JP2914211B2 - キーレスエントリシステム - Google Patents

キーレスエントリシステム

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JP2914211B2 JP6603295A JP6603295A JP2914211B2 JP 2914211 B2 JP2914211 B2 JP 2914211B2 JP 6603295 A JP6603295 A JP 6603295A JP 6603295 A JP6603295 A JP 6603295A JP 2914211 B2 JP2914211 B2 JP 2914211B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のドアが施錠
された状態で、携帯送信機から送信される解錠用のデー
タを受信機により受信し、ドアロック手段を駆動してド
アを解錠するキーレスエントリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、信号による遠隔操作により自動車
のドアの施錠,解錠を行うようにしたシステムが種々提
案されており、例えば第1の例として、特開昭59−1
34285号公報に記載のように、送信機のコード化装
置により、解錠の際にロック解除コードに計数可能な一
群のコード語を付加し、操作の際にこれらコード語を送
信し、しかも順に進めながらx番目の操作の際にx番目
のコード語を送信し、受信機ではデコード装置により、
計数し且つ順に進めながら同期したx番目の受信の際に
受信されたx番目のコード語によって丁度x番目のコー
ド語をロック解除信号に変換するものにおいて、コード
化装置とデコード装置の同期ずれを解消するために、送
信機の特殊操作により上記一群のコード語とは異なる補
助コード語を同期信号として発生するようにし、これら
補助コード語を計数可能に並べ、x番目の操作の際にx
番目の補助コード語を送出すると共に補助コード語を計
数して順に進め、受信側では受信した補助コード語をロ
ック解除信号に変換し、且つ同期化を行うようにしたも
のがある。
【0003】また、第2の例として、特開平4−813
44号公報に記載のように、イグニションキーの抜き取
りを検出し、イグニションキーの抜き取り毎に乱数発生
部を駆動し、この乱数入力に基づきコード変更部により
送信機から送信すべきコードを変更するようにしたもの
がある。
【0004】さらに、第3の例として、特開平4−76
175号公報に記載のように、キーレスエントリー用送
受信機から所定のキーコードからなる固定信号を送信
し、車体側送受信機でこの固定信号を受信して、送信さ
れてきたキーコードが車体側で記憶しているものと一致
しているか否かを識別し、一致している場合に、車体側
送受信機に設けられた乱数発生部で発生した乱数によっ
てコード変更部においてランダム信号を発生し、このラ
ンダム信号を今度はキーレスエントリー側送受信機に送
信すると同時に、車体側送受信機のコード変更部により
所定の演算式による演算を行ってその結果をメモリに記
憶し、一方キーレスエントリー側送受信機ではこのラン
ダム信号を受信してこれをコード変更部に送り、ランダ
ム信号に基づいて所定の演算を行い、その結果をコード
化して車体側送受信機に送信し、車体側送受信機でこれ
を受信してメモリに記憶したものと比較し、一致してい
るときにはドアのアンロックを行うものがある。
【0005】また、第4の例として、特開平4−336
185号公報に記載のように、送信器から、固定コード
と操作部の操作回数に対応した変数コードと送信情報と
からなる送信データを送信し、受信器によりこれを受
信,解読し、固定コード及び変数コードから受信しても
よいデータであるか否かを判断し、変数コードと実際の
受信回数が相違するときに送信器での所定動作に基づい
て受信回数のコードを変数コードに合わせて飛び更新さ
せるようにし、これによって例えば自動車の所有者が送
信器を落とし或いは送信器の盗難にあうなどした場合
に、他人がその送信器を操作しても、必ずしも受信可能
な状態にならないようにするものがある。
【0006】さらに、第5の例として、実開昭62−2
01267号公報に記載のように、登録コードと異なる
コードを2回以上連続で受信した場合に、5秒間入力禁
止状態にし、それが解除した後1秒以内に異なるコード
を受信すると警報を発するようにしたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1の例のよ
うに、補助コード語を計数して順に進める場合に、進め
るべき補助コード語の数が少ないと直ぐに補助コードが
循環し、後で盗聴したコードによって盗難されるおそれ
があり、一方補助コード語の数を多くすると記憶手段の
容量が膨大となり、電波の届く範囲外で操作したときに
コードの不一致が生じるおそれがある。
【0008】また、第2の例の場合、イグニションキー
を抜いてドアをロックする際に盗聴されてアンロックさ
れるおそれがある。
【0009】さらに、第3の例の場合、キー側と車両側
の双方に送,受信可能な送受信機を設ける必要があり、
構成の複雑化を招き、携帯に不便という問題を生じるお
それがある。
【0010】また、第4の例のように、送信器での所定
動作に基づいて受信回数のコードを変数コードに合わせ
て飛び更新させる場合、更新の必要が生じる度に、特別
に送信器での所定動作を行わなければならず、非常に煩
わしい。
【0011】さらに、第5の例の場合、他の車のコード
を受信して警報が鳴るおそれがあり、しかも2回ずつ6
秒間隔でインクリメントさせる機械を使った盗用なども
考えられる。
【0012】そこで、この発明は、上記のような問題点
を解消するためになされたもので、簡単な操作で解錠で
き、しかも簡単な構成で自動車の盗難を防止できるよう
にすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
携帯送信機および自動車に設けられた受信機から成り、
自動車のドアが施錠された状態で、前記携帯送信機から
送信される解錠用のデータを前記受信機により受信し、
ドアロック手段を駆動してドアを解錠するキーレスエン
トリシステムにおいて、前記携帯送信機が、解錠用のデ
ータ送信のための送信スイッチと、前記送信スイッチの
操作毎に乱数を発生する乱数発生部と、各自動車毎に定
められた計算式に今回の前記送信スイッチの操作時に発
生された前記乱数を係数として演算処理する送信側演算
部と、前記送信側演算部により計算が行われる毎にその
計算結果を更新記憶する送信側記憶部と、前記送信スイ
ッチの操作により各自動車毎に割り付けられた固定の識
別コード,前記送信側記憶部に記憶されていた更新前の
計算結果をコード化した計算結果コード,前記乱数発生
部により今回発生された前記乱数をコード化した係数コ
ードから成る解錠用のデータを送信する送信部とを備
え、前記受信機が、前記解錠用のデータを受信する受信
部と、前記送信側演算部による計算式と同じ計算式に前
記受信部により今回受信した前記解錠用のデータ中の係
数コードによる乱数を演算処理する受信側演算部と、前
記受信側演算部により計算が行われる毎にその計算結果
を更新記憶する受信側記憶部と、前記受信部により今回
受信した前記解錠用のデータ中の識別コードが当該自動
車に割り付けられたコードと一致するかどうかを判定す
る判定部と、前記判定部により一致すると判定されたと
きに前記受信側記憶部に記憶されていた更新前の計算結
果と前記受信部により今回受信した前記解錠用のデータ
中の計算結果コードによる計算結果とを比較し前記両計
算結果が一致するときに解錠指令信号を出力する制御部
と、前記解錠指令信号の入力によりドアロック手段を駆
動してドアを解錠する駆動部とを備えていることを特徴
としている。
【0014】ところで、請求項2記載のように、前記送
信機が、施錠用のデータ送信のための施錠用送信スイッ
チを更に備え、前記送信部が前記施錠用送信スイッチの
操作時に各自動車毎に割り付けられた固定の前記識別コ
ード及び施錠情報から成る施錠用のデータを送信し、前
記受信機が前記施錠用のデータを受信したときに、前記
制御部が施錠指令信号を出力し、前記駆動部が前記施錠
指令信号の入力により前記ドアロック手段を駆動してド
アを施錠するようにすると効果的である。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明においては、送信スイッチ
が操作されたときに、前回発生された乱数を使って計算
しておいた計算結果と今回発生された乱数とを含む解錠
用のデータを送信し、受信機側でも前回発生された乱数
を使って送信側と同じ計算式で計算した計算結果と受信
した解錠用のデータ中の計算結果とを比較し、これらが
一致していればドアを解錠する一方、送信側では先ほど
の解錠用のデータ中に含めた乱数を使って次に送信すべ
き計算結果を求めて記憶しておき、受信側でも送信され
てきたデータ中の乱数を使って次に比較すべき計算結果
を求めて記憶しておくため、従来のように送信機側,受
信機側の双方に送受信部を設ける必要もなく、データを
盗聴されても所定の計算式が分からない限りドアを解錠
することはできず、自動車の盗難が防止され、しかも電
波の届かないところで送信スイッチを操作したときで
も、電波の届く範囲内で送信スイッチを少なくとも2回
操作すれば、上記の動作によって解錠が行われる。
【0016】このとき、請求項2記載のように、施錠用
のデータ送信のための施錠用送信スイッチを携帯用送信
機に更に備え、このスイッチの操作時には解錠用のデー
タとは別の施錠用のデータを送信し、これを受信器側で
受信して施錠するようにすると、施錠,解錠とも遠隔操
作により行われ、しかも盗難の未然防止が可能である。
【0017】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のブロック図、図
2及び図3は動作説明図、図4及び図5は動作説明用フ
ローチャートである。
【0018】図1に示すように、携帯送信機1には、施
錠用のデータ送信のための送信スイッチであるロックス
イッチ2及び解錠用のデータ送信のための送信スイッチ
であるアンロックスイッチ3が設けられており、乱数発
生部4からアンロックスイッチ3の操作毎に乱数が発生
され、各自動車毎に定められた計算式(例えば、b÷c
×係数)による演算プログラムがROM5に予め格納さ
れ、送信側演算部として機能する送信側中央演算処理部
(以下送信側CPUという)6により、今回のアンロッ
クスイッチ3の操作によって発生された乱数を係数とし
てROM5の格納プログラムによる計算式の演算処理が
行われ、送信側CPU6により計算が行われる毎に、例
えばEEPROMから成る送信側記憶部7によりその計
算結果が更新記憶される。
【0019】そして、アンロックスイッチ3の操作があ
ると、送信側CPU6の制御の下、送信部8により、各
自動車毎に割り付けられた固定の識別(ID)コード,
解錠情報,送信側記憶部7に記憶されていた更新前の計
算結果をコード化した計算結果コード,乱数発生部4に
より今回発生された乱数をコード化した係数コードから
成る図2に示すような解錠用のデータが送信アンテナ9
を介して送信される一方、ロックスイッチ2の操作があ
ると、送信側CPU6の制御の下、送信部8により固定
のIDコード及び施錠情報から成る図3に示すような施
錠用のデータが送信されるようになっている。
【0020】つぎに、図1に示すように、受信機11で
は、送信機1側のROM5に格納された計算式と同じ計
算式(例えば、b÷c×係数)による演算プログラムが
ROM12に予め格納されており、受信アンテナ13を
介して受信部14により解錠用のデータが受信される
と、受信側演算部として機能する受信側中央演算処理部
(以下受信側CPUという)15により、今回受信され
た前記解錠用のデータ中の係数コードによる乱数を係数
としてROM12の格納プログラムによる計算式の演算
処理が行われ、受信側CPU15により計算が行われる
毎に、例えばEEPROMから成る受信側記憶部16に
よりその計算結果が更新記憶されるようになっている。
【0021】一方、判定部として機能する受信側CPU
15により今回受信された解錠用のデータ中の識別コー
ドが当該自動車に割り付けられたコードと一致するかど
うかを判定され、その結果一致すると判定されたときに
は、制御部として機能する受信側CPU15により、受
信側記憶部16に記憶されていた更新前の計算結果と今
回受信された解錠用のデータ中の計算結果コードによる
計算結果とが比較され、両計算結果が一致するときには
受信側CPU15から解錠指令信号が出力され、駆動部
17にこの解錠指令信号が入力されることにより、ドア
ロック手段であるドアロックモータ18が解錠側に駆動
されてドアが解錠される。
【0022】ところで、送信機1から上記した施錠用の
データが送信されて受信部14によりこれが受信される
と、受信側CPU15から施錠指令信号が出力され、駆
動部17にこの施錠指令信号が入力されることにより、
ドアロック手段であるドアロックモータ18が施錠側に
駆動されてドアが施錠される。
【0023】また、電波の届かない範囲においてアンロ
ックスイッチ3が操作されても、電波の届く範囲内で少
なくとも2回アンロックスイッチ3を操作することによ
り、上記した動作によるドアの解錠を行うことができ
る。
【0024】つぎに、一連の制御動作について図4及び
図5について説明する。
【0025】図4に示すように、例えば電池交換やリセ
ット操作等により、送信機1側ではまず送信側記憶部7
に計算結果dの初期データとして何らかの値が記憶され
(ステップS1)、ロックスイッチ2が押されたか否か
の判定がなされ(ステップS2)、この判定結果がYe
sであれば、図3に示すような施錠用のデータが作成さ
れ(ステップS3)、作成された施錠用のデータが送信
された後(ステップS4)、ステップS2に戻る。
【0026】ところで、ステップS2の判定結果がNo
であれば、アンロックスイッチ3が押されたか否かの判
定がなされ(ステップS5)、この判定結果がNoであ
ればステップS2に戻り、判定結果がYesであれば、
乱数発生部4により乱数aが発生され(ステップS
6)、図2に示すような解錠用のデータが作成され(ス
テップS7)、作成されたデータが送信された後(ステ
ップS8)、ステップS6において発生された乱数aを
係数として、送信側CPU6により、ROM5の格納プ
ログラムによる計算式(a×b÷c)の演算処理が行わ
れ(ステップS9)、送信側CPU6による計算結果d
が送信側記憶部7により更新記憶される(ステップS1
0)。
【0027】尚、ステップS7において作成された解錠
用のデータ中の計算結果dは、ステップS10で更新さ
れる前の値が使用される。
【0028】一方、図5に示すように、例えばバッテリ
交換やリセット操作等により、受信機11側ではまず受
信側記憶部16に計算結果eの初期データとして何らか
の値が記憶され(ステップT1)、送信機1からのデー
タを受信したか否かの判定がなされ(ステップT2)、
この判定結果がNoであればこのステップT2をYes
で通過するまでステップT2の判定が繰り返され、判定
結果がYesになれば受信されたデータ中のIDコード
とが予め設定されたIDコードと一致するか否かの判定
がなされ(ステップT3)、この判定結果がNoであれ
ばステップT2に戻り、判定結果がYesであれば、受
信したデータ中の解錠情報或いは施錠情報に基づいて送
信機1側で押されたスイッチがロックスイッチ2かアン
ロックスイッチ3かの判定がなされる(ステップT
4)。
【0029】そして、ステップT4においてロックスイ
ッチ2が押されたと判定されると、受信側CPU15か
らの施錠指令信号により駆動部17が動作してドアロッ
クモータ18が施錠側に駆動され、ドアが施錠された後
(ステップT5)、ステップT2に戻り、ステップT4
においてアンロックスイッチ3が押されたと判定される
と、受信された解錠用のデータ中の計算結果d及び乱数
aが取り出され(ステップT6)、この計算結果dと受
信側記憶部16に記憶されている計算結果eとが一致す
るか否かの判定がなされる(ステップT7)。
【0030】つぎに、ステップT7の判定結果がYes
であれば、受信側CPU15からの解錠指令信号により
駆動部17が動作してドアロックモータ18が解錠側に
駆動され、ドアが解錠され(ステップT8)、その後ス
テップT7の判定結果がNoの場合と共にステップT9
に移行し、ステップT6において取り出された乱数aを
係数として、受信側CPU15により、ROM12の格
納プログラムによる計算式(a×b÷c)の演算処理が
行われ(ステップT9)、受信側CPU15による計算
結果eが受信側記憶部16により更新記憶された後(ス
テップT10)、ステップT2に戻る。
【0031】従って、従来のように送信機側,受信機側
の双方に送受信部を設ける必要もなく、データを盗聴さ
れても所定の計算式が分からない限りドアを解錠するこ
とはできないため、自動車の盗難を防止でき、しかも電
波の届かないところで送信スイッチを操作したときで
も、電波の届く範囲内で送信スイッチを少なくとも2回
操作することによって、ドアを解錠することができ、簡
単な操作でドアを解錠でき、しかも簡単な構成で自動車
の盗難を防止することができる。
【0032】また、携帯送信機1に設けたロックスイッ
チ2を操作した時には解錠用のデータとは別の施錠用の
データを送信し、これを受信機11側で受信して施錠す
るようにすることにより、施錠,解錠とも遠隔操作によ
り行うことができ、しかも盗難の未然防止を図ることが
できる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、送信スイッチが操作されたときに、前回発生され
た乱数を使って計算しておいた計算結果と今回発生され
た乱数とを含む解錠用のデータを送信し、受信機側でも
前回発生された乱数を使って送信側と同じ計算式で計算
した計算結果と受信した解錠用のデータ中の計算結果と
を比較し、これらが一致していればドアを解錠するた
め、従来のように送信機側,受信機側の双方に送受信部
を設ける必要もなく、データを盗聴されても所定の計算
式が分からない限りドアを解錠することはできず、簡単
な構成により自動車の盗難を防止することができる。
【0034】しかも、電波の届かないところで送信スイ
ッチを操作したときでも、電波の届く範囲内で送信スイ
ッチを少なくとも2回操作することによって、ドアを解
錠することができ、簡単な操作でドアを解錠することが
できる。
【0035】また、請求項2記載のように、携帯用送信
機に設けた施錠用送信スイッチを操作した時には解錠用
のデータとは別の施錠用のデータを送信し、これを受信
機側で受信して施錠するようにすると、施錠,解錠とも
遠隔操作により行うことができ、しかも盗難の未然防止
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】一実施例の動作説明図である。
【図3】一実施例の動作説明図である。
【図4】一実施例の動作説明用フローチャートである。
【図5】一実施例の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯用送信機 2 ロックスイッチ 3 アンロックスイッチ 4 乱数発生部 6 送信側CPU 7 送信側記憶部 8 送信部 11 受信機 14 受信部 15 受信側CPU 16 受信側記憶部 17 駆動部 18 ドアロックモータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯送信機および自動車に設けられた受
    信機から成り、自動車のドアが施錠された状態で、前記
    携帯送信機から送信される解錠用のデータを前記受信機
    により受信し、ドアロック手段を駆動してドアを解錠す
    るキーレスエントリシステムにおいて、前記携帯送信機
    が、 解錠用のデータ送信のための送信スイッチと、 前記送信スイッチの操作毎に乱数を発生する乱数発生部
    と、 各自動車毎に定められた計算式に今回の前記送信スイッ
    チの操作時に発生された前記乱数を係数として演算処理
    する送信側演算部と、 前記送信側演算部により計算が行われる毎にその計算結
    果を更新記憶する送信側記憶部と、 前記送信スイッチの操作により各自動車毎に割り付けら
    れた固定の識別コード,前記送信側記憶部に記憶されて
    いた更新前の計算結果をコード化した計算結果コード,
    前記乱数発生部により今回発生された前記乱数をコード
    化した係数コードから成る解錠用のデータを送信する送
    信部とを備え、 前記受信機が、 前記解錠用のデータを受信する受信部と、 前記送信側演算部による計算式と同じ計算式に前記受信
    部により今回受信した前記解錠用のデータ中の係数コー
    ドによる乱数を演算処理する受信側演算部と、 前記受信側演算部により計算が行われる毎にその計算結
    果を更新記憶する受信側記憶部と、 前記受信部により今回受信した前記解錠用のデータ中の
    識別コードが当該自動車に割り付けられたコードと一致
    するかどうかを判定する判定部と、 前記判定部により一致すると判定されたときに前記受信
    側記憶部に記憶されていた更新前の計算結果と前記受信
    部により今回受信した前記解錠用のデータ中の計算結果
    コードによる計算結果とを比較し前記両計算結果が一致
    するときに解錠指令信号を出力する制御部と、 前記解錠指令信号の入力によりドアロック手段を駆動し
    てドアを解錠する駆動部とを備えていることを特徴とす
    るキーレスエントリシステム。
  2. 【請求項2】 前記送信機が、施錠用のデータ送信のた
    めの施錠用送信スイッチを更に備え、前記送信部が前記
    施錠用送信スイッチの操作時に各自動車毎に割り付けら
    れた固定の前記識別コード及び施錠情報から成る施錠用
    のデータを送信し、前記受信機が前記施錠用のデータを
    受信したときに、前記制御部が施錠指令信号を出力し、
    前記駆動部が前記施錠指令信号の入力により前記ドアロ
    ック手段を駆動してドアを施錠するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のキーレスエントリシステム。
JP6603295A 1995-03-24 1995-03-24 キーレスエントリシステム Expired - Fee Related JP2914211B2 (ja)

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JP6603295A JP2914211B2 (ja) 1995-03-24 1995-03-24 キーレスエントリシステム
US08/621,113 US5781121A (en) 1995-03-24 1996-03-22 Security system and method therefor
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