JPH05316574A - 操作信号の送受信方法 - Google Patents

操作信号の送受信方法

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JPH05316574A
JPH05316574A JP4144765A JP14476592A JPH05316574A JP H05316574 A JPH05316574 A JP H05316574A JP 4144765 A JP4144765 A JP 4144765A JP 14476592 A JP14476592 A JP 14476592A JP H05316574 A JPH05316574 A JP H05316574A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔操作システムにおいて、異なる操作を行
った場合の送信処理を効率よくする。 【構成】 送信装置の操作釦2aが押されると、送信装
置の制御部では、受信側を受信状態にする起動パルス信
号15が生成され、さらにヘッダーパルス23、操作パ
ルス信号17、ヘッダーパルス23、反転操作パルス信
号18、ヘッダーパルス23、操作パルス信号19が生
成され変調されて送信される。このとき操作パルス信号
17,19と反転操作パルス信号18に休止期間tを設
け、この期間にダミーヘッダーパルス24を生成する。
この休止期間tおよびヘッダー期間t1にて、再度操作
釦が押されたか否かの監視動作が行なわれる。例えば操
作釦2aの次に2bが押されたことが確認されると、先
の操作に関する送信パルス群の送信が完了した後に他の
操作に関する送信パルス群が継続して送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車のドア
やキー等をロック,アンロックする操作信号を送受信す
る操作信号の送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば自動車ドアのロック、ロ
ック解除、ヘッドライトの点灯または消灯、トランクの
開閉等の操作を行うのに、次のような構成を備えた遠隔
操作システムが使用されている。このシステムは、自動
車側に設けられた受信装置と、この受信装置で受信され
た操作信号に基づき上記自動車ドアのロック解除等の操
作対象を駆動する駆動装置と、自動車の外側から受信装
置に向けて上記操作対象の操作信号等を送信するキーホ
ルダ程度の小型の送信装置とを備えている。
【0003】上記送信装置には、複数の操作釦が設けら
れており、この操作釦のいずれかを操作することによ
り、予め設定された操作信号が送信されるようになって
いる。この操作信号としては、たとえばある操作釦を操
作すると、ドアのロックまたはロック解除を行うための
信号が送信され、他の操作釦を操作するとヘッドライト
の点灯または消灯等を行うための信号が送信され、さら
に他の操作釦を操作するとトランクルームの開閉のため
の信号が送信される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の装置では、ある操作釦を操作した直後に他の操作釦を
操作した場合、例えば最初にヘッドライトや室内灯の点
灯の操作を行い、次に運転席のドアロック解除を操作し
たような場合、後の操作釦が押された時点で先の操作釦
の操作に対応する送信データが送信処理されている途中
である。そこで従来は、後から押された操作釦の操作信
号の送信処理が受け付けられずキャンセルされる。
【0005】従って、先に押された操作釦に対応する操
作動作しか行なわれず、後に押した操作釦による操作動
作が行なわれない。したがって、先に入力した操作の完
了を確認した後で次の再度操作信号を送信する必要があ
るため、操作が煩雑であるとともに、複数の操作を行う
操作時間に長時間を要することになる。また例えば最初
に運転席のドアロック解除の操作を行い、その直後に全
ドアのドアロックの解除を行う操作を行った場合、運転
席のドアロックの解除動作は両操作において重複してい
るにもかかわらず、運転席のドアロックの解除が完了し
た後に改めて全ドアのロック解除を行わなくてはなら
ず、操作が重複することになる。
【0006】そこで本発明は、複数の操作入力が続けて
行なわれた場合、各入力に対応する操作信号の送信処理
が効率よく行なわれるようにした操作信号の送受信方法
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による操作信号の
送受信方法は、複数種の操作信号を送信する送信部と、
この操作信号を受信して前記操作信号に基づいた処理動
作を行う受信部とを有するものにおいて、第1の手段と
して、ある操作信号の送信操作が行なわれた後、操作信
号が送信されている間に他の操作信号の送信が選択され
たときに、先の操作信号の送信が完了した後に、他の操
作信号が後続して送信されることを特徴とし、
【0008】第2の手段として、ある操作信号の送信操
作が行なわれた後、操作信号が送信されている間に他の
操作信号の送信が選択されたときに、先の操作信号の送
信を中断して、他の操作信号が後続して送信されること
を特徴とし、
【0009】第3の手段として、複数種の操作信号を送
信する送信部と、この操作信号を受信して前記操作信号
に基づいた処理動作を行う受信部とを有するものにおい
て、ある操作信号の送信操作が継続して行なわれたとき
に、この操作信号あるいは継続信号が継続して送信され
続けることを特徴とし、
【0010】さらに第4の手段として、前記操作信号は
途中で分割されて休止期間を挟んで送信され、この休止
期間中に、新たな操作選択が行なわれたか否かの監視が
行なわれることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記第1の手段では、送信部から受信部にある
操作を行わせるための操作信号が出されているときに、
先の操作信号と動作が重複しない他の操作信号の送信が
選択されたときに、先に選択された操作信号の送信が完
了した後に、他の操作信号が継続して送信されるため、
先の操作信号の送信の完了を待たずに他の操作信号の送
信選択操作ができ、複数の操作信号の送信操作を簡単に
且つ確実にできるようになる。
【0012】第2の手段では、先の操作信号が送信され
ているときに他の操作信号の送信が選択されたときに、
先の操作信号の送信が中断されて他の操作信号が送信さ
れる。これは先の操作信号と後から選択された操作信号
の各操作が重複するような場合に使用される。例えば先
の操作信号が1つのドアのロック解除操作で後からの操
作信号が4つのドアの全てのロック解除を操作する場合
などである。
【0013】第3の手段では、例えば外部から自動車の
ヘッドライトを点灯させ続けて自分の車を探すような場
合に有効であり、例えば操作釦を押している間ヘッドラ
イトが点灯され続け、または操作釦が押し続けられたと
きに所定時間ヘッドライトが点灯され続けられる。
【0014】第4の手段は、ある操作信号が送信される
と、この送信データが途中で分割されて、休止期間を挟
んで送信される。この休止期間を、他の操作が行なわれ
たか否かの監視期間とし、このときに他の操作が行なわ
れたか否かを監視することにより、送信データの生成処
理と、他の操作が行なわれた否かの監視処理を、重複し
て行わなくてもよくなり、送信部の制御部の負担を軽減
させることができるようになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は車載用の遠隔操作システムを構成する送信装
置の外観図、図2は図1に示す送信装置の回路構成を示
すブロック図、図3(A)(B)(C)は図2に示す送
信装置のパルス生成部にて生成されるパルスの種類を示
す波形図、図4はヘッダーパルスと操作信号のパルスと
を示す波形図、図5は受信装置の構成を示す回路ブロッ
ク図、図6は送信装置にて1回の送信操作にて生成され
る送信パルス群を示す波形図、図7は(A)乃至(D)
は、操作信号に含まれるオペレーションコードの詳細構
成を示す説明図である。
【0016】図1に示す送信装置1は、容易に携帯でき
るキーホルダ程度の大きさの小型のもので、その図示表
面に操作部2が設けられている。この操作部2は、三つ
の操作釦2a乃至2cが設けられている。また、内部に
は図2に示すように、本装置の制御中枢となるCPU
(Central Processing Unit)を主体とした制御部3
と、上記操作部2の操作釦2a乃至2cの操作に対応す
る操作信号や受信側を受信処理状態にする起動信号等を
記憶保持するRAM(Random Access Memory)等からな
るメモリ4と、このメモリ4に書き込まれている起動信
号や操作信号等に対応するパルスを生成するパルス生成
部5と、このパルス列に変換された起動信号(以下、起
動パルス信号という)や操作信号(以下、操作パルス信
号という)を変調して、後述する受信部に向けて送信す
る送信部6と、アンテナ7並びに電源8等とを備えた構
造となっている。
【0017】1回の操作により制御部3およびパルス生
成部5により生成される送信パルス群を図6に示す。1
回の送信パルス群は、起動パルス信号15と、これに後
続するヘッダーパルス23と、さらに後続する操作パル
ス信号17とを有している。さらにヘッダーパルス23
が生成され、これに操作パルス信号17の「1」「0」
を反転させた反転操作パルス信号18が後続し、次にヘ
ッダーパルス23、操作パルス信号17と同じ内容の操
作パルス信号19が生成される。これらの一連の送信パ
ルス群が、送信部6により変調されて送信される。
【0018】操作パルス信号17は、図4に示すよう
に、nビットのデータ長からなるものである。この操作
パルス信号17は、上位mビットが特定の送信装置1と
受信装置との対応関係を示す識別情報(IDコード)で
あり、たとえば17eで示す下位8ビットがオペレーシ
ョンコードとなっている。このオペレーションコード1
7eが操作対象の各部(たとえば、ドアのロック機構、
トランクのロック機構等)の操作指令に対応して設定さ
れている。
【0019】この8ビットからなるオペレーションコー
ド17eの構成を図7(A)乃至(D)に示す。なお、
同図(A)乃至(C)は上記操作釦2a乃至2cが1回
だけ押されたときに送信されるオペレーションコードの
内容であり、同図(D)は本実施例では操作釦2aが所
定時間内に2度連続して押されたときに送信されるもの
である。
【0020】この各オペレーションコード17eは、た
とえば上位4ビットが操作釦2aないし2cの操作また
は同じ操作釦2aが連続して押されたときのファンクシ
ョンコードであり、下位4ビットが各自動車毎に異なる
ように設定されたユーザーコードである。本実施例で
は、操作釦2aが運転席のドアのロック,ロック解除を
行なう指示、操作釦2bがヘッドライトの点灯,消灯指
示、操作釦2cがトランクルームのロック,アンロック
指示である。また、同図(D)は運転席を含む全てのド
アのロック,ロック解除指示である。
【0021】制御部3は、上述したように本装置の制御
中枢としての機能のほか、上記操作釦2aが所定時間内
に重複して2回操作されたことを判断し、この重複操作
によってメモリ4に記憶保持されている操作信号のうち
図4(D)に示す操作パルス信号に対応する操作信号を
読み出し、これをパルス生成部5に転送する機能を有し
ている。
【0022】上記起動パルス信号15(図6参照)は2
進信号の「0」の連続であり、操作パルス信号は「1」
と「0」により表現されたパルス列である。本実施例で
は制御部3にて生成された2進信号に基づき、パルス生
成部5では図3(A),(B)に示すように互いに幅の
異なる矩形状のパルス21,22に変換される。この場
合「0」に対応するパルス21は、同図(A)に示すよ
うにパルス幅がT1μsであり、「1」に対応するパル
ス22は「0」の信号の2倍のパルス幅T3(2*T
1)μsである。これらの「1」「0」を表現するパル
スは、同じ周期(T2(4*T1)μs)にて生成され
る。
【0023】また、上記ヘッダーパルス23は、上記パ
ルス21,22のいずれともパルス幅が異なっており、
同図(C)に示すようにT2(4*T1)μsのパルス
幅である。受信側では、このヘッダーパルス23を受信
することにより、次に操作パルス信号17,19または
反転パルス信号18が継続することを認識できるように
なっている。
【0024】以上の構成からなる送信側から送信された
各信号は図5に示す構成を備えた受信側にて受信され
る。受信側は、受信用アンテナ9と、上記送信装置1か
ら送信された各信号を同調して取出すとともに中間周波
数に変換し復調する受信部10と、本装置の制御中枢と
なるとともに、受信された信号に基づいて駆動信号を生
成するCPU(Central Processing Unit)を中心とし
て構成された制御部11と、この制御部11から出力さ
れる駆動信号に基づいてドアロック機構などの操作対象
各部を駆動する駆動部12とを具備した受信装置14
と、この駆動部12によって駆動される操作対象13と
を備えている。
【0025】次に上記構成の遠隔操作システムによる、
動作を説明する。 (異なる操作釦が所定時間内に操作されたとき)図8は
異なる操作釦例えば2aと2cが連続して押された場
合、すなわち例えばドアのロック解除操作と、トランク
ルームのロック解除動作と連続して行なわれたような場
合を示し、同図(A)は操作釦の2aと2cのON/O
FF動作を示し、同図(B)は(A)に示した操作釦の
操作タイミングと、送信装置1の制御部3とパルス生成
部5にて生成される送信パルス列との関係を示してい
る。
【0026】まず最初に操作釦2aが押されると、制御
部3とパルス生成部5において図6に示す一連の送信パ
ルス群が生成される。このときのオペレーションコード
の内容は図7(A)に示す通りである。操作釦2aの操
作に対応するドアロック解除を支持する一連の送信パル
ス群を図8(B)では、S1で示している。この送信パ
ルス群S1が生成され、さらに送信部6にて変調されて
送信されている途中で、他の操作釦2cが押された場
合、制御部3ではこの操作信号を受付け、この操作信号
が制御部11内のレジスタなどに一旦記憶される。ある
いは操作釦2cの操作が受付けられたときに、この操作
に対応する操作信号(図7(C)に示すオペレーション
コード内容を含む操作信号)がメモリ4から引出され、
これがそのまま制御部3のレジスタなどに記憶される。
【0027】そして、前記送信パルス群S1の送信が完
了した後に、継続して操作釦2cの操作に対応するオペ
レーションコード(図7(C)参照)を含む送信パルス
群S2が続けて送り出され、送信部6にて変調されて送
信される。なおこの場合図8(B)に示すように、操作
釦2cに対応する送信パルス群S2は、起動パルス信号
15、ヘッダーパルス23、操作パルス信号17、ヘッ
ダーパルス23、反転操作パルス信号18、ヘッダーパ
ルス23、さらに操作パルス信号19となり、例えばト
ランクルームのロック解除などのオペレーションコード
を含む図6と同じ内容の送信パルス群S3がそのまま継
続して送信される。
【0028】あるいは、後続の送信パルス群S2にて、
起動パルス信号15を省略し、先の送信パルス群S1が
全て送信された後に、次の送信パルス群として、ヘッダ
ーパルス23、操作パルス信号17、ヘッダーパルス2
3、反転操作パルス信号18、ヘッダーパルス23、操
作パルス信号19が送信されてもよい。
【0029】受信側では、受信された送信パルス信号S
1の起動パルス信号15により、受信状態に立ち上が
る。そして続いて送信される送信パルス群S1とS2のそ
れぞれにおいて、操作パルス信号17と反転操作パルス
信号18との内容の照合、さらに反転操作パルス信号1
8と操作パルス信号19との照合とチェックが行なわれ
る。そしてそれぞれの送信パルス群S1とS2において、
前記チェック後の信号からIDコードが認識され、これ
が図5に示す制御部11内の記憶部に記憶されたIDコ
ードと照合される。IDコードの一致が確認されると、
図7(A)と(C)におけるオペレーションコードが解
読され、ドアのロック解除とトランクルームのロック解
除などが行なわれる。
【0030】(重複する動作を含む複数種の操作が行な
われたとき)図9は、重複する動作を含む操作が連続し
て行なわれた場合を示している。例えば最初に運転席の
ドアロックを解除するために操作釦2aを押し、その直
後に全てのドアのロックを解除しようとして続けて同じ
操作釦2aを押した場合などである。同図(A)は操作
釦2aの操作タイミングを示し、(B)はそのときに送
信装置の制御部3とパルス生成部5にて生成される送信
パルス列を示している。
【0031】例えば最初に操作釦2aが押されると、図
6に示すように、起動パルス15、ヘッダーパルス2
3、操作パルス信号17などから成る送信パルス群S1
が生成されて、これが変調されて送信されようとする。
この場合の操作パルス信号17などに含まれるオペレー
ションコードは図7(A)に示す通りである。このパル
ス生成が開始された直後の所定時間内に、再度同じ操作
釦2aが押されると、制御部3とパルス生成部5におい
て、図7(D)に示すオペレーションコードを有する送
信パルスS3が生成されるようになるが、この場合図9
(B)に示すように、後から操作釦2aが再度押された
時点で、制御部3では最初の送信パルス群S1の生成が
中断させられ、継続して送信パルスS3が生成され、こ
れが送信部6にて変調されて送信される。
【0032】受信側では、受信した送信パルス群S1の
起動パルス信号により、一旦受信可能状態に立ち上がる
が、後続する操作パルス信号17が中断されるので、受
信が中止される。そして次に送信パルス群S3の起動パ
ルス信号15により受信状態に立ち上がり、後続する送
信パルス信号17などによりIDコードの一致が確認さ
れ、さらに図7(D)の内容のオペレーションコードに
より、全ドアのロック解除指令が出される。
【0033】(同一の操作釦が押し続けられた場合)図
10は、同じ操作釦が押されつづけた場合に、その操作
指令を継続する場合について示している。図1に示す操
作釦2bは、ヘッドライトの点灯と消灯を行うものであ
るが、例えば夜間の駐車場において多数の車の中から自
分の車を探すような場合、操作釦2bを押すとヘッドラ
イトが点灯する。この場合、操作釦2bを押し続けてヘ
ッドライトを点灯させ続けることが必要になる場合があ
る。
【0034】この場合、送信装置1では、操作釦2bを
押すことにより、図7(B)に示す内容のオペレーショ
ンコードが含まれた操作パルス信号17などを有する一
連の送信パルス群S4が、起動パルス信号15、ヘッダ
ーパルス23、操作パルス信号17などの順に、制御部
3およびパルス生成部5にて生成され、これが送信部6
にて変調され、送信される。
【0035】この場合、操作釦2bが押され続けている
と、起動パルス信号15から操作パルス信号19までの
一連の送信パルス群S4の送信が完了した時点で、継続
信号Scが後続して、制御部3とパルス生成部5とから
生成され、これが変調されて送信される。この継続信号
Scは、例えば2進信号の「1」が所定ピッチ(図3参
照)にて連続して送信され、あるいはハイレベルの信号
が継続して送信され続けられる。または17から19に
示す操作パルス信号および反転パルス信号が反復して送
信され続けてもよい。継続信号Scは、操作釦2bが押
し続けられている間、送信を継続する。あるいは、タイ
マーにより設定される所定時間だけ継続信号Scが送信
され続けてもよい。
【0036】受信側では、まず送信パルス群S4を受信
することにより、IDコードの照合が行なわれ、さらに
オペレーションコードが解読されて、ヘッドライトが点
灯される。このとき継続信号Scが受信され、これが受
信され続ける間、ヘッドライトの点灯が継続して行なわ
れる。
【0037】次に、図11は、送信装置1から送信され
る送信パルス群の他の例を示している。この例では、あ
る操作釦例えば2aが押されると、制御部3およびパル
ス生成部5にて、起動パルス信号15が生成され、さら
に図3(C)に示すようなT2(4*T1)μsのパル
ス幅を有するヘッダーパルス23が生成される。さらに
図7(A)のオペレーションコードを有する操作パルス
信号17が生成されるが、この操作パルス信号17は1
7aと17bで示す2つの部分に分割され、その間に休
止期間tが形成される。同様に反転操作パルス信号18
と操作パルス信号19も18a,19aと18b,19
bに分割され、間に休止期間tが設定される。なおこの
休止期間tの次に継続する17b,18b,19bが操
作パルス信号または反転パルス信号であることを受信側
の制御部11にて認識できるように、これらの休止期間
tに図11(B)で示したヘッダーパルスと同等のパル
ス幅を有するダミーヘッダーパルス24が生成される。
【0038】このように操作パルス信号と反転パルス信
号の途中に休止期間tを設けることにより、この休止期
間tと、ヘッダーパルス23が生成される前後のヘッダ
ー期間t1を、再度操作釦が押されたか否かの監視期間
にできる。
【0039】すなわち図6ないし図10に示すような送
信パルス群の場合、例えば制御部3にて操作パルス信号
17が生成されている間に、次の操作釦2aまたは2c
などが押された場合、制御部3では、操作パルス信号1
7の生成と並行して操作釦が押されたか否かの監視動作
処理を行うことが必要になる。よって制御部3のCPU
などの処理負担が大きくなる。そこで図11に示すよう
に、操作パルス信号17などの生成が中断されている期
間tを設けることにより、t1とtの両期間にて操作釦
が押されたか否かの監視ができることになる。すなわち
制御部3では、前記休止期間tおよびt1の期間だけ、
操作釦が押されたか否かの監視動作処理に移行し、これ
により制御部3が並行する処理を行わなくて済むことに
なり、制御部3の負担を軽減できる。
【0040】人が指で操作釦を押す時間はある程度長く
なるため、図11に示す休止期間とヘッダー期間t1を
設けることにより、この期間がほとんどの場合操作釦が
押された時間内に入ることになり、操作釦が押されたこ
との確認が可能になる。図11に示すような送信パルス
群を生成することにより、図8や図9に示すような操作
釦が連続して押されたときの継続送信や中断送信の処理
が確実にできるようになる。なお本発明は、上記のよう
な車載用の遠隔操作システムに限られず、他の種々の遠
隔操作などに使用可能である。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載した発明であれば、操作
入力を容易に短時間で行なえるとともに、異なる操作釦
が所定時間内に操作されたときであっても、後に操作さ
れた操作釦を再度操作する必要がなく、その操作が容易
であり、かつ、短時間で操作を行なうことができる。
【0042】請求項2に記載した発明では、操作入力を
容易に短時間で行なえるとともに、同一の操作釦が所定
時間内に重複して操作されたときであっても、駆動する
操作対象と同数の操作釦を設ける必要がなく、操作釦の
数以上の操作対象の各部を駆動することができる。
【0043】請求項3に記載した発明であれば、操作入
力を容易に短時間で行なえるとともに、操作対象を継続
して操作することができる。
【0044】請求項4に記載した発明であれば、操作入
力を容易に短時間で行なえるとともに、他の処理動作を
実行中であっても、この間の操作を確実に監視すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載用の遠隔操作システムの送信装置の外観
図。
【図2】図1に示す送信装置の回路構成を示すブロック
図。
【図3】(A)ないし(C)は、送信装置にて生成され
るパルスの種類を示す波形説明図。
【図4】操作パルス信号に含まれるオペレーションコー
ドの詳細構成を示す説明図。
【図5】受信側の構成を示す回路ブロック図。
【図6】1回の操作にて送信装置にて生成される送信パ
ルス群の波形説明図。
【図7】(A)ないし(D)は操作パルス信号に含まれ
るオペレーションコードを操作種別ごとに示す説明図。
【図8】(A)は異なる操作釦が連続して押されたとき
の操作釦のON/OFFタイミングを示す線図、(B)
はそのときの送信パルス列を示す波形説明図。
【図9】(A)は同じ操作釦が連続して押されたときの
操作釦のON/OFFタイミングを示す線図、(B)は
そのときの送信パルス列を示す波形説明図。
【図10】(A)は操作釦が押しつづけられたときの操
作釦のON/OFFタイミングを示す線図、(B)はそ
のときの送信パルス列を示す波形説明図。
【図11】(A)は異なる操作釦が連続して押されたと
きの操作釦のON/OFFタイミングを示す線図、
(B)はそのときに送信される休止期間を有する送信パ
ルス列を示す波形説明図。
【符号の説明】
1 送信装置 2 操作部 2a乃至2c 操作釦 3 制御部 4 メモリ 5 パルス生成部 17,19 操作パルス信号 18 反転操作パルス信号 23 データ送信パルス 24 ダミーヘッダーパルス 17e オペレーションコード t 休止期間 t1 ヘッダー期間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の操作信号を送信する送信部と、
    この操作信号を受信して前記操作信号に基づいた処理動
    作を行う受信部とを有するものにおいて、ある操作信号
    の送信操作が行なわれた後、操作信号が送信されている
    間に他の操作信号の送信が選択されたときに、先の操作
    信号の送信が完了した後に、他の操作信号が後続して送
    信されることを特徴とする操作信号の送受信方法。
  2. 【請求項2】 複数種の操作信号を送信する送信部と、
    この操作信号を受信して前記操作信号に基づいた処理動
    作を行う受信部とを有するものにおいて、ある操作信号
    の送信操作が行なわれた後、操作信号が送信されている
    間に他の操作信号の送信が選択されたときに、先の操作
    信号の送信を中断して、他の操作信号が後続して送信さ
    れることを特徴とする操作信号の送受信方法。
  3. 【請求項3】 複数種の操作信号を送信する送信部と、
    この操作信号を受信して前記操作信号に基づいた処理動
    作を行う受信部とを有するものにおいて、ある操作信号
    の送信操作が継続して行なわれたときに、この操作信号
    あるいは継続信号が継続して送信され続けることを特徴
    とする操作信号の送受信方法。
  4. 【請求項4】 複数種の操作信号を送信する送信部と、
    この操作信号を受信して前記操作信号に基づいた処理動
    作を行う受信部とを有するものにおいて、前記操作信号
    は途中で分割されて休止期間を挟んで送信され、この休
    止期間中に、新たな操作選択が行なわれたか否かの監視
    が行なわれることを特徴とする操作信号の送受信方法。
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