JP6584702B1 - 診療支援装置、診療支援方法及び診療支援プログラム - Google Patents

診療支援装置、診療支援方法及び診療支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】医師の診療の業務を支援する。【解決手段】診療支援装置は、依頼データを受け付ける受付部と、患者データと関連データを記憶部から読み出し、当該患者データから、患者の識別子と関連付けられる疾患の種別を抽出するとともに、当該関連データにおいて医用画像の取得と関連付けて患者が受ける必要がある検査の種別を抽出する抽出部と、抽出部が抽出した検査を患者が実施済みか否かを判定する判定部と、判定部で患者が検査を実施していないと判定されると、依頼医に、患者は必要な検査が未実施である旨を通知する第1通知部と、読影医から、患者の医用画像の読影の読影結果を受信すると、当該読影結果を患者データに登録する登録部と、患者データに読影結果が登録されると、依頼医に、新たな読影結果が登録された旨を通知する第2通知部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、医用画像の読影が必要な患者の診療の際に医師を支援する診療支援装置、診療支援方法及び診療支援プログラムに関する。
患者の治療診断において、患者を担当する担当医のみではなく、他の医師でも確認が必要になることがある。例えば、放射線画像等の読影は、特殊な技術や経験を要するため、専門の読影医によって行われる。このような場合、患者の担当医である依頼医が読影医に放射線画像等の読影を依頼し、読影医から得られた読影結果を依頼医が確認する。ところが、読影がされた後、読影結果自体が依頼医によって長期間に渡り未読である場合や、読影結果の一部が未読であることが社会問題となっている。これは、例えば、検査機器の発展に伴い、検査機器で得られる画像枚数等の検査結果が増大したことで、検査結果の見落としが生じ易くなったことも原因の一つとして考えられる。また、医師が多数の病院を掛け持ちして勤務したり、医師が勤務する病院の変更が頻繁に起こることも原因の一つとなっている。このような読影結果の未読が発生した場合、患者の重要な疾患または疾患の疑いが患者に知らされずに放置されることとなり、必要な治療や処置が遅れる恐れもある。
例えば、読影医による読影結果において患者に対して緊急な対応が必要であると判定したとき、読影結果である読影レポートに基に作成されたメッセージを依頼医の端末に送信する技術がある(例えば、特許文献1参照)。例えば、医師が複数の病院を掛け持ちして勤務する場合、各病院で使用する端末が異なることもある。したがって、この特許文献1に記載される方法の場合、端末に送信されたメッセージ自体が未読の状態が長く続き、重要な読影レポートであっても早期に確認がされない恐れがある。
特開2009−75927号公報
上記に鑑み、本発明は、医用画像の読影が必要な患者の診療の際に、読影結果の確認を促すことで読影結果の未読を防止し、医師を支援する診療支援装置、診療支援方法及び診療支援プログラムを提供する。
本開示に係る診療支援装置は、患者の識別子を含み、患者を担当する依頼医から医用画像を読影する読影医に患者の医用画像の読影を依頼する依頼データを受け付ける受付部と、患者の識別子と、患者が実施済みの検査の種別とが関連付けられる患者データを患者データ記憶部から読み出すとともに、疾患の種別と、当該疾患を有する患者が医用画像の取得と関連付けて必要な検査の種別とが関連付けられる関連データを関連データ記憶部から読み出し、当該患者データから、患者の識別子と関連付けられる疾患の種別を抽出するとともに、当該関連データにおいて医用画像の取得と関連付けて患者が受ける必要がある検査の種別を抽出する抽出部と、抽出部が抽出した検査を患者が実施済みか否かを判定する判定部と、判定部で患者が検査を実施していないと判定されると、依頼医に、患者は必要な検査が未実施である旨を通知する第1通知部と、読影医から、患者の医用画像の読影の読影結果を受信すると、当該読影結果を患者データに登録する登録部と、患者データに読影結果が登録されると、依頼医に、新たな読影結果が登録された旨を通知する第2通知部とを備える。
本開示の診療支援装置、診療支援方法及び診療支援プログラムによれば、医用画像の読影が必要な患者の診療の際に、医師を支援することができる。
診療支援システムの構成を示す概略図である。 診療支援装置の構成を示すブロック図である。 診療支援装置で利用する患者データの一例を示すデータ構成図である。 診療支援装置で利用する関連データの一例を示すデータ構成図である。 診療支援装置で利用するグループデータの一例を示すデータ構成図である。 診療支援方法の処理の流れを説明するフローチャートである。 診療支援装置によって依頼医端末に表示される通知の一例である。 診療支援装置によって依頼医端末に表示される通知の他の例である。
本発明は、医用画像の読影が必要な診療の際に、医用画像の取得に先立って必要な検査が実行されていない場合にその旨を医師に通知し、また、読影医による読影結果の未読状態について依頼医に通知することで、医師を支援するものである。以下に、図面を用いて本発明の実施形態に係る診療支援装置、診療支援方法及び診療支援プログラムについて説明する。また、以下の図において、同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本出願において、「医用画像」は、放射線画像、心電図、内視鏡画像等の、治療診断で利用される画像である。また、放射線画像には、X線写真、CT画像、MRI画像、ラジオアイソトープ画像、超音波画像、血管造影画像等を含む。以下では、医用画像は「放射線画像」であるものとして説明する。
「読影」は、医用画像を見て、医師が画像診断を行うことを意味する。
「読影医」は、医用画像を読影する医師を意味する。例えば、放射線科医が、放射線画像を読影する読影医である。
「依頼医」は、医用画像の読影を読影医に依頼する患者の診療や治療診断を担当する医師を意味する。
〈診療支援システム〉
図1に示すように、本発明の実施形態に係る診療支援装置10は、診療支援システム1に含まれ、ネットワーク40を介して依頼医によって操作される依頼医端末20a、読影医によって操作される読影医端末20b、医用画像を取得する画像取得装置30と接続される。例えば、この診療支援装置10、依頼医端末20a、読影医端末20b及び画像取得装置30は、病院内に設置される。なお、診療支援装置10、依頼医端末20a、読影医端末20b及び画像取得装置30は、同一の病院内に設置されてもよいし、異なる病院に設置されてもよい。また、診療支援装置10は病院内に設置されていなくてもよい。
《依頼医端末》
依頼医端末20aは、患者の治療診断のためのデータの記録や確認のため、依頼医によって利用される情報処理装置である。依頼医端末20aは、ネットワーク40を介して診療支援装置10で記憶されるデータにアクセスして患者の情報を確認したり、治療診断の結果等の新たな情報を診療支援装置10の記憶部に追加することができる。例えば、依頼医端末20aは、操作やデータの入力に利用される操作ボタン、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力部21、ディスプレイ、プリンタ等の出力部22、データの処理を実行する中央処理装置(CPU)等の制御部23、ROMやRAM等の記憶部24、及びネットワーク40を介して外部の装置との間でデータの送受信を実行する通信部25を有する。なお、図1では、診療支援装置10に接続される依頼医端末20aの数は、1台の例で示すが、診療支援装置10に接続される依頼医端末20aの数は限定されない。
《読影医端末》
読影医端末20bは、患者の医用画像および状況等の確認や読影結果の記録のため、読影医によって利用される情報処理装置である。読影医端末20bは、ネットワーク40を介して診療支援装置10で記憶されるデータにアクセスして患者の医用画像データを確認したり、医用画像データを読影した結果を診療支援装置10の記憶部に追加することができる。この読影医端末20bも、例えば、依頼医端末20aと同様に、入力部21、出力部22、制御部23、記憶部24及び通信部25を有する。なお、図1では、診療支援装置10に接続される読影医端末20bの数は、1台の例で示すが、診療支援装置10に接続される読影医端末20bの数は限定されない。
《画像取得装置》
画像取得装置30は、患者の医用画像データとして放射線画像を取得する装置であって、図示は省略するが、放射線出力部、検出部、画像構成部、操作入力部等を備える。ここでは、画像取得装置30で取得された医用画像データは、ネットワーク40を介して診療支援装置10に送信され、記憶されるものとして説明する。なお、図1では、診療支援装置10に接続される画像取得装置30の数は、1台の例で示すが、診療支援装置10に接続される画像取得装置30の数は限定されない。
〈診療支援装置〉
図2に示すように、実施形態に係る診療支援装置10は、受付部111、抽出部112、判定部113、第1通知部114、依頼部115、登録部116及び第2通知部117を備える。また、診療支援装置10は、データの処理を実行するCPU等の制御部11、ネットワークを介して外部の装置等との間でデータの送受信を実行する通信部12、データを記憶するRAMやROM等の記憶部13、データの入力に利用される入力部14及びデータの出力に利用される出力部15を備える。
診療支援装置10は、記憶部13に記憶される診療支援プログラムPが実行されることで、制御部11が受付部111、抽出部112、判定部113、第1通知部114、依頼部115、登録部116及び第2通知部117としての処理を実行する。
記憶部13は、図2に示すように、診療支援プログラムPの他、医師の診療を受ける患者に関する情報である患者データD1、診療対象の疾患に対して受ける検査と必要な検査に関する情報である関連データD2、得られた放射線画像の画像データD3及び各医師に関連付けられるユーザである他の医師の情報に関するグループデータD4を記憶する。
なお、診療支援装置10は、複数のコンピュータで構成されていてもよい。例えば、データの一部が、他の装置に記憶されており、そのデータを読み出すように構成されていてもよい。例えば、患者データD1及び画像データD3が外部の記憶装置に記憶されており、診療支援装置10がこれらの記憶装置からデータを読み出して利用する構成であってもよい。
患者データD1は、病院で診療診断に利用される患者の種々の情報で構成されるデータである。ここでは、患者データD1は、患者の識別子と、患者が実施済みの検査の種別とが関連付けられものとする。図3に一例を示す患者データD1は、患者を識別する『患者ID』と、患者の治療診断の対象である『疾患種別』と、その治療診断を担当する医師を識別する『医師ID』と、患者が実施した検査を特定する『検査種別1』及び『検査種別2』と、各検査が実行された日付である『実施日』と、読影医による読影の結果である『読影結果1』及び『読影結果2』と、各読影結果が医師によって確認されたか否かを示す『確認フラグ1』及び『確認フラグ2』とを関連づけるデータである。
例えば、患者ID「P01」の患者は、疾患の種別が「AA」であり、「D01」で識別される医師に担当され、「採血01」を実施済みであり、医用画像の読影結果が「既読」であることがわかる。
また、患者データD1患者ID「P05」の患者は、複数のレコードを有し、疾患の種別「DD」について医師ID「D04」で識別される医師に担当され、疾患の種別「EE」について医師ID「D05」で識別される医師に担当されることがわかる。これは、1人の患者が複数の疾患を有する場合もあり得るためである。
患者データD1の構成は、図3に示す構成に限定されない。図3では、「検査種別1」及び「検査種別2」の2種類の種別のみ示し、それ以上の検査については「種別」、「実施日」等の図示を省略する。また、患者データD1は、読影結果を既読した日時や、読影結果を既読したユーザの識別子(例えば、医師ID)を含んでもよい。なお、図3に示す例では、「患者ID」のみを含むが、患者の氏名、年齢、性別等の属性情報は、治療診断において重要な情報である。したがって、患者データD1は、患者の属性情報を含むことが好ましい。
また、例えば、画像取得についても検査の一種であるため、患者データD1は、採血等の検査と同等の項目で扱うようにしてもよい。その他、患者は複数の疾患を有する場合もあるため、患者データD1は、一人の患者に対して、複数の疾患を関連づけることが可能であり、各疾患に対して検査種別、読影結果、確認フラグ等を関連づけるようにしてもよい。また、患者データD1では、特定の項目のデータについては、その項目のデータにアクセスするためのアドレスが関連付けられていてもよい。さらに、例えば、患者データD1は、電子カルテ等を含む医療情報表示装置で利用される情報を利用してもよい。
さらに、患者ID「P05」の患者の場合のように複数の疾患を有する場合、1人の患者に複数の疾患と、各疾患に対する検査結果等が関連付けられていれば、患者データD1は、図3に示すデータ構成に限定されない。
関連データD2は、疾患の種別と、疾患を有する患者が医用画像の取得と関連付けて、例えば、医用画像の取得の前に必要な検査の種別とが関連付けられるデータである。図4に一例を示す関連データD2は、疾患の種別である『疾患種別』と、この疾患の患者が受ける必要がある検査の種別である複数の『検査種別』と、各検査を受ける時期的条件を特定する『タイミング』とを関連付ける。
例えば、図4に示す関連データD2は、「AA」の疾患の患者及び「AB」の疾患の患者は、「CT検査1」を受ける必要があり、その検査は「採血01の後」に受ける必要があることを規定する。
また、関連データD2は、疾患の種別に、当該疾患の患者が定期的に受ける必要のある定期検査の種別を関連づけてもよい。例えば、図4の関連データD2は、「AC」の疾患の患者は、「CT検査2」を受ける必要があり、その検査は「採血01及び心電図01の後」に受ける必要があることを規定する。さらに、図4の関連データD2「AC」の疾患の患者は、「採血11」を受ける必要があり、その検査は「2か月毎」に受ける必要があることを規定する。
なお、図4では、各疾患に2種類を検査及びタイミングを関連付けることができるものとして示すが、各疾患に関連付けられる検査及びタイミングの数は限定されない。また、関連データD2の構成も、図4に示す構成に限定されない。具体的には、各疾患で受ける必要のある検査の種別とその時期的条件が関連付けを特定することができればよい。
画像データD3は、画像取得装置30で取得された医用画像データであって、読影医の読影の対象のデータである。この画像データD3は、例えば、患者IDと関連づけられ、依頼医端末20aや読影医端末20bで読み出されて確認される。
グループデータD4は、複数の医師を関連付けるデータである。図5に示すグループデータD4は、医師ID「D01」には、他の医師の識別子である医師ID「D11」及び「D31」の医師と、グループの識別子であるグループID「G01」が関連付けられる例である。この他の医師とは、例えば、対象の医師が研修医である場合には、指導医である。また例えば、同じ診療科に属する医師である。また、グループとは、対象の医師の所属するグループである。後に詳述するが、例えば、医師ID「D01」の医師に通知をしてもその通知に関連するデータが未読のままである場合、このグループデータD4で、「D01」と関連付けられる「D11」に同じ通知がされ、データの確認が促される。
なお、グループデータD4の構成も、図5に示す構成に限定されない。対象の医師によってデータが確認されない場合に対象の医師の代わりにデータの確認を促す他のユーザを特定するため、医師に他のユーザが関連づけられていればよい。
受付部111は、患者の識別子及び患者が現在有する疾患の種別又は疑わしいと考えられる疾患の種別(本願では、単に「疾患の種別」とする)を含み、患者を担当する依頼医から、前記患者の医用画像の取得する操作者への医用画像の取得の依頼及び前記医用画像を読影する読影医への前記患者の医用画像の読影の依頼である依頼データを受け付ける。なお、受付部111は、医用画像の取得を依頼する依頼データと医用画像の読影を依頼する依頼データとを別々に受け付けることも考えられる。
抽出部112は、記憶部13から患者データD1及び関連データD2を読み出す。また、抽出部112は、患者データD1から、依頼データに含まれる患者の識別子と関連付けられる疾患の種別を抽出する。さらに、抽出部112は、関連データD2において医用画像の取得前に患者が受ける必要がある検査の種別を抽出する。なお、ここでは、「医用画像の取得前」として説明するが、医用画像の取得前に限定する必要はなく、医用画像の取得と関連付けて取得されればよい。例えば、時間的には、その医用画像の取得後であってよい場合もある。
例えば、図3に示す患者データD1及び図4に示す関連データD2の例で、依頼データに含まれる患者の識別子である患者IDが「P01」であるとする。このとき、抽出部112は、患者データD1から、患者ID「P01」と関連付けられる疾患種別「AA」を抽出する。また、抽出部112は、関連データD2から、疾患種別「AA」と関連付けられる検査種別「CT検査1」及び当該検査のタイミング「採血01の後」を抽出する。
また、抽出部112は、関連データD2から、前記患者の疾患の種別と関連づけられる定期検査の種別を抽出してもよい。
例えば、図3に示す患者データD1及び図4に示す関連データD2の例で、依頼データに含まれる患者の識別子である患者IDが「P04」であり、抽出部112が患者データD1から疾患種別「CD」を抽出しとき、関連データD2から疾患種別「CD」と関連付けられる検査として「MRI検査1」とともに、定期検査「採血11」も抽出する。例えば、疾患によっては採血等により状態を確認して服用する薬の変更が必要なものもある。この場合に患者が数ヶ月(例えば、6ヶ月等の疾患や患者の状況等に応じて定められる期間)採血をしていない場合、服薬が不適切となるおそれもある。このような状況は、読影時の判断にも影響を与えることもあるため、採血等の必要な検査を促すことで、最終的に適切な読影結果を得ることが可能となる。
判定部113は、抽出部112が抽出した検査を医用画像の取得及び読影の依頼がされた患者が実施済みか否かを判定する。医用画像の取得の際に、画像の取得時期の患者の状態を特定する何等かの値が必要な場合がある。例えば、読影の際に、医用画像取得時に、その時期の採血で得られる値、心電図検査で得られる値等、他の健康状態を特定する値を見る必要がある場合がある。したがって、判定部113は、依頼データを受け付けたタイミングで、これから医用画像の読影の対象となる患者が、このような検査がされているか否かを判定する。
仮に、図3の患者データD1及び図4の関連データD2の例で、患者ID「P01」に対し、抽出部112で疾患種別「AA」、検査種別「CT検査1」、タイミング「採血01の後」が抽出された場合、判定部113は、患者ID「P01」の患者が「採血01」を実施済みか否か判定する。すなわち、判定部113は、図3の患者データD1において、患者ID「P01」の患者と関連付けられる『検査種別』として「採血01」があるか否かを判定する。
なお、医用画像の取得のタイミングでこのような検査がされていればよいため、仮に、依頼データを受信した時点で検査がされていない場合であっても、医用画像データの取得のタイミングまでに検査がされていればよい。したがって、例えば、依頼データで、医用画像データの取得に関する予約の依頼として取得タイミングを含んでいるとき、これにより指定される取得タイミングより前に、必要な検査の予約がされている場合にも、判定部113は、実施済みと判定することができる。
また、判定部113は、抽出部112が定期検査の種別を抽出したとき、患者データD1から、患者が定期検査を実施から所定期間経過したか否かを判定してもよい。
例えば、図3の患者データD1及び図4の関連データD2の例で、患者ID「P04」に対し、抽出部112で疾患種別「CD」とともに、定期検査の種別「採血11」、タイミング「6か月毎」が抽出された場合、判定部113は、患者データD1を用いて、患者ID「P04」の患者が「採血11」を前回実施後、6か月経過したか否かを判定する。
第1通知部114は、判定部113で患者が医用画像取得前に必要な検査を実施していないと判定されると、依頼医に、患者は必要な検査が未実施である旨を通知する。すなわち、第1通知部114は、依頼医端末20aに必要な検査が未実施である旨の通知データを送信する。このような状態で医用画像データを取得しても、これを用いて正確に診断することができない恐れがあり、無駄に医用画像を取得することとなるが、診療支援装置10では、このような通知をすることにより、無駄な医用画像の取得を事前に防止することができる。
また、第1通知部114は、判定部113で患者が必要な定期検査を実施後、所定期間経過したと判定されると、依頼医に患者が定期検査を実施する必要がある旨を通知する。すなわち、第1通知部114は、依頼医端末20aに、定期検査が未実施の通知データを送信する。これにより、診療支援装置10では、定期検査の未実施も防止することができる。
この定期検査の未実施の通知は、例えば、受付部111が依頼データを受け付けたタイミングであってもよいが、抽出部112が、定期的なタイミング(例えば、2週間毎)で患者データD1及び関連データD2を読み出し、判定部113がこれに応じて各患者について定期検査を実施しているか否かを判定するようにしてもよい。これにより、定期検査の未実施をより確実に防止することが可能となる。
依頼部115は、判定部113で患者が医用画像の取得のための事前検査を実施していたと判定されると、医用画像を取得する画像取得装置の操作者に医用画像データの取得を依頼するデータを送信し、読影医に読影を依頼するデータを送信する。なお、事前検査が実施されていない場合であっても、依頼部115は、第1通知部114による未実施の旨を依頼医に通知後に、読影医に読影を依頼するデータを送信してもよい。また、事前検査が実施されていない場合には、第1通知部114が依頼医端末20aに未実施の通知データを送信した後、依頼医によってその通知が確認されたと判定した後に、読影医に読影を依頼するデータを送信してもよい。
登録部116は、画像取得装置30から医用画像データを受信すると、医用画像データを患者IDと関連付けて記憶部13に登録する。また、登録部116は、読影医端末20bから、患者の医用画像の読影の読影結果を受信すると、読影結果を患者データD1に登録する。
第2通知部117は、患者データD1に読影結果が登録されると、依頼医に、新たな読影結果が登録された旨を通知する。具体的には、第2通知部117は、依頼医端末20aに、読影結果が登録された旨の通知データを送信する。
また、第2通知部117は、読影結果が未読である場合に新たな読影結果が未読である旨を通知する。例えば、第2通知部117は、通知を送信後、所定時間(例えば、「1週間」、「24時間」等)経過後も読影結果が未読である場合、再度、新たな読影結果が未読である旨の通知データを送信してもよい。また、第2通知部117は、読影結果が未読である場合、定期的(例えば、「一週間」、「24時間」毎等)に、未読の読影結果がある旨の通知データを送信してもよい。
なお、この第2通知部117が通知データを再度送信するための起因とする「所定期間」は、結果内容によって異なるものとすることができる。この場合、例えば、患者データD1において、「確認フラグ」とともに、通知データの再送の起因となる「所定期間」を関連付けることが考えられる。
例えば、依頼医端末20aを介して依頼医により設定することもできる。これにより、依頼医自身が自身のスケジュール等に応じて未読の通知のタイミングを管理することができる。また、読影医端末20bを介して読影医により設定することもできる。これにより、例えば、至急対応が必要な結果については期間を短くし、緊急性のない読影結果については期間を長くする等、読影医が読影結果に応じて柔軟に設定することができる。さらに、初期の「所定期間」が設定されており、依頼医又は読影医の少なくともいずれかによっても「所定期間」を設定することができるようにし、その複数の期間のうち、最も短い期間で通知のタイミングを管理するようにしてもよい。この場合にも、例えば、早期に確認が必要な読影結果については、早期に繰り返し確認を促すことができる。
また例えば、第2通知部117は、依頼医が利用する端末で特定のプログラムが実行されたタイミングで、未読の読影結果がある場合、読影結果が未読である通知データを依頼医端末20aに送信し、出力部22であるディスプレイに表示させてもよい。具体的には、依頼医が、この診療支援装置10を実行するプログラムにログインしたタイミングでディスプレイに通知データをポップアップ表示させてもよい。
また、第2通知部117は、読影結果が未読である場合に依頼医と関連づけられる他のユーザに、新たな読影結果が未読である旨を通知してもよい。ここで、ユーザは、医師であっても、グループであっても良い。すなわち、読影結果の中には、患者の健康を維持するために、早期に確認が必要なものもある。依頼医が病院を長期間に不在にしたり、所属する病院が変更になる等の理由により、読影結果が確認されない状態が続くと、患者の治療診断に影響を及ぼす恐れが生じる。これを防ぐため、新たな読影結果が依頼医によって未読である場合、この依頼医と関連付けられる他の医師等のユーザに読影結果の確認を促すことで、早期な確認を実現することができる。
この他のユーザとは、上述したように、例えば、依頼医が研修医である場合には、その指導医である。また例えば、他のユーザとは、依頼医が属する病院の医院長や依頼医が属する診療科の医長等のリーダーであってもよい。または、他のユーザとは、依頼医が属する診療科の他の医師や看護師、グループ等であってもよい。
例えば、図5に示すグループデータD3の例で、医師ID「D01」の医師と関連付けられる患者の読影結果が「未読」である場合、第2通知部117は、関連データD2で「D01」と関連付けられるID「D11」、「D31」、「G01」のユーザに通知を送信する。例えば、読影結果に読影結果が作成されたタイミングを含む場合、第2通知部117は、作成時から所定時間(例えば、「一週間」、「24時間」等)経過後に読影結果が未読である場合に送信される。また、第2通知部117は、所定タイミング(例えば、毎日、16時等)に未読である読影結果に対してこのような通知を送信してもよい。
この場合、通知データの再送の起因となる「所定期間」を依頼医以外の依頼医と関連づけられるユーザによって設定するようにしてもよい。例えば、依頼医が不在の場合に、依頼医に代わって関連付けられるユーザが所定期間を設定することで、不在となった依頼医が担当する患者の未読の読影結果の確認がしやすくなる。なお、この場合も、複数の「所定期間」が設定されるとき、複数の期間のうち、最も短い期間で通知のタイミングを管理することができる。また、例えば、依頼と関連付けられるユーザが設定する所定期間は、例えば、グループデータD4に記憶させることができる。このとき、第2通知部117は、患者データD1とともにグループデータD4も参照して読影結果が未読である通知を送信する。
例えば、依頼医が研修医等である場合、第2通知部117は、読影結果がされた旨の通知及び新たな読影結果が未読である通知データを、従来は通知されていなかった上席医である指導医に送信してもよい。これにより、読影結果の未読を防止することが可能となるとともに、研修医の処理に指導医の承認が必要な場合、承認の処理を速やかに受けることを可能とする。
診療支援装置10では、このように、医師に対し、必要な検査の未実施を通知し、また、確認が必要な未読のデータの存在を通知する。したがって、医師は、必要な検査や検査結果の見逃しや見落としを防止することが可能となり、診療支援装置10は、患者の治療における医師の業務を支援することができる。
〈診療支援方法〉
図6に示すフローチャートを用いて、診療支援装置10で実行される実施形態に係る診療支援方法について説明する。まず、診療支援装置10は、依頼医端末20aから画像取得及び読影を依頼する依頼データを受け付ける(S1)。
診療支援装置10は、記憶部13から患者データD1及び関連データD2を読み出し、ステップS1で受け付けた依頼データに基づいて、患者の「疾患種別」及び「検査種別」を抽出する(S2)。
診療支援装置10は、患者データD1を参照し、ステップS2で抽出した検査種別の画像取得前に必要な検査を、患者が実施済みであるか否か判定する(S3)。
患者が画像取得前に必要な検査を実施済みでないとき(S3でNO)、診療支援装置10は、依頼医端末20aに未実施である旨の通知データを送信する(S4)。
また、診療支援装置10は、ステップS3で、必要な検査とともに、定期検査を実施済みであるか否かも判定してもよい。そして、診療支援装置10は、ステップS4で、定期検査の未実施についても通知データを送信してもよい。なお、ステップS4で送信された通知データについては、図7を用いて後述する。
診療支援装置10は、患者が画像取得前に必要な検査を実施済みのとき(S3でYES)、または、ステップS4で通知を送信した後、画像取得装置30に医用画像データの取得を依頼するデータを送信し、読影医端末20bに読影を依頼するデータを送信する(S5)。
診療支援装置10は、画像取得装置30から医用画像データを取得すると、画像データD3として記憶部13に登録する(S6)。
診療支援装置10は、読影医端末20bから読影結果を取得すると、記憶部13で記憶される患者データD1に登録する(S7)。なお、診療支援装置10は、読影医端末20bでの読影のタイミングで、読影医端末20bに対象の患者の患者データD1及び画像データD3を提供する。
診療支援装置10は、ステップS7で新たな読影結果が患者データに登録されると、読影結果の登録を依頼医端末20aに通知データを送信する(S8)。なお、ここで送信された通知データについては、図8を用いて後述する。また、ステップS8では、依頼医端末20aのみに通知データを送信すればよい。
診療支援装置10は、その後、ステップS8で登録した読影結果が未読であるか否かを判定する(S9)。
読影結果が未読でない場合、診療支援装置10は、処理を終了する(S9でNO)。
一方、読影結果が未読である場合(S9でYES)、診療支援装置10は、読影結果の登録を依頼医端末20a及び依頼医と関連付けられるユーザの端末(図示せず)に通知データを送信する(S10)。また、診療支援装置10は、読影結果が既読になるまで、未読の通知を繰り返す。ここで送信される通知データには、ステップS8で送信したデータであってもよく、例えば、図8を用いて後述するデータである。
診療支援方法では、このように、必要な検査の未実施が通知され、また、確認が必要な未読のデータの存在が通知される。したがって、医師は、必要な検査や検査結果の見逃しや見落としを防止することができ、患者の診療が支援される。
《通知データ》
図7を用いて、ステップS4で診療支援装置10によって送信され、依頼医端末20aで表示される通知データの一例について説明する。依頼医端末20aは、診療支援装置10から送信された通知データを受信すると、ディスプレイである出力部22に、例えば、図7に示すような通知データW2を出力する。例えば、依頼医端末20aは、依頼データを送信したとき、対象の患者データD1で構成される画面W1が出力部22に表示されている。そして、依頼医端末20aは、診療支援装置10から依頼データに対する通知データW2を受信すると、受信した通知データW2を画面W1に重ねてポップアップ表示する。この通知データW2に含まれる「採血03が未実施であるメッセージ」及び「定期検査である採血11が未実施であるメッセージ」により、依頼医端末20aを使用する依頼医に、患者の「採血03」及び「採血11」の実施が促される。また、依頼医は、この通知データW2に含まれる「採血03が未実施であるメッセージ」及び「定期検査である採血11が未実施であるメッセージ」を確認すると、入力部21を利用して「閉じる」のボタンbを押下する。これにより、出力部22で表示される通知データW2は、閉じられて出力部22での表示が終了する。
なお、図7に示す例では、通知データW2は、出力部22の右下にポップアップ表示される一例であるが、通知データW2の表示場所やサイズ等の表示方法については限定されない。また、通知データW2の表示場所やサイズは、依頼医端末20a毎に設定可能とすることができる。さらに、通知データW2でのメッセージのフォントのサイズ、レイアウトも依頼医端末20a毎に希望のサイズやレイアウトに変更することができる。
診療支援装置10は、通知データを生成する際、患者データD1に含まれる患者の属性情報として、氏名、年齢及び性別等を含むデータを生成することができる。このとき、通知データW2は、図7に示すように、患者の氏名、年齢及び性別等を含んでもよい。
図8を用いて、ステップS8で診療支援装置10によって送信され、依頼医端末20aで表示される通知データの一例について説明する。図7で上述した例と同様に、依頼医端末20aは、図8に示すような通知データW4を出力部22に出力する。例えば、図8に示すように、依頼医端末20aは、出力部22に何等かの画面W3を表示している場合に通知データW4を受信すると、その画面W3に重ねて通知データW4をポップアップ表示する。この通知データW4に含まれる「読影結果が未読であるメッセージ」により、依頼医端末20aを使用する依頼医に、未読である読影結果の確認が促される。また、依頼医は、この通知データW4に含まれる「読影結果が未読であるメッセージ」を確認すると、入力部21を利用して「閉じる」のボタンbを押下する。これにより、出力部22で表示される通知データW4は、閉じられて出力部22での表示が終了する。
なお、図8に示す例では、通知データW4は、出力部22の右下にポップアップ表示される一例であるが、通知データW4の表示場所やサイズ等の表示方法については限定されない。また、通知データW4の表示場所やサイズは、依頼医端末20a毎に設定可能とすることができる。さらに、通知データW4でのメッセージのフォントのサイズ、レイアウトも依頼医端末20a毎に希望のサイズやレイアウトに変更することができる。
特に、図7で上述した場合と異なり、未読の読影結果が通知されるタイミングは、対象の患者の診察中ではなく、読影結果とは関係のない別の患者の診察中であることもある。この別の患者の診察中に、読影結果が登録された患者の情報を画面に表示すると、この患者の個人情報が別の患者に見られる可能性もある。したがって、このような場合、依頼医端末20aは、患者の属性情報を含む通知データW4のポップアップ表示ではなく、例えば、単にメッセージのみを含む通知データを表示してもよい。
上述したように実施形態に係る診療支援装置、診療支援方法及び診療支援プログラムによれば、依頼が医用画像の読影が必要な診療診断の際、必要な事前検査の未実施を通知したり、読影結果の未読を通知することで、診療診断を支援することができる。
本開示の生産性能評価装置は、例えば、病院において医師による患者の診療の支援に有用である。
1 診療支援システム
10 診療支援装置
11 制御部
111 受付部
112 抽出部
113 判定部
114 第1通知部
115 依頼部
116 登録部
117 第2通知部
12 通信部
13 記憶部
D1 患者データ
D2 関連データ
D3 画像データ
D4 グループデータ
P 診療支援プログラム
14 入力部
15 出力部
20a 依頼医端末
20b 読影医端末
30 画像取得装置
40 ネットワーク

Claims (8)

  1. 患者の識別子を含み、前記患者を担当する依頼医から医用画像を読影する読影医に前記患者の医用画像の読影を依頼する依頼データを受け付ける受付部と、
    患者の識別子と、前記患者が実施済みの検査の種別とが関連付けられる患者データを患者データ記憶部から読み出すとともに、疾患の種別と、当該疾患を有する患者が医用画像の取得と関連付けて必要な検査の種別とが関連付けられる関連データを関連データ記憶部から読み出し、当該患者データから、前記患者の識別子と関連付けられる疾患の種別を抽出するとともに、当該関連データにおいて前記医用画像の取得と関連付けて前記患者が受ける必要がある検査の種別を抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した検査を前記患者が実施済みか否かを判定する判定部と、
    前記判定部で前記患者が前記検査を実施していないと判定されると、前記依頼医に、前記患者は前記必要な検査が未実施である旨を通知する第1通知部と、
    前記読影医から、前記患者の医用画像の読影の読影結果を受信すると、当該読影結果を前記患者データに登録する登録部と、
    前記患者データに前記読影結果が登録されると、前記依頼医に、新たな読影結果が登録された旨を通知する第2通知部と、
    を備える診療支援装置。
  2. 前記患者データは、登録された読影結果が未読又は既読のいずれかを特定するフラグを含み、
    前記第2通知部は、前記読影結果が未読である場合に新たな読影結果が未読である旨を通知する
    請求項1に記載の診療支援装置。
  3. 前記第2通知部は、前記読影結果が未読である場合に前記依頼医と関連づけられる他のユーザに、新たな読影結果が未読である旨を通知する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の診療支援装置。
  4. 前記第2通知部は、前記依頼医が利用する端末で特定のプログラムが実行されたタイミングで、前記通知をディスプレイに表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の診療支援装置。
  5. 前記第2通知部は、前記通知を送信後、所定時間経過後も前記読影結果が未読である場合、再度、前記新たな読影結果が未読である旨を通知する
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1に記載の診療支援装置。
  6. 前記関連データは、疾患の種別に、当該疾患の患者が定期的に受ける必要のある定期検査の種別を関連づけ、
    前記抽出部は、前記関連データから、前記患者の疾患の種別と関連づけられる定期検査の種別を抽出し、
    前記判定部は、前記患者データから、前記患者が前記定期検査を実施から所定期間経過したか否か を判定し、
    前記第1通知部は、前記判定部で前記患者が前記所定期間経過したと判定されると、前記依頼医に前記患者が前記定期検査を実施する必要がある旨を通知する
    請求項1乃至5のいずれか1に記載の診療支援装置。
  7. 診療支援装置の受付部が、患者の識別子を含み、前記患者を担当する依頼医から医用画像を読影する読影医に前記患者の医用画像の読影を依頼する依頼データを受け付ける受付ステップと、
    診療支援装置の抽出部が、患者の識別子と、前記患者が実施済みの検査の種別とが関連付けられる患者データを患者データ記憶部から読み出すとともに、疾患の種別と、当該疾患を有する患者が医用画像の取得と関連付けて必要な検査の種別とが関連付けられる関連データを関連データ記憶部から読み出し、当該患者データから、前記患者の識別子と関連付けられる疾患の種別を抽出するとともに、当該関連データにおいて前記医用画像の取得と関連付けて前記患者が受ける必要がある検査の種別を抽出する抽出ステップと、
    診療支援装置の判定部が、前記抽出ステップで抽出された検査を前記患者が実施済みか否かを判定する判定ステップと、
    診療支援装置の第1通知部が、前記判定ステップで前記患者が前記検査を実施していないと判定されると、前記依頼医に、前記患者は前記必要な検査が未実施である旨を通知する第1の通知ステップと、
    診療支援装置の登録部が、前記読影医から、前記患者の医用画像の読影の読影結果を受信すると、当該読影結果を前記患者データに登録する登録ステップと、
    診療支援装置の第2通知部が、前記患者データに前記読影結果が登録されると、前記依頼医に、新たな読影結果が登録された旨を通知する第2の通知ステップと
    を有する診療支援方法。
  8. 請求項7の方法をコンピュータに実行させる診療支援プログラム。
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