JPWO2002027578A1 - 手術施設の共有利用のための情報処理端末 - Google Patents
手術施設の共有利用のための情報処理端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2002027578A1 JPWO2002027578A1 JP2002501220A JP2002501220A JPWO2002027578A1 JP WO2002027578 A1 JPWO2002027578 A1 JP WO2002027578A1 JP 2002501220 A JP2002501220 A JP 2002501220A JP 2002501220 A JP2002501220 A JP 2002501220A JP WO2002027578 A1 JPWO2002027578 A1 JP WO2002027578A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- request
- medical institution
- reservation
- processing terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/10—Office automation; Time management
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Strategic Management (AREA)
- Entrepreneurship & Innovation (AREA)
- Human Resources & Organizations (AREA)
- Operations Research (AREA)
- Economics (AREA)
- Marketing (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Tourism & Hospitality (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
手術サービスセンター(4)は、医療機関(2)からの依頼を取り纏め、手術に関する必要な情報(患者名、患者疾患名、手術内容等)を依頼元の医療機関(2)から取得するとともに、この情報に基づいて適当な手術場(6)の候補をデータベースから検索し、医療機関(2)に対して幾つかを提示、推薦する。医療機関(2)からのオーダーは、手術場(6)の手配のみならず、手術に応じて必要な専用の機器および器具等のリソースの手配や、専門の執刀医や看護婦等の人的リソースの手配に関する依頼を含む。手術を行う所望の病院を医療機関(2)が選択し決定すると、予約は正式なものとなり、手術サービスセンター(4)は、手術場(6)等を正式に予約する。
Description
技術分野
本発明は、病院および診療所等の医療機関と手術場若しくは患者との間に介在し、手術場及び手術に必要な人的リソース等からなる手術施設の共有利用のための情報処理を行う情報処理端末に関する。
背景技術
病院および診療所等の医療機関において患者への治療的処置のための手術を実施する際には、手術前においては術前の検査等を行うための施設が必要であり、手術中においては手術場、及び手術場において実施される比較的高度で大がかりな外科的治療のための道具、器具、および術中検査装置(各種モニターを含む)等が必要である。また、術後においてもICU(Intensive Care Unit)の施設を必要とする場合があり、このICUにおいても専用のモニター等が必要になる。このように手術を実施するためには大規模の物的リソース(ハードウェア)を準備する必要がある。必要なのは物的リソースのみではない。言うまでもなく、手術を執刀する医師に加え、術中検査装置等の物的リソースを使用して術中の医師をサポートする看護婦、検査技師等の人的リソースを確保することも必要である。
そして、このような物的及び人的リソースを確保して手術環境の基盤(手術施設)を構築するためには、十分な資金が必要である。
比較的規模の大きい医療機関は、独自に運営する手術場及び上述したようなハードウェアの多くを備え、また、執刀医及び看護婦、検査技師等の人材を多数備えており、手術施設が充実している。
しかし、近年では手術施設の近代化(質の向上)については迅速に進んでいるものの、手術施設の稼働率(量の向上)については、それほど進んでいないのが現状であり、近代的な手術施設が有する能力が十分に活用されていない。
そこで、多額の資金を投じて近代的で大規模の手術施設を設けた医療機関では、これを有効に活用したいという要望がある。
一方で、診療所等の比較的小規模の医療機関では、資金力等の問題もあり、十分な手術施設を準備できない。特異な疾病等についての専門的な手術は執刀医の技量に依存するところが大きいため、その専門医が所属する病院を患者が選択して入院するというのが一般的な慣行である。しかしながら、専門医は居るものの、必ずしもその病院が十分な手術施設を備えているとは限らないという場合がある。
そこで、十分な手術施設を持たない医療機関では、可能であれば大規模な医療機関が備えている近代的な手術施設を利用したいと考えている。また、患者は最良の手術施設において優秀な医師による手術を受けたいと考えている。
発明の開示
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、病院および診療所等の医療機関と、手術場若しくは患者との間に介在し、手術施設の共有利用のための情報処理を行う情報処理端末を提供することを目的とする。
本発明に係る手術サービスセンターの情報処理端末は、共有利用が可能な手術場を備えた医療機関に関する情報を記憶するデータベースと、手術に必要な手術場の利用予約の依頼をネットワークを介して医療機関から受信するための通信手段と、前記依頼に応じて利用可能な手術場を備えた医療機関に関する情報を前記データベースから検索し、前記依頼元の医療機関に提示する情報検索手段とを具備する。
本発明に係る手術サービスの提供方法は、予約依頼入力画面を医療機関の情報処理端末に表示させ、該予約依頼入力画面に従って手術に必要な手術場の利用予約の依頼入力を促すステップと、前記医療機関の情報処理端末において前記予約依頼入力画面に従って入力された依頼情報を手術サービスセンターの情報処理端末がネットワークを介して受信するステップと、前記受信した依頼情報に応じて利用可能な手術場に関する情報を前記手術サービスセンターのデータベースから検索するステップと、前記データベースから検索された情報を前記ネットワークを介して前記利用予約の依頼元の医療機関の情報処理端末に送信するステップと、を具備する。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、診療所及び病院等の医療機関、手術サービスセンター、手術場および患者の関係を示す図である。
同図に示す診療所及び病院等の医療機関2,手術サービスセンター4、手術場(他の医療機関(病院)内の施設)6,および患者8の関係において、手術サービスセンター4は、医療機関2からの依頼(オーダー)を取り纏め、手術に関する必要な情報(患者名、患者疾患名、手術内容等)を依頼元の医療機関2から取得する(f1)。手術サービスセンター4は、これらの情報に基づいて適当な手術場(病院)6の候補をデータベースから検索し、医療機関2に対して幾つかを提示、推薦する。医療機関2からのオーダーは手術場6の手配のみならず、手術に応じて必要な専用の機器および器具等のリソースの手配や、専門の執刀医や看護婦等の人的リソースの手配に関する依頼を含む。
医療機関2が、手術を行う所望の病院を選択し決定すると、予約は正式なものとなり、手術サービスセンター4は、手術場6等を正式に予約する。その際、医療機関2からのオーダーに関する情報(執刀医、患者名、手術日程、手術内容、必要な設備機器、診断情報)などが手術場6の医療機関に連絡される(f2)。また、手術サービスセンター4は、予約がなされた手術に関する情報を患者8に連絡する(f3)。この連絡情報に基づいて患者8は、手術当日に手術場6に出向く(f4)。
手術当日において、医療機関2の医師(又は執刀医)が手術場6に出向き(f5)、この手術場6は予約元の医療機関2の医師等及び患者8のために提供(貸し出)される。なお、手術場6においては、患者8のために手術前後の医療ケア(例えば入院、検査など)を行う場合もある。
依頼を行った医療機関2は、サービスの内容に応じて手術サービスセンター4に料金を支払う(f6)。
図2は診療所及び病院等の医療機関に設置される情報処理端末の構成を示すブロック図である。同図に示される情報処理端末10は、入力手段11,表示手段12,選択手段13,記憶手段14,およびデータ送受信手段15とにより構成される。この情報処理端末10は、当該医療機関内から手術サービスセンター4に対しネットワーク1を介して手術施設の予約を依頼するための端末である。
情報処理端末10は、ネットワーク1に接続されたデータ送受信手段15を介して手術サービスセンター4に設けられた情報処理端末と通信する。この際、病院内LANにいったん連絡させてから、病院外と通信してもよい。
表示手段12において表示されるサービス入力画面において、手術施設の予約に係る各種情報(後述する)を入力手段11を介して入力する。入力された情報はデータ送受信手段15を介して手術サービスセンター4に送信され、予約の依頼が行われる。
また、データ送受信手段15を介して手術サービスセンター4から、手術施設の予約依頼に対する応答を受信し、表示手段12に表示する。この応答は、予約依頼に基づいて手術サービスセンター4が検索した適切な手術場6の幾つかを提示し、および推薦する情報からなる。
ここで、選択手段13により所望の手術場を選択する。予約の依頼情報、仮予約の情報、正式予約の情報等は、記憶手段14に記憶される。
図3は手術サービスセンターに設けられる情報処理端末の概略構成を示すブロック図である。同図に示される情報処理端末20は、表示部21,オーダーモニター手段22,課金手段23,情報量カウント手段24,情報検索手段29,手術室DB25,看護婦登録DB26,医師登録DB27,およびデータ送受信手段28から構成される。
手術室DB25には、手術室の空き時間、手術室内の設備状況、施設などの情報が格納される。看護婦登録DB26には、各病院の手術看護婦の人数、経験年数など、主に手術に参加する看護婦に関連する情報が格納されている。また、医師登録DB27には、各医師の基本情報に加え、該医師の得意分野(心臓外科、脳神経外科、消化器外科など)すなわちスキルや、経験年数(キャリア)などの情報が格納されている。
オーダーモニター表示手段22は、一連の予約状況を示す情報を保持し、これを一覧として表示する。また、情報量カウント手段24は、予約結果に基づいて手術の課金情報の基礎となる手術情報量を作成する。また、課金手段23は、情報量カウント手段24により作成された手術情報量に基づいて課金情報を作成する。
以下、図4を参照しながら、手術サービスセンターによる手術場及び人的リソースの予約に関する情報処理の流れを説明する。
診療所及び病院等の医療機関2の情報処理端末10において、先ずは表示手段12により図5に示すようなメニュー画面が表示される。このメニュー画面は、手術場及び人的リソースの予約等を行うための画面(手術場サービス入力画面)であって、この画面から例えば手術病院検索32,予約状況確認34,リソース予約36,及び予約キャンセル38を指示することが可能である。これらは、手術サービスセンター4から提供され、当該医療機関2が利用可能なサービスの一覧を示している(ステップS1)。
まず、手術病院検索32が選択されると、医療機関2の情報処理端末10において、図6に示すような検索画面が表示される。この検索画面は手術サービスセンター4から供給され、同検索画面においては、地域、手術内容、希望日、希望時間帯(ここでは例えば3つ)、執刀医の依頼(派遣)希望の有無、看護婦の依頼希望の有無などの項目を入力するように促される(ステップS2)。検索ボタン42が押下されることで、利用予約の依頼が手術サービスセンター4に送信される。
手術内容としては、例えば腹部の胆嚢除去手術であれば「胆嚢摘出手術」というようなキーワードを入力する。また腹腔鏡を使った手術であれば、「ラパロ」などのキーワードを入力する。執刀医の依頼希望の有無については、予約を行う医師が自ら執刀する場合は、「執刀医の希望なし」や「自ら執刀」を選択する。一方、執刀医を第三者に依頼する場合は、「希望あり」を選択入力する。また看護婦の依頼希望の有無については医師と同様に希望の有無を選択し、加えて、必要な看護婦の人数を入力する(ステップS3)。
手術サービスセンター4に設置された情報処理端末20は、医療機関2から検索が指示された「地域、手術内容、希望日、希望時間帯、執刀医の希望、看護婦の希望など」等の情報に基づき、最適な医療機関(病院)を検索する。この検索において、手術場に関する情報を検索する際には、手術を行う病院とそのインフラ情報が登録されている手術室DB25を用いる。また、登録している医師の情報を検索するには、各医師の得意分野(心臓外科、脳神経外科、消化器外科など)や、これまでの経験数など外科医の能力についての関連情報が登録されている医師登録DB27を用いる。また、看護婦の経験年数や経験値情報が登録されている看護婦登録DB26を用いる。
図7は、推奨(斡旋)される病院の検索結果の一例を示している。
上記DB25,26,27への検索の結果、幾つか推薦される病院の名前、推薦率、予約状況、及び空き時間帯などが表示される(ステップS5)。所望の病院があれば、ここで、病院名を選択し、正式な登録を行う。正式な登録には、登録した医師名、病院名、患者名、患者の保険証番号など、必要な情報が添付された上で行われる(ステップS6)。
病院の正式な予約結果の確認画面を図8に示す。手術サービスセンター4は、医療機関の情報処理端末10において登録・確認された情報に従い、仮登録(仮予約)情報を通知する(ステップS9)。
同時に、仮登録された手術室を持つ病院に対し、手術室の確保および予約、術中検査機器、看護婦などのリソースの確保、および執刀医の確保を連絡し、仮予約を行う(ステップS7,S8)。
執刀医の正式な予約結果を示す画面を図9に示す。例えば、手術施設を予約した病院に、所望の執刀がいない場合、他の病院から適当な執刀医が派遣される。その際に、予約した執刀医の予約情報は、予約入力(依頼)を行った医師へ連絡される(ステップS11)。
医療機関における予約完了確認(ステップS11)の後に、患者8や手術施設6に対して、正式な予約通知が行われる(ステップS12,13)。このとき、手術室の占有時間、看護婦の人数、執刀医の経験年数などの手術情報に応じて、情報量カウント手段24により情報量がカウントされる。その結果は課金手段23に転送され、かかる課金情報が予約を行った医療機関2の医師に通知される。
以上説明した本実施形態によれば、病院および診療所等の医療機関2と手術場6若しくは患者8との間に手術サービスセンター4の情報処理端末20が設けられており、この情報処理端末20が手術場6及びリソース等の手配に関する情報処理サービスを行うので、手術施設の共有利用を実現できる。
産業上の利用可能性
本発明は、グループ診療や小規模の診療所等から構成される地域医療に好適であり、手術場などの施設およびリソースの共有利用を実現できる。
【図面の簡単な説明】
図1は診療所及び病院等の医療機関、手術サービスセンター、手術場および患者の関係を示す図
図2は診療所及び病院等の医療機関に設置される情報処理端末の構成を示すブロック図
図3は本発明の実施形態に係り、手術サービスセンターに設けられる情報処理端末の概略構成を示すブロック図
図4は本発明の実施形態に係り、手術サービスセンターによる手術場及び人的リソースの予約に関する情報処理の流れを示す図
図5は本発明の実施形態に係り、医療機関が手術サービスセンターに手術場及び人的リソースの予約等を依頼するためのメニュー画面の一例を示す図
図6は本発明の実施形態に係り、地域内の病院を検索するための画面の一例を示す図
図7は本発明の実施形態に係り、推奨(斡旋)される病院の検索結果を示す画面の一例を示す図
図8は本発明の実施形態に係り、病院の予約結果画面の一例を示す図
図9は本発明の実施形態に係り、執刀医の予約結果画面の一例を示す図
本発明は、病院および診療所等の医療機関と手術場若しくは患者との間に介在し、手術場及び手術に必要な人的リソース等からなる手術施設の共有利用のための情報処理を行う情報処理端末に関する。
背景技術
病院および診療所等の医療機関において患者への治療的処置のための手術を実施する際には、手術前においては術前の検査等を行うための施設が必要であり、手術中においては手術場、及び手術場において実施される比較的高度で大がかりな外科的治療のための道具、器具、および術中検査装置(各種モニターを含む)等が必要である。また、術後においてもICU(Intensive Care Unit)の施設を必要とする場合があり、このICUにおいても専用のモニター等が必要になる。このように手術を実施するためには大規模の物的リソース(ハードウェア)を準備する必要がある。必要なのは物的リソースのみではない。言うまでもなく、手術を執刀する医師に加え、術中検査装置等の物的リソースを使用して術中の医師をサポートする看護婦、検査技師等の人的リソースを確保することも必要である。
そして、このような物的及び人的リソースを確保して手術環境の基盤(手術施設)を構築するためには、十分な資金が必要である。
比較的規模の大きい医療機関は、独自に運営する手術場及び上述したようなハードウェアの多くを備え、また、執刀医及び看護婦、検査技師等の人材を多数備えており、手術施設が充実している。
しかし、近年では手術施設の近代化(質の向上)については迅速に進んでいるものの、手術施設の稼働率(量の向上)については、それほど進んでいないのが現状であり、近代的な手術施設が有する能力が十分に活用されていない。
そこで、多額の資金を投じて近代的で大規模の手術施設を設けた医療機関では、これを有効に活用したいという要望がある。
一方で、診療所等の比較的小規模の医療機関では、資金力等の問題もあり、十分な手術施設を準備できない。特異な疾病等についての専門的な手術は執刀医の技量に依存するところが大きいため、その専門医が所属する病院を患者が選択して入院するというのが一般的な慣行である。しかしながら、専門医は居るものの、必ずしもその病院が十分な手術施設を備えているとは限らないという場合がある。
そこで、十分な手術施設を持たない医療機関では、可能であれば大規模な医療機関が備えている近代的な手術施設を利用したいと考えている。また、患者は最良の手術施設において優秀な医師による手術を受けたいと考えている。
発明の開示
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、病院および診療所等の医療機関と、手術場若しくは患者との間に介在し、手術施設の共有利用のための情報処理を行う情報処理端末を提供することを目的とする。
本発明に係る手術サービスセンターの情報処理端末は、共有利用が可能な手術場を備えた医療機関に関する情報を記憶するデータベースと、手術に必要な手術場の利用予約の依頼をネットワークを介して医療機関から受信するための通信手段と、前記依頼に応じて利用可能な手術場を備えた医療機関に関する情報を前記データベースから検索し、前記依頼元の医療機関に提示する情報検索手段とを具備する。
本発明に係る手術サービスの提供方法は、予約依頼入力画面を医療機関の情報処理端末に表示させ、該予約依頼入力画面に従って手術に必要な手術場の利用予約の依頼入力を促すステップと、前記医療機関の情報処理端末において前記予約依頼入力画面に従って入力された依頼情報を手術サービスセンターの情報処理端末がネットワークを介して受信するステップと、前記受信した依頼情報に応じて利用可能な手術場に関する情報を前記手術サービスセンターのデータベースから検索するステップと、前記データベースから検索された情報を前記ネットワークを介して前記利用予約の依頼元の医療機関の情報処理端末に送信するステップと、を具備する。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、診療所及び病院等の医療機関、手術サービスセンター、手術場および患者の関係を示す図である。
同図に示す診療所及び病院等の医療機関2,手術サービスセンター4、手術場(他の医療機関(病院)内の施設)6,および患者8の関係において、手術サービスセンター4は、医療機関2からの依頼(オーダー)を取り纏め、手術に関する必要な情報(患者名、患者疾患名、手術内容等)を依頼元の医療機関2から取得する(f1)。手術サービスセンター4は、これらの情報に基づいて適当な手術場(病院)6の候補をデータベースから検索し、医療機関2に対して幾つかを提示、推薦する。医療機関2からのオーダーは手術場6の手配のみならず、手術に応じて必要な専用の機器および器具等のリソースの手配や、専門の執刀医や看護婦等の人的リソースの手配に関する依頼を含む。
医療機関2が、手術を行う所望の病院を選択し決定すると、予約は正式なものとなり、手術サービスセンター4は、手術場6等を正式に予約する。その際、医療機関2からのオーダーに関する情報(執刀医、患者名、手術日程、手術内容、必要な設備機器、診断情報)などが手術場6の医療機関に連絡される(f2)。また、手術サービスセンター4は、予約がなされた手術に関する情報を患者8に連絡する(f3)。この連絡情報に基づいて患者8は、手術当日に手術場6に出向く(f4)。
手術当日において、医療機関2の医師(又は執刀医)が手術場6に出向き(f5)、この手術場6は予約元の医療機関2の医師等及び患者8のために提供(貸し出)される。なお、手術場6においては、患者8のために手術前後の医療ケア(例えば入院、検査など)を行う場合もある。
依頼を行った医療機関2は、サービスの内容に応じて手術サービスセンター4に料金を支払う(f6)。
図2は診療所及び病院等の医療機関に設置される情報処理端末の構成を示すブロック図である。同図に示される情報処理端末10は、入力手段11,表示手段12,選択手段13,記憶手段14,およびデータ送受信手段15とにより構成される。この情報処理端末10は、当該医療機関内から手術サービスセンター4に対しネットワーク1を介して手術施設の予約を依頼するための端末である。
情報処理端末10は、ネットワーク1に接続されたデータ送受信手段15を介して手術サービスセンター4に設けられた情報処理端末と通信する。この際、病院内LANにいったん連絡させてから、病院外と通信してもよい。
表示手段12において表示されるサービス入力画面において、手術施設の予約に係る各種情報(後述する)を入力手段11を介して入力する。入力された情報はデータ送受信手段15を介して手術サービスセンター4に送信され、予約の依頼が行われる。
また、データ送受信手段15を介して手術サービスセンター4から、手術施設の予約依頼に対する応答を受信し、表示手段12に表示する。この応答は、予約依頼に基づいて手術サービスセンター4が検索した適切な手術場6の幾つかを提示し、および推薦する情報からなる。
ここで、選択手段13により所望の手術場を選択する。予約の依頼情報、仮予約の情報、正式予約の情報等は、記憶手段14に記憶される。
図3は手術サービスセンターに設けられる情報処理端末の概略構成を示すブロック図である。同図に示される情報処理端末20は、表示部21,オーダーモニター手段22,課金手段23,情報量カウント手段24,情報検索手段29,手術室DB25,看護婦登録DB26,医師登録DB27,およびデータ送受信手段28から構成される。
手術室DB25には、手術室の空き時間、手術室内の設備状況、施設などの情報が格納される。看護婦登録DB26には、各病院の手術看護婦の人数、経験年数など、主に手術に参加する看護婦に関連する情報が格納されている。また、医師登録DB27には、各医師の基本情報に加え、該医師の得意分野(心臓外科、脳神経外科、消化器外科など)すなわちスキルや、経験年数(キャリア)などの情報が格納されている。
オーダーモニター表示手段22は、一連の予約状況を示す情報を保持し、これを一覧として表示する。また、情報量カウント手段24は、予約結果に基づいて手術の課金情報の基礎となる手術情報量を作成する。また、課金手段23は、情報量カウント手段24により作成された手術情報量に基づいて課金情報を作成する。
以下、図4を参照しながら、手術サービスセンターによる手術場及び人的リソースの予約に関する情報処理の流れを説明する。
診療所及び病院等の医療機関2の情報処理端末10において、先ずは表示手段12により図5に示すようなメニュー画面が表示される。このメニュー画面は、手術場及び人的リソースの予約等を行うための画面(手術場サービス入力画面)であって、この画面から例えば手術病院検索32,予約状況確認34,リソース予約36,及び予約キャンセル38を指示することが可能である。これらは、手術サービスセンター4から提供され、当該医療機関2が利用可能なサービスの一覧を示している(ステップS1)。
まず、手術病院検索32が選択されると、医療機関2の情報処理端末10において、図6に示すような検索画面が表示される。この検索画面は手術サービスセンター4から供給され、同検索画面においては、地域、手術内容、希望日、希望時間帯(ここでは例えば3つ)、執刀医の依頼(派遣)希望の有無、看護婦の依頼希望の有無などの項目を入力するように促される(ステップS2)。検索ボタン42が押下されることで、利用予約の依頼が手術サービスセンター4に送信される。
手術内容としては、例えば腹部の胆嚢除去手術であれば「胆嚢摘出手術」というようなキーワードを入力する。また腹腔鏡を使った手術であれば、「ラパロ」などのキーワードを入力する。執刀医の依頼希望の有無については、予約を行う医師が自ら執刀する場合は、「執刀医の希望なし」や「自ら執刀」を選択する。一方、執刀医を第三者に依頼する場合は、「希望あり」を選択入力する。また看護婦の依頼希望の有無については医師と同様に希望の有無を選択し、加えて、必要な看護婦の人数を入力する(ステップS3)。
手術サービスセンター4に設置された情報処理端末20は、医療機関2から検索が指示された「地域、手術内容、希望日、希望時間帯、執刀医の希望、看護婦の希望など」等の情報に基づき、最適な医療機関(病院)を検索する。この検索において、手術場に関する情報を検索する際には、手術を行う病院とそのインフラ情報が登録されている手術室DB25を用いる。また、登録している医師の情報を検索するには、各医師の得意分野(心臓外科、脳神経外科、消化器外科など)や、これまでの経験数など外科医の能力についての関連情報が登録されている医師登録DB27を用いる。また、看護婦の経験年数や経験値情報が登録されている看護婦登録DB26を用いる。
図7は、推奨(斡旋)される病院の検索結果の一例を示している。
上記DB25,26,27への検索の結果、幾つか推薦される病院の名前、推薦率、予約状況、及び空き時間帯などが表示される(ステップS5)。所望の病院があれば、ここで、病院名を選択し、正式な登録を行う。正式な登録には、登録した医師名、病院名、患者名、患者の保険証番号など、必要な情報が添付された上で行われる(ステップS6)。
病院の正式な予約結果の確認画面を図8に示す。手術サービスセンター4は、医療機関の情報処理端末10において登録・確認された情報に従い、仮登録(仮予約)情報を通知する(ステップS9)。
同時に、仮登録された手術室を持つ病院に対し、手術室の確保および予約、術中検査機器、看護婦などのリソースの確保、および執刀医の確保を連絡し、仮予約を行う(ステップS7,S8)。
執刀医の正式な予約結果を示す画面を図9に示す。例えば、手術施設を予約した病院に、所望の執刀がいない場合、他の病院から適当な執刀医が派遣される。その際に、予約した執刀医の予約情報は、予約入力(依頼)を行った医師へ連絡される(ステップS11)。
医療機関における予約完了確認(ステップS11)の後に、患者8や手術施設6に対して、正式な予約通知が行われる(ステップS12,13)。このとき、手術室の占有時間、看護婦の人数、執刀医の経験年数などの手術情報に応じて、情報量カウント手段24により情報量がカウントされる。その結果は課金手段23に転送され、かかる課金情報が予約を行った医療機関2の医師に通知される。
以上説明した本実施形態によれば、病院および診療所等の医療機関2と手術場6若しくは患者8との間に手術サービスセンター4の情報処理端末20が設けられており、この情報処理端末20が手術場6及びリソース等の手配に関する情報処理サービスを行うので、手術施設の共有利用を実現できる。
産業上の利用可能性
本発明は、グループ診療や小規模の診療所等から構成される地域医療に好適であり、手術場などの施設およびリソースの共有利用を実現できる。
【図面の簡単な説明】
図1は診療所及び病院等の医療機関、手術サービスセンター、手術場および患者の関係を示す図
図2は診療所及び病院等の医療機関に設置される情報処理端末の構成を示すブロック図
図3は本発明の実施形態に係り、手術サービスセンターに設けられる情報処理端末の概略構成を示すブロック図
図4は本発明の実施形態に係り、手術サービスセンターによる手術場及び人的リソースの予約に関する情報処理の流れを示す図
図5は本発明の実施形態に係り、医療機関が手術サービスセンターに手術場及び人的リソースの予約等を依頼するためのメニュー画面の一例を示す図
図6は本発明の実施形態に係り、地域内の病院を検索するための画面の一例を示す図
図7は本発明の実施形態に係り、推奨(斡旋)される病院の検索結果を示す画面の一例を示す図
図8は本発明の実施形態に係り、病院の予約結果画面の一例を示す図
図9は本発明の実施形態に係り、執刀医の予約結果画面の一例を示す図
Claims (5)
- 共有利用が可能な手術場を備えた医療機関に関する情報を記憶するデータベースと、
手術に必要な手術場の利用予約の依頼をネットワークを介して医療機関から受信するための通信手段と、
前記依頼に応じて利用可能な手術場を備えた医療機関に関する情報を前記データベースから検索し、前記依頼元の医療機関に提示する情報検索手段と、
を具備する手術サービスセンターの情報処理端末。 - 手術に執刀可能な医師又は該手術に参加可能な看護婦等に関する情報を記憶する第2のデータベースを具備し、
前記依頼は、前記手術場の利用予約の依頼に加えて、該予約に係る手術に執刀する医師又は該手術に参加する看護婦等の派遣の依頼を含み、
前記情報検索手段は、前記依頼に応じて派遣可能な医師及び看護婦等に関する情報を前記第2のデータベースから検索し、前記依頼元の医療機関に提示する請求項1に記載の情報処理端末。 - 前記通信手段が受信した依頼に基づく一連の予約状況を表示するオーダーモニター表示手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理端末。
- 前記医療機関からの依頼に基づく利用予約の成約に応じて、該利用予約に係る手術についての課金情報の基礎となる手術情報量を作成する情報量カウント手段と、
前記情報量作成手段により作成された手術情報量に基づいて課金情報を作成する課金手段と、
をさらに具備する請求項1に記載の情報処理端末。 - 予約依頼入力画面を医療機関の情報処理端末に表示させ、該予約依頼入力画面に従って手術に必要な手術場の利用予約の依頼入力を促すステップと、
前記医療機関の情報処理端末において前記予約依頼入力画面に従って入力された依頼情報を手術サービスセンターの情報処理端末がネットワークを介して受信するステップと、
前記受信した依頼情報に応じて利用可能な手術場に関する情報を前記手術サービスセンターのデータベースから検索するステップと、
前記データベースから検索された情報を前記ネットワークを介して前記利用予約の依頼元の医療機関の情報処理端末に送信するステップと、を具備する手術サービスの提供方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2000/006637 WO2002027578A1 (fr) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | Terminal de traitement d'informations permettant de repartir les installations destinees a effectuer des interventions chirurgicales |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2002027578A1 true JPWO2002027578A1 (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=11736525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002501220A Pending JPWO2002027578A1 (ja) | 2000-09-27 | 2000-09-27 | 手術施設の共有利用のための情報処理端末 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPWO2002027578A1 (ja) |
WO (1) | WO2002027578A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7533008B2 (en) | 2002-08-19 | 2009-05-12 | General Electric Capital Corporation | System and method for simulating a discrete event process using business system data |
US7676390B2 (en) | 2003-09-04 | 2010-03-09 | General Electric Company | Techniques for performing business analysis based on incomplete and/or stage-based data |
JP2006243950A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Canon System Solutions Inc | 情報処理装置及びその制御方法、プログラム |
US10157355B2 (en) | 2005-11-15 | 2018-12-18 | General Electric Company | Method to view schedule interdependencies and provide proactive clinical process decision support in day view form |
JP2009205359A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Fujifilm Corp | 受付支援装置及び方法、並びに医用ネットワークシステム |
JP6062904B2 (ja) * | 2014-10-16 | 2017-01-18 | 博康 藤川 | プログラム、システム、情報処理方法 |
JP6693856B2 (ja) * | 2015-10-20 | 2020-05-13 | 和 庄野 | 医療機関マッチングシステム |
JP7184600B2 (ja) * | 2018-11-07 | 2022-12-06 | フクダ電子株式会社 | 手術看護師管理装置及びプログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09305627A (ja) * | 1996-05-20 | 1997-11-28 | Fujitsu General Ltd | 病院検索システム |
JPH1139392A (ja) * | 1997-07-16 | 1999-02-12 | Fujitsu Ltd | 人材派遣管理システム |
JPH11120237A (ja) * | 1997-10-13 | 1999-04-30 | Recruit Co Ltd | イベント予約システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05189495A (ja) * | 1992-01-13 | 1993-07-30 | Hitachi Ltd | 病院用総合予約方式 |
JP3493847B2 (ja) * | 1995-11-15 | 2004-02-03 | 株式会社日立製作所 | 広域医療情報システム |
JPH11250161A (ja) * | 1998-03-04 | 1999-09-17 | Hitachi Ltd | 医療相談システム |
-
2000
- 2000-09-27 JP JP2002501220A patent/JPWO2002027578A1/ja active Pending
- 2000-09-27 WO PCT/JP2000/006637 patent/WO2002027578A1/ja active Application Filing
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09305627A (ja) * | 1996-05-20 | 1997-11-28 | Fujitsu General Ltd | 病院検索システム |
JPH1139392A (ja) * | 1997-07-16 | 1999-02-12 | Fujitsu Ltd | 人材派遣管理システム |
JPH11120237A (ja) * | 1997-10-13 | 1999-04-30 | Recruit Co Ltd | イベント予約システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2002027578A1 (fr) | 2002-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9971868B2 (en) | Method for providing electronic medical records utilizing portable computing and communications equipment | |
US20040230458A1 (en) | Cyber hospital system for providing doctors' assistances from remote sites | |
US20210134449A1 (en) | Acute medical care system | |
US20030120512A1 (en) | Internet-based integrated healthcare delivery process and model | |
US20050283387A1 (en) | System for providing an interactive anatomical graphical representation of a body for use in a health care environment | |
US20040199404A1 (en) | Integrated system and method for documenting and billing patient medical treatment and medical office management | |
US20100250270A1 (en) | Hospital communication system | |
JP2013137645A (ja) | 医師ネットワークサービスシステム、マッチング装置、および医師の派遣方法 | |
JPWO2002027578A1 (ja) | 手術施設の共有利用のための情報処理端末 | |
JP2004038898A (ja) | 医療機関用空床管理装置 | |
JP2003256580A (ja) | 病院紹介システム | |
JP5095006B1 (ja) | 医療施設空ベット管理装置およびその方法 | |
JP2009205457A (ja) | 宣伝広告配信装置および方法、並びに医用ネットワークシステム | |
MILNE | Establishing the benefits of digital consultation pathways in wound care. | |
JP2004220497A (ja) | 医療システム及び医療センターの管理方法 | |
JPH1031708A (ja) | 病院システム | |
JP2001282922A (ja) | 患者医療情報の交換方法及び端末 | |
JP4951963B2 (ja) | 空床管理プログラムおよび空床管理方法 | |
JP2007293577A (ja) | 遠隔医療提供システム及び遠隔医療提供方法 | |
JP2010020606A (ja) | 医療情報仲介サーバ、そのプログラム及び医療情報仲介システム。 | |
JPWO2012039150A1 (ja) | 検査予約システム及び検査予約サーバ | |
JP2005250807A (ja) | 地域医療・福祉連携ネットワークシステム | |
KR100458478B1 (ko) | 임상유형을 이용한 임상데이터 전달시스템 및 방법 | |
Anderson et al. | Benchmarking: What is it and How Can it Support-the Role of Nursing in Ambulatory Care? | |
CN114067975A (zh) | 首台手术准点开台管理系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040216 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040330 |