情報中の制御情報に
基づく制御を行わせる受信機において、 各々が複数のビットからなる複数の区分に分割されると
ともに、該分割された区分にダミービットが挿入された
制御情報に、前記各区分に挿入された前記ダミービット
の挿入位置を示す挿入位置情報が付加された送信情報中
の挿入位置情報に基づき、前記ダミービットを抜き取っ
た前記固定情報を含む制御情報を生成する手段を有する
ことを特徴とする受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16486996A JPH1013404A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 送信情報生成方法、情報送受信システム、携帯型送信機及び受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16486996A JPH1013404A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 送信情報生成方法、情報送受信システム、携帯型送信機及び受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1013404A true JPH1013404A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15801478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16486996A Abandoned JPH1013404A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 送信情報生成方法、情報送受信システム、携帯型送信機及び受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1013404A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0924893A1 (fr) * | 1997-12-19 | 1999-06-23 | STMicroelectronics S.A. | Procédé de communication sécurisée |
WO2002065723A1 (fr) * | 2001-02-13 | 2002-08-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Procede de modulation multi-niveaux, procede de demodulation multi-niveaux, et procede de modulation/demodulation multi-niveaux |
JP2007329940A (ja) * | 2007-07-05 | 2007-12-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 暗号化処理システム |
JP2009041321A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Denso Wave Inc | 真偽判定システム及び電気錠制御システム |
JP2019079051A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 大国創新智能科技(東莞)有限公司 | ビッグデータに基づく情報秘匿方法及びシステム、情報抽出方法及びシステム |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16486996A patent/JPH1013404A/ja not_active Abandoned
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0924893A1 (fr) * | 1997-12-19 | 1999-06-23 | STMicroelectronics S.A. | Procédé de communication sécurisée |
FR2773026A1 (fr) * | 1997-12-19 | 1999-06-25 | Sgs Thomson Microelectronics | Procede de communication securise |
WO2002065723A1 (fr) * | 2001-02-13 | 2002-08-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Procede de modulation multi-niveaux, procede de demodulation multi-niveaux, et procede de modulation/demodulation multi-niveaux |
WO2002065724A1 (fr) * | 2001-02-13 | 2002-08-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Procede de modulation de niveaux multiples, procede de demodulation de niveaux multiples, et procede de modulation/demodulation de niveaux multiples |
JP2007329940A (ja) * | 2007-07-05 | 2007-12-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 暗号化処理システム |
JP4656665B2 (ja) * | 2007-07-05 | 2011-03-23 | 大日本印刷株式会社 | 暗号化処理システム |
JP2009041321A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Denso Wave Inc | 真偽判定システム及び電気錠制御システム |
JP2019079051A (ja) * | 2017-10-24 | 2019-05-23 | 大国創新智能科技(東莞)有限公司 | ビッグデータに基づく情報秘匿方法及びシステム、情報抽出方法及びシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050308 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050510 |