JP2011070324A - 患者管理装置及び患者管理システム - Google Patents

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信一 中野
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Abstract

【課題】医療従事者の実臨床の妨げにならないよう、必要最低限のコンピュータ操作で、診療中には当該患者の情報がタイミング良く閲覧でき、コンピュータの陳腐化に大きく影響を受けることのない、患者管理装置及び患者管理システムを提供することである。
【解決手段】トリガイベント入出力部11より予め患者の情報を入力し、スケジュール入出力部12により予め診察者の予定情報を入力する。そして、サーバ側の画像処理装置30は、検出器151 または152 で検出された診療タイミングで、トリガイベント入出力部11で入力された当該患者の情報、若しくは画像データ記憶部38、記憶媒体39、40に記憶されている当該患者の情報を読み出し、画像表示装置23に表示させるように、タスク判断部32によって情報を替える。
【選択図】 図2

Description

本発明は患者管理装置及び患者管理システムに関し、より詳細には、医用画像診断装置に於いてシンクライアント環境下に於ける患者管理システムの操作性の向上に関するものである。
近年の院内の外来や病棟で患者に対する診療行為には、コンピュータを駆使した形態が一般化している。特に、電子カルテシステムは、病院情報システムを中心として、様々なサブシステムを一元管理しながら、患者のみならず、医療従事者にとって、なくてはならないシステムとして成長してきている。
昨今では、放射線サブシステムも取り込み、レントゲン写真等も電子カルテシステムにて扱うことが可能となってきている。
このコンピュータシステムは、医療従事者側にとっては、患者管理が可能となり、また、患者にとっても入院中の手術スケジュール、診療スケジュール等を把握できることから、相互に利便性が向上するツールであることには間違いない。
また、シンクライアント技術の普及により、3次元画像等の高度な処理をサーバ側で行い、その結果、画像のみをクライアントに送信して表示するシンクライアント型の画像システムが普及し始めている。
こうしたシンクライアント技術の典型的な利用法としては、ある機能をサーバにて実行し、その結果画面を安価な端末で表示させる方法、不特定多数者が操作する端末には個人情報を残さないで保守性を高める方法、等がある。また、医療面の適用例としては、収集画像の画像処理、レポート作成等のポストプロセス処理をシンクライアントにて実施する際に、結果画面のみを転送させる方法、遠隔地にある装置を管理する際に、装置画面のみをシンクライアントにて操作する方法、等がある(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2005−334634号公報
しかしながら、前述したコンピュータシステムを利用した場合には、次の問題が存在している。
すなわち、医療従事者のコンピュータ操作の時間が長くなる傾向があり、実患者の診療中に於ける実診療時間の低下の可能性がある。これは、外来や病棟では、患者管理装置に対して、患者毎に、毎回同じ操作(例えば、患者登録操作、検査等録操作、画像呼び出し操作、参照操作等)をしなければならないことが問題になる。加えて、前述した操作そのもの、及びこれらの操作待ちの時間は、診療業務を一時的に停止した状態にさせる要因になる。
また、長期間に渡ってコンピュータを利用することから、昨今のコンピュータの機能と性能の陳腐化が激しくなる、更には、個人情報を扱うコンピュータから情報漏洩の危険性が常にあること、等、の問題がある。
したがって本発明は、前記実情に鑑みてなされたもので、その目的は、医療従事者の実臨床の妨げにならないよう、必要最低限のコンピュータ操作で、診療中には当該患者の情報がタイミング良く閲覧でき、コンピュータの陳腐化に大きく影響を受けることのない、患者管理装置及び患者管理システムを提供することである。
すなわち本発明は、予め患者の情報を入力する患者情報入力手段と、予め診察者の予定情報を入力する予定情報入力手段と、前記患者の診療タイミングを検出するタイミング検出手段と、少なくとも画像情報を含む記憶手段と、前記患者情報入力手段で入力された当該患者の情報、若しくは、前記記憶手段から当該患者の情報を読み出し、前記予定情報入力手段で入力された前記診察者の予定情報に基づいて、前記タイミング検出手段で検出された診療タイミングで、出力する情報を切り替える切り替え制御手段と、前記切り替え制御手段により切り替えられた情報を表示する画像表示手段と、を具備することを特徴とする。
また本発明は、少なくとも画像情報を含む記憶装置を有する画像処理装置と、前記画像処理装置から転送された前記画像を表示する画像表示装置を有する画像診断装置と、を備えた患者管理システムであって、予め患者の情報を入力する患者情報入力手段と、予め診察者の予定情報を入力する予定情報入力手段と、前記患者の診療タイミングを検出するタイミング検出手段と、を具備し、前記画像診断装置は、前記タイミング検出手段で検出された診療タイミングで、前記患者情報入力手段で入力された当該患者の情報、若しくは前記記憶装置に記憶されている当該患者の情報を読み出し、前記画像表示装置に表示させるように切り替える切り替え制御手段を具備することを特徴とする。
本発明によれば、医療従事者の実臨床の妨げにならないよう、必要最低限のコンピュータ操作で、診療中には当該患者の情報がタイミング良く閲覧でき、コンピュータの陳腐化に大きく影響を受けることのない、患者管理装置及び患者管理システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る患者管理システムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示される患者管理システム1を実現するための具体的なブロック構成を示した図である。 スケジュール入出力部12に入力されるスケジュール表の一例を示した図である。 トリガイベント入出力部11に入力されるトリガイベントの一例を示した図である。 本発明の一実施形態に於ける患者管理システムの動作について説明するためのフローチャートである。 (a)はスケジュール表の一例を示した図、(b)はトリガイベントの一例を示した図である。 (a)は患者登録情報の画面を表示した画像表示装置23の例を示した図、(b)検査登録画面を表示した画像表示装置23の例を示した図である。 本発明の一実施形態に於ける患者管理システムの別の動作について説明するためのフローチャートである。 (a)はスケジュール表の一例を示した図、(b)はトリガイベントの一例を示した図である。 患者の情報及び過去画像を表示した画像表示装置23の例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る患者管理システムの概略構成を示すブロック図である。
図1に於いて、本患者管理システム1は、ネットワーク上に、電子カルテシステム10と、クライアント側の画像診断装置201 ,202 ,…と、サーバ側の画像処理装置30であるサーバ本体(サーバ)が接続されている。
電子カルテシステム10は、患者の医療検査情報、診察情報等を記録した装置である。電子カルテシステム10は、後述するように、医師用の診療スケジュールと、患者毎の診療時間等のトリガをサーバ側の画像処理装置30に供給する。サーバ側の画像処理装置30では、これらスケジュールとトリガに従って、各種情報を画像表示装置201 ,202 ,…に出力する。例えば、外来用の画像表示装置201 には、前記スケジュールとトリガに従って画面が遷移され、当該患者情報が転送されて表示される。一方、病棟の診察用の画像表示装置202 には、スケジュールとトリガに従って画像配送及び配送完了通知が出力される。
ところで、一日の診療行為は基本的にはスケジュール化されたものである。例えば、医師Aは、毎週月曜日は外来にて診察し、午後は病棟にて入院患者の診察をする…等である。こうしたスケジュール情報を登録することで、本発明のサービスが提供可能となる。
また、コンピュータを操作する上での必要最低限の操作とは、以下の通りである。例えば、電子カルテシステムの端末を例にとると、当該端末にて当該患者の診療を行う場合には、患者情報の読み込みから開始することになる。患者情報の読み込みとは、患者基本情報(患者番号、姓名、性別、生年月日等)をキーワードに、当日までの診療の記録(診療歴)を表示したり、今後の治療計画を入力したりすることである。この場合、診療歴を表示するまでの操作は決った操作であることから、その操作自体を操作者が実施しなくとも、その画面に遷移することが前記した操作となる。
更に、診療行為が一人の患者毎に行われることを利用して、診察室への入退室のタイミングに基づいて電子カルテシステムの患者基本情報の切り替えを実施する。例えば、患者が所有する電波式の患者識別カード内に記録された患者基本情報を、診察室内に設置したリーダにて読み取り、その情報で電子カルテシステム10を検索することで、診察室内にいる患者の情報だけを検索したり、表示したりすることができる。
図2は、図1に示される患者管理システム1を実現するための具体的なブロック構成を示した図である。
この患者管理システム1は、電子カルテシステム10と、クライアント側の画像診断装置20と、サーバ側の画像処理装置30と、トリガ検出用の検出器15(151 、152 )とから構成されている。
そして、電子カルテシステム10は、トリガイベント入出力部11と、スケジュール入出力部12と、を有して構成されている。
また、クライアント側の画像診断装置20は、トリガイベント受信部21と、UI(ユーザインターフェース)画面制御部22と、画像表示装置(モニタ)23とを有して構成されている。
一方、サーバ側の画像処理装置30は、スケジュール受信部31と、タスク判断部32と、画像到着確認部33と、要求処理部35と、画像処理部37と、画像データ記憶部38と、DVD等の記憶媒体39と、X線フィルム等の記憶媒体40と、制御部42と、を有して構成されている。
尚、クライアント側の画像診断装置20とサーバ側の画像処理装置30とで、モダリティシステム45を構成している。
前記トリガイベント入出力部11は、基本的に患者の情報を入出力するためのもので、例えば診療時間の開始や終了についての情報が入力される。一方、スケジュール入出力部12は、医師のスケジュールに関する予定情報等を入出力するためのものである。尚、図示されないが、電子カルテシステム10内に、入力操作の際に情報を参照する画面表示装置(モニタ)を有していてもよい。
前記検出器15(151 、152 )は、前記トリガイベント入出力部11に対応した診療業務用のトリガを検出するためのものである。図2に示される例の場合、後述するように、検出器151 は患者が診療室に入退室したことを検出するためのものであり、検出器152 は医師が病棟内の患者の診療の開始、終了を検出するためのものである。例えば、診察券等の磁気カードやIDカードが、これらの検出器15で検出されるとトリガが入って後述するタスク判断部32に出力されるようになっている。
前記トリガイベント受信部21は、前述した電子カルテシステム10のトリガイベント入出力部11からの信号を受信するためのものである。このトリガイベント受信部21で受信された信号は、後述するタスク判断部32及び要求処理部35に出力される。UI画面制御部22は、サーバ側の画像処理装置30から送られてきた画像データを、画像表示装置23に表示するために制御する。画像表示装置23は、UI画面制御部22を介して、前記サーバ側の画像処理装置30から送られた画像データに基づいた画像を画面に表示するためのものである。尚、前記UI画面制御部22は、画像表示装置23に画像を表示するための制御を行うものであり、種々の画像処理は、後述するサーバ側の画像処理部37にて行われる。
また、画像表示装置23はクライアント側の画像診断装置20内で画像表示用として使用されるものであるが、図示されないが電子カルテシステム10のモニタと兼用して使用するものであってもよい。この場合、医師の操作により画面が切り替えられるようにする。
前記スケジュール受信部31は、電子カルテシステム10内のスケジュール入出力部12より供給された診療スケジュールのデータを受信するものである。タスク判断部32は、前記スケジュール受信部31、トリガイベント受信部及び検出器151 、152 からの信号に基づいて、画像到着確認部33から出力された画像データをUI画面制御部22に出力する。このタスク判断部32は、切り替え制御手段として機能する。
画像到着確認部33は、後述する要求処理部35によって要求された画像が、記憶媒体から送信されたか否かを確認するためのものである。
要求処理部35は、前記スケジュール受信部31からのスケジュール応答信号とトリガイベント受信部21からの応答信号に基づいて、各種記憶媒体に対して必要なデータを要求する。これらは、例えば、画像転送要求、CDRやDVDの作成要求、プリント要求等である。画像処理部37は、要求処理部35によって各期億媒体から読み出された画像に対して、例えば3次元画像処理、計測処理等を行って前記画像到着確認部33に出力する。
画像データ記憶部38、記憶媒体39、記憶媒体40は、要求処理部35を通じて要求された、画像、DVD、プリント等に対応したデータが記憶されている。制御部42は、これら画像処理装置30内の各部の制御動作や判定等を行うものである。
尚、クライアント側の画像診断装置20、サーバ側の画像処理装置30は、本実施形態に於いてはパーソナルコンピュータで構成される。
図3は、スケジュール入出力部12に入力されるスケジュール表の一例を示した図である。スケジュール表からは、時刻、場所、医師名、業務内容等が取得される。図3の例によると、医師Aは、2008年6月20日の午前中は外来診療を行い、モダリティシステム45としては患者の登録を行う。また、医師Aは、同日の午後は病棟の3階にて診察を行い、モダリティシステム45としては画像を準備する、という予定となっている。更に、図3のスケジュール表には示されていないが、例えば、画像の準備に合わせてDVDを作成する等、そのときに行う業務が列挙されていてもよい。
図4は、トリガイベント入出力部11に入力されるトリガイベントの一例を示した図である。トリガイベントでは、当該患者の属性が、その診療開始から終了までの時間保持される。図4の例では、患者のID番号、入室時刻、退室時刻が示されている。この場合、退出時刻が表示されていないので、入室した当該患者が退室していないことを表している。
次に、図5乃至図10を参照して、本実施形態に於ける患者管理システムの動作について説明する。
初めに、図5のフローチャートを参照して、ある特定の日の患者管理の動作について説明する。
本シーケンスが開始されると、先ず、ステップS1に於いて、スケジュールの取り込みが行われる。このスケジュール取り込みは、電子カルテシステム10内のスケジュール入出力部12によって行われる。次いで、ステップS2にて医師の診療業務が特定される。
こうしたスケジュール表は、例えば、図6(a)に示されるように、特定される。この場合、スケジュール表51では、担当医が医師Aで、日付が本日、時刻は午前中、そして場所は外来診療であることがわかる。そして、その業務内容として、患者登録、検査登録が必要であることがわかる。これらのスケジュール表51に従ったデータが、スケジュール入出力部12からスケジュール受信部31に出力される。
次に、ステップS3に於いて、トリガイベント入出力部11によってトリガ情報が取り込まれる。次いで、ステップS4にて、前記トリガイベントによって患者の属性が取り込まれる。
例えば、図6(b)に示されるように、トリガイベント52として、患者のID番号、患者の名前、患者の生年月日等が入力される。そして、患者の診療室への入退室時間に合わせて、診療開始時刻と診療終了時間が、それぞれのデータとして入力される。このデータが入力されるのは、例えば検出器151 が、当該患者の診察カード(IDカード)を検出した際に行われる。これにより、例えば、図6(b)に示されるように、診療開始データに“8:30”が入力される。
そして、前記スケジュール受信部31からの信号とトリガイベント受信部21からの信号により、要求処理部35の動作が開始されて、ステップS5の患者登録アプリケーションが起動される。この患者登録アプリケーションに従って、画像データ記憶部38、記憶媒体39、記憶媒体40から、患者登録情報の画面が読み出されて、画像到着確認部33に供給される。この画像到着確認部33にて画像が送られたことが確認されたならば、タスク判断部32に出力される。タスク判断部32では、前述したスケジュール受信部31からの信号とトリガイベント受信部21からの信号を参照して、入手した画像が該当するものであるか否かが判断される。その結果、該当する画像、この場合患者登録情報の画像であれば、ステップS6にてUI画面制御部22に転送される。
その後、ステップS7にて、患者登録情報画像が画像表示装置23に表示されると共に、転送を完了したことが通知される。
図7(a)は、このようにして得られた患者登録情報の画面を表示した画像表示装置23の例を示した図である。この患者登録情報の画面を、図7(b)に示される検査登録画面に切り替える場合は、図示されない切り替えスイッチ等により行われるようにする。
次に、図8のフローチャートを参照して、ある特定の日の患者管理の別の動作について説明する。
本シーケンスが開始されると、先ず、ステップS11に於いて、スケジュールの取り込みが行われる。このスケジュール取り込みは、電子カルテシステム10内のスケジュール入出力部12によって行われる。次いで、ステップS12にて医師の診療業務が特定される。
例えば、このスケジュール表が、図9(a)に示されるように特定される場合、スケジュール表54では、担当医が医師Aで、日付が本日、時刻は午後、そして場所は病棟3階であることがわかる。そして、その業務内容として、患者の過去画像を参照することがわかる。これらのスケジュール表54に従ったデータが、スケジュール入出力部12からスケジュール受信部31に出力される。
次に、ステップS13に於いて、サーバ側の画像処理装置30にて、前記過去画像の準備が開始される。次いで、ステップS14にて、画像参照アプリケーションが起動される。この画像参照アプリケーションに従って、画像データ記憶部38、記憶媒体39、記憶媒体40から、画像情報が読み出されて、画像到着確認部33に供給される。この画像到着確認部33にて画像が送られたことが確認されたならば、タスク判断部32に出力される。タスク判断部32では、前述したスケジュール受信部31からの信号とトリガイベント受信部21からの信号を参照して、入手した画像が該当するものであるか否かが判断される。その結果、該当する画像であれば、ステップS15にて、画像準備が完了したことが通知される。
その後、ステップS16にて、トリガイベント入出力部11によってトリガ情報が取り込まれると、続くステップS17にて、このトリガ情報により対象患者の画面に、画像表示装置23の画面が切り替わる。
例えば、図9(b)に示されるように、トリガイベント55として、患者のID番号、患者の名前、患者の生年月日等が入力されている。そして、医師の移動に合わせて、診療開始時刻と診療終了時間が、それぞれのデータとして入力される。このデータが入力されるのは、例えば医師がナース・ステーションに立ち寄るタイミングや、患者のベッドサイドに来たタイミング等が考えられるので、これらの位置配置された検出器152 で検出される。これにより、例えば、図9(b)に示されるように、診療開始データに“14:00”が入力されたトリガイベント52が、トリガイベント受信部21に送られる。
図10は、このようにして得られた患者の情報及び過去画像を表示した画像表示装置23の例を示した図である。この画面では、患者の属性としてID番号、名前と共に、過去画像が表示されている。
前述した例では、医師Aの診療スケジュールは、午後に病棟での診療を行うことになっている。ここで、例えば、診療スケジュールが、医師Aは14時に病棟3階で診療を開始する予定になっているものとする。この場合、14時になったならば、それ以前まで利用されていた過去のデータは削除され、14時より使用されるデータのみがクライアント側の画像診断装置20に格納されるように、データの転送が行われる。
また、現在画像表示装置23に表示されている情報の次に必要な情報は、予めスケジュール入出力部12より予定情報として入力されているので、該当する時間までに、画像データ記憶部38、記憶媒体39、記憶媒体40から読み出されている。したがって、トリガ検出器151 、152 からトリガが入力されたタイミングで、これらの読み出された情報が画像表示装置23に表示されるようになる。
前述した実施形態によれば、電子カルテシステムとの連携による医師のスケジュールを取り込みながら、且つ、患者の診療室への入退室のタイミングにより、患者属性情報のみならず、過去画像の配送制御をサーバ側にて実施することで、シンクライアント画像システムのように、診療室に設置された比較的安価な端末に於いて、医師の手を煩わせることなく、タイミングよく医療情報を操作したり個人情報の保護をすることができる。
尚、前述した実施形態では、検出器151 、152 からのトリガはサーバ側の画像処理装置30に送信されるとして説明したが、これに限られるものではなく、クライアント側の画像診断装置20にてトリガを受けるようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能であるのは勿論である。
更に、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、或いは実施形態に示される構成要件が幾つか組合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明によれば、医療従事者の実臨床の妨げにならないよう、コンピュータ操作は必要最低限の操作で可能であり、診療中には当該患者の情報がタイミング良く閲覧でき、コンピュータの陳腐化に大きく影響を受けることのない、患者管理装置及び患者管理システムが得られる。
1…患者管理システム、10…電子カルテシステム、11…トリガイベント入出力部、12…スケジュール入出力部、15(151 、152 )…検出器、20…クライアント側の画像診断装置、21…トリガイベント受信部、22…UI画面制御部、23、231 、232 …画像表示装置(モニタ)、30…サーバ側の画像処理装置、31…スケジュール受信部、32…タスク判断部、33…画像到着確認部、35…要求処理部、37…画像処理部、38…画像データ記憶部、39、40…記憶媒体、42…制御部、45…モダリティシステム。

Claims (6)

  1. 予め患者の情報を入力する患者情報入力手段と、
    予め診察者の予定情報を入力する予定情報入力手段と、
    前記患者の診療タイミングを検出するタイミング検出手段と、
    少なくとも画像情報を含む記憶手段と、
    前記患者情報入力手段で入力された当該患者の情報、若しくは、前記記憶手段から当該患者の情報を読み出し、前記予定情報入力手段で入力された前記診察者の予定情報に基づいて、前記タイミング検出手段で検出された診療タイミングで、出力する情報を切り替える切り替え制御手段と、
    前記切り替え制御手段により切り替えられた情報を表示する画像表示手段と、
    を具備することを特徴とする患者管理装置。
  2. 前記切り替え制御手段は、切り替えられる以前の前記画像表示手段に表示されていた情報を削除することを特徴とする請求項1に記載の患者管理装置。
  3. 前記切り替え制御手段は、前記予定情報入力手段により入力された前記予定情報に従って予定時刻の前に、前記患者情報入力手段で入力された当該患者の情報、若しくは前記大容量記憶装置に記憶されている当該患者の情報を読み出しておくことを特徴とする請求項1に記載の患者管理装置。
  4. 前記タイミング検出手段は、前記患者が特定の場所に存在する時間を検出することを特徴とする請求項1に記載の患者管理装置。
  5. 前記タイミング検出手段は、前記患者の診療時間を検出することを特徴とする請求項4に記載の患者管理装置。
  6. 少なくとも画像情報を含む記憶装置を有する画像処理装置と、前記画像処理装置から転送された前記画像を表示する画像表示装置を有する画像診断装置と、を備えた患者管理システムであって、
    予め患者の情報を入力する患者情報入力手段と、
    予め診察者の予定情報を入力する予定情報入力手段と、
    前記患者の診療タイミングを検出するタイミング検出手段と、
    を具備し、
    前記画像診断装置は、前記タイミング検出手段で検出された診療タイミングで、前記患者情報入力手段で入力された当該患者の情報、若しくは前記記憶装置に記憶されている当該患者の情報を読み出し、前記画像表示装置に表示させるように切り替える切り替え制御手段を具備する
    ことを特徴とする患者管理システム。
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JP2014139722A (ja) * 2013-01-21 2014-07-31 Toshiba Corp 携帯情報端末及び医療情報提供システム

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