JP2912085B2 - 操作信号の送受信方法 - Google Patents
操作信号の送受信方法Info
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- JP2912085B2 JP2912085B2 JP14476592A JP14476592A JP2912085B2 JP 2912085 B2 JP2912085 B2 JP 2912085B2 JP 14476592 A JP14476592 A JP 14476592A JP 14476592 A JP14476592 A JP 14476592A JP 2912085 B2 JP2912085 B2 JP 2912085B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車のドア
やキー等をロック,アンロックする操作信号を送受信す
る操作信号の送受信方法に関する。
やキー等をロック,アンロックする操作信号を送受信す
る操作信号の送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば自動車ドアのロック、ロ
ック解除、ヘッドライトの点灯または消灯、トランクの
開閉等の操作を行うのに、次のような構成を備えた遠隔
操作システムが使用されている。このシステムは、自動
車側に設けられた受信装置と、この受信装置で受信され
た操作信号に基づき上記自動車ドアのロック解除等の操
作対象を駆動する駆動装置と、自動車の外側から受信装
置に向けて上記操作対象の操作信号等を送信するキーホ
ルダ程度の小型の送信装置とを備えている。
ック解除、ヘッドライトの点灯または消灯、トランクの
開閉等の操作を行うのに、次のような構成を備えた遠隔
操作システムが使用されている。このシステムは、自動
車側に設けられた受信装置と、この受信装置で受信され
た操作信号に基づき上記自動車ドアのロック解除等の操
作対象を駆動する駆動装置と、自動車の外側から受信装
置に向けて上記操作対象の操作信号等を送信するキーホ
ルダ程度の小型の送信装置とを備えている。
【0003】上記送信装置には、複数の操作釦が設けら
れており、この操作釦のいずれかを操作することによ
り、予め設定された操作信号が送信されるようになって
いる。この操作信号としては、たとえばある操作釦を操
作すると、ドアのロックまたはロック解除を行うための
信号が送信され、他の操作釦を操作するとヘッドライト
の点灯または消灯等を行うための信号が送信され、さら
に他の操作釦を操作するとトランクルームの開閉のため
の信号が送信される。
れており、この操作釦のいずれかを操作することによ
り、予め設定された操作信号が送信されるようになって
いる。この操作信号としては、たとえばある操作釦を操
作すると、ドアのロックまたはロック解除を行うための
信号が送信され、他の操作釦を操作するとヘッドライト
の点灯または消灯等を行うための信号が送信され、さら
に他の操作釦を操作するとトランクルームの開閉のため
の信号が送信される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置では、ある操作釦を操作した直後に他の操作釦を
操作した場合、例えば最初にヘッドライトや室内灯の点
灯の操作を行い、次に運転席のドアロック解除を操作し
たような場合、後の操作釦が押された時点で先の操作釦
の操作に対応する送信データが送信処理されている途中
である。そこで従来は、後から押された操作釦の操作信
号の送信処理が受け付けられずキャンセルされる。
の装置では、ある操作釦を操作した直後に他の操作釦を
操作した場合、例えば最初にヘッドライトや室内灯の点
灯の操作を行い、次に運転席のドアロック解除を操作し
たような場合、後の操作釦が押された時点で先の操作釦
の操作に対応する送信データが送信処理されている途中
である。そこで従来は、後から押された操作釦の操作信
号の送信処理が受け付けられずキャンセルされる。
【0005】従って、先に押された操作釦に対応する操
作動作しか行なわれず、後に押した操作釦による操作動
作が行なわれない。したがって、先に入力した操作の完
了を確認した後で次の再度操作信号を送信する必要があ
るため、操作が煩雑であるとともに、複数の操作を行う
操作時間に長時間を要することになる。また例えば最初
に運転席のドアロック解除の操作を行い、その直後に全
ドアのドアロックの解除を行う操作を行った場合、運転
席のドアロックの解除動作は両操作において重複してい
るにもかかわらず、運転席のドアロックの解除が完了し
た後に改めて全ドアのロック解除を行わなくてはなら
ず、操作が重複することになる。
作動作しか行なわれず、後に押した操作釦による操作動
作が行なわれない。したがって、先に入力した操作の完
了を確認した後で次の再度操作信号を送信する必要があ
るため、操作が煩雑であるとともに、複数の操作を行う
操作時間に長時間を要することになる。また例えば最初
に運転席のドアロック解除の操作を行い、その直後に全
ドアのドアロックの解除を行う操作を行った場合、運転
席のドアロックの解除動作は両操作において重複してい
るにもかかわらず、運転席のドアロックの解除が完了し
た後に改めて全ドアのロック解除を行わなくてはなら
ず、操作が重複することになる。
【0006】そこで本発明は、複数の操作入力が続けて
行なわれた場合、各入力に対応する操作信号の送信処理
が効率よく行なわれるようにした操作信号の送受信方法
の提供を目的とする。
行なわれた場合、各入力に対応する操作信号の送信処理
が効率よく行なわれるようにした操作信号の送受信方法
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による操作信号の
送受信方法は、複数種の操作信号を送信する送信部と、
この操作信号を受信して前記操作信号に基づいた処理動
作を行う受信部とを有するものにおいて、ある操作信号
の送信操作が行なわれた後、この送信操作に応じて操作
信号が送信されている間に、再度同じ送信操作が行なわ
れたときに、先の操作信号の送信を中断して、先の操作
信号と重複する動作信号を含む複数種の操作信号が後続
して送信されることを特徴とするものである。
送受信方法は、複数種の操作信号を送信する送信部と、
この操作信号を受信して前記操作信号に基づいた処理動
作を行う受信部とを有するものにおいて、ある操作信号
の送信操作が行なわれた後、この送信操作に応じて操作
信号が送信されている間に、再度同じ送信操作が行なわ
れたときに、先の操作信号の送信を中断して、先の操作
信号と重複する動作信号を含む複数種の操作信号が後続
して送信されることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記手段では、先の操作信号が送信されている
ときに他の操作信号の送信が選択されたときに、先の操
作信号の送信が中断されて他の操作信号が送信される。
これは先の操作信号と後から選択された操作信号の各操
作が重複するような場合に使用される。例えば先の操作
信号が1つのドアのロック解除操作で後からの操作信号
が4つのドアの全てのロック解除を操作する場合などで
ある。
ときに他の操作信号の送信が選択されたときに、先の操
作信号の送信が中断されて他の操作信号が送信される。
これは先の操作信号と後から選択された操作信号の各操
作が重複するような場合に使用される。例えば先の操作
信号が1つのドアのロック解除操作で後からの操作信号
が4つのドアの全てのロック解除を操作する場合などで
ある。
【0009】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は車載用の遠隔操作システムを構成する送信装
置の外観図、図2は図1に示す送信装置の回路構成を示
すブロック図、図3(A)(B)(C)は図2に示す送
信装置のパルス生成部にて生成されるパルスの種類を示
す波形図、図4はヘッダーパルスと操作信号のパルスと
を示す波形図、図5は受信装置の構成を示す回路ブロッ
ク図、図6は送信装置にて1回の送信操作にて生成され
る送信パルス群を示す波形図、図7は(A)乃至(D)
は、操作信号に含まれるオペレーションコードの詳細構
成を示す説明図である。
る。図1は車載用の遠隔操作システムを構成する送信装
置の外観図、図2は図1に示す送信装置の回路構成を示
すブロック図、図3(A)(B)(C)は図2に示す送
信装置のパルス生成部にて生成されるパルスの種類を示
す波形図、図4はヘッダーパルスと操作信号のパルスと
を示す波形図、図5は受信装置の構成を示す回路ブロッ
ク図、図6は送信装置にて1回の送信操作にて生成され
る送信パルス群を示す波形図、図7は(A)乃至(D)
は、操作信号に含まれるオペレーションコードの詳細構
成を示す説明図である。
【0010】図1に示す送信装置1は、容易に携帯でき
るキーホルダ程度の大きさの小型のもので、その図示表
面に操作部2が設けられている。この操作部2は、三つ
の操作釦2a乃至2cが設けられている。また、内部に
は図2に示すように、本装置の制御中枢となるCPU
(Central Processing Unit)を主体とした制御部3
と、上記操作部2の操作釦2a乃至2cの操作に対応す
る操作信号や受信側を受信処理状態にする起動信号等を
記憶保持するRAM(Random Access Memory)等からな
るメモリ4と、このメモリ4に書き込まれている起動信
号や操作信号等に対応するパルスを生成するパルス生成
部5と、このパルス列に変換された起動信号(以下、起
動パルス信号という)や操作信号(以下、操作パルス信
号という)を変調して、後述する受信部に向けて送信す
る送信部6と、アンテナ7並びに電源8等とを備えた構
造となっている。
るキーホルダ程度の大きさの小型のもので、その図示表
面に操作部2が設けられている。この操作部2は、三つ
の操作釦2a乃至2cが設けられている。また、内部に
は図2に示すように、本装置の制御中枢となるCPU
(Central Processing Unit)を主体とした制御部3
と、上記操作部2の操作釦2a乃至2cの操作に対応す
る操作信号や受信側を受信処理状態にする起動信号等を
記憶保持するRAM(Random Access Memory)等からな
るメモリ4と、このメモリ4に書き込まれている起動信
号や操作信号等に対応するパルスを生成するパルス生成
部5と、このパルス列に変換された起動信号(以下、起
動パルス信号という)や操作信号(以下、操作パルス信
号という)を変調して、後述する受信部に向けて送信す
る送信部6と、アンテナ7並びに電源8等とを備えた構
造となっている。
【0011】1回の操作により制御部3およびパルス生
成部5により生成される送信パルス群を図6に示す。1
回の送信パルス群は、起動パルス信号15と、これに後
続するヘッダーパルス23と、さらに後続する操作パル
ス信号17とを有している。さらにヘッダーパルス23
が生成され、これに操作パルス信号17の「1」「0」
を反転させた反転操作パルス信号18が後続し、次にヘ
ッダーパルス23、操作パルス信号17と同じ内容の操
作パルス信号19が生成される。これらの一連の送信パ
ルス群が、送信部6により変調されて送信される。
成部5により生成される送信パルス群を図6に示す。1
回の送信パルス群は、起動パルス信号15と、これに後
続するヘッダーパルス23と、さらに後続する操作パル
ス信号17とを有している。さらにヘッダーパルス23
が生成され、これに操作パルス信号17の「1」「0」
を反転させた反転操作パルス信号18が後続し、次にヘ
ッダーパルス23、操作パルス信号17と同じ内容の操
作パルス信号19が生成される。これらの一連の送信パ
ルス群が、送信部6により変調されて送信される。
【0012】操作パルス信号17は、図4に示すよう
に、nビットのデータ長からなるものである。この操作
パルス信号17は、上位mビットが特定の送信装置1と
受信装置との対応関係を示す識別情報(IDコード)で
あり、たとえば17eで示す下位8ビットがオペレーシ
ョンコードとなっている。このオペレーションコード1
7eが操作対象の各部(たとえば、ドアのロック機構、
トランクのロック機構等)の操作指令に対応して設定さ
れている。
に、nビットのデータ長からなるものである。この操作
パルス信号17は、上位mビットが特定の送信装置1と
受信装置との対応関係を示す識別情報(IDコード)で
あり、たとえば17eで示す下位8ビットがオペレーシ
ョンコードとなっている。このオペレーションコード1
7eが操作対象の各部(たとえば、ドアのロック機構、
トランクのロック機構等)の操作指令に対応して設定さ
れている。
【0013】この8ビットからなるオペレーションコー
ド17eの構成を図7(A)乃至(D)に示す。なお、
同図(A)乃至(C)は上記操作釦2a乃至2cが1回
だけ押されたときに送信されるオペレーションコードの
内容であり、同図(D)は本実施例では操作釦2aが所
定時間内に2度連続して押されたときに送信されるもの
である。
ド17eの構成を図7(A)乃至(D)に示す。なお、
同図(A)乃至(C)は上記操作釦2a乃至2cが1回
だけ押されたときに送信されるオペレーションコードの
内容であり、同図(D)は本実施例では操作釦2aが所
定時間内に2度連続して押されたときに送信されるもの
である。
【0014】この各オペレーションコード17eは、た
とえば上位4ビットが操作釦2aないし2cの操作また
は同じ操作釦2aが連続して押されたときのファンクシ
ョンコードであり、下位4ビットが各自動車毎に異なる
ように設定されたユーザーコードである。本実施例で
は、操作釦2aが運転席のドアのロック,ロック解除を
行なう指示、操作釦2bがヘッドライトの点灯,消灯指
示、操作釦2cがトランクルームのロック,アンロック
指示である。また、同図(D)は運転席を含む全てのド
アのロック,ロック解除指示である。
とえば上位4ビットが操作釦2aないし2cの操作また
は同じ操作釦2aが連続して押されたときのファンクシ
ョンコードであり、下位4ビットが各自動車毎に異なる
ように設定されたユーザーコードである。本実施例で
は、操作釦2aが運転席のドアのロック,ロック解除を
行なう指示、操作釦2bがヘッドライトの点灯,消灯指
示、操作釦2cがトランクルームのロック,アンロック
指示である。また、同図(D)は運転席を含む全てのド
アのロック,ロック解除指示である。
【0015】制御部3は、上述したように本装置の制御
中枢としての機能のほか、上記操作釦2aが所定時間内
に重複して2回操作されたことを判断し、この重複操作
によってメモリ4に記憶保持されている操作信号のうち
図7(D)に示す操作パルス信号に対応する操作信号を
読み出し、これをパルス生成部5に転送する機能を有し
ている。
中枢としての機能のほか、上記操作釦2aが所定時間内
に重複して2回操作されたことを判断し、この重複操作
によってメモリ4に記憶保持されている操作信号のうち
図7(D)に示す操作パルス信号に対応する操作信号を
読み出し、これをパルス生成部5に転送する機能を有し
ている。
【0016】上記起動パルス信号15(図6参照)は2
進信号の「0」の連続であり、操作パルス信号は「1」
と「0」により表現されたパルス列である。本実施例で
は制御部3にて生成された2進信号に基づき、パルス生
成部5では図3(A),(B)に示すように互いに幅の
異なる矩形状のパルス21,22に変換される。この場
合「0」に対応するパルス21は、同図(A)に示すよ
うにパルス幅がT1μsであり、「1」に対応するパル
ス22は「0」の信号の2倍のパルス幅T3(2*T
1)μsである。これらの「1」「0」を表現するパル
スは、同じ周期(T2(4*T1)μs)にて生成され
る。
進信号の「0」の連続であり、操作パルス信号は「1」
と「0」により表現されたパルス列である。本実施例で
は制御部3にて生成された2進信号に基づき、パルス生
成部5では図3(A),(B)に示すように互いに幅の
異なる矩形状のパルス21,22に変換される。この場
合「0」に対応するパルス21は、同図(A)に示すよ
うにパルス幅がT1μsであり、「1」に対応するパル
ス22は「0」の信号の2倍のパルス幅T3(2*T
1)μsである。これらの「1」「0」を表現するパル
スは、同じ周期(T2(4*T1)μs)にて生成され
る。
【0017】また、上記ヘッダーパルス23は、上記パ
ルス21,22のいずれともパルス幅が異なっており、
同図(C)に示すようにT2(4*T1)μsのパルス
幅である。受信側では、このヘッダーパルス23を受信
することにより、次に操作パルス信号17,19または
反転パルス信号18が継続することを認識できるように
なっている。
ルス21,22のいずれともパルス幅が異なっており、
同図(C)に示すようにT2(4*T1)μsのパルス
幅である。受信側では、このヘッダーパルス23を受信
することにより、次に操作パルス信号17,19または
反転パルス信号18が継続することを認識できるように
なっている。
【0018】以上の構成からなる送信側から送信された
各信号は図5に示す構成を備えた受信側にて受信され
る。受信側は、受信用アンテナ9と、上記送信装置1か
ら送信された各信号を同調して取出すとともに中間周波
数に変換し復調する受信部10と、本装置の制御中枢と
なるとともに、受信された信号に基づいて駆動信号を生
成するCPU(Central Processing Unit)を中心とし
て構成された制御部11と、この制御部11から出力さ
れる駆動信号に基づいてドアロック機構などの操作対象
各部を駆動する駆動部12とを具備した受信装置14
と、この駆動部12によって駆動される操作対象13と
を備えている。
各信号は図5に示す構成を備えた受信側にて受信され
る。受信側は、受信用アンテナ9と、上記送信装置1か
ら送信された各信号を同調して取出すとともに中間周波
数に変換し復調する受信部10と、本装置の制御中枢と
なるとともに、受信された信号に基づいて駆動信号を生
成するCPU(Central Processing Unit)を中心とし
て構成された制御部11と、この制御部11から出力さ
れる駆動信号に基づいてドアロック機構などの操作対象
各部を駆動する駆動部12とを具備した受信装置14
と、この駆動部12によって駆動される操作対象13と
を備えている。
【0019】次に上記構成の遠隔操作システムによる、
動作を説明する。図8は、重複する動作を含む操作が連
続して行なわれた場合を示している。例えば最初に運転
席のドアロックを解除するために操作釦2aを押し、そ
の直後に全てのドアのロックを解除しようとして続けて
同じ操作釦2aを押した場合などである。同図(A)は
操作釦2aの操作タイミングを示し、(B)はそのとき
に送信装置の制御部3とパルス生成部5にて生成される
送信パルス列を示している。
動作を説明する。図8は、重複する動作を含む操作が連
続して行なわれた場合を示している。例えば最初に運転
席のドアロックを解除するために操作釦2aを押し、そ
の直後に全てのドアのロックを解除しようとして続けて
同じ操作釦2aを押した場合などである。同図(A)は
操作釦2aの操作タイミングを示し、(B)はそのとき
に送信装置の制御部3とパルス生成部5にて生成される
送信パルス列を示している。
【0020】例えば最初に操作釦2aが押されると、図
6に示すように、起動パルス15、ヘッダーパルス2
3、操作パルス信号17などから成る送信パルス群S1
が生成されて、これが変調されて送信されようとする。
この場合の操作パルス信号17などに含まれるオペレー
ションコードは図7(A)に示す通りである。このパル
ス生成が開始された直後の所定時間内に、再度同じ操作
釦2aが押されると、制御部3とパルス生成部5におい
て、図7(D)に示すオペレーションコードを有する送
信パルスS3が生成されるようになるが、この場合図8
(B)に示すように、後から操作釦2aが再度押された
時点で、制御部3では最初の送信パルス群S1の生成が
中断させられ、継続して送信パルスS3が生成され、こ
れが送信部6にて変調されて送信される。
6に示すように、起動パルス15、ヘッダーパルス2
3、操作パルス信号17などから成る送信パルス群S1
が生成されて、これが変調されて送信されようとする。
この場合の操作パルス信号17などに含まれるオペレー
ションコードは図7(A)に示す通りである。このパル
ス生成が開始された直後の所定時間内に、再度同じ操作
釦2aが押されると、制御部3とパルス生成部5におい
て、図7(D)に示すオペレーションコードを有する送
信パルスS3が生成されるようになるが、この場合図8
(B)に示すように、後から操作釦2aが再度押された
時点で、制御部3では最初の送信パルス群S1の生成が
中断させられ、継続して送信パルスS3が生成され、こ
れが送信部6にて変調されて送信される。
【0021】受信側では、受信した送信パルス群S1の
起動パルス信号により、一旦受信可能状態に立ち上がる
が、後続する操作パルス信号17が中断されるので、受
信が中止される。そして次に送信パルス群S3の起動パ
ルス信号15により受信状態に立ち上がり、後続する送
信パルス信号17などによりIDコードの一致が確認さ
れ、さらに図7(D)の内容のオペレーションコードに
より、全ドアのロック解除指令が出される。なお本発明
は、上記のような車載用の遠隔操作システムに限られ
ず、他の種々の遠隔操作などに使用可能である。
起動パルス信号により、一旦受信可能状態に立ち上がる
が、後続する操作パルス信号17が中断されるので、受
信が中止される。そして次に送信パルス群S3の起動パ
ルス信号15により受信状態に立ち上がり、後続する送
信パルス信号17などによりIDコードの一致が確認さ
れ、さらに図7(D)の内容のオペレーションコードに
より、全ドアのロック解除指令が出される。なお本発明
は、上記のような車載用の遠隔操作システムに限られ
ず、他の種々の遠隔操作などに使用可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、操作入力を容易に短時
間で行なえるとともに、同一の操作釦が所定時間内に重
複して操作されたときであっても、駆動する操作対象と
同数の操作釦を設ける必要がなく、操作釦の数以上の操
作対象の各部を駆動することができる。
間で行なえるとともに、同一の操作釦が所定時間内に重
複して操作されたときであっても、駆動する操作対象と
同数の操作釦を設ける必要がなく、操作釦の数以上の操
作対象の各部を駆動することができる。
【図1】車載用の遠隔操作システムの送信装置の外観
図。
図。
【図2】図1に示す送信装置の回路構成を示すブロック
図。
図。
【図3】(A)ないし(C)は、送信装置にて生成され
るパルスの種類を示す波形説明図。
るパルスの種類を示す波形説明図。
【図4】操作パルス信号に含まれるオペレーションコー
ドの詳細構成を示す説明図。
ドの詳細構成を示す説明図。
【図5】受信側の構成を示す回路ブロック図。
【図6】1回の操作にて送信装置にて生成される送信パ
ルス群の波形説明図。
ルス群の波形説明図。
【図7】(A)ないし(D)は操作パルス信号に含まれ
るオペレーションコードを操作種別ごとに示す説明図。
るオペレーションコードを操作種別ごとに示す説明図。
【図8】(A)は同じ操作釦が連続して押されたときの
操作釦のON/OFFタイミングを示す線図、(B)は
そのときの送信パルス列を示す波形説明図。
操作釦のON/OFFタイミングを示す線図、(B)は
そのときの送信パルス列を示す波形説明図。
1 送信装置 2 操作部 2a乃至2c 操作釦 3 制御部 4 メモリ 5 パルス生成部 17,19 操作パルス信号 18 反転操作パルス信号 23 データ送信パルス 24 ダミーヘッダーパルス 17e オペレーションコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 9/00 - 9/16
Claims (1)
- 【請求項1】 複数種の操作信号を送信する送信部と、
この操作信号を受信して前記操作信号に基づいた処理動
作を行う受信部とを有するものにおいて、ある操作信号
の送信操作が行なわれた後、この送信操作に応じて操作
信号が送信されている間に、再度同じ送信操作が行なわ
れたときに、先の操作信号の送信を中断して、先の操作
信号と重複する動作信号を含む複数種の操作信号が後続
して送信されることを特徴とする操作信号の送受信方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14476592A JP2912085B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 操作信号の送受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14476592A JP2912085B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 操作信号の送受信方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11058266A Division JP2000032571A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 操作信号の送受信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316574A JPH05316574A (ja) | 1993-11-26 |
JP2912085B2 true JP2912085B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=15369893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14476592A Expired - Fee Related JP2912085B2 (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 操作信号の送受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2912085B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5278475B2 (ja) | 2011-03-28 | 2013-09-04 | 株式会社デンソー | 情報伝達装置 |
JP5823945B2 (ja) | 2012-12-07 | 2015-11-25 | 株式会社ホンダロック | 車両の遠隔操作装置 |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP14476592A patent/JP2912085B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05316574A (ja) | 1993-11-26 |
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Legal Events
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990330 |
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