JPH1031708A - 病院システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 病院における各検査装置１５で得られる各検
査画像を診察室又は各病棟に配設された各表示端末４に
効率的に配信する。 【解決手段】 外来患者情報ファイル１２と予約情報フ
ァイル１３とを備え、外来患者の診療に関する各種情報
を管理する病院情報システム１と、各検査装置１５で得
られた各患者の検査画像を記憶する画像ファイル１９を
有し、患者を指定した検査画像の送信要求に応じて画像
ファイル１９に記憶された該当患者の検査画像を出力す
る検査画像管理システム２と、各病棟及び各診察室に配
設された複数の表示端末４とを備えた病院システムにお
いて、病院情報システム１は、少なくとも予約情報ファ
イル１３に記憶された各診療予約日の当日又は前日以前
に、該当診療予約日の予約外来患者の診療履歴及び予約
情報を検査画像管理システム２へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は病院における各患者
に対する診療を円滑に実施するための病院システムに係
わり、特に、ＭＲＩ，ＣＴ等の各検査装置で得られた検
査画像を効率的に利用できる病院システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】大規模病院においては、内科や外科や歯
科等の夥しい数の診療科目が設けられている。また、各
科の医師は、外来患者に対しては該当科目の診察室で診
察を行い、入院患者に対しては該当患者が入院している
病棟に赴き、該当病棟に設けられた診察室で診察を行
う。

【０００３】また、各医師は患者に対して各種検査を指
示（オーダ）する。患者は医師に指示された検査室へ赴
き、指定された検査を受ける。検査結果は次の診察日前
に担当医師に届けられ、医師はその検査結果から患者の
病状を把握する。また、次の診療日に該当患者に対して
検査結果を説明する。

【０００４】この場合、各検査結果は該当患者の次の診
療予約日までに担当医師に届けられる必要がある。検査
にも多数の種類が存在し、検査結果が数値で示される場
合は簡単に担当医師へ届けることが可能である。

【０００５】しかし、近年、ＭＲＩ，Ｘ線ＣＴ，ＣＲ，
超音波検査装置等のコンピュータで複雑な画像処理を施
す必要のある検査装置も多数導入されており、これらの
機器により撮影される多数の検査画像の管理と診察室へ
のフィルムの配送の手間を省くことを目的とする検査画
像管理システムが構築されている。

【０００６】また、各診察室や各病棟の各診察室に表示
端末が配設されている。この表示端末は、画像観察のた
めの各手法を提供する。また、医師が患者に検査結果を
説明するために役立つ。

【０００７】そして、検査画像管理システムは、各検査
装置で得られる各患者の各検査画像を一旦画像ファイル
に記憶保持し、必要に応じて各表示端末へ送信する。し
たがって、各医師は、自己の診察室や各病棟の診察室に
おいて、表示端末から患者を指定して検査画像の送信要
求を入力すれば、検査画像管理システムから該当患者に
関する検査画像が送信される。そして、医師はそのなか
から必要な検査画像を選択して表示画面に表示させる。
また、患者に病状を説明する場合に必要な検査画像を選
択して表示画面に表示させる。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
検査画像管理システムを用いて各診察室や各病棟の各診
察室に配設された各表示端末へ検査画像を送信するよう
にしたシステムにおいてもまだ解消すべき次のような課
題がある。

【０００９】一般に検査画像の情報量は膨大であり、こ
の検査画像を検査画像管理システムから表示端末へ送信
する場合の送信すべき情報量も膨大になり、送信に要す
る時間も増大する。

【００１０】また、検査画像管理システムとしては、診
療日の情報がない場合は、画像ファイルに時系列的に記
憶保持している該当患者の各検査画像のうちのどの検査
画像までを医師が観察し、患者に説明したのか判断でき
ない。よって、該当患者に関する全部の検査画像を送信
することになる。

【００１１】特に、一人の患者に対して時期をずらして
複数回に亘って検査を実施している場合においては、一
人の患者に多数枚の検査画像が検査画像管理システムに
記憶されているので、該当患者に関する全ての画像情報
を表示端末へ送信すると、検査画像管理システムの送信
処理負担が増大し、他の表示端末からの検査画像の送信
要求に即座に応じることができない事態が生じる確率が
高くなる。

【００１２】このような事態が発生するのを未然に防止
するためには、システム自体を高速化すると共に、伝送
容量を大幅に増大する必要があり、システム全体が大型
化すると共に、製造費が大幅に増大する問題がある。

【００１３】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、検査画像管理システムに対して、各患者の
所在位置情報と診療日の情報を供給することによって、
検査画像管理システムから各表示端末に送信する検査画
像の枚数を低減でき、検査画像管理システムに蓄積され
た各検査画像を効率的に使用でき、システム全体を小型
にかつ低製造費で構築できる病院システムを提供するこ
とを目的とする。

【００１４】

【課題を解決するための手段】本発明は、各外来患者の
診療科、診療日を含む診療履歴を記憶する外来患者情報
ファイルと外来患者の診療予約日、診療科又は診療室等
の予約情報を記憶する予約情報ファイルとを備え、外来
患者の診療に関する各種情報を管理する病院情報システ
ムと、各検査装置で得られた各患者の検査画像を検査実
施日と共に記憶する画像ファイルを有し、患者を指定し
た検査画像の送信要求に応じて前記画像ファイルに記憶
された該当患者の検査画像を出力する検査画像管理シス
テムと、各病棟及び各診察室に配設され、前記検査画像
管理システムから受領した各患者に関する検査画像を表
示出力する複数の表示端末とを備えた病院システムに適
用される。

【００１５】そして、上記課題を解消するために、前記
病院情報システムは、少なくとも予約情報ファイルに記
憶された各診療予約日の当日又は前日以前に、該当診療
予約日の予約外来患者の診療履歴及び予約情報を検査画
像管理システムへ送信するようにしている。

【００１６】また、別の発明は、各入院患者の入院日と
入院病棟を含む入院情報、転棟日と転棟後の病棟と転棟
前の病棟を含む転棟情報、退院日を含む退院情報等の該
当入院患者の所在位置情報及び該当入院患者の診療日を
含む診療履歴を記憶する入院患者情報ファイルを備え、
各患者の診療に関する各種情報を管理する病院情報シス
テムと、各検査装置で得られた各患者の検査画像を検査
実施日と共に記憶する画像ファイルを有し、患者を指定
した検査画像の送信要求に応じて前記画像ファイルに記
憶された該当患者の検査画像を出力する検査画像管理シ
ステムと、各病棟及び各診察室に配設され、前記検査画
像管理システムから受領した各患者に関する検査画像を
表示出力する複数の表示端末とを備えた病院システムに
適用される。

【００１７】そして、上記課題を解消するために、前記
病院情報システムは、入院発生時に該当入院患者の入院
情報を、転棟発生時に該当入院患者の転棟情報を、退院
発生時に該当入院患者の退院情報を、それぞれ検査画像
管理システムへ送信するようにしている。

【００１８】このように構成された病院システムにおい
ては、病院情報システムから検査画像管理システムに対
して各患者の所在位置情報と診療日の情報が供給され
る。一般の大規模病院に構築されている各患者の診療に
関する各種情報を管理する病院情報システム（ＨＩＳ）
内には、各外来患者の診療科、診療日を含む診療履歴を
記憶する外来患者情報ファイルと、外来患者の診療予約
日、診療科又は診療室等の予約情報を記憶する予約情報
ファイルとが設けられている。

【００１９】一方、検査画像管理システム内には、各検
査装置で得られた各患者の検査画像を検査実施日と共に
記憶する画像ファイルが設けられている。したがって、
予約情報ファイルに記憶された各診療予約日の当日又は
前日以前に、該当診療予約日の予約外来患者の診療履歴
及び予約情報を検査画像管理システムへ送信すると、検
査画像管理システムは、該当患者に関する各診療日及び
各検査日を把握できるので、医師や患者が既に観察した
と見なすことができる検査画像を特定できる。したがっ
て、既に観察したと見なすことができる検査画像を表示
端末へ送信することを中止すれば、検査画像管理システ
ムとしては表示端末へ送信する検査画像枚数を低減でき
る。

【００２０】その結果、検査画像管理システムの送信処
理負担が軽減する。また、別の発明においては、前記病
院情報システム（ＨＩＳ）内には、各入院患者の入院日
と入院病棟を含む入院情報、転棟日と転棟後の病棟と転
棟前の棟を含む転棟情報、退院日を含む退院情報等の該
当入院患者の所在位置情報及び該当入院患者の診療日を
含む診療履歴を記憶する入院患者情報ファイルが設けら
れている。

【００２１】そして、入院発生時に該当入院患者の入院
情報を、転棟発生時に該当入院患者の転棟情報を、退院
発生時に該当入院患者の退院情報を、それぞれ検査画像
管理システムへ送信している。したがって、検査画像管
理システムは、各入院患者の検査画像を確実に該当入院
患者が現在入院している病棟の表示端末へ送信できる。

【００２２】

【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図１は実施形態の病院システムの概略
構成を示すブロック図である。この病院システムは、大
きく分けて、病院情報システム（ＨＩＳ）１と、検査画
像管理システム２と、複数の表示端末４とで構成されて
いる。

【００２３】病院情報システム１においては、例えばＬ
ＡＮの伝送路５に対して、各科及び各病棟の診察室に配
設され、医師が検査や投薬を含む患者に関する各種の指
示（オーダ）を入力したり、各患者に対する診療実績を
入力するための複数の診療端末６、外来患者の診療科目
を指定した診療予約日及び入院患者の医師の診療予約日
を入力するための診療予約装置７、入院患者の入院，退
院、入院病棟、転棟等の所在位置情報を入力するための
病棟管理端末８及び中央管理部９が接続されている。

【００２４】さらに、中央管理部９には、オーダ情報フ
ァイル１０、入院患者情報ファイル１１、外来患者情報
ファイル１２及び予約情報ファイル１３が接続されてい
る。オーダ情報ファイル１０内には各医師が各診療端末
６で指示したオーダ情報が記憶されている。入院患者情
報ファイル１１内には、各入院患者毎に、該当入院患者
の入院日と入院病棟を含む入院情報、現在の入院病棟へ
の転棟日と転棟前の入院病棟を含む転棟情報、退院日と
退院病棟を含む退院情報等の該当入院患者の所在位置情
報及び該当入院患者の診療日を含む診療履歴が記憶され
ている。

【００２５】また、外来患者情報ファイル１２内には、
各外来患者毎に、該当外来患者の診療科、診療日を含む
診療履歴が記憶されている。また、予約情報ファイル１
３内には、前記診療予約装置７を介して入力された外来
患者の診療科、診療予約日、診療室等の予約情報が時系
列的に記憶保持されている。

【００２６】中央管理部９は、各診療端末６，診療予約
装置７及び病棟管理端末８から新規情報が入力される都
度、対応する各ファイル１０〜１３の記憶内容を更新す
る。また、検査画像管理システム２においては、例えば
ＬＡＮの伝送路１４に対して、ＭＲＩ，Ｘ線ＣＴ，Ｃ
Ｒ，超音波検査装置等の検査装置１５で得られた検査画
像を入力するための複数の画像入力端末１６、画像管理
部１７及び各表示端末４に各検査画像を送信するための
画像配信処理部１８が接続されている。

【００２７】画像管理部１７に接続された画像ファイル
１９内には、各検査装置１５で得られた各検査画像が検
査日及び患者名と共に記憶保持されている。画像管理部
１７は、各画像入力端末１６から伝送路１４を介して入
力された検査日及び患者名が付された検査画像を画像フ
ァイル１９へ書込む。

【００２８】さらに、この検査画像管理システム２は、
各中継装置２０，２２を介して病院情報システム１及び
各表示端末４に接続されている。各表示端末４は、各科
の診察室や各病棟の診察室に配設されており、検査画像
管理システム２から送信された患者名，検査日及び所見
が付された各検査画像を一旦画像メモリに記憶するとと
もに、記憶された各検査画像のうちの医師が指定した検
査画像及び検査日，所見を表示出力する。

【００２９】次に、このように構成された病院システム
の詳細動作を説明する。まず、病院情報システム１の中
央管理部９は、１日の病院業務の開始に先だって、この
病院システムにて診療予約日及び診療科を指定して、予
約情報ファイル１３から該当患者を読出す。

【００３０】そして、外来患者情報ファイル１２から該
当外来患者の診療科、診療日を含む診療履歴、及び、予
約情報ファイル１３から該当外来患者の診療科目を指定
した診療予約日をそれぞれ読出して検査画像管理システ
ム２へ送信する。

【００３１】なお、診療日当日に予約を行った患者につ
いては、この予約情報が入力された時点で、予約情報フ
ァイル１３から該当外来患者の診療科目を指定した診療
予約日をそれぞれ読出して検査画像管理システム２へ送
信する。

【００３２】検査画像管理システム２の画像配信処理部
１８は、病院情報システム１から受信した外来患者の所
在位置情報や診療日を含む診療履歴及び予約情報を取込
む。次に、画像ファイル１９内に記憶された該当外来患
者の検査日が付された各検査画像のうちの、検査日が最
終の診療日より後の日付である検査画像のみを抽出す
る。そして、該当外来患者の予約で指定された科目の診
察室に配設された表示端末４へ送信する。

【００３３】各表示端末４は検査画像管理システム２か
ら受信した各患者の検査日及び所見が付された検査画像
を画像メモリに一旦記憶しておく。そして、医師は診療
予約した患者を診察するに先だって、画像メモリに記憶
している検査画像を表示画面に読出して観察し、該当患
者の病状を把握する。その後、医師は、該当患者に対す
る診察時に、必要に応じて、検査画像を再度読出て、患
者に見せながら病状を説明する。

【００３４】このように構成された病院システムにおい
ては、外来患者については、予約情報ファイル１３に記
憶された各診療予約日当日の朝、又は前日、又は２〜３
日前に、該当診療予約日の予約患者の所在位置情報，診
療履歴及び診療予約日を検査画像管理システム２へ送信
している。そのため、検査画像管理システム２の画像配
信処理部１８は、該当患者に関する各診療日と画像ファ
イル１９に記憶された各検査画像の検査日とを把握でき
るので、医師が既に観察しかつ患者に説明したと見なす
ことができる検査画像を特定できる。

【００３５】したがって、検査日が最終の診療日より後
の日付である検査画像のみを表示端末４へ送信して、前
述した既に観察したと見なすことができる検査画を表示
端末４へ送信することを中止している。

【００３６】その結果、検査画像管理システム２から各
表示端末４へ送信する検査画像枚数を低減できるので、
検査画像管理システム２の送信処理負担を軽減できる。
また、入院患者の揚合は、該当患者が入院した時点で入
院患者情報ファイル１１から該当入院患者の入院日、入
院病棟等の入院情報（所在位置情報）を読出して検査画
像管理システム２へ送信する。

【００３７】また、該当患者が病棟を移動した楊合に
は、転棟情報（所在位置情報）を、さらに、該当患者が
退院した場合には、退院日、退院病棟等の退院情報をそ
れぞれ読出して、検査画像管理システム２へ送信する．
検査画像菅理システム２は、入院情報が送信された時点
で、その該当患者の検査画像を該当患者の入院病棟の表
示端末４へ送信する。それ以後、新規に検査画像が発生
すると、発生時点で直ちに該当患者の検査画像を全て送
信する。また、転棟前の病棟の表示端末４に記憶保持し
ている検査画像は例えば１週間等の一定期間経過後に表
示端末４から消去する。

【００３８】なお、入院患者については、検査情報の履
歴が必要となるため、全ての検査画像を送信している
が、外来患者の検査画像の送信を必要最小限に抑えてい
るため、検査画像管理システム２全体としての画像配送
量を適正に抑制することがができる。

【００３９】また、表示端末４では、入院患者のみの画
像保管と退院後の消去も行っでいるため、画像保管量を
適正量に抑制できる。したがって、癖院システム全体の
処理効率を向上できる．なお、本発明は上述した実施形
態に限定されるものではない。病院情報システム１から
検査画像管理シスステム２へ各患者の所在位置情報及び
診療履歴を送出するタイミングは診療予約日当日の朝と
設定したが、前日、又は２〜３日前、さらに任意に設定
された日であってもよい。

【００４０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の病院シス
テムにおいては、検査画像管理システムに対して、各患
者の所在位置情報と診療日の情報を診療予約当日の朝又
は前日以前に供給している。

【００４１】したがって、検査画像管理システムから各
表示端末に送信する検査画像の枚数を低減でき、検査画
像管理システムに蓄積された各検査画像を効率的に使用
でき、システム全体を小型にかつ低製造費で構築でき
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施形態に係わる病院システムの
概略構成を示すブロック図

【符号の説明】

１…病院情報システム ２…検査画像管理システム ４…表示端末 ６…診療端末 ７…診療予約装置 ８…病棟管理端末 ９…中央管理部 １０…オーダ情報ファイル １１…入院患者情報ファイル １２…外来患者情報ファイル １３…予約情報ファイル １５…検査装置 １８…画像配信処理部 １９…画像ファイル

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 各外来患者の診療科、診療日を含む診療
   履歴を記憶する外来患者情報ファイルと外来患者の診療
   予約日、診療科又は診療室等の予約情報を記憶する予約
   情報ファイルとを備え、外来患者の診療に関する各種情
   報を管理する病院情報システムと、 各検査装置で得られた各患者の検査画像を検査実施日と
   共に記憶する画像ファイルを有し、患者を指定した検査
   画像の送信要求に応じて前記画像ファイルに記憶された
   該当患者の検査画像を出力する検査画像管理システム
   と、 各病棟及び各診察室に配設され、前記検査画像管理シス
   テムから受領した各患者に関する検査画像を表示出力す
   る複数の表示端末とを備えた病院システムにおいて、 前記病院情報システムは、少なくとも前記予約情報ファ
   イルに記憶された各診療予約日の当日又は前日以前に、
   該当診療予約日の予約外来患者の診療履歴及び予約情報
   を前記検査画像管理システムへ送信することを特徴とす
   る病院システム。
2. 【請求項２】 各入院患者の入院日と入院病棟を含む入
   院情報、転棟日と転棟後の病棟と転棟前の病棟を含む転
   棟情報、退院日を含む退院情報等の該当入院患者の所在
   位置情報及び該当入院患者の診療日を含む診療履歴を記
   憶する入院患者情報ファイルを備え、各患者の診療に関
   する各種情報を管理する病院情報システムと、 各検査装置で得られた各患者の検査画像を検査実施日と
   共に記憶する画像ファイルを有し、患者を指定した検査
   画像の送信要求に応じて前記画像ファイルに記憶された
   該当患者の検査画像を出力する検査画像管理システム
   と、 各病棟及び各診察室に配設され、前記検査画像管理シス
   テムから受領した各患者に関する検査画像を表示出力す
   る複数の表示端末とを備えた病院システムにおいて、 前記病院情報システムは、入院発生時に該当入院患者の
   入院情報を、転棟発生時に該当入院患者の転棟情報を、
   退院発生時に該当入院患者の退院情報を、それぞれ前記
   検査画像管理システムへ送信することを特徴とする病院
   システム。